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【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! 2学期よ!」【百合】

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579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 00:40:25.22 ID:pRs3uG5h0
新学期最初の大規模パルプンテ、学校中から布類が消える(服はもちろんハンカチやスカーフ、カーテンも)

一部生徒達は自前の魔法で裸晒すのを回避するも半数以上が数時間真っ裸で過ごすハメに
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 00:43:17.21 ID:zWuNPn8pO
二学期初日、『夏休みが終わった』という現実を受け入れられず現実逃避に走る一部生徒達。
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 00:47:51.33 ID:dQ9bu43IO
ティアとアルシェが恋人同士になったことを思い出してしみじみしていたナミネだったが、冷静に二人のキスを思い出してしまい真っ赤に。
まだ特に気になる相手はいないものの、急に恋愛方面について興味が出てしまい悶々。
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 06:52:41.03 ID:0161R1DkO
闇の本が唐突に読める項目が増えることが気になり、どういった条件で読み進めることが出来るのか色々試して法則性を探る。
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 07:38:59.81 ID:l/3mCklTo
>クロエ「ええ。五ヶ月くらいかかった気がするわ」
メタい!メタいよ!
こういうちょっとしたネタほんとすき
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 10:52:45.08 ID:WtoqlZEdo
一番最初に結ばれたのが幼女組で草
他の組もそろそろ真剣にならないとね?
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 14:19:32.78 ID:5JABRAH2O
パルプンテ裸祭りでどろどろのレズレズな事態に発展するかもしれない

それに期待しよう
586 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:39:04.19 ID:0favKdSio
校長室ーー


樹「皆さんなぜ呼ばれたか分かってますね?」


生徒1「…………」

生徒2「…………」


樹「夏休み明けが辛いのは分かるけど、だからといって休むのは言語道断」

樹「反省文を書いてきなさい!」


生徒3「はーい……」

生徒4「すみませんでした……」


樹「全く……」
587 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:39:31.50 ID:0favKdSio
その頃、黒魔術部ーー


エミール「よ、よしっ、今日もやるぞ……!」

エミール(前回みたいな魅力魔法にはなりませんように……!)

エミール「えいっ!」ポンッ


しゅううううううう……


エミール「……」


黒魔術部員「……私まで服が消えたんだけど」


エミール「……ごめんなさい」


きゃああああああああああ!!


黒魔術部員「あ、久しぶりに外まで被害出ちゃったかな」ヒョコッ

黒魔術部員「!!?///」


エミール「? どうしたの?」


黒魔術部員「全員裸だ……」


エミール「え……」


黒魔術部員「過去最悪の魔法だよ……!」


エミール「ええええええっ!!」
588 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:40:01.84 ID:0favKdSio
校長室ーー


樹「だいたいあなた達は一学期の頃から……」シュウウウ…


生徒1「ぶっ! 先生、服! 服!!」


樹「話を逸らさないで……っ、きゃああああああ!!」バッ


生徒2「あ、私達も……!?」シュウウウ…


いやああああああ きゃあああああああ


ーーーーー


楓「………………」ズーン


嵐「おい楓……」


楓「突然胸囲の格差社会を見せつけられてどうしたらいいか分からないポーズ」ズーン


嵐「魔法みたいだからさ、あと少しで解けるよ。……元気出せって」


楓「嵐……」

楓「雷で体隠してるの超面白いね」


嵐「楓!」


ーーーーー


クロエ「まさかこんなに私の魔法が役立つことがあるなんてね」ズモモモ


レナ「今回ばかりは感謝するわ。部活中で良かった……」


モミジ「うん、クロエさんがいなかったらと思うとゾッとするよ」


ーーーーー


ティア「……///」


アルシェ「……」


ティア【なんですかねこれ】


アルシェ「誰かの魔法だと思うけど……。強い魔法じゃないからすぐ解けるよ」


ティア【ならいいんですが】


アルシェ(文字書いた紙で体隠してるティア……)ムラッ


ーーーーー

ーーー

589 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:40:28.31 ID:0favKdSio
ナミネ「あ、服が戻ってきましたね……」シュウウウ…

ナミネ「ティアさんとアルシェさん、お互いの裸を見て早まらなければいいのですが」

ナミネ「……しかし、素敵でした」ホワ…

ナミネ「好きあってる二人が結ばれる……キュンとします」

ナミネ「まさかキスまでするとは思ってませんでしたが……」

ナミネ「……///」

ナミネ「わ、私にもいつかキスしたいと思える相手ができるんでしょうか///」ドキドキ

ナミネ「はぁ……青春ですねえ……///」


ーーーーー

ーーー

590 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:40:55.41 ID:0favKdSio
部室ーー


百合江「皆様、そろそろ部活を再開しますわ」パンパン

百合江「凜華さん、ヒカリさん、よろしいかしら」


凜華「はい」


ヒカリ「なんでしょう」


百合江「今から二人には男役として、部員一人ずつ取り合っていただきますわ」

百合江「このままいけば舞台でも男役をするのは二人。しかし二人に対する部員の耐性があまりに低すぎますの!」


凜華「そういうことなら喜んで」


ヒカリ「ボクもやってみます」


ーーーーー


凜華「『俺と……結婚してくれますか?』」


ヒカリ「『待て! 彼女と結婚するのは僕だ!』」


部員1「あふぅ///」バタン


ーーーーー


ヒカリ「『僕の目を見て……』」


凜華「『やめろ! 彼女に触れるな!』」グイッ


部員2「あぁん///」クネッ


ーーーーー


凜華「『綺麗だよ……』」


ヒカリ「『愛してる……』」


レナ「……っ///」


クロエ(おお、あのレナまで……)


ーーーーー
591 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:41:23.16 ID:0favKdSio
凜華「『俺と付き合ってください!』」


ヒカリ「『僕の方が君を幸せにできる!』」


モミジ「ひゃあああ///」


ーーーーー


ヒカリ「ボクの彼女に手を出すな!」


凜華「『彼女はもう俺のものだよ』」


クロエ「『やめて! 私のために争わないで!』」


百合江「ふむ……」


ーーーーー


部員3「ひ、ひい……///」ヘナヘナ

先輩1「しゃーわせぇ……」ホニャア

先輩2「ずっとこの練習がいい……」トロン


百合江「無事だったのはクロエさんだけですのね……」


クロエ「正直くらっときたけどね……。二人とは普段から接してるし、その差かしら」


凜華「『先輩、自分をないがしろにしちゃダメですよ』」クイッ


ヒカリ「『こんなに魅力溢れる人なのに……』」ツツッ


百合江「ひゃああっ! わたくしはいいですわっ、おしまいですわ!」


凜華「『先輩……』」


ヒカリ「『せーんぱいっ』」


百合江「……きゅう///」パタン


クロエ「……全滅、ね」


ーーーーー

ーーー

592 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:41:50.65 ID:0favKdSio
自室ーー


ヒカリ「今日の部活は面白かったな」


クロエ「結局ノリノリでやってたわね」


ヒカリ「ボクの演技力も上がってきたってことかな」ウキウキ


クロエ「だといいわね……っと」ポウウ


ヒカリ「あ、また本読んでるの?」


クロエ「ええ。解読がてら色々実験しようと思って……」
593 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:42:16.73 ID:0favKdSio
闇は人の心を拠り所として、大きく暗く成長していく。

闇に自我はなく、ただ大きくなることだけを本能とする。

精神的に不安定になった“拠り所”を捕らえる存在がいる。

その存在は……
594 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:42:43.34 ID:0favKdSio
クロエ「……続きが知りたいのだけど」ポウウ…

クロエ「……だめね」


ヒカリ「何か分かった?」


クロエ「術者を捕まえに来る存在がいるって」

クロエ「この間のクモのことよね、これ」


ヒカリ「多分……」


クロエ「続きが知りたいのに」ツンツン

クロエ「連続して読めるようにはならない、消費した魔力量に関わらず読み進められるのは一文ずつ……周りの環境とかは解読に関係あるのかしら」


ヒカリ「まだまだ分からないことだらけだね」


クロエ「そうね。ちょっとでも情報が増えればいいけど……」


ーーーーー

ーーー

595 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:43:32.94 ID:0favKdSio
レナ「デン、あなた不登校になったりはしないのね」


