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穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『19』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
- 318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 21:00:24.23 ID:3xguwCLJ0
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[ログインボーナス]+知識値300
今宵もげぇむを再開いたします!
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『希望値』5000/5000
『知識値』20400+300=20700
『思い出・帰郷心』
100/100
『人間性』
100/100
- 319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 21:24:27.37 ID:3xguwCLJ0
- 運命ダイスを凛に
呼びせ寄せ…※現状真姫しかいない為、真姫で決定となります
凛「えっ、凛にこれくれるの!?」パァァァ…!
賽子、何の変哲もない六面体の四角形が凛の掌に2つ転がる
光に照らすと白く汚れ1つとして無い面が光沢を放ち、キラキラの宝物に見えた
穴をあけて紐を通してお守りにする人なんかもいるらしい、運が巡ってきますようにと
一種の開運のおまじないとして一時期流行ったほどだ
穂乃果「そっ!何かイイコトありますようにって、気に入ってくれた?」フフッ
凛「もっちろん!ありがとうっ!! えへへ…今度行きつけのラーメン屋さんのくじ引き試してみよっかなぁ〜」
凛の好感度が上がった―――――
凛「あっ"運命ダイスを貰ったし折角だからゲームしよう"よ!!」
穂乃果「ゲーム?」
凛「あれ、知らないの?運命ダイスあげたら、『おい!決闘<デュエル>しろにゃ!』っていうのと同意義なんだよ?」キョトン
どこのジャンプ漫画だ、と思ったがなんだかこの賽子をあげるのは確かにそんな意味だったような気がする…
凛「どうどう?やろうよ!! 凛と『high & low』で勝負しようよ!」
凛「穂乃果ちゃんが出した数より、次に凛が出すのが高いか低い数字か当てる、シンプルでしょ!」コロコロ
早速、手の中で『運命ダイス』を弄りながら楽し気に笑う…さて、この勝負受けるか否か、当然、強制ではないのだから断るのも良し
☆ 凛と運命ダイスで勝負する? 負けた場合はランダムでアイテムが1つ減ります 勝てば凛から何か貰えます
↓1
- 320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 22:41:59.60 ID:zEjA5yEs0
- 勝負する
やっぱりダイスで遊べるのね
- 321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 23:03:03.14 ID:3xguwCLJ0
- 勝負を選択
穂乃果「良いねぇ〜、"シンプル"その言葉好きだよ」
小難しい話なんてポイ!丸めてゴミ箱にダンクシュート決めてやれば良い
単純だからこそ良いんじゃあないか、分かりやすくて話が早い
凛「ふっふっふ〜、さっすが穂乃果ちゃんにゃ」ニヤリ
穂乃果「こういうのはノリが大事だからね」
穂乃果「勝負事1つにしたって勢いがある方が勝つ、何かの本に書いてたもんっ!」
精神論だが、気運は勢いづいた方に巡るというのもあながち間違いではないのかもしれない
過去史において軍隊と軍隊がぶつかり合った際、兵力に不利があっても士気の高さで押し退けて勝ったなんて話もある程だ
なんやかんやで勢いのある者が勝利の栄光を得るのかもしれない
あれやこれやと準備してる内に機会を逃す人間も世の中決して少なくはないのだろう、かの有名な音楽家もそんな名言を残すくらいだ
凛「よーしっ! 凛が勝ったら穂乃果ちゃんが持ってる『チーズケーキ』を貰っちゃうからねー」
穂乃果「おぉっ…理事長の作ったケーキかぁ、中々お目が高い」ムムッ
凛「いっくよー!」スッ『運命ダイス』
凛「ていっ!!」バッ!
運命ダイス『』コロコロ…
凛「さぁ、穂乃果ちゃん…この数字より大きいのが出るか低いの出るかいざ尋常に勝負!!」
※このレスのコンマ、右側数値より大きいか小さいか、例えばコンマ32なら3『2』より 自分の出すコンマの方が大きいか当てるという形です
特例として 1が出たら 1より小さいのは0 9が出たら9より大きいのは0とします 0が出たらふり直し
high & low
↓1
- 322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 23:20:30.16 ID:w1iUQ6JRO
- 4よりデカイで
- 323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/16(土) 23:37:43.19 ID:3xguwCLJ0
- 結果4 →『16』…[6]high 勝利!
凛「うっ、負けちゃったかぁ…」ガックシ
賽子の目は確かに、凛の叩き出した数字を上回っており
それは揺るぎない勝利の証であった、肩を落とした凛はちょっぴりだけ気の毒に思えたが勝負の世界は非情なのだ仕方ない
凛「け、けど、勝負は勝負!勝っても負けてもめげない!それが漢って奴にゃ!」グッ!!
漢字の漢と書いてオトコと読む、女だけど漢だ
グッと拳を握りしめて顔を上げて、凛は約束通りどれか一つだけあげる、と荷物を見せてきた…
凛「どうかな、凛大した物は持ってないけど…気に行ってくれそうなのある?」
穂乃果「えっと、それじゃあ―――」
次の中から一つだけどうぞ
『カップラーメン』『白銀の砂時計』『おにぎり』『おにぎり』『チョコレート』『ロケットパンチャー1号』
↓1
- 324 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 23:48:07.41 ID:zEjA5yEs0
- 良いコンマ またおにぎりが2つ ロケパンは11-685だけど持ち帰っても使いどころないかな
安価下
- 325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/16(土) 23:51:09.85 ID:zEjA5yEs0
- 『白銀の砂時計』で
これ以前ぷれいやぁが凛に渡したものだったりするんだろうか
- 326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 00:12:41.14 ID:FwisgZtE0
- 白銀の砂時計を貰います
穂乃果「それじゃあこの綺麗な砂時計を貰ってもいい?」スッ
凛「うんっ!商店街で見つけたんだけど綺麗な時計だよね、中の砂粒がきらきらしてて宝石が落ちて来るみたいなんだ」
思わぬダイス勝負から砂時計を受け取り、凛と一旦別れて家に帰る最中、立ち止って声に出さずに彼女は念じて見た
穂乃果(…こうやって念じたら真姫ちゃんに繋がったりするかな?)
穂乃果(真姫ちゃん、こっち側に来れるなら来て…)
「呼んだかしら?」
穂乃果「!?」バッ
真姫「なによ、驚いた顔しちゃって」
穂乃果「いや、まさか本当に繋がるとは思わなかった、てか来るの早くない?1分も経ってないよ?」
真姫「ここは現実じゃないでしょ、…深層心理の夢世界ならどんな常識外れな事柄が起きても不思議じゃないわよ」
真姫「念じて1分しない内にこの世界に一度脚を踏み入れた私が呼ばれたらすぐ来れたのと同じでね」
真姫「向こうに居たらふいに向日葵の方から声がしたから見つめてたのよ…そしたらこの有様、気が付けば貴女の真後ろに突然って感じね」
穂乃果「他の皆は…?」
真姫「私が見た感じだと何も聞こえてなさそうだった、海未なんかは助けになれないかってじーっと向日葵を凝視し続けてたけど……」
穂乃果「…海未ちゃんが来たっていう事は無い、ね」
真姫「そっ!なんか条件があるのかもしれないわね、海未は満たせてないから花を睨んでてもこっちに来れなかったと」
『綺羅ツバサ:☆ ・ ・ (あと2つで ツバサ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
『南ことり:☆ ・ ・ (あと2つで ことり絆MAX時のあびりてぃい修得)』
『理事長:☆ ・ ・ (あと2つで 理事長絆MAX時のあびりてぃい修得)』
『アルパカ:☆ ・ ・ ・(あと1つ と 3つでアルパカ絆MAX時のあびりてぃい修得)』
『星空凛:☆ ☆ ・(あと1つで星空凛絆MAX時のあびりてぃい修得)』
『絢瀬絵里:☆ ☆ ・(あと1つで絢瀬絵里絆MAX時のあびりてぃい修得)』
【ガーーーピーーー日目】【夕】(残り4/7)
穂乃果 (SP 25/25)
凛 真姫 同行者
『選択』
【しゅうとくずみ の あびりてぃい】【アイテム】
×【呼び出せた子を呼び寄せてみる】
・【同行中の子と話す】
・【雪穂の部屋】
・【居間】
・【台所】
・【公園】
・【電話】
・【商店街】
・【駅前(ターン消費2)】
↓1
- 327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 00:34:16.84 ID:ks5Goeq90
- ・【公園】
- 328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 00:47:21.24 ID:FwisgZtE0
- 公園を選択
凛「ふぅ、休みの日に勉強用具を持って学校に行ってまた自宅に持って帰るってなんだかなぁ〜、いっそずっと置いとけばいいのに」トテトテ
凛「っとそうこうしてる内に公園に着いちゃったにゃ、おーい!穂乃果ちゃー…ん?」ピタッ
真姫「」カミノケ クルクル
凛「??? なんで真姫ちゃん?」キョトン
穂乃果「ついさっきそこで会ってね、公園に凛ちゃんと遊びに行くって言ったら一緒に行こうって話になったんだよ」
凛「なぁんだ!そうだったんだ!じゃあさ何やる、やっぱり2人だけじゃなくなったし走り込みじゃなくていっそ遊んじゃう?」
公園での体力トレーニングに付き合うという話だったが此処で真姫が来たなら小洒落たお店でお茶を楽しむのも悪くない
そんな内容で会話の花を咲かせていると
(あんなところで3人共なにを…?)テクテク…ピタッ
類は友を呼ぶ、友達は更なる友達を呼び寄せるのだろうか
公園で急遽予定を変更しようと声を上げればさらに誰かがやって来た―――その誰か、というのは
判定
ゾロ目 脱走してきたアルパカ
01〜32 南ことり
34〜65 矢澤にこ
67〜98 小泉花陽
↓1
- 329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:06:11.17 ID:ks5Goeq90
- はい 小さな占いを使ってください
- 330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:07:39.89 ID:ks5Goeq90
- 残念 安価下
- 331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 01:25:32.32 ID:FwisgZtE0
- 結果17+補正値±03…結果変わらず
ことり「みんな何してるの?」
凛「おぉ…ことりちゃんまで、これで9人中半数近く集まったにゃ!」
穂乃果「体力トレーニングしようよって話だったんだけど今日はお休みして何処かでお茶でもしないって話をしてたんだよ」
穂乃果「ことりちゃんもどう?」
ことり「えっ、いいの!丁度私も予定とか無かったから…」パァァァ…!
聞けば、夕焼け空を見る、たったそれだけの理由でふらりと彼女は南家を出て公園まで歩いてきたらしい
そうしたら3人を見かけたという、これも何かの御縁であろう旅は道連れなんとやら…女子4人で和気藹々とするのも良いでしょう
真姫「まずは何するか決めましょうよ、結局お茶にするにしても何処へ行くか決めてないワケでしょ」
凛「っと、そうだったにゃ…でもどうする?本当にお茶にしちゃうそれとも公園でできる遊びとか」
穂乃果「だったらさ――――」
1 ここは童心に帰ってかくれんぼでもしてみない?
