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【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われるようです【AA不使用】
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515 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/12(木) 22:28:38.13 ID:aq2CTJavO
「あっ……!」
「アー、ディー……っ!」
「あ、熱い……っ。痛ぁ……!」
見ると、アーディーにも燃えるワイヤーが絡み付いて締め付けている
キツく身体に食い込む紐に、苦悶の表情を浮かべながら、額から汗を垂らす
俺も、身体から嫌な音が軋み始めた。このままだと二人とも……
「セン、パイ……。私は大丈夫、だから……!」
「だから、バー、サーカー……っ!センパイを、お願い……!」
「マスターを狙うとは卑怯な手を……!待っていろ。すぐにワイヤーを」「させるかぁっ!」
「ランサー!貴様、伏せていたか!」
「当然でしょ?アタシはアンタ達の相手。遊んでよ、イケてるお二人さん!」
「くっ、厄介な……!」
「……ドミトリイ様が奴等を始末する間、貴様等は黙って見ているがいい」
「そして、エーデルワイスの小娘……貴様は、私が手ずから殺してやる」
「ふざ、けんなっ。こんな、所、で……!」
ランサーと対峙するセイバーとバーサーカー。アーディーに向け斧を構えるルシフェル
行動したのはルシフェルだった。斧を振りかぶり、アーディーの首に向けて……!
「覚悟しろ、エーデルワイス……『天使に恋した一族』よ!その穢れた血で……」
「今まで犯してきた罪を、贖うがいい──!」
516 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/12(木) 22:29:18.53 ID:aq2CTJavO
「……させるか!」
「バーサーカー!……ランサー!取り零すな!」
「無茶言わないでよ。ニ対一なんだし少しは見逃してっての!」
間一髪。バーサーカーがランサーをすり抜け、首に迫った斧を弾く
アーディーを庇う様に立つバーサーカー。彼女は俺に視線を向けると、文字を書いてワイヤーを切った
ルーン魔術の応用だろうか。隣のアーディーのワイヤーを解除する
「……ありがとう!バーサーカー」
「マスター、下がっていてくれ。こんな奴等に傷付けさせる訳にはいかない……!」
「…………」
「セイバー、ゴメン!……セイバー?」
「何でもない!油断するな!」
「ドミトリイ様……!すみません!私のせいで、私の……!」
「……いや、俺が仕留め損ねたせいだ。気に病む必要は無い」
「ランサー、宝具を開帳しろ。次こそは確実に殺し切る」
冷たい死刑宣告が肌を走る
ドミトリイの声を受けたランサーは、獰猛な笑みを浮かべながら槍を掲げた
「了解。命乞いなんて聞かない、嬲り殺しにしてくれる……」
「此は赤熱、蝕む鎖……鉛の穂先よ、外敵の口を封じるがいい!」
「『他者拘束・灼熱流鉛《カウンタークロス・メタルハイドラ》』!!」
517 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/12(木) 22:30:00.92 ID:aq2CTJavO
ランサーが槍を振るう。先端の穂先がどろりと溶け、宙に舞う
散った鉛は雨の様に降り注ぐ。……粘土の高い、高熱の雨となって
「熱っ、熱い!なんだコレ!」
「……!マスター!離れろ!」「ぐえっ!」
俺とアーディーが蹴飛ばされ、端に吹き飛ぶ
起き上がった目の前にあったのは、鉛で身体中を縛り上げられたバーサーカーとセイバー
ジクジクと嫌な音を立て、二人を焼いていた
「……拘束か。しかも、高熱によってダメージを蓄積させる性質の」
「アハハっ、いい気味ね!偉そうにしてるその面歪むの、サイッコーの気分だわ!」
「これで、アンタ達は手も足も出ない。思う存分痛め付けてあげる……!」
「セイバー!今助けに」「向かわせると思っているのか?」
「……ドミトリイ!」
「貴様等如きにランサーを差し向ける必要は無い。……ルシフェル!」
立ち塞がるドミトリイが腕を向け、ルシフェルが突進してくる
ランサーは槍を揺らしながら、セイバーとバーサーカーに歩み寄る。……ここで、その命を潰さんと
「さぁて、どっちを先に殺そうかなぁ〜?うん決めた。そこの白い方にするわ」
「くっ……!この私を易々と殺せると思うな!ケダモノが!」
「アハハハ!バーサーカーの癖にペラペラ喋るのは面白かったけど、そろそろ幕引きね」
「バーサーカー……」
「……私は」
ケタケタと笑うランサーを睨む。けど、俺には何も出来る事が無い……
「───死ね」
冷たい、氷の様な声。その一言で槍が落ちる
俯くセイバーの横で、目を閉じる。まるで……
518 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/12(木) 22:30:47.92 ID:aq2CTJavO
「私は、まだ死ぬつもりは無い」
「──は?」
一瞬だった。鉛の鎖が引き千切れ、ランサーの腕を、剣が切り落とす
ガランと音を立てて落ちる槍。それを蹴飛ばし立ち上がったのは……バーサーカーだった
さっきとは逆に、ランサーに剣を突きつける。勝ち誇った顔ではなく、冷静に
「形勢逆転だ。ランサー」
「バ、カな……!何で、あの鎖を……!」
「愚問だな。知性の始まりは疑う事から……と、言いたい所だが、教えてやろう」
風が吹く。白銀の少女は目の前の怪物へと語りかける
「私は何者にも縛られない。それが猛る炎の中であろうと、凍む氷の壁であろうと」
「それが、私の生きた道……生き様。誰が、何であれ、私の歩みを止める枷にはなり得ない!」
「刮目せよ。私の生き様、見せてやる!!」
凛。強い意思を迸らせて、宣言する
英霊とは過去に足跡を遺した英雄の魂。な、ば彼女は正しく生粋の英雄だ
言葉一つの重みが違う。バーサーカーの声は、俺に……俺達に、立ち上がる勇気をくれる……!
