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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その12

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205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 00:00:40.16 ID:jYBuqgnM0
挿入時は暴発することを避けるためにゆっくりゆっくり出し入れしてたら、結果的に射精まで数時間かかる(ポリネシアン・セックス?)
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 00:06:32.53 ID:DhMHokXFO
ギュポポポまでは行かなくとも、やっぱり最初はエメリナ優勢(ご奉仕)からの最後の最後でお兄ちゃん逆転でエメリナ先にイかせるとかかな
割とお互い慎重になってそうな気がする
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 00:42:43.84 ID:SswAsNmuO
生存報告は安心するのが良い

カイン➡エメリナ
アベルも兄さんも皆国と共に変わっていってる
それも変わりながら前に進んでいるんだ
僕もすっかりあてられてしまって僕なりのペースとやり方で
前へ進んでいきたいと思っているよ
そう思えるようになったのは間違いなく君のおかげだよ
どんな時も僕を信じ慕って支えてくれた君のこと
改めて主人としてだけでなく男として愛する者として
これからもずっと守らせてくれないか




カインならば割とこんなクサい台詞もサラッとした感じでウゴハァ(吐血)
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 00:47:19.78 ID:SswAsNmuO
プレイはエメリナがギュポポポいこうとするのを止めて
恋人同士が肌を会わせるってのは一方が満足するだけではダメで
お互いに通じあって満たされることが大事なんだよ
僕にも気持ち良くさせてくれないかとお願いして
エメリナの体よりも心を満足させるような
本当に初歩的なABCの流れが逆に新鮮かも
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 12:26:09.89 ID:ax0w5/zf0
しかし最終的に皇子全員がメイドと結婚することになるってのも凄いな
メイド勢だとエメリナが一番若くて小さいんだっけ?これカインにロリコン疑惑(ry
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 16:39:13.49 ID:2em0jdqb0
もっとダークな作風だったりコンマが悪いほうに荒ぶれば、同盟や戦後処理等で人質やスパイやハニートラップを兼ねた政略結婚で裏切り・修羅場といったドロドロな展開もあったのだろうか
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 20:18:24.89 ID:96QkL+cnO
エメリナからカインは割と他のメイド達と被る部分多そう
ただカインが改心時や聖国戦での奮闘時
目が見えるようになった時に最終決戦時や海水浴
そして今回と色々状況変わる中でも常に大事にしてきたわけで
逆に耐性みたいのできちゃってて泣いたり感動はせずに
笑顔でこちらこそって返してそれにちょっと驚いたカインに
私だってカイン様みたいに成長できたんですから!って感じで返して
カインがこりゃ一本とられたねみたいな感じで
明るく互いにこれからもよろしくね、ってなると良さそう
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 20:30:44.97 ID:s0pruJdyO
・カイン戦で敗北してシアロスト
・アドルラン兄様やキアラがアベルに対して非協力的(当時既に敵対していたカインとキャラシの時点でアベル側確定のフィーアは割愛)
・もしくは妹組が軒並みカインに対して評価低くて和解の障害に
・ローズさんが敵(アベルへの理解が低く妹組をアベルに近づけないようにしてくる)
・エリスがハーレム判定で荒ぶってアベル完全独占態勢で修羅場
・カインとの和解に失敗、アベル打倒のために形振り構わなくなったカインが帝国以外に着く展開も?
・クラウスもシュタイナー並みにぶっ飛んでて三つ巴の泥沼戦争
・↑繋がりでロックス隊が王国の正規軍(と言っても汚れ仕事担当)に配属、攻め入られヒロインが捕まりロスト
考えうる限りドロドロなのだとこんなんかな?
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 21:07:44.25 ID:mUq4iorW0
>>211
キアラやフィーアがシュタイナーやアルフォンスやクラウスと結婚してなんやかんやで堕ちてで向こう側についたり、
逆にシュタイナー側についたリーナやシア、もしくは王国が完全敵対してクラウスの命令でパトラやスカーレットとかが味方化しなかったカインやアドルランと結婚して内乱を誘導したりとかかな?
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 21:41:04.84 ID:7FGxKykwO
>>209
身長:ルーシェ>エリス>エメリナ
胸囲:ルーシェ>エリス>エメリナ
年齢:エメリナ(18)>ルーシェ(17)>エリス(16)
戦闘技能:エリス>ルーシェ>エメリナ
夜戦技能:エメリナ>ルーシェ>エリス
総合家事技能:エリス≧ルーシェ>エメリナ
皇子メイド達のおおまかな差はこんな感じだったはず。実はエメリナが一番年上かつ一番背が低い
かつロウル以上のちっぱいという合法ロリ、そして一番ギュポってくるエロさもあるというね
むしろ年齢的には妹より年下に手を出したアベルの方がアウトなのでは?
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 00:24:20.31 ID:70iKQqLs0
今更だけど>>213のは>>211じゃなくて>>210宛てだった
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/01(金) 18:39:37.13 ID:eGlL4mktO
忙しいのか相当難産なのか……どちらかは分からないが二週間空くのは本当に珍しいな
217 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/02(土) 22:47:43.50 ID:xoDoy5e10
こんばんはー
急な出張が重なった挙句のインフルエンザのコンボで生存報告すらできず、ほんっとうに申し訳ないです……
おかげで未だに仕上がりきっていませんが、この連休中には投下できればと思います
間が相当空いてしまったため、せめて本番前の導入部分を先に投下しておきます
218 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/02(土) 22:48:30.75 ID:xoDoy5e10



――おまけEXイベント6――

【戦いを終えて〜〜帝国第二皇子の初体験〜〜】


219 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/02(土) 22:48:57.10 ID:xoDoy5e10
――


【帝国・王城】



カイン「……ふぅ」

カイン「貧民街の物流もだけど、帝都の制度変更も面倒だなぁ……」

カイン「無茶苦茶だけど、実力主義で帝国を纏め上げてた父さんの影響力を感じざるをえないよまったく」

カイン「……」

カイン「……強者と弱者、か」

カイン「強者は弱者の生殺与奪を握り、強者には強者に相応しい待遇……」

カイン「……僕も、ちょっと前までは強くて高貴な女こそが僕に相応しいと思っていたのに」

カイン「――いつの間にか、彼女以外の誰かを抱こうという気すら起こらないなんてねぇ」

カイン「小さくて、小心者で、庶民で、まるで逆なのに」

カイン「でも、道化だった僕に……ずっと尽くしてきてくれた」

カイン「そして、今も……」

カイン「……」

カイン「あまり、時間の余裕は無いかな……」

カイン「アベルは仕方がないにしても、あの兄さんにまで遅れをとるのは流石にねぇ……」

カイン「吸い尽くされる不安はあるが、それでもやっぱり僕は……」

カイン「ふん、女の子一人相手にここまで悩むなんて、僕らしくもない」

カイン「アベルとの特訓で、僕も少しはマシになった筈なんだ!」バッ!

カイン「そう、今日こそは! 今日こそは……!」


……


――

220 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/02(土) 22:49:46.21 ID:xoDoy5e10
――



……


エメリナ「え!? カイン様、もう今日の分のお仕事終わらせちゃったんですか……!?」

カイン「ふふん、何しろこの僕だからねぇ。兄さんが手こずる案件も、ざっとこんなもんさ」

エメリナ「さ、流石カイン様……!」

カイン「ま、そういうわけだからさ。少し、時間に余裕も出来た」

カイン「君さえよければ、久々にどこかに出かけるかい?」

エメリナ「よ、よろしいのですか……!?」

カイン「あぁ。最近は忙しくて、なかなか息抜きできていなかったしね」

エメリナ「す、すぐに支度を……!」テテテテ!

カイン「……」ホッコリ

カイン(今更だけど、やっぱり視えるっていうのは悪くないなぁ……)

カイン(エメリナの姿をちゃんと見られるっていうのは、盲目の状態じゃ味わえない喜びだ)

カイン(フィーアの奴も、普段なら見つけられるようになったしな)

カイン「……さて。彼女のあの慌てようじゃ、もう少し時間がかかるだろうし……」








カイン「――僕も、今の内から覚悟を決めないとな」



……


――

221 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/02(土) 22:50:46.00 ID:xoDoy5e10
――



【帝国・帝都】

ワイワイガヤガヤ…


エメリナ「今日も帝都は賑やかですね……!」キョロキョロ

カイン「ああ。しかしよかったのかい? 折角の時間をただの買い物でいいだなんて……」

エメリナ「カイン様と平和に一緒にいられる時間なら、どこでも私は嬉しいです……///」

カイン「そ、そうかい……///」

カイン(まったく、こいつは……)

ザワザワ…

カイン(しかし……折角いい気分なのに本当に賑やか――いや、騒がしい?)



ガシャアン!



カイン「!!」

エメリナ「!!」ビク!

カイン「……はぁ。エメリナ、僕から離れるなよ?」

エメリナ「は、はい!」

カイン「ったく、今日はどこの馬鹿だ……!?」ダダダ!



