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【禁書】上条「野球大会で優勝したぞ!」操祈「1回裏☆」【安価】

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494 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/01(土) 22:48:51.34 ID:OuDspsvjO


看取「はい、鍵」

上条「さんきゅ」

看取「私と操祈ちゃん、ドリーは一緒の部屋。モチロン、オッちゃんもね」

オティヌス「おっちゃん言うな」

オティヌス「ま、私はこのナリだからな。頭数には入ってない」

上条「男一人と女三人部屋か…」

看取「いつでも遊びに来ていいからね♡」

操祈「ストップ。そういって、抜け駆けで遊びに行くって行動力あるわよねぇ貴女」ガシッ

看取「ゲ、操祈ちゃん復活早―――くはないか」

操祈「きゅぅ」ガクッ



上条「で、部屋に荷物置いたあとどうする?」

操祈「私は部屋で休ませてもらうわぁ…結局昨日はあまり眠れなかったし。さっきの行軍で体力ゼロよぉ…」フラフラ

上条「ドリーは?」

ドリー「みーちゃんとおでかけしたい!」

看取「ゲッ」

ドリー「だめ?」

看取「ぐぬぬぬ…そういう上目遣いでねだられると―――オッケー! とことん付き合う!」

ドリー「やった!」

ドリー「おにいちゃんは?」

上条「そうだな…」
495 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/01(土) 23:12:29.59 ID:OuDspsvjO
オティヌス「風呂に入りたい」ドンッ


上条「はい?」

オティヌス「私は大浴場で風呂に入りたい」

上条「……でも」

オティヌス「そう、私が一人で風呂には入れまい。15cmくらいの妖精では、人の目もあるし。小童や幼女に捕まった暁にはトンデモナイ事になるのは必至」

オティヌス「だがシルバーウイークとはいえ、ここの繁忙期はスキーシーズン!」

看取「私たち以外お客さんはいないそうだよ」

オティヌス「これで人の目はクリアだろう」


オティヌス「だが私が大浴場に一人で入るのには問題がある」

オティヌス「深い風呂に長時間浸かると、十中八九、溺死する!」

オティヌス「だが私は今すぐにでも日本の温泉とやらを体験したいのだ」

オティヌス「って事でおまえよ。私と一緒に風呂に入らないか?」

上条「拒否権は、ないか」

上条「ああ、わかったぜ。風呂に行くか!」
496 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/01(土) 23:37:25.69 ID:OuDspsvjO
・・・・・


カポーン


上条「結構広いな」

オティヌス「ふむ…これが日本の伝統的浴場というものか!」スパァンッ

上条「……オティヌス、恥じらいって知ってる?」

上条「脱ぎっぷりが男らしいぞ」

オティヌス「男女を間違えるなバカモノ」

オティヌス「幾星霜といえる時間を共にし、何度も裸の付き合いをしてき仲だろう」

オティヌス「今でこそ恋人となったとはいえ、今さらじゃあないか」

オティヌス「……浴場だけに、欲情するなよ?」ナンツッテ

上条「……冷めたわ」スタスタ

オティヌス「あ! 冗談だ! 私を置いて踵を返すな! すまなかった! さすがに今のは見切り発車もいいところだった!」

上条「………」

オティヌス「うっ、そんな目で見るな」

オティヌス「……こうして意地を張っていないと…その、目のやり場に困ってしまうだろう」モジモジ

オティヌス「好いている男の裸だ、その…こっちだって色欲はあるんだ…察しろっ」///

上条「―――」ズギューンッ

上条「――ったく」

上条「こっちだって健全な男子高校生なんですけどねー」

上条「………」

オティヌス「……」

上条「とにかく、入るか」

オティヌス「ああ」
497 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/01(土) 23:59:02.33 ID:OuDspsvjO
上条「ん、ちょっと熱いな」ザバァッ

上条「大丈夫か?」

オティヌス「支障ない。むしろいつもの風呂がぬるいのだ」

上条「へいへい。今度からもうちょい熱い風呂沸かしますよーっと…」チャポッ

上条「肩にちゃんと乗ってろよ」

オティヌス「ああ。どんと来い!」

上条「あちちちち……んぁー!」

オティヌス「ん゛っ…ぁあーーーっ」

上条「………ふぅ」

オティヌス「………むふー」

上条「………」

オティヌス「……」


「「…………」」


「「変な声出すなよ」」


「「…………」」


「「いや、おまえがな?」」


上条「なぜハモるwwwww」

オティヌス「こんな偶然あるかwwww」

上条「………」

オティヌス「………」


ピチョーーーーーン………


上条「………」

オティヌス「……」

上条「まぁ」

上条「あるよなー。あっつい風呂に入ったら変な声でるよなー」

オティヌス「私は初体験だがなー」

上条「女の子が初体験とか言っちゃヘンな意味に聞こえるからダメでしょー」

オティヌス「おまえって時々むっつりな所あるよなー」

上条「やかましい…」
498 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/02(日) 00:46:07.48 ID:FLSzM+muO

上条「温泉ってすげーな」

オティヌス「ああ、いつも入っている風呂とは違うな」

上条「あれはただのお湯だから」

上条「学園都市には限りなく本物に近い温泉の素があるって話だけど」

上条「やっぱり温泉は本物だなー……実は俺、温泉初体験だったりするけどー」

オティヌス「初体験発言していいのかー童貞野郎」

オティヌス「聞くところによると、ここは源泉かけ流しだそうだ」

オティヌス「温泉成分マシマシでリラックス効果もデトックス効果も抜群だなぁ」

上条「へぇ…」


上条「………」

オティヌス「………」


上条(やべーな。ムラムラしてきた)

オティヌス(男女共に温泉に入るとそういう雰囲気になりやすいとは聞いたことあるが)

オティヌス(体温と脈拍数が高くなり肌が重なるからなのか?)

オティヌス(動悸が収まらんっ)

上条(さっきからどうでもいい話でごまかしているけど)

オティヌス(これがいつまでもつか)


上条(そ、そうだ!)

上条「オティヌスはさ、旅行中に何かやりたいことあるか?」

上条(やべー、肌めっちゃキレイだな。雪みたいだ)

オティヌス「そうだな。魔術師としての興味だが、この温泉地で祭られている道祖神に興味がある」

オティヌス(コイツの興味のない話をして気を紛らわせよう)

オティヌス「いくつか神社巡りしたいな」

上条「道祖神?」

オティヌス「村の内と外にある石碑を祀ったモノが信仰を得て神になったモノだ」

オティヌス「主に厄災から村を守ったり、子孫繁栄のシンボルとしてあるのだが」

オティヌス「確かこの村の道祖神は夫婦円満と子孫繁栄の神で、象徴は男根………―――」

上条「え?」

オティヌス「――――――……………………/////////」

オティヌス(ば、バカか私はぁああああああ!!!)

上条「……今、」



男カミジョーさん聴力検査
01-33→地獄耳
34-66→普通
67-00→某ラブコメ主人公並
499 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/02(日) 00:46:37.98 ID:FLSzM+muO
コンマ下1
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 00:47:05.30 ID:xZ0wyFQUo
501 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/02(日) 01:50:23.41 ID:FLSzM+muO
上条「男根って…」

オティヌス「////////////」

上条「まっかっかじゃねーか」

オティヌス「う、うるさい!」

上条「可愛いトコあんじゃん」

オティヌス「うわー! うわー! 忘れろぉおおお!!」ポカポカポカポカ

上条「痛い痛い! 殴るな蹴るな!」

上条「!」

オティヌス「うわぁ、もう!」ゲシゲシゲシ!

上条「!」

オティヌス「どうした///」ハァハァ

上条「つるつる…」

オティヌス「口に出すなバカァ!」ドスッ

上条「ぐへっ」ゴキッ


・・・・・


上条「まぁあれじゃん。俺たち、結婚を前提に付き合ってる訳じゃん」

オティヌス「うん」

上条「だから全然恥ずかしくはないと思うんだよ」

上条「いや裸を見せ合うのは恥ずかしいけど。結婚するって、そういうことじゃんか」

オティヌス「そ、そうだな…///」

オティヌス「……でも見ての通り私はあまりにも小さい。物理的に抱かれるのは不可能だ」

オティヌス「結婚もできるか怪しい上に、子も産めないぞ私は」

上条「いいよ。おまえはおまえだ。小さくても俺が大好きなオティヌスだ」

上条「俺はおまえが好きだ。絶対にそこんとこは変わらないぜ」

オティヌス「………///」

オティヌス「………ああ、本当におまえという奴は」ギュッ

オティヌス「おまえ…いや、当麻、こっちを向け」

上条「ん?」

オティヌス「―――」チュッ

上条「!」

オティヌス「誓うぞ。私は必ず幸せになる。今以上に幸せになってやる」

オティヌス「もちろん、おまえと共に」

上条「じゃあ俺は必ずオティヌスを幸せにする。すべての不幸から守ってやる。絶対だ」

オティヌス「ふふ、ありがとう」
502 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/02(日) 01:52:08.88 ID:FLSzM+muO



オティヌス(一度世界を壊した魔神が言うのもなんだが)

オティヌス(ああ、どうか。この村の小さな道祖神でもなんでもいいから叶えられるのなら)

オティヌス(一晩だけでいい。一晩だけでいいから、この男の抱擁を受け止められるだけの体が欲しい…)

オティヌス(あの雪原での抱擁が、またあるのならば…)

オティヌス(恐らく悪魔にでも縋るだろう)