「立て!勝負はここからだ。恐れるモノは何も無い、お前達には私がついている」
「貴方には彼の偉大なる大英雄の娘……この私がいるのだから!」
『バーサーカーのスキルを開示します』
◆■■■の娘:B
■■の■■■の娘である彼女が持つ固有スキル。
彼女が本来持つカリスマが更に強化されたもの。
自軍の能力を向上させる上に、自身を除く味方全体に戦闘続行のスキルを付与する。
死してなお■■■■■■■■■■■■が遺した影響を現すスキル。
「ふざ……けるなぁ……!ふざけるなあぁああああーーーっ!」
「……バーサーカー。僕は」
各々の意志が揺れ動く。バーサーカーの言う様に、ここからが本当の勝負
絶対に、生き残ってやる……!
519 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/12(木) 22:33:03.29 ID:aq2CTJavO
【本編はここまで】
【次は??してくるサーヴァントだけ】
12345:アーチャー
67890:キャスター
↓1
520 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/12(木) 22:33:46.89 ID:BC4wHkAL0
乙
521 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/12(木) 22:34:56.88 ID:aq2CTJavO
9:社畜のキャスター
【という訳で本日はここまで】
【次回決着。お疲れさまでした〜】
522 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/12(木) 22:37:52.11 ID:3XuLFuSL0
乙ー
まぁ、ランサーは想定通り、セイバーは具体的な背格好描写なかった気がするから分からなかったけどコイツか。久々に見たな
バーサーカーは恐らく個人を特定できるスキルが公開されたけど知識不足で分からん
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/12(木) 22:45:30.08 ID:XTTUsWT20
乙
ランサーがギリシャの怪物系だってことは分かった
524 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/12(木) 23:34:57.22 ID:bcCg+EolO
乙
足癖悪いなこのバーサーカーwww
525 :
◆6QF2c0WenUEY
[sage]:2020/03/13(金) 21:46:54.07 ID:Yb/u3PonO
【本日も書き溜めてるのでお休み】
【戦闘シーンに一週間かけるとか幾らなんでも無能過ぎるので何かしらの対策は考えます】
526 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/13(金) 22:00:30.85 ID:yGa1BYs3O
スレを建てようと書き貯めに挑み、余裕で一ヶ月掛かって筆折った話する?(白目
ぶっちゃけ良いもの作ろうとしたら時間掛かるぐらい想定の範囲内だし定期的に報告してくれれば高望みしないよ
527 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/13(金) 22:04:51.09 ID:H9Z/UGS/o
息抜きに抽選落ちマスターとサーヴァントのショートショートとか
528 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 12:29:28.79 ID:U7A1JUMaO
【予想以上に書き溜めが進んでしまったので初投稿です】
【安価はありますがそんなに急ぎでもないのでお気楽にどうぞ】
529 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 12:30:01.77 ID:U7A1JUMaO
「喜べキャスター。お前の願いはようやく叶う」
「ホント!?やったあ!」
……セイバー、バーサーカー、ランサーの三騎が激突する数刻前
禍門みとりの所有するマンションの一角。最上階の部屋で、女性がぴょこぴょこと飛び跳ねた
小柄な肉体に相反した胸の膨らみは、跳ねる度に連動して、激しく大きく躍動する
キャスターのマスター……マリアは彼女に向けて冷ややかな視線を浴びせる。とっとと止めろと
「じゃあ、さっそくセッ」「自害コマンドって知ってるか?」
言わせないと言わんばかりに令呪を見せる。やる気満々のキャスターは面食らって抗議した
「あれ!?叶えてくれるんじゃないの!?」
「当たり前だ色ボケ露出狂。召喚して早々小学校に性教育と称して乗り込んだバカに好き勝手やらせられる訳ないだろうが」
「私はサーヴァントを呼んだのであって、デリヘル嬢を呼んだんじゃない。仕事しろ、仕事」
「ぶー。ケチ、喪女、一万年独身」
「失敬な。まだそんなに生きていないぞ」
不貞腐れた様に拗ねる女性……キャスター
胸元を大きくはだけさせたその姿は扇情的とも呼べる大胆さ
その反対、顔立ちは容姿と相反する様に幼く、そのアンバランスな姿が艶かしい
もっとも、今は叱られた子供の様にむすっと頬を膨らませているのだが
「……そもそも、どうしてボク達なのさ。禍門にだってアーチャーがいるじゃん」
「アイツを出すと否応無く警戒されるだろう。事実、私達も消されると思った」
「おっきかったもんね……やっぱりアソコも」