2 じゃあ洋菓子店『おじゃる丸』に行こう、コーヒーと一緒にお菓子を楽しめるブースあった筈だから
3 4人いるから2・2に分かれ柔軟トレーニングにしよう
4 合唱練習にしない?(スマイル・クール・ピュア 好きな楽曲を選択)
5 そんなことよりお腹空いたよ…
6 内容自由
↓1
- 332 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 01:48:17.75 ID:ks5Goeq90
- 2 じゃあ洋菓子店『おじゃる丸』に行こう、コーヒーと一緒にお菓子を楽しめるブースあった筈だから
- 333 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 02:18:07.46 ID:FwisgZtE0
- 2を選択
穂乃果「『おじゃる丸』! 皆で今日は洋菓子店『おじゃる丸』に行かない?」
ことり「おじゃるに?良いね!」
穂乃果「あそこってコーヒーと一緒にお菓子を食べれるブースがあったからさ、この時間帯だともしかしたら値引きされてる焼き菓子があるかもよ」
ことり「シュークリームやチーズケーキもふわっとしてて甘いんだけどしつこくないのがいいよねっ!」
すっかり意気投合のことほの、テンションが昂る2人に置いてけぼりの真姫は真横に居る凛に
そんなに美味しいの?と尋ね帰って来た言葉は『えぇぇ!?真姫ちゃんってば知らないのー遅れてるにゃ』だった
真姫「ぐっっっ、し、知ってるわよ!!」
凛「だよねー、此間、部室に皆で食べてよねって買って来たくらいだし」
真姫「そ、そうよ」ギクッ
凛「そりゃあ真姫ちゃんからしたらもっといろんな所に旅行したりしてご当地の美味しいお菓子を食べたりするかもだけど」
凛「この辺りじゃ間違いなく美味しいと凛は思うよ?」
真姫「え、えぇ…そうね、今のは私が悪かったわ、うん」
真姫(1ヶ月間のこっち側の私の行動が読めないのって割と致命的ね…危なかったわ)
―――
――
―
『洋菓子店:おじゃる丸』
;;;\\B A R ヾ;;;;((;;;;;/;;;ヽ;;ゞ
\ :\|λλ@στη ||i;/;));ヽ;;ゞ
 ̄ ̄| ̄ ̄ ;;||;;;ヽ;;ゞ) |
__  ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞヽ ;;;i(;;;|
|;;| ヾ;;;ヽ;;ゞ//;;;ヽ;;ゞ|\ | ヾ;.ヾ|
|;;| ___ヾ;i;/;;;ヽ;;;ゞ | |;| | i|
|;;| | kosti |l );l;; | |;| | l| .;/| ;;;|
|;;| | spata |li;/;;;ヽ;;;ゞ | |;| | i| ;|| | ;;;|
|;;| |palama|l;;;ii;;|ヾ;ソ | |;| | l| ;|| | ;;;|
|;;|  ̄ ̄|''ヾ ;l/;; |/./__i__./_\__i...\|| | ;;;|
|;;| ..::;;;| /_ノ__/___l, ___i___,,\;| ;;;|
===i | ̄|| | ̄|| _...../____l, ___i__...ヽ__.ヽ :::::|;;;;
;;ニi二二二l | ||_===|__/____i__...../____l, ___i___\__|;;;:..
;;;;;;;,ニi二二二l |l ̄l| l| _,||,_ l| ____i__...../____l, ___i__...ヽ____,,\''''
_____ニi二二二l__/____l, ____i__...../____l, ___i__...ヽ____l, ____i__ヽ_,, \
_/_____l, ____i__...../_____l, ___i__...ヽ_____l, __ヽ____l, ____i__...ヽ____l,,ヽ
;;l, __...../ l, i;;. ヽ_ l, ヽ ) ;;; i ヽ ) / ;;;;
____l, ____i__...../_____l, ___,,i__...ヽ__,,,l, __ヽ____l, ____i__...ヽ_,,,,i__...ヽ__,,,
洋菓子店おじゃる丸の戸を開くと、小麦と砂糖を焼く特有の香りが鼻を擽る…
ショーウィンドウの向こう側から客を除くお菓子の群れが僕達をお食べよと口々にしているのではないかと
錯覚させられる光景だった、そんなことはあるはずは無いのだが
穂乃果「良い香り…焼きたてのパンと同じで私はこの匂い好きだな」
凛「わかるにゃ〜」
- 334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 02:23:04.80 ID:ks5Goeq90
- やはりこの真姫ちゃんで合唱練習や柔軟は鬼門だったか 安価下
- 335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 02:38:18.06 ID:FwisgZtE0
-
___,イ/}i
, .-:'´: : : \〃}
/: : : : : : : : : :}、ゝ
___,/.: : : : : : : : : : : :} `´
/⌒-/.: : : : : : : : : : : : :}
イ´/^/ゝ、:_:_:_: : : : : : :イ`ヽ
Y{ i{〈. / / { { {^{^ヽ^ゝミヽ、}
| . . .`{__{ { } } ヽ ヽ.ヽ.ヽヽ}
i! . . . . . `´ゝ-、_ノ、_}、_ノ、_}、ノ'.{
/´: \. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ノ
{ : : : : :7<_. . . . . . . . . . . . ._./`ヽ
ハ.: : : ノ\/: ̄`¨¨:‐‐:-rヘ7´: : : : : }
}.:.ゝ-'ヽ._/: : : : : : : : : : ヽ/ : : : : : ノ
{ヽ.:.:.:.:.:.:{: : : : : : : : : : : : :ト、_:_:_:_/ .}
ヽ.\.:.:.:.ゝ : : : : : : : : : :./.:.:.:.:./__「
\ `ヽ:.:.`ー- _:_:_z=ニ’-‐'´. ./
\__  ̄ ̄. . . . . . . . . ._./
`ー―――‐'´ ̄
サク、銀の突き匙を突き立てればそんな音を立てるビス生地でホイップとスライスした苺を挟みんだ小さな洋菓子がお皿に乗っている
香り立つマグカップの紅茶には角砂糖を2つ、ミルクも入れて混ぜて渦を作る
思わず舌も火傷してしまいそうなそれらが冷めるまで会話に花咲かせ、時折匙で救った甘味を口の中へ放り込む
穂乃果「幸せってさ、こういう時の為にある言葉なんだよねえ〜」サクッ
真姫「何を大袈裟なことをしみじみと…」
大好きな苺の果肉を噛み締めた時の甘味と生地のサクサク感、周りからしたらなんてことない事なのかもしれないけど
自分にとってはこれを"幸せ"と感じる一時に他ならない
価値観の違いという奴だろう特にこれが好物であるからこそだ
凛「でも実際美味しいでしょ、人間好きな物や美味しいのを食べる時が幸せなんだよ」パクッ
ことり「そうだよね〜♪」
真姫「…まぁ、否定はしないわね」サクッ
全員の絆が上がった!!
『南ことり:☆ ☆ ・ (あと1つで ことり絆MAX時のあびりてぃい修得)』
『星空凛:☆ ☆ ☆ (MAX!!!)』
『西木野真姫 既にMAXです SP+10に変わります』
<ありがとうございましたー!
穂乃果「お土産も買っちゃったし雪穂喜ぶだろうなぁ〜」
『抹茶ババロア』を手に入れた!
凛、真姫、ことり 誰かに何か渡しますか?
『おにぎり』『白銀の砂時計』
『チーズケーキ』 『抹茶ババロア(今回は渡せません)』
↓1
- 336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 02:56:54.67 ID:ks5Goeq90
- 『チーズケーキ』をことりに
- 337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 03:07:39.99 ID:FwisgZtE0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
今回はここまで
次回は明日 11月17日 日曜日の夜 21時00分頃の予定
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- 338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 03:23:13.06 ID:ks5Goeq90
- >>1乙 前の希の+10と今回の真姫ちゃんの+10とでもう一回小さな占いが使える 凛ちゃんもうそろそろ帰る時間?
- 339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 21:00:37.42 ID:FwisgZtE0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
[ログインボーナス]+知識値300
げぇむを再開いたします、>>338夕Last後に帰ります
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『希望値』5000/5000
『知識値』20700+300=21000
『思い出・帰郷心』
100/100
『人間性』
100/100
- 340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 21:27:13.08 ID:FwisgZtE0
- チーズケーキをことりに渡す
穂乃果「はい、ことりちゃん」スッ
ことり「えっ!!ご馳走にまでなったのにお土産まで良いの!?」
綺麗な白い紙箱の中には彼女の好物が入っている、ふんわり蕩ける甘さのチーズケーキ
冷蔵庫に閉まってある妹のとっておきを知らずに食べてしまうことは穂乃果自身よくあった
その詫びという訳ではないが抹茶ババロアを購入して、それと同じくして日頃の感謝も込めて隣を歩く親愛なる友人に1つ
満点の笑みで手渡したのが蕩ける甘さのソレであった
穂乃果「いつもことりちゃんには頑張ってもらってるでしょ?私はその…お裁縫とか下手だし」ポリポリ
小中学生時代の家庭科で創った縫物の悲惨さがふと脳裏に過る、縫い目が滅茶苦茶でよく解れたり
海未や目の前の彼女に幾度となく間違いを指摘してもらったことか
センスも周囲と比べれば独特であった、新しい衣装の提案でフラダンス風だったり
ハロウィンの時期に一時期迷走してデスメタルチックな方向性だったり………まぁまぁぶっ飛んでた
穂乃果「海未ちゃんみたいに語彙力があるワケじゃないから作詞だってそう上手くない」
穂乃果「真姫ちゃんみたくピアノだって弾けない、かといって花陽ちゃんにこちゃんみたいな知識や流行の考え方も分からない」
穂乃果「できるのって言ったらさ、こんなことくらいだから」
たはは、と力なく困った様に笑う幼馴染を見て、ことりは「そんなことはない」と言いたかった
どんなに才能があっても、どれだけの長所、優れた能力を培ったとしても、それを見つけてくれる人がいなければ意味など無いのだ
喩えるならば、それはそう―――夜空に浮かんだ星の一粒だ
星は無数にあって、そのどれもこれもが地球から離れた位置で光っている
どれも同じに見えるが実際には光の強さは全部強弱が違う、弱い輝きでありながらも近いから見える星
本当は何よりも強く光っているのに、遠すぎるからちっぽけに見える星
人間と同じだ、どれだけ優秀であろうとたった1人の天才が100万人の普通の人混みの渦中で埋もれたら
誰にも気づいて貰えない、その芽が世に出る事さえないのだ
取柄が無いなんて言うがそんなことはない、寧ろ9人の中で一番"鼻が利く"のだ
当人が全く気が付いてないだけで無自覚に原石を掘り当てていて
更に言えば当人自身も何をすれば前に進めるのか直感レベルで理解できてる
ことり「私は、そうは思わないよ」
ことり「穂乃果ちゃんには穂乃果ちゃんだけが持ってる良さがあるんから」
穂乃果「そうかな?」
ことり「…どうしても自信がない?」
ことり「だったら…」ゴソゴソ
ことり「これを受け取って!」
- 341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 21:32:27.35 ID:FwisgZtE0
- ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
南ことり絆MAX!!!『 ☆ ☆ ☆ 』
穂乃果があびりてぃい『黄金色のマニュキュア』を修得(貰った)
戦闘時に使える奥義(あびりてぃい)として使える
リキャスト使ってから5ターン
全あびりてぃい リキャストターン 3ターン回復
※24時間で回復するものは 12時間分回復します
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
- 342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 21:43:45.33 ID:FwisgZtE0
-
檸檬、いや蜂蜜色に輝く目薬入れと見紛うサイズの小瓶でした
中に入った液体は瓶の色彩とは違う液体なのだろうとは予測がつきますが
ことり「それは爪に塗るマニュキュアの小瓶」
ことり「女の子ってお化粧とかすると気持ちも変わるんだよ…たった爪に塗るだけって思うかもしれないけど」
ことり「そんな小さな一歩でも良いからまずは騙されたと思って初めて欲しいの」
穂乃果「まずは初めてみる?」
ことり「気持ちの問題ってよく言うでしょ?少しだけ試してみてそこから興味を持って人はどんどん次へと挑戦していくの」
ことり「一歩目からスタートして、二歩目でしっかりと、そして散歩目で恐れず大胆に……ね?」クスッ
穂乃果「!……ふふっ、そうだね!!」
それはまだこの夢世界では創られていない曲の詩だ、遠い未来で組み込まるフレーズにふと微笑みが出てしまう
穂乃果(まずは何でも良いから試してみること、か…!)
