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【R-18】SEXで操縦するスーパーロボットモノ【安価】
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74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/26(土) 23:02:26.09 ID:lf/hadkZ0
>>72
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/27(日) 17:59:20.99 ID:crf+WGiTO
二人でトレーニングで汗を流す
76 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/27(日) 21:41:30.46 ID:dDRvK3Sj0
…
「♪〜…」
鼻歌交じりに、シェーカーに白い粉を掬っては流し込む。大さじ3杯ほど粉を入れ、牛乳を注ぎ入れると、きつく蓋を締め、しっかりと振り混ぜる。
最後に蓋を開けると、シェーカーごとユウナに差し出した。
「はい、召し上がれ」
「…何だコレ」
泡だらけの白い液体を目の前に、眉をひそめる。アキラは笑顔で言った。
「プロテインだよ。トレーニングの前と後に一杯ずつ。これだけで、全然違うんだから」
「はあ」
恐る恐る受け取り、口を付ける。そして一口飲み込んで、思わず固まった。
微妙。甘くはない。かと言って苦くもない。ただ、中途半端に酸っぱい。そして何より粉っぽい。しかし、期待に満ちた眼差しのアキラの手前、不味いと吐き出すわけにもいかない。ユウナは肚を括ると、ごくごくとプロテインを飲み干した。
話は数十分前に遡る。
余った時間で何かできないか考えたユウナは、興味本位に彼女の肉体美の秘訣について尋ねてみた。できるなら、自分のそのような力強い肉体を手に入れたいとも。
彼女の反応は、予想以上だった。嬉々として、彼にキッチンから持ってきたプロテイン(いつの間にか箱で山積みになっていた)を振る舞った。それから運動用のハーフパンツとシャツに着替えると、真新しいトレーニングルームに、2人で足を踏み入れたのであった。
…
「元々、男にナメられたくなくて身体を鍛え始めたの」
マシーンを軽々と動かしながら、アキラが言う。ユウナはそれを聞きながら、黙々とランニングマシーンの上を走っている。
「でも、だんだんトレーニング自体が楽しくなってきちゃってね。周りの娘たちから褒めてもらえるし、プロテインは意外と美味しいし」
「美味いか、アレ…?」
思わず呟く。
「さっきみたいなヨーグルト味とか、後はチョコレート味とか、バナナシェイク味とか、色々あるんだよ。好きに混ぜたりもできるし。オススメはいちごチョコかな…」
「お、おう…」
77 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/27(日) 21:51:13.69 ID:dDRvK3Sj0
曖昧に相槌を打ちながらも、走り続けるユウナ。
「…それにしても、凄い走るね。息も殆ど上がってないし」
「まあな。オレも、少しは鍛えてたし」
「流石に、30分ちょっと腰振り続けた男は違う」
「…」
ユウナは黙って、ランニングマシーンの速度を落とした。そうして、歩くスピードまで落とすと、とうとうマシーンから降りてしまった。
「ユウナ?」
彼はアキラの隣のマシーンに座ると、レバーを掴んで下に引っ張った。
「ふんっ…!」
「無理しないで。最初は軽い負荷から」
アキラが、マシーンから重りを外す。それから彼の前に立つと、レバーに手を添えた。
「はい、鼻から吸って、口から吐いてー…」
「…」
目の前で、大きな胸が上下に揺れる。
「いーち、にー、いーち、にー…」
汗ばんだシャツから、くらくらするほどの匂いが漂ってくる。これが、女性の匂いなのだろうか。不思議と、不快な感じはしない。ただ、クラウドバスターの中での交わりを思い出し、胸が熱くなっていくのを感じた。
「…」
「…汗、かいちゃったね」
気まずそうに笑う、アキラ。その目線は、真っ直ぐに隆起した彼のズボンに、遠慮がちに注がれていた。
78 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/27(日) 22:10:26.28 ID:dDRvK3Sj0
…
大浴場にて。脱衣所に着くなり、アキラは「お手洗い行ってくるから、先に入ってて」と、トイレに行ってしまった。
ユウナは一人、汗の染みた服をかごに放り込むと、タオル一枚だけ持って浴場に入った。
「うわ…これを、2人で…?」
目の前には、大理石張りの広い空間。真ん中には円形の大きな浴槽があり、それを囲むようにビーチチェアまで置かれている。勿論、壁際には一つ一つ仕切られた、シャワーも備え付けてある。
シャワーで軽く汗を流すと、彼はそっと湯船に足を入れた。
「お、ぉ…」
肩まで使って、思わず溜め息。クレードルにいた頃は、このくらいの広さの風呂を、何十人で一斉に使ったものだ。安らぐどころではない。水を掛け合う様は、まさに戦場であった。
それにしても、男女共用の施設で、これでは、まるで…
「…おまたせ」
「っっっ!!」
弾かれるように立ち上がり、振り返った。そして、再び湯船の中に縮こまった。
そこに立っていたのは、アキラ。長い黒髪を上で纏め、ユウナと同じくタオルを一枚、身体の前に垂らしている。当然、身に付けているのはそれだけで、白いタオルからは豊かな乳房が透けて見えるし、背が高いせいで太腿の間の割れ目はタオルで隠せていない。
アキラも湯船に浸かると、ユウナの隣に座った。
「…」
「…」
また、沈黙。あれだけ激しく交わり、何度も絶頂したとは言え、そもそも2人はついこの間出会ったばかりである。心から打ち解けるには、まだ時間と機会が足りなかった。
79 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/27(日) 22:10:54.03 ID:dDRvK3Sj0
↓1〜3 どうしよう?
今夜はここまで
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/27(日) 22:37:33.71 ID:G/froDDAO
何でパイロットになったか聞いてみる
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/27(日) 22:42:14.81 ID:crf+WGiTO
休日にどこかへ遊びに行こうと誘ってみる
82 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/28(月) 22:54:56.23 ID:rRo2xJQh0
今日は更新できない
あと、もう一つ行動を決めて欲しい
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/28(月) 22:59:48.69 ID:s84EI/uPO
互いのことを知るために、とりあえず色々と他愛の無い話をしてみる
84 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/29(火) 22:10:09.07 ID:Tg7Z4ROk0
「…アキラは」
真っ直ぐ前だけを見つめながら、ユウナは言った。
「どうして、クラウドバスターに乗ろうと思ったんだ?」
「何でかな」
彼女もまた、正面を向いたまま答える。
「3年前にクレードルが正式に候補生を募るようになって…その頃、君と同じ16だったんだけど、何でか応募しようと思ったの。バスケとかやってて、体力には自信があったし」
「だけど、アレの操縦は」
「もちろん、親には反対されたよ。死ぬかも知れないし、そうでなくとも知らない男に犯されるって…どうやって説得したのか、未だに分かんないや。もしかしたら、家出してきたのかも」
そこまで言うと、彼女は逆に質問してきた。
「ユウナは? パイロットY#2…2番目のパイロットってことは、君が『ドゥームズ・デイ』に」
「…悪い」
おもむろに、ユウナが遮った。
「その話は、嫌だ」
「えっ?」
「分かるだろ。あんたの胸と一緒だ。…まだ、触れられたくない」
「…うん」
85 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/29(火) 22:11:04.39 ID:Tg7Z4ROk0
アキラは、素直に引き下がった。ユウナは取り繕うように喉を鳴らすと、やがておずおずと言った。
「そ、そう言えば、オレたちもう外に出て良いんだったな」
「! そうだよ。今度、どっか行こうよ! 先にパイロットになった、あたしの友達もいるし…」
「そうだな。次の非番の時にでも」
美味しいものを食べたい。一昨年完成した、東京スタータワーに登ってみたい。旧首都の、海底遊歩道を歩いてみたい。様々な希望を出し合いながら、ユウナがふと零した。
「…外の奴らは、こんなこといちいち言わねえだろうな」
「そうかもね」
「流行りとか、もう分かんねえ。…あんた、甘いものが好きなんだな」
「そうだけど。意外?」
「周りにも鍛えてる奴はいたけど、皆して糖分は敵だとか言ってたから」
「ちっちっち。こういうのは、バランスが大事なの。ほら」
おもむろに彼女は、力こぶを作って彼に差し出した。
「筋肉と脂肪の比率が大事なの。…触っていいよ」
「…」
ユウナは、恐る恐る彼女の二の腕を掴んだ。盛り上がった筋肉は、彼の握り拳よりも大きい。それでも、その表面は柔らかい。
「お、おう…」
「どう? どう? やっぱり、人の目があるってモチベになるのよね」
86 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/29(火) 22:12:59.45 ID:Tg7Z4ROk0
そこまで言うと彼女は、いきなりユウナの二の腕を掴んだ。
「ちょっ!」
「おっ、意外とある。でも、まだまだこれからね」
「おいっ、止めろ!」
「それにしても、肌綺麗ね〜。こんなとこまで女の子みたい…」
「ああもうっ!」
彼女の手を振り払うと、彼は立ち上がった。
「オレを、女扱いするんじゃ…」
「…」
怒鳴りかけて、固まった。
彼の目の前には、驚いた顔で彼を見上げる、アキラ。中途半端に突き出した腕の間に浮かぶ、2つの果実。
そして、彼女の鼻先で揺れる、『男』の証。
「っ!」
「…」
ユウナはその場にしゃがみ、アキラは両手で胸と股間を覆った。
また、沈黙。
やがて…俯いたまま、アキラが遠慮がちに、言った。
「…する?」
「するって」
股間に置いた手を、ゆっくりとどける。そうしてその指で、滑らかな秘部を小さく広げた。
「…任務外の、性交渉」
湯の熱だけではない、明らかに上気した顔で、彼女は囁いた。
87 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/29(火) 22:18:39.90 ID:Tg7Z4ROk0
↓1〜3でコンマ最大 どうする?
