他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報R
更新
検索
全部
最新50
【安価】ヤク中ロッカー「異世界転生だぁ?ファァァック!!」
Check
Tweet
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/24(火) 13:10:31.57 ID:Zuv+p6zA0
高コンマで兵士や門番が塩対応なのは
一方で最強の様子が……とかだったりしたのかな
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/12/25(水) 12:21:21.59 ID:76oNux+m0
>>374
女軍人の時も高コンマが外れっぽかったし単純に敵対確定だったんちゃうか
いずれにせよ好結果になりそうなのは朗報
376 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:32:19.68 ID:sLTFjZT80
>>354
(訂正)
○最強騎士のプロフィール
・ 性別:女性
・ 年齢:10代後半
・ 髪型:黒髪ロングのツインテール。ポニテだったり、髪を下ろしたりしてる。
・ 身長169センチ
・ スリーサイズ:バスト95/ウエスト57/ヒップ89
・性格:生真面目で頑固。一方で、女らしさに憧れてる。
・ 趣味:お茶会に料理。コスプレ。ファンシーグッズ集め。
・ 幼いころの夢:喫茶店の店員か、屋敷でメイドをやる事。
※生い立ち
・ 母の様に、お淑やかな女性になるのが夢だった。だが父に似てしまった。
・ 剣術が天才的で、体術や魔法も優秀。
・ 周囲に祭り上げられる様な形で、強引に軍の学校に通わせられた。
・ 現在、ある人物に恋してる。
・ 一途な恋愛に憧れてる。
377 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:34:01.99 ID:sLTFjZT80
門番隊「ヒャッハアア!!!最高だぜ!!!」
兵士約500人「ウオォォォォ!!!俺達一生ついてくぜロックキング!!!」
最強騎士「」
将軍「バカな!?」
ヤク中「センキュ!センキュゥウゥ!!」
門番隊&兵士500人「ウオォォォォォ!!!」
ヤク中「オレの音楽をもっと聞きたいか!?」
門番隊1(駄目だ、任務を…いや、ノッて仕舞った時点で、処分は目に見えてる)
門番隊2(重罰を免れん。だが今、そんな事を気にするよりも…)
門番隊3(もっと、あの怒り狂ったあの音楽が聞いてみたい!)
門番隊4(新しい人生を切り開こう)
門番隊「我らもついて行く。もっと聞かせてくれ。狂った音楽を!」
将軍「正気か貴様ら!?」
兵士500人「将軍。そして我らが王に告ぐ。本日を持って亡命する」
兵士500人「今日から我らの主君はロックキング!心から忠誠を誓う!」
兵士500人「ロックキング!ロックキング!ロックキング!ロックキング!」
ヤク中「オーケェイ、お前たち最高にクールだぜ!」
最強騎士「」アゼン
将軍「貴様ら!この裏切り者めが!!」
378 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:35:06.84 ID:sLTFjZT80
門番隊&兵士500人「ウオォォォォォォ!!!」
ヤク中「フハハハハハハ!!!」
ヤク中は両腕を振り上げ、ガッツポーズを決める
ヤク中(しかし、数万人押し寄せてきた兵士の内)
ヤク中(オレの作った曲を、理解してくれたのは、兵士約500人と門番隊4名か)
ヤク中(コアなファンが出来たのは、嬉しい限りだが)
ヤク中(前世はロックスターだったオレとしては物足りん結果だ)
ヤク中(さっき演奏した曲は、バンド初期の物だったが)
ヤク中(あの頃は、ガチのデスメタル曲がメインだったしな)
ヤク中(セカンドアルバム以降の、メロディックなデスメタル曲の方が万人受けしたかな?)
ヤク中(でもまあコアなファンは、必要以上に尽くしてくれるし)
ヤク中(何より変人が多いのが、最高に良い点だ)
ヤク中「さて…これからすべきことは、まず」
379 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:36:51.15 ID:sLTFjZT80
ヤク中「奴隷代表は…おい、そこのお前で良い」
奴隷代表「はい」
ヤク中「次に…そこの憲兵」
裏切り憲兵代表「はい!」
ヤク中「お前達に伝言を」
ヤク中「この門を出て、ひたすら真っ直ぐ歩み続けろ」
ヤク中「すると海が見えてくる。船に乗ってまっすぐ進め」
ヤク中「オレは魔法で乗り物を作り、猛スピードで1ヶ月でこの国に辿り着いた」
ヤク中「ゆっくり行くと、どれだけ時間が掛かるか分からんが」
ヤク中「少なくとも3ヶ月か、4ヶ月あれば…伝説の南国島へと辿り着くだろう」
ヤク中「南国島の奥地に、オレの国がある」
裏切り憲兵代表「南国島…あの都市伝説の美女村…」
ヤク中「違う、実在するんだ。美女村は」
奴隷代表「マジで実在するのか、あの美女村が…信じられん」
ヤク中「道中は、どういう訳か魔物がいない」
ヤク中「害獣は多数いるが、食糧調達には持ってこいだ」
ヤク中「それと道中には川もある。野には山菜もある」
ヤク中「色々と無茶を言うようだが、先に出国しててくれ」
ヤク中「門番隊も、奴隷たちと亡命に同行し、彼らを守ってくれ」
門番隊「仰せのままに!」
380 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:37:52.43 ID:sLTFjZT80
裏切り憲兵代表「ロックの大将は一緒にこないのか?」
ヤク中「数百人の兵士たちが、オレについて行きたがってるが」
愛国兵士1「この売国奴!」
愛国兵士2「裏切り者!」
ドス!ドガ!バキ!
裏切り兵士「ぎゃあああ!?」
ヤク中「亡命どころか、このままでは仲間にリンチされた挙句、王から重罰を下されるだろう」
ヤク中「オレが救う」
裏切り憲兵代表「なら、俺達も加勢を!」
ヤク中「……ロックキングダムの『国王』として命令する」
ヤク中「今すぐ、奴隷たちと共に出国せよ。今すぐにな!」
裏切り憲兵たち「……!!」
裏切り憲兵代表「わかった。そのかわり、必ず生きて帰ってきてくれよな!」
ヤク中「ああ!」
381 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:38:55.53 ID:sLTFjZT80
奴隷代表「キング…本当にありがとう」
ヤク中「例なら互いに無事、美女村に辿り着いてからにしろ」
露出狂ビッチ「必ず追いついてきてよ!最初にセックスするのウチだからね!」
精子マニア「フェラの一番絞りを飲ませてもらうのはウチだよ。必ず戻ってきてよね!」
ヤク中「しっかり溜めておくから安心しろ。もっとも既に臨界点ではあるがな!」
女軍人「」
裏切り憲兵1「彼女の事は我らにお任せを」
ヤク中「頼んだぞ。オレは早くその子とセックスしたくて堪らないんだ」
ヤク中「さて…コアな彼らを救わねば」
ヤク中「さあ行け!自由を手に入れろ!」
奴隷たち「うおおおおおお!!!」
ドドドドド
将軍「行かせるか!皆のもの!突撃!」
兵士たち「うおおおお!!!」
ヤク中「おっと行かせないよ」
ヤク中「オレなりの結界!!」
赤い色の魔方陣が浮かび、結界が張られる。
円陣の真ん中に、ニヤリと笑う羊顔の絵と、赤文字でロックンロールと書かれている
将軍「くっ…!」
ヤク中「そろそろ、固有結界もタイムアウトかな」
楽器隊使い魔「じゃあな!わが主よ!」
ギャラリー使い魔「センキュウゥゥ!わが主!」
全員「っ!?元の世界に戻ってきた…」
スタジアムと使い魔は消え、元の背景に戻る
ヤク中(だいぶ、魔力を消費してしまった)
ヤク中(どうやってこの場を切り開いていくか…)
382 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:39:57.67 ID:sLTFjZT80
最強騎士「ようするに、貴様を倒せば道が切り開かれる訳だな?」
ヒュンッ
最強騎士の姿が消える
ヤク中「っ!!やば、速すぎて見えない!」
ヤク中(どこからくる!?)
ヤク中(……っていうか、女の子と闘いたくないんだが)
ドス!
ヤク中「グッ!!」
ヤク中(相変わらず峰打ちか…とは言え、このダメージは大きいぜ…!)
最強騎士「……一撃で決めないのは、何の為の革命か聞き取るためだ。勘違いするなよ?」
最強騎士「どの道、貴様の極刑は免れない」
ドス!ドス!ドス!
峰打ちで叩いて激しく攻撃する
ヤク中「ぐっ…!おい、こちとら剣術レベルは低いんだぞ!ちょっとは手加減しろ!」
ドス!ドス!ドス!
ヤク中「痛っ!痛いってば!ぐぅぅ!!」
383 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:40:34.54 ID:sLTFjZT80
しばらくの間、最強騎士の峰打ち攻めを、ひたすら耐える
ヤク中「がっ!ぐぅっ…!」
ドス!ドス!ドス!
最強騎士「ぜぇぜぇ…意外と、打たれ強いんだな」
最強騎士「峰打ちとは言え、一撃で気絶させる想いで、攻撃をしてるんだが」
将軍「我慢ならん!もう殺してしまえ!」
最強騎士「国王様より、必ず捕らえるようにと命令があります」
将軍「っ!!ならば、我らも殺さない程度に、加勢を」
最強騎士「大丈夫だ、もう敵は限界を迎えている」
血とアザだらけになったヤク中は、ダメージの蓄積で全身をガクガクと震わせている
ヤク中(やはり剣術は駄目だ。かといって武術が長けてる訳でもない)
ヤク中(何か魔法で…良いアイデアは…)
ヤク中(魔力はだいぶ使ってしまった。どうする…)
384 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:43:20.79 ID:sLTFjZT80
ヤク中「……」
ヤク中「ほわああああ!!!!」
雄叫びとともに、ヤク中の顔面が白塗りになる
目元が黒く塗りつぶされ、フェイスペイントが施されていく
全員「っ!?」
バサッ!バサ、バサ、バサッ…
さらに黒い翼をはやす
ヤク中「良かった…KISS風デビルモードに、変身できる魔力は残っていたようだ!」
バサ!バサ!バサ!
全員「なに、宙に浮いてる!」
ヤク中「ハハハハハ!説明しよう」
ヤク中「デビルモードになってる時は、空も飛べるし、身体能力と魔法攻撃が跳ね上がるのだ!」
ヤク中「でもまあ殺人はする気はないし、トンズラこくか」
最強騎士「させるか」
ヤク中「ゲッ!?ジャンプ力凄くねキミ!?ここだいぶ高いぜ!」
最強騎士「身体能力が高まってるなら…容赦しない」
最強騎士「魔力を帯びた…『かまいたち』」
最強騎士は空中で、刀を振り下ろす
同時に、目に見えない斬撃が、ヤク中へと飛んでいく
ズバァァ!!