「“汝がマスター、マリアが命ず……”」「ごめんなさい調子に乗り過ぎました!」
「……はぁ。さっさと支度しろ。夜の学校は幽霊が運動会するらしいからな」
「それ間違って……いや、合ってる……?」
土下座を決めるキャスター。それを養豚場の雌豚を見る様な目付きで凄むマリア
そんな事等露知らず。夜の戦いは混迷を増していた……
530 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 12:31:21.54 ID:U7A1JUMaO
「ふふ、ふふふ……許さない。命乞いしても絶対に殺す……!」
「知性どころか理性すら消し飛んだか。卑しいケダモノが」
相対するランサーとバーサーカー。その瞳に宿る光は真逆のもの
知性を感じさせる怜悧な少女。髪を振り乱し、殺意を滾らせる少女
「あの程度……あの程度ですって?」
「なら……あの程度に殺されたアタシは……」
「何だって言いたいのよおおおおおっ!!!」
ぐにゃり。とランサーの姿が歪む。ヒトの姿から“破る”様に
少女の身体から頭や尾が飛び出す。たちまち、獅子の頭に、蛇の尾を持つ怪物へと“戻った”
『ランサーのスキルを開示します』
◆変容:B
肉体変貌。能力値を一定の総合値から状況に応じて振り分け直す。
総合値は現在のステータスの合計値であり、各能力値の上限はAランクである。
◆自己改造:A
自身の肉体を、まったく別の肉体に組み替える適性。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
「……ランサー!誰がそこまでやれと言った!」
「黙っててよドミトリイ。アタシは今、そこの小娘をブチ殺したい気分なの……!」
「あ、あの姿って……!」
「聞き覚えがあるな。数多くの動物が混じった怪物が神話の世界にいる。と」
「じゃあ、あいつの本当の名前って……!」
「覚悟しなさい、小娘。英雄の資格があるか、このアタシが直々に試してやる──!」
「来るがいい怪物。英雄の血を引く私が、父の娘として相応しい事を証明してくれる──!」
剣と顎が交錯する。これはただの殺し合いではない。己のプライドを賭けた、しのぎ合い
531 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 12:32:13.16 ID:U7A1JUMaO
「はあっ──!」
バーサーカーの握る流麗なる剣先が、ランサーの異形の身を斬りつける
刀身が首を切り落とす。ボトリと嫌な音を立てて沈む、獅子のあぎと
意外な程にあっさりと決まった勝負。怪物の身が大地へ堕ちた
「やったか!?バーサーカー!」
「……手応えが無い。気を付けろ、マスター!」
「ク、フフフ……ハハハハハ!」
……いや、まだ終わりじゃない。
寸断したあぎとと身体が泥の様に溶け出す。それはくっつき、混ざり合い……一つの塊となった
塊は徐々に肉体を形成していく。先程と同じ、化け物の姿へと
「泥の肉体という訳か。……厄介な」
「これで終わり?……なら、次はアタシの番よ」
「我が肉体は火山の化身。炎の瀑布にいつまで耐えられるかしら!?」
一転攻勢。ランサーが襲いかかる
爪、牙、蛇の尾。どれをとっても致死の攻撃。バーサーカーはいなすだけでも手一杯だ
文字通り違う手数の差。それは、ゆっくりと、確実にバーサーカーを追い詰めていく……
532 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 12:33:29.15 ID:U7A1JUMaO
「………………」
「セイバー!バーサーカーの援護を……」
「させるものか!ここで沈むがいい、エーデルワイス!」
激を飛ばすアーディーに迫る、鈍色の刃。ぐおんと空を切る音が、やけに耳にこびりつく
「また来た……!?何で私達をつけ狙う?私達の一族が、アンタに何をしたって言うんだ!」
「語る必要は無い、邪悪なる一族が。死こそが貴様等の為せる唯一の赦しと知るがいい!」
女性のか細い腕から、重量に満ちた凶器を振り回す。当たれば成人男性でも致命傷だ
鈍い音を鳴らしながら追うルシフェル。撃退の手段を持たないアーディーは、ただただ逃げて惑うしかない
しかし、それにも限度はある。今、まさに追い詰められて、首を落とされようとしていた
「く……う……」
「天使に恋した一族よ……呪うならば、その身に流れる穢れた血を恨むがいい」
「アーディー!ぐっ……!」
「貴様の相手は俺だ。黙って見ていろ、直に、お前も連れていってやろう」
身体を縛られる。首を落とされる。身を削られていく──全員が、死の直前に迫っていた
……ただ、一人だけを除いて
「…………僕は」
533 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 12:33:59.40 ID:U7A1JUMaO
──“騎士ぃ!?アタシがぁ?おい、この女王頭でも打ったのかい?”
──“でも、ま、有り難く頂戴するとするさね。ほら、騎士様ってのは高給取りだって相場は決まってる”
──“だったら受け取らない理由は無い。要は、アンタはアタシを雇いたい。って事なんだろ?”
「……そんなつもりじゃ、無かったんだけどな」
……本当は、貴女の姿が騎士の様に見えたから
自分には無い、天性の輝きを見初めたから……
「聞け!我が光を知らぬ者よ!」
セイバー。剣士の英霊が、苦笑を浮かべ、立ち上がる
三者三様の絶体絶命。それを救わんと、自らが本物の騎士にならんと声を張りあげる
その背後に、一つ。また一つと集う艦。満ちていくのは輝く?