帝都民「あわわ……」オロオロ

帝都強者「てめえ! なんで俺様にそれを売らねえんだ!?」

商人「当たり前だろう!? これはあの王国から仕入れたばかりの貴重な品なんだ!」

商人「それをなんだねあんた! 金貨一枚で売れるわけがないだろう!」

帝都強者「ああんっ!? 本当ならてめぇをぶちのめして、この店のもん全部頂いてもいいんだぜ!?」

帝都強者「それを、わざわざ金貨を払ってまで買ってやるって言ってるんだ! 大人しく――」







カイン「――大人しくするのはお前の方だよ」








222 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/02(土) 22:52:16.69 ID:xoDoy5e10
帝都強者「なんだと……!?」

商人「カ、カイン様……!?」


ザワザワ…


カイン「おかしいねぇ……確かに、未だ帝国の法が完璧じゃないってことは認めざるを得ない状況だけどさ」

カイン「今お前がやっているような行為は、厳罰に処するように法改正した筈なんだけどねぇ?」

帝都強者「う、うるせぇ! 何が新しい法だ! 帝国の法は唯一つ、実力主義だけだ!」

カイン「やれやれ……お前如き、この場でバラバラにしてやってもいいんだよ?」

カイン「だけどまぁ、僕自身が定めた法を破るのも店の周りを汚い血で汚すのもまずいからねぇ……」スッ…

帝都強者「はっ! びびってんのか、この皇族の面汚しが――」

カイン「――馬鹿か。殺しはしないけど普通に鎮圧するんだよ」ヒュオン!

帝都強者「は、はや――!?」

ズガァ!

帝都強者「」ガク…

カイン「やれやれまったく、無駄な労力を使わせてくれる……」

帝都民「おぉー!? さ、流石カイン様……!?」パチパチ!

商人「ありがとうございます、カイン様……! カイン様が来て下さらなければどうなっていたか!」

カイン「……いや、僕がいなくてもなんとかなりはしたんじゃないか?」

カイン「あっちと、そっち……それに君自身。こいつを取り押さえられるよう身構えていただろう?」

カイン「魔力の感じからして、あっちは聖国兵。そっちはマントでわかりにくいが王国兵」

カイン「そして君は、多分元は帝国兵だろう?」

商人「そ、その通りです。もう強さを誇示して戦場に出る必要が無いのなら、子供の頃から憧れていた万屋を開こうと」

商人「確かに、奴が本当に強行手段に出れば私も自衛したかもしれませんが……」

王国兵「なんだ、そうだったのか……どの道、私の出る幕は無かったということだな」スッ…

聖国兵「神が私に与えた試練かと思いましたけれど、違ったのですね……」スッ…

商人「あんた達も、助けようとしてくれてたのか……しかも、王国と聖国だって?」

王国兵「うむ。先日来たばかりだがね。帝国流の鍛錬は厳しいが得る物が多いと聞き、留学に来たのだ」

聖国兵「私も、です。誰かに頼り切るのではなく、自分自身で何かを為したい……そう思いまして」

カイン「ふぅん、そっちも変わりつつあるってことかな。それじゃ、僕は用があるからこれで失礼するよ」スタスタ

エメリナ「あ、待ってくださいカイン様ぁ!?」テテテテ!


王国兵「……あれが、本当に悪名高かったカイン皇子なのか?」

聖国兵「しかし、颯爽とこの人を助けた姿はとてもそんな悪人には見えませんでしたわ」

商人「……色々変わったけど、一番変わったのはカイン様なのかもなぁ」

商人「ところでどうだいお二人さん! こうして会ったのも何かの縁ってことで買ってかないかい? 安くするよ!」


――
223 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/02(土) 22:52:51.70 ID:xoDoy5e10
――


【帝国・花畑の丘】



カイン「……はぁ。我ながら似合わないことをしたなぁ……おかげで買い物って流れでもなくなったし」

エメリナ「い、いえ! カイン様、ご立派でしたよ!?」アセアセ

カイン「まさか、王国と聖国の兵まで近くにいて元帝国兵を助けようとしてたなんて……」

カイン「もっと早くに気がついていれば、あんな目立つ真似しなかったのになぁ……」

エメリナ「でも、でも……」

カイン「……」フゥー…

カイン「……僕がやってきたことは帝国は勿論、他国にも知れ渡っている」

カイン「そう簡単に、僕が受け入れられるってことはない。あんな真似すれば、むしろ怪しまれる可能性すらある」

エメリナ「カイン様……」

カイン「でもね、エメリナ? 僕も――まるで変わるつもりがないわけじゃないんだよ?」

エメリナ「え……?」

カイン「……見てごらん、眼下に広がるこの帝国の街を」

カイン「さっきもわかったと思うけど、少しづつこの国は変わり始めている……」

カイン「国だけじゃない。アベルも、兄さんも……変わりながら、前に進んでいる」

カイン「……僕は、愚かだった。強さも、人望も、二人には及ばない」

カイン「でも……やっぱり僕は、やられっぱなしってのが嫌いでね。こればかりは変わらない性分らしい」

カイン「……僕もアベルにあてられたかな。僕は僕なりに、自分のペースとやり方で前に進もうって」

カイン「最近は、素直にそう思うんだ」

エメリナ「カイン様……!」パアァァ!


224 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/02(土) 22:53:22.96 ID:xoDoy5e10
カイン「……」

カイン「僕がそんなことを考えるように……変わろうと思えるようになれたのは……」

カイン「――間違いなくエメリナ、君のおかげだよ」ギュ…

エメリナ「ふぇ!?///」

カイン「君だけは、どんな時でも僕を信じて、慕って、ずっと傍で支えてくれた……」

カイン「今まで……これからもか。苦労させてしまったね、エメリナ……」

エメリナ「わ、私はただ、カイン様を……///」

カイン「……」

カイン「なぁ、エメリナ?」

エメリナ「は、はい?」

カイン「色々頼りない、駄目な皇子かもしれないけどさ」








カイン「――主人として、そして君を愛する男として……これからも、ずっと君を守らせてくれないか?」






エメリナ「〜〜〜〜!?///」

カイン「……わ、笑いたければ笑っていいからな?///」

エメリナ「そ、そんなこと!?」ブンブン!

カイン「……もし、受け入れてくれるなら」

カイン「――今晩、僕の部屋に来てくれるかな」

エメリナ「……!!!」





――
225 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/02(土) 22:55:24.78 ID:xoDoy5e10
導入部分は以上になります。肝心の本番は近いうちに投下できれば
改めて重ね重ね申し訳ないです……
皆さんも体調管理にはお気を付けください

それではまた後日
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 22:55:29.86 ID:ju8+3PpNO
お帰り!
出張なら仕方ないな、リアルは最も大事よ。

ただしインフルエンザウイルス、テメーはダメだ
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 22:59:16.05 ID:3br7986dO
無事でよかった待ってたよ!
こっちはいくらでも全裸待機できるんで>>1のリアル大切にね
しかし改めてカインお兄ちゃん変わったなぁ(いい意味で)
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 23:02:34.87 ID:5A7p6RcGO
とんでもねぇ、待ってたんだ。
てか、お兄ちゃんの場合は和解&両目完治ってプロセスがあったから『眼下に広がる〜』のくだりで不覚にも泣きそうになった。
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/02(土) 23:32:31.09 ID:M2Gy5GMDO
おかえりなさい
待ってました
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 00:57:08.95 ID:4QOPCiDD0
お帰りなさい!
いつでもいいのでゆっくり待ってます!
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/03(日) 07:21:19.18 ID:3GxRj9s5O
今年は災害多いわ気温もガタガタだわで大変だもんな
何にせよ無事が一番
232 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/04(月) 23:53:11.94 ID:Fcy4MOEl0
こんばんはー
すみません、連休中と言いながら非常に遅くなった挙句明日が早いため、
申し訳ないですが投下は明日で……
明日以降は再び時間も取れそうなので、22時過ぎ頃には投下できるかと思います
(例によって内容に過度な期待は厳禁ですが)

そして追加のおまけ判定もとっておきます
特殊判定
↓1コンマ二桁
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/04(月) 23:54:08.01 ID:KH3VPNs00
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/04(月) 23:57:13.74 ID:CKXkqMIcO
お兄ちゃん返り討ちかこれは
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2019/11/05(火) 00:18:41.28 ID:+UNCPEvB0
イチオオイだな
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/05(火) 00:23:06.62 ID:8gHWDDj2O
いや、もしこれが事後の勝敗判定だとしたら
アベルの時は49以下(−1補正)で勝ちだったし、これもしかしたらお兄ちゃん大勝利あるんじゃないか?
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/05(火) 00:42:17.40 ID:QVF8n/840
奇跡の大勝利か腹上死寸前のミイラになるまで搾り取られるのか
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/05(火) 19:57:42.64 ID:FrkwggVk0
>>233のコンマが00だったらどんな面白いことになっていたか気になる
239 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:29:55.53 ID:bGXJbjpd0
こんばんはー
コンマ見てびっくりでした。ほんとみんな要所で凄いコンマとるなぁ……
それでは大変お待たせしてしまいましたが、カイン&エメリナパートを投下します
240 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:31:15.10 ID:bGXJbjpd0
――


「カ、カイン様……」

「……」


薄暗い寝室。
帝国の第二皇子は愛しい従者を抱き寄せると、そのまま寝台へその身を沈ませる。
枕元の僅かな灯りが二人の紅く染まった顔を照らすが、それは灯りの熱のせいだけではないだろう。