ヤク中「ぐぅぅ!!」
ヤク中の上半身が切り刻まれ、血を出だす
385 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:44:05.26 ID:sLTFjZT80
ヤク中「おいおい、ダメージ蓄積してんのに…」
フラフラと地上へ落ちていく
ヤク中「ぐっ!」ドサッ
ヤク中「あんな大技、卑怯だわ」
デビルモードから、元の人間の姿に戻る
ヤク中「」ガクッ
将軍「首謀者を捕らえよ!!」
兵隊たち「はっ!!!」
あっと言う間に取り押さえられる
最強騎士「……」
最強騎士(どうせ私は、間も無く軍を引退する身)
最強騎士(王の命令を無視し、この変態革命首謀者を殺しても良かった)
最強騎士(だがなぜか、殺す気にはなれなかった)
最強騎士(秩序を乱し、悪趣味で下劣な変態なのに…なぜだろうな)
最強騎士(イケメンだから?いや全く関係ない。本当に何故だろうか)
386 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:46:13.04 ID:sLTFjZT80
王の間にて
最強騎士「首謀者は捕らえました」
将軍「一応、軽い応急処置をし、いつでも尋問できるようにはしました」
ホワイト王国・国王「そうか、よくやった」
威厳をはなちつつ、頷く国王
国王「尋問は勿論する。だが」
国王「奴隷を逃した代償はでかい。国力の生産に響く」
国王「処刑は必ず行う。それもすぐにな」
最強騎士「……」
国王「ああ、それとわが国の最強の騎士よ。非番の所わるいな」
国王「キミももうすぐ、全てのミッションを終える。その後は引退だからな」
国王「次の最強の称号は『女軍人』に授けようと思うが、どうだろうか」
最強騎士「あの娘…でなくて彼にはまだ早いと思いますが、王がそう仰るなら」
387 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:46:55.41 ID:sLTFjZT80
国王「話は変わるが」
国王「もうすぐ、勇者チートが帰ってくるぞ」
最強騎士「え…」
将軍「ほう!では、魔王軍四天王の1人を倒したと」
国王「ああ。ちょうど知らせが届いてな」
最強騎士「そ、そうですか…」モジモジ
最強騎士「……」
最強騎士「国王」
国王「ああ、わかってる。残された幾つかの任務を終えたら」
国王「軍隊を引退だろう?」
最強騎士「はい」
国王「そして、勇者チートの側で一緒に戦うと」
最強騎士「はい、旅にでます」
388 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:47:36.42 ID:sLTFjZT80
〜どこかの道中で〜
勇者チート「もうすぐ懐かしいホワイト王国だ」
エリート魔法使い♀「懐かしいと言っても1年ぶり位でしょ?」
エリート格闘家♀「本来なら相手は四天王だし。こんなに早く闘いが終わるなんて…」
勇者チート「ホワイト王国に戻り国王に会って」
勇者チート「そのあと、最強騎士さんにも会わないと」
エリート魔法使い♀(ああ、また恋敵にあうのか…)
エリート格闘家♀(はぁぁ、また恋のライバルと…)
勇者チート「今度、彼女もウチのメンバーに来ないか誘ってみようか」
エリート魔法使い♀「ああ彼女なら、もうその気だと思うわ」
勇者チート「え、そうなの?」
エリート格闘家♀「彼女は幾つかミッションが残ってて、それを終えない限り、軍を辞めてならないと国王から命令されてたのよ」
エリート格闘家♀「本当は去年の時点で、とっくに軍をやめて、うちのパーティーの一員になるハズだった」
勇者チート「そうか、言ってくれれば俺達も、騎士さんを助けたのに」
389 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:49:16.03 ID:sLTFjZT80
(次の日・牢獄にて)
ヤク中「……」
ヤク中「ファッキュゥゥ!!!捕まっちまった!!!」
ヤク中「なんか前にもあったな、こんな展開」
ヤク中「前は隣に、クイーンの色白が付き添ってくれたしな、そこまで絶望しなかった」
ヤク中「あ、でもあの時はドラッグ断ちの禁断症状で、だいぶ病んでたな」
ヤク中「まあいい、これからどうしようか」
コツコツ、コツコツ
ヤク中「む、見張りか」
見張り「……」
見張り「ロックキング、お目覚めでしょうか?」
そういって見張り兵士は、片膝を尽き、忠誠を誓うポーズを決める
ヤク中「っ!!お前、おれのファンか?」
見張り「はい、昨日はあの広場にかりだされてました」
見張り「見張りの自分がなぜ…と思いながら、現場へいくと、聞いた事もない刺激的な音楽が聞こえてきて…それからは貴方の虜です」
390 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:52:15.64 ID:sLTFjZT80
ヤク中「状況は?」
見張り「部隊はいくつかに手分けして、国外へ派遣してます」
見張り「任務は、裏切り者達と奴隷探索です」
ヤク中「いつから?」
見張り「明朝から」
ヤク中「そうか。だいぶ時間もたっている。少しは安心できる」
見張り「もしもの時は、奴隷の護衛に屈強な門番隊、優秀な憲兵もいますからね」
見張り「じつは他にも…いま新しいテロ組織が急務結成されまして」
ヤク中「テロって…物騒な事言うな。テロはトラウマなんだよ」ドキッ
見張り「…?そうですか」
見張り「実はその反乱組織は、貴方を支援する軍隊です」
ヤク中「まだおれのファンがいたのか」
見張り「あの刺激的な音楽を聞いて、興奮を隠してた者達です」
見張り「彼らは本日中に牢獄を襲撃します」
見張り「ロックキングと、貴方の音楽に惹かれた、変人兵士500人を解放を目的とします」
ヤク中「そうか、んじゃまた革命が始まるのか」
見張り「はい、真夜中に行われる予定です」
ヤク中「うむ、極力殺人は控えるように言っておけ」
見張り「はい」
391 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:54:02.01 ID:sLTFjZT80
見張り2「た、大変だ!」
ヤク中「ん、別な見張りか。お前もオレのファンか?」
見張り2「はい、初めましてロックキング」
見張り2「大変です!あなたの処刑が決まりました…!」
ヤク中「いつ?」
見張り2「い、いまから…」
見張り「はっ!?いくら何でも早すぎだろ!王からの尋問は!?」
見張り2「尋問は闘技場で、バトルを行う前に王より、公開尋問するそうです」
ヤク中「バトル?」
見張り2「はい、死ぬまで行われるデスゲーム。エリート兵士や猛獣を相手に、どこまで生き残れるか」
ヤク中「またまた…どっかの漫画で聞いた事ある展開だなそりゃ」
ヤク中「まあ決闘なら受けて立つぜ」
見張り1「反乱部隊にロックキングが処刑される事を伝えないと」
見張り2「もうすでに、反乱部隊には知らせてある」
見張り2「いま闘技場に、『真面目な兵士』として扮している」
ヤク中「フフフ、カオスな展開になりそうだ」
ヤク中「せっかくのバトルだ!楽しんでいこうぜ!」
392 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/03(金) 16:55:04.34 ID:sLTFjZT80
あけおめ。今日はここまで
○状況整理
・ 一部兵士と奴隷組は、まっすぐ亡命中
・ いくつか国外へ奴隷探索の派遣部隊を送っている
・ チート勇者が帰還
・ ヤク中、闘技場で公開処刑デスゲーム執行
勇者チートは文字通り強いけど、弱点もあるテンプレチートな勇者です
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/03(金) 17:11:10.40 ID:JSMiYZCt0
ワオ久しぶりにめっちゃ楽しかった。
支援。
394 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:36:15.30 ID:KUpUZFsL0
【闘技場にて】
観客「うおおおおおおおお!!!!」
ヤク中「わお!随分と賑わっているな」
兵士「早く歩け!」ゲシッ
ヤク中「おいおい、蹴り飛ばすじゃねぇよ」
観客1「おお…あれは例の罪人か」
観客2「ん?あの全身真っ黒の服…どこかで」
観客3「あ!ずっと前にあいつ見たぞ!奇妙な乗り物に乗っていた!」
ヤク中(お、なんか意外とオレッて、もうすでにあちこちで覚えられてるみたいだな)
街娘「が、頑張って!」
ヤク中「っ!?応援にきてくれたのか!センキュ!」ノ
街娘「……///」モジモジ
ヤク中「ハッハァァ!!最高に嬉しいね!!」
395 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:38:55.18 ID:KUpUZFsL0
司会「これより、死刑を執行する」
司会「『デスゲーム』の刑だ」
観客「うおおおおお!!!!」
司会「では、ホワイト王国の国王より公開尋問を行う」
国王「……」
国王「愚かな男よ、なぜ奴隷たちを解放した」
ヤク中「おれは人間の笑顔が好きだ」
ヤク中「奴隷の彼らは暗く沈んでいた。全然ハッピーじゃない」
ヤク中「胸糞悪い物をオレの視界に飛び込んできた。あの奴隷たちを救いたい。それだけだ」
国王「彼らは穢れた血筋だ。不幸になって当然だ」
ヤク中「お前の方がよっぽど穢れているんだよ!!ファッキュゥゥ!!!」
そういって中指を立てる。
ザワザワ、ザワザワ
国民1「国王にむかって、なんて口の利き方だ!」
国民2「あの中指立てたサインが何を意味するか、知らんが…なぜか不快になる」
ヤク中「いつまでも悪の大帝国を事を引っ張るのは良く無い。末裔の彼らがアンタに何をしたってんだ」
国王「身の程を弁えろと言う意味だよ」
ヤク中「あんたは先人たちの、古く悪しき風習に縛られた哀れな男だ」
ヤク中「国王?笑わせるな。いますぐ奴隷達に謝れクズが」
国王「」
将軍「あの男…言わせて置けば!!王に向かってなんて事を!!」プルプル
最強騎士「……」
最強騎士(弱者を思いやる気持ちか…意外とそういう気持ちも持ち合わせてるんだな)
最強騎士(変態なりに考えてはいるんだな。そこは感心はする)
396 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:40:54.64 ID:KUpUZFsL0
国王「もういい。わかった。話しても無駄だ」
国王「身の程を弁えない愚か者には、制裁を!」
兵士一同「はっ!」
ギギ…ギギギギギ…
大きな扉が開かれる
黒い猛獣「グルゥゥゥゥゥ!!」
ヤク中「さて、最初は猛獣が相手かな?」
ヤク中(生前じゃ考えられんが、この世界に転生してからは、力づくで猛獣を倒せるようになった)
ヤク中(お得意の魔法はまだとって置くか。剣術も鍛えたいし)
(戦闘開始の数分後)
ヤク中「シェケナベイベー!!!」
猛獣の頭部にめがけて、ギターを力強く振り下ろす
グシャアア!!!
黒い猛獣「グオオオ!!」ドサッ
観客「おおおお!!!」
ヤク中「フゥゥ、旅の道中で猛獣とは散々闘ってきたからな」
ヤク中(なんとかノーダメージで切り抜けた)
ヤク中(しかしそれにしても…いまだに魔物と遭遇してないんだよな。生物学的に言うなら、サキュバスも魔物ではあるけど)
397 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:43:13.04 ID:KUpUZFsL0
国王「まあ、前座はこんなものだろう」
国王「続いてエリート兵士!!」
エリート兵士「はい!!」
ヤク中「エリートか…こっからはオレも少しだけ本気だそう。少しだけな」
エリート兵士「いくぞ!!」シュバッ
ヤク中「うお!?早い!」
ガキィィィン!!!
ヤク中はギターで、振り下ろされてきた剣をガードする
エリート兵士「貴様ふざけてるのか。剣はどうした」
ヤク中「おれはミュージシャンだ。これこそがオレの武器」
エリート兵士「楽器如きで何ができる!」
ガキィン!キィン!キィン!
ギターと剣がぶつかり合う
ヤク中「いまだ…スパーク!!」
バチィィン!!
振り下ろされた剣が、ギターに当る瞬間、激しい火花が飛び散る
エリート兵士「ぐぅ、ぬぅぅぅう!!」
エリート兵士は激しく感電する。
激しい火花で並みの兵士なら、気絶する勢いだが、鍛え抜かれた体は屈強なる兵士の意識を保つ
398 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:44:17.13 ID:KUpUZFsL0
エリート兵士「ぐっ…魔法か…」ビリ、ビリリリ
ヤク中「動きが止まったな?チャンスだ」
ヤク中「いくぜ!!『アンプ・メテオ!!』」
空から猛スピードで、大量の大型アンプが飛んでくる
ゴォォン!!
エリート兵士「ぐあああ!!」
ゴォォン!!ゴォォン!!ゴォォン!!
アンプの大群がエリート兵士を集中攻撃する
エリート兵士「ぐぬぬ!!これしきの事で!負けてなるものか!」
ヤク中「アンプだけじゃ物足りないか?いいだろう!」
ヤク中「ギターメテオ!ベースメテオ!ドラムメテオ!ピアノメテオ!マイクメテオォォォォ!!!」
ヤク中「行け行け行け!!!ぶち壊せぇぇ!!!」
ガシャ、ドガ、バキ、ドガ……!!!
エリート兵士「ちょっ、こんなの、避けられん……!!」
楽器の山に埋もれていくエリート兵士
ヤク中「ハハハハハハハ!!!!ホワァァァァ!!!!」
399 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:45:31.00 ID:KUpUZFsL0
救護班1「おい、しっかりしろ!」
エリート兵士「」キゼツ
楽器の山から引きずりだし、気を失ったエリート兵士を担架に乗せ担ぐ
ヤク中「おらどうした!!!もっとオレを楽しませろ!!!」
観客「ウオォォォォォ!!!!」
国王「ぐぬぬぬぬ…」
国王「やむおえん」チラッ
最強騎士「……」
国王「いけるか?」
最強騎士「王の命令であるならば」ペコッ
観客1「お、ついにくるか?王国一の最強の美少女剣士!」
観客2「可愛くて強いとか最高だよな!」
国王「アイドル視されてるが気にするな。貴様は誇り高き剣士だ」
最強騎士「ええ、特に気にしてないので」
ヤク中「え〜!?オレ、可愛い子とは喧嘩したくないし、傷付けたくない〜!!」
ヤク中「あ、でもベッドの中でなら暴れても良いぜ!!カモンベイベー!!」
男観客たち「ギャハハハハ!!!」
女観客たち(下品だけど、あんな色男なら抱かれても良いかも///)
最強騎士「少しでもあの首謀者を見直した私が馬鹿だった」
最強騎士「この私が始末する」
400 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:47:41.25 ID:KUpUZFsL0
ヤク中「え〜!?やだよ!可愛い子ちゃんとはベッドの中で暴れたいんだよ!」
国王「では頼む」
最強騎士「はい」
ヤク中(参ったな〜マジで逃げるか?)
ヤク中(あ、そういえばこの会場には、オレを密かに慕っているファンが、謀反を起こす計画を立ててるんだよな)
ヤク中(混乱に乗じて逃げる事もできるが…流血沙汰は起こしたくないんだよな…)
〜〜〜
コツ…コツ…コツ…
チート「盛り上がってますね、国王」
国王「お、チートじゃないか!!」
チート「ただいま帰りました」
国王「長旅ご苦労。活躍は聞いてるぞ。魔王軍の四天王一角を倒したと」
チート「はい、それより…革命首謀者が罪人として、デスゲームに参加中と聞いてますが」
国王「ああそうだ。ちょうど今、次の相手を最強騎士に頼んでいた所だ」
最強騎士「あ、ひ、ひさ、ひさしぶり…です」ドキドキドキ
チート「お久しぶりだね。敬語なんて使わなくて良いのに。他の相手と同じで堂々としててよ」
最強騎士「勇者様に…そんな軽々しい口調だなんて…とんでもない」ドキドキ
国王(完全にチートに惚れこんでるな。まあ、お似合いではあるが)
401 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:50:15.71 ID:KUpUZFsL0
国王「そうだ!キミさえ良ければ、一緒にあの罪人を討伐してくれないか」
チート「え、僕が?」
国王「ああそうだ」
チート「うーん…」
最強騎士「国王、処刑は私1人で充分です」
最強騎士(彼に汚れ役は引き受けさせたくない)
国王「だがあの罪人の力は未知数だ。理解できん」
最強騎士「一瞬で終わらせます」
チート「いいですよ」
国王「お、やってくれるか!!」
チート「まだ革命の事情とか全然知らないけど」
チート「前評判で、相手は悪魔のような男だと聞いてます」
国王「そうだ!わが国を脅かす、悪魔そのものだ!」
チート「そんなに悪い奴なのですか」
チート(あ、でも処刑なんだよな、これ)
チート(簡単に引き受けちゃったな…でも相手は悪魔同等の極悪非道だって言うし…)
チート(でも最強騎士様だって、本心じゃ処刑なんてやりたくないだろうし…)
チート「いっしょに悪党を討伐しようか」
ポンッと、軽く肩を叩く。
すると最強騎士の頬が、見る見る真っ赤に染まっていく
最強騎士「あ…そ、そなたが…良いと、言うなら、一緒に…それも…良い」ドキドキ
最強騎士(一緒に。勇者チートと二人っきり。一緒に)ドキドキ
チート「さ、行こう」
最強騎士「はい!」
402 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:53:13.35 ID:KUpUZFsL0
ヤク中「む!??」
ヤク中「なんだ!!?最強騎士ちゃんのほかに…野郎が1人…」
ヤク中「なんだよ!彼氏持ちかよ!」
ヤク中「でも、あんだけ可愛けりゃ、いても不思議じゃないか」
ヤク中「ま、連れがいようが、いまいが関係ない!オレは抱きたい女を抱くだけだ!」
ヤク中「おーい、何だよ何だよ!公開3Pセックスでもおっぱじめるのかい!?」
男観客たち「ぎゃははははははは!!!それも良いぞ!やれやれ!!」
ヤク中「3P!3P!3P!!やろうぜ楽しく3Pセェェックス!!ホォォォォォオオ!!!」
最強騎士(クズめ。品のない男)
チート「……?」
最強騎士「ん、どうしたのでしょうか?」
チート「いや…別に」
チート(気のせいか…?)
403 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:54:22.22 ID:KUpUZFsL0
コツ…コツ…コツ…
最強騎士「……」
チート「……」
最強騎士と勇者チートのタッグ、そして罪人のヤク中が互いに、ゆっくりとした歩調で、近づいていく。
コツ…コツ…コツ…
ヤク中「……」
コツ…コツ…コツ…
砂埃で互いの姿が良く見えなかったが、視界が良好になっていく。
程よい距離感で、互いに対面する。
最強騎士(処刑…あまり気持ちの良い物ではないが)
最強騎士(チートの前で、情けない姿は見せられない)
ヤク中「ヒュ〜ッ!相変わらず良い女。でも今日は鎧姿か…」
ヤク中「そして隣の男は、どんな奴だ」
ヤク中「…………」
チート「…………」
404 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:55:03.97 ID:KUpUZFsL0
チート「え」
ヤク中「ん?」
チート「」
チート「」
最強騎士「……?どうしたんですか、勇者様」
チート「」
チート「あ、あ、ああぁぁ」ガクガク
チート「」ガクン
会場全員「ッ!!?」
史上最強の勇者チートは、絶句し、その場で両膝を崩した
最強騎士「ゆ、勇者様!?」
チート「」ガクガク
ヤク中「お前」
チート「あなたは」
405 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:57:42.32 ID:KUpUZFsL0
※重要アンケート
『期日は1月12日(日曜)18時まで』
○ 動揺を隠し切れない勇者チート。
ヤク中との、その関係性は?
