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穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『19』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】

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267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 21:25:47.93 ID:8m7ND08o0
【アルパカ小屋】
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/03(日) 21:38:50.79 ID:lRWFQVi40
アルパカ小屋を選択


<メェー

<…






 音ノ木坂学院の飼育小屋に居る2匹の動物、白と黒(…というより茶色)の二匹がこちらを見ている




  穂乃果「花陽ちゃんおはよーっ!」

    凛「かよちーん!おっはようー!」


   花陽「おはよう、二人共朝から元気だね」フフッ



 ジャージ姿の飼育委員こと小泉花陽が今日もアルパカの餌をあげに来ていた

 元気よく挨拶する二人に微笑を零すが当の二人はさっきまで脳をフル回転させてて
これでもヘトヘトだぁ〜と身振り手振りしながらお道化てみせるのであった



  穂乃果「…ん?あんなの前からあったっけ?」ハテ









             ガチャボックス『 』デーン!





 アルパカ小屋の前に何やら郵便ポストのような風変りな箱が設置されているではないか
詳細を花陽に尋ねると『中に手を突っ込むと1日1回だけいいモノが貰える箱』という微妙にずれた返答が帰って来た

違う、そうじゃない。 聞きたいのはいつどこの誰があんなものを建てたのかなのだが…




・【花陽と話す】

・【ガチャボックスに手を突っ込む (知識値消費でランダムにアイテム入手)】

・【アルパカの世話をする】

・【近くを通りかかったμ'sメンバーに声を掛ける(ランダム遭遇)】

↓1
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 21:56:52.99 ID:8m7ND08o0
・【アルパカの世話をする】


バウリンガルって持ってると自動で使われるんだったっけ?
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/03(日) 22:21:39.36 ID:lRWFQVi40
アルパカの世話をするを選択




   穂乃果「よっと!このバケツはこっちで良いのかな?」グッ

    花陽「あっ、それは向こう側に置いて」


   穂乃果「OK!」




 前に世話をさせてもらうとの約束を今日やる為にここへは足を運んだ
隣を歩いていた凛は「かよちんと穂乃果ちゃんがやるなら凛も!」と進んで手伝ってくれている



   穂乃果「はいっ!アルパカさん朝ご飯だよ!」





                 -‐……‐……‐/  | |
       i⌒ー―y―‐f´           /   .| |、
       |  \/           ´ ̄ ̄`ヽ.|_| ヽ
          、 '⌒              ´ ̄ ̄ ̄` :,
        У                       ⌒ヽ
        /             . : : .
        {    {: : :    . : : : : : :ノ┐: .          }
        }  ゝ_\____,ノー―    ー‐ァ'        ⌒ヾ
        {_    }         γ笊_ {_: .         }
        /  イγ笊/      乂(ソ γ´             ;
        {  : :}乂j/            ノ              }
.         〉 ⌒ヽ, ´           ′           }
        {     /` ´          {   . : : : : : : : :    ノ
         、   {  {          ゝ. : : : : : : : : : :   }
           丶: : :}              /: : : : :       {
            }:ゝ _ノー―― ´  /{: : :          }
           {: : : \       /: : :/ : :             }
            ゝ.,_: : {: : ̄ ̄: : : : : :.f⌒            ,ノ
            乂  〉 : : : : : : : : :.{            ヽ
            /      : : : : : :              :,
               ′ : : : \: : : : : : :              }
             {  : : : : : : : : γ´                  }
             {   : : : : : : : :                  }


 白パカ「ンメェェェ…」もしゃもしゃ





   穂乃果「ふふっ」


   穂乃果「――――」



1 頭を撫でてみる

2 もっとおかわりをあげる

3 バウリンガルを使ってみる(バウリンガル消費)

↓1
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 22:39:03.43 ID:8m7ND08o0
3 バウリンガルを使ってみる(バウリンガル消費)
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/03(日) 22:55:24.62 ID:lRWFQVi40
3を選択


 超高性能バウリンガル、嘘か真か動物の言葉が分かるという…
眉唾モノだが騙されたと思って使ってみるのも一興かもしれない、高坂穂乃果はポケットに入れていた端末を取り出し
早速、白い体毛に覆われた動物に向けて見た



   穂乃果「とは言ったものの、どうすればいいんだろう…」

   アルパカ「」モシャモシャ

   穂乃果「えっと、アルパカさん、何か喋ってみてくれますかー?…なんてこんなの無理があるよねぇ」



   アルパカ「」モシャモシャ、ピタッ


   アルパカ「ンメェェェ…」



   バウリンガル『無理じゃないですよ』ピピッ



    穂乃果「!?!?!?!?」ガビーン!?

    穂乃果(えっ、はぁ!?嘘ぉッ!!……い、いやいや、待て待てタダの偶然かもしれない)


    穂乃果「…あ、あー今日はいいてんきですねー」


    アルパカ「メェ?」

    バウリンガル『何言ってるんですか、今日曇り空じゃないですか』


    穂乃果(…)

    穂乃果(やばい会話が成立してるこれマジな奴だー――――ッ!!)



 嘘か真か、どうやら真の方だったらしい



―――
――


 花陽「ふぅ、こっちは粗方終わったね!」

  凛「うんっ!……ところであっちの方で穂乃果ちゃんは何してるんだろう?なんだか慌ててるみたいだけど?」

 花陽「えっ、…さぁ?」








   穂乃果「えっとぉ、どうしよう何から聞けばいいんだろう…」オロオロ


   穂乃果「―――――−」


1 なんだか海未ちゃんみたいな話し方だね!!

2 草って美味しいの?私も食べたら美味しいって感じるのかな

3 お友だちの黒いアルパカさんとは仲良くしてる同じアルパカ仲間でしょ?

4 花陽ちゃんって優しい?

5 撫でられると嬉しい場所は?

↓1
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 23:12:43.67 ID:8m7ND08o0
5 撫でられると嬉しい場所は?
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/03(日) 23:29:33.34 ID:lRWFQVi40
5を選択



   穂乃果「じゃあ、撫でられると嬉しい場所は?」



   アルパカ「メェェェ」



 電子音がなって画面に文字が走る、『首元、特に顎下の方です』と想像するとなんだか猫のように思えてきた
…しかし首元か、"さっきまで頭を撫でようとしていた"が、これからは考えた方がいいのかもしれない



   ペロッ




   穂乃果「うひゃぁぁぁ!?!?」ビクッ


   アルパカ「メェェ、メェェ、」ぺろぺろ


   穂乃果「ちょ、ちょっと舐めないでくすぐった―――あはははっ、ひぃ、こ、降参だってばぁ!」あはははっ






 アルパカ(?)の好感度が上がった!絆が1つ増えた


 『アルパカ:☆ ・ ・ ・(あと1つ と 3つでアルパカ絆MAX時のあびりてぃい修得)』

―――
――


  凛「穂乃果ちゃんとアルパカさん凄く打ち解けてたねぇ」

 穂乃果「あはは、見られちゃってたか〜」

  凛「そりゃあ、あんだけペロペロされて大笑いしてたら気づくよ」

 穂乃果「なんだか、ただの動物って気がしないんだよねぇ…こう妙に人間っぽいような、そんなことあるわけないのにね」


 『綺羅ツバサ:☆ ・ ・ (あと2つで ツバサ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『南ことり:☆ ・ ・ (あと2つで ことり絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『理事長:☆ ・ ・ (あと2つで 理事長絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『西木野真姫: ☆ ☆ ☆ 』(MAX!!! 魔物真姫が帰った後、確定であびりてぃい修得可能)
 『アルパカ:☆ ・ ・ ・(あと1つ と 3つでアルパカ絆MAX時のあびりてぃい修得)』

【ガーーーピーーー日目】【朝Last】(残り1/7)

穂乃果 (SP 15/15)

凛 同行者


『選択』

【しゅうとくずみ の あびりてぃい】【アイテム】

・【こっちに来れた子(真姫)を呼び寄せてみる】

・【凛ちゃんと話す】

・【学校探索】

・【穂むら】

・【公園】

・【商店街】

・【駅前(ターン消費2)】

↓1
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 23:37:13.91 ID:8m7ND08o0
>>あと1つ と 3つで  アルパカの道のり遠くて笑う 「あと3つ」の特別枠かな 安価下
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/04(月) 00:06:59.02 ID:xSNNKZl50
・【学校探索】
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/04(月) 00:26:56.24 ID:fqMdJF1z0
学校探索を選択


 穂乃果「今日は雨降るかな」



 濁り色の空を見て、今日は折り畳み傘持ってなかったなァと呟く
すると隣から「心配しなくても大丈夫にゃ、もし降っても入れてあげる!」と頼もしい声が聞こえてくる
 さっきとのアルパカの会話でも言った様に空は雲に覆われていて見渡しが良いとは言い難い

降水確率はお天気予報のお姉さん曰く傘無しでも歩ける確率だとは言ったが天気予報に絶対などという言葉は無い



 午前10時を過ぎて、食堂からは何やらお腹の虫をうるさく鳴かせる香りがしてきて
購買部のおばちゃんもお昼のパン争奪戦に備えて気合を入れて品を用意するのが目に留まった


 穂乃果「ちょっと早めのお昼ごはんにしちゃう?」チラッ

  凛「それもいいかもね!お昼丁度に行くと混雑してたり売り切れが多くなっちゃうから」


  凛「あっ、でも食前の運動も捨てがたいにゃ…」グヌヌ



 空腹は最高のスパイス、誰が編み出した名言か知らないがお腹を空かせてから食べる昼食はこれまた格別というのも確か
もうちょっと校内をぶらついてからというのもありかもしれない





【ガーーーピーーー日目】【朝Last】(残り1/7)

穂乃果 (SP 15/15)

凛 同行者


『選択』

【しゅうとくずみ の あびりてぃい】【アイテム】

・【こっちに来れた子(真姫)を呼び寄せてみる】

・【凛ちゃんと話す】

・【生徒会室】

・【理事長室】

・【1年生の教室】

・【購買部】

・【廊下】

↓1
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/04(月) 00:41:07.58 ID:MNdZnqN1O
廊下
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/04(月) 00:59:34.03 ID:fqMdJF1z0
廊下を選択


 心なしか朝日を遮る雲があるだけで気温も一層冷え込んでいるように感じる、そんな時期でもないのに冬が来たような気分だ
凛と暫くの間、寒い日の過ごし方や暖かい料理の話をして過ごす



  穂乃果「やっぱり温かいお鍋かなぁ、おでんの大根とか卵って味が染みてて美味しいよね」

    凛「わかるにゃ〜、でもお鍋ならやっぱり煮込みうどんじゃない?前に希ちゃんのお家でご馳走になったにゃ」

  穂乃果「なにそれ羨ましい」ジュルリ


    凛「いいでしょ〜?希ちゃんのお家に海未ちゃんとリリホワ作戦会議でお邪魔したら作ってもらったの」

    凛「とろーりとした半熟卵をお箸で割ると黄身が広がって麺と絡めるとこれまた格段に美味しくて…ラーメンの応用にもなるにゃ!」


  穂乃果「うぅ、本当お腹空いてきた…!!」




<今日のAランチって何かしら
<多々良さんは何食べたい?
<えっ、私ぃ…


 目的地に近づくにつれて名も無き生徒諸君が多くなってきた…やはり昼頃になればそれだけ
この付近も人が集うのだろう



☆ コンマ判定!

