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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その9

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501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/14(金) 18:22:11.37 ID:WsXm9wkQO
ティアの純愛願望度のせいで>>424

>>ティア(服を脱いで、襲ってくるんじゃ、ないの……?)



ティア(服を脱いで、襲ってくるんじゃ、ないの……?)ホッ

じゃなくて

ティア(服を脱いで、襲ってくるんじゃ、ないの……?)シュン……

にしか見えなくなっちまった
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 08:46:56.29 ID:9RGRhzwn0
>>500
露骨とかボロクソに言うけどじゃあ誰なら良かったの?
他の候補のキャラも大なり小なりアベルたちに有利な要素があると思うが
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 09:11:49.16 ID:F+2kpF4g0
俺はむしろ後半のティアの完堕ち要素にうーんと思ったけどな
結局モブに毛が生えただけのキャラだし、堕ちたとしても他のヒロインでは出来ない>>486みたいなアブノーマルプレイを一人で受ける身代わり扱いになりそうだしなあ
多数決やコンマ判定で決まったことだし何も言わないが>>500がうーんと言ってたからおれもうーんと思うことを言った
504 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/16(日) 20:35:28.31 ID:KzBNsa9A0
こんばんはー
ティアの夜判定はキャラシートからのおまけですので、あまり気にしないでいただけると助かります
そもそも最終決戦が迫っているため、そこまで仲を深めることも難しいでしょう(
間が空いてしまい更新、といきたいのですが……
少々風邪をこじらせてしまい、頭が回らない状態です
2〜3日もすれば治まると思うので、申し訳ありませんがもう少々お待ちください……
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 20:46:55.88 ID:+dUGmpmFO
お大事に、気長に待ってるから焦らずゆっくり休んで
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 20:49:16.11 ID:wqKJLSDlO
風邪ならどうしようもない
お大事に
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 20:49:46.92 ID:QOBH807k0
お大事に
お体は大切に
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 22:54:13.23 ID:Be12MDwB0
了解です!
ゆっくり待ってます!
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 22:58:45.04 ID:kpLSemADO
無理なさらずに体を大事にしてください
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 10:41:17.62 ID:zFUBC5eA0
リアル優先でお大事になさってください
わざわざ報告してくれる律儀さは本当尊敬しますわ
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 17:29:13.02 ID:NqxUuo5f0
お大事に
しかし流石にティアは登場が遅すぎたか、割と好みなキャラだけに少し残念
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 16:30:26.59 ID:umEs72ojO
更新待ってる間に読み返していてふと気になったんだが……
ロウルが作中で食べてるって明言してる肉がカエルに鹿にカラスってゲテモノばっかなのってさらっとアベル達も生活カツカツって暗喩なんかね?
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 19:52:15.14 ID:SYvSYeFVO
ロウルは狼の血が入ってるから
本人のそういう嗜好ってことだろ
アベル隊は辛酸舐めてた時期長いメンバー多いし
それなりに収入あってもかなり倹約嗜好は強そうやね
料理は素材は庶民的なもの使って
メンバーのスキルの高さ活かして良いものに仕上げてるイメージ
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 19:59:49.25 ID:9QeWphuJO
エリスの最初の頃の壊滅的な料理の腕も、もしかしたら才能自体はあったのにそういうゲテモノ食材の調理に慣れきってたせいなのかもしれない。
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:59:40.36 ID:DX6vj7j1O
今じゃエリスもケーキ焼いて紅茶入れられるんだもんなあ。まるでメイドのようだ
しかし改めて見ると初期アベル隊の驚異的な料理の腕前+アーシャとエリスの清掃技能よ
ちょっとアベルとロウルの清掃技能が気になるところ
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 09:09:53.52 ID:7SQmqX5PO
清掃技能が壊滅的で私室が物凄い汚部屋になってる、みたいなのが誰か一人いるとフレーバー的に面白いかも。
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 15:32:38.16 ID:MKZhT1HA0
>>516
部屋の整理ができなくてメイド達の好意に全く気がついていない以外は完璧で人望も厚い長男「はっはっは」
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 21:18:36.14 ID:HDSNk17hO
まだ肉の判定も残ってるんだよな
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/19(水) 22:03:06.16 ID:UCIzjy4QO
そういや以前キアラ淫乱疑惑が出た時に『名前のせいじゃ?(某殺生院的な意味で)』ってのが出てたけど、暇だったから何となく他のきょうだいでも名前検索してみたんだ。

他のきょうだいはそれなりに同名キャラで色んな作品がヒットしたのに、アドルラン兄様だけ全くヒットしなくて噴いたんだが(『アドルラン』で画像検索すると『アルドラン』に変えられてその検索結果が出る始末。しかも画像以外の検索かけてもこのシリーズぐらいしかヒットしない)
520 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/21(金) 23:04:18.61 ID:2OjoGoQj0
こんばんはー
すみません、予想以上に長引いた挙句仕事に押し潰されていました……
遅くなってしまったため少しですが、ゆるりと本編再開していきます
多分今日は肉判定のみです

フレーバー判定とってないメンバーは折をみて折角だから判定とっておきましょうかね
521 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/21(金) 23:05:32.23 ID:2OjoGoQj0
――


ティア「そ、それで私は……裸にされて鎖で宙づりにされて、目隠しをつけて鞭で叩かれて罵声を浴びれば良いのでしょうか?」

カイン「…………今のは聞かなかったことにしてあげるよ」

ティア「?」

カイン「……もう、エメリナにも余計な心配はかけたくないからね。僕もアベルもその手の尋問はしないさ」

ティア「そう、なのですか……」

カイン「とりあえず……今日はここの部屋に泊まるといい」ガチャ

カイン「君は今日一晩尋問されて、アベルの奴隷まで堕ちて使い物にならなくなった」

カイン「なのでやっぱり他の連中もまとめて尋問することにした……こういう作戦でいこうかなと考えているよ」

ティア「ほ、他の方も助けて下さるのですか……!?」

カイン「……全員は無理だろうけどね。しかしエカチェリーナ……王女の願いがある以上、できることはするまでだ」

カイン「聖国を安全に攻略するには、君もだがやはり王女達の協力も不可欠だからね。下手なことをして臍を曲げられるのも面倒だ」

ティア「その……」

カイン「ああ、王女達には明日会わせるというか……君にも会議に参加してもらうからそのつもりで頼むよ」

ティア「は、はい!」

カイン「……しばらくしたら、誰かに食事を運ばせる。今日は大人しくしておくんだよ」

ティア「……」コクン



カイン(さて……いよいよその時が迫ってきたって感じだね……)スタスタ

カイン(従順過ぎる節さえあるが、ともあれこれで必要な情報はほぼ揃ったと言える)

カイン(後は……)



――
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/21(金) 23:06:05.40 ID:V2MU+aOPO
来てくれたか!
>>1体調大丈夫?(リーナの)おっぱい揉む?
523 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/21(金) 23:06:24.53 ID:2OjoGoQj0
――


【城塞・大食堂】


ノワール「さあみんな、座って座って……!」ワクワク

アベル「は、母上、もう少し落ち着かれた方が……」

ローズ「仕方がないワ。こうして、家族と……お友達とまでお食事できるだなんて、夢にも思っていなかったでしょうからネ」

ノワール「ええ、ええ! そうですよアベル、私だって年甲斐も無くはしゃいでしまうことぐらいあるんですから……!」

マックス「うーん、ノワール様って最初は冷徹な暗殺者ってイメージが強かったけど……」

パトラ「こらマックス! でも確かに、随分と明るい表情をなさっていますね」

ロウル「ノワール様も、色々と重荷から解放されたんですよ。現皇妃様もしっかりのしちゃったみたいですしねぇ」

アーシャ「……とはいえ、皇帝陛下のこと。力づくで皇妃様を立て直している可能性もあります。油断は禁物よ?」

フィーア「もしまたキアラ姉様に酷いことをしようとしたら、姉様と一緒に連携します!」シュッ!シュッ!

