【安価】退魔の巫女と蠢く妖魔

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 16:46:16.93 ID:D0Oe/Jeko
【名前】松原早耶
【年齢】18
【容姿】ショートカット黒髪赤目ガーリッシュ系
【性格】可愛い物好き
【異能・武器等】万遍なく何でも使える。
【その他】すぐ弱音を吐くぶりっ子
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 16:48:05.49 ID:IBvc8+qCO
【名前】近江 柚葉
【年齢】17
【容姿】茶髪セミロング、体型は平均的。可もなく不可もなく
【性格】すこし引っ込み思案だけど優しく穏やかな少女
【異能・武器等】千里眼(但し余り遠くまでは見えない)と弓
【その他】一族が受け継ぐ千里眼の力が未熟なため周囲から厳しい目で見られている
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 16:48:09.64 ID:ERcnS7vz0
【名前】紅 あかり (くれない あかり
【年齢】17
【容姿】赤毛のミドルロング ぱっちりした大きな瞳
乳尻かなり大きめ キュッと引き締まったお腹 身長167
【性格】大雑把 友達思いで誰に対してもフレンドリーに接する
【異能・武器等】発火能力により日本刀に炎を纏わせ敵を切り裂く
【その他】代々伝わる忍びの家系でピッチリして体のラインがはっきり出るシノビスーツを身に付け戦う
才能はあるが戦闘においても非情になりきれない未熟さもある
ヌメヌメしたものが大の苦手
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 16:48:33.16 ID:yi3NPGAVO
【名前】 東雲あずさ
【年齢】 16
【容姿】長めの黒髪 のサイドテール。背は普通で少し貧乳
【性格】 寡黙で冷静だが、人付き合いが苦手なわけではない
【異能・武器等】 札を用いた結界術が得意。接近は短刀、遠距離は弓を使い分ける
【その他】幼少期から妖魔との戦いを続けてきたせいか、自分のことより仕事を優先しがち
妖魔は倒すべきものとして、殊更淡々と処理していく
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 16:49:53.27 ID:PQng/Mt6O
【名前】小倉 夕凪(おぐら ゆうな)
【年齢】17歳
【容姿】黒髪ポニテの凛々しい顔つき。スレンダーだか胸は大きい。
上下紅白巫女服に足袋と草鞋。
【性格】
【異能・武器等】霊力が込もった薙刀。溜めが必要だが薙刀から周囲に波動を飛ばして範囲攻撃することも可能。
【その他】普段は薙刀部主将を勤めている普通の高校生
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 16:50:20.58 ID:Ey/Dkbb9o
【名前】雲竹 凪香(くもたけ なぎか)
【年齢】17
【容姿】濃紺の腰まで届く髪をポニーテールにしている。胸は控えめ。スラリとした手足もあり黙っていればどこか怖い印象を与える
【性格】さばさばした軽いノリで下ネタもオッケーなため男女問わず友達が多い、
【異能・武器等】植物の成長コントロール、巨大化させて武器にしたり盾にしたり
【その他】こんなんでも処女
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 16:53:48.14 ID:1moQHpTlO
>>2はいつもの荒らしだからずらすとして>>3〜5か
漏れたキャラやその下のキャラは仲間で出る感じ?
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 16:57:42.85 ID:M4yKemGIo
>>8
いなかった酉ならできるだけどういう荒らしなのか書いたほうがいいかと。早耶の大百科とかの荒らしの証拠付きで
早耶Pについて全く知らない可能性もあるから最悪スルーされて採用されかねない
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 17:06:20.06 ID:utKV7ZVgO
とりあえず名前が松原早耶(もしくは早耶)でぶりっ子やですぅ口調があったら全部スルーでおk。
安価スレで毎度どこかしらで出てくる愉快犯だから。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 17:09:04.16 ID:tUT7tG6A0
はすみ、みさき、えりか辺りも要注意。他にアウトな名前なにがあったっけ?
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 17:10:09.67 ID:iCImVgqKO
早耶P以外でヤバい荒らし安価出す人ってどんな人がいるんですか?
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 17:11:32.15 ID:M4yKemGIo
>>12
荒らし安価出すやつは全員早耶PでOK
埋め荒らしだけが別
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 17:14:45.89 ID:iCImVgqKO
>>13
わかりました。返信ありがとうございます。
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 18:08:06.54 ID:TJgTfaHa0
もしかして早耶虐待SSを書いて早耶Pを調子に乗らせた作者の新酉?
16 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 19:04:07.03 ID:sAPcxIvT0
>>4のキャラで行きます


【名前】紅 あかり (くれない あかり
【年齢】17
【容姿】赤毛のミドルロング ぱっちりした大きな瞳
乳尻かなり大きめ キュッと引き締まったお腹 身長167
【性格】大雑把 友達思いで誰に対してもフレンドリーに接する
【異能・武器等】発火能力により日本刀に炎を纏わせ敵を切り裂く
【その他】代々伝わる忍びの家系でピッチリして体のラインがはっきり出るシノビスーツを身に付け戦う
才能はあるが戦闘においても非情になりきれない未熟さもある
ヌメヌメしたものが大の苦手


まずはプロローグ、そのあと本編を始めます
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 19:06:29.58 ID:wdCvDctWo
アイマスの名前使ってるやつはだいたい怪しい
今回出てるのだと>>4>>5らへん
18 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 19:08:00.59 ID:sAPcxIvT0
◆  ◆  ◆


あかり「んん……むにゃむにゃ……」

「紅さん、起きて、紅さん……!」ヒソヒソ

あかり「やぁん……あと5分……」

「じゃあこの問題を、紅……紅ッ!!」

あかり「ひゃいっ!?」ガタン!


跳ねあがるように立ち上がった際に膝が机にブチ当たり、少女は涙を滲ませながら低く唸った。

ややカールのかかったミドルロングの赤毛がふわりと揺れる。

入学当初はかなりキツイ注意を受けたが、徹底抗戦の末に地毛と認められお咎めなしとなったという経緯がある。


「この問題、分かるか?」

あかり「すみません、分かりません……」

「授業中に寝てるからそんなことになるんだ。じゃあ次は――」

あかり「うぅ……」


見るからにしょんぼりとした表情を浮かべながら、少女――紅 あかりは席に着いた。

そのモデルのような容姿とフレンドリーな性格からいわゆる『今時の若者』に見られがちなあかりだが、根は素直ないい子なのだった。
19 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 19:10:01.07 ID:sAPcxIvT0
「紅さん大丈夫? 寝不足なの?」

あかり「うん……ちょっと昨日漫画読みすぎちゃって」

あかり「それより、さっきは起こそうとしてくれてありがとね」ニコッ

「っ……!」ドキッ!


