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穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『19』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】

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348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 23:13:43.48 ID:FwisgZtE0


   凛「唇がカサカサしちゃうこの時期には大事でしょ?乾燥は敵だーって希ちゃんやかよちんもよく言うよ」


   凛「…凛は、何度だっていうけど穂乃果ちゃんが似合わないなんてこと、ぜーーったいに無いと思うから」




  凛「そういう事をいうのは…たぶん、知らない内に回りの人を傷つける事だから言わないで」

  凛「その、凛だって嫌だし、なにより…お世辞とか気を遣ってるとかじゃなくって」





  凛「ほ、本当に穂乃果ちゃんはお化粧したら…すごく、綺麗になる、と思うから///」カァァ…///



 また、顔を逸らされた、さっきとは反対方向にそっぽを向かれた凛の顔は不思議な事に夕陽はとっくに沈んだというのに
赤焼け空の色に染まっていて、何故だかそれを眺めていた穂乃果の顔も同じ色をうつされてしまったようだ…



  凛「……〜〜〜っ///」


  凛「な、なんかこれだと、よ、よくある恋愛ドラマの遠まわしなプロポーズみたいで恥ずかしいねっ!あ、あはは…」

  穂乃果「そ、そうだね〜…はははは」




  凛/穂乃果「「あはははは…」」




  凛/穂乃果「「…」」


  穂乃果「な、何か言おうよ?」


    凛「ほ、穂乃果ちゃんもど、どう?何か話す事ない?」



  穂乃果「えっと、そのぉ…あ、あーーーーっそうだ!さっき凛ちゃん喉乾いたって言ったじゃん?なんか買ってくる!」ダッ!


   凛「あっ!ちょっと―――」






<リップクリームのお礼だからーーーーっ!! ダダダッ…




 妙な空気に耐え切れずにそのまま全力疾走してしまった…、どうしようまだ顔が赤い、熱い

お互いに、走りながら、もう一度ベンチに座りながら自分の頬に手を触れていた…


―――
――


同行中の子と話す>真姫か凛で選択されていない為、今から選択安価です


1 ジュースを持って凛の元へ戻る

2 真姫にどうしたの?風邪と心配される

↓1
349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/17(日) 23:30:27.27 ID:ks5Goeq90
1 ジュースを持って凛の元へ戻る



一緒に選べるんですね ありがとうございます
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/17(日) 23:52:42.95 ID:FwisgZtE0
1を選択




 ぷしゅ、缶ジュースのプルタブを開けた音、空気が入る音が聞こえて次に喉に飲料を流す音が聞こえる


 さっきから音しか聞こえないのは穂乃果が凛に背を向けているからだ…大分落ち着いたとはいえ
まだ彼女と面と向かって話すのはなんだか妙な気恥ずかしさがある…


 言葉を出そうにも糖度の低い、酸っぱい苺を食べたような微妙な感覚で口を窄めて言葉が出ない様な何とも言えない空気





  凛「…あ、あのね」


  穂乃果「ひゃ、ひゃい!?」


  凛「な、何か話そっか?」


  穂乃果「そうだね…うん」


―――
――




  穂乃果「あははっ!それで雪穂ってばおかしいんだよ、そのまんま転んじゃって」

    凛「へぇ〜、雪穂ちゃんって結構しっかりものさんな感じだけどね」



 ギクシャクはしたが、それも時計の針がグルリと一周しそうな頃には収まった
難しく考えず、いつも通りの自分達で居れば良い、…そう考えた、というかそう思う様にした


 するとどうだ?驚く程簡単に会話が弾んだではないか、元から気の合う性格だったからなのかもしれない
難しくあれやこれや考えるより思った事をそのまま口にすればいい、それでこそ自分達なのだから



  穂乃果「話しは変わっちゃうけど」

  穂乃果「―――」



1 やっぱり凛ちゃんみたいにバク転とかやってみたいな

2 その、変な事言うけど良い?別の世界とか魔物ってさ

3 凛ちゃんの言う通りもっと自信をもってお化粧してみたい

4 凛ちゃんも変身してみない、一緒にお化粧やってみようよ

5 内容自由

↓1
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:10:29.80 ID:KV8ez3BH0
2 その、変な事言うけど良い?別の世界とか魔物ってさ
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/18(月) 00:27:18.11 ID:K/xAsfNW0
2を選択



    穂乃果「凛ちゃん、その、変な事言うけど良い?」





言うなら、このタイミングしかない

この機を逃せば凛は星空家に帰る、そうなれば顔を合わせて直接こんなことを言える機会は今日はもう失くす

今日を逃すという事は…即ち―――











     凛「変な事?」


    穂乃果「別の世界とか、魔物娘って単語聞いたことある?」




























                凛「     ――― ―― 」









  ガガッ、ザザッ、――−―〜〜〜√~~~~~- ――____/^ … ピーーーッ





   判定




 01〜79 強制送還

 80〜99 「んん〜?それは新しいテレビゲームの話か 、な 、に か  …あ、れ? あれれ?凛は確か向日葵を…」

↓1
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:46:01.78 ID:KV8ez3BH0
はい
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 00:47:21.88 ID:KV8ez3BH0
やってしまった 安価下
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/18(月) 01:04:40.43 ID:K/xAsfNW0
結果78…失敗、強制送還








       グニャァァァ…






世界がぐにゃり、潰れた空き缶の様に拉げていく奇妙な感覚を覚える



世界が変わったいくおかしナ感覚ニ頭が痛くなりソうだ




グニャ理ぐにゃり 世界が渦を巻いていく、コーひーカップの中身に落ちたミるクのよウに














       ▽強制送還されます夢世界から帰還となります、なお今回で3回目の為、向日葵は枯れます







▽パチリ、目を覚ますと高坂穂乃果は幾度となく見た石造りの部屋に居た

▽4番の施設、墓標……柱が数本立ち並ぶ異質な室内で、その中の1本に手向けた花の姿を眼にする


▽向日葵の花は役目を終えた様に枯れていた…




▽何故だか知らないがそれが無性に悲しかった



▽目頭が熱くなって、服の裾で抑えるように目を覆う…その時、裾から先の手首は力強く何かを握っていたことを今更ながら知った


  穂乃果「…これは」



『おにぎり』『白銀の砂時計』
『抹茶ババロア』

▽三つとも持って行きますか?荷物容量の関係で持ちたくないなら捨てることも可能です

直下
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 01:07:52.04 ID:KV8ez3BH0
残念 身代わりの強制送還はこれには使えないのなら気づいてないだけで他にも送還の罠が眠ってたのかな 安価下
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 01:29:12.05 ID:KV8ez3BH0
では3つとも
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/18(月) 01:34:33.78 ID:K/xAsfNW0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
>>356 ありました


           今回はここまで!

   次回は 土曜日 11月23日 夜21時00分頃の予定

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/18(月) 01:50:02.04 ID:KV8ez3BH0
>>1乙 覚醒娘の身代わりが新たな覚醒チャレンジに使えないとなると 仲間にしやすいのはあとは希くらいかな
向日葵自体が随分先になりそうだけど ほむ饅と飴4つで炭水化物増えたな
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 21:02:11.02 ID:exa7c4+l0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
[再現コラム]+知識値300


  大抵の人はほんとうになにがほしいのか、心の中でわかっています。

       人生の目標を教えてくれるのは直感だけ。

    ただ、それに耳を傾けない人が多すぎるのです


<バーバラ・ブラハム  アメリカビジネスコンサルタント >

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
『希望値』5000/5000

『知識値』21000+300=21300

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 21:27:21.24 ID:exa7c4+l0



   絵里「まずは状況を整理しましょうか」


▽石造りの部屋で吸血鬼の声が反響する、夢から目覚めた穂乃果と程なくして意識が戻って来た凛、真姫の両名

▽何故、先に穂乃果だけが現実に戻り花が枯れたのか



▽幾つかの仮説だが、どうも向こうでの状況を顧みるに一度夢世界へ飛び込む毎に向こう側では一ヶ月程時間が飛んでいるということ
  そして"3回"……即ち"3ヶ月"たったらあの世界は消滅するのではないか?という事



▽【3ヶ月経つと消える世界】……何故、1番の柱もとい向日葵でそうなるのか9人に知る術は無いが、ここまでを客観的に見るにそうなるとしか言えない








▽……憶測だが、この9人が知らない事実を他所から来た白妙の魔物こと綺羅ツバサなら何でか知っているのではないだろうか


▽このツギハギの世界を繋げたのが彼女なら何かしらの事情は知っていそうなモノだ






  絵里「それで向こう側で凛に真姫がやって来れた時のように魔物の事を口にしたら時間が来てないのに戻って来た…」

  絵里「んー、真姫の時はなんで大丈夫だったのかしら?」


  真姫「…判断材料が少ないからなんとも言えないわね、成功する子としない子で何か"共通点"があるのかもしれない」



▽真姫は考える、が…今しがた彼女が口にしたように判断材料が足らない、凛と自分に何か違いがあるのか
  海未の時は魔物関連の話題を出していないから分からない、せめて海未の時も行動を起こしていたならある一つの共通点が浮かんだかもしれないが


 にこ「とにかくそのブローチや口紅は大事にしなさいよ?」

 穂乃果「わかってるよ、この砂時計とかは―――」


 真姫「その砂時計は私が持つわ、残りは希ね」


『7時40分』

×  [1](…もう何も起こらない)

・  [2](修得アーツ 1/2)

☆  [3](修得アーツ 済み)

・  [4](修得アーツ 1/3)

☆  [5](修得アーツ 済み)

・  [6](修得アーツ 1/2)

・  [7](修得アーツ 2/3)

・  [8](修得アーツ 1/2)

・  [9](修得アーツ 1/2)

・ 仲間と会話(10分消費)

・ この部屋を出る

▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…

直下
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 22:40:11.31 ID:JCs1Xm8p0
穂乃果のチョコレートを絵里に 絵里の【転移の魔石×3】を穂乃果に
穂乃果の銀の指輪をにこに にこの【勝利者の咆哮<ザ・ウィナー・バウリング>】を穂乃果に交換してください
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 23:07:27.21 ID:exa7c4+l0
▽アイテム整理を選択、以下の様になりました

穂乃果
・【聖なる案山子<ファンブルキラー>】 【白妙の記憶Last】『綺羅ツバサの宝』
・【運命ダイス】【運命ダイス】
・【勝利者の咆哮<ザ・ウィナー・バウリング>】 ・【転移の魔石×3】


にこ
・【輸血パック】 【鶏のぬいぐるみ】 【浮力の羽のペンダント】
・【山彦の帽子】 【デュラハンの劔】 【輸血パック】
・【銀の指輪】 【理想郷開拓者の地図】


絵里
・【チョコレート】 【風魔手裏剣×5】 【黄金の湾曲剣<ハルパー>】
・【ほむ饅】【飴玉(イチゴ味)ハロウィン仕様×4】
・【メディウス・リボン】【折り鶴】【デコイの呪術書】 【魔力回復剤(MAX)】 【火薬】





  にこ「はいよ」スッ、ポイッ

  穂乃果「よっと!」キャッチ!


