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【禁書】上条「野球大会で優勝したぞ!」操祈「1回裏☆」【安価】

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321 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/03(日) 23:10:40.92 ID:3z7OfLwvO
忘れてました
安価下1
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 23:13:36.32 ID:A3rNfzsIo
ランニングフレンダ
323 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/03(日) 23:48:34.65 ID:3z7OfLwvO
上条「ちょっと体中の血を巡らせてくる」

上条「散歩すれば眠気も取れるだろ」

オティヌス「走って疲れてお眠になるなよー」

上条「30分だけだから大丈夫だろ、きっと」





上条「って、息巻いてみたけど……くそ、家出て5分もせずに眠くなってきた」

上条「今思えば3時間しか寝てねぇ…あーやべぇ、ふらふらしてきた」フラフラ

上条「あっ」ガッ


「おっと」ボスッ

「大丈夫?」

「あら、寝ちゃった……うーん困った訳だけど――――そうだ…」



上条(なんか柔らかい感覚)

上条「あれ? フレンダ?」

フレンダ「あ、目覚めた? そろそろ起こそうかと迷ったけど、結局自分で起きちゃった訳ね」

上条「ベンチの上で寝てるのか。で、この後頭部の柔らかい感触はもしや」

フレンダ「美脚自慢のフレンダちゃんの膝枕って訳よ!」ドヤッ

上条「………」///

フレンダ「あ、照れた。えー第5位とかにやってもらったことない訳?」

上条「………数えるくらい?」

フレンダ「マジっすかー」

フレンダ「で、なんでフラフラで歩いてた訳? 顔真っ青だったけど」

フレンダ「まるで絹旗が借りてくるゾンビ映画さながらだった訳だけど」

上条「徹夜明けだったからな。寝落ちしちまったけど」ガバッ

上条「膝枕さんきゅ。おかげでちょっとすっきりしたかも」

フレンダ「それはどうも」

上条「で、俺何分くらい寝てた?」


好感度ボーナスコンマ下1
奇数→ほんの10分くらい
偶数→ほんの1時間くらい
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 23:50:01.72 ID:gGEWPZ/Do
325 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/04(月) 00:32:22.76 ID:gjimkPr9O
フレンダ「1時間くらいかな」

上条「ん? すまん、フレンダ、良く聞こえなかった」

上条「俺は、何分、寝ていた――?」

フレンダ「1時間。60分ぐっすり」

上条「……今何時!?」

フレンダ「そーねだいたいねー」

上条「そういうのいいから!」

フレンダ「7時30分」

上条「――――――――――――」サーッ

上条「すまんフレンダ! お礼はまた今度させてくれ!!」

フレンダ「おっと!」ガシッ

上条「ぐえっ」ドテッ

上条「なんだ!?」

フレンダ「礼は今、きっちりお願いする訳よ! 美少女が自分の美脚で1時間も膝枕してあげるなんて、目的は結局は金って訳よ!」

フレンダ「さぁありがね置いてけー!」

上条「ぎゃー離せ!」ジタバタ



フレンダ「いやー電車賃なくって困ったたとこでよかった訳よ」

フレンダ「部屋は色々あって居づらくなったから夜遊びに街歩いてたら、資金が尽きちゃった訳でアハハー」ハンバーガーパクー

上条「うぅ、ついでに朝飯代もかっぱられた…」

上条「じゃあ俺は行くな」

フレンダ「あ、そうだ。おーいキャップー」

上条「あ?」

フレンダ「ほいパス」

上条「なんだ? エナジードリンク?」

フレンダ「それ、私オススメ☆」

フレンダ「シャッチャー閉めてる瞼も、それを飲めば結局パチっとなる訳よ」

上条「ふーん……てか、俺の金だろ」ゴクッ

上条「うお、これはスゲーや」

上条「サンキューフレンダ! じゃあな!」

フレンダ「お気をつけて―!」

フレンダ「さて、余計目に抜いた千円札で鯖缶でもまとめ買いする訳よ」

フレンダ「フーッ↑ フレンダちゃんは結局悪くて頭のいい女って訳―――」ガシッ

フレンダ「ふえ?」


操祈「当麻くんに膝枕したでしょ……膝枕代、10万円」ゴゴゴゴゴ


フレンダ「ひぇっ」


フレンダの好感度が10上がった
フレンダ=セイヴェルン好感度85→95
326 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/04(月) 01:55:35.10 ID:gjimkPr9O
上条「今日から新学期」

上条「改めて気合入れて頑張るぞ」



新学期が始まったので進行ルールを変更します
平日は朝・放課後・夜
休日は朝・午前・午後・夜

平日休日は交互1回行い1週間とし、4週間で1か月とします



―――放課後


上条「お、終わったぁ……」

上条「朝は遅刻ギリギリだし、宿題は全部忘れちまうし、小萌先生に呼び出し説教されるし」

上条「うぅ、きつかったぁ…」

上条「しかし放課後は俺の時間だ! さーって何をやろうかな!」




現在の上条さん 所持金8万0000円

HP:60/140 学力00
・筋-608/敏-403/技-547/変-552/精-783


放課後1ターン
野球/休む/遊ぶ/バイト/デート/勉強

野球
練習or試合=HP-20

休む
HP+30
追加…安価のコンマがゾロ目でHP+50

お出かけ
遊ぶ=HP-10/指定した仲間との好感度+5〜10
デート=HP-10/彼女とデート>>220参照

勉強
HP=+20
学力=+10〜20

安価下2
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/04(月) 01:57:07.70 ID:kdXrbD7do
328 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/04(月) 01:57:46.30 ID:gjimkPr9O
今日はここまでにします
ありがとうございました

次は来週日曜日の19時からはじめます



新しい事を始めました
とりあえず色々試しながら進めていきたいと思います
ヒロインとイチャイチャ、出来るかな…
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/04(月) 01:58:10.95 ID:IeTEyRUa0
遊ぶ
フレンダ
330 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 19:06:16.82 ID:SOcq4gxyO
飯作りながらですが
始めます
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 19:08:24.18 ID:ZgnGZwuqo
OK
332 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 19:29:51.04 ID:SOcq4gxyO
上条「ん?」

フレンダ「はぁ…」ドヨーン

上条(帰り道、やつれてベンチに腰を落とす金髪野球人形を見つけた)

上条「なにやってんだおまえ」

フレンダ「ああ、今朝はどうも」ドヨーン

上条「なにやったんだおまえ」



操祈『今日の事は当麻くんには黙っててねぇ…でないと、うふふふふ』


フレンダ「―――――――――」

フレンダ「………まあ結局いろいろあった訳よ」
 
フレンダ「あ、それとコレ、今朝お借りしたお金です。あとで御宅にお伺いしてお返ししようとしてた訳だけど、今お返しします…」ペコリ

上条(いったいフレンダの身に何が…!?)

上条「な、何があったかわからないけど……げ、元気出せよ?」

フレンダ「はぁ」ドヨーン

フレンダ「結局今日は散々だったわ。家に帰れないし、またお金なくなっちゃったし」

上条「なんで」

フレンダ「ちょっとね…麦野の逆鱗を踏んじゃって……アイテムのお財布係やってる滝壺とも喧嘩しちゃったし」

上条「あーーーー」

上条「どうすんの」

フレンダ「どーしよ…」
333 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 19:49:46.08 ID:SOcq4gxyO
上条「俺んち来るか?」

フレンダ「それはダメ!」

上条「!?」



操祈『当麻くんと何かあったらぁ…ましてや部屋に行くとかぁ……頭ぱーん、だから』


フレンダ「頭、ぱーんする訳だから」ガタガタ

上条「頭ぱーん」

フレンダ「どうしよう…どうしよう…」

上条「うーん」


「あれ? そこにいるのって…」


上条「お? 佐天じゃん」

フレンダ「!」ササッ

佐天「どーもー! お世話になってまーす!」

佐天「一昨日は感動しました! これからも頑張ってください!」

佐天「で、どうしたんですか? こんな公園に」

上条「おまえこそどうしたんだよ。一人で公園に」

佐天「実は最近、面白いゲームが流行ってるみたいでして」

上条「ゲーム?」

佐天「ほら公園の駐車場やテニスコートとかナイターありの野球場とかで夜な夜な行われる野球ゲームです」

佐天「なんでもこのあたりで行われるとかなんとか噂で…」

佐天「でもやってないようですね! 今から帰るトコです!」

上条「ふぅん」

佐天「で、上条さんはどうしたんです?」

上条「ああ、実は―――」



好感度コンマ下1
奇数→フレンダ隠れる
偶数→フレンダ見つかる
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 19:55:01.35 ID:wTTTXAPQ0
335 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 20:46:51.92 ID:SOcq4gxyO
上条「あれ?」キョロキョロ