今夜はここまで
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/29(火) 22:24:06.98 ID:BUIx08zrO
乙でした
アキラを抱く
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/29(火) 22:29:36.95 ID:YoKqHk6oO
抱く。
プレイ内容も指定して良いなら信頼を深め合う意味も込めてお互いに愛撫しあう。
90 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/29(火) 22:37:07.93 ID:Tg7Z4ROk0
(もう大体決まっちゃったし場所も指定してちょ)
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/29(火) 22:41:57.13 ID:eeKri+JzO
洗うのも楽そうだし、せっかくだからお風呂で
92 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/31(木) 19:01:01.74 ID:blcGfpza0
…
「っ、あ…柔らか…」
「こっちは…硬いね…んっ」
湯船の中で向かい合って座り、互いの性器を指で撫で合う。全身筋肉に覆われたアキラも、つるりとした秘部だけはただ柔らかく、熱い。素肌の裂け目をそっと開くと、薄桃色の粘膜が覗いた。クレードルでの講義で見た女性器と違って、陰核は完全に皮に包まれている。
反対に、ユウナの怒張したペニスは、先端の包皮は完全に剥けて、赤らんだ亀頭が露わだ。
「女の子みたいな身体なのに…ここは、しっかり男の子なんだ」
「うるさい…っ」
陰嚢をつままれ、竦み上がる。当然、ユウナの陰部も完全に除毛されており、つるつるだ。
「他の男よりも、大きいの…?」
「知るかよ…うっ」
肩を震わせる。ユウナは負けじと、尻に手を伸ばした。
「うわ、硬っ」
「だから、鍛えてるもん」
自慢気に言うと、不意に声を潜め、それから言った。
「…ここなら、柔らかいよ?」
そう言って、肩をそらす。湯に浮かぶ豊かな双丘が、彼の目の前に突き出される。
「おっぱい、触っていいよ。…ちょっとだけなら、先っぽも」
「!」
両手で、柔らかな膨らみをそっと包んだ。軽く揺すると、白い肌に小さく波が立つ。アキラが、くすぐったそうに笑う。
「んふっ…」
「…」
無言で、彼女の乳房を揉む。その顔は上気し、瞬きもしない。それでも、紅い乳首には触れないよう、気をつけて愛撫していた。
「はぁっ…んっ…」
「っ…ふぅっ…」
アキラの手の中で、彼の男根がびくんと跳ねた。
彼女は脚を広げると、ぱんぱんに腫れたそれを両手で包み、自らの脚の間に優しく引き寄せた。
「…おいで」
「! …っ」
導かれるまま、腰を突き出す。
ユウナが、温かい、濡れたものに埋まっていく。それは彼の分身を根本まで包み込むと、きゅっと締まった。
その瞬間、彼が短く声を上げた。
「ぅあっ…」
それと同時に、煮えたぎるように熱い子種が、彼女の胎内に勢いよく溢れ出した。
「あっ…出てる…」
「うっ、あ、はっ…」
アキラの身体にしがみついて、腰を震わせるユウナ。その肩を抱き締め、濡れた髪を撫でると、アキラは囁いた。
「いっぱい出るね…あたしの膣内、気持ちいい…?」
「…っ」
小さく、ユウナが頷く。
「そっか。パイロットとしては、良いことかな」
そこまで言って、思い出したように呟く。
「…あっ、避妊…」
「…」
ユウナが恐る恐る顔を上げ、アキラと目を合わせる。
「…一旦、上がろっか」
93 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/31(木) 19:27:51.06 ID:blcGfpza0
…
便座の上に座ると、アキラは脚を広げ、膣に指を突っ込んだ。
「んっ…」
どろりとした白い液体が、ぼたぼたと溢れ、便器に落ちる。
ユウナはそれを、彼女の股間に顔を埋めるようにして見つめている。
「やだ、見ないで…」
「…」
「もうっ…」
呆れ顔で、便器から立ち上がる。それから、汚れた手で下腹を撫でると、ぼそっと言った。
「…シミュレーターと違って、いつまでもお腹があったかいや。これじゃあ、本当に妊娠しちゃう」
「ヘルスケアが何も言わないなら、大丈夫だろ」
「そういう問題じゃないの!」
手を洗い、トイレを出る。大きなベッドの据えられたその部屋は、性交のための部屋。
ベッドの上に登り、枕元に山積みにされた小さなビニールの包みを取り上げると、アキラは手招きした。
「ほら、こっち」
言われるがまま彼女の隣に来ると、包みを破り、中から丸いゴムの被膜を取り出した。既に準備万端な彼の一物に、慣れない手付きで被せる。
「これでOK…かな?」
「良いだろ」
「やっ…」
アキラの押し倒すと、そのまま彼女の膣に挿入した。激しく腰を振り、濡れた性器を擦り合わせる。
「やだっ、もっと、優しくっ」
「っ…っ…」
アキラは手を伸ばすと、一心不乱に腰を振る彼の尻を、ぎゅっと掴んだ。
「っ!?」
「お尻っ、触っちゃうもん。あー、柔か…ぁんっ!?」
強く腰を打ちつけられ、怯む。
尻から手を離すと、今度は彼の頭を自分の胸に抱き寄せた。
「んっ、んぅっ」
「ふっ、んっ、うっ…」
柔らかな胸の谷間で、どうにか顔を上げると、ユウナは呻いた。
「お前っ、どこもかしこも、硬いんだよっ」
「言ったわね? おっぱい攻撃っ!」
両手で乳房を掴み、彼の頭を挟み込んだ。
彼女の膣内で、彼のペニスが一段と膨らんだ。
「あっ…出そう…?」
「…」
何も言わず、腰を速める。
上気した彼の顔を見ながら…アキラは、そっと自らの乳首を、指でつまんだ。
「んあぁっ!」
「!? …ぅあっ」
膣が、きつく締まった。急な刺激に、ユウナは二度目の射精を迎えた。
94 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/31(木) 19:44:12.98 ID:blcGfpza0
名残惜しそうに腰を引き、ペニスを抜く。精液でぱんぱんに膨れたコンドームを見て、アキラが唸った。
「うわ、二回目でこの量って…絶対に、妊娠させてやるって感じ」
「…たい」
「えっ?」
「…妊娠、させたい…アキラの中に…もっと、出したい」
「! やだストップ! ちょっと休ませて…あぁっ!」
…
翌日。ベッドの下で目覚めたユウナは、まず全身の激しい筋肉痛を自覚し、それから頬に残る真っ赤な掌の痕に気付いたのであった。
95 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/31(木) 20:15:19.75 ID:blcGfpza0
…
ミーティングルームにて。大きな円形の机に隣り合って座ると、目の前に大きな画面がせり上がってきた。
画面に現れたのは、ライヒ博士。
”ネストの皆、おはよう。定刻通り、揃ったようね”
彼女の顔の周りに、数個の小さなウィンドウが開く。表示されているのは、他の居住区に住むパイロットたちだ。
”定例会議の前に、皆に紹介よ。昨日からこのネストに仲間入りした、新しいパイロットがいるわ”
ライヒ博士の顔が消え、代わりにユウナとアキラの姿が映し出された。
”おいおい、レズでもオルゴンボックス動かせるのかよ”
”どっちが男だ?”