キアラ「や、やめてねフィーアちゃん!? 確かに、私にも悪いところがあったわけだし……」

シア「……大丈夫。本当のお母さんなら、いつかきっとお話できるはずですよ〜」



アルフォート「……カイン皇子、件の衛生兵は?」

カイン「別室待機だ。明日一応顔合わせをしてもらうつもりだよ」

リーナ「アベルが上手いこと説得してくださったみたいですけど、他の兵は上手くいくかどうか……」

マークス「あのマラート司教の配下となると、全員を……というのは少し難しいかもしれませんな」

リーナ「……覚悟はしなければなりませんわね」



ヒバリ「アドルラン、王城の方には一応『対聖国会議』を開くって名目で外泊許可は取って来たよ」

アドルラン「おお、いつもすまないなヒバリ!」

ルーシェ「嘘は、言ってない、です。だから、大丈夫……」

アドルラン「……アベル達が聖国中心部を攻める際、必然的にこの国の護りは薄くなってしまう」

アドルラン「聖国の攻略が順調にいけばいくほど、相手も差し違え覚悟でこちらに戦力を送ってくる可能性があるからな」

アドルラン「厳しい戦いになるかもしれないが、どうか二人とも――私についてきて欲しい」

ヒバリ「こ、告白ぅっ!?」

ルーシェ「……ヒバリさん、違う。いつもの、アドルラン様」ポン

アドルラン「?」


ノワール「ほらほら、あなた達も早く!」ソワソワ

カイン「っと、義母さん!?」

アルフォート「お、落ち着けぬ……」

アドルラン「はははは! 直に慣れるさ。私は……この感じ、凄く懐かしく思うよ」



――
524 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/21(金) 23:06:51.10 ID:2OjoGoQj0
――


エメリナ「よ、よいしょ……!」プルプル

アイナ「ふぃー……すごい量だね」ドサ

スミレ「まさか、黒帝と蒼帝を食する日が来ようとは驚きです」ドサ

エリス「美味しいといいんですけれど……」ドサ

エメリナ「ノワール様、すごく嬉しそうだったし……ちゃんとしたお料理を用意したいところだけど……」

アイナ「そういえばこれ、誰が調理担当なの? 私とスミレちゃんも程々には作れるつもりだけど……」

エメリナ「え、えっと……」


※黒帝肉と蒼帝肉、だれが調理担当?

※誰を選んでも、沢山料理上手がいるため上手くフォローしてくれるので成功は確定

※でもおまけで若干名おまけあり。おまけありの人を選ぶとボーナス発生


誰が調理する?(城塞内人物指定)
↓1〜2

525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 23:09:58.45 ID:A4rtVSa/O
フィーア
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 23:10:03.70 ID:vgIFV2sF0
キアラ
527 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/21(金) 23:24:34.20 ID:2OjoGoQj0
担当:フィーア&キアラ

※ボーナス2、フィーア選択によりレベルアップ補正+2!

――


フィーア「今回は!」ピョーン!

キアラ「私達が、担当させていただくことになりました」


アイナ「おお、ローズさんが感動したというキアラ様とフィーア様の手料理がっ!?」

スミレ「……申し訳ありません。本来であれば、ボク達がご用意すべきなのですが」

エメリナ(せ、せめて見てお勉強しないと……!)っメモ

エリス「お、お任せしてしまってもよろしいでしょうか?」

エリス「王国での鍛錬の反動なのか……ちょっと腕が……」シビレ…

フィーア「お任せくださいエリス姉様!」フンス!

キアラ「ふふ、はりきってるねフィーアちゃん?」クスクス

フィーア「はい! 今回は兄様達だけでなく、ノワール義母様にもお出しする料理ですからね!」グッ!

フィーア「今なら、どんな食材も美味しく料理できそうな気がしま――」


黒帝肉「」マックロ

蒼帝肉「」マッサオ


フィーア「」

キアラ「」


妹ズ((い、色が……!?))


フィーア「い、いえこの程度! いざ、勝負です!」

キアラ「が、頑張ります!」


エリス(以前私も悩んだのですが、シンプルに行った方が失敗はないかと思います……)ヒソヒソ

妹ズ((情報提供、ありがとうございます……))ヒソヒソ




特殊判定
↓1〜2コンマ一桁
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 23:25:48.67 ID:s+VVH19M0
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 23:26:05.27 ID:MKWXeGJDO
はい
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/06/21(金) 23:26:07.70 ID:hTu9tt6KO
ほいさ
531 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/21(金) 23:53:19.34 ID:2OjoGoQj0
――



フィーア「よいしょ、よいしょ!」ザクザク!

フィーア「わ、わぁ……本当に中まで真っ黒だ……」ジー…

フィーア「ううーん……シンプル、となるとエリス姉様と同じくたたきがいいかもしれませんが……」

フィーア「このお肉だと、焼いてもしっかり焼けているのかわかりません」

フィーア「それに……」

フィーア「切った感触からして、結構筋肉質……硬めのお肉ですね」

フィーア「この色の問題と硬さを解決するには……」

フィーア「……」

フィーア「……」ピーン!

フィーア「そうだ、あの手でいきましょう!」


――


キアラ「これが、竜のお肉……」

キアラ「……冷たい?」ヒンヤリ

キアラ「ちょっとだけ、端っこの部分を焼いてみようかな」ボッ!


紺碧肉「」ジュウゥ…


キアラ「こ、この見た目はもっと危ないね……」モグモグ…

キアラ「それに、なんだかぱさついちゃったような……」

キアラ「どちらかというと、お魚に近いのかな……?」

キアラ「それだったら、前に読んだ王国の本に確か……」

キアラ「ちょ、ちょっと怖いけど頑張ってみよう!」グッ!


――
532 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/21(金) 23:53:54.09 ID:2OjoGoQj0
――



……



妹ズ「「お待たせしました!」」バーン!



ノワール「待っていましたよ。今日はあなた達が作ってくれると聞いて……」

ノワール「もう、楽しみで……!」ソワソワ

アベル「母上、落ち着いてください」

ノワール「ふふふ……!」ソワソワ



フィーア「そ、それではまずは私から……」カチャカチャ



フィーア「『黒帝竜のシチュー』です! じっくりことこと、果実酒と一緒に煮込んだ濃厚な一品に仕上げましたよ!」

カイン「」ガタ

アベル「兄様、安心してください。もうここには調理用の酒しか置いていませんから! 酔いませんから!」

カイン「そ、そうか……」スッ…

ノワール「その話、ちょっと興味がありますね……」

ノワール「まさかカインも、フローレンのようになってしまうのかしら?」クスクス

カイン「母さんなにしたんだ!?」


キアラ「続いて、私の料理ですが……」カチャカチャ


キアラ「『蒼帝竜のお刺身』になります。薄ーく薄ーく切ったら、透き通って綺麗な感じでしたので。こっちはあっさり味かな?」


パトラ「おお、王国でも一部の貴族しか食べれないような高級感が……」ゴクリ…

マックス「そういえば、前にスカーレット将軍がこれに似た物を身体に乗せ――

パトラ「マックス、今からお食事なのよ?」ニコリ

マックス「失礼しました!?」


ノワール「まあ、どちらも美味しそう……!」キラキラ

ノワール(とてもフローレンの子とは思えない程です……)ホロリ

ノワール「それでは……皆さん、今日も一日お疲れ様でした」

ノワール「そして私の我儘で……急遽設けたこの席にお集まりいただき、本当にありがとうございます」

ノワール「……乾杯!」

一同「「乾杯!」」

533 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 23:57:36.22 ID:lqsQGCbFO
>>マックス「そういえば、前にスカーレット将軍がこれに似た物を身体に乗せ――

マックスやめて!身体にクリーム付けて主人にペロペロしてもらうのが好きなメイドが新しい知識身に付けちゃうから!
534 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/22(土) 00:11:22.31 ID:IzaJBJdb0
判定結果

1フィーア(黒帝)

67

7+2(ボーナス)=9


2キアラ(蒼帝)


27

7

9+7=合計16、全員一律レベルアップ!

※駄目押しさよならシュタイナー

――



一同「「!?」」


キアラ「……」ドキドキ

フィーア「……」ドキドキ



一同「「美味い(美味しい)!?」」


フィーア「やったぁ!」ピョンピョン!

キアラ「よかったぁ……」ホッ…




535 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/22(土) 00:12:06.20 ID:IzaJBJdb0
ローズ「もう、天使が、天使なのヨ!」モグモグ!

