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【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! 2学期よ!」【百合】

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455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 20:15:40.72 ID:ffOL82ieO
補講
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/13(金) 07:18:20.09 ID:j8xccBLYO
最近は猛暑とか台風とかで慌ただしいけど>>1は無事かな……?
あと演劇描写に関してだけど、あまりにも手詰まりの場合は『これまでと同じダイジェスト方式+要所で演者の心境や観客の反応を挟む』みたいに補完するのもありだと思う。


・凜華やヒカリ登場時にざわめく観客
・上手く演技するものの内心恥ずかしいモミジやしっかりとそつなくこなすレナ
・デンの魔法によるメイクのクオリティの高さに驚く観客(+その反応からいつものようにネガティブになるデン)
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/25(水) 13:48:51.15 ID:L+SQ/rxA0
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/17(木) 18:07:25.02 ID:KAGGD2qA0
舗装
459 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/19(土) 20:11:19.19 ID:26wRBn45o
お久しぶりです
明日更新予定です

流石に期間が空きすぎたので、個人的にまとめた登場人物の特徴を貼っておきます(横長過ぎて見づらいかもです)
これでちょっとでも思い出してもらえれば幸いです

ほんとに期間空きすぎてすみませんでした…
https://i.imgur.com/JtXEU0U.png
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/19(土) 20:13:05.45 ID:DUgim9DsO
よく……よく帰ってきてくれた……こんなに嬉しいことは無いぞ……
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/19(土) 20:17:08.28 ID:l7bCQ1uGo
ワオオーーッ!!!
ウレシイ……ウレシイ……
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/19(土) 20:25:55.97 ID:ZEAnKxZCo
待ってました
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/20(日) 00:32:04.23 ID:w5MZRGfx0
mjk
464 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:11:08.07 ID:6Vom5OPho
翌日ーー


ウィン「クロエさーん」テコテコ


クロエ「あら、ウィンさんとナナさん。帰ったのね」


ナナ「はい。つい先程戻りました」


ウィン「で、時雨からクロエさんが話があるみたいだって聞いてやってきたんだけど……」


クロエ「ええ。ラピスさんもいた方がいいわね。あとローラも連れて……」


ナナ「なんの話ですか?」


ウィン「ドラゴンと戦わせてもらえるかもって話〜」


ナナ「ドラゴン……?」


ーーーーー

ーーー




クロエ「……よく食べるわね」


ラピス「人間のご飯は美味しいので」パクパク


ナナ(この人がドラゴン……)←ウィンから説明を受けた


ラピス「で、用事ですか?」


ローラ「えっと、お話は聞きました。人目につかない広い場所がいるんですよね」


ウィン「まさか見つかったの?」


ローラ「父に確認が取れました。スタジアム建設前の場所があるから、そこなら好きにしていいと。ただ手入れもしてないのでほぼ自然のままですが……」


ラピス「野生の魔獣はいないのですか?」


ローラ「土地の購入にあたって、魔獣除けの結界を張っているそうです。その分別の箇所を緑化して、生態系を崩すこともしてないと」


ラピス「素晴らしい配慮です。では場所は決まりですね」
465 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:11:36.56 ID:6Vom5OPho
ローラ「日程はどうしましょうか。可能なら早目にとは言われてますが……」


ラピス「すぐにでもいいですよ?」


ナナ「あ、待ってください。ウィンは少し疲れてるので、もう少しだけ日を空けてもらえると助かります」


クロエ「なら演劇のステージが終わった後でいいかしら。私も戦いを見てみたいし……」


ラピス「構いません。ローラさん、日程は大丈夫ですか?」


ローラ「はい。夏休み中くらいなら大丈夫ですので」


ラピス「では場所もスケジュールも大丈夫そうですね」


ウィン「う〜、わくわくしてきた〜!」


ーーーーー

ーーー

466 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:12:02.70 ID:6Vom5OPho
大会前日ーー


くるくま「準備はいいね。夏休みで生徒が少ないとは言え、学校に残っている生徒や先生に見てもらえる最後の機会だ。しっかりやろう」


はいっ


くるくま「じゃあ始めよう!」


ナレーション『これより、演劇部によるステージ『華麗なる怪盗』を行います』


ビーーーーーッ


パチパチパチパチ


クロエ(走り抜ける影。足音だけが響く)


タタタタタタッ


デュート『おっと!』タタッ


凜華(ステージの真ん中に現われる怪盗デュート。彼女が今回の主役)


ウェイン『追い詰めたぞ、怪盗デュート……。大人しくお縄についてもらおう!』


デュート『はいはい、降参ですよ警備隊長さん』


モミジ(ここで暗転……。ここからが本番……!)
467 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:12:33.11 ID:6Vom5OPho
モミジ(暗転が明けて、高い塔の最上階の牢屋にデュートが閉じ込められたシーンから始まる)


デュート『おっと、こんなところに先客がいたとはね』


アルク(←凜華)『新入りか。ようこそ、天空の牢屋へ』


ヒカリ(しかし、デュートは即席のロープで窓から脱出。アルクを仲間にして城内へと忍び込む)


フレイ『あなた……誰……?』


デュート『お、お姫様……!?』


クロエ(潜入の最中、お姫様フレイとデュートは出会ってしまう)


フレイ『そう……怪盗……』


デュート『ええ。あなたに私は捕まえられないし、人を呼んでも無駄です。私の仲間が既に人払いは済ませている』


フレイ『……ならちょうどいいわ。誰にも見つからない内に、私を盗み出して』


デュート『……は?』


レナ(思いがけずお姫様を連れ出すことになったデュートはアルクと合流し、そのままお城から飛び出す)
468 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:13:00.07 ID:6Vom5OPho
クロエ(追われて、逃げて、デュートはついに国から逃げ出すことに成功する)


デュート『なぜお姫様は逃げたがるのですか』


フレイ『お城は息が詰まるから……あんなところ、何も楽しくない』


デュート『……ではもういいでしょう。私達にも都合がある。ここらでお別れです』


アルク『えっ? 逃がすのかい?』


フレイ『……そうね。ご苦労だったわ、デュート、アルク。褒めて使わせます』


モミジ(三人は別れ、そのまま夜に……。お姫様はその晩火もつけられず、通りがかりの商人に助けを請う)


フレイ『助かったわ。このまま凍え死ぬかと……』


商人?『助かったのはこっちですよ。まさかこんないい身なりのいい女が転がり込んでくるとはね!』


フレイ『!! 誰か……!』


デュート『やっぱりお姫様一人では無理ですか。魔弾【シュート】!』


商人?『きゃああっ!!』


フレイ『デュート……デュートぉ!!』ギュッ

フレイ『怖かった……怖かったです……』


デュート『おっと……よしよし』
469 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:13:27.06 ID:6Vom5OPho
ヒカリ(デュートはフレイを説得し、お城に戻すことにする。しかし、お城は混乱の最中にあった)


アルク『どうやらお姫様の捜索隊派遣で城の人員が薄くなったところに、賊が入り込んだようですよ』


フレイ『……デュート、そしてアルク。もう少しだけあなた達の力を貸して。……城を、国を救います』


デュート『仰せのとおりに』


クロエ(ここからは一年も全員参加の大アクションシーン)


ヒカリ(デュートに吹き飛ばされたり、アルクに見惚れてみたり、お姫様に鍋で叩かれたり。……そしてやがて一行はお姫様の部屋に辿り着く)


デュート『さ、本当に私達の手助けはここまでです』


フレイ『ええ。私、もう少し周りに感謝して生きてみるわ』


デュート『それが賢明です』


フレイ『さよなら、デュート』


デュート『……さようなら、フレイ』


クロエ(かつて実在したという大怪盗デュート。その舞台は静かに終わった)

クロエ(ゆっくりと拍手が広がってーー)

クロエ(気持ちのいい充足感が体を駆け抜けていった)


ーーーーー

ーーー

470 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:13:53.69 ID:6Vom5OPho
生徒1「凜華さん! かっこよかったです!」


凜華「ありがとう、嬉しいよ」ニコッ


きゃーっ!