「…」
「ユウナ、抑えて」
”馬鹿なこと言わないの。…先日、初陣にして見事ドゥームズを撃退した、パイロットX#36、アキラと、パイロットY#2、ユウナよ”
忽ち、画面の向こうがざわついた。
”…Y#6、結城シュウリです。質問を良いですか”
”どうぞ”
黒髪の生真面目そうな青年が、ユウナに質問する。
”先程の紹介が間違いでなければ…ユウナさん、貴方は二人目のパイロットY…それは、つまり”
「ああ、オレはお前らの先輩だぞ。敬え」
”…ごめんなさい”
ライヒが割り込んだ。
”その辺りは、機密に関わるの。ただ言えるのは、彼はクレードルを卒業する前からオルゴンボックスに認められた、立派なパイロットってこと。そして、X#36はそれに相応しい、強力な操縦者ということよ”
ここで、紹介は打ち切られた。
次に、黒雲に包まれた氷山と、荒れる海の映像が流れた。
”無人機から撮影された、北極と南極の現在の映像よ。相変わらず上空は黒雲に覆われて、極地付近はドゥームズの群れで近づけそうにないわ”
やや引きの視点で取られた映像。空は、分厚い黒雲に覆われている。そして、薄暗い海上には、おびただしい数の怪物が蠢いていた。
96 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/31(木) 20:50:18.63 ID:blcGfpza0
オゾンホール直下、普通なら雲などできないはずの高度に立ち込めた黒い雲の中から現れた巨大生物、通称『ドゥームズ』。極地を制圧した彼らだが、どういうわけかその場から海を渡って陸地を目指すことはせず、そのまま留まり続けた。
彼らが人間の居住地に侵攻するプロセスは、現在知られている限りでは次の通りである。
@極地上空から、黒雲の一部が地上、あるいは海面近くまで伸びてくる
Aその先端に、一体のドゥームズが吸い込まれる
B人間の居住地上空、数百mに黒雲が出現し、中から吸い込まれたドゥームズが顕現する
このようなプロセスを踏む理由としては、ドゥームズが海を泳げない、オゾンホールから一定距離離れると生命を維持できなくなるなどの仮説がある。
”今週のドゥームズ襲撃は3件。そのいずれもが、クラウドバスターによって撃退されているわ。1件はロシアのバイカル湖畔、1件はチリはアンデス山脈の麓。そして1件が、日本の中部ブロック”
画面に先日2人が倒した、おぞましい怪物の姿が映る。
”名称は『ロータス』に決定したわ”
”うわ…”
”今年一キモいな…”
”それだけじゃないわ。このドゥームズは、身体を流れる体液に溶解作用があるの。クラウドバスターは、これの心臓部をドリルで貫いて撃破したけど、その際にナノマシンの18%を失ったわ”
画面が、真っ二つに引き裂かれたロータスの死骸に切り替わる。断面から流れる七色の液体が、コンクリートや建物を溶かしているのが分かる。
”今後、同様の個体が出現するかも知れない。特に近距離型の操縦者は気をつけて”
会議が終わった。パイロットたちの顔が消え、ライヒ博士の顔だけが残された。
”…昨夜は、はしゃいじゃったみたいね”
「…」
「…ふんっ」
そっぽを向くアキラ。ライヒは苦笑すると、言った。
”ネストに来た子たちは、最初は羽目を外し過ぎちゃうものよ。仲良くしてね”
それからおもむろに、手元から何やら書類を取り上げた。
”…それに、そろそろ二人目のパートナーが来る頃だし”
「!」
「えっ、もう?」
”勿論。アキラちゃんが体調不良になったら困るでしょ? それに、そろそろ『危ない』時期じゃない”
「!」
ぱっと、アキラの顔が赤らむ。
単刀直入に言うなら、生理周期の話だ。今はまだ大丈夫だが、性交によって妊娠の可能性が高まる時期が、近づいていた。
”元々ネストに入ったら、次の日には2人目が来るものよ。ユウナ君の場合は色々あって、時期がずれちゃったけど…”
97 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/31(木) 20:51:07.87 ID:blcGfpza0
手元の書類に目を遣り、告げる。
”先に、簡単に紹介しておくわね。…”
↓1〜3でコンマ最大 女性パイロットの名前と年齢 コンマがゾロ目で…?
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/10/31(木) 20:54:15.58 ID:rqqW/aaK0
女性パイロットの
名前 カオリ
年齢 17
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/31(木) 20:59:29.10 ID:Nz3BgTd60
ルイ 17歳
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/31(木) 21:00:11.22 ID:klm5gilDO
ヤヨイ
16歳
101 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/31(木) 21:05:41.83 ID:blcGfpza0
”名前はカオリちゃん。あなたのひとつ上、17歳よ”
「…」
仏頂面で、説明を聞くアキラ。ユウナは、気まずそうに鼻を啜る。
”見た目はこんな感じ”
画面に、少女の全身像が映し出される。
↓1〜3をMIX カオリの外見的特徴
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/31(木) 21:06:39.68 ID:Nz3BgTd60
白髪メカクレのオドオドした雰囲気の女性 小柄だが胸は大きい
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/31(木) 21:07:00.82 ID:jizHOX7rO
赤毛のツインテール、タレ目でおっとりした雰囲気
華奢だが脱ぐと胸もお尻も平均くらい
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/31(木) 21:08:41.57 ID:klm5gilDO
黒髪おかっぱ
小柄で猫背で目の下に隈な根暗な雰囲気
ちゃんと整えれば美少女
105 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/31(木) 21:20:20.99 ID:blcGfpza0
暗い。そう、ユウナは思った。
小柄で、猫背気味だ。短いツインテールに括られた髪は白く、切り揃えられた前髪は何故か目の下まで伸びている。前髪の隙間から覗く目は、赤い柔らかな垂れ目で、薄っすらと隈が浮いているのが分かる。背中を縮めるように立っているが、胸は大きいようだ。
「姿勢が悪い」
ぼそりと、アキラが呟いた。
「腕も細いし…大丈夫なの?」
”これでも、シミュレーターでは優秀な成績を残しているわ。それから、本人の了承を得た上で、今のうちに伝えておくけど…”
↓1〜3をいい感じに カオリの性癖、性感帯について
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/31(木) 21:27:21.15 ID:klm5gilDO
性感帯 おへそ
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/31(木) 21:30:46.42 ID:9Q+QN9msO
露出癖
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/10/31(木) 21:33:38.55 ID:Nz3BgTd60
コスプレ趣味
109 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/31(木) 21:51:11.10 ID:blcGfpza0
「おい、ちょっと待て」
ふと気になって、ユウナが止めた。
「ところで、そいつのその格好は何だ?」
画面に映る彼女は、どういうわけかビキニと燕尾服を組み合わせたような、露出の高い格好をしている。フリフリの黒スカートは丈が足りておらず、ピンク色のショーツが丸見えだ。
”魔法少女ラジカル☆ラプチャンのコスプレだそうよ。…彼女の、趣味。こういう格好で、人に見られるのが好きみたい。あと、弱点はおへそよ”
「…」
「…」
顔を見合わせる2人。やがて、ユウナが何か言いかけた時、突然天井の赤色灯が点滅を始めた。
「! ドゥームズか」
”ちょっと待ってて。……関東第17ブロックに避難命令が出てる。黒雲の形成が始まったみたい”
「最近多くない?! あたしたちは…」
”#Y2は、今日は応援部隊に入ってるわ”
「ファーストがしくじらなければ、出ずに済むってことか」
”でも待機はしておいてね”
「分かったよ」
「着替えて、格納庫ね」
2人は立ち上がり、ミーティングルームを後にした。
110 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/10/31(木) 21:52:57.58 ID:blcGfpza0
今夜はここまで
久々の安価スレなんですけど、安価出すペースとかこんな感じでいいのかな
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/01(金) 07:13:25.69 ID:BlUQwU+DO
乙
いいと思います
112 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 10:41:07.62 ID:i+bbSS+S0
…
「…暇だな」
「そうね」
薄暗いオルゴンボックスの中。パイロットスーツに着替えた2人は、モニターに映る戦闘区の様子を、退屈そうに眺めていた。アキラは両手にダンベルを持ち、アキラは柔軟体操をしている。ダンベルは、オルゴンボックスの制御AIに冗談半分に注文したところ、瞬時にナノマシンから作って出してくれた。ユウナがストレッチしているのは、ひどい筋肉痛を少しでも解消するためだ。
2人が着ているパイロットスーツ。細かな差異こそあれど、概ね共通のデザインをしている。ラバースーツめいて首から下を覆う黒い被膜は、汗や老廃物を吸収し、体温を最適な状態に保つ機能がある。灰色のチェストアーマーにはセンサーが内蔵されており、心拍数や体温など、着用者の生体情報をモニタリングしている。また、超細径針から麻酔薬や強心剤などの薬物を投与することもできる他、ブーツと連動して姿勢制御や、歩行条件の監視による体力の把握などにも役立っている。股間に張り付いたサニタリーピースについては、特に言うことは無いだろう。強いて言うなら、男性用はペニスを収められるよう、女性よりやや大きく作られている。
これらの装備は、狭い国土でドゥームズの迎撃しか行わない日本のパイロットからすれば無用の長物かもしれない。しかし、広大な海を移動して迎撃する必要のある海洋国や、広い国土の一部に既にドゥームズが居着いてしまった地域では、一度の作戦が数日に渡ることがある。そういった場合に、このような装備が必要なのであった。
「オレにもダンベルくれよ」
伸びをしたユウナが言うと、瞬時に足元にナノマシンが湧き出し、2個のダンベルになった。
それを拾い上げ、上下に持ち上げながら彼は言った。
↓1 何について話そう?