「この名を刻んで逝くがいい……《テメロッソ・エル・ドラゴ》!」
「《太陽を落とした女》と──!!」
砲が火を噴く。ドミトリイの炎も、ランサーの炎も掻き消す程の嵐が吹き荒れる
瞬く間に砲撃の雨が戦場を覆い尽くす。その様はまるで、嵐の夜……
「うおっ!?」
「くっ……!まさか、これ程とは……!」
「セイバー!此方にも頼む!」
「心得た。……全く、あいつは本当に似てるな。自分勝手な所が、特に」
534 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 12:35:41.43 ID:U7A1JUMaO
【文字化けしてる……】
【?→焔】
「ハ、馬鹿の一つ覚えじゃあるまいし……」
「こんなの、痛くも痒くも無いわ!」
しかし、砲撃の雨霰を受けても平然としている存在もいる
ランサーの肉体は火山の泥。人の手で造られた火など、毛ほども障らない
「たかだか火の噴く木箱程度で、アタシを倒せると思っていたの?そんなもの……ッ!?」
「油断大敵、だ。その人を甘く見過ぎ、自分を過信する癖を調教し直した方がいい」
……が、迎撃せんとしたランサーの身体を細剣が貫く
その理由は至極単純。巨躯を誇る肉体は、砲撃によってその大半を消し飛ばされていたからだ
ここまで削り取られれば、粘土の肉体とはいえダメージは免れない。今のランサーには、肉体の優位性すら無くなっていた
「最初から効かない事はわかっていた。しかしその身を吹き飛ばすには充分過ぎる」
「───私の勝ちだ」
「あ……ア、アァアァアアァァアアア!?!?」
叫ぶ。錯乱した様に、獣の慟哭が響く
剣を身体から引き抜き、振るう。刃についた泥が、足元に落ちた
そのまま、頭を切り捨てんと……
「“ランサーよ。汝がマスター、ドミトリイ・ガイスロギヴァテスが令呪を以て命ず”」
「“潮時だ……我等を連れて、撤退せよ”」
目を焼く程の、深紅の魔力が光り輝く。その光はランサーを包み、空へと消えた
先程までいたドミトリイ、ルシフェルの姿は既に無い。命令通り、何処かに撤退したのだろう
「マスター。この戦い……我々の勝利だ!」
「僕は……騎士として戦えたのなら満足だよ」
バーサーカーとセイバーの、勝利を伝える声が響く
途端に沸き上がる歓声が、初陣の戦果を雄弁に物語っていた
535 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 12:38:22.30 ID:U7A1JUMaO
【???判定。どうなっても大丈夫なやつ】
123:特に無し
456:セイバー
789:貴方
↓1
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 12:40:06.77 ID:uUhDFUWW0
えい
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 12:41:30.88 ID:tCZQFC910
ランサーの真名がようやくわかった
538 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 12:42:13.80 ID:U7A1JUMaO
7:「うん!ボク、あの子が気に入ったよ!」「確か、禍門のマスターの知り合いだったな」
【という訳で昼の部はここまで。続きは夜に】
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 12:43:02.62 ID:ZUzY0okRO
乙ー
どうなっても大丈夫(色情魔にロックオンされる
540 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 12:45:13.34 ID:SoBp5FnDo
おつおつ
541 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 13:19:07.97 ID:/LOXyuf20
乙
542 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 13:27:53.63 ID:fSJYeAaPO
乙
543 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 21:24:48.28 ID:Q7Vd2kP1O
【鯖鱒wikiに自作のデータを登録させていただきました】
【お暇でしたら、見ていただいて貰えると嬉しいです】
【それでは夜の部。人はいますか?】
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 21:25:05.43 ID:SoBp5FnDo
の
545 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 21:31:26.24 ID:W5ZFlcIG0
ノ
546 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 21:36:19.04 ID:Xcaeh6ee0
うむ
547 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 21:38:48.77 ID:Q7Vd2kP1O
undefined
548 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 21:39:32.25 ID:Q7Vd2kP1O
undefined
549 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 21:40:07.10 ID:Q7Vd2kP1O
「やっ……たああああ!!」
「センパイ!やった!あのガイスロギヴァテスの連中に勝ったあああ!!」
「わ、落ち着けって。アーディー」
「大義である、セイバー。私からの労いの言葉は必要か?」
「要らない。……それにしても、予想以上に派手にやってしまったかな」
貴方の首に抱き付くアーディー。ぐいっと強く抱きしめられ、軽く呻く
バーサーカーとセイバーは目の前のクレーターを横目に談笑を始める始末
「……緊張感が無いな。一応戦場だぞ、ここ」
「まあいいじゃん。……うへへへ、あの男の子、可愛い顔してるなぁ」
「止めろ。本気で外交問題になる」
「痛たたた!?!?髪引っ張らないで!?」
それを横目で眺めるマリアとキャスター
奇妙な声を上げるキャスターを睨み付け、行くぞとぐいっと髪を引っ張り上げる
二つに結った片方の束がピンと伸びる。涙目を浮かべながら、四人の元へ歩いていった
550 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 21:40:44.25 ID:Q7Vd2kP1O
「──失礼。少年少女、少し話は如何かな?」
「……!新手か!?」
「警戒する必要は無い。私のサーヴァントは塵芥並にか弱いものでね」
「ちょっとそれは言い過ぎじゃない!?」
突如表れたサーヴァント。そしてマスター
流れ落ちる様な銀髪に、ルビーを思わせる赤の瞳。その姿はまるで、お伽噺の魔女だ
キャスターの容姿は更に特徴的。水着の様な薄い服に、ざっくりと切り取られた胸元が、どうしても目を引いてしまう
今も微かにぽよぽよと動いている、豊満で、柔らかそうな二つの双丘……
「セーンーパーイー?」「どこを見ている?」
「あだだだだ!?耳、耳が千切れる!?!?」
「だから言ったんだ。その痴女の様な服装は止めろとな」
両方の耳を引っ張られる貴方。両端の少女の顔は笑っているが、目は冷たい
自分のサーヴァントをげしげしと蹴るマリア。キャスターは微妙そうな顔でそれを受け入れる
こほん。と咳払いをすると、マリアは話を切り出した
「さて、私が言いたいのは」
「そこの君!ちょっとボクと寝てみない?」
「……それ、俺の事か?」
「ニヤニヤするな、マスター」「してない!」
……仕方がないだろう。巨乳の美女に誘われれば男なら逆らえない。三大欲求にも書いてある
※ちなみに、キャスターは貴方の事をどのくらい気に入ってるのか.