穂乃果「私やってみるよ!」ニコッ
ことり「その意気だよっ!」
―――
――
―
※この後何処に行っても確定で凛からあびりてぃいを受け取れます
【ガーーーピーーー日目】【夕Last】(残り5/7)
穂乃果 (SP 20/35)
凛 真姫 同行者
『選択』
【しゅうとくずみ の あびりてぃい】【アイテム】
×【呼び出せた子を呼び寄せてみる】
・【同行中の子と話す】
・【雪穂の部屋】
・【居間】
・【台所】
・【公園】
・【電話】
・【商店街】
・【駅前(ターン消費2)】
↓1
- 343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 21:47:53.55 ID:6i7OMQsTO
- 帰られるなら魔物凛チャレンジした方が良くないか
安価下
- 344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 22:12:00.95 ID:ks5Goeq90
- ・【同行中の子と話す】
- 345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 22:41:22.27 ID:FwisgZtE0
- 同行中の子と話す>真姫か凛で選択されていないため次で決定となります…ご了承ください
テクテク…
ことりからもらった綺麗な小瓶『』キラキラ…
穂乃果「」スッ…
穂乃果(こうやって御日様に翳してみると本当に綺麗)
冬季に入り、季節の色が濃さを深めていく程に陽光に満ちた時間というのは比例して減っていく
秋風は街を冷やかし、木枯らしを土産に遠い海の向こうへと旅支度を初める今日この頃
やはり以前にも増して冬至が刻一刻と近づきつつあることをいつもより低い位置に居る夕陽から高坂穂乃果は察していた
暗色の度合いが強まった赤焼け空をふと見上げて、ふいに南お嬢から贈られた小瓶を翳して見たくなった
理由はこれといって深いワケもなく、ただなんとなく綺麗な色をした瓶だから夕陽に翳したら綺麗かも…と思っただけだ
特に深い意味など本当に無い、単なる思い付きの範囲
凛「宝石みたいで綺麗…」
傾ければ中身の液体も水平を保とうと動き、ちゃぷん!と音を立てて動く
陽光に照らされて反射する輝きは確かに彼女の言う通り宝石と言っても―――――
穂乃果「ふえぁえ!?凛ちゃん!?」バッ!
凛「まーた、変な声出してるにゃ…そんな驚かなくてもいいじゃん」
気が付けば後ろには猫が居た。
―――
――
―
凛「へぇ〜ことりちゃんがくれたんだ」
穂乃果「そっ!だから穂乃果も少しだけお化粧に興味持ってみようかなって…」
凛「穂乃果ちゃんがお化粧…」チラッ
結ったオレンジ髪が揺れる、澄んだ青い瞳がじっと赤焼けの空を眺めていた……そんな綺麗な顔の先輩の横顔を凛は眺めていた
いつも一緒に馬鹿なことやって、怒られて、すごく気が合って
だけど、こうして何も言わないで黙っていると本当に美人だ、可愛い子だなって、凛は横顔を見ていつも思った
穂乃果「あははっ…私には似合わないって思うかな?そりゃあ色気より食い気って―――」
凛「似合うに決まってるじゃん、なんでそういうこと言っちゃうかな」
- 346 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 22:58:53.43 ID:FwisgZtE0
-
穂乃果「えっ」
凛「」ムスッ…
半ば遮る様に、ちょっとだけ怒気を孕んだ声で星空凛は穂乃果の発言を否定した
頬を膨らませてプイ!っとそっぽを向く
実は誰よりも女の子らしさに憧れている子が、『自分はどうせ化粧なんて似合わない』そんなことを言った先輩に
少なからず好意的に想っていて、黙ってれば別嬪さんだと思ってる先輩が自分を否定する言い草をしたのだから臍を曲げるというモノだ
ならば何だ?穂乃果を可愛い女の子だなと思う凛自身の感性は?
自分の審美眼は化粧しても何一つ変わらない女の子を美人だと宣う瞽<めくら>だとでも言いたいのか?
ならば何だ?昔スカートが似合わないと小学生の同級生に小馬鹿にされた自分は?
自分が夕陽を眺める横顔を綺麗だと感じた先輩で駄目なら、凛自身は…凛自身は…っ!心の奥底で女子らしさへの憧れは馬鹿げてるとでも言いたいのか!?
二重の意味で否定されたようで凛は、内心穏やかではなかった
凛「……今からさ、凛の考えをちょーーーーーっとだけ言っちゃうね?」
―――
――
―
凛「―――だから穂乃果ちゃんは似合わないなんてことないの!!」ゼェゼェ
凛「わかってくれた…? あぁ、喋り過ぎて喉乾いちゃったよ…」
穂乃果「えっと、なんかゴメンナサイ」
凛「わかってくれたならいいよ」スッ
すっかり日は没して、自前のハンカチを敷いたベンチから立ち上がり凛はポケットからあるモノを取り出す
凛「ハイ!これ」スッ
穂乃果「えっ…これは」
凛「凛が使おうと思ってた物、でも…穂乃果ちゃんにあげるっ!」
指先で摘ままれた一本の筒状の物、それは唇に塗るどこにでもある一般的なモノだった
- 347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 23:04:24.10 ID:FwisgZtE0
- ▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
星空凛絆MAX!!!『 ☆ ☆ ☆ 』
穂乃果があびりてぃい『祝福のリップクリーム』を修得(貰った)
戦闘時・MAP時に使える奥義(あびりてぃい)として使える
リキャスト 5ターン
あびりてぃいのリキャストターンを1つだけ完全回復させることができる
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽
- 348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 23:13:43.48 ID:FwisgZtE0
-
凛「唇がカサカサしちゃうこの時期には大事でしょ?乾燥は敵だーって希ちゃんやかよちんもよく言うよ」
凛「…凛は、何度だっていうけど穂乃果ちゃんが似合わないなんてこと、ぜーーったいに無いと思うから」
凛「そういう事をいうのは…たぶん、知らない内に回りの人を傷つける事だから言わないで」
凛「その、凛だって嫌だし、なにより…お世辞とか気を遣ってるとかじゃなくって」
凛「ほ、本当に穂乃果ちゃんはお化粧したら…すごく、綺麗になる、と思うから///」カァァ…///
また、顔を逸らされた、さっきとは反対方向にそっぽを向かれた凛の顔は不思議な事に夕陽はとっくに沈んだというのに
赤焼け空の色に染まっていて、何故だかそれを眺めていた穂乃果の顔も同じ色をうつされてしまったようだ…
凛「……〜〜〜っ///」
凛「な、なんかこれだと、よ、よくある恋愛ドラマの遠まわしなプロポーズみたいで恥ずかしいねっ!あ、あはは…」
穂乃果「そ、そうだね〜…はははは」
凛/穂乃果「「あはははは…」」
凛/穂乃果「「…」」
穂乃果「な、何か言おうよ?」
凛「ほ、穂乃果ちゃんもど、どう?何か話す事ない?」
穂乃果「えっと、そのぉ…あ、あーーーーっそうだ!さっき凛ちゃん喉乾いたって言ったじゃん?なんか買ってくる!」ダッ!
凛「あっ!ちょっと―――」
<リップクリームのお礼だからーーーーっ!! ダダダッ…
妙な空気に耐え切れずにそのまま全力疾走してしまった…、どうしようまだ顔が赤い、熱い
お互いに、走りながら、もう一度ベンチに座りながら自分の頬に手を触れていた…
―――
――
―
同行中の子と話す>真姫か凛で選択されていない為、今から選択安価です
1 ジュースを持って凛の元へ戻る
2 真姫にどうしたの?風邪と心配される
↓1
- 349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 23:30:27.27 ID:ks5Goeq90
- 1 ジュースを持って凛の元へ戻る
一緒に選べるんですね ありがとうございます
- 350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 23:52:42.95 ID:FwisgZtE0
- 1を選択
ぷしゅ、缶ジュースのプルタブを開けた音、空気が入る音が聞こえて次に喉に飲料を流す音が聞こえる
さっきから音しか聞こえないのは穂乃果が凛に背を向けているからだ…大分落ち着いたとはいえ
まだ彼女と面と向かって話すのはなんだか妙な気恥ずかしさがある…
言葉を出そうにも糖度の低い、酸っぱい苺を食べたような微妙な感覚で口を窄めて言葉が出ない様な何とも言えない空気
凛「…あ、あのね」
穂乃果「ひゃ、ひゃい!?」
凛「な、何か話そっか?」
穂乃果「そうだね…うん」
―――
――
―
穂乃果「あははっ!それで雪穂ってばおかしいんだよ、そのまんま転んじゃって」
凛「へぇ〜、雪穂ちゃんって結構しっかりものさんな感じだけどね」
ギクシャクはしたが、それも時計の針がグルリと一周しそうな頃には収まった
難しく考えず、いつも通りの自分達で居れば良い、…そう考えた、というかそう思う様にした
するとどうだ?驚く程簡単に会話が弾んだではないか、元から気の合う性格だったからなのかもしれない
難しくあれやこれや考えるより思った事をそのまま口にすればいい、それでこそ自分達なのだから
穂乃果「話しは変わっちゃうけど」
穂乃果「―――」
1 やっぱり凛ちゃんみたいにバク転とかやってみたいな
2 その、変な事言うけど良い?別の世界とか魔物ってさ
3 凛ちゃんの言う通りもっと自信をもってお化粧してみたい
4 凛ちゃんも変身してみない、一緒にお化粧やってみようよ
5 内容自由
↓1
- 351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:10:29.80 ID:KV8ez3BH0
- 2 その、変な事言うけど良い?別の世界とか魔物ってさ
- 352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/18(月) 00:27:18.11 ID:K/xAsfNW0
- 2を選択
穂乃果「凛ちゃん、その、変な事言うけど良い?」
言うなら、このタイミングしかない
この機を逃せば凛は星空家に帰る、そうなれば顔を合わせて直接こんなことを言える機会は今日はもう失くす
今日を逃すという事は…即ち―――
凛「変な事?」
穂乃果「別の世界とか、魔物娘って単語聞いたことある?」
凛「 ――― ―― 」
ガガッ、ザザッ、――−―〜〜〜√~~~~~- ――____/^ … ピーーーッ
判定
01〜79 強制送還
80〜99 「んん〜?それは新しいテレビゲームの話か 、な 、に か …あ、れ? あれれ?凛は確か向日葵を…」
↓1
- 353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:46:01.78 ID:KV8ez3BH0
- はい
- 354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:47:21.88 ID:KV8ez3BH0
- やってしまった 安価下
- 355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/18(月) 01:04:40.43 ID:K/xAsfNW0
- 結果78…失敗、強制送還
グニャァァァ…
世界がぐにゃり、潰れた空き缶の様に拉げていく奇妙な感覚を覚える
世界が変わったいくおかしナ感覚ニ頭が痛くなりソうだ
グニャ理ぐにゃり 世界が渦を巻いていく、コーひーカップの中身に落ちたミるクのよウに
▽強制送還されます夢世界から帰還となります、なお今回で3回目の為、向日葵は枯れます
▽パチリ、目を覚ますと高坂穂乃果は幾度となく見た石造りの部屋に居た
▽4番の施設、墓標……柱が数本立ち並ぶ異質な室内で、その中の1本に手向けた花の姿を眼にする
▽向日葵の花は役目を終えた様に枯れていた…
▽何故だか知らないがそれが無性に悲しかった
▽目頭が熱くなって、服の裾で抑えるように目を覆う…その時、裾から先の手首は力強く何かを握っていたことを今更ながら知った
穂乃果「…これは」
『おにぎり』『白銀の砂時計』
『抹茶ババロア』
▽三つとも持って行きますか?荷物容量の関係で持ちたくないなら捨てることも可能です
直下
- 356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 01:07:52.04 ID:KV8ez3BH0
- 残念 身代わりの強制送還はこれには使えないのなら気づいてないだけで他にも送還の罠が眠ってたのかな 安価下
- 357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 01:29:12.05 ID:KV8ez3BH0
- では3つとも
- 358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/18(月) 01:34:33.78 ID:K/xAsfNW0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
>>356 ありました
今回はここまで!