佐天「どうしたんです?」

上条「さっきまでフレンダいたんだけどなぁ」

佐天「!」

上条「どっか行っちまったな」

佐天「……やっぱり避けられてるのかなぁ」

上条「なんで」

佐天「ちょっと色々ありまして………じゃあ上条さん私はこれで! 御坂さんにヨロシクお願いします!」ラジャッ

上条「おう!」

佐天「……」タッタッタッ



上条「………」

フレンダ「行った?」ガサガサ

上条「いきなりなんで草陰から現れる」

フレンダ「ちょっと、ねぇ…」

フレンダ「それより、さっきの噂の話」

上条「公園でやる野球ゲームの話か?」

フレンダ「実は私も聞いたことがあるだけど……なんでも賭け野球らしい訳よ―――あ、抜けない」

上条「賭け?」

フレンダ「そうギャンブル――ゴメン、助けて!」

上条「手を出せ。――ルールは?」

フレンダ「プレーヤーはピッチャーとバッターだけ。一打席勝負で、バッターはヒット性の当たりを打てば勝ち。三振と凡打ならピッチャーの勝ち」

上条「一気に行くぞー」

フレンダ「勝った方が敗けた方の掛け金を取ったり、どっちが勝つか観客が賭けたりしてる訳らしいけど――あだだだだだっ!? あ、抜けた!」

フレンダ「ふぅ、ありがとう――で、あの学園都市野球大会のせいか流行り出したみたい――ああぁっ、ス、スカートが枝に引っかかった!?」

上条「ちょっと待ってろ」

フレンダ「ちょっと! お尻触らないでよ!」

上条「ガマンしろー……はい、取れた」

フレンダ「うぅ、ありがと」
336 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 21:24:12.86 ID:SOcq4gxyO
フレンダ「カミジョー、いま所持金いくら?」

上条「ん? まぁ数千円くらい?」

フレンダ「ふーん」

上条「おい、まさか」

フレンダ「――結局、そう言う訳よ!」ニヒー



・・・・・


上条「俺、帰りたいんだが」

フレンダ「まぁまぁ…ああ、あれ」

上条「!」

フレンダ「あそこの野球場、たくさんのひとがいる! 行く訳よ!」スタタタタ

上条「あっ、待てよ!」タタタタタッ





フレンダ「これは…」

上条「このどこかで見たような、カラフルな感じ」

フレンダ「秋と正月によくテレビで見る…」



「「―――リアル野球盤」」



フレンダ「ね」

上条「だな」



黒妻「お、珍しい客が来たな」

上条「黒妻」

フレンダ「なんでアンタが」

黒妻「いや主催者だから」

黒妻「で、ここまで来たからには――――やってくのか?」

上条「いやヤルと決まったわけじゃ」

フレンダ「やる!」

黒妻「はいお客さん2名ごあんなーい」

蛇谷「アイヨー」

上条「」
337 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 21:51:47.31 ID:SOcq4gxyO
ワイワイ
ガヤガヤ


上条「ちょくちょく野球大会で見たことあるような奴らいるな」

フレンダ「そこそこレベル高そうな訳よ」

フレンダ「ふーん…ルールはリアル野球盤と同じ。ただピッチャーはマシンじゃなくて結局、人間が投げる訳か」

フレンダ「よーっし、じゃあ早速かけるぞー」

フレンダ「手始めにバッターに2口!」※1口500円

上条「おい、大丈夫だよな?」

フレンダ「まずはウォームアップで軽ーく。なーに勝負は勝ちと敗け! 結局50%って訳よ! つまり半分は勝つる!」

上条「あ、ダメな奴だこれ」

フレンダ「まさか! 30分後、この1000円が一万円に――――」



・・・・・


フレンダ「――――――」

上条「オイコラ」

フレンダ「も、もう一回」

上条「アホか」

上条「もう小銭しかねーよ。これ以上ムリだ!」

フレンダ「ああああああ! これじゃあ私今日こそ野宿確定って訳よー! 9月だってのに残暑が殺人級の空の元、乙女の清い体に何かあったらどうする訳よー!」

上条「………」

上条「しゃーねぇな」




投手『140キロ超のストレートと落差の大きいフォークボールを投げる本格派。コントロールが悪いが荒れ球で的を絞らせない。大会成績2回戦敗退、防御率7.85』
打者『ミートが上手いリーディングヒッター。バットコントロールで野手の間にボールを落とす。パワーが無いので飛距離は出ない。大会成績1回戦敗退、打率.475』
※予選含む



上条「ピッチャーのチーム、おまえらんところで滅多打ちにしたところじゃね?」

フレンダ「バッターの方は、1回戦で麦野からヒットを打ったバッターかぁ」

上条「どっちに賭けるよ」

フレンダ「うーん…うーん……」


好感度コンマ下1
奇数→バッターに賭ける!
偶数→ピッチャーに賭ける!
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 21:56:15.94 ID:FQFf11goo
339 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 22:45:32.05 ID:SOcq4gxyO
フレンダ「ピッチャーに1口!」

黒妻「はいよー!」

上条「頼むぞぉおおお! 今日の晩飯代ぃいいい!!!!」

フレンダ「私の生活費ぃいいいいい!!!」

「「抑えろぉおおおお!!」」



投手「お、おふ」

打者「一組、熱狂的な奴がいるな…」


投手「うりゃ!」ビュッ

投手「げ、ど真ん中!」

打者「ふんっ」カコーーーンッ

打者「どん詰ま!」ビリッ


上条「あっ!」

フレンダ「ひぃ!」


ボール「HIT!」ポテンッ


上条「あぁっ!?」ガーン

フレンダ「のぉ!」ガーン


黒妻「はい、バッターの勝ちー♪」


アアア…
ウッシャー!


上条「………」のーん

フレンダ「…………」のーん
340 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 22:58:45.84 ID:SOcq4gxyO
上条「帰るわ」クルッ

フレンダ「ふんっ!」ガシッ

上条「放せ! 俺は帰る!」

フレンダ「なんでよぉおおお!! 私、どうやって夜を明かせって言う訳ぇえええ!」ダバー

上条「やかましいッ! おまえは俺の所持金全部スったろうが!」ズルズル

上条「自業自得だ!」ズルズル

フレンダ「うわぁぁあん!」

上条「泣きたいのは俺の方だ! 今夜の晩飯どーすんだ!!」ズルズル

フレンダ「野宿はいやぁーーー!」

上条「大丈夫だ! 高架下なら雨風はしのげる! スーパーからダンボール貰ってこい!」グイグイ

フレンダ「ホームレスじゃん!」ガシッ

上条「なら街の言ってオッサンに声かけてこい!」ギャーギャー

フレンダ「パパ活なんてもっと嫌な訳だからぁあああ!!!」ギャーギャー


佐天「あの…もしかしてお困りですか?」


上条「ん?」

フレンダ「ふぇっ?」



・・・・・



オティヌス「ほんと、このバカタレ共が迷惑かけたな」モグモグ

佐天「いえいえ、大丈夫ですよ!」

上条「ホント、ホントにありがとう…」パクパク

フレンダ「はぐっ、もぐもぐ。うん、やっぱりこの味っ! 鯖缶カレー! 一度食べたらやめられない止まらない…」ガツガツガツ

上条「何か言えよ」

フレンダ「………」

佐天「……」

フレンダ「その……ありがと」///

佐天「――――」

佐天「いいよ!」

341 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 23:21:20.47 ID:SOcq4gxyO
上条「洗い物やるよ」

佐天「いいえ、大丈夫ですって!」

上条「じゃあ二人でやろうっか。鯖缶カレーのレシピ興味あるし」

佐天「なら余ったルーをレシピと一緒にあげますね!」

上条「マジか! サンキュー佐天!」

佐天「いやぁ照れますよー」テレテレ


フレンダ「ふぅ…」

オティヌス「で、フレンダ。アイテムで何があった?」

フレンダ「それは…」


佐天「じゃあ食器拭いてください」

上条「りょーかい」


フレンダ「浜面と滝壺と麦野の仲がね…ちょっと言いにくいけど…―――色々爛れてて」

オティヌス「ふむ、まぁおおよそ予想してたが」

オティヌス「確か、アイテムはマンションのワンルームを借りているのだったな」

フレンダ「うん。絹旗と私、フレメアもね…」

フレンダ「絹旗はもうあきらめた感じだから我慢しているけど、いつだって出ていける経済力は持ってる訳じゃん? どっかの学校に編入して学生寮に入ればいい訳だし」

フレンダ「でも私は書類上死んだ訳だから、学校には行けないし、住むところもない」

フレンダ「あの愛の巣以外に生活できない訳」

フレンダ「でもあの3人は―――実は昨日、危うくフレメアが目撃しかけた訳」

オティヌス「幼子が目撃したら……確かに教育に悪いな」

フレンダ「でしょ? で、さすがにカチンときて」

オティヌス「ケンカになったか。うん、この件は任せてほしい」

オティヌス「チームの風紀を正すのも仕事だからな―――キャプテンの」

フレンダ(あ、監督じゃない訳ね)