  穂乃果「時間はあれから大分経ったように思ったけど、実際にはまだ8時にもなってないんだね」


  絵里「寝てた貴女達からすれば1日以上経過してたかもしれないけどこっちじゃ一瞬だもの仕方ないわ」

  絵里「…それでこれからの方針だけど、どこを目指したい?」




  絵里「私見だけど、今なら塔に向かってもいいんじゃないかしら?少なくともその装備ならもう十分渡り合える気もするのだけど」チラッ


  情熱のブローチ『』キラッ
  約束のお守り『』チャリッ
  四つ葉のクローバー『』ピラッ
  beat in angel『』コロッ…



  希「ふむふむ、他にもビー玉サイズで占いの水晶玉みたいなのに、お化粧道具が二つ、あとは…詩集かな?」


  希「まぁ、行くか行かないか決定権は全部リーダーが決めるもんやしね」

『7時40分』

×  [1](…もう何も起こらない)

・  [2](修得アーツ 1/2)

☆  [3](修得アーツ 済み)

・  [4](修得アーツ 1/3)

☆  [5](修得アーツ 済み)

・  [6](修得アーツ 1/2)

・  [7](修得アーツ 2/3)

・  [8](修得アーツ 1/2)

・  [9](修得アーツ 1/2)

・ 仲間と会話(10分消費)

・ この部屋を出る

▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…

直下
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 23:23:36.42 ID:JCs1Xm8p0
では9番で
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 23:48:49.77 ID:exa7c4+l0
▽9番を選択





       絵里「わかったわ…もう一度あそこへ行くのね」





▽荒廃した都市部、崩れたビルの群れ、突きだした鉄材の枝木から垂れ下がる鉄線の蔦

▽風に乗りふわりと流れて来る灰塵が濁った雨粒に当たり溶け合って地表に澱みを作る、あそこで金糸雀色の糸を揺らす吸血鬼を確かに見た







▽ずっと昔、いやつい最近までだったかな

▽朝起きて歯を磨く時、入浴する際に、出掛ける前の身支度を整える時に




▽鏡を覗き込んだ時確かに同じ顔を見た

▽八つ当たりに近い葛藤も、行き場の無い怒りを遺物にぶつける怨嗟も、憎悪の形相も確かに身近にあった自分の顔だ




       花陽「絵里ちゃん、行ける?」


       絵里「ふふっ、一度倒した相手よ?…たった1つのシンプルな答え、もう一度打ち勝つ、それだけよ」



▽ウインクを一つ、金髪伯爵は笑って答えた





    絵里「穂乃果、行きましょう…こっちはいつだってやれるわ」


▽絵里は眼を細めて穂乃果に手を伸ばす、伸ばされた手を彼女は取り、柱の前へと進み…二人で眼を閉じた





―――
――

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|i:i:i:|     ̄弋ニニニニニニ弌;:;:;:;:;:;:;:;:;: |::::|;:;:.:.:.:..:.:.....      ;:;:;:;:弋_ア三三三≧=≦三=_=_=_=_‐_‐_ ::::::|:::|:|:|\
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|i:i:i:| ̄三二ニ=-二二二二二弌_;:;:;:;:;:|::::|ノノノ.:.:.:.:.:.:.:.:......    ..::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/::::::::::/:::\;:;:;:;:;:;:;:;:;/\ |:|:|
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二ニ=-──ー‐‐- : : : :川川川川 /ゝ──=彡.::.::.::.::.::::::::::::::::::: : : : : : ::::::::::;:;:⌒ヽ、::://:::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;:
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366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/23(土) 23:58:07.56 ID:exa7c4+l0


▽視界が徐々に狭まり完全にブラックアウト、周りの音が聞こえなくなる、仲間達が口々に発する言葉も何も







▽そして、地下に居た筈の二人の頬を風が撫でる



▽無風の空間から風を感じ次に鼻頭に冷たい水の感触、パラパラと小雨が降り始めたようだ




▽ゆっくりと閉じた瞼の幕を開けば廃墟の舞台ど真ん中、匂いは湿り気を帯びた悪天候日特有の臭さと埃っぽさや黴臭さの混じったソレ

▽前回は不意を突かれたが今回は果たして…











          穂乃果「絵里ちゃん、提案があるんだけど」

           絵里「提案?」




          穂乃果「いつも私達が進んで敵に襲われる形でしょ?」

          穂乃果「だから考えたんだ、逆にこっちから待ち伏せの形を取るって言うのは?」

          絵里「…なるほど、攻めじゃなくて待ちの一手ね」




          絵里(遮蔽物の多い廃墟、身を隠す場もあるけど…)


          絵里(どうしたものかしらね、身を隠して敵が視えたら強襲を掛けるのも手ではあるのだけど)

          絵里(それを看破されて逆手に取られるという場合もある…ここは―――)






1 今回も此方から進んで倒しに行くわ

2 そうね、こっちから待ち伏せ作戦で行きましょう


↓1
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/23(土) 23:58:23.47 ID:7qpItBTyo
全員分習得するのは時間かかりすぎて無理かなあ
368 :このレスは判定に含めない [saga]:2019/11/24(日) 00:03:29.70 ID:cEvt8ukm0
ちょっと説明足りないと思うので補足


1を選択の場合は前回同様 コンマ次第で分断されます(ただし確定で先手を取れる)

2の場合だと分断はされないけど先制攻撃を取られる可能性が高い


といった具合ですね


>>367
ですね、必ず全部なければクリア不可能という事ではありませんので

369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 00:19:06.26 ID:btEI2SFL0
1


11番もまだいってないなあ
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 00:44:49.50 ID:cEvt8ukm0
▽1を選択



   絵里「悪くない、悪くないのだけれど…」





▽それはここが相手のホームグラウンドでなければの話だ



▽こちらが絵里なら相手も当然ながら銃撃と風属性の<アーツ>を使って戦う絢瀬絵里だ

▽遮蔽物があって、身を隠すことにかけては困らないだろうが、敵の観点で見れば当然周囲の何処がどのような地形で
 どこなら敵は待ち伏せしそうかと凡その見当をつけられる



▽…こっちから下手に動いて、知らぬ間に分断という危険はないかもしれないがこうも考えられる





▽初めっから隠れてる所にそこ諸共ブッ飛ばされる大火力を叩き込まれるのでは?と


▽待ち伏せ、という奴は相手が自分達が潜伏しているのを知らないというのが前提で成立する、初めから分かり切ってたら
 それこそ敵の裏を掻いて"動かずじっとしてる標的"を一方的に反撃できない位置から狙い撃ちにされかねない



▽リスキー過ぎるのだ、殊更にそんなことをする理由などあるものか






  絵里「最善の注意は払うけど、今回も此方から進んで倒しに行くわ…着いて来てくれるわね?」

  穂乃果「当然っ!」


  絵里「ふふっ、当てにしてるわ」




―――
――






  絵里(前回の反省を踏まえるなら、悪天候の中を進んでこちらが歩き疲れて身を休め始めた時に動かれた…ならば早期見つけられたなら)




   ▽▼判定


00 大通りを歩いてる所をBANNG! …見事にヘッドショットされた!

01〜33 濃い霧が出始めた…

34〜66 疲れ始めてきたが…

67〜99 人影を確認できた…


直下
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 01:00:12.64 ID:btEI2SFL0
はい
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 01:01:37.01 ID:hlC20SNSO
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 01:34:42.23 ID:cEvt8ukm0
▽結果『64』



テクテク…スタスタ…


 ザァアァァァァァァァアアアアアァァァァァアアアア




▽濁った雨、鼻につく嫌な匂い

▽油や生活排水が混じった不愉快な匂いが立ち込める蓋の砕けたマンホール




▽硝子片をじゃりじゃりと踏み鳴らし、雨水で滑りやすい瓦礫上を進み、どれだけ歩いたか…



▽滅びた街中の時計は当然機能していない、絵里の懐中時計は…相変わらずだ


▽体感時間が狂ったのでなければ此処じゃ時計は動かないのだろうよ、初めに確認した時と同じ位置に分針どころか秒針さえも留まっている

▽目安にならない時計を懐に仕舞って、もう短い針が1、2歩は進んでいそうな程に歩き続けた
 道中で傘の骨組みを(おそらく百貨店だと思われる)倒壊したビルの付近で拾って、自前のマントと蝙蝠で簡易傘を作って二人で差した





▽歩き続けることもそうだが、雨に打たれ体温の低下、無駄な体力の消耗はなるべく避けたい




   穂乃果「結構歩いたかもね…」

     絵里「ええ、こんな状況じゃなきゃ相合傘も楽しめたのにね」

   穂乃果「相合傘…ぷっ、絵里ちゃんってば結構余裕だね〜」くくっ




▽余裕、ではないが…冗談めいた軽口の1つでも飛ばして陰鬱になりそうな気分を紛らわしたかった

▽そんな絵里の気持ちを察してくれたわけでは無いだろうが、穂乃果もまたお茶目な洒落に噴き出し、くつくつと苦笑した








▽こういう時にこの手のキザったらしい軽口を飛ばす絵里は相手の不安を取り除こうと気を遣っている時の絵里だ
        平素なら穂乃果の方から天然無自覚攻撃が飛んで「ち、チカァ///あ、相合傘…」とか口をパクパクさせて




▽まるで好きなクラスメートの女子が隣に居る時に限って変にキョドる男子中学生みてーな反応を見せる








▽つまり逆説的に言えば、キザな口説き文句言いだしたりカッコつけてきた時はそれだけ"ヤバい状況"と言えよう




  絵里「…貴女まだ、歩ける?」

  穂乃果「ん、なんとか」

374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 01:52:57.13 ID:cEvt8ukm0



▽吸血鬼としての五感を尖らせる


▽魔狼の海未が、砂漠の賢者である凛が、視力や聴力、五感を鋭くさせられるように、自分もまたこの雨の中でそれを武器とする

▽傘布代わりにした黒外套の布を叩く雨粒は強さを増し、激しいビートを刻む、白手袋で握った傘骨から振動が伝わる

▽気づけば靴の踵が濡れていた、靴底が瓦礫や硝子片でボロボロになってそこから浸水でもしたか横風が運ぶ雨水でやられたか





  絵里(救いがあるとすれば…これが霧でなく雨であることね、まだ目で敵を目視できる)




▽"霧"を使った<アーツ>を得意とする絵里ならば吸血鬼の視力を以てしても不可視の壁を造れる

▽そうなると耳だけしか頼れるものが無い状態になる…






パシャッ





  絵里「!」ハッ!?






  穂乃果「はぁ…はぁ、ご、ごめん…ちょっと瓦礫で躓いて直ぐに立ち上がるかr――」



  スッ…



  穂乃果「え、絵里ちゃん…?」



▽絵里の手がそっと、穂乃果の肩に乗る顔を上げれば絵里は優しく言葉を紡ぐのであった




   絵里「…ううん、無理は禁物よ、そこで少し雨宿りでもしましょう、これ以上は足が棒切れになって折れてしまうもの、こうポキッ!ってね」クスッ

   穂乃果「…へへっ、そうだね」

―――
――


           重 要 判 定


※前回雨音に紛れてやって来た敵を撃ち抜いていない(経験していない) 成功コンマ-20




 00 絵里の目の前で穂乃果を掻っ攫われる

 01〜50(雨…-20)…01〜30 雨音に紛れて蝙蝠の羽ばたき音を察知、咄嗟に吸血鬼の左翼を撃ち抜いたッ! (先制+ダメージ)

 31〜60 今度はうたた寝しない様に警戒した(対峙 先攻判定へ)

 61〜99 このエリーチカが穂乃果を護ってるんだから平気チカ!ドヤチカァ(慢心からの敵に一杯喰わされる 分断確定)

直下
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 02:07:38.82 ID:hlC20SNSO
ハラショー
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 02:08:49.83 ID:hlC20SNSO
こいついつも慢心してんなあ(責任転嫁)
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 02:16:16.12 ID:cEvt8ukm0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


           今回はここまで!