そういって屈託なく笑うあかりに、隣の席に座るクラスメイトは胸を高鳴らせた。

あかりと彼は別に特別仲がいいというわけではない。

だが、あかりはクラスの地味めな男子相手であっても、変わらない笑顔を見せてくれるのだった。

その眩しい太陽のような笑顔と、思春期男子の視線を否応なく惹き付ける豊満ボディが多くの少年たちを悩ませていることをあかりは知らない。


あかり(まずったなぁ……最近、あんま寝れてなかったから……でも、本当のことを先生やみんなに話すわけにもいかないし……)


隣の席から向けられる淡い熱のこもった視線に気付かないまま、あかりは小さくため息をついた。
20 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 19:13:09.79 ID:sAPcxIvT0
◆  ◆  ◆


夜。駅から離れた閑静な住宅街を、一人の女が歩いていた。

等間隔に並ぶ街灯は頼りなく自身の足元を照らすのみで、その間の闇をより一層濃く浮かび上がらせた。

カツン、カツンと、ヒールの甲高い音が、彼女の焦りを表すかのように短く刻まれる。

彼女のもの以外に足音は聞こえない。辺りには、彼女以外には誰もいない。


(でも、いる……! 何かが、後ろを着いてきてる……!)


肩から下げたバッグの取っ手を強く握りしめる。

歩き慣れたいつもの帰り道のはずなのに、今日は確実に何かが違った。

いつもより肌寒い気がするのに、空気が澱んで纏わりついてくるように感じる。

考えすぎだ、考えすぎだと自分に言い聞かせても、心臓の鼓動は早まり悪寒を全身に巡らせていく。

もう耐えられない。

見えない何かに対する馬鹿げた恐怖を振り払うために、彼女はあえて勢いをつけて後ろを振り返った。

ほら、何もない。

何の変哲もない、見飽きた街並みが広がっているだけ。

……そうなるはずだったのに。
21 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 19:16:12.57 ID:sAPcxIvT0
「え……?」


広がっていたのは、闇だった。

どこまで続くか分からない暗闇。

まるで、世界が飲み込まれてしまったかのような。ここではないどこかへ繋がってしまったかのような。

その闇の向こう側に、白い面をした女の影。表情なんて見えない。

けど、目が合った。


「い、いやあああああぁぁぁぁああぁぁあああ!!!」

「オオオオオオオォォォォオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛……!!」


地の底を這うような低い唸り声。

彼女はその白い女に背を向けて、慌てふためくように駆け出した。

あれが何なのか、現実なのか幻覚なのか、そんなことを考えられる余裕もなかった。

恐怖に突き動かされ、彼女はただ一刻も早くその場から逃げることだけを考えていた。

と、走るために本能的に振り上げた腕が、何かに掴まれた。

彼女の腕を掴んだのは、女の髪だった。彼女はそれを、女の髪だと思った。

長く細い黒髪が、束になって彼女の腕を縛り上げていた。無数の黒い線が蠢く様に、彼女は生理的嫌悪と恐怖を覚えた。


「いや、いやっ、いやあああぁぁぁ!!」


半狂乱になりながら、彼女は泣き叫んだ。

もはや、正常な思考は失われていた。走馬灯を見るどころか、言語化できるレベルの考えを浮かべることもできなかった。

得体のしれない何かの気配が、首裏にまで迫っている感覚があった。

訪れたのは、心を押し潰すほどの絶望と死への恐怖。

見開いた目から涙を零す女の首筋に黒髪が巻き付き、そして――
22 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 19:18:47.29 ID:sAPcxIvT0
あかり「はぁぁ!!」

「ッ!?」


赤く煌めく円弧が、女の髪を切り裂いた。

焦げた煤の臭いが僅かに漂う。


あかり「もう大丈夫! 安心して!」

「あ、え……!?」

「オオオオオォォォオ゛オ゛オ゛オ゛!!」


突如現れた少女に、白い女は怒りの咆哮を上げた。

そんな女を怯むことなくまっすぐに睨みつけながら、少女――あかりは刀を構えた。

あかりの身体に宿る目に見えない力が高まっていく。

まるで炎のように揺らめいていたそれは、あかりの手にもつ刀に収束し、そして。

透き通った白刃が、闇を照らすほどの眩い紅を纏った。


「ウ、ウウゥゥゥ……!」


白い女が怯んだ。光を遮るように腕で白い顔を庇う。

人の理を超えた異形が、少女に対して明らかな恐怖を抱いていた。

あかりは躊躇わなかった。そのまま風を切るように駆け出す。刀の炎がさらに大きく揺らめいた。
23 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 19:22:05.73 ID:sAPcxIvT0
あかり「はぁぁ!」

「ギャアアアアァァァァア゛ア゛ア゛ア゛ッッ!!」


そして、刹那の間に、異形の身体は真っ二つに切り裂かれた。

怨念の籠った断末魔を残し、白い女は切り口から燃え広がった炎に飲まれ、灰と化した。


あかり「せめて、『むこう』では安らかに……」


その最期を見届けたあかりは、血振りのように勢いよく刀を振った。

炎が掻き消え、白刃が月光に煌めく。


あかり「……ふぅ、終わったぁ〜」


カチン、と刀を鞘に納める音がしたあと、あかりは気が抜けたような声を漏らした。

僅かに滲んだ額の汗を手の甲で拭う。深く息を吸い込むと、彼女の胸元に実った豊満な果実が揺れた。

あかりが身に着けていたのは、彼女のボディラインをこれでもかというほど目立たせるピッチリスーツだった。

夜に紛れるための黒を基調としたスーツだが、ラバー調の材質のせいで艶めかしい光沢が浮き上がっている。

そして、かつての楔帷子の名残として、太ももや胸の谷間などは網タイツに包まれていた。

彼女の極端に強弱のついた女性らしいフォルムのせいで、傍から見るといかがわしいコスプレの類にしか見えなかった。


あかり(代々受け継がれてきた忍装束を時代に合わせて最適化させてるって話だけど……こんなの、知り合いには見せらんないや///)


やや息苦しさも感じるほどバツンバツンになっている胸元のスーツをつまみながら、あかりは苦笑した。
24 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 19:23:35.43 ID:sAPcxIvT0
あかりの家系は、代々忍の術を受け継ぎ、闇より出でる異形『妖魔』を払う使命を帯びていた。

まだ二十歳にも満たない少女が背負うにはあまりにも過酷な使命であったが、妖魔に脅かされる人々を守りたいとあかりは自らの意志で戦いに身を投じたのだ。

あかりは、妖魔に襲われていた女の方を見やった。

女は道路に倒れていたが、規則的に呼吸を行っていた。


あかり(気絶しちゃってる……大きな怪我はないみたいで良かった)


だが、服に隠れている部分で内出血などを起こしているかもしれない。

あかりは腰に下げた巾着袋から御札を取り出すと、女の額に張り付けた。

御札が溶け、筆で描かれた文字だけが額に残った。

しばらくすると、その文字も肌に沁み込んでいくように消えていった。

これは、対象の治癒力を高めるとともに、少し前の記憶を夢か現か曖昧にする効力もあるお札だ。


あかり(今の世の中、何かあるとすぐネットで広まっちゃうもんね。最近は、なんだか妖魔もよく現れるようになった気がするし)

あかり(……嫌な予感がする。何も、起きないといいけど……)


あかりの表情が曇る。しかし、悩んだところで何も始まらない。

思考を切り替え、いつもの前向きな彼女に戻る。


あかり(この人、このまま放って帰るわけにいかないし、偶然通りかかったふりをして起こそうかな)

あかり(……と、とりあえず、この格好はなんとかしないとね///)



【プロローグ 完】
25 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 19:31:43.49 ID:sAPcxIvT0
あかりが戦う妖魔を決めます
特にテンプレは考えてないので自由で
妖魔や妖魔が憑りついた人間でもOK


