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【禁書】上条「野球大会で優勝したぞ!」操祈「1回裏☆」【安価】

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553 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 21:01:38.79 ID:uCO+X521O
上条「ふー」


「からだあらいっこしよーよー」

「そうねー。いいアイディアね」

「わたしはもーちょっとはいってるわぁ」グデー

「みなとはいるふろはいいなぁ」


上条「………」

上条「なぁ」



ボーナス安価コンマ下1
好感度ボーナス+1追加できます
隣にいる彼女をお選びください
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 21:08:25.90 ID:yZLMP7tfo
ドリー
555 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 21:45:41.35 ID:uCO+X521O
ドリー「なぁにぃ?」グデー

上条「明日帰るけどさぁ」

ドリー「んー」

上条「この旅行どうだったー?」

ドリー「そのおはなしは、まだはやいかなー」

ドリー「はんぶんだけど、あしたまだあるよー」

上条「……だよなー」

ドリー「でも、すっごく、すっごーーーっく」

ドリー「たのしいよ。おんせんも、おやども、かいものも」

ドリー「わたしがみたことないモノばっかり」

ドリー「だってわたし、うまれてからいちども、そとにでたことなかったんだもん」

ドリー「だから、すっごくまんぞく。だいまんぞく、なんだ!」

上条「そっか。それはよかった」

上条「俺も感謝してる。なかば拉致みたいな恰好だったけど、旅行なんて企画してくれて」

上条「こんなに楽しいコトはねぇよ。幸福感でいっぱいだ。本当に感謝している」

ドリー「どういたしまして」

上条「なにかお礼しないとな。俺、幸せにされっぱなしで割に合わねえよ」

ドリー「そんなことないよー」

上条「なにか欲しいものとかないか? なんでもするぜ」

ドリー「ホント? おにいちゃん」

上条「ホントホント」

ドリー「じゃあ」ザバァ

上条(俺の前に来て、手を首に回してきた。なにをさせるんだろう)ドキッ
556 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 21:46:15.47 ID:uCO+X521O


ドリー「おにいちゃん、キスして」

上条「えっと、それは…」

ドリー「ん? なんでもするっていったよね?」

上条「………それは」

ドリー「ん…」

上条「―――」

上条「ん…」チュッ

ドリー「んっ…」

ドリー「おにいちゃん、ぎゅってしていい?」ギューッ

上条「おーい、もうしてるぞー」

ドリー「えへへー。あーしあわせだなー」

上条「俺も」ギュッ



看取「あー♡ ダーリンがドリーとイチャイチャしてるー☆」

操祈「抜け駆けダメなんだからぁ!」

ドリー「ちぇ、もうあらいっこおわり?」

操祈「途中でやめたわよぉ。この子、変な所ばっかり触ってくるんだからぁ///」

看取「グヘヘ、そのオッパイのヒミツは後でじっくりお話うかがうからね」

ドリー「じゃあわたしはおさきにあがるね、おにいちゃん♡」

ドリー(あわわ、ちょっとダイタンになっちゃった///)ペタペタペタ

看取「じゃあ次は私とね、ダーリン♡」

操祈「次は私よぉ!」

オティヌス「ジャンケンで決めろジャンケンで」

上条「………」グデー

オティヌス「………のぼせてないかコイツ」



操祈さん、看取さん、オティヌスさんの好感度が★1あがりました
ドリーさんの好感度が★2あがりました

彼女
食蜂操祈……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★★☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………★★☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★★
557 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 21:52:38.43 ID:uCO+X521O
―――朝 旅行3日目(最終日) 


上条「おはよう」

看取「オッハ〜」

ドリー「おにいちゃん、おはよ」/// ←昨夜の事でまだ照れてる

オティヌス「おまえの隣じゃないと目覚めが悪いんだが」

操祈「おはようございまぁす(それも今日でお終いでしょうに)」

上条「朝飯食って、今日の予定決めようぜー」



現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:95/140


温泉へ行こう
=HP+30/好感度+1〜3

街へ遊ぼう
=HP-30/好感度+2

買い物をしよう
=所持金-5000円〜2万円/好感度+3


彼女
食蜂操祈……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★★☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………★★☆☆☆☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★★


オティヌスさんの好感度がカンストしました
イベントで上がったオティヌスさん分の好感度は他の彼女一人に振り分けられます

行動と一人をお選びください
安価下2
558 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/01(日) 21:54:35.68 ID:uCO+X521O
ちょこっとしか出来ませんでしたが
今日はここでお開きにします
ありがとうございました

次も来週日曜日の19時半から始めます
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 22:05:11.79 ID:EhHY5HJTo
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 17:17:26.72 ID:+akRdD9/o
温泉へ行こう
ドリー
561 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/08(日) 15:46:45.94 ID:sabaArYgO
ごめんなさい
今週は休ませてください
来週の土曜日18時から始めます
562 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 19:01:37.57 ID:oLG/xX66O
一時間遅れました
始めます
563 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 20:06:59.75 ID:oLG/xX66O
オティヌス「じゃあ私たちはチームへの土産を買ってくる」

操祈「じゃあね、当麻さん」

看取「ドリーをヨロシクネー」


上条「って事で」

ドリー「どうしよっか」

上条「って事で、こんなのはどうだ」つパンフレット

ドリー「そとゆ?」

上条「公衆浴場だと。100円だせば入れるぞ」

ドリー「いっぱいあるねー」

上条「10か所あるから、散歩がてら全部回ろうぜ」

ドリー「いいね! いっしょにはいれる?」

上条「入れません」

ドリー「ちぇー」




上条「じゃあ行こうぜ」

ドリー「うん! まずはどこいくの?」

上条「どこ行きたい?」

ドリー「じゃあここ!」

上条「よーっしじゃあ行こうか! いざ外湯へ!」つパンフ&地図


上条さん方向音痴回避コンマ下1
奇数→無事に到着
偶数→ここは―――どこだぁあああああ!!
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 20:07:55.71 ID:kCzcqoBYo
565 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 20:42:00.55 ID:oLG/xX66O
上条「ここだな」

ドリー「おお!」

ドリー「ちいさい!」

上条「こりゃ、そんなこと言わない」

上条「どうやらこの賽銭箱みたいな箱におお金いれればいいみたいだな」

ドリー「100えんでいいんだ」

上条「昔はタダで入れたらしい。けどさすがに維持費が必要だって事だろ」チャリーン

ドリー「ふーん」チャリーン

上条「じゃあ30分くらい後に外で」

ドリー「はーい」


ガラッ


上条「……誰もいねぇ」

上条「へえ、脱衣所が無くて、服を脱いでそのまま風呂に入ればいいのかー」

上条「って、体あらうスペースもねぇ。ただたんに風呂に入るだけだ」ザパッ

上条「あつっ」


ザバァーッ


上条「ふぃー…宿の風呂より熱めだなぁ」

ドリー「おにいちゃーん、いるー?」

上条「おう、いるぞー」

ドリー「だれもいないよー。ひとりはさみしいよー」

上条「って言っても、混浴は駄目ですよー」

ドリー「ちぇー」
566 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 21:12:06.66 ID:oLG/xX66O
上条「あははー」

ドリー「あははー」

上条(その後、誰もいないのをいい事に楽しく会話しながら温泉を楽しんだ)



30分後



上条「よう30分ぶりだな」

ドリー「やだなぁ、さっきまでオシャベリしてたでしょ」

上条「そうだったなー」

上条「じゃあ次行こうか」

ドリー「……」

上条「ドリー?」

ドリー「ううん、なんでもない。いこうよ!」



上条「じゃあ、また30分後に」
567 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 21:42:48.10 ID:oLG/xX66O
上条「じゃあまた30分後に」チャリーン

ドリー「うん…」チャリーン

上条「?」


チャポーン


上条「あーいい湯だなー」

ドリー「そうだねー」

ドリー「……」

ドリー「ねえ、おにいちゃん、そっちにだれもいない?」

上条「いないけど…」

ドリー「そっちにいっちゃダメ?」

上条「ダメです」キッパリ

ドリー「ぶー」

上条「でもなんでそんなに一緒に入りたがるんだ?」

上条「小さな子供じゃああるまいし」

ドリー「……だってさみしいんだもん」

ドリー「いままでおふろは、みーちゃんやみさきちゃんとはいってたし」

ドリー「それに……いやなコトおもいだすもん」ボソッ

上条「……?」

上条(今、嫌な事って言わなかったか?)