上条「上がるか」

オティヌス「ああ、いい湯だった」ニコッ


ザバァッ


オティヌス「まだまだ日は高いな。何をする?」

上条「んー、温泉卵でも食おうぜ」

オティヌス「乗った!」


アハハハハハ
ウフフフフフ



上条さんのHPが30上がりました
HP:45→75/140

オティヌスさんの好感度が★★★増えました

現在
食蜂操祈……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★☆☆☆☆☆
503 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/02(日) 02:03:30.72 ID:FLSzM+muO
操祈「……ふぁー、よく寝たわぁ」

操祈「あら」


上条「これよくできてるな」

オティヌス「うまい! 日本酒が欲しくなる!」

上条「まだ早いぞー」


イチャイチャイチャイチャ


操祈「………」


ドリー「おんせんまんじゅうおいしい!」

看取「これがウワサの温泉饅頭…舐めてた。これは何個でも食べられる!」モグモグ

ドリー「あ、あんこついてるよ」ペロ

看取「! もう、ドリーったら」


イチャイチャイチャイチャ


操祈「……私が寝ている間に何があったのよぉ」



・・・・・



上条「もうそろそろ晩飯か」

ドリー「あっというまだね」

オティヌス「なにまだまだよ。夜は長いぞー」

看取「なにやるー?」

操祈「この手の習慣には疎くて…私は当麻さんと一緒ならなんでもいいかなぁ」

看取「ああ、抜け駆けズルい!」

ドリー「で、どうするの?」

上条「そうだな」





――温泉街 夜パート

現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:75/140

温泉へ行こう (一人or全員)
=HP+30/好感度+1or4

女部屋に行こう(全員)
=HP+10/好感度+1

自分の部屋ですごそう(一人)
=HP+20/好感度+4



彼女
食蜂操祈……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★☆☆☆☆☆

誰か一人or全員をお選びください
全員を選びますと、好感度は+1ずつになります
安価下2
504 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/02(日) 02:04:39.23 ID:FLSzM+muO
今日はここまで
ありがとうございました


日常パートを色々改修したいと考えていますのでよろしくお願いします(まだ内容は考えていない)
505 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/02(日) 02:06:05.11 ID:FLSzM+muO
次回は9日日曜日18時から始めます
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 11:27:19.62 ID:1xL/bUQg0
自分の部屋で過ごす
オティヌス
507 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 18:38:16.92 ID:QvwdNKkFO
ちょこっとやります
508 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 19:01:38.80 ID:QvwdNKkFO
上条「そうだな」


クイクイ


上条「ん?」

オティヌス「………」

上条「――――」

上条「ちょっと自分の部屋で休んでるよ。ちょっと眠い」

操祈「ふぅん…」チラッ

看取「へぇ…」チラッ

オティヌス「―――」ピュ〜♪

ドリー「わかった! あ、そうだ! みーちゃん、あれってここのばいてんでもあるかな」

看取「アレ? ああ、温泉卵? あれ、卵を買って外の源泉で茹でた方が美味しくない?」

ドリー「いいね。みさきちゃんもいこう!」

操祈「え、ええ!?」


オティヌス(よし、ナイスだドリー! 報酬は3割増しだ!)グッ

ドリー(あとでおにいちゃんゆずってね!)グッ


ガラッ
タタタタタタ…


上条「行ったか」

上条「さて、行くか」

オティヌス「おまえは先に行っていてくれ。私はちょっとやることがある」

上条「?」
509 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 19:46:55.67 ID:QvwdNKkFO
ガラッ
スタスタスタ


オティヌス「さて…」

オティヌス「ええっと、確かドリーが出してくれていたが…確かここら辺に……あったあった」

オティヌス「ふふふ、アレイスターめ。本当に気が利くじゃあないか」



上条「なんだろうなぁ」

上条「オティヌス、何をする気だろう…」ワクワク


コンコン


上条「ん? オティヌスかな。はーい、今行きまーす」スタスタ

上条「オティヌスか?」ガチャッ


ダッチワイフ「―――――」ヌーン


上条「………」ピクピク


上条(俺は数秒考えた)

上条(なんで俺の部屋の前にダッチワイフがあるのか。なんでダッチワイフが直立不動で立っていられるのか)

上条(てかダッチワイフってこんなんなんだな。ホントに口が開いてるんだな。初めて見たわ――いや土御門の部屋にあったな)

上条(あれはメイドの恰好をしたラブドールとかいうシリコン製の高級品だが、これは明らかにビニールの風船にしか見えない)

上条(つーかなんでダッチワイフがここに。俺になんのようがあるんねん)


ポクポクポクポクポクポクチーン


上条「ヘヤ、マチガエテマスデスヨ」ギィ

ダッチワイフ「―――!」ガシッ

上条「ぎゃああ! ドア掴んできた!」

ダッチワイフ「―――!!」グィイイ

上条「きゃああああ! ダッチワイフが一人でに動いてるぅ! 怖っ! ホラーじゃねぇか!」

ダッチワイフ「………」ギィィィイイ…バタンッ

上条「ヒィ、侵入された…な、なんだDDTの刺客か? ヨシヒコかおまえは!」
510 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 20:21:01.91 ID:QvwdNKkFO
ダッチワイフ「『オティヌスだ』」

上条「オティヌスかよ!」




上条「なにやってんの」

オティヌス『実はアレイスターに依頼されてな』

オティヌス『駆動鎧の応用で、低コストを極限にやりつくしたらどうなるかって実験だそうだ』

上条「なんでダッチワイフ…」

オティヌス『ネタらしい』

上条「……」ノーン

上条「で、おまえはどこにいんだよ。ダッチハイフって事はどっかで操作してるんだろ?」

オティヌス『ここだ』パチ…パチ…

オティヌス「頭頂部からコックピットに入れる」ニョキッ

上条「頭蓋骨観音開きとか……うわぁ、ぐろい。二口女かよ」

オティヌス「せめてマジンガーZと言え、科学サイド。まぁそんな嫌そうな顔をするな」ゴソゴソ

オティヌス「金髪でちょうど体型も同じだ。どうだ?」パチパチ

オティヌス『抱いてくか?』ヌーン

上条「抱かねぇよ!?」



オティヌス『じゃあ何をすればいい。この状態で突っ立っているだけなら、そこらに転がってる空気嫁と一緒だ』

オティヌス『ぶっちゃけ、アレイスターがこの旅行の企画に乗る気だったのはこの実験の為でもあってだな』

上条(こんなしょうもないコトで外出許可していいのかってツッコミは今はやめよう)

上条「じゃあとりあえず服を着ろ。ビニールの色気もへったくれもねぇけど、視線に困る」ゴソゴソ

オティヌス『……ふむ、それも実験としてはアリか』

オティヌス『とりあえず浴衣でも着るか』

上条「部屋で余ったのならあるぞ」つ浴衣

オティヌス『うむ』ゴソゴソ……ガッ

上条(あ、足が引っ掛かった)

オティヌス『おっとっと!?』ツルッ

上条「!?」
511 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 20:43:08.47 ID:QvwdNKkFO
コンコンガチャッ


操祈「当麻くーん、いるかしらぁ?」トトト

操祈「温泉卵のお裾分けが……」ガラッ


上条「―――」

ダッチワイフ「―――」

操祈「ほぉ」



操祈「ねえ、当麻くん、それ、なぁに?」

上条「あ、これは」

操祈「私ぃ知ってるわぁ。それ、あれよねぇ…女の子の代わりのアレ、よねぇ…」

上条「違っ!」

操祈「なにが違うのかしらぁ? どっからどう見てもぉ、漲る男性力をそれにぶつけようとしている風にしか見えないんですけどぉ」

上条「誤解だぁ!」

操祈「そう…へぇ…ふぅん、私たちよりソッチの方がいいのねぇ…ふふふ」フラフラ

操祈「ちょっと、外の空気を吸ってくるわぁ」ガラットトトトトトバタンッ

上条「アアアアアアアアアアア!! 操祈ィイイイイイイイイイイイイイイ!!」



オティヌス『その…スマン』

上条「あとで操祈に説明しろよチクショウ…」ガックリ



・・・・・


オティヌス『やっと浴衣着れたぞ!』ハァハァ

上条「かなり時間がかかったな」

オティヌス『帯を結ぶのが難しかったな』

上条「どんな操作方法だ」

オティヌス『糸で私と部位を繋げていてな。私が腕を曲げればドールの腕が曲がり、足を前に出せば歩行ができる』

上条「マジンガーZというかGガンダムだな…」

オティヌス『しかし指先は細かいから操作に誤作動を起こすな。四肢の動きなら問題ないが』

オティヌス『さて、次はなにをやろうか……そうだ、茶でも煎れてやろう』

上条「待て待て待て待て。ちょっと待て。それもう不幸の予感しかしないんですけど!?」

オティヌス『お、茶だけでなく葛湯まであるぞ。よーっし葛湯いってみるか! 寒いからな、葛湯が美味いぞぅ!』

上条「それ絶対失敗するパターンですよね!? ホントやめてよもう!」
512 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 21:03:43.79 ID:QvwdNKkFO
・・・・・