「エメリナ……いいんだね?」

「は、はい……!」

「……君に満足して貰える保証も無いし、上手い言葉も思いつかないけど、これだけは言える」

「――僕は、君を愛している。僕の全身全霊でもって、それを証明してみせるよ」

「カイン様……んっ!」


両者共に、顔に熱が集まっていくのを自覚する。
日々性知識を蓄えていったエメリナも、いざこうして本番……
いや、この主人から進んで求めてくるという状況には免疫がなかった。
いくら知識を深めたとはいえ、実践はお互いにこれが初めて。
唇と唇とが近づくうちに、目は無意識のうちに閉じられる。


「は……む……ちゅ……」

「ちゅ……エメ、リナ……っ」


軽く触れ合うだけの唇。
続いて、啄むようなものへ。
たどたどしいが、二人の熱は顔に留まらず全身へと巡る。
紛れの無い、愛しい人との口付け。経験が無くとも、本能がその情欲を昂ぶらせる。
初々しく、しかし貪欲に。もう少し、もう少し先へ。
啄みあっていた唇はやがて押し付けるようなものへと変わり、内側の粘膜とも触れ合う。


「ん、んんっ……ちゅ、ぢゅ……っ……」


未だ目を閉じる中、徐々に深さを増していく口づけはその音を強めていく。
カインはとうに知ることだが、視界を塞げば他の部分はより鋭敏となる。
淫らさを含み始めた音は、耳から脳へと流れ込み、理性を溶かす。

「あっ……」

口づけをしたまま、カインはその身をさらに深く押し当てる。
皇子の中では最も細いとはいえ、帝国の鍛えられた青年であることには違いなく。
対するエメリナは非常に小柄であり、体躯の差は歴然である。
肩と頭に腕を回されれば、彼女はすっぽりと納まるように抱きすくめられていた。


「ふぁ……ん、んんっ……ちゅ、っはぁぁ……ぷぁっ……んぁぁ……」


甘美な刺激。いつこれをやめればいいのか。
その機がわからず、結局お互いの息が切れるまで唇を吸い合い、舌を絡め合う。
蠢く舌が掻き回しているのは口内だというのに、まるで頭の中そのものを掻き回されているような。
そんな錯覚さえ覚えてしまう口づけも、ようやく終わりを迎える。
粘ついた銀の糸がゆっくりとちぎれていく様を眺めながら、より頬を紅潮させて二人はお互いを見つめ合う。

241 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:32:08.72 ID:bGXJbjpd0
――


「エメリナ……ぬ、脱がすよ?」

「あっ……」


少女を抱きしめていた腕が動き、脱がしにかかる。
だぼついているとはいえメイド服の作りは普通のものとは少し異なる。
本来であれば手間取ったであろうその行為も、予習を済ませた皇子であれば問題ない。


「ご、ごめんなさい……こんな、貧相な身体で……」


従者の証が取り払われれば、まるで子供のような身体が露わになる。
胸部はほんの僅か、申し訳程度の細やかな膨らみがあるのみ。
主への奉仕の仕方を語り合ったり、料理を教えてくれる先輩のメイドとは比較にならない。

「……っ」

しかし、詫びながら覗きこんだ主の顔は……
既に赤かった顔はさらに朱が増し、食い入るように細やかな膨らみを見つめていた。
そして、喉を鳴らす音がいやに大きく響く。

「い、いや……すごく、綺麗だと思うよ」

そしてその音を誤魔化すかのように、カインはその身体を褒める。
異性の裸を見ることはこれが初めてな彼にとって、それは嘘偽りの無い言葉だった。


「カイン様……うれ、しいです……どうか、あなた様の望むままに……!」

「あ、ああ」


エメリナの瞳が潤む。
子供のような自分の身体を、最愛の人が受け入れてくれた。
称賛の言葉だけではない。
荒さを増した吐息が。
再び鳴らされた喉が。
そして身体に触れている、彼の熱いシンボルが。
全てが、それを裏付けてくれる。

それが何よりも嬉しくて。
恥ずかしさと申し訳なさはまだ残るものの、少女は微笑みながらその身体からゆっくり力を抜く。
この身の全てを、主に捧げるために。


242 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:33:59.89 ID:bGXJbjpd0
――


「んっ……! ふっ……ぁ……!」


躊躇いがちに伸ばされた手が、そっと緩やかな丘を撫でる。
たとえ豊かではなくとも、そこが性感帯であることに変わりは無い。
自身で慰める時とは違う、男の手による愛撫。
くすぐったさに混じる快感に、エメリナは吐息を漏らしながら悶える。

「……エメリナ」

自分の手で、彼女が反応を示してくれる。
不安材料であった自分の技術の問題もどうやらクリアできたらしい。
それならばと、カインは徐々に息を荒げて、己の欲望に従い始める。

小ぶりな丘の頂で、ぷくりと硬く尖った先端。
控えめながらに確かに主張しているそれは、彼女そのものに見えて愛おしい。

「カイン様っ……あっ、くっ、ふぅぅっ……!?」

撫でられ、揉まれ、摘まれて。
声を押し殺そうとしても、まだまだ弄られて執拗に捏ね回される。
ぴりぴりと痺れるような刺激に、やがて声は抑えられなくなる。


「エメリナ……あぁ、可愛いよエメリナ……!」

「きゃっ!? カイン様、そんなっ……んぅ!」


触るだけでは満足しきれなくなったのか、指の次には唇が迫る。
次の瞬間には、硬くなった乳首は無遠慮に吸い付かれていた。

「んっ、んくぅ!? ふぅぅ……!」

より強い刺激に漏れそうになる嬌声を、指を噛んで堪えるエメリナ。
そんな姿を見て、ますますカインは昂ぶり激しさを増していく。
夢中になり異性の胸に吸い付くなど赤子のよう……
かつてのカインならば避けたであろう行為も、今は躊躇いも無くできてしまう。
……そうせずにはいられないほどに、目の前の少女が愛しかった。


(エメリナ、もっと――君の可愛い姿を、僕に見せてくれ……)


必至に指を噛んで耐えようとするその姿がいじらしくて。
小さいながらに自分を惹きつけてやまないこの胸をもっと弄りたくて。
あのまま、目が見えないまま偽りの強者として腑抜けていれば、この光景は拝めなかったことだろう。

これまで見られなかった分。これからはより深く彼女の全てを見よう。
まるで埋め合わせをするかのように、凝視しながらの愛撫はさらに続いていく。


243 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:34:50.84 ID:bGXJbjpd0
――


唇が触れては、離れる。
舌が這っては、離れる。
主の愛撫に、従者は抵抗することはない。
粘ついた音と、体内に滲みこんでしまうのではないかと思う程に塗りたくられた唾液。
耳も目も、その淫猥な情景をしっかりと受け取ってしまう。


(カイン様が、こんなにも私を……)


起伏の無い、女らしさの少ない未熟な身体。
劣等感すら抱いていたこの身体を、一心不乱に求められているという現実は、エメリナに大きな幸福感をもたらした。
抱いてはいけないと思っていた、主人への恋慕の情。
主と従者の関係として、奉仕はともかくとして……
こうして、愛し慈しまれることは望外の悦びだ。


(嬉しい……)


自分だけは、彼の味方でいようと思った。
たとえ気まぐれだったにしろ、あのままでは自分はどこかに売られていたのは揺るがぬ事実。
そして取り柄の無い自分は、きっとすぐに捨てられていたのだろう。
自分を救ってくれた、皇子様。
周りには表立った動きこそないが敵は多くて、当人もそれをわかった上で気にもしていなかった。
それでも……時折見せる陰が、どうしても気になって。
メイドに志願して、それから沢山の迷惑をかけて。
それでも――傍にいることを許されて。
そして今……こんなにも愛して貰えている。


「んっ……!カイン様……ありがとうございます」

「え?」

「こんな私を、愛してくださって……」

「……それを言うなら、僕の方さ」

「ありがとうエメリナ。こんな僕を、受け入れてくれて……」


照れ臭そうに笑うその顔は、かつてとはまるで別人で。
それでも、自分が大好きな人には変わりなくて……


244 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:35:58.70 ID:bGXJbjpd0
――


「カイン様っ!」

「うおっ!?」


気がつけば、エメリナは全身でカインに抱きついていた。
予想外の行動に驚いてしまうが、カインも反射的にエメリナを抱きしめ返す。


「――って!?」


ここで止まるかと思えば、その勢いは止まらず。
不意を突いた形とはいえ、帝国の皇子が小柄な少女に一時とはいえ押し倒されるような構図となった。


「エ、エメリナ……?」

「私は、いつまでも、ずっと……カイン様のお傍に……」

「――そして、ずっとご奉仕致します!」


感極まった様子のエメリナに対して、カインは一瞬だけ昂ぶる熱とは違うものを己の身に感じた。



寒気。


本来感じる筈の無いそれだが、彼には心当たりがあり過ぎた。


「ま、待てエメリナ! 今日は僕が――」

「いいえ。カイン様が私を愛して下さるように……私だって、カイン様を愛したいです……!」

「っ……」


いつもよりもはっきりとした口調で告げられたその言葉に、カインは次の言葉を口に出せなかった。
彼女のあの卓越した技術も、全ては自分を想った故のもの。
こうして今、そしてこれからも肌を重ね合うというのに。
その努力の成果を全て無碍に扱うのは果たして正しいことなのか?
互いを愛し合う。それは男女の性交においてどこもおかしな点はないのではないか?