    次回は明日 日曜日の11月24日 夜21時00分頃の予定


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378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 02:23:11.32 ID:hlC20SNSO
乙分断されちったぜ
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 02:35:16.18 ID:btEI2SFL0
>>1乙 また同じ轍を踏んでしまった 絵里は試練運がないけど貰ったあびりてぃ
>>35>>97>>136>>177>>243>>311>>341>>347で乗り切りたいな
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 02:50:35.45 ID:hlC20SNSO
>>379
それ思ったけど穂乃果いなくても使えるんかな
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 21:00:17.33 ID:cEvt8ukm0
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[ログイン・ボーナス再現コラム]+300



          死ぬことは少しも怖くない


   <チャールズ・ダーウィン  イギリス自然学者
                         1809〜1882 >
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『希望値』5000/5000

『知識値』21300+300=21600

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 21:34:47.99 ID:cEvt8ukm0
▼結果『82』分断+敵から挨拶代わりに一発




▽倒壊した建物の陰に潜り込み雨水を避ける、穴が空いて綿やスプリングが飛び出した横長のソファを見つけて

▽それを潜伏している場所まで引き摺る塵埃と瓦礫だらけの地べたに腰を下ろすのは何かと痛くて休めそうにないから、無いよりはマシだった




▽自分達の背は壁、上は屋根、視界の先は丁度外が見える、これならば敵の警戒もできよう


▽引き摺って来たオンボロを軽く叩いて塵を払う、そこに穂乃果を座らせて傘骨から絵里は自分の黒外套と蝙蝠達を外す

▽蝙蝠はスッと消えて闇色の粒子に変わり、水を吸って重くなった外套はバサリと振るって水気を飛ばす

▽壁から突き出た鉄杭と尖った破片に糸を巻き付けて洗濯紐の様にして乾ききらないだろうがそれでも少しの間は黒外套を吊るして干す






   絵里「参ったわね、まさかこうも…見つからないとは」帽子パンパン!


   穂乃果「くしゅんっ!…そうだね、てっきりすぐ見つかるかと…」





▽雨は勢いを殺さない、寧ろ小雨から集中的な豪雨へと変わり、余計に外へ出にくい状態になってしまった

▽魔力弾が使えない時の為に懐に忍ばせている実弾を一つ取り出して中の火薬で焚き火の1つでも起こせば冷えた身体も温まるのだが

▽それをすれば敵に居場所を教えるようなモノでやることはできない






▽相変わらず時計の針は秒針が1ミリたりとも進まない、時間の概念が狂いそうな夢世界で

▽雨煙が立ち込める中、二人はそこで雨宿りを続けた…







―――
――




     絵里(…あれから、どれだけ経ったかしら?)

     絵里(一向に敵はこちらに姿を見せない、まさか私達が来てるということ自体を知らないのかしら…)




▽ここまで何の動きも無いと疑念も浮かんでくる、いつでも撃てるように持っていた銃を握る力も弱まり

▽絵里はそっと銃を自分の隣に置いた





▽手を頬に当てて、息を吐く…冷えた空気に温かい息が白くなって消えていく

383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 21:53:18.33 ID:cEvt8ukm0




   ▽ぼんやりと、天に広がり消えていく白息を見ながら呆けていた僅かな合間であった

























        幻影の伯爵「ふっ!!!」シュッ!ドコォッ!

          穂乃果「っ!!」ドサッ







▽唯一の出入口、から少しだけ視界を上部に逸らした一瞬の隙に影が飛び込んで来た


▽気を抜いて呆けた絵里の横を文字通り風が如く素通り

▽絵里がそれにハッと目を見開いて銃を取り振り返った時には既に穂乃果の鳩尾に軽いジャブが入っていた

▽ドサッ、彼女は意識を手放して椅子から転げ落ちると同時に絵里の眼前には自分と同じ顔が迫っていた…っ!!!




【幻影の伯爵】生命力(15000/15000)

       魔翌力(9400/9400)

       攻撃翌力(890)

『<アーツ>』

【吸血鬼の牙】…消費魔翌力500 攻撃翌力×2のダメージを与え、同時に与ダメージ分回復する

【魔界のそよ風】…消費魔翌力1400 魔翌力の籠った霧を【風】で飛ばす【敵全体に魔封じ】【敵全体に幻惑】を付加

【竜巻(大)】…消費魔翌力600 風属性の攻撃ダメージ1900

【風の弾痕】…消費魔翌力200 2連続で銃弾を撃ち込む(通常攻撃×2)

【蹂(銃)躙乱舞】 …消費魔翌力1600 全体攻撃(ランダム) 700ダメージ×12


奥義…このターン含めてあと3ターン後に使用

奥義【地獄の風<アビス・ストーム>】…なにが起こるか分からない



▽判定

00 【地獄の風<アビス・ストーム>】

01〜16 通常攻撃  17〜28 風の弾痕 29〜45 竜巻(大)  46〜62 吸血鬼の牙 63〜78 蹂(銃)躙乱舞  79〜99 魔界のそよ風


直下
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 21:57:22.91 ID:btEI2SFL0
はい
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 22:07:22.24 ID:btEI2SFL0
やってしまった 風魔手裏剣は幻惑だと命中率厳しそう 安価下
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/24(日) 22:18:27.42 ID:cEvt8ukm0
▽結果『91』


      絵里「この――――ッ!」



▽銃口をまっすぐ相手の顔に向ける、眼界に迫っていた相手の片目―――自分と同じゴーグルをつけた急所に狙いを定めて引鉄を引く



BANNG!!



▽弾丸は確かに放たれたが、それより先に幻影の腕が伸びてあろうことか銃身を掴み奴は自分の耳よりも横にずれた位置に射線を逸らした

▽全く見当違いな方角に飛んで行った弾は幻影の伯爵の真後ろ…雨煙の向こうに薄らと映る廃墟の中へと消えていく






▽絵里の銃口を見事に逸らした敵は銃身から手を離してすぐさま今度は武器ではなく使用者本人に向けて掌を翳し魔力を解放する

▽赤黒い霧が渦を巻いて発生し、そのまま絵里の身体を飲み込んで彼女を外へと吹き飛ばすッッ!!





        絵里「がぼっ!?―――」バシャッ

        絵里(霧を、思いっ切り吸い込んで…力が出ないっ)グラッ




▽水溜りに背中からばしゃりと落ちた絵里は頭を抱えた、ズキズキと何処か打っただけではない…遊園地の絶叫マシーンに数時間乗せられて

▽目に映る光景が常に揺れているような錯覚を…!【幻覚】を見せられているからだ…


『絢瀬絵里』 【幻覚】【魔封じ】
(朝・昼)攻撃力S 【410】
(朝・昼)防御力 SS 【7300/7300】
(朝・昼) 魔力 SS【4500/4500】

×『<アーツ>』魔封じで使えない

【吸血】…消費魔力200 攻撃力の半分のダメージを与え、同時に与ダメージ分回復する
【魔霧】…消費魔力150 魔力の籠った霧を【風】で飛ばす【魔封じ】を付加
【竜巻(大)】…消費魔力600 風属性の攻撃ダメージ1900
【風の弾痕】…消費魔力200 2連続で銃弾を撃ち込む(通常攻撃×2)
【眷属召喚陣】…消費魔力300 大量のコウモリが風の刃と共に襲い掛かる 敵全ダメージ 400
【魅了の瞳<チャーム>】…消費魔力500 コンマが成功すれば【洗脳】
【蹂(銃)躙乱舞】 …消費魔力800 全体攻撃(ランダム) 350ダメージ×12

【地獄の風<アビス・ストーム>】…消費魔力2000 なに が おこるか わからない!

「   地獄の風<アビス・ストーム>   ¬


   00…その場にいる者が全員 死ぬ
   0…敵味方の魔翌力値が消失した!
   1…味方全体の魔物の血濃くなった…ッ! 生命力、魔翌力値 全回復!!(色欲、喰人欲が上がった!
   2…敵全体の攻撃が1ターン当たらなくなった!
   3…味方全体の攻撃が1ターン当たらなくなった!
   4…敵全体が【魔封じ】【幻惑】【鈍足】【必中】になった!
   5…味方全体が火属性ダメージ1000【火傷】を負った!
   6…敵全体が火属性ダメージ5000【火傷】を負った!
   7… しかし なにも おこらなかった !
   8…地獄の瘴気にあてられて敵全体の生命力が 1 になった!(特定の敵には99999ダメージ扱い
   9…味方全体の状態異常が解除された!そして『防御壁』と『<アーツ>反射壁』が付加された!

L               」

戦闘時に使えるアイテム
・【風魔手裏剣×5】 【黄金の湾曲剣<ハルパー>】
・【メディウス・リボン】【デコイの呪術書】 【魔力回復剤(MAX)】

直下
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 22:39:28.58 ID:btEI2SFL0
風魔手裏剣を1個使用


後は>>1のレスで命中するかが決まるのかな
388 :>>387 『アイテム使用』以外のコマンドでmiss判定 なので 手裏剣は普通に当てれます [saga]:2019/11/24(日) 23:16:35.11 ID:cEvt8ukm0
▽『風魔手裏剣使用』58×200=11600 分霊箱で1.5減=7733



▽景色が灯篭の灯火の様に揺れている、向こうからゆっくりと歩いてくる影も揺れている



 絵里「くっ…私を舐めないで!!」スッ




▽鞄の中には海未や凛、仲間達から集めた『風魔手裏剣』の束がある、1つだけ取り出し狙いを定める



▽以前此処に来た時に相手を一撃で仕留めたのだ、一度できた事なら二度目だってできる筈だ

▽絵里は自分にそう言い聞かせ――――









▽――――そう言い聞かせ…




▽…そう言い聞かせる事で信じた、何の被害を被ることなくこの一撃で今回も倒せる、否、"倒したい"


▽祈りとも、願うとも取れる言い聞かせ



▽風属性の上級位魔物娘は風魔手裏剣を今一度、最高の角度で最善のフォームで投げた…





▽が、




       幻影の伯爵「ウグッ!?」グザッ




▽手応えはあった、間違いなく確実に当たると自信をもって答えられる速度と精密さだった、だがそれは…標的が揺れてないならだ



▽絵里の眼に映る人影は先述の通り、蝋燭の火の如く揺らいで見えるのだ…
      千鳥足どころか真っすぐ立ってる電柱柱がぐにゃぐにゃに見える程に酒を飲んだ酔っ払いでさえそこまでブレては見えない


▽伯爵目線でなら確殺のコースも正常な第三者の眼で視れば心臓や頭部直撃ではなく肩や横っ腹に当たるコースの放物線を描いているようにしか見えない



       絵里(…くっ、やっぱりダメみたいね)ヨロ…


【幻影の伯爵】生命力(7267/15000)

       魔翌力(8000/9400)

       攻撃翌力(890)

▽判定
00 【地獄の風<アビス・ストーム>】

01〜49 吸血鬼の牙 50〜67 竜巻(大)  68〜88  蹂(銃)躙乱舞  89〜99 風の弾痕


直下
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 23:26:20.35 ID:dSnguJpNo
ほっ
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 23:43:26.45 ID:btEI2SFL0
風魔手裏剣はコンマ×300(4-350参照)かと 安価下
391 :このレスがゾロ目で穂乃果が目覚めそうになる [saga]:2019/11/24(日) 23:49:40.72 ID:cEvt8ukm0
▽結果『35』吸血鬼の牙! 890×2…の前に分霊箱で1.5減 593×2=1186



【幻影の伯爵】生命力(7267/15000) →(8453/15000)

       魔翌力(8000/9400) →(7500/9400)

       攻撃翌力(890)




『絢瀬絵里』 【幻覚】【魔封じ】
(朝・昼)攻撃力S 【410】
(朝・昼)防御力 SS 【7300/7300】 →【6114/7300】
(朝・昼) 魔力 SS【4500/4500】







  ――――ヒュッ! ヒュヒュッ!