上条「葛湯の封は切って、湯呑に入れたぞ…」ハラハラ

オティヌス『よし、湯呑は持てるな』つ湯呑

オティヌス『ポットから湯を注ぐ…』


コポポポポ


オティヌス『動作に支障なし』

上条「親指のみちゃんと動くようだな」

オティヌス『ふふふ、巨大ロボを操縦しているようで楽しいぞ』

上条「調子ぶっこくなよ? それ失敗フラグですからね?」

オティヌス『む、煎れる事は出来たが…湯が入ると重たいな…』フルフル

上条「おい、手がアル中カラカラみたいになってんぞ!?」

オティヌス『はい、葛湯どうおっと!?』ツルッ

上条「ぎゃーーーー!!」

オティヌス『ぎゃーーーーーー!!』

上条「ああ、股間に葛湯が!」

オティヌス『ボディ顔面に葛湯が!』

上条「あっつ、あつ! あっつい!」ジタバタ

オティヌス『早くタオルで頭をふいてくれ! アツアツの葛湯がコックピットに漏れてきてる!』

上条「その前に浴衣とパンツ脱がせろ! マジで熱い!」

オティヌス『ええいティッシュでいいわ、自分でやる! クソ、上手く掴めん。クシャクシャになってしまう!!』バッ バッ バッ



ガチャットトトトト



ドリー「おにいちゃんいるー?」ガラッ

上条「!」

オティヌス「!」

ドリー「みさきちゃんのようすがちょっとおかしい……んだけど」



上条「……」←全裸・下半身ベタベタ

ダッチワイフ「………」←口ベタベタ


ドリー「なに、やってるの?」ウワァ
513 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 21:14:10.13 ID:QvwdNKkFO
上条「違う! これは葛湯だ! 本物はあぶないからネ」

ドリー「………わたし、しってる」

上条「は?」

ドリー「よのなかには、おにんぎょうさんをおよめさんにするひとがいるって」

上条「はぁ!?」

上条「誰だドリーに変なコト吹き込んだ奴は!」

ドリー「つちみかどさんとあおがみピアスさん」

上条(ヤロウ、帰ったらぶっ殺してやる)

ドリー「おにいちゃんも……そういうひとなんだ……」

上条「違うヨ!?」

ドリー「じゃあ、そのたたみのしろいの、なに?」

上条「は?」


上条「畳にある白いの?」

上条(よくかき混ぜてない状態で零れた葛湯…もとい白濁液と、クシャクシャのカペカペに丸まったティッシュが数枚―――)

上条「―――――」サーーーッ

ドリー「なんだかよくわからないけど…ちょっとおそといってくるね!」ダッ

上条「アァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアア!! ドリーィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」


バァンッ
タタタタタタッ
バタンッ


上条「うぅ、どうしてこうなった」

オティヌス『すまん…すまん…』

上条「ええんやで…もうこうなったら、どうにでもなれ」

オティヌス「クソ! こうなったら、これで詫びるしかない!」
514 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 21:36:08.72 ID:QvwdNKkFO
オティヌス『今からおまえを抱く!』

上条「なに言ってんの魔人さん!」

オティヌス『アハハハハ、食蜂にもドリーにも醜態をさらしてしまった贖罪だ!』

オティヌス『せめてダッチワイフ=オティヌスとして盛大に役に立たねば気がすまん!』

上条「待て! こんな形で童貞卒業はゼッテー嫌だ!」

オティヌス『うりゃああああ!!』ガバッ

上条「ぐぇっ!」

上条「コイツ、なんて力だ! 落ち着けオティヌス! この流れだと、次に登場するのはみと―――」



看取「……アハハ、オタノシミだねー」



上条「――――」サーーーッ

オティヌス『――――』


看取「ソッカソッカ、トーマくんは私たちより、ビニールのお人形さんの方がイイのかーふーん」ニヤニヤ

上条「いや、これは違う」

オティヌス『そうだ! これには深い事情が――』

上条(あ、やっとコイツ喋った)

看取「知ってるヨー」

「『え」』

看取「ほら、そこの襖、ちょっと開いてるよね」

上条「あ、ホントだ。ちょっとだけ開いて―――まさか液化人影!?」

看取「アタリ〜♪」

液化人影『やぁ』ニョロッ

看取「まぁ事情が事情だからっての分かるけど……ドリーを泣かしたり、抜け駆け禁止を破るのは…―――ネェ」ニコォ

「『ヒッ」』
515 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 21:48:23.75 ID:QvwdNKkFO
看取「とりあえずコレ、借りるね」ガシッ

オティヌス『おい、ダッチワイフ…いや、私を掴んでどうする気だ!?』ジタバタジタバタ

看取「穴をプスリ。そんでそこから液化人影を流し込んで――」

オティヌス『ああぁぁああああ!! か、体の自由が利かな、ぃ―――ぃやぁあああ! コックピットに水銀がぁああ!!』

オティヌス『や、やめ、やめろ、やめてくれぇ!』

上条「水銀中毒になっちまう!」

看取「安心安全の無機水銀だからダイジョーブ」

オティヌス『それじゃない! これ、まるで触手みたいになって……ああぁあぁぁ! どこ触ってる! んぁ、そこ、やめっ、あぁぁああああああああああああ!』ジタバタジタバタ

上条「あわわわわわ」ガタガタガタガタ

看取「うるさい」

オティヌス『―――――!!!〜〜〜〜〜〜〜っ。〜〜〜〜〜〜〜〜』ビクビクビクビクッ

オティヌス『―――――――――――――――――!!!!!!!?!!?!??!?!?!!!』ガクガクガクガクッ

オティヌス『――――――――』シーン

上条「………オティ、ヌス?」

ダッチワイフ「――――」コテッ


オティヌス「………」コロンッ

上条「……」ゾッ

オティヌス「アヘッ…アヘッ…」グデーン


上条「お、オティヌス? オティヌーーーーーーーーース!!!」

看取「サテサテ」

上条「!」ビクッ

看取「次は…キミの番、だゼ?」

ダッチワイフ「スクッ」

上条「ふぇっ!?」

看取「大丈夫、晩御飯はもうすぐ」ギュッ

ダッチワイフ「―――」ジリッジリッ

看取「短時間でもちゃーーんと―――満足させてあげる」



上条「ふ、ふふふふふふ、ふ、不幸だぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」



上条(そのあとしばらく、筆舌に尽くしがたい地獄が行われた)
516 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 22:19:23.62 ID:QvwdNKkFO
・・・・・


看取「じゃあ私はお先に二人にジジョーを説明しておくから」ツヤツヤ

看取「カミジョーさんは部屋のお掃除して、女部屋に来てね」

看取「アトアト、愛してるゼ☆マイダーリン♡」チュッ


ガラッピシャッ


上条「け、汚された」ボロッ

オティヌス「ふふ、ふふふふふ…脳が破壊された」ボロッ

上条「ダ、ダッチワイフは卒業条件じゃナイ。そもそもあれ幻想殺し対策だっただけだったからイレテナイ」

上条「アレ? ドウダッケ? 記憶があいまいみーだぞ?」

オティヌス「すまなかった」

オティヌス「空気嫁なんぞに頼った私が愚かだった…」

上条「いいよ…もう終わった事だ…」

上条「操祈とドリーの誤解も看取が解いてくれているだろうから、大丈夫だろきっと」

オティヌス「………そうだな。だが奴らには酷い事をした」

上条「そうだよな。あとで謝ろう」

オティヌス「そうだな」

上条「の、前に部屋、片すか」



517 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 22:20:32.94 ID:QvwdNKkFO
・・・・・


オティヌス「ふぅ、あらかた片付いたな」

上条「別にやらなくてもよかったのに。畳を雑巾がけとか、ティッシュを運んだりとか。重労働だったろ。てかダッチワイフに乗ればよかったのでは?」

オティヌス「なに、肉体労働こそ人間活動の根幹だ。たまにはいいさ。それにダッチワイフはもうコリゴリだ。閉鎖空間恐怖症になりかけたわ」

オティヌス「しかしアレだな。私は大きなハンデを背負っている。彼女らと比べてもやはり体はどうにかしないとな」

上条「別に気にすることないのに」

オティヌス「人形趣味なおまえなら問題ないだろうが、私には大アリだ」

オティヌス「なにせ移動するにも掃除するのも不便極まりない」

オティヌス「何より私は、おまえと肩を並べて歩きたいし、おまえに熱く抱かれたいのだ。この体では精々肩に乗るくらいしかできまい」

オティヌス「今日、それを痛感した。やはり私には体を取り戻す必要がある!」

上条「………でもどうやって」

オティヌス「それは今後考える」

オティヌス「魔術サイドとして解決させようつするならかなり長い時が必要になるが、科学サイド…学園都市ならもしかしてな」

オティヌス「ま、ぼちぼちやってみるさ」

オティヌス「さて、もうそろそろ夕飯の時間だ。あちらの部屋に移動しようか」

上条「……ああ」


上条(もし、野球大会の景品である1日統括理事長権でなんでもできるなら…)

上条(もしかしてオティヌスの体を作る事が出来るんじゃあないか?)