アルフォート「…………」モグモグモグモグ

リーナ「あ、兄上……黙々と凄い勢いで食べるのはいかがなものかと思いますわよ?」フキフキ

アドルラン「はははは! 妹達の料理はお気に召したかな?」

アルフォート「……恐れ入った。全く違う系統だが、こうも……!」モグモグモグモグ!

リーナ「……私も、もう少しお料理のお勉強が必要ですわね」

アルフォート(……異国の食事、排他すればこれも経験できぬこと、か……やはり……)



ノワール「お、美味しい……!」ポロポロ…

ノワール「どっちも美味しいわ。ありがとう、二人とも……!」ギュッ!

フィーア「えへへ〜///」

キアラ「よ、よかったです///」

アベル「ああ、本当に美味いな……」

カイン「悔しいけど、流石の僕もここまでは至らないかなぁ……」

アドルラン「うむ。落ち着いたらやはり、我ら兄弟も料理の鍛錬といこうか!」

フィーア「兄様達とお料理、楽しみです!」

キアラ「でも、兄様達はもう……十分な腕前ですよね?」

カイン「まあね。だけど、こうやってより上を見せられるとねぇ」

アドルラン「そうだな。特に私はこの五人の中では一番下手だからな。頑張らねば!」グッ!

アベル「いやいや、兄様も十分な腕前ではないですか」

ノワール「なんだか身体に力が湧いてくる……今度は、あなた達の料理も見てみたいですね?」

アドルラン「……私は、また義母上の焼き菓子が食べてみたいかな」

カイン「……僕も、かな」

アベル「……俺もです」

ノワール「あらあら……もう……」ジワ…

ノワール「ええ、そうね。今度は私も……」



ノワール(そのためにも……必ず、成し遂げるのですよ……?)



――
536 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/22(土) 00:16:56.89 ID:IzaJBJdb0
ほとんど進んでいませんが今日はここまで
……思った以上に上がったなぁ(白目)
下手すると状況次第ではシュタイナーが大変悲惨な目にあうかもしれません

明日以降はキアラ夢→ティア+聖国陣の作戦会議+戦直前判定→聖国最終戦→小休止→帝国最終決戦
の流れになるかと思います
作戦会議内でヒントが出ますので、それで最適解を導き出せた場合、聖国最終決戦は当初の予定を叩きつぶしての楽勝モードになるでしょう

本日もありがとうございました!
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 00:19:24.07 ID:XutWiBUkO
おつおつ。
そうだ、キアラ夢がまだあったんだ……砂糖吐く準備しなきゃ。
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 00:22:14.06 ID:zHdpCptd0
乙乙
フィーアがボーナスだったけど、ほかのボーナス発生する人は誰だったのかな?
黒帝肉と蒼帝肉でボーナスが発生する人は違ってたのかな?
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 00:24:27.22 ID:oo2ELRdoO
おつおつ
肉レベルアップもいい感じだし、シュタイナー倒したら大レベルアップあるだろうし、ギルバートも楽に倒せそうだな
サクサクいけそうなのは嬉しいけど……もうすぐこのスレも終わっちゃうのかと思うと寂しいもんだなぁ
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 00:30:07.74 ID:VRONJuIDO
久し振りの更新乙です
キアラの夢楽しみにしてます
541 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:06:11.66 ID:/Yejb6NE0
こんばんはー
更新不安定になってて本当に申し訳ないです
さてスレまたいで周回遅れな感じになっていますが、今日の更新前に先に以前の1000ボーナスのキアラ夢部分だけ先に投下しておきます
内容はいつもどおり期待してはいけないのと、少々特殊な夢となっているため合わないと思われた方は読み飛ばすことをおすすめします

本編は今日の夜に再開できればと考えております
>>538
黒肉と蒼肉に違いはありませんが、他のボーナス対象者はカインとマックスでした
542 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:06:51.90 ID:/Yejb6NE0
――幕間8−2『姉皇女の朧夢』――


【城塞・皇女私室】



キアラ(今日も、色々あったなぁ……)

キアラ(聖国の攻撃はどんどん激しくなるけど……兄様達は、それを迎え撃てている)

キアラ(カイン兄様も、捕虜の人に酷いことをしなくなって……)

キアラ(ノワール義母様達とのお食事は、とても楽しくて……)

キアラ(竜のお刺身も、我ながらに上手くできたし……)ホクホク

キアラ(油断しちゃいけないのに、このままいければって……そう思っちゃってる私がいる)

キアラ(スカーレット将軍には褒められたけど、私の力は兄様達に比べれば……)

キアラ(……)

キアラ(……そういえばスカーレット将軍から頂いたあの本……)

キアラ(どうしようかなぁ……あんなはしたない夢を見ちゃったし、またしっかり読み直すのも……///)

キアラ(そう、あんな、はしたない夢を……///)



……


――――
―――
――




543 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:07:47.15 ID:/Yejb6NE0
――




「うっ……?」


短い呻き声を漏らし、第一皇女は起き上がる。
寝ていたのか。いつから?
ここに至るまでの記憶が、あやふやで落ち着かない。


「……っ……」


一回思考を止め、起き上がろうとした時。
ようやくその異変に気がつくことができた。


――視えない


いや、完全にではないのだが。視界が霞んで晴れる気配が一向にない。
目を擦ろうと、瞬きを繰り返そうと。
何をしようと深い霞が消えることがない。


「……ぁ……!」


そして声も上手く発せないこともわかった。
一体どうして?
それを考えて――






「――――――ッ!!!」




――キアラの霞む瞳からは、大粒の涙がいくつも零れ落ちた。
そうだ。自分は実の母から疎まれ――闇の中から雷撃を浴びたのだ。
都合よく、敬愛する兄の母親が庇ってくれるわけがない。
救われ、兄や妹たちと変わらぬ毎日を過ごせていたのは――夢に過ぎなかった。
昏倒し深い眠りの中で見続けた、空想。幻。



本当の自分はこうして、母に見捨てられて。
かろうじて生きている程度の、無価値な存在なのだ。


「……!」


意味が無いとわかっていても、涙を止めることはできない。
自分以外誰もいない部屋で、皇女は只々泣き続ける。

544 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:09:15.08 ID:/Yejb6NE0


「……っ、……うっ……!」


霞む目に、力を入れてみる。
ぼやけきっているが、かろうじて色はわかる。
少なくとも、完全に色を失った兄よりは軽傷に思える……

だが、自分と兄では状況が違う。
兄のはより深刻な症状であったが、それは局所的かつ強力な呪詛の力によるもの。
高位の聖職者の力であれば、それを治すこともできる。
対して自分のこれは、呪詛ではない。
喋れないことも加味すれば、おそらく雷撃魔法による後遺症。
肉体の表面だけでなく、内部の神経が焼き切られたのだろうか。
全身に奔った雷、命があるだけでも儲けものなのかもしれないが……

「……ん!」

キアラは己の手から、癒しの力を行使する。
しかし回復魔法も、万能ではない。一人が一人を回復させるとき、その治癒には限界がある。
回復魔法の制約。重傷者を治すには、複数人の治療師が必要となるのだ。


「……ぅぅ……」


やがてキアラの魔力が霧散する。
これ以上、自分の魔力では大きな回復はできないだろう。
動かしづらかった両の手足が幾分動くようになったあたり、効果はあったようだが。
やはり、本来であれば限りなく死に近い傷を負っていたのだろう。
酷い外傷の治癒に回復魔法が割り当てられてしまい、内傷たる神経にまで回復の手が回っていない。


「……!」


なんとか探り当てた、寝台横に備え付けられた机を力一杯叩いてみる。
――痛い。
痛覚は戻ってはいるようだ。
だが大きく鳴る筈の音が、ほとんど聞こえない。目と同様にこちらも霞がかっている。


「〜〜〜〜っ!」


これでは、もう。





――兄妹の助けになれない。






実の母親から受けた仕打ちよりも。
何よりもその事実が、キアラの心を大きく抉る。
心を強く前を見ようと思えど、いくらなんでもこの状態は辛すぎた。

545 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:10:24.98 ID:/Yejb6NE0



そんな時。
霞む視界の色が少しだけ変わった。

「!?」

思わず身構えるが、色合いからその場所が扉であったのだと推測する。
そしてそれが動いたとなれば、誰かが部屋に入ってきたのだろうと。



「―――!!!」


揺らめく人影は、一気に詰め寄ってきた。
何故だかこんな状態でも、それがとても慌てている動きだということはわかった。


「――ァ――!」


人影は何かを喋っている。
だがそれを聞き取ることはできなかった。


(誰、だろう……?)