一桁目が偶数ならアイテム、奇数なら人物


【偶数】
「    判定ルーチン    ¬


  0 ????????
  1 SR一つ
  2 ??? ???
  3 SRひとつ
  4 スカ(ぞろ目でアイテム消失
  5 ??? ???
  6 普通一つ(ぞろ目でUR)
  7 ??? ???
  8 普通一つ(ぞろ目でSR
  9 ??? ???
L               」


【奇数】
「   判定ルーチン    ¬


  0 まさかのお忍びで綺羅ツバサ
  1 ??? ???
  2 ??? ???
  3 西木野 真姫
  4 ??? ???
  5 ??? ???
  6 ??? ???
  7 ??? ???
  8 ??? ???
  9 南 ことり
L               」

↓1
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/04(月) 01:05:03.94 ID:xSNNKZl50
はい
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/04(月) 01:14:20.05 ID:fqMdJF1z0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

結果94…[4]絢瀬絵里


          今回はここまで!

    次回は土曜日 11月9日 夜 21時00分頃の予定


▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/04(月) 01:29:48.60 ID:xSNNKZl50
>>1乙 絵里が出てくれると本当はうれしいけど 本編のW-376-378-388見る限りコンマ1桁目=1の位
コンマ2桁目=10の位→判定ルーチンにかける感じだったような 今回はアイテムの9 ??? ???かも
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/09(土) 21:10:48.97 ID:jUmPkPVH0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
[ログインボーナス]+知識値300



           げぇむを開幕致します!


このげぇむ世界に置いては 左側の数値でアイテムか人か決めて
右側で〇〇が来る、という風にさせていただきます
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
『希望値』5000/5000

『知識値』19800+300=20100

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/09(土) 21:37:53.43 ID:jUmPkPVH0



  絵里「希の作るうどんは確かに美味しいわよね」テクテク

   凛「そうそう、ダシ汁もしっかりしてて寒い日だから尚更温かいのがまたいいんだよねぇ」


  絵里「わかるわぁ、私も遊びに行ったときに御馳走になったもの」

 穂乃果「あはは!なんか自然とその光景が想像できるよ〜!」








  \ あははは! /  \ にゃははは! /  \ うふふっ!! /









 ……テクテク













  穂乃果「ってぅ絵里ちゃんんンっっ!?!?」バッ!

    凛「いつの間に!?」バッ!



 あまりにも自然と会話をしていた、あたかも初めっからそこに居たかのようで驚いた
一拍子遅れて己の存在に気付き驚愕する後輩ズに逆に吃驚したような顔で『えっ、今更!?』っと口にする絵里



  絵里「貴女達、廊下であった時に声かけてたでしょ…えっ、何?私の存在に気づいてなかったの?ずっと隣で話してたのに」



  穂乃果「いや、なんというかあんまりにも自然と融け込んでたっていうか」(目逸らし)

    凛「声掛けられてたの気づいてなかったにゃ、でもなんか絵里ちゃんは隣にいるのが当たり前みたいだったからつい」

   絵里「えぇ…どういうことなの…」




  穂乃果「――――」


1 まるで忍者みたいだ…

2 まるでお化けみたいだ…

3 まるで生徒会長みたいだ…

4 そんなことよりお腹空いたね、早く辿り着かないかな

5 ほ、ほらアレだよ絵里ちゃんは親しみが沸く人だから…

6 まるで吸血鬼みたいだ…

↓1

285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/09(土) 22:25:56.08 ID:C7uz8pxoO
ろく
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/09(土) 22:56:29.89 ID:jUmPkPVH0
6を選択


   穂乃果「おぉ…まるで吸血鬼みたいだね」


    凛「きゅーけつき?ドラキュラとかのことだね!」

   絵里「ドラキュラって…もうっ、二人してからかうんだから」


   穂乃果「でも絵里ちゃんが吸血鬼ってなんだか様になってる気がしない?ほらカッコイイ衣装とかさ」

   穂乃果「帽子を被って黒いマントでバサーッと!翻してみたりとか、絶対カッコイイと思うんだことりちゃんに頼んで衣装作ってもらおうよ!」


    凛「わかるにゃ〜、でも…吸血鬼衣装ならどっちかっていうと穂乃果ちゃんじゃない?」

   穂乃果「えっ、そうかな…」


    凛「そうだよ、ボールみたいな蝙蝠のぬいぐるみなんかも持ってガオー!なんて言うのどうかな」



   穂乃果「それはカッコよくはないんじゃないかな〜」ウーン



    絵里「でも中々面白い発想じゃない」


 ヒートアップし始めたほのりんコンビの話に絵里が入り込む、近々ことりが新作衣装を創るとのことだが
こういった何気ない日常会話で得られるヒントで発明や誰しもに愛される大ヒットな案を産んだというのはよくある話だ

大昔の天才だって、それとなく過ごして来た日常の中から世紀の大発見を齎す



    絵里「それにしても私が吸血鬼、…吸血鬼のエリーチカ…」

    絵里(……なんかアリね!)グッ


 凛の好感度が上がった!絆が1つ増えた

 絵里の好感度が上がった!絆が1つ増えた

 『星空凛:☆ ・ ・ ・(あと2つで星空凛絆MAX時のあびりてぃい修得)』

 『絢瀬絵里:☆ ・ ・ ・(あと2つで絢瀬絵里絆MAX時のあびりてぃい修得)』


絵里、凛、どちらかに何か渡しますか?

『おにぎり』『運命ダイス』

『銀の指輪』『チーズケーキ』

↓1

 『綺羅ツバサ:☆ ・ ・ (あと2つで ツバサ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『南ことり:☆ ・ ・ (あと2つで ことり絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『理事長:☆ ・ ・ (あと2つで 理事長絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『西木野真姫: ☆ ☆ ☆ 』(MAX!!! 魔物真姫が帰った後、確定であびりてぃい修得可能)
 『アルパカ:☆ ・ ・ ・(あと1つ と 3つでアルパカ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『星空凛:☆ ・ ・ ・(あと2つで星空凛絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『絢瀬絵里:☆ ・ ・ ・(あと2つで絢瀬絵里絆MAX時のあびりてぃい修得)』

【ガーーーピーーー日目】【昼】(残り2/7)
穂乃果 (SP 15/15)
凛 同行者
『選択』

【しゅうとくずみ の あびりてぃい】【アイテム】

・【こっちに来れた子(真姫)を呼び寄せてみる】
・【凛ちゃんと話す】
・【学校探索】
・【穂むら】
・【公園】
・【商店街】
・【駅前(ターン消費2)】

↓2
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/09(土) 22:59:21.69 ID:PKhJ68N30
『銀の指輪』を絵里に
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/09(土) 23:16:52.08 ID:PKhJ68N30
・【学校探索】
289 : 絵里の好感度が上がった!絆が1つ増えた   残り1でMAX [saga]:2019/11/09(土) 23:53:12.59 ID:jUmPkPVH0
銀の指輪を絵里に、学校探索を選択


   穂乃果「絵里ちゃんってさ、アクセサリー創りが趣味だったよね」

    絵里「ええ、そうよ」



 校内をぐるりと回るように歩く最中、ふいに思い出した様に穂乃果は隣を歩く先輩に確認した
帰って来た肯定の返事に対してポケットからある物を取り出しこう告げた




    穂乃果「これさ、良かったら受け取ってくれないかな?」スッ



 掌の上で輝くシルバー、細部にまで拘りを感じる銀環がアイスブルーの瞳に映る
古来より輪の装飾品には深い意味がある、信頼の証、愛情の証、あるいは隷属の証…

 現代においてその多くは一組の人間が向かう幸せへの門出、その象徴とされるだろうソレ



  絵里「え、えっと…どういう意味で言ってるのかしら?」ドキッ



 曰く、「穂乃果は妙な所で感が良いくせに、変な所で感が鈍いですね…」「穂乃果ちゃんって結構天然さんなんだよね…」
幼少期からの付き合いである南家と園田家の御息女が息ピッタリに同じ感想を述べる程の少女だ

今しがた絵里が想像した結果でないことは前後の会話内容からも容易に察せられるが、それでも淡い期待を抱かずにはいられない



  穂乃果「どういうって…そりゃあ持ってたら参考になったりしない?」キョトン


 分かってた、分かっちゃいたけど…装飾品を創る際にインスピレーションを得られるようにどうぞ!などと
それとは違う回答が来る事をほんのちょっぴりだけでも期待しちゃったじゃないか、と内面でしょんぼりする


  絵里「そうよね、ええ…貴女ならそう言うわよね」ハァ

   凛「絵里ちゃんの気持ちすごくわかるにゃー…」


   穂乃果「???」


 気付いて欲しい好意は中々に気づかれない、というのもこれが普通の男女関係ならチャンスの1つ2つあるかもしれないが
生憎と同性同士だ、まず世間一般の常識で考えれば"普通は自然と除外される可能性"であって、まず相手が自分に厚意なら兎も角好意を抱いているだのと
そういう発想は普通浮かばない





 ……幼馴染ズと1年生組(特に真姫)が手を焼かされるが、真っ当に考えるならばこれが普通なのだ


 鈍感、なのは関係なくはないが、基本的に友達だと思ってる子が同性に興味深々とか一般的にそうは思わんだろ
常識という名の壁が見事に感情の矢印をディフェンスしてくれるから困る



  絵里「…でも、そうね」


  絵里「貴女から貰ったのなら大事にするわ、そしていつかお礼に貴女の指に似合う最高の指輪を創ってあげる♪」ウインク☆

   凛「ムッ!」ピクッ


  穂乃果「本当!?やったぁー!絵里ちゃん大好きー!」

・【凛ちゃんと話す】
・【アルパカ小屋】
・【部室】
・【3年生の教室】
・【中庭】
・【廊下】
↓1
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/09(土) 23:59:30.25 ID:kyrXbs0DO
中庭
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 00:25:43.51 ID:8dW/iRlX0
中庭を選択



 青々としていた樹々の葉は寒冷な空気が流れて来るにつれて衣替えの時期へと入る
夏季と冬季で学生がブレザーを変えるのと同じで、赤朱色や黄褐色…少しずつ生に溢れた青さから切ない有終の色彩への変貌
 それを眺めているとなんだか心に言葉に言い表せない得もいえぬ感情が込み上げって来るものだ
どこか穏やかに、だけど心締め付けられるような…そんな不思議な気持ち




  中庭の大きな木は吐息が白く染まる風が吹いていてもまだ葉はすべて落とすことなくじっと、生徒達を見守っている


 そんな親代わりの大樹をぐるりと囲むように設置されたベンチに腰掛ける生徒を歩いていた穂乃果と凛は発見するのであった






  穂乃果「こうしてみるといよいよ終わりって気がするよね」

    凛「うにゃぁ…秋や冬の訪れって感じだよね〜」




    凛「あぁ、そうそう…秋冬で思い出した」





   凛「近所に"向日葵"が綺麗に咲いてたお家があるんだ、玄関先にある花壇に数本の向日葵があってずーっと御日様を見上げたんだけど」




   凛「やっぱり、寒くなって来たからかな…向日葵のお花も枯れそうなんだ…」シュン

  穂乃果「…枯れそう、ってことはまだ枯れてないってことなんだね」



 夏が去って少なくはない日数が経過したが、まだ生きてる向日葵がいるというのか…そいつは中々にド根性持ちの向日葵だ



 だが、とうに向日葵の花が生きられる時は過ぎ去ったのだ、秋冬が来たのだからその長く生き永らえた命も終わる
 有終の刻限は間違いなく来ている、もう間もなく終わりの時が来る




    穂乃果「…」ハァ〜

    穂乃果「息、真っ白だね…」


    凛「うん…」




    穂乃果「…あっ、椅子のトコに…あれは―――」


01〜32 小泉花陽

33〜66 矢澤にこ

67〜98 東條希

99 自由選択(最大 1〜5人)チャンス!!