オティヌス「どうした? 行くぞ」

上条「………いや、なんでも」


オティヌスさんの好感度が★4上がった

彼女
食蜂操祈……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★☆
518 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 22:31:16.50 ID:QvwdNKkFO
「「ほんっとーに申し訳ありませんでしたっ」」


操祈「そういう事なら、ちゃんと言ってくれないかしらぁ」プンプン

ドリー「ビックリしちゃったよー」モグモグ

ドリー「あ、このおさかなおいしい」

操祈「あら、本当ぉ」



オティヌス「どうやら許してくれたみたいだな」

看取「ワタシのフォロー力、サスガでしょでしょ」

上条「ありがとう。何でもするわ」

看取「ん?」

オティヌス「おい、こら」


ドリー「あ、オっちゃん。やくそく、まもってよね」

オティヌス「そういえばそうだったな。報酬はなんだ? お小遣いか?」

ドリー「ううん。あしたいちにち、おにいちゃんひとりじめけん」

オティヌス「」

ドリー「おにいちゃん、きょうね、すっごくたのしいばしょをみつけたんだけど、いっしょにいかない?」

上条「明日? 別にいいけど―――」


操祈「えー私は当麻さんに付き合ってほしいわぁ。男力欲しいのよねぇ」

看取「いやいやそれ完全に荷物持ちデショ」

看取「それより私とイイコトしなぁい? ダーリン☆」


オティヌス「私はおまえとならどこへでも行くぞ!」



上条「……そうだな」




現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:95/140


温泉へ行こう
=HP+30/好感度+1〜3

街へ遊ぼう
=HP-30/好感度+2

買い物をしよう
=所持金-5000円〜2万円/好感度+3


彼女
食蜂操祈……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★☆

一人をお選びください
安価下2
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 22:31:58.60 ID:pHCX2BHyo
520 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 22:32:31.09 ID:QvwdNKkFO
今日はここまで
ありがとうございました


そういや大覇星祭も9月だったなぁ


安価下
521 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/09(日) 22:33:20.11 ID:QvwdNKkFO
次回は来週日曜日の18時からお願いします

安価下
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 07:22:42.02 ID:EH/8FJ/V0
警策
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 07:55:24.98 ID:688Rd/sZo
町へ遊ぼう
オティヌス
524 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/16(日) 18:03:15.51 ID:rNu7Xa2RO
はじめまます

>>552の安価適用
行動をお選びください

温泉or街へor買い物

安価下1
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 18:06:41.39 ID:PupYGpRwo
526 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/16(日) 19:47:01.63 ID:rNu7Xa2RO
看取「イイコトってしなぁい?」

上条「イイコト…?」

上条「なんだよ、イイコトって」

看取「それはヒミツ」

上条「なんだよもったいぶって」

上条(しかしさっきの事もあるから、お礼を兼ねて)

上条「いいぜ、看取に付き合う」

看取「ヤッタゼ」


・・・・・


上条「イイトコってどこだろ…」

上条(ほわんほわんほわんほわん…)



看取『ふふ、ダーリン…キテ……』ヌギ…


上条「ふひっ」

ドリー「おにいちゃん…?」

上条「おっと」

操祈「当麻くん、なににやけてるのかしらぁ?」

上条「ごめん…」

オティヌス「よっこいしょっと。そら、おまえの番だぞ」コトッ

上条「ええっと…―――これかな」コトッ


操祈「!」

操祈「ロン!」


上条「え? ああっ」

操祈「いえーい、トリプル役満!」

ドリー「ああーもう、おにいちゃーん!」

オティヌス「おま、それ狙ってたの分かるだろっ!」

上条「うわぁあ、不幸だぁああああ!」


ドリー(きっとシュウチュウしてない)

オティヌス(明日のデートで頭がいっぱいだな)

操祈(なんか複雑だわぁ)

(((よし、明日は―――)))
527 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/16(日) 20:14:44.87 ID:rNu7Xa2RO
――旅行2日目 9:00 ロビー


上条「じゃあ行こうか」

看取「ウンッ」ダキッ

上条「こらっ、引っ付くなよ歩きにくいだろ?」

看取「エーッ、いいじゃん。減るもんじゃ無し」

上条「イチャイチャ」

看取「イチャイチャ」



ドリー「……」ジー

操祈「……」ジトー

オティヌス「イチャイチャしとるな」ジロー

ドリー「うん、そうだね」

操祈「大丈夫よぉ。こうなる事は最初からわかってたからぁ」

操祈「でもぉ、一線を超える場合はぁ」

ドリー「わかってる」

オティヌス「抜け駆けをする愚か者は、悪・即・斬」

オティヌス「デートは許す。ただし異性交遊は話は別だ」

操祈「でも貴女、昨日よからぬことしてたわよねぇ」

ドリー「みさきちゃんも、プールでおにいちゃんとコソコソしてたのしってるから」

オティヌス「そういうおまえもいつぞやか混浴してたろ」

「「あなたにいわれたくない」」

オティヌス「―――動いたぞ」

ドリー「ついていくよ」

操祈(都合よく話を逸らせたわねぇ)



看取(やーっぱり尾行けてきたかぁ。ヨソー通りだけど、素直な子たちだこと)

上条「で、どこへいくんだ?」

看取「3日間の旅行の中日。セッカクだから一日中一杯遊ぼっか」

看取「まずはお散歩がてらここへ行こうよ」

上条「湖かぁ。結構遠いぞ?」

看取「ダイジョーブ。二人の足ならダイジョーブ」

上条「わかった。ああ、だからスニーカー履いてきたのか」

看取「温泉地は歩いてナンボだからねー」

看取(このスキに後ろの三人をまく)
528 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/16(日) 20:32:49.26 ID:rNu7Xa2RO
看取「そんなコトだから、急ごっか」スタスタスタスタ

上条「速っ」スタスタスタ

看取「じゃないと全部回らないデショ」スタスタスタスタスタ

上条「散歩じゃなくてウォーキングみたいだ……ま、いい運動になるからいいけど!」スタスタスタスタスタ

看取「お昼は美味しいモノに帰りは温泉…楽しみダネ!」

上条「だな!」



ドリー「! はやあしだよ!」

オティヌス「気づかれたか!? チッ、さすがは警策看取だな」

オティヌス「ついて行けるかドリー!」

ドリー「うん!」

オティヌス「ヨシ、急ぐぞ食蜂!」

オティヌス「――――」

オティヌス「……?」

オティヌス「おい、あの金髪女はどうした」

ドリー「え?」クルッ


操祈「ぜーぜーぜー」

操祈「は、速いわよぉ…歩くのが、速すぎぃ…」ヨロヨロ

オティヌス「おい、おまえ、なんだその靴は」

操祈「きょ、今日の為に買ったブーツ…ハイヒールにしたのは…間違い、だったわぁ」

オティヌス「おまえ、マヌケか?」

操祈「だってぇ、こんな山道だなんて思わなかったんだもぉん!」

オティヌス「山道て。ちょいときついが普通の坂道だぞ」

操祈「デコボコしすぎぃ!」

ドリー「じゃあなんでそれはいてきたの?」

操祈「オシャレは女の子にとって命より重いのぉ!」



看取(って感じでナミダメになってるのは間違いない

看取(ミトリちゃんは知っている。あの女は新しいブーツや新品コーデでオシャレ完全武装でやってきた)

看取(だが慣れない土地に慣れないブーツ。田舎特有の道路の亀裂や凸凹や坂道に気を取られている)

看取(ふっ、このハヤアシなら、ドリーはともかく操祈ちゃんはついてこれない)

看取(これは毎日走り込み、努力を重ねてきたモノたちじゃないとね)

看取(でもさすがはドリー。これについてこれるか…なら)

看取「ねぇトーマくん、もう少しペースをあげようよ―――」


上条さん不幸コンマ下1
奇数→足がつる
偶数→転ぶ
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 20:44:31.47 ID:vGqS3z+I0
てい
530 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/16(日) 21:41:47.26 ID:rNu7Xa2RO
看取「――――」

看取「あれ? トーマくーん?」クルッ

上条「アタタタタタタ…」ケンケン

看取「ナニヤッテンノ?」

上条「脚攣った! ふくらはぎ!!」ズキズキ

看取「エェ…」


上条「ちょっと待っててくれ。すぐに伸ばすから…」グィー

看取「イイからイイから。ゆっくりでイイから。こんなショーモナイコトでミートグッバイされたら私、チームから袋叩きにされちゃう」

看取「あそこのベンチで休もうか」

看取「ほら、肩貸して」

上条「すまん」


ギュッ


看取「イエイエ。これはこれで役得」ムフフ

上条「え?」

看取「ナンデモなーい」



操祈「はぁ、はぁ、やっと追いついたわぁ」

ドリー「たいりょくつけよう…」ポンッ

オティヌス「オイ、あれを見ろ!」



看取「ドーカナ? 治った?」

上条「治ったけど…なんで膝枕?」

看取「ン? んー、キブン」

上条「顔、近い。あと当たってますわよお嬢さん」

看取「当ててるの♡」


操祈「さらにイチャついてるわねぇ」

ドリー「カントク、あれはアウトですか、セーフですか」

オティヌス「クッ…傍から見るとバカップルにしか見えん……が、よ、良しとしよう」

操祈「血の涙出てるわよぉ」
531 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/16(日) 22:49:03.71 ID:rNu7Xa2RO
看取「うーん…その足で湖までは厳しいかな」

上条「いや大丈夫だから」

看取「イヤイヤ、無理はダメよダメダメ」

看取「ショーガナイなぁ…プランを大幅に考え直さないと」ウーン


ヒュ∼ッ


看取「―――」ブルッ

上条「―――」

上条「よっと」ムクッ

看取「あら、もう膝枕イイの?」

上条「もう十分堪能したよ。ま、デートっつってもプランとかかたっ苦しく決めてないとダメじゃないし」

上条「せっかくの温泉街だからな」

上条「座るなら温まろうぜ」

上条「実は、昨日から気になってたところあるんだよ。あそこ」m9

看取「あそこは――足湯ね」




操祈「今度は足湯ねぇ…うぅっ」ブルッ

ドリー「くちゅんっ」

操祈「今日は冷えるわねぇ」

オティヌス「山の中だからな。風も出てきた」

ドリー「みて、あれ」



看取「あったまるー」

上条「サイコーだなぁ」

看取「今の内におにぎり食べちゃお。はい、お茶とどうぞ」

上条「さんきゅ。ふはー、お茶あったまるー」



操祈「………」

ドリー「………」

オティヌス「………」

ドリー「いいなぁ」ボソッ

操祈「こっちとは別世界ねぇ」

オティヌス「仕方あるまい。温まれる場所はあそこしかない。ここで観察するしかあるまい」グヌヌ
532 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/16(日) 23:01:39.50 ID:rNu7Xa2RO
上条「イチャイチャ」アハハ