フレンダさんの好感度が10上がりました
フレンダ好感度95→105
342 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 23:26:55.79 ID:SOcq4gxyO
―――夜


フレンダ「じゃあ佐天にしばらく泊めてもらう訳だから」

佐天「なんだかよく分からないけど、任せてくださいね!」

オティヌス「ああ、頼んだ」

上条「おやすみー」

佐天「おやすみなさーい」



上条「めっちゃいい子だったな」つ紙袋

オティヌス「……む、恋人の隣で他の女の話か?」ツネッ

上条「隣っていうか肩の上ですけどね。あとほっぺ抓らないで。小さいけど地味に痛い」

オティヌス「で、どうする? 夜は」

オティヌス「私とデートするか? ん?」

上条「そうだなー」



夜1ターン
野球/休む/お出かけ(遊ぶ・デート)/

野球
公園へGO

休む
HP+40

お出かけ
遊ぶ・デート=HP+5/好感度+10〜25


安価下2
343 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/10(日) 23:27:42.68 ID:SOcq4gxyO
今日はここまで
ありがとうございました

来週は日曜日19時から始めます


人生で一度はやってみたいリアル野球盤
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 23:46:47.14 ID:bKiszhqIo

オティヌスとデート
345 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/17(日) 19:13:28.79 ID:3UVUMDTrO
ちょいおくれましたが始めます
>>342の安価ください
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 19:14:52.44 ID:P5Sj6es7o
オティヌスとデートで
347 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/17(日) 20:54:46.82 ID:3UVUMDTrO
ネット環境のエラーで遅くなりました




上条「じゃあ、さ…///」

オティヌス「ん?」

上条「やろうか、デート///」テレ

オティヌス「!」ドキッ///



・・・・・



上条「………///」ドキドキ

オティヌス「…………///」ドキドキ



「「その…」」

上条「あ、どうぞ」

オティヌス「いやおまえからでいい」

上条「じゃあお先に……実は俺、彼女が出来てから初めてのデートだから…何をすればいいかわからなくて」

オティヌス「……は?」

オティヌス「あれだけ女に手を出してたのに? 遊園地デートとか混浴とかしてたのに?」

上条「あれは彼女になるまえだから!」

上条「その……正直言うと、ちょー照れるな…///」テレ

オティヌス「―――///」

オティヌス「照れるなっ。私も照れるだろう?」


恋人デート安価
@公園でゆっくりしよう
A高台へ夜景を見よう
Bおしゃれなお店がある
Cレンタルサイクルでサイクリングだ!

安価下2
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 20:56:39.55 ID:84cJUGVho
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 20:57:24.09 ID:D4heyHPv0
4
350 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/17(日) 22:31:32.48 ID:3UVUMDTrO
上条「ん?」

上条「なんだあれ…レンタルサイクル……?」

オティヌス「普通のママチャリだけじゃないな。マウンテンバイクにクロスバイク、ロードバイクまであるぞ」


半蔵「へいらっしゃーい。お、大将じゃねぇか」


上条「半蔵!? なんでここに!」

半蔵「バイトだよバイト。最近いい儲け話がないから小遣い稼ぎにな」

半蔵「ここのレンタルサイクルは1回1000円で高性能の自転車をレンタルしてるぜ! もちろん整備はバッチリ!」

オティヌス「大丈夫なのか…? 走っていたらいきなりタイヤが外れるなんてことはないよな?」

半蔵「ないない! 脱輪はもちろんパンクもしないしブレーキも効きがいいぞ」

半蔵「どうよ。夜道をこれでかっ飛ばすってのは」

上条「1000円かー、んー」

半蔵「サービスとして、監督の為に特等席作ってやるよ」

オティヌス「どうする? 私は構わんぞ。というかやりたい」

上条「なんで」

オティヌス「私は日本に来て一度はやってみたかったんだ」

上条「なにを」

オティヌス「ジェットコースターというヤツだ!」



半蔵「はい、このクロスバイク。整備はバッチリ。で、これが監督の特等席。はい、これ」カポッ

上条「なにこれ」

半蔵「椅子」カチャカチャ

上条「いやいや、なんで俺の胸元に固定してるんだ?」

半蔵「だってクロスにつけたらハンドルの左右で揺れて酔うじゃん」カチャカチャ

半蔵「それより大将の体にくっつければ安定するし」カチャンッ

半蔵「はい出来上がり」

上条「てかなんでこんなもんあるんだ? さてはおまえ――」

半蔵「野暮な事はナシだ大将。さて、このクロスは自動ペダル補助もあるから、楽に速度が出るから、スピード出るぞー」

半蔵「はい、ヘルメット。安全第一。監督のも」

半蔵「じゃあ安全運転かつガンガン速度出して楽しんできな」

上条「お、おう」


上条さん不幸スキル発動コンマ下1
奇数→自動ペダル補助故障
偶数→自動ペダル補助停止
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:34:51.46 ID:ohbKlWuPo
352 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/17(日) 22:53:31.44 ID:3UVUMDTrO
上条「おおおお! 凄いなこのペダル! 軽い癖にスイスイペダルが踏める! ぐんぐん速度が出るぞ!」ギャギャギャギャギャギャ

オティヌス「おおおほほほほほ! は、速いぞ! 速いぞ速ーい!」キャハハハハ

上条「よーっし、速度アップだぁあああ!」グンッ


バキンッ


「「ん?」」


上条「お、おお?」ギャギャギャ、ギャ、ギャ、ギャーーーーー

上条「あ、あれ? ペダルが重いぞ?」

オティヌス「……まさか壊れた?」

上条「マジで!?」

オティヌス「……速くない」ボソッ

上条「!」




上条「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャ

オティヌス「速い速い!」

オティヌス「だが、横に揺れて、ちょっと気持ち悪……」

上条「ちょっと待て! もう少しでこのクソ長い坂道登りきるから!」

オティヌス「うぷっ」




上条さん不幸発動コンマ下1
奇数→法定速度超過
偶数→ブレーキ破壊
353 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/17(日) 22:54:38.76 ID:3UVUMDTrO
すいません、本日はここまでにさせてください
ありがとうございました


次は来週日曜日の19時から始めます



侍ジャパン、プレミア12優勝おめでとうございます!
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:55:55.97 ID:zkN23UHwo
355 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/24(日) 19:54:24.90 ID:ENYfo2zkO
大変お待たせしました
はじめます
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 19:58:28.01 ID:5sz8GY1fo
待ってた
357 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/24(日) 20:47:41.09 ID:ENYfo2zkO
上条「ぜぇ…ぜぇ…」

オティヌス「もう少しで登坂は終わる!」

上条「よし、登り切、―――ったぁああ!!!」

オティヌス「…ぞ―――」ゾッ

上条「はぁ…はぁ…はーキッつ―――」フワッ

上条「ん? ふわっ?」

オティヌス「あ、あわあわ…」

上条「下り坂――――!!」

オティヌス「というか、絶壁ーーーー!!!」


「「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」」ジャーーーーーーーーー!!


オティヌス「落ちてる! 落ちてるからこれ!」

上条「激坂ってレベルじゃねーぞこれ!」

オティヌス「傾斜が40度の坂なんてここら辺にあったか!?」

上条「俺は知らねぇ! いつの間にか区画工事でもしてたんじゃねえか、うわあああああああああ!! 只今の時速100キロぉぉおおおお!?」

オティヌス「ブレーキ! ブレーキ!」

上条「バカ! いまブレーキ握ったら反動で俺たち前に吹っ飛ぶ―――うわあああああカーブ!」





上条さん不幸スキル発動コンマ下1
奇数→上条さんの華麗なるハンドリングテクニック発動
偶数→ET、オウチ、カエル
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 20:50:11.97 ID:+y+KA8vAo
359 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/24(日) 21:27:36.65 ID:ENYfo2zkO
上条「傾くぞ!」グイッ

オティヌス「ふぇっ!?」


ギュィォォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!


オティヌス「G! Gがああああああああああああああ!」

上条「喋ってると舌噛むぞ!!」

上条「次は左だぁああああ!」グンッ

オティヌス「のわぁああああああああああああ!!」

上条「! 登坂が来るぞ!」

オティヌス「へぇっ!? うわぁあ!!!!」

上条「また下り坂だ、行くぞぉおお!!」

オティヌス「うわぁあああああああああああああ!!!!!」


オティヌス(あれ? これってひょっとして、結構楽しい?)

オティヌス(スピードと急カーブとGに振り回されて、叫びながら坂を下る。それだけがこんなに楽しいだなんて)



上条「オティヌス! 大丈夫か!?」ジャーーーーーーーー!