@『高校時代の友人』
底辺の学校に通い、虐められていたチート。
そんな中、一番怖くて関わりたくなかったヤク中に助けられる。
以降、2人はキャラが不釣り合いながらも、非常に仲の良い友人同士だった。
A『初期の頃からの大ファン』
生前、ヤク中が率いてた、デスメタルバンド『マッド・クラッシャーズ』の大ファン。
虐められていたチートの心を癒してくれていた。
ファンクラブにも入ってた。
406 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 02:58:12.80 ID:KUpUZFsL0
今日はここまで
次レスに、勇者チートのプロフ乗せておくね。
アンケートのご協力お願いします。
※勇者チートと、ヤク中の関係性で、何か要望があったら言ってね。
407 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/06(月) 03:02:51.98 ID:KUpUZFsL0
○勇者チートのプロフィール
(年齢)
20代半ば(ヤク中と同級生設定)
(髪型)
茶色の短髪
(身長)
異世界転生後は、180センチ(生前は152cm)
(体型)
異世界転生後は、細マッチョ(生前はデブ)
(ルックス)
優しそうな童顔イケメン(生前も痩せれば、可愛い顔していた)
(人種)
白人と日本人のハーフ
○性格
・ 穏やかで優しく、おしとやかだが…生前、虐められすぎて少し病んでいる。
(基本、病んでる所は周りに隠している)
・ 惚れ込んだ物への執着が尋常じゃない。依存気質。
・ 基本的に平和主義者。だがワイルドな物にも憧れてる。
○ 趣味
・音楽と読書(日本の異世界ラノベ作品が大好き )
・異世界転生後も、読書は欠かさずしている。
○ 将来の夢
小説家
○性欲レベル
超がつく絶倫。しかし心が病んでるせいか本領発揮できずにいる。
時々、立たなくなる。(まだ童貞)
○ 戦闘力
・ 言うまでもなく作中最強クラス(データ上だけ見れば)
・心が病んでるせいか、たびたび本調子が出せなくなる。その度に苦戦を強いられる。
・ チート設定にしては、カリスマ度のレベルが低い
(それでも一応、周囲から慕われてるし、女にもかなりモテる)
○ 死因&死亡時期
????????(まだ未定)
408 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/06(月) 06:50:08.56 ID:FXxAYpFG0
1、かな………
面白くなってきた。
409 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/06(月) 07:03:01.78 ID:kf2eBd0jO
なるほどそうきたか
こうなると最強ちゃんのフラグは
ちょっとどうするか悩むな
410 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/06(月) 07:56:46.67 ID:FXxAYpFG0
自分としては、この最強ちゃんは諦めても杭はない、
411 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/06(月) 09:09:19.88 ID:VvGjmbKDO
1
412 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/06(月) 11:16:02.63 ID:a6bDm2YA0
1
ロック仲間が奴隷制度放置して勇者の立場に甘んじるとは思えん
実際ヤク中の性格ならば再会懐かしむ前にその件に関して
知り合いだからこそ激怒しそう
413 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/06(月) 12:52:23.44 ID:a6bDm2YA0
通っていた学校は
西欧の庶民が通えない身分の連中が通う中のカス校って感じかな
チートが日本人入っていて小柄だから虐められて
それをヤク中がくだらねえことすんなと助けるのも何かしっくりくるし
414 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/06(月) 23:39:03.06 ID:+GBh0Z/s0
チートに転生において手を貸した奴も気になるな
415 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/10(金) 00:09:09.93 ID:tiFCRGhp0
・アンケはまだ期日があるけど、ほぼ決まった感じかな?
12日までは社畜モードで何も出来ないと思ったけど、少し時間できたので安価とります。
(安価)勇者チートの死因&死亡時期
※下1で
@ある日突然、壮絶なリンチに合い死亡(死亡時期は、別レスで安価とる)
Aニュースにてヤク中の死を知り、ショックのあまり心臓停止or錯乱の果てに事故死
(死亡時期は20代半ばで確定)
B???(自由にどうぞ。死亡年齢も出来たら)
416 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 00:10:46.82 ID:ZDRnf4NA0
1
417 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/10(金) 00:33:58.43 ID:tiFCRGhp0
(安価)
最後に、勇者チートの死亡時期について
@高校在学中(17〜18歳)
A高校卒業後(19歳)
B成人後(20歳〜21歳のあたり)
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 00:44:58.87 ID:7VvVVFwS0
安価↓?
あとヤク中は何歳で死んだっけ?
419 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 00:50:42.98 ID:9kLVS+CDO
1
420 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/10(金) 00:51:07.44 ID:tiFCRGhp0
安価は下1
※ヤク中は23歳〜24歳で亡くなった設定
まだ決めかねてるので、いずれハッキリさせたい。
421 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/10(金) 00:52:31.14 ID:tiFCRGhp0
>>419
を採用します。
422 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/10(金) 02:00:37.09 ID:tiFCRGhp0
今日はここまで
12日まで、恐らく社畜モードになるから書けない。
※ヤク中の生い立ちは、序盤にも少し触れられてるけど…
元は真面目で穏やかな少年だった(ただし元々、潜在的に狂ってる所はあった)
なぜあんな風になったのか、底辺の不良高校に通う羽目になったのか、後々作中に書いてきます。
423 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 07:28:12.03 ID:wbCh6We3O
思春期に仲良くしていた奴が頃されたて
潜在的且つ断片的な狂気が常態化したか
リンチの加害者側が獄中死して
敵側の三下になるのも有りやね
424 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 07:37:55.43 ID:BAKuCH6m0
更新乙
設定も展開も良く練られていて面白い
425 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/21(火) 13:59:59.99 ID:2DHAPyd9O
欲を言えばエロがちょっとご無沙汰なんだよな
復活時にはそっちも期待したい
426 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 03:51:43.93 ID:LSG7e05Y0
久々に投下します。
今回の投下分は話が大きく進むので、最後に解説レスを残しておきます。
427 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:02:21.16 ID:LSG7e05Y0
ヤク中「……」スッ
ヤク中は武器のギターを、そっと地に置く
チート「……」コトッ
チートも背中に背負っていた剣を地に置く
そして互いに接近し、抱きしめる
チート「夢の中?」ダキッ
ヤク中「現実だ」ダキッ
ザワザワ、ガヤガヤ
民衆1「な、なんだ?」
民衆2「最強の勇者と、悪の首謀者が…!?」
国王「」
最強騎士「な、なにが…どうなっているのだ…」
428 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:03:37.29 ID:LSG7e05Y0
チート「だって現実なら、君はこの世界にいるはずがない」
ヤク中「そりゃこっちの台詞だ」
チート「……僕が誰だが分かるの?」
ヤク中「ああ、わかるさ」
チート「僕、ちょっとだけ、見た目が変わったけど…眼鏡も外したし」
ヤク中「おいおい、ちょっとどころじゃないだろ」
ヤク中「昔はチビで、デブで、瓶ゾコの眼鏡もかけて、顔も丸かった」
ヤク中「今では身長も高くなり、細マッチョで、顔もスッキリしてるが」
ヤク中「お前が誰だか分かるさ」
429 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:05:40.04 ID:LSG7e05Y0
チート「じゃあクイズだ。利き腕は?」
ヤク中「左利き。ついで言うと高校時代、お前を無理やりバンドの一員にした」
ヤク中「使っていたベースは…ヴァイオリン型のベース」
ヤク中「左弾きのポール・マッカトニーと、同じモデルの物だ」
チート「うん、必死にバイトして買った物だ」
チート「じゃあ二問目、僕は何人?」
ヤク中「あとアメリカと日本のハーフ。日本人としての名は…」
チート「もういい。充分だ」
涙をこぼすチート
チート(日本名は一回しか教えた事ないのに…そんな事まで覚えてるなんて)ボロボロ
ヤク中「お前なら、なぜこの世界にオレがいるのか…理解できるよな?」
チート「……」
チート「君が前の世界で、死んでしまった事を悲しく思う」
チート「でもまた会えて嬉しいよ、ヤク中」
ヤク中「オレもだ」
ヤク中「再会できて嬉しいぜ、チート」グスッ
涙をこぼすヤク中
430 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:14:05.95 ID:LSG7e05Y0
チート「思い出させる様で悪いけど、なぜ前の世界での死因は…」
ヤク中「クソみてぇなテロに巻き込まれた」
チート「そうか…テロで、事故死…」
ヤク中「そうだ。まあお前の死と比べれば、大した悲惨じゃないけどな」
チート「そんなことないよ…」
ヤク中「……」スッ
ヤク中はいったん、チートから離れる
ヤク中「もっと再会を喜んでいたい所だが」
ヤク中「フン!!!」
ゴンッ
鉄を叩いたような鈍い音が響く
ヤク中の拳は、チートの腹部を攻撃する
だがチートは全くダメージが通っていない
ヤク中「ぎゃあああ!!!痛ってぇぇぇ!!!」
ヤク中は拳からボタボタと血を流す
ヤク中「おま…大した防護服も無く…薄い布切れだけの装備で…」
ヤク中「なぜ鋼鉄みたいな硬さしてるんだ!?お前の体はどうなっちまってるんだ!?サイボーグか!?」
ヤク中「なんかこの世界に来た時から、見た目だけじゃなくて、強さまで変わっちゃって…」
ヤク中「反則だろ!」
431 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:15:14.27 ID:LSG7e05Y0
チート「なぜ、僕をなぐったの?」
ヤク中「オレが革命をおこした理由、まだ知らないのか?」
チート「一体何をしたの?」
ヤク中「奴隷の解放」
チート「……!!! なるほど、話が読めてきた」
ヤク中「オレがお前を殴った理由は…もう分かるよな?」
チート「……」
チート「僕なりに計画は立てていた」
ヤク中「ほう?言ってみろ」
チート「国王は…人々を恐怖に陥れている魔王軍、四天王の一角を倒せば」
チート「一国分の広大な領地を授けると言ってきたんだ」
ヤク中「ふむ。んで四天王を倒して、この国に帰還してきたと」
チート「うん…北の大地にいる『キング・ワイバーン』を」
ヤク中「すげぇな!最強のドラゴン相手か」
チート「うん。だけど…君と違い、革命なんて出来なかった」
チート「邪悪な魔物はともかく…理性ある人間を敵に回すだなんて…」
432 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:15:57.55 ID:LSG7e05Y0
ヤク中「お前なりに考えて行動はしてたんだな」
ヤク中「殴って悪かった」
チート「いや…僕とて、その気になれば、強引に解放できたはず」
チート「無意識に現実逃避していた」
チート「打つ手が甘かった。浅はかだった。よく考えれば、いくらでもやり方はあった」
チート「昔みたいに、大勢の人間から嫌われるのがイヤだった」
チート「悪口を言われるのが怖かった。虐められたくなかった、存在を否定されるのが怖かった」
チート「僕はクズだ」
ヤク中「……おれだってこの世界にきて、魔物退治どころか」
ヤク中「南の島で美女とハーレム生活していた。女神の命令を無視してな」
ヤク中「本来お前を責める権利はない。オレの方がよっぽどクズだ」
433 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:18:12.46 ID:LSG7e05Y0
チート「え、南の島で美女に囲まれていた?」
チート「まさか、あの都市伝説の」
ヤク中「そうだ。実在する」
国王「チート!いったい何をしているのだ!」
チート「」ビクッ
国王「最強の騎士もどうした!?早くその男を処刑するのだ!」
国王「なぜ涙を流しながら、抱き合っているのか知らんが」
国王「くだらない情に流されるなよ?」
チート「」
チート「く、くだらない…だと…?」ワナワナ
国王「最強騎士、貴様もだぞ」
最強騎士(勇者様が怒っている…)ビクビク
434 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:25:04.89 ID:LSG7e05Y0
チート「国王、僕にこの人を処刑する事は出来ません」
国王「なに!?」
チート「かけがえのない友人なんです」
全員「ッ!?」
チート「……」
チート「国王。私が魔王軍四天王の一角を落せば、一国分の領地を授けるとと申しましたね?」
チート「先日、邪悪なるワイバーンを討伐してきました」
チート「私に膨大な土地はいりません。そのかわり奴隷に自由を!」
国王「それは受け入れられん。穢れた奴隷共の労働力で我が国の、更なる貯蓄が必要だ」
国王「奴隷共を利用できなくなるのは、経済的に受け入れられない!」
チート「この国の経済は充分すぎる位、黒字だと以前に仰っていませんでしたか?」
国王「我が国は、全てに置いて世界一で無ければならない!」
ヤク中「既に黒字なのに、まだ利益を求めるのか?テメェやっぱクズだな!!」
国王「なにを!?」プルプル
国王「ええい!もういい!最強騎士よ!一撃でやつを仕留めろ!」
435 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:28:44.64 ID:LSG7e05Y0
最強騎士「……」
最強騎士(優先すべきは…忠義か、恋慕か)
最強騎士「答えは……」
国王「さあ!早く!」
最強騎士「……」
ギュッ
チート「えっ」ドキッ
最強騎士はチートの方腕にしがみつく
最強騎士「……」
チート「き、騎士さま、なにを」
最強騎士「貴方に一生付いて行きたい」
最強騎士「今の地位、立場など捨て、この身の全てを貴方に捧げたい」
チート「」
全員「!?」
国王「」
最強騎士(ん、あれ?)