ーーーーー


楓「すごいな、これ。どうなってるんだ?」


レナ「魔法で顔を変えてるのよ。デンの魔法でね」


楓「あー、あたしもたまに胸大きくしてもらってるよ。そんな感じ?」


レナ「胸と同レベルとは思いたくないけど……そんな感じかしらね」


嵐(たまにどころか結構な頻度の癖に……)


ーーーーー


ウィン「アクションシーン良かったよ〜、みんなかっこよかったね」


ナナ「ですね。デュートさんがお姫様を守りながら戦うシーン、キュンときちゃいました」


クロエ「結構評判いいわね……やられ役冥利につきる、かしら?」


ヒカリ「ちゃんと主役がかっこよく見えてるなら成功なんじゃないかな」


クロエ「それもそうね」


ーーーーー
471 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:14:19.93 ID:6Vom5OPho
樹「驚いたわ……こんな魔法の使い道があったなんて」


くるくま「レナくんの発案なんですよ。デン・ハザードの魔法なら大丈夫だと太鼓判でした」


樹「デン・ハザード……相当な魔法使いよね。トーナメントのときもそうだったけど、すごい魔力だわ」


くるくま「ええ。できることならうちの部に在席してメイク係になってほしいくらいです」


物陰ーー


デン「何かがおかしい……校長先生まで褒めるなんて盛大なドッキリとしか考えられない。恥をかく前に死にたい」


レナ「……」ドヤ


デン「なんでそっちがドヤ顔……」


ーーーーー

ーーー




くるくま「1年生、初めての舞台はどうだった?」


モミジ「き、緊張しました……」


凜華「練習とは全然違いました」


レナ「でも……」


クロエ「でも楽しかったわ」


レナ「私のセリフ!」


くるくま「ふふっ……みんなも応援してくれてる。明日も頑張ろう!」


はいっ!!


ーーーーー

ーーー

472 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:14:52.53 ID:6Vom5OPho
自室ーー


クロエ「ヒカリ、最後のアクションシーンの動きを確認しない?」


ヒカリ「うん、いいよ。ボクも確認したかったし」


クロエ「ヒカリは凜華と一対一で戦うシーンがあるものね。その辺確認しましょうか」


ヒカリ「お願いするよ」


クロエ「アルクに扮した凜華が走り抜けようとして……」テクテク


ヒカリ「ステージの真ん中を切ったところでボクが飛び出す」タタッ


クロエ「アルクが数歩後ずさって、向かい合って立ち会う」サササッ


ヒカリ「『賊の仲間か。撃ち倒してくれる!』」バッ


クロエ「で、アクションシーン。避けて……」ヒョイ

クロエ「逆手でシュート」ブンッ


ヒカリ「下がって避けて……」スッ


クロエ「追いかけてシュート」テクテクブンッ


ヒカリ「シールドで弾いて、煙幕の中からシュート」ブンッ


クロエ「バク転で避けて……バク転できないから歩くわね」ササッ

クロエ「で、しゃがんだ状態でシュート」


ヒカリ「『くっ!』……で、杖を弾き飛ばされて」


クロエ「『悪いけど、先を急ぐから失礼するよ!』……アルクは杖を折って逃げる……と」


ヒカリ「こんな感じかな」


クロエ「美系二人のアクションシーンだからね、ちゃんと上手くやるのよ」


ヒカリ「はは、善処するよ」


ーーーーー

ーーー

473 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:15:19.29 ID:6Vom5OPho
クロエ「さてと……マッサージしてあげる。明日に疲れ残しちゃいけないしね」


ヒカリ「お、お願いするよ……」ドキドキ


ぐっ


ヒカリ「んっ……!」


ぐいっ ぐいっ


ヒカリ「はぁっ……あっ……!」


ぎゅーーー……っ


ヒカリ「んんんんっ……!」ピクンッ


クロエ「はい、こんなもんかしらね」パンパン


ヒカリ「ど、どうも……」

ヒカリ「じゃあ、お礼。ボクもマッサージしてあげるよ」


クロエ「お願いするわ」コロン


ヒカリ「よっ……」


ぎゅっ ぎゅっ


クロエ「あー、気持ちいいわ……」


ぐりぐり


ぐいーっ


ヒカリ「どう……かな」


クロエ「うん、楽になったわ。よく寝れそう」


ヒカリ「良かった。じゃあ寝よっか?」


クロエ「ええ。おやすみなさい」


ヒカリ「おやすみ、クロエ」


ーーーーー

ーーー

474 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:15:58.44 ID:6Vom5OPho
クロエ「……」


ヒカリ「……」


クロエヒカリ(ね、寝れない……)


クロエ「ヒカリ……?」ボソッ


ヒカリ「な、なに?」


クロエ「あ、起きてた」


ヒカリ「クロエも寝れない?」


クロエ「ええ。緊張してるのかしらね……」


ヒカリ「外出てみよっか。リラックスできるかも」


クロエ「そうするわ……」ムクッ


ーーーーー


モミジ「あ……二人とも」


クロエ「モミジも寝れなかったの?」


モミジ「うん。あ、二人もロビーに来てみて」


ヒカリ「? うん……」


ロビーーー


凜華「あ」


レナ「集合しちゃったわね」


クロエ「みんな……」


モミジ「お部屋にあったミルク温めてきたんだ。水筒に入れてきたからみんなで飲もうよ」


ヒカリ「ありがたいな。これで眠れるかも」


レナ「いただくわ。ありがとね」


モミジ「えへへ……」
475 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:16:25.94 ID:6Vom5OPho
クロエ「やっぱりみんなも緊張で寝れない?」


レナ「そうね……緊張してないって言ったら嘘になるわ」


凜華「私もだよ。ちゃんとアルクをやれるか不安で……」


ヒカリ「大丈夫。今日の演技も上手くいってた。殺陣のシーンならボクもサポートするし、凜華さんならいけるよ」


モミジ「わ、私もほとんど裏方だけど、頑張るから……!」


レナ「気負いすぎない方がいいわよ。リラックスして、真剣に臨めば上手くいくわ」


クロエ「そうそう。大きい大会は初めてなんだから、精一杯やるだけよ」


レナ「自分に言い聞かせてる?」


クロエ「うっ……まあ半分くらいは」


凜華「ふふ……そうだね。みんなありがとう」


モミジ「ふあ……」クシクシ


凜華「そろそろ寝ようか。今なら落ち着いて眠れそうだ」


クロエ「そうね。じゃあ明日、頑張りましょう」


おーっ


ーーーーー

ーーー

476 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:16:51.69 ID:6Vom5OPho
翌日、会場ーー


クロエ「……」キョロキョロ


がやがや がやがや


クロエ「人多いわねえ……」


レナ「これでも参加校はかなり絞られてるはずよ。全国の学校集めてたら一日じゃ終わらないし」


くるくま「他の学校よりまず自分たちだ。さ、準備しよう!」


はいっ!