         飛来してくる瓦礫『 』
                         飛来してくる瓦礫『 』
   飛来してくる瓦礫『 』
        飛来してくる瓦礫『 』


  絵里(うっ、瓦礫が空を飛んで私に向かって飛んでくる…いやこれは、相手が投げたんだわ、私が見てる変な幻覚じゃなくて…)サッ!腕ガード






▽両腕で頭部、特に分霊箱たる眼球を傷つけない為にしっかりと身を守り、並みの人間なら骨が砕けて当然の大きさの礫に耐える

▽飛んでくる礫の中で一際大きい塊が自分の真横に落下した、と思った次の瞬間







      瓦礫の裏にベッタリ張り付いてた吸血蝙蝠『きぃぃ―――!!』バッ!ガブゥ!!!



  絵里「痛っ!」ドジュッ!




 バサバサ…ッ!


       「ふふ、よくやったわね、戻ってらっしゃい!」



   敵の吸血蝙蝠『きぃ…』バサバサッ、フッ!


▽絵里に取りつき血を吸って行った蝙蝠は声のする方へと羽ばたき粒子になって幻影の伯爵の体に溶け込んだ



・『通常攻撃』
×『<アーツ>』魔封じで使えない


戦闘時に使えるアイテム
・【風魔手裏剣×4】 【黄金の湾曲剣<ハルパー>】
・【メディウス・リボン】【デコイの呪術書】 【魔力回復剤(MAX)】

直下
392 :このレスは判定に含めない [saga]:2019/11/24(日) 23:52:11.60 ID:cEvt8ukm0
>>390
失礼いたしました

200×58ではなく300×58=17400に1.5減で11600ですね

【幻影の伯爵】生命力(3400/15000) →(4586/15000)
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 23:54:06.63 ID:hlC20SNSO
風魔で10以下でなきゃ勝てるかな安価下
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 00:09:28.62 ID:JVWjHSzZ0
風魔手裏剣を1個使用
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/25(月) 00:41:06.55 ID:wOfO46rh0
▽風魔手裏剣使用!62×300=18600、1.5減で12400






▽満ちた水差しは天に、地は空から傾けられ注がれた水を受け止める受け皿

▽いっそ痛いとすら思う大粒の水が落ちて来る、羽付き帽子も流れる金糸雀色の髪でさえもずっしりと水を吸っていて

▽ずぶ濡れの黒外套の影と、外套を置き去りにし肌着が透けそうなくらいにずぶ濡れた白シャツ姿の絵里が並んでいた




▽黒外套の方は前髪が重力に従って目元に掛かるがそれを直しはしない、ただ銃を握る手をずっと相手に向けたままだ

▽白シャツ姿の方も体裁など気にしちゃいない、そんなものを気にする余裕があるなら今頃とっくに勝てている





▽黒も白もどちらも三竦みの蛇と蛙、蛞蝓の様に微動だにしない




▽首を撥ね飛ばされたワケでもない、心臓を貫かれたワケでもない―――然して、横腹を裂かれた黒外套は次を受ければ致命傷は避けれない


▽蝙蝠に噛まれた腕は血液を失ったことからか痺れを感じていた、【幻惑】と【魔封じ】に苛まれる身で穂乃果のサポートも望めない








▽お互いにわかっていた、次で地に伏すのは自分かもしれない、笑うのはもう一人の自分かもしれない、と






   幻影の伯爵(こうなれば使うしかないとっておきの奥義【紅夜叉】を…っ!!)


      絵里(あと1発で良い…っ!この手裏剣が当たりさえすれば、…きっと)






▽横風が吹いた、叩き付けるような雨が一層二人を襲い、風の切れ間に…ほんの一瞬だけ雨の勢いが弱まった






       ――――バッ!
                   グッ!――――−





     絵里「当たれえええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇ ぇ ぇぇ ぇ ぇ――――!!」

  幻影の伯爵「爆ぜろ!【赤夜叉】の―――!!」





               「金貨よ!!動きを止めて!!!」ヒュッ!

396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/25(月) 00:48:36.29 ID:wOfO46rh0



▽その瞬間、世界が朱に染まり掛けたが――――飛んできた一枚の硬貨が世界の侵食を食い止めた






        幻影の伯爵「な、なにィー―――――ッッッ!!」







▽たった一枚、雨風に紛れて飛んできたコインは黒外套を羽織った方の絵里へ向かい、白手袋に当たった


▽そこから先は、幾度となく目にした一枚の金貨が粘土のように薄く広くなって相手の身体を包み込むということだった






   ▽逆転の一手であった奥義は、介入者の手によって不発という形で幕を閉じ、影は飛来してくる凶器に腹を裂かれ今度こそ絶命した――…









   ドサッ






 
  絵里「…遅いわよ、穂乃果」フッ、フフッ… ヨロヨロ




  穂乃果「…ごめん、遅くなっちゃって、…これ忘れ物だよ」スッ





▽そういってまだ痛む腹部を抑えながら高坂穂乃果はずぶ濡れの黒外套を白シャツの絵里に手渡した


―――
――



        
【幻影の伯爵】生命力(0/15000)戦闘不能

       魔翌力(7500/9400)

       攻撃翌力(890)





     ▽――――戦闘終了ッッ!!
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/25(月) 00:49:51.53 ID:wOfO46rh0
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          今回はここまで!

   次回は土曜日 11月の30日 夜21時00分頃の予定です


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398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 00:51:38.28 ID:JVWjHSzZ0
>>1乙 コンマが低くてもったいないことをしてしまった 他に修行したい子いるかな
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 03:47:26.24 ID:UcUsmivuo
今誰が修行してないっけ?
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 00:00:04.48 ID:cwJQHkjT0
>>363の表は円陣順で @穂乃果(向日葵がないため不可能)18-899-19-355
Aことり16-362-451残り奥義1つ B海未16-286-349済 C真姫15-670-790残り奥義2つ
D凛7-35-70 16-73-110済 E花陽7-80-184残り奥義1つ Fにこ15-582-665残り奥義1つ
G希16-127-277残り奥義1つ H絵里16-456-494 19-365-396←現在
中でもにこは残りの奥義がとっておきだと予告している
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 12:05:06.03 ID:Gz+IPl8so
え、すげー見づらいんだけど結局誰…?
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 16:46:16.68 ID:AASTe4kuO
>>400
長いくどい、3行でおk

>>401
うみりん以外全員残ってる
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/29(金) 17:53:35.98 ID:99rTWdnCo
>>402
うみりん以外かありがとう
進行上全員の修行はいらないにしてもどんな奥義なのか見てみたいなあ
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 21:00:46.66 ID:qJLpgbHn0
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[ログイン・ボーナス]+知識値300


   成功は結果であって目的ではない。


<ギュスターヴ・フローベール フランス小説家 1821〜1880 >
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『希望値』5000/5000

『知識値』21600+300=21900

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 21:27:38.65 ID:qJLpgbHn0













   幻影の伯爵「…ごぼっ、……」


   幻影の伯爵「……」チラッ







▽嗚呼、雨粒が痛い


















▽滝を連想させる強い落水、冷たくなっていく身体、然してがっぽりと大穴の空いた腹部は…熱かった



▽気力を振り絞る様に腹部を抑えていた手をあげて真っ赤な手袋を見る、どろりとした血液がすぐに雨で解けて地に流れる




      幻影の伯爵「…また、負けたのね」




▽そう独り言ちて腕に込めた力を抜く、水音を立てて上げていた片手は水浸しの大地へ落ちた

▽なんとなく風船の空気が萎んで無くなっていくのと同じだなと、もうじき消える意識の中でぼんやりと場違いな、暢気な事を考えた




▽きっと思考がまとまらないからだろう、こんな馬鹿げたことを思い浮かべるのは―――いよいよ以って自分も終わりか

▽光を亡くしつつある目を閉じて、顔にべちべち当たる水を疎ましく感じても傍らに落ちた帽子一つももう取れやしないのだ

▽帽子を顔に被せてせめて雨除けにすることさえ叶うまい




 パシャ…パシャ…



   絵里「…」


  幻影の伯爵(おめでとう、貴女の勝ちよ…)


▽近づいて無言のまま、見下ろす自分の顔を見上げて称賛の声を思い浮かべた、口を開くのもしんどい
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 21:42:06.72 ID:qJLpgbHn0



  幻影の伯爵(なぁに黙ってるのかしらねぇ、折角勝てたっていうのに)










  幻影の伯爵(自分を乗り越えたのなら辛気臭い顔で私を見下ろさないで頂戴)









▽自分の顔は、哀の色が浮かんでいた


▽背景が涙流す濁り空だからかもしれない、水を吸って垂れた前髪の所為で絵里の表情が暗く見えるだけかもしれない






   絵里「…なんでかしらね、勝てたのに、気分がすぐれないわ」スッ



▽穂乃果から受け取った黒外套を羽織り、膝をつく様に屈む伯爵は"倒れた自分"に手を伸ばした


▽アイスブルーの瞳からハイライトが消えて、止め処なく腹部から溢れては流れる出血量も勢いを弱めていく…そんな全てを出し切って終わる身体へ




   絵里「もし、もしこの先で私が道半ばで没したならこんな顔なのかしら、今私が感じてる気持ちを周りの子も浮かべるのかしら」


   絵里「前回以上にジッとこうやって見るからこそ今の私がそう感じるだけ?」





   幻影の伯爵(…)





▽伯爵は、何も答えない、何も答えて貰えない




▽けれども





     絵里「…そう」


    幻影の伯爵(…)ニッ



▽答えては貰えないし答えもしない、けれども…倒れた絵里の顔は薄らと笑いを浮かべた、精いっぱい顔の筋肉を動かした最期の笑い

▽相手が伝えようとしたことは絵里に伝わったのか、また絵里は相手から伝えられたことをどのように解釈したのか


▽何を伝えようとして、伝わった事が何だと感じたのか、それは彼女のみぞ知る
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 21:42:50.81 ID:qJLpgbHn0
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https://www.youtube.com/watch?v=LchvGa6gY_8
『BGM:聖剣伝説3より…LVup曲』






  ▽  絵里 が 奥義<アーツ>【赤夜叉】を修得した!