最強騎士(私いま何か、とんでもない事を口走ってしまった様な…)
ヤク中「く、くくく……」
ヤク中「ハハハハハハ!!!!最高にクールだぜ騎士ちゃん!!!」
436 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:29:47.14 ID:LSG7e05Y0
王国「ぐぬぬぬぬ…!」
ヤク中「おいクソ国王、改めて解説してやる」
ヤク中「オレとチートはダチだ」
ヤク中「そのチートに、最強騎士ちゃんはメロメロで、全てを捧げたいと申した」
最強騎士(え、私、そんな事を口走っていたのか)カァァァ
最強騎士の頬が、みるみる真っ赤に染まっていく
ヤク中「つまりだ、この勝負はオレの勝ちであり、処刑は失敗だ!」
ヤク中「さあ、オレを解放しろ」
王国「……」
王国「ああああああ!!!!納得いくか!!!!」
王国「我が屈強なる兵士たちよ!ヤク中は殺し、チートと最強騎士は捕らえろ!」
ヤク中「見苦しいぜ国王」
王国「黙れぇぇ!!!」
激しく狼狽する国王
437 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:31:16.89 ID:LSG7e05Y0
ヤク中「そろそろチェックメイトするか」
ヤク中「この会場にはオレを解放しようと、潜伏している兵士たちがいるな?」
ヤク中「ロックキングの命令だ!!オレを解放しろ!」
裏切り兵士達「ハッ!!!」
国王「ッ!?」
声が一斉に会場中に響く
同時に、国王の両脇にいた兵士二人が、国王の喉元に剣を向ける
裏切り護衛1「本来の国王護衛役は、とうの昔に気絶させ戦闘不能」
裏切り護衛2「我らはもう、貴方に忠誠を誓ってない」
国王「ぐっ…!」
兵士1「国王様!!」
裏切り弓矢部隊「国王…そして我が元同士達よ、観念してくれ」
兵士2「この裏切りも者たちめ…!」
兵士3「我々も囲まれた、観念するしかない」
裏切り鉄砲部隊「今までお世話になりました」
兵士4「こいつら、俺達を囲むようにして…既に準備していたか…」
反乱軍はあらかじめ、配置を決めていた
会場にいる正規部隊をあっと言う間に制圧する
438 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:33:40.75 ID:LSG7e05Y0
国王「……っ!!!」ギリッ
歯軋りする国王
国王「好きにしろ!奴隷共も、裏切った兵隊も、無敵勇者も最強騎士も」
国王「全て貴様に預ける。覚えてろ!ロックキング・ヤク中!」
国王はバサッとマント広げつつ、背を向け、会場から姿を消す
民衆1「なんだこれ…こんなことってあるのか…」
民衆2「処刑が失敗した…」
民衆3「前代未聞だぞ、こんなこと」
裏切り兵隊一同「ウオオオォォォォ!!!!」
各々の兵隊達は、武器を天に掲げ革命を喜ぶ
〜〜〜〜
ヤク中「革命は成功だな」
町娘「やったぁぁぁ!!」ダキッ
ヤク中「おっと!スタンドから出てきたか」
町娘「これで貴方は自由になるのね」
ヤク中「ああ、そうだ」
町娘「家族に話はつけてきたわ。私も一緒についてくわ!」
ヤク中「んじゃ、帰ったら結婚式だな」
ヤク中「あ、そうそう。オレの国は重婚制だから。嫁は他にもいるけど上手くやってくれ」
町娘「え?」
ヤク中「嫁の数は、既に四ケタ越えてるから…国に帰ったら国民が何人いるのか、そして何人増えるのか計算しないとな」
町娘「」
町娘「嫁の数が…よ、四ケタ!?!?」
439 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:34:25.86 ID:LSG7e05Y0
チート「……」
チート(何かもう…訳がわからないよ)
チート(かけがえの無い友人と再会したり…いきなり最強騎士様に告白されたり…)
最強騎士「勇者様…」ギュッ
最強騎士「あなたのメンバーに、可愛らしい魔法使いと、美しい格闘家がいますが」
最強騎士「それでも私…貴方に尽くしたいのです」
チート「……」
チート(僕自身も、2人のパーティーメンバーからの、好意にはとっくに気付いてる)
チート(まさかとは思ってたけど、最強騎士様まで僕に…)
チート(いったい僕は誰を選べば良いんだ…)
440 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:35:24.93 ID:LSG7e05Y0
ヤク中「チート!」ガシッ
チートの肩を組むヤク中
チート「わわ!ビックリした〜」
ヤク中「互いに考えなきゃならん事が、山ほどある様だが」
ヤク中「今は俺達の勝利、そして再会を喜ぼう」
チート「……うん!」
ヤク中「つー訳で」
ヤク中「ライブやるぞ!」
441 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:36:32.47 ID:LSG7e05Y0
ヤク中「いでよ!我が忠実なる使い魔たちよ!」
楽器隊の使い魔「お呼びかい!クソったれマスター!」
ヤク中「今日はベースをもう一人追加するぜ!」
ベース使い魔「マスター。それなんだがオレは今回、客と一緒に踊ってるから」
ベース使い魔「勇者様に思う存分、プレイさせてやれ!」
ヤク中「粋な計らいだな!クールだぜお前!」
ベース使い魔「まあな!んじゃ頼んだぜ勇者様!」
チート「」
チート「え、ちょっと待って!?使い魔を召喚できるの!?」
ヤク中「ああ」
チート(僕や、パーティーメンバーの魔法使いさんだって、使い魔なんて召喚した事ないのに…)
チート(さすがヤク中だ)
442 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:37:33.95 ID:LSG7e05Y0
ヤク中「空からお前のベースが落ちてくるぜ」
チート「え、はわわ!?」ガシッ
チートはベースをキャッチする
チート「ッ!?これは」
ヤク中「ああそうだ。お前の使ってた、ヴァイオリン・ベース」
チート「懐かしいな〜」
ボォォン…ボォン、ボォン
低い重低音が響く
最強騎士「勇者様は楽器も弾けるのですか?」ウットリ
チート「うん。弾くのはもう数年ぶりだけどね」
ヤク中「懐かしいな」
チート「うん」
443 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:43:02.22 ID:LSG7e05Y0
チート「何を弾こうか?」
ヤク中「何でも良いぞ」
チート「うーん。ヤク中と出会う前までは」
チート「日本のアニソンか、両親の影響でビートルズ位しか…」
ヤク中「オレと出会ってから色んなの教えたろ」
チート「うん。色んな音楽を聞いた」
チート「……それじゃ、奴隷解放に関する曲とか?」
ヤク中「奴隷解放……だとしたら、アレしかないな」
チート「奴隷に関する曲…スラッシュメタルで有名な…」
ヤク中「オレの考えてる事、分かったようだな」
ヤク中「そうだ。メタルと言えばメタリカさ!」
ギャギャギャァァン!
チート「久しぶりだけど、弾けるかな…」
ボボォン、ボボボォォン
ヤク中「いくぜ!!野郎共!!!」
民衆「なんだなんだ!?」
裏切り兵士達「ウオォォォォォォォォ!!!」
http://p01.work/0/mgarik
(Metallica -- Creeping Death)
444 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:47:19.66 ID:LSG7e05Y0
ヤク中「イエイィィィ!!ホワアアアアァァ!!!」
ピロピロピロピロ!ギュワァァァ!!
チート「オオオオ!!!」
ボボボボボボ!!ゴォォォォォン!!
攻撃的なギター音と、重く歪んだベース音が響く
観客達「ウオオオォォォォォ!!!」
ヤク中「思ってたよりも、観客に評価してもらえてるな」
チート「うん」
ヤク中「つーかお前、ベースを弾くの数年振りなんだよな?」
ヤク中「ブランクで下手になってる所か…逆に、上手くなってないか?」
チート「それ僕も思った」
チート「どうしてだろうね、女神様」
ヤク中「む?ああ…お前を見守る女神に問いてるのか」
チート「うん。君の側にもいるんだろ?別な女神様が」
ヤク中「まあな」
ヤク中「もう何曲かやるか」
チート「良いね」
観客達「ウオオオォォォォォ!!!」
445 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:48:30.79 ID:LSG7e05Y0
(処刑失敗記念のライブ終了後)
ヤク中「よし、お前達準備は整ったか」
亡命希望の兵士達「はい!」
ヤク中(独り身の者が殆んどだが、中には家族持ちもいて)
ヤク中(家族の説得はもっと苦労するかと思ったが)
ヤク中(兵士達の嫁さんたちが、オレとチートを見るや、ウットリとした表情で、何も文句を言わなくなった)
ヤク中(まあオレは元々イケメンだし、チートもかなりイケメンに成長したしな)
ヤク中(女の説得には苦労しなかった)
街娘「さあ!新しい生活の始まりよ!」
ヤク中「お前はよく、家族を説得したな」
街娘「ほとんど家出よ」
ヤク中「OH…それは…」
街娘「でもそのうち、遊びに行くって言ってたわ」
ヤク中「むぅ…なかなかツンデレな両親なんだな」
446 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:50:55.77 ID:LSG7e05Y0
ヤク中「我が友よ。お前も来るのかい?」
チート「勿論」
チート「このエリア一帯の魔物は倒したし、魔王軍四天王の一角も滅ぼしたし」
チート「この土地で遣り残した事は…多分ない」
ヤク中「そうか、道中に魔物が全くいなかったのは、お前が撃退したからか」
ヤク中「んでお前と…最強騎士ちゃん、他のパーティーメンバー2人も連れて行くか」
最強騎士「言って置くが、貴様に忠誠を誓った訳ではないからな」
ヤク中「はいはい」
エリート魔法使い♀「初めまして。勇者様とは付き合い長いわ」
エリート格闘家♀「初めまして!勇者様とは何度も苦楽を共に過ごした仲間だよ」
ヤク中「二人とも、すっげぇぇ美人だな」
エリート魔法使い♀「ふん、当然よ」
エリート格闘家♀「ありがとう!お世辞でもそう言ってくれるのは嬉しいよ」
ヤク中「二人とも、オレの嫁になれ」
エリート魔法使い♀「はあ?何言ってるの、馬鹿じゃないの」
エリート格闘家♀「残念だけど私にはもう、好きな人がいるんだ!ごめーん」
ヤク中「」ガガーン
ヤク中「ふ、振られた…まさかこのオレが…」
447 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:51:54.13 ID:LSG7e05Y0
最強騎士「なにを落ち込んでいるんだ、ロックキング」
最強騎士「聞けば貴様は、四ケタの数を越える、嫁がいるようじゃないか」
エリート魔法使い♀&格闘家♀「っ!?奥さんが千人単位でいるの!?」
最強騎士「ま、私達には関係のない話だ」ギロッ
エリート魔法使い♀「まあね」ハイライトオフ
エリート格闘家♀「私達には私達の恋路があるし」メラメラ
3人の美少女は睨み合う
チート「ま、まあまあ…」オドオド
エリート魔法使い♀「言っておくけど譲らないわよ!勇者様の隣のポジションは!」
エリート格闘家♀「私だって譲る気はないよ?勇者様のパートナー」
最強騎士「キチンと想いを伝えた私こそが彼の伴侶だ!」
ギャーギャーワーワー!
チート「……」
チート(みんな素敵すぎて、選ぶに選べないよ)
ヤク中「……」
ヤク中「美女村に辿りつくまでに、答えが出ないのなら」
ヤク中「オレがお前の恋路問題を解決させてやる」
チート「え?」
ヤク中「ま、それまでじっくり考えるんだな」
448 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:53:25.67 ID:LSG7e05Y0
ヤク中「よし、それじゃ我が祖国、ロックキングダムへ」
ヤク中「……」
ヤク中「……」
ヤク中「すまん、やり残した事が」
全員「?」
ヤク中「悪いがチート。少し付き合ってくれるか?」
チート「別に良いけど、どこへ」
ヤク中「ギルドにいって、依頼書の確認…」
ヤク中「それと城にいきたい」
チート「??」
ヤク中「みんな悪い。やっぱり出発は明日にする」
全員「えー!?」
449 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:56:05.75 ID:LSG7e05Y0
(ホワイト王国の城内にて)
国王「くそ!くそ!くそ!」
側近「国王!どうか落ち着きを!」
国王「落ちついてられるか!!!」
国王「ぜぇぜぇ…」
将軍「この度の失敗、私に責任がございます。どうか私に裁きを」
国王「貴様を裁いて何を得する!?もうよい!さがれ!」
将軍「しかし、この度の失態、何かしらケジメをつけねば」
国王「もうこれ以上、その話をするな!!!」
激しく狼狽する国王に、部下達はただ、恐れおののくばかり
国王「クソォォ!!!」
ガッシャーン!
王の間に飾られた、大きな壺を持ち上げ、下に叩き割る
国王「ぜぇぜぇ、絶対に許さんぞ!ロックキングめ!!」
450 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:56:48.20 ID:LSG7e05Y0
兵隊「大変です国王!!!」
国王「なんだ!?私はいま機嫌が悪い!」
兵隊「城内に侵入者が3名!」
国王「とっとつまみだせ!」
兵隊「そ、それが…防衛に失敗。しかも侵入者はなんと」
ボゴォォン!!