上条(そういえば、俺、ドリーの事を知り合ってからしかしらないな)

上条(いつも操祈や看取と一緒にいて、必要以上にベタベタとスキンシップしたがるカワイイ彼女)

上条(甘えん坊と言えば聞こえがいいが、ここまで抱き着いてきたり混浴したがるのはいささか異常ともいえる)

上条(なにか理由があるのか?)

上条(いや、そこはどうでもいい。いまはドリーだ。俺が企画した外湯巡りは思いのほか反応がよろしくない)

上条(……外湯を10か所回る予定だったが…このままじゃあドリーが楽しくないかもしれない)

上条(よし、こうなったら)


上条「じゃあ一緒に入れるお風呂探すか」

ドリー「! ほんとう!?」

上条「見つけられたら入ろうな」ザバァッ

ドリー「うん!」ザバッ


・・・・・


上条「って息巻いて探してみたけど…」

ドリー「なかなかないよねー」

上条「やはり公衆浴場じゃあ混浴は―――」




立て看板『混浴露天風呂あり〼→100M』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



上条さん立て看板見つけるコンマ下1
奇数→「明らかに怪しい看板なぞ見なかった」
偶数→「あやしい看板なぞなかった」
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 21:55:05.33 ID:AFbSvQhDo
569 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 23:31:19.05 ID:oLG/xX66O
上条「………」


立て看板『混浴露天風呂あり〼→100M』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


上条(怪しい…明らかに怪しい)

上条(あの立て看板…ボロい上に手書きだと…?)

上条(あんな怪しい立て看板なぞ見なかった。あそこにドリーを連れてなんかあったら…)

上条「あ、あっちに行こうぜ」

ドリー「あ、おにいちゃん、あのカンバン!」

上条「――――」


・・・・・


ガサガサ


上条「この道であってるか?」

ドリー「と、おもうけど…

上条「結構下り坂長い。しかも悪路…大丈夫かドリー?」

ドリー「だい、じょうぶ!」

ドリー「あ! あれじゃないかな!」

上条「ん?」

上条「あんなところに川?」ガサガサ

ドリー「いってみようよ」ガサガサ



上条「へぇ、川の近くにも温泉が…」

ドリー「いい眺めだねぇ」

ドリー「ねぇ、おにいちゃん。はいろうよ」スルッ

上条「!」ドキッ

上条「お、おう」

570 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/14(土) 23:55:44.09 ID:oLG/xX66O
チャポッ


ドリー「あっち」

ドリー「あ、でもきもちい…」チャプッ

上条「………」


上条(昨日のあれで、もう慣れたとはいえ)

上条(やはり混浴は恥ずかしい)

ドリー「ふう」チャパ…

上条「///」ドキドキ

ドリー「おにいちゃん♡」ベタベタ

上条「あまりくっつくなよ」

ドリー「えへへ、やーっとおにいちゃんといっしょにおふろはいれた」

上条「たっく」

上条「//////」ドキドキ

上条(日に日に、ドリーに対する視線が、一人の妹分から恋人というか…一線を越えるモノになっているのを感じる)

上条(ドリーは可愛いし、顔立ちも整っている…いやとても美人だ。スタイルはこれからに期待しよう)

上条(そんな彼女に…一糸纏わぬ美少女にこうもベタベタされて意識しないほうがおかしい)

上条(でも、だからこそ気になる。さっきの言葉)


ドリー『それに……いやなコトおもいだすもん』ボソッ


上条「なぁドリー。さっきの事なんだけどさ」

ドリー「……いやなこと?」

上条「うん」

ドリー「おしえてあげてもいいけど……みさきちゃんにつよーくくちどめされているからなぁ」

上条「操祈が? なんで」

ドリー「さぁ」

ドリー「でもなんでいやなのかってのはいいかな」

ドリー「わたし、おふろとかみずのなかにいると、ふわふわしてて、ドリーがドリーであるってコトがわからなくなるんだ」

上条「………?」

ドリー「よくわかんないよね」

ドリー「なんていうか、ソンザイがフワフワしているっていうか…なんというか」

ドリー「でもほかのひとにふれていると、それがないんだー。とくにみーちゃんとかみさきちゃんとか、おにいちゃんとか!」

ドリー「おにいちゃんがとくにすき! がっちりしていて、やさしくて、まもってくれそうだもん!」

上条「……そうか」
571 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/15(日) 00:05:35.49 ID:B3btb5PQO
上条(ドリーになにか秘密がある? それを握っているのは操祈か…いや、看取も知っているのかも)

上条(水に浸かるとドリーは不安がる理由…それを握っているのはあの2人と見た)

上条(タイミングを見て後で詳しく聞いてみよう)



上条「じゃあそろそろ上がろうか」

ドリー「えーっまだまだはいっていたい!」

上条「わがままいわないの。そら、もうそろそろお昼だぜ?」

上条「昼飯、何が喰いたい?」

ドリー「うーんそうだなー」

ドリー「おそば!」

上条「よーっし兄ちゃんが奢ってあげるぞー!」ザバァッ

ドリー「やったー!」バチャーン

上条「さーってさっさと服着て、途中で見つけた蕎麦屋へ―――」



上条さん不幸フラグコンマ下1
奇数→財布がない!財布がない!
偶数→目の前に猿が一匹
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 00:19:54.47 ID:N1I5llrjo
573 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/15(日) 00:58:22.65 ID:B3btb5PQO
上条「…………」

ドリー「どうしたの?」

上条「さ、」

ドリー「さ?」

上条「サイフがない」

ドリー「はい?」

上条「財布がない! 財布がない!」

ドリー「ホント?」

上条「本当の事さー…」


上条「どこかに落としたのかな…」

ドリー「あっ!」


猿「キキッ!」


上条「あああああ! 俺の財布ぅぅううう!!!」ダダダッ

猿「キキィイイ!」スタコラサッサー

ドリー「逃げられちゃった…」

上条「ぎゃーーー不幸だァぁあああああああああああ!!!」






操祈「あら?」

看取「アラアラ?」

オティヌス「お?」


猿「キキッ」


操祈「あれ? 当麻君の財布…」

オティヌス「あー、予想できた」

看取「しょうがないな」ニュルッ

液化人影「ばぁっ」

猿「きっ!?」

看取「お、サイフを落としていったね。計画通り」

看取「じゃあダーリンを探して、お昼ご飯おごってもらおう」

操祈「賛成♡」

オティヌス「あまり虐めてやるなよー。私も賛成だが」


HPが30上がりました

現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:95→125/140


ドリーさんの好感度が★3上がりました

食蜂操祈……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★★☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………★★★★★☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★★
574 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/15(日) 01:02:26.84 ID:B3btb5PQO
お疲れ様です
今日はここまでです ありがとうございました
次回からちょっと安価かえるかも
575 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/15(日) 01:03:46.19 ID:B3btb5PQO
次は来週土曜日の18時から始めます



皆さま、コロナウイルスに気を付けてくださいね
ああ、プロ野球が生で見たい
576 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/21(土) 19:28:06.33 ID:TUA54Nf9O
今日の18時から始めるといったな
あれは嘘だ



ごめんなさい…明日の18時からでお願いします…ぐはっ
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 20:57:08.28 ID:AJlDf9oo0
了解です
578 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 18:22:58.22 ID:rozc4wM9O
大変遅れましたが始めます
579 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 19:09:24.24 ID:rozc4wM9O
・・・・・


上条「いやぁそれにしても長かったような短かったような、そんな旅行だったなー」ホノボノ

ドリー「あ、バスきたよー」

操祈「久々に羽根が伸ばせたわぁ」ゾロゾロ

看取「取り巻きがいないもんねー」ゾロゾロ

操祈「まるでいつも邪魔と思っているいたいに言わないでちょうだぁい。人聞きの悪い」

オティヌス「はいはい、座った座った」


ゴォーン…


上条「はー、楽しかったなー」

操祈「うんうん。でもこれからとっても辛い事があるかもしれないわよぉ」

上条「? ……ああ、この固いバスの椅子に揺られて数時間の移動か?」

看取「ノンノン。ダーリンがきっと一番苦手なコトだったりしてー」

上条「? もしかしてバス酔い? ふっふー知っているか? 俺はあの亜音速で大陸間をかっとばすあの飛行機を――」

ドリー「あ、きっとそれちがう」

上条「??」

看取「ヒント、>>481

上条「は?」

オティヌス「オイオイ、それじゃあもはや答えじゃないか」

上条「は?」

操祈「ハイハイ、とりあえず横になってちょうだぁい」ポンポン

オティヌス「さりげなく膝枕誘うとはあざといな」

上条「―――」

看取「それ見た事か。ささ、私の膝にカモーン」

上条「………」
580 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 19:27:32.15 ID:rozc4wM9O
上条「あやしさ大爆発なんですが」