不思議だ、と。キアラは思った。
さっきまではまさに絶望の淵にいた筈なのに。
慌てたらしいこの人影が現れてから、心が軽くなった気がする。


(黒い……髪……? アベル、兄様かな……?)


視界に滲んだ黒色が入る。
ただそれだけで、誰なのか特定することはできない。
それでも……キアラは嬉しかった。


(泣かない、で……)


いまや満足に見ることも、聞くこともできない。
それでも、触れたものの感触だけはわかる。
他の機能を失った影響か、より鋭敏に。

「――!?」

顔に、腕に。
ぱたぱたと落ちてくる雫。
この人は、泣いてくれている。自分のために。
母の言葉通り、本当に無価値に成り果てたと思っていた自分の為に、泣いてくれている。
嬉しさと、申し訳なさと、色々と感情が入り混じる。


気がつけば、キアラは手を伸ばしていた。



546 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:11:22.83 ID:/Yejb6NE0



ゆっくりと、確認しながら相手の腕を掴む。
傷のある、戦士の手だ。突然の行動だからか、ぴくりと少しだけ反応を示す。
だがそこまで。手を振り払う仕草は見せないため、やはりそれをゆっくりと導いていく。


「っ!?」


されるがままであった手も、少女の柔らかな胸元に触れてしまった瞬間飛びのこうとする。
しかし、それができない。
細腕でぎゅうと掴まれているだけだというのに、振り払えない。
心地よい柔らかさの中に、確かに感じる生命の鼓動。


(私は、生きています)


おそらくまだまともに見ることも叶わないであろう皇女の瞳だが、不思議とその想いは伝わった。


(だから、心配しないでください)


いつか。すぐには無理でも。
生きてさえいれば、その時がやってくるかもしれないのだから。
自分にはまだ、こうして泣いてくれる人がいるのだから。

(大きい……な……)

自分の鼓動はちゃんと伝わっているだろうか。
愛しい優しい人の腕を、さらに力強く押し付ける。



「んっ……!?」



そんな時、キアラの胸にむず痒さが奔る。


「――――っ!?」


男は慌てた様子だが、だからこそ逆にキアラは落ち着いて考えれてしまう。


(あ……わ、私……!?)


自分が何をしていたのか?
第一皇女ともあろうものが、男の手を掴んで谷間に沈め込ませたのだ。
なんというはしたなさだろうか。


(あっ……あぁっ……!?)


それがわかっているのに、キアラは男の腕を掴んだ手を離せないでいた。
感じたことの無い甘い痺れが、胸から離れない。



547 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:12:25.25 ID:/Yejb6NE0
知識は、恥ずかしながら人並程度……いやほんの僅かに上回る程度にはあるかもしれない。
しかし、それは偶然であり望んで手に入れたものではない。
淑女らしく、色に狂わず。
また理想の男性像というのはよくわからないが、やはり優しくしてくれる人がいい。
いつでも隣同士で、お互いを支え合えるような。
肉欲に溺れない、清廉なお付き合いを――そう考え続けてきた。

「んっ……ふぅ……!?」

それだというのに、理性を溶かしかねないこの刺激はなんなのか。
自分を慰めるという行為を知りこそすれ実践したことはない少女にとって、まさしく未知の感覚。


「……っぁ……!」


対して男の方も、その理性を急速な勢いで削り取られていく。
胸から手を離そうと思っても、相変わらず離せない。
勿論、腕を掴まれているからだけではない。

その見た目に反して、大きくずっしりと成長した禁断の果実。
ただ大きいだけではなく、柔らかくそれでいて適度な弾力がある。
指先に力を込め沈めてみても、緩めればすぐさま押し返してくる。
これほどのものは、滅多にお目にかかれないことだろう。


「――!!」

「あっ、あっ、あぁぁぁ……!?」


双方とも、止めなければと頭ではわかっている。
しかしながら、甘い罠に絡め取られた虫はもがけばもがくほど、より深く逃げられなくなる。

「ん、んあぁ……! は、あぁぁ……!?」

もう少しだけ。そんな言い訳を重ね続けて、胸への愛撫はなかなか終わることが無い。
そうしているうちに、キアラの声も徐々に艶が混じり始める。
掠れた声しか漏らさなかった彼女が、自分の手でより大きな声をあげている。
それがどこか嬉しくて、誇らしくさえあり。
より熱を持った手が、激しさを増してキアラを捏ねくり回す。


(き、気持ち、いいよぉ……)


そして淑女であろうとした皇女は、その誓いがぐらついていた。
初めて、色事を。初めて、男の人に。
それもこんなにも――優しく弄られるなんて。
全く知らない、大人の世界。
どこか、初めて見る長編小説を読み進めていく時の感覚に似ている。






――もっと、続きを


そう願わずにはいられない。


548 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:13:14.14 ID:/Yejb6NE0
――


気がつけば、キアラは赤面しつつも掴んだ腕を離さないままでいた。
しかし今度は胸に押し付けるのではなく。


『汗をかいてしまいました。拭いて頂けますか?』


そうやって、空いた手の指で相手の身体に文字を書き記した。
これならば喋れずとも相手に意思を伝えられる。
そしてそれは、当人達以外は知りえない秘密のやりとり。

「……」

言いようのない背徳感が、キアラを後押しする。
普段の彼女であれば、こんな真似は絶対にしないだろう。
だがこの感覚、そして今の自分であってもこの人を悦ばせてあげられるという事実。
なまじ知識があるが為、一度火がついてしまえばなかなか止まれない。


「ん、はぁぁん……」


服をはだけ、手拭越しに背中に触れられる。
無論、背中だけでなく胸も太ももも、望み通りに触れられていく。
不快な汗が拭われていくという心地よさに混じるは、確かな快楽。
決して強くはないが、初めてのそれをキアラの肌は敏感に感じ取り、記憶していった。

(これ、駄目……こんなの、知っちゃったら……!)

自分の中の何かが、狂っていく。
それを自覚しながらも、無垢な少女故の探求心は止まらない。

(……男の人は、どうなんだろう?)

ふと頭をよぎる疑問。
それと同時に、自分をこうして丁寧に優しく扱ってくれる人へ少しでもお礼がしたいという想い。

「――っ!?」

気がつけばキアラは向き合う形へと体勢を変え、ゆっくりとしなだれかかる。
突然の行為に男もぴくりと身体が反応するが押し返すことはできない。

――自分の胸板で、あの豊満に育った胸が押し潰されている

柔らかさと、先端部分のみが主張してくる僅かな硬さ。
触れ合う肉に感触もさることながら、この視覚の暴力はあまりにも抗い難い。

(ど、どうかな……?)

おそるおそると言った様子だが、押しつけた胸を揺らして擦りつけてくるその様が。
淫らな行為をしておきながら、彼女のイメージに違わぬその恥らった表情が。
全てが、男を狂わせていく。
そして……


「んっ……」


身体をゆっくりと辿り、頬に添えられた細い指。
触れ合うことでおおよその位置を確かめたキアラの小さな唇が、優しく触れる。



549 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:14:13.75 ID:/Yejb6NE0



――もっと、もっと


その瞬間。
理性を溶かす甘い声が、確かに聞こえた気がした。


「――キアラッ!」


もう我慢などできるわけがない。
大切に想っていた少女からの懇願。自身の欲望と合わされば、止まれる道理がどこにあろうか。


「ちゅ……んぅ……ちゅぅ……じゅっ……」


ぬるりと、舌がキアラの口の中へと潜り込む。
丹念に歯列を舐めあげ、時折歯肉をなぞってやれば、むずがゆさからすぐに隙間は生まれる。
その隙間から、さらに奥へ。
軽く舌を絡ませあい、あえて退けばキアラはそれを追ってくる。


(あ、頭の奥……痺れ、ちゃう……)


絡まり合い、お互いの舌はそれぞれの口内を行ったり来たりを繰り返す。
その最中に、溢れる唾液が送り込まれる。
淑女らしからぬはしたない水音が、確かに聞こえてやまない。
口の端からだらしなく溢してしまっても、止めることができない。