看取「イチャイチャ」ウフフ



操祈「楽しそうねぇ」

ドリー「おにぎりおいしそう」キュルルル

オティヌス「寒い事をイイコトにくっつき過ぎやしないか?」

オティヌス「―――!? ヤツめ、温泉卵を買ってるぞ!」


看取「ドヤ!」

上条「ナイスー」


ドリー「きのうのおんせんたまご、おいしかったなー」キュルルル

オティヌス「半熟のトロトロしてたのか? それとも固ゆでの方か?」

ドリー「かたゆでのほう」キュルルル…

操祈「ヤメテ。お腹がすくからヤメテ」

オティヌス「さっきからドリーの腹が鳴りっぱなしだ」


上条「はい、あーん」

看取「アーン」


ドリー「あーんしてる!」

オティヌス「くそ、バカップルめ!」

操祈「なら止める?」

ドリー「うーん、ビミョー」

オティヌス「ここから見ればただのバカップルのデートだ。まだ範疇を越えていない…」

操祈「血涙流しながら言っていても説得力ないわよぉ」

オティヌス「しかし、野外で握り飯やゆで卵は怖いな」

ドリー「こわいって、なにが?」

オティヌス「カラス」



上条「おいしい?」

看取「オイシイ」ホッコリ

看取「じゃあ次はコッチ。はい、アーン」

上条「あー―――」



上条さん不幸コンマ下1
奇数→舌が持ってかれる
偶数→卵が持ってかれる
533 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/16(日) 23:03:01.76 ID:rNu7Xa2RO
ごめんなさい、中途半端ですが今日はここまで
来週土曜日の19時からはじめまっする

コンマ下
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:05:26.76 ID:rfBAVdczo
535 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/22(土) 19:08:52.80 ID:0KqBdhT7O
はじめます
536 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/22(土) 19:38:21.28 ID:0KqBdhT7O
看取「あーん」

上条「あーん」


カラス「アホー!」バサッ


バシッ


看取「あっ」

上条「あー」スカッ

上条「ん?」ガチッ

上条「むふっ」モフッ

看取「あんっ♡」ポヨンッ



ドリー「おっぱいにダイブしたよ、おにいちゃん」

操祈「相変わらずあの超ラッキースケベ力は健在ねぇ」

オティヌス「く、わ、私だってあれくらいの事―――」


看取「モーダーリンったらダイタン♡」ギューーー!

上条「もがもがもが!」

看取「わざとじゃない? デモデモこうしちゃうのは彼女の生体ってコトでー」ムギューー!


オティヌス「―――――」

操祈(羨ましすぎて心が死んだわねぇ)


537 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/22(土) 20:11:03.96 ID:0KqBdhT7O

看取「………」チラッ

ドリー「!」

看取「(お願い、ドリー)」ペコッ

ドリー「――――」


ドリー「みさきちゃん、オっちゃん、かえろっか」

操祈「………いいのぉ?」

ドリー「だいじょうぶだよ。みーちゃんなら」

ドリー「オっちゃんもこんなんだし」

オティヌス「―――」ボケー

操祈「脳が破壊されてるわねぇ」


ドリー「じゃあ、いこっか……あ、あそこのおみせにいきたーい!」

ドリー「パンケーキ、たべたい♡」

操祈「帰るのじゃなかったのかしらぁ? ま、いいけどぉ」


・・・・・


看取「あー、幸せだなぁ」ギュー

上条「なんだよいきなり。てか放してくれ。ちょっと暑くなってきた」

看取「イーヤーダー」グィー

看取「しばらくこのままがイイカナー」

上条「………はいはい」

看取「〜♡」
538 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/22(土) 20:59:42.05 ID:0KqBdhT7O





看取「ねぇ」

上条「ん?」

看取「いつまで、こんな幸せ感じられるかなぁ」

上条「は?」

看取「ナーンチャッテ☆」

上条「………」

上条「いつでもできるし、いつまでもできるだろ」

上条「操祈とドリーとオティヌスと一緒にバカやったり、俺とおまえでこうしているのも」

看取「―――」

看取「アリガト」チュッ

上条「ん」

看取「じゃ、そろそろ行こうっか」ザパッ

上条「行くって、どこへ」

看取「えっとーどこへ行ったかな。ああ、あそこネ……あそこのカフェに!」

看取「私、パンケーキ食べたい☆」

上条「―――」

上条「ハイハイ」ザパッ
539 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/22(土) 21:08:06.30 ID:0KqBdhT7O


カランカラーン


上条「あれ?」

操祈「あらぁ?」

ドリー「あ、おにいちゃん!」モグモグ

オティヌス「むぐっ!」ビクゥッ

看取「やっぱりココにいた」

上条「おまえら……なんでここに」

オティヌス「おまえよぉお〜〜〜〜!」ヨジヨジヨジ

オティヌス「なにもなかったか? なにかイヤらしいことされなかったか?」ピターッ

オティヌス「寂しかったんだぞぉ! ひもじい思いで悲しかったんだぞぉ!」ウワーン

上条「オティヌス…おまえ、キャラ崩れてるぞ」ヨシヨシ

上条「て、後ろつけてたのか!?」

看取「宿からズットねー」

操祈「あらら、最初からバレてたかしらぁ」

看取「さては元暗部ナメてるなー?」


上条「とりあえず、パンケーキ食べるか」

ドリー「みーちゃん、いっしょにたべよー」

看取「はいはい」

操祈「はい、あーん☆」

オティヌス「あ、こら! 抜け駆けするなバカモン! 阻止してやる。そりゃ」モグッ

上条「ああ、オティヌスがパイ投げされたみたいにクリームだらけに!」

操祈「なにやってるのかしらぁ。はい、ナプキン」

オティヌス「こら、ごわごわしたもので顔をふくな痛いだろ!?」ギャー

ドリー「おっかしーあははは」

看取「ふふ、あははははっ。あーおかしっ」

看取(……幸せだなぁ)

看取(ホント、私にはもったいないくらい)スッ

上条「…………」



上条さんのHPが30減りました

HP:95→65/140

看取さんの好感度が★2上がりました

彼女
食蜂操祈……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★☆
540 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/22(土) 21:25:05.99 ID:0KqBdhT7O
――2日目夜 宿


上条「ふぅー今日も美味かった」

ドリー「ねー」

看取「お茶いるヒトー」

「「「「はーい」」」」

看取「全員ネー」カチャカチャ

操祈「明日が最後ねぇ」

オティヌス「ま、いい息抜きになったろう」

上条「悔いを残さないようにやる多い事があったらちゃんとやりたいな」




――温泉街 夜パート

現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:65/140

温泉へ行こう (一人or全員)
=HP+30/好感度+1or4

女部屋に行こう(全員)
=HP+10/好感度+1

自分の部屋ですごそう(一人)
=HP+20/好感度+4



彼女
食蜂操祈……☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★☆☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★☆

誰か一人or全員をお選びください
全員を選びますと、好感度は+1ずつになります
安価下2
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 21:27:06.51 ID:7/ILOI4Bo
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 21:30:44.74 ID:/oxu4a6a0
温泉
全員
543 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/22(土) 22:12:47.73 ID:0KqBdhT7O
上条「じゃあ、俺風呂に入ってくるわ」

看取「ハイハーイ」

オティヌス「あ、私もいくぞ」

ドリー「おっと」

操祈「監督はちょっと待ってて―」

オティヌス「?」



上条「おっふろ♪おっふろ♪おーっふーっろー♪」ルンルンルーン♪


ガラッ


上条「〜♪」バタンッ


仲居「―――」キラーン


カコンッ


仲居「………」フッ


『本日貸し切り』



ガラッ


仲居「ご用意が出来ました」

操祈「ご苦労様ぁ」スクッ

操祈「ハイこれをどうぞ。ちょっとした迷惑料よぉ」ポンッ

看取(ここで札束をポンッと出せるところがスゴイよ操祈ちゃん)

仲居「いえいえ。もとより当旅館は、お客様以外、来客されている方はいらっしゃらないので」スッ

オティヌス(この仲居、目が死んでる!)