ドリー「まぁまぁとりあえずねよっか」つインディアンポーカー

上条「………」

オティヌス「あ、思い出した」

看取「ゴメンネー! あまりにも楽しかったから」

ドリー「こもえせんせーのほしゅーわすれてたーあははー」

オティヌス「という事だ。このままだとあの幼女教師に、私たちも補修される。――私は別だ(と願いたい)が」

操祈「私も能力で色々できるんだけどぉ、今回はちょーっと事情力が」

上条「………まさか、今からぶっ続けで補修する夢を見させるつもりか?」


操祈「大丈夫、たった移動8時間ちょっと」

操祈「バスから新幹線、新幹線から車の移動の時にはちゃんと起こしてあげるから。安心力高いわよぉ」ゴゴゴゴ


上条「顔こわっ」

上条「い、いや、やめろ! 俺は――」ガタッ

オティヌス「確保!」

看取「幻想殺し確保!」ムギュッ

ドリー「ゴメンね。でもこれはおにいちゃんのためなんだ」ムギュッ

操祈「ぽちっとな」ピッ

上条「ふがっ!?」バタンッ

上条「眠気が…」フラフラバタンッ

操祈「いい子、いい子よぉ」つインディアンポーカー

上条「く…後で、覚えてやがれ…」ペタッ
581 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 19:38:21.08 ID:rozc4wM9O
―――――夜 学園都市 上条宅


「「ただいまー」」


上条「ビブンセキブンタンジェント…」ブツブツ

オティヌス「大丈夫か?」

上条「じ、地獄を見た…」

上条「あれだな。夢の中って実際の時間より長く感じるんだな」

上条「実質7時間しか寝てないのに3日分勉強した気分だ…」

オティヌス「ま、普段から勉強しろよって事だ」

上条「そうする…」

上条「てかもうこんな時間か。明日から学校だし、シャワーでも浴びて寝るか」

オティヌス「眠れるか?」

上条「まともな夢が見たい」



上条さん不眠症コンマ下1
奇数→「眠れねぇえええええええええ!!!!」
偶数→「Zzzzzzzzzzzzzzzz]
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 19:49:00.28 ID:81lBLjBSo
583 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 20:30:14.56 ID:rozc4wM9O
上条「Zzzzzzzzzzzzzzzz―――――――――」

オティヌス「うるさい…」ネムレネェ


オティヌス「………」

オティヌス「そういえば…」



上条『ウーン…ウーン、あーヤメテクレェ』

ドリー『うなされてるねぇ』

看取『アレ? アレアレ?』

操祈『どうしたのぉ?』

オティヌス『忘れ物か?』

看取『小萌先生だっけ?から貰ったインディアンポーカーって2枚だよね?』

操祈『そうだけどぉ?』

看取『3枚あるんだけど。ほら』

ドリー『あれ?』



オティヌス「で、余った一枚はこうしてある訳だが……ま、いつか使うだろう」



上条さんは『謎のインディアンポーカー(Sクラス)』を手に入れた!
584 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 21:02:59.93 ID:rozc4wM9O
※仕様設定変更のお知らせ

今週より安価コンマの内容を変更します
1週間平日休日の朝昼夜ではなく
1ヵ月を上旬下旬それぞれ2ターンで進めます

上旬下旬×2ターン×12カ月で進めます
よろしくお願いします
585 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 21:18:16.21 ID:rozc4wM9O
――9月下旬


野球/休む/遊ぶ/デート/バイト/勉強

野球
練習or試合=HP-20 指定した仲間or彼女の好感度

休む
HP+30
追加…安価のコンマがゾロ目でHP+50

遊ぶ
HP-20/指定した仲間との好感度+10〜30

デート
HP-20/彼女とデート好感度☆1〜4

勉強
HP=+20
学力=+10〜20



食蜂操祈……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★★☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………★★★★★☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★★
安価下2
586 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/22(日) 21:18:48.09 ID:rozc4wM9O
今日はここまでです
ありがとうございました

次は来週土曜日20時からはじめます
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 21:20:36.08 ID:1qkom/5ho
野球
試合
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 21:21:59.33 ID:qTrRVfYG0
大会終わっちゃったしこの物語は何を目指しててどうなればエンディングなんだろうか
時系列最新刊で別のスポーツのが見てみたい
589 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/28(土) 16:15:59.62 ID:mlAQoTPAO
本日の予定ですが急用あって明日にさせてください
明日の19時からはじめます

>>588
野球以外の別のスポーツはあまり詳しくないのでご期待に沿えないと思いますのでご了承ください
エンディングは現在、ヒロインの個別√を予定しております
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 16:20:49.73 ID:gpZGlSGc0
終わったら最新刊の時系列でリメイクしてくれないかな
チームは科学も魔術もごちゃ混ぜで
591 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 18:40:26.08 ID:xmbrMNGRO
>>590
書きたい事を書き切ったらまた準備します
予定通り19時から始めます
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 18:51:44.80 ID:aA4DCP3C0
ハッピーエンドと次作楽しみに待ってますよ
593 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 19:03:05.26 ID:xmbrMNGRO
でははじめます
もう一度安価しますのでしばしお待ちを
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:05:43.35 ID:Gq89ymOco
これエンディングにはどうやったらなるんだ?
595 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 19:21:01.21 ID:xmbrMNGRO
―――朝 上条宅


上条「―――」パチッ

上条「………」ムクリ

上条「朝の4時か、変な時間に目が覚めちまった」


オティヌス「………」スースー


上条「………」ナデナデ

オティヌス「でへへ」

上条「―――」


上条(このまえの旅行、オティヌスはオティヌスで不便そうだったな)

上条(それに、やっぱりこの体は本人も納得できてないような)

上条(空気の人形でなんとかしようとはしてたけど…)

上条「別の体…ってか外付けのボディって感じか」

上条「日ごろ世話になってるし、いいプレゼントになるかもな」

上条「そのうち、それに詳しい奴に相談するか」






野球/休む/遊ぶ/デート/バイト/勉強

野球
練習or試合=HP-20 指定した仲間or彼女の好感度

休む
HP+30
追加…安価のコンマがゾロ目でHP+50

遊ぶ
HP-20/指定した仲間との好感度+10〜30

デート
HP-20/彼女とデート好感度☆1〜4

勉強
HP=+20
学力=+10〜20



食蜂操祈……★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★★☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………★★★★★☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★★
安価下2
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:25:27.48 ID:TRWCim0io
597 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 19:27:23.18 ID:xmbrMNGRO
>>594
積極的にヒロインと交流なさいませ

安価下
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:30:49.55 ID:aA4DCP3C0
デート
食蜂
599 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 20:06:41.92 ID:xmbrMNGRO
「「ごちそうさまでした」」


上条「いやぁ久しぶりに暇な日曜日だな」ガチャガチャ

上条「オティヌス、今日は暇か?」

オティヌス「申し訳ないが、私は私でちょいと忙しい。デートをするならまた後日だな」

上条「そうか…しゃーない。そろそろ大覇星祭だから、夏から何にもしてない体をもう一度鍛えなおすのもありだけど――」


prrrr


上条「おっと、電話だ」

オティヌス「こんな朝早くにか? って事は」

上条「あいつらの誰かだろうなー」ピッ

上条「もしもしー?」


操祈『おはよう、あ・な・た』

上条「おはよう操祈」

操祈『むぅ、恋人の渾身のギャグをスルーされると、ちょっぴり対応力にがっかりするっていうかぁ』

操祈『まぁいいわぁ。朝早くから電話御免なさいねぇ』

操祈『今日、私一日フリーなんだけどぉ、久々に二人っきりでデートしないかしらぁ』

上条「うんいいぞ。どこに集まる?」

操祈『その必要はないわぁ』


バコーンッ


上条「ファッ!?」

オティヌス「な、なんだ!?」

操祈『ちょうどそこに迎えが来る頃だから』
600 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 21:02:07.59 ID:xmbrMNGRO

帆風「失礼します」

オティヌス「あ、食蜂のところの縦ロール!」

帆風「帆風潤子と言います。では、上条様をお借りしますね」ヒョイッ

上条「ちょ!? お姫様抱っこされてる?!」

オティヌス「ちょっと待て! 壊した玄関どうするんだ!?」

帆風「ご安心ください。すでに業者の方を手配しましたので」

上条「そういう問題かよ!? ってか俺まだ部屋着!!」

帆風「そこはご心配なく。では!」ガラッ

上条「ベランダに出て何するつもりだここは何階だと思って」

帆風「大丈夫。ビルとビルを跳ぶだけです」ゴォッ

上条「トブの漢字間違えてるぞぉーーー?!」

帆風「あまりしゃべっていると舌を噛みますので!!」ダンッ

上条「ああああああああああああ!! 久しぶりの、人さらいぃいいいいいいいいいいいいいい!!!」ビュォーンン


オティヌス「………え、なにそれ」



・・・・・



上条「わざわざ、あんな事しなくてもよかったろ」ボロッ

操祈「なんでそんなにボロボロなの」

帆風「実は急に能力が…大変申し訳ありません…」ペコペコペコ

上条(思わず右手で触っちまった俺のせいだから何も言えねぇ)

操祈(どうせ、お尻とか胸とか触ったんだろうなぁ)

帆風(顔っ! ホントは顔が近くて、は、恥ずかしくて、思わず手を放してしまったなんて言えない…!)

