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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その11

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336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/09(月) 13:23:26.40 ID:i3pLcrwBO
アルフで良いと思う。
てか皇女姉妹どっちも
キアラ:雑魚がいくら来ようがまとめて封殺
フィーア:一般兵はすり抜けるもの
と別ベクトルで集団戦の回答持ってるからやっぱ帝国やべーなって思う()
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 21:18:44.28 ID:8RiSnbldO
>>335
シュタイナーはあくまで理想と守るべき者達の為に行動していたからね
ヘリングは自己の野望の為n動いている
そういう意味では最終的に天使兵なんかも「本物」からぼ処罰をやっぱ期待したくなる
338 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/09(月) 22:49:22.01 ID:2CewDssa0
こんばんはー
それでは後ほどアルフ化のイベントを挟むとして、少しだけ再開します
339 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/09(月) 22:50:17.56 ID:2CewDssa0
1:キアラによる魔力制圧

――



キアラ(もう、迷っている時間は無い……!)

キアラ(もし、またあちこちに転移されたら、捕まえきれない)

キアラ(今、集まっている、この時に……)スッ…

ルーシェ「……!」



ヘリング「ん、どうした――」



ゴオオオォォォォォ!



ヘリング「なっ――!?」ゾク…


上級天使達「「!?」」




キアラ「――ヘリング司教。流石にこれは、見過ごせません!」ゴオオォォ!


キアラ「帝国第一皇女キアラ、参ります……!」バッ!



――『溢れ出る魔力の奔流』発動――




――

キアラ:レベル292×1/2=146

上級天使兵・劣:レベル120
水天リーヴ・劣:レベル180

※全ての上級天使兵を封殺!

――



グシャアアアアァァァァァ!!!



上級天使兵達「「……!?」」ベシャア!



ヘリング「な、なんだこの魔力は……!?」ググ…

ヘリング「帝国皇女だと……!? な、なぜ私の洗脳魔法が効いていない……!?」

ヘリング「い、いや、今はそれどころではない……! やれ、水天リーヴ!!!」


リーヴ「この私を謀ったというのですか!? これは少し仕置きをせねばなりますまい――メイルシュトローム!」


ザバアアアァァァァァ!


キアラ「!!」バッ!

ルーシェ「!!」バッ!

340 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/09(月) 22:55:18.04 ID:2CewDssa0
――

キアラ:レベル292>100
ルーシェ:レベル240>100

※メイルシュトローム回避

――


リーヴ「なっ……!? 我が水をこうも容易く……!?」


ルーシェ「……やっぱり、帝国に来た、水天より、ずっと、弱いです」

キアラ「でも、水天リーヴは……フィーアちゃんとパトラさんに大怪我をさせた相手……!」



キアラ「――全力で、倒します!!!」ゴオオォォ!



リーヴ「ヘ、ヘリング司教……これは……」タジ…

ヘリング「何を遊んでいるリーヴ! 相手は小娘二人だろう!?」

リーヴ「くっ……!?」

キアラ「行きます!」バッ!

ルーシェ「援護、します!」ヒュオン!


コンマ15以上で優勢
コンマ14以下で劣勢

↓1コンマ二桁
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 22:55:50.05 ID:qZ8ZRRHf0
えい
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 22:55:59.28 ID:VCGR1jnZO
わーお
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 22:56:24.18 ID:+Ahd1aQl0
仕事してぇ!
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 22:56:51.51 ID:5Bo4y4vsO
リーヴ意地見せたな
345 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/09(月) 23:06:10.13 ID:2CewDssa0
コンマ05

キアラ&ルーシェ劣勢!

――


リーヴ「この水の散弾ならばどうですか!?」バババババババ!


ルーシェ「甘い……!」キィィィン!


ガガガガガガガガ!


ヘリング「な……アクアバラージをあんな薄い魔力の盾一枚で防いだだと……!?」



ヘリング「ならば――リーヴッ!」

リーヴ「最初からこうするべきだったんですよ!」ザアアアア!

ヘリング「――上級火炎魔法!」ボッ!


バアアァァァ……


ルーシェ「キアラ様、守ります……!」ガキン!

キアラ「……!」

キアラ「違う、これは攻撃じゃなくて……逃げるつもりです!?」

ルーシェ「っ! 蒸気で、前が……!?」





ヘリング「くそ、だが地上に戻りさえすれば、我が忠実なる兵達がいる……!」

ヘリング「この私を騙した罪は、その身体で後でたっぷりと払ってもらうからな……!」

リーヴ「この私が、こうも無様に逃げるなど……!」バサバサ!


――

※リーヴへの攻撃に失敗したため、ヘリング&リーヴが逃走モードに入ります

――


逃走第一判定

↓1コンマ二桁
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:07:07.72 ID:XeSqYMUDO
はい
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:07:16.63 ID:+Ahd1aQl0
ゾロ目
348 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/09(月) 23:13:54.09 ID:2CewDssa0
72>50

※基準値を上回ったため、第一逃走成功!

※ヘリング&リーヴ館地上部へ


――



キアラ「はぁ……はぁ……!」タタタ!

キアラ(どうしよう、まさか逃げるなんて……!)

キアラ(絶対に、捕まえないと……!)グッ…


上級天使兵1「ここはとおさ――」


キアラ「どいてください!」バッ!

上級天使兵1「」グシャア!


上級天使兵2「邪魔者は、全て排除――」


ルーシェ「邪魔、です……!」ギュルルル!

上級天使兵2「」コロコロ…


キアラ「い、急がないと……!」ハァハァ…

ルーシェ「か、階段、結構きびしい、です……」ハァハァ…



……


【館・地上部】



ヘリング「っはぁ! よし、ここまでくれば……!」

リーヴ「油断はできませんよ……!」



逃走第二判定
↓1コンマ二桁
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:14:59.18 ID:VCGR1jnZO
逃げんなコラ
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:15:06.77 ID:PZ/OfGqM0
351 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/09(月) 23:16:16.82 ID:2CewDssa0
おや、これは……(白目)
判定は後2回、注意しましょう
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:17:35.59 ID:+Ahd1aQl0
これで取り逃がしたら泣くしかない
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:18:05.34 ID:VCGR1jnZO
注意も何もコンマだからどうしようもないんですが(マジレス)
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:24:31.52 ID:1Z71Z58t0
きっとマックスが活躍するための布石
コンマ神を信じるんだ
355 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/09(月) 23:25:09.80 ID:2CewDssa0
館を包囲する聖国正規兵


30>18

※基準値を下回ったため、正規兵の包囲不十分!

※ヘリング&リーヴさらに逃走!

※ついでに正規兵後でお仕置き決定!

――



聖国正規兵1「エカチェリーナ様とアルフォンス様から、離れてここを包囲するようにと言われたが……」

聖国正規兵2「念のため、でしょう? あのヘリング司教が悪事を働いているとはとても思えません」

聖国正規兵3「まあ、仮に何かを企んでいたとしても、いずれは神の罰があることでしょう」

聖国正規兵4「我々は平和に、落ち着いて対処をすれば――」



ドゴォ!



ヘリング「いいですか皆さん! あの二人を絶対に私に近づけるんじゃありませんよ!」

リーヴ「私にもですからね!?」バサバサ!


ヘリング信徒軍「「はい! へリング様!」」


ヘリング「む!? くそ、正規兵まで呼んでいたのかあの二人!?」

リーヴ「ですが、あの二人に比べれば雑兵! ちょっと脅かせば……」ザアアアア!


聖国正規兵「「う、うわあああぁぁぁぁぁぁぁ!? に、逃げろおおぉぉぉぉ!?」」チリヂリ



リーヴ「ふっ……ざっとこんなものですよ」

ヘリング「どこかで、態勢を整えねば……!」


逃走第三判定+???

↓1〜2コンマ二桁

356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:25:51.05 ID:PZ/OfGqM0
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:25:55.27 ID:QbeUjjP4O
流れが悪いが
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:26:59.37 ID:hs5meiYNO
駄目だこの兵士達、日和ってやがる……
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:31:06.49 ID:QbeUjjP4O
高低が交互ならばお縄になっている筈
最悪の事態は何とかして避けたいな
360 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/09(月) 23:39:20.51 ID:2CewDssa0
嘘だろおいぃ!?