↓1
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 00:43:08.92 ID:mGeQRp0n0
はい 99出てほしいけど小さな占いは使わずに
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 00:44:08.90 ID:mGeQRp0n0
無理でした 安価下
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 01:16:31.82 ID:8dW/iRlX0
結果92



      希「もうすぐ、ウチ等も卒業かぁ……ん?」スッ

      希「凛ちゃん、穂乃果ちゃんも」



  凛「何か心配事や悩み事があったりするの?浮かない顔してたよ」

  希「いや、この時期になるとどうもね」

  希「もう卒業しちゃった先輩たちのことを想うと、あぁ今のウチなら先輩たちの気持ちわかっちゃうなァって思うんよ」


  穂乃果「寂しいの」


    希「うん…でもそれだけじゃない3年生は在校生に何かしてあげれたんかなってついつい思っちゃうワケ」

    希「学校はこうして確かに残せた廃校は見事に無くせて、でもウチ自身は後輩ちゃん達になーんかいいモノ残せたのかなって」


    希「らしくない、思うやろ?秋風が吹くと人って感傷的になっちゃうからいやんなっちゃうよなぁ」

    希「自分はこんなちょっとしたことで、くよくよ悩んだり不安になったりそんなキャラだったかなって…ウチ自身が分かんなくなりそうで」


    希「ははっ、穂乃果ちゃん達はどう思う?」




  穂乃果「――」



1 不安がらなくてもいいんだよ、希ちゃんも絵里ちゃんも今居る3年生は私達に大切なものを残してきたから

2 どうしても不安なら今からそんな気持ちが吹っ飛んじゃうくらい凄い思い出を創れば良い、まだ手遅れじゃないでしょ?

3 希ちゃんのそういう一面が見れたのは結構新鮮かな、…弱い所を見せてくれるのは信頼されてる証だと思う、ふふんっ!私に甘えていいよ!

4 不安を感じたら、その時点でもう完璧じゃないってことだと思う、確固たる自信があるってことは揺らぐことが無いことに等しいから

5 ん〜、悩みすぎかな…希ちゃんは思っても実際の所、それは個人個人の話で…残して貰えたと思う人もいれば貰えなかったと解釈する人もいるでしょ

6 穂乃果は精神科のカウンセラーさんじゃないから難しいことは言えないけどそういう時は美味しい物食べよ?気持ちが落ち着くよ


↓1
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 01:33:54.55 ID:mGeQRp0n0
2 どうしても不安なら今からそんな気持ちが吹っ飛んじゃうくらい凄い思い出を創れば良い、まだ手遅れじゃないでしょ?
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 01:58:55.02 ID:8dW/iRlX0
2を選択



    穂乃果「どうしても、さ」


     希「?」









    穂乃果「どうしても不安なら今からそんな気持ちが吹っ飛んじゃうくらい凄い思い出を創れば良い、まだ手遅れじゃないでしょ?」ニコッ


      希「!」




    凛「そうだよっ!凛も穂乃果ちゃんも英語のテスト試験が明日に迫っててうわーっ!どうしようってなったら時間ギリギリまで頭に詰め込むもん!」

    凛「それで、心に不安が入り込まないくらい自信で隙間を埋め尽くしちゃうのと同じにゃ!」エッヘン



     希「…」


 希「ふふっ、でも…テストの点数は良くないやろ?」

 凛「うぐっ、…い、今のは心の不安を消す為のお話だから成績は大事じゃなくて過程が大事ってお話で〜、わ、わしわしの姿勢はやめてーーっ」ヒィィ!!




     希「ははは…でも、そうやね、たくさん良い思い出で不安なんて湧き上がらない程に埋め尽くしちゃうってのは名案やなぁ」







 東條希の顔は、晴れ晴れとしていた分厚い雲が覆われた空の下、彼女の陰りは御日様少女二人によって晴らされたのだ


今日のような灰色の濁り空を見上げた時、天気予報も見ずに家を飛び出した人はなんと思うか
 『あぁ、今日は雨降りそうだな…傘持ってきてないなぁ』というのが第一印象だろうな

 雨が降る、その前提で物事を考え、その雲が風に流されて雲の切れ間から陽射しが降りて来るなどとは思わない
これほどまでに曇天であっても、層雲を抜けた先には青空があるとは想像すらしない…


旅行愛好家はよく語るものだ、飛行機で空を飛ぶ時に地上は薄暗いにも関わらず雲より上に行くと光に溢れている、と





 いつだって青空も太陽もそこには変わらず存在する、にも関わらず、人は曇り空を見上げてそれを忘れる

太陽の輪郭さえも見えない、青色がほんの僅かさえも見て取れない、だからそんな印象が心に残る





そして、それは逆も然りだ



世界が光に溢れていたら、雲なんて1つも見えない紺碧の空なら明日も快晴だと勝手な思い込みをする

その時期蒸発して雲になる海水、気候によって流れて来る激しい変化も何も科学的根拠を一切考慮せず、そう"勝手に印象づく"



 【不安】も、『期待』も、ある意味では本質は同じ、実際どうなるか分かりもしない癖して先の見えない未来に予想図を描くことだ
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 02:11:49.46 ID:8dW/iRlX0



 不安があるのならば、期待が持てる程に強い印象で埋めてしまえ


 まだ卒業までに時間はあるのだから、これ以上ないほどに希望で埋め尽くして
そして『後輩たちには寧ろ御釣りを返してほしいくらいだな〜』と軽口言って笑えるくらいになればいい




   希「よっしゃ!なんか二人を見てたら元気が沸いてきた!のんちゃん復活やで〜♪」ニシシッ!

   希「ってことで復活の記念として二人のお胸の成長具合をみてあげよっか〜、いやーこれも先輩として後輩にすべきことやろ〜?」バッ


  穂乃果「ひぃぃぃっ!?そそそ、それは後輩に残さなくてもいいでーーーすっ!」ダッ!

    凛「ひぃぃ穂乃果ちゃん先に逃げるなんてズルいにゃあああぁぁぁ」ダダダッ



    希「あっはっはっは!」ケラケラ…!








    希「……」


    希「不安なら今からでも作れば良い、手遅れでもないでしょ、か…」

    希「ふふっ、あの子等にはいろいろと敵わへんなぁ」クスッ





 希との会話を楽しんだ!希はそれなりに楽しんでくれたようだ! 最大SPが10up!!


―――
――


 『綺羅ツバサ:☆ ・ ・ (あと2つで ツバサ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『南ことり:☆ ・ ・ (あと2つで ことり絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『理事長:☆ ・ ・ (あと2つで 理事長絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『西木野真姫: ☆ ☆ ☆ 』(MAX!!! 魔物真姫が帰った後、確定であびりてぃい修得可能)
 『アルパカ:☆ ・ ・ ・(あと1つ と 3つでアルパカ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『星空凛:☆ ・ ・ ・(あと2つで星空凛絆MAX時のあびりてぃい修得)』
『絢瀬絵里:☆ ・ ・ ・(あと2つで絢瀬絵里絆MAX時のあびりてぃい修得)』

【ガーーーピーーー日目】【昼Last】(残り3/7)

穂乃果 (SP 25/25)

凛 同行者

『選択』

【しゅうとくずみ の あびりてぃい】【アイテム】

・【こっちに来れた子(真姫)を呼び寄せてみる】

・【凛ちゃんと話す】

・【学校探索】

・【穂むら】

・【公園】

・【商店街】

・【駅前(ターン消費2)】

↓1
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 02:28:32.61 ID:mGeQRp0n0
・【学校探索】
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 03:04:28.84 ID:8dW/iRlX0
学校探索を選択


 『綺羅ツバサ:☆ ・ ・ (あと2つで ツバサ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『南ことり:☆ ・ ・ (あと2つで ことり絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『理事長:☆ ・ ・ (あと2つで 理事長絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『西木野真姫: ☆ ☆ ☆ 』(MAX!!! 魔物真姫が帰った後、確定であびりてぃい修得可能)
 『アルパカ:☆ ・ ・ ・(あと1つ と 3つでアルパカ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『星空凛:☆ ・ ・(あと2つで星空凛絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『絢瀬絵里:☆ ☆ ・(あと1つで絢瀬絵里絆MAX時のあびりてぃい修得)』


  凛「ぜぇぜぇ…ほ、穂乃果ちゃん先に逃げるなんてズルいにゃぁ」グッタリ

 穂乃果「だ、だってぇ…」グッタリ




 中庭から一目散に校舎目掛けて逃げ帰り、机に突っ伏しながら呼吸を整える二人
部室は誰も居らず、…いやさっきまで部員の誰かが居たのかもしれない

 朝と見比べて所々、物の配置が変わってたりする辺り、海未かことり辺りでも居たのか…




  時計『15時だよっ』



 穂乃果「もうこんな時間…なんか今日は半日くらい学校に居た気がするね」

   凛「うへぇ…凛達のえぶりでーが終わっちゃうにゃぁ〜」



 時間は有限、しかして人の今生は瞬きの如し



 これから10年、100年、1000年と地球は存在するし時間という概念は巡るがその中で人間が存在できる時の長さなど
人間なんぞがちっぽけに見える位置から俯瞰的に見れば本当に瞬く間だ


 その瞬きほどの合間の更に限定的で限られた期間が、今だ


 なんでもできて、なんだってできると無限の可能性を秘めた時期だからこそ、休校日の夕暮れを見るのが嫌になる
もっと遊びたい、好きなことやって、騒ぎたい、夜眠るのなんて勿体無い、目が冴えるならその期間を利用しない手はない


 睡眠の大切さを語る幼馴染が穂乃果にも凛にも居る





 規則正しい生活を送るべきですっ!

 ちゃ、ちゃんと身体を休めて美味しい白米を食べた方が…



 心配してくれる幼馴染の忠告は骨身に染みるが、しかし少女心は今を羽ばたきたいもので…

最近は大切なラブライブ!決勝大会も控えているので体調管理は欠かさずしっかりと睡眠も取るようには心掛けているがそうなってくると
やっぱり昼間の時間を如何に有効活用するかを考えるようになる


 休校日の学校で半日使う、…グッタリとする二人は今日一日を振り返って、微妙そうな顔をした



  穂乃果「こうなったら…よしっ!決めた今から――――に行こう!!!」


・【凛ちゃんと話す】
・【音楽室】
・【屋上】
・【保健室】
・【2年生の教室】
・【廊下】

↓1
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 03:26:28.95 ID:mGeQRp0n0
【音楽室】
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 03:33:57.80 ID:8dW/iRlX0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


           今回はここまで!

     次回は明日 11月10日 日曜日の夜21時00分頃の予定

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302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 03:51:53.72 ID:mGeQRp0n0
>>1乙 人間真姫ちゃんに会ってあびりてぃいもらってからこっちの真姫ちゃん呼び出して
その後なら色々チャレンジできそう
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 18:42:22.19 ID:p8FtrryA0
凛ちゃんチャレンジはしないのか
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 21:35:40.07 ID:8dW/iRlX0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
[ログインボーナス]+知識値300



        30分近く遅れてしまい申し訳ありません…

        これよりげぇむを開幕致します!