123:顔が好みというだけ
456:頼まれれば一晩くらいOK
789:即お持ち帰りしたいくらい
↓1
551 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 21:43:05.22 ID:SoBp5FnDo
もう女子に囲まれまくってるし、いっそどんどん極端に行ってくれ
552 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 21:47:00.76 ID:uUhDFUWW0
>貴方の首に抱き付くアーディー
うらやましい
しかしバーサーカーとセイバーもいつの間にか仲良くなってる
553 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 22:17:20.56 ID:Q7Vd2kP1O
2:顔だけ
「いい加減にしろ、キャスター。男を誘惑するなと言ったはずだが」
「はーい、ごめんなさーい。ボク好みの可愛い顔なんだけどなあ……」
「それってつまり、センパイの事は顔だけ好きだって事でいいんだよな?」
「うん。だってボク、その子の事知らないし」
「……売女が」
あっさりと。まるでスナック菓子と同じ感覚で男を選ぶキャスター
その返答に、反吐が出ると言いたげに酷く顔を歪めるバーサーカー
セイバーも同様に顔をしかめる。キャスターの男を漁る嗜好は、来歴上理解し難いのだろう
「失礼だなー、ボクは単なる男好きじゃない。これも職業病ってやつだよ」
「梅毒か?」「性病じゃないか!」
「……話とはなんだ。低俗な話をしたいだけなら今すぐにでも切り捨ててやろう」
「わ、怖いなぁ。でも、さっきランサーと戦ってたよね?そんな状態でボクとやるの?」
バチバチと火花が散る。女と女の戦い程恐ろしいものは無いと先程とくと堪能した
一触即発。バーサーカーとキャスターの仲裁に入るのは、少なくとも貴方には無理である
(……どうすっかなぁ、これ)
554 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 22:17:56.20 ID:Q7Vd2kP1O
「あー、おほん!キャスターのマスター、話とはなんの事だ?」
女と女の戦いを唯一止められるのは、やっぱり同じ女の子だ
アーディーが咳払いをして無理矢理断ち切る。二人の女傑は武器を下ろした
(……ごめん、アーディー)
(気にしないでよ。センパイは、人が良すぎる所があるからさ)
ウインクを決め、微笑むアーディー。自分の不甲斐なさにうちひしがれるだけだった
場が収まってた事を確認するマリア。ようやく本題へと進むのだった
「……すまないな。其方のバーサーカー」
「ご覧の通り、私のキャスターは性病で脳味噌がやられているんだ。許してほしい」
「そんな逸話は無いから!?デタラメ言うのは止めてよ、もう!」
「……それで、話とは?」
「ああ。それはな」
1:死ぬがよい
234:禍門からの忠告
567:バケモノの目撃談
89:???に気を付けろ
↓1
555 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 22:18:49.97 ID:KLduNlWlO
そい
556 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 22:51:46.54 ID:Q7Vd2kP1O
7:「なんかバケモノがうろついているぞ」
「……この学校に通う生徒が、バケモノに襲われたらしい」
「な……っ!?本当か!?」
神妙な面持ちで語る。一番早く反応したのは、生徒会役員である貴方だ
当然だろう。彼の人の良さは筋金入り、生徒会長に奴隷の如く酷使されても、決してへこたれる事はない
隣にいるアーディーも息を呑む。まさか、聖杯戦争に関わらない生徒が犠牲になるなんて……
「それで、怪我の具合は……」
「酷い有り様だ。顔や腕は食いちぎられ、半年は入院せざるをえないだろうな」
「そんな……」
「ふざけんな……っ、何で、……っ!」
怒りに震える少年法少女。隣にいる二人の英霊も、同様に静かな怒りを漲らせ
「……一般人すら手にかける事も厭わぬ外道か。さぞ腐った人間なのだろう」
「そうだな、バーサーカー。俺もそいつは許す事は出来ない……!」
「ふむ、そう言うだろうと禍門の姉妹も言っていた。お前は人が良いそうだからな」
「俺、どんな風に皆から言われてるんだ……」
くすくすと笑うマリアに、苦い笑いを浮かべる貴方
少しの間、穏やかな空気が流れる。用は済んだのか、マリアはくるりと背を向ける
「ではな、若人。なるべく死ぬなよ」
「ばいばーい!今度セ……あいたぁ!?」
ごつんと鈍い音が響く。少女魔術師達は、新たな敵の存在を告げて去っていった
557 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 22:53:28.27 ID:KLduNlWlO
魂食いかな?
558 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:01:21.60 ID:SoBp5FnDo
動物系のサーヴァントいるっぽいか?