デン「あ、私いない方がいいかな、そうだよね、新学期になったのにこんな辛気臭い顔見たくないよね」


レナ「そんなに暗いこと考えるのに学校休まないのが不思議なのよ」


デン「や、行っても行かなくても一緒だし……」


レナ「……ふーん」

レナ「ま、杞憂で良かったわ。校長先生不登校の生徒にすっごく怒ってたらしいから、あなたも怒られたんじゃって思ってたの」


デン「へ、へへ、怒る価値もないよ私なんか。はあ、死にたい」


現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

9月第2週
2/16回目の行動です
596 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 19:44:14.23 ID:0favKdSio
なおエミールは大事件の原因として大量の反省文を書かされました
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 19:55:45.54 ID:Sno9C7xA0
自分も少しでも闇の情報を集めるために「闇魔法使いや闇魔法に詳しい人を探しています。本人またはそれらに心当たりがある人は、一年クロエアートルムまで連絡下さい」みたいな内容で掲示板を利用してみる。
ついでに自分以外の今出てる依頼もチェック
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 19:58:56.69 ID:KvcUaFffO
イオの魔法修練。
まずは安心して修練場が使えることを理解してもらうために壁に爆発魔法をぶっぱ、壊れない壁を見て今後も使えることに大いに安心するイオ。

……なお後で校長が秘密裏にチェックしたところ、表面は魔法で無事だが壁の内側にある程度ダメージが通っておりヒヤッとしたとか
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 19:59:10.83 ID:nL1WIlqA0
ローラら助っ人同好会と協力して図書室で闇の試練について調べる
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 20:03:08.26 ID:y+wWOnCmO
食堂でいつも以上に仲の良いアルシェとティアを発見。なんとなく聞いたらアルシェから「ティアと恋人になった」と淀みなく言われ辺り騒然。
耳まで真っ赤になり声も筆談も覚束なくなりアルシェを引っ張っていくティア。
なお一部始終を見ていた百合江は出血多量で尊死しかけた。
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 20:07:47.75 ID:jsu2H6qSO
久々にチームでマホリオの練習。
前回の敗因から、各自が咄嗟に自分の身を守る方法を模索(クロエは闇、凜華は氷、モミジは引力斥力で)
602 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:24:17.98 ID:0favKdSio
修練場ーー


クロエ「さ、今日も練習してみましょうか」


イオ「うう……やっぱり怖いよ……」


クロエ「そう言うと思って……」


樹「私も暇じゃないのだけど……」


クロエ「校長先生を連れてきたわ!」


樹「んんっ。イオさん、あなたの魔法は夏休みの時のものを見たわ。あのレベルの魔法ならここは壊れたりしないから、遠慮なく撃ってちょうだい」


イオ「わ、分かりました。やってみます……!」

イオ「すー……はー……」


クロエ「大丈夫よ、イオ……落ち着いて……」


イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」カッ


ドオオオォォォォォォンンッ!!


クロエ「……」


樹「……」


イオ「……っ」


樹「……うん、大丈夫。どこも壊れたりしてないわ」


イオ「よ、良かったぁ……」ホッ


クロエ「これで心置きなく練習できるわね」


イオ「うんっ」


ーーーーー
603 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:24:48.67 ID:0favKdSio
練習後ーー


樹(とは言ったものの一応内側もチェックしておきましょうか)フオン

樹「魔力展開!」

樹「って、えっ?」

樹(ヒビやら穴ボコやら……まさか内側にダメージが響いてる? 念の為修復魔法と、防御魔法の上掛けをしときましょう……)

樹(強烈だわ……爆発魔法……)


ーーーーー

ーーー

604 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:25:22.74 ID:0favKdSio
掲示板ーー


クロエ「さてと……」ペトッ


『【闇の魔法使い】【闇の魔法に詳しい人】がもし知り合いにいましたら、1年クロエ・アートルムまでご連絡ください』


ローラ「貼れた?」


クロエ「ええ。助っ人同好会はよくここから依頼を受けるのよね」


ローラ「そうだよ。私なんかはまだ依頼をもらえるほど知名度もないから、自分から依頼を受けにいかないと何もすることがないんだ」


クロエ「ふーん……」チラッ

クロエ「いろいろあるわねえ……」


『倉庫の大掃除手伝い募集』

『求む!マッサージ師!』

『マホリオ特訓』


クロエ「ふむふむ。この辺とかなら私でもできそうね」


ローラ「多分やってあげたら喜んでくれると思うよ」


クロエ「もし機会があればやってみるのもいいかも。さてと……助っ人さん、よろしく頼むわね」


ローラ「うんっ、ここからが私達の力の見せ所!」


ーーーーー

ーーー

605 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:26:01.78 ID:0favKdSio
図書室ーー


クロエ「闇の魔法に関する本をありったけちょうだい」


司書「かしこまりました。検索魔法【モニター】!」バララララッ


ひゅん! ひゅんひゅん!

どさどさどさっ


司書「……はい、さしあたってタイトルに「闇」と付く書籍です。後で魔法大全や歴史書なんかも持っていきますね」


クロエ「ありがとう。それじゃあ助っ人同好会のみんな、闇の試練に関係のありそうな情報があったら教えて。あとは……この本に似たものがあればそれも」


ローラ「あ、それ……クロエちゃんしか読めないやつだよね?」


クロエ「ええ。他にももしかしたら同じように魔力を注ぎ込めば読めるかもしれないわ」


ローラ「よーし……クロエちゃんのためにも頑張るぞ! 先輩達もお願いしますね!」


クロエ(その間に私はこの本に魔力を注いでみましょうか)


調査の結果↓コンマ
01〜50 成果なし
51〜80 歴史書に記述を発見
81〜98 現役の闇の魔法使いが執筆した本を発見
ゾロ目 クロエが今持っている本が読みやすく翻訳された本を発見
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 22:28:30.59 ID:nL1WIlqA0
607 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:39:23.62 ID:0favKdSio
ローラ「クロエちゃん、これ……」


クロエ「?」


ローラ「歴史の本なんだけど、このページだけなんか雰囲気が……」


クロエ「……『空覆い尽くす暗闇、全てを飲み込む。一人の少女空に飲み込まれ、世は晴れ渡る』……」

クロエ「これが……闇の試練……?」

クロエ(この挿絵は夜の風景……なんてものじゃない。もっと暗く黒く、見つめているだけで飲み込まれそうな……)

クロエ(闇そのもの……)


ローラ「クロエちゃん……?」


クロエ「っ」ハッ

クロエ「よ、よくやったわローラ! これは闇の試練に間違いない! これで対策ができるわ!」


ローラ「そ、そう?」


クロエ「ええ。ほんとにお手柄よ」


最後の闇の試練の情報を手に入れました。
608 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:39:54.74 ID:0favKdSio
中庭ーー


クロエ「マホリオの練習も久しぶりね」


凜華「夏休みはほとんど部活だったからね」


モミジ「次はどんな練習をするんですか?」


クロエ「くるくまさんに負けたのは「油断」よ。だから、咄嗟の時に自分の身を守れるように練習するわ」

クロエ「具体的には1vs1vs1で、自分の方にきた攻撃は絶対に避けること。いつ自分が狙われるか分からない状況でもちゃんと防御や回避をできるようになれば……」


凜華「少なくとも前回みたいなミスは少なくなるかもね」


モミジ「うん、やるよ!」


クロエ「いい返事。じゃあスタートよ!」フワッ


ーーーーー

ーーー

609 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:40:24.49 ID:0favKdSio
食堂ーー


ナミネ「あら、皆さんお揃いで」


クロエ「マホリオの練習してて……疲れたわ……」


モミジ「私飲み物取ってくるね」


凜華「私も行くよ」


アルシェ「ティア」アー


ヒカリ「闇の試練の方はどう?」


ティア「……」スッ


アルシェ「あむっ」パクッ

アルシェ「……えへへ」


クロエ「……後で部屋で話すわ」


楓「闇の試練ってあれだろ? この間の黒いクモ!」


クロエ「そうそう」


アルシェ「アルシェも食べさせてあげる」スッ


ヒカリ「あの時は校長先生が助けてくれて……」


ティア「あー……む」

ティア【おいしいです】


晶「大変だなあ。アタシが近くにいたらすぐぶっ飛ばしてやったのに」


アルシェ「えへへ」


ティア「……///」テレテレ


クロエ「…………」
610 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:41:02.33 ID:0favKdSio
クロエ「なんか……ティアとアルシェ、近くないかしら」


レナ「そうね。この間まではもう少し離れてた気がするわ」


アルシェ「当然」

アルシェ「アルシェとティアは恋人同士。一番大切」フンス


しーーーーん……


全員「……ええええええええええええ!!?」


モミジ「あああっ、驚きすぎて持ってきた飲み物こぼしちゃった……っ」ガシャン!