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『希望値』5000/5000

『知識値』20100+300=20400

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 21:43:51.70 ID:8dW/iRlX0
音楽室を選択



   〜♪ ♪♪   〜♪



 学校に半日近く居た二人は最後に此処に行こう、と決めた
気晴らしという訳ではないが、何かと思い出深いこの教室に行って彼女と話でもしておこうと思ったからだ


 音楽室からは調和の取れた音が流れて来る、幾つもの音が重なってそれが唄になって、聞く人の心に入り込む






  穂乃果「やっぱりこの場所に居たね、来て良かった…!」




 この校舎は古いだけあって、音楽室から流れてくる音楽も扉の外へと簡単に零れていく
他所の学校設備と比べれば然程防音性も高くはない


 そんな古い戸を開いて入って来た二人に目を丸くして彼女は音を出す事を止めた





 01〜33 真姫

 34〜66 ことり

 67〜99 花陽


↓1
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 21:45:56.27 ID:mGeQRp0n0
はい
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 22:13:18.21 ID:8dW/iRlX0
結果27 真姫





    真姫「…!ほ、穂乃果」



 鍵盤に触れていた手を止めて、彼女は顔上げる…こうしてみると何だかいつかの再現の様だった、あの時と違い
拍手喝采とべた褒め付きで彼女が来たという訳ではないが



 凛「相変わらず真姫ちゃんのピアノは綺麗な曲だよね〜」

 穂乃果「耳を澄ませばつい音のなる方に足を運んじゃって気が付いたら音楽室に居るって感じだものね」



 真姫「な、なによ急に2人して褒めてきて…調子狂っちゃうじゃないの///」カミノケ クルクル



 偶に合唱部に付き合って花陽やことりがコーラスを奏でている教室はそれらが無い時は決まって真姫が
この部屋の主のようなモノだった、黒と白の鍵盤を弾く長い指、赤髪の後ろ姿

気付けば音楽室=真姫が居る場所という印象がついていた、それも今年の1年生が入学してすぐのことだ




 真姫「…」

 真姫「あ、あのさ…変なこと聞いても良いかしら?」


 穂乃果「変な事?」

 凛「はっ!?まさか凛のお気に入りのラーメン屋さんをリストアップした凛ノートのことかにゃ!?」


 真姫「違うわよ!!っていうかアンタじゃないし!そもそもそんなノート取ってたの!?」


 真姫「コホン、あのさ…先月、なんだか意識が変にぼんやりしてることがあったんだけど、何か私変な事言ったりした?」

 穂乃果「えっ?」



 真姫「だ、だからぁ!穂乃果の家に遊びに行った辺りからなんだか妙にふわふわした感じで、夢でも見てたみたいに意識が所々飛んでるのよ!!」

 真姫「自分がなんだか知らない土地に居て、なんだかわからない荒廃した場所に居て、出来の悪いSF映画の舞台に迷い込んだみたいな…」


 真姫「見たことない景色とか知らない物の映像が頭の中に流れ込んできたみたいな…何か心当たりない?」



 凛「えぇ…真姫ちゃんそれって勉強疲れなんじゃ…」


 真姫「…そう、なのかしらね?」



 穂乃果「―――――」



穂乃果の発言or行動
↓1


※何をしようとこの後、確定であびりてぃいは貰えます
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 22:34:39.65 ID:mGeQRp0n0
親指の指輪をはめているなら見せて見覚えがあるかきく
はめてないなら私や凛ちゃんたちはどんな風だったかときく
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 23:17:34.42 ID:8dW/iRlX0



  穂乃果(え、それって―――)



  穂乃果「真姫ちゃんはその時の私や凛ちゃんの事がどんな風だったか覚えてる?」


  真姫「…"その時の穂乃果や凛"ですって?」


  真姫「…」



  真姫「覚えてる限りだと…そうね、なんかバスケしてた気がするわね私達」

  真姫「それで観客席で凛は応援してて、穂乃果は同じチームの仲間でって感じだけど?」


  穂乃果(その辺は覚えてるんだ…)



  穂乃果「他には?」

  真姫「お昼に希が来てたり、夜に海未と公園で会って、穂乃果の家に泊って夜更かししたり…」




  真姫「…駄目ね、どうも先月は穂乃果の家に泊りに行った辺りの記憶が曖昧で、誰と会って何をしたかは覚えてるけど具体的に何を話したかとか」

  真姫「なんだか細かい内容が抜けてるみたいなのよね」


  凛「えぇぇ…怖いにゃぁ、やっぱり勉強のしすぎだって、ちょっと休もうよ」

  凛「穂乃果ちゃん、真姫ちゃんを保健室に連れってあげよ?」


  穂乃果「う、うん…!」

  穂乃果(大体の原因はわかってるけど…ここはそういう事にしておこう)


  真姫「…お言葉に甘えようかしらね」




 いつもなら「大袈裟よ」とか「そこまでしなくたっていいじゃない」くらいの返事が来そうなのものだが
今日ばかりは流石に不安を感じたのか友人達に従ったという…


―――
――




 凛「保健室の先生はいないみたいだね…あっ、凛何か飲み物買ってきてあげるから!真姫ちゃんは横になっててね」ダッ!


タッタッタッ…!



 真姫「保健室で飲み食いなんてしちゃいけないでしょうに…まったく」クスッ

 穂乃果「真姫ちゃんのことが心配なんだね」フフッ


 真姫「…」


 真姫「あの日の記憶はどうも曖昧で何を口走ってどんな会話したのか覚えてないけど…」

 穂乃果「真姫ちゃん?」チラッ


 真姫「その代わりに薄らと見えた光景は白昼夢にしては妙に現実味があって、少し怖かった、かな…」ボソッ
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 23:26:24.61 ID:8dW/iRlX0


  真姫「寂れた街、壊れた家、人の気配は無くて…そんな悲しい風景を歩いてて」

  真姫「ずっと一人だったような気がするのよ」



  真姫「目が覚めた時にはそれは夢で」

  真姫「あぁ…夢で良かった、自分が住んでる世界はあんな世界じゃなくて本当によかったってそう思ったわ」ギュッ



  穂乃果「…」


  真姫「っと、変な話しちゃったかしら?」


  穂乃果「ううん!そんなことないよ」

  真姫「そう?そういって貰えると嬉しいわね…」



  穂乃果「それにしても真姫ちゃんのそんな一面見れるなんて貴重な体験ができちゃったなぁ〜」ニヤニヤ

  真姫「ぐっ!な、なによ!その顔は…!!もうっ」

  穂乃果「へへっ!」


  真姫「…全く」


  真姫「…」




  真姫「穂乃果は、此処にいるわよね」



  穂乃果「えっ」


  真姫「明日、眼が覚めたら普通に学校があって、登校したらμ'sがあって私はみんなに会える」

  真姫「穂乃果にも」

  真姫「今ここにいる貴女にも会える、のよね…?」



  真姫「もう、会えない気がして…」




  真姫「…」

  真姫「あ、あぁぁ!!もうっ!本当何言ってるのかしら!!今日はダメね!訳の分からないことばかり口走って!」



  真姫「今のは忘れて頂戴!この飴玉あげるから!!」

311 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 23:32:23.69 ID:8dW/iRlX0
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


     西木野真姫絆MAX!!!『 ☆  ☆  ☆ 』


   穂乃果があびりてぃい『beat in angel』を修得(貰った)



 戦闘時に使える奥義(あびりてぃい)として使える

 リキャスト使ってから5ターン



 味方1人に対して『死者蘇生効果』『戦闘不能復帰効果』



※瓶詰めの錠剤…ではなく瓶詰めのドロップス、甘いお薬

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312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/10(日) 23:41:20.78 ID:8dW/iRlX0


 真姫「喉の調子が悪い時用ののど飴代わりよ」


 真姫「これあげるから、さっき変な事を言ったのは忘れて頂戴!いい?口止め料よ」ズイッ

 穂乃果「う、うん…」




半ば押し付けられるような形で瓶を受け取った




   -真姫『明日、眼が覚めたら普通に学校があって、登校したらμ'sがあって私はみんなに会える』-

  -真姫『穂乃果にも』-

  -真姫『今ここにいる貴女にも会える、のよね…?』-




 …"明日"か、此処を出たらあの向日葵は枯れるだろう、そうなれば今居るこの夢世界は……きっと…




 …いや、やめておこう




 凛「ただいまーっ!ジュース買ってきたにゃー!」パタパタ


 凛「にゃ?どうしたの穂乃果ちゃん、渋柿でも食べたような顔して…」

 穂乃果「ん、なんでもないよ…」



凛、真姫、どちらかに何か渡しますか?

『おにぎり』『運命ダイス』
 『チーズケーキ』

↓1



 『綺羅ツバサ:☆ ・ ・ (あと2つで ツバサ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『南ことり:☆ ・ ・ (あと2つで ことり絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『理事長:☆ ・ ・ (あと2つで 理事長絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『アルパカ:☆ ・ ・ ・(あと1つ と 3つでアルパカ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『星空凛:☆ ・ ・(あと2つで星空凛絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『絢瀬絵里:☆ ☆ ・(あと1つで絢瀬絵里絆MAX時のあびりてぃい修得)』

【ガーーーピーーー日目】【夕】(残り4/7)

穂乃果 (SP 25/25)

凛 同行者

『選択』

【しゅうとくずみ の あびりてぃい】【アイテム】

・【呼び出せた子を呼び寄せてみる】
・【凛と話す】
・【雪穂の部屋】
・【居間】
・【台所】
・【公園】
・【電話】
・【商店街】
・【駅前(ターン消費2)】

↓2
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/10(日) 23:49:36.28 ID:yM3XKZWcO
せい
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/11(月) 00:02:06.31 ID:pAc/8m3q0
↓1なら凛ちゃんに『運命ダイス』を
↓2なら・【呼び出せた子を呼び寄せてみる】
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/11(月) 00:19:01.20 ID:pAc/8m3q0
・【呼び出せた子を呼び寄せてみる】
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/11(月) 00:32:24.26 ID:IwcIgGId0
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        短いですが今回はここまで


   次回は11月の16日 土曜日の 夜21時00分頃の予定です

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317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/11(月) 00:55:57.52 ID:pAc/8m3q0
>>1乙 2つ目のおにぎりの中身きいてなかったけど鮭やツナマヨだったりするんだろうか
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 21:00:24.23 ID:3xguwCLJ0
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[ログインボーナス]+知識値300


        今宵もげぇむを再開いたします!


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『希望値』5000/5000

『知識値』20400+300=20700

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 21:24:27.37 ID:3xguwCLJ0
運命ダイスを凛に
呼びせ寄せ…※現状真姫しかいない為、真姫で決定となります




    凛「えっ、凛にこれくれるの!?」パァァァ…!