1:キアラ&ルーシェ、形振り構わぬ面制圧

15>05

※基準値を下回ったため、攻撃を躊躇ってしまったようです

※ヘリング&リーヴさらに逃走!

2:???

30>27

※基準値を下回ったため、失敗

――



キアラ「くっ……! 待ちなさい!」タタタ!

ルーシェ「こんなに、操った人を使い捨て、みたいに……!」


ヘリング信徒団「「」」グルグル



ヘリング「くっ!? あれだけの兵が、もう!?」

リーヴ「あの娘の魔力は多数を制圧することに適しています……!」

リーヴ「雑兵では止められないでしょう……!」

ヘリング「く……だが、殺さずわざわざ捕えたのか……?」

ヘリング「甘い……それならば……りーヴ!」




ヘリング「――使えぬ駒などに用はない! 最後くらいは役立ってもらおうじゃないか!」

リーヴ「なるほど、承知……!」ゴゴゴゴゴ!




リーヴ「メイルシュトロームッ!」



キアラ「なっ……この人達を狙って!?」

ルーシェ「……!」

キアラ(この距離なら、攻撃は届く)

キアラ(でも、それよりも早くあの濁流がこっちにきたら、この人達は……)

キアラ「くっ……!『光癒結界』……!」キィィィン!


ザパアアァ…


リーヴ「く、またしてもああも容易く……っ!」

ヘリング「だが、時間稼ぎはできた……! 外に出ればこっちのもの!」

ヘリング「飛行可能なリーヴを追う手段はない……!」

ヘリング「ははははは! 神は私を選んだということだなぁ!」



逃走最終判定+???

↓1〜3コンマ二桁
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:40:30.82 ID:XeSqYMUDO
はい
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:40:32.37 ID:PZ/OfGqM0
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:40:59.30 ID:TrsOGpX7O
これなら何とか
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:46:10.50 ID:TrsOGpX7O
一律30を越えていて
最後が丁度30で……
上手いことドラマチックに決まれば良いが
365 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/09(月) 23:55:58.05 ID:2CewDssa0
今度は全部決めますか……さよならへリング

1:キアラ&ルーシェ、意地の連携攻撃
82>10
82>75
※基準値を超えたため、連携炸裂!

※第二基準を超えたため、キアラ達の成長!

2:???の合流
37>20

※基準値を超えたため、成功!

3:神罰
30≧30

※基準値と同値のため……?


キアラ「……!」

キアラ(駄目……、あの人を逃がしちゃ……!)

キアラ(私が、私がもっと、しっかりしてればこんなことには……)

キアラ「……」グ…

キアラ(お母様の、言う通りだ……私は、強くなれたつもりで、なれてない……)

キアラ(はっきりしないで、鈍くさくて……そしてこんなことに……)

キアラ(最初から、ちゃんと、しっかりと意志をもたなきゃ!)

キアラ(――あの人を、絶対に捕まえるって、強い意志を!!!)ゴォ!


キアラ「――ルーシェさん!」

ルーシェ「は、はい!?」

キアラ「お願いします、私を――」






……




ヘリング「ふう……」


リーヴ「ここまでくれば安全でしょうか……」バサバサ




グオン!



ヘリング&リーヴ「「!?」」




キアラ「――あなただけは、逃がしません!」E:LoV


リーヴ「ひいいいぃぃぃぃぃ!?」

ヘリング「ば、馬鹿な!? どうやってこの高度まで……っ!?」

キアラ「ルーシェさんの魔力の紐で、弓矢のように私をここまで撃ってもらったんですっ!」

キアラ「――御覚悟!!!」グオン!

ヘリング「や、やめてくれええええぇぇぇぇぇ!?」

366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:57:51.90 ID:TrsOGpX7O
な、まあ最初から最後にはきっちり決まるって信じてたし(震え声)
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/09(月) 23:58:44.98 ID:Aiqt9S74O
神罰判定同数値ってコンマさんマジエンターテイナー(内容はまだ分からんけど)
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/10(火) 00:00:01.56 ID:D3pBRDJYO
ヘリング「ははははは! 神は私を選んだということだなぁ!」
コンマ神『誰がお前を選んだって?(コンマ全て成功)』
ヘリング「」
369 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/10(火) 00:11:20.53 ID:RqZs/K2q0
ズガアアアアァァァァァ!


ヘリング「ぐふぅ……!?」プスプス…


リーヴ「がはっ……!? 貫通した炎が私までも……!?」ジュウゥゥ…

リーヴ「だが……私はまだ生きている……! 消えるわけにはいかない……!」

ヘリング「が……リーヴ、助け……」

リーヴ「……」


ポイッ



ヘリング「――え?」フワ…

キアラ「なっ……!?」フワ…




リーヴ「――使えないものは捨てる、でしたよねヘリング司教?」

リーヴ「この娘の目的はあなたの捕縛。であれば、あなたを捨てれば娘も同時に捨てられ……」

リーヴ「私は捕縛されない、生き延びられるのです……!」バサァ!

リーヴ「はーはっはっ! 神が私を選ばれるのは、当然のことですがねぇ!」バサァ!バサァ!



ヘリング「あ、あああああぁぁぁぁぁぁ!?」ヒュウゥゥゥ…!

キアラ「きゃああああぁぁぁぁぁ!?」ヒュウゥゥゥ…!

キアラ(……こ、この高さからこの傷で落ちたら、この人は絶対に死んじゃう……!)

キアラ(ど、どうすれば……)

キアラ(そ、そうだ! ルーシェさんみたいに上手くできる保証はないけど……私の魔力で、覆えれば……!)コオォォォ!

ヘリング「……!? お、おい!?」クルマレ

キアラ「大丈夫……死なせは、しません……っ!」キィン…

キアラ(でも、もう……私まで覆っている時間が……!)



キアラ(フィーアちゃん……アベル兄様……ローズさん……みんな……)

キアラ(――ごめんなさい……)



ヒュウウウゥゥゥ…
370 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/10(火) 00:24:11.97 ID:RqZs/K2q0
???「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」ダダダダダダ!


キアラ「――えっ?」


???「間に合えええぇぇぇぇぇぇ! とうっ!!!」バッ!



キアラ「きゃ!?」ガシッ!


ヘリング「うぐぅ!?」ベタン!





マックス「っ――あっぶねえぇぇぇぇ! な、なんとか間に合ったか!?」

キアラ「マ、マックスさん!?」

マックス「大丈夫かキアラちゃん!? 怪我は無いか!?」オロオロ

キアラ「は、はい。マックスさんが受け止めてくださったおかげで、なんとか……」

キアラ「でも、どうして……」

マックス「いや、俺もあの館の包囲に参加してたんだけどさ」

マックス「兵士は一瞬で逃げるし、館の中からはあの忌々しい水天が出てくるしで驚いたけど……」

マックス「キアラちゃんがそれをとんでもない方法で追いかけるから、慌てて追ったんだよ」

マックス「……まぁ、追ったと言うより、結局同じようにルーシェちゃんに発射して貰ったんだけどね」


――


ルーシェ「心臓に……悪かった、です……」ドキドキ…


――


キアラ「まぁ……なんて無茶を……」

マックス「いやいや、キアラちゃんの方が先にやったことだからな!? なんであんな無茶をするんだよ!?」

キアラ「ご、ごめんなさい……でも、どうしても、この人は捕まえなきゃって思って、気がついたら」

マックス「……で、そんな奴に魔力を割いたからキアラちゃんも危なくなったんだろ? どうしてまた……」

キアラ「……捕まえたい。でも、殺しちゃいけないと思ったんです」

キアラ「操られた人が元に戻れるのかっていうのもあるけど……」

キアラ「この人も、聖国の人なら……悔い改める機会があっても、いいのかなって……」

キアラ「やっぱり私は、甘いのでしょうか……?」

マックス「……いいや」フルフル

マックス「キアラちゃんは優しくて、そして正しいよ」

マックス「こいつ、余罪もありそうだからな。後でみっちり吐いて貰おうぜ」

ヘリング「……」


――
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/10(火) 00:25:35.09 ID:/kcbOxm70
何だかんだでキアラの王子様になりつつあるマックス
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/10(火) 00:28:50.25 ID:D3pBRDJYO
やったぜマックス
373 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/10(火) 00:28:50.59 ID:RqZs/K2q0
イベント終わり間近ですが、今日はここまで
いやぁ、てっきり地下室ないで速攻ヴァ―ミリオンでリーヴ粉砕からのヘリングぼっこになると……
かと思えば最後はきっちり決める。本当にコンマは何が起きるかわかりませんね