ーーーーー


???「ぐるる…………」


ーーーーー


審査員『ーー学校の皆さんありがとうございました。1時間のセットタイムの後はリリウム魔法学校の発表となります』


くるくま「ステージ上は最初の配置に。舞台装置も動かしやすいよう脇に備えてくれ。裏方の子は控室で台本の確認。さあ時間がないぞ!」パンパン


ばたばた ばたばた


ーーーーー

ーーー

477 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:17:18.77 ID:6Vom5OPho
ーーギイン! ゴウッ!


くるくま(よし、ここまではいいぞ。アクションシーンも昨日より上手くいってる……!)


近衛兵(←ヒカリ)『賊の仲間か! 撃ち倒してくれる!』


???「ぐるる……」


アルク『な……』ザザッ

アルク(真っ黒い……獣? まさかあれは……)


クロエ(闇の魔物!? そんな、ステージに出てくるなんて……)


ヒカリ(こうなったら……)チラッ


凜華(ああ……!)コクン


近衛兵『や……やれ! 魔獣よ!』バッ


???「ぐあう!!」


アルク『氷弾【アイスボール】!』ギッ


???「ぎゃうん!」ドサッ

???「ぐるあああ!!」バッ


アルク『もう遅い……冷塵魔法【アイスフィールド】!』キンッ


???「……」カチンコチン


近衛兵『くっ……足が……!』ガチガチ


アルク『悪いけど、先を急ぐから失礼するよ!』タッ


くるくま(よし暗転! 今の内に闇の魔物を舞台袖に!)


ヒカリ(はい!)サササッ


ーーーーー

ーーー

478 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:17:48.08 ID:6Vom5OPho
ビーーーーーーーッ


審査員『マホリオ魔法学校の皆さんありがとうございました。1時間のセットタイムの後はーー』


くるくま「皆、お疲れ様。審査終了まで時間があるから、それまでは各自自由行動だ。他の学校の生徒に迷惑だけはかけないよう、好きに過ごしてくれ」

くるくま「あ……凜華くんとヒカリくんは来てくれるかな。皆は一旦解散だ」


凜華「はい」


ヒカリ「はい」


クロエ「……」ササッ


ーーーーー


くるくま「君たちの戦闘シーンに出てきた魔獣は……」


ヒカリ「多分、クロエの……」


凜華「闇の試練、というやつかと」


くるくま「やはりそうか……。学校内は結界があるから失念していたよ」

くるくま「でも、よくやってくれたね二人とも。シーンの大筋を壊すことなく進めてくれて、舞台袖で魔獣の対処もしてくれた」


ヒカリ「いえ、できるだけのことをしたまでですから」


くるくま「いや、助かったよ。それだけ聞きたかったんだ。二人も時間まで好きにしてくれ」


ヒカリ「はい。失礼します」ペコリ
479 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 17:18:14.63 ID:6Vom5OPho
クロエ「くるくまさん……」オズオズ


くるくま「お、クロエくん。お疲れ様」


クロエ「さっきの舞台、私のせいで魔獣が……」


くるくま「大したことないよ。審査員に変な印象も持たれてないしね」

くるくま「それより、クロエくんもいい演技だった。よくやったね」


クロエ「え、ええ……」


くるくま「ほらほら、せっかくの自由時間なんだから他の舞台見るんでもいいし、他の部員と話しててもいいんだから」グイグイ

くるくま「君は愛されてる。部員みんな君のことを迷惑だなんて思わないよ」ボソッ


クロエ「え……」


くるくま「ほら行った。こっちもアルトと落ち合う用事があるんだから」


クロエ「ええ。し、失礼したわね」

クロエ(……ありがとう、くるくまさん)


自由時間ができました
何をして過ごしますか?
1.他の学校の演劇を鑑賞(カサブランカ魔法学校の舞台を見に行きます。誰かと見ることも可能)
2.誰かと談話(誰と何を話すかも指定。人数制限なし)
3.その他(自由安価)
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/20(日) 17:21:46.01 ID:GMFm+zsU0
1ローラ
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/20(日) 17:24:26.88 ID:Ni88aHhDO
演劇部メンバー限定かな?1モミジ
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/20(日) 18:52:17.17 ID:j6oCE6QPO
犯意無いけど↓1(=>>480)ってことで大丈夫かな?
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/20(日) 18:52:57.56 ID:j6oCE6QPO
範囲だわ
484 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/20(日) 23:00:14.25 ID:vZCK3vJPo
>>482
あああそうです
久しぶりすぎて安価の投げ方も忘れてしまったようで…

続きはまた明日投下します
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/21(月) 00:59:56.96 ID:tuwtvGQwO
おつおつー
あと関係ないけど>>478で「マホリオ魔法学校」になってるね
486 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/21(月) 21:12:17.93 ID:AVUnehxao
>>485
ミスです
正しくはリリウム魔法学校です
お恥ずかしい…
487 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/21(月) 21:13:03.46 ID:AVUnehxao
クロエ「ローラ」


ローラ「クロエちゃん、どうかした?」


クロエ「せっかく来たんだから、他の学校の発表でも一緒に見に行かない?」

クロエ「あ、私達の学校のだけ見て帰るつもりだったなら止めないわ」


ローラ「助っ人同好会は今日一日お休みだし、見ていこうかな」


クロエ「そう? じゃあ……あ、カサブランカが次にやるみたい。見に行きましょうか」


ローラ「うん!」


ーーーーー


ビーーーーーーーッ


クロエ(舞台は豪華絢爛な一室。そこに佇むお姫様が一人)


フロウ(←舞)『……』


コンコンっ


リエル『失礼します、お嬢様』ペコリ


フロウ『リエル……』


ローラ(お姫様フロウと、使用人のリエル。少しの語らいの後、リエルは部屋を後にする)


クロエ(その後も、部屋に様々な人が訪ねてくる。母、兵士、市民……。会話の中でゆっくりとお姫様と国の置かれた状況が明かされていく)
488 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/21(月) 21:13:31.08 ID:AVUnehxao
兵士『敵はもうすぐそこです。このまま籠城していても仕方ありません』


母『なりませんよ、フロウ。あなたはこの国の姫なのですから。練習で一番腕が立つといっても所詮は練習。戦場なんかに行かせはしませんからね』


ローラ(その後も部屋への訪問は続いた。そして、お姫様も確実に変わっていった)


リエル『お嬢様、お呼びですか?』


フロウ『こっちに来て』ポンポン


リエル『はい』


フロウ『敵がすぐそこまで来ているらしいわ。知ってた?』


リエル『はい。城内はその話で持ちきりですから』


フロウ『……』ギュッ


リエル『お嬢様?』


フロウ『好きよ、リエル。愛してる』


リエル『……私もです、お嬢様』


フロウ『うん、ありがとう……。それだけ。持ち場に戻っていいよ』


リエル『……失礼します』パタン


フロウ『大好きだから……守るんだ。リエルも、この国も』


クロエ(そして、お姫様は戦場に出て、討たれて……。リエルがその亡骸を抱いて、幕が降りた)


ビーーーーーーーッ


ーーーーーー
489 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/21(月) 21:14:03.28 ID:AVUnehxao
ローラ「す、凄かったね……」