245 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:37:27.75 ID:bGXJbjpd0
――


「えーい!」

「っ!?」


そうこう考えているうちに、カインの腹部にはエメリナが跨っていた。
心からの感謝の言葉は、どうやら彼女にも火をつけたらしい。

(こ、これは……)

跨られた腹部に感じる温かな感触。
柔肉だけではない。とろりとした、液状のものも感じる。
――ああ、僕でも彼女を感じさせることはできたのか。
小さな達成感も、これからを考えるとすぐに吹き飛んでしまう。


「し、失礼します……」


愛液が潤滑油となっているのか、エメリナは滑るように位置をずらしていく。
ぷにゅりとカインの膨張した性器が、エメリナの小ぶりな尻肉で挟み込まれるような形となった。
このまま騎乗位に移るのだろうか。
柔らかな感触に身を震わせながらそう考えている矢先、エメリナはさらに動く。


「ん……♪ まだ、です。まだ、ちゃんとご奉仕できてないから……」


可愛らしい、そう断言できる笑みを浮かべながら。
しかし同時に、口の端からたらりと唾液を零す姿が酷く淫らに見えて。


「エメ、リナ……」


もう静止をかけることすら忘れ、喉を鳴らして下腹部に熱をさらに集めることしかできない。


「あぁ、カイン様のおちんぽ、前よりもずっと熱くて硬いです……♪」

「本当に、私でこんなに興奮してくださっているんですね……」


唾液をまぶされ、ぬるぬるになったカインの肉棒が掴みとられる。
がちがちに硬くなったそれは、確かに以前のそれよりも遥かに立派になっていた。
まさかここに来て、薬に頼ったなどとは言えないが……
全てはエメリナの為であったことには違いないため、カインは荒い息を吐きながらも首を縦に振る。

実際に、ここまで深く彼女と身体を触れ合わせることは初めてで。
今までにない程に興奮しているのも、事実なのだから。


246 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:38:37.49 ID:bGXJbjpd0
――


「……でも、ごめんなさい。私も、アイナさんみたいに胸が大きければパイズリができたのですが……」

「ふふ、僕を普通の男どもと一緒にしないでくれよ?」

「……僕は、控えめで高貴さのある小さい胸の方が好みだね」

「カイン様ぁ……」


最後の方は首を横にふいと向けてしまったが、その言葉は確かにエメリナの耳にも届く。
果たして本心か、励ましの言葉か。
それはわからないが、それでもエメリナを奮起させるには十分な言葉だ。


「今日は、いつも以上に、精一杯ご奉仕させていただきますっ!」

「ん、くああああぁぁぁぁっ!?」


そして、小さな胸での奉仕が始められる。
先端と乳首を擦り付けあったり、先の唾液で滑りがよくなっている胸全体でぬるりと扱いて見せたり。
小さいながらに、彼女はその身の使い方をしっかりと理解していた。


(嘘、だろ……!? なん、で、こんなにっ……!?)


ともすれば、一瞬で情けない声をあげてしまいそうになるのをカインは必死に食いしばる。
口で吸引されるだけじゃない。彼女は本当に、自分の為にあらゆる奉仕を学んだのだということが嫌でもわかった。
そのひた向きさは嬉しいが、あまりの心地よさに若干の恐ろしささえ感じてしまう。
それでも、様々な意味で自分は以前とは違うのだと頭の中で言い聞かせ、達することは耐える。


「あはっ♪ カイン様、まだ硬くなって、こんなに震えて……♪」


あの手この手で、奉仕は休まず続けられる。
胸の次は唇で。
頬張り全力で吸い込めばどうなるかは、流石にエメリナも学習した。
丸ごと咥えるのではなく、まずは側面から。
竿を優しく食むようになぞりつつ、要所で吸い付きながら頂を目指していく。
その間に、空いた手は張りつめた玉袋を優しく揉み解す。


「くっ……はぁ……っ!?」

「ん、んちゅ♪ んん〜、ちゅぷぅ……カイン様、気持ちいいですかぁ〜?」

「っ……! あぁ、いい、よ、エメリナッ……!」


かつて、これほどまでに何かに耐えるということをしただろうか。
暗黒街での生活はともかく、王城に戻ってからはおそらくないだろう。
声を噛み殺すので精一杯。
エメリナの唾液でわかりにくいが、自分でも先走った汁が溢れ出ているであろうことは自覚している。
限界は、もうすぐそこだ。


247 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:39:47.57 ID:bGXJbjpd0
――


「ん、あん♪ んんっ♪」


再び体勢が変わり、エメリナの幼さの残る割れ目に挟みこまれ、彼女が腰を前後に動かし始めた頃。
本当にもう暴発してしまいそうになるその寸前で、今度はカインが動く。
この構えでは、次にどのような形に移行するかは彼でもわかった。
そしてそれだけは、避けたかったからだ。


「っぁ……エメリナ、ありがとう」

「――さぁ、ここからはまた僕の番だよ?」

「え……ひゃあ!?」


先程不意を突かれたように、同じことをやり返す。
本来の体格差であれば、カインが押し負けることはないのだ。
再び最初と同じ、カインが上の格好となる。


(ごめんよ、エメリナ)


普段であれば、このまま気持ちよく果ててもよかったのかもしれない。
しかし、自分の精力の限界を彼はよく理解していた。
このままエメリナの口や身体に射精すれば、彼女の中には……
エメリナを満足させてやることは、できないのだと。
想いを伝え、受け入れられた、大切な夜。
それを不完全なもので終えたくないと思うのは、きっと自分だけではないだろうと思って。


「……エメリナ、そろそろ、いいかな?」

「……っ!」


はち切れんばかりになったそれは、二人とも初めて見る程であった。
ただ愛しい人を全力で愛したい。
二人の共通した想いのおかげか、両者の準備は整っていた。


「はい……カイン様の、望まれるままに……♪」


顔を紅潮させながらも、エメリナもいよいよなのだとゆっくりと足を動かす。
ゆっくりとした動きなのは、やはり彼女も緊張しているからなのだろうか。
しかし開ききれば、手を太ももに添えてよりその場所がはっきりとわかるようにして雄を誘う。

晒された蜜壺は、すでに決壊したかのごとく蜜を滴らせていた。



248 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:41:28.90 ID:bGXJbjpd0
――


「カイン様……もう、私……こんなに濡れちゃいました……♪」

「カイン様にご奉仕しなきゃいけないのに、その最中にも、気持ちよくなってしまいました……♪」

「こんな淫らな私でも、カイン様は――」

「くどいよ、エメリナ。僕は……君だから……」


言葉の途中で、今日一番の大きさでごくりと喉が鳴らされる。
無理もない話だろう。カインもいよいよなのだと覚悟は決めている。
しかし初めて見る異性の性器が、ああも淫らに自分を誘ってくるものなのかと困惑せずにはいられない。
書物で得た知識は、いざこうして実物を前にするとまるであてにならない。


「――君じゃなきゃ、駄目なんだよ」


ずい、とカインの身体がエメリナに近づく。
余裕があれば、あの淫らな壺に顔を埋めて蜜を啜りたい衝動にも駆られた。
しかし限界が近いことはわかっており、自分もエメリナもこれが初めてなのだ。
少し物足りない、もう少しと欲張りたくもなってしまうが……
今は、これでいい。
近くて遠かった二人にとって、まずはこれが大切な第一歩なのだから。
今はただ純粋に、この想いを伝えられればそれでいい。


「カイン様……」


髪をかきあげられ、互いの目と目でしっかりと見つめ合う。
見ることはもう叶わないのだろうと思っていたその宝石は、二人の頬を同時に赤くさせる。


「……お願いします。カイン様のおちんぽ――私に、ください」

「カイン様の全てを、私に、感じさせてください……!」

「あぁ……!」


体格差、それに伴う破瓜の恐怖。
全くないといえば嘘になるが、この想いの前には些細なこと。
愛しい人の力強い言葉を受け、股の間からはさらに蜜が垂れ落ちた自覚はある。
その脚はさらにひらかれ、その時を待つ。


249 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:42:40.53 ID:bGXJbjpd0
――


「行くよ、エメリナ……」


優しくかけられた声に、首が縦に振っての了承。
最後の確認を済ませ、少し躊躇いがちに腕が伸ばされる。
緊張からなのか、僅かに汗ばんだ掌が太ももの内側に置かれ。
力が籠れば、華奢な少女の股はさらに押し広げられた。


「あっ……」


唾液や先走った汁、愛液とでぬめりにぬめったそれは、ぴたりとエメリナの割れ目に当てられる。
ほんの少し。あとほんの少し押されるだけで……


「エメリナ、痛かったら、言うんだよ?」

「は、はい……!」


向かいあい、見つめあい。
どちらからともなく、二人は身体を近づけあった。
もっと傍で。もっと近くで。
その存在を確かめたい。その存在を――刻み込みたいと思って。



「……っ!」

「んっ……くっ……!? っあああぁぁぁぁっ!?」



そして一呼吸置いて、二人は完全に重なりあった。
悦びの感情は強いが、それでも惜しむべきはこの体格差だろうか。
エメリナは下半身に奔った鋭い衝撃に、声を我慢しきれなかった。
痛い、だけではない。悦びもあるが息苦しい、なんともいえない圧迫感。