   【赤夜叉】…消費魔力1500


 絵里がその戦闘で最後に受けたダメージ量を(【分霊箱 改】で減少した分は引かずに)

 そっくりそのまま敵にぶつけて更に吸収する


 1人は確定で当たる+巻き込み判定1〜2 (コンマ30)


 ※元から高い生命力+真姫の人体改造でダメージ減の防御性能がある
  そこに運が良ければ3体の敵に対してHP吸収攻撃なので
  魔力値が尽きないor即死でない限りほぼ無尽蔵に戦えるまさしく吸血鬼の<アーツ>


 注意点:その戦闘で敵から受けた直前のダメージ量なので1ターン目先制やノーダメで使っても無意味

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408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 21:51:25.17 ID:qJLpgbHn0

:, :, :, :,:j};;\:, :,\  .|:, ,.ィ´:, :,__:, :,  :|:, :, :, ̄``丶:, :, }         ̄Y:i{:::i{ :, /
:: :, :, :j{;;;;;;;;;\:, :,:\|'´:,f‐{ ( ̄弋_ソソ^ヽ : : |:, :, :, :, :, :\/            |:i{ i{/::::::/´
ヽ、:,  :, jニニニニニニ=-, | 8 行 にて幵リ乂ノ:, :,:| :, :, :, :, :, :,}            j::i{、 :{::::/:, :,
:;:;:;}:, :, ハ:, :,:|:, :,/:, {: |:,8⊆〜'⌒ 〜`ー\:,.::|──-ミ:, :, : :/          〈::i{ メ、::{ :, :,
__ノヘ:, :|、\: |:, / :, ヽ|:, ,.。sif二二二ニis。 :, :, |:, :, :, :  ̄`ヽ/            V{ |:::刈 :, :,
::{:;:;:;:;ヽノ-─…‐‐-、:, |/ /7 : . /〉:,山| 〈ヽ : : |:, :, :, :, :, :|ト、_          圦 /  i{ :, :,
::乂_,扞:, :, :, :, \|:, /:/ :,/ / (__):, V:, : |叮T__:, :, :,..::| `ヽ ̄\         Y{ :, :i{ :, :,
:::::::::::::| jI斗-─--ミ:, |:, /:/:, :,○__:, (_):, :,} }:::,|廻幵{ :, :, :,|:, :, )  /        i{:.   i{ :, :,
::::::: :: | i{:, :, :, :, :,ヽ|:, O__r、/ー :| :{_)Y:, _O:::,| ̄ 卅 :, :,  |:, :,Y /     _,,,... i{  :, i{ :, :,
:::::::::: | i{-=x:, :, :, :::::l^|:厂/ハiーイ } | :|  } ヽ 〉:,|:, :, :, :, :, : |:, :,:}´_,. -─  ̄    i{  ,.i{ /:,
:::::::::::| i{/77)::::, :, :, : | |:ハ :| :, { ノ_|: } ノ :, } :{ |:只 石:,  :, :, :| ̄`|            {/,.イ :, :
::::: :: | i{ー彡:, :,::: :,.:| |// /ー、 | | :,|:::{ :, | |:, |:凸 己:, :, :, : |  :|             \{ .i{ :, :,
:::: ::::| i{ :, :, :,  :, :| |: { :|ー‐' ノ:::| :,| :{ :, : | { |:, :, :, :, :, : |::::: |             j/:{ /
:::::::::| i{:,ハ ,ヘ :, :, :| | ノ :| :,/___| :,} \ :, |_ヽ:|丐丐丐x : : :, |  :, |                i|  乂
::::::::::7爪ハ(__(}:, :, : | |:,レ' :,  ̄:, :,  ̄~:,:, :, :,:|:,C:, ○ :, :, :| :, |            i{/ .jI。s
:::::::::j{ー='::ー':, :,:::::| |:, :, :, :,r‐、:,__:, :, :, : | 厂ヽ/^Y_:, :| : : : |             ゝィ´i{
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::::::j{ハー(__):, :, :,.::||:, :, ゝ──' :: `ー──=彡 | { { |∨:, :,:::| : :  |              i{ i{
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::i{::LソQL⊃: |_i::|:, :,OOOOニニニィニコ:, :, :, :, :|NトrrTTし' | :, |__しl:, | ::::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::::::::..  マ
:i{_:, __:,‐‐ァ:, о.: |:, :,:∩∩∩ /-l{‐ァ:, :, :, :,::|~ロ^⌒'〜'´:, |_)):, | :::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::::::..
i{_ノ ノ^7ー/:, :, 8,: |「「:,└┼┼∠フ__ノ-〈:, :, :, :, | :, :, :, :, : | 「山| | :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;




▽絵里が【赤夜叉】を修得した、その瞬間に頭に思い浮かんだのは自分の身体からの流血が…


▽先の戦闘で地に伏した幻影の伯爵と同じ様に身体中から流れ出た血が一斉に紅翼の蝙蝠に変わるヴィジョン

▽【竜巻】を起こすのとは大違いの飛んでも無い軍勢で、それこそ空を覆い尽くしてしまう真っ赤な夜



▽血色の翼を広げた分身が大量に空から降って来て多くの敵を飲み込む姿、敵に赤き夜を魅せて全てが終われば干からびた穴だらけの遺体が残る



▽そんなイメージが脳裏に過った





  絵里「…帰って来たのね」


―――
――



『7時50分』

×  [1](…もう何も起こらない)

・  [2](修得アーツ 1/2)

☆  [3](修得アーツ 済み)

・  [4](修得アーツ 1/3)

☆  [5](修得アーツ 済み)

・  [6](修得アーツ 1/2)

・  [7](修得アーツ 2/3)

・  [8](修得アーツ 1/2)

☆  [9](修得アーツ 済み)

・ 仲間と会話(10分消費)

・ この部屋を出る

▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…

直下
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:55:16.31 ID:m7jUpG2X0
絵里の【風魔手裏剣×3】とにこの【鶏のぬいぐるみ】を交換して下さい
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 22:57:05.57 ID:emjvPPDSO
この部屋を出る
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 23:11:02.75 ID:qJLpgbHn0
▽アイテム整理、次の様に変更となります

にこ
・【輸血パック】
・【風魔手裏剣×3】
・【浮力の羽のペンダント】
・【山彦の帽子】
・【デュラハンの劔】
・【輸血パック】
・【銀の指輪】
・【理想郷開拓者の地図】



絵里
・【チョコレート】
・【鶏のぬいぐるみ】
・【黄金の湾曲剣<ハルパー>】
・【ほむ饅】
・【飴玉(イチゴ味)ハロウィン仕様×4】
・【メディウス・リボン】
・【折り鶴】
・【デコイの呪術書】
・【魔力回復剤(MAX)】
・【火薬】





  スッ



にこ「手裏剣もあと3発分ね」

絵里「ええ、1発で仕留められなかったわ…ごめんなさいね」


にこ「まっ!そういうこともあるわよ、気にすることじゃないわね
      手裏剣なんてなくてもにこ一人で埋め合わせできるくらい活躍してやるんだから」フフンッ



『7時50分』

×  [1](…もう何も起こらない)

・  [2](修得アーツ 1/2)

☆  [3](修得アーツ 済み)

・  [4](修得アーツ 1/3)

☆  [5](修得アーツ 済み)

・  [6](修得アーツ 1/2)

・  [7](修得アーツ 2/3)

・  [8](修得アーツ 1/2)

☆  [9](修得アーツ 済み)

・ 仲間と会話(10分消費)

・ この部屋を出る

▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…

直下
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:22:37.59 ID:NwHSPshEo
7
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 23:41:55.13 ID:qJLpgbHn0
▽[7]を選択







   にこ「さぁ〜て、と…それじゃ一丁行きますかね」ググッ



▽受け取った手裏剣を収納して、グッと背伸び


▽矢澤にこは炎を思わせるスカーフをもう一度しっかりと巻いて穂乃果の方へ顔を向ける

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.             八:::::::::::.〈{Vソ      |::::: //厶、::::::::::::: |i|i
            {\::::::::. , , '   ノ   |/|/ Y⌒):::::::::::::::|ノ
                 '. :::::::、  `     {-‐‐-</ハ::::: /|
                 '. :::::个ト .   /-‐=≠=‐ _|:::::::::: |
                 '. :::::|:::::: : i|〕T^. : ............:.:.:...`_:::::: 八
                '. : |:::::: : i| |..:.:.:..................、:.:.`_::/
                 '. :|:::::: : i| _`.:.:.:.....................\:.\_
                 ' |ハ:::::::リ_`.:.:.|.:.:.............:.:.:.:...........`_
                 丿 }/_`....:.:|:.:.|...:.:......:.:.:.:.:.:........ `_

 にこ「こっちはいつでも準備OKよ」


       |///////////|__  /^ヽ       __
       {///////////| : :`/   ゝ: : : : :´: : : : : ヽ─ : .
          ∨/////////{─<_ヽ/: : : / : : : : : : : : : :ヽ: : : :` : .
        {/////////ハ  /: : : : /: : / : /: : : : : : :}: : : : : : : \            
          ∨////////ハ/: : : :/: :{: :/|: :/:: : : : : /}:l ̄`ミ: : : : : ヽ           
         ∨////////ハ: : :/: :/::/ !: ハ: : : : : :{ l:|   ミ : : : : : ',          
           {//////////ハ:/: :/ {:|⌒{ |`{:!: : : :|:| |:|    }: /: : : ト          
        /l////////////} : :i  xf示:{ミx{: : : :.!{ j/ '⌒   |/: : : :ハ:}          
       /:,イ:|////////////}: : | / ん_.ハ  \: :.| ィf示ミx. |: : :! i: |\_,        
       //{: :|////////////|: : {ゝ弋_vソ   ヽ!  ん_ハヾ |: : { ゝ|           
        ‖ .!: :|////////////}: {\ :::::      ,   弋vソ.ノ {: :.ヽ: :{           
        {  .|: {:V//////////ハ::ゝ            :::::  ハ:.: : : : ゝ
        \: {/////////////\   ヽ .     _,    /リ}\: {\ヽ          
          ヽ∨/////////////}        ̄     /_ソ : :|\ゝ} }          
           \////////////.| \           イ: : ヽ: : :\  jノ          
             V/////////}/ハ::} ヽ.    r< : : |: : : : }: : : トヽ           
             {/////////|///\ー‐--、 {: : : : : {ヽ : : ゝ: : {             
             V////////j////|/\__ハ .ト}__: :ハ }: : : :|\ヽ            
              }///////‖/// |/}:::::::::::ヽr‐{::::::::}: :ヽ: :.:}::}  j/            
              |/////////////L廴::::/\::!\/\} }:/j/               
              |///////////////:::::::::::::::}::::::\/\}ヽ               
              |///////////////\:::::::::::::ハ:::::::://} ∧}               
              ∨////////////////\/\{\////∧                
                V//////////////////// ̄\////\∧               
               V///////////////////////\/////∧              
                 ∨//////////////////////0/}/////ハ     


 穂乃果「こっちも完了したよーっ!」



 海未「お二人共…御武運を」

  希「にこっちー!えりちに続いて勝って来るんやで〜!」



  にこ「もっちろん!期待して待ってなさいよねっ!」


―――
――

414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:46:42.92 ID:qRKmPkemO
楽しみ
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/30(土) 23:48:20.68 ID:emjvPPDSO
手裏剣3つあるし勝てるか
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2019/11/30(土) 23:58:57.41 ID:qJLpgbHn0


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[ドンキーコング2より:溶岩ステージ曲]
https://www.youtube.com/watch?v=m0gsV5X6l1I





  にこ「…絵里の所は肌寒さとかを感じるそうだけど此処は暑さを感じないのよね」テクテク

  穂乃果「そうみたい、理由は分かんないけど…でも私としては助かるかなぁ、やっぱり暑いのはねぇ」テクテク














    「ま〜ったく、相変わらず暢気ね、これから戦う相手が待ち構えてるってもう何度も経験して分かってるでしょーに」






   穂乃果「あはは、そうだね!でも…不意打ちとかそういうのしない子だって何だかわかっちゃうから心配ないかなって」





    「…はぁ〜、それってにこの事褒めてるのかしら?」




▽赤々とした海の向こうに浮かぶ島、そこに彼女は前回と同じくいた





▽堂々と、小細工抜きで、待ち構えていた彼女と、再び相見えた







      幻影の火蜥蜴「言っとくけど、手加減はしないからね?」

417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 00:02:42.83 ID:rUpG0eBnO
もらえる奥義はどんなのかなわくわく
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2019/12/01(日) 00:19:06.26 ID:yn0Ccadt0

▽石橋の先、寒さも熱さも感じない幻の溶岩―――その上に浮かんだ島は試合の舞台だ


▽正々堂々と、穂乃果と分断が狙える森の中にある画廊だらけの洋館や、難破船、雨が降る廃墟…etc、そのどれとも違う

▽真に一本道、路に迷うことも無ければ見通りも利いて背後からの不意打ちも何もあったもんじゃない上に堂々と奥で待ち構える



▽花陽や凛の時と同じ、シンプルに戦いを挑んでくるタイプだ…ッ!!