「キアラ、キアラ……っ!」


ようやく唇が離れ二人の間の銀の糸が未だ切れもしないうちに、キアラは覆い被さられていた。
妹よりは背が高いとはいえ、やはりその年齢と比べると幼さの残る彼女の身体は両の腕ですっぽりと納まる。

華奢で、小柄で、それでいて一部分だけ立派に育ったアンバランスな身体。
膨大な魔力を持ちながら、争い事を好まない優しく大人しい少女。
実の母親に傷つけられ、こうして自分が禁忌を犯そうとしているというのに、微笑んでくれる大切な子。
色々な感情を混ぜ込みながら、強く強くその細い身体は抱きしめられた。


(この、感じ……大好き……)


応えるように、キアラの手も伸ばされる。
傷ついた戦士の背中は優しく撫でられ、少しだけ手前に力も加えられた。



――どうか、このまま……



「キアラ……」


背中に、ゆっくりと書かれたその一言。
確認をするように彼女の顔を見れば、顔こそ赤らんでいるが首が静かに縦に振られる。


「い、いいんだな? 本当に……」


再びキアラは微笑みを浮かべて頷く。
こんな状況下でも、まだ自分を気遣ってくれる優しい人。
だからこそ……



――

550 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:15:07.79 ID:/Yejb6NE0
――


「ひっ、あっ……! んぅ、うぁう……!?」


キアラの熟れた果実が大きく跳ねる。
先程のように軽く触れたり擦り付けたりするのではなく、持ち上げるように。
時には無遠慮に鷲づかみ、掌で先端を押し潰す。


「キアラ……気持ちいいか……!?」


呼びかけに、キアラは答えることができない。


「あ、あんっ……ひあ……やっ、あぁ!」


爪先でこりこりと虐められる度に、堪らず嬌声があがる。
自分の身体が、その甘ったるい声が、恥らう仕草が、果たしてどれほど男の理性を容易に溶かし尽くす程のものなのか。
キアラ自身はそれを知らず、ただ初めての快楽の前に戸惑うばかり。


(こ、これが、これがぁ……!?)


知識はあった。あったからこそ、肉欲に溺れてはならないと思っていた筈なのに。
やはり本で得られる知識には限界があるということなのか。
男女の性行為。子を為すために避けては通れない道。
だけれども、それとは違う。それだけではない。


(上手く、言えないけど……)


きっと、今。
自分は幸せを感じているのだと、キアラはそう結論付けた。
はしたないという感情もあるにはあるが……
それ以上に、相手に愛され求められているというこの多幸感。
身体の奥底から湧き上がる、もっともっとという雌の本能。


(もう、とっくに濡れちゃってる……)


快感に悶えながらも、それは自覚で来ていた。
どこか切なささえ感じる疼きが、じわじわと大きくなってきている。
それが、なんなのか。
わからないほどキアラは無知ではない。


「あっ、あふぁ……ふあぁ……っ!」


胸への惜しみない愛撫。
本を読むときや真下の物を探すときには壁となり、服も特別に仕立てて貰わないといけない。
その重さは小さな身体には負担であり、若くして肩を痛める原因にもなった。
はっきりと言ってしまえば邪魔でしかなかったこの大きな塊に、初めて感謝の念を持てたかもしれない。
こうして、夢中させてあげることができるのであれば……


「や……あふ、ぁ……も…………めぇ……っ!?」


あまりの快楽に静かに涙を零しながら、キアラは大きく身体を跳ねさせる。
その間にも愛撫は止まることは無く、唇に頬に首筋にと、幾度も口づけが降ってきた。
自分は、こんなにも愛されている。
全身でそれを感じながら、敏感な状態のままキアラは少しばかりその身体を起こした。


551 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:16:29.45 ID:/Yejb6NE0
「キアラ……?」

「……」


未だ強く残る快楽の余韻。
このまま身を任せていてもいいのだが……
それでは、今しばらく胸を可愛がられ、キスの雨を受けることだろう。
それも悪くない。むしろ心地よい。

(でも……)

きっと、自分は耐えきれない。
本の知識とは全然違う、この感覚。
幾度も身体を跳ね上げ、頭の奥底を痺れさせて、耐えきれる気がしない。


「……っ」


大きく息を呑み喉を鳴らしてしまった音は、きっと聞かれてしまったことだろう。
それでも、これから自分はその比ではない、恥ずかしい真似をしようとしているのだ。


「……ぁ、……の……」


顔をこれ以上ない程に紅潮させ、それでもキアラは声を搾り出す。
身体を起こし、自分の両脚を一度抱き寄せ……そして。


「〜〜〜〜っ!」


その脚を、ゆっくりと左右へと開いてみせた。


「わ、私……の……ここ……に、……もう……!」

「キア、ラ……!?」


精一杯出した声も、最後の一言は流石に口を出ることはなかった。

(もう、我慢できないの……!)

淑女らしからぬ、皇女としても相応しくない、はしたない言葉。
たとえそれが出て来なくとも。
割り開かれた彼女の脚の付け根……
僅かな金毛の下には、蜜を零して蕩けきり切なげにひくつく穢れ無き桃色の園があった。

自分がどれだけ大胆な真似をしているのか、自覚はあった。
このまま消え入りたいと思う程の強烈な羞恥心は、どんどんと顔に熱を持たせていく。
薄い毛では覆い隠すことなどできよう筈も無く、こんな格好では全て丸見えに違いない。
それでもキアラは、止まることは無かった。


「い……挿れ……て、くださ……!」


小さな秘裂が、彼女自身の指で割り広げられる。
さらに晒される聖域の奥地は、魅惑的にひくつき溢れる蜜で相手を誘う鮮花。
キアラを知る者であれば、誰もが大胆な彼女の行動に驚くだろう。
それはキアラ自身も同じこと。それでも……


(勢いや、同情ではなく……ちゃんと、私の意思を伝えないと……!)


キアラには、その強い思いがあった。
だからこそこれほどの羞恥にも耐え、自らの意思で一線を越える覚悟を示す。
それが何より……相手の為でもあるのだから。




「お願い、します……――――」




キアラは、ここで初めてその名を呼び――


……
552 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:17:00.73 ID:/Yejb6NE0
――――
―――
――





キアラ「〜〜っ!///」プシュー…!

キアラ(だ、駄目駄目! なんでしっかり思い出そうとしてるの、私ったら……///!)ゴロゴロゴロゴロ!



フィーア「キ、キアラ姉様、大丈夫ですか!?」ガバッ!


キアラ「あっ! ご、ごめんねフィーアちゃん……?」ゴロ…

キアラ「ちょっと、今日の鍛錬の疲れが出たのかな? 脚がつっちゃって……」

フィーア「あ、あぁー……ノワール義母様の鍛錬、すごかったもんね……」

キアラ「ごめんね。もう少ししたら、落ち着くと思うから」

キアラ「明日も大変だろうし、ちゃんと疲れをとらないと……」

フィーア「そうですね。それでは姉様、改めてお休みなさいませ!」パフ

キアラ「うん。お休み、フィーアちゃん」


……


キアラ「……」


フィーア「……すぅ……すぅ……」


キアラ「……ふぅ」

キアラ(……いけない。あの日だってなんとかフィーアちゃんを誤魔化したのに)

キアラ(フィーアちゃんには、はしたないお姉ちゃんって思われたくないしね……落ち着かなきゃ)

キアラ(…………夢の中のあの人が、結局誰だったのかが思い出せないのがもやもやするけど……夢だもんね)

キアラ「……」スゥー…

キアラ(そう、あんな夢を見ちゃったのも、私がまだ弱いから。お母様に行為を、まだ私は心のどこかで割り切れていなかったから)

キアラ(……悲しくないといえば、やっぱり嘘になるけど。でも、悲しむ暇があれば今度こそ認めて貰えるように頑張らないと)

キアラ(鍛錬で、前よりは強くなれた。アベル兄様達も、私達姉妹の力を必要としてくれている。――それに、応えたい)

キアラ(争いは嫌だと目を背けてばかりじゃ、いけない。私は第一皇女、この力が役に立つなら……それで、兄様達をお助けする)

キアラ(多分もう……聖国との決戦は近い。もし、勝てても……次の相手は……いや、兄様達となら!)