悠里『ほ〜〜〜〜〜〜んと、男の人への免疫がないよねー潤子ちゃんは』

帆風「(幽霊さんは黙っててくださいっ!)」
601 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 21:33:15.06 ID:xmbrMNGRO

帆風「では女王、私は」

操祈「はいはい。休憩時間にごめんなさいねぇ」カチャッ

上条「? バイトでもしているのか?」

操祈「いいえ。ただの派閥の用事ね」

上条「つまりおまえの関係かよ」

上条「派閥っつってもおまえのコトまでさせていいのか?」

操祈「いいのぉ。私の事が大大大大大大大好きなあの子たちが私の為に何でもする。それが派閥ってものよぉ」

上条「いいのかそれ」

操祈「いいのいいの。それよりもお茶にしましょ」

上条「ちょっと待て、その前に俺の恰好を何とかさせてくれ。部屋着で裸足だぞ。明らかにお高いカフェには不釣り合いっていうか」

操祈「なら」パンパン

上条「ん?」


「女王、これを。紳士服でございます」シュンッ

上条「!? どこから!? てかどちら様!?」

操祈「あら、準備がいいわねぇ。――これを着てくるといいわぁ」

上条「……いつぞやの執事服じゃね?」

「女王と釣り合うには、それなりの物が必要ですので」ギラッ

上条「あ、はい」

「では私はこれで」シュンッ

上条「空間移動か」



上条(―――ん? って事は)ピーン

上条「!」ガバッ


「―――」ササッ

「……」ガサッ

「!」シュンッ


上条「まさか、ずっと俺たちについてくるのか? 俺、後ろから刺されないよな?」

操祈「さぁ、どうだか」
602 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 21:37:08.28 ID:xmbrMNGRO
・・・・・


上条「で、着替えてきたわけだが…」


「……」ジー

「―――」ジー

「――――」ジー


上条「何人かの視線を感じるな」

操祈「ささ、お茶も出来てるわぁ。二人っきりは久しぶりだもの、お話ししましょう」

上条「そうだな」

上条「じゃあ――」





@「派閥について」
A「1日学園都市統括理事長権で何をしたい?」
B「実はオティヌスの事なんだが…」

安価下2

603 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 21:40:50.32 ID:HMidtPyCo
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 21:46:44.35 ID:eD4OdN0l0
3
605 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 21:55:33.08 ID:xmbrMNGRO
上条「ああ、そうそう」

上条「操祈に一つ相談なんだけど…」

操祈「なぁに?」

上条「実は、オティヌスの事なんだけど…」

操祈「ほぉ」


上条(あ、マズイっ)

上条(もしかして女の子の前で他の女の子の話をしたらタブーってヤツじゃ!?)

上条(でも、俺の周りで操祈が一番頼りになるし――)

上条(ええいままよ!)



上条「ほら、オティヌスってあの体だろ? 色々事情合ってあのサイズだけど、どうにかして元のサイズにしたいっていうか」

上条「ロボットに入ってーみたいな? そんな感じでもいいんだけど―――」


操祈「―――」シラー

上条(あ、これはアカンヤツや)



上条さんの男力コンマ下1
奇数→操祈、微笑む
偶数→操祈、怒る
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 22:00:53.66 ID:CgN8eI4bo
607 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 22:56:42.49 ID:xmbrMNGRO
操祈「ちょっとー?」ニコォ

上条「は、はひ」

操祈「私という彼女がいながらぁ、他の女の話をしちゃうとぉ、私の長年貯めこんだ嫉妬力が爆発しちゃいそうなんだぞぉ」リモコングリグリ

上条「す、スイマセン…」イテテテテ

操祈「まったく…」

操祈「まぁ監督さんには大会中すっごーーーっくお世話になったしぃ」

操祈「私の広いコネ力をフルパワーで使えば何とかなるとは思うけど……」

上条「本当か!?」グイッ

操祈「///」

操祈「ま、まぁあなたがそこまでいうなら…///」

操祈「体を一から作るっていうならバイオ関係? いえ、それならサイボーグの方が…」

操祈「っていうか、私よりすっごく詳しい人がチーム内にいるじゃなぁい?」

上条「?」

操祈「ほら、一人人間じゃない子いるじゃなぁい?」

上条「あ!」

操祈「そういう事。じゃ、デートの続きをしましょ」ガタッ

上条「どこかへ行くのか?」

操祈「ええ、とってもいい所☆」

上条「イイトコロ?」


608 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 23:43:08.09 ID:xmbrMNGRO
・・・・・


操祈「ってコトで到着よぉ」

上条「ここって」

操祈「一度は来てみたかったのよねぇ」

上条「第六学区にまで来てどうしたかと思えば」

操祈「えへへー、ベタだけど遊園地はデートの定番よねぇ」

上条「お嬢様の操祈の事だからどんなところかと思ったら」ホッ

操祈「安心した?」

上条「いや、意外だなっとだけ」

上条「じゃあ、まずなにをするよ」

操祈「あなたに任せるわぁ」

上条「よーっし任せろ! 庶民代表の上条さんが定番な遊園地の遊び方をエスコートしてやるぜ!」



・・・・・



上条「遊園地と言えばやっぱりジェットコースターだろ!」

操祈「ジェットコースター?」


ゴォッ
キャーーーーーッ
ワーーーーッ


操祈「へ、へぇ。なかなか、絶叫力抜群なアトラクションじゃない?」

上条「おうよ、絶叫アトラクションだからな!」

操祈「そ、そう」

上条「おやおや? お嬢様はもしかして怖いのですかな?」

操祈「な! まさか。こんなのを怖がっているのはせいぜいお子様くらいよぉ!」



操祈絶叫系耐性コンマ下1
奇数→「ま、こんなものね!」
偶数→トラウマ確定
609 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/03/29(日) 23:43:54.89 ID:xmbrMNGRO
今日はここまでさせてください
ありがとうございました

来週土曜日の20時から始めます
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 23:45:50.42 ID:IWpqqEMvo
611 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/04(土) 20:23:31.37 ID:Ux6QcGgOO
大変遅れましたがはじめます
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 20:27:26.93 ID:jpC2drmKo
OK
613 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/04(土) 20:53:12.91 ID:Ux6QcGgOO

・・・・・


上条「…………」

操祈「ハッ…ハッ…ハッ…」ガクガクガク

上条「だ、大丈夫か?」

操祈「超高速で疾走…一回転…急激なアップダウン…ああ、ああ、ああああ―――」ガクガクガク


・・・・・


カタカタカタカタ


上条「上がってきたな」

上条「かなり登ってるけど…」

操祈「はぁ、はぁ、はぁ…」カタカタカタカタ

上条「大丈夫か? 顔真っ青だぞ?」

操祈「な、なんでもないわぁ!?」

操祈「こういうのって何回も安全対策しているんんでしょう? だったらこんな子供だましにおびえてもしょうがないってものよぉ」


カタカタカタカタ


操祈「だから私は決してビビッてなんてぇ――」


カタカタカタカタカタ…


上条(あ、登り切った)

操祈「――ない、わぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


ゴォオオオオオ―――――!!!!!


上条「イヤァッホーーーーーーーーー!!」

操祈「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」


ゴォオオオオオオオオオ――――――!!!!!


上条「あはははははは、は!?」

操祈「いやぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


614 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/04(土) 21:10:26.31 ID:Ux6QcGgOO
・・・・・


ピッ


上条「その…スマンかった」

操祈「え、なんのことかしらぁ?」

上条「いや、なんでもない」

上条(トラウマを自分の能力で消したか…)


「――――チッ」ギロッ


上条「!?」ビクッ

上条「!」クルッ


「―――女王になんてことを」

「……やはり彼は…」

「いっそここで始末を――」


上条「………こ、これ以上何かあったら…」

上条(操祈の派閥に潰される!)