ギュンッ


オティヌス「あはははははははは!」

オティヌス「最高だ! 最高だ! こんなに愉快な事はない!」

オティヌス「そら、もっと飛ばせ! まだまだ物足りないぞ!」

上条「そうかよ! じゃあ120キロと行くぞぉおおおおおおおおおお!」



ガシャンッボキッ



オティヌス「………今の、何の音だ?」

上条「――――――」

オティヌス「答えろ!」

オティヌス「う、うわぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


360 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/24(日) 21:38:30.85 ID:ENYfo2zkO

カラカラカラカラ


半蔵「よ、お帰り」

上条「し、死ぬかと思った…」

オティヌス「あはははは! いやぁ最高だった! またやりたいな!」

半蔵「お気に召されて何より」

上条「今度は安全性能バッチリで頼むぜ半蔵」

半蔵「は?」

上条「って事で、じゃあな半蔵。また今度」

オティヌス「さらばだ!」

半蔵「お、おう。じゃあな………って、―――!!!!!???? なんでバイクがボロボロに!?」

半蔵「ふ、フレームが抜けてる! ブレーキが千切れてる! ペダル補助装置から煙が!!」

上条「――――!」ダッ

半蔵「あ、こら大将! テメェどんな乗り方したらこんなボロボロになるんだ!」

上条「るせー! 乗ったらそーなったんだーーーーー!!!!」ダダダダダダダダダダダ!

オティヌス「あははははは! 借りはまたいつか返すぞ!」アーハッハッハッハッハッ


半蔵「ったく――ケッ、いいデートになって何よりだバーカ」キコキコキコ


ガチャンッ


半蔵「あ、タイヤが外れた」
361 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/24(日) 22:12:53.67 ID:ENYfo2zkO
上条「はぁ、はぁ、はぁ」ドッドッドッドッ

オティヌス「―――」

上条「ふぃー…なんとか逃げられたな。しかし足がパンパンだ。いいトレーニングになったよ」

上条「うへー、汗びっしょり。心臓バクバク。ちょっと公園のベンチで休憩するか…」ドサッ

上条「ごめんなオティヌス、腕は苦しくなかったか?」

オティヌス「うむ。こうして腕で抱え込まれて、汗でぐっしょりの胸に押し付けられるのは、まぁアレだな」

上条「ご、ごめん。肩に乗せるな。それとも頭か?」

オティヌス「いや、このままでいい」

上条「え?」


オティヌス「――――///」ドッドッドッドッ

上条「はぁ…はぁ…はぁ…」ドッドッドッドッ


オティヌス(心臓の鼓動が、私と奴と同じように動いているのが分かる……汗で濡れたシャツの匂いも不思議と嫌じゃない)

オティヌス「はぁ…はぁ…はぁ…」ドッドッドッドッ

オティヌス(懐かしいな、この感覚、心臓の高鳴り…)

オティヌス「ふふ」

上条「どうしたよ」

オティヌス「もういい。汗臭いから肩に乗せろ」

上条「む、そのままでいいんじゃないのかよ」

オティヌス「いいから」

上条「へいへい、これでいいか?」


オティヌス(もし、もし私の体が小さくなければ…抱きしめる事が出来るのに…抱きしめられる事が出来るのに…)

オティヌス(もどかしいな、これが罪だとは言え……小人のような姿では、愛しても愛するのが難しい)


オティヌス「おい、すこしこっちを向いてみろ」

上条「ん?」クルッ

オティヌス「チュッ」

上条「ん!?」

オティヌス「今日の礼だ。この体ではこれが限界だが、受け取れ愛する人」ニコッ

上条「///」


オティヌスの好感度が★★あがった!


彼女
食蜂操祈……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★☆☆☆☆☆☆☆☆



???「………」ジー



他の彼女好感度判定コンマ下1
下一桁が1,2,3なら好感度下がる
1→操祈
2→看取
3→ドリー

362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 22:20:05.16 ID:laUaPLJOo
363 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/24(日) 22:35:45.45 ID:ENYfo2zkO
女子高校生「――――――」<✧>_<✧>



操祈「ふぅん…サイクリングデートかぁ…」

操祈「ありだけど……うん、やっぱりドライブデートもありよねぇ…」ブツブツ

看取「なにブツブツ言ってるの操祈ちゃん。あ、お風呂お先頂いたよー」

ドリー「いただいたよー」

操祈「!? きょ、今日は私がドリーと一緒に入る約束じゃあ…」ガーン

看取「チッチッチー、甘いよ操祈ちゃん。角砂糖より甘ぁい。カミジョーさんの監視に忙しくてぼーっとしてるから、こっちは抜け駆けされるのサー」

看取「って、ああ! ドリー! 髪を乾かす前にベッドに転がらない!」

操祈「くっ、敗けてられないわぁ。どっちも!」




彼女
食蜂操祈……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★☆☆☆☆☆☆☆☆






オティヌス「〜♪」

上条「………」スタスタ

上条(ん? なんかいつもより肩が重いような…オティヌスが重くなってる……?)

上条「はは、まさかな」


364 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/24(日) 22:40:59.30 ID:ENYfo2zkO
―――9月1週目 休日 朝



オティヌス「こら、起きろ。オイコラ」ゲシッ

上条「ふがっ! うーん…おはよう〜―――ぐぅ」

オティヌス「おはようの次の台詞はイビキか! 二度寝するな!」

上条「うーん、久しぶりの休日なんだから…寝かせて」

オティヌス「ふんっ!」爪楊枝ブスー

上条「ぎゃーーー!」



上条「……楊枝で刺すこたねーだろ。ムグムグ」ムスー

オティヌス「朝は貴重だ。たとえ休日でもな」パクパク

オティヌス「で、今日はどうする?」

上条「そうだな」




現在の上条さん 所持金8万0000円

HP:60/140
・筋-608/敏-403/技-547/変-552/精-783


朝1ターン
朝練/休む/ランニング/

朝練
素振り=HP-10/筋力5/技術5
筋トレ=HP-15/筋力15
壁投=HP-08/筋力2/技術2/変化球4
ダッシュ=HP-10/敏捷8/精神2
柔軟=HP+10/精神10

休む
HP+10

ランイング
指定した仲間とバッタリ会って一緒にランニング/好感度+10 or ★1
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 22:47:17.39 ID:5sz8GY1fo
ランニング
アリサ
366 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/24(日) 22:52:17.97 ID:ENYfo2zkO
今日はここまで
ありがとうございました


次は来週土曜日19時からはじめます



操祈「大変遅れましたが! ソフトバンクホークス優勝おめでとうございまぁす!!」!!パンパカパーン!

操祈「ほぉんと、強いわぁ! 強いわぁホークスはぁ。ねぇ……えーっと、オールブラックスさん」

美琴「ジャイアンツよ! 東京読売ジャイアンツ! うわぁん!」



看取「――――――」ズーン

ドリー「どうしたの、みーちゃん」

看取「イヤホント、ね。今年こそは、日本シリーズ行けるかと、思ってたのに、ね」


美琴「誰情報よ、今年のソフトバンクは去年より弱いって。ケガ人続出だって」


吹寄「私情報よ!」ドーン

吹寄「今年のソフトバンクには負ける気がしなかったわ!」

海原「そうでしょうか…こちらとしては一方的に好き勝手される試合が多かったと思いますが…」

海原「こちらとしてはロッテさんには勝てた試合が多かったと思います」

吹寄「ええ、御宅の正捕手は守れて打てる、いいキャッチャーがいるし」

海原「?」

吹寄「え?」


美琴「二度と彼らからパ・リーグの情報は聞かない!」
367 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/30(土) 19:36:53.23 ID:zhG6Q97sO
たいへんおくれましたが始めます

↑の安価が埋めてくださいませ
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 19:39:13.73 ID:wlpDLQ9fo
ランニング
アリサ
369 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/30(土) 20:23:39.12 ID:zhG6Q97sO
上条「とりま、ランニングでもしてくるわ」

オティヌス「わかった。車に気をつけろよ」



ガチャンッ



上条「ほっほっほっほ」タッタッタッ

上条「あー、やっとこの前のサイクリングの筋肉痛が取れたぜ」タッタッ―――グッグッ

上条「脚力が上がったかな」


???「あれ? 当麻くん!」


上条「んあー」グイィイイ…

上条「あれ? アリサじゃん」

アリサ「おはよう!」

上条「おまえもランニングか?」

アリサ「うん。たまにはねー」グッグッ

アリサ「ふぅ、朝日の中で走るのはやっぱり気持ちいいね!」

上条「このコースはよく走るのか?」

アリサ「うん! オフはほとんど毎日走ってるよ!」

上条「……? シャットアウラならともかく、アリサがいるのはあまり見たことないな」

アリサ「………そ、そう、だったかな?」

アリサ「きっと、同じコースと時間だけど、かなり離れて走ってたんだよ!」

アリサ「それよりも一緒に走ろうよ!」

上条「? まぁいいか。じゃあ走るか」

アリサ「うん!」
370 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/30(土) 21:44:14.04 ID:zhG6Q97sO
・・・・・