さて、この後は事後処理+アルフ改名でおまけ2(前スレ1000)は終了となるのですが……
以前募集した次のイベントは票数的にティア絡みのものが多かったのですが、
ティアの頑張り、アベル隊所属までの奮闘ということでよろしいでしょうか?
そして大事なことなのですが……アベルと一線、越えちゃいます?
こちらは全体の意見をみつつ判断しようと思います。何しろもうヒロイン5人も手を出しているんで……

本日もありがとうございました!
374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/10(火) 00:30:52.30 ID:khGyE5NkO
おつおつ。
越えて良いと思う。
あとなんだかんだでアベルと夜レベル同等だからそこも気になる。
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/10(火) 00:31:08.79 ID:/kcbOxm70

逆にもう五人手を出しているんだから今更一人二人増えても問題ないでしょう(暴論)
超えちゃう派
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/10(火) 00:35:20.36 ID:sH/l+MDH0

どうなるかと思ったけど、みんな綺麗に決めてよかった
ティアについては越えるに一票
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/10(火) 00:37:13.49 ID:bGzEmBWsO
おつおつ!
リーヴが清々しいまでの下衆になってて笑ったが、これはヘリング作の意思が反映されてるってことか
自分の思想のせいで自分の作った奴に捨てられるってのはまさに因果応報だな。そしてナイスマックス!
ティアは超えちゃおう。なんとなくアベルに依存しかかってる節あるし、放っておいて妙な男に捕まるのもかわいそうだし
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/10(火) 00:37:28.31 ID:E/9lz7WGO
おつです。個人的に越えても良いと思うなぁ。
これがもしもエリス一筋で他の四人は断ってきたのにティアは受け入れる、とかだと修羅場不可避だけどハーレム(しかもヒロイン達が仲良いので修羅場一切無し)形成してるわけだしむしろハーレム入りさせてあげたい。

あと本音言うと氷の時のあれがドエロかったからあんな感じのアブノーマル風味なのも見てみたい()
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/10(火) 00:41:26.49 ID:goUl1kp8O
乙です
何だかんだで終わってみればヘリングと偽リーヴが
逃げるときに色々暴れてくれたお陰で
洗脳されていた人達の対処とか一度に済みそうなのは
結果オーライって感じがする

ティアは同じく一線越えてほしい
海であれだけ大胆なアプローチあったし
アベルの男気なら出会い含めて受け入れるのが自然と思う
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/10(火) 00:57:43.10 ID:wXcFZqAA0
改めて今日の展開見直すと
皆が狼狽えたり二の足踏んでる中で
どっしり構えて展開予見してた>>354にビビる
鋼メンタルってレベルじゃねーぞ

あ、一線はぜひ越えてほしいです
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/10(火) 12:29:56.28 ID:ahVwRnPZO
このスレのコンマさんは
・鬱展開を徹底して弾く
・でもプロットブレイクなどで>>1にダメージを与えつつスレ民には驚きと笑いを提供する
の2点に特化してるからそこを踏まえると有り得なさそうなことでも当たっちゃう不思議。
海の泳ぎ判定でもアベル一家カナヅチを予言してた人いたし。

そういえば気になったんだけど、姉妹の冒険はどちらも成功で終わったけど>>1的に考えうる最悪の展開ってどんなのだったんだろ?
個人的に浮かんだのは
フィーア:単独行動時に罠にかかり捕縛、それを人質に取られアーシャもまとめて腐敗貴族に捕まる→拘束され貴族竜兵達に……
(腐敗貴族の性癖によってはどっちかもしくは両方とも貴族専属にされてた場合も?)
キアラ:三人まとめてヘリングに洗脳、キアラルーシェはヘリングのものにされその後も度々聖国に通い詰めることに……

みたいなNTR展開かなぁ
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/10(火) 13:05:58.76 ID:a7eS8KiK0
そもそも成功どころか

フィーア:王国の不安因子であった腐敗貴族を討伐、
それ以上に行方不明で危険視されていた白帝竜を捕まえたどころかなんか仲良くなってた

キアラ:聖国で新たに危険な力をもって勢力を作ろうとしていたヘリングを討伐、
逃亡時の振る舞いから洗脳されていた人々も正気に戻るのはほぼ確定か
(下手したら大捕物繰り広げたキアラ達にそのまま傾倒してしまいそうな別の懸念)

すごい(小並感)
そもそもゾロ目券によるおまけの中でゾロ目が出てやべー展開になるってどういうことなの……
383 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/10(火) 23:58:54.98 ID:RqZs/K2q0
こんばんはー
すっかり遅くなってしまいましたが、おまけ2終了まで投下しておきます
384 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 00:00:12.00 ID:ka9lF7+30
――


……

リーヴ「私は四天が一柱、水天リーヴ……司教がおらずとも、十分な魔力を持つ……」

リーヴ「しかしあの娘たちに神の罰を与えるには、さらなる魔力が必要……」

リーヴ「そして私に相応しき魔力が、あの場所にはある!」バサァ!



【シュタイナーの墓】


リーヴコア「……」メリコミ


リーヴ「くく、ありましたありました……!」

リーヴ「前聖王の遺品だそうですが、そんなことはどうでもいい……!」

リーヴ「こんなところに無意味に埋まっているよりも、この私の力となった方が――ん?」

リーヴコア「……」キィィィィン!



――『ゴッドティアーズ』発動――



リーヴ「なっ!? なんだこの水塊はっぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!?」グシャア!


ボシュウゥゥゥゥ…



シュタイナー(やれやれ。撃てるか怪しかったですが、撃てるものですね)フヨフヨ…

シュタイナー(まさか、紛い物の紛い物を作るとは……)

シュタイナー(ヘリング、あなたもまた私と同じく道を誤ったようで残念ですよ)

シュタイナー(しかし先程の空中での爆炎。あれは威力こそ抑えてありましたが、私の右手を一撃粉砕した魔力……)

シュタイナー(帝国の者が、聖国の不穏分子を排してくれた、ということなのですかね……)

シュタイナー(……今ので魔力を消耗しましたが、残された時間……やはり、この世界の行く末を見守りたいものです)


――
385 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 00:00:41.60 ID:ka9lF7+30
――


……



リーナ「キアラ、この度は本当に申し訳ありませんでしたわ……」フカブカ

アルフォート「まさか天使を持ち出して来ようとは……」

アルフォート「それに包囲を頼んだ兵も逃げ出したそうで、本当に全てを押し付ける形になってしまったな……」フカブカ

アルフォート(兵士達は、後日改めて叩き直す必要がありそうだ……)

キアラ「い、いえ顔をあげてください!?」ワタワタ

キアラ「元はと言えば、私が勝手に聖国をうろうろして、勝手に捕まえようと思ったことが原因ですし……」

キアラ「それも、油断して逃がしちゃうし……ルーシェさんとマックスさんがいなければ、どうなっていたことか……」

マックス「へへ……///」

ルーシェ「天使の、軍勢、無力化できたの、キアラ様の、おかげです」

ルーシェ「私とマックスさん、だけだと、数で攻められると、危なかった、です」

マックス「だよなぁ……まあ、ルーシェちゃんも気絶した連中まとめてふん縛る大仕事やってるけど」

リーナ「あなた達にも、ただただ感謝ですの。まさか聖国に、これほどの野心を抱く者がいたとは……」

アルフォート「民にも混乱が生じている。我々はせめてそちらの収束に全力を尽くそう」

キアラ「お願いします。その……信徒の皆さんは、大丈夫なのですか?」

リーナ「怪我は軽微なものですの。あなたが加減してくれたおかげですわよね?」

アルフォート「彼らもヘリングの犠牲者だな。やはり、心を操る魔法をかけられていたようだ」

マックス「や、やっぱり本当にそんな危ない魔法が……」

ルーシェ「……警戒心、無くす、どころじゃない? 仕組み、どうなってます?」

リーナ「私も初めて聞く魔法で、難儀したのですが……」


――
386 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 00:02:41.57 ID:ka9lF7+30
――



〜〜


アルフォート「……叛逆者ヘリングよ、何か言うことはあるか?」

ヘリング「……」

ヘリング(まだだ、まだ私は終わっていない! このまま聖王家の連中を洗脳してしまえば……!)