兵隊「ぐわぁぁぁ!!!」
突如、衛兵の横から、巨大なアンプが吹き飛んできた
そのまま気絶する兵隊
ヤク中「いや〜悪かったな、ホワイト王国の国王さんよ」
ヤク中「あんたの部下が、なかなか通してくれないから、力付くできちゃったよ」
国王「なっ…」ワナワナ
チート「失礼します。国王」
最強騎士「失礼します」
451 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 04:59:20.74 ID:LSG7e05Y0
側近「貴様ら…よくものこのこと現れたな」
国王「なんのようだ!!!!!」
ヤク中「落ち着けよ、もう喧嘩は終わったんだ」
ヤク中「まず二人が、改めてお前に挨拶して置きたいんだとよ」
チート「国王。先ほどの無礼、失礼いたしました」
最強騎士「同じく。失礼いたしました」
チート「僕はロックキング・ヤク中についていきますが、今後も何かお困りでしたら、いつでもお声かけを」
国王「ぐっ…」
最強騎士「私には軍の引退条件として、最後あと1つ、ミッションが残っておりましたね?」
最強騎士「本来ならこのまま引退し、勇者様と共に最後のミッションに赴こうと考えてました」
最強騎士「しかし先ほど、この3人で改めてギルドへ、依頼書の確認をしていたら」
最強騎士「既に、何者かが問題を解決したようです」
国王「ッ!?」
兵隊2「あ、あの…国王…ご乱心されていた様なので、報告できませんでしたが」
兵隊2「きょう本日、魔王軍の幹部、ゴブリン部隊が崩壊しました」
国王「なんだと…!?」
兵隊2「しかもそれだけでなく、オーク・キングまでもが…」
国王「オーク・キングといったら、魔王四天王の1人ではないか!?」
最強騎士「誰がやったのか不明ですが」
最強騎士「私の軍人としての最後のミッション『ゴブリン部隊討伐』は、既に何者かが成し遂げたようです」
国王「『何者か』だと……!!?」
チート「しかも僕が次の目標にしていた、『オーク軍の討伐』までも、誰かがやってくれたようです」
452 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 05:00:22.37 ID:LSG7e05Y0
国王「くっ…本来なら喜び、パーティーでも開いている所だが…」
ヤク中「パーティー?いいじゃねぇか、やろうぜパーティー!」
国王「貴様は黙っていろ!!」
国王「……この辺の魔王軍が一掃され、平和になったのは良いが、奴隷を失った」
国王「どうしてくれるのだ!」
ヤク中「だから、おいしい話をしにきたんじゃないか」
国王「おいしい話だと?」
ヤク中「ああ、そうだ」
ヤク中「ホワイト王国の国王さんよ」
ヤク中「オレの国と国交を結ばないか?」
453 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 05:01:56.74 ID:LSG7e05Y0
国王「こ、国交!?」
ヤク中「ああそうだ」
ヤク中「あんたの国に、奴隷という利益がなくなったのなら」
ヤク中「互いに貿易をしようじゃないか」
ヤク中「オレの国の食物や資源を、この国に提供する」
ヤク中「それもそっちが有利になる条件でな」
国王「ずいぶん、都合がいい話だな」
ヤク中「オレの国はまだ発展途上なんでな」
ヤク中「ついて来た兵士達と、保護した奴隷達から、新しい文化を教えてもらう予定だ」
ヤク中「それで充分、利益に成っている」
ヤク中「その代わりに、良い値打ちで資源を提供する」
国王「……その資源とはなんだ?」
ヤク中「わからない。帰国してから調査する」
国王「貴様ふざけてるのか!?そんな確証もない話をふるな!」
ヤク中「まあ落ち着け。オレの直感はよく当る。我が国には貴重な資源が眠っているハズだ」
454 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 05:03:22.99 ID:LSG7e05Y0
国王「……」
国王「では、その食物やら資源とやらが、出揃い次第」
国王「私に親書を送れ」
国王「我がホワイト王国が、有利になる条件なら飲んでやる。国交はそれからだ」
ヤク中「良いだろう」
ヤク中「その代わり、いずれ行う国家式典には絶対に来いよな。絶対だぞ」
国王「わかった」
ヤク中「よーし決まりだ」
ヤク中「準備が整い次第、親書を送る」
ヤク中「良い返事待ってるよ。互いに良いビジネスになる事を願って」
455 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 05:07:07.06 ID:LSG7e05Y0
(翌日・ホワイト王国の門の前)
ヤク中「結局、この国には一ヶ月も滞在してなかったが」
ヤク中「非常に濃い数日間だった」
ヤク中「さて…ここからの移動手段だが」
チート「ワゴン付きの馬車ならあるけど」
ヤク中「そうか、んじゃオレと街娘ちゃんは、アメリカンバイクを二人乗りで移動する」ボンッ
チート「」
チート「ッ!?そんなものを魔法で練成できるの!?」
街娘「キャー凄い///」
ヤク中「お前の分も作ろうか?」
チート「いや…パーティメンバーに馬車乗ってもらうから。僕が馬を躾けないと」
ヤク中「そうか。よし、じゃあ向かうか」
ヤク中「道中で、元奴隷&兵隊達と合流」
ヤク中「その後は…約束の地にして我が国、ロックキングダムへ、帰郷だ!」
456 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 05:08:53.29 ID:LSG7e05Y0
今日はここまで
次のレスに状況解説を乗せときます。
ヤク中が考えてる貿易ビジネスは第3章にてやります。
次回は奴隷達と再会。
457 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/25(土) 05:13:13.05 ID:LSG7e05Y0
(ここまでの状況。※項目は3つ)
※1(話の流れ)
@ ヤク中に心酔するチートの心が折れ、そのチートに恋慕する最強騎士の心が折れる
↓
A 処刑失敗。革命成功。
↓
B ヤク中は出国直前、ギルドへ行き依頼書の確認する。
さらに城を襲撃し、国交を提案しにいく。
↓
C 準備整い次第、国交貿易と国家式典(ライブ)に参加する事を王に約束させる。
↓
D 最強騎士のラストミッション、『ゴブリン部隊の討伐』を何者かが行う。
また四天王一角の、オーク軍団壊滅。誰がやったのか現在不明
(次の3章か4章で謎を明かす)
↓
E外交終了。改めて出国。
先に出国した奴隷達&亡命兵士達を追いかける。
〜〜〜〜〜
※ 2(グループの分かれ方)
・ 後追い組
@主人公。ロックキングダム国王のヤク中。
A亡命希望の兵士達(約250名)
B無敵の勇者・チート
B最強騎士♀
Cエリート魔法使い♀
Eエリート格闘家♀
F音質育ちのお嬢様・街娘 (非戦闘員)
・亡命組
@奴隷達(約数万人)
B兵士達約500人
C精鋭の門番隊4人
〜〜〜〜
※ 3(魔王軍の状況)
・ 魔王は存命
・ 魔物はだいぶ減ってきている
・ 幹部のゴブリン王と、その部隊が何者かによって崩壊。
・ 四天王は2つが壊滅中
(オーク部隊は、何者かが崩壊させる。ワイバーン部隊は、勇者チートが一匹残さず全滅)
・ 残る四天王は2つ
458 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/25(土) 06:58:31.01 ID:V2BCICHA0
乙です!
ちゃんと世界全体が時間に沿って動いているの、良いです!
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/26(日) 15:57:24.13 ID:enp6t/CZO
ホワイト国の国王も何だかんだで
最低限以上の分別や知性はあるようだし
上手いこと付き合っていきたいところだなこれは
460 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/27(月) 16:43:19.47 ID:ae6JWuXh0
安価とります(2つ)
・亡命組を追いかけるヤク中たち、彼らとはドコで合流する?↓1
@森の中。ホワイト王国の追っ手から隠れていた。
A何もない草原。ホワイト王国の兵隊と戦っていた。
461 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/27(月) 17:04:15.98 ID:V5UJ7lNDO
1
462 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/01/27(月) 17:26:45.57 ID:ae6JWuXh0
安価その2(安価コメ)
安価下1↓を採用
・亡命組の状況。
@亡命兵士たちは贖罪の想いも込めて、必死に奴隷たちを守っていた。
しかし奴隷組は、亡命兵士達に対し、憎しみを抱き殺意満々だったが、奴隷組リーダーが説得し何とか場を抑える。
(00〜50)
Aロックキング・ヤク中を信じ、奴隷組は以外にも大人しくしていた。
亡命兵士たちは、勇敢に奴隷たちを守っていた。(51〜99)
※コンマと69には、何かしらのボーナスを加えます。
463 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/01/27(月) 18:18:16.13 ID:RaxbjIRA0
1の方が現実味はあるんだよな
464 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/02/06(木) 16:02:01.71 ID:joJ7YvIp0
(次の日・ある森の中)
兵士リーダー「状況は?」
兵士「異常ない」
憲兵リーダー「よし、そろそろホワイト軍を、完全にまいたかな」
兵士リーダー「だと良いが」
奴隷A(殺してやる)
奴隷B(今までの恨み)
奴隷たち「……」ゴゴゴゴゴ
兵士リーダー「……殺気を感じる」
憲兵リーダー「受け入れるしか在るまい。我らはそれだけの事をしてきた」
奴隷リーダー「お前たち、キングとは間も無く、合流の予定だ」
奴隷リーダー「希望を持て。落ち着くんだ」
奴隷たち「チッ」
憲兵リーダー「悪いな」
奴隷リーダー「あんたらの為じゃない。ここで問題がおきれば…キングが悲しむからだ」
兵士「……まあそりゃそうだろ」
ドドドドド!!
憲兵リーダー「ん?おい、あれを見ろ!!」
465 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/02/06(木) 16:04:36.84 ID:joJ7YvIp0
ヤク中「よお皆、元気か」
全員「…!!!」
憲兵リーダー「大将!よくぞご無事で!」
兵士リーダー「お待ちしておりました!」
奴隷リーダー「ロックキング…」
奴隷リーダーは方膝を地に着け、頭を下げる
ヤク中「おいおい、硬苦しいのはやめようぜ」
憲兵リーダー「大将、ずいぶんと目が充血しているようだけど、大丈夫スっか?」
ヤク中「ああ、ちょっとな。一睡もしないでここまで来たから」
兵士リーダー「我々の事を思って…申し訳ない」
奴隷リーダー「なんと慈悲深い」
ヤク中「ははははは」
ヤク中一行は寝ないでここまで来た
理由は奴隷と兵士たちが心配である故、休まずに走り抜けた
だが、もうひとつ重大な理由があった
ヤク中(ああああ!!!セックス、セックス…)
ヤク中(セックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックスセックス)
一ヶ月以上も射精すらしていない彼の性欲の精神状態は、臨界点を迎えていた。
466 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/02/06(木) 16:06:15.24 ID:joJ7YvIp0
ヤク中「ずいぶんと元奴隷たちが殺気立っていたが」
ヤク中「暴動は?」
元奴隷リーダー「特にありませんでした」
ヤク中「そうか…所で売春組の元奴隷ちゃんたちは?」
元奴隷リーダー「彼女達は売春業を始めてからは、裕福な生活をしてましたらね」
元奴隷リーダー「心に傷を背負った子も多くいますが、殺気を込める様な子達はいませんでした」
ヤク中「そうか」
元奴隷リーダー「ただその代わり…淫乱に改造されてしまったせいか…」
元奴隷リーダー「我ら同胞や、兵隊達は…徹底的に絞られました」
元奴隷「メッチャ気持ちよかったけど…俺達は万年、栄養失調だぜ…体力が」グッタリ
兵隊「な、なんたる…絶倫…軍出身の我らですら…」グッタリ
ヤク中「羨ましい」ギンギン
売春奴隷1「も〜終わり?なっさけないなー」
売春奴隷2「あ!ロックキングお帰りー!セックスしよ!」
ヤク中「ああしよう!ぜひともしよう!」ギラギラ
元売春奴隷達「キャー///やったー!!///」
ヤク中「だがその前に、『お気に入り』枠の相手をしないといけないので、ちょっとまっててくれ」
元売春奴隷達「え〜?私達はお気に入りじゃないの〜?」
ヤク中「お気に入りは君達も一緒だからな…じゃあ言葉を変えよう。『特別枠』だ」
元売春奴隷達「似たようなモンだし!」
467 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/02/06(木) 16:07:12.24 ID:joJ7YvIp0
ヤク中「無事の確認ができてよかった!」
ヤク中「…で、悪いがしばしの間、この森で休暇を取ろう」
ヤク中「なにか異常事体が起きたらオレに言え」
全員「はい!」
ヤク中「兵隊達!森の動物や、川魚、それと森で採れる野菜をとってきてくれ」
ヤク中「亡命組全員分の食糧を調達しろ。もちろん、元奴隷達の分もな」
兵隊達「はい!」
ヤク中「チート、お前は出発の日まで、メンバーと適当にイチャついてろ」
チート「い、いちゃつくって…」
エリート魔法使い「国王の命令なら仕方ないわね///」ギュッ
エリート格闘家「お言葉に甘えて!」ギュッ
チート「はわわわ///」
最強騎士「……」ジト
最強騎士「私も混ざってよいでしょうか?」
チート「ッ!?」
ヤク中「じゃあな」
チート「え!?ちょ、待っ」
最強騎士「ドコへいくんですか?」ギュッ
チート「はわわ!?ちょっ、最強の騎士様まで」
468 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/02/06(木) 16:07:40.48 ID:joJ7YvIp0
チート一行は出発の日まで『健全』にイチャイチャデートをした。
ヤク中一行は『お気に入りと不健全』なハチャメチャ乱交をした。
ココからはその回想(ヤク中の)
469 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/02/06(木) 16:09:34.36 ID:joJ7YvIp0
(馬車のワゴンの中にて)
ヤク中「オレは一ヶ月間、射精すらしてない」
ヤク中「出国してからは、亡命組を追いかけるのに力をそそぎ、寝ていないし、セックスもしてない」
ヤク中「……やっと待ち望んだ時がきたのだ」
露出狂ビッチ「イェーイ!待ってました!」
精子マニア(以下マニア)「待ちに待ったセックス!」
ヤク中「お前らはどうせ昨日、元奴隷や兵士達とヤリまくってんだろ?」
露出狂ビッチ「ゲヘへへ、大正解。マジ気持ちよかったわ」
精子マニア「栄養失調の同胞達の薄い精液も、兵隊共の無駄に濃い精子も、いーっぱい飲んだし、膣内にいーっぱいビュービューしてもらったよ!」
ヤク中「おれは今日、開発調教したい女が二人いる!」
ヤク中「お前らはやっぱ、後回しな!」
露出狂ビッチ「え〜!?話がちがう〜」
マニア「ひどい!このヤリチン!」
ヤク中「ああそうだ!おれはヤリチンだ!」
470 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/02/06(木) 16:11:55.60 ID:joJ7YvIp0
ヤク中「さ〜て、どっちを先に相手しようか」
街娘「もちろん、3年連続でミスコン1位の私よね?///」ニッコリ
女軍人(ああ、いよいよこのイケメンをセックスが出来るのだ。楽しみ。超楽しみ、ああ、どんな変態プレイをされるのか。究極のオルガスムを全身で感じたい。ねっとりと愛と快楽を全身で感じry)ブシュゥゥゥ
街娘は頬を赤らめ恥じらいつつ笑みを浮かべ、女軍人は潮吹きながら変態妄想に浸る
ヤク中「お前らはオレのお気に入りだ」
ヤク中「オレには四桁を越える側室がいるが、亡命組も含めると側室の数は、万単位になり五桁となるが」
ヤク中「国についてからも、お前達とは優先的にセックスの相手をしてやる。それがお気に入り枠の特権だ」
街娘「キャー///うれしい///」
女軍人「」ブシュゥゥゥボタボタ
※…潮吹きながら、長文になりうる変態妄想を繰り広げている
471 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/02/06(木) 16:12:35.69 ID:joJ7YvIp0
安価(どっちの女の子と先にエッチする?)