アリサ「もうちょっとペース上げていいよ」タッタッタッタッ

上条「お、これでもついて行けるか?」タッタッタッタッ

アリサ「余裕だね!」

上条(かなり走り慣れてる感じあるな。さっき言った事は本当かな)

上条「そうそう。シャットアウラにお礼を言っておいてくれ」

アリサ「なんで?」

上条「このまえ宿題手伝ってくれたろ? なにかお礼したいから、いつでも言ってくれって伝えといてくれ」

アリサ「………了解」

アリサ「あーでも」

上条「ん?」

アリサ「………仲良しとは言え、デート中に他の女の子の話をするんだ、当麻くん」

上条「デートて」

アリサ「デートじゃない? 朝ランニングデート」

上条「んなデートあるかよ」



上条「そろそろ折り返しだけど、休憩するか」フー

上条「何か飲み物でも飲むか。アリサも飲むか?」

アリサ「ポカリいいかな?」

上条「はいよ」


アリサ「おっと、あれしないと」ガサゴソ

上条「ん?」ピッガコンッ

アリサ「えーっと、こうかな」カシャッ

アリサ「『朝のランニグ中☆ 朝から運動するのは気持ちいね!』っと」ポチポチ

上条「ほい、ポカリお待たせ」

アリサ「ありがと。いくら?」

上条「110円。また今度でいいよ」カシュッ

アリサ「ありがとー」カシュッ クピクピ

アリサ「あー生き返るー」ポチポチ


上条「……なにやってんだ?」

アリサ「これ? インスタ。今はSNSが人気を左右するから。あーゴメンね、デート中に」

上条「だからデートじゃないと」

上条「で、フォロワーはどれくらいいるんだ?」

アリサ「5000人くらいかな」

上条「スゲーいるな」

アリサ「これでいいかな。最近始めたから使い方がわからなくって……投稿っと」ポチッ

上条「!」

上条(今あげた写真、俺が写ってねぇか? 大丈夫かな)



アリサのインスタ炎上コンマ下1
奇数→上条さんもインスタやる羽目に
偶数→炎上ォォオオオオオオオオ!!
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 21:45:11.46 ID:WJ8YZTYxo
372 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/30(土) 22:27:57.88 ID:zhG6Q97sO
ピコーン


アリサ「ほら、さっそくファンからの反応が…」


ピコーンポコーン
ピコーンピコーンピコーンピコーンピコーンピコーンピコーンピコーンピコーンピコーンピコーンピ


アリサ「あ、あれ?」サーーーッ

上条「どうした?」


『アリサちゃーん今日もかわいいよーーーー!』

『後ろの奴は?』

『後ろの男、誰だ?』

『誰だそいつぅ!』

『カワイイよぉ♡』

『誰だそいつはーーーー!?!!?!!!』

『【悲報】俺の天使に男がいた【絶望】』

『これは万死に値する』


ピコピコピピピピピッピピピピピピピピピピ
ピピッピピピピピピピピピピピコーピコピコピ
ピピピピッピピピピピピピピピピッピピッピ
ピピピピピピピピピピコーーーーーーーン!


アリサ「あ、あわわわわわわわ…」

上条「え、え、炎上ォォォォオオオオオオオ!!!」

アリサ「え、この写真…あわわっ、と、当麻君が後ろに写ってるのをあげちゃったよぉ!」

アリサ「ど、どどどど、どどうしよう…!?」アワワワ

上条「ちょ、どうする…どうすんだこれ!」

アリサ「………こうなったら!」

上条「!」
373 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/30(土) 23:16:49.86 ID:zhG6Q97sO
アリサ「名案が閃いた!」

上条「!」



操祈「で、なんで私たちがこんなところに」

ドリー「おにいちゃんおはよー!」

看取「ふぁぁぁあ……昨日夜更かししてたからこの時間はツライです…」


佐天「アリサさんお久〜」

美琴「大変な事になったわね…」

初春「インスタの炎上ですかぁ、しかも男とランニングデートとは。いやぁ芸能人のSNS上の不注意は致命的ですねぇ」

上条「デートじゃないよ?」


黄泉川「おーい来たじゃんよー!」

一方通行「オイコラ! 俺は走らねェっつってンだろ!」ズルズル

打ち止め「野球大会終わった瞬間にぐうたら夜更かしして怠けてる貴方にちょうどいい運動だったりってミサカはミサカは黄泉川に引きずられてる貴方を追いかけてみたり」

番外個体「wwwwwwwwwwwww」ジー

一方通行「スマホで録画してんじゃねェ!」



アリサ「これくらいかな」

上条「なるほど、俺とおまえだけのランニングをチームを巻きこんで、みんなでランニングする事で疑惑を解くつもりか!」

アリサ「我ながらいいアイディアと思わない?」

上条「ああ! おーい、写真撮るぞー!」

「「「「「はーい」」」」」

374 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/30(土) 23:30:12.41 ID:zhG6Q97sO
アリサ「みんな適当に走って解散したけど…」ポチポチ

アリサ「ふぅ、なんとか炎上は落ち着いたよ…」

上条「はぁ〜よかった」

上条「危うく、俺のせいでアリサの歌手生活がパーになる所だった」

アリサ「あはは、この程度でパーになるなら元から人気なんてないような……もんだし」ズーン

上条「大丈夫! 大丈夫だから! 人気歌手だから鳴護アリサは!」



アリサ「みんなには改めてありがとうってSNSで伝えておくよ」

アリサ「お礼に今度のライブ、大きい所でやるんだけど、みんなを特別席に招待するから!」

アリサ「じゃあ私はこれで!」

上条「おお、また今度な!」





アリサさんの好感度が10上がった
アリサ好感度275→285
375 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/30(土) 23:37:59.00 ID:zhG6Q97sO
―――9月1週目 休日 昼

現在の上条さん 所持金8万0000円

HP:60/140
・筋-608/敏-403/技-547/変-552/精-783


昼1ターン目
野球/休む/お出かけ(遊ぶ/バイト/デート)/

野球…練習or試合

休む
HP+30
追加…安価のコンマがゾロ目でHP+50

お出かけ
お出かけ
遊ぶ=HP+20/指定した仲間との好感度+5〜10
デート=HP+10/彼女とデート好感度☆1〜3&☆-1

彼女
食蜂操祈……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

安価下2
376 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/11/30(土) 23:39:05.83 ID:zhG6Q97sO
IPPONが面白すぎた
思うように進まなくてすいません
今日はここまでにしますありがとうございました

明日の20時からちょこっとやります
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:48:56.04 ID:v/UOwaWyo
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 12:03:17.29 ID:0B5k1vxNo
遊ぶ
アリサ
379 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/01(日) 20:18:59.87 ID:8PtKRgGcO
はじめます
380 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/01(日) 20:56:50.97 ID:8PtKRgGcO
アリサ「あ、ちょっと待った!」クルッ

上条「ん?」

アリサ「お昼空いてる?」

アリサ「ちょっと相談したい事があるんだけど…」





上条「って事があったんだけど…。お互いシャワー浴びたらファミレス集合するつもり」ガシガシ

オティヌス「ほう…アリサが相談とな。シャットアウラでなくおまえに?」

上条「きっとシャットアウラも忙しいんだろ。音楽活動してるアリサの為に色々働いてるみたいだから」

オティヌス「学生の身分でご苦労な事だ。うむ、キャプテンとして聞いてやれ」

上条「もちろんそのつもりだけど」

上条「なんなんだろうな、相談って」



―――ファミレス


店員「いらっしゃいませー」


上条「アリサは……まだ来てないか」

店員「おひとりですかー?」

上条「ツレ一人待ってるんでー」



上条「とりあえずドリンクバーひとつ」

店員「どーぞー」

上条「最近のコンビニって結構種類あるなぁ紅茶。知らねぇけど」

上条「………」ズズー

上条「――――ちょっと早く着き過ぎたかな」

上条「………」


好感度コンマ下1
奇数→ぐぅ…
偶数→どうしよう、腹イテェ
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 20:58:27.71 ID:9bfbqcW1o
382 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/01(日) 22:09:06.97 ID:8PtKRgGcO
上条「ずー……」チビッ

上条「……ずずっ」チビッ

上条「ずーー………Zzzz…」カクーン





上条「……ふがっ」パチッ

上条「寝ちまってた…」フルフル

上条「ふぁー…にしてもよく寝た――――」

アリサ「――――」ニコニコ

アリサ「おはよう」

上条「お、おはよう」

アリサ「えへへ、凄い気持ちよさそうに眠っていたね」

上条「//////」

アリサ「ヨダレ、ついてるぞー」ツンツン

上条「?!」ゴシゴシ

アリサ「えへへ、かわいいなぁ当麻くんは」

上条「むむむ…」



上条「で、相談ってなんだよ」

アリサ「うん…それがね」


店員「お待たせしましたー、ビッグパフェです」ドンッ


アリサ「あ、ちょっとゴメン――ありがとうございます」

上条「デカッ! これ、アリサが頼んだのか?」

アリサ「うん! 一度は食べてみたくって。―――で、相談なんだけど実は…」

店員「お待たせしましたー、マウンテンパンケーキでーす」ドンッ

上条「またデカッ!」

アリサ「ありがとうございます」

上条「これ、全部食うのか?」

アリサ「うん!」ニッコリ

上条(その小さな体で食えるのか…?)
383 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/01(日) 22:17:01.77 ID:8PtKRgGcO
上条(うっ、見るだけで胸焼けしそう!)