操祈「あれなんてどうかしらぁ!」

上条「あれは…コーヒーカップか!」

操祈「どういう乗り物かよくわからないからぁ、教えてほしいわぁ」

上条「とりあえず乗ってみようぜ」


・・・・・


〜♪


上条「これを回すとコーヒーカップが開店するんだ」

操祈「へぇ、これが何が面白いのかわからないけどぉ…まぁ回してみましょうか!」

上条「じゃあ行くぞー!」


上条さん回転数コンマ下1
奇数→その時、カップが動いた
偶数→回転数3000オーバー、記憶消去対象です
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 21:17:19.78 ID:Zsmpx0y1o
616 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/04(土) 22:09:04.80 ID:Ux6QcGgOO
上条「そーれっ」グイッ

操祈「へ?」グンッ


上条(その時、野球で鍛えた握力がとんでもないパワーを発揮した)


グルゥンッ


上条「あ」

操祈「イヤァァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

上条「ぎゃああああ! 回し過ぎたぁああああ!!!!」

操祈「止めて止めて止めてぇえええええええ!!!」



・・・・・



上条「はぁ…はぁ…はぁ…」

操祈「う、うっぷっ…ぎもじばるい…」

上条「ごめん…ホントにゴメン…」

操祈「ちょっとお手洗いに行ってくるわぁ」フラフラ

上条「ああ…、無理するなよ」

上条「ちょっとやりすぎたな…―――!」ピリッ

上条「!」バッ


キュィンッ


上条「あ、あっぶねぇ…なんだ? 後ろから超能力の攻撃が…」


「……暗殺失敗」

「聞いていた通り防御力は完璧ですね」

「さすがは御坂様と幾度も渡り合った猛者。一筋縄ではいきませんか」


上条「こいつら俺を殺しに来たのかよ…」

上条「………?」

上条「こいつら、操祈の派閥だろ? ………操祈について行かなくていいのか?」

上条「操祈の派閥じゃないのか?」

上条「?」


操祈「おまたせしたわぁ」フゥ

上条「おう、大丈夫か?」

操祈「私、なんでお手洗いにいたのかよく覚えてなんだけどぉ…なにかわかるかしらぁ?」

上条「いや、なんでもない」

上条(トラウマになったか…)

上条「ところで、あっちで俺たちを監視しているの、おまえの派閥の生徒たちでいいんだな?」

操祈「? ええ、その通りよぉ」フリフリ

上条「………そうか」
617 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/04(土) 22:20:02.04 ID:Ux6QcGgOO
上条(イカン、これ以上やらかせば、操祈の遊園地の思い出がゼロに!!)

上条「よおし、やるぞ!」

操祈「?」



〜メリーゴーランド〜


上条「キャッキャ」

操祈「ウフフフ」

上条「よし!」


操祈「次はあれに!」


〜バイキング〜


上条「あぁぁああああああああああ!!!」

操祈「きゃぁぁあああああああああああああああああ!!!」


ピッ


〜ゴーカート〜


操祈「ええっと…これってどうやってやるのかしらぁ…?」

上条「………」

操祈「やっぱり自動で動くのがいいわよねぇ!」


〜回転ブランコ〜


操祈「ああああああああああああああ!!!」

上条「なんでこれを選んだんだぁぁああああ!?」


ピッ


〜ショー〜

操祈「楽しかったわぁ」

上条「そうだなー」

操祈「! あれは何かしらぁ!」


〜お化け屋敷〜

お化け「ばぁ」ガタンッ

操祈「ふぉぁっ!? ふぉわぁあああああああああ!?」

上条「わぁああああああああ!!!!」←操祈の声に驚いた
618 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/04(土) 22:36:21.84 ID:Ux6QcGgOO

ピッ

ピッ

ピッ

ピッ―――




カァカァカァ



上条「………コイツ、絶叫系にわざと行ってないか!?」

操祈「?」

上条「ダメだ! 記憶を消しているから学習してない!!」

操祈「? あれに行きましょう!」グイッ

上条「あれはタワー・オブ・テラー! やめとけ!やめとけ!」


上条(――ああ、わかった)

上条(操祈が遊園地に今まで来なかったのは――来なかったんじゃない。来ても全部トラウマになって記憶を消して回ってたから、思い出がなかっただけだったんだ!)

上条「……そりゃ好奇心で動けば無限ループだわな」

上条「!」ゾッ


「女王を全くエスコートできてないですわね」ヒソヒソヒソ

「処します? 処しますか?」ギロッ

「………いつでも処理可能です」カチャッ


上条(こ、こうなったら!)グイッ

操祈「! どこへ行くのぉ?」

上条「もうそろそろ時間的にあそこが最後だ!」

上条(俺の安全と操祈の安心を両立できる条件! それは危険を感じる絶叫系じゃなく、俺が攻撃されない密室! それクリアできるのは)


上条「最後はやっぱりここだろ」

上条「観覧車」

操祈「ただ個室に乗って高い場所に上るだけ…うっ、頭が!」

上条「大丈夫、大丈夫。俺がついているから」

操祈「なら…」
619 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/04(土) 22:50:50.32 ID:Ux6QcGgOO
・・・・・


操祈「あらぁ、とってもきれいな眺めねぇ」

上条「ああ、学園都市の隅まで見えそうだ」

操祈「綺麗な夕焼け…」

上条「………綺麗だな」

上条(赤い光に照らされた操祈は、とてもきれいに見えた)

上条(こんな綺麗な子が、俺の彼女なのは、とても誇らしいと思った)

操祈「ふふ、今、私に見惚れてたでしょう?」

上条「ばれた?」

上条「うん、すっげぇ、綺麗だよ」

操祈「えへへー」ニヘー

操祈「今日の思い出は、きっと私、忘れないわ」

上条(いや、結構色々忘れているけどな?)

操祈「なんだか時間がとんでるような気がするほど、それほど楽しかったわぁ」

上条(いやいや、時間じゃなくて記憶がとんでるからね?)

操祈「それほど楽しかったわぁ」

上条「……それはよかった」

上条(楽しかったのならそれでいいか)




観覧車アクシデントコンマ下1
奇数→「一時停止します。数分お待ちください」
偶数→その日、遊園地の観覧車に事件が――
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 22:53:23.30 ID:mMkqSkPr0
621 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/05(日) 00:24:47.71 ID:nKGEb7doO
操祈「ねぇ」

上条「ん?」

操祈「今日の事、私とデートをしたこと、とっても楽しかった思い出」

操祈「あなたはずっと、ずっと、お爺さんになっても覚えておいてくれる?」

上条「あったりまえじゃん」

上条「絶対に覚える。てか、こんな可愛い彼女とのデートを忘れるようなロクでなしじゃあねぇぜ俺は!」

上条「忘れたくても忘れられねぇよ!」

操祈「………」

操祈「そう、ありがとう。愛してるわぁ」///

上条「俺も愛しているぜ、操祈」

操祈「えへー」ニヘー


操祈(どうか、『食蜂操祈』の事を忘れないで。もう、二度と絶対に――)


操祈「もうそろそろ観覧車が一周するわねぇ」

上条「終わりだな…」



ガコンッ


上条「ん?」

操祈「え?」

上条「止まったな」

操祈「止まったわねぇ」

上条「アクシデントか?」


ウィーーーーン


上条「動いたな」

操祈「動いたわねぇ」

操祈「でもちょっと速くなぁい?」


グォォオーーーーン!!