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 11:17:16.67 ID:AwyuErzV0
他のパイロットについて
現在出撃中のファーストの事とかそれ以外とか
114 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 12:10:45.39 ID:i+bbSS+S0
「今出てるのはY#7だったか」
「ユウセイって人みたい。女の子の方は、アサミ…だっけ」
「さっきレズとか何とか言いやがったヤツだな」
モニターには、4本足で移動し両手の機関銃を撃ちまくるクラウドバスターと、それを軽々躱すトカゲのような形のドゥームズが映っている。クラウドバスター・タレットというのが、今出撃している機体の名前であった。
「あんな雑魚相手に苦戦しやがって。いい気味だ」
「そんなこと言わないの」
嗜めるアキラ。彼女の言うことはもっともで、避難させるべき人口で戦闘区を区切っている都合上、関東ブロックは一つの区域が極端に狭い。だからこそ固定砲台型のクラウドバスターが出ているわけだが、如何せん素早い相手には相性が悪い。苦戦するのは無理もないことであった。
とは言え、戦闘から2時間が経過し、ドゥームズの身体には無数の銃創ができている。動きも最初よりは鈍く、倒れるのも時間の問題だろう。
「もう片方の待機は?」
「さっき質問してきた、結城シュウリさんよ」
「ああ、あいつか」
黒い髪を短く切り、眼鏡を掛けた彼は、他の者よりは年長のように見えた。
AIが気を利かせて、他のパイロットの情報を表示させた。それによると、シュウリは22歳で、去年パイロットになったらしい。女性に比べるとまだ可能性はあるとは言え、この歳でパイロットになるというのは非常に稀だ。血の滲むような努力があったのだろう。
相手はヒメユリという18歳の少女で、機体名はクラウドバスター・ナーワル。イッカクという意味だが、長い角を生かした近距離型ではなく、長いライフルを携えた超長距離狙撃型らしい。
「あいつはまだまともそうだったな」
「真面目な人みたいだったね」
画面の向こうでは、タレットがドゥームズの頭部に、致命的な弾丸を命中させたところであった。
115 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 12:26:33.01 ID:i+bbSS+S0
「これならいけそうだな。そろそろ帰れそうだ…」
ダンベルを置こうとしたその時、突然画面の真ん中にライヒ博士の顔が映し出された。
「博士、どうしたの?」
”今映ってる戦闘区に、オゾンホールが観測されたわ”
「…は?」
”黒雲の形成が始まってる。出撃の用意をして”
「嘘だろ? ドゥームズが、同じところにもう一体来るってのかよ?」
”嘘じゃないの! 見て”
画面に、少し離れた場所の空が映る。遙か上空には、薄い黒雲がわだかまっているのが見えた。それは見る見る内に濃度を増し、地上に向かって伸びてきていた。
「ユウナ!」
「クソっ! しゃあねえ」
ダンベルを放り捨てると、足元からモーターサイクルめいた操縦席がせり上がってきた。サニタリーピースを毟り取り、アキラがそれに跨ると、ユウナもペニスを出してその後ろに立った。
「よし…いくぞ…」
「うんっ…あっ」
サニタリーピースの吸収剤は、潤滑剤にもなる。おかげで彼のペニスは、アキラの膣にスムーズに挿入された。
『オルゴンボックス、起動。クラウドバスターシステム、起動開始』
ハンガーから切り離されたオルゴンボックスが、ナノマシンの海に沈む。ナノマシンが、鉄の巨人を形作っていく。
『パイロットX:アキラ。パイロットY:ユウナ。 結合を確認。オルゴン供給、安定』
やがて液体ナノマシンは、屈強な上半身に鋭い爪を持つ、野人となった。
『クラウドバスター・サヴェージ、起動完了』
「「クラウドバスター・サヴェージ、発進!」」
2人の号令で、ゴンドラが高速で上昇を始めた。
116 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 12:35:35.02 ID:i+bbSS+S0
…
クラウドバスター・タレットが、動けなくなったドゥームズの前に立つ。その腹部が展開し、中から大口径の砲身が突き出した。
次の瞬間、青いエネルギー弾が放たれ、瀕死のドゥームズを灼き尽くした。
時間はかかったが、これで終わりだ。砲身を収め、帰路に就こうとしたその時、突然機体が大きく揺れた。
見ると、4本の足の下に、巨大な蜘蛛めいた怪物が潜り込んでいた。それは8本の足をぐいと伸ばすと、巨大なタレットの身体を、地面に倒してしまった。
「ねえ、あれマズいんじゃないの!?」
地表に出た瞬間、アキラが叫んだ。
タレットをひっくり返した蜘蛛のドゥームズは、その体をよじ登り、頭部のオルゴンボックスに迫ろうとしていた。
「えらく頭を使うヤツだな…行くぞ!」
ユウナは、彼女の尻に両手を置いた。黒いスーツに無数のコンソールが投影された。
117 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 12:40:59.10 ID:i+bbSS+S0
___オルゴンボックスの制御AIは、パイロットの行動からその意図を読み取り、クラウドバスターに反映します。
参加者から、クラウドバスターの行動を指示するには、2通りの方法があります。そのどちらを選んでも構いません。
一つは、直接クラウドバスターの行動を明記すること。走る、ジャンプする、爪を立てるなど、具体的な戦闘行動を記述してください。
一つは、パイロットの行動を記述すること。体位や、愛撫する部位、抽迭の速度などをできるだけ細やかに記載してください。
クラウドバスター・サヴェージは、起動時点ではY#2が操縦者です。しかし、行動に応じて自在にX#36と役割を入れ替えることができます。その場合は、役割交換の旨を明記してください。
では、始めましょう。
↓1 どうする?
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 15:35:53.59 ID:wIpqhoMDO
まず敵の足を破壊していく
119 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 18:20:20.90 ID:i+bbSS+S0
腰を引き、突き出す。
「んっ」
サヴェージが、歩き出した。徐々にスピードを上げると、爪を振りかざし、飛びかかった。
「はあっ!」
タレットの胴に食い込む脚の一本を、両手で掴んだ。そのまま、ぐいぐいと引っ張る。
”おい、早くしろ!”