レナ「お、落ち着いて。み、みんな、冷静に……」オタオタ


嵐「付き合ってるのか……」


楓「ひゅーひゅー!」


クロエ「ティアとアルシェが!? あの無口で恋愛なんか興味ないみたいな顔してた二人が!?」


ティア【〜ζ、゛∂〆ξ(】ブルブル


ナミネ「ティアさんも落ち着いてください! 何も書けてません!」


ティア「あ、あ、あ……!///」カアアアッ

ティア「〜〜〜〜っ//////」ガシッ


アルシェ「?」


ぴゅーーーっ


晶「逃げた……」


ヒカリ「連れて逃げたね」


クロエ「……とんでもない藪をつついてしまったわ」
611 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:41:42.50 ID:0favKdSio
レナ「本当……なの?」


ナミネ「……はい。夏祭りの時に、お二人は……」


嵐「まだ出会って半年も経ってないのに……進んでんなあ」


楓「でもあの二人めちゃくちゃお似合いだよ!」


ローラ「おめでたい……よね」


ヒカリ「うん。幸せになってほしいね」


モミジ「あまり言いふらさない方がいい……よね?」


ナミネ「そうですね。できれば内緒の方が……面白半分に野次られても可哀想ですし」


クロエ「この話はここまで! 本人達もいないんだし、これ以上は野暮よ!」


楓「ちぇー、クロエがアルシェに振るから話始まったのになあ」


ーーーーー


百合江「かふっ……! 無口ロリコンビ……言葉数は少なくとも内に秘めたる想いは熱く……! てえてえ……! てえてえですわ……!」ビクッビクンッ

百合江「あ、鼻血が……」ツツー


ーーーーー
612 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:42:49.46 ID:0favKdSio
掲示板ーー


デン「…………」


ーーーーー

ーーー

613 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/26(土) 22:43:16.13 ID:0favKdSio
現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

9月第3週
3/16回目の行動です
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/26(土) 23:23:31.64 ID:l/3mCklTo
>>604の掲示板に貼り出されていた依頼って、指名したら受けられるのかな?
できるならやってみたいな
とりあえず「求む!マッサージ師」をやりたい
駄目だったら安価下
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 23:59:35.09 ID:jsu2H6qSO
デンに巨乳化してもらっている楓を見てきた嵐、自分もデンに頼んで身長を伸ばしてもらう(楓をやや見下ろすくらい)。
互いに見下ろす側と見上げる側が逆になって新鮮な感じだが、旅行のあれや最近無口組がくっついたこともあって変に意識して気恥ずかしくなってくる(なお嵐の身長は割とすぐに戻った)
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 00:03:11.52 ID:fQTVvzOnO
>>612だとデンに何かあるのか……

季節の変わり目&休み明けという油断からか風邪を引いてしまったクロエ。
同室のよしみでヒカリにお世話される羽目に。
(ローラをはじめとした友人組もお見舞いに)
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 00:08:58.06 ID:CSd7GPiRO
闇の悪夢再び。辺り一面暗闇に覆われた空間に一人取り残されたクロエ。
しかし以前校長から受け取った星光の羅針盤が夢の中に出現、その光の指し示す方向から脱出に成功し悪夢から覚める。
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 00:09:38.09 ID:3OwwbVDA0
夏休みにお願い(ラピスと戦う)を実現してくれたお礼がしたいとローラや竜親子とウィンの部屋に招かれることに
甘いお菓子等をご馳走になりおしゃべりしながらも何度かキスを目撃したりお城(意味深)に行ったことも知ってるので、やることはやっててここが2人の愛の巣かとよからぬことも考えてしまうクロエ
ラピスはウィン&ナナが正体を知っているので隠れずに居られる場所としてしばしばその後も遊びに行くようになったとか
619 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 07:06:43.27 ID:PrPaaXu/o
>>614
もちろん受けられます

「あまりに常軌を逸していない行動」「脈絡がなさすぎる行動」でなければできる限り採用するつもりです
また「食堂に行く」等短い安価だった場合や、イベントを発展させられそうだと>>1が判断した場合については、ティアとアルシェの時のようにこちらでさらに進めていく場合もあります
620 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:11:04.72 ID:PrPaaXu/o
部室棟ーー


クロエ「待ち合わせはここ……」キョロキョロ


アリサ「あ、君がマッサージしてくれる子?」


クロエ「ええ……」

クロエ(えーっと……)


アリサ「……んー」


クロエアリサ「あ! オリエンテーションの時の人!」


クロエ「見覚えあると思ったわ」


アリサ「久しぶりだねー。まさか覚えててくれてるとは思わなかったな」


クロエ「こっちこそ。下級生なんかたくさん入ってきたでしょう」


アリサ「へへ、なんだかんだ最初に会った一年生だったからね」


クロエ「それで、マッサージっていうのは?」


アリサ「そうそう。もうあたしは部活引退しちゃったんだけど、たまには先輩らしく練習見てあげようかなって思ってて。で、その時にただ見るだけじゃもったいないから、誰かに手伝ってもらってクールダウンとかもしてあげようかなって」


クロエ「後輩思いなのね」


アリサ「お褒めにあずかり光栄だね。さ、行こうか」


クロエ「ええ」


ーーーーー
621 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:12:53.99 ID:PrPaaXu/o
アリサ「遊びに来たよー」


きゃあああああっ!


陸上部員1「アリサ先輩! 来てくれたんですか!」


アリサ「久しぶりにね。ちゃんと練習してるか?」


陸上部員2「し、してます!」


アリサ「えらいえらい」ナデナデ


陸上部員2「ほぁ……っ///」


アリサ「さ、今日のメニューは何?」


陸上部員3「これです」


アリサ「ふむふむ。じゃあ短距離の子のフォームから見てあげよっかな」


ーーーーー

ーーー




アリサ「お疲れ様、みんな。今日はクールダウンにマッサージもあるよー」


クロエ「よろしくお願いするわ」


1年陸上部員1「あ、クロエさんだ」

1年陸上部員2「本物だー」


クロエ「?」


1年陸上部員3「最近人気なんだよ。優しくてマホリオも強い1年って」


クロエ「ふふん、流石私ね。まさか他の部活にまで名前が響いてるなんて」


1年陸上部員4「普通他の部活の子にマッサージはしないもんねえ」


クロエ「マッサージには覚えがあるのよ。さ、そこに寝て」


ーーーーー
622 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:13:30.74 ID:PrPaaXu/o
陸上部員1「ーーーぁっ! や、あぁんっ!」ビクンッ


1年陸上部員1「んんっ、らめ、こえ、でちゃ……ふあああっ!」ビクッビクンッ


1年陸上部員2「あぁ、ん……! そこ、ふぁ、ああっ!」ビクンビクンッ


クロエ「ふっ……」


アリサ「……」アングリ

アリサ「す、すごいね……将来マッサージ屋でも開いたら?」グイッグイッ


陸上部員2「んんっ、アリサ先輩のマッサージ……♡」


クロエ「一考しておくわ」


ーーーーー


1年陸上部員4「気持ちよくしてもらったお礼……とは違うかな。気になることがあってさ。教えてあげる」


クロエ「何かしら」


1年陸上部員4「同じクラスのデン・ハザードさんがさ、掲示板の前で難しい顔してるのみたんだよ。確かデンさんとも友達だったよね?」


クロエ「ふーん。何か面白い依頼でも見つけたのかしらね。話聞いてみるのもいいかも」


ーーーーー

ーーー

623 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:14:07.21 ID:PrPaaXu/o
ウィンとナナの部屋ーー