 賽子、何の変哲もない六面体の四角形が凛の掌に2つ転がる
光に照らすと白く汚れ1つとして無い面が光沢を放ち、キラキラの宝物に見えた


 穴をあけて紐を通してお守りにする人なんかもいるらしい、運が巡ってきますようにと
一種の開運のおまじないとして一時期流行ったほどだ





     穂乃果「そっ!何かイイコトありますようにって、気に入ってくれた?」フフッ

       凛「もっちろん!ありがとうっ!! えへへ…今度行きつけのラーメン屋さんのくじ引き試してみよっかなぁ〜」




凛の好感度が上がった―――――







           凛「あっ"運命ダイスを貰ったし折角だからゲームしよう"よ!!」




   穂乃果「ゲーム?」


     凛「あれ、知らないの?運命ダイスあげたら、『おい!決闘<デュエル>しろにゃ!』っていうのと同意義なんだよ?」キョトン






 どこのジャンプ漫画だ、と思ったがなんだかこの賽子をあげるのは確かにそんな意味だったような気がする…




  凛「どうどう?やろうよ!! 凛と『high & low』で勝負しようよ!」

  凛「穂乃果ちゃんが出した数より、次に凛が出すのが高いか低い数字か当てる、シンプルでしょ!」コロコロ





早速、手の中で『運命ダイス』を弄りながら楽し気に笑う…さて、この勝負受けるか否か、当然、強制ではないのだから断るのも良し





☆ 凛と運命ダイスで勝負する? 負けた場合はランダムでアイテムが1つ減ります 勝てば凛から何か貰えます

↓1
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 22:41:59.60 ID:zEjA5yEs0
勝負する



やっぱりダイスで遊べるのね
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 23:03:03.14 ID:3xguwCLJ0
勝負を選択





    穂乃果「良いねぇ〜、"シンプル"その言葉好きだよ」



 小難しい話なんてポイ!丸めてゴミ箱にダンクシュート決めてやれば良い
単純だからこそ良いんじゃあないか、分かりやすくて話が早い




    凛「ふっふっふ〜、さっすが穂乃果ちゃんにゃ」ニヤリ

   穂乃果「こういうのはノリが大事だからね」

   穂乃果「勝負事1つにしたって勢いがある方が勝つ、何かの本に書いてたもんっ!」



 精神論だが、気運は勢いづいた方に巡るというのもあながち間違いではないのかもしれない
過去史において軍隊と軍隊がぶつかり合った際、兵力に不利があっても士気の高さで押し退けて勝ったなんて話もある程だ

 なんやかんやで勢いのある者が勝利の栄光を得るのかもしれない
あれやこれやと準備してる内に機会を逃す人間も世の中決して少なくはないのだろう、かの有名な音楽家もそんな名言を残すくらいだ





   凛「よーしっ! 凛が勝ったら穂乃果ちゃんが持ってる『チーズケーキ』を貰っちゃうからねー」

   穂乃果「おぉっ…理事長の作ったケーキかぁ、中々お目が高い」ムムッ


   凛「いっくよー!」スッ『運命ダイス』




   凛「ていっ!!」バッ!






   運命ダイス『』コロコロ…



 凛「さぁ、穂乃果ちゃん…この数字より大きいのが出るか低いの出るかいざ尋常に勝負!!」



※このレスのコンマ、右側数値より大きいか小さいか、例えばコンマ32なら3『2』より 自分の出すコンマの方が大きいか当てるという形です

  特例として 1が出たら 1より小さいのは0     9が出たら9より大きいのは0とします    0が出たらふり直し



high & low

↓1
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 23:20:30.16 ID:w1iUQ6JRO
4よりデカイで
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 23:37:43.19 ID:3xguwCLJ0
結果4 →『16』…[6]high  勝利!




    凛「うっ、負けちゃったかぁ…」ガックシ


 賽子の目は確かに、凛の叩き出した数字を上回っており
それは揺るぎない勝利の証であった、肩を落とした凛はちょっぴりだけ気の毒に思えたが勝負の世界は非情なのだ仕方ない


    凛「け、けど、勝負は勝負!勝っても負けてもめげない!それが漢って奴にゃ!」グッ!!


漢字の漢と書いてオトコと読む、女だけど漢だ
 グッと拳を握りしめて顔を上げて、凛は約束通りどれか一つだけあげる、と荷物を見せてきた…



   凛「どうかな、凛大した物は持ってないけど…気に行ってくれそうなのある?」



   穂乃果「えっと、それじゃあ―――」



次の中から一つだけどうぞ

『カップラーメン』『白銀の砂時計』『おにぎり』『おにぎり』『チョコレート』『ロケットパンチャー1号』


↓1
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 23:48:07.41 ID:zEjA5yEs0
良いコンマ またおにぎりが2つ ロケパンは11-685だけど持ち帰っても使いどころないかな
安価下
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 23:51:09.85 ID:zEjA5yEs0
『白銀の砂時計』で



これ以前ぷれいやぁが凛に渡したものだったりするんだろうか
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 00:12:41.14 ID:FwisgZtE0
白銀の砂時計を貰います


  穂乃果「それじゃあこの綺麗な砂時計を貰ってもいい?」スッ

    凛「うんっ!商店街で見つけたんだけど綺麗な時計だよね、中の砂粒がきらきらしてて宝石が落ちて来るみたいなんだ」


思わぬダイス勝負から砂時計を受け取り、凛と一旦別れて家に帰る最中、立ち止って声に出さずに彼女は念じて見た


     穂乃果(…こうやって念じたら真姫ちゃんに繋がったりするかな?)

     穂乃果(真姫ちゃん、こっち側に来れるなら来て…)











  「呼んだかしら?」



    穂乃果「!?」バッ



  真姫「なによ、驚いた顔しちゃって」

  穂乃果「いや、まさか本当に繋がるとは思わなかった、てか来るの早くない?1分も経ってないよ?」

  真姫「ここは現実じゃないでしょ、…深層心理の夢世界ならどんな常識外れな事柄が起きても不思議じゃないわよ」

  真姫「念じて1分しない内にこの世界に一度脚を踏み入れた私が呼ばれたらすぐ来れたのと同じでね」



  真姫「向こうに居たらふいに向日葵の方から声がしたから見つめてたのよ…そしたらこの有様、気が付けば貴女の真後ろに突然って感じね」

  穂乃果「他の皆は…?」

  真姫「私が見た感じだと何も聞こえてなさそうだった、海未なんかは助けになれないかってじーっと向日葵を凝視し続けてたけど……」


  穂乃果「…海未ちゃんが来たっていう事は無い、ね」

  真姫「そっ!なんか条件があるのかもしれないわね、海未は満たせてないから花を睨んでてもこっちに来れなかったと」



 『綺羅ツバサ:☆ ・ ・ (あと2つで ツバサ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『南ことり:☆ ・ ・ (あと2つで ことり絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『理事長:☆ ・ ・ (あと2つで 理事長絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『アルパカ:☆ ・ ・ ・(あと1つ と 3つでアルパカ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『星空凛:☆ ☆ ・(あと1つで星空凛絆MAX時のあびりてぃい修得)』
 『絢瀬絵里:☆ ☆ ・(あと1つで絢瀬絵里絆MAX時のあびりてぃい修得)』

【ガーーーピーーー日目】【夕】(残り4/7)

穂乃果 (SP 25/25)

凛 真姫 同行者

『選択』

【しゅうとくずみ の あびりてぃい】【アイテム】

×【呼び出せた子を呼び寄せてみる】
・【同行中の子と話す】
・【雪穂の部屋】
・【居間】
・【台所】
・【公園】
・【電話】
・【商店街】
・【駅前(ターン消費2)】

↓1
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 00:34:16.84 ID:ks5Goeq90
・【公園】
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 00:47:21.24 ID:FwisgZtE0
公園を選択



 凛「ふぅ、休みの日に勉強用具を持って学校に行ってまた自宅に持って帰るってなんだかなぁ〜、いっそずっと置いとけばいいのに」トテトテ

 凛「っとそうこうしてる内に公園に着いちゃったにゃ、おーい!穂乃果ちゃー…ん?」ピタッ




 真姫「」カミノケ クルクル


 凛「??? なんで真姫ちゃん?」キョトン

 穂乃果「ついさっきそこで会ってね、公園に凛ちゃんと遊びに行くって言ったら一緒に行こうって話になったんだよ」


 凛「なぁんだ!そうだったんだ!じゃあさ何やる、やっぱり2人だけじゃなくなったし走り込みじゃなくていっそ遊んじゃう?」



 公園での体力トレーニングに付き合うという話だったが此処で真姫が来たなら小洒落たお店でお茶を楽しむのも悪くない
そんな内容で会話の花を咲かせていると






     (あんなところで3人共なにを…?)テクテク…ピタッ







 類は友を呼ぶ、友達は更なる友達を呼び寄せるのだろうか
公園で急遽予定を変更しようと声を上げればさらに誰かがやって来た―――その誰か、というのは


 判定

ゾロ目 脱走してきたアルパカ

01〜32 南ことり

34〜65 矢澤にこ

67〜98 小泉花陽

↓1
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:06:11.17 ID:ks5Goeq90
はい 小さな占いを使ってください
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:07:39.89 ID:ks5Goeq90
残念 安価下
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 01:25:32.32 ID:FwisgZtE0
結果17+補正値±03…結果変わらず




     ことり「みんな何してるの?」



     凛「おぉ…ことりちゃんまで、これで9人中半数近く集まったにゃ!」

   穂乃果「体力トレーニングしようよって話だったんだけど今日はお休みして何処かでお茶でもしないって話をしてたんだよ」

   穂乃果「ことりちゃんもどう?」


  ことり「えっ、いいの!丁度私も予定とか無かったから…」パァァァ…!



 聞けば、夕焼け空を見る、たったそれだけの理由でふらりと彼女は南家を出て公園まで歩いてきたらしい
そうしたら3人を見かけたという、これも何かの御縁であろう旅は道連れなんとやら…女子4人で和気藹々とするのも良いでしょう




  真姫「まずは何するか決めましょうよ、結局お茶にするにしても何処へ行くか決めてないワケでしょ」

   凛「っと、そうだったにゃ…でもどうする?本当にお茶にしちゃうそれとも公園でできる遊びとか」



  穂乃果「だったらさ――――」




1 ここは童心に帰ってかくれんぼでもしてみない?

2 じゃあ洋菓子店『おじゃる丸』に行こう、コーヒーと一緒にお菓子を楽しめるブースあった筈だから

3 4人いるから2・2に分かれ柔軟トレーニングにしよう

4 合唱練習にしない?(スマイル・クール・ピュア 好きな楽曲を選択)

5 そんなことよりお腹空いたよ…

6 内容自由

↓1
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:48:17.75 ID:ks5Goeq90
2 じゃあ洋菓子店『おじゃる丸』に行こう、コーヒーと一緒にお菓子を楽しめるブースあった筈だから
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 02:18:07.46 ID:FwisgZtE0
2を選択



   穂乃果「『おじゃる丸』! 皆で今日は洋菓子店『おじゃる丸』に行かない?」


   ことり「おじゃるに?良いね!」


   穂乃果「あそこってコーヒーと一緒にお菓子を食べれるブースがあったからさ、この時間帯だともしかしたら値引きされてる焼き菓子があるかもよ」

   ことり「シュークリームやチーズケーキもふわっとしてて甘いんだけどしつこくないのがいいよねっ!」





 すっかり意気投合のことほの、テンションが昂る2人に置いてけぼりの真姫は真横に居る凛に
そんなに美味しいの?と尋ね帰って来た言葉は『えぇぇ!?真姫ちゃんってば知らないのー遅れてるにゃ』だった


   真姫「ぐっっっ、し、知ってるわよ!!」

    凛「だよねー、此間、部室に皆で食べてよねって買って来たくらいだし」


   真姫「そ、そうよ」ギクッ



    凛「そりゃあ真姫ちゃんからしたらもっといろんな所に旅行したりしてご当地の美味しいお菓子を食べたりするかもだけど」

    凛「この辺りじゃ間違いなく美味しいと凛は思うよ?」


   真姫「え、えぇ…そうね、今のは私が悪かったわ、うん」




   真姫(1ヶ月間のこっち側の私の行動が読めないのって割と致命的ね…危なかったわ)