↓1〜3でコンマ最大

(名前、見た目、能力、どんな悪いことをするか等)
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 19:35:41.72 ID:7aubAgpZo
擬態妖魔
他の妖魔(主に大暴れするもの)とセットで活動する
人間への擬態能力、媚薬毒の注入、怪我を装うなど
他の妖魔が暴れてる中一般人に紛れで救助に来た巫女を騙して油断したところを媚薬漬けにする
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 19:35:56.90 ID:evLzccbaO
金剛丸
でっぷりお腹以外はムキムキの鬼
見た目道理の怪力とタフネス
機嫌が悪いととにかく暴れる
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 19:37:14.33 ID:ERcnS7vz0
ゴーブリン
徒党を組んで人を襲う小鬼
一匹一匹は弱いがずる賢くチームワークを駆使してか弱い人間を襲う
命の危険を感じると命乞いを始めるが大体油断させる為のフェイクである
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 19:39:01.82 ID:7aubAgpZo
出してからですけど、>>26みたいに他とセットの場合ってモブ妖魔的なあれが出る感じですか?
というかそもそも他とセット前提の妖魔って投げてOK?
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 19:39:22.14 ID:R+ekO2Co0
鬼刀人
美しい大柄な男の鬼
弱きもの、堅気の者には手を出さず、むしろ窮地にあれば助けることすらあるが、
強い者、特に珍しい武器を持った者を見かけたときは嬉々として戦いを挑む
そのうえ勝ったときは戦利品として相手の武器を奪う
なお、あくまで勝負が目当てなので、勝ったとしてもあえて相手の命を奪ったりはしない
31 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 19:50:53.97 ID:sAPcxIvT0
>>29
>>26みたいな感じなら他の妖魔はモブにするか安価を取り直すかします
これぐらいなら全然OKですけど、複数の妖魔についての詳細な設定を一つの安価でとられるとどうしようかなってなるけど……

安価は>>27採用で。飯食うので空けます
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 19:54:18.24 ID:tUT7tG6A0
速報ってたまに投稿制限ギリギリの怪文書を安価で投げてくるやつがいるから注意いるかも
33 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 21:18:43.05 ID:sAPcxIvT0
妖魔の多くは夜を好む。

夜の闇に紛れやすいからか、はたまた闇を恐れる人の心に惹かれるのか。

少なくとも、多くの退魔の家系で古くよりそう言い伝えられてきたし、あかりの実体験としてもその傾向にあった。

あかりが担当する区域で妖魔が現れた場合、枕元に置いた鈴が鳴ることであかりはそれを知ることができる。

草木も眠る丑三つ時に鈴の音で起こされるのは正直堪えるが、しかし退魔士の事情で学校を休むことも辞めることも憚られた。

それでも、前は一、二週間に一度出るか出ないかといった様子だったので大して問題にはならなかったのだが。

ここ最近は、二、三日に一度は妖魔が現れるようになっている。

出てくる妖魔自体は大したことがないので『総会』ではまだ様子見ということになっているが、あかりはもやもやとした虫の知らせのようなものを感じていた。


あかり「授業中に寝ると怒られちゃうから、ちゃんと夜寝たいんだけど、なッ!!」ザシュ!

「ギャアアア!!」


今日も今日とて、あかりは妖魔と対峙していた。

代々受け継がれし祓魔刀『日輪』に炎を纏わせながら、迫りくる魑魅魍魎たちを一閃の下に屠り続ける。

一体一体は雑魚と言っていい。

数の多さに骨は折れるが、ただ生者への怨みのみで動く下級妖魔たちにチームワークという概念はなく、ただ順番に斬り伏せていけばよいだけだった。
34 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 21:23:12.64 ID:sAPcxIvT0
「ギチチチチチチ……!」

あかり「はんっ、ようやく親玉のお出ましってわけね!」


現れたのは、辺りの雑魚たちよりも遥かに大きな妖魔だった。

それはまるでムカデのようだった。その平べったい胴体の脇から人間の腕が無数に伸びており、波打つように規則正しく蠢いている。

その胴体も、よく見れば大勢の人間が圧し潰されて作られているように見える。


あかり(うげ!? なんて悪趣味なの! 妖魔ってこんなのばっかり!)


刀を構えるあかりにたいし、ムカデの妖魔は歯をギチギチと鳴らした。

緊張が高まる。

そして、あかりが妖魔に向かって駆け出そうとした寸前。

ムカデの胴体に、大きな風穴が開いた。


あかり「え……?」

「ギャアアアアアアァァァァア゛ア゛ア゛ア゛!!!」


妖魔が悲痛な叫び声を上げる。

のたうつように身を捩らせる妖魔の頭上に、何かが落ちてきた。

それはそのまま勢いを殺すことなくムカデの頭を踏み潰し、地面に着弾したと同時に辺りを大きく揺るがした。

空気が震えるほどの轟音が響く。その衝撃に、あかりは思わずよろめいた。
35 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 21:28:30.14 ID:sAPcxIvT0
ムカデの妖魔は、ピクリとも動かなくなった。辺りには、緑色の体液が無惨に飛び散っている。

即死だ。決して弱い妖魔ではなかったのに。

あかりは呆然と、降ってきたソレを見つめていた。

それは棍棒だった。黒光りする無骨な鉄の塊。

あかりの背丈ほどはある。先ほどの衝撃を考えても、どれほどの重さなのか想像もできなかった。

他の退魔士による援軍、ではない。あかりの知る限り、このあたりの退魔士にあんな武器を扱うものはいなかった。

それに、その棍棒に沁みついた、寒気がするほどの血の臭い……おぞましい、恐怖と怨嗟の残り香。


金剛丸「なんだ、もうお陀仏かよ。つまんねぇな」

あかり(言葉を……!? こいつ、ヤバい……!)


脂汗を滲ませながら、あかりは刀を構えた。荒くなっていく呼吸を、鍛錬で身体に覚え込ませた呼吸法でなんとか整える。

妖魔との戦いはいつだって命がけだ。だが、目の前の怪物が放つ死の臭いは、あまりに強すぎた。

現れたのは巨大な鬼だった。背丈はあかりの二倍ほどはあるだろう。

腹だけはでっぷりと肥えていたが、岩のような筋肉に覆われたその四肢は、まさに鉄の棍棒を振り回すにふさわしい怪力を持っているに違いなかった。
36 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 21:32:32.97 ID:sAPcxIvT0
金剛丸「ふぅん、お前がこのあたりを守ってる退魔士か……女だったか」

あかり「女だったら何だってのよ! 手加減でもしてくれるわけ?」

金剛丸「まさか。ぬるい殺し合いほどつまらねぇものはねぇ。ただ、女相手なら『愉しみ方』が変わるだろ?」

あかり「っ……! ふん、私はあんたを楽しませてやるつもりはないけどね!」

金剛丸「それでいい。あっさり終わるんじゃねぇぞ、こいつみたいにな」


ムカデの体液に汚れた棍棒を握りしめると、鬼はまるで金属バットを扱うような手軽さでその先端をあかりに向けた。

先ほど殺したムカデ妖魔の恐怖や怨嗟が、今までに屠られた者たちのソレと同じように棍棒に宿る。

あかりは、刀の柄を握る手に力を込めた。恐怖を抑え込み、勇気を奮い立たせる。

あかりの扱う霊力は生命力、精神力と直結している。気持ちで負けることはすなわち死を意味していた。

あかりの刀から上がる炎が小さく爆ぜた。

それが、殺し合いの合図となった。


【戦闘開始!】
37 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 21:50:58.36 ID:sAPcxIvT0
【戦闘ルール説明】