次回は 土曜日 11月23日 夜21時00分頃の予定
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
- 359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 01:50:02.04 ID:KV8ez3BH0
- >>1乙 覚醒娘の身代わりが新たな覚醒チャレンジに使えないとなると 仲間にしやすいのはあとは希くらいかな
向日葵自体が随分先になりそうだけど ほむ饅と飴4つで炭水化物増えたな
- 360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 21:02:11.02 ID:exa7c4+l0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
[再現コラム]+知識値300
大抵の人はほんとうになにがほしいのか、心の中でわかっています。
人生の目標を教えてくれるのは直感だけ。
ただ、それに耳を傾けない人が多すぎるのです
<バーバラ・ブラハム アメリカビジネスコンサルタント >
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
『希望値』5000/5000
『知識値』21000+300=21300
『思い出・帰郷心』
100/100
『人間性』
100/100
- 361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 21:27:21.24 ID:exa7c4+l0
-
絵里「まずは状況を整理しましょうか」
▽石造りの部屋で吸血鬼の声が反響する、夢から目覚めた穂乃果と程なくして意識が戻って来た凛、真姫の両名
▽何故、先に穂乃果だけが現実に戻り花が枯れたのか
▽幾つかの仮説だが、どうも向こうでの状況を顧みるに一度夢世界へ飛び込む毎に向こう側では一ヶ月程時間が飛んでいるということ
そして"3回"……即ち"3ヶ月"たったらあの世界は消滅するのではないか?という事
▽【3ヶ月経つと消える世界】……何故、1番の柱もとい向日葵でそうなるのか9人に知る術は無いが、ここまでを客観的に見るにそうなるとしか言えない
▽……憶測だが、この9人が知らない事実を他所から来た白妙の魔物こと綺羅ツバサなら何でか知っているのではないだろうか
▽このツギハギの世界を繋げたのが彼女なら何かしらの事情は知っていそうなモノだ
絵里「それで向こう側で凛に真姫がやって来れた時のように魔物の事を口にしたら時間が来てないのに戻って来た…」
絵里「んー、真姫の時はなんで大丈夫だったのかしら?」
真姫「…判断材料が少ないからなんとも言えないわね、成功する子としない子で何か"共通点"があるのかもしれない」
▽真姫は考える、が…今しがた彼女が口にしたように判断材料が足らない、凛と自分に何か違いがあるのか
海未の時は魔物関連の話題を出していないから分からない、せめて海未の時も行動を起こしていたならある一つの共通点が浮かんだかもしれないが
にこ「とにかくそのブローチや口紅は大事にしなさいよ?」
穂乃果「わかってるよ、この砂時計とかは―――」
真姫「その砂時計は私が持つわ、残りは希ね」
『7時40分』
× [1](…もう何も起こらない)
・ [2](修得アーツ 1/2)
☆ [3](修得アーツ 済み)
・ [4](修得アーツ 1/3)
☆ [5](修得アーツ 済み)
・ [6](修得アーツ 1/2)
・ [7](修得アーツ 2/3)
・ [8](修得アーツ 1/2)
・ [9](修得アーツ 1/2)
・ 仲間と会話(10分消費)
・ この部屋を出る
▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…
直下
- 362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 22:40:11.31 ID:JCs1Xm8p0
- 穂乃果のチョコレートを絵里に 絵里の【転移の魔石×3】を穂乃果に
穂乃果の銀の指輪をにこに にこの【勝利者の咆哮<ザ・ウィナー・バウリング>】を穂乃果に交換してください
- 363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 23:07:27.21 ID:exa7c4+l0
- ▽アイテム整理を選択、以下の様になりました
穂乃果
・【聖なる案山子<ファンブルキラー>】 【白妙の記憶Last】『綺羅ツバサの宝』
・【運命ダイス】【運命ダイス】
・【勝利者の咆哮<ザ・ウィナー・バウリング>】 ・【転移の魔石×3】
にこ
・【輸血パック】 【鶏のぬいぐるみ】 【浮力の羽のペンダント】
・【山彦の帽子】 【デュラハンの劔】 【輸血パック】
・【銀の指輪】 【理想郷開拓者の地図】
絵里
・【チョコレート】 【風魔手裏剣×5】 【黄金の湾曲剣<ハルパー>】
・【ほむ饅】【飴玉(イチゴ味)ハロウィン仕様×4】
・【メディウス・リボン】【折り鶴】【デコイの呪術書】 【魔力回復剤(MAX)】 【火薬】
にこ「はいよ」スッ、ポイッ
穂乃果「よっと!」キャッチ!
穂乃果「時間はあれから大分経ったように思ったけど、実際にはまだ8時にもなってないんだね」
絵里「寝てた貴女達からすれば1日以上経過してたかもしれないけどこっちじゃ一瞬だもの仕方ないわ」
絵里「…それでこれからの方針だけど、どこを目指したい?」
絵里「私見だけど、今なら塔に向かってもいいんじゃないかしら?少なくともその装備ならもう十分渡り合える気もするのだけど」チラッ
情熱のブローチ『』キラッ
約束のお守り『』チャリッ
四つ葉のクローバー『』ピラッ
beat in angel『』コロッ…
希「ふむふむ、他にもビー玉サイズで占いの水晶玉みたいなのに、お化粧道具が二つ、あとは…詩集かな?」
希「まぁ、行くか行かないか決定権は全部リーダーが決めるもんやしね」
『7時40分』
× [1](…もう何も起こらない)
・ [2](修得アーツ 1/2)
☆ [3](修得アーツ 済み)
・ [4](修得アーツ 1/3)
☆ [5](修得アーツ 済み)
・ [6](修得アーツ 1/2)
・ [7](修得アーツ 2/3)
・ [8](修得アーツ 1/2)
・ [9](修得アーツ 1/2)
・ 仲間と会話(10分消費)
・ この部屋を出る
▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…
直下
- 364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 23:23:36.42 ID:JCs1Xm8p0
- では9番で
- 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 23:48:49.77 ID:exa7c4+l0
- ▽9番を選択
絵里「わかったわ…もう一度あそこへ行くのね」
▽荒廃した都市部、崩れたビルの群れ、突きだした鉄材の枝木から垂れ下がる鉄線の蔦
▽風に乗りふわりと流れて来る灰塵が濁った雨粒に当たり溶け合って地表に澱みを作る、あそこで金糸雀色の糸を揺らす吸血鬼を確かに見た
▽ずっと昔、いやつい最近までだったかな
▽朝起きて歯を磨く時、入浴する際に、出掛ける前の身支度を整える時に
▽鏡を覗き込んだ時確かに同じ顔を見た
▽八つ当たりに近い葛藤も、行き場の無い怒りを遺物にぶつける怨嗟も、憎悪の形相も確かに身近にあった自分の顔だ
花陽「絵里ちゃん、行ける?」
絵里「ふふっ、一度倒した相手よ?…たった1つのシンプルな答え、もう一度打ち勝つ、それだけよ」
▽ウインクを一つ、金髪伯爵は笑って答えた
絵里「穂乃果、行きましょう…こっちはいつだってやれるわ」
▽絵里は眼を細めて穂乃果に手を伸ばす、伸ばされた手を彼女は取り、柱の前へと進み…二人で眼を閉じた
―――
――
―
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─- _] ー‐-| _ノし'  ̄ ̄ ̄.| | |::::|::〕iト //ヽ |:| :|::|//|:::|// ,
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_::::::::::::::::|:::::: :::::| / 丁丁丁丁丁丁| | |::⊥_| L」_,/:::/__,| 〕iト |:|/|::|//|:::|:::||///
二二二二ニ=- _|‐┘ ┴┴┴┴┴┴| | |::⊥_| L」/:::/⊥ |___|__|i =||= |:| :|::|/ :|:::|:::||///
 ̄‐=二二二二二二ニ=-.. 丁丁丁丁| | |::┼ | ,l_/::/‐┼ |___|::::|乂_ _, -┬:┐ 「」‐ .|:|/|::|/|:::|:::||///
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|i:i:i:|  ̄弋ニニニニニニ弌;:;:;:;:;:;:;:;:;: |::::|;:;:.:.:.:..:.:..... ;:;:;:;:弋_ア三三三≧=≦三=_=_=_=_‐_‐_ ::::::|:::|:|:|\
|i:i:i:|二ニ=‐ 弋ニニニニニニ弌;:;:;:;:;:;:;:; |::::|:;.:,.:.:.:.:.:.:.:.:.... .. ,.,..;:;:;:;:;:;:;:;:‐_‐_‐_‐_‐_‐_ /⌒\‐_‐_=_=_=_=|:::|:|:|:|:|
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二ニ=-──ー‐‐- : : : :川川川川 /ゝ──=彡.::.::.::.::.::::::::::::::::::: : : : : : ::::::::::;:;:⌒ヽ、::://:::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;:
_:_:_:_: -=ニ二二二二二二从从从从ニ=‐ _:_:_:_:::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : ::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:
- 366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 23:58:07.56 ID:exa7c4+l0
-
▽視界が徐々に狭まり完全にブラックアウト、周りの音が聞こえなくなる、仲間達が口々に発する言葉も何も
▽そして、地下に居た筈の二人の頬を風が撫でる
▽無風の空間から風を感じ次に鼻頭に冷たい水の感触、パラパラと小雨が降り始めたようだ
▽ゆっくりと閉じた瞼の幕を開けば廃墟の舞台ど真ん中、匂いは湿り気を帯びた悪天候日特有の臭さと埃っぽさや黴臭さの混じったソレ
▽前回は不意を突かれたが今回は果たして…
穂乃果「絵里ちゃん、提案があるんだけど」
絵里「提案?」
穂乃果「いつも私達が進んで敵に襲われる形でしょ?」
穂乃果「だから考えたんだ、逆にこっちから待ち伏せの形を取るって言うのは?」
絵里「…なるほど、攻めじゃなくて待ちの一手ね」
絵里(遮蔽物の多い廃墟、身を隠す場もあるけど…)
絵里(どうしたものかしらね、身を隠して敵が視えたら強襲を掛けるのも手ではあるのだけど)
絵里(それを看破されて逆手に取られるという場合もある…ここは―――)
1 今回も此方から進んで倒しに行くわ
2 そうね、こっちから待ち伏せ作戦で行きましょう
↓1
- 367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 23:58:23.47 ID:7qpItBTyo
- 全員分習得するのは時間かかりすぎて無理かなあ
- 368 :このレスは判定に含めない [saga]:2019/11/24(日) 00:03:29.70 ID:cEvt8ukm0
- ちょっと説明足りないと思うので補足
1を選択の場合は前回同様 コンマ次第で分断されます(ただし確定で先手を取れる)
2の場合だと分断はされないけど先制攻撃を取られる可能性が高い
といった具合ですね
>>367
ですね、必ず全部なければクリア不可能という事ではありませんので
- 369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 00:19:06.26 ID:btEI2SFL0
- 1
11番もまだいってないなあ
- 370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 00:44:49.50 ID:cEvt8ukm0
- ▽1を選択
絵里「悪くない、悪くないのだけれど…」
▽それはここが相手のホームグラウンドでなければの話だ
▽こちらが絵里なら相手も当然ながら銃撃と風属性の<アーツ>を使って戦う絢瀬絵里だ
▽遮蔽物があって、身を隠すことにかけては困らないだろうが、敵の観点で見れば当然周囲の何処がどのような地形で
どこなら敵は待ち伏せしそうかと凡その見当をつけられる
▽…こっちから下手に動いて、知らぬ間に分断という危険はないかもしれないがこうも考えられる
▽初めっから隠れてる所にそこ諸共ブッ飛ばされる大火力を叩き込まれるのでは?と
▽待ち伏せ、という奴は相手が自分達が潜伏しているのを知らないというのが前提で成立する、初めから分かり切ってたら
それこそ敵の裏を掻いて"動かずじっとしてる標的"を一方的に反撃できない位置から狙い撃ちにされかねない
▽リスキー過ぎるのだ、殊更にそんなことをする理由などあるものか
絵里「最善の注意は払うけど、今回も此方から進んで倒しに行くわ…着いて来てくれるわね?」
穂乃果「当然っ!」
絵里「ふふっ、当てにしてるわ」
―――
――
―
絵里(前回の反省を踏まえるなら、悪天候の中を進んでこちらが歩き疲れて身を休め始めた時に動かれた…ならば早期見つけられたなら)
▽▼判定
00 大通りを歩いてる所をBANNG! …見事にヘッドショットされた!