ウィン「いらっしゃ〜い」


クロエ「おお……!」


ローラ「すごい量のお菓子ですね……」


ナナ「戦わせてくれたお礼、だそうです」


ウィン「んっふふ〜、実はボクは甘いものが好きでね〜。おすすめを集めてみたんだ」


ラピス「こ、これ……いただいても?」


ウィン「どうぞどうぞ〜」


ラピス「こ、これは……! 毎日限定100個だけ販売すると噂のプリンアラモードでは!?」


ウィン「そうそう。専門店ラブ・ドルチェの素材からこだわった一品だよ〜」


ラピス「いただきます……」スッ


ローラ「こんなに姿勢良いラピスさん初めて見たかも……」


ラピス「こんな大切なものぞんざいにはいただけませんから」シズシズ


クリア「クリアも食べたーい!」


ナナ「はい、どうぞ。このドーナツも美味しいですよ」


クリア「はぐっ……! ……おいしー!」キャッキャ
624 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:15:51.16 ID:PrPaaXu/o
クロエ(この二人は付き合ってるのよね……)

クロエ(結婚式もしてるし、多分そういうこと……も///)


ウィン「クロエさん、顔赤いけど……大丈夫?」


クロエ「え、ええ、大丈夫よ///」


ローラ「……クロエちゃん、ちょっとじっとしてて」スッ


クロエ「な、なに……」


ローラ「……クロエちゃんおでこ熱いよ! 風邪引いてる!」


クロエ「へぇ……?」


ローラ「お部屋戻ろう! 最近頑張りすぎたんだよ……!」


クロエ「そうね……そう言われたらそんな気がしてきたわ……」


ラピス「え、あの……」


ローラ「ラピスさんとクリアはここにいていいですから。ね?」


クロエ「お部屋に戻るの……?」


ナナ「ラピスさんはぜひお菓子食べてってください。クロエさんはちゃんと休んでね」


ローラ「それじゃあ失礼しますね」


クロエ「ラピスさんとクリアはいていいと思うわよ……」


ナナ(返事がワンテンポ遅れてる……)


ーーーーー

ーーー

625 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:16:18.49 ID:PrPaaXu/o
自室ーー


ヒカリ「はい、おかゆ」


クロエ「ありがと……けほっ」


ヒカリ「ローラさんが薬を保健室から貰ってきてくれるって」


クロエ「助かるわ……」パクッ

クロエ「……おいしい」


コンコンッ


ヒカリ「はーい」ガチャッ


レナ「風邪引いたんだって? ローラから聞いたわよ」

レナ「とりあえずこれ、フルーツ持ってきたわ」


凜華「クロエさん、大丈夫?」


モミジ「風邪って本当?」


楓「クロエ来たぞー」


嵐「相手病人なんだから静かに」


アルシェ「お見舞い……」ジュル


ティア【だめですよ】


ローラ「お薬……と、お見舞いのイオさんと演劇部の人達が……」


わらわら


ヒカリ「わわ、たくさん来ちゃったね」


クロエ「ありがとう皆……」


ヒカリ「えっと……少し寝かせてあげたいから静かに……」


ーーーーー

ーーー

626 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:16:50.98 ID:PrPaaXu/o
夜ーー


ヒカリ「すこし顔色良くなったね」


クロエ「薬のおかげかしら。魔力が落ち着いてきた感じがするわ」


ヒカリ「風邪の時の魔力がぞわぞわする感じボク苦手」


クロエ「私もよ。苦手じゃない人いないと思うわ」


ヒカリ「ふふ、元気出てきたみたいで良かった。とりあえず今日は寝ようか」


クロエ「ええ。明日には治ってればいいけど……」


ヒカリ「おやすみ、クロエ」パチン


クロエ「おやすみなさい……」


ーーーーー

ーーー

627 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:17:18.09 ID:PrPaaXu/o
クロエ「……っ」ムクッ

クロエ「え……あれ?」


しん……


クロエ(部屋で寝てたはず……よね)

クロエ「暗い……」キョロキョロ

クロエ「誰か……」


お マ え は ヒ と リ ダ


クロエ「!?」バッ


ダ れ モ タ す け ハ し ナ イ


クロエ「なに……この声……頭の中に……」


ロ ー ラ … …


クロエ「ローラ!? なんでその名前が……」


リ ン カ … … モ ミ ジ … …


クロエ「だから何よ!」


レ ナ … … ヒ カ リ … …


クロエ「…………」


ヤ つ ラ ハ だ レ モ た す ケ ハ シ な イ


クロエ「そんなことない!! 皆私の大切な友達なのよ!」キンッ!

クロエ「っ!? 光……?」ポゥ…

クロエ「! 星光の羅針盤! この光の先に行けば……!」キイイイ…!


ーーーーー

ーーー

628 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:17:46.27 ID:PrPaaXu/o
ヒカリ「クロエ! クロエ!」


クロエ「!!」ガバアッ!


ヒカリ「うわっ!」ビクッ


クロエ「あー……朝ね」


ヒカリ「びっくりしたぁ……またうなされてたよ」

ヒカリ「体調はどう? まだ辛い?」


クロエ「あ……そういえば楽になったわ。もう大丈夫みたい」


ヒカリ「よかった。でも油断大敵だからね。最近涼しくなってきたからって油断してたらまたぶり返しちゃうよ」


クロエ「気をつけるわ」

クロエ「……ねえヒカリ」


ヒカリ「ん?」


クロエ「ヒカリはその……私のこと助けてくれる……わよね?」


ヒカリ「当然!」

ヒカリ「……また夢で何か見たんだね」ギュッ


クロエ「……!」


ヒカリ「いつものお返しじゃないけど……不安になったらいつでも頼ってくれていいから」


クロエ「……ありがと」ギュッ
629 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/27(日) 22:18:35.60 ID:PrPaaXu/o
ー幕間
  楓と嵐、身長が逆転するー


嵐「……」ドヤ


楓「嵐? だよね……?」ミアゲ


嵐「いつも楓が胸を大きくしてもらってるデンに頼んで、背を大きくしてもらったんだ」


楓「なるほどー」

楓「あはは、嵐のこと見上げてるのなんか変な感じ」


嵐「こっちも新鮮だよ」


楓(嵐って目つき鋭いから、見下されるとなんかゾクってきちゃうな……)ドキドキ


嵐(楓に見上げられると病弱なのも相まって守ってあげたい欲が……)ドキドキ


楓「あ、あははっ、なんか変だよやっぱり。嵐はいつもの方がいいって」ドキドキ


嵐「そ、そうだな、あはは」ドキドキ


現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

9月最終週
4/16回目の行動です
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:21:00.45 ID:RxIPUtXNO
デンに話を聞きに行こう
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:28:47.31 ID:Ag0HvWr+o
イオの修練にて、爆発魔法に似た系統の使い手である炎魔法の晶と高火力魔法のアルシェ(+付き添いのティア)を助っ人に呼び、コツなどを教えてもらう
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:38:03.84 ID:Xox0C43rO
悪夢の件で少しナーバスになっていたクロエ。
見かねたヒカリが休みの日に外に連れ出し気分転換。
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:39:45.66 ID:XXApCDue0
今度はローラが体調を崩し、見舞う
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 23:03:16.15 ID:0wvBuVMrO
無口コンビがくっついてからの恋愛への興味で集中力が散漫になっているナミネ。
ふと出会ったリリィ先生に話を聞いてもらう。
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 23:11:58.29 ID:S1pYsw+cO
むぅ、出遅れた。
安価の流れ見る感じだと、今のところクロエの相手はローラ派かヒカリ派かで割れてるのかな
(レナの可能性もあったけど、旅行以降デンの存在が大きくなってきてる)
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 23:28:35.08 ID:Ag0HvWr+0
楓の相手も晶派と嵐派で割れてそう。でも最近は嵐が優勢かな?
しかしティアルシェペアの一直線ぶりは見事だった
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 17:58:32.38 ID:/pb8xb6eO
俺としては楓には是非とも三角関係になってほしい