アルフォート「おっと、その目はまだ反省の色がないようだな。キアラ皇女に庇われてなおそれか……」バッ!

アルフォート「ならば仕方がない。その自信を圧し折り、素直になってもらおう。……マークス神父!」

マークス「はっ!」ムキィ!

アルフォート「早速、あなたが新たに習得したという神の奇跡を見せて頂きたい」

ヘリング(神の奇跡だと……?)

マークス「お任せください。必ずや彼の邪念を払ってみせましょう」ツカツカ…

ヘリング(こいつは見た目通りの馬鹿だろう。すぐに洗脳して――)

マークス「アベル君の城塞を守りつつ、日課の鍛錬を欠かさなかった私にっ!」ムキ!

マークス「神は新たな力を授けてくださったっ!」ムキムキ!

マークス「さあ――邪念を捨て、正直に、私と正面から語ろうではないかっ!」



マークス「 ゴ ッ ド ア イ ズ ッ ! ! ! 」


――『ゴッドアイズ(物理)』発動――



ヘリング「馬鹿め、私の目を――」


マークス「ぬおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」ジイイイイイイイイイイイ!

ヘリング「うっ!?」

マークス「ふおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」ジイイイイイイイイイイイ!

ヘリング(だ、駄目だ……こいつの目を、見れない……!?)メソラシ…

マークス「こら! 目を背けてはならぬ! 私に打ち明け、そして神に打ち明け、邪念を払うのだっ!」グイィ!

ヘリング「やめ、近寄るな、やめ――」

マークス「んんんんんおおおおぉおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」ジイイイイイイイイイイ!


〜〜


リーナ「――こうしたこともあって、件の洗脳魔法についてはうまく吐かせられましたわ」

リーナ「今ではすっかり大人しくなりましたし、他の件の調査も進むかもしれませんわね」

マックス「そりゃあ目を合わせられないだろうなぁ……」

キアラ「そ、それでどういった……?」
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 00:03:51.81 ID:xcLYmOYhO
流石マークス神父やな(白目)
388 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 00:04:27.34 ID:ka9lF7+30
リーナ「……供述と、あなた達の話を統合する限り」

リーナ「洗脳魔法も、大元は治癒、回復魔法であると推測できますわ」

ルーシェ「え?」

キアラ「洗脳と、回復が同じ……?」

リーナ「ええ。元々ヘリング司教は稀有な回復魔法の才を持っていて、軽い怪我程度は見つめるだけで治せたそうですわ」

アルフォート「触れずに治す……神の奇跡に近いと言ってもいいだろう」

リーナ「どうにも彼は、生まれつきその目から癒しの魔力が溢れていたようですの」

リーナ「道を誤らなければ、きっと聖国の歴史書にも名を連ねたでしょうに……残念でなりませんわ」

マックス「ちょ、ちょっと待ってください。目から回復魔法って、そんな善の塊みたいな能力がどうして……」

アルフォート「……回復魔法が一般的に、治せる怪我に限度があることは知っているか?」

マックス「え? ええまあ。一人の治療師じゃ限界があるから、複数人で治療する、ですよね?」

キアラ「後は、ある程度治ったら自然治癒や薬草に任せる、でしたよね?」

アルフォート「その通り。だが、その理由まではわかるかな?」

ルーシェ「理由……?」

リーナ「回復魔法は言ってしまえば、人に自分の魔力を切り分けて与えて傷を治しているわけですが……」

リーナ「当然、怪我が治りきるまでその魔力は対象者の体内に残っていますの」

アルフォート「人は多かれ少なかれ身体に魔力を宿すが……親族などの例外を除けば自身と他者の魔力は異なる」

リーナ「治療のための魔力が多すぎると、対象者の本来の魔力を呑みこんで――消してしまいかねないんですの」

アルフォート「治療師をわけるのは、つまり同一の大量の魔力を流し込まない為なのだよ」

マックス「げ!?」

リーナ「自分の身体なのに、流れている魔力は他人の者。魔力は常日頃、身体を動かす時にも微々たるものですが使っていますの」

アルフォート「身体に合わない魔力では、その行動にも支障が出てしまうというわけだ」

アルフォート「ヘリングはこれを利用し、悪辣に発展させたようだ」

リーナ「対象者に自身の魔力を触れずに送り込み、心身を掌握する……恐ろしい魔法ですの」


389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 00:06:30.52 ID:N9MUcL7HO
鍛えた眼力>洗脳魔法
割とガチでマークスさん肉体一つで壁乗り越えてない?
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 00:07:10.65 ID:ztMQtLlf0
マークスさんだけ出る作品間違ってない?
391 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 00:07:12.32 ID:ka9lF7+30
ルーシェ「あ、危なかった、です……」

リーナ「仕組みを理解できれば私も障壁で対処できますけど……あなた達、よく防げましたわね?」

キアラ「ルーシェさんが、最初から警戒していてくれたからですね」

マックス「ああ、本当に助かったよ……」

ルーシェ「そ、それほどでも……///」

リーナ「誇るべきですわよ? あなたの魔法も、聖国でもなかなか見ることの無い希少なものですの」

マックス「魔法って一言で言っても、色々あるんだなぁ……」

リーナ「そうですわね。今回の洗脳魔法のように、聖国の魔法に通ずる私達でも知らない魔法はまだまだ山のようにある」

リーナ「それは時にこうして危険を伴いますが……使い方を誤らなければ、誰かを救うことができると信じていますわ」

リーナ「たとえば……私の、この吸収魔法もそうですわね」キュオオ!

マックス「吸収魔法?」

リーナ「その名の通り、体内の魔力を吸い取る魔法ですわ。主に汚染された魔力の浄化で使っていましたのよ?」

アルフォート「そうだな……王国で言うところの、毒消し草の魔法版と思ってくれればいい」

マックス「ああ、なるほど。ってそれも危険なんですか!?」

リーナ「当たり前ですの。魔力の吸収ですのよ? 圧倒的な実力差があれば……」

リーナ「――対象者の魔力全部抜き去ることも理論上可能ですのよ? 完全に魔力がゼロになれば、微動だにできませんわ」

マックス「魔法怖い!?」

リーナ「……でも、使い方を誤らなければ――さっきの洗脳魔法、過剰な回復魔法もこれで解決できますわ」

キアラ「!!」



392 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 00:08:42.05 ID:ka9lF7+30
リーナ「まあ、洗脳が解けた後の心の傷は、魔法でもどうしようもありませんが……」

アルフォート「そこはたとえ時間がかかったとしても、必ずや我々が責任を持とう」

リーナ「改めて……三人とも、本当に感謝ですわ」

リーナ「あなた達が今日来て下さらなければ……被害は、もっと大きくなっていたと思いますの」

アルフォート「……過言ではなく、君達は聖国の危機を未然に防いでくれた。本当に、ありがとう」

リーナ「このご恩、必ず返しますわよ? あなた達も何か困ったことがあれば、遠慮なく頼ってくださいな?」

キアラ「さ、流石に恐れ多いといいますか、その……」アセアセ

リーナ「もう、何を言っていますの! 私とあなた達の中ではありませんの!」

リーナ「報酬は……あなたみたいな身体になれる方法の伝授で構いませんわよ!」

キアラ「え!?」

ルーシェ「…………聖国の人、結構、欲望忠実?」

マックス「いや、でも……」ゴクリ…

マックス(気持ちはわかるなぁ。リーナ王女じゃ絶対に無理だろうけど……)