―――
――



『洋菓子店:おじゃる丸』

     ;;;\\B A R ヾ;;;;((;;;;;/;;;ヽ;;ゞ
\      :\|λλ@στη ||i;/;));ヽ;;ゞ
   ̄ ̄| ̄ ̄          ;;||;;;ヽ;;ゞ)     |
__    ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ゞヽ ;;;i(;;;|
 |;;|     ヾ;;;ヽ;;ゞ//;;;ヽ;;ゞ|\  |    ヾ;.ヾ|
 |;;|    ___ヾ;i;/;;;ヽ;;;ゞ | |;|  |       i|
 |;;|    | kosti |l );l;;     | |;|  |       l| .;/|   ;;;|
 |;;|    | spata |li;/;;;ヽ;;;ゞ  | |;|  |       i| ;|| |   ;;;|
 |;;|    |palama|l;;;ii;;|ヾ;ソ  | |;|  |       l| ;|| |   ;;;|
 |;;|     ̄ ̄|''ヾ ;l/;;    |/./__i__./_\__i...\|| |   ;;;|
 |;;|     ..::;;;|         /_ノ__/___l, ___i___,,\;|   ;;;|
===i       | ̄||    | ̄||  _...../____l, ___i__...ヽ__.ヽ  :::::|;;;;
;;ニi二二二l   |  ||_===|__/____i__...../____l, ___i___\__|;;;:..
;;;;;;;,ニi二二二l |l ̄l|  l| _,||,_ l| ____i__...../____l, ___i__...ヽ____,,\''''
_____ニi二二二l__/____l, ____i__...../____l, ___i__...ヽ____l, ____i__ヽ_,, \
_/_____l, ____i__...../_____l, ___i__...ヽ_____l, __ヽ____l, ____i__...ヽ____l,,ヽ
  ;;l, __...../  l,   i;;.  ヽ_ l,   ヽ   ) ;;; i  ヽ  )  / ;;;;
____l, ____i__...../_____l, ___,,i__...ヽ__,,,l, __ヽ____l, ____i__...ヽ_,,,,i__...ヽ__,,,



 洋菓子店おじゃる丸の戸を開くと、小麦と砂糖を焼く特有の香りが鼻を擽る…
ショーウィンドウの向こう側から客を除くお菓子の群れが僕達をお食べよと口々にしているのではないかと
錯覚させられる光景だった、そんなことはあるはずは無いのだが


  穂乃果「良い香り…焼きたてのパンと同じで私はこの匂い好きだな」

    凛「わかるにゃ〜」
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 02:23:04.80 ID:ks5Goeq90
やはりこの真姫ちゃんで合唱練習や柔軟は鬼門だったか 安価下
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 02:38:18.06 ID:FwisgZtE0



                                  ___,イ/}i
                          , .-:'´: : : \〃}
                        /: : : : : : : : : :}、ゝ
                       ___,/.: : : : : : : : : : : :} `´
                     /⌒-/.: : : : : : : : : : : : :}
                  イ´/^/ゝ、:_:_:_: : : : : : :イ`ヽ
                      Y{ i{〈. / / { { {^{^ヽ^ゝミヽ、}
                  | . . .`{__{ { }  } ヽ ヽ.ヽ.ヽヽ}
                    i! . . . . . `´ゝ-、_ノ、_}、_ノ、_}、ノ'.{
               /´: \. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ノ
                { : : : : :7<_. . . . . . . . . . . . ._./`ヽ
                   ハ.: : : ノ\/: ̄`¨¨:‐‐:-rヘ7´: : : : : }
                    }.:.ゝ-'ヽ._/: : : : : : : : : : ヽ/ : : : : : ノ
                    {ヽ.:.:.:.:.:.:{: : : : : : : : : : : : :ト、_:_:_:_/ .}
                 ヽ.\.:.:.:.ゝ : : : : : : : : : :./.:.:.:.:./__「
                \ `ヽ:.:.`ー- _:_:_z=ニ’-‐'´. ./
                       \__  ̄ ̄. . . . . . . . . ._./
                     `ー―――‐'´ ̄



 サク、銀の突き匙を突き立てればそんな音を立てるビス生地でホイップとスライスした苺を挟みんだ小さな洋菓子がお皿に乗っている
香り立つマグカップの紅茶には角砂糖を2つ、ミルクも入れて混ぜて渦を作る
 思わず舌も火傷してしまいそうなそれらが冷めるまで会話に花咲かせ、時折匙で救った甘味を口の中へ放り込む




     穂乃果「幸せってさ、こういう時の為にある言葉なんだよねえ〜」サクッ

     真姫「何を大袈裟なことをしみじみと…」



 大好きな苺の果肉を噛み締めた時の甘味と生地のサクサク感、周りからしたらなんてことない事なのかもしれないけど
自分にとってはこれを"幸せ"と感じる一時に他ならない

価値観の違いという奴だろう特にこれが好物であるからこそだ



     凛「でも実際美味しいでしょ、人間好きな物や美味しいのを食べる時が幸せなんだよ」パクッ

    ことり「そうだよね〜♪」



     真姫「…まぁ、否定はしないわね」サクッ






全員の絆が上がった!!


 『南ことり:☆ ☆ ・ (あと1つで ことり絆MAX時のあびりてぃい修得)』


 『星空凛:☆ ☆ ☆ (MAX!!!)』

 『西木野真姫 既にMAXです SP+10に変わります』



<ありがとうございましたー!


  穂乃果「お土産も買っちゃったし雪穂喜ぶだろうなぁ〜」


『抹茶ババロア』を手に入れた!


凛、真姫、ことり 誰かに何か渡しますか?

『おにぎり』『白銀の砂時計』
『チーズケーキ』 『抹茶ババロア(今回は渡せません)』

↓1
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 02:56:54.67 ID:ks5Goeq90
『チーズケーキ』をことりに
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 03:07:39.99 ID:FwisgZtE0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


           今回はここまで


  次回は明日 11月17日 日曜日の夜 21時00分頃の予定

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 03:23:13.06 ID:ks5Goeq90
>>1乙 前の希の+10と今回の真姫ちゃんの+10とでもう一回小さな占いが使える 凛ちゃんもうそろそろ帰る時間?
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 21:00:37.42 ID:FwisgZtE0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
[ログインボーナス]+知識値300


     げぇむを再開いたします、>>338夕Last後に帰ります


▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
『希望値』5000/5000

『知識値』20700+300=21000

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 21:27:13.08 ID:FwisgZtE0
チーズケーキをことりに渡す



  穂乃果「はい、ことりちゃん」スッ

  ことり「えっ!!ご馳走にまでなったのにお土産まで良いの!?」


 綺麗な白い紙箱の中には彼女の好物が入っている、ふんわり蕩ける甘さのチーズケーキ

 冷蔵庫に閉まってある妹のとっておきを知らずに食べてしまうことは穂乃果自身よくあった
その詫びという訳ではないが抹茶ババロアを購入して、それと同じくして日頃の感謝も込めて隣を歩く親愛なる友人に1つ
満点の笑みで手渡したのが蕩ける甘さのソレであった



  穂乃果「いつもことりちゃんには頑張ってもらってるでしょ?私はその…お裁縫とか下手だし」ポリポリ



 小中学生時代の家庭科で創った縫物の悲惨さがふと脳裏に過る、縫い目が滅茶苦茶でよく解れたり
海未や目の前の彼女に幾度となく間違いを指摘してもらったことか
 センスも周囲と比べれば独特であった、新しい衣装の提案でフラダンス風だったり
ハロウィンの時期に一時期迷走してデスメタルチックな方向性だったり………まぁまぁぶっ飛んでた



  穂乃果「海未ちゃんみたいに語彙力があるワケじゃないから作詞だってそう上手くない」

  穂乃果「真姫ちゃんみたくピアノだって弾けない、かといって花陽ちゃんにこちゃんみたいな知識や流行の考え方も分からない」


  穂乃果「できるのって言ったらさ、こんなことくらいだから」



 たはは、と力なく困った様に笑う幼馴染を見て、ことりは「そんなことはない」と言いたかった
どんなに才能があっても、どれだけの長所、優れた能力を培ったとしても、それを見つけてくれる人がいなければ意味など無いのだ





喩えるならば、それはそう―――夜空に浮かんだ星の一粒だ



 星は無数にあって、そのどれもこれもが地球から離れた位置で光っている

 どれも同じに見えるが実際には光の強さは全部強弱が違う、弱い輝きでありながらも近いから見える星
本当は何よりも強く光っているのに、遠すぎるからちっぽけに見える星



 人間と同じだ、どれだけ優秀であろうとたった1人の天才が100万人の普通の人混みの渦中で埋もれたら
誰にも気づいて貰えない、その芽が世に出る事さえないのだ




 取柄が無いなんて言うがそんなことはない、寧ろ9人の中で一番"鼻が利く"のだ
当人が全く気が付いてないだけで無自覚に原石を掘り当てていて
更に言えば当人自身も何をすれば前に進めるのか直感レベルで理解できてる




   ことり「私は、そうは思わないよ」

   ことり「穂乃果ちゃんには穂乃果ちゃんだけが持ってる良さがあるんから」


   穂乃果「そうかな?」


   ことり「…どうしても自信がない?」

   ことり「だったら…」ゴソゴソ


   ことり「これを受け取って!」

341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 21:32:27.35 ID:FwisgZtE0
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


     南ことり絆MAX!!!『 ☆  ☆  ☆ 』


   穂乃果があびりてぃい『黄金色のマニュキュア』を修得(貰った)


 戦闘時に使える奥義(あびりてぃい)として使える

 リキャスト使ってから5ターン



 全あびりてぃい リキャストターン 3ターン回復

 ※24時間で回復するものは 12時間分回復します


▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 21:43:45.33 ID:FwisgZtE0


 檸檬、いや蜂蜜色に輝く目薬入れと見紛うサイズの小瓶でした
中に入った液体は瓶の色彩とは違う液体なのだろうとは予測がつきますが



  ことり「それは爪に塗るマニュキュアの小瓶」

  ことり「女の子ってお化粧とかすると気持ちも変わるんだよ…たった爪に塗るだけって思うかもしれないけど」

  ことり「そんな小さな一歩でも良いからまずは騙されたと思って初めて欲しいの」


  穂乃果「まずは初めてみる?」


  ことり「気持ちの問題ってよく言うでしょ?少しだけ試してみてそこから興味を持って人はどんどん次へと挑戦していくの」





 



  ことり「一歩目からスタートして、二歩目でしっかりと、そして散歩目で恐れず大胆に……ね?」クスッ







   穂乃果「!……ふふっ、そうだね!!」





 それはまだこの夢世界では創られていない曲の詩だ、遠い未来で組み込まるフレーズにふと微笑みが出てしまう


   穂乃果(まずは何でも良いから試してみること、か…!)


   穂乃果「私やってみるよ!」ニコッ

   ことり「その意気だよっ!」


―――
――



※この後何処に行っても確定で凛からあびりてぃいを受け取れます

【ガーーーピーーー日目】【夕Last】(残り5/7)

穂乃果 (SP 20/35)

凛 真姫 同行者

『選択』

【しゅうとくずみ の あびりてぃい】【アイテム】

×【呼び出せた子を呼び寄せてみる】
・【同行中の子と話す】
・【雪穂の部屋】
・【居間】
・【台所】
・【公園】
・【電話】
・【商店街】
・【駅前(ターン消費2)】

↓1
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:47:53.55 ID:6i7OMQsTO
帰られるなら魔物凛チャレンジした方が良くないか
安価下
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:12:00.95 ID:ks5Goeq90
・【同行中の子と話す】
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 22:41:22.27 ID:FwisgZtE0
同行中の子と話す>真姫か凛で選択されていないため次で決定となります…ご了承ください




  テクテク…




  ことりからもらった綺麗な小瓶『』キラキラ…



  穂乃果「」スッ…


  穂乃果(こうやって御日様に翳してみると本当に綺麗)



 冬季に入り、季節の色が濃さを深めていく程に陽光に満ちた時間というのは比例して減っていく
秋風は街を冷やかし、木枯らしを土産に遠い海の向こうへと旅支度を初める今日この頃
 やはり以前にも増して冬至が刻一刻と近づきつつあることをいつもより低い位置に居る夕陽から高坂穂乃果は察していた
暗色の度合いが強まった赤焼け空をふと見上げて、ふいに南お嬢から贈られた小瓶を翳して見たくなった


 理由はこれといって深いワケもなく、ただなんとなく綺麗な色をした瓶だから夕陽に翳したら綺麗かも…と思っただけだ


特に深い意味など本当に無い、単なる思い付きの範囲




    凛「宝石みたいで綺麗…」



 傾ければ中身の液体も水平を保とうと動き、ちゃぷん!と音を立てて動く
陽光に照らされて反射する輝きは確かに彼女の言う通り宝石と言っても―――――






   穂乃果「ふえぁえ!?凛ちゃん!?」バッ!