ハーレムじゃなくてドロドロな方
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 20:54:20.36 ID:uMcLcb4bO
ドロドロとか修羅場って感じだと、実は割と危ういのが凜華。
他校に>>126のヤンデレに発展しそうな娘がいるから、仮に誰かとくっついたら暗示でNTRに走る可能性が有り得る。
639 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 21:59:57.15 ID:I7R8GRTCo
ローラ「けほっ、けほっ……うう……」


クロエ「ローラ……」ナデナデ


ティア「えと、氷のうと、氷枕と、冷却陣と……」


クリア「ローラ、大丈夫?」アセアセ


クロエ「ティア、流石にそれはローラが凍えるわ」


ティア「でもでも……!」


ラピス「大丈夫ですよ。私も診てますから」


クロエ「私の風邪がうつったのよね……ごめんね、ローラ……」ナデナデ


ローラ「クロエちゃんのせいじゃないよぉ……」


クロエ「でも……」


ローラ「じゃあ……寝るまででいいから一緒にいてほしいな」


クロエ「ええ、喜んで。……手、握ってるわね」キュッ


ローラ「うん……安心する……」ウト…


ラピス(全く、ローラさんが大変だというのにルクさんはまた寝てるんですかね)プンスコ
640 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:00:24.63 ID:I7R8GRTCo
ローラ「くぅ……すぅ……」


クロエ「寝た……」


ラピス「今日のところは私達で診ておきますから、クロエさんは自分のお部屋に戻ってください」


クロエ「ええ。苦労かけるわね」


クリア「一緒にお布団入っていい?」


ラピス「いいわよ、竜はそうそう風邪引かないし、一緒に寝たら温かくて気持ちよく寝てくれるはず」


クリア「わーいっ」モゾモゾ


クロエ「クリア、ローラのことお願いね。しっかり温めて、悪いやつ吹き飛ばしてあげて」


クリア「うんっ」


クロエ「じゃあ、失礼するわね」


パタン


クロエ「はあ……」

クロエ(まさか風邪をうつすなんて……。本当に悪いことしたわ)


ーーーーー

ーーー

641 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:01:09.50 ID:I7R8GRTCo
修練場ーー


クロエ「さ、今日も練習練習!」


イオ「風邪はもう大丈夫なの……?」


クロエ「ええ。少しやな事もあったし、私も体動かして発散したいのよ」


イオ「それで、えと……」


晶「今日はよろしくな、イオ」


アルシェ「コーチしにきた……」


ティア【付きそいです】


イオ「わ、わわわっ。私なんかの練習にコーチなんて……!」


晶「気にすんなって。知らない仲じゃないんだしさ」


クロエ「この二人は魔法のタイプが似てるんじゃないかと思って呼んだの。話聞くだけでも損はないわよ」


イオ「じ、じゃあ……よろしく……お願いします」ペコリ


晶「おう。まずアタシの魔法はこれ」ボウッ

晶「炎魔法だ。魔法を撃つと、狙った場所を中心にして燃える」


イオ「狙った場所……」
642 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:01:37.25 ID:I7R8GRTCo
晶「大きさのコントロールは魔力量もそうだけど、イメージが大切だな」

晶「アタシなんかはテンションに左右されがちなんだけど、心の底から炎をイメージしてるときはすごい威力の魔法になることもあるし」


イオ「イメージ……はい、ありがとうございます」


アルシェ「アルシェのは魔力を圧縮して魔法を撃ってる」


イオ「魔力の圧縮……聞いたことないです」


アルシェ「うちの魔力家系で受け継がれてる。一般的な魔法じゃない」

アルシェ「昔修行を始めたときは魔力の絞り方が上手くいかなくて、弱々しいシュートになったりした」


イオ「弱々しいシュート……わざと弱く撃てるかもしれないってことですね」


アルシェ「魔力を絞るコツは、魔力の出口を抑えること。蛇口を手で抑えたら水の勢いが増すのと似てる……かも」


イオ「イメージして、魔力の出口を抑えて、力をコントロールする……」ブツブツ
643 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:02:07.92 ID:I7R8GRTCo
イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」カッ


ドウゥンッッ!!


晶「うおっ……! すげえ威力……」


イオ「少し弱くなった……かな?」


晶「これでか……すごい魔法だな」


アルシェ「絞るのはもっとこう……」キュウウ…

アルシェ「魔弾【シュート】」バシュッ!


ゴウッ!


クロエ「ただのシュートの威力じゃないわね……!」


ティア(か、かっこいい……)キュンキュン


イオ「ううう……!」グググ…

イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」カッ


ドンッッ!


アルシェ「そう、いい感じ」


ーーーーー


クロエ「私も闇と魔力を混ぜる練習をしないとね」


晶「混ぜる、ねえ……自然と撃てないのか?」


クロエ「私は闇の力と魔力とが別々に存在してるから、片方ずつしか撃てないのよね……」ビシュッ ズオオ…


晶「難儀だなあ」


ーーーーー

ーーー

644 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:02:34.51 ID:I7R8GRTCo
修練場の外ーー


クロエ「だめね……中々上手くいかないわ」


晶「別々のままじゃだめなのか?」


クロエ「このままだとマホリオで不利なのよね。闇の弾が撃てれば、相手のシールドを誘発しつつ目くらましができたりするじゃない」


晶「確かに。一年生大会の時も闇の中でシールド張ってたら勝っちゃったしな」


クロエ「そう。あの時も闇の弾を牽制で使えてたら違ったかもしれないじゃない」


アルシェ「お腹空いた……」


クロエ「あ、ごめんなさい。食堂でも寄っていきましょうか。ローラにも体に良いもの持ってってあげたいしね」テクテク


ーーーーー


ナミネ「あれは……」

ナミネ(クロエさんとイオさんと晶さん。あとティアさんとアルシェさん……///)ポッ

ナミネ(魔法の練習でしょうか。あの二人、練習中に変なことしてないでしょうか)

ナミネ「うう……っ、この間からあの二人を見ると変な妄想をしてしまいます……!」

ナミネ「チームメイトなのにこのままでは……マホリオにまで影響が出てしまうかも」ゴクリ

ナミネ「うう……どうしたら……」フラフラ
645 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:03:01.42 ID:I7R8GRTCo
どんっ


ナミネ「す、すみません! よそ見を……!」


リリィ「はい、メガネ落ちたわよ。壊れてはいないと思うわ」ハイ


ナミネ「り、リリィ先生……」

ナミネ「あの! ご相談が……!」


リリィ「?」


ーーーーー


リリィ「なるほど……友達が付き合ってから恋愛のことばかり考えてしまう、と」


ナミネ「はい……いけないことだと分かってはいるのですが」


リリィ「あら、恋愛はいけないことなんかじゃないわよ」

リリィ「ただ、ナミネさんは知識が人より豊富だから考えすぎてるのかも。何事も経験よ」


ナミネ「経験……私が恋愛を……」


リリィ「ふふ、青春ね。甘酸っぱいわ」


ーーーーー

ーーー

646 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:03:27.89 ID:I7R8GRTCo
自室ーー


クロエ「……」ボフッ


ヒカリ「クロエお疲れだね」


クロエ「ん……」モソ…

クロエ「嫌な夢は見るし、ローラに風邪はうつすし、魔法の練習は上手くいかないし……少し落ち込むわ」


ヒカリ「クロエがそんなに落ち込んでるの初めて見たよ」

ヒカリ「んー……」フム

ヒカリ「そうだ。たまには学校の外に出かけてみない?」


クロエ「いつ闇の魔獣が来るか……」


ヒカリ「そういうのは言いっこなし! このままだったらクロエ落ち込んだままだよ」


クロエ「……分かったわ。行ってみる」


ヒカリ「そうこなくちゃ」


ーーーーー

ーーー

647 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:04:14.31 ID:I7R8GRTCo
本屋ーー