クロエ「ええ……。ほぼ一つの場面だけで心情の変化をあそこまで繊細に表現するなんて……」


審査員『カサブランカ魔法学校の皆さんありがとうございました。1時間の協議の後は表彰となります。全参加者は時間までに大ホールの観客席に着席してください』


クロエ「いよいよ表彰ね……。うちはどうかしら」


ローラ「ドキドキするねえ」


ーーーーー

ーーー




1時間後ーー


審査員『皆様、お疲れ様でした。これより表彰に移ります。先立って、特別審査員よりご挨拶いただきます』


真凛『皆さんこんにちは、水津真凛です』


ざわっ


真凛『特別審査員ということで皆さんの舞台を見させていただきました。どの学校も素晴らしい演技で、私も一緒に舞台に立ちたいなーって思ったり』


クロエ「ちょっと、あれお母さんじゃないの?」コショコショ


凜華「審査員やりに来てたなんて知らないよ……!」


真凛『ま、挨拶はそこそこに表彰に移りましょうか。甲乙つけがたかったんですが……そこは大会ですからね。では、優秀賞3校から発表していきます』


リリウム演劇部の結果
コンマ↓1〜3の合計
0〜100  選外
101〜150 優秀賞
151〜250 特別賞
251〜300 最優秀賞
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 21:17:10.56 ID:ueZPj5T+0
百合百合
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 21:18:57.17 ID:rlKXhKUu0
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 21:19:20.17 ID:0iLCmjGDO
はい
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 21:39:02.65 ID:RzPwK2sSO
残念……だけどマホリオと同じでまだ一年目、努力のきっかけになってくれたと考えれば
494 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/21(月) 22:42:59.70 ID:AVUnehxao
真凛『優秀賞、特別賞は以上です。……最後に最優秀賞を発表します』

真凛『最優秀賞は……カサブランカ魔法学校演劇部。演目は「亡国姫の最期」です』


くるくま「…………」


真凛『本当に、皆さん良い舞台でした。どの学校も非常に良い演技で……願わくばこの経験を糧に、さらに成長してほしいと思っています。……表彰は以上です』ペコリ


審査員『賞状と盾の贈呈を行います。受賞校代表の方は登壇をお願いします』


ーーーーー

ーーー




くるくま「皆、今日までありがとう。入選はできなかったけど……でも、今までで最高の舞台ができたと思ってる。皆と演じられて本当に嬉しかったよ」


クロエ「私の……」


くるくま「クロエくん、それ以上は言わなくていい。さっきも言ったが、魔獣の介入はなんの問題にもなってないんだ」

くるくま「……私達3年はもう舞台には立たない。次の舞台を創り上げるのは君たちだ。これからは一観客として、君たちの舞台を楽しみにさせてもらうよ」

くるくま「それじゃあ、学校に戻ろう」


はいっ!!
495 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/21(月) 22:43:57.15 ID:AVUnehxao
学校、部室ーー


くるくま「終わったんだな……」


アルト「くるくま……」


くるくま「アルト。どうかしたの?」


アルト「お、落ち込んでないかなって……」


くるくま「うーん……そうでもないなあ」

くるくま「そもそも、あの会場に入れるのが全国でも一握りの学校だけだからね。評価はされてたんだって思うよ」


アルト「そか」


くるくま「それにさ、実はこれからがすごく楽しみなんだよね」


アルト「これから?」


くるくま「一年生に、あの水津真凛の娘、凜華くんがいる。まだまだ技術は荒削りだけど、演技に真面目なレナくんがいる。天性の役者のモミジくんとヒカリくんがいる」

くるくま「ただまあ……実は一番気にしてるのはクロエくんなんだけどね」


アルト「クロエさん?」


くるくま「彼女には人を惹き付けるカリスマというのかな、そういうのを感じるんだ」


アルト「ああ……部活勧誘の時のこと覚えててくれたの嬉しかったもん」


くるくま「そう、人に愛される天才。彼女はしれっと人がされて嬉しいことをするもんだから、演劇部の中でも人気でね」


アルト「へええ……」
496 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/21(月) 22:44:32.46 ID:AVUnehxao
くるくま「2、3年生からは凜華くんやヒカリくんが人気だけど、1年生の中ではクロエくんが中心になることがすごく多いし……」


アルト「確かに。あんまり一人でいるところ見ないかも」


くるくま「うん。だから彼女のこれからにはすごく期待してる。一枚岩になった演劇部が見られるかもしれない、ってね」


アルト「ふふっ……」


くるくま「?」


アルト「くるくま、本当に楽しそう。いい後輩を持ったね」


くるくま「そうだね。本当にありがたいことだ」


アルト「……ねえ、演劇部の話もっと聞かせてもらってもいい?」


くるくま「もちろん!」


ーーーーー

ーーー

497 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/21(月) 22:44:58.89 ID:AVUnehxao
翌日ーー


くるくま「おはよう、皆。今日はミーティングだけだ。そしてこれからは本当に1、2年生だけになる」

くるくま「ミーティングの内容は……新部長決めだ」


ざわざわ


クロエ「新部長……」


演劇部新部長のプロフィールを作っていきます

テンプレート↓
【名前】
【容姿】
【性格】
【得意魔法】
【備考】演劇部新部長。

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 23:00:06.64 ID:Unfk0W1nO
【名前】ステラ=ファーシル
【容姿】茶の癖っ毛にメガネ。いつも眠そうでやる気の無さげなジト目をしている。
【性格】非常にめんどくさがりやなダウナー系。しかし一度スイッチが入ると誰よりも熱意を沸かせる二面性も。
【得意魔法】閃光魔法。攻撃能力は無いが出力調整で舞台照明や目眩ましに使える。
【備考】演劇部新部長。二年生でウィン達と同学年。
普段はめんどくさがりだが役者として稽古したり舞台に立ったりするとやる気スイッチが入り熱演を見せる。
その舞台にかける情熱からくるくまから部長に推薦された。
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/21(月) 23:21:45.78 ID:HVKa0udpO
【名前】西條 澄夏(さいじょう すみか)
【容姿】オレンジのツインテールのロリっ娘。ツインテールはやたら長く、背丈と同じぐらいある。
【性格】背伸びしたがる性格で子供のように扱われることを嫌うが、そのせいかむしろ子供っぽく見える。
【得意魔法】物体(自分以外の生物除く)の硬度を自在に変えることが出来る。一度に使える対象は一つまで。
【備考】演劇部新部長。背伸びしたがる性格から部長に立候補し、何だかんだで熱意を買われ部長に抜擢された。
演劇部ではマスコット扱いされており、クロエ達含む下級生からも『すみちゃん』と呼ばれている。部長になってからはその度に『すみちゃんじゃなくてぶちょーって呼びなさい!』と否定するが一向に直してもらえない。
容姿のせいか幼女系ヒロイン役がよく回される。
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 00:01:12.71 ID:Q7JfvtCUO
【名前】早水 百合江(はやみ ゆりえ)
【容姿】黒髪ロングヘアー。背は高めで中々の巨乳。
【性格】おっとりした礼儀正しい性格のお嬢様。語尾がデフォで『ですわ』
【得意魔法】投影魔法。映像をプロジェクターのように空間に投影することが出来るが、自身のイメージしたものを直接映すことも出来る。
【備考】演劇部新部長。ローラほどではないが(そもそもローラが規格外すぎる)名家のお嬢様。
名は体を表すのか、女性同士の恋愛を見ることを好む百合っ娘。
彼女の魔法がプロット作りに役立つことや(百合作品への)凄まじい情熱から部長へと推薦された。
501 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/22(火) 00:25:49.33 ID:CQ1liKeXo
1.ステラ
2.澄夏
3.百合江

↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に150を超えたキャラが新部長となります
本日中に誰も150に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新部長となります
自分の作成したキャラには投票できません
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 00:26:54.70 ID:v9FIkpWb0
3
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 00:27:45.55 ID:HTAnTop6O
2
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/22(火) 00:27:50.95 ID:XuMJz3Mfo
2で
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 00:28:09.54 ID:oJcZZXbPO
3
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 00:28:49.96 ID:KmEGzAEeO
1
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 00:30:01.48 ID:dgNkFKMz0
3
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 00:30:35.24 ID:SlFQd7QDO
3
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 00:32:15.67 ID:tZlH9w8hO
2がピッタリ150で決まったか
510 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/22(火) 06:23:47.16 ID:CQ1liKeXo
150ピッタリって想像していなかったんですが、言葉の意味的には「超える」はその数値を含まないそうです(つまり151以上が該当するみたいです。さっき調べました)

ただその時点でアナウンスをしなかったのもあり、3の百合江にも票が多く集まっているのも事実です

よって、↓から決戦投票を行いたいと思います

1.澄夏
2.百合江
の二人に投票をお願いします
コンマの合計が先に100以上になったキャラを新部長とします
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 07:00:37.11 ID:SlFQd7QDO
2
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 07:11:30.72 ID:y/YCa6oy0
2
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 07:17:20.50 ID:MgQ8vfyu0
2
514 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/22(火) 08:16:57.10 ID:CQ1liKeXo
新部長は早水百合江に決まりました
設定は>>500を参照
515 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/22(火) 18:11:47.34 ID:yOAcz8ajo
ーーーーー

ーーー




くるくま「……というわけで、協議の結果が出た」

くるくま「早水百合江くん、君が次の部長だ」


百合江「はい! 誠心誠意当たらせてもらいますわ!」


くるくま「これからは百合江くんを中心に部活に励むこと。じゃあバトンタッチだ」


百合江「皆様これから一年間よろしくお願いいたしますわ」ペコリ

百合江「堅苦しい挨拶も不要でしょう。今日はこのミーティングだけで終了ですので、皆様ごゆっくりお休みください。では解散ですわ」


お疲れ様でした!


くるくま「じゃあ部長の仕事の引き継ぎをするから、百合江くんはこっちに」


百合江「はい」


部長が交代し、3年生が引退しました。


現在の目標
・夏休みを過ごす

安価↓〜↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください

8/10回目の行動です
8回目の行動終了時点でウィンvsラピス戦へと移行します
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 18:18:41.78 ID:OYgUn8DPO
リリウムの演劇部敗退に関して、自分の魔法のメイクのせいと普段以上にネガティブなデン。
見かねたレナが、負けたことによる自分のむしゃくしゃ発散も兼ねて連れ回して元気付ける。
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 18:21:20.50 ID:4ZPwAfF5O
食堂で恍惚とした百合江に遭遇。
何事かと思ったら、どうやらティア&アルシェの仲良し組や楓&嵐のツンデレ組など様々な組み合わせを見て悶えていたらしい。
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 18:25:50.88 ID:otew9dXLO
演劇部一年女子、猛特訓の巻。
あえて普段やらないような役を練習してみることで何か新たな可能性などを掴めないかチャレンジ。
(例:凜華やヒカリがか弱いヒロイン役を演じてみるなど)
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 19:07:02.44 ID:FIaZYVUA0
部屋に遊びに来たローラに新しい演劇部部長の話をすると家の関係で百合江と会ったことがあるらしい。どんな人なの?と聞くと、以前仲の良い幼馴染みの話をしたらすごく食いつきクロエについて詳しく聞かれたと思い出すローラ
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 19:26:14.85 ID:v9FIkpWb0
演劇中の魔物乱入を気にするクロエ、今後の影響も考えて対策を練り直すことを考えるが闇についての情報が足りない。
そこで旅行中に拾った古代の魔導書に闇魔法のことが書かれていたことを思い出し、早速解読に取り掛かる。
521 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:50:42.92 ID:6ZdLg0ojo
食堂ーー


うふふ…… うふふふふふ……


クロエ「百合江さん?」


百合江「うふふ……あら、クロエさん」


クロエ「ずいぶん機嫌いいけど……引き継ぎは終わったの?」


百合江「ええ。部長会議がいつだとか、今後のスケジュールだとかを聞いただけでしたし。機嫌がいいのは……うふふ、あれですわ」


クロエ「?」


ティア「……」アーン


アルシェ「あむっ」


クロエ「ティアがアルシェにおやつあげてるだけじゃない」


百合江「あの距離感……たまりませんわぁ」


クロエ「???」


百合江「あとあっちも……」


嵐「楓、これ食べとけ」


楓「えー、おやつにサラダって……」


嵐「いいから! 体にいいんだからほら!」


クロエ「また喧嘩してる……」


百合江「じゅるっ……おっとよだれが……」フキフキ


クロエ「?????」


百合江「まあ……仲の良い二人を見て癒やされていたわけですわ。お気になさらず」
522 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:51:12.19 ID:6ZdLg0ojo
百合江「それより、食堂にいらっしゃったということは何か食事でもしに来たのでは?」


クロエ「そうだった、部屋にローラが来てたからおやつを拝借しに来たんだったわ」


百合江「幼馴染百合ごちそうさまですわ」ボソッ


クロエ「それじゃあ失礼するわね」


百合江「はい」ニコニコ


自室ーー


クロエ「はい、ローラ。飲み物も持ってきたわ」コトッ


ローラ「わ、ありがとー」


クロエ「もうちょっとで夏休みも終わるわねえ」


ローラ「うん。すごく充実してたよ」


クロエ「でも、ウィンさん達の戦いも見届けないとだし……まだまだ落ち着けそうにないわね」


ローラ「あ、場所の確保は大丈夫だったよ。人払いもしてるから好きなだけどうぞって」


クロエ「じゃあ安心して暴れてもらえるわね」
523 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:51:39.70 ID:6ZdLg0ojo
クロエ「そうそう、助っ人同好会って引退とかあるのかしら?」


ローラ「んーと……先輩達は自分たちで仕事の量を調整してるから、厳密には引退とは言わないかも。ゆっくりフェードアウトしてく感じかなあ」


クロエ「なるほどねえ……」


ローラ「演劇部は大会が終わったから……」


クロエ「ええ、世代交代よ。次の部長は早水百合江さん……って言っても分からないかしら」


ローラ「……会ったことある……かも」


クロエ「意外な接点ね……どこで知り合ったの?」


ローラ「昔立食パーティーに行ったとき、年が近いからって一緒にお話ししてたの。早水さんって芸術家の名家で、それでお呼ばれしてたみたい」


クロエ「ふうん……」


ローラ「百合江さんはお話を読んだり書いたりするのが得意だって聞いたよ。幼馴染がいるって言ったらすごい興味持たれてね、たくさんクロエちゃんのこともお話ししたんだよ」


クロエ「……」


百合江『たまりませんわぁ』


クロエ「なんか想像できるわ……」
524 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:52:09.47 ID:6ZdLg0ojo
ローラ「……今聞いていいことか分からないんだけど、闇の試練の方はどうかな? なにか進展はあった?」


クロエ「昨日の舞台で真っ黒い魔獣がステージに上がったの覚えてるかしら」


ローラ「えっと……うん。確か最後の方のアクションシーンだったよね? 学内発表では見なかったけど……」


クロエ「あの魔獣は演劇部の演出じゃなくて……私に引き寄せられた闇の魔獣だと思うわ」


ローラ「そっか……」


クロエ「またいつあれが来るか分からないし……結界のある学校の敷地内にいるのが安全かしらね」


ローラ「あ、あの本は?」


クロエ「……忘れてたわ」ゴソゴソ

クロエ「あったあった。確か私の魔力を注ぎ込めば解読できるかもしれないのよね」


ローラ「うん。毎日ちょっとずつでもやってみたらいいかも」


クロエ「じゃあ早速……」キイイ…
525 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:52:36.20 ID:6ZdLg0ojo
闇は人の心を拠り所として、大きく暗く成長していく。