「エメ、リナ……大丈夫、か……?」

「は、はいっ……♪ カイン様が、私の中に……!」


しかしそれも、愛する人の言葉を聞けば薄れていく。
あの誰からも恐れられた帝国の第二皇子が、自分にこんなにも優しげな声をかけてくれる。
紆余曲折の末に辿りついたこの幸せな現実に、エメリナは歓喜の涙を零す。


「っ、ごめんやっぱり痛かったかい!?」

「い、いえ。これは、嬉しくて……」


そんな涙も指先で拭ってくれる優しさも、何もかもが嬉しくて。
この人はこんなに優しい人なのだと、みんなに知ってほしい。
だけど、自分だけが知っている秘密にもしたいと、愛する感情を抱きながら。
エメリナはその両腕を回し、再び全身で愛情を表現する。


250 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:43:37.20 ID:bGXJbjpd0
――


「ん、はぁ……♪」

「ん、んんっ……!」


優しいのは言葉だけではない。
抜き挿しもゆったりと、慈しむように穏やかなもの。
にゅちっ、じゅぷっといやらしい水音こそ鳴り響くが、それも間隔に空きがある。


「はぁぁ……♪ カイン様、もう、激しくなさっても、大丈夫、ですよぉ……♪」

「折角だが、遠慮するよ。もっと、エメリナの膣内を堪能したいからね」

「――ああ、勿論、こっちの可愛い胸もだよ?」

「あ、ひゃふぅ♪」


片方の腕を伸ばし、摘むように先端を虐めてやる。
腰の動きもゆっくりとしたもので、じわりじわりと身体に馴染ませるように。
そして指で慰める時とは物が違う淫らな水音は、耳にも馴染んでくる。

カインのものも決して大きいとはいえないが、それを納めるエメリナは小さいのだ。
結果としてゆっくりと、しかし奥底が確実に突かれていく。
その一突きの度に、エメリナの身体は震えて甘い響きをもらす。


「あっ、んっ……くぅん♪ カイ、ン様ぁ……!?」

「まだだ。まだだよ……もっとじっくりじっくりと、ね……!」


焦らすように、動く速度が変わることは無い。
着実に昇り詰めていくエメリナも、徐々に余裕が無くなっていく。
奉仕しなければ、先にイかせなければと思っていても、彼女も今日が初めてなのだ。
その初めての、それもゆったりと優しい注挿でじわりと責められるなど想像もしていなかった。


「あ、あぁっ! だ、めぇ……! このままじゃ、ふあぁ……! わ、私が先にぃぃ……♪」

「いいんだよエメリナ、それで……!」


最後まで、ゆっくりと。
間もなく限界を迎える少女は知る由も無いが、別に主は深く考えてこのような焦らしを行っているわけではない。
ただただ習った基本に忠実に。大切な人を優しく扱いたい。
そして……この速度であれば、瀬戸際ではあるが自分も耐えられるのだと。
繋がってからの僅かな時間で、彼はそれを理解したのだ。
自分が先に果てて終わるのは御免被る。
何としてでも彼女を先に導いてやりたい。
砕けに砕けた皇子のプライドの中で、僅かに残されていた男としての意地が、彼を突き動かす。



251 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:45:52.94 ID:bGXJbjpd0
――


落ち着いた絡み合いは、どれだけ続けられただろうか。
しかし、それもついに終わりを迎える。
ひっそりと呼吸を整え、休みを挟んでいた男と。
焦らす様に、しかし何度も何度も子宮を小突かれてきた少女。
どちらが先に限界を迎えるかは、明らかだろう。


「あっ……♪ だめぇっ♪ カインさまが、まだなのに……」

「もう、きちゃ―――♪」

「エメリナッ……!」


ゆっくり、ゆっくりと。
しかしその声を聞いた瞬間、カインは歯を食いしばって腰を深く突きだした。
最後くらいは、激しく。


「〜〜〜〜〜ッ!??」


これまで耐えてきた所に、慣れてきたところに、大きな一撃。
それは経験の無い少女へのトドメの一撃には十分過ぎた。




「あ、あ、あ、あっ……♪ いっ……ぁ……♪ イっちゃいますううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……♪」


「あああああ゛あ゛あ゛っ!? し、搾り取られっ……!?」



渾身の一突きは、少女から淫らな悲鳴を引きずり出すと同時に迸る精も吐き出した。
刺し違えるかのようになったが、僅かに少女が達した方が早い。
絶頂の余韻に浸り、胎内に熱いものが注がれていく感覚を受け止めながら。
きゅうきゅうと締め付けられ、このまま意識も刈り取られそうな幸福感を味わいながら。


「エメ、リナ……」

「カイン、さ、まぁ……♪」


二人はどちらからともなく腕を伸ばし、抱き合いながらその身を沈めるのであった。



――
252 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:47:17.90 ID:bGXJbjpd0
――


特殊判定結果

カインvsエメリナ、夜の勝負の最終結果は?

カイン:夜57<エメリナ:夜100

カインに補正−43

01〜07:カイン勝利
08〜00:エメリナ勝利


コンマ01


01〜07:カイン勝利!!!


――――
―――
――



……



エメリナ「カイン、さまぁ……」ムニャムニャ…

カイン「……」

カイン「…………」

カイン「………………」

カイン「や、やった……!」グッ!

カイン(エメリナを、満足させてやれた……っ!)


エメリナ「むにゅぅ……」


カイン「ふふ、なんて間抜けで幸せそうな顔だ」ツンツン…

カイン「……今、鏡は見れないな」

カイン「僕も多分……似たような顔だろうしね……///」

カイン「……」

カイン「一応、アベルには感謝してやるかな……」ポリポリ…

カイン「でもそれ以上に、やっぱり僕も体力はつけないと不味いかなぁ……」

カイン「か、身体の節々が……」ギシギシ…



エメリナ「カインさま――次は、私が……吸いつく……」スヤァ…



カイン(……今日から鍛えよう)



253 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:48:31.33 ID:bGXJbjpd0

――

※カインは独自に夜の戦い方を把握できたようです

――


――EXイベント6――


【戦いを終えて〜〜帝国第二皇子の初体験〜〜】 おしまい
254 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/05(火) 22:53:14.65 ID:bGXJbjpd0
はい、というわけでおまけイベント6は以上になります
以前の判定でエメリナ控えめ、カインの技術は並なので意識するのが結構大変だったり……
いつものことですが、皆さんのご期待に応えるのは難しいものです

次は相当空いてしまった為お忘れの方も多いとは思いますが、おまけ6のちょっとしたアフター後に歌唱力の発表となります
ただ、そのあとの予定が決まっていないため、先にチケットを消費してのおまけイベントを再度募集しようかと思います
↓1〜5あたり自由安価で

本日もありがとうございました!
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/05(火) 22:55:14.08 ID:M+0epMFDO
お兄ちゃんすげぇ……あのエメリナ相手に奇跡の逆転勝利決めおった……
てか
アベル×ティア:お互い貪り合い息も絶え絶え(アベル辛勝)
お兄ちゃん×エメリナ:終始甘々でお兄ちゃん辛勝

同じ夜レベル100相手でなんだこの内容の差は……

おまけイベントは流れに乗ってアイナ&スミレかなぁ。
ただ連続してR展開キツいとかならフィーアと白帝さんの遊びで。
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/05(火) 22:58:25.89 ID:6+hNoOws0
パパン達に結婚・恋人ができたこと等を報告する子供組(示し合わせたわけではなく偶然に鉢合わせた、フィーアは純粋に会いに来た)
その流れで、ギルバート・ノワール・フローレンの恋愛関係を中心とした過去話
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/05(火) 23:05:31.57 ID:eEl+v6YvO
おつおつ。
お兄ちゃん改心してから本当に運の上振れがすごいなぁ。

安価はフィーアと白帝竜の絡みが見たい。
白帝竜の住処に遊びに行ったり白帝竜に乗って帝国領内を(極力目立たないように)飛び回って野山とか色々なところに行ったりとか。
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/05(火) 23:05:44.67 ID:jU4b7tLkO
あのいつもカービィされてたお兄ちゃんが勝った……!?本当にこのスレのコンマ凄いなおい
アベルとはまた違った甘さがあって控えめに言っても最高でした
次のイベントはロウルの副官頑張り物語とかできるかな?
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/05(火) 23:06:15.36 ID:ZPmZKTHDO
>>256
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/05(火) 23:10:52.67 ID:TshqQ3vKO
抑えているとはいえ、むしろ抑えるって発想がある分ティアの方がエメリナ以上にどエロいのか……?
何にせよこれで帝国は安泰だな!
おまけはこの流れでパパンへの報告かな?流石にぶちギレはないと思いたいけど
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2019/11/05(火) 23:34:21.91 ID:+UNCPEvB0
今更だけど、歌手コンマどうなってた?
最高値はどれくらいなんだろう?
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 00:43:12.34 ID:3va7z0zjO
普段は結構強気だけど、夜は甘いお兄ちゃん
普段は落ち着いてるけど、夜は意外とSなアベル
これお互いの夜の光景見せたらイメージ違って驚くだろうなぁ
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 13:26:57.84 ID:8KSNGR7w0
結界の時とか改めて本当にお兄ちゃんは土壇場で強い
エロも良かったけど直後のエメリナの「吸いつく」というパワーワードが強すぎる
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 13:54:31.00 ID:GqIitGII0
相変わらずエロ可愛くて良かった
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 14:26:21.73 ID:Mvj44wV7O
まぁでも男性陣のギャップはティアのそれよりはマシだから(震え声)
266 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/06(水) 23:32:12.59 ID:eLZH6EqR0
こんばんはー
コンマと票数的に、次のイベントはギルバート達の過去編でしょうかね?
ざっくりしたものしか考えていなかったので、肉付けを色々考えたいと思います

遅くなってしまいましたが、ほんの少しだけ再開です
267 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/06(水) 23:33:31.34 ID:eLZH6EqR0
――


……


エメリナ「むにゅ……」

カイン「……」ジー…

カイン「目が見えるって、本当に素晴らしいことだったんだなぁ……」プニプニ

エメリナ「んぅ……」

カイン「……」ホッコリ

カイン「このまま眺めていたいけど、今日は今日で仕事はあるし……」

エメリナ「……カインさまぁ……」スヤァ…

カイン「……エメリナも初めてで疲れただろうしね。今日はまだ寝てていいよ」ポン

カイン「――今の僕なら、いつも以上に早く仕事を片付けられそうだしね!」バサ!