クロエ(闇の本……歴史書……)キョロキョロ

クロエ(あ……『今知るべき魔法使い100人』……。マホリオのトッププロ、医療魔術の第一人者、特殊な魔法の使い手の活躍が書かれてるって……。もしかしたら闇の魔法使いも……)スッ


ヒカリ「だめだよクロエ」パタン

ヒカリ「今日は闇の魔法について調べるのはなし。とことん楽しんでもらうから」


クロエ「……ええ」


カラオケーー


ヒカリ「〜♪ ……ふう」


クロエ「上手ね」


ヒカリ「腹式呼吸の練習の成果かも。お腹から声が出るようになってきたしね」


クロエ「次は私ね! 〜♪」


ーーーーー


アパレルショップーー


クロエ「あ、新作のローブね」


ヒカリ「あ、可愛い。すそにレースが付いてるんだ」


クロエ「どう、似合うかしら」クルン


ヒカリ「うん、すごく似合ってるよ」


ーーーーー

ーーー

648 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:04:40.98 ID:I7R8GRTCo
学校ーー


クロエ「楽しかったわ。たまにはもてなされるのもいいものね」


ヒカリ「クロエ他の人のお世話しすぎだもん。ボク達だってクロエにお返ししたいと思ってるんだよ」


クロエ「ふふ、ありがとう……あ」


デン「……」テクテク


クロエ「デン!」


デン「あ、く、クロエさん。外出てたの?」


クロエ「ええ。それより聞きたいことがあるの。掲示板の前にいたのを見たっていう子がいたんだけど、何かやりたい依頼でもあったの?」


デン「あ、ああ。クロエさんが貼り紙してたから……。ごめんね、私なんかが見てても迷惑だよね」


クロエ「私の? まさか闇の試練について何か知ってるの!?」


デン「え、それはその……言っても信じてもらえないし……私なんかのこと気にするより他のあてを当たったほうがいいよ。じ、じゃあ私は視界から消えるから。ばいばい」ソソクサ

デン「……今月の最後にヘビがくる」ボソッ


クロエ「ちょ、デン! ……何よもう! 思わせぶりな……!」


ヒカリ「今月の最後にヘビがくるって……闇の魔獣ってこと?」


クロエ「分からないわ。用心していて損はないことだけは確かだけどね」


ヒカリ「……うん」


ーーーーー

ーーー

649 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:05:07.65 ID:I7R8GRTCo
九月末日、夜ーー


クロエ「デンの言ったことが本当なら、今日闇の魔獣が来るのよね」


樹「なんでデンさんがそんなことを言ったのかは置いておくわ。それより……」


ウィン「校舎は壊しませんよ〜。黒いヘビだけ倒すんですよね」


ラピス「ウィンさんと共闘ですか。胸が踊りますね」


樹「すでに寮には不可視結界や防音結界を張ってるわ。ラピスさんがどんなに暴れても誰にも気づかれません」


ラピス「助かります」


クロエ(ウィンさん、ラピスさん、校長先生、時雨さん、ナナさん、アルシェ、ティア、レナ。そしてローラとヒカリ……)

クロエ(ラピスさんの正体を知ってる人だけで構成した、可能な限りの最強メンバー。頼もしい、いえ、頼もしすぎるわ)


ズ……


クロエ「っ」ゾクッ


樹「やっぱり学校の結界は抜けられるのね……。入ってきたわ」


ウィン「……」スウッ
650 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:05:33.79 ID:I7R8GRTCo
黒いヘビ「ギュバアアアアァァァァァアアア!!!」


ヒカリ「で……でかいね」


樹「ちょっとそれは想定外……」


クロエ(ほぼ校舎と同じ大きさ……50メートル近いんじゃないかしら)


ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオッ!


ズドォン!!


ヘビ「ギシャァァァァアアアアア!!!」


時雨「堅い! ウィンのシュートを受けて平気なのか!?」


ズ……ッ


樹「! 魔弾【シュート】!」ズゴオッ!


黒いヘビ2「ロオオオオオオォォォォ!!!」


ナナ「二匹……」


クロエ「前回のクモとはレベルが違いすぎじゃないかしら……!」


ラピス「私も早いところ手助けしましょうか……」ゴゴゴゴ…


ヘビ「ギシャアアアアアア!!」


ラピス「ガアアアアアアアアア!!!」


ウィン「魔弾【シュート】」ゴウウッ!!


ヘビ「ギャウウウウン!!」


ウィン「無視するな。お前はボクが相手になる」


ヘビ「ギシャアアアアアアアアアア!!!」
651 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:06:05.41 ID:I7R8GRTCo
ヒカリ「クロエ、ボク達も」


クロエ「ええ!」


クロエヒカリ「魔弾【シュート】!」ゴッ


ヘビ2「ルアアアアアアアアアアアア!!」


ローラ「エアロ! 融合【シンクロ】!」キンッ

ローラ「おりゃああああああ!」ヒュバッ!


時雨「私も負けていられないな」フワ…

時雨「剣戟・飛燕!」ズバアッ!


アルシェ「ティア、前に出ちゃだめだよ」


ティア「はい。サポートに徹しますねっ」ギュッ


ナナ(おや)


レナ「ティアさんはこっちに。とりあえず盾は私に任せて」


ティア「お願いします!」


ナナ「ティアさん、もしかして今の子のこと……」


ティア「あ、はい……っ///」テレテレ


ナナ「やる時はやるタイプな感じですか!? いいですよね、そういうの!」キャー


ティア「///」


レナ(この状況でなんて話してるのよ……///)
652 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:06:36.90 ID:I7R8GRTCo
レナ「! 魔障壁【ガーディアン】!」ブオン


ヘビ2「フシュルルルルル……!!」ギギギ…


レナ「クロエ、よそ見してたら喰われるわよ」


クロエ「助かったわ、レナ。さすがの防御力ね」


レナ「……ふん」


アルシェ「そのままそこにいて」ヒュンッ

アルシェ「破壊魔砲【キャノン】!!」ゴオッッ!


ヘビ2「ルオオオオオオオオオオオッッッ!!」


ナナ「……」ジ…ッ

ナナ「皆さん! ヘビは攻撃を加えるたびに小さくなってます! そのまま攻撃していればいつかは……」


クロエ「消えるってことね!」


樹「なら出し惜しみはなし! 模倣・破壊魔砲【キャノン】!! 模倣・爆発魔法【エクスプロージョン】!!」ゴッッッ


ヘビ「ギュシャアアアアアアアアアアア!!!」

ヘビ2「ルオオオオオオオオオオオオオッ!!!」


ラピス「すぅ……グルオオオオオッ!!」カッ!


ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオッ!


クロエ「ちょっ……遠慮なさすぎ!」
653 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:07:04.00 ID:I7R8GRTCo
ヘビ「キシャアアアアア!」

ヘビ2「ルオオオオッ!」


ヒカリ「だいぶちっちゃくなったね……」


クロエ「でもまだまだ丸呑みされそうな大きさよ」


レナ「油断はしないで」


クロエ「ええ、分かってる」


ヘビ「シュアアッ!」シュン

ヘビ「ロアアアッ!」ヒュン


クロエ「へ……っ!?」


レナ(速い……! 防御が間に合わな……)


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…

ウィン「魔弾【シュート】」ゴッッッ


ヘビ「ギュシャアアアア!」シュウウウ…

ヘビ2「ルオオ、ルオオオオッ……!」シュウウウ…


クロエ「……」バクバクバク

クロエ「た、食べられたかと思ったわ……」


ナナ「体格が小さくなるほどスピードが上がるとは……危なかったですね」


ウィン「……ふへえ」プシュウ

ウィン「疲れたー……けど楽しかったー」


ラピス「よっ」ズウウウン

ラピス「なかなか過激な戦いでしたねえ」シュウウウ…


樹「皆無事でなにより。特別に食堂をすふから、夜食でも食べてからゆっくり休むこと。いいわね?」


はーいっ
654 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:07:33.62 ID:I7R8GRTCo
ーーーーー


デン「……み、みんなすごいな……ドラゴンまで友達にして、やっぱり私なんかいなくてもよかったんだ……はあ、死にたい」


ヘビ「フシュー……! フシュー……!」ジタジタ


デン「う、うわっ!」ビクッ

デン「まだ消滅しきってなかったんだ……」

デン「魔弾【シュート】」ゴウッ!