     凛「まーた、変な声出してるにゃ…そんな驚かなくてもいいじゃん」




気が付けば後ろには猫が居た。



―――
――


     凛「へぇ〜ことりちゃんがくれたんだ」

   穂乃果「そっ!だから穂乃果も少しだけお化粧に興味持ってみようかなって…」


    凛「穂乃果ちゃんがお化粧…」チラッ



 結ったオレンジ髪が揺れる、澄んだ青い瞳がじっと赤焼けの空を眺めていた……そんな綺麗な顔の先輩の横顔を凛は眺めていた
いつも一緒に馬鹿なことやって、怒られて、すごく気が合って

だけど、こうして何も言わないで黙っていると本当に美人だ、可愛い子だなって、凛は横顔を見ていつも思った




   穂乃果「あははっ…私には似合わないって思うかな?そりゃあ色気より食い気って―――」

     凛「似合うに決まってるじゃん、なんでそういうこと言っちゃうかな」

346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 22:58:53.43 ID:FwisgZtE0



   穂乃果「えっ」

     凛「」ムスッ…



 半ば遮る様に、ちょっとだけ怒気を孕んだ声で星空凛は穂乃果の発言を否定した
頬を膨らませてプイ!っとそっぽを向く
 実は誰よりも女の子らしさに憧れている子が、『自分はどうせ化粧なんて似合わない』そんなことを言った先輩に


少なからず好意的に想っていて、黙ってれば別嬪さんだと思ってる先輩が自分を否定する言い草をしたのだから臍を曲げるというモノだ



 ならば何だ?穂乃果を可愛い女の子だなと思う凛自身の感性は?

 自分の審美眼は化粧しても何一つ変わらない女の子を美人だと宣う瞽<めくら>だとでも言いたいのか?



 ならば何だ?昔スカートが似合わないと小学生の同級生に小馬鹿にされた自分は?

 自分が夕陽を眺める横顔を綺麗だと感じた先輩で駄目なら、凛自身は…凛自身は…っ!心の奥底で女子らしさへの憧れは馬鹿げてるとでも言いたいのか!?





 二重の意味で否定されたようで凛は、内心穏やかではなかった





  凛「……今からさ、凛の考えをちょーーーーーっとだけ言っちゃうね?」



―――
――





   凛「―――だから穂乃果ちゃんは似合わないなんてことないの!!」ゼェゼェ

   凛「わかってくれた…? あぁ、喋り過ぎて喉乾いちゃったよ…」

   穂乃果「えっと、なんかゴメンナサイ」



   凛「わかってくれたならいいよ」スッ



 すっかり日は没して、自前のハンカチを敷いたベンチから立ち上がり凛はポケットからあるモノを取り出す



  凛「ハイ!これ」スッ


  穂乃果「えっ…これは」



  凛「凛が使おうと思ってた物、でも…穂乃果ちゃんにあげるっ!」


 指先で摘ままれた一本の筒状の物、それは唇に塗るどこにでもある一般的なモノだった

347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 23:04:24.10 ID:FwisgZtE0
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽


     星空凛絆MAX!!!『 ☆  ☆  ☆ 』


   穂乃果があびりてぃい『祝福のリップクリーム』を修得(貰った)


 戦闘時・MAP時に使える奥義(あびりてぃい)として使える



 リキャスト 5ターン


 あびりてぃいのリキャストターンを1つだけ完全回復させることができる


▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 23:13:43.48 ID:FwisgZtE0


   凛「唇がカサカサしちゃうこの時期には大事でしょ?乾燥は敵だーって希ちゃんやかよちんもよく言うよ」


   凛「…凛は、何度だっていうけど穂乃果ちゃんが似合わないなんてこと、ぜーーったいに無いと思うから」




  凛「そういう事をいうのは…たぶん、知らない内に回りの人を傷つける事だから言わないで」

  凛「その、凛だって嫌だし、なにより…お世辞とか気を遣ってるとかじゃなくって」





  凛「ほ、本当に穂乃果ちゃんはお化粧したら…すごく、綺麗になる、と思うから///」カァァ…///



 また、顔を逸らされた、さっきとは反対方向にそっぽを向かれた凛の顔は不思議な事に夕陽はとっくに沈んだというのに
赤焼け空の色に染まっていて、何故だかそれを眺めていた穂乃果の顔も同じ色をうつされてしまったようだ…



  凛「……〜〜〜っ///」


  凛「な、なんかこれだと、よ、よくある恋愛ドラマの遠まわしなプロポーズみたいで恥ずかしいねっ!あ、あはは…」

  穂乃果「そ、そうだね〜…はははは」




  凛/穂乃果「「あはははは…」」




  凛/穂乃果「「…」」


  穂乃果「な、何か言おうよ?」


    凛「ほ、穂乃果ちゃんもど、どう?何か話す事ない?」



  穂乃果「えっと、そのぉ…あ、あーーーーっそうだ!さっき凛ちゃん喉乾いたって言ったじゃん?なんか買ってくる!」ダッ!


   凛「あっ!ちょっと―――」






<リップクリームのお礼だからーーーーっ!! ダダダッ…




 妙な空気に耐え切れずにそのまま全力疾走してしまった…、どうしようまだ顔が赤い、熱い

お互いに、走りながら、もう一度ベンチに座りながら自分の頬に手を触れていた…


―――
――


同行中の子と話す>真姫か凛で選択されていない為、今から選択安価です


1 ジュースを持って凛の元へ戻る

2 真姫にどうしたの?風邪と心配される

↓1
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 23:30:27.27 ID:ks5Goeq90
1 ジュースを持って凛の元へ戻る



一緒に選べるんですね ありがとうございます
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 23:52:42.95 ID:FwisgZtE0
1を選択




 ぷしゅ、缶ジュースのプルタブを開けた音、空気が入る音が聞こえて次に喉に飲料を流す音が聞こえる


 さっきから音しか聞こえないのは穂乃果が凛に背を向けているからだ…大分落ち着いたとはいえ
まだ彼女と面と向かって話すのはなんだか妙な気恥ずかしさがある…


 言葉を出そうにも糖度の低い、酸っぱい苺を食べたような微妙な感覚で口を窄めて言葉が出ない様な何とも言えない空気





  凛「…あ、あのね」


  穂乃果「ひゃ、ひゃい!?」


  凛「な、何か話そっか?」


  穂乃果「そうだね…うん」


―――
――




  穂乃果「あははっ!それで雪穂ってばおかしいんだよ、そのまんま転んじゃって」

    凛「へぇ〜、雪穂ちゃんって結構しっかりものさんな感じだけどね」



 ギクシャクはしたが、それも時計の針がグルリと一周しそうな頃には収まった
難しく考えず、いつも通りの自分達で居れば良い、…そう考えた、というかそう思う様にした


 するとどうだ?驚く程簡単に会話が弾んだではないか、元から気の合う性格だったからなのかもしれない
難しくあれやこれや考えるより思った事をそのまま口にすればいい、それでこそ自分達なのだから



  穂乃果「話しは変わっちゃうけど」

  穂乃果「―――」



1 やっぱり凛ちゃんみたいにバク転とかやってみたいな

2 その、変な事言うけど良い?別の世界とか魔物ってさ

3 凛ちゃんの言う通りもっと自信をもってお化粧してみたい

4 凛ちゃんも変身してみない、一緒にお化粧やってみようよ

5 内容自由

↓1
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:10:29.80 ID:KV8ez3BH0
2 その、変な事言うけど良い?別の世界とか魔物ってさ
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/18(月) 00:27:18.11 ID:K/xAsfNW0
2を選択



    穂乃果「凛ちゃん、その、変な事言うけど良い?」





言うなら、このタイミングしかない

この機を逃せば凛は星空家に帰る、そうなれば顔を合わせて直接こんなことを言える機会は今日はもう失くす

今日を逃すという事は…即ち―――











     凛「変な事?」


    穂乃果「別の世界とか、魔物娘って単語聞いたことある?」




























                凛「     ――― ―― 」









  ガガッ、ザザッ、――−―〜〜〜√~~~~~- ――____/^ … ピーーーッ





   判定




 01〜79 強制送還

 80〜99 「んん〜?それは新しいテレビゲームの話か 、な 、に か  …あ、れ? あれれ?凛は確か向日葵を…」

↓1
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:46:01.78 ID:KV8ez3BH0
はい
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:47:21.88 ID:KV8ez3BH0
やってしまった 安価下
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/18(月) 01:04:40.43 ID:K/xAsfNW0
結果78…失敗、強制送還








       グニャァァァ…






世界がぐにゃり、潰れた空き缶の様に拉げていく奇妙な感覚を覚える



世界が変わったいくおかしナ感覚ニ頭が痛くなりソうだ




グニャ理ぐにゃり 世界が渦を巻いていく、コーひーカップの中身に落ちたミるクのよウに














       ▽強制送還されます夢世界から帰還となります、なお今回で3回目の為、向日葵は枯れます







▽パチリ、目を覚ますと高坂穂乃果は幾度となく見た石造りの部屋に居た

▽4番の施設、墓標……柱が数本立ち並ぶ異質な室内で、その中の1本に手向けた花の姿を眼にする


▽向日葵の花は役目を終えた様に枯れていた…




▽何故だか知らないがそれが無性に悲しかった



▽目頭が熱くなって、服の裾で抑えるように目を覆う…その時、裾から先の手首は力強く何かを握っていたことを今更ながら知った


  穂乃果「…これは」



『おにぎり』『白銀の砂時計』
『抹茶ババロア』

▽三つとも持って行きますか?荷物容量の関係で持ちたくないなら捨てることも可能です

直下
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 01:07:52.04 ID:KV8ez3BH0
残念 身代わりの強制送還はこれには使えないのなら気づいてないだけで他にも送還の罠が眠ってたのかな 安価下
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 01:29:12.05 ID:KV8ez3BH0
では3つとも
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/18(月) 01:34:33.78 ID:K/xAsfNW0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
>>356 ありました


           今回はここまで!