  幻影の火蜥蜴「前回は小手調べと同時に最初は奥義を使わなかった…けどね?」



  幻影の火蜥蜴「今回は初っ端から飛ばすわ…覚悟なさいっ!!」ボワッ!!





                       /  ヽ
                    /_  }
                     ....::''"::::::::::ヽへ
               /:::::::::::'"⌒ヾ}/ ̄ ̄7ー-
                /:::::/:::::::::://j   __ノ::::::::ヽ::l:::...  /ヽ
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     //    ./:::::/\:::!从:::{八      / ,,x宍ミx-ノ::::::::::/j:/::::::::::::l::::|
     〔(:::{   ./:::::/ /lヽ  ヘ|           ((;;沙゙_)〕::///|:::::::::::::::::::|
     \乂 彡 -‐<   j:::::Y       __   "   _,,x彡 -―< |::::{::::::::::::|
         /      \ノ::}:::} /^\  ’ _  ィノ/       ヽ :::::人::::::::人
       /        / メ}ノ  __ノ  ̄   ヽ 彡/         ∨:}い\::::::::\
                  } / ...::    }::   }-√            V  |::} \::::ヽ\
       |                   {:::  ノ √   、  \        j:ノ   ヽ:::} )〉
     /j         |            X⌒) √   ::       :、ノ    )ノ
      〈 \       .:|::.          イ } { √    :|          :、   /
      }|::...ト r-''"⌒丁 丁 T〜个 } { __√    ::|          :、
     / |:::::|:: | √ j  j  {  .√ { ノT√    ::!        :、
     `〜ミ_ノ  {  {  j_丿 斗  个 l√    :|          :、
     | | |  Τ √丁゙ 丁 {   |   } .√     ::.         :、
     |ノ::::|  l |  j  j  }  j  /::::√       ::.           :、
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     |:レ  | ./j::/{ヽ::、::::ノ:イ::::::j::::::{/:/ √           :::::、        :、
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      ./ /  /..:√::丁"''〜-、--<ノj ノ^}          :::::::::|       :、
   j i  l  {..:::::{::::√:::/  /〜ノ-''" ̄ フ^く___        .:::::::::j  、     :、
   | |  }..::::}ノ }::√ し/⌒ヽ辷''"~ ̄ ヽ 斗-ミ}::...   ...:::::::::::ノ   l       :、
   | |  j:/  {/|‐辷/_ /   __〕/       `''<::::::::::::/     l     人
   | l / |   /いー/   /`〜、/            `''<       }        \
  ./ヽ  j /{ 〉}V⌒ヽ/―-、/                  `''< ノ        \
  f 〔 ..:::}彡〉  }//V ⌒V__  /                        `''<          \
 八::}::/ /  ./ノ〉:}ー-、{__ ̄V                         `''<        \
 〈 `〜t__{_x< 〉{/ミ.  Y`〜{                               `ヽ、  \\ミ〉
 /|\|::::....}:::/{ /ヽ ヽノ⌒し}..._                       _      \〜、__フ"
 {__|  |ヽ::ノ/ 〈r ┼ 个\ ノ     ̄   ー--  __.......::::-‐   ̄           、
    ̄`txァtァ''"⌒)〈  廴_/                >''"                }

419 :今回敵にこは本気なので普通に奥義使用してきます [saga!red_res]:2019/12/01(日) 00:36:15.11 ID:yn0Ccadt0


 
 幻影の火蜥蜴
(生命力 19850/19850)
(魔力 12000/12000)
(攻撃力 1000)


『<アーツ>』

【 リング オブ フレイム 】…消費魔力100 敵全体攻撃 600ダメージ

【<燃え盛る鷹の急降下 ダイビング・イーグル・フレイム>】…消費魔力180 【ダメージ1600】

【活力の炎】…消費魔力400 自分のターンが来る毎に生命力が150ずつ回復する『リジェネ』

【紅瞳の視線】…消費魔力 200 ダメージ700+【火傷】付加

×【 赤き竜の吐息 】…消費魔力800 ダメージ 9999  ※竜の血発動状態でのみ使用可能

『物理<アーツ>』
【紅の衝撃】<物理アーツ> 消費魔力値0
 敵全体攻撃+火傷の効果…最大生命力から現在の生命力を引いた分だけのダメージを与える



【生命発火繭<オーヴァーロード>】…消費魔力600  使用後 最大生命力が 1 になる
 ※最大生命力の数値-1×100ダメージ この技事体は珍しく【無属性】の『アーツ』




上級魔物:特殊能力 『竜の血』 残り生命力が1/4となった時発動
通常攻撃に残り魔力分の数値が加算される 例 残り魔力が【800/1200】なら 通常攻撃【370】に+800となる、など





【火葬】…消費魔力値 0 "全ての行動"(※攻撃、アーツ、にこが関わるバフ・デバフ)が2ターンだけ威力200倍化される
             即時行動効果、超化してそのターンで行動

            注意点: ただし2ターンの間、生命力が1になるので死にやすい、最大生命力、ではなく現生命力
                 並み大抵の敵なら無問題だが並みじゃない相手からカウンターを喰らったら死にかねない
                 一度使うと、【竜の血】が発動するまで再び使えなくなる

―――
――


『矢澤にこ』
(朝・昼)攻撃力 S 【690】
(朝・昼)防御力 S 【5470/5470】
(朝・昼)魔力 A 【2400/2400】
『<アーツ>』
【 リング オブ フレイム 】…消費魔力100 敵全体攻撃 600ダメージ

【<燃え盛る鷹の急降下 ダイビング・イーグル・フレイム>】…消費魔力180 【ダメージ1600】

【活力の炎】…消費魔力400 自分のターンが来る毎に生命力が150ずつ回復する『リジェネ』

【紅瞳の視線】…消費魔力 200 ダメージ700+【火傷】付加


【 赤き竜の吐息 】…消費魔力800 ダメージ 9999  ※竜の血発動状態でのみ使用可能

【生命発火繭<オーヴァーロード>】…消費魔力600  使用後 最大生命力が 1 になる
 ※最大生命力の数値-1×100ダメージ この技事体は珍しく【無属性】の『アーツ』

『物理<アーツ>』
【紅の衝撃】<物理アーツ> 消費魔力値0
 敵全体攻撃+火傷の効果…最大生命力から現在の生命力を引いた分だけのダメージを与える

『戦闘時使用可能アイテム』
【輸血パック】
【輸血パック 】
【山彦の帽子】
【デュラハンの劔】
【浮力の羽のペンダント】
【風魔手裏剣×3】

上級魔物:特殊能力 『竜の血』 残り生命力が1/4となった時発動
通常攻撃に残り魔力分の数値が加算される 例 残り魔力が【800/1200】なら 通常攻撃【370】に+800となる、など
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2019/12/01(日) 00:37:38.17 ID:yn0Ccadt0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


            先攻後攻判定ッ!


     偶数 ぷれいやぁターン

     奇数 敵が先手を打ってくる


          直下

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 00:41:26.22 ID:WNltl7duO
それ
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 00:41:30.79 ID:uGe+TneQ0
はい
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 00:42:04.19 ID:WNltl7duO
よっしゃ
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 00:45:40.91 ID:uGe+TneQ0
良いコンマ 【生命発火繭<オーヴァーロード>】は15-665使用後、その戦闘中 最大生命力が 1 になる
のであとは引かない 初手で使うのもありかも 避けられてしまうだろうか 安価下
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2019/12/01(日) 00:55:46.86 ID:yn0Ccadt0
▽結果『22』ぷれいやぁ先攻!



 幻影の火蜥蜴「でぇぃいいいいいいやああああああああああ―――ッッ!!」ブンッ




                    ,イィ      _,.イ
               /  し―'ーヘ ^)ノ )、
                l、_ィ'´ ̄7/    jノ
                    //                 _,.イ
             トィヘ_,ィ_,//  ト、j7__,ィ  ,イ ,ィイ    `i :|
             ノ   .__/    >ィr―'  し' (ノrイ  ノ |
              '⌒' ̄      <_ノ:|」     _,.ノ /  ^)/
        |しイ                    /´ ̄   _,
        J(´                        ⌒)ノ




▽焔を煌めかせながら炎輪が飛んでくる、それに対してにこは両手のチャクラムに同じ様に炎を宿して立ち向かい


   にこ「―――んなものぉぉ!!」ブンッ




                         |!              |!
                         |!              |!
                         |!              |!
                         |!              |!
   ,,,,,,  ,,..、 .,i、           {|              {|
  :| │ ! l,゙.l'"           |l|w/\          |l|w/\
 :l''''′゙‐'''" ゙''゙'j         \{w└´ /       \{w└´ /
 :!ーッ .r‐┐┌┘         \´  彡x       \´  彡x
   :| │ .l゙ !            >  ∠─         >  ∠─
   ‘'''"./ . l           il}   }|          il}   }|
    / /           \{  └´ /       \{  └´ /
    ヽ‐゛            \´  彡x       \´  彡x
                       >  ∠─         >  ∠─             .,i \
                      il}   }|          il}   }|               .\ ./  ,r、
                      \{  └´ /       \{  └´ /              .`゛ ,i" ./.
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                      \{  └´ /       \{  └´ /             ヽ‐´
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                       >  ∠─         >  ∠─
                      il}   }|          il}   }|
                      \{  └´ /       \{  └´ /
                      \´  彡x       \´  彡x
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                      il}   }|          il}   }|
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                         |!              |!
                         |!              |!
                         |!              |!




▽勢いよく振り上げた両腕を振り下ろした、チャクラムの刃二つと火属性魔物娘の腕力が合わさり

▽まるで戦斧二刀流の戦士が飛来してくるブツをぶった切ったかのように、それは叩き潰される


    にこ「穂乃果!援護を」ダッ!!
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2019/12/01(日) 01:02:12.20 ID:yn0Ccadt0

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    Υ :.:.: |:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.|:.|  |:.:.:.|\ :.:|  /'    ノオ ′)N个x  }リ/:.:.:.:.:.:.:.:./ |:.| __/:.:.:.:.:.:〃
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     ヽ Υ :.:.:.:.:.:.:.:|\:.:.\:.:.\′:.:.:\       \ : : : : : : : ノ        /       | /
         i| :.:.:.:.:.:.:.:.:|   ト:.:.:\/ |:.:.| 个 .         ー一     /   /        l|
         l| :.:.:.:.:.:.l:.:.|   |:.:.:.:.∨  |:.:.|  j/|  〕iト           イ ⌒>イ        /{



 穂乃果「わかった!にこちゃんはそのまま牽制を続けて!何か嫌な予感がするの…!相手に攻撃させる暇を与えないで!」


▽前とは空気が違う、敵は完全にこちらを潰す気でいるのだ…おそらく向こう側の切り札とやらを切って

▽であれば長期戦に持ち込むのは避けたい、手札を切らせる前に短期決着が望ましい…っ!