アリサ「で、相談なんだけど……」ジー

上条「あー、後でいいから、食べていいぞ」

アリサ「ありがとう! じゃあいただきまーーーーーっす!」パンッ



・・・・・



アリサ「うぇぇえ…」グッタリ

上条「言わんこっちゃねぇ」ズズー

アリサ「紅茶とコーヒーあるなら大丈夫かなって思ったんだけど…うー」

アリサ「胸焼けが…」

アリサ「ごめん、当麻君、パス」

上条「え!?」ゲッ

アリサ「お金はいいから…」

上条「え、ええ…」



上条さん完食クリアコンマ下1
奇数→フードファイターKAMIJO伝説
偶数→やめて! 上条さんのHPは0よ!
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 22:27:26.98 ID:FHKXWhGno
385 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/01(日) 22:28:59.98 ID:8PtKRgGcO
今日はここまで
ありがとうございました

次は来週土曜日19時から始めます
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 10:05:44.62 ID:JdwuMmMIO
おつ
387 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/07(土) 19:27:38.62 ID:vHzWzTAxO
hajimemasu
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/07(土) 19:29:06.06 ID:D43WUyIco
おけ
389 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/07(土) 19:44:19.36 ID:vHzWzTAxO
上条「――――」パク

上条「うまっ! ファミレスのパフェはどんなものかと思ったが、意外とレベル高いな」パクパク

上条「このクリームとハチミツのハーモニーが食べやすくも濃厚な甘みを引き出して、粉砂糖が振られたフルーツは見るだけでもキレイで」パクパクパク

上条「高層ビルじみたパンケーキの一段一段が味が違う! ふわふわの生地の中にジャムが入ってたりカスタードクリームが入ってる!」

上条「これは飽きさせずに食べてもらおうという心遣いを感じる」

上条「いける…これは食べられるぞぉぉおおおお!!」




上条「………うぉ…甘っ」ドサッ

アリサ「まだ半分もあるね…」

上条「甘さの波状攻撃が胃袋にテクニカルアタックしかけてきやがる…」


店員「―――――」ジーーーーーーー


アリサ「!」

上条「こ、コーヒーものどを通らねぇ…」

アリサ「が、頑張って当麻くん」

上条「で、でもよ…」

アリサ「い、いっぱい食べる君がすきー♪」

上条「やめて、カミジョーさんのHPはゼロよ…」


アリサ「じゃあ、二人で頑張って食べようっか」

アリサ「お腹に余裕が出来たし」

上条「さ、賛成…」




・・・・・



アリサ「ぐえー…おなかがいっぱいだよぉ…」

上条「うぷっ…なんとか完食」

アリサ「当分甘いのは食べられないね」

上条「だな…」
390 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/07(土) 20:32:27.31 ID:vHzWzTAxO
上条「で、相談ってなんだよ」

アリサ「ああ、そうだったね。実は―――」



上条「―――歌に自信が持てない?」

アリサ「うん、そうなんだ」

上条「いやいやいやいや。最近発売した曲の売り上げ聞いたぞ。オリコントップ10だって?」

上条「すげーじゃん」

アリサ「あ、ありがとう―――いや、そうなんだけど…」

アリサ「売上は裏方さんたちが頑張ってくれているからあそこまで行った訳で、私の力がすべてじゃないから」

上条(謙虚だな。いや、自信がない証拠って奴か)

上条「なんで自信がないんだ? CD売れててライブは大盛況の学園都市話題のアイドルなのに」

アリサ「アイドル…」

アリサ「うん、私の歌のジャンルはアイドル…なのかな」

上条「?」

アリサ「ライブは確かにたくさんの人が来るの。何千人の人たちがサイリウム振っている光景はすごく好き」

アリサ「でも…」

上条「でも?」

アリサ「一部のファンの人たちなんだけど……その、本当に申し訳ないけど、熱狂的すぎて…」

アリサ「最前列で踊ったり、大声で騒いだり、歌の合間に叫んだり…」

アリサ「とても応援してくれているのはいいコトなんだけど……先日のライブで乱闘騒ぎがあっちゃって……」

アリサ「警備員や黒鴉部隊の皆さんが対処してくれたけど」

アリサ「あのひとたちって、私の歌を聴きに来てくれたのかなぁ、ただ騒ぎたいだけなのかなぁ、って思っちゃって…」

上条「―――――」

上条(どうしよう、トンデモナク重いのがきた)

上条(この場合、どういう返事をすればいいんだ???)



上条さん男前コンマ下1
奇数→上条病発症?
偶数→後ろから――
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/07(土) 20:34:41.94 ID:TAteXbhKo
392 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/07(土) 21:15:45.36 ID:vHzWzTAxO
上条「――――」

上条「………」スー

上条「あのな、アリサ――――」



青ピー「あれ? カミやん?」



上条「!」

アリサ「!」

アリサ「―――」ササッ

上条(アリサが顔を隠した?)

青ピー「どないしたん、こんな場所で…――――!!!???!?!?!?!?!????」

アリサ「!」ビクッ



青ピー「め、め、めめめめめめ、め、鳴護アリサやんけ!!」ドーンッ



上条「し、しーーっ、うるせぇ!」ガバッ

アリサ「―――」ササッ

青ピー「あ、すまん。つい。―――って、いたたたたた、カミやん苦しい! 決まってる決まってるっ! 首決まっとるて!」


ナニ?鳴護アリサ!?
ウソッホント!?
チョッファンナンダケドォ〜〜〜
サイン貰オウゼ! 行ッテ来イヨ!!


上条「……出るぞアリサ!」ダッ

アリサ「う、うん!」ダッ

青ピー「あ、ちょ!? いきなり放さんといて! ぐへっ」ドテッ

上条「おまえのせいだからな、会計よろしく!」

青ピー「はい?」

青ピー「ひぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!? なんちゅうもん食っとんねん!!」
393 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/07(土) 22:46:42.92 ID:vHzWzTAxO
・・・・・


上条「はぁ、はぁ、はぁ、ここまでくれば大丈夫か?」

アリサ「はぁ、はぁ、はぁ」

上条「ご、ごめんな。あのバカのせいで…」

アリサ「うん…」

上条「どうした?」

アリサ「あの人なんだ」

上条「へ?」

アリサ「いつも前にいる人…」

上条「」





青ピー「いやぁ生でアリサちゃん見れたわぁ!」

青ピー「前のシャンパンファイトじゃああんまり近くに行けんかったし! ああ、カミやんが羨ましいわぁ!」

青ピー「さーってアイドルオタ仲間と今度のアリサちゃんのライブの打ち合わせせんとな」

青ピー「新曲のダンスの振り付けを他のファンに教えてあげんとな!」




アリサ「うぅ…この前の試合の時、応援団の団長さんだったからヒヤッとしたよぉ…」

上条「よし、今度アイツをボコってくるわ」

アリサ「ファンだから酷い事はしないでね?」

上条「出禁とかできないのか?」

アリサ「本人たちは良かれと思ってやってるらしいから…」

上条「うーん…」

上条(これは困ったな。これはすぐに答えをだすのは難しい)

上条「とりあえず、注意喚起くらいはやった方がいいんじゃないか?」

アリサ「うん、それがいいかも。スタッフさんたちとも相談してみるね」



アリサ「……あ、もうこんな時間! ラジオの収録があるんだ、この後」

アリサ「じゃあ当麻くん、相談にのってくれてありがとう!」

アリサ「言葉にできて楽になったよ」

上条「そんなに気の利いたコト言えなくてごめんな」

上条「でも力にはなるから」

アリサ「うん! バイバイ!」



アリサの好感度が5上がった
上条さんのHPが20上がった

アリサ好感度285→290
HP:60→80/14
394 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/07(土) 22:57:39.86 ID:vHzWzTAxO
―――9月1週目 休日 夜



上条「って事があったんだ」

オティヌス「ほう…」

オティヌス「アイドルらしい悩みとはそうなのか」

オティヌス(そのうちストーカーとか出てきたりして……まさかな)

オティヌス「アリサは気丈に見えるが繊細だ。フォローしてあげろよ」

オティヌス(チッ、他の女の事なのになぜアドバイスするのだ私は!)

上条「ああ、困ってる奴はほっとけないからな!」

オティヌス(奴らしいからアリだがな!)