ーーーーー


クロエ「? 外で何か光った?」パクッ


ヒカリ「さあ……ボクには見えなかったけど」モグモグ


レナ(……デン、あなた陰で見て何がしたかったの?)


ーーーーー


デン「次はいつだっけ……。そうだ、二ヶ月後だった。それで、最後に……」ブルッ

デン「はあ……」

デン「……死にたくないなあ」
655 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 22:08:00.73 ID:I7R8GRTCo
現在の目標
・闇の試練の情報を集める
・部活に精を出す

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

10月第1週
5/16回目の行動です
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:17:46.96 ID:PxJf4GA30
演劇練習後にレナと反省会、2人でお互いの良かった点や至らぬ点を話し合う
何だかんだ沢山褒めてくれそうなレナさん...ついでに最近のデンの様子について聞いてみる
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/10/28(月) 22:18:10.06 ID:PQc/YHv4O
戦闘力数値で最大値引いたこともあってか、デンが超重要キャラになっておられる。


改めてウィンの強さを目の当たりにし、レベルアップに励む一年生組。手始めに模擬戦を見学してウィンの固有魔法の謎を探ることに。
全員が何が起きているかも分からない(最初に映像で何かに気付いたクロエや実際に対峙した楓チームが僅かに見えるか見えないか程度)中、デンだけがふと糸口になりそうなことをぽろっと呟く。
それを聞いて全員から詰め寄られるも当の本人は『あああやっぱり私なんかの意見なんか何の参考にもならないよね死にたい』といつもの。

なおウィンはそれをちらりと聞いて驚きつつも凄く楽しそうな顔(本気モード)でデンを見ていたとか
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:25:18.44 ID:P15lkRbA0
イオの頑張りに触発されアルシェや晶も特訓、どちらも前回の大会で思う所があったため、アルシェはもっと強くなって倒れず恋人になったティアを守れるように、晶も楓のために無我夢中で出せた力をものにするため以前打ち合った時雨に稽古を頼む
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:26:42.69 ID:B70hYs27O
食欲の秋、ということでついつい秋の味覚を楽しんでしまうも当然体重が増えてそこかしこから阿鼻叫喚。
クロエやヒカリも被害に遭い協力してシェイプアップに励む(ちなみにクロエは主に腰回り、ヒカリは胸に付いた)。
なお余談だが、アルシェは普段以上に食欲が増したのに全く体重が増えなかったらしい。
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:29:05.47 ID:+eoPsa8Y0
ローラの発案で皆で病気の時にも食べやすい創作料理を作ることに
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 22:31:20.29 ID:yTLdl50RO
なんとなく演劇部に遊びに来た楓チーム、百合江がビビっと来て三人に男装させてみたら三人ともめっちゃ似合った。
(胸の無い楓、ボーイッシュな晶、俺っ娘な嵐)
歓声が上がる中、三人ともチームメイトの思わぬかっこよさにドキドキ
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:03:44.48 ID:P15lkRbA0
ところで10月予定の学外対抗戦ってみんな出番あるの?ウィンはじめ代表みたいな人が出る感じ?
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:23:45.60 ID:MvhxlgYw0
百合と青春とファンタジーとスポ根とバトルが超融合してて凄い
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:42:57.87 ID:CXZeyG7wO
冷静に考えて[ピーーー]か殺されるかの戦いなのに『楽しかった』って感想が出てくる辺りウィンがマジでバーサーカー
665 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 23:46:54.22 ID:I7R8GRTCo
>>662
代表を決めて戦います
ただし代表はほぼ全て三年生で、一、二年生はあまり選ばれることはありません

学外対抗戦について詳しく説明します
10校×10チームの全100チームによる大会で、学校被りなしの10ブロックに分けたリーグ戦の後、各成績上位1チームによる決勝トーナメントを行います
似たような大会は全国各地で行われており、こういった大会で良い成績を残すとプロにも直結することから、非常に白熱した試合が毎年繰り広げられます
666 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/28(月) 23:52:54.81 ID:I7R8GRTCo
設定整えて思いましたが、これの優勝準優勝チームはまたさらに全国大会に進むなどあってもいいかもしれませんね
各地区の大会だけで競うより、全国から猛者を集めた方がより強い魔法使いも分かりそうですし

ということで冬(12月〜2月?)のどこかでさらに強い魔法使いが集まる大会の設定を考えておきます
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/28(月) 23:56:54.88 ID:PWYsLUMmO
炎のゴブレットの三校対抗戦ぐらいかと思ったら予想以上に規模がでかかった>>全100チーム
とりあえずそれぐらいの強者が揃うなら、ウィンレベルのチート魔法持ちも出てきそうだなぁ
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 11:04:54.91 ID:JajkVTn7O
パルプンテで裸にされた姿見て鼻血噴いて死にかける

パルプンテで裸にされて裸隠すために魔法使ったら周りにもお願いされて全員分は魔翌力足りなくてそこにH ERO見参

裸見て理性ぶっ飛んでレッツレイプしちゃって飼い主とペットの関係に



どれかあると期待してた
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 11:46:02.58 ID:wlmkQ/jvO
黒魔術部が、普段はオープンになってないだけで実はエミール総受けサークルってことが>>555で判明したから部員達×エミールで行けそう
670 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:16:26.35 ID:m9p9gT8Wo
食堂ーー


ローラ「ということで、最近風邪が流行ってるので……」

ローラ「創作料理で風邪を吹き飛ばしましょー!」


パチパチパチパチ


レナ「意外ね。ローラさんからの発案なんて」


クロエ「ローラは優しいもの。見過ごせない問題はほっとけないのよ」


ローラ「キッチンの使用許可はもらってるから、皆で自由に、体にいい料理をつくってね」


はーい


ーーーーー

ーーー




晶「できた!」ドンッ


楓「はやっ!」


嵐「晶これ……どす黒い液体になってるぞ」ウヘエ


晶「とりあえず体に良さそうなもの片っ端からミキサーした」


ローラ「却下! 見てるだけで具合悪くなっちゃうよ!」


晶「えー? 飲んでみたら美味しかったり……」ゴクッ

晶「かふっ……」ドサアッ


楓「晶ー!?」


ーーーーー


レナ「どうかしら」コトッ

レナ「白身魚のスープに、薬膳に使われる薬草を少し。体も温まるしいいと思うのだけど」


ローラ「うんうん、すっごくいい感じ! 一口もらうね?」ズズッ

ローラ「んー! 薬草の苦味もない! すごいよレナさん!」


レナ「て、照れるわね」


ーーーーー
671 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:16:54.76 ID:m9p9gT8Wo
ナミネ「私のは一口サイズのスイーツです。お手軽につまめて、栄養も採れると思いますよ」


ローラ「見た目は小さいシュークリームっぽい……」パクッ


ナミネ「中はクリームの代わりに、薬草とクリームを混ぜたものを入れてみました。苦くはならないようにしましたが……どうですか?」


ローラ「……? もう一つ……」パクッ

ローラ「しょっぱい……?」


ヒカリ「ボクも一ついいかな」パクッ


アルシェ「アルシェも」パクパクッ


ティア(しれっと二つ食べましたね……)


ヒカリ「ん……?」


アルシェ「分かった。砂糖と塩を間違えてる」


ナミネ「えっ!? そ、そんな……」パクッ

ナミネ「うぇっ……ほんとです……美味しくない……」クスン


ーーーーー


イオ「せっかくなので秋の味覚をふんだんに……茶碗蒸しです」


クロエ「ふ、普通に美味しい……」パクパク


嵐「うめー! いくらでも食べれるな!」


モミジ「あ、秋の味覚なら負けてないよ! 栗ご飯!」


楓「うまー!」パクパク


デン(う、うま……)モグモグ


ーーーーー

ーーー

672 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:18:06.23 ID:m9p9gT8Wo
クロエ「食べた食べた……」サスサス


アルシェ「……」パクパク


晶「まだ入るのか……すごい胃袋だな」


ローラ「レナさんのスープとか、ナミネさんのプチシューとか、良いものたくさんできたね」


ナミネ「私のは失敗しましたが……」


ローラ「発想は良かったですから、作り直せばきっと美味しくできます!」


クロエ「これで風邪引いても安心かしら」


レナ「その前に安心できないことが待ってるんじゃない?」


クロエ「?」


ーーーーー


自室ーー


いやあああああああああ!