キアラ(……全てが終わって。兄様の望まれる帝国になったら……)

キアラ(その時は……夢の中みたいな優しい人、探してみようかな……?)ゴロン…



――
553 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 19:19:13.71 ID:/Yejb6NE0
というわけで幕間8の続き、キアラの夢でした
相手を誰か特定させない方がいいということでしたので、ぼかしましたがそこがまた難しい……
現実のキアラは鋼メンタルかつ最終決戦も迫っているため、欲を打ち払いしっかり動いてくれます

それではまた、夜あたりに
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 19:51:14.07 ID:czlXO7gI0
乙乙
前半シリアスからの後半いちゃエロのいい意味での落差がたまらん
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 20:06:23.44 ID:f9UwCBg5O
おつおつ。
まさかと思って設定(4スレ目)確認してきて思い出した、マックス黒髪やん。
相手が誰かは分からないけど絞り込めるようにした描写が上手かったなぁ。
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 20:29:26.33 ID:JKzutFAhO
おつおつ!
前半でまさか鬱展開かとはらはらしたけど後半で一安心。ちょっと積極的なキアラがエロ可愛い
でもノワールママンが来てくれなかったらこうなってた可能性もあったんだよな……
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 20:34:32.06 ID:XSzCS+NDO
一旦乙です
エロ可愛いキアラ最高です
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 20:42:42.77 ID:yf/4BQVDO
おつおつ。やはりこのスレのR展開は甘々で良いなぁ(バナナ吸い潰す面々から目を背けながら)。
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 20:55:42.14 ID:GrzG064/0
有難や有難や
560 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 23:00:53.09 ID:/Yejb6NE0
こんばんはー
それでは本編をゆっくり再開します
ほぼほぼさよならシュタイナーですが、悪手を選んでしまうと苦戦はします
ティアがほぼすべての情報を吐き出すので、最善手を考えてみてください
561 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 23:01:23.00 ID:/Yejb6NE0
――特殊イベント【聖国との決戦を控えて】――


【城塞・会議室】


アベル「さて、いよいよと言ったところか……」

ティア「……」ドキドキ

ロウル「へぇ、この子が新しく協力してくれるという?」

ティア「は、はい。ティアと、申します……」ドキドキ

アーシャ「大人しそうな子だけど、エリスちゃんと同じくらいかしら?」

ティア「え、えっと、私は今年で16歳ですけれど……」ドキドキ

エリス「あ、それじゃあやっぱり私と同じですね。よろしくお願いします!」

ティア「よ、よろしくお願いします」ドキドキ

ティア(よ、よかった……みんな、優しそうな人だ……)ホッ…

ティア(でも、これから大事な会議なのに……女の人ばかり?)

ティア(エリスさんは私より小さいし……)ジー…

エリス「?」


ガチャ


リーナ「お待たせしました。捕虜の件ですが、カインがなんとか手を打ってくれるとのことですわ」

アルフォート「アドルラン達も同行してくれた。あちらの件は任せ、私達は私達で策を練ろう」

マークス「周囲に親衛隊の姿も無い。安心して会議はできる筈だよ」

シア「……その時は、近づいています。皆さんで、頑張りましょう〜!」


ティア「エ、エカチェリーナ様!? アルフォンス様、それにマークス神父にシアさんまで……!?」フルフル…

リーナ「あら、あなた……」



特殊判定
↓1コンマ二桁
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 23:04:28.94 ID:K0U/N0sb0
563 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 23:09:55.08 ID:/Yejb6NE0
おまけ特殊判定結果
ティアの胸の大きさ

※キャラシートより75最低保証

94(で、でかぁい! 本人も気にしているのでかなり抑えているけど隠しきれていない!)

――

リーナ「」ファー…

般若「ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリィッッッ!?」チノナミダ

アルフォート「お、落ち着けリーナッ……!?」ガシッ!

マークス「もう少しの辛抱です、どうか……!?」ガシッ!

ティア「……」ガタガタブルブル

ロウル「あー、あの人はいつもああですから流して大丈夫ですよ」

エリス「……」ジー…

アーシャ「エ、エリスちゃん?」

エリス(やっぱりアーシャさんくらいが一番……)シュン…

アベル「ごほん、ごほん!」

リーナ「し、失礼しましたの」コホン

アベル「パトラ達とキアラ達がまだ来ていないが……そろそろ始めるか?」

ガチャ

パトラ「すみません、アベルさん。遅れてしまいました」

アベル「いや、大丈夫だが……クラウス王への報告か?」

マックス「はい。リーナ王女を筆頭に、聖国部隊が結界を張ってくれたおかげで……」

マックス「王国が仮に攻められても、防衛戦は展開可能です」

パトラ「ですので……聖国の攻略及び帝国の防衛にのみ集中して考えても問題はありません」

アベル「そうか……」

ティア(お、王国の人……!?)ドキドキ

ガチャ

フィーア「ご、ごめんなさい兄様! 遅れてしまいました!」ワタワタ

キアラ「ま、まだ始まってないよね!?」ワタワタ

ノワール「大丈夫ですよ、二人とも。ですよね、アベル?」

アベル「はい、大丈夫です」

ノワール「……少し探りをいれましたけど、王城の方ではフローレンが復帰したようです」

アベル「!!」

ノワール「ですが、あの人がいる限り……『聖国戦には干渉してこない』でしょうし、大丈夫ですよ」

ノワール「王城の一部の者はやはりキアラとフィーアが前線に出ることを良しとしない一派がありますけれど……」

フィーア「そこはアドルラン兄様達がどうにかしてくれそうです!」ピョン!

キアラ「ですので兄様、私達『姉妹も聖国戦には向かいます』ので、どうかよろしくお願いします」ペコリ

アベル「ああ、頼りにしているぞ」

ティア(え……こ、この人達も戦力なの!? というより、兄様ってことは皇女様!?)ドキドキ



ティア(き、緊張するぅ……!?)ドキドキドキドキ

ティア(でも……本当に、エカチェリーナ様達はみんな無事だった……)

ティア(アベルさんなら、この人達なら……聖国を……)

564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 23:11:18.03 ID:7v9hJbw8O
デカァァァァアイッッ!!
説明不要!!
565 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 23:11:34.91 ID:/Yejb6NE0
――


アベル「さて、それでは早速だがティア」

ティア「は、はい!?」


ティア「そ、その……せ、先日配属されたばかりの、聖国衛生兵のティアと申します!」ビシ!

シア「その格好、元々は私と同じみたいですね〜。よろしくお願いします〜」

リーナ「ティアさん、私も兄も今はアベル配下の一兵に過ぎませんの。気後れすることなく、どんどん発言して大丈夫ですのよ?」

ティア「は、はい!」

ティア「では……何からお話すべきでしょうか?」

マークス「……討たれた、とのことだが。あのマラート司教のこと」

マークス「自分が倒れても尚、敵対者に対する苛烈な策を残しているのではないかね?」

ティア「は、はい。その、詳細はわからないのですが……『雷火隊』という部隊が控えているようです」

マークス「雷火隊……」

アルフォート「十中八九、以前のロックス隊と同じ部隊だな」

リーナ「ですわね……。ですがその性質上、流石に聖国内で使う筈がありませんわ」

アベル「そうなるとやはり『アドルラン兄様達には帝国を防衛してもらう』必要がありそうですね」

ロウル「とはいえ、以前よりは守りやすいですよ。『カインさんの結界で転移はほぼ不可能』ですし」

アーシャ「種がわかっている以上、守りはそもそも侵入を許さない正面に固められますね」

エリス「ルーシェさん達もいますし、あんな人たちにアドルラン様達は負けません!」

アベル「そうだな。色々とこちらに有利な条件が多い。差し違え覚悟の奇襲は、防げると言っても問題ないだろう」

ティア「え、えっと、結局雷火隊とは……?」

シア「……知らない方が、いいこともあるんですよ〜?」

ティア「は、はぁ……?」

パトラ「万が一聖国内に配備されていたとして、今度こそ遅れは取りません!」

マックス「はい! 正しき王国騎士の姿、見せてやりますよ!」

アベル(これは、兄様達に頼るしかない。そして、信じるしかない。次は……)


――
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 23:11:46.04 ID:jhik0roq0
ついに90代来たかぁ……
567 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 23:13:45.67 ID:/Yejb6NE0
――