アルフォート「リーナ……」ヤレヤレ

リーナ「じょ、冗談ですの。友達ですもの、当然無報酬で請け負いますからどんとこいですわ! ねえ兄上?」クル

アルフォート「い、いや、私は……」

リーナ「ちょっと、これだけ恩があるのに報酬が無ければ引き受けないつもりですの?」ジトリ

アルフォート「い、いや。無論、彼らが困難に遭遇した時は助けるが……」

リーナ「……だいだい、考えていることはわかりますわ」
393 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 00:09:25.90 ID:ka9lF7+30
リーナ「……私達の過去の行いから、踏み切れないのでしょう?」

アルフォート「っ……!」

リーナ「私だって、色々と申し訳ないと思っていますわ。それでも、アベル達は私を友として受け入れてくれた」

リーナ「聖国王女エカチェリーナではなく、ただのリーナとして接してくれる、私の大切なお友達」

リーナ「贖罪の気持ちも忘れてはいけませんが、それでも兄上ももう少し砕けてもよろしいのではなくて?」

アルフォート「し、しかしだな……」

アルフォート「私は何も知らず兄さんを補佐し、結果として帝国と王国に損害を……」

リーナ「……それを言ってしまうと私なんてアベルを殺しかけていますの」ダラダラ

リーナ「ちょっと、まだ胸への耐性が出来ていない頃で、シアさんがいなければそのまま……」ダラダラ

アルフォート「……それは」

リーナ「それでも……色々あって、今ではお友達ですの。だから兄上も、ほら!」グイ!

アルフォート「こ、こら!?」


キアラ「大丈夫ですよ、アルフォートさん」


アルフォート「!?」

キアラ「アルフォートさんも、苦しんでいる中で……アベル兄様達に、協力してくれた」

キアラ「この聖国の戦いでも、私とフィーアちゃんを守って戦ってくれた……敵だなんて、思っていませんよ?」

ルーシェ「……ん」コク

ルーシェ「アドルラン様も、聖国に、話の合う友が出来て嬉しいって、言ってました」

マックス「俺はまあ……天使はいい思い出ないけど、アルフォートさんにはあんまり恨みが無いしなぁ」

マックス「真実を知ってアベル皇子達に協力してたんだから、あんまり悩み過ぎるのもよくないと思いますけど……」


アルフォート「……そう、言ってくれるのか……」

リーナ「……みんな、優しい人ばかりですもの」
394 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 00:10:02.94 ID:ka9lF7+30
アルフォート「……そちらにそう言われてしまったら、私もいつまでも留まっているわけにもいかないな」

アルフォート「……」


アルフォート「――帝国と王国の友よ。私も、何かあれば妹と共に必ず助けになる。約束しよう……!」


キアラ「……! はい、よろしくお願いしますアルフォートさん!」

アルフォート「……あー、厚かましいかもしれないが、キアラ皇女。実は以前から言いたかったことがだな……」

キアラ「あ、それなら私も。私よりも年上ですし、お友達ならば、尚の事皇女はいらないかなって……」

アルフォート「む……わかった、善処しようキアラ。それで、言いたかったのはだな……」


アルフォート「……アルフォートは、偽名だ」


アルフォート「リーナは愛称でも通用するかもしれんが……私のこれは、そうもいかない」

リーナ「愛称というよりも、もう公務の時以外はこれで通してもいいと思う今日この頃ですわ」

アルフォンス「……君達と仲良く話す妹を見ていると、私も柄にもなく、それを羨ましいと思うようになっていてな」




アルフ「――よければ、私の事も愛称で……『アルフ』と呼んで貰えないだろうか?」



キアラ「……わかりました、アルフさん! これからもよろしくお願いします!」

ルーシェ「ん、了解、です。アドルラン様にも、伝えておきます……」

アルフ「すまないな。ついでに言伝も頼めるだろうか? 近々お前の城にも遊びに行く、と……」

ルーシェ「必ず、や」ペコリ

アルフ「ふ……」

マックス「えっと、じゃあ俺はクラウス様と……スカーレット将軍――」

アルフ「やめてくれ! できればあの将軍とはあまりかかわり合いたくない!?」

リーナ「兄上に同意ですの!」バッ!

マックス「えー? 王国も友って認めてくれたんじゃないんですかー?」ニヤリ

アルフ「そ、それはだな……」アセアセ



アハハハハハ…!



――
395 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 00:11:17.86 ID:ka9lF7+30
――


【帝国・アベルの城塞外】

……



アベル「……」ソワソワ

ローズ「……」ソワソワ




アイナ「アベル様とローズさん、そわそわしてるね……」

スミレ「無理もないですよ。フィーア様だけでなく、キアラ様まで厄介ごとに巻き込まれたともなれば……」

アイナ「転移陣があってよかったね。王国と聖国から連絡が無ければ、もっと焦ってたんじゃないかな?」

スミレ「でしょうね……。でも、話を聞く限りだとお二人は無事なんですよね?」

アイナ「そうそう! しかもお二人とも大仕事をこなしたって! 流石はアベル様の妹ってことなのかな?」

スミレ「しかし気になりますね。両国の厄介ごと、ボクにはきっと想像もできないような――」




バサァ! バサァ!



一同「「!?」」




フィーア「アベル兄様ー! ただいま戻りましたー!」フリフリ!

白帝竜「キュルーン……ギュ!?」ガーン!

アーシャ「ああ、落ち着いて!? アベルももうあなたを食べようとはしない筈だから!?」


キアラ「アベル兄様ー! 凄いですよ、フィーアちゃんったら見てください!?」パタパタ!

ルーシェ「……平和的な魔法の使い方、教えて貰って、大天使作ったキアラ様も、凄いです……」

マックス「ああ……おかげで白帝竜と空中で鉢合わせてもぎりぎり意識保ってられたけど……」

キアラ大天使「魔法は、平和の為に使うものです……まずはこの帰るべき場所を、共に守りましょう」



一同「「」」



マックス「そりゃあこんな光景みたら、いくらアベル皇子達でもこういう反応になるよなぁ……」




――EXイベント2――



【戦いを終えて〜〜帝国皇女の冒険〜〜】おしまい



396 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 00:15:55.40 ID:ka9lF7+30
というわけでおまけ2は以上となります
本当はもっと平和に散策して街中の様子報告するだけの予定だったんだけどなぁ……
まあ結果的に友好関係を築く一因を作ってくれたのだからよしと考えましょう!
なお、判定が不利に傾きまくった場合、ゾロ目チケット推奨&スカーレットとアルフ緊急出動で極力鬱イベは回避させるつもりでした
本編でならともかく、クリア後のおまけでそれは流石にね……

そして次のおまけ3はティアの奮闘記+……最後にアベルとの一線越えですね
覚悟はしていましたが、また色々考えないと……
本日もありがとうございました!
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 00:17:37.95 ID:gkVEWkOGO
天使(フィーア)が竜に乗って帰って来たかと思ったらもう一人の天使(キアラ)が天使作って帰って来た。
な、何を言っているか(ry
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 00:18:27.47 ID:VBLQjB4A0
乙です
キアラが地味にやべーことやってる件
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 00:22:29.50 ID:N9MUcL7HO
おつ!
魔法の仕組みやそれに伴う危険を聞いてから、
あのキアラが作ったのなら安心ではあるがインパクトは抜群だよなあ……
でもぶっちゃけ一番やべーのマークス(ry
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 00:22:39.80 ID:ztMQtLlf0