カイン「……」チラ…




おまけ判定
↓1コンマ一桁
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 23:33:55.74 ID:V+uRcfqNO
そぉい
269 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/06(水) 23:41:18.23 ID:eLZH6EqR0
奇跡の勝利で掴んだもの

コンマ74

カイン:夜57+4=61

――


カイン「……うん、なんだか男としても成長できた気がするし……」

カイン「今日からの僕は、また一味違うぞっ!!!」







カイン「……」




カイン「……って、朝からすっごくいい気分なのに」

カイン「なんだろう、風が騒がしい……」

カイン「この感じ、またちょっとした厄介ごとが起きるか……?」

カイン「やれやれ、何処の誰だか何だかわからないけど、エメリナとの余韻を邪魔するとは無粋だねぇ」

カイン「ま、このかつてなく満ち足りている僕なら、どんな問題でもすぐに解決するだろうけどね!」

カイン「はーっはっはっ!」



エメリナ「んにゅ……」ゴシゴシ…

エメリナ「はわっ!?///」

エメリナ「お、おお、おはようございますカイン様ぁっ!?///」

エメリナ「す、すぐに支度を整えますので……」ワタワタ…

エメリナ「あわ、あわ……きゃー!?」ステーン!

カイン「ああ、ごめんよエメリナ!? 落ち着いて、今日は僕がやるからさぁ!?」オロオロ…



――
270 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/06(水) 23:43:02.42 ID:eLZH6EqR0
――小イベント『歌うことは心の豊かさ?』――


――その頃……――



【聖国・教会】


リーナ「ふんふ、ふんふ〜ん……」

アルフ「張り切っているな、リーナ」

リーナ「当然です。何しろ大切なお友達の結婚式が、ここで挙げられるのですよ?」

リーナ「すぐではないとのことでしたが、今から入念に不備がないか確認しておきませんと……!」

マークス「リーナ様のお手を煩わせないよう、私達も常に清掃には気を配って入るのですが……」

リーナ「ええ、確かにマークス神父の仰る通りですわね」

リーナ「かなり細かいところまで確認したというのに、非常に綺麗で気持ちがいいですわ!」

リーナ「皆さん、いい仕事でしてよ!」グッ!

聖国兵達「「ありがとうございますっ!」」ビシ!

アルフ「教会の用意は万全、ドレスの用意もある。これで、式が早まっても大丈夫そうだな」

リーナ「そうですわ、ね……?」

アルフ「どうしたリーナ?」

リーナ「……」




リーナ「式の時の祝福の歌は……大丈夫ですの……!?」



アルフ「!?」

マークス「!?」



リーナ「勿論、肝心の新郎新婦に拒否されたならば引き下がりますけども……」

リーナ「我が聖国での結婚式、聖歌隊や参列者の方による祝福の歌は伝統ですの」

リーナ「神を讃えるというよりも、新郎新婦への祝福の意味合いが強いこの歌……」

リーナ「最近は戦争でろくに歌っていませんでしたけど……だ、大丈夫でしょうか?」ドキドキ

リーナ「……よし。折角教会ですし、今ここで歌ってしまいましょう。兄上、マークス神父! 援護を頼みますの!」スゥー…!

アルフ&マークス「「!!?」」


――
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 23:44:13.77 ID:scjDIsMCO
ぶっちゃけお兄ちゃん
今なら捕虜や奴隷に対して十分なレベルで
性的拷問とか行えるスキル得てるよね
ただどう転んでもそれを実行する状況にならない
272 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/06(水) 23:45:28.08 ID:eLZH6EqR0
――


それぞれの歌唱技能

50で並。70以上で聞き惚れるレベル
00(最強)>偶数ゾロ>奇数ゾロ(壊滅)

>>24より)

1リーナ:56(聖国王女ですもの。でも久々で鈍っちゃったかも)
2アルフ:29(……気づいてしまったようだな。私が意外と脳筋であると……)
3マークス:20(元気なのはよろしい。でも、もう少し周りに合わせましょう)


――


リーナ「♪〜、♪〜〜」




アルフ「あ、あぁ〜、ぁぁ……?」



マークス「まああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」











リーナ「――練習して正解でしたわねぇお二人ともぉっ!!??」クワッ!

アルフ「お、落ち着こう。一旦落ち着こうリーナ?」ガタガタ

マークス「そ、そうですな。神はきっとこれを克服する時間を与えてくださいます……」ガタガタ

リーナ「あ、危うく大切な結婚式が大惨事になるところでしたの……」プルプル…

アルフ「私としたことが……戦や異教徒にかまけて、ここまで悪化しているとは……」ガクリ

リーナ「……かく言う私もですわ。以前と比べたら、全然駄目ですの。あとマークス神父はまず音量を下げてくださる?」

マークス「はい……」ショボン

リーナ「しかし困りましたわね……聖国の王族である私達がこんな有様だなんて、由々しき事態ですの」

リーナ「式への影響もですが、聖国全体への影響も出かねませんわ……」

アルフ「流石に聖国内で誰かに教えを乞うのは避けたいところだな……」

リーナ「……それなら、他国に頼るまでですわ! ついでに参列してくれそうな方の歌唱技能もチェックですの!」

アルフ「なるほど、その手があったか!」

リーナ「善は急げですわ! マークス神父、留守をお願いしますの!」ダダダダ!

マークス「かしこまりました。どうか、お気をつけて!」



――
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 23:47:15.01 ID:Bc6e+rZwO
さぁ、ジャイアンは誰だ
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/06(水) 23:49:03.01 ID:scjDIsMCO
マークスさん珍しく低めだな
見方によってはマークスさんでさえこうなるってことか
275 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/06(水) 23:58:56.22 ID:eLZH6EqR0
――

……


【帝国・???】



アルフ「……リーナ」

リーナ「なんですの?」

アルフ「確かに私は、お前一人では不安だからついていくとは言ったぞ?」

アルフ「言いはしたが……」チラ…





ギルバート「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ!

バーンズ「……」ズズズズズズズ…

フローレン「あらぁ? 随分と珍しい人がやってきたわよあなたぁ?」クテー…




アルフ「……何故にここから攻めた?」ダラダラ

リーナ「式には関係の深い方ですし、帝国最強ならば歌も最強なのでは?」

リーナ「そう思った次第ですわ」ムフー!

アルフ(……私もリーナも、知性を鍛え直した方がいい気がしてきたぞ?)



ギルバート「……聖王家の者が、こんなところまで何用だ?」

リーナ「あ、朝早くからおしかけてしまったことは謝りますの……」ペコリ

リーナ「ただ、私達は今少々事情がありまして……歌が上手い人を探していますの」

ギルバート「……歌?」

アルフ「……はい。そして、今はまだ深くは話せませんが……」

アルフ「ギルバート殿、あなたにも完全には無関係、という話でもありません」

ギルバート「……ふむ」

ギルバート「死合に来たわけではないのか」

リーナ&アルフ「「違います」」

ギルバート「歌などという娯楽……もう幾十年も忘れていたな」

リーナ「……聖国も、王国も、帝国も。これから変わっていきますわ」

リーナ「歌で少しだけ、心に余裕を持ってみるのもいいと思いますわよ」

ギルバート「……よかろう」

ギルバート「――このギルバート、挑まれた戦いからは逃げも隠れもせぬっ!!!」ゴゴゴゴゴゴ!

アルフ(挑んではないのだが……)


――
276 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/07(木) 00:09:23.07 ID:7B0QORoz0
――


元・帝国上層歌唱技能


4ギルバート:02( ギルバート は 覇者の雄叫び をあげた !!! 弱者はこれだけで封殺できちゃう)
5バーンズ:58(なんと兜越しでもちゃんと聞こえる。やっぱり兜取れよは禁句)
6フローレン:65(いい歌声。でも歌っている途中からやる気を無くすので減点)


――


……




ギルバート「 ズエアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァッッッ!!!! 」ビリビリビリビリ!