01〜33 濃い霧が出始めた…
34〜66 疲れ始めてきたが…
67〜99 人影を確認できた…
直下
- 371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 01:00:12.64 ID:btEI2SFL0
- はい
- 372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 01:01:37.01 ID:hlC20SNSO
- あ
- 373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 01:34:42.23 ID:cEvt8ukm0
- ▽結果『64』
テクテク…スタスタ…
ザァアァァァァァァァアアアアアァァァァァアアアア
▽濁った雨、鼻につく嫌な匂い
▽油や生活排水が混じった不愉快な匂いが立ち込める蓋の砕けたマンホール
▽硝子片をじゃりじゃりと踏み鳴らし、雨水で滑りやすい瓦礫上を進み、どれだけ歩いたか…
▽滅びた街中の時計は当然機能していない、絵里の懐中時計は…相変わらずだ
▽体感時間が狂ったのでなければ此処じゃ時計は動かないのだろうよ、初めに確認した時と同じ位置に分針どころか秒針さえも留まっている
▽目安にならない時計を懐に仕舞って、もう短い針が1、2歩は進んでいそうな程に歩き続けた
道中で傘の骨組みを(おそらく百貨店だと思われる)倒壊したビルの付近で拾って、自前のマントと蝙蝠で簡易傘を作って二人で差した
▽歩き続けることもそうだが、雨に打たれ体温の低下、無駄な体力の消耗はなるべく避けたい
穂乃果「結構歩いたかもね…」
絵里「ええ、こんな状況じゃなきゃ相合傘も楽しめたのにね」
穂乃果「相合傘…ぷっ、絵里ちゃんってば結構余裕だね〜」くくっ
▽余裕、ではないが…冗談めいた軽口の1つでも飛ばして陰鬱になりそうな気分を紛らわしたかった
▽そんな絵里の気持ちを察してくれたわけでは無いだろうが、穂乃果もまたお茶目な洒落に噴き出し、くつくつと苦笑した
▽こういう時にこの手のキザったらしい軽口を飛ばす絵里は相手の不安を取り除こうと気を遣っている時の絵里だ
平素なら穂乃果の方から天然無自覚攻撃が飛んで「ち、チカァ///あ、相合傘…」とか口をパクパクさせて
▽まるで好きなクラスメートの女子が隣に居る時に限って変にキョドる男子中学生みてーな反応を見せる
▽つまり逆説的に言えば、キザな口説き文句言いだしたりカッコつけてきた時はそれだけ"ヤバい状況"と言えよう
絵里「…貴女まだ、歩ける?」
穂乃果「ん、なんとか」
- 374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 01:52:57.13 ID:cEvt8ukm0
-
▽吸血鬼としての五感を尖らせる
▽魔狼の海未が、砂漠の賢者である凛が、視力や聴力、五感を鋭くさせられるように、自分もまたこの雨の中でそれを武器とする
▽傘布代わりにした黒外套の布を叩く雨粒は強さを増し、激しいビートを刻む、白手袋で握った傘骨から振動が伝わる
▽気づけば靴の踵が濡れていた、靴底が瓦礫や硝子片でボロボロになってそこから浸水でもしたか横風が運ぶ雨水でやられたか
絵里(救いがあるとすれば…これが霧でなく雨であることね、まだ目で敵を目視できる)
▽"霧"を使った<アーツ>を得意とする絵里ならば吸血鬼の視力を以てしても不可視の壁を造れる
▽そうなると耳だけしか頼れるものが無い状態になる…
パシャッ
絵里「!」ハッ!?
穂乃果「はぁ…はぁ、ご、ごめん…ちょっと瓦礫で躓いて直ぐに立ち上がるかr――」
スッ…
穂乃果「え、絵里ちゃん…?」
▽絵里の手がそっと、穂乃果の肩に乗る顔を上げれば絵里は優しく言葉を紡ぐのであった
絵里「…ううん、無理は禁物よ、そこで少し雨宿りでもしましょう、これ以上は足が棒切れになって折れてしまうもの、こうポキッ!ってね」クスッ
穂乃果「…へへっ、そうだね」
―――
――
―
重 要 判 定
※前回雨音に紛れてやって来た敵を撃ち抜いていない(経験していない) 成功コンマ-20
00 絵里の目の前で穂乃果を掻っ攫われる
01〜50(雨…-20)…01〜30 雨音に紛れて蝙蝠の羽ばたき音を察知、咄嗟に吸血鬼の左翼を撃ち抜いたッ! (先制+ダメージ)
31〜60 今度はうたた寝しない様に警戒した(対峙 先攻判定へ)
61〜99 このエリーチカが穂乃果を護ってるんだから平気チカ!ドヤチカァ(慢心からの敵に一杯喰わされる 分断確定)
直下
- 375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 02:07:38.82 ID:hlC20SNSO
- ハラショー
- 376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 02:08:49.83 ID:hlC20SNSO
- こいついつも慢心してんなあ(責任転嫁)
- 377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 02:16:16.12 ID:cEvt8ukm0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
今回はここまで!
次回は明日 日曜日の11月24日 夜21時00分頃の予定
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
- 378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 02:23:11.32 ID:hlC20SNSO
- 乙分断されちったぜ
- 379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 02:35:16.18 ID:btEI2SFL0
- >>1乙 また同じ轍を踏んでしまった 絵里は試練運がないけど貰ったあびりてぃ
>>35>>97>>136>>177>>243>>311>>341>>347で乗り切りたいな
- 380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 02:50:35.45 ID:hlC20SNSO
- >>379
それ思ったけど穂乃果いなくても使えるんかな
- 381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 21:00:17.33 ID:cEvt8ukm0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
[ログイン・ボーナス再現コラム]+300
死ぬことは少しも怖くない
<チャールズ・ダーウィン イギリス自然学者
1809〜1882 >
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
『希望値』5000/5000
『知識値』21300+300=21600
『思い出・帰郷心』
100/100
『人間性』
100/100
- 382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 21:34:47.99 ID:cEvt8ukm0
- ▼結果『82』分断+敵から挨拶代わりに一発
▽倒壊した建物の陰に潜り込み雨水を避ける、穴が空いて綿やスプリングが飛び出した横長のソファを見つけて
▽それを潜伏している場所まで引き摺る塵埃と瓦礫だらけの地べたに腰を下ろすのは何かと痛くて休めそうにないから、無いよりはマシだった
▽自分達の背は壁、上は屋根、視界の先は丁度外が見える、これならば敵の警戒もできよう
▽引き摺って来たオンボロを軽く叩いて塵を払う、そこに穂乃果を座らせて傘骨から絵里は自分の黒外套と蝙蝠達を外す
▽蝙蝠はスッと消えて闇色の粒子に変わり、水を吸って重くなった外套はバサリと振るって水気を飛ばす
▽壁から突き出た鉄杭と尖った破片に糸を巻き付けて洗濯紐の様にして乾ききらないだろうがそれでも少しの間は黒外套を吊るして干す
絵里「参ったわね、まさかこうも…見つからないとは」帽子パンパン!
穂乃果「くしゅんっ!…そうだね、てっきりすぐ見つかるかと…」
▽雨は勢いを殺さない、寧ろ小雨から集中的な豪雨へと変わり、余計に外へ出にくい状態になってしまった
▽魔力弾が使えない時の為に懐に忍ばせている実弾を一つ取り出して中の火薬で焚き火の1つでも起こせば冷えた身体も温まるのだが
▽それをすれば敵に居場所を教えるようなモノでやることはできない
▽相変わらず時計の針は秒針が1ミリたりとも進まない、時間の概念が狂いそうな夢世界で
▽雨煙が立ち込める中、二人はそこで雨宿りを続けた…
―――
――
―
絵里(…あれから、どれだけ経ったかしら?)