   次回は 土曜日 11月23日 夜21時00分頃の予定

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 01:50:02.04 ID:KV8ez3BH0
>>1乙 覚醒娘の身代わりが新たな覚醒チャレンジに使えないとなると 仲間にしやすいのはあとは希くらいかな
向日葵自体が随分先になりそうだけど ほむ饅と飴4つで炭水化物増えたな
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 21:02:11.02 ID:exa7c4+l0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
[再現コラム]+知識値300


  大抵の人はほんとうになにがほしいのか、心の中でわかっています。

       人生の目標を教えてくれるのは直感だけ。

    ただ、それに耳を傾けない人が多すぎるのです


<バーバラ・ブラハム  アメリカビジネスコンサルタント >

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『希望値』5000/5000

『知識値』21000+300=21300

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 21:27:21.24 ID:exa7c4+l0



   絵里「まずは状況を整理しましょうか」


▽石造りの部屋で吸血鬼の声が反響する、夢から目覚めた穂乃果と程なくして意識が戻って来た凛、真姫の両名

▽何故、先に穂乃果だけが現実に戻り花が枯れたのか



▽幾つかの仮説だが、どうも向こうでの状況を顧みるに一度夢世界へ飛び込む毎に向こう側では一ヶ月程時間が飛んでいるということ
  そして"3回"……即ち"3ヶ月"たったらあの世界は消滅するのではないか?という事



▽【3ヶ月経つと消える世界】……何故、1番の柱もとい向日葵でそうなるのか9人に知る術は無いが、ここまでを客観的に見るにそうなるとしか言えない








▽……憶測だが、この9人が知らない事実を他所から来た白妙の魔物こと綺羅ツバサなら何でか知っているのではないだろうか


▽このツギハギの世界を繋げたのが彼女なら何かしらの事情は知っていそうなモノだ






  絵里「それで向こう側で凛に真姫がやって来れた時のように魔物の事を口にしたら時間が来てないのに戻って来た…」

  絵里「んー、真姫の時はなんで大丈夫だったのかしら?」


  真姫「…判断材料が少ないからなんとも言えないわね、成功する子としない子で何か"共通点"があるのかもしれない」



▽真姫は考える、が…今しがた彼女が口にしたように判断材料が足らない、凛と自分に何か違いがあるのか
  海未の時は魔物関連の話題を出していないから分からない、せめて海未の時も行動を起こしていたならある一つの共通点が浮かんだかもしれないが


 にこ「とにかくそのブローチや口紅は大事にしなさいよ?」

 穂乃果「わかってるよ、この砂時計とかは―――」


 真姫「その砂時計は私が持つわ、残りは希ね」


『7時40分』

×  [1](…もう何も起こらない)

・  [2](修得アーツ 1/2)

☆  [3](修得アーツ 済み)

・  [4](修得アーツ 1/3)

☆  [5](修得アーツ 済み)

・  [6](修得アーツ 1/2)

・  [7](修得アーツ 2/3)

・  [8](修得アーツ 1/2)

・  [9](修得アーツ 1/2)

・ 仲間と会話(10分消費)

・ この部屋を出る

▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…

直下
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 22:40:11.31 ID:JCs1Xm8p0
穂乃果のチョコレートを絵里に 絵里の【転移の魔石×3】を穂乃果に
穂乃果の銀の指輪をにこに にこの【勝利者の咆哮<ザ・ウィナー・バウリング>】を穂乃果に交換してください
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 23:07:27.21 ID:exa7c4+l0
▽アイテム整理を選択、以下の様になりました

穂乃果
・【聖なる案山子<ファンブルキラー>】 【白妙の記憶Last】『綺羅ツバサの宝』
・【運命ダイス】【運命ダイス】
・【勝利者の咆哮<ザ・ウィナー・バウリング>】 ・【転移の魔石×3】


にこ
・【輸血パック】 【鶏のぬいぐるみ】 【浮力の羽のペンダント】
・【山彦の帽子】 【デュラハンの劔】 【輸血パック】
・【銀の指輪】 【理想郷開拓者の地図】


絵里
・【チョコレート】 【風魔手裏剣×5】 【黄金の湾曲剣<ハルパー>】
・【ほむ饅】【飴玉(イチゴ味)ハロウィン仕様×4】
・【メディウス・リボン】【折り鶴】【デコイの呪術書】 【魔力回復剤(MAX)】 【火薬】





  にこ「はいよ」スッ、ポイッ

  穂乃果「よっと!」キャッチ!


  穂乃果「時間はあれから大分経ったように思ったけど、実際にはまだ8時にもなってないんだね」


  絵里「寝てた貴女達からすれば1日以上経過してたかもしれないけどこっちじゃ一瞬だもの仕方ないわ」

  絵里「…それでこれからの方針だけど、どこを目指したい?」




  絵里「私見だけど、今なら塔に向かってもいいんじゃないかしら?少なくともその装備ならもう十分渡り合える気もするのだけど」チラッ


  情熱のブローチ『』キラッ
  約束のお守り『』チャリッ
  四つ葉のクローバー『』ピラッ
  beat in angel『』コロッ…



  希「ふむふむ、他にもビー玉サイズで占いの水晶玉みたいなのに、お化粧道具が二つ、あとは…詩集かな?」


  希「まぁ、行くか行かないか決定権は全部リーダーが決めるもんやしね」

『7時40分』

×  [1](…もう何も起こらない)

・  [2](修得アーツ 1/2)

☆  [3](修得アーツ 済み)

・  [4](修得アーツ 1/3)

☆  [5](修得アーツ 済み)

・  [6](修得アーツ 1/2)

・  [7](修得アーツ 2/3)

・  [8](修得アーツ 1/2)

・  [9](修得アーツ 1/2)

・ 仲間と会話(10分消費)

・ この部屋を出る

▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…

直下
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 23:23:36.42 ID:JCs1Xm8p0
では9番で
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 23:48:49.77 ID:exa7c4+l0
▽9番を選択





       絵里「わかったわ…もう一度あそこへ行くのね」





▽荒廃した都市部、崩れたビルの群れ、突きだした鉄材の枝木から垂れ下がる鉄線の蔦

▽風に乗りふわりと流れて来る灰塵が濁った雨粒に当たり溶け合って地表に澱みを作る、あそこで金糸雀色の糸を揺らす吸血鬼を確かに見た







▽ずっと昔、いやつい最近までだったかな

▽朝起きて歯を磨く時、入浴する際に、出掛ける前の身支度を整える時に




▽鏡を覗き込んだ時確かに同じ顔を見た

▽八つ当たりに近い葛藤も、行き場の無い怒りを遺物にぶつける怨嗟も、憎悪の形相も確かに身近にあった自分の顔だ




       花陽「絵里ちゃん、行ける?」


       絵里「ふふっ、一度倒した相手よ?…たった1つのシンプルな答え、もう一度打ち勝つ、それだけよ」



▽ウインクを一つ、金髪伯爵は笑って答えた





    絵里「穂乃果、行きましょう…こっちはいつだってやれるわ」


▽絵里は眼を細めて穂乃果に手を伸ばす、伸ばされた手を彼女は取り、柱の前へと進み…二人で眼を閉じた





―――
――

:::::::::::::::::::::|:::::::::::::|           ┌┐_    <\//                     |:|/|::| ,/|:::|///
─-  _] ー‐-|    _ノし'  ̄ ̄ ̄.| | |::::|::〕iト    //ヽ                        |:| :|::|//|:::|//  ,
:::::::::::::::::::::|: ー‐-|   ,/ 丁丁丁丁丁| | |::⊥_| L〕iト. //::/                          |:|/|::|//|:::|/ ,イ/
:::::::::::::::::::::|: ー--|   〕┴┴┴┴┴┴| | |::⊥_| L」_/77s。                      |:|/|::|//|:::|:|イ///
_::::::::::::::::|:::::: :::::|  / 丁丁丁丁丁丁| | |::⊥_| L」_,/:::/__,| 〕iト                   |:|/|::|//|:::|:::||///
二二二二ニ=- _|‐┘ ┴┴┴┴┴┴| | |::⊥_| L」/:::/⊥ |___|__|i         =||=        |:| :|::|/ :|:::|:::||///
 ̄‐=二二二二二二ニ=-.. 丁丁丁丁| | |::┼ | ,l_/::/‐┼ |___|::::|乂_ _, -┬:┐ 「」‐       .|:|/|::|/|:::|:::||///
::::::::::::::::::::::::::::─=二二二二ニ=- ┴┴| | |,,⊥_l_ /::/┼ |-:|:::⊥⊥ニ:| ̄「:ト| i|.  ||          |:|/|::|//|:::|:::|l/||:
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: : : ::::| ̄ ̄::::: : ア:二 ┐ : |:| |┴┴┷| | |__/::/ ̄|””|¨:| ┼:⊥⊥L」:| : : : | : : j{: :==「「i: : i  _|:|/|::|_|:::|-  ̄
: : : ::::|:::::::::::::::/:::::| |:::::|: : :|:| |丁丁丁| |: :/::/└‐|─|-:|-:|:::⊥⊥L」:| _ -┴─‐弌二l二i: :_i‐ ‐{:|:|‐|::| ̄|:::|_,..-ー
: : : ::::| ̄ ̄¨|┌┐|_|:::::|: : :|:| |ー‐‐   ̄ ̄ ̄二ニ=- L ̄丁:::::┌‐-/ _   -─┐}: /√}} :i┌‐j|:|‐|::|77|:::|/////
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 ̄二≧s。::::::|::::::::::::::::::::|: : :|:| |  \: : : : : : : : :. . . . . ./(¨¨ ̄     /, 、 ヽ  |:::::::::::::|ニ|::|//|:::|/////
r━,┬-=ニコ_:_:_:_:_:_:_:_:|: : :|:| |;:\ \: : : : : : : : : : : :  : : : : /-ミ_  -─{(__) } /:::::::::::::|i:i:i|::|//|:::|////
|i:i:i:|_|i:i:|_|i:i:|三三三三三三」」;:;:;:;:;\__丶....            {ゝ‐ヘ___ノ__,,/イ───\」::|//|:::トミ///
|i:i:i:|     ̄弋ニニニニニニ弌;:;:;:;:;:;:;:;:;: |::::|;:;:.:.:.:..:.:.....      ;:;:;:;:弋_ア三三三≧=≦三=_=_=_=_‐_‐_ ::::::|:::|:|:|\
|i:i:i:|二ニ=‐   弋ニニニニニニ弌;:;:;:;:;:;:;:; |::::|:;.:,.:.:.:.:.:.:.:.:....   .. ,.,..;:;:;:;:;:;:;:;:‐_‐_‐_‐_‐_‐_ /⌒\‐_‐_=_=_=_=|:::|:|:|:|:|
|i:i:i:| ̄三二ニ=-二二二二二弌_;:;:;:;:;:|::::|ノノノ.:.:.:.:.:.:.:.:......    ..::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/::::::::::/:::\;:;:;:;:;:;:;:;:;/\ |:|:|
|i:i:i:|_ ‐ ̄,: ,: ,: ,: ,: ,: ,: ‐_‐_‐_‐_ ∠ ̄丁=-√〔_/|_/^ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::;:;:く:::::::::/::::::://⌒::::^:::;:;:;:;:;:\|
二ニ=-──ー‐‐- : : : :川川川川 /ゝ──=彡.::.::.::.::.::::::::::::::::::: : : : : : ::::::::::;:;:⌒ヽ、::://:::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;:
_:_:_:_: -=ニ二二二二二二从从从从ニ=‐  _:_:_:_:::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : ::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 23:58:07.56 ID:exa7c4+l0


▽視界が徐々に狭まり完全にブラックアウト、周りの音が聞こえなくなる、仲間達が口々に発する言葉も何も







▽そして、地下に居た筈の二人の頬を風が撫でる



▽無風の空間から風を感じ次に鼻頭に冷たい水の感触、パラパラと小雨が降り始めたようだ




▽ゆっくりと閉じた瞼の幕を開けば廃墟の舞台ど真ん中、匂いは湿り気を帯びた悪天候日特有の臭さと埃っぽさや黴臭さの混じったソレ

▽前回は不意を突かれたが今回は果たして…











          穂乃果「絵里ちゃん、提案があるんだけど」

           絵里「提案?」




          穂乃果「いつも私達が進んで敵に襲われる形でしょ?」

          穂乃果「だから考えたんだ、逆にこっちから待ち伏せの形を取るって言うのは?」

          絵里「…なるほど、攻めじゃなくて待ちの一手ね」




          絵里(遮蔽物の多い廃墟、身を隠す場もあるけど…)


          絵里(どうしたものかしらね、身を隠して敵が視えたら強襲を掛けるのも手ではあるのだけど)

          絵里(それを看破されて逆手に取られるという場合もある…ここは―――)






1 今回も此方から進んで倒しに行くわ

2 そうね、こっちから待ち伏せ作戦で行きましょう


↓1
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