殺してないからまだそんなに強くないか、マスター側が抑えてるのかな
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:01:32.92 ID:Xcaeh6ee0
なんか普通に良い人だったな
戦場の鉄火場後にわざわざサーヴァント見せてまで忠告しに来てそのまま帰ったし
560 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 23:13:31.16 ID:Q7Vd2kP1O
「──お疲れ様ですわ。マスター」
「まずは一勝。……勿論、消滅した訳では無いので油断は出来ませんが」
「それでも、非力な貴方にとっては大きな前進と呼べるでしょう。……本当に」
「ありがと、バーサーカー」
バーサーカーに労われて、横になる
学校からの戦闘を終え、帰路に着いた貴方達
一度、お互いにしっかりとした休息を取ろう。そう話し合った二人は、今日の所は各自で情報交換を行う事にした
特に、ほんの数日前まで戦争のせの字も関わらなかった貴方の負担は大きい。休息は願ったり叶ったりであった
「さて、本日は様々な事がありました。同盟の成功。敵との戦闘。新たに討伐すべき陣営……」
「あのバケモノの事は明日にしよう。気になるけれど、俺達は、まだ情報が足りていないし」
「同意見ですわ。……マスター、貴方も指揮官が板に着いてきましたわね」
「そ、そうか?」
「ええ。少なくとも、あの苛烈な戦闘に怯まずに立ち向かった事は誉めて差し上げます」
思った以上に直球な賛辞。なんだか照れ臭くて顔を背ける
気まずくなったのか、先に話を切り出したのは貴方だった
「そ、そうだ。バーサーカー、何か話す事とかあるか?」
「そうですわね。……やはり、サーヴァントの真名についてでしょう」
……真名。クラスで呼称し合うサーヴァントが、最も隠すべき存在
何せ、生前の全ての情報を知られる可能性があるのだ。そこには自分の弱点も含まれる……
「では、マスターに問いましょう。ランサー、そしてセイバーの真名は?」
思案する。あの二騎は、今回でかなりの情報を吐き出していた
ならば、真名を特定するキーワードも残されているはずだ。セイバー、ランサーの真の名は……
【セイバー、ランサーの真名は?】
23:25から↓3。どれか一つでも合っていれば正解とします
561 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:17:45.81 ID:Xcaeh6ee0
エリザベス1世
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:18:45.94 ID:SoBp5FnDo
ランサーはスキル名からgoogle先生に訊いたらわかった
セイバーはわからん…
まあ雑談所の様子だとわかってる人もいそうだし、正解来たら打ち切りで良さそう
563 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:20:53.90 ID:/LOXyuf20
エリザベス一世とリキュアのキマイラで多分あってるんだけど当てた方がよいのかどうか
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:22:06.03 ID:SoBp5FnDo
あ、当てないで進めたほうがいい可能性もなくはないのか
565 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/14(土) 23:24:34.96 ID:Q7Vd2kP1O
【そんな真名知ったらSAN値減るような事はしませんから……】
【なので安心して当ててください。23:30まで延長】
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:24:38.84 ID:/LOXyuf20
まあ先が読めない以上得られる情報アドバンテージ捨てるメリットはないか
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:28:01.71 ID:SoBp5FnDo
知ってしまったということ自体がダメージになりうる存在もいるねw
あえて情報アドバンテージない方が、相手の性格によっては交渉が楽なこともあるかな程度に思ったけど
568 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:31:30.45 ID:/LOXyuf20
セイバーはエリザベス一世
ランサーはリキュアのキマイラ
569 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:33:56.98 ID:FPAMWaMfO
メール送りました
緊急ではないので終わったあとにでも確認お願いします
570 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/14(土) 23:34:17.18 ID:SoBp5FnDo
調べたけどたぶん
>>563
で合ってると思います
>>563
で
571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 00:00:00.56 ID:86BAEheno
ランサーはキマイラ
セイバーはエリザベス一世だろうね
572 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 00:06:29.42 ID:eir9p3wMO
セイバー:エリザベス一世 【正解】
ランサー:リキュアのキマイラ 【正解】
「……ランサーは、キマイラだろう」
「あんな有名な怪物なら、神話に詳しくなくても知ってる人は多いはずだ」
脳裏に映る異形の怪物。獅子の頭に山羊の胴、極めつけは蛇の尻尾……
これだけの条件が重なれば、どこにも疑う余地は無い。ランサーはギリシャ神話の怪物、キマイラだと
「私も同じものを想定していました。あれは、リキュア火山に生息していた怪物だろうと」
「でも、あの怪物の死因って何なんだ?名前は知っているけど、死因までは……」
「それなら私が知っています。キマイラの死は鉛を飲まされ、気道を全て潰された窒息死」
「ですが、今回のキマイラはその鉛の槍を宝具として持ち込んでいる。……同じ手が使えるかは疑問ですわね」
顎に手を当て、思案するバーサーカー
まさか、自ら死因を自分の宝具にしてしまうとは思ってもいなかったんだろう
反英霊とは倒される事で人の善を肯定する存在だと言っていた。ならば、死因すらもその英霊を象徴する武器になる……
「ランサーについては、後日改めて対策を考えましょう。では、セイバーはどうですか?」
「セイバー……」
573 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 00:08:09.50 ID:eir9p3wMO
セイバーはアーディーのサーヴァント。勝手に真名を暴くのは気が引ける
しかし、バーサーカーにそんな事を言えば何をされるかわからない。先の戦闘を思い返す……
特徴的なのは、あの軍艦だろう。あれだけの数を所有しているとなると、生半可な力の英雄では無い
「そう言えば何か言ってたな……確か、て……」
「テメロッソ・エル・ドラゴ。スペイン語で、恐ろしい悪魔。という意味ですわ」
「スペイン語……?という事は、セイバーはスペインの英霊なのか?」
「そうでは無いでしょう。セイバーはこうとも言っていました……『太陽を落とした女』」
「スペインとは太陽の国。それを落としたと言うのならば、セイバーは寧ろスペイン側の敵と言えるのでは?」
「主観混じってないか?それ」
バーサーカーの結構な偏見に苦笑しつつ、条件に合う人物を探る
スペインの敵……軍艦を用いる、それに女性。これら全てに合致する人物は……
「もしかして、スペインは無敵艦隊か?それを倒した人物は……」
「フランシス・ドレイク。ですが、彼は男性。女性では無いので条件からは外れます」
……なら、答えは一つ。直接的に倒したのでは無いのなら、それを指揮した人物こそ……
「……エリザベス一世。この人物なら、全ての条件を満たす」
無敵艦隊を撃破し、一躍イギリスを列強国へと押し上げた、処女皇帝とすら呼ばれた純潔の女王
それこそが、セイバーの真名。……実は、この時途轍もない思い違いをしていたのだが、それはまた別の話である……
574 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 00:09:31.00 ID:eir9p3wMO
【という訳で、本日はここまで。お疲れ様でした】
【どこら辺で二騎の真名がわかったのかは気になる所。既出なのでごり押せばわかるのですが……】
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 00:14:05.23 ID:a45C2xJNO
乙
キマイラは背中から矢を射かければ行けるかも
576 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 00:14:44.99 ID:/ibwDPW3o
乙です
セイバーなのに射撃武器がんがん使うのはびっくりしたわ
577 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 00:20:31.47 ID:JrZ+wtCm0
乙
578 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 00:20:32.11 ID:eNol1tvGo
>>576
セイバーって(ビーム)射撃武器を使うクラスじゃなかったっけ?