上条「速いな!」

操祈「ちょっとぉ! これって大丈夫なのぉ!?」


ピンポンパンポーン


『お客様にご連絡します。只今、観覧車の電気システムの故障により、観覧車が高速回転しております』

『どうかお客様はそれぞれ、超能力で耐えて頂くか、自らの肉体で耐え抜いてください』

『万が一どうしようもなくなっても大丈夫! 当観覧車の設計上、怪我はありえません!!』


上条「って、観覧車も絶叫系かよクソッタレェえええ!!!」グォングォングォン

操祈「ぁぁああああああああああああ!!!?!」グォングォングォン

上条「どおりでこの観覧車、材質が柔らかいなと思ってたぐへっ!?」ドスッ

操祈「当麻くん、助けてぇええ!」

上条「ちょ、おま、鳩尾にタックルはぐはぁっ! 回転力で威力倍増!」


グォングォングォン
622 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/05(日) 00:52:53.44 ID:nKGEb7doO





『本日はありがとうございましたー。期間限定!一日限定絶叫観覧車は如何だったでしょうか』

『恋人たちのゆっくりとしたひと時にハートブレイクショット!』

『どうかこの休日にいい思い出を〜♪』


上条「二度と…この遊園地にはいかない…」

上条「くそ、ぐっちゃぐちゃにされて、前も後ろも上も下もあやふやだ」


操祈「……」グデー

上条「大丈夫か操祈ー」

操祈「カンランシャ、コワイ、カンランシャ、キケン。キオク、ケス」

上条「コラコラコラコラ」

上条「忘れないって言ったろ?」ダキッ

操祈「!」

上条「怖いのはもう終わったから。大丈夫、大丈夫」

上条「安心してくれ」

操祈「うん…」ギュー


ガコンッ


スタッフ「はい、次のお客様、出て行って下さ――――あ」


上条「あ」

操祈「あ」


見テ、キャー!ナニアレーヤダー
アイツラ、高速回転スル観覧車ノ中デナニヤッテタンダ…?
ソラ、ナニダロ
高度ナプレイダナ


操祈「あ、あなたたち…」


「一体なにをされているのですか。貴方は」

「女王にそんなふしだらな事を…」

「抱き地蔵ですか。仲睦まじい事」


上条「あのーこれは…」

操祈「その…ね? 何もやってないわよぉ…」


ガコンッ


上条「………もう一周、しようっか」

操祈「うん」
623 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/05(日) 01:21:29.43 ID:nKGEb7doO
上条さんのHPが20減りました
HP:125→105/140

操祈さんの好感度が★1上がりました



・・・・・



上条「じゃあ俺はここで」

操祈「ええ。ありがとうねぇ。今日一日付き合ってくれて」

上条「いいって事よ。これから何回も何十回もデートするんだぜ? 次も楽しい事しような!」

操祈「ええ。本当に、ありがとうね!」

操祈「じゃあ、行きましょうか」

「はい」

「女王、さ、足もとをお気をつけて…」

「………」ギロッ

操祈「こら、睨まないのぉ」

上条「アハハ…」


バタンッ
ブォーンッ


上条「さすがお嬢様。おお帰りはリムジンか」

上条「さてと。俺もさっさと帰りますかねーっと」テクテク


帆風「あら?」スタッ


上条「げ、縦ロール…」

上条(コイツ、空から落ちてきたぞ?)

上条「まさか、操祈と別れたところを見計らって暗殺とかじゃないよな?」ジリッ…

帆風「殿方に出会い頭に身構えられると、乙女として傷つきますのでお止めください…」

帆風「それに私には帆風潤子という名前があります。決して危害を加える気も理由もありません」

上条「なんだ、よかった」

帆風「それで、女王との逢引はご無事で?」

上条「まぁな。色々トラブったけど、まぁアイツも満足して帰ってくれたから良しとするよ」

帆風「それはようございました。女王が幸せなら私たちの派閥の皆も幸せです」ニコニコ

上条(って言ってるけど、その派閥の皆から殺されかけたんだけどな?)

上条(もしかして操祈の派閥が二分化されている? まさか)

上条「で、そっちはバイトの帰りか? お嬢様のバイトってのはちょっと気になるな」

帆風「バイト…というか、まぁ簡単な警護です。あの女王のお体を狙う輩は多くて―――――………おっと!」バッ

帆風「………これは口外してはいけない決まりでした…どうか聞かなかったことに…」アセアセ

上条「まぁいいけど…ん? 操祈の体が危ない?」

上条「おい! それはどういうことだ!?」

帆風「や、やばいですわ!」

帆風「で、では、私めはここで!」シュバッダダダダダ〜〜〜〜〜〜ッ

上条「くっ、足が速いな…――ってか、操祈の奴、あんな身体能力がバケモノみたいなのいるなら、チームに誘ってくれたってよかったのに」
624 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/05(日) 01:42:18.43 ID:nKGEb7doO
上条「な…」

上条(すこし目線を帆風から外すと、物陰に隠れて彼女を凝視していた奴がいた)


入鹿「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ――おや」


上条(らりった目で荒い鼻息を立ててる弓箭入鹿その人である)

上条「……やべっ、目が合った」バッ

上条(他人のフリ他人のフリ)

入鹿「これは、いつかの」

上条「誰ですか知らない人ですハイ」

入鹿「食蜂操祈さんの彼氏の上条当麻さんじゃあないですか。今日は遊園地デートですかー」

上条「なんで知ってる!?」

入鹿「私だって常盤台OG。情報網くらい持ってます」エヘンッ

上条「……で、何の用だよ」

入鹿「はい。実は今日一日、私の愛しのお方、帆風潤子さんをずーーーっと鑑賞しようとしたのですが…」

上条「………アッハイ」

上条(弓箭姉妹はヤバイヤツ認定しよう)

入鹿「どうしても捕まらないのですの…どうしたものか」

上条「………どうしたもこうしたもあるか。どうしろと」

入鹿「まぁまぁ。先日の、猟虎ちゃんの事もありますので、お詫びに何かお手伝いでもしようかなーっと」

上条「は?」

入鹿「最近、食蜂操祈の派閥になにやら動きがあるようなのです」

上条「!」



帆風『バイト…というか、まぁ簡単な警護です。あの女王のお体を狙う輩は多くて―――――……』



上条「操祈に何か危険が?」

入鹿「危険かどうかは分かりませんが…恐らく何か」コクリ

上条「詳しく、教えてくれ」

入鹿「では場所を変えましょう」
625 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/05(日) 01:59:11.60 ID:nKGEb7doO
・・・・・


入鹿「食蜂操祈の派閥の大半がどこかへ行ってしまっているのです」

上条「半分?」

入鹿「はい。以前…厳密には3か月前までは、暇さえあれば、ほぼ全員が食蜂操祈の周りにいたのに」

入鹿「ここ最近、約半数以上がどこかへ赴いているのです。今日の帆風さんのように」

上条「本人はバイトって言ってたな」

入鹿「常盤台生は原則アルバイトは禁止しています」

入鹿「授業がない夏休み中ならともかく、授業がある平日にも学校にも寮にも顔を見せない者もいるとか」

入鹿「これは由々しき事態です。一日の帆風さん成分摂取量に響きます」

上条「………。つ、つまり、派閥は何かをやろうとしている?」

入鹿「はい。『やろうとしている』というより『やっている』確率が高いですが」

入鹿「そこで、全員の行動パターンを調べたところ、3交代制でどこかへ行っているのです。しかも24時間体制で」

上条「帆風は警護って言ってたな…何かを守っているんだ?」

入鹿「そこまでは……しかし確かなのは食蜂操祈の身に何かが起きている、起きようとしているという事実」

入鹿「とりあえず私が持っている情報はここまでです。どうかお役に立ててください」

上条「ありがとう。わざわざ教えに来てくれて」


上条「しかしなんでまた?」

入鹿「そんなの決まっているじゃないですか」

入鹿「帆風潤子さんの幸せは食蜂操祈の幸せ」

入鹿「彼女さえ笑顔でいてくれたなら、私の女神様も笑顔なのです」

上条「入鹿…」

入鹿「では私はこれで」


上条「……操祈。俺はおまえを守ってやる…!
626 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/05(日) 02:04:23.11 ID:nKGEb7doO
入鹿「ああ、そうそう」

上条「おっと?」

上条「人がかっこつけている途中で戻ってくるなよ」

入鹿「それはゴメンナサイ」

入鹿「なにか有効な情報が入れば連絡したいのですが、連絡先を交換しませんか?」

上条「おう、いいぜ」

上条「………ついでに頼んでもいいか?」

入鹿「なんだ?」

上条「操祈の派閥の奴らが何をやっているか…せめて、バイトってのは何をやっているのか調べられるか?」

入鹿「うーん…それはかなり難しいですねー」

上条「そうか」

入鹿「しかし私も元とは言え常盤台の女だった者。依頼は完璧にやり遂げてこそ好い淑女というもの」

入鹿「相手は食蜂操祈が選び抜いた精鋭ばかり…やれるだけやってみますわ」

上条「ありがとう」



弓箭入鹿の電話番号を手に入れた!