看取(っていうか、ケッキョク貰っていくのね)

ドリー「とにかくいこーよ、おふろ」グイグイ

看取「ウンウン。こうでもしないとねー」

操祈「じゃ、行きますか」
544 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/22(土) 22:58:56.56 ID:0KqBdhT7O
・・・・・


上条「ふぃーーーー」ズァパー

上条「んぁー、そういえば今日で3回目だったなー」

上条「朝起きて入って、喫茶店から出た後にみんなの買い物に付き合って荷物持ちして帰ってきて入って、卓球大会して飯食って今だもんなー」

上条「デトックスさいこー」ポケー



ワイワイ
アハハハ
オホホホ


上条「んー? 気のせいかな、みんなの声が脱衣所から…はは、まっさか―――」



ドリー「あ、おにいちゃんだ!」ガラッ



上条「―――って、おおおーーーーーいいっ!!」ザバッ

看取「ヤッホー」

操祈「ま、予想通りのリアクションねぇ」

オティヌス「風呂場では静かにしろ。あと走るなドリー」

上条「ここは男風呂だぞ!?」

操祈「貸し切ったわぁ」ペタペタ

上条「は?」

看取「オカネで買いました」ザバァッ

上条「ファッ!?」バチャッ

ドリー「おにーちゃーん!」バッチャーッ

上条「つーかおまえら前隠せ!」

ドリー「タオルをゆぶねにつけるのタブーだよ、おにいちゃん」

上条「見えてるから! 当たってるから!」

ドリー「あててるのよ」ドヤァ

上条「誰だ、ドリーに変な知識仕込んだの」


―――――
――――
―――


青ピー「ヘップシッ!」カリカリカリ

土御門「風邪かにゃー。最近流行りの新型肺炎はやめてくれよ」カリカリカリ

小萌「コラー! おしゃべりより手を動かすのですー!」

青ピー「クソー! 今頃カミやんはおんにゃのこと一緒にキャッキャウフフの爛れた温泉旅行やてツッチー!」ガリガリガリガリ

土御門「羨ましい限りだぜぃ全く」ガリガリガリガリ

青ピー「でもドリーちゃんええ娘やったわー。素直でーボクの言う事、うんうんと聞いてくれるんやでー!」

土御門「かーしっかしなんでカミやんだけ補修免除なんだにゃー!」


結標「夜食で来たわよー」ガラッ

野菜炒めのような黒い物体「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…」

「「ぎゃー! ダークマター!」」

結標「胃袋に直接ぶち込むわよ」
545 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/22(土) 23:33:16.47 ID:0KqBdhT7O
―――――
――――
―――


操祈「まぁそういう事だからぁ…私も脱いじゃおっかなぁタオル♡」チラッ

看取「ダヨネー。お風呂にタオルはダメだよねー」

上条「ま、マジで、心臓と理性が持たないから…」ビクビク

操祈「………」

操祈「ま、そこまで言うのならいいわよねぇ。どうせここはかけ流しで水質に異常が出るわけでもなし、旅館の方にも許可は念のためとったし…」スッ

上条「………」ホッ

看取「え、そのままなの?」スポーン

上条「うわぁああああ!」

操祈「ちょ!? 看取さん何脱い、で……」

看取「?」

操祈(なにそのお腹、なんでそんなにスタイルいいの?)

看取「………」

看取「操祈ちゃんもタオル取りなよ」ガバッ

操祈「にゃーー!!!??」スポーン

上条「に゛ゃーーーー!!」

操祈「うぅ、タオル返してぇ…」

ドリー「みさきちゃーん、カメみたいにうずくまってないではいろーよー」

看取「――――」


操祈『にゃー―――!!!??』スポーン

スポーン… スポーン…ス ホ ゚ ー ー ー ー ン


おっぱい『ぷるんっ、ぷるんっ』


看取(なにそのデカイおっぱい…なんでそんなに大きいの?)


看取「……ヤルわね」

操祈「なにがよぉ…」フルフル
546 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/23(日) 00:34:21.86 ID:o6j/egK8O
上条「いいからタオル巻いてくださいませんかねぇ!?(激怒)」


ドリー「あったかいねー」チャポチャポ

オティヌス「そーだーなー」フィー


操祈「ふぅ…」

看取「アー、いいわぁ…」


上条(結局タオル巻いてくれたけど……イカン! やっぱり理性が保てん!!)


看取「ダーリン!」ダキッ

上条「おふっ」バシャッ

操祈「あ、こらぁ。そんなにくっついちゃだめよぉ」ギュッ

上条「ふっ!?」ビシャッ

看取「アレレー? もしかしてコーフンしちゃってるー?」

操祈「当麻くん?」

上条「だ、大丈夫だ…俺はダイジョーブ」///


ドリー「おにーちゃーん!」ダイブッ

上条「ふぐっ!?」バシャーンッ

オティヌス「こら、遊ぶな!」

ドリー「えへへー、おにいちゃんだすきー……」ギューーー

上条「――――――」

ドリー「あれ? おなかになにかかたいものが…」

オティヌス「!」


上条さん理性大爆発コンマ下1
奇数→逆に考えれるんだ「爆発してもいいさ」と考えるんだ
偶数→去れ!マーラよ
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 00:36:39.72 ID:iXvHxYH7o
548 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/02/23(日) 00:38:52.98 ID:o6j/egK8O
今日はここまでにします
ありがとうございました

次は来週日曜日の18時から始めます


ねむ…
549 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 15:35:37.47 ID:uCO+X521O
時間変更のお知らせ
19時半〜20時から始めます
550 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 20:11:46.30 ID:uCO+X521O
はじめます
551 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 20:48:06.48 ID:uCO+X521O
上条「―――――――」ザバァッ

ドリー「うわっ!?」

看取「オットット!?」

操祈「あらぁ?」

上条「――――――」ザバザバザバッ

オティヌス「おいどこへ行く?」

上条「――――」ギンギン ペタペタ

上条「!」ザバッ

上条「コフーーーーーーーー!!!」ザバーーーーーッ


操祈「水風呂?」ペタペタ

ドリー「なんで?」ペタペタ

看取「排熱かァ」ペタペタ


上条「ふーーーーーーっ」プシューーーーー…


上条「……」チョポーン

看取「イヤー水風呂の隅っこで縮こまってるねー」

看取(カワイイ)

操祈「いじけて睨んできてるわねぇ」

操祈(カワイイ)

ドリー「ごめんね、おにいちゃん。もうしないからでておいでー」

ドリー「カワイイ」

オティヌス「虐めすぎだおまえら」ペタペタ

オティヌス「少しは自重しろ。奴にもプライドというものがあるんだ。お粗末なモノを見せまいと頑張っていたんだぞ」

上条「―――」ガーンッ

看取(オっちゃん、それは言っちゃダメ。いや隠してたから見えなかったけど)

操祈(お粗末ってなにがかしらぁ。―――いや、まさかぁ)

ドリー「?」
552 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 20:57:58.00 ID:uCO+X521O
上条「―――」スッ

看取「アラアラ? どうしたの? 手で水鉄砲なんてして―――」

上条「ふんっ」ピューーーッ


オティヌス「ぎゃっ!? ちみたっ!」

上条「ふんっ!」

看取「キャーーー!? ここの水風呂冷たすぎィ!」

操祈「ちょ、やめ、やめてぇーーー!」

ドリー「タイヒー! タイヒー!」

上条「ふしゃーーーーー!」

オティヌス「猫か!!」



・・・・・



上条「頭冷えた」

看取「ゴメンナサイ」

操祈「調子乗ってたわぁ」

ドリー「ごめんなさぁい」

オティヌス「私は反対はした」

上条「まあいいか。一緒に入ろうぜ。今さら出ていけなんて言えないし」

上条「風呂に入るだけだと思えば、なんとか耐えられるし…」ブツブツ

オティヌス「大丈夫だ。おまえはそんな甲斐性ある奴じゃあないのはわかっている」

上条「あとで覚えてろよ」

553 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 21:01:38.79 ID:uCO+X521O
上条「ふー」


「からだあらいっこしよーよー」

「そうねー。いいアイディアね」

「わたしはもーちょっとはいってるわぁ」グデー

「みなとはいるふろはいいなぁ」


上条「………」

上条「なぁ」



ボーナス安価コンマ下1
好感度ボーナス+1追加できます
隣にいる彼女をお選びください
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 21:08:25.90 ID:yZLMP7tfo
ドリー
555 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 21:45:41.35 ID:uCO+X521O
ドリー「なぁにぃ?」グデー

上条「明日帰るけどさぁ」

ドリー「んー」

上条「この旅行どうだったー?」

ドリー「そのおはなしは、まだはやいかなー」

ドリー「はんぶんだけど、あしたまだあるよー」

上条「……だよなー」

ドリー「でも、すっごく、すっごーーーっく」

ドリー「たのしいよ。おんせんも、おやども、かいものも」

ドリー「わたしがみたことないモノばっかり」

ドリー「だってわたし、うまれてからいちども、そとにでたことなかったんだもん」

ドリー「だから、すっごくまんぞく。だいまんぞく、なんだ!」

上条「そっか。それはよかった」

上条「俺も感謝してる。なかば拉致みたいな恰好だったけど、旅行なんて企画してくれて」

上条「こんなに楽しいコトはねぇよ。幸福感でいっぱいだ。本当に感謝している」

ドリー「どういたしまして」

上条「なにかお礼しないとな。俺、幸せにされっぱなしで割に合わねえよ」

ドリー「そんなことないよー」

上条「なにか欲しいものとかないか? なんでもするぜ」

ドリー「ホント? おにいちゃん」

上条「ホントホント」

ドリー「じゃあ」ザバァ

上条(俺の前に来て、手を首に回してきた。なにをさせるんだろう)ドキッ
556 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 21:46:15.47 ID:uCO+X521O


ドリー「おにいちゃん、キスして」

上条「えっと、それは…」

ドリー「ん? なんでもするっていったよね?」

上条「………それは」

ドリー「ん…」

上条「―――」

上条「ん…」チュッ

ドリー「んっ…」

ドリー「おにいちゃん、ぎゅってしていい?」ギューッ

上条「おーい、もうしてるぞー」

ドリー「えへへー。あーしあわせだなー」

上条「俺も」ギュッ



看取「あー♡ ダーリンがドリーとイチャイチャしてるー☆」

操祈「抜け駆けダメなんだからぁ!」

ドリー「ちぇ、もうあらいっこおわり?」

操祈「途中でやめたわよぉ。この子、変な所ばっかり触ってくるんだからぁ///」

看取「グヘヘ、そのオッパイのヒミツは後でじっくりお話うかがうからね」

ドリー「じゃあわたしはおさきにあがるね、おにいちゃん♡」

ドリー(あわわ、ちょっとダイタンになっちゃった///)ペタペタペタ

看取「じゃあ次は私とね、ダーリン♡」

操祈「次は私よぉ!」

オティヌス「ジャンケンで決めろジャンケンで」

上条「………」グデー

オティヌス「………のぼせてないかコイツ」



操祈さん、看取さん、オティヌスさんの好感度が★1あがりました
ドリーさんの好感度が★2あがりました

彼女
食蜂操祈……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★★☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………★★☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★★
557 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 21:52:38.43 ID:uCO+X521O
―――朝 旅行3日目(最終日) 