絵里(一向に敵はこちらに姿を見せない、まさか私達が来てるということ自体を知らないのかしら…)
▽ここまで何の動きも無いと疑念も浮かんでくる、いつでも撃てるように持っていた銃を握る力も弱まり
▽絵里はそっと銃を自分の隣に置いた
▽手を頬に当てて、息を吐く…冷えた空気に温かい息が白くなって消えていく
- 383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 21:53:18.33 ID:cEvt8ukm0
-
▽ぼんやりと、天に広がり消えていく白息を見ながら呆けていた僅かな合間であった
幻影の伯爵「ふっ!!!」シュッ!ドコォッ!
穂乃果「っ!!」ドサッ
▽唯一の出入口、から少しだけ視界を上部に逸らした一瞬の隙に影が飛び込んで来た
▽気を抜いて呆けた絵里の横を文字通り風が如く素通り
▽絵里がそれにハッと目を見開いて銃を取り振り返った時には既に穂乃果の鳩尾に軽いジャブが入っていた
▽ドサッ、彼女は意識を手放して椅子から転げ落ちると同時に絵里の眼前には自分と同じ顔が迫っていた…っ!!!
【幻影の伯爵】生命力(15000/15000)
魔翌力(9400/9400)
攻撃翌力(890)
『<アーツ>』
【吸血鬼の牙】…消費魔翌力500 攻撃翌力×2のダメージを与え、同時に与ダメージ分回復する
【魔界のそよ風】…消費魔翌力1400 魔翌力の籠った霧を【風】で飛ばす【敵全体に魔封じ】【敵全体に幻惑】を付加
【竜巻(大)】…消費魔翌力600 風属性の攻撃ダメージ1900
【風の弾痕】…消費魔翌力200 2連続で銃弾を撃ち込む(通常攻撃×2)
【蹂(銃)躙乱舞】 …消費魔翌力1600 全体攻撃(ランダム) 700ダメージ×12
奥義…このターン含めてあと3ターン後に使用
奥義【地獄の風<アビス・ストーム>】…なにが起こるか分からない
▽判定
00 【地獄の風<アビス・ストーム>】
01〜16 通常攻撃 17〜28 風の弾痕 29〜45 竜巻(大) 46〜62 吸血鬼の牙 63〜78 蹂(銃)躙乱舞 79〜99 魔界のそよ風
直下
- 384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 21:57:22.91 ID:btEI2SFL0
- はい
- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 22:07:22.24 ID:btEI2SFL0
- やってしまった 風魔手裏剣は幻惑だと命中率厳しそう 安価下
- 386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 22:18:27.42 ID:cEvt8ukm0
- ▽結果『91』
絵里「この――――ッ!」
▽銃口をまっすぐ相手の顔に向ける、眼界に迫っていた相手の片目―――自分と同じゴーグルをつけた急所に狙いを定めて引鉄を引く
BANNG!!
▽弾丸は確かに放たれたが、それより先に幻影の腕が伸びてあろうことか銃身を掴み奴は自分の耳よりも横にずれた位置に射線を逸らした
▽全く見当違いな方角に飛んで行った弾は幻影の伯爵の真後ろ…雨煙の向こうに薄らと映る廃墟の中へと消えていく
▽絵里の銃口を見事に逸らした敵は銃身から手を離してすぐさま今度は武器ではなく使用者本人に向けて掌を翳し魔力を解放する
▽赤黒い霧が渦を巻いて発生し、そのまま絵里の身体を飲み込んで彼女を外へと吹き飛ばすッッ!!
絵里「がぼっ!?―――」バシャッ
絵里(霧を、思いっ切り吸い込んで…力が出ないっ)グラッ
▽水溜りに背中からばしゃりと落ちた絵里は頭を抱えた、ズキズキと何処か打っただけではない…遊園地の絶叫マシーンに数時間乗せられて
▽目に映る光景が常に揺れているような錯覚を…!【幻覚】を見せられているからだ…
『絢瀬絵里』 【幻覚】【魔封じ】
(朝・昼)攻撃力S 【410】
(朝・昼)防御力 SS 【7300/7300】
(朝・昼) 魔力 SS【4500/4500】
×『<アーツ>』魔封じで使えない
【吸血】…消費魔力200 攻撃力の半分のダメージを与え、同時に与ダメージ分回復する
【魔霧】…消費魔力150 魔力の籠った霧を【風】で飛ばす【魔封じ】を付加
【竜巻(大)】…消費魔力600 風属性の攻撃ダメージ1900
【風の弾痕】…消費魔力200 2連続で銃弾を撃ち込む(通常攻撃×2)
【眷属召喚陣】…消費魔力300 大量のコウモリが風の刃と共に襲い掛かる 敵全ダメージ 400
【魅了の瞳<チャーム>】…消費魔力500 コンマが成功すれば【洗脳】
【蹂(銃)躙乱舞】 …消費魔力800 全体攻撃(ランダム) 350ダメージ×12
【地獄の風<アビス・ストーム>】…消費魔力2000 なに が おこるか わからない!
「 地獄の風<アビス・ストーム> ¬
00…その場にいる者が全員 死ぬ
0…敵味方の魔翌力値が消失した!
1…味方全体の魔物の血濃くなった…ッ! 生命力、魔翌力値 全回復!!(色欲、喰人欲が上がった!
2…敵全体の攻撃が1ターン当たらなくなった!
3…味方全体の攻撃が1ターン当たらなくなった!
4…敵全体が【魔封じ】【幻惑】【鈍足】【必中】になった!
5…味方全体が火属性ダメージ1000【火傷】を負った!
6…敵全体が火属性ダメージ5000【火傷】を負った!
7… しかし なにも おこらなかった !
8…地獄の瘴気にあてられて敵全体の生命力が 1 になった!(特定の敵には99999ダメージ扱い
9…味方全体の状態異常が解除された!そして『防御壁』と『<アーツ>反射壁』が付加された!
L 」
戦闘時に使えるアイテム
・【風魔手裏剣×5】 【黄金の湾曲剣<ハルパー>】
・【メディウス・リボン】【デコイの呪術書】 【魔力回復剤(MAX)】
直下
- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 22:39:28.58 ID:btEI2SFL0
- 風魔手裏剣を1個使用
後は>>1のレスで命中するかが決まるのかな
- 388 :>>387 『アイテム使用』以外のコマンドでmiss判定 なので 手裏剣は普通に当てれます [saga]:2019/11/24(日) 23:16:35.11 ID:cEvt8ukm0
- ▽『風魔手裏剣使用』58×200=11600 分霊箱で1.5減=7733
▽景色が灯篭の灯火の様に揺れている、向こうからゆっくりと歩いてくる影も揺れている
絵里「くっ…私を舐めないで!!」スッ
▽鞄の中には海未や凛、仲間達から集めた『風魔手裏剣』の束がある、1つだけ取り出し狙いを定める
▽以前此処に来た時に相手を一撃で仕留めたのだ、一度できた事なら二度目だってできる筈だ
▽絵里は自分にそう言い聞かせ――――
▽――――そう言い聞かせ…
▽…そう言い聞かせる事で信じた、何の被害を被ることなくこの一撃で今回も倒せる、否、"倒したい"
▽祈りとも、願うとも取れる言い聞かせ
▽風属性の上級位魔物娘は風魔手裏剣を今一度、最高の角度で最善のフォームで投げた…
▽が、
幻影の伯爵「ウグッ!?」グザッ
▽手応えはあった、間違いなく確実に当たると自信をもって答えられる速度と精密さだった、だがそれは…標的が揺れてないならだ
▽絵里の眼に映る人影は先述の通り、蝋燭の火の如く揺らいで見えるのだ…
千鳥足どころか真っすぐ立ってる電柱柱がぐにゃぐにゃに見える程に酒を飲んだ酔っ払いでさえそこまでブレては見えない
▽伯爵目線でなら確殺のコースも正常な第三者の眼で視れば心臓や頭部直撃ではなく肩や横っ腹に当たるコースの放物線を描いているようにしか見えない
絵里(…くっ、やっぱりダメみたいね)ヨロ…
【幻影の伯爵】生命力(7267/15000)
魔翌力(8000/9400)
攻撃翌力(890)
▽判定
00 【地獄の風<アビス・ストーム>】
01〜49 吸血鬼の牙 50〜67 竜巻(大) 68〜88 蹂(銃)躙乱舞 89〜99 風の弾痕
直下
- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 23:26:20.35 ID:dSnguJpNo
- ほっ
- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 23:43:26.45 ID:btEI2SFL0
- 風魔手裏剣はコンマ×300(4-350参照)かと 安価下
- 391 :このレスがゾロ目で穂乃果が目覚めそうになる [saga]:2019/11/24(日) 23:49:40.72 ID:cEvt8ukm0
- ▽結果『35』吸血鬼の牙! 890×2…の前に分霊箱で1.5減 593×2=1186
【幻影の伯爵】生命力(7267/15000) →(8453/15000)
魔翌力(8000/9400) →(7500/9400)
攻撃翌力(890)
『絢瀬絵里』 【幻覚】【魔封じ】
(朝・昼)攻撃力S 【410】
(朝・昼)防御力 SS 【7300/7300】 →【6114/7300】
(朝・昼) 魔力 SS【4500/4500】
――――ヒュッ! ヒュヒュッ!
飛来してくる瓦礫『 』
飛来してくる瓦礫『 』
飛来してくる瓦礫『 』
飛来してくる瓦礫『 』
絵里(うっ、瓦礫が空を飛んで私に向かって飛んでくる…いやこれは、相手が投げたんだわ、私が見てる変な幻覚じゃなくて…)サッ!腕ガード
▽両腕で頭部、特に分霊箱たる眼球を傷つけない為にしっかりと身を守り、並みの人間なら骨が砕けて当然の大きさの礫に耐える
▽飛んでくる礫の中で一際大きい塊が自分の真横に落下した、と思った次の瞬間
瓦礫の裏にベッタリ張り付いてた吸血蝙蝠『きぃぃ―――!!』バッ!ガブゥ!!!
絵里「痛っ!」ドジュッ!
バサバサ…ッ!
「ふふ、よくやったわね、戻ってらっしゃい!」
敵の吸血蝙蝠『きぃ…』バサバサッ、フッ!
▽絵里に取りつき血を吸って行った蝙蝠は声のする方へと羽ばたき粒子になって幻影の伯爵の体に溶け込んだ
・『通常攻撃』
×『<アーツ>』魔封じで使えない
戦闘時に使えるアイテム
・【風魔手裏剣×4】 【黄金の湾曲剣<ハルパー>】
・【メディウス・リボン】【デコイの呪術書】 【魔力回復剤(MAX)】
直下
- 392 :このレスは判定に含めない [saga]:2019/11/24(日) 23:52:11.60 ID:cEvt8ukm0
- >>390
失礼いたしました
200×58ではなく300×58=17400に1.5減で11600ですね
【幻影の伯爵】生命力(3400/15000) →(4586/15000)
- 393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 23:54:06.63 ID:hlC20SNSO
- 風魔で10以下でなきゃ勝てるかな安価下
- 394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 00:09:28.62 ID:JVWjHSzZ0
- 風魔手裏剣を1個使用
- 395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/25(月) 00:41:06.55 ID:wOfO46rh0
- ▽風魔手裏剣使用!62×300=18600、1.5減で12400
▽満ちた水差しは天に、地は空から傾けられ注がれた水を受け止める受け皿
▽いっそ痛いとすら思う大粒の水が落ちて来る、羽付き帽子も流れる金糸雀色の髪でさえもずっしりと水を吸っていて
▽ずぶ濡れの黒外套の影と、外套を置き去りにし肌着が透けそうなくらいにずぶ濡れた白シャツ姿の絵里が並んでいた
▽黒外套の方は前髪が重力に従って目元に掛かるがそれを直しはしない、ただ銃を握る手をずっと相手に向けたままだ
▽白シャツ姿の方も体裁など気にしちゃいない、そんなものを気にする余裕があるなら今頃とっくに勝てている
▽黒も白もどちらも三竦みの蛇と蛙、蛞蝓の様に微動だにしない
▽首を撥ね飛ばされたワケでもない、心臓を貫かれたワケでもない―――然して、横腹を裂かれた黒外套は次を受ければ致命傷は避けれない
▽蝙蝠に噛まれた腕は血液を失ったことからか痺れを感じていた、【幻惑】と【魔封じ】に苛まれる身で穂乃果のサポートも望めない
▽お互いにわかっていた、次で地に伏すのは自分かもしれない、笑うのはもう一人の自分かもしれない、と
幻影の伯爵(こうなれば使うしかないとっておきの奥義【紅夜叉】を…っ!!)