闇に……
526 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:53:14.06 ID:6ZdLg0ojo
クロエ「……読めた」


ローラ「ほんと!? なんて書いてあったの?」


クロエ「『闇は人の心を拠り所として、大きく暗く成長していく』……とりあえずはそれだけ。続きもあるみたいだったけどそれ以上は……」

クロエ「……余計な恐怖心を感じたり、悪夢にうなされたりっていうのはそういうことだったのね」フム


ローラ「成長していくってことは……まだ……」


クロエ「ええ。多分まだ酷くなるんでしょうね」


ローラ「…………」


クロエ「ローラがそんな悲しい顔しないの。今までだって皆のおかげでなんとかなってきたんだから、これからも頼らせてよ?」


ローラ「あ、う、うんっ! 頑張るよ!」フンス


クロエ(ほんと……ヒカリがいなきゃ悪夢に落ち込みっぱなしだったかもしれないし、ラピスさんがいなきゃ魔法も撃てないままだったかも。演劇部の皆も心配してくれてるし、今だってローラがいなかったら本のことを忘れてたかも……)

クロエ「いい友達に恵まれてるわねえ……」シミジミ
527 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:53:44.93 ID:6ZdLg0ojo
ー幕間
  レナとデンのデート風景ー


デン「はあ……」


レナ「あ、いた」


デン「はああああ……」


レナ「デン。ちょっと来なさい」


デン「んあ、レナさん……?」


レナ「過去最高の落ち込みようね……立てる?」


デン「だって、私の魔法がしょぼかったから演劇部が……」


レナ「『メイクだけで結果は左右されない』……違う。『演劇部員じゃないんだから気にしない』……違う」ブツブツ

レナ「あーもー! 言葉で慰めるとか無理よ! 私もむしゃくしゃしてるから付き合いなさい!」グイッ


デン「え、えっ? どこ行くの……」


レナ「いいから!」


ーーーーー

ーーー

528 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:54:12.04 ID:6ZdLg0ojo
喫茶店ーー


デン「これは……」


レナ「ケーキよ。嫌なことは甘いもの食べて発散するのが一番」パクッ


デン「…………」


レナ「……甘いの嫌いだったかしら?」


デン「そうじゃないけど……」


レナ「けど?」


デン「レナさんが私に優しくする理由が分からなくて……」


レナ「……さあね」パクッ

レナ「ほら、いいから食べなさい。口開けて」


デン「あむっ……。あ、美味しい……」


ーーーーー

ーーー

529 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:54:39.36 ID:6ZdLg0ojo
部室ーー 


クロエ「さ、心機一転頑張るわよー!」


モミジ「お、おー!」


凜華「今日は普段やらない役をやるのはどうだろう。演技の幅も増えると思うよ」


クロエ「面白そうね……。レナが陽気な役をやったり?」


レナ「ならあなたは大人しい役かしら」


ヒカリ「モミジさんは強気なリーダー役で……」


モミジ「凜華さんやヒカリさんは気弱な女の子……とか?」


凜華「そうそう。それで即興劇を回してみよう。きっと勉強になると思うよ」


ーーーーー


百合江「ふむふむ……ヘタレイケメン、低身長強気っ子……そういう解釈の仕方もありですのね……」メモメモ


ーーーーー


新たな練習を始めました。
530 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:55:16.07 ID:6ZdLg0ojo
スタジアム建設予定地ーー


ウィン「お〜……ここ全部使っていいの?」キョロキョロ


ローラ「はい。それなりの広さはあるはずですから、どうぞご自由に。人から見られる場所でもないですし、安心して戦ってください」

ローラ(深夜の外出だけどウィンさんとラピスさんがついてくるって言ったら「ならいいか」の一言で校長先生から許可が出るなんて……。この二人本当に規格外だなあ……)


ラピス「いやー、どうなりますかねえ♪」


ナナ「私達は一箇所に固まってシールドを張ってますから、そこもご心配なく」


クリア「きゅー♪」


時雨「どらごん……本当に存在するんだな……」


クロエ「時雨さんもごめんなさいね。いつ闇の魔獣が来るか分からないからってボディーガードみたいなこと頼んじゃって……」


時雨「いや、構わん。私の力を買ってくれたというのは純粋に嬉しいしな」


ウィン「ねー、始めていーいー?」フオン


クロエ「ええ。好きなタイミングでどうぞ」


ラピス「では……」ゴゴゴゴゴ…


ナナ「わわ、ほんとに変身してます……」


ラピス「ふう……」バサアッ

ラピス「いきますよ」


ウィン「ーーっ」スウッ
531 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:55:44.67 ID:6ZdLg0ojo
ゴウッ!!!


ナナ「し、防御魔法【シールド】!」ギイッ


ウィン「ボクのシュートが相殺されるんだ……」


ローラ「い、今撃ってたの?」


ラピス「驚いたのはこちらです。あのスピードに付いてきて、しかも同威力の魔法を放つなんて……」


ウィン「面白い……!」
ラピス「面白いですねえ」


ギュン!


ウィン「魔弾【シュート】」ゴウッ


ラピス「見えてますよ!」バサアッ

ラピス「スゥ……ガアアアアアアア!!」


ビリビリビリ……ッ


ローラ「ひいい……っ! ドラゴンの咆哮……!」カタカタ


ラピス「グアウ!」キンッ!


ウィン「!!」ギュン!


時雨「……今撃つ前に避けたな。強者故の直感とでも言うのか……」


カッ! ゴウッ! キュン、ギュンッ!


ラピス「ふふふ……いいですよウィンさん……こんなにのびのびと戦えるのは初めてかもしれません」


ウィン「こっちこそ。こんなに魔法を撃つのは初めて」
532 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:56:13.93 ID:6ZdLg0ojo
ウィン「そろそろ終わらせる」ユラ…

ウィン「時間魔法【クロック】」


ラピス「ッ!」ゾクッ!


時雨「懐に入った!」


ウィン「魔弾【シュート】」ボシュッ!


ラピス「ガアアアアアアアアアアアアアッ!!」ゴウッッ!


ウィン「ぐっ!?」ミシッ


クロエ「あれに反応して……尻尾で叩き落とした……!?」


ナナ「ウィン!!」ダッ


ウィン「いつつ……」ムクリ


ナナ「ウィン! ウィン!! 大丈夫ですか!」ギューッ


ウィン「あー、うん……なんとか〜」


ばさっ ばさっ


ラピス「す、すみません! つい……!」

ラピス「まさかあんなにお強いとは……最後やられるかと思って割と本気で叩いてしまって……」


ウィン「さすがにドラゴンは不意打ちでも駄目でしたか〜」
533 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/24(木) 16:56:41.31 ID:6ZdLg0ojo
クロエ「ウィンさん大丈夫?」タタッ


ローラ「すごい勢いで落ちていきましたけど……」


ウィン「無事だよ〜」


クロエ「満足したかしら」


ウィン「うん、楽しかった〜」ノビー

ウィン「ラピスさん、ボクのわがままに付き合ってもらってありがとうございました」ペコリ


ラピス「いえいえ、こちらこそ楽しませてもらいました。ありがとうございます」シュウウウ…


ローラ「あ、人間の姿に……」


ラピス「……ふう。では学校の方に戻りましょうか」


クリア「きゅー!」

クリア『ママ強い! かっこいい!』


ラピス「ふふ、でしょう?」ドヤ


クロエ(すごい戦いを見せてもらったわね……)