戦闘は安価とコンマで進めていきます。

戦闘は2ターン。各ターンは以下の流れで進めます。

↓1〜3 敵側の攻撃
敵側の攻撃を自由指定(エロでも普通の攻撃でも可)
基本全て採用。ただし内容によりずらす場合あり

↓4 あかりの反撃
こちらは指定なしでコンマ判定のみ


あかりの反撃コンマが敵の攻撃コンマを上回った場合はその攻撃は無効、
逆にあかりの反撃コンマを上回った敵の攻撃はすべて有効となります

敵の攻撃が有効になった場合のみ、あかりは(敵の攻撃コンマ − あかりの反撃コンマ)分のダメージを受けます。


例)
敵攻撃1 コンマ10: おっぱいぺろぺろ
敵攻撃2 コンマ20: おまんこぺろぺろ
敵攻撃3 コンマ30: おまんこぱこぱこ

あかり反撃 コンマ20:

敵攻撃1はコンマが20を下回るため無効、
敵攻撃2はコンマが20と同じ値なので無効、
敵攻撃3はコンマが20を上回るため有効! あかりはおまんこをぱこぱこされます
また、あかりは 30 − 10 = 20 のダメージを受けます


あと、ゾロ目補正として、
敵側でゾロ目が出た場合、攻撃が有効になったらコンマ分のダメージをそのまま受けます
あかり側でゾロ目が出た場合、敵のコンマに関係なく攻撃を全て無効にできます(ただし敵側でもゾロ目が出ていた場合は大きいほうが優先)


ターンは2回、あかりの体力は100です
あかりの体力が0以下になったらあかりの敗北、0にならずに2ターン耐えきればあかりの勝利です
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 21:53:15.90 ID:Aq/xQ2zY0
棍棒をおとりに腹パン
39 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 21:53:41.90 ID:sAPcxIvT0
>>37
さっそく例が間違えてる……
ダメージは30 − 20 = 10ですね


とりあえず始めてみます
細かいところは都度調整で


まずは金剛丸の攻撃指定
↓1〜↓3で自由指定(エロでも普通の攻撃でも可)
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 21:53:55.24 ID:whWp+m9ao
掴んで締め付け
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 21:53:59.51 ID:M/joqNNq0
挨拶代わりにムカデの妖魔を放り投げてフルスイング、あかりに肉の散弾をぶつける
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 21:54:31.98 ID:n5tzp/ODO
肉体を生かしたショルダータックル
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 21:54:45.22 ID:evLzccbaO
これどうなるんだろ
44 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 22:01:35.08 ID:sAPcxIvT0
例では↓4であかりの反撃って書いてるのに>>39でまずは↓1〜3って書いてしまった……
↓4の>>43は反撃クリティカルになるんですが……

まあ初回ということもありアレなんで、あかりの反撃判定だけこのレスの↓1でやり直します。
(敵の攻撃は>>40-42を採用します)

次からはあかりの反撃まで含め1つのレスで指定します


↓1 あかりの反撃(コンマ判定のみ)
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 22:01:57.67 ID:iCImVgqKO
はいよ
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 22:05:28.06 ID:M/joqNNq0
初手で血と肉でヌメヌメしてやろうと思ったが失敗に終わったようだ
47 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 22:49:08.81 ID:sAPcxIvT0
【攻撃1 24 VS 67 無効!  0ダメージ!】
【攻撃2 51 VS 67 無効!  0ダメージ!】
【攻撃3 98 VS 67 有効! 31ダメージ!】

【あかりの体力 100 → 69】



金剛丸「ははッ、行くぜ!!」

あかり「くっ……!」


鬼は腕力に物を言わせるように、鉄の棍棒を勢いよく振るった。

豪快なフルスイングに、空気が渦巻き轟音が響く。

振るわれた棍棒はそのまま、鬼の手元を離れあかりに向かって吹き飛んできた。


あかり「はぁ!?」


あまりにも滅茶苦茶な攻撃に、あかりは一瞬呆気にとられた。

一つしかない得物をわざわざ手放すなど、普通に考えればあり得ない攻撃だ。

だが、先ほどのムカデも投げ上げられた棍棒の投擲攻撃によって絶命したのだ。まったく予期できない攻撃というわけではなかったかもしれない。

いずれにせよ、完全に虚を突かれた形となったあかりは、対応が遅れてしまった。

棍棒はグルグルと回転しながら、物凄いスピードであかりに向かってきていた。

いくら霊力で強化しているといっても、あんな質量と速度の攻撃を真正面から受け止めれば、あかりも無事では済まないだろう。

あかりは全霊の力を込めて横に飛んだ。先ほどまであかりが立っていた場所を、すんでのところで棍棒が通り過ぎていく。
48 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 22:50:01.21 ID:sAPcxIvT0
金剛丸「貰ったぁ!!」

あかり「!?」


砲弾のような巨体が、眼前まで迫ってきていた。

生身の突進であるというのに、先ほどの棍棒よりも威圧感が勝っていた。

すでに、棍棒を回避するために全霊の力を使っている。さらにこの巨躯を回避する余裕などない。

このまま直撃し、身体がバラバラに弾け飛ぶ様を想像して、あかりの全身が一気に粟立った。


あかり(ダメだ、折れるな!! かわせないなら、やるしかない!!)

あかり「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!」

金剛丸「!?」


刀が帯びた炎が、あかりの叫びに呼応するように勢いを増した。

空気が爆ぜたことによる爆発力も勢いに乗せて、紅蓮の刃が鬼の喉笛目掛けて振るわれる。

眩い光が、二人の視界を遮った。


あかり「ガフッ!?」


吹き飛ばされたのは、あかりの方だった。

発育はよいものの年相応の少女の身体が吹き飛び、水切り石のように地面を跳ねた。

勢いよく地面の上を転がったのち、あかりはうつ伏せの状態で動きを止めた。
49 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 22:52:07.15 ID:sAPcxIvT0
あかり「ハァ、ハァ……ぐふっ……!」

金剛丸「ハハッ、なんだよ結構やるじゃねぇか!!」


ボロボロになり横たわるあかりとは対照的に、鬼は鋭い牙を覗かせながら獰猛に笑った。

鬼の肩から鎖骨あたりに賭けて、赤く燻る傷跡が刻まれていた。

灼熱の炎を纏ったあかりの刃は、その熱と鋭さにより鋼のような鬼の筋肉にも傷をつけることができる。

もし、鬼があと一歩深く踏み込んでいれば、あかりの心臓を潰したと同時に鬼の首も刎ね飛ばされていただろう。


金剛丸「ほら、立てよ! さっきのは大したことなかったろ! お前に勢いを殺されたからな!」

あかり「はぁ、はぁ……うっさいわね、今すぐ叩き斬ってあげるから待ってなさい」


そう吐き捨てながらフラフラと立ち上がったあかりに、鬼はさらに口元を大きく歪ませた。
50 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/07(土) 22:56:00.07 ID:sAPcxIvT0
立ち上がる時に支えとして使用した刀を、あかりは構えなおす。


あかり(チッ、何が大したことないよ……霊力とこの装束がなかったら、今頃骨と内臓がぐちゃぐちゃにされてたわ)


息をするだけで胸が痛む。とはいえ、荒く酸素を取り込もうとする本能的な動きを止めることもできなかった。

腕に力が入らない。刀を握る力が弱まっていることを悟られないように、揺れる刀身を必死に抑える。

視界が霞む。痛みと恐怖で涙が出そうになるのを、必死に堪える。

そうだ、怖い。怖くないわけがなかった。たった一撃でこれだ。次はもっと痛いかもしれない。死ぬかもしれない。

いくら闘いの日々に身を投じているといっても、あかりはまだまだ子供だった。やりたいことだっていっぱいある。

だけど。


あかり(こんな怪物を放っておいたら、どれだけの血が流れるか分からない……)

あかり(退魔士として、絶対に私が倒すッ!)