流石、帝国の妹君たちだなと思う
おまけなのにやることがすごい
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 00:22:46.73 ID:YlLVSfq70
天使姉妹の姉が大天使を作ってしまった件
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 00:23:34.53 ID:xcLYmOYhO
乙です
オチは一同全員ポルナレフ化とはたまげた
ヘリングは下手したらマークス隊のそっち系いける人達から
ソイヤソイヤみーみみーされる予感もあったし
この程度で済んで良かったねえ
新章も期待してます
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 01:24:43.46 ID:wm4RhPeZ0
乙です!
ところでマックスの恋路はどうなるんですかね…?
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 10:07:34.73 ID:gnDgcf8zO
ティアはどっちの方面に奮闘するのかな。
アベル隊的な意味ならヒロインズ、嫁的な意味でなら夜レベル100組や性的願望がアレなアーシャやシア辺りに相談することになるんだろうか?
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 14:21:41.85 ID:EUR/dI9T0
さらっと大きな仕事こなすあたり天使もやっぱあのパパンの娘なんだなぁ
しかしティアの頑張り物語も気になるがこれで残りチケットは3枚か
お兄ちゃんも気になるし、頑張ルーシェも気になるし、折角設定にあるんだからエリスとお尻でもしたいし、マックスの進展も……
チケット足りないよ!どうなってんの!また誰か三連ゾロ出してくれたらチケット補充できるのにな……
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 17:59:08.24 ID:u6V5SrZbO
エリスのお尻は
@ティアの純愛願望と夜レベルからアブノーマルプレイに発展、その中でお尻が使われアベルが興味を持つ→なんだかんだで正妻のエリスに相談
Aティアとのプレイを実は覗き見していたエリス、そこから色々調べていくうちに興味を持つ。
Bハーレムが増えてきたのでアベルのためにもっと尽くせないかと悩んでいてスミレと遭遇、教授される。
こんな感じなら行けるかね?
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 18:08:39.81 ID:T0Pt8vuJ0
そういえば本編のゾロボーナスでエリスの妊娠が確定していた記憶があるけど、やっぱり最後のオマケはエリスの妊娠発覚に伴う結婚式になるのかな?

そして成長した子供世代がメインの第二部が…
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 19:02:57.44 ID:S5g2nbwTO
エリスの後ろは
・妊娠発覚してから周囲が身重のエリスを気づかい
他の皆さんが夜のお世話する内に欲求不満かーらーのー
・ティアと一線越える時にシアさん共々聖国に関係する者でも
こんなに乱れて良いんですよ的なプレイに巻き込まれて
・海の延長戦でやべープレイを各々がおっぱじめてその延長で
・フィーア「おしりは近親相姦にならないって聞きました!」
からの実際お尻って快感得られる訳じゃないだろうし
試しに実践してみたらこれはアラいいですね

何かR板の展開みたいになるな
409 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 23:30:06.98 ID:ka9lF7+30
こんばんはー
あれ、エリスの妊娠判定なんてとってたかな……?
ちょっと後ほどデータ漁っておきますね
というか妊娠抜きにしても戦後だし、指輪の方もどうにかしないといけないなぁ……

とりあえずおまけ3、ティア奮闘記をゆるゆるはじめていきます
410 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 23:30:52.07 ID:ka9lF7+30


――おまけEXイベント3――


【戦いを終えて〜〜聖国新米衛生兵の奮闘〜〜】



411 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 23:32:49.45 ID:ka9lF7+30
――


【帝国・アベルの城塞】


ティア「……」


ティア(あれから、色々と勉強はしてきた)

ティア(全てはアベル様の部隊に配属されて、そしてお役に立つため……)

ティア(でも……)コソ…



ローズ「キアラちゃん? 流石に普段はそれはしまった方がいいとおもうワ……」

キアラ「や、やっぱりですか? ごめんなさいローズさん、いざと言う時のことを考えていたら……」

キアラ大天使「……」ファアア…

マックス「キ、キアラちゃんは悪くないんです! ただ、万が一の時に空中対応できる手段を考えたら……」

キアラ「辿りついたのが、大きめの天使だったんです。リーナさんやルーシェさんにも手伝って貰って」

キアラ「あの時、マックスさんがいなかったらと思うと……」ブル…

ローズ「そ、そんなに危ない目にあったの!? ちょっと今度その司教とオハナシしてくるワ……」ゴゴゴゴ…

ローズ「それにしてもマックスちゃん、ありがとうネ! お礼に今日はつきっきりで鍛錬してあげるワ!」

マックス「え゛!?」

ローズ「天使達を守るには、アタシもまだまだ力不足! あなたも鍛えるのは好きでしょ? 善は急げヨ!」ズルズル!

マックス「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!?」

キアラ「が、頑張ってマックスさん?」

キアラ「……二人は鍛錬、フィーアちゃんはあの白帝竜のお家探しか。私も自分にできることを頑張らないと」

キアラ「もっと魔法を平和的に使える方法、きっとある筈……!」タタタ…



ティア(――はっきり言って、このアベル様の拠点は普通ではないことがよくわかりました)


412 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 23:34:01.89 ID:ka9lF7+30
ティア(アベル様を慕う皇女様達は、かつて聖王様が使役した竜と天使様をそれ以上に操っているように見えます……)

ティア(そして私を匿ってくれたり色々お世話になったローズさんはとにかく多彩……)

ティア(引きずられていったマックスさんも、私と同じ新兵の立場でありながら、あの恐ろしい皇帝にも挑んだ強い人……)

ティア(一番新入りだというマックスさんでそれほどの実力があるなら、私なんて……)

ティア(……)

ティア(でも、それでも……私はアベル様のお役に立ちたい……!)

ティア(あの時、カインさんもいたから、命まではとられなかったかもしれないけど……)

ティア(それでも聖国にいた頃よりも安心できて、誰かを信じられたのは、あの人のおかげだから)




ティア(――そ、それに聖国に戻るのも……)ガタガタ



ティア(エカチェリーナ様はどうやら、一定以上の胸の大きさの人を見ると勝手にあの恐ろしい形相になられてしまう……)

ティア(素晴らしい方だと頭ではわかっていても、王国の海でのあの狂乱騒ぎを知ってしまうと……)

ティア(――いつか、何かの弾みで私のこの駄肉も粉砕されるんじゃないかという恐怖があります……)ガタガタ

ティア(かといって、今の聖国は立て直しの最中。エカチェリーナ様とアルフォンス様以外の人は、信用できません……)

ティア(キアラ様が野望を打ち砕いたというヘリング司教も、かなりの有力者だった筈ですし……)

ティア(何より、アルフォンス様とマークス神父主催の『全兵肉体改造計画』には参加したくありません……)ガタガタ…

ティア(確かに鍛える必要性もわかりますけど、私だとすぐに神の許に旅立ちかねませんし……)

ティア(……神の許に行くのが嫌だなんて、やっぱり私はもう聖国の兵としては失格なのでしょう)

ティア(神よ……私を御許しください。様々な理由で、私はもうあの国にはいられないのです……)



……
413 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 23:35:24.97 ID:ka9lF7+30
――


ティア(しかし、改めて落ち着いてアベル様の隊を見ると、皇女様達だけではない……)

ティア(むしろ、それ以上の人達もいる……)コソ…



アベル「……事情はようやく理解できたが、頭が痛い」

アーシャ「まあ、それが普通だと思います。でも、結果的には良かったのではありませんか?」

アベル「王国と聖国、双方とより良好な関係が築けそうなのは朗報だ」

アベル「だがまさか、国家レベルの問題ごとに妹達が巻き込まれ、挙句それを解決し、持ち帰ってきたんだぞ……?」

アベル「とりあえずキアラの天使は本人の意思で消せるからまだしも、あの白帝竜はどうすれば……」

アーシャ「フィーアちゃんに懐いていますし、大丈夫だと思いますけどね? それに、一つ驚きの事実が」

アベル「な、なんだ?」

アーシャ「帰国中にわかったのだけれど、白帝竜はあの見た目で草食。ご飯の心配は大丈夫そうですよ?」

アベル「なんだと……」



ティア(アーシャさん……アベル様のご学友で、すごく博識な人……)

ティア(本人の力量は勿論、仲間を指揮することに特に長けた隊の要……とても、私なんかが追いつける人じゃありません)スッ…



アーシャ「?」クル

アベル「どうしたアーシャ?」

アーシャ「いえ、そこに誰かいたような……?」


……


――

414 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 23:36:30.32 ID:ka9lF7+30
――



ロウル「うーん……こっちの森ならまだ未開拓……」ペラ…

ロウル「いや、こっちの平原の方が動きやすいんですかねぇ?」ペラ…

ロウル「城塞から近くて、普通の人が近寄らない、白帝竜が住める場所……」ペラ…

ロウル「アベルさーん、いくら私が狩りであちこち動いていたからって……」

ロウル「帝国の辺境全部把握してるわけないじゃないですかぁー! 結構大変な作業ですよこれー!」ヘタ…

ロウル「うぅ、しかしフィーア様のお散歩任せにもできませんし、ここは私が頑張らないと……」

ロウル「……いい場所を見つけられたら、アベルさんから褒めて撫でて貰えますしね、きっと!」パタパタ!