現在の目標
・夏休みを過ごす

安価↓〜↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください

9/10回目の行動です
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/24(木) 17:13:23.57 ID:yooqIuc90
ラピス・ウィンの単機戦闘力に中てられて魔法の特訓を開始

ただしレベルアップは簡単ではない模様
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 17:21:26.25 ID:2SJhzCvIO
イオが爆発魔法をどうにか制御出来ないか悩んでいたので友人として相談に乗る
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/24(木) 17:23:36.55 ID:4jq5nis6O
ヒカリがクロエのことだけ呼び捨てで呼んでいることに案の定百合江が食いついてきた
ふと以前致してしまったことをそれぞれ思い出して二人とも変に意識してしまう
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 18:20:54.60 ID:nbkdgYauO
アルシェが漫画を読んでいたらキスシーンを目撃。しかしこれまで受けてきた教育の影響で何をしているのかが分からずティアに質問。
図らずもティアへの羞恥プレイに。
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 18:27:00.44 ID:ykjPRRasO
夏の暑さにやられた凜華が魔法を暴走させ氷付けになる(する)事故発生

氷付けになるのは部屋でも人でも作りやすいやつで
539 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:03:43.94 ID:Ik31rDzXo
部室ーー


クロエ「ふう……」キュッ


モミジ「あ、ポニーテールにしたんだ」


クロエ「動いてるとあっつくてね……」


百合江「皆様、部室に空冷魔法はかかってますが熱中症にはお気を付けくださいまし。しっかり水分補給をすること、いいですわね」


はいっ


レナ「凜華、ちょっといい?」


凜華「はぁ……はぁ……」ポタポタ


レナ「ってすごい汗……。タオル取ってくるわ」


凜華「ありがとレナさん……すこし動きすぎたよ……」ゼエゼエ


レナ「魔法で氷作ったら涼しいかもしれないわよ? あ、はいタオル」


凜華「……やってみようか」

凜華「ふっ……!」キイイ…


レナ「あ、いいわね。部屋がどんどん涼しくなってくわ」


凜華「っ」ガクンッ


レナ「きゃっ!」ガシッ

レナ「ちょっと、大丈夫?」


凜華「ぅ……」カクン


レナ「!! 百合江部長! 熱中症です!」


百合江「言ったそばから……! とりあえず寝かしてくださいまし!」
540 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:04:11.18 ID:Ik31rDzXo
クロエ「保健室に運ぶわ。ヒカリ、手伝ってくれる?」


ヒカリ「もちろん!」


モミジ「た、タオルとかスポドリとかもあった方がいいよね!?」ワタワタ


レナ「私職員室に先生呼びに行くわ。先に保健室に行ってて!」


ーーーーー


どどどどどっ


楓「なんだなんだ?」


クロエ「通るからどいてどいて!」


どどどどどっ……


嵐「ヒカリが凜華のこと背負ってたな……」ブルッ

嵐「さむっ……。風邪引いたかな」


晶「あ、おい! 足元!」


嵐「え? は!? 凍ってる!?」


晶「動くな! 炎で溶かす!」ボシュウッ


嵐「あ、ありがとな晶……」


楓「なんか大変なことになってるねえ……」


ーーーーー


モミジ「通り過ぎたところどんどん凍ってるよ!? どうしよう……!」


クロエ「とにかく一刻も早く保健室に寝かすわよ!」
541 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:04:38.68 ID:Ik31rDzXo
保健室ーー


レナ「リリィ先生連れてきたわ」


リリィ「さ、寒いですね……」


クロエ「部活中に気絶しちゃって……多分熱中症だと思うんだけど」


リリィ「気絶しちゃった以上、素人が下手なことはできませんけど……。まずは……」スウウウ…


凜華「ぅ……ん……」


ヒカリ「少し顔色が良くなった……?」


リリィ「魔力の流れを安定化させました。これで魔法が垂れ流しになるのも止まったかと」

リリィ「あとは医療術師の方を呼んでおくので、応急処置だけしておきますね」テキパキ


モミジ「一件落着……かな?」


リリィ「あ、そのドリンク置いておいてあげてください。起きた時に飲んでもらいましょう」


モミジ「あ、はい!」


リリィ「ふふ、皆さんありがとうございました。水津さんはこちらで診ておくので部活に戻ってもらって大丈夫ですよ」


クロエ「こちらこそありがとうね、リリィちゃん。助かるわ」
542 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:05:21.25 ID:Ik31rDzXo
中庭ーー


クロエ「ほんと熱中症って怖いわね……」テクテク


レナ「ちょっと」


ヒカリ「……あ」


クロエ「どうしたの皆。立ち止まったりして……」


モミジ「中庭に氷の塊がある……」


クロエ「……意識失いながらも屋内には魔法撃たないようにって思ったのかしらね」

クロエ「早いとこ砕かないと邪魔よねえ、これ。……魔弾【シュート】!」ゴッ


ミシッ……


ヒカリ「ヘコんだだけだね」


クロエ「硬すぎよ! どうなってるの!」


イオ「え……えっ? なんですか、これ……」


クロエ「イオ? ……あ!」タタタッ

クロエ「イオ、あなたの爆発魔法でこれ砕いてくれない?」


イオ「え、む、無理……です」


クロエ「私の魔法じゃ無理だったのよ! お願い!」


イオ「じゃ、じゃあ……皆さん室内に下がってください。それが条件です」


クロエ「いいけど……変な条件ね?」


イオ「久しぶりだけど……もう子供じゃないし……魔法の練習だってしてきたし……」ボソッ


ーーーーー
543 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:05:47.93 ID:Ik31rDzXo
クロエ「いいわよー!」

クロエ(イオの魔法初お披露目ね……!)ワクワク


イオ「では……」

イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」カッ


ドオオオオオオオオオンッッ!


クロエ「ーーッ!!?」ペタンッ


モミジ「ひ、ひいいっ!」


レナ「くっ……」


ヒカリ「す、すごいね……。氷が跡形もなく消えたよ」

ヒカリ「……あれ、クロエ?」


レナ「あの魔法を見て喜々として飛び出してったわよ」


ーーーーー


クロエ「イオ!」


イオ「っ」ビクッ

イオ「ごめんなさいごめんなさいっ、ごめんなさい!」


クロエ「イオ……?」


イオ「ごめんなさいっ、ごめん、なさい……っ!」


クロエ「ちょっと、イオ!」ガシッ!