なんてことはない、かけがえのない日常に生きる人々の顔を思い浮かべ、あかりは強く柄を握りしめた。

鬼の方も、コンクリートの壁に突き刺さっていた棍棒を引き抜いて構える。


金剛丸「行くぜぇ!!」

あかり「来い!!」



【ターン2】

【体力 残り69】

これで体力が0になればあかりの敗北、耐えきればあかりの勝利です


↓1〜↓3 金剛丸の攻撃 自由指定(エロでも普通の攻撃でも可)


↓4 あかりの反撃(コンマ判定のみ)
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 22:57:21.68 ID:evLzccbaO
あかりを掴んで裸にひん剥く
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 22:57:44.43 ID:ERcnS7vz0
ちんぽでビンタ
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 22:58:12.31 ID:Ey/Dkbb9o
アッパー
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 22:58:35.95 ID:Aq/xQ2zY0
a
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 22:58:36.57 ID:shDCMZxAo
はい
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 22:58:43.94 ID:Zgc5Umew0
バカ野郎お前俺は勝つぞお前
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 22:59:50.30 ID:Zgc5Umew0
エロ攻撃を全て回避する対○忍の屑
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 23:04:18.14 ID:ERcnS7vz0
金剛丸さんにはガッカリだよ
59 : ◆XZwX3xWpyjRU [sage]:2019/09/07(土) 23:04:49.64 ID:sAPcxIvT0
あかりがすべての攻撃を防ぎ切ったところで今日はここまで
明日も書きます
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/07(土) 23:13:36.87 ID:M/joqNNq0
おつです
61 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 09:35:50.35 ID:e0lmynJ90
【攻撃1 68 VS 95 無効!  0ダメージ!】
【攻撃2 43 VS 95 無効!  0ダメージ!】
【攻撃3 31 VS 95 有効!  0ダメージ!】

【あかりの体力 69 → 69】


金剛丸「オラァ!!」

あかり「くっ……!」


反撃を恐れず猪突猛進してくる鬼に対し、あかりはバックステップで一定の距離を保ちながら棍棒を回避していた。

真正面から受け止めようとせず、刃の上を滑らせるようにして潰滅の一撃を反らす。

黒鉄との鍔迫り合いにより、祓魔の炎とは異なる火花が弾けた。

それでもなお、あかりの霊力によって強度が底上げされた刀には刃こぼれひとつつかなかった。


金剛丸「チィ! どうした、防いでばっかりか!? そんなへっぴり腰じゃつまんねぇぞ!!」


鬼の怒号が響く。あかりの刀を警戒して深く踏み込めないようだが、それが余計に鬼を苛立たせるのだった。

棍棒の速度が増す。すんでのところでかわしているはずなのに、あかりの薄いスーツに切り傷が刻まれていく。

覗いた白い肌に鮮血が滲む。もし掠りでもしたら、次は肉を削ぎ落されてしまうだろう。

あかりの心拍数が上がっていく。ただ、不思議と恐怖はなかった。

少しの失敗も許されない死闘の中で、極限まで集中力が高められていく。

芯が燃えるように熱い。宝石のような澄んだ瞳に、紅の炎が映る。
62 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 09:39:39.82 ID:e0lmynJ90
金剛丸「潰れろ!!」


鬼は棍棒を高く振り上げた。岩のような腕の筋肉が、さらに隆々と盛り上がっていく。


あかり(来た……! 大振りの攻撃!)


頭に血が上った鬼の一撃。今までよりも遥かに速く重い攻撃だが、あかりはそれを待っていた。

後ろに下がり続けていたあかりは、一気に鬼の懐目掛けて飛び込んだ。


金剛丸「ッ!?」

あかり「はあああぁぁ!!!」


まるで、炎の龍が天高く舞い上がるかの如く。

あかりは、目にも留まらぬ速さで炎刀を振り上げた。

ズシン! と地面が揺れた。

地に落ちた棍棒が倒れた。その柄には、丸太ほどの太さの鬼の腕が柄を掴んだ状態のまま残っていた。

肉の焦げた臭いが鼻を突く。

鬼が自身の腕を斬られたことに気付いたのは、その臭いの出所を理解した後だった。
63 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 09:42:55.30 ID:e0lmynJ90
プスプス、と断面から煤の弾ける音がする。断面が焼け焦げたことで、血が噴き出るということはなかった。


金剛丸「て、テメェェ!! う、腕を、人間ごときが……!」

あかり「どう? 私結構強いでしょ。お望み通り楽しめた?」

金剛丸「このッ……! 殺す! 殺してやる!!」


残った方の腕があかりに迫る。たとえ得物を失ったといっても、その片腕一つで小娘一匹程度、簡単に粉砕できる。

ただし、当たればだが。


あかり「ふっ……!」

金剛丸「こ、このっ……!」

あかり「はぁぁ!」


鮮烈な炎が煌めいた。

鬼の首が宙を舞い、主を失った巨躯は膝から崩れ落ちた。


金剛丸「ば、馬鹿な……! この俺様が、こんなガキに……!」


まさに鬼の形相を浮かべあかりを睨みつけていた妖魔は、やがて灰となり風に溶けていった。
64 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 09:44:58.56 ID:e0lmynJ90
あかり「……ふぅ〜、疲れた……」


あかりはぺたん、とその場に座り込んだ。バストに負けじと大きくなったお尻が地面に潰されわずかに弛む。

忍装束であるピッチリスーツはところどころ裂けていて、はち切れそうになった柔肉が背徳的な色気を醸し出していた。

とはいえ、このスーツがなければ今頃は見るも無残な痛々しい姿になっていただろうが。


あかり(すごい強い敵だった……あんなの、年に一度出るか出ないかよ……)


ということは向こう一年はあのレベルの敵は出てこないということだ、という考えはいささか能天気すぎるか。


あかり(ひとまず……あんな強敵に一人で勝てたなんて、私すごい! 自分にご褒美あげちゃお♥)


今は草木も眠る丑三つ時。

花のJKが帰りのコンビニで買ったスイーツを食べるにはあまりに冒涜的すぎる時間だが、あかりは普段の自分には結構甘いのだった。


【第一話 勝利!】
65 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 09:46:22.89 ID:e0lmynJ90
一戦目はあかりの勝利に終わりました。