オティヌス「して夜はどうするのだ? 学校の宿題でもするのか?」

上条「そうだな」



夜1ターン
野球/休む/お出かけ(遊ぶ・デート)

野球…練習or試合

休む
HP+40

お出かけ
遊ぶ=HP+20/指定した仲間との好感度+5〜10
デート=HP+10/彼女とデート好感度☆1〜3&☆-1

彼女
食蜂操祈……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

安価下2
395 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/07(土) 23:00:18.71 ID:vHzWzTAxO
今日はここまで
ありがとうございました

次は明日の19時からちょこっとやります
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/07(土) 23:27:53.09 ID:D43WUyIco
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 11:01:07.52 ID:bCH59qxMo
遊ぶ
アリサ
398 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/08(日) 19:28:41.54 ID:HtvrxtsIO
ちょこっと進めます
399 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/08(日) 20:16:57.69 ID:HtvrxtsIO
上条「もう一回、アリサと話してみようかな」


prrrrrrrr


上条「ん? ―――はいもしもし」

アリサ『ごめん、当麻くん、今、いいかな?』ハァハァ

上条「おう、いいけど…」

アリサ『ちょっと、困った事があって…その、―――た、助けて…』

上条「!」

上条「今、どこにいるッ!!!?」



上条「ハァ、ハァ、ハァ」

上条「確か、アリサが言うにはここらへんだけど…」

上条「くそ、見当たらねぇ!}

上条「何かあったのかは確かだ…」

上条「探さないと!」

上条「でも俺一人じゃあ―――」





アリサ捜索コンマ下1
奇数→自力で見つける
偶数→人脈を駆使する
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 20:20:41.21 ID:edos40s1o
401 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/08(日) 21:01:57.22 ID:HtvrxtsIO
上条「アリサ、アリサ、アリサ―――アリサ!」タッタッタッタッ

上条「どこだ!」

上条「――――クソ、いない!」

上条「商店街にもカフェにもライブハウスにもいない!」

上条「どこにいるんだ!」

上条「………―――ハッ」

上条「GPS!」

上条「アリサのケータイのGPSで位置を特定する!」

上条「――――あそこだ!」




アリサ「…………」カタカタカタ

アリサ「当麻、くん…」

上条「呼んだか?」ハァハァ

アリサ「!」

アリサ「当麻くん!」

上条「大丈夫か?」ハァハァ

アリサ「当麻くぅん!!」ガバッ

上条「心配させたな」ダキッ

アリサ「怖かったよぉ!」
402 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/08(日) 21:54:07.79 ID:HtvrxtsIO
上条「危ないだろ。路地裏に隠れていたら。誰もいない場所にいたら」

アリサ「大丈夫、ここは仕上くんのチームの縄張りだから…」

アリサ「ただのスキルアウトなら、きっと手出しはしない筈…」

上条「! ……の、能力者ならどうすんだよ! おまえ、無能力者だろ!」

アリサ「………」

上条「無茶しやがって。でも大丈夫だから、俺がついてるから……」

アリサ「うん、ありがとう…」




アリサ「でも」

上条「?」

アリサ「汗凄い」

上条「!?」ビッチョリ

上条「わ、わりぃな」

アリサ「ううん。がんばって探してくれてたんだね……ありがとう」ギュッ

上条「――――」

上条「とりあえず、外に出よう」

アリサ「うん」




????「――――――――」ザッ




????コンマ下1
奇数→一人で尾行再開
偶数→仲間を呼ぶ
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 22:00:02.72 ID:+I4FCmcho
404 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/08(日) 23:01:34.98 ID:HtvrxtsIO
????「うん、私。ちょっと手伝ってほしいんだけど……」



ワイワイ
ガヤガヤ


上条「この人混みに紛れれば見つからないか」

アリサ「……だと、いいんだけど」

アリサ「………」カタカタ

上条「大丈夫か?」

アリサ「………うん」

上条「で、どうしたんだ?」

アリサ「実は、ラジオのお仕事の後からずっと…後ろをつけられている気がして……」

上条「まさか、ストーカーか!?」

上条「アイドルとかによくあるって話しだけど、本当にあるのかよ」

アリサ「うん。今までも何度かあったけど………シャットアウラちゃんが対処してくれたから何とかなったけど」

アリサ「ここ数日からつけてくるストーカーは、今回は何か違うっていうか……」カタカタ

上条「住むところ、大丈夫なのか?」

アリサ「うん。黒鴉部隊の皆さんが警護してくれているからセキュリティはバッチリだけど…」

アリサ「でも怖いなぁ」ハァ

上条(凄い怯えている…一体どんなストーカーだ…)



????「あ、ごめんなさーい! そこの貴方!」タッタッタッ



アリサ「!」ビクッ

上条「(俺の後ろに隠れてろ)」サッ

アリサ「(わかった!)」
405 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/08(日) 23:18:48.08 ID:HtvrxtsIO

上条「あれ? 常盤台中学の生徒さん?」

????「はい!」

????「上条当麻さん、ですわね!?」

上条「う、うん、そうだけど…」

????「ファンなんです! サインいただけますか?」つ色紙と黒ペン

上条「お、おう」

上条(おっぱいでけぇ)


アリサ(な! 私どころかチームの誰にもサイン貰ってないのに!?)グヌヌ


上条「俺、初めてサイン書くけど、いいか?」

アリサ(初サイン! レアもの!)

????「はい! あ、横に名前って書いてもらっていいですか?」

上条「はいはい。って、名前聞いてねぇや」スラスラ

????「はい。私、弓箭入鹿っていいますの」

入鹿「『イルカちゃん』でいいですよ!」

上条「はいはい、イルカちゃんっと―――」スラスラ

入鹿「――――」ニヤリ



アリサ「――――――――――」ゾッ


アリサ(この感覚…あのストーカーの視線―――)

アリサ(まさか!)

アリサ「当麻くん!」グイッ

上条「!? アリサ!? なにす―――」
406 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/08(日) 23:20:17.25 ID:HtvrxtsIO


ブォンッ


上条「ファッ!?」

入鹿「あら? 外れましたわね…残念、恰好のチャンスだったのに」

上条「な、ビームサーベル!?」

上条「ああ、サインが真っ二つ!」

入鹿「ビームサーベルというよりライトセーバーが正解ではないでしょうか」

入鹿「でもまぁ―――見つけましたよ、猟虎ちゃん」スッ


上条「?」

上条(なんだ?ビームサーベル…じゃなくて、ライトセーバーを頭上に掲げたぞ…まるで、誰かに合図しているみたいに―――)

上条「――――――」ゾッ

上条「走るぞアリサ!」ギュッ

アリサ「う、うん!」ダッ


ビスッ


上条「!?」ガクッズザァッ

アリサ「!? 当麻くん」

上条「カハッ」

上条(い、イテェ!? なんだ、撃たれた!? 脚!)


コンッコンッコロコロ…


上条「BB弾?」

入鹿「あらあら、猟虎ちゃんったら、殺傷能力さげてって言ったのに。これ、下げ過ぎよ」

上条「クソッ! 行くぞアリサ!―――ぐっ」ビスッ

アリサ「当麻くん! いいから走れ!!」

アリサ「でもどこへ!」

上条「シャットアウラんところだ! 俺一人ならムリだが、奴らと一緒なら絶対に守れる!」

アリサ「うん!」


上条さんアリサ護衛コンマ下1
奇数→いつの間にか人がいない場所へと…
偶数→黒鴉部隊本部…もといセクウェンツィア芸能事務所へ無事に送り届ける
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 23:21:12.41 ID:bCH59qxMo
408 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/08(日) 23:21:45.00 ID:HtvrxtsIO
今日はここまで
ありがとうございました

来週土曜日の20時から始めます


超電磁砲の猟虎ちゃん登場巻失くした…
409 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/14(土) 21:11:04.04 ID:PV2kStsZO
寝てた!


かなり遅くなりましたが、始めます
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 21:17:48.26 ID:2CKXh6jIo
OK
411 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/14(土) 21:51:12.01 ID:PV2kStsZO
ビスッ

ビスッ

ビスッ


上条「ハァ…ハァ…ハァ…」

アリサ「ハァ…ハァ…だ、大丈夫?」


ビスッ


上条「ぐっ!」ズリッ

上条「また、脚!」

上条(街中でビシビシBB弾ぶち込みやがって…! てか、誰が撃ってきてるのか全く分からねぇ!)

上条(人混みはかえって危険か?)

アリサ「ハァ、ハァ、まって当麻君! だんだん事務所から離れてる!」

上条「くそ、狙撃から逃げながらうまい具合に誘導されてる!」



ビスッ!