イオ「はーっ、はーっ!」ガタガタガタ


クロエ「落ち着いて、私の目を見て、ゆっくり息を吐いて」


イオ「はっ、はっ、はっ……!」ガタガタガタ


クロエ「ゆっくり……吸って……吐いて……」


イオ「す、すう……っ、はあ、すっ、はぁぁ……!」


クロエ「大丈夫、大丈夫……」ポンポン


ーーーーー

ーーー

544 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:06:14.03 ID:Ik31rDzXo
校長室ーー


樹「イオさんの魔法は把握していたんだけど……まさかあんなに威力がある魔法だとはね」


クロエ「私の責任よ。魔法が見たいなんて言ったから……」


樹「いえ、遅かれ早かれ魔法を使うタイミングはあったと思うわ。むしろ夏休み中の人が少ない時で良かったかも」


クロエ「イオ……すごく怯えてた」


樹「流石にそこまでは把握してないわね。魔法にトラウマでもあったのかしら……」


クロエ「……決めた」


樹「?」


クロエ「イオのこと、私がなんとかするわ」


樹「……いいの?」


クロエ「魔法が撃てなくなるなんて、そんな辛いこと……私だけで十分よ」


ーーーーー


クロエ「イオ」


イオ「っ」ビクッ


クロエ「大丈夫、怯えないで」

クロエ「……なんでそうなったのか、聞かせてもらえる?」


イオ「……は、い」コクリ
545 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:06:40.13 ID:Ik31rDzXo
イオ「昔魔法が撃てるようになった時、まず家の一角が爆発して……」

イオ「親や先生からは、危ないから気をつけて魔法を使うように言われたんです」

イオ「でも、小学生の頃仲の良かった友達と喧嘩して……その時あの魔法を……っ」ガクガク

イオ「相手は幸い軽傷でした……。でももうそれからは皆私のことを危ない人だと思って離れていって……」

イオ「もう何年も経ってるし、魔法のコントロールもできるかもって思ったんですけど、さっきの魔法でまた人を傷つけたらと思うと怖くて……!」


クロエ「……よく話してくれたわね。ありがとう」ナデナデ

クロエ(人を傷つけたから、魔法を撃つのが怖い……。確かにあの魔法はとんでもないものね)


イオ「クロエさんと、せっかく友達になったのに……また離れるなんてやだよぉ……!」グスッ


クロエ「ちょっとちょっと。何勝手に私の行動を決めてくれてるのよ」


イオ「ふぇ……」


クロエ「友達はやめないし、なんなら提案があるのだけど」


イオ「提案……?」


ーーーーー
546 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:07:06.42 ID:Ik31rDzXo
修練場ーー


クロエ「ここで、私達で特訓するわよ」


イオ「とっくん……」


クロエ「実はね、つい最近すごい戦いを見て……私もパワーアップしたいと思ってたの」フオン

クロエ「私ね、実は魔力だけのシュートとシールドしか使えないのよ」


イオ「え? あの、闇……っていうのは?」


クロエ「あれが一応固有の魔法……でも魔力と完全に分離してて目くらましにしか使えないの。はっ!」シュウウッ

クロエ「触ってみて」


イオ「あ……触れない。ホントに暗闇がそこにあるだけなんだ」スカスカ


クロエ「で、イオはここで爆発の大きさをコントロールできるようにする」


イオ「……修練場壊しちゃうよ?」


クロエ「そこは校長先生にお墨付きを貰ってるわ。『絶対に壊れない、もし壊れても修復魔法があるから好きに使って』って」


イオ「……」

イオ「……クロエさん、ありがとう」ニコッ


クロエ「あ、久しぶりに笑ったわね。いい顔よ」


イオ「……///」カアッ
547 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:07:44.42 ID:Ik31rDzXo
その頃の部室ーー


百合江「あら、クロエさんは?」


レナ「他の問題ができちゃったみたいで、そっちの方に……」


ヒカリ「クロエ友達多いですから」


百合江「そうですの。では凜華さんの方はどうでしたの?」


ヒカリ「凜華さんはリリィ先生が診てくれてます。今は落ち着いてますが、後で医療術師の方に診てもらうと」


百合江「承知しましたわ」

百合江「ところで」ギラリ


ヒカリ「な、なんですか?」


百合江「なぜヒカリさんはクロエさんだけ呼び捨てなのでしょう。記憶が確かなら数カ月前はまださん付けで呼んでたはずですわ」


ヒカリ「それは……その……///」


百合江「あら! 顔が赤くなってましてよ。ナニかあったんですわね?」ハアハア


二年生1「百合江ストップ! 落ち着いて!」


百合江「離して! 離してくださいまし! 呼び方の変化には百合エピソードが付いて回るという持論があああぁぁぁ…………」ズルズル


ヒカリ「あ、あはは……困ったな……」

ヒカリ(クロエでシ……シたことなんて言えないし……///)


ーーーーー

ーーー

548 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 18:08:11.90 ID:Ik31rDzXo
ー幕間
  ティアとアルシェ、漫画を読むー


アルシェ「……」ペラッ


ティア「……」ペラッ


アルシェ「……?」


ティア「どうかしましたか?」


アルシェ「これ、なにしてるの」スッ


ティア「あ、あー、これはあの……キ……です」ボソボソ


アルシェ「? キ?」


ティア「き、キス……です///」


アルシェ「きす……なんでしてるの?」


ティア「それは……す、好きだからではないですか?」


アルシェ「好き……よく分かんない」

アルシェ「好きだからきす……ふふっ」


ティア「キス、知らないんですか?」


アルシェ「……」コクン

アルシェ「今まで読んだのは魔術の本だけだから、物語を読むのも初めて」


ティア「すごい生き方してますね……」


現在の目標
・夏休みを過ごす

安価↓〜↓5自由行動安価
今後三日程度の行動を指定してください

10/10回目の行動です
行動終了後、イベントを挟んで夏休みが終了し、二学期へと突入します。
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 18:31:16.26 ID:P10MybKgO
久々に黒魔術部を見に行ったらエミールが他の部員に揉みくちゃにされていた。
理由を聞いたらエミールのパルプンテで部員全員に強力な魅了効果がかかってしまったらしく、害は無さそうなので放っておくことに。

……なお実はパルプンテの内容は『魅了』ではなく『増幅』だったとかなんとか
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 18:36:34.14 ID:OmclwggOO
夏休み最後の日、自室で夏休みが終わってしまうことを惜しみながらもヒカリと共に思い出を反芻する。
来年もまた皆でたくさん思い出を作ろうと約束する。
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 18:40:21.61 ID:D9PNB6D9O
ルクがばれないようにひっそりと外に出ていた。
どうやら学校内を見物していたらしく、その中で校長やウィン、デンといった規格外が気になったとか。
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 18:42:17.39 ID:PK27nT+50
ローラとラピスとクリアと隣町で遊びに行ってるとたまたま夏祭りで縁日が開かれており、レンタルの浴衣に着替えながら楽しむことに
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 18:42:25.82 ID:U+Rc92Mj0
夏休み終盤、チームの連携を高めるという名目で夏祭りに出向くティア、アルシェ、ナミネの三人(提案はナミネ)
屋台巡りに一段落したところでナミネが気を利かせて離脱し、ティアとアルシェを二人きりにしてしまう(実はナミネは離れた所から見守っている)
そしてなぜか先日読んだ漫画のキスシーンを思い出し、ティアにキスを迫るアルシェ(半分くらいは好奇心)
554 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/25(金) 22:45:42.23 ID:Ik31rDzXo
ローラの部屋ーー


ルク「ふああ……」ポンッ


ローラ「きゃっ! びっくりしたぁ……」


ルク「たまには体動かそうと思いまして」

ルク「では少し失礼しますよ」バサアッ


ローラ「……」ポカーン

ローラ(ルクさんってマイペースだなあ……)

ローラ「じゃない! 見つかっちゃう!」


ラピス「ご安心を」


クリア「きゅー!」


ラピス「私が見えないよう光を屈折させてますのでバレることはありません」


ローラ「そう……ですか?」ホッ


ーーーーー


ルク「ほー、面白い人いますねえ」キョロキョロ


ーーーーー


デン「……?」


ーーーーー


ウィン「ん〜……?」


ーーーーー


樹「?」


ーーーーー


ルク「おっと……さすがにあのクラスだと姿が見えなくても何かを感じるみたいですね」ソソクサ

ルク「……おや、あれは……」


ーーーーー
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