小鳥「」ボト…

虫「」バタ…

小動物「」ビクンビクン…



リーナ(身の危険を感じて防壁を張ってなかったら即死でした……)ブルブル…

アルフ(なんという怪物だ……)ブルブル…



バーンズ「おぉ、流石は陛下……! なんと勇ましい……私には、この程度の声しか出せない〜♪」

リーナ「いや、そっちが正解ですのよ!? というよりもあなた、よくその状態で歌えますわね!?」ビックリ

バーンズ「……兜越しでの会話が明瞭に聞き取れるよう、訓練はしてきたのでな」

アルフ(兜を取るという発想はないのか……)

フローレン「ふぅん、意外とやるわねぇバーンズ」

フローレン「でもこれが、本当の歌声なのよぉ? ら〜らら〜♪」

リーナ「おお……私達よりもずっと上手ですの……!?」

フローレン「当然よぉ。私を誰だと思っているのかしらぁ?」ドヤァァ…

フローレン「何しろ私は――」


ギルバート「 シェエアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァッッッ!!!! 」ビリビリビリビリ!


フローレン「ちょっとあなたぁ!? せっかくの私の美声が潰されちゃうからやめてぇ!?」




リーナ(さ、先行きが不安ですの……)


――
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 00:10:34.53 ID:SOt4KZNLO
滅びの歌(物理)
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 00:12:59.77 ID:W7WQhtKVO
パパン海に続いて一桁とか、もしかして本当に戦闘以外はポンコツなのか!?
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 00:14:46.77 ID:kdsV/XZoO
むしろ戦闘特化してるから歌声が音響兵器になってる可能性が微レ存……?
280 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/07(木) 00:14:59.90 ID:7B0QORoz0
イベントの途中ですが、今日はここまで
今回の歌唱力判定は、全体的にみんな低め+ギルバート以外に致命傷を負った人はいます(白目)
まあ他の技能は生活上必要ですが、歌は使わないですからある意味納得の結果かも?

本日もありがとうございました!
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 00:15:49.74 ID:+Y3V43n10
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 00:19:38.09 ID:kdsV/XZoO
おつおつ。
いったい誰が被弾したんだ……海の時みたいにノワールアベルか、もしくはまさかの妹組ではないかと予想してみる。
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 00:23:35.83 ID:wQTT+NBJO
乙です!この誰がどんな目にあうかわからない技能判定ほんと大好き
でもこのパパンに結婚式会場来られたら地獄絵図にしかならない……
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 00:30:19.53 ID:miiOaomDO
乙です
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 09:59:41.83 ID:UwMADFxA0
そもそもパパン
式場に現れたら歌う前に気合いのオーラで参列者の大半を失神させそう

負けたらギャグ要員をここまで突っ走るキャラも珍しいというか
まあパパンは「愛すべき」が枕にくるから特に問題もないけど
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 13:29:37.20 ID:5f9l245R0
ギルバートの大体のステータス
戦闘→ラスボスに相応しいレベル4000オーバーのガチのバケモン
夜→男性キャラ最強。流石アベルのお父さん
酒→ノワール以外には負けなしの酒豪
海→犬神家
西瓜→木っ端微塵
歌→滅びの歌

クリア後のご褒美みたいなものだからだけど、まさかラスボスとこんなに微笑ましく交流できるとは思わなかったわ
287 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/07(木) 23:22:53.15 ID:7B0QORoz0
こんばんはー
ギルバート達との交流というか生存は、以前のキアラの判定をクリアしているのが大きいですね
(あと、戦闘から外れた瞬間に一桁コンマや99フルパワースイカクラッシュとかある意味コンマ運が強いギルバートのおかげ)

本日もちょっとだけ再開です
288 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/07(木) 23:23:40.49 ID:7B0QORoz0
――


……


リーナ「……堪らず逃げてしまいましたわ」ハァ…

アルフ「魔女フローレンの歌も悪くはなかったのだが……」

リーナ「あの人は駄目ですわ。なんだか、歌っている最中に欠伸をしそうな気がしますの……」

アルフ「ううむ……」

リーナ「とりあえず、次に行きましょう。次はそうですわね……」




……




【王国・街道】


アルフ「……リーナ、まさかとは思うのだが」スタスタ

リーナ「なんですの兄上?」スタスタ

アルフ「……国王と深紅の令嬢に頼むつもりなのか?」ドキドキ

リーナ「……王国で私達が頼れそうな人はそこしかいませんの……」

アルフ「むしろ人選的に、追加の国際問題が生まれかねない気がするのだが……」ダラダラ…



ネスト「おや? リーナさんにアルフさんじゃないですか。えらく珍しい光景ですねー」

リーナ「!!」

ネスト「……って、もしかして国家間の機密――」

リーナ「ネスト、歌ってくださいな!」ビシ!

ネスト「唐突に無茶振りかましたよこの王女様!?」ガーン!

アルフ「……すまないが、頼む」ペコリ

ネスト「えぇー……な、なんなんです一体……?」スゥー…


289 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/07(木) 23:25:25.62 ID:7B0QORoz0
――

7ネスト:60(特に気にしたことはないけど人並み以上には歌える。なのに怒られる)

――


ネスト「ららら〜♪ ……って、こんな男の歌なんざ下手に決まってるでしょ恥ずかしい……」

般若「」クワッ!

ネスト「うおおおおぉぉぉぉぉぉ!?」ビックゥ!

リーナ「またですの!? またですのあなたはぁ!?」ユッサユッサ!

ネスト「おうおうっ!? な、何がぁ!?」ガクンガクン!

リーナ「あなた、前の料理の時もなんだかんだ言って私よりも美味しく作っていましたのおぉぉぉぉ!」ユサユサ!

リーナ「い、今の歌も私よりも上手でぇぇぇぇ!」ユサユサ!

リーナ「いくらお友達でも、謙遜するふりして自慢は酷いですのぉぉぉぉぉぉ!」ユサリ!

ネスト「おっふ……い、いや、俺は別にそんなつもりは……」ヨロ…

アルフ「落ち着くんだリーナ。流石に彼も混乱している」

ネスト「いや、この王女様が時たまぶっ飛ぶのはもうわかってはいるんですが……」

ネスト「今日はアルフさんも一緒で王国になんて、本当に何事なんです?」

アルフ「……詳細は言えないが、歌の上手い人物を探しているのだ」

ネスト「ははーん……」

ネスト「……え? 国王様達に歌わせるつもりで来たんですか!?」

リーナ「その通りですの!」

ネスト「ま、まぁ大きな問題じゃないならいいんですけど……」

ネスト「それじゃ折角ですんで案内しますよ。俺も丁度手伝いを終えて戻るところでしたし」

アルフ「すまないな……」



――
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 23:27:55.42 ID:zr7uITC5O
密偵という危なっかしい立場にいるにも関わらず安定したコンマ運を誇るネスト
ヒバリと並んで>>1にとっては癒しなのではなかろうか
291 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/07(木) 23:31:43.65 ID:7B0QORoz0
――



【王国・王城】


ネスト「国王陛下、ご依頼のあった地区の貴族の情勢調査、完了致しました」

クラウス「すまない、助かったよ」

クラウス「アベル皇子の斥候部隊をこうも長期間頼ってしまうのは、本当に情けないとは思うのだが……」

スカーレット「真っ先に貴族連中に買収か排除されたのが斥候部隊だったのが痛手でしたわ」

スカーレット「後進の育成にもまだまだ時間がかかりそうで……」フゥ…

ネスト「あはは、別に大丈夫ですよ。俺も殿下を援助してくださっている王国には大きな恩がありますし」

ネスト「あ、あと珍しい二人が来客に来てます。それでは御免!」シュ!

アルフ(説明が面倒で逃げたな……当たり前だが)

リーナ「突然の訪問、お許しください」ペコリ

クラウス「む……聖王家のお二人が揃って王城にいらっしゃるとは……」

スカーレット「……何かまた、よからぬことですの?」

アルフ「い、いえ。今回は然程重要な案件ではないのですが……」チラ

リーナ「不躾ですが、私達は今現在、歌の上手い人を方々に探している最中ですの」

リーナ「それでもしよろしければ、お二人にも……」

クラウス「う、歌……?」

スカーレット「これはまた、予想外ですわね」

アルフ「本当に申し訳ありません。私と妹の歌唱力がもっとあれば、このような事態にはならなかったのですが……」

リーナ「ちょっと兄上!? 私は一応そこそこには歌えていましたでしょう!?」

クラウス「事情はわからないが……」スッ…

スカーレット「歌う程度ならば、お安いご用ですわ」スッ…


――
292 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/07(木) 23:39:43.18 ID:7B0QORoz0
――


8クラウス:61(王国民へ呼びかけるために、声には結構気を使っていたようです)
9スカーレット:09(1/2の確率で喋らせたら不味い人が、歌なら平気なわけがないのです)


――


クラウス「あー、あぁ〜♪ ……ど、どうだろうか?」ドキドキ

リーナ「お、お上手ですの……」ガクリ

クラウス「よかった……歌など、あまり歌う機会が無かったもので」

クラウス「民に声を届ける為に、声の出し方や喉の維持には結構気を使っていたのだが、その成果だろうか?」

アルフ「なるほど……」

リーナ「むぅ、これは私達も見習うべきですわね」

クラウス「お役に立てたなら幸い……といいたいが、肝心なのは歌そのものだったね」

クラウス「そうなるとやはりもっと上手な者を探した方が――」






スカーレット「××れて♪ 嬉しいか♪」

王国兵達「「イエス!」」バッ!