モニターの隅に、タレットのコックピット内が映る。憔悴した男と、その下でぐったりしている女の姿が見えた。
「うるせえ。ぐちゃぐちゃ言う前にお前らも抵抗しろ」
吐き捨てるように言うと、ユウナはアキラの腰を両手で掴み、そしてぐいと引き寄せた。
8本の脚の一つが、遂に関節からちぎり取られた。
サヴェージはそれを放り捨てると、更に隣の脚に取り掛かった。タレットも、片手の機関銃を連射し、コックピットへの一撃を防いでいる。
一本、また一本と、細長い硬質な脚を毟り取っていく。右の脚を2本、左の足を3本奪われて、とうとうドゥームズが態勢を崩した。頭部に2つ開いた口をキシキシと鳴らしながら、タレットを捨ててサヴェージに向き直る。
↓1 どうする?
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 18:32:42.06 ID:NJIHzSfAO
操縦者を入れ換える(役割交換)
121 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 19:29:37.56 ID:i+bbSS+S0
「ちょっと、あたしに代わって」
不意にアキラが言った。
「何で」
「君、突っ込むのは得意でも、迎え撃つのは苦手でしょ…ほらっ!」
突然、コックピットが回転した。仰向けのユウナに跨る形になると、アキラは両手で彼の頬を挟んだ。
外では、残った脚で飛びかかかってきた蜘蛛の牙を、サヴェージが両手で受け止めていた。
「ね?」
「…」
不貞腐れたように、ユウナはそっぽを向いた。
掴んだ牙を、地面に叩きつける。細い足で胴体を踏みつけると、サヴェージは指を曲げ伸ばしした。鋭い10本の爪が、黒雲の下で不敵に煌めいた。
↓1 どうする?
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 19:34:21.04 ID:Wc/dF7370
そのまま迎え撃ち、隙をみてカウンター
123 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 19:52:42.20 ID:i+bbSS+S0
ドゥームズが、吼えた。
「うわっ」
「きゃっ」
身体を大きく揺すりサヴェージを振り落とすと、再び牙を剥いて飛びかかった。それを拳で叩き落とすと、更に頭で足元を薙いできた。
「!」
ユウナの上で、アキラが大きく腰を振る。
「んあっ!」
サヴェージが小さくジャンプし、攻撃を間一髪で躱した。この機体は、スピードとパワーに優れているが、その反面脚部は脆弱だ。それを相手も悟ったらしい。飛び上がることはせず。牙で足元を狙ってきた。
「このっ、このっ!」
小さく腰を揺すりながら、ユウナの胸や腹を指先で刺激する。
足元に向かって、爪を突き出すサヴェージ。しかし、どうにも決定打に欠ける。アキラは言った。
「ユウナ、これ外していい?」
「はっ? す、好きにしろっ!」
アキラが、彼のチェストアーマーを毟り取った。そうして、剥き出しになった彼の乳首を、指で挟んだ。
「ちょっ、くすぐったっ、はっ」
「この前の、お返しっ」
遂に、左の爪が蜘蛛の脚を捕らえた。身を捩り、噛みつこうとする頭に、右の拳を打ち込んだ。
124 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 21:15:39.15 ID:i+bbSS+S0
「こいつ、硬くない!? このっ!」
繰り返し、パンチを見舞うサヴェージ。しかし、怯みはするものの致命傷が与えられない。
「もういい、代われアキラ…」
ユウナが良いかけたその時
”…大変お待たせしました。ようやく、準備ができました”
突然、モニターに一組の男女が映し出された。
「!?」
「えっ、シュウリさん?」
そこにいたのは、操縦席に座る結城シュウリと、彼の膝の上で大きく脚を広げ、こちらを向いて座る、一人の小柄な女であった。彼女の無毛の割れ目にはシュウリの男根が根本まで刺さっており、彼の拍動に合わせて、縁から白い液体を溢れさせていた。そして、片手でその上の陰核を扱き、もう片方の手で控えめな乳房を愛撫するシュウリは、朝とは明らかに違う、『狩る者』の目をしていた。
”クラウドバスター・タレットは南西方向にできるだけ遠く避難を。クラウドバスター・サヴェージは、そのドゥームズをできるだけ上に持ち上げていただけますか”
”はっ、シュウリさんっ、もうだめっ、もう出ちゃうっ!”
”我慢しなさい”
「…こっちの腕吹っ飛ばさないでよ!?」
アキラはユウナの頭に両腕を回すと、ぐいと彼の身体を引き寄せた。
サヴェージが、両手で蜘蛛の胴を掴み、頭上に高く掲げた。
”出るっ、あっ、漏れるっ! 見ないでぇっ!!”
通信が切れた、次の瞬間
凄まじい衝撃が、2人の頭上を駆け抜けた。
「ひっ…」
「う、わっ…」
声も出ない2人。恐る恐るカメラを上へ向けると、そこには無傷のまま掲げられたサヴェージの両腕と、その間で燻る蜘蛛の残骸が映った。
視線を移すと、遙か向こうには、長大なライフルを構えた、一機の人型クラウドバスターがいた。
「…美味しいとこ、持ってかれちゃった」
「そうだな」
脱力したように、2人は溜め息を吐いた。
125 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 22:07:33.71 ID:i+bbSS+S0
…
格納庫に戻り、オルゴンボックスから降りると、丁度ライヒ博士が待っていた。そして、その隣の人物を見て、アキラの顔が固まった。
「…ど、どうも」
おずおずと、片手を上げる少女。白い前髪を赤い目の下で揃え、後ろ髪を2つで括った、猫背気味に立つ小柄な彼女は、朝に紹介されたユウナの二人目のパートナー、カオリであった。彼女は今、アキラと同じパイロットスーツを着ていた。
「いい加減、延び延びになってる試運転を済ましておかないとと思ってね」
ライヒが、彼女の肩を叩く。
「実物を見た感想は? カオリちゃん」
「あ…思ったより、ちっちゃいなって…」
「悪かったな」
唸るユウナ。アキラが、じろりと彼女を睨む。
「こう見えてこの子、体力オバケだよ。耐えきれるの?」
「ひっ」
長身のマッチョ女に睨まれて、竦み上がるカオリ。
「脅かさないの。…大丈夫、ユウナとの相性も計算済み。あなたとは違った方向で、彼とマッチするはずよ」
「…そう」
アキラは短く応えると、足早に出口に向かって歩いた。
「ユウナ、あたし先に帰ってるね」
「あ、ああ…」
去っていく背中を呆然と眺めながら、ユウナは小さく頷いた。
126 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 22:14:31.45 ID:i+bbSS+S0
「…うち、嫌われてるっぽいですね」
オルゴンボックスのハッチを見ながら、カオリがぼそっと呟いた。
「アキラに?」
「はあ。どう見てもあの人、うちのこと嫌いでしょ。はぁー、これからあの人と同じ居住区かぁ…3日以内に殴り殺されそう」
「それは流石に無いだろ。あいつだって、その内慣れる」
ユウナは先程出てきたばかりの。カオリは生まれて初めてのオルゴンボックスへ、足を踏み入れた。
2人の後ろで、ハッチが閉じた。壁一面のモニターが点灯し、待機画面が表示された。
↓1〜3でコンマ最大 ユウナとカオリの最初の体位(ユウナとアキラは後背位)
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 22:16:01.41 ID:Wc/dF7370
背面座位
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 22:16:19.32 ID:UQ+UBm8D0
正常位
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 22:16:36.56 ID:vXCtAAguo
屈曲位
130 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 22:29:32.64 ID:i+bbSS+S0
床からナノマシンが湧き出し、低いベッドのような台座を形成した。その上に、カオリは仰向けに横たわり、そして腿を掴んで両脚をぐいと持ち上げた。
ロボットアームが伸び、サニタリーピースを取り去る。腰と一緒に軽く持ち上がった太腿の間で、軽く湿った秘部が小さく口を開けた。
『パイロットX:カオリ 17歳 パーソナルスコアを検証。…完了。結果:適合。X#37に登録』
「おっほ、やっば…♥ これ、凄いまんこ見られてる…」
「しんどくないか、その体勢…?」
ロボットアームが、ユウナのサニタリーピースも外す。先程の戦闘で一度も絶頂しなかったせいで、彼のペニスはパンパンに膨れ上がっている。
「だ、大丈夫です…早く、挿れて…」
カウパー液の滲む亀頭を、膣口にあてがう。そして、全身で彼女にのしかかるように、ペニスをねじ込んだ。
「くぅっ…」
「あ、あっ、あっ…」
怒張したペニスが、彼女の膣に根本まで収まった。
131 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 22:30:20.40 ID:i+bbSS+S0
v i r g i n l o s t
『 破 瓜 認 証 』
132 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 22:35:45.28 ID:i+bbSS+S0