※下にレスにプロフ乗せときます。
@街娘
A女軍人
安価下2
472 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/02/06(木) 16:13:39.11 ID:joJ7YvIp0
※新しい嫁たる、美少女2人のプロフィール
@『街娘』のプロフィール
・ 性別:女性
・ 年齢:10代後半
・ 髪型:茶髪セミロング。毛先を軽くパーマにしている。よく髪型を変える
・ 身長165センチ
・ スリーサイズ:バスト92/ウエスト59/ヒップ88
(性格)
・子供っぽい
・ 超自信過剰。ナルシスト
・ 温室育ちのお嬢様だが男好き。そのくせ処女は守り通している。
・ 自称この世で一番の天才と豪語(一応、飛び級で名門学校を卒業)
・ プライドが凄く高い。あまりに力の差を見せ付けられると、幼い子供の様に泣き出す。
(今後、バッキバキに心をへし折られる予定)
・趣味:料理、衣服の作成。
・特技:料理。裁縫や服作り。洗濯。アート全般
・職業…????(今後、安価が決める)
(生い立ち)
・ 温室育ち
・ 3年連続ミスコン1位
・ モテる。処女は死守してきた
・ 男好きだが、肉欲は実のところ強くない
(今後ヤク中に、性欲魔女に調教改造される予定)
・ 家が超大金持ち。兄弟が多い。
〜〜〜〜〜〜
A『女軍人』のプロフィール
・ 性別:女性
・ 年齢:16歳
・ 髪型:普段はボブショートの黒髪(任務中はオールバック)
・ 身長:180センチ以上。ヤク中と同じ高さ。高身長
・ スリーサイズ:バスト:103/ウエスト58/ヒップ92
(着やせするタイプ。普段はサラシで胸を隠している)
・ 性格:内気。意外と普段は理性的。
(間も無く、理性崩壊予定)
・ 性欲:異常絶倫。イケメン見る度に潮吹いてる。
・ 趣味:筋トレ。オナニー。イケメン鑑賞
・ 職業:軍人
※ 生い立ち
・ 母は元奴隷売春婦。父も軍人。二人とも性欲異常者
・ 父が高い金を払い、妻を売春業から開放。大切にしていたが出産と同時に他界。
・ 父は軍人でありながら、ホワイト王国のやり方に疑問があった。
ヤク中による革命勃発時、真に命を掛けられる王は、ヤク中だけと決意。
その父も『ロックキングダム』へ亡命し、現地で改めて娘と再会。
・ 売春婦になりたかったが、普段は寡黙で実は内気。売春婦になる勇気がでなかった。
・ 軍隊に不向きな性格だと思っていた父は、娘を心配していた.
・ しかし、圧倒的な力で数々のミッションを達成。
・『次期・最強騎士』の称号を得られる候補の1人だった。現・最強騎士にもその実力は認められていた。
・ 父に憧れ、父と同じ容姿の『グラサン&オールバックのスタイル』を貫いてきた。
・ ヤク中との出会いで、髪を降ろし、サラシを開放し、女らしく生きる事を決意。
473 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/02/06(木) 16:21:22.29 ID:Jqu4J/1I0
2
474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/02/06(木) 16:23:01.76 ID:ek6aypwDO
2
475 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/02/06(木) 16:40:30.55 ID:joJ7YvIp0
今日はここまでにします
次回はエロシーンのあと、海沿いの国『シーブルー』に立ち寄り、船の調達
ヤク中は、魔法で水上バイクを作り、海を越えていた。
しかし流石に、魔法で大きな船は作れないので…とそこで安価を取る予定。
476 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/02/06(木) 17:55:57.72 ID:TE3hucta0
乙です。
477 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/02/06(木) 18:22:18.92 ID:RyqE3bKBO
乙
やっぱどうしても軍人グチョグチョにしてほしいけど
街娘も中々良い感じのキャラで楽しみ
折角なら軍人にも街娘堕とすの手伝ってほしいかも
478 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:22:32.27 ID:gnCWdTVk0
ごめん更新おくれた
書き貯めした
479 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:24:47.90 ID:gnCWdTVk0
エロパートは14レス位
残りの投下分は真面目な話も挟むので、エロの余韻を取っ払ってから見る事を勧める。
480 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:25:28.61 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「まずはじっくりと、ほぐさないとな」
グチュグチュ
ヤク中は右手の、中指と薬指で、女軍人の陰部を刺激する
女軍人「〜〜〜〜ッ!!」
ブシュゥゥゥゥ
元々感じやすく、根っからの潮吹き体質である女軍人
僅かな手淫でも、腰を浮かして、絶頂に浸る
女軍人「ぁぁ…ぁぁぁあ…」ガクガク
ヤク中「ほら、キスするぞ…んっ」
女軍人「ッ!!!」
ヤク中「ん、んぁ…」
女軍人「んぁ、れろ…ちゅぅぅ…んじゅ、ぐじゅ」
唇を重ねつつ、舌を激しく絡める
481 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:26:15.92 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「よし、だいぶマンコがトロトロになってきたな」
ヤク中(ヤル前から既に、潮吹いてはいたが)
女軍人「ァァ…///」グチュチュ
ヤク中「んじゃYシャツ脱がすぞ」
プチ、プチ、プチ…ススッ
ヤク中「やはりサラシを巻いてたか」
ヤク中「外すぞ」
女軍人「あ…」
シュッシュッ……ばふっ
ヤク中「おお!!?これは想像以上!」
ヤク中「超がつくほど、爆乳じゃねぇか!乳首もでかいし!そして良い乳輪!」
女軍人「そ、そんな…そんなに、すごい、ですか?///」
ヤク中「ああ!」
女軍人(う、うれしい///)ブシュゥゥゥ
またしても潮を吹く女軍人
ヤク中「所で今日は髪を下ろしてるんだな」
女軍人「初めて会ったときに貴方から、髪型はオールバックより、下ろしたほうが良いって言うから…」
ヤク中「ああ言ったな。髪下ろすと、サラサラの黒髪ボブショートになるのか」
女軍人「変、ですか?」
ヤク中「黒髪は好みだ」
女軍人「」ブシュゥゥゥ
またしても潮を吹く
482 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:27:05.28 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「……」ジッ
女軍人「あの、何ですか?ジッとこちらをみて」
ヤク中「オレと同じ身長で…この爆乳…」
ヤク中「だが腹回りはキュッと細く、それでいて腰やら尻はデカい」
ヤク中「色白で、目はパッチリ、まつ毛が長く、真顔で黙ってればキリッとしていて」
ヤク中「だが今の様に、簡単にエロい表情もできて」
女軍人「…??」
ヤク中「つまり、お前は最高の女だという訳だ」
女軍人「〜〜〜///」ブシュゥゥゥ
街娘「」
街娘(私以外に、あんな美人で可愛い子が、この世にいたなんて…)
街娘(私と同等の美しさを持つ女の子なんて、噂の最強騎士様くらいかと思ってたけど)
街娘(こんな所にもいたとは)
街娘(最強騎士様も、女軍人ちゃんも、ミスコンに出てたら…はたして私は3年連続で、覇者になれのかしら?ちょっと不安)
483 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:28:40.77 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「おお、良い揉みごたえだ」
モミュ、モミュ
女軍人「ああっ!ああん!///」
ヤク中「チュッ…ググッガリ、チュゥ…」
女軍人「〜〜〜ッ!?///」
胸を揉みしだき、乳首を舐めて、強く吸い、軽くかじり、刺激を与えていく
(数分後)
ヤク中「今度はその胸で、顔を挟める」
ヤク中「お前も両手を使って、包んでくれ」
ムギュッムギュッ
女軍人「は、はい」
ムギュッムギュッ
ヤク中「はぁはぁ!」
ヤク中「今度はオレのペニスを胸で包み、上下に擦ってくれ」
女軍人「えっと、パイズリってやつですか?」
ヤク中「そうだ!それと舐めてくれ」
女軍人「パイズリしながらフェラ…」
ムギュッムギュッ
ヤク中の巨大なペニスを包む
女軍人「んあ…///れろっ、じゅぼ、ぐぼ…じゅるっ…」
さらに、舌で亀頭を舐めて、口でくわえ、唾液と共に絡めていく
ヤク中(まだだ!まだ射精、我慢…!)
女軍人「んん!れろっ、じゅぼ、ぐぼ…じゅるっ…んぁ!」
パイズリとフェラの攻めは、激しさを増す
484 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:29:16.62 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「ぐっ…よし、そろそろ挿入だ」
女軍人(い、いよいよか///)
ヤク中「女の体型ごとによって、オレは好みの体位があってだな」
ヤク中「尻がデカイ女はバック。貧乳が相手なら正常位。普通体型なら何でもあり」
ヤク中「お前は…尻もデカいが、乳もデカい」
ヤク中「騎乗位で、お前の豊満な胸が、荒ぶる光景が見たい」
女軍人「じゃ、じゃあ…私が上で」
ヤク中「光栄に思え、性欲絶倫のオレの、一ヶ月以上溜めに溜めた」
ヤク中「濃い精液が、お前の膣に流し込まれるのだ」
ヤク中「妊娠しちゃうかもよ?」
女軍人「も、もし、妊娠したら」
女軍人「大事に育てます!」
女軍人「勇敢で賢く、心優しく…でも貴方様と似て、性欲絶倫の子供に育てます!///」
ヤク中「うれしいこと言ってくれるじゃん!」
ヤク中「まあオレとお前の子だ。間違いなく超絶倫だろう」
485 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:34:57.22 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「だがオレとしては、まだお前には妊娠して欲しくない」
女軍人「え」
ヤク中「じっくり楽しみたいから」
女軍人(じ、じっくり…///)ゴクリ
ヤク中「それと年齢は?」
女軍人「16歳です」
ヤク中「16歳だと!?まあ確かに顔つきは、まだ幼いが」
ヤク中(だがこの完成されきった体…26歳の間違いじゃないか?)
ヤク中「……まだ16歳という事は、このパーフェクトボディも更なる成長が期待できるのか」
ヤク中「やはり、まだ妊娠させるのが惜しいな」
女軍人「えっと、じゃあ、パイズリで?」
ヤク中「いいや。もうここまで来たら」
ヤク中は仰向けになる
ヤク中「なるようになれだ。妊娠するもしないも、運任せ」
女軍人「んんっ///」チュプッ
ジュッ…ググ…
騎乗位体制で、陰部と陰部が触れあう
女の穴は、男の竿を少しずつ、奥へと挿入させていく
女軍人「あんっ…///」
そしてズッポリと付け根まで入っていく。
女軍人「あん!あん!ア、アァン!///」
腰をスライドさせ、上下に動かし、ヤク中の竿に刺激を与えていく
女軍人「んぁ、はぁ、はぁ…ぁぁん!///」
ブルン、ブルンと豊満な胸が揺れる
486 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:36:00.12 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「うっ…くっ!そろそろいくぞ!」
ビュッ!ビュッ!ビュルルルル
ドクドクドクドク
女軍人「〜〜〜っ///!!」ブシュゥゥゥゥ
ヤク中の絶頂と共に、女軍人も大量の愛液を放出させる
ヤク中「おっ…おおおおおお!!」
ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュルルルル!
ヤク中(一か月分の精液が…!)
ドクドクドクドク、ドクドクドクドク、
女軍人「あ…あぁ…ぁぁ」ガクガク
487 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:36:29.09 ID:gnCWdTVk0
その後、丸1日かけて女軍人と交わる
チュンチュン、チュンチュン
ヤク中「お、鳥の鳴き声。もう朝か」
女軍人「はぁはぁはぁ///」
ヤク中「あー気持ちよかった!」
ヤク中「あ、そういえば悪いな街娘ちゃん。待たせたな」
街娘「zzz」
ヤク中「……」
ヤク中「オレも少し寝るか」
488 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:37:05.75 ID:gnCWdTVk0
(起床後)
ヤク中「軍人ちゃんは昨日ヤッたから、今日は街娘ちゃんの日だ」
女軍人(ああ。今日は夢の一時がお預けか、残念だ)
街娘「あ、あの」モジモジ
ヤク中「ん?」
街娘「いざ自分がその出番になると、緊張するというか、その」キョドキョド
ヤク中「ああ」
街娘「私たち、まだ出会ったばかりだし…その…」
街娘「もっとピュアにやってかない?」
ヤク中「順序を踏まえたいと」
街娘「う、うん…キスくらいなら、大丈夫だけど…」
ヤク中「……」
489 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:38:10.82 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「意外とピュアにこなすタイプなのか。まあ良いけど」
ヤク中「じゃあキスをさせてくれ」
街娘「う、うん」ドキドキ
ヤク中「ん…チュッ…」
街娘「んん、んじゅっ…」
街娘(ああ、これがキス。そしてこの舌と唾液が絡まる感触が、ディープキス…)
街娘(なんか、幸せな気持ちになるわ…)
ジュボッ
街娘「ンンッ!?」
突如、街娘の陰部より小さな痛みが走る
ヤク中の巨大ペニスが、街娘の下着をツラ抜き穴を開けている。
硬くて熱いペニスは、奥へと挿入されていた
ヤク中「ごめん、やっぱ我慢できない」
街娘「」
ヤク中「でも良いよな?」
ヤク中「元々、オレを毎日ストーカーし、最初に声をかけて来たのは、他ならぬお前だ」
ヤク中「ようするに、オレとセックスしたいって意味だよな?」
街娘「で、でも、いくら貴方が素敵な殿方でも」ガクガク
街娘「怖いって言うか…やっぱり順序は大切っていうか」ガタガタ
ヤク中「オレをストーカーした時点で、処女卒業も妊娠も覚悟しておくんだな」
ヤク中「ふん!」
街娘「ッ!?あぁん!!」
パンパン、パンパン
街娘「あ、ちょっ痛、もっとゆっくり…」ガクガク
490 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:39:30.70 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「もうこうなったら、徹底的に調教してやる」
街娘「ちょ、せめて、横になって…あぁん!///」
ヤク中「だめだ!このまま勢いに乗じて」
ヤク中「立ってセックスし続けるぞ!」
ヤク中「女軍人ちゃん、悪いが街娘ちゃんを後ろから押さえていてくれ!」
女軍人「かしこまりました」ガシッ
街娘「は!?ちょっ、軍人ちゃんまで、何考えて…アァン!///」
グチョグチョ、グポ、ジュブジュブ!