次の敵を決めます
特にテンプレは考えてないので自由で
妖魔や妖魔が憑りついた人間等でもOK


↓1〜3でコンマ最大

(名前、見た目、能力、どんな悪いことをするか等)
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 09:46:36.58 ID:fsGatG1PO
名前
天宮 栞里(あまみや しおり)

見た目
各所に蠢く黄色い宝石(触手の眼)と赤黒い血管が浮かぶ触手が擬態したドレスと、触手の幼体を育てるための母乳を蓄えたOカップの爆乳に触手の卵を孕んだ苗床少女。元は暗紅色ロングストレートヘアーのBカップ・やせ型の小柄どこにでもいる普通の16歳の少女。

能力
身体能力の強化に加え、遠くの者には触手の毒液弾、近づいたら生体エネルギーを吸い取る針付き触手で襲い掛かる。触手の幼体を飛ばして直接寄生を狙ってくることもある。

どんな悪いことをするか
元々は困っている人々を救いたいと願う心優しい少女だったが、力が無い故に理想の自分になれない現実に絶望していた。
ある日寄触手の苗床として生きる事を強要する触手生物に寄生され、見返りに触手を操る力を持つ異形の少女となった。
非力だった自分が理想を叶えられる力を得た事で触手の虜になり、『みんなが触手と共生すれば妖魔に負けないようになって平和が守られる』という考えから他の女性に自らが産み育てた触手の幼体を寄生させようと襲いかかる。
あかりを同じ異形の存在にしようと目論んでいる。

67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 09:47:15.34 ID:FHqBvjsC0
幻影の妖魔

目についた人間の姿と能力と記憶をコピーする妖魔、コピーするのは一度しかできないため強い人間を狙っている
そしてコピー元の人間を屈服させて飼い、自身の血族の繁殖の母体とする
今回の場合はあかりの姿になる、ふたなり化ぐらいなら元の姿から可変可能
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 09:51:41.49 ID:iWZG2EIWo
>>26
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/08(日) 09:52:31.24 ID:1h1sl2Tx0
ヌルンバ
見た目は中年ハゲデブだが体術の達人
常時ヌメヌメの汗をかいており打撃や斬撃のダメージを滑らせ分散させてしまう
70 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 11:39:09.35 ID:e0lmynJ90
世の中には、退魔士でなくても『見える』者が稀にいる。

その多くも成長の過程で見えないようになるが、見えるまま大人になるものも僅かだが存在する。

ある者は異形への恐怖から逃れるため狂信に走り、ある者は磨り減る心を守るため異形を存在しないものとして扱った。

そして、その姿が見えることを妖魔に気付かれ、猫の玩具にされた虫のような悲惨な末路を迎える者もいた。

彼らの多くは人生を狂わされる。彼らはただ見えるだけで、妖魔を祓う力などないのだから。

力なき者にとって、異形は天災だ。抗うことなどできない。

たとえ、自身や自身の大切な人が死を迎えることになったとしても。

それを、耐えられない者がいた。悲劇を嘆き、人々を救いたいと願う者がいた。

そして、それを最悪な形で叶えることになる少女がいた。


◆  ◆  ◆


「いやぁ、いやぁぁぁあああ!!」


倒れ込んだ少女に、おぞましい何かが這い寄った。

赤子が母乳を求めるように、異形は少女の膨らみにちゅうちゅうと吸い付く。

少女の身の毛がよだった。恐怖と生理的嫌悪で膝がガクガクと震えた。

獣臭く生温かい息が少女の頬を撫でる。あまりに受け入れがたい現実に、意識が遠のきそうになる。

分厚くざらざらとした舌が少女の乳頭を転がす。少女の命の源が、異形に吸い取られていく。
71 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 11:41:30.96 ID:e0lmynJ90
あかり「はぁぁ!!」

「ギャアアアァァァ!!」


遠くから飛んできた御札が妖魔に張り付く。

それは瞬く間に発火すると、妖魔のみを紅蓮の炎で包んだ。

炎が消えた時には、妖魔は塵一つ残っていなかった。


「ぅ、うぅ……」

あかり(なんとか間に合った、けど……)


あかりは倒れた少女の元に駆けよった。

少女の瞳は虚ろだった。あかりが現れたことにも気付いていない。

命に別状はないが、生命力をいくらか削られているのに加え、異形に触れたことで精神にも深い傷が刻まれてしまっている。

あかりは苦渋に顔をしかめながらも、回復用の御札を少女に張り付けた。
72 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 11:44:30.81 ID:e0lmynJ90
「オオオォォォォオオオオ゛オ゛!!」

あかり「!? しまっ……!?」


あかりの背後から、先ほど祓ったものと同種の妖魔が飛び掛かってきた。

あかりは向き直ると、瞬時に刀の柄を掴んだ。不意打ちであったとはいえ、あかりの技量であれば抜刀は十分間に合う。

そして、あかりが目の前の妖魔を斬り伏せようとした次の瞬間。

横から飛んできた何かに射抜かれるようにして、妖魔が視界の端に消えていった。


あかり「え……!?」


妖魔が吹き飛んでいった方を見やる。

妖魔の横腹に風穴が開いていた。どうやら一撃で絶命したようだ。

濃い紫の粘液に塗れた穴からは煙が立っている。ジュウジュウと音を立てながら肉が崩れ、穴が広がっていく。

やがて妖魔は、まるで腐り果てたかのように形を保てなくなった。


あかり(毒……!? いったい誰が……!)
73 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 11:46:36.46 ID:e0lmynJ90
栞里「可哀想に……」

あかり「ッ!?」

栞里「化け物に襲われて……怖かったよね、苦しかったよね……」


現れたのは、派手なドレスに身を包んだ少女だった。

返り血を浴びたかのような赤黒いドレスに、猫の瞳のような悪趣味な宝石が散りばめられている。

あかりよりもさらに一回り大きな胸はかろうじて先端を隠しているといった様子で、まろび出ていないのが不思議なほどだ。

少女は、ゾッとするほどの妖艶な笑みを浮かべていた。

しかし、そのわずかに垂れた目元を見ると、その笑みはどこか彼女には相応しくないものに感じられた。

少女の視線はあかりではなく、その足元に倒れた少女に向けられていた。

異形に襲われていた少女を憐れみ、助けてくれたのか。

しかし。


あかり(この邪悪な気配……退魔士じゃない、この子、妖魔に取りつかれてる……!)

あかり「止まりなさい! あなた、一体何者!?」
74 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 11:49:10.51 ID:e0lmynJ90
栞里「あなたに力があれば、自分の身を守ることができたのに……」

あかり「ッ……!?」


血染めのドレスにスリットが入っていく。少女の青白く艶めかしい脚が覗いた。

スカートの裾がひとりでに持ち上がると、それはみるみる厚みを帯びていった。

それは、まさに触手だった。体表に浮かぶ血管が脈動し、黄色い瞳がギョロギョロと蠢く。

そして、先端から何かが勢いよく射出された。


あかり「はぁぁ!!」

栞里「……!」


倒れた少女目掛けて発射されたそれを、あかりは反射的に叩き斬っていた。

それは、足の裏ほどのサイズはあろうかというナメクジにも似た何かだった。

切断面から、どろりと紫色の体液が零れ出した。粘液に塗れて光沢を放つソレは、苦しむようにのたうっている。

生理的嫌悪感に、あかりの全身に鳥肌が立った。

あのヌメヌメとした異形に触れた時の肌の感触を想像してしまい、あかりは思わず身震いしてしまう。
75 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 11:52:55.64 ID:e0lmynJ90
栞里「私の、赤ちゃんを……!」

あかり(赤ちゃん、これが……? お、オエェ、きもぢわるい……!)