モニターに、格納庫の内景が映し出される。その景色がぐらりと傾き、そして落ちた。
「ひっ、落ちたっ…!?」
『パイロットY:ユウナ パーソナルスコアを検証。…完了。Y#02に登録済』
『オルゴンボックス、起動。クラウドバスターシステム、起動開始』
「て、テンション上がりますよね」
「はあ?」
「ロボットアニメみたいに、これから発進って…この、ピチピチのスーツも、それっぽくて」
「これは遊びじゃねえぞ」
「ひっ、ご、ごめんなさい…」
『パイロットX:カオリ パイロットY:ユウナ。結合を確認。オルゴン供給、安定』
モニターの一部が、格納庫内を別の角度から映す。強化アクリルの水槽に満たされた液体ナノマシンが、2人の駆る鉄の戦士へと、姿を変えていく。
133 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 22:41:55.44 ID:i+bbSS+S0
___クラウドバスターシステムによって形成される機体は、全て名称を『クラウドバスター・〇〇』と定義されます。
クラウドバスターの形状は様々で、人型を始め四足獣や鳥類、或いは戦車や戦闘機といった形状を取ることもできます。また、武装も剣や斧といった近接武器から、ナノマシンから作られる実弾を放つ銃や、大量のオルゴン波を放つエネルギー銃まで様々です。いかなる条件であっても、パイロットに最適な戦闘形態を実現することができます。
では、始めましょう。
↓ 23:10まででコンマ最大 ユウナとカオリの操縦する機体名、およびその特徴をできるだけ詳しく
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:53:28.10 ID:7xtYaMP9O
クラウドバスター・グラップル
重厚な四肢を持つ格闘戦特化機体。
見た目通り装甲は分厚く、生半可な攻撃では傷一つ付かない。
本来ならば自重で稼働もままならないが、オルゴンボックスから得られる大出力を背面に歪なほどに過剰装着されたブースターで補い高速戦闘を可能にしている。また四肢にもブースターが仕込まれており、高速の拳や蹴りを放つことが出来る。
しかし機体バランスは劣悪の一言であり、パイロットにかかるG負荷は甚大であり小回りも効かない。
なおG負荷は性交中のパイロットに予測不能な刺激を与えることもあるのでデメリットだけというわけでもない。
むしろドMなパイロットからは好評な面もある。
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 22:54:59.87 ID:Wc/dF7370
クラウドバスター・マジカル
女性型のロボット。マジカルの名前の通りに魔法少女の服装を模した装甲をしている。
この装甲にはドゥームズの体液を吸収し、クラウドバスターに使用できるナノマシンへと変換する機能がある。
ただし、体液のすべてを変換できるわけではないので、限界値を超えると装甲が溶解する。再構成するには1から出撃しないといけない。
武装は杖でこれによる接近戦と先端から大量のオルゴン派を放つビーム攻撃が出来る。
攻防に優れた機体に見えるが、長期戦は不得手(装甲が消えた後は特に)
136 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 23:35:30.18 ID:i+bbSS+S0
「…何だこれ?」
ユウナは目を疑った。
サヴェージのような、いかにも機械然としたものを想像していたのだが、実際に出来上がってきたのは、滑らかな丸みを帯びた脚部であった。脚だけではない。くびれた腰に、丸く膨らんだ胸部。華奢な肩に、細い首。それが頭部のオルゴンボックスに接続された時、残ったナノマシンが全身を覆い、装甲を形成し始めた。
胸の高さだけを覆う、燕尾服とビキニを組み合わせたようなトップス。フリルを詰め込みまくって、殆ど垂直に広がるミニスカート。隠せていない、股間部。
「ラプチャン…ラプチャンだ…!」
カオリが、興奮気味に呟く。
そう。その姿は、彼女が全身写真で着ていた、『魔法少女ラジカル☆ラプチャン』と、殆ど同じ格好であった。
『クラウドバスターシステム、起動完了。定義。名称:クラウドバスター・マジカル』
”お疲れ様。認証が完了したわ”
モニターに、ライヒ博士が現れる。
「えっ、これヤバくないですか? うちが操縦したい」
「この体勢じゃ無理だろ」
「でもでも…ユウナ、さん? アニメとか観ないでしょ? だったら、うちが操縦したほうが強くないですか?」
「…マズくなったら交代するよ」
ぶっきらぼうに返すユウナ。クラウドバスターの姿が気に食わないのもあるが、それ以上に、寸止めを重ねたペニスが、今にも暴発しそうであった。
137 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/03(日) 23:40:52.62 ID:i+bbSS+S0
ハンガーが伸びてきて、オルゴンボックスを掴んだ。
”もう解除して大丈夫よ”
「はーい。…流石に腰が痛い」
「…」
「…ユウナさん?」
ユウナはカオリを組み敷いたまま、黙り込んでいた。
↓1 どうする?
@このままカオリを犯す
A居住区まで耐える
B格納庫のミーティングルームまで耐える
138 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 23:41:53.22 ID:NJIHzSfAO
2
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 23:42:27.23 ID:bQO+a9Dq0
2
140 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 00:11:57.11 ID:LYyNSZbU0
…
自室のベッドの上で、アキラは寝息を立てていた。水滴の残るベッドの上で、彼女はタンクトップ一枚だけで、下半身は裸だ。しどけなく開かれた腿の間と、右手からは、饐えた臭いが漂っている。
突然、部屋のドアが勢いよく開いた。
足音荒く入ってきたユウナは、まずこちらに向いた全開の膣を見て、それだけで射精しかけた。それを何とか堪えると、ズボンと下着を脱ぎ捨て、ベッドによじ登った。
「ん…ユウナ…?」
「アキラ…」
膝の間に割り込みながら、彼は言った。
「ヤるぞ」
「うん…って、えっ?!」
一気に目が覚めたのか、アキラが起き上がる。
「ど、どうしたの? カオリとの…その、アレは、もう終わったの?」
「終わった。もう、我慢できない」
「我慢って…」
彼の意図する所に気付いた時、彼女の顔がぱっと赤くなった。
「もしかして…ずっと、我慢してたの?」
ユウナが頷く。
「カオリの膣に出さなかったの?」
再び頷く。
141 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 00:13:28.59 ID:LYyNSZbU0
それを見た瞬間、アキラの目に涙が浮かんだ。
「…ずっと我慢して…あたしのところに、来たの?」
「そうだ。早くしたい。出したい」
ぎちぎちに張ったペニスを、彼女の股間に押し付けようとする。それを何とか押し止めると、彼女は言う。
「…避妊、しないと」
「嫌だ」
「駄目だよ。妊娠しちゃう」
「クラウドバスターの中では、避妊しないだろ」
「それは、そうしないといけないからで…でも、今は」
「あそこで出そうがここで出そうが、一緒だ」
「で、でも、あたしそろそろ、危ない日…」
「だったら、産んでくれよ! オレ、頑張るから…だから…」
掠れた声で訴えるユウナ。アキラは何か言いかけて…諦めたように、微笑んだ。
「…うん、分かった」
「!」
脚を広げ、大陰唇を両手で大きく広げて見せる。自慰行為に耽っていた彼女の入り口は、濡れそぼって妖しく光っていた。
「君のおちんちん、ちょうだい。精子、いっぱいちょうだい。…君との赤ちゃん、ちょうだい」
「アキラっ!」
ユウナは飛びつくと、彼女の膣に、ペニスを突き出した。
温かい、柔らかい穴が、彼の肉棒を包み込む。亀頭が子宮の入り口に触れた瞬間、ユウナは我慢し続けた精子を、たっぷりと中出しした。
大きな胸にしがみついたまま気持ちよさそうに射精する彼を、アキラは愛おしそうに撫でていた。
142 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 00:15:05.50 ID:LYyNSZbU0
↓1〜3でコンマ最大 アキラとのプレイ内容
今夜はここまで
クラウドバスター・マジカルが
>>1
の想定してたやつと殆ど一緒でびっくりした
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage saga]:2019/11/04(月) 00:17:28.55 ID:MemiHrFt0
背面座位で姿見に犯される姿を見せながらセックス
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 00:20:52.67 ID:lb9UghsyO
乳首を寄せてチンコに抜き差し擦れるようにパイずりさせイカせる
舌を絡めながら種付けプレス
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 00:25:05.19 ID:c2c0i4j20
ええ…まさかカオリとのイベントこれで終わりでまた新キャラ出す流れ?