スカーレット「それならアナタは×よ!」

スカーレット「ワタクシに♪ 言わせれば♪ 全員××××××!」





リーナ「!?///」

アルフ「!?///」



クラウス「スカーレット将軍および今合いの手を入れた者、全員自室待機っ!!!!」ビシッ!


スカーレット&王国兵「「そ、そんな陛下っ!?」」ガーン!




――
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 23:42:20.82 ID:744zcFKMO
SM判定フォーラムwwww
そうなると王国兵はMばっかなのか……?
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/07(木) 23:44:27.56 ID:r4beE7GpO
スカーレット将軍(CV:杉田智和)
295 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/07(木) 23:49:43.30 ID:7B0QORoz0
――


リーナ「な、なんだか危なそうな歌でしたわね……///」

アルフ「あ、ああ……」

リーナ「でも、合いの手はやはりいい手段かもしれませんわね!」

アルフ「流石に祝福の歌にあのような合いの手は無いがな……」

アルフ「とにかく、あれではとても参考にならないぞ」

アルフ「というよりも、いたずらに国王の心労を増やしてしまっただけのような気もする……」

リーナ「……後日、改めてお詫びの品を持って来ましょう」

リーナ「聖国も帝国も王国も、上層部はこれで全滅ですわね……」

リーナ「他に私達が頼れそうな人は……」

アルフ「……もう、わかっているだろうリーナ?」




……




【帝国・王城】



アドルラン「何?」

カイン「僕たちに?」

アベル「歌を歌え……だと……!?」


リーナ「お願いですの! このとーりですのっ!」パン!

アルフ(あぁ、とうとう式のメインの片方にまで頼る始末か……)

アドルラン「むう、よくわからないが……そちらも大変なようだなアルフ」

アルフ「すまないなアドルラン……お前達が現状、一番忙しいであろうに……」

カイン「……今朝感じた風はこれか」ボソリ…

アベル「?」

カイン「ま、どうということはないね。歌なんて歌った記憶はほとんどないけど……」

カイン「今の僕は、きっとなんだってできるからねぇ……!!!」バッ!

アドルラン「私もあまり経験はないが、声を出すのは好きだぞ! やってみようじゃないか!」

アベル「お、俺も歌うのか……」

リーナ「当然ですの! さあ……さん、はい!」


296 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/07(木) 23:54:43.87 ID:7B0QORoz0
――

10アドルラン:40(ちょっと豪快すぎるかな? もう少し抑えてみましょう)
11カイン:42(歌っていると徐々に熱が入っちゃうタイプ。落ち着きましょう)
12アベル:89(なんで普段歌わないの? その気になれば多くの人を魅了できる筈)

――



アドルラン「ららららー! らーらーらあああぁぁぁぁぁぁ!」

アルフ「……わかってはいたが、やはりアドルランは私やマークス神父と同じタイプだな」

リーナ「ああもう! もう少し抑えるんですの!」バッ!

アドルラン「むう、なかなか難しいものだな」

カイン「そーれなーらばー、僕の歌声はぁぁぁぁああああああ♪」

カイン「ふっ、どうだいこの歌声! 天にまで響く――」

リーナ「お兄さんと一緒ですわね」

アルフ「驚いた。カイン皇子も我々と同じ脳筋の類だったのか?」

カイン「ぐほぉっ!?」グサァ!

アドルラン「おお、私とカインは似ているようだな。兄として嬉しいぞ!」ハハハハ!

カイン「僕は嬉しくないよ!? くそ、けどアベルよりはマシ――」





アベル「〜〜〜〜♪ 〜〜〜♪ ……も、もういいだろうリーナ、アルフ!?///」





リーナ「」

アルフ「」

アドルラン「」

カイン「」サラサラ…


297 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/08(金) 00:06:59.98 ID:TwoltMUe0
リーナ「……」パチパチ…

アルフ「……」パチパチ…

アベル「め、珍しい顔をしながら拍手をするな!?///」

リーナ「いや、だって……アベルあなた……」

アルフ「私達が聞いた中では、圧倒的に上手いぞ……?」

アベル「そ、そんなわけないだろう。あまりからかわないでくれ……///」

アドルラン「いや、私も今の歌はすごく上手かったと思うぞ?」

アドルラン「疎いものでいい言葉が出てこないのだが……」ムムム…

リーナ「……声の強弱、切り替えが上手いのだと思いますわ」

リーナ「それに改めて聞くと、アベルの声は元々が耳に入りやすいですわね」

カイン「な、なんでだアベル……」ガクーン…

アベル「そ、そう言われても……」

アベル「確かに、黒騎士やかつての王城内で冷酷非道を演じる時は、意図的に声の雰囲気も変えるようにしていましたが」

アルフ「なるほど……野心を隠すために鍛えられた、隠された才であったわけか」

アベル「や、やめてくれ。俺はそもそもこんな歌を人前で披露するなど、がらでは無いし……///」

アベル「し、失礼する……!///」ピュー!

リーナ「あ、待って欲しいんですのぉ!?」

アルフ「……惜しいが、やめておけリーナ」

アドルラン「はははは、アベルがあそこまで赤くなるのも珍しいな」

カイン「くそ、いつか僕だって……」

アルフ「しかし参ったな。アベル皇子に頼むのは酷と言うか本末転倒だ」

リーナ「他に歌が得意そうな方は……」

カイン「とりあえず、アベルクラスなら問題ないのか?」

リーナ「そうですわね。十二分な合格点ですの」

カイン「それなら、二人ほど心当たりはあるよ」


298 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/08(金) 00:21:33.33 ID:TwoltMUe0
――



ローズ「あら、アドルラン様にカイン様?」

ノワール「二人とも、アベルに何かあったのか知りませんか?」

ローズ「さっき顔を真っ赤にして全力疾走してたのヨ?」

カイン「くっ……くく……」プルプル

ノワール「?」

アドルラン「ああ、すみません義母上。ちょっとアベルはそっとしておいてあげてください」

ローズ「何かあったのネ……」

ローズ「それより、後ろの二人はもしかしなくても……」

リーナ「お邪魔していますの。カイン、このお二人が心当たりのあるという?」

カイン「ああ。メイド長ローズに、母さんすら一瞬で叩きのめす黒妃ノワール……」

カイン「その実力や多才さは、帝国においても間違いなく最高峰さ」

ノワール「こらカイン、あまり持ち上げすぎないで?」

ローズ「全力は尽くすけど、アタシはアタシにできることしかできないわヨ?」

アドルラン「その全力で、あらゆる分野に精通なされているような気もしますが……」

アルフ「なるほど、この気配……やってくれそうな感じがするな」

ノワール「?」

ローズ「聖王家直々のご依頼……といったところかしらネ?」

リーナ「その通りですの! お二人とも、この場で歌ってくださいな!」


ローズ&ノワール「「……え?」」




――
299 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/08(金) 00:23:10.04 ID:TwoltMUe0
――


13ローズ:09(ついに発覚メイド長の弱点。歌に力を込めるとどうしてもレディーから遠ざかっちゃう!)
14ノワール:01( や め て き か な い で く だ さ い ! ! ! )


――



ローズ(雄)「る゛あ゛あ゛あ゛ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


ローズ「――ああもうっ!/// レディーの秘密を暴かないでちょうだい!///」クネクネ



リーナ「」

アルフ「」

アドルラン「」

カイン「」

カイン「――はっ!? ま、まだだ! 義母さんなら――」




ノワール「――」






――しばらくお待ちください――




ノワール「うあああぁぁぁ……誰か私を殺してくださいいぃぃぃ///」シクシク…


リーナ「」マッシロ

アルフ「」マッシロ

アドルラン「」マッシロ

カイン「」マッシロ



――
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 00:25:26.71 ID:Yp9pTA/tO
この両親からアベルのあの歌唱力が産まれるって奇跡なんじゃないかな……
あとローズさんの雄の部分はアイナには需要ありそうだから(震え声)
301 : ◆gEU9La026k [saga]:2019/11/08(金) 00:26:20.17 ID:TwoltMUe0
まさかの頼れる大人組が揃って沈んだあたりで今日はここまで
はい、致命傷を負ったのはまずこの二人です。どちらかは頼れるだろうと思ったら驚きの結果でした
そしてまさかの範囲内最高値を出したのはアベル。どうなってるの(白目)
ちなみにあともう一人、致命傷を出した人はいますがそれはまた後日

本日もありがとうございました!
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 00:28:35.22 ID:WXYV3DDDO
おつです。
あと一人残ってるのか……残りはヒロインズ&妹組&メイド組&マックスといった感じだが……

よし、被害を最小限にするためにも頼むぞマックス()
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 00:32:58.06 ID:KP05UqsRO
おつおつ!これは完全に予想外だ……
アベルが歌うまで声がいいって、そりゃシアさん達も耳元で囁かれたらきゅんきゅんくる訳だわ
そしてパパンに続きあのママンまで急に笑えるコンマになり始るとかコンマ神仕事し過ぎ
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2019/11/08(金) 08:44:18.44 ID:tiGRwy6pO
ギルバートとノワール泳ぎに続いてほぼ最低値繰り出し合うとかやっぱりまだ夫婦なんじゃね?
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