「目が覚めたら外がゾンビだらけになっていました」【安価】

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8 ：以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]：2019/10/30(水) 09:55:51.33 ID:03EnbwPpO

リビングへ行ってテレビを消音で付けて情報収集

9 ：GMcustom ◆p2LNJ7X17U ：2019/10/30(水) 16:22:02.21 ID:fDcrHH0lo

　半ば思いつきではあったが、比較的今の私でも安全な範囲で情報を得る方法があった。

（テレビ……良かった、電気は通ってる。せめて外の事が何か分かれば……）

　リビングに置かれた大型テレビを点ける。

　画面の点灯に合わせて慌てて音を消す、こうすれば外に聴こえることはないだろう。

　そうして、真っ先に画面に映り込んだのは。


＜『現在の避難情報を繰り返します！　外に出ないで下さい、身の回りに具合の悪そうな方がいれば声を掛けて……』』
＜『首都間高速での騒動は未だ続いており……また、犠牲者も推定で八十倍になっていると言われ……』
＜『ピーーーーー』
＜『……こちらはSNSに投稿された映像です、大勢の男性に襲われる女性の……』

　絶句した。

　私の知る世界ではない世界が音も無く字幕で表示されている。

　感染源は日本だとか、国の大部分が感染者で埋め尽くされてるとか、有志が保護してるとか。

　どれも現実味に欠けていた。

「なにか他に……この辺の地域の放送はないのか」


＜『……ンビなんてな頭を撃ち抜きゃ一発だぜ！　銃が欲しい奴はウチの店に来な！』
＜『南西区の警察署を避難所としており……』
＜『……ノース銀行周辺にはまだゾンビが密集していて、誰も出られない様だ。どうすれば……』
＜『（字幕が出ない……一般男性が自宅内で首を吊ってる様子が出ているだけだ）』


【注目する】
>>11
A「ガンショップ……」
B「警察署か……」
C「これ、夫の職場……？」
D「家の中から一刻も早く出たい」

10 ：以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]：2019/10/30(水) 16:28:57.23 ID:Qx+ZZRk1O

踏み台

11 ：以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]：2019/10/30(水) 16:39:11.57 ID:jLXQMKoxO

c

12 ：GMcustom ◆p2LNJ7X17U ：2019/10/31(木) 08:39:20.20 ID:PuBkvzCdo

「夫の職場……そうだ、あの銀行……！」

　どうしてこんな大切な事を忘れていたのか。

　いや、それはもういい。それより大事なのは彼の安否だろう。

「……そういえば」

　携帯が近くに無い事に気づく。

　プリペイド携帯が常備してあった筈だが、どうも見当たらない。

　電気は通ってるのだ、物さえあれば少なくとも彼と連絡を取る事ができる筈……


　……あるいは彼のいる所を目指すか。


【選択】
>>13
A【銀行へ向かう】
B【少し家の中の様子を見回る】


【状況：夫は銀行に勤めている事を思い出した・様々な状況を把握した】

【手持ちの情報】街の様子・ガンショップの位置・ゾンビニュース

【！】庭の方で物音がした

13 ：以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]：2019/10/31(木) 08:51:40.20 ID:mINHFcYWO

B

14 ：以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]：2019/12/13(金) 21:46:59.44 ID:sNg3JRSKo

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