これなら最初からアキラのみにしてカオリ出さなければ良かったのに…
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 00:26:43.52 ID:u730wvWu0
どの安価でも自分の好みのタイプに限って塩対応の安価出されて本当辛い
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 00:28:26.75 ID:Ll9K30ODO
ディープ・キスしながら正常位
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 00:29:37.78 ID:HVCSDhiy0
ラブラブディープキスしながら背後から何時間もねっとり乳揉み パイズリした後にお掃除フェラ、
騎乗位で奥まで突きながら揺れる胸を揉みしだいて中出しして対面座位に持ち込む
対面座位で抱きしめて突きながら揺れる胸を揉みつつ胸を舐めたり吸ったりしたらキスしたまま中出し
その後は押し倒して正常位で激しくつきまくって種付けプレスでフィニッシュ
149 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 00:30:43.65 ID:LYyNSZbU0
これは安価下で
>>174
かな
それからカオリはこれからも出てくるのでがっかりするのはまだ早い
150 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 00:32:16.15 ID:LYyNSZbU0
間違えた、
>>147
だった
151 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 15:37:09.18 ID:LYyNSZbU0
…
「アキラっ、はっ、アキラっ…」
「あっ、あんっ、あんっ♥」
射精が終わっても、ユウナはまた腰を振り続ける。勃起したペニスは萎えることなく、彼女の胎を抉る。
「はあっ、あっ、うっ」
「んんっ…♥ いっぱい、出てる…♥」
水音が響く。泡立った汁が、繋がった所からベッドに零れ落ちる。
抱き合いながら、2人の目が合った。
「はっ、アキラ、っ」
「ユウナ…んっ」
アキラが背を曲げ、顔を寄せる。
吸い込まれるように、唇を重ねた。
「んっ、んくっ」
「ちゅ、んふっ…っは」
激しく舌を絡め合う。身長差のせいで、キスしている間は腰が止まる。だから、口を離しては腰を振り、動きを止めては抱き合い、互いの唾液を啜った。
…
数時間後。疲れ果てたユウナを抱きながら、アキラがふと言った。
「…ありがと。ちょっと、余裕が出てきた」
「?」
乳房の谷間で、ユウナが小さく顔を上げる。
「男の子はどうだか知らないけど、女は18過ぎると、もうパイロットは絶望的なんだよね。殆ど諦めてたけど、こうしてパイロットになれて…それなのに、君にはもう次の相手って。もう、あたしが用済みになっちゃんじゃないかって、不安だったの」
「そんなこと無い。カオリと乗ったやつは、サヴェージとは全然形が違ってた」
「それでも、ね。あたし…思ったよりも、君のこと、好きみたい」
「…そうか」
両腕で、彼の頭を抱きしめる。
「だから…忘れないでね。これから、ここに何人、女の子が増えても」
152 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 15:40:31.91 ID:LYyNSZbU0
…
「準備できたかー?」
部屋の前で、ユウナが声を張り上げる。いつものラフな格好に、小さな鞄を掛けている。
「…おまたせ」
扉が開き、アキラが出てきた。時間を掛けた割には、タイトなジーンズにタンクトップに上着と、いつもと大きく変わらない格好だ。
「決めきれなくて、結局いつもの服にしちゃった」
「慣れた格好が良いだろ。…行くか」
「うん」
アキラは頷くと、彼の手を握った。
ゴンドラに乗り、居住区を出る。非番の今日、2人は数年ぶりに外の世界へ、足を踏み出した。
153 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 15:45:27.89 ID:LYyNSZbU0
↓1〜3 どこへ行く?
(この数百年で、東京近辺の地形は大きく変わりました。東京タワーもスカイツリーも残っておらず、現在は東京スタータワーが建っています)
(首都直下型地震によって東京湾近辺は水没し、海底遊歩道として観光名所になっています)
(その他にも、皆さんがそれっぽい場所を書けば、それっぽい設定を付けます)
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 15:52:06.75 ID:MemiHrFt0
横浜ネオ中華街
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 15:57:48.90 ID:CMpqPUKLO
新宿城
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 16:14:36.31 ID:mQp1DjnOO
スタータワーで
157 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 16:26:17.79 ID:LYyNSZbU0
(ニンジャが出そうな観光名所だな)
158 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 17:34:12.63 ID:LYyNSZbU0
…
「凄い、人がいっぱい…」
午前9時。新宿城前にずらりと並んだ人の群れに、2人は目を見張った。
100年以上前の首都直下型地震は、来るべくして起こったものであった。故に、段階的な首都機能の移転や避難経路の確保などは既に終わっていた。その際に、皇居も京都へと帰ってきた。それは一時的なものの予定であったが、直後に別の地震で津波が東京湾近辺を襲ったために延期となり、結局現在も皇居は京都にある。津波で新宿御苑も被災し、こちらは復興の余力が宮内庁になかったために民間に払い下げられた。跡地に建てられたのが、歴史テーマパーク、新宿城であった。
どうにか10時過ぎに門をくぐった2人は、城の内部を見学して回った。入って暫くは、新宿御苑やそれを取り巻く旧首都の歴史や、同じ時期の世界情勢などが展示されていた。
「小学生の頃、修学旅行で来たことがあるの」
「オレもだ」
「ここに来たら、大体皆行くよね」
天守閣に登ると、近辺の景色が一望できる。2人が出てきたネストや、少し前までいたクレードルも見える。そして、少し目を移すと、つい昨日2体のドゥームズと交戦した第17ブロックが見えた。そこまで高い建物は無い地区であったが、やはり破壊の爪痕がはっきりと分かる。
「…そろそろ降りるか」
「うん。お腹空いてきたしね」
少し降りたところにある土産物屋を素通りすると、2人は城を後にした。
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 17:49:21.91 ID:BPRHRzlu0
結局またアキラのイベントが自動進行かよ…
>>137
の時は安価選択にしてたのに…
露骨に贔屓するなら新キャラ追加とか無駄な期待させないで最初からアキラのみでやればよかったのに
160 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 19:55:22.30 ID:LYyNSZbU0
…
津波で水没した港湾地区から、少し内陸に下がった所に横浜”ネオ”中華街はある。何故ネオなのかというと、その当時流行ったSF映画で水没前の横浜中華街をモデルにした街が舞台になり、そこの名前がネオ中華街だったからだ。特に、その映画のスポンサーが華僑であったことが、命名を後押しした。
とは言え、そのような事情は彼らの生まれるずっと昔の話だ。空腹の2人は、路上販売の中華まんやちまきを買っては、色鮮やかな景色と共に味わった。
「きれいな景色とか、歴史のお勉強よりは、こういうやつの方が好みかもな」
胡麻団子を頬張りながら、ユウナが言った。
「ふふっ、そうかも」
人が多いと思ったら、獅子舞の群れとすれ違った。アキラはそれが気に入ったようで、丁度そばにあった店に入って、小さな獅子舞のキーホルダーを買った。
…
窓口の係員にIDカードを見せると、何も訊かれずチケットが2枚出てきた。
ここは、先日オープンした東京スタータワー。電波の送受信に高い塔が不要になって久しいが、首都のランドマークとして背の高い塔は欲しいらしく、首都直下型地震の前に解体されたスカイツリーよりも高い、全長777mにも上る鉄塔が造られた。これがこのスタータワーである。一応この塔には、人工衛星と大容量高速通信を行うという役割もある。
例によって最上階は展望台になっている。登るためのチケット代はそれなりにするが、クラウドバスターのパイロットである2人には、料金は問題にならなかった。
エレベーターを降りると、ガラス張りの窓が視界いっぱいに広がった。