627 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/05(日) 02:05:35.83 ID:nKGEb7doO


現在の上条さん 所持金8万0000円
HP:105/140


野球/休む/遊ぶ/デート/バイト/勉強

野球
練習or試合=HP-20 指定した仲間or彼女の好感度

休む
HP+30
追加…安価のコンマがゾロ目でHP+50

遊ぶ
HP-20/指定した仲間との好感度+10〜30

デート
HP-20/彼女とデート好感度☆1〜4

勉強
HP=+20
学力=+10〜20



食蜂操祈……★★☆☆☆☆☆☆☆☆
警策看取……★★★☆☆☆☆☆☆☆
ドリー………★★★★★☆☆☆☆☆
オティヌス…★★★★★★★★★★
安価下2
628 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/05(日) 02:06:26.55 ID:nKGEb7doO
今日はここまでありがとうございました


>>627は10月上旬
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 02:38:30.99 ID:Xb9soCOPo
デート
オティヌス
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 19:01:50.42 ID:Snmy3//4o
631 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/11(土) 19:10:43.49 ID:Oo3BjpiwO
コロナウィルスは大丈夫でしょうか
緊急事態宣言で色々大変でしょうが、みなさまの暇つぶし程度になるのなら幸いです

さて次回は明日は日曜日の18時から行います

コロナのせいでかなり暇な時間が増えるので、もしかしたら平日にも更新するかもしれないのでよろしくお願いします
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 21:53:06.53 ID:xPzT/g/VO
マジで!?やったぜ平日も更新嬉しい
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/11(土) 21:56:17.43 ID:3QG0sS7h0
エンディングと新作が見れる日も近いかな
634 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/12(日) 19:26:45.47 ID:fF/2tBeLO
64のパワプロしてたら遅くなりましたは
始めます
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 19:35:40.97 ID:NWUaHX47o
OK
636 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/12(日) 20:35:07.14 ID:fF/2tBeLO
―――10月上旬 上条宅


上条(さて、今日は何をしようか)

上条「そういえば、オティヌスの体の事、そろそろ」


オティヌス「ん? どうした」ズズー

オティヌス「はぁ、やはり食後は熱めの茶に限る」


上条(あらやだ、もうすでにジャパニーズ)

上条「いや、なんにも」

オティヌス「ところでおまえよ」

上条「ん?」

オティヌス「おまえ、なにか欲しいモノはあるか?」

上条「んー、いや、特に。なんで?」

オティヌス「もう二月もすればそういう季節だなと。深い意味はない」


上条(そんなことを言うオティヌスは何かあるか?)


上条(なんて聞くのは野暮か。もし俺がオティヌスにプレゼントするなら――)

上条(それには準備が必要だな)

上条(オティヌスの体を作るなら、操祈が言ってた通り、奴に聴くのが一番か)

上条「オティヌス、今日は俺と一緒に――」




@病院へ行こう……病院?
Aサイボーグと言えばあの女あの女……女?
B物作りといえばあの天使……天使?
Cよし、お菓子作りが趣味の乙女へ……乙女?


安価下2
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 20:37:52.90 ID:s+Ghi729o
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 20:45:42.92 ID:eJdI5tBM0
3
639 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/12(日) 21:22:43.99 ID:fF/2tBeLO
上条「ノックしてもしもーし」ピンポーン


ガチャッ


上条「やっはろー」

オティヌス「やっはろー」




黒垣根「――――帰れ」




上条「んなつれない事いうなよー」ガシッ

黒垣根「右手で俺を掴むな! 能力が使えないだろ!?」

オティヌス「そういうな、邪魔するぞー」シュタッスタスタスタ

上条「するぞー」ズカズカズカ

黒垣根「邪魔するなら帰れ!」イラッ

上条「しっかしスゲェいい所に住んでんなぁ。さすがはレベル5。高級高層マンションの最上階。しかもワンフロア」

オティヌス「暗部時代の隠れ家の一つだろ? 隠れ家にしては目立ちすぎだが。ほう、ペルシャ絨毯とはしゃれているな」

上条「あ、オレンジジュース貰うぜー」ガチャッ

黒垣根「勝手に人んちの冷蔵庫漁るな! てかそれ俺が風呂上りに楽しみにしていた1本1万もする高級品じゃねぇか!」

上条「大丈夫だって、代わりに俺が買ってきた土産のポンジュース入れてあるから」

黒垣根「近所のコンビニで売ってる奴じゃねぇか! おまえ等価交換って知ってるか!?」

オティヌス「もちろんだ。オレンジジュースがポンジュースと私とあいつになったのだ」

黒垣根「よーし、俺が一から足し算引き算教えてやるから、等価交換としてぶち殺す!!」


獄彩「うるさい」ガンッ


黒垣根「あだっ」

上条「!?」

オティヌス「!?」

獄彩「っるさいわね…バイトで朝帰りなんだから静かにしてって言って――あら、おはよう」

獄彩「上条さんとオティヌスさんじゃない。朝からこの男が騒いでてごめんなさいね」

獄彩「すぐにお茶を出すから」


「「誰?」」


獄彩「へ?」

「「獄彩って誰?」」

獄彩「」
640 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/12(日) 22:00:09.57 ID:fF/2tBeLO
上条「へぇ、おまえの名前って獄彩海美って言うのか」ズズー

上条「茶、うっま」

オティヌス「はじめて知った」スー

オティヌス「うむ、いい茶葉を使っている。さては王国御用達か?」

獄彩「そこまでマニアックじゃないけど、ありがと」

獄彩「名前は…ま、今まで能力名で通ってたからしょうがないけどね」カチャッ

オティヌス「『心理定規』だっけか」

上条「浜面から聞いたぜ。一番厄介な能力だって」

獄彩「あらやだ。彼からそんな高評価なの? それは過大評価よ」


黒垣根「………イテテテ…躊躇なくハイヒールで思いっきり後頭部ぶん殴る、悪魔みたいな性格が一番厄介だバカヤロウ」


上条「あ、起きた」

オティヌス「さすがレベル5、自分の能力で傷を塞いだか」

獄彩「おはよう垣根。いい朝ね」

黒垣根「テメーぶち殺されてぇのか」ギリギリギリギリ

獄彩「殺せるかしら。私とあなたの距離単位は10。愛する女を殺せる男はいるかしら?」

黒垣根「ち、チックショーーーーーー!!」

獄彩「オホホホホ、あ、お風呂掃除よろしくね」

黒垣根「いつか泣かす…ゼッテー泣かしてやる…」スタスタスタ

オティヌス「恐ろしい…」

上条「完全に尻に敷いてやがる…」


獄彩「で、ご用はなにかしら」

上条「実は今しがた風呂掃除に行ったレベル5に話があって」

獄彩「へぇ。まぁ彼の能力の事なら私も大体わかってるから聞くわ」

上条「実は…」
641 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/12(日) 22:48:51.31 ID:fF/2tBeLO

・・・・・


獄彩「へぇ、この子のボディを…」

上条「そう。空気嫁が嫁ってのはアレだろ?」

オティヌス「空気嫁とはなんだ空気嫁とは。あれは私が考えついた最大の奇策だぞ」

上条「散々だったけどな」

獄彩「面白いことしてるわね」


獄彩「垣根の能力『未現物質』はこの世にない物質を作り出す能力」

獄彩「その能力を用いれば、確かに人間の体を作れるわ」

獄彩「実際、野球人形を作ったのはあの能力だし」

獄彩「あなた達が戦った…木原タイガースとブラックサイドアウトローズ。この2チームは野球人形のチームよ」

上条「聞いている。フレンダや駒場は…」

獄彩「ええ、一度死んだ者や実在する人物の残留思念や思考パターンをインプットさせて構築した、垣根帝督が作った野球人形」


獄彩「これを応用すれば、確かにオティヌスさんの肉体を作る事は出来る」

獄彩「理論上はね」

上条「じゃあ!」

獄彩「まあ無理だけど」

上条「ムリなんかい! なんで?」

獄彩「だって彼女、普通の人間ではないもの」

オティヌス「!」

上条「どうしてそれを…!」

上条(元魔神だって知ってるのか!?)