上条「ハァ…ハァ…ハァ…」

アリサ「どうしよう…誰もいない公園に来ちゃった」

上条「隠れるぞ」ズリッ…ズリッ…

アリサ「!」

アリサ「ゴメンね…本当に、ごめんね…」

上条「いいから。あそこのトンネルに入るぞ!」ズリ…
412 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/14(土) 22:52:56.70 ID:PV2kStsZO
上条「ぐっ!」ズキッ

アリサ「ごめんね…こんな事になるなんて…」ポロポロ

上条「大丈夫、大丈夫だから……――来た!」




???「―――えへへ、やっと追いついたー♡」

???「アリサちゃん、どこですかー?」

???「あなたの一番のファンが、弓箭猟虎が、アリサちゃんに会いに来ましたよー」



アリサ「――――」ガクガクガクガク

上条「――――」ズキズキ


猟虎「どこですかー?」

猟虎「隣にいるのは上条当麻さんですねー? 脚を重点的に撃ったから、そう遠くへは逃げてないはずですよね?」

猟虎「安心してください。エアガンの3倍くらいの威力ですけど、所詮BB弾だからそんな酷い怪我にはならない筈ですのでご安心ください」

猟虎「ただ―――私のアリサちゃんから離れないと、体に風穴空きますよ?」


上条「―――」

上条(コイツ、暗部か!)

アリサ「――――――」ガクガクガクガクガク


猟虎「アリサちゃーん、どこですかー」パシュッ


カァンッ


猟虎「かくれんぼなら負けませんよー」パシュッ


バシッ


猟虎「ここかなぁ…ここかなぁ…」バシュッパシュッ


カンッコォンッ


猟虎「速く出てこないと、流れ弾に当たってイタイイタイですよー」


上条「……狂ってやがる!」

アリサ「怖いよ…」
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 22:55:49.99 ID:Zyw0h3mvo
上条さん久しぶりに事件に巻き込まれたな
414 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/15(日) 01:10:33.13 ID:q/iadPbqO
猟虎「……おやぁ?」

猟虎「左脚を引きずった跡がありますねぇ……あはっ♡」

上条(気づかれた!)ギュッ


アリサ「―――」

上条(どうする、ここは――)

アリサ「当麻君…」

上条「なんだ」

アリサ「逃げて!」ダッ

上条「!? 待てアリサ!」



アリサ「……」ザッ



猟虎「あれ? え、ええ!?」

アリサ「………」

猟虎「はぅわ!? 出てきてくれたんですか!?」

猟虎「こ、心の準備が!」

猟虎「うわーうわー、うわー! 生アリサだ! 目の前に生アリサがいるー!」キャキャッ

猟虎「うふふ、すごく嬉しい! 大ファンなんです! きゃー言っちゃったー!」



アリサ「……なんで、こんな事、するんですか?」

猟虎「へ?」

アリサ「ストーカーなんて…なんでするんですか!?」

猟虎「ストー、カー?」キョトン

アリサ「さんざん私に付きまとって……しかも私の大切な人を傷つけて……何がしたいんですか」

猟虎「えっ」

アリサ「いつもずっと後ろをつけてたり! 楽屋に忍び込んでスマホに盗聴器仕込んだり!」

アリサ「家の壁に隠しカメラ仕掛けたり! PCにウィルス感染させて個人データ盗んだり!」

アリサ「着替えや下着を漁ったり! 捨てたゴミ袋から何かを取ったり!」

アリサ「脅迫じみた怪文書送ったり! 撮影会で極端にローアングルでカメラ撮ったり!」

アリサ「グラビアの撮影ロケにもついてきたり! 食レポしたレストランにも出没してお店の人に迷惑かけたり!」

猟虎「え、ええ?」


アリサ「迷惑なんです! 迷惑! すっごく迷惑!」

アリサ「あなたのようなストーカーなんて、気持ち悪い! 気持ち悪い! 気持ち悪いんですーーーーーーーーーーーーーー!!!」


猟虎「――――」ガーン

猟虎「う、うう、うううわぁぁあああああんん!!!!」
415 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/15(日) 02:02:16.38 ID:q/iadPbqO
猟虎「ぁああああああああ、あああああああああああああああ!」ダーーーー

アリサ「え、ええ、号泣?」


上条「…………」ズリズリ

上条「……アリサ、きっとソイツ、ストーカーの犯人じゃない」

アリサ「へ?」


入鹿「はぁ、やっぱりこうなったのね」


上条「でたダースベイダー」

入鹿「誰が悪の親玉よ」


上条「アリサ、きっとコイツは純粋に鳴護アリサのファンじゃないのか?」

アリサ「へ?」

猟虎「わぁあああん」

入鹿「ああ、よしよしいーこいーこ」ナデナデ

猟虎「うぅ…」グズグズ


上条「似てるな。姉妹か? 苗字が一緒だけど」

入鹿「そう。私が妹の入鹿」ナデナデ

猟虎「姉の猟虎ですぅ」グズン

上条「もっとしっかりしろよ姉ちゃん」


猟虎「はい、私はただのアリサちゃんのファンですぅ…」

猟虎「はい、これファンクラブ会員所」

上条「『ファンクラブ会員No2』て」

アリサ「あわわ、もしかして最初期から応援してくれてる古参ファンの方…?」

猟虎「ええ、まぁ」テレッ

上条(あ、おだてれば調子乗るタイプだこいつ)

入鹿「ちなみに私は非会員ですの。アリサさんよりも夢中になれるお方がいまして」フフッ

入鹿「それはとてもとても高貴なお方で、とてもとてもお美しい女神のような――」クネクネ

上条(どうしよう、この人から白井と同じ匂いがする)
416 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/15(日) 02:18:28.02 ID:q/iadPbqO

アリサ「ええっと、弓箭さん、だっけ」

猟虎「猟虎でいいですぅ」

入鹿「私は入鹿でいいですわよ」

アリサ「ほんとにストーカーじゃないの?」

猟虎「はぃ。私はただ…」ゴソゴソ

猟虎「あ、アリサちゃんのサインが欲しくて」つ色紙&ペン

上条「!」バッ

入鹿「何を警戒しているんですの」

アリサ「ああ、そういう事なの。いいよ、書いてあげる」

猟虎「―――」パアアア

アリサ「猟虎…ってどんな字?」

猟虎「猟犬の猟に虎ですっ!」

アリサ「……えーっと、ひらがなでいいかな?」

猟虎「はい!」

アリサ「いやぁトンデモナイ勘違いしてたね。そうだよね、こんな可愛い子がストーカーだなんて」

上条「だよな。今日はたまたまだったんだろ」

猟虎「わぁあ、嬉しいですぅ! 1か月くらい近くにいた甲斐がありましたぁ!」

アリサ「そう、それは大変だったね―――ん?」

上条「…………ん?」

猟虎「?」


「「今、なんて?」」


猟虎「? とても嬉しいです?」

上条「違う。そのあと」

アリサ「ごめん、1か月……なんて?」

猟虎「はい! ここ1カ月、ずーーーーーっと、アリサさんにサインを貰う為に、すぐ近くにいました!」

上条「ずっと?」

猟虎「はい!」

アリサ「近くに?」

猟虎「はい!」

上条「………」

アリサ「………」


「「犯人こいつじゃね?」」


猟虎「! 失礼な、私ストーカーじゃないですよぅ!」プンプン
417 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/15(日) 02:33:26.92 ID:q/iadPbqO

上条「ストーカーはみんなそういう」

猟虎「私はただ、サインを貰うタイミングを計っていただけですぅ!」

猟虎「でも…」


猟虎『さ、サインくださ……』バッ

アリサ『次の仕事はなんでしたっけ』スタスタスタスタ
 

猟虎『サインを、く、くだ』バッ

アリサ『ああ、この度はどうも……ええ!? あのオーディション合格ですか!? ハイ、頑張ります!!』


猟虎『サインを』シュバッ

アリサ『はぐ、はぐ…むぅー! パフェうまっ』


猟虎『サ』

アリサ『あ、いたいた! おーい、警策ちゃーん!』



猟虎「尽く! 気づいて! もらえなかった! どんなにアピールしても、気づいて、貰えなかった!」

入鹿「この子、存在感の薄さなら天才的だから…うぅっ」

上条「ひ、姫神とタメはれるんじゃないか?」ドンビキー

アリサ「こ、こればかりは私が悪いけど…」


猟虎「だからどんなタイミングでもサインが貰えるように、常時、近くでスタンバってたんですぅ」


アリサ「これはNGかな」

上条「まさか、朝から夜までアリサの事を張ってたのか?」

猟虎「ファンとして当然では?」

上条「狂気の沙汰だわ」

入鹿「猟虎ちゃんえらいえらい」ナデナデ

猟虎「えへへー」

上条「そこ、甘やかすな」
418 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/15(日) 21:39:15.09 ID:kWRw/ESbO
ごめんなさい寝落ちしてました
来週土曜日20時からちょこっとやります
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 21:44:13.91 ID:HGruzjiTo
420 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2019/12/28(土) 21:01:28.35 ID:5DWRSm3IO
ばっくれ&報告なしで先週は失礼しました
12月30日の夜に再開します

大掃除とかいう年末最大の労働イベント…
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