ティア(ロウルさん……私なんかと違って、スラッと洗練された身体の凄い人……)コソ…

ティア(アベル様の副官でもあり、戦闘では皆さんの援護をしつつ、奇襲も完全に防げる凄腕の弓兵……)

ティア(当然、私なんかが辿りつける人じゃない……)スッ…



ロウル「およ? 今、ティアさんの匂いがした気がしますが……」



……
415 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 23:38:05.84 ID:ka9lF7+30
……



パトラ「くっ!?」ガキン!

エリス「やあっ!」ビュオン!

パトラ「……降参です。まだまだエリスさんの背中は遠いですね」

エリス「いえ、そんなことはないですよ」

パトラ「……王国にも、聖国にも野心を抱くものがいたというのは由々しき事態です」

パトラ「戦争という状況がそういった連中の台頭を抑える面もあったと考えるべきなのでしょう」

パトラ「そしてそれが終わり、三国が疲弊したからこそ……陰で蠢いて彼らが表に出てきた」

エリス「キアラ様とフィーア様がそれを挫いてはくれましたけれど……」

パトラ「任せきりなんて論外ですし、おそらくこういった不穏因子は一つや二つではない筈です」

エリス「そしてそれは……帝国も例外ではない、ですね?」

パトラ「ええ。帝国の在り方を変えたとはいえ、アベルさんだけの力量はかつての皇帝ギルバートには及ばない……」

パトラ「彼を闇討ちしようなどと考える、腐った連中が現れないとも言い切れないですからね」

エリス「戦争が終わったからと、油断はしません! アベル様の敵は、全て薙ぎ倒します!」ゴオォ!

パトラ「ええ! そのためにも鍛錬あるのみ! もう一本お願いします!」バッ!



ティア(エリスさんと、パトラさん……アベル様の部隊で、前線の要の人達……)コソ…

ティア(……)



ティア(こ、怖い……)ブルブル…


ティア(お二人とも、優しい人だと知ってはいるけど……)


エリス「斬り崩します!」ズガア!

パトラ「貫きますっ!」ズドォ!


ティア(武器を持っているあの二人の間に割り込めば、悲惨なことになるのは間違いないです……)

ティア(あんなに素早く、力強く、勇敢に挑むなんて私にはできない……)スッ…


エリス「……あれ、人の気配があったのですが?」

パトラ「いませんね……」



……
416 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 23:39:11.33 ID:ka9lF7+30
――


【城塞・シアの私室】




ティア「……というわけです。どうしたらいいですかシアさん……」

シア「え、ええ〜……?」

シア(せ、先輩として何かアドバイスをしたいところですけど〜……)

シア(ど、どうしましょう? 根本的な問題が〜……)

ティア「すぐに身につくものではないって、わかっているんです」

ティア「でもこのままじゃ、アベル様の隊には……」ウルウル…

シア「ん、んん〜……」

シア「ティアさん、深く考え過ぎはよくないと思いますよ〜?」

ティア「でも、でも……」

ティア「私ができる唯一のことと言えば治療くらいですけど、それもシアさんには遠く及びませんし……」

ティア「何か、何かないかなって、カインさんから借りた帝国兵の入門書を読んでも、どれも……!」

シア「あ、あぁ〜……そういうことでしたか〜」ポン

ティア「え?」

シア「ティアさん、落ち着いて、よ〜く聞いてくださいね〜?」

ティア「は、はい!?」



……


――
417 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 23:41:14.07 ID:ka9lF7+30
――



ティア「カインさん、酷いです!?」

カイン「いきなりなんなんだよ!?」ガーン!

ティア「アベル様の部隊に入るのに、超特殊技能が必要ないって本当なんですか!?」

カイン「え? ああ。そりゃそうだよ。というか僕はそんなこと言った記憶が無いんだが……」

ティア「お借りしたこの本に、『帝国兵たるもの練磨を忘れず、常に何かしらの技能で他者を上回るべし』と……」

カイン「……多分、父さんの親衛隊の誰かが書いた本だからだろうね。まあそれも前の帝国なら間違ってはなかったと思うが」

カイン「ことアベルの隊なら、そんなものは必要ないよ。そもそもアベルの部隊ってのは――」


シュタ!


ネスト「――俺達みたいな、爪はじき者の集まりでもありましたしねー」

ティア「きゃ!?」

カイン「まったくどいつもこいつもいきなり……君は何の用だ?」

ネスト「ああ、殿下も色々と頭を悩ませているので代わりの伝令に」

カイン「僕も今色々悩んでるんだよ? 白帝竜だけ結界をすり抜けられるようにってフィーアお前……」

カイン「そんな都合のいい結界をすぐに作れるわけないだろうに……」

ネスト「――でも、期待の眼差しで見られて、僕を誰だと思っているんだと言っちゃった、と」

カイン「ああそうだよ! くそ、だが全く手が無いわけでもないんだ……僕とエメリナなら……」ブツブツ…

ティア「あ、あの……」

カイン「って、そうだ。アベルのとこの入隊試験だったな」

ネスト「まあ、一応最低限の試験はあるけど、あの殿下のこと。ほぼほぼ無試験で通してはくれると思うよ?」

カイン「アベルの隊の連中が異常に強いのは、超異常な父さんを目標に据えていたからだからな」

ネスト「ですね。それにティアちゃんは貴重な治療士だ。殿下に限らず、他の隊でも一発入隊はできると思うが……」

ティア「い、嫌です!?」ブンブン

カイン「……まったくアベルめ。次から次に女を隊に引き込んでいくな」

カイン「まあいいや。あえてアベルの隊で注意することがあるとすれば……」

ネスト「……アレとか、コレですね」

ティア「……えっ!?」


――
418 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/11(水) 23:49:38.52 ID:ka9lF7+30
――




……そして、アベル隊への入隊試験の日



――




ティア「……」ドキドキ…




アベル「……ティア、ありがたいが、本当にいいのか?」

アベル「自分で言うのも変だが……俺の隊は、聖国のそれとは大きく異なるぞ?」

ティア「は、はい! わ、私は、アベル様の隊だからこそ……!」ドキドキ…

アベル「そうか……」

ロウル「アベルさん、当時の私もそうですけど……」

ロウル「わざわざこの離れの城塞を拠点としている辺境部隊に所属したいだなんて、最初から覚悟がなきゃ言いませんよ?」

アベル「そうだな……それでは」

アーシャ「ティアちゃんだし、そのまま合格にしてもいいのだけれど……」

ロウル「まあ正規の手順で所属したがる人なんて本当に久々ですしねぇ」

ロウル「折角ですから合格前提で試験、やってみますか!」

ティア「は、はい! よろしくお願いします!」ビシ!

ロウル「えーと……で、最初はなんでしたっけ?」

アーシャ「最初は兵としての基本中の基本――戦闘技能ね」

ティア「……」ドキドキ…


特殊判定
↓1コンマ二桁
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 23:50:38.10 ID:lgAOFhohO
ぽいぽい
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/11(水) 23:52:24.12 ID:ztMQtLlf0
仕事しない
421 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/12(木) 00:01:16.86 ID:DSVd7tH80
ティアェ…

特殊判定結果

ティアのレベル

※マラート隊所属のため1/2撤廃+補正

10+5(マラート隊)

=15(だって元々シスターが無理矢理衛生兵になったんだし……)

――



ティア「え、えい……!」ヒョロヒョロ…


ティア「たあっ……!」フラフラ…



アベル「……」

アベル隊「「……」」




一同((し、心配だあぁぁ!?))ガーン!