ティア「えっと、他は……」

アーシャ「聖国兵や雷火兵以外……天使の情報は何かありますか?」

ティア「て、天使様ですか!? えっと、天使様は神が遣わした――」

アルフォート「……ティア、天使の詳細については……後で私が教えよう」

ティア「ア、アルフォンス様自らが私なんかに!?」ドキドキ

アルフォート「……だから今は、配置場所や姿形だけでいい。わかったかな?」ポンポン

ティア「は、はい!」

ティア「その……マラート司教から教えられた内容なのですが……」

ティア「そもそも聖国の防衛は結界が要ですが、万が一正面から攻められた場合……『大きく分けて進撃(防衛)ルートは3つ』になります」

アベル「……」



ティア「簡単に言ってしまうと……」

【中央】

・聖王様のいらっしゃる『聖王宮』は正面から直進した『最奥地』になります

・正面から一気に向かえますけど、当然『もっとも天使様の力が強く、混成部隊で出現』します

・炎天様の所在は不明です

・当たり前ですが『聖王様の力は、全ての天使様を超えた強大なもの』です


【左翼】

・正面を避けた迂回路の一つです。それでもちゃんとすすめば、聖王宮に辿りつきます

・広々とした場所が多く、見晴しがいいので『予期せぬ奇襲を受けることは少ない』でしょう

・ですが、『小細工を使わない、耐久力のある重装備の天使様達』が警護にあたっています

・王国産の装備を借りたらしい天使様は『物理的な攻撃に対して耐性を持つ』とか……


【右翼】

・正面を避けた迂回路の一つです。こちらもちゃんとすすめば、聖王宮に辿りつきます

・建築物や自然が多く、隠れる場所が多いですけど『そのせいで奇襲を受ける確率が高い』でしょう

・守護する天使様も『遠距離攻撃可能な魔法弓を得意とする』方々です

・魔法の扱いに長けた天使様は『魔法攻撃に対して耐性を持つ』とか……


ティア「……こんなところでしょうか?」

アベル「ふむ……」

リーナ「ティアさんの3ルートはまず間違いありませんわね」

アルフォート「……大元を構築したのは、私だからな……」

アーシャ「きっちりと役割を分け、迂回して足止めされている間に援軍を……と言ったところでしょうか?」

アルフォート「ああ。だが、どうやらより強さを増しているらしい天使……流石にかつてのように『無尽蔵に大量の増援は不可能』な筈だ」

マークス「『正面に全戦力を投入すると、防衛側も中央に集まってきて総力戦』にはなってしまいそうですな」

リーナ「個々の力はアベル達の方が上の筈ですの。ならば『三部隊にわけて、それぞれ左、中央、右に進撃』して、『聖王宮で合流』が安全そうですわね」

アベル「ふむ……」

シア「……」


特殊判定

↓1コンマ二桁
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 23:14:05.39 ID:nM5vQJ3vO
確かスカーレットさん辺りが胸で99出してた気がするけど(間違ってたらすまない)、他に90代いたっけ?
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 23:14:18.84 ID:XSzCS+NDO
はい
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 23:14:55.38 ID:jhik0roq0
>>568
アベル隊でと言う話。いや、厳密にはアベル隊ではないが……
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 23:16:46.62 ID:cc5LYrHVO
右翼には奇襲回避と物理攻撃、左翼には魔法攻撃を派遣すべきってことか
572 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 23:21:40.40 ID:/Yejb6NE0
特殊判定結果

シアの実家位置

01〜33:左翼
34〜66:中央
67〜99:右翼

コンマ39

34〜66:中央

――

シア(お母さん……お父さん……)

アベル「シア?」

シア「あ、ご、ごめんなさい〜!?」ワタワタ

アベル「いや、何か心配事か?」

シア「は、はい。すごく私事ですけれど〜……」

シア「――アベルさん、どうか『私を中央の攻略に配属してください』〜!」

アベル「なっ……しかし、中央は最も……」

シア「……お願い、します。どうしても、気になることが……」

アベル「そうか、わかった。考えておこう」

シア「すみません〜……」


※聖国攻略時、シアを中央部隊に加えることで特殊イベント発生


――
573 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 23:35:03.13 ID:/Yejb6NE0
――


ティア「えっと、他には……」

ノワール「……一つ、気になることがあります」

ノワール「ティアちゃん、あなた達は鼓舞され……一種の興奮状態で、ギルバートの元へと送られたと聞きました」

ノワール「……はっきり言ってしまえば、無謀の極みです」

ノワール「残酷なことを言ってしまうけれど……他の場所には、四天と竜が送られています」

ノワール「……あなた達が、捨石とされた可能性は?」

ティア「……っ!!!」

アベル「母上、それは……」

ティア「あっ……」ジワ…

アベル「落ち着け、ティア……」ヨシヨシ

ノワール「……ごめんなさい。偶々、よほど運が無かっただけなのかもしれませんね」

ノワール「ですが、実際の問題として……あなた達以外の聖国正規兵の練度と、士気はどうなっているのですか?」

ティア「……天使様達が」

ティア「天使様達が降臨なされてから、一般兵の方は大部分が、その……」

アルフォート「……腑抜けたか。いや、異教徒を狩る名目で目を曇らせないだけ、そちらの方が今となっては……」

ティア「……」コクリ

マークス「より強い存在に安心し、己の鍛錬を怠るとは……如何な理由であれ、神はお嘆きになられるだろうに」ムキィ!

ロウル「まあ、兵士がみんなマークスさんみたいになっている国とは戦いたくないですけどねぇ……」

アベル「何にせよ『聖国正規兵は脅威として認識しなくていい』ようだな」

アルフォート「私の記憶通りならば、残る脅威は四天。風と土は確か聖国の正面を守っていた筈だが」

ティア「は、はい。『地天様と風天様は共に入り口の守護に。分断は不可能』でしょう……」

パトラ「分断できない四天、王国の時よりも状況が悪く聞こえますが……」

エリス「こちらも、あの頃よりもさらに鍛えています! たとえ二体同時であったとしても、押し通ります!」

アベル(これで、聖国の戦力状況は把握できたか……)


――
574 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/23(日) 23:51:27.83 ID:/Yejb6NE0
――


ティア「わ、私からお話できそうなことはこれぐらいですけれど……」ドキドキ

アベル「ありがとう、ティア。助かったよ」

ティア「その、一つだけ皆さんに……質問しても、いいですか?」

リーナ「ええ、どんとこいですわ」

ティア「その……アベルさんは、エカチェリーナ様達は……どのくらいの戦力で、聖国に攻め込もうと……?」ドキドキ

アベル「ああ、確かにそれは大事な問題だな」

アベル「――これから決める大まかな部隊のことも考えて、俺達もおさらいをしておくか」バサァ!

アーシャ「味方の戦力の把握は、戦術の基本ですからね」



・アベル:レベル488…攻撃属性・万能(物理&魔法)
代表スキル…不在の各ヒロインからスキル譲渡

・エリス:レベル558…攻撃属性・万能(物理&魔法)
代表スキル…5割で敵の全ての防御を貫通する2連続攻撃

・アーシャ:レベル281…攻撃属性・物理
代表スキル…攻防一体の無双陣形、全体攻撃無効

・ロウル:レベル248…攻撃属性・物理
代表スキル…奇襲の無効化及び反撃。弱体攻撃無効

・シア:レベル283…攻撃属性・魔法
代表スキル…敗北時、確定蘇生。状態異常無効

・パトラ:レベル221…攻撃属性・物理
代表スキル…逆境時、攻撃力上昇。敵防御の大破壊

・マックス:レベル161…???

・キアラ:レベル255…攻撃属性・魔法(連携時のみ万能)
代表スキル…高威力の魔法攻撃。魔力による敵の面制圧

・フィーア:レベル228…攻撃属性・物理(連携時のみ万能)
代表スキル…開幕確定優勢攻撃。特殊スキル攻撃以外、戦闘から確定逃走



アーシャ「……まとめると、こんな具合でしょうか?」シュッ!