579 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 00:22:52.92 ID:/ibwDPW3o
>>578
一応剣は使ってるから…
580 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 11:07:19.60 ID:tjhGcFBn0
>>578
セイバーは剣を使う英雄のクラスだよ
そのセイバーの中でもランク付けがあって剣からビーム撃てるセイバーは一流のセイバーってだけ
そこにメタ目線加えると「剣を使う英雄ってカッコいいよね」「どうせなら一流所がいいよね」ってなって一流のセイバーが多くなるから「セイバー=ビーム」の図式ができる
ローマの借金王とか英雄船の船長とか人斬りサークルの吐血とかもビーム撃てないけどちゃんとセイバーだよ
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 11:38:04.78 ID:T75TY9kZO
乙
582 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 20:32:06.15 ID:SBaj/5EiO
【「フランシス・ドレイク。ですが、彼は男性。女性では無いので条件からは外れます」】
【に、誰も突っ込まなくて私は悲しい……】
【今日は初手自由安価なのですが、人はいますか?】
583 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:34:38.55 ID:T23p9j3H0
いや、わざわざ突っ込むことでもないかと思って……
ノ
584 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:35:00.99 ID:6xFtK7kzO
いや、だって実際のFateのドレイク知らなかったらその予測は何処までも正しいよなって…(めそらし
585 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:36:09.51 ID:T75TY9kZO
ノ
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:38:02.73 ID:IjdOTqBY0
ノ
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:38:09.78 ID:hjaFldrOO
ノ
歴史的にはまぁ、そうだし…
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:38:35.99 ID:3U07225Qo
ドレイクが男として召喚される可能性もなくはないかと思ったので素でスルーしてた
589 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 20:40:59.15 ID:SBaj/5EiO
「……やっぱり、ランサーはキマイラか」
「神話の怪物が相手とはな。……やり辛いが、手はあるだろう」
「身体が粘土みたいなのが厄介なんだよなー。首を落としてもケロッとしてるし」
およそ朝の食卓に似つかわしくない、血生臭い話題で目玉焼きをつつくアーディー
バーサーカー陣営だけではなく、セイバー陣営もランサーの正体に気付いたのだらう
苦い顔を浮かべながら朝食を食べる二人。それよりも貴方が気になる事が
「……なあ、セイバー。どうして急にスーツを着始めたんだ?」
「失礼を承知で申し上げますが、私達は貴公の真名を既に暴いています」
セイバーの服装だ。昨日までは高価なドレスを身につけていた彼女が、今ではシンプルなメンズスーツに身を包んでいる
「ああ、その事か……。真名についてはもう隠すつもりは無い」
「私が家に注文したんだ。セイバーの為に男用のスーツを持ってきてって」
「いや、だからもう……」「僕は男だ」
「隠す必要は……は?」「今、なんと?」
「僕は男だ。女王じゃない」
愕然。貴方とバーサーカーは思わず持っていた箸を落とす
そんな様子を気にする事無くアーディーは味噌汁をすする
「……な、なあ。セイバーの真名って」
「エリザベス一世。間違いないはずですわ」
「そうとも。我が名はエリザベス。日の落ちる事の無い国を落とした国の王」
「おかしいだろ!?本当に男なのか?お前」
「失礼な!僕が嘘をついていると言うのか!」
「じゃあここで脱いでみろ!」
「ふざけるな!止めろ!うわぁああ……」
「……知っていたのですか。アーディー」
「そりゃ、自分のサーヴァントだし」
「なら、何故教えてくれなかったのです?」
「聞かれなかったし……なら、別に言わなくてもいいかなって」
590 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 20:42:19.50 ID:SBaj/5EiO
「本当だ、男だ……」
「うぅ……ぐすっ。酷い目にあった……」
一通り服を剥かれ、涙目のセイバー
貴方もようやく納得したのか、再度席に座る
「でも、なんで女王が男に……バーサーカー、まさかとは思うけど」
「言っておきますが、私は女ですわ!歴史の上でも、現在でも!」
「でもバーサーカーって結構勇ましいというかたくましいっていうか」
「イケメンだよな!」「そうそう!」
「二人とも、何か言い残す事は?」
「止めてくれ……朝から喧嘩は頭に響く」
額にビキビキと青筋を立てるバーサーカーを、やんわりと諌めるセイバー
セイバーに免じたのか、矛を収める。……それはそれとしてマスターを睨んではいるが
「けど、どうして男が女王に……?」
「それは、まあ深い訳が……話すと長くなる。今は止めておこう」
「よく露見しませんでしたわね。確か、晩年まで玉座に君臨したはずですが」
「なにも民衆の前で裸体を見せた訳ではない。肌さえ見せなければ誰も気付かない」
「ですがこうも言っていたではありませんか。太陽を落とした女。と」
「それは彼女の事を言ったんだ。……サー・ドレイク。僕が騎士勲章を授けた女性」
「ん?」
セイバーの発言に、アーディー含めた全員が首をかしげる