ティア「ん……!」プルプル…


アベル「も、もういいぞティア! 大丈夫だ!」アセアセ

アーシャ「……なんだか、昔を思い出しました」

ロウル「私も多分、こんな感じだったんじゃないですかねぇ……」

シア「そもそも、教会の人は戦場には向かいませんし〜……」

パトラ「誰もが通る道です。恥じることはありません」ウンウン

マックス「問題ないんじゃないですか? ここにいれば嫌でも強くなりますよ」トオイメ…

エリス「はい! 鍛錬は裏切りません! ゆっくり着実にいきましょう!」グッ!


ティア(だ、大丈夫なのかな……?)ドキドキ…



ロウル「それじゃ、次ですね」

アベル「ティアは回復魔法が使えるからな。そうなると……」


ティア「……」ドキドキ…


特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 00:01:54.24 ID:2BLSgEAj0
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 00:01:58.70 ID:TRC+5Wsi0
424 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/12(木) 00:14:10.37 ID:DSVd7tH80
1:ティアの攻撃魔法才能

24(魔力はあっても、その性格から使いこなしきれない)<60

※専らヒーラーのようです

2:ティアの現在の回復技能

70(かなり高め。治療に関しては新米ながら正規兵を上回る)≧70

※基準値と同値の為、最前線の実践登用ができるレベルです

――


ティア「こ、これでいいですか?」パアァァ!


シア「おお〜、なかなかですよ〜」パチパチ

ロウル「流石ですねぇ。これならアベルさんの怪我もすぐになんとかなりそうです」

アーシャ「攻撃魔法は思っていた通り、苦手みたいですけど……」

エリス「大丈夫です。補い合ってこそ、です。ティアさんの分も魔法を撃ちます!」キュオオオ!

アベル「まあ、そもそも戦闘が起きないのが一番いいことなんだがな」



ティア(ど、どうだったんだろう……?)ドキドキ…



ロウル「――さて」パン!

ティア「!!」

アーシャ「これくらいにして、いよいよ――本番に入りましょうか」

ティア(き、来た……!?)

エリス「これは、かつての私達も通った道です……」

アーシャ「アベルの隊、つまりはこの城塞を拠点とするからには、必要な技能は当然あります」

アーシャ「次は……!」パチン!



ガラガラガラ!



パトラ「アーシャさん、これ本当に試験で使うんですか!?」

マックス「うっ……俺、なんだか頭が……!?」



鍋「……」ドン!



アーシャ「――調理技能判定です!」



ティア(ほ、本当にカインさんとネストさんの言った通りだ!?)


ティア(で、でも、戦いじゃない技能なら、可能性はある……!)グッ!



特殊判定
↓1コンマ二桁
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 00:14:48.71 ID:3Og6vzirO
んい
426 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/09/12(木) 00:19:07.87 ID:DSVd7tH80
ティアの料理技能

71(教会では子供にだって料理を振舞います。ある程度はできないと!)


――



ティアの判定連打の途中ですが、今日はここまで
レベルはある意味設定通りになったともいえますね。クリア後なので影響もないのでご安心ください
折角ですので、これまで城塞メンバーが取ってきたフレーバー判定のいくつかをティアがこなしていく流れです
その後はちょっと考え中ですが、アベルとの一線越えです
その時はまたちょっとお時間頂くかと思います

本日もありがとうございました!
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 00:26:09.87 ID:qA15Z8RPO
乙です
攻撃面がポンコツなのは想像通りやね
っていうかシアさんが後衛の筈なのに強すぎておかしい
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 00:27:55.31 ID:3Og6vzirO
おつおつ。
コンマさん本当に仕事するなぁ、技能が本人のイメージにピッタリだ(夜レベルと純愛願望度から目を背けながら)
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 00:29:44.24 ID:pJc2+EyVO
おつおつ!
そりゃレベル15で怒り狂ったレベル4000のパパンの前に放り込まれたら心折れるわ!
確かにイメージ通りだしある意味当たりコンマだったけど、そう考えるとシアさん相当なモンスターだったんだな……
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 00:30:06.47 ID:TRC+5Wsi0

感覚が狂っているから普通か
シアさんが色々規定外なだけか
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 07:32:11.54 ID:NkCYJZxe0
長所がしっかり長所なのは
騎馬技術でそこそこだったマックスに通じる感じがするな

何気に導入部でカインが皆とフランクにやり取りしていたのには
めっちゃほっこりした
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 10:08:37.97 ID:3VlgsDYpO
序盤のお兄ちゃんからどうしてこうなった(良い意味で)

てかアベルは嫁6人目来るけど他のきょうだいは
・アドルラン兄様:海で進展あったけどまだ鈍すぎる
・お兄ちゃん:まずはギュボボボボを耐えましょう
・キアラ:一番良い感じなのはマックスだけどそれでもまだ友人レベル
・フィーア:アベル、なんとかしろ
と見事に跡継ぎが遠いという()
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 10:36:30.45 ID:13O9Bb61O
レベル346(転生四天や赤龍がレベル330)
最低保障戦闘可能
最大戦闘補正120(エリス、パトラに次ぐ。復帰後は170で並ぶ)
耐久値4(覚醒アベル除けば部隊最大値)
ガード2回+敵に弱体カウンター
高ダメージ時は被ダメの半分回復(実質妨害不可)
戦闘復帰スキル二個持ち(実質耐久+3以上)
状態異常無効
敵の★逃走も防ぎつつ、ソロなら自分は確定逃走可能
死なない。どんな怪我も中傷まで回復

ふと気になって改めて確認してみたが、シアさん単体でも相当やばかった。必殺こそないけど継戦能力ずば抜けてる
多分ティアの方が普通でシアさんの方がおかしい
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 12:38:22.27 ID:rACkvS4LO
ちなシアの初期設定

【名前】シア
【年齢】21
【性別】女
【所属】聖国
【外見】ゆったり白ローブにピンクのゆるふわロングヘア、一応の武器は杖
【性格】超絶まったりぽやぽやな平和主義者
【情報】聖国の兵を率いる将の一人
聖国の中でもとりわけ平等と平和を望む心優しい女性。たとえ敵国の兵でも話し合えばいつか分かり合えると本気で考えている
そのため戦闘時は基本的に攻撃行動を取らない(とれない)が、代わりに異様に発達した高速の防御、回避魔法を得意とする
当たらない、当たっても防がれる等、徹底した防御で相手の体力を削ぎ武器を破壊し、疲れ切ったところを攻める(対話交渉)戦術なのだが
普通に戦う以上に消耗が激しくなるため、大抵相手は先に撤退してしまい対話成功例は未だ0
【その他備考など】
ローブの下は結構なダイナマイトボディ。ピンクだけど淫乱ではない

……嘘つけぇ!(特に最後)
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/12(木) 13:11:41.96 ID:Q0lUwK0A0
・リーナさんにボコられて死にかけたアベルの命をコンマで覚醒から助ける(1回目)
・酒入って脱いでアベルを脱がす(淫ピ発動)
・色々あってアベルと一線越えて戦闘レベル50上昇する(淫ピ発動)
・聖国に少数で乗り込んだアベルの命を恋人となったことで天使の自爆から救う(2回目)
・エリスと揃って偶数ゾロの指輪をゲットする
・要所要所の戦闘で貢献、ちょくちょくゾロもゲットしてスキルや戦闘レベルを後衛にあるまじきペースで強化
・シュタイナー戦、シュタイナーの奇数ゾロによる猛攻で死にかけたアベルを復活させる(3回目)
・あぶないみずぎを一人だけ購入する(淫ピ発動)

パトラ辺りも色々ヤバかったのにあまり驚かれなかったのは
間違いなくエリスとシアで皆の感覚が麻痺していたから
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