絵里(あと1発で良い…っ!この手裏剣が当たりさえすれば、…きっと)
▽横風が吹いた、叩き付けるような雨が一層二人を襲い、風の切れ間に…ほんの一瞬だけ雨の勢いが弱まった
――――バッ!
グッ!――――−
絵里「当たれえええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇ ぇ ぇぇ ぇ ぇ――――!!」
幻影の伯爵「爆ぜろ!【赤夜叉】の―――!!」
「金貨よ!!動きを止めて!!!」ヒュッ!
- 396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/25(月) 00:48:36.29 ID:wOfO46rh0
-
▽その瞬間、世界が朱に染まり掛けたが――――飛んできた一枚の硬貨が世界の侵食を食い止めた
幻影の伯爵「な、なにィー―――――ッッッ!!」
▽たった一枚、雨風に紛れて飛んできたコインは黒外套を羽織った方の絵里へ向かい、白手袋に当たった
▽そこから先は、幾度となく目にした一枚の金貨が粘土のように薄く広くなって相手の身体を包み込むということだった
▽逆転の一手であった奥義は、介入者の手によって不発という形で幕を閉じ、影は飛来してくる凶器に腹を裂かれ今度こそ絶命した――…
ドサッ
絵里「…遅いわよ、穂乃果」フッ、フフッ… ヨロヨロ
穂乃果「…ごめん、遅くなっちゃって、…これ忘れ物だよ」スッ
▽そういってまだ痛む腹部を抑えながら高坂穂乃果はずぶ濡れの黒外套を白シャツの絵里に手渡した
―――
――
―
【幻影の伯爵】生命力(0/15000)戦闘不能
魔翌力(7500/9400)
攻撃翌力(890)
▽――――戦闘終了ッッ!!
- 397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/25(月) 00:49:51.53 ID:wOfO46rh0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
今回はここまで!
次回は土曜日 11月の30日 夜21時00分頃の予定です
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
- 398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 00:51:38.28 ID:JVWjHSzZ0
- >>1乙 コンマが低くてもったいないことをしてしまった 他に修行したい子いるかな
- 399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 03:47:26.24 ID:UcUsmivuo
- 今誰が修行してないっけ?
- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 00:00:04.48 ID:cwJQHkjT0
- >>363の表は円陣順で @穂乃果(向日葵がないため不可能)18-899-19-355
Aことり16-362-451残り奥義1つ B海未16-286-349済 C真姫15-670-790残り奥義2つ
D凛7-35-70 16-73-110済 E花陽7-80-184残り奥義1つ Fにこ15-582-665残り奥義1つ
G希16-127-277残り奥義1つ H絵里16-456-494 19-365-396←現在
中でもにこは残りの奥義がとっておきだと予告している
- 401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 12:05:06.03 ID:Gz+IPl8so
- え、すげー見づらいんだけど結局誰…?
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 16:46:16.68 ID:AASTe4kuO
- >>400
長いくどい、3行でおk
>>401
うみりん以外全員残ってる
- 403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 17:53:35.98 ID:99rTWdnCo
- >>402
うみりん以外かありがとう
進行上全員の修行はいらないにしてもどんな奥義なのか見てみたいなあ
- 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 21:00:46.66 ID:qJLpgbHn0
- ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
[ログイン・ボーナス]+知識値300
成功は結果であって目的ではない。
<ギュスターヴ・フローベール フランス小説家 1821〜1880 >
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
『希望値』5000/5000
『知識値』21600+300=21900
『思い出・帰郷心』
100/100
『人間性』
100/100
- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 21:27:38.65 ID:qJLpgbHn0
-
幻影の伯爵「…ごぼっ、……」
幻影の伯爵「……」チラッ
▽嗚呼、雨粒が痛い
▽滝を連想させる強い落水、冷たくなっていく身体、然してがっぽりと大穴の空いた腹部は…熱かった
▽気力を振り絞る様に腹部を抑えていた手をあげて真っ赤な手袋を見る、どろりとした血液がすぐに雨で解けて地に流れる
幻影の伯爵「…また、負けたのね」
▽そう独り言ちて腕に込めた力を抜く、水音を立てて上げていた片手は水浸しの大地へ落ちた
▽なんとなく風船の空気が萎んで無くなっていくのと同じだなと、もうじき消える意識の中でぼんやりと場違いな、暢気な事を考えた
▽きっと思考がまとまらないからだろう、こんな馬鹿げたことを思い浮かべるのは―――いよいよ以って自分も終わりか
▽光を亡くしつつある目を閉じて、顔にべちべち当たる水を疎ましく感じても傍らに落ちた帽子一つももう取れやしないのだ
▽帽子を顔に被せてせめて雨除けにすることさえ叶うまい
パシャ…パシャ…
絵里「…」
幻影の伯爵(おめでとう、貴女の勝ちよ…)
▽近づいて無言のまま、見下ろす自分の顔を見上げて称賛の声を思い浮かべた、口を開くのもしんどい
- 406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 21:42:06.72 ID:qJLpgbHn0
-
幻影の伯爵(なぁに黙ってるのかしらねぇ、折角勝てたっていうのに)
幻影の伯爵(自分を乗り越えたのなら辛気臭い顔で私を見下ろさないで頂戴)
▽自分の顔は、哀の色が浮かんでいた
▽背景が涙流す濁り空だからかもしれない、水を吸って垂れた前髪の所為で絵里の表情が暗く見えるだけかもしれない
絵里「…なんでかしらね、勝てたのに、気分がすぐれないわ」スッ
▽穂乃果から受け取った黒外套を羽織り、膝をつく様に屈む伯爵は"倒れた自分"に手を伸ばした
▽アイスブルーの瞳からハイライトが消えて、止め処なく腹部から溢れては流れる出血量も勢いを弱めていく…そんな全てを出し切って終わる身体へ
絵里「もし、もしこの先で私が道半ばで没したならこんな顔なのかしら、今私が感じてる気持ちを周りの子も浮かべるのかしら」
絵里「前回以上にジッとこうやって見るからこそ今の私がそう感じるだけ?」
幻影の伯爵(…)
▽伯爵は、何も答えない、何も答えて貰えない
▽けれども
絵里「…そう」
幻影の伯爵(…)ニッ
▽答えては貰えないし答えもしない、けれども…倒れた絵里の顔は薄らと笑いを浮かべた、精いっぱい顔の筋肉を動かした最期の笑い
▽相手が伝えようとしたことは絵里に伝わったのか、また絵里は相手から伝えられたことをどのように解釈したのか
▽何を伝えようとして、伝わった事が何だと感じたのか、それは彼女のみぞ知る
- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 21:42:50.81 ID:qJLpgbHn0
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https://www.youtube.com/watch?v=LchvGa6gY_8
『BGM:聖剣伝説3より…LVup曲』
▽ 絵里 が 奥義<アーツ>【赤夜叉】を修得した!