穂乃果 ← 現在のターン
にこ

幻影の火蜥蜴



『希望値』5000/5000
『知識値』>21900



『持ち物』 ※使えそうなモノ
・【聖なる案山子<ファンブルキラー>】 『綺羅ツバサの宝』
・【運命ダイス】【運命ダイス】
・【勝利者の咆哮<ザ・ウィナー・バウリング>】
・【転移の魔石×3】

『アルカナアーツ』
♢・♡・♤ ・♧

『あびりてぃい!!!!』

・『交渉(?)』
・『ルーツ当て』
・『何もしない』
×『戦術』
・『魔物に自身を吸わせる(吸生or吸精)』
・『逃げる』


直下
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 01:10:30.68 ID:uGe+TneQ0
♢【眷属召喚・模造人形<イミテーション>】をにこに
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 01:17:40.77 ID:uGe+TneQ0
これで万が一避けられてもなんとかなるかな 模造人形はこれでMAXのはず 系統UPの可能性に期待 安価下
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2019/12/01(日) 01:30:48.05 ID:yn0Ccadt0
▽『アルカナアーツ』 >♢【模造人形<イミテーション>】>にこへ使用

『知識値』>21900 -900=21000

【眷属召喚・模造人形<イミテーション>】(4/5) →(MAX!!)
知識値 900 味方一人のダメージ一度だけを完全防御




  金貨『』キラッ



  穂乃果「にこちゃんを助けてあげて!」バシュッ!!



▽袋から飛び出した黄金は解けてみるみる内にその姿を変えていく…っ!




 金貨『』グニャグニャ…!!!





  PON☆





               ___.,,____-_>、/⌒\
.          /⌒in:::::::::::::::::::::::::::``丶>、__:::`、
        //i〈/:::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::〈i:i:〉::::\
         /::〉i/:::::::::::|:::::::::: |、::::、::::`、:::V\::::::::`、
.       /::::::7::::::|::|/| ::::::::|\::\:::: :::::|i_-,|::::::::|::.
      /::::::::′::::|::|八 ::::::: |. /\:}::i__::|-,《|::::::::| :|
      .′::::: :::::::::|::トミメ、:: |   _]i::i┐|,《/|::::::::|八
      {::::::::::|::::::::::rf斧_\| reニ]hノ:ノi/|ノ}/
     '.:{\|:::::::::」[迯-ク   ヘ (\」〔i(]^|三|.′
..     \:八::::::込、〃  く _,ノr个x,,_ア 乂_,ノ
.        \.\:::::([匚「 ̄]e:i:厂
             匸{_,_,ア    ̄ ̄


    金貨だったもの『ニコーッ!』ピョインッ!




※金貨技が1つ熟練度MAXになった!!直下レスが奇数で系統がup!!


―――
――



  幻影の火蜥蜴「ふんっっ!!!ぐぁらァ!!」ブンッ!ガキィン!!

  にこ「っと!アイドルの顔に横傷がつくとこだったじゃない、の!!!」ゴォォン!!


  バキィィィンッ!ボォォォォ!!   バチバチ、メラメラ――――!!


『矢澤にこ』 【☆イミテーション×1】
(朝・昼)攻撃力 S 【690】
(朝・昼)防御力 S 【5470/5470】
(朝・昼)魔力 A 【2400/2400】

 『通常攻撃』

 『<アーツ>』
>>419から選択


 『アイテム』
上記同様419から

↓2
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 01:42:09.73 ID:Y60OG8mb0
任せろ
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 01:42:40.73 ID:Y60OG8mb0
ドヤァ
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 01:48:40.94 ID:uGe+TneQ0
【生命発火繭<オーヴァーロード>】を幻影の火蜥蜴に
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 01:56:23.34 ID:WNltl7duO
系統上昇ありがてぇ上に勝ったな、風呂食ってくる
安価下
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 02:04:20.65 ID:uGe+TneQ0
凄い それにしてもにこの奥義はピーキーよね 今ある回復防御系統を拡充のために「防御」をあげるのも
全部の系統が上がるラッキーを想定して低い「攻撃」をあげるのもどっちもいいなあ 安価下
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/01(日) 02:04:43.09 ID:yn0Ccadt0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
▽結果『73』奇数…系統up確定


         今回はここまで!

   次回は明日 12月1日 日曜日の夜21時00分頃の予定


▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 02:13:20.47 ID:HmpR1xkJo
いちおつ
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 02:16:57.31 ID:WNltl7duO
おつ
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 03:02:51.06 ID:uGe+TneQ0
>>1乙 前に言ってた模造人形の使い勝手が変わったりするかな ことりは16-448【夢想曲】
向日葵の覚醒がれんあい世界のヤンデレに影響するか否かの真姫 前と同じ過剰なる治癒なら…の花陽
れんあい世界の話と16-239穂乃果とほの影の共鳴の可能性がおいしい希
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/01(日) 21:00:32.33 ID:yn0Ccadt0
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
[再現コラム]知識値+300


 私たちの一切の不幸は、私達が独りでおれないところから生ずる。


 <ジャン・ド・ラ・ブリュイエール  フランス作家 1645〜1696>

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
『希望値』5000/5000

『知識値』21000+300=21300

『思い出・帰郷心』
100/100

『人間性』
100/100
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/01(日) 21:32:25.41 ID:yn0Ccadt0

▽歯を食いしばって左手のチャクラムを投げる、手元を離れ敵目掛けて解き放たれた鋼鉄は紙一重に躱されるが
 それは当然ながら織り込み済みの投擲だ、そのまま目に悪い照りつく海上を大きく迂回するように回って再び自分の元へ帰って来る


▽ブーメランは投げたらそれでハイお終いじゃあない、時間差でもう一度敵に牙を剥くのだ



▽動きを抑制する時間差攻撃も仕掛けた所でにこ自身も前進、バックステップで退きつつも打ち合う相手を押し出していく




  ―――ガキィンッ

               カァン!!  ―――ギギギ!!



▽ぶつかり合う鉄の音、迸る火花、そして




   幻影の火蜥蜴「でぇぇぇいい!!」ブンッ!ヒュバッ!


       にこ「ハッ!!」



               帰って来たにこのチャクラム『』ギュルルルルルル!!




    幻影の火蜥蜴「そんなチャチな時間差で甘いわぁ!!」ガッ!

         にこ(!! こいつ…後ろを振り向きもせずに蹴り飛ばしたですって…)





▽後ろ踵蹴りでチャクラムを蹴り上げ、そのままの軌道なら幻影の背面に綺麗に突き刺さるコースから
 頭部を飛び越えて地面にカランと音を立てて墜ちるように変える




      幻影の火蜥蜴「呆けた顔してる場合…ッ!!」


          にこ「ハッ!?」

      幻影の火蜥蜴「こんがり焼いてあげるわ…!【赤の衝撃】」ドッッッッッッ!!




▽離れた位置に居る穂乃果でさえチリチリと焼けそうな感触を覚える熱が放たれる、衝撃音…軽自動車同士が正面衝突でもしたような鈍い音


▽前に突き出した両手から波状の炎が広がってにこを包み込んだのが確かに見えた、熱と衝撃を浴びたにこの身体は…!!




       幻影の火蜥蜴「…っ!」


           にこの身体『 』ドロリ…ボトッ



▽100℃を優に超えたオーブンの中に入れられたチョコレートの様にどろり、と融けて手も足も、首から上もぼとりと落ちた


       幻影の火蜥蜴「…イミテーション…ッッ!!」


           にこ「そーいうことよ、いつすり替わったか気づかなかったでしょ」ニヤリ

441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2019/12/01(日) 21:41:53.63 ID:yn0Ccadt0


       にこ「ふんッ!」ガシッ!

       幻影の火蜥蜴「うげぇっ…は、放しなさい!!!」ジタバタ!



       にこ「放せって言われて羽交い絞めにしてる奴離すアホがどこにいんのよ」グググッ!


       にこ「アンタさえ落とせばにこが瀕死でも勝ちは勝ち、勝負ってのはそういうもんでしょーが」





▽イミテーションの影に隠れて【赤の衝撃】をやり過ごし、即座に重りとなる武器を捨てて身体に引っ付いてきた時薄々何をしでかす気か想像はついた


▽だからこそ幻影は焦り、引き剥がそうと抵抗するのだが…









          にこ「アンタから教わった自爆術よ…っ!喰らうがいいわ【生命発火繭<オーヴァーロード>】ッッ!!」












      / _,,./   、,,,、   _/    .; !     .|   !       _.、,i.
      l,i'゛      : ゙l一'[゛   ./ ;;.l,ノj   ,./   .i″    ., -'"〈フ゛
     .l′     , /  .,.l!;  /   ...;゙ゝ、,,./   /     / ,,,./
           / ″ ,,ミ‖ /   ./   ./    ./      レ'´
           | ...-'";;;;゙ビ;  ./  ,r..ヾ   .i'"      ′
           |i/ .,、  .ノ│,./  /    _ノ''.l,
           ゛ _!、`゙" ヽ;〔;../   ._.r'"  ., !;  .__
             ゙゙‐'-ー'.‖   ./ `  ./  .[ ̄'' |、゙''-..、
       .'マ---゙ ̄^゙ヘァ  .7  ./    / . ;;|;.,i,,_    . `'、
      _,,,..-′ ._..-‐'゛ .,i‐"   {.  ./  /   ...'!r" `゙'‐、.'i.li .!
       `''ー r'"    /   .,、'゙コ'-./   /    .. .;;|;..」  ゛│./′
                 ゛l゙ ,r, /     : ly'゙.  ./  .;;゙.l;::., / /
                  ll゙ .゙エ     ,〃、;;.../     ....../.シ'゛ l
                   、.i'、      : l、  .,i>'''゙!゙゙l  _.../
                 ゙!.l| \    /.,,ノ-イ″  iシ'″゙リ'v
                  `ヽ `''―-|〃 ._i′   ., "  ;:;レ′
               ,. ,,  . _  `';;ii /  ...l|l!;;  ./    l;; \ .'、  . 、
             ..‐'←'゙´フ!”  ., ''/゛ ,, ''|ミ.;;/;;;./   ,- .;;i!、  `''\ `''x、.
            ,i'゛   ./    ./   ./゛  /'゙l=┘   /  ;;;l/'~''-、  l   .!`i
        │.,,-''''''゛    /  /    .ltl|'ト  . /   ...,,l;;ゝ  l  !   /./
         `'k          ! 、 .l    .,i.ll″,./   /  lx〃   |゙ ,r"  〃
                    ! ゙'゙"'=..,,_ ii《..ノ゛ /   ;.l /    へ′
                  `'' ..,_   ., rリ;; /   . _,,;]r!ク_..‐
             、          `''-..,_乂,, -ー ̄ ̄´  .;;l; '_,,_
            l゙ゝ、      ,/"./    ___..--'''゙゙゙}.._.  `゙''-,
               `''-,.|    ,/ └┘_,, i、/゛  _. ...,iイ  . `';;  /    i、
                 ll゛  ,./   ,,.;;''亡〃゛  ,/゛ .;,l,゙|″  .,..!" /     /│
                i″ .,/ ‘゛ l`/;  /   ., -./   ,,‐'" ,/゛  ., ャ" .,/
        _,,xiliッ'     .l /    ' lゞ./   / .;;i゙'i: / / ´   . / ..,.. '"
  ._,,,,.. -‐''" ._/      `'.l、   ;:; !;;  ,./  .,.;;;|'"〃゛     .,/-''''″
‐´  ,.. -ー'''" ,ノ       .   ...'l゙,゙「―'/ / ;:;;l...:ヽ、 .i、  ゛
. _/´   ._,, ‐7       ,il!,, -'''"´ , / /  .,.;ト、 .`'-、.lヽ
"   ,i!''゙_..-'"       : ,l〃.,..-'".! Z丶./  . /  .;.l广'''''''―-..,゙-、    ti、
   : テ'"    ., ! ..y;;二'";;;゙レク   ;;|;;..'゛  ,/   / .l.,.   .、 `''.二-  .'タ' 、
.、 .,,/     .!、.lィ'"    ;;;`-`-ーへ  ./  ./   ;ヽ.;..  ,|,!   `- \  ;:..l'‐
(,,xコリ    i-./                            ;;゙''''-..;,゙ih、 、    ri,,,|、
  ;;;l゛  .ィ'l,゙〃                               ゝ ミ|ィ二)- ..,,二.
  .;;|iil! .,l!'"    ,i-、  _,                             、     .,,、
.,r‐'" ..l,゙..-〜'゙゙‐'  `゙ ̄ !ー -ー!へr'‐'^'''゙.l'".!へr'ー‘'ー -ー'- /ー―-〜'゙゙‐' -ー''゙  '-