嫌悪感に支配されそうになった思考を頭を振って切り替える。

彼女は完全な妖魔ではない。生身の人間が、妖魔が寄生されてしまっているのだ。

いたいけな少女に巣食う卑劣な妖魔に対し、あかりは怒りを覚えた。

抜いた刀に、その怒りを表すかのような業火が宿る。

妖魔ごと少女を斬り伏せる、なんて選択肢はあかりにはなかった。


あかり(待ってて、必ず助けてみせる……!)

栞里「なんで邪魔をするの? 私はただ、みんなを守りたいだけなのに……」


【戦闘開始!】


↓1〜↓3 栞里の攻撃(敵の詳細は>>66
自由指定(エロでも普通の攻撃でも可)

↓4 あかりの反撃(コンマ判定のみ)
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 11:57:44.49 ID:nmaWAc+3O
触手でしばりつけ
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2019/09/08(日) 11:57:55.01 ID:jy0ydSnv0
小型のナメクジを乳首に憑りつかせて巨乳化させる毒を流し込む
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 11:58:38.24 ID:KU7pmZfSo
毒液弾攻撃
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 11:59:38.59 ID:17Bqqy5EO
はい
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 12:00:14.57 ID:OVf/jWo7O
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 12:08:24.83 ID:3a8CGbf20
この子つよない?
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 12:14:07.02 ID:VfkEvGOMo
ま、まだ序盤だがら…
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2019/09/08(日) 12:28:40.20 ID:FTmZz/cS0
楽しみは後に取っておけば良いんだよ、我慢した分楽しみも大きくなるだろ
84 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 15:27:49.04 ID:e0lmynJ90
栞里「あなたにも、この力の素晴らしさを教えてあげるわ……そうすればきっと、あなたも理解してくれる」


少女のドレスが捲れ上がり、その真の姿を見せた。

現れた無数の触手が、あかり目掛けて伸びていく。

触手はあかりの逃げ道を塞ぐように、縦横様々な角度から一斉に襲い掛かった。


あかり「はぁぁ!」

栞里「!?」


そのすべての攻撃を、あかりは一太刀で捌いてみせた。

目にも留まらぬ達人のような斬撃。

円弧を描いた紅が触手の先端を斬り落とし、その切断面に業火を纏わせた。

触手たちが、悶え苦しむように蠢く。


栞里「チィ……!」


触手の少女は舌打ちをしたと同時に、右手をあかりに向けて掲げた。

袖が綻び、赤黒い触手に分かれると、それらの先端から粘性を帯びた毒液が放たれた。

それはまさに弾丸だった。発砲音もなく放たれたそれは、瞬きするほどの間もなく標的に着弾するだろう。

たった数滴肌に触れれば巨象であろうと倒れ込む。絶対不可避で防御不能な必殺の毒槍。

あかりはそれを、刀を横に薙ぐことで容易く防いだ。

祓魔の炎に焼かれた毒液は、刀身に触れることなく一瞬で蒸発した。

切り札をあっさりを防がれてしまったことに、少女の瞳が驚愕で見開かれる。
85 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 15:30:40.54 ID:e0lmynJ90
あかり「悪いけど、私にはそんな力必要ないわ……あなたにも、そんな力は必要ないはずよ」

栞里「だ、黙れ黙れ黙れッ!! 私にはこの力が必要なの! みんなを助けるための力が!」

栞里「もう嫌なの! 化け物に怯えて傷ついていく人たちをただ見てるだけなのは!」

栞里「この力があれば、化け物たちとも戦える! もう誰も、化け物たちになすがまま殺されていくこともなくなる!」

栞里「どうしてそれが分からないのよッ!!」

あかり「……そういうことだったのね」


あかりは理解した。

少女が本当は心優しい普通の女の子であったことを。

そして、その無垢すぎる優しさを卑劣な妖魔に利用されてしまったということを。


あかり「許せない……!」


あかりは、鋭い目つきで少女を――少女に巣食う妖魔を睨みつけた。

今の彼女の姿は、まさに彼女が恨んでいる化け物そのものだ。

蠢く触手のドレスに憑りつかれた少女の精神は、今もなお妖魔に蝕まれつつある。

こんなおぞましい力が、誰を助けるための力であるはずがない。


あかり「あなたは、絶対に私が助けてみせる!」

栞里「黙れ! 私を助けることができるのは、私が持つこの力だけだ!」
86 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 15:34:07.34 ID:e0lmynJ90
【ターン1終了】

【攻撃1 49 VS 59 無効!  0ダメージ!】
【攻撃2 01 VS 59 無効!  0ダメージ!】
【攻撃3 24 VS 59 無効!  0ダメージ!】

【あかりの体力 100 → 100】



【ターン2】

【あかりの体力 残り100】

ターン1を無傷で乗り切ったあかり
このターンで体力が0になればあかりの敗北、耐えきればあかりの勝利です


↓1〜↓3 栞里の攻撃(敵の詳細は>>66
自由指定(エロでも普通の攻撃でも可)

↓4 あかりの反撃(コンマ判定のみ)
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 15:36:28.69 ID:eMDI6q6RO
針触手でエネルギー吸収攻撃
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 15:36:47.88 ID:3a8CGbf20
大きい触手を囮に細く鋭い触手で不意打ち
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 15:40:15.05 ID:/idCyOlLo
触手で縛り上げる
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 15:40:36.83 ID:BKXJq5tQO
はい
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 15:51:37.31 ID:3a8CGbf20
やっぱり強いんですけどぉ
きっとアナルは弱いはず、忍者だし(偏見)
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2019/09/08(日) 15:55:56.57 ID:FTmZz/cS0
今回が無理なら次の怪人に期待しましょう
93 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 17:22:01.62 ID:e0lmynJ90
栞里「オオオオォォォオ゛オ゛オ゛オ゛!!」


触手でできたドレススカートの裏側から、さらに触手が伸びてきた。

僅かに見えていた少女の脚も見えなくなり、下半身が完全に触手に覆われる形となる。

うじゃうじゃと這い出てきた触手は互いを捕食するように絡み合い、そして、数本の巨大な触手となった。

見上げるほどの高さまで伸びたそれは、人を悠々と飲み込めるほどの巨大な大蛇に見えた。

死そのものを連想させる、血で染まったような赤黒い体表に、無機質な黄色の瞳が蠢いている。


あかり(あれは、そう簡単には斬り落とせなさそうね……!)