【赤夜叉】…消費魔力1500
絵里がその戦闘で最後に受けたダメージ量を(【分霊箱 改】で減少した分は引かずに)
そっくりそのまま敵にぶつけて更に吸収する
1人は確定で当たる+巻き込み判定1〜2 (コンマ30)
※元から高い生命力+真姫の人体改造でダメージ減の防御性能がある
そこに運が良ければ3体の敵に対してHP吸収攻撃なので
魔力値が尽きないor即死でない限りほぼ無尽蔵に戦えるまさしく吸血鬼の<アーツ>
注意点:その戦闘で敵から受けた直前のダメージ量なので1ターン目先制やノーダメで使っても無意味
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
- 408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 21:51:25.17 ID:qJLpgbHn0
-
:, :, :, :,:j};;\:, :,\ .|:, ,.ィ´:, :,__:, :, :|:, :, :, ̄``丶:, :, }  ̄Y:i{:::i{ :, /
:: :, :, :j{;;;;;;;;;\:, :,:\|'´:,f‐{ ( ̄弋_ソソ^ヽ : : |:, :, :, :, :, :\/ |:i{ i{/::::::/´
ヽ、:, :, jニニニニニニ=-, | 8 行 にて幵リ乂ノ:, :,:| :, :, :, :, :, :,} j::i{、 :{::::/:, :,
:;:;:;}:, :, ハ:, :,:|:, :,/:, {: |:,8⊆〜'⌒ 〜`ー\:,.::|──-ミ:, :, : :/ 〈::i{ メ、::{ :, :,
__ノヘ:, :|、\: |:, / :, ヽ|:, ,.。sif二二二ニis。 :, :, |:, :, :, :  ̄`ヽ/ V{ |:::刈 :, :,
::{:;:;:;:;ヽノ-─…‐‐-、:, |/ /7 : . /〉:,山| 〈ヽ : : |:, :, :, :, :, :|ト、_ 圦 / i{ :, :,
::乂_,扞:, :, :, :, \|:, /:/ :,/ / (__):, V:, : |叮T__:, :, :,..::| `ヽ ̄\ Y{ :, :i{ :, :,
:::::::::::::| jI斗-─--ミ:, |:, /:/:, :,○__:, (_):, :,} }:::,|廻幵{ :, :, :,|:, :, ) / i{:. i{ :, :,
::::::: :: | i{:, :, :, :, :,ヽ|:, O__r、/ー :| :{_)Y:, _O:::,| ̄ 卅 :, :, |:, :,Y / _,,,... i{ :, i{ :, :,
:::::::::: | i{-=x:, :, :, :::::l^|:厂/ハiーイ } | :| } ヽ 〉:,|:, :, :, :, :, : |:, :,:}´_,. -─  ̄ i{ ,.i{ /:,
:::::::::::| i{/77)::::, :, :, : | |:ハ :| :, { ノ_|: } ノ :, } :{ |:只 石:, :, :, :| ̄`| {/,.イ :, :
::::: :: | i{ー彡:, :,::: :,.:| |// /ー、 | | :,|:::{ :, | |:, |:凸 己:, :, :, : | :| \{ .i{ :, :,
:::: ::::| i{ :, :, :, :, :| |: { :|ー‐' ノ:::| :,| :{ :, : | { |:, :, :, :, :, : |::::: | j/:{ /
:::::::::| i{:,ハ ,ヘ :, :, :| | ノ :| :,/___| :,} \ :, |_ヽ:|丐丐丐x : : :, | :, | i| 乂
::::::::::7爪ハ(__(}:, :, : | |:,レ' :,  ̄:, :,  ̄~:,:, :, :,:|:,C:, ○ :, :, :| :, | i{/ .jI。s
:::::::::j{ー='::ー':, :,:::::| |:, :, :, :,r‐、:,__:, :, :, : | 厂ヽ/^Y_:, :| : : : | ゝィ´i{
::::::::j{:, /::|:, :, :,:::::| |:, ーt Tー'/ {:, :C  ̄\:::| }/ {ハ lー':, :| :, : | i{ :i{'´
:::::::j{:,::/::|_|:, :, :, :|i{:, :, ノ‐'^^^Y乂\__|亥亥リ :|/:{ } | 〉:, :,::| :, :| i{ i{'´
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::i{::LソQL⊃: |_i::|:, :,OOOOニニニィニコ:, :, :, :, :|NトrrTTし' | :, |__しl:, | ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::::::::.. マ
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i{_ノ ノ^7ー/:, :, 8,: |「「:,└┼┼∠フ__ノ-〈:, :, :, :, | :, :, :, :, : | 「山| | :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
▽絵里が【赤夜叉】を修得した、その瞬間に頭に思い浮かんだのは自分の身体からの流血が…
▽先の戦闘で地に伏した幻影の伯爵と同じ様に身体中から流れ出た血が一斉に紅翼の蝙蝠に変わるヴィジョン
▽【竜巻】を起こすのとは大違いの飛んでも無い軍勢で、それこそ空を覆い尽くしてしまう真っ赤な夜
▽血色の翼を広げた分身が大量に空から降って来て多くの敵を飲み込む姿、敵に赤き夜を魅せて全てが終われば干からびた穴だらけの遺体が残る
▽そんなイメージが脳裏に過った
絵里「…帰って来たのね」
―――
――
―
『7時50分』
× [1](…もう何も起こらない)
・ [2](修得アーツ 1/2)
☆ [3](修得アーツ 済み)
・ [4](修得アーツ 1/3)
☆ [5](修得アーツ 済み)
・ [6](修得アーツ 1/2)
・ [7](修得アーツ 2/3)
・ [8](修得アーツ 1/2)
☆ [9](修得アーツ 済み)
・ 仲間と会話(10分消費)
・ この部屋を出る
▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…
直下
- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:55:16.31 ID:m7jUpG2X0
- 絵里の【風魔手裏剣×3】とにこの【鶏のぬいぐるみ】を交換して下さい
- 410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:57:05.57 ID:emjvPPDSO
- この部屋を出る
- 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 23:11:02.75 ID:qJLpgbHn0
- ▽アイテム整理、次の様に変更となります
にこ
・【輸血パック】
・【風魔手裏剣×3】
・【浮力の羽のペンダント】
・【山彦の帽子】
・【デュラハンの劔】
・【輸血パック】
・【銀の指輪】
・【理想郷開拓者の地図】
絵里
・【チョコレート】
・【鶏のぬいぐるみ】
・【黄金の湾曲剣<ハルパー>】
・【ほむ饅】
・【飴玉(イチゴ味)ハロウィン仕様×4】
・【メディウス・リボン】
・【折り鶴】
・【デコイの呪術書】
・【魔力回復剤(MAX)】
・【火薬】
スッ
にこ「手裏剣もあと3発分ね」
絵里「ええ、1発で仕留められなかったわ…ごめんなさいね」
にこ「まっ!そういうこともあるわよ、気にすることじゃないわね
手裏剣なんてなくてもにこ一人で埋め合わせできるくらい活躍してやるんだから」フフンッ
『7時50分』
× [1](…もう何も起こらない)
・ [2](修得アーツ 1/2)
☆ [3](修得アーツ 済み)
・ [4](修得アーツ 1/3)
☆ [5](修得アーツ 済み)
・ [6](修得アーツ 1/2)
・ [7](修得アーツ 2/3)
・ [8](修得アーツ 1/2)
☆ [9](修得アーツ 済み)
・ 仲間と会話(10分消費)
・ この部屋を出る
▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…
直下
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:22:37.59 ID:NwHSPshEo
- 7
- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 23:41:55.13 ID:qJLpgbHn0
- ▽[7]を選択
にこ「さぁ〜て、と…それじゃ一丁行きますかね」ググッ
▽受け取った手裏剣を収納して、グッと背伸び
▽矢澤にこは炎を思わせるスカーフをもう一度しっかりと巻いて穂乃果の方へ顔を向ける
,、丶`:::::::::::::::::::::::::\:::::|[__/{:::::::::::::|
/|:::::::::::|i、:::::::::::::::::::::::::. |___}::::::::::::|
/::::::|:::::::::::|[ \::::::::::::::::::::::::. : ::|::::::::::::::::|
′ /|:::::::::::| /\:::::::::::::::::::: ::::|::::::::::::::::|.
. :::://|:::::: ー|くreT |::::::::::::|:::::|::::::::::::::::||i.
: :::::{八{\ | Vrク ハ|::::::::::::|fY|::::::::::::::::|i|i
i| :::::{{ 恣、\ , , , |:::::::::八/ノ::::::::::::::::|i|i
. 八:::::::::::.〈{Vソ |::::: //厶、::::::::::::: |i|i
{\::::::::. , , ' ノ |/|/ Y⌒):::::::::::::::|ノ
'. :::::::、 ` {-‐‐-</ハ::::: /|
'. :::::个ト . /-‐=≠=‐ _|:::::::::: |
'. :::::|:::::: : i|〕T^. : ............:.:.:...`_:::::: 八
'. : |:::::: : i| |..:.:.:..................、:.:.`_::/
'. :|:::::: : i| _`.:.:.:.....................\:.\_
' |ハ:::::::リ_`.:.:.|.:.:.............:.:.:.:...........`_
丿 }/_`....:.:|:.:.|...:.:......:.:.:.:.:.:........ `_
にこ「こっちはいつでも準備OKよ」
|///////////|__ /^ヽ __
{///////////| : :`/ ゝ: : : : :´: : : : : ヽ─ : .
∨/////////{─<_ヽ/: : : / : : : : : : : : : :ヽ: : : :` : .
{/////////ハ /: : : : /: : / : /: : : : : : :}: : : : : : : \
∨////////ハ/: : : :/: :{: :/|: :/:: : : : : /}:l ̄`ミ: : : : : ヽ
∨////////ハ: : :/: :/::/ !: ハ: : : : : :{ l:| ミ : : : : : ',
{//////////ハ:/: :/ {:|⌒{ |`{:!: : : :|:| |:| }: /: : : ト
/l////////////} : :i xf示:{ミx{: : : :.!{ j/ '⌒ |/: : : :ハ:}
/:,イ:|////////////}: : | / ん_.ハ \: :.| ィf示ミx. |: : :! i: |\_,
//{: :|////////////|: : {ゝ弋_vソ ヽ! ん_ハヾ |: : { ゝ|
‖ .!: :|////////////}: {\ ::::: , 弋vソ.ノ {: :.ヽ: :{
{ .|: {:V//////////ハ::ゝ ::::: ハ:.: : : : ゝ
\: {/////////////\ ヽ . _, /リ}\: {\ヽ
ヽ∨/////////////}  ̄ /_ソ : :|\ゝ} }
\////////////.| \ イ: : ヽ: : :\ jノ
V/////////}/ハ::} ヽ. r< : : |: : : : }: : : トヽ
{/////////|///\ー‐--、 {: : : : : {ヽ : : ゝ: : {
V////////j////|/\__ハ .ト}__: :ハ }: : : :|\ヽ
}///////‖/// |/}:::::::::::ヽr‐{::::::::}: :ヽ: :.:}::} j/
|/////////////L廴::::/\::!\/\} }:/j/
|///////////////:::::::::::::::}::::::\/\}ヽ
|///////////////\:::::::::::::ハ:::::::://} ∧}
∨////////////////\/\{\////∧
V//////////////////// ̄\////\∧
V///////////////////////\/////∧
∨//////////////////////0/}/////ハ
穂乃果「こっちも完了したよーっ!」
海未「お二人共…御武運を」
希「にこっちー!えりちに続いて勝って来るんやで〜!」
にこ「もっちろん!期待して待ってなさいよねっ!」
―――
――
―
- 414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:46:42.92 ID:qRKmPkemO
- 楽しみ
- 415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:48:20.68 ID:emjvPPDSO
- 手裏剣3つあるし勝てるか
- 416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2019/11/30(土) 23:58:57.41 ID:qJLpgbHn0
-
(⌒.:): : : : : : : :;、;、;、;゚: : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : :⊂⊃: : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : ゚(ゝーー'): : : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : : : : :_: : : : : : : 。;、;、;、;゚: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;、;、;、;゚。: : : : : : : :
: : __[l[l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : コポ : : : : : : : : : : :( .:): : : : :(ゝーー')゚ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゚(ゝーー')゚: : : : : : : :
: : └‐┐| __n__◎ : : : : : : : : γ ⌒ ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ○: : : :_: : : : : : : : : :( .:) : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : :
: : ┌‐┘|└ォ r┘: : : : : : : : : : ゝ 〜彡: : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : : : : :
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: : : : : : : : : : : : : :o:ー' : : : : :_: ゚ : : : : : : : : : : : : : : : :/ ̄ ̄|ヽ: : : 。: :。 : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : :r_/ / | :ジュッ!: : : : : :
: : ⊂⊃: : : :_: : : : : : : : : ( .:): : : : ゚ ;、;、;、;。 : : : : / /ヽ|: : : (ゝーー')゚: : : : : : : : :_: : : : : : : :r、:´¨| |/`:,: : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : :(ゝーー'): : : : :/、 /,、,、,/,、,、〜: : : :_: : : : : : : :( .:): : : : : :\`~`´~´/: : : : 〜: : : : : : :
: :;、;、;、;。: : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : :_:~〜~~〜~~´´: : : : : :( .:): : : : : :_: : : : : : : : : : : : `¨ー¨´_: : : : : : : : : ⊂⊃:
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[ドンキーコング2より:溶岩ステージ曲]
https://www.youtube.com/watch?v=m0gsV5X6l1I
にこ「…絵里の所は肌寒さとかを感じるそうだけど此処は暑さを感じないのよね」テクテク
穂乃果「そうみたい、理由は分かんないけど…でも私としては助かるかなぁ、やっぱり暑いのはねぇ」テクテク
「ま〜ったく、相変わらず暢気ね、これから戦う相手が待ち構えてるってもう何度も経験して分かってるでしょーに」
穂乃果「あはは、そうだね!でも…不意打ちとかそういうのしない子だって何だかわかっちゃうから心配ないかなって」
「…はぁ〜、それってにこの事褒めてるのかしら?」
▽赤々とした海の向こうに浮かぶ島、そこに彼女は前回と同じくいた
▽堂々と、小細工抜きで、待ち構えていた彼女と、再び相見えた
幻影の火蜥蜴「言っとくけど、手加減はしないからね?」
- 417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 00:02:42.83 ID:rUpG0eBnO
- もらえる奥義はどんなのかなわくわく
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