ティア「こ、これだけの人数で!?」←レベル等は見えていません


575 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 23:56:08.48 ID:5e3ugHN9O
とりあえず右翼には奇襲回避のロウル、中央にはイベント用のシアは確定として左翼の魔法要因がキアラのみなのが気になるかな。

そしてマックス……?
576 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/24(月) 00:01:14.17 ID:cMwEkTWm0
リーナ「ああ、そうでしたアベル」



リーナ「――決行日は、私と兄上もお手伝いしますの」



リーナ「私は援護が精いっぱいですが……」

アルフォート「私は……微力だが、戦力としてアベル皇子達のいずれかの部隊を補佐しよう」

――

※リーナ及びアルフォートは過去のゾロ目判定により、アベル隊へ全力の援護を行ってくれます

・アルフォート:レベル211…攻撃属性・万能(物理&魔法)
代表スキル…敵への全体攻撃。戦況を判断し、一撃離脱が可能

・リーナ:特殊支援


――


リーナ「私の武器はこの銃ですが……」ジャキ!

リーナ「色々と研究を重ね……来る日のために特殊な弾丸の考えがありますの」

リーナ「――たとえ四天であろうが『天使相手なら確定で群れごと一撃粉砕する魔弾』か」

リーナ「――『離れた味方を遠距離から緊急回復させる魔弾』か」

リーナ「強力過ぎるので、銃の負担を考えると撃てるのは『どちらか一方一発のみ』ですが……」

リーナ「アベル、どちらで援護した方がよろしくて?」

アベル「そうだな……」


※リーナの援護弾、どちらを頼みますか?

↓1〜5多数決
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:08:01.98 ID:Gm4M7eQaO
炎天が不明ってのがきな臭いが、地天風天が中央にいて分断不可ってことは逆に言えばまとめて潰せるんだよな……
粉砕の方に一票
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:11:07.88 ID:gPJwGg2B0
天使からリーナへの異教徒堕ちデバフがどんだけ影響あるかね
アルフォートのときみたいに天使が動揺してる間にぶちかませればいいんだが
粉砕の魔弾で
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:11:32.84 ID:gNFHKsMbO
多分この感じだと部隊分散→シュタイナーのところに辿り着くまで回復無し連戦だろうから、門番四天戦で事故って無駄に消耗するのが怖いな
大ボスにずるい気もするが、風と土に粉砕弾使って貰おう
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:16:17.47 ID:PULaBW8xO
味方回復は1発を1人のみってのが難しいところだな
既に多数決で埋まってるが回復弾が必要となりそうなのは
炎天による奇襲辺りか
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:19:40.07 ID:sxjU3MUxO
(炎天がコンマ荒ぶって帝国に転移しちゃって結界に消し飛ばされるとかいう出オチ決めちゃったらどうしよう)
582 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/24(月) 00:21:51.66 ID:cMwEkTWm0
粉砕の魔弾


――


アベル「聞く限りではかなり凄そうだが……天使を打ち砕く弾を頼めるか?」

リーナ「かしこまりましたわ! 一発だけですけど……必ず決めてみせますわ!」

アベル「しかしそれほどの代物、どうやって……」

リーナ「捕えたリーヴコアの副産物ですの。ルーシェやヒバリも協力してくれましたのよ?」

リーナ「……兄上に直接撃ちこめないのは、残念ではありますが」

アベル「はははは……」

ティア「」ガタガタ…

アルフォート「私は……」

ロウル「ちょっと待ってください、マックスさんの所、アーシャさん筆が迷っていますよ?」

アーシャ「あ、ああそれね?実は……」



マックス「お、俺は!」



一同「「!!」」


マックス「俺はまだまだ、みんなと比べたらずっと弱いけど……!」

マックス「それでも……自分でも信じられないくらい、強くなれたとは思っているんです!」


特殊判定
↓1コンマ二桁

583 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:23:15.91 ID:sxjU3MUxO
頼むぞマックス!
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:24:08.67 ID:PULaBW8xO
これは期待できるか
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:24:33.54 ID:uHKidUSc0
期待したいわ。キアラの相手候補だし
586 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/24(月) 00:26:30.87 ID:cMwEkTWm0
こ、ここで決めますか……(白目)
おかしい、戦力にならない筈だったのになぁ……
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:28:57.50 ID:/9cyWGrI0
漢だぜマックス
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:29:29.77 ID:dfDtfvSKO
やっぱ中盤〜終盤加入の下級キャラの定番で成長すれば大いに化けるタイプだったのか。
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:30:12.23 ID:PULaBW8xO
【朗報】初期レベル25の当初はモブだった筈の
マックス、遂に聖国との最終決戦のメンバーに
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:32:13.53 ID:uHKidUSc0
マックスくんすげーな。大出世だな
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:33:51.00 ID:O+GOIh53O
現状のカップリング候補(成立済み含む)
アベル×エリス
ロウル
アーシャ
シア
パトラ
ティア←NEW!!

エメリナ×カイン

ローズ×スミレ
アイナ

アドルラン×ヒバリ
ルーシェ

マックス×キアラ←マックス覚醒の可能性につき大幅確率アップ!!

やったなマックス……!
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:35:06.61 ID:O+GOIh53O
やっべ何か表記ミスってエリス総受けみたいになってるわ(それもなんか見てみたいけど)w
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:36:00.26 ID:bOZKTZy90
考えてみたら王国奇襲時にマックスの同僚=パトラ隊のメンバーとか
少なからず犠牲になっていただろうからな

因縁という意味ではこの上なくドラマチックだ
594 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/24(月) 00:39:11.38 ID:cMwEkTWm0
特殊判定結果

期待の新人マックスの覚醒

コンマ91

91>50

※基準値を超えたため、マックス魔法才能覚醒!

※レベルが20増加し、攻撃属性が万能になります

91>75

※基準値を超えたため、獲得スキル強化!

91>90

※基準値を超えたため、未完成ですが必殺剣獲得!


※全ての基準値を超えたため、マックス大覚醒!

・マックス:レベル181…攻撃属性・万能(物理&魔法)

★【王国の未来を担う者】★
戦闘時、敵のレベルが自身より高い場合、常時補正+30
このスキルを持つ限り、劣勢を受けられる回数を3にする
さらに補正差が50以上であったとしても30まで軽減し戦闘を行う

★【フレアミラージュ】
劣勢判定を一度だけ回避する
発動後、敵の回避、カウンタースキルの成功率を半減させる

★【ファイナルストライク】★
期待の新人の未完の必殺剣。
優勢取得時、万能属性による3劣勢を相手に与える
このスキルはカウンターを受けつけず、敵の耐久値を確実に減らせる時のみ発動する
発動後自身の武器は粉々になり、自身に−100の補正をかける


――



マックス「将軍と、一緒に揉まれ続けて……!」ゴウッ!

マックス「俺だってもう――天使なんかに、遅れはとりませんよ!」


一同「「……!!!」」


マックス「パトラ将軍、アベル皇子!」

マックス「若輩者ですが……ともに、天使を打ち倒しましょう!」ビシッ!


パトラ「マックス、あなた……」ホロリ…

アベル「……ああ! 頼りにしているぞマックス!」ガシッ!

マックス「お任せください!」


――
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:39:13.48 ID:PULaBW8xO
>>591
お前のところに
「私だってアベル兄様と結婚するの!」って
短剣持ったロリが無音で向かったぞ
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:40:45.97 ID:uHKidUSc0
かなり潜在能力あるじゃねーか!
これは本当に予想外の新人
597 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/06/24(月) 00:41:40.82 ID:cMwEkTWm0
えー、大体の判定をとりおえたところで今日はここまで
最後の判定でまさか全部乗り越えるとは……
ただの案内役だった筈のマックスも、気がつけば立派な将軍クラスです(白目)

若干判定及びわりふりが残っていますが、そちらはまた後日
本日もありがとうございました!
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:44:25.84 ID:etf6fC1TO
おつおつ。アルフォートもいるとはいえ、懸念だった魔法要員が思わぬところで補充されてくれたな。
戦力的にもカップリング的にも是非キアラと一緒に組ませたい。

>>591
無茶しやがって……
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:45:57.56 ID:uHKidUSc0
アベルも初期は仲間中では最弱だったのにトップ2まで上がったし、男組も中々のコンマ運を持ってる
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 00:52:22.87 ID:gNFHKsMbO
おつおつ。いやぁ、やっぱマックス持ってるなぁ……なんとなくFEの村人っぽい感じしてたがまさに良成長だわ
そしてこうして改めてアベル隊見ると、みんなそれぞれの強みあるなぁ
ここにきてリーナとアルフォートの援護もでかいし、慢心はしないがシュタイナーにはいよいよ天罰食らわす日が来たな
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