街娘「私、男好きだけど…本当は、肉欲が薄いっていうか…アァン!」
ヤク中「ならば改造してやるぜ、エロエロ美女にな!」
ヤク中「このオレがセックスのいろはを教えてやる!」
491 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:40:10.82 ID:gnCWdTVk0
(次の日・馬車のワゴン内で)
露出狂ビッチ「おーい、キング!」
精子マニア「いつになったらウチラの相手するのさ!」
街娘「アァ!///アァン!!///アァァン///!!」
街娘「イグッ…イグゥゥゥゥ!!!///」アヘガオ
ヤク中「はぁはぁはぁ…わずか一日で、立派に成長したな、街娘ちゃん」
女軍人「ふぅ、さすが一日中、アナルに手マンするのは疲れた…」
街娘「アへ、アへへへ///」ビチャチャチャ
街娘の腹は、ヤク中の精子がたっぷり注がれ、ほんのり膨らんでる。
街娘「お、おお…ぉぉ…///」ガクガク
ヤク中「さすがにこれ以上ヤッたら、街娘ちゃんの体力がもたないしな、この辺にしておこう」
露出狂ビッチ「うわ、あの気品あるお嬢様を…」
精子マニア「これでお嬢様も、変態の仲間入りね」
492 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:41:02.33 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「待たせたな。露出狂ちゃんにマニアちゃん」
ヤク中「だがそろそろ、移動をしようと思う」
露出狂ビッチ&精子マニア「えーー!!?」
ヤク中「まあ慌てるな。この馬車のワゴン内でセックスすれば良いだけだ」
露出狂ビッチ「ああ!なるほどね」
マニア「馬車に揺れながらってのは、ちょっと難点だけどね」
493 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:42:13.33 ID:gnCWdTVk0
―――それから、ヤク中一行の大移動は長い期間をかけて行われ
数週間後、浜辺に辿り着く
ヤク中「ついたぜ」
ヤク中「ココをまっすぐ突き進めば、皆が言う伝説の美女だらけの島へ辿り着くぜ」
憲兵リーダー「大将、ここからどう行けばいいんでしょうか…」
兵隊リーダー「貴方様がのってきた船は?」
ヤク中「オレは魔法で水上バイクつくって、ここまできたんだ」
全員「水上バイク??」
勇者チート「それじゃ、船を魔法で作ってみるとか?」
ヤク中「すまん、前に船の練成を試したんだが。上手くいかなかった」
ヤク中「水上バイクやハーレーには良く乗ってたし」
ヤク中「機器内部の機構も、脳に完璧に叩き込んでるから、イメージもしやすかったんだが」
ヤク中「さすがに、大きな船となると、機構も複雑でイメージがし難い」
勇者チート「ヤク中の魔法での錬金術は、機構を理解してないと、練成できないのか」
ヤク中「ああそうだ。こんな事なら、もっと軍艦や空母の勉強とかしておけば良かったぜ…」
494 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:42:40.71 ID:gnCWdTVk0
憲兵リーダー「大将のおっしゃってる事は、我々には到底、理解出来やしやせんが」
憲兵リーダー「この海岸を右にまっすぐ歩くと、ある街にたどり尽きますぜ」
ヤク中「ほう!そいつは知らなかった。どれ位歩けば良い?」
憲兵リーダー「丸1日掛かります。寝ずに頑張れば明日の朝にはつくでしょう」
最強騎士「もしかしてそれは、シーブルーの事か」
ヤク中「知ってるのか?」
最強騎士「私や女軍人が、軍隊に入る前から…ホワイト王国とシーブルー帝国はずっと戦争をしていた」
495 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:43:46.30 ID:gnCWdTVk0
最強騎士「私は軍隊なんか入りたくなかった。でも両親や身内。また周囲に強引に勧められて…」
最強騎士「入隊後。さっそく、海の戦場に借り出された私は…」
最強騎士「初めは逃亡する事だけを考えていた。この戦争には正義などないと思っていたから」
最強騎士「だが父が逃げようとせず果敢に戦った。その結果」
最強騎士「父は瀕死の重傷を負った。大好きだった父が」
最強騎士「ふと気がつけば、私は怒り任せに暴れて…」
最強騎士「……」ググッ
兵隊リーダー「シーブルーの『無敵艦隊』を全て、たった一人で海に沈めてしまった。ですよね?」
最強騎士「……あまり思い出したくない事だ。大切な人が重症にあったとは言え、私は」
496 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:44:56.31 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「……」
ヤク中「すまん、なんか…」
最強騎士「いや、先に話題を作ったのは私の方だ。謝るのは私のほうだ」
チート「最強騎士様は家族のために闘ったのですから、何も悪くありませんよ」
最強騎士「申し訳ございません。こんな暗い話を…」
ヤク中「まあ誰にだって暗い過去は尽き物だ」
ヤク中「それよりも、さっき言ってた『無敵艦隊』ってのがあるって事は」
ヤク中「造船技術は期待して良いんだよな?」
最強騎士「無敵艦隊は私が入隊時に全て滅ぼしてしまったが」
最強騎士「あの土地の技術はいまでも、残っているだろう」
ヤク中「決まりだ!そこで船を買おう!」
497 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:46:13.43 ID:gnCWdTVk0
【シーブルー】
ヤク中「ついた…ここがシーブルー」
ヤク中「なるほど、たしかにこの辺の海は一段と澄んでいる。良い眺めだ」
ヤク中「街の構造は…なんかスペインっぽいな」
ヤク中「そして丘の上に、デカイ城まである」
最強騎士「いま、この国は無法地帯だ。あの城の中には有象無象が…」
最強騎士「帝国はとうの昔に滅び、今は元皇帝の末裔が、『土地の長』としてこの土地を統治してる」
ヤク中「まだ子孫がいたのか」
最強騎士「戦勝国のホワイト王国が多くの土地を奪った。だがこの土地だけ残されてるのは」
最強騎士「首都でありながら元々、治安がかなり悪い」
ヤク中「面倒ごとに巻き込まれたくないから、ホワイト王国の国王は、この首都だけは返還したのか」
498 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:48:06.78 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「よーし!よく聞け!」
ヤク中「旧ホワイト王国軍は、引き続き旧奴隷民を守るように!」
旧軍一同「はい!」
瞳を輝かし、力強く返事する
ヤク中「旧奴隷たちよ!毎日おかゆばかり食べさせてすまない!お前たちにも早く旨い飯をたらふく食わせてやりたい!もう少し耐えてくれ!」
旧奴隷民「はい…」ボソッ
ヤク中(栄養失調はだいぶ改善されたが、それでも毎日の移動で疲れきっている)
ヤク中(それと栄養状態改善と共に、良くも悪くも自我が芽生えたのか…日に日に、軍人たちへの殺気が増している)
ヤク中「あーそれと…売春奴隷ちゃんたちだけど…」
ヤク中「ちゃんと毎晩相手するから。日中は我慢してくれ!」
売春奴隷1「ほんと〜?ウチ早くキングのデカチンポ食いたーい!」
売春奴隷2「もう軍人と、栄養失調気味の同胞たちのチンポ食べ飽きたー!早くイケメンキングチンポ食わせてよー!」
ヤク中「時間さえありゃ、オレだってお前たちの相手したいよ!でも時間がたりん!ちょっと待ってろ!」
499 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:49:03.16 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「さて、旅の仲間たちをドコへ待機させようか」キョロキョロ
ヤク中「ん?あそこの闘技場はだれもいないな。丁度良い」
ヤク中「お前ら!そこの闘技場で待機しててくれ!」
全員「はい!」
ヤク中「悪いけどチート、彼らを見守っててくれないか?」
勇者チート「うん、わかった!」
〜〜〜〜
【寂れた闘技場にて】
チート「……不気味な位だれもいない」
最強騎士「チート様、この土地は無法地帯です。何が起きるか分りません」
チート「うん。でも僕のそばに最強騎士様がいるから安心だよ」
最強騎士「あ、ありがとうございます」ドキドキ
エリート魔法使い「私だっているわよ!」
エリート格闘家「私も!」
チート「うん、分ってるよ。頼りにしてる」
エリート魔法使い&エリート格闘家「でへへへ///」ドキドキ
500 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:50:17.89 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「ふぅぅ」
ヤク中「やっと1人になれた」テクテク
ヤク中「さて。喉が渇いた。とり合えず一杯…」チラッ
【寂れた酒場】
ジャガ、ガキ、ギギギ、ドヨヨン…
眼帯少年「くっ…緊張して、上手く弾けない!」
フラメンコガール「ちょっと!何やってるのよ!ギター下手くそね!」
眼帯少年「いつもはもっと上手く弾ける!」
ジャガ、ガキ、ギギギ、ドヨヨン…
フラメンコガール「……」カカカカッ
ジャガ、ガキ、ギギギ、ドヨヨン…
フラメンコガール「……ああもう!全然ノレないわ!」カカカカッ
観客1「おいおい!何やってんだよ下手くそ!」
観客2「帰れ帰れ!」
眼帯少年「くそ!落ち着け!落ち着け!」
ヤク中「どけ」ドンッ
眼帯少年「ぎゃっ!」
ヤク中「お前に、演奏のお手本を見せてやる」
眼帯少年「なに!?」
501 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:50:52.30 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「さあ始めようぜレディ」
フラメンコガール「……」
フラメンコガール「イケメンの様だけど、演奏が下手くそだったら、蹴り飛ばすよ」
ヤク中「キミこそ、オレのテクについて来れるかな?」
ヤク中「さあ、ダンシングタイムだ!」
ジャンジャンガ、ジャンジャンガ、ジャンジャンガ!!
フラメンコガール「」
フラメンコガール「なにこれ…最ッ高に燃えるわ!!!」カカカカッ
502 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:52:07.26 ID:gnCWdTVk0
【数分後】
フラメンコガール「はぁ、はぁ、はぁ……!」
ジャララン!
観客たち「フオオオオ!!!!」
盛大な拍手が飛び交う
フラメンコガール「ぜぇぜぇ、素晴らしいわ貴方」
ヤク中「だろ?オレはプロのギタリストさ」
フラメンコガール「……」シュッパサッ
全員「!?」
フラメンコガールは何の躊躇いもなく、服を脱ぐ
ヤク中「おいおい、こんな公衆の面前で良いのかい?」
フラメンコガール「ここは情熱の国よ。躊躇うなんて逆に恥よ」
ヤク中「アゥゥ!!いいね!!キミの事好きになっちゃったよ!!」
フラメンコガール「フフ、私も。やっと運命の人と出会えた」
ヤク中「オレさ、嫁が五桁いるけど許せる?」
フラメンコガール「何人いても構わない。いずれ私が一番の女と言わせて見せる」
フラメンコガール「私は情熱の女、フラメンコガール。この世で一番美しく熱い女」
ヤク中「オレはヤク中。全ての物事に情熱を注ぐ男」
フラメンコガール「素敵。私の子供、いっぱい産んでね」
観客1「ヒュー!ヒュー!いいぞ!!」
観客2「おっほ!すげぇぇ!ダンスタイムからストリップショーになっちまった!!」
観客3「いいぞ!いいぞ!もっとやれ!!」
503 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:53:33.04 ID:gnCWdTVk0
【30分後】
フラメンコガール「はぁはぁはぁ!!あぁん!///」
グジュ、ジュボ、ジュッジュッ
ヤク中「い、いくぞ!3回目!!!」
ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュッ!ビュルルルル!
ヤク中「はぁはぁ!」
フラメンコガール「はぁはぁはぁ好きぃ///大好きぃ///」
ヤク中「ふぅぅ…さて」
ヤク中「あーマスター。オレ金がないけど、水だけくれないか?」
マスター「水?何を言ってるんだ!アレほどまでの素晴らしいショーと、淫らなショーを見せられたら」
マスター「水だけじゃなく、極上のワインを無料でやるさ!」
ヤク中「マジ?助かるわ〜!」
〜〜〜
ヤク中「ゴクゴク…あーうまい!」
フラメンコガール「フフフ///」ギュゥゥゥ
フラメンコガールがヤク中の腕に抱きつく
ヤク中「あ、それでこれから、国に帰るけど」
ヤク中「造船所さがしてんだ。いい当て知らない?」
504 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:55:07.90 ID:gnCWdTVk0
フラメンコガール「海を渡るのね。うーん」
フラメンコガール「そこの落ちぶれた男なら知ってるんじゃない?」
ヤク中「ん?落ちぶれた男?」
眼帯少年「プハァー」ギロッ
眼帯少年は煙草を吸いながら、ヤク中を睨む
眼帯少年「寝取られた…狙ってたのに。グスッ」
ヤク中「あ、さっきの下手くそギター小僧か」
眼帯少年「オレに冷静さと、両目が揃ってれば…!そして権力…」
フラメンコガール「は?何言ってんの、この国に冷静さなんて不要よ」
フラメンコガール「それと、そのキズは男の勲章なんでしょ?皇子」
眼帯少年「ふん!」
ヤク中「……」
ヤク中「腰のサーベルに、ドクロマークのロングコート。ドクロの軍帽に、血濡れのシャツにズボン…そして眼帯」
ヤク中「なんだ。坊主は、海賊の船長なのか?」
眼帯少年「ああ」
ヤク中「歳は」
眼帯少年「15歳」
ヤク中「その若さで船長か」
眼帯少年「……」
505 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:55:47.24 ID:gnCWdTVk0
ヤク中「なあ、船に乗せてくれよ船長」
眼帯少年「女を寝取っておいて船に乗せろだ!?殺すぞ!!」
ヤク中「そこをどうか頼むよ。それも出来ればタダで」
眼帯少年「話にならん。アジトに戻る」
フラメンコガール「ちょっと皇子、乗せてやんなよ」
眼帯少年「寝取られた貴様にもはや価値などない!!」
フラメンコガール「あ?器が小さいのよクソ皇子」
眼帯少年「んだとゴラァ!!!」チャキッ
サーベルを引き抜く眼帯少年
ヤク中「おいおい、女に刃物向けんな」
眼帯少年「このオレを誰だと思っている!!!」
ヤク中「あーわかったわかった。落ち着け」
ヤク中「お前さんに聞きたい事が」
眼帯少年「あ!?」
ヤク中「造船所ってどこにある」
506 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:56:29.62 ID:gnCWdTVk0
眼帯少年「……この店を出て、右に真っ直ぐ海岸沿いを歩いてけば見つかる。簡単さ」
ヤク中「タダで船くれるかな?」
眼帯少年「無理に決まってんだろ」
ヤク中「だよなぁ」
眼帯少年「そんなに船がほしければ、造船所と交渉して後払いにするとか」
ヤク中「ふむ」
眼帯少年「ま、後払いなんて無理に決まってるし…あとはそこらの船を強引に奪うとか」
ヤク中「分かったありがとよ坊主」
眼帯少年「ふん。もうとっととドコかへ消えろ」
ヤク中「あ、そうだ」
眼帯少年「まだ何か?」
ヤク中「オレ実はさ、ある国の国王やっててさ」
眼帯少年「……」ピクッ
ヤク中「この国…いや帝国は滅んだんだっけか?この区域のリーダーと話がしたいんだ」
眼帯少年「……」
507 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:58:11.27 ID:gnCWdTVk0
眼帯少年「……」
眼帯少年「要件はなんだ?」
ヤク中「ああ、お前さんには関係のない話だ」
ヤク中「とりあえずリーダーがいる場所を」
眼帯少年「オレだ」
ヤク中「え」
眼帯少年「オレ…いや私こそが」
眼帯少年「第69代、シーブルー帝国の皇帝だ!」
ヤク中「……」
フラメンコガール「ま、68代目が処刑で死んで、皇族の生き残りはアンタのみだけどね」
フラメンコガール「残念だったわね。皇子」
ヤク中「ご、ごほん。皇子、金貸してよ」
眼帯少年「殺すぞ?」
ヤク中「いや、割とまじで金を貸してくれ」
508 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 16:59:26.12 ID:gnCWdTVk0
今日はここまで
書き貯めてるので、明日も多分投下できる。
509 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/02(月) 17:03:21.98 ID:gnCWdTVk0
(おまけ)
・ホワイト王国のモデル=イギリスとドイツ、アメリカを足した感じ
・ヤク中が率いる、ロックキングダム(美女村)=ハワイ、沖縄、グアム
・シーブルー=文化的にはスペインと南米。国土面積と気候は南米チリ。
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/02(月) 17:09:25.89 ID:Py9YV1FwO
ヒャッハー乙ですぜ!