あかりを見据えて頭を垂れていた大蛇たちが、一斉にあかりに襲い掛かってきた。

重力による自由落下の勢いも利用して、あかりを吹き飛ばさんと凄まじいスピードで迫る。


あかり「ふっ……! はぁ……!」


あかりはそれを、刃で滑らせながらステップを踏んで回避した。

鮮やかに煌めく紅に彩られたあかりの剣さばきは、まるで優雅な舞いにも見えた。

グネグネと動きを変えながら迫りくる触手を、あかりは冷静に観察し紙一重でかわしていく。

そうしながらもあかりは、わき腹を掠める触手に炎刀の切っ先を突き立てることで、最小限の力で触手を切り裂いていく。

それで触手の動きが鈍ることはなかった。だが、どこかで必ずチャンスが訪れることを信じて、あかりは刀を振るい続けた。
94 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 17:25:41.19 ID:e0lmynJ90
呼吸すら忘れそうになる。

極限の集中の中で、あかりは決して焦らず、勝利への糸口を手繰り寄せようとしていた。

額に滲んだ汗が頬を伝い落ち、炎熱により一瞬で気化した。


あかり「ガフッ!?」


それは唐突に訪れた。

巨大触手を回避することに全神経を注いでいたあかりは、宿主の少女から一瞬目を離してしまった。

その隙を突かれたのだ。

あかりの太ももに、細い触手の先端が突き刺さっていた。

忍スーツの破邪の障壁を突き破ったその針から、麻痺性の毒が一気に注入される。

あかりの視界がグラリと揺れた。全身の筋肉が強張る。

集中が途切れ、アドレナリンにより無視できていた疲労が一気にのしかかってきた。


栞里(もらった……!)


少女は、巨大な触手を頭上高くまで振り上げた。

このまま地面に叩きつけてやろう。多少身体が壊れても大丈夫、この触手を宿してやれば欠損ぐらいいくらでもまかなえる。

彼女ほどの優れた母体であれば、より強力な『子』を産み育てることができるだろう。

そうすれば、もっと多くの人に力を分け与えることができる。理想に一歩近づける。


栞里「終わりよ!」


来たる未来に胸を膨らませながら、少女は手を掲げた。理想を妨げる悪の退魔士に終わりの鉄槌を下そうとする。
95 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 17:28:05.53 ID:e0lmynJ90
あかり「おおおおぉぉぉおおおおッ!!」

栞里「!?」


あかりが咆哮を上げたと同時に、刀の炎が一際大きく燃え上がった。

空気が爆ぜ、刀が勢いよく振り下ろされる。弛緩したあかりの腕では、その勢いを止めることはできなかった。

炎を帯びた刃は、そのままあかりの太ももに深く食い込んだ。


あかり「ガアアアアァァァァア゛ア゛ア゛ア゛!!」

栞里「は、はははっ!! 馬鹿ね、毒の触手じゃなく自分の脚を斬っちゃうなんて!」

あかり「いや、いいのよこれで……!」

栞里「なっ!?」

あかり「ああああもう! これ、めっちゃくちゃ痛いっ!! おかげで、身体の痺れなんてどっか行っちゃったわ!」

栞里「そんな、滅茶苦茶な……!?」

あかり「オラァァ!!」

栞里「きゃあっ!?」


あかりは、自身の太ももに突き刺さった触手を掴むと、それを強引に手繰り寄せた。

向かい側に繋がれた少女の華奢な身体が、勢いよくあかりの元に吹き飛んでいく。

驚愕に目を見開く少女に対し、あかりは歯を食いしばりながらも不敵に微笑んだ。

浄化の炎に焼かれた血液が、あかりの全身を巡っていく。

全身がグツグツと煮え滾るように熱い。あかりの瞳に紅の炎が宿る。
96 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 17:30:21.58 ID:e0lmynJ90
栞里「こ、この……! ふざけるなッ!」


呆気に取られていた少女は正気に戻ると、あかりに引き寄せられながらも触手を放った。

あかりはそれをかわさなかった。否、かわせなかった。脚が痺れて、もうその場から動くことができなかったのだ。

だからあかりは、前のめりに倒れるようにして、額を少女に突き出した。


あかり「おおおおおおぉぉぉぉぉおおおおお!!!」

栞里「ガッ――!?」


ゴチン! という鈍い音とともに、あかりの頭突きが炸裂した。

今まで一度も食らったことのない脳を揺るがす衝撃に、少女は白目を向いた。

少女の指示に従い動いていた触手たちが、一斉に蠢き出した。

宿主の脳からの指令が突然シャットダウンしたのだ。危険を感じ取った触手は、宿主からの緊急脱出を試みた。

少女の不自然なほどに巨大な乳の谷間から、ハリガネムシのような細い触手が飛び出した。


あかり「地獄で悔い改めなさい。卑怯者」

「キュッ――」


あかりが刀を振るう。触手は呆気なく燃え尽きた。

巨大な触手は先端からボロボロと崩れていき、宝石のような瞳はひび割れ粉々に砕けていった。

悪趣味なドレスが消え去り、宿主だった少女は一糸まとわぬ姿となった。
97 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 17:31:25.82 ID:e0lmynJ90
栞里「……」

あかり「はぁ、はぁ……」


栞は震える手で、腰巾着から御札を取り出した。

指の隙間から滑り落ちた御札は、足元で倒れている少女の腹に運良く張り付き、少女の身体に溶けていった。


あかり「はぁ、はぁ……頭いったー……」

あかり「ていうか、ヤバい……無茶、しすぎ、た――」


ついに限界が来たあかりは、糸が切れたようにその場に崩れ落ち気を失った。

しかし、その顔には僅かな安堵の表情が浮かんでいたのだった。



【ターン2 終了】


【攻撃1 69 VS 83 無効!  0ダメージ!】
【攻撃2 88 VS 83 クリティカル!  88ダメージ!】
【攻撃3 05 VS 83 無効!  0ダメージ!】

【あかりの体力 100 → 12】


【第二戦 勝利!】
98 : ◆XZwX3xWpyjRU [saga]:2019/09/08(日) 17:33:03.80 ID:e0lmynJ90
クリティカルが出て若干ピンチでしたが無事二戦目もあかりの勝利で終わりました。


次の敵を決めます
特にテンプレは考えてないので自由で
妖魔や妖魔が憑りついた人間等でもOK


↓1〜3でコンマ最大

(名前、見た目、能力、どんな悪いことをするか等)
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2019/09/08(日) 17:33:16.20 ID:FTmZz/cS0
名前 娼婦の幽霊達

見た目 娼婦の格好をした7人組の幽霊達

能力 精気吸収(エナジードレイン)と自分達の死の原因になった性病の梅毒を感染させる事が出来る

どんな悪い事をしてるか 100年前の日本で貧しい生活の為に娼婦になりそして性病の梅毒になって死んだ
            少女達の霊が合わさったて悪霊になった。
            歓楽街に出没して自分達を買った客からお金の変わり生命力(エナジー)を吸い取って殺している
            エナジーを吸い取られた客はミイラのように干からびた状態で発見されている
            
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 17:46:23.41 ID:VfkEvGOMo
闇落ちした>>6
夜な夜な辻レズレイプしている
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/09/08(日) 17:47:42.11 ID:t8hLR2m1O
赤羽 弘(あかばね ひろむ)
身長185cm程度。筋肉質な体つき。外見はスーツを着たナイスミドル。
紳士的な振る舞いだが、その正体は鬼であり人の赤子と取り替えられた所謂チェンジリング(取り替え子)である。
暗示、催眠に長け、自分を最愛の夫や父親などと誤認させ、托卵(自分の子供を赤の他人に生ませる)や誘拐している。
ラブラブ夫婦プレイも好きだし近親強姦プレイも好き。
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