上条「おはよう」

看取「オッハ〜」

ドリー「おにいちゃん、おはよ」/// ←昨夜の事でまだ照れてる

オティヌス「おまえの隣じゃないと目覚めが悪いんだが」

操祈「おはようございまぁす(それも今日でお終いでしょうに)」

上条「朝飯食って、今日の予定決めようぜー」



現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:95/140


温泉へ行こう
=HP+30/好感度+1〜3

街へ遊ぼう
=HP-30/好感度+2

買い物をしよう
=所持金-5000円〜2万円/好感度+3


彼女
食蜂操祈……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★★☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………★★☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★★


オティヌスさんの好感度がカンストしました
イベントで上がったオティヌスさん分の好感度は他の彼女一人に振り分けられます

行動と一人をお選びください
安価下2
558 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 21:54:35.68 ID:uCO+X521O
ちょこっとしか出来ませんでしたが
今日はここでお開きにします
ありがとうございました

次も来週日曜日の19時半から始めます
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 22:05:11.79 ID:EhHY5HJTo
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 17:17:26.72 ID:+akRdD9/o
温泉へ行こう
ドリー
561 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/08(日) 15:46:45.94 ID:sabaArYgO
ごめんなさい
今週は休ませてください
来週の土曜日18時から始めます
562 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 19:01:37.57 ID:oLG/xX66O
一時間遅れました
始めます
563 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 20:06:59.75 ID:oLG/xX66O
オティヌス「じゃあ私たちはチームへの土産を買ってくる」

操祈「じゃあね、当麻さん」

看取「ドリーをヨロシクネー」


上条「って事で」

ドリー「どうしよっか」

上条「って事で、こんなのはどうだ」つパンフレット

ドリー「そとゆ?」

上条「公衆浴場だと。100円だせば入れるぞ」

ドリー「いっぱいあるねー」

上条「10か所あるから、散歩がてら全部回ろうぜ」

ドリー「いいね! いっしょにはいれる?」

上条「入れません」

ドリー「ちぇー」




上条「じゃあ行こうぜ」

ドリー「うん! まずはどこいくの?」

上条「どこ行きたい?」

ドリー「じゃあここ!」

上条「よーっしじゃあ行こうか! いざ外湯へ!」つパンフ&地図


上条さん方向音痴回避コンマ下1
奇数→無事に到着
偶数→ここは―――どこだぁあああああ!!
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 20:07:55.71 ID:kCzcqoBYo
565 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 20:42:00.55 ID:oLG/xX66O
上条「ここだな」

ドリー「おお!」

ドリー「ちいさい!」

上条「こりゃ、そんなこと言わない」

上条「どうやらこの賽銭箱みたいな箱におお金いれればいいみたいだな」

ドリー「100えんでいいんだ」

上条「昔はタダで入れたらしい。けどさすがに維持費が必要だって事だろ」チャリーン

ドリー「ふーん」チャリーン

上条「じゃあ30分くらい後に外で」

ドリー「はーい」


ガラッ


上条「……誰もいねぇ」

上条「へえ、脱衣所が無くて、服を脱いでそのまま風呂に入ればいいのかー」

上条「って、体あらうスペースもねぇ。ただたんに風呂に入るだけだ」ザパッ

上条「あつっ」


ザバァーッ


上条「ふぃー…宿の風呂より熱めだなぁ」

ドリー「おにいちゃーん、いるー?」

上条「おう、いるぞー」

ドリー「だれもいないよー。ひとりはさみしいよー」

上条「って言っても、混浴は駄目ですよー」

ドリー「ちぇー」
566 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 21:12:06.66 ID:oLG/xX66O
上条「あははー」

ドリー「あははー」

上条(その後、誰もいないのをいい事に楽しく会話しながら温泉を楽しんだ)



30分後



上条「よう30分ぶりだな」

ドリー「やだなぁ、さっきまでオシャベリしてたでしょ」

上条「そうだったなー」

上条「じゃあ次行こうか」

ドリー「……」

上条「ドリー?」

ドリー「ううん、なんでもない。いこうよ!」



上条「じゃあ、また30分後に」
567 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 21:42:48.10 ID:oLG/xX66O
上条「じゃあまた30分後に」チャリーン

ドリー「うん…」チャリーン

上条「?」


チャポーン


上条「あーいい湯だなー」

ドリー「そうだねー」

ドリー「……」

ドリー「ねえ、おにいちゃん、そっちにだれもいない?」

上条「いないけど…」

ドリー「そっちにいっちゃダメ?」

上条「ダメです」キッパリ

ドリー「ぶー」

上条「でもなんでそんなに一緒に入りたがるんだ?」

上条「小さな子供じゃああるまいし」

ドリー「……だってさみしいんだもん」

ドリー「いままでおふろは、みーちゃんやみさきちゃんとはいってたし」

ドリー「それに……いやなコトおもいだすもん」ボソッ

上条「……?」

上条(今、嫌な事って言わなかったか?)

上条(そういえば、俺、ドリーの事を知り合ってからしかしらないな)

上条(いつも操祈や看取と一緒にいて、必要以上にベタベタとスキンシップしたがるカワイイ彼女)

上条(甘えん坊と言えば聞こえがいいが、ここまで抱き着いてきたり混浴したがるのはいささか異常ともいえる)

上条(なにか理由があるのか?)

上条(いや、そこはどうでもいい。いまはドリーだ。俺が企画した外湯巡りは思いのほか反応がよろしくない)

上条(……外湯を10か所回る予定だったが…このままじゃあドリーが楽しくないかもしれない)

上条(よし、こうなったら)


上条「じゃあ一緒に入れるお風呂探すか」

ドリー「! ほんとう!?」

上条「見つけられたら入ろうな」ザバァッ

ドリー「うん!」ザバッ


・・・・・


上条「って息巻いて探してみたけど…」

ドリー「なかなかないよねー」

上条「やはり公衆浴場じゃあ混浴は―――」




立て看板『混浴露天風呂あり〼→100M』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



上条さん立て看板見つけるコンマ下1
奇数→「明らかに怪しい看板なぞ見なかった」
偶数→「あやしい看板なぞなかった」
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 21:55:05.33 ID:AFbSvQhDo
569 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 23:31:19.05 ID:oLG/xX66O
上条「………」


立て看板『混浴露天風呂あり〼→100M』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


上条(怪しい…明らかに怪しい)

上条(あの立て看板…ボロい上に手書きだと…?)

上条(あんな怪しい立て看板なぞ見なかった。あそこにドリーを連れてなんかあったら…)

上条「あ、あっちに行こうぜ」

ドリー「あ、おにいちゃん、あのカンバン!」

上条「――――」


・・・・・


ガサガサ


上条「この道であってるか?」

ドリー「と、おもうけど…

上条「結構下り坂長い。しかも悪路…大丈夫かドリー?」

ドリー「だい、じょうぶ!」

ドリー「あ! あれじゃないかな!」

上条「ん?」

上条「あんなところに川?」ガサガサ

ドリー「いってみようよ」ガサガサ



上条「へぇ、川の近くにも温泉が…」

ドリー「いい眺めだねぇ」

ドリー「ねぇ、おにいちゃん。はいろうよ」スルッ

上条「!」ドキッ

上条「お、おう」

570 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 23:55:44.09 ID:oLG/xX66O
チャポッ


ドリー「あっち」

ドリー「あ、でもきもちい…」チャプッ

上条「………」


上条(昨日のあれで、もう慣れたとはいえ)

上条(やはり混浴は恥ずかしい)

ドリー「ふう」チャパ…

上条「///」ドキドキ

ドリー「おにいちゃん♡」ベタベタ

上条「あまりくっつくなよ」

ドリー「えへへ、やーっとおにいちゃんといっしょにおふろはいれた」

上条「たっく」

上条「//////」ドキドキ

上条(日に日に、ドリーに対する視線が、一人の妹分から恋人というか…一線を越えるモノになっているのを感じる)

上条(ドリーは可愛いし、顔立ちも整っている…いやとても美人だ。スタイルはこれからに期待しよう)

上条(そんな彼女に…一糸纏わぬ美少女にこうもベタベタされて意識しないほうがおかしい)

上条(でも、だからこそ気になる。さっきの言葉)


ドリー『それに……いやなコトおもいだすもん』ボソッ


上条「なぁドリー。さっきの事なんだけどさ」

ドリー「……いやなこと?」

上条「うん」

ドリー「おしえてあげてもいいけど……みさきちゃんにつよーくくちどめされているからなぁ」

上条「操祈が? なんで」

ドリー「さぁ」

ドリー「でもなんでいやなのかってのはいいかな」

ドリー「わたし、おふろとかみずのなかにいると、ふわふわしてて、ドリーがドリーであるってコトがわからなくなるんだ」

上条「………?」

ドリー「よくわかんないよね」

ドリー「なんていうか、ソンザイがフワフワしているっていうか…なんというか」

ドリー「でもほかのひとにふれていると、それがないんだー。とくにみーちゃんとかみさきちゃんとか、おにいちゃんとか!」

ドリー「おにいちゃんがとくにすき! がっちりしていて、やさしくて、まもってくれそうだもん!」

上条「……そうか」
571 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/15(日) 00:05:35.49 ID:B3btb5PQO
上条(ドリーになにか秘密がある? それを握っているのは操祈か…いや、看取も知っているのかも)