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/02(月) 22:45:14.89 ID:87v5GIdX0
乙ですヒャッハー!
512 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/05(木) 19:08:27.32 ID:Jd/neKBE0
眼帯少年「貸す金などない!オレは帝国再建のために金を貯めてるんだ!」
眼帯少年「1円もやれん!」
ヤク中「あとそうだ、いずれお前の土地と、貿易がしたい」
ヤク中「仲良くやろうや」
眼帯少年「話を勝手に勧めるな!」
ヤク中「じゃあどうすれば良い?どうすれば金を貸してくれるし、国交も約束してくれる?」
眼帯少年「……ここは情熱の国だ」
眼帯少年「男と男、サシで勝負」
ヤク中「ギターでの勝負するかい?」ニヤリ
眼帯少年「っ!!残念ながらギターじゃオレに勝ち目がない」
眼帯少年「タイマンだ。男らしくタイマン。殺し合いに発展しないように、ちゃんと審判も付ける」
513 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/05(木) 19:12:13.55 ID:Jd/neKBE0
ヤク中「タイマンね…」
ヤク中(あの若さで船長やってるのは…多分、生き残りの部下が支えてるからだろうが)
ヤク中(だが実はメチャクチャ強いのかもしれん)
ヤク中(オレは、魔力には自身ありだが、まだ剣術と体術のレベル低いしな)
ヤク中「なあ、あいつ強いの?」
フラメンコガール「昔の戦争で物心つく前から、68代目皇帝と一緒に戦場にいたって話しだし」
フラメンコガール「結構、強いんじゃない?」
ヤク中「……」
ヤク中「勝負はサシ、か」
ヤク中「少し考えさせてくれ」
眼帯少年「懸命な判断だ。いくら殺し合いでなくても怪我はするからな」
ヤク中「大層、闘いに自信がありげだな」
眼帯少年「まあな。おれは69代目皇帝だ。当然だ」
フラメンコガール「…もう国は滅んだんでしょ?」
眼帯少年「黙ってろ」
ヤク中「……別な道も模索する」
眼帯少年「そうか。オレも暫くは出航しない」
眼帯少年「日中ならこの酒場で、ギターの練習してる」
眼帯少年「勝負ならいつでも歓迎する。精々、腕を磨いておくんだな」
ヤク中「お前はギターの腕を磨いておけ」
514 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/05(木) 19:13:48.84 ID:Jd/neKBE0
ヤク中「……」
ヤク中「あーー!!!そうだ!!!」
眼帯少年「んだよ、うるせぇな。まだいたのか」
ヤク中「あのさ、魔物っていないか」
眼帯少年「は?」
ヤク中「オレさ、まともな魔物ってまだ会ってないんだよ!」
ヤク中(サキュバスやハーフサキュバスは、見た目人間っぽいし、全員おれの嫁だし。魔物って実感がない)
ヤク中「もう人間ばかりのいざこざばかりで、飽き飽きしてんだ!」
ヤク中「ちゃんとファンタジーしてぇんだよ!」
眼帯少年「……言っている意味がよく分からん」
眼帯少年「まあこの土地は、昔から治安が悪い」
眼帯少年「国が滅んでからは、もはや度を超えた無法地帯だ」
眼帯少年「亜人、獣人の盗賊団…あと魔族の海賊もいるぞ」
ヤク中「お、まじか!そりゃ良い情報を聞いた。サンキュ!」
515 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/05(木) 19:14:52.05 ID:Jd/neKBE0
【寂れたギルド】
ヤク中「……」
シーン
中には誰もいなかった
酔っ払い「ヒク、よう、なにやってんだい」
酔っ払い「あ!!よく見たら、さっき酒場でナイスなショーをしてた奴じゃん!」
ヤク中「なあ、ギルドはどうした?」
酔っ払い「そんなもん、国が滅んでから一切経営してねぇよ!無人だ無人!」
ヤク中「……」
フラメンコガール「なーんだ、ギルドにいきたいなら、そういえば教えたのに」カカカカッ
足を小刻みに動かし踊りながら説明する
フラメンコガール「ここは無法地帯。ギルドも役所も、銀行も閉鎖中。警察も軍隊も存在しない」
フラメンコガール「学校と病院は、非公式の団体ばかり」
フラメンコガール「みんな生きるのに必死なのよ」
ヤク中「ギルドでの金稼ぎは諦めるか…」
516 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/05(木) 19:16:55.29 ID:Jd/neKBE0
再び寂れた闘技場に戻ってくる
ヤク中「まあ、そんな事があったんだよ」
チート「ふーん、なんか色んなことがあったんだね」チラッ
女軍人「……///」ギュゥゥゥ
フラメンコガール「ああぁ、情熱の男///」ギュゥゥゥ
ヤク中「フハハハ!!!」
チート「また女を作って…」
ヤク中「当たり前だ!この世の美女は全員、オレの女だ!」
エリート魔法使い&エリート格闘家「呆れた…」
最強騎士「本当、節操ない男だ」
最強騎士「……女軍人、貴様もずいぶんと雰囲気が変わったな」
女軍人「ええ、これからは女らしく生きると決めましたから」
ヤク中「さて、どうしようかこれから」
ヤク中(久しぶりにお話しようぜ!女神様よぉ)
517 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/05(木) 19:17:34.40 ID:Jd/neKBE0
女神(本当に久しぶりですね)
ヤク中(なあ、これから船の代金を稼ぐためにどうすれば良い)
女神(そうですね…)
安価(↓1)
@ いさぎよく、海賊の眼帯少年(元帝国の皇子)とタイマン
(勝敗は次の安価で決めます)
A 海や町を荒らす、魔族海賊団、盗賊団を滅ぼしてくる。
(レベル上げたり財宝を奪う。運次第で船も手に入れる)
※他、何か良い案思いついたら、好きにコメどうぞ
518 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/05(木) 19:18:15.33 ID:Jd/neKBE0
今日はここまで。
安価は↓1
519 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/05(木) 19:58:39.87 ID:YJyE4IYSO
2に近い3
近場の無法地帯を征伐しながら
資源だけでなく国に関する情報を集めていく
520 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/07(土) 10:23:16.10 ID:3FIllk/z0
(次の日・寂れた闘技場)
チート「……」ペラッ
最強騎士「その置手紙は一体?」
チート「ヤク中からのです」
チート「『船の代金を稼ぐから、しばらくの間、留守番頼む』との事です」
最強騎士「相変わらず自由な男ですね…」
憲兵リーダー「我々は引き続き、海なり山なりで狩猟生活ですね」
チート「あ、それと『自分たちがホワイト王国から来た事は、打ち明けないように』って書いてあるよ」
兵隊リーダー「ここの国を滅ぼしたのが我らであるからな…何をされるか分からん」
【寂れた酒場にて】
ヤク中「よお」
マスター「おお、昨日のギターの達人!」
ヤク中「こんな朝早くから掃除とは真面目だな」
ヤク中「所で皇子はまだ来てないのか?」
マスター「彼は基本的に、午後から来るよ」
ヤク中「ふーん」チラッ
ふと、壁に掛けられた時計をみる
ヤク中(この国にも時計の概念があるようだな)
マスター「時間が気になるかい?ならコレをやろう」ポイッ
ヤク中「おっとと…おっ、これは懐中時計!」
マスター「魔力で動いてる。魔法が得意なら基本的にずっと使えるぞ」
ヤク中「サンキュ、マスター!」
521 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/07(土) 10:23:57.95 ID:3FIllk/z0
(数時間後)
ガチャッ
眼帯少年「…またお前か」
ヤク中「よう皇子!今日も健気に、酒場でギターの練習かい?」
キュワァァァ!!ギンギンギンギン!!
ピロピロピロピロピロ!ギュワワワワァ!!
観客たち「うおおおおおおお!!!」
ヤク中はエレキギターで、ショーを披露していた。
観客1「ほれチップだ。昼飯にはなるだろう」ピーン
観客2「おれも!ほら酒代」ピーン
観客たち「おれもおれも!」ピーン
ゴトゴトゴトゴト!
ヤク中の目の前に、沢山のコインが溜まって行く
ヤク中「ワアォォ!センキュ!」
522 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/07(土) 10:30:21.93 ID:3FIllk/z0
〜ショーの終了後〜
ヤク中「うーん、だいぶ溜まったけど。こんなんじゃ全然だな」
眼帯少年「チンドン屋で金稼ぎか?」
ヤク中「こんなの小遣い稼ぎにすぎない」
眼帯少年「じゃあ、やはりオレと決闘を?」
ヤク中「いや、止めておく。万が一もあるからな」
眼帯少年「そうか」
眼帯少年「……ところで、潰れた闘技場で、謎の団体が寝泊りしてるって話を、部下から聞いたんだが」
眼帯少年「まさか、お前の仲間か?」
ヤク中「金を貸してくれないケチには教えねぇよ」
眼帯少年「ふん。まあ何か知ってはいるようだな」
523 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/07(土) 10:32:56.18 ID:3FIllk/z0
ヤク中「ここの酒場は、窓から海が良く見える」
ヤク中「海賊討伐の義賊ごっこで、金をためる」
眼帯少年「……そうか。んじゃオレとお前は同業者ってワケだな」
ヤク中「え、海賊じゃなかったのか?」
眼帯少年「もちろん現在は海賊だ。だがオレは海賊である前に…皇族だ」
眼帯少年「直接、民から金品を奪うことはしない」
眼帯少年「無論。外国での略奪や侵略、陵辱といった蛮行も行わない」
ヤク中「そうか。植民地拡大主義のクソ野郎かと思ってたけど、見直したぜ」
眼帯少年「わが国は代々、他国の軍隊を攻め込む事はあっても、異国民を苦しめる植民地支配はない」
眼帯少年「純粋な世界征服が目的だったからな」
眼帯少年「国粋主義のホワイト王国と一緒にしないでほしい」
ヤク中「……帝国を復活させたら、また世界征服をやるのか?」
眼帯少年「いや、もうやらない」
眼帯少年「おれはビジネスがしたい」
ヤク中「ほう」
眼帯少年「この国は代々、戦争を強いられてきた」
眼帯少年「まあ国民性を考えると、みんな血の気濃いから仕方ないのだが」
眼帯少年「興味や関心を、戦争以外に目を向けようと思う。それがおれのビジネスだ」
524 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/07(土) 10:33:50.63 ID:3FIllk/z0
眼帯少年「例えばオレは、また帝国を復活させたら…」
ジョロロン、ドヨヨン、ギギギガガガ
下手クソなギターの音色が、歪んで響く
眼帯少年「皇帝を兼任しつつ、音楽家になりたい」
ジョロロン、ドヨヨン、ギギギガガガ
眼帯少年「他にも、ありとあらゆる娯楽を開発し」
眼帯少年「蛮国と言われ続けたこの国を」
眼帯少年「夢の国に変えたい」
ジョロロン、ドヨヨン、ギギギガガガ
ヤク中「……」
ヤク中「似てるな」
眼帯少年「え」
ヤク中「っていうか、まんま一緒だ」
ヤク中「おれも夢の楽園を作りたいって思っている」
525 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/07(土) 10:42:37.25 ID:3FIllk/z0
眼帯少年「……」
ヤク中「……」
二人の胸中には理屈抜きに、熱い物が込み上げていた
ヤク中(こんな感覚は久しぶりだ)
ヤク中(バンドメンバーと出会い、意気投合。そして初めてバンドを結成した時と同じ…)
ヤク中(そうだ、この感情は)
眼帯少年「さーてと」ガタッ
ヤク中「おい、ちょっと待て、どこへ行くんだ」
眼帯少年「ちょっと一仕事」
ヤク中「あ?じゃあ、何のためにこの店に来たんだよ」
眼帯少年「急用を思い出した。んじゃ」ガチャッ
ヤク中「おい待て、ちょ! 何だよ…ちっ」
526 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/07(土) 10:43:37.88 ID:3FIllk/z0
眼帯少年「……」
眼帯少年「……」
眼帯少年「……」
何かを振り払うかの様に、首を左右に振る
眼帯少年「……」
眼帯少年「潰れた闘技場に現れた、謎の団体の件が気になる」
眼帯少年「まだ様子見だ」
527 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/07(土) 10:45:25.14 ID:3FIllk/z0
(さらに数時間後)
ヤク中「さて、良いカモがそろそろ現れないかな」
ドーン!ドドーン!
マスター「大砲の音だ」
ヤク中「来たな。遠くから船も見える」
ヤク中「海賊の船の数は…」
コンマ価下1
@1隻(00〜30)
A2隻(31〜60)
B3隻(61〜90)
C4隻(91〜99)
※ゾロ目なら、何かボーナス考えます。
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 10:50:10.34 ID:h60lFVUQ0
ん
529 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/07(土) 11:03:16.15 ID:3FIllk/z0
ヤク中「船は二隻か」
ヤク中「んじゃマスター、一狩りしてくるぜ」
マスター「ああ、気をつけてな」
〜〜〜
(港前)
ヤク中「さて、どんな奴らが乗ってるのかな?」
安価下1
サキュバスと人間以外の、種族を好きに書いてください
※注意:以下の種族は出せません
・ドラゴン
・魔女
先の話のネタバレになるかも知れないが、上の2種族は物語の終盤に出す予定。
530 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 11:54:18.89 ID:/qlLLHvU0
ワーキャット(アイルーっぽいの)
可愛くて水が嫌い。
人殺しはしてない。
531 :
◆wnrOSRmMhU
[saga]:2020/03/07(土) 13:41:24.60 ID:3FIllk/z0
ヤク中「よっと」
船内に潜入する
ヤク中「よお、ならず者ども」
ヤク中「ここで会ったが百年目。船と財宝をオレに渡せ」
ヤク中「……ん??」
ワーキャット1「わー!なんか奇襲してきたー!」
ワーキャット2「ふん、望むところだ!」
ワーキャット3「お前こそ金品をさしだせー!」
ヤク中「」
ヤク中「」ムクムク
ヤク中の股間がみるみる膨れ上がっていく
ヤク中「まったく…美女村と良い、ホワイト王国と良い…どうしてこう、オレの周りには可愛い子が集まるんだ」
ヤク中「とりあえずズボンを下ろしてっと」ズサッ
ワーキャット全員「!?」
ヤク中「獣人か、燃えるな。いや萌えるな〜」
安価下1
ワーキャットの見た目
@獣よりの獣人(可愛いが、全身に毛並みがある女の子)
A人間よりの獣人(美人が猫のコスプレした様な容姿。 け○のフレンズみたいな子達)
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 16:44:11.15 ID:/qlLLHvU0
1、連取りなら安価下
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 16:46:56.88 ID:5stW2o4+0
1
534 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/07(土) 17:19:06.28 ID:FfydM7IwO
一応1
325.75 KB
Speed:0.3
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報R
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
新着レスを表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)