クロエ「あ、ああ……っ!」ヘタリ


ヒカリ「どうしたのクロエ! 大丈夫!?」


クロエ「……じゅうが……」


ヒカリ「何?」


クロエ「体重があ……!」


ヒカリ「!!」バッ

ヒカリ「……くっ、ボクもだ」ガクリ


クロエ「レナが言ってたのはこれのことだったのね……」


ヒカリ「秋は食べ物が美味しいから……」


クロエ「食べすぎたわね……」

クロエ「ヒカリ、ダイエットするわよ。絞るわよ!」


ヒカリ「うん!」グッ


ーーーーー
673 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:18:35.46 ID:m9p9gT8Wo
修練場ーー


クロエ「さあ、今日もやるわよ!」


イオ「す、すごいやる気……」


クロエ「ちょっとね……体を動かさないとなのよ」


イオ「もしかしてクロエさんも?」


クロエ「……ええ、イオもそうなのね」


アルシェ晶「?」


晶「なんの話だ?」


クロエ「体重がちょっと……あなたもかなり食べてたし危ないんじゃない?」


晶「アタシは毎朝走ってるし、個人的に古武術もやってるからな。あんまり気にしてないよ」


クロエ「……アルシェは他の人より食べてたわよね」


アルシェ「うん。美味しかった」


クロエ「じゃあ……」


アルシェ「でも太らない体質だから」


クロエ「ぐぬぬ……!」

クロエ「……はあ、毒気を抜かれたわ。今日はちょっと趣向を変えましょう」


ーーーーー
674 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:19:36.57 ID:m9p9gT8Wo
中庭ーー


ナナ「魔弾【シュート】!」ゴッ


三年生1「防御魔法【シールド】!」ギンッ


三年生2「スキだらけ! 音速弾【ソニックシュート】!」キュバッ!


ナナ「!」


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…

ウィン「防御魔法【シールド】」ボシュウゥ!


三年生3「魔弾【シュート】! 魔弾【シュート】!」ゴッ ゴウッ


時雨「ふっ!」スパッ!


ナナ「時雨さんありがとうございます! 魔弾【シュート】!」


三年生3「きゃあああっ!」


ピピーーーッ


ーーーーー


ウィン「もう二度としないからね!」プンッ


ナナ「わ、私だって頑張ろうと思ったんですよぅ……」


クロエ「ちょっと、どうしたのよ」


ウィン「ボクの攻撃なしで勝ちたいって……」


レナ「それで防御だけだったんですね」


ウィン「ってうわわ……みんな見てたの?」


イオ「今日は別の人も交えて練習したいってクロエさんが……」


クロエ「外に出てみたらウィンさん達がやってるんだもの。見ない手はないじゃない」
675 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:20:04.06 ID:m9p9gT8Wo
ティア【すごかったです】


楓「三年生相手に手加減して圧勝……」


ヒカリ「それにしてもあの瞬間移動はすごいね。どうやっても防げる気がしないよ」


晶「何かするって思ったらもう消えてるんだもんな」


デン「ま、魔力の動きが変わるよね。ぐにゃああって、あの周辺だけ変な感じに……」


レナ「……今なんて?」


デン「あああごめんなさい私なんかの言うこと真に受けないでハエの羽音の方が万倍マシな周波数だから私の声なんか聞かないほうがいいよ」


レナ「いいから聞かせなさい!」


ぎゃーぎゃー!


ウィン「へえ……」


ナナ「……ウィン、試合のときみたいになってますよ」


ウィン「今日は早く終わらせなくてよかった……かな」


ーーーーー
676 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:20:49.59 ID:m9p9gT8Wo
時雨「……それで私が稽古を、か」


晶「頼む! あんなの見せられて黙ってられないしさ」


イオ「お、お願いします……!」


アルシェ「アルシェももっと強くなりたい……」


時雨「分かった。やれるだけのことはやってみよう」


クロエ「心強いコーチね」


時雨「なに、私もいつかはウィンに勝ちたいと思っている。その仲間と思えば私にとっても心強い申し出だよ」


ーーーーー


時雨「もっと早く! 相手の一歩先を読んで!」スパッ!


晶「くっ……! 炎弾【ファイアボール】!」ボウッ


時雨「息切れしてるぞ! 踏ん張ってもう一発撃つんだ!」ギュン!


アルシェ「はあっ、はあっ……! 凝縮魔法【ビーム】!」ビシュン!


時雨「はっ!」ズパッ!

時雨「……こんなところか」


晶「あ、ありがとうございました……押忍」ゼエゼエ


時雨「道場ではないが……押忍」ピシッ


アルシェ「昔の修行よりキツイかも……」ハアハア


時雨「とにかく魔法を撃たせたからね。魔力がカラッ欠だと頭も痛くなるし……。しっかり休むといい」


ティア「なんでそんな無茶……」


アルシェ「ティアのこと泣かせたくない……から」ハアハア…

アルシェ「アルシェが強くなって、もう泣かせないから」


ティア「っ///」ドキッ

ティア(アルシェは辛いのに、ときめいてしまうなんて不謹慎な……! でも……!)キュンキュン
677 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:21:21.68 ID:m9p9gT8Wo
部室ーー


百合江「はい、では今日はここまでですわ。最近冷え込んでますから、風邪には十分に気をつけてお休みくださいまし」


お疲れ様でした!


クロエ「レナ、少し残れる?」


レナ「最初から残るつもりよ。何かあったの?」


クロエ「今日の部活の反省がしたくて。レナなら遠慮しないで反省点教えてくれるかなって思ったんだけど」


レナ「そういうこと。いいわよ」

レナ「まず……今日は動きが大げさだったわね」


クロエ「……ダイエットのために脂肪を燃焼させてたのよ」


レナ「やっぱり太ったんだ」クスッ


クロエ「い、いいから次!」


レナ「無駄な動きを増やしたせいで、足がふらついてたわ。もう少ししっかり立ちなさい」

レナ「ただそうね……しっかり声は通ってたんじゃないかしら。普段からそれくらいお腹に力入れられるといいわね」


クロエ「力いっぱいやるのも一長一短なのね……」


レナ「半年前に比べれば断然上手くなってるわ。私も付き合うからその調子で頑張りなさい」


クロエ「ええ、ありがとう」
678 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2019/10/29(火) 21:21:48.72 ID:m9p9gT8Wo
レナ「そんなところね。来月には文化祭での発表があるらしいし、本格的な練習が始まったらまたアドバイスするわ」


クロエ「助かるわ。レナって人のこと見てるからアドバイスも的確なのよね」


レナ「……ふん。できることをしてるだけよ」


クロエ「……あ、そうそう。最近のデンについて聞きたいんだけど」


レナ「デン?」


クロエ「闇の試練について知ってる素振りだったし……なんか変なのよ。レナから見て気づいたことないかしら」


レナ「なんで私が……」


クロエ「デンと一番仲いいじゃない」


レナ「……はあ」

レナ「この間ヘビが襲ってきた時、デンも隠れて見てたわ」


クロエ「……」


レナ「なんでかは知らない。どうでもいいし」


クロエ「なんで……」


レナ「だからなんでかは知らないって……」


クロエ「なんでそんなにデンのこと見てるのよ。もしかしてティアとアルシェみたいな……」
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