上条(水に浸かるとドリーは不安がる理由…それを握っているのはあの2人と見た)

上条(タイミングを見て後で詳しく聞いてみよう)



上条「じゃあそろそろ上がろうか」

ドリー「えーっまだまだはいっていたい!」

上条「わがままいわないの。そら、もうそろそろお昼だぜ?」

上条「昼飯、何が喰いたい?」

ドリー「うーんそうだなー」

ドリー「おそば!」

上条「よーっし兄ちゃんが奢ってあげるぞー!」ザバァッ

ドリー「やったー!」バチャーン

上条「さーってさっさと服着て、途中で見つけた蕎麦屋へ―――」



上条さん不幸フラグコンマ下1
奇数→財布がない!財布がない!
偶数→目の前に猿が一匹
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 00:19:54.47 ID:N1I5llrjo
573 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/15(日) 00:58:22.65 ID:B3btb5PQO
上条「…………」

ドリー「どうしたの?」

上条「さ、」

ドリー「さ?」

上条「サイフがない」

ドリー「はい?」

上条「財布がない! 財布がない!」

ドリー「ホント?」

上条「本当の事さー…」


上条「どこかに落としたのかな…」

ドリー「あっ!」


猿「キキッ!」


上条「あああああ! 俺の財布ぅぅううう!!!」ダダダッ

猿「キキィイイ!」スタコラサッサー

ドリー「逃げられちゃった…」

上条「ぎゃーーー不幸だァぁあああああああああああ!!!」






操祈「あら?」

看取「アラアラ?」

オティヌス「お?」


猿「キキッ」


操祈「あれ? 当麻君の財布…」

オティヌス「あー、予想できた」

看取「しょうがないな」ニュルッ

液化人影「ばぁっ」

猿「きっ!?」

看取「お、サイフを落としていったね。計画通り」

看取「じゃあダーリンを探して、お昼ご飯おごってもらおう」

操祈「賛成♡」

オティヌス「あまり虐めてやるなよー。私も賛成だが」


HPが30上がりました

現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:95→125/140


ドリーさんの好感度が★3上がりました

食蜂操祈……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★★☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………★★★★★☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★★
574 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/15(日) 01:02:26.84 ID:B3btb5PQO
お疲れ様です
今日はここまでです ありがとうございました
次回からちょっと安価かえるかも
575 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/15(日) 01:03:46.19 ID:B3btb5PQO
次は来週土曜日の18時から始めます



皆さま、コロナウイルスに気を付けてくださいね
ああ、プロ野球が生で見たい
576 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/21(土) 19:28:06.33 ID:TUA54Nf9O
今日の18時から始めるといったな
あれは嘘だ



ごめんなさい…明日の18時からでお願いします…ぐはっ
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 20:57:08.28 ID:AJlDf9oo0
了解です
578 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 18:22:58.22 ID:rozc4wM9O
大変遅れましたが始めます
579 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 19:09:24.24 ID:rozc4wM9O
・・・・・


上条「いやぁそれにしても長かったような短かったような、そんな旅行だったなー」ホノボノ

ドリー「あ、バスきたよー」

操祈「久々に羽根が伸ばせたわぁ」ゾロゾロ

看取「取り巻きがいないもんねー」ゾロゾロ

操祈「まるでいつも邪魔と思っているいたいに言わないでちょうだぁい。人聞きの悪い」

オティヌス「はいはい、座った座った」


ゴォーン…


上条「はー、楽しかったなー」

操祈「うんうん。でもこれからとっても辛い事があるかもしれないわよぉ」

上条「? ……ああ、この固いバスの椅子に揺られて数時間の移動か?」

看取「ノンノン。ダーリンがきっと一番苦手なコトだったりしてー」

上条「? もしかしてバス酔い? ふっふー知っているか? 俺はあの亜音速で大陸間をかっとばすあの飛行機を――」

ドリー「あ、きっとそれちがう」

上条「??」

看取「ヒント、>>481

上条「は?」

オティヌス「オイオイ、それじゃあもはや答えじゃないか」

上条「は?」

操祈「ハイハイ、とりあえず横になってちょうだぁい」ポンポン

オティヌス「さりげなく膝枕誘うとはあざといな」

上条「―――」

看取「それ見た事か。ささ、私の膝にカモーン」

上条「………」
580 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 19:27:32.15 ID:rozc4wM9O
上条「あやしさ大爆発なんですが」

ドリー「まぁまぁとりあえずねよっか」つインディアンポーカー

上条「………」

オティヌス「あ、思い出した」

看取「ゴメンネー! あまりにも楽しかったから」

ドリー「こもえせんせーのほしゅーわすれてたーあははー」

オティヌス「という事だ。このままだとあの幼女教師に、私たちも補修される。――私は別だ(と願いたい)が」

操祈「私も能力で色々できるんだけどぉ、今回はちょーっと事情力が」

上条「………まさか、今からぶっ続けで補修する夢を見させるつもりか?」


操祈「大丈夫、たった移動8時間ちょっと」

操祈「バスから新幹線、新幹線から車の移動の時にはちゃんと起こしてあげるから。安心力高いわよぉ」ゴゴゴゴ


上条「顔こわっ」

上条「い、いや、やめろ! 俺は――」ガタッ

オティヌス「確保!」

看取「幻想殺し確保!」ムギュッ

ドリー「ゴメンね。でもこれはおにいちゃんのためなんだ」ムギュッ

操祈「ぽちっとな」ピッ

上条「ふがっ!?」バタンッ

上条「眠気が…」フラフラバタンッ

操祈「いい子、いい子よぉ」つインディアンポーカー

上条「く…後で、覚えてやがれ…」ペタッ
581 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 19:38:21.08 ID:rozc4wM9O
―――――夜 学園都市 上条宅


「「ただいまー」」


上条「ビブンセキブンタンジェント…」ブツブツ

オティヌス「大丈夫か?」

上条「じ、地獄を見た…」

上条「あれだな。夢の中って実際の時間より長く感じるんだな」

上条「実質7時間しか寝てないのに3日分勉強した気分だ…」

オティヌス「ま、普段から勉強しろよって事だ」

上条「そうする…」

上条「てかもうこんな時間か。明日から学校だし、シャワーでも浴びて寝るか」

オティヌス「眠れるか?」

上条「まともな夢が見たい」



上条さん不眠症コンマ下1
奇数→「眠れねぇえええええええええ!!!!」
偶数→「Zzzzzzzzzzzzzzzz]
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 19:49:00.28 ID:81lBLjBSo
583 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 20:30:14.56 ID:rozc4wM9O
上条「Zzzzzzzzzzzzzzzz―――――――――」

オティヌス「うるさい…」ネムレネェ


オティヌス「………」

オティヌス「そういえば…」



上条『ウーン…ウーン、あーヤメテクレェ』

ドリー『うなされてるねぇ』

看取『アレ? アレアレ?』

操祈『どうしたのぉ?』

オティヌス『忘れ物か?』

看取『小萌先生だっけ?から貰ったインディアンポーカーって2枚だよね?』

操祈『そうだけどぉ?』

看取『3枚あるんだけど。ほら』

ドリー『あれ?』



オティヌス「で、余った一枚はこうしてある訳だが……ま、いつか使うだろう」



上条さんは『謎のインディアンポーカー(Sクラス)』を手に入れた!
584 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 21:02:59.93 ID:rozc4wM9O
※仕様設定変更のお知らせ

今週より安価コンマの内容を変更します
1週間平日休日の朝昼夜ではなく
1ヵ月を上旬下旬それぞれ2ターンで進めます

上旬下旬×2ターン×12カ月で進めます
よろしくお願いします
585 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 21:18:16.21 ID:rozc4wM9O
――9月下旬


野球/休む/遊ぶ/デート/バイト/勉強

野球
練習or試合=HP-20 指定した仲間or彼女の好感度

休む
HP+30
追加…安価のコンマがゾロ目でHP+50

遊ぶ
HP-20/指定した仲間との好感度+10〜30

デート
HP-20/彼女とデート好感度☆1〜4

勉強
HP=+20
学力=+10〜20



食蜂操祈……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★★☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………★★★★★☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★★
安価下2
586 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 21:18:48.09 ID:rozc4wM9O
今日はここまでです
ありがとうございました

次は来週土曜日20時からはじめます
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 21:20:36.08 ID:1qkom/5ho
野球
試合
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 21:21:59.33 ID:qTrRVfYG0
大会終わっちゃったしこの物語は何を目指しててどうなればエンディングなんだろうか
時系列最新刊で別のスポーツのが見てみたい
589 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/28(土) 16:15:59.62 ID:mlAQoTPAO
本日の予定ですが急用あって明日にさせてください
明日の19時からはじめます

>>588
野球以外の別のスポーツはあまり詳しくないのでご期待に沿えないと思いますのでご了承ください
エンディングは現在、ヒロインの個別√を予定しております
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 16:20:49.73 ID:gpZGlSGc0
終わったら最新刊の時系列でリメイクしてくれないかな
チームは科学も魔術もごちゃ混ぜで
591 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 18:40:26.08 ID:xmbrMNGRO
>>590
書きたい事を書き切ったらまた準備します
予定通り19時から始めます
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 18:51:44.80 ID:aA4DCP3C0
ハッピーエンドと次作楽しみに待ってますよ
593 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 19:03:05.26 ID:xmbrMNGRO
でははじめます
もう一度安価しますのでしばしお待ちを
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