「うおっ、高…」
「凄い、きれい…」
折しも時刻は夕方で、東京湾の向こうに沈んでいく夕日が、遙か前方に見えた。
壁面は全面ガラス張りで、床も一部が透明になっている。その周りではしゃぐ若者や、景色をうっとりと眺めるカップルなど、様々な客がいた。
「ほら、さっき行った新宿城だよ」
「ネオ中華街も、向こうにあるな」
窓に近付くと、ガラスの表面に見える景色の説明が表示された。順路に従って進んでいくと、ネストが見えた。どのような説明がなされているのだろう。そう思って見てみると、その周辺だけは不自然に空いた穴のように、施設名称以外の説明が無かった。ユウナは残念なような、ほっとしたような気分になった。
161 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 19:55:51.63 ID:LYyNSZbU0
「…あ」
アキラが、何かに気付いた。指差す方を見ると、展望台の真ん中に真新しい祠が据えられていて、『星空神社』の看板が立っていた。
「何だそれ」
「スタータワーの神社だって。ちゃんと、神様をお迎えして建てたって書いてるよ」
顔をしかめるユウナを引っ張ると、彼女はお賽銭を投げ、祠の前で両手を合わせた。
「…これからの戦いを、無事に生き残れますように」
「…」
ユウナも黙って、隣で手を合わせた。
必勝祈願の御守を2つ買おうとして、彼女は思い出したようにもう一つ手に取った。
「そう言えば、明日からだったよね」
「ああ。…あんまり怖がらせるなよ。あいつ、すっかり嫌われたと思ってる」
「分かってるよ」
お守りを3つ買うと、2人は展望台を降りた。
162 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 20:11:14.30 ID:LYyNSZbU0
…
ブリッジのランデブーポイントに、カオリは一人でやってきた。
「あ…ども」
「ああ」
軽く片手を上げるユウナ。相変わらずおどおどとした彼女の姿を見て、言う。
「今日は普通の恰好なんだな」
「アレは勝負服なんですー」
緑色のワンピース姿で、白いケープを肩に掛けている。必要品は予めネストに運ばれているはずなのに、彼女は大きな鞄を抱えていた。
「何だ、それ?」
「秘蔵コレクション。見たら、ぶっ飛ばしますから」
「こっわ。アキラに助けてもらわねえと」
「っ…!」
カオリの顔が強張った。ユウナははっとなって、すぐに言った。
「そんなに心配するな。あいつも反省してる」
「そ、そうですか…?」
ネストに向かうブリッジを、2人で歩き始めた。
↓1〜3 カオリとの会話内容
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 20:15:53.25 ID:sSBfzngX0
最初にあったときは魔法少女のコスチュームを着ていたけど、他にどんなコスチュームを着ているのか?
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 20:16:03.98 ID:Ll9K30ODO
魔法少女ラジカル☆ラブチャンの話について(作品が好きになったきっかけとか)
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 20:28:18.46 ID:KH3VPNs00
お互いに子供時代からパイロットになるまでのことを話す
166 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 21:01:32.16 ID:LYyNSZbU0
「…その、魔法少女ナントカってのが好きなのか」
「そうですね。去年2期も終わっちゃったけど…」
「どういうところが好きなんだ?」
「色々ありますけど…」
カオリは、ふと遠い目になった。
「…いっときから、ハードな魔法少女モノが流行ったんですよね。ヒロインが首喰いちぎられたりとか、片想いの相手が自殺に追い込まれるとか」
「お、おう」
「一個流行ると、もう猫も杓子もそんなのばっかりで。日曜朝の変身ヒロインが好きだったうちには、ちょっと嫌だったんですよね」
「じゃあ、そのラプチャンとやらは」
「深夜アニメだし、結構エッチなシーンとかあるんですけどね。全体的にはほのぼのしてて、うちに合ってるんですよね。エッチですけど」
「アレが、それのコスプレなんだろ?」
「エッチでしょ? でも、見せパンなので大丈夫ですよ。エッチですけど」
”エッチ”をやたら強調するカオリ。
167 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 21:35:06.17 ID:LYyNSZbU0
「…他にもあんなコスプレを持ってるのか?」
「うーん、ラプチャンの1期と2期と、強化フォームのは一通り…他の作品だと、それこそガンバリオンとか」
「ガン…何だって?」
「機巧兵士ガンバリオン。もう何百年も続くロボットアニメですよ。えっと、今季はガンバリオンGFだったかな…でも、やっぱ初代ですよ初代。ヒロインは可愛いし、パイロットスーツもピッチリしててエッチだし」
夢中で語る彼女の口調が、どんどん早くなっていく。
「…アニメが好きなんだな」
「好きですよ」
突然、言葉にブレーキ。ぽつり、零す。
「子供の頃から…うち、色素薄いから外に出るのが苦手で。暗い部屋でアニメばっかり観てました」
「それが何でまた、クラウドバスターに乗ろうと思ったんだ?」
「…自分を、変えたい」
168 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 21:43:02.46 ID:LYyNSZbU0
重い口調で言って…それからふと、へらっと笑った。
「なんちゃって。別に、ギークな自分が嫌とか、明るい自分になりたいとか、そんな大層なものじゃないです。ただ、ガンバリオンみたいなスーパーロボットを操縦して、ラプチャンみたいなヒロインになりたいって言う、子供じみた夢を叶えるチャンスだったから、ダメ元で乗っかっただけです」
「…ダメじゃ、なかったな」
「ええ。自分でもびっくり」
そこまで言って、彼女はユウナを見た。
「…で、ユウナさんは? 顔合わせの時から思ってたけど、訳ありなんでしょ?」
「…そうだ」
「じゃ、好感度イベ待ちってことで。子供の頃は何して過ごしてたんです?」
彼女の質問に、彼は虚を衝かれたように黙り込んだ。
考えに考え、ネストの入り口まで辿り着いた時、ようやく口を開いた。
「…普通の、気が短いガキだった」
「あ、そ」
IDカードを扉にかざす。
『性別:女性 年齢:17 名称:カオリ パイロットX#36 居住許可:済』
『ようこそ。そして、おかえりなさい』
自動扉が開き、目の前にゴンドラが滑ってくる。それに乗ると、2人は居住区に向かって出発した。
169 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 22:11:59.59 ID:LYyNSZbU0
…
「…」
「…」
居住区入り口にて。ゴンドラを降りた所には、アキラが待っていた。それを見た瞬間、カオリの顔が凍りついた。
「…」
「…ど、ども」
泣きそうな顔で、小さく頭を下げるカオリ。黙って立っていたアキラは、おもむろに一歩、近付いてきた。
「ひっ」
「…カオリ」
「はいっ、なんですか殺さないでっ」
「…はい」
片手を突き出す。
「…?」
その手にあったのは、真新しいお守り。紺の袋に金糸で『必勝祈願』と書かれている。
「これは…」
「昨日、外出してるときに買ってきたの。スタータワーの展望台で」
「オレも持ってるぜ」
ユウナが、首から提げた紐を引っ張る。シャツの中から出てきたのは、同じ『必勝祈願』の白いお守り。アキラも、赤色のお守りを出してみせた。
「あ…マジ…?」
呆然と呟くカオリ。と、突然その目から、涙が溢れてきた。
「ずるいでしょ、こんなの…エモだよ…」
そんな彼女にアキラはぎこちなく微笑むと、片手を差し出した。
「よろしくね、カオリ」
カオリは、その手を握った。
170 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/04(月) 22:12:33.75 ID:LYyNSZbU0
今夜はここまで
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/05(火) 06:31:46.28 ID:r+1uvrOF0
乙乙
172 :
◆eXipHdytqM
[saga]:2019/11/05(火) 18:11:20.92 ID:sJHLX1dN0
このレスのコンマ-30 ユウナの料理スキル
↓1コンマ アキラの料理スキル
↓2コンマ カオリの料理スキル
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2019/11/05(火) 18:12:16.68 ID:FrkwggVk0
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