442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2019/12/01(日) 21:49:55.21 ID:yn0Ccadt0

―――
――


『矢澤にこ』 【☆イミテーション×1】
(朝・昼)攻撃力 S 【690】
(朝・昼)防御力 S 【1/1】
(朝・昼)魔力 A 【1800/2400】




 幻影の火蜥蜴
(生命力 0/19850)
(魔力 12000/12000)
(攻撃力 1000)





―――――――戦闘終了ッッ!


※戦闘が終わった為にこの最大生命力が元に戻ります  (朝・昼)防御力 E 【1/1】 → (朝・昼)防御力 S 【5470/5470】




 金貨系統up!!

・『攻撃型』+1
・『防御型』+3
・『特殊型』+7 (MAX)


▽【特殊型】を除いて攻撃か防御、どちらか一つ上昇を選べます、上がり方次第で新技の習得もありえます

現在修得済みの<アーツ>に関しては>>10



▽何を上げますか?

直下
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/12/01(日) 21:57:41.27 ID:uGe+TneQ0
攻撃を
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga!red_res]:2019/12/01(日) 22:29:25.26 ID:yn0Ccadt0
▽攻撃型を選択!



・『攻撃型』+1 →+2
・『防御型』+3
・『特殊型』+7 (MAX)



【銅の楊枝飛ばし<ブロンズ・ピック>】が【銀の杭飛ばし<シルバー・ピック>】に変化した!!


※【銅の楊枝飛ばし<ブロンズ・ピック>】攻撃型(0/5)
  知識値 150 敵一体に銅で出来た針をダーツのように打ち出す 命中率50% 80ダメージ

         ↓


【銀の杭飛ばし<シルバー・ピック>】攻撃型(0/5)
 知識値 150 敵一体に銀で出来た杭を打ち込む 命中率50% 500ダメージ

 吸血鬼・一部の獣人系の【種族<ルーツ>】持ち魔物娘に対して3倍ダメージで1500ダメージになる







【小さな金属花火】特殊攻撃系(0/5)
 知識値 100 火属性の攻撃ダメージ100(コンマが90〜99で【火傷】付加)



 ↓

【金属花火】に変化した!
 知識値 100 火属性の攻撃ダメージ700(コンマが70〜99で【火傷】付加)




【電流水剣】を修得した!
 知識値 400 水属性の攻撃ダメージ500 コンマが70以上で確定スタン


【魔導ミサイル】を修得した!
 知識値100〜1000 敵一人に対して100〜1000ダメージまで、知識値をつぎ込んだ分だけダメージを与える


―――
――






  穂乃果「んんっ?」ピクッ


  穂乃果(今なんか閃いた気がする…!!)




▽頭の中に新しい金貨の使い方が浮かんでくる、金貨を積み上げて作ったタワーがミサイルになって飛んだり

▽コインの材質をH2O、水に変えて【剣:♤】のように何も無から水で出来た刀身を作って…さらにそこから電気も流しちゃったりして…






    にこ「勝負…あった、みたいね」ヨロッ


  穂乃果「に、にこちゃんっ!!」



▽なんて中二病チックな必殺技考えてる間に力を使い果たしたにこと倒れた火蜥蜴の姿が見えてきた…
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/01(日) 22:43:27.32 ID:yn0Ccadt0



▽生命を、命の火種を爆発させるように巻き上げた火炎旋風は幼虫が蝶へと羽化する前の蛹…繭のように見えなくも無い


▽迸る生命の熱は幻影を瞬く間に倒していて、それを使ったにこもまた疲弊しきっていてもう立ってるのもやっとだったのだろう
 尻餅でもついた風にどさりと座り込んで倒れた幻影の手を伸ばす






   にこ「勝ってやったわよ…アンタに、ね」


   幻影の火蜥蜴「…上出来じゃないの、私」






▽薄らと目を開けて幻影もまた手を伸ばした、にこの手に向けて








                                          _ -―
、_                                   _ -‐
  _ >一ー―――- 、__       , ---―- 、     _ .. -‐
 ̄                }  _ -‐ッ'       `ー--、}
               「 ̄  「   ,.-、        ',
               |     }   /  \       、
                 i     jノ ノ    `丶、    ヽ
              |    `゙´        ヽ     }
              /               ヽ   |
: . . .            /ヽ, -‐-、,r"ヽ         丶 .ィ´:、    . : : : :
: : : : : : : : : : / 〈 ⌒/ ゝ /⌒ヽ    ヽ  ∨ 、: 、. : : : :_ .. -‐  ̄
 ̄ ―-  __: : : : /   `´{  /   ∠、 \  \__ノ  \}_ .. -‐ "
         ̄ ―┘    `¨´、 /- /丶、 >‐'
                    `゙'、__/`−-' ̄





           ガシッ――――














     -  ……にこからアンタに渡せるモン、確かに全部くれてやったわよ、あの子を守ってやんなさいよね -





         ……… ―――シュウウウゥゥゥゥ




                   にこ「…」

                   にこ「言われるまでもないわよ…」



▽消えた幻影に向かって、そう呟いた
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2019/12/01(日) 22:48:13.28 ID:yn0Ccadt0

:, :, :, :,:j};;\:, :,\  .|:, ,.ィ´:, :,__:, :,  :|:, :, :, ̄``丶:, :, }         ̄Y:i{:::i{ :, /
:: :, :, :j{;;;;;;;;;\:, :,:\|'´:,f‐{ ( ̄弋_ソソ^ヽ : : |:, :, :, :, :, :\/            |:i{ i{/::::::/´
ヽ、:,  :, jニニニニニニ=-, | 8 行 にて幵リ乂ノ:, :,:| :, :, :, :, :, :,}            j::i{、 :{::::/:, :,
:;:;:;}:, :, ハ:, :,:|:, :,/:, {: |:,8⊆〜'⌒ 〜`ー\:,.::|──-ミ:, :, : :/          〈::i{ メ、::{ :, :,
__ノヘ:, :|、\: |:, / :, ヽ|:, ,.。sif二二二ニis。 :, :, |:, :, :, :  ̄`ヽ/            V{ |:::刈 :, :,
::{:;:;:;:;ヽノ-─…‐‐-、:, |/ /7 : . /〉:,山| 〈ヽ : : |:, :, :, :, :, :|ト、_          圦 /  i{ :, :,
::乂_,扞:, :, :, :, \|:, /:/ :,/ / (__):, V:, : |叮T__:, :, :,..::| `ヽ ̄\         Y{ :, :i{ :, :,
:::::::::::::| jI斗-─--ミ:, |:, /:/:, :,○__:, (_):, :,} }:::,|廻幵{ :, :, :,|:, :, )  /        i{:.   i{ :, :,
::::::: :: | i{:, :, :, :, :,ヽ|:, O__r、/ー :| :{_)Y:, _O:::,| ̄ 卅 :, :,  |:, :,Y /     _,,,... i{  :, i{ :, :,
:::::::::: | i{-=x:, :, :, :::::l^|:厂/ハiーイ } | :|  } ヽ 〉:,|:, :, :, :, :, : |:, :,:}´_,. -─  ̄    i{  ,.i{ /:,
:::::::::::| i{/77)::::, :, :, : | |:ハ :| :, { ノ_|: } ノ :, } :{ |:只 石:,  :, :, :| ̄`|            {/,.イ :, :
::::: :: | i{ー彡:, :,::: :,.:| |// /ー、 | | :,|:::{ :, | |:, |:凸 己:, :, :, : |  :|             \{ .i{ :, :,
:::: ::::| i{ :, :, :,  :, :| |: { :|ー‐' ノ:::| :,| :{ :, : | { |:, :, :, :, :, : |::::: |             j/:{ /
:::::::::| i{:,ハ ,ヘ :, :, :| | ノ :| :,/___| :,} \ :, |_ヽ:|丐丐丐x : : :, |  :, |                i|  乂
::::::::::7爪ハ(__(}:, :, : | |:,レ' :,  ̄:, :,  ̄~:,:, :, :,:|:,C:, ○ :, :, :| :, |            i{/ .jI。s
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         ヤ',ヽ:,:',    、, _ ,    、、、 /: /:,: /i,'
     ,. - '"  ! ト    i   `'メ  /,:.'"; :/,'/
   , '" 、    i  l. ヽ,   ゙、_ ノ   /;/ソ
.  /   ',    ,'  j_,. ゝ、, 、   _, r " _´,_`ヽ,
  f    ',  ,' ‐'"   ヽ`'ォ ̄ノ l /   `, !
  |     ',/     ヽ,\ンァ`{ ,f./ j    | .|
  i    /{ ',  ,_, -セ、_',ノナ'f'"ニf,j f / ハ !
  |   / ヽ,`< 'i   f"´ニ:{ j=ニニニ!゙iー'-'゙‐イ.j
  !  , '   \ソ, 〈ニニニニ!l=ニニニj ヽ, `'"!,'
  ノ ,/     。`j  ヽニニ:ハ=ニ,-'!   `'´ .{
 ,ン"        。 ,."   `イ/ ゙" ,'     ゚ }


  凛「帰って来た!!わーい!!にこちゃんと穂乃果ちゃんが帰ってきたにゃ〜!どうだった!?ねぇねぇ勝てた!?」ギューッ

  にこ「あーーーーーっ!帰って来て早々にアンタは引っ付かないの!!暑苦しい!」ジタバタ
  穂乃果「お、落ち着いて凛ちゃん…今から説明するから」ムギュッ


『8時00分』

×  [1](…もう何も起こらない)

・  [2](修得アーツ 1/2)

☆  [3](修得アーツ 済み)

・  [4](修得アーツ 1/3)

☆  [5](修得アーツ 済み)

・  [6](修得アーツ 1/2)

☆  [7](修得アーツ 済み)

・  [8](修得アーツ 1/2)

☆  [9](修得アーツ 済み)

・ 仲間と会話(10分消費)

・ この部屋を出る

▽ 2から9までの数値が壁に刻まれている…

直下
447 : 【大吉】 [sage]:2019/12/01(日) 23:10:11.17 ID:uGe+TneQ0
真姫ににこの風魔手裏剣×3を持たせて にこに真姫の鶏のぬいぐるみを持たせてください
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