獄彩「いやこんなミニマムサイズになっちゃう人間なんていないわよ。どんな科学よ。22世紀から来たネコ型ロボットにでも頼んだ?」

上条「あー…それは色々事情があって」

オティヌス「しかし構造は人間だぞ。ただただ人間の構造をそのまま小さくしただけだと思ってほしい」


獄彩「ふぅん。ま、詳しくは効かないけど」

獄彩「それに資産的にも難しいわよ。なんたって、垣根が物質を作ったって言ったけど、実際は木原の研究所で培養と組み立てをしたのだから」

上条「木原? 木原ってーと」

獄彩「ま、そこらへんは自分でやる事ね。未現物質で人一人製造するのに一日もかからないけど、お金もすごっいかかるから」

上条「」
642 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/12(日) 23:03:33.97 ID:fF/2tBeLO

獄彩「それにオティヌス本人の精神とどうリンクさせるかって問題もある」

獄彩「資金と設備をクリアしても、生きている本人がそのままなら意味がないでしょ」

獄彩「そこにあるのはただの動かない人形で。たとえ動いて、オティヌスそのままの行動をコピー可能だとしても、本人がNTR気分を味わうだけ」

獄彩「まぁそこは垣根の専門外。おたくの第5位に聞いてみる事ね」

獄彩「他者の精神乗っ取りはあの性悪女のオハコだから」


上条「つまり…垣根がオティヌスの体を作るのは」

獄彩「理論上可能。しかし問題は山積み。実質不可能に近い」

獄彩「どう? それでもやる気になった?」フフン


上条「………」

オティヌス「………」



上条さんの諦めの悪いさコンマ
奇数→「ゼロじゃないんだろ?」
偶数→「どうする? オティヌス」

643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 23:06:58.25 ID:2ZXQkSjRo
644 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/12(日) 23:30:25.59 ID:fF/2tBeLO
上条「つまり――垣根の能力で体を作る事は可能」

獄彩「ええ」

上条「でも体を作るってだけで、オティヌスがその体を操れるわけじゃない」

獄彩「そう」

上条「しかも作るってだけでお金がバカみたいにかかる」

獄彩「うん」

獄彩「よくわかってるじゃない。そう、可能性は限りなく小さい。やめておくのが身のためね」

上条「それでも」

獄彩「ん?」

上条「それでも可能性は――ゼロじゃないんだろ?」

獄彩「―――」

上条「ならやってみなくちゃわからない」

上条「金は正直言ってわからないけど、設備には心当たりがある」

上条「問題は精神のリンクだな…うん、ありがとう獄彩。すげぇ参考になった」


獄彩「本気? 一体何のために体が欲しいのかよくわなからないけど…」

獄彩「そこまでしてするものなの?」

上条「あったりまえだろ」

上条「女の子が悩んでいる事を、金が無いとか力がないとか言ってほったらかせるかよ」

上条「ましては彼女だぜ? 彼女が泣いているのを見過ごす彼氏がいるかよ」

獄彩「―――」


上条「じゃあ、俺らは行くわ。オティヌス、行くぞ」スクッ

オティヌス「ああ」ヒョコッ

上条「垣根にお礼を言っておいてくれ。ジュース美味かったって」スタスタ

獄彩「ちょっと!?」

オティヌス「おい、キャバ嬢娘」

獄彩「キャバ嬢じゃないわよ」

オティヌス「どうだ、私の男は。惚れるなよ」


バタンッ


ナンダヨ最後ノ台詞ハ
決ッテタロ? 惚レ直シタカ?


獄彩「――――」

黒垣根「なぁにが彼の能力は大体わかってる、だ」

獄彩「お風呂掃除終わったの?」

黒垣根「俺を誰だと思ってやがる。天下最強のレベル5様だぞ」

獄策(最強じゃないじゃない)

黒垣根「俺の能力を使えば、全部クリアできるっての」

獄彩「あらそう?」

黒垣根「なに簡単だ。肉体を大きくする…そういう物質を作ればいい――ま、あれだけ大言吐いたんだ。俺は知らねぇからな」
645 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/12(日) 23:54:29.58 ID:fF/2tBeLO
黒垣根「それより―――上条当麻を試したろ?」

獄彩「あらわかった?」

黒垣根「アイツの諦めの悪さは学園都市イチだ。カマかけたって無駄だっての」

獄彩「いいなぁ、あんなに尽くしてくれるなんて」

獄彩「はぁ、あんな彼氏ほしいなぁ」

黒垣根「安心しろ、オメーじゃムリだ」ケッ

獄彩「―――」ゲシゲシゲシ

黒垣根「だから! ハイヒールで! 頭を! 殴るな!!」

獄彩「ぷぅ」

黒垣根「膨れっ面で叩いても可愛くねぇんだよ!!! ぐはっ」



・・・・・


上条「有力な情報が手に入ったところで、どうする?」

オティヌス「むふー」ギューッ

上条「どうした」

オティヌス「いやな、我が恋人はやはり最高だなーっと」

上条「だからと言って耳たぶに抱き着かないでくれます? こそばい」

オティヌス「まあそういうな」

オティヌス「で、これからどうする」

上条「そうだな。おまえの体を作るには、二つ必要になった」

オティヌス「精神と設備だな。設備には心当たりがあるんだろ?」

上条「…それなんだが……」



上条さんの人脈コンマ下1
奇数→あの人に頼むしかない
偶数→こうなったら一か八か
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 23:56:20.82 ID:BUNE2cGco
647 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/13(月) 01:01:52.26 ID:V8g7ZSQ4O
・・・・・


カエル先生「ムリだね?」

上条「えぇ…」

オティヌス「デスヨネー」


カエル先生「だいたい、このサイズの人間を通常サイズにするのは前代未聞だよ?」

カエル先生「いくら学園都市でも今出来る事と出来ない事があるのは、わかってるよね?」

上条「はい」

カエル先生「でも今じゃない。ちゃんとした準備をしてから設備云々を考えればいいんじゃないかな?」

上条「はい…」

カエル先生「まぁ僕が出来る事ならやってあげるよ。この小さな体に人間と同じ思考ができる脳とか、凄く興味があるしね?」ジッ

オティヌス「……」ジリッ

カエル先生「そんなに身構えなくてもマッドじゃないから安心して?」

カエル先生「っていうか、君、あれの権限まだ使ってないだろう?」

上条「あれ?」

カエル先生「ほら、野球大会の景品。1日学園都市統括理事長権…だっけ?」

上条「あっ」

カエル先生「それさえあればお茶の子さいさいじゃないかな?」

上条「―――」

オティヌス「オイコラ、その手があったって顔をするな。私はてっきりそれを実行するのかと思ってたぞ」

カエル先生「まぁまぁ」

カエル先生「でもその力も万能じゃない。ちゃんと下準備をしてからじゃないと1日じゃ足りないよ?」

カエル先生「さて、そんなところで診察は以上かな。他に何か質問は?」

上条「ナイデス…」

カエル先生「あと今度、健康診断をしにきなさい。野球大会の前と別人みたいな筋肉だ」

カエル先生「あとオティヌスさんもついでに……ああ、それと君の彼女さんたちもね」

カエル先生「一人、気になる子がいるから」

上条「はぁ」
648 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/13(月) 02:04:00.30 ID:V8g7ZSQ4O
・・・・・


上条「とりあえず先生の協力はこじつけたか…」

オティヌス「あの口ぶりは前段階までは自分でやれって事だろう」

オティヌス「あとは…」

上条「あれだなぁ…」

上条「この計画最大の問題…」

オティヌス「うむ、やはり精神系と言えば精神系能力最強の――」



操祈「呼んだかしらぁ」



上条「―――――」ビクッ

オティヌス「―――――」ビクッ

操祈「もう! 探したんだぞぉ☆」プンプン

上条「あ、操祈、ちょうどいい所に」

操祈「?」


・・・・・


操祈「ふぅん…なかなか面白そうな事してるわねぇ」

上条「って事で、ぜひとも操祈さんにはご協力をお願いしたいのですが…」

操祈「なにその気持ち悪い営業マンみたいな口調…」

操祈「確かに、私は精神専門の能力者だけどぉ、他人の精神のリモート接続を可能にするってのは難しいかなぁ」

上条「そっかぁ」

操祈「でも何か方法はないか考えてみるわぁ」

上条「ありがとう。よろしくたのむ」ペコッ

操祈「―――」

操祈「ねぇ」

操祈「もし何もかもが成功して、監督の体が出来たとしたら」

操祈「その体は人工物…オティヌス本来の体じゃあないわぁ。とどのつまり偽物。物質的に、別人よぉ」

操祈「たとえ心が同一人物でもねぇ」

操祈「当麻くん、貴方はそのオティヌスを愛せるの?」

上条「――――」

上条「それは…」


上条さんの返答コンマ下1
奇数→もちろん
偶数→……あ、当たり前だろ
649 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/13(月) 02:05:35.69 ID:V8g7ZSQ4O
途中ですが
今日はここまでにさせてください
ありがとうございました


次は土曜日の18時から始めます
平日出来るのならちょこっとやるかもしれませんのでよろしくお願いします
650 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 02:12:58.34 ID:56fz+mXGo
651 : ◆y1POWXBhVp87 [saga]:2020/04/15(水) 23:06:01.84 ID:krclxCZ5O
予告です
明日木曜日20時から行います
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 20:12:07.94 ID:DiExQCVk0
wkwk
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