当の本人はきょとんとした顔。何がおかしいのか理解していないようだ
「……ちょっと待ってください。今、なんと?」
「だから、サー・ドレイクは女性だ。……知らなかったのか?彼女を」
「「知るかーーー!!!」」
アーディーとバーサーカーの絶叫が響き渡る
……この世の中、デタラメばかりだと痛感する貴方なのであった
591 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 20:44:33.96 ID:SBaj/5EiO
「なァ聞いたか!?隣のクラスの奴が、野良犬に襲われたってよ!」
「聞いたよ!怖いよね〜。大怪我して暫く入院するって聞いたけれど……」
「私の耳にも入っているぞ。顔や腕といった部分が食いちぎられ、スプラッタもかくやと言う有り様!」
「特に、顔は整形せねばならぬ程の悲惨な状況らしい。命があるだけ儲け物かもしれんがな」
「やけに詳しいなオメェ!さては犯人だな!」
「失礼な。私には独自の情報網があってだな」
「具体的には禍門の家のアドバイザーの方に、交渉に交渉を重ね私にも情報を回してくれる事になったのだ」
「わぁ!そうなんだ、凄いねえカナちゃん!」
「何だよソレ!いつもカナばっかりいい情報が行ってるじゃねーか!」
「そうは言うがなマキの字。汝、あの時のインタビュー中はずっと会社の収益の事ばかり聞いていたじゃないか!」
「将を射止めんとするならまず……という事だ。これを期に周囲に気を配る事を覚える事だ!」
「あーチャクラとか水見式でやる的な?」
「違うそっちの気じゃない!!」
……クラスの中はてんやわんや。昨晩のバケモノの話で持ち切りだ
情報源は新聞部の三人だ。既にスクープとして全校内にばら蒔いているのだろう
混乱もあるが、話をする事は出来そうだ。誰かに話を聞いてみよう
選択可能メンバー 20:55から
クラスメイト(新重、千呼、新聞部トリオ)
生徒会(潮、林道、アキラ)
その他(アーディー)
↓3まで内容含めて
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:45:37.49 ID:T75TY9kZO
新聞部トリオ
593 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:46:39.11 ID:6xFtK7kzO
新聞部トリオ
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:52:08.89 ID:T23p9j3H0
生徒会が怪しいんだよな
安全なうちに突っ込んでみる?
まあ放っておいても向こうからそのうち接触してきそうな気もするけど
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:54:42.46 ID:3U07225Qo
序盤だしどんどんいろんな方面突っ込んでいきたいのはあるな
情報が多ければ繋がってくるかも
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:55:21.94 ID:hjaFldrOO
新重
野良犬の件で注意喚起
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:56:36.96 ID:IjdOTqBY0
アーディー 本件についての見解と対応について
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:57:01.21 ID:3U07225Qo
新聞部からネタを聞く
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:57:02.17 ID:T75TY9kZO
新聞部トリオ
アドバイザーはどんな事を話したのか
600 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:57:52.48 ID:T23p9j3H0
あと一枠くらいキャラの掘り下げに充てたい(私欲)
千呼ちゃんとか林道パイセン気になるんだよな
とりあえず安価は千呼ちゃんに聖杯戦争関係ない世間話
ずっと聖杯戦争のこと考えても疲れるでしょ
601 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 20:58:32.54 ID:3U07225Qo
よく見たら
>>599
のほうが有用そうや
まあどうにかなるかな
602 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 21:00:33.07 ID:T23p9j3H0
禍門以外の情報手に入るかもだしわからんよ
603 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 21:02:49.53 ID:3U07225Qo
あと野良犬は他で忙しくなったらそっち優先でもいいんじゃないかな
マスターが学校にそこそこいるっぽいし誰か解決してくれそう
信頼得るために協力する姿勢だけは示しときたいけど
604 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 21:17:24.42 ID:SBaj/5EiO
「よ、随分元気そうだな」
「庶務か。酷い言い種だな。我々は何も誰かの悲劇を嬉しがっている訳ではない」
「そうだぜ〜。あくまでも新聞部として、ネタを提供しているだけだって」
「私も本当に心配しているんだよ〜。野良犬に噛まれて大怪我なんて、怖いもん」
新聞部の三人は普段通りだ。とはいえ、その顔には焦りの色が多々残っている
恐らく野良犬ではない……何か別の存在に襲われたという事実を、この三人は意図せずして隠している
「それで、我々に話しかけたという事は何か情報が欲しいんだろう?」
「いや、まあ、くれるなら……」
「いいんだヨ!私達も色々調べているもん」
「大変だよなー物騒な世の中になったモンだぜホント!」
三人の意見は様々。けれど、どれも新聞部としての誇りはあるようで
ならば遠慮せず。と聞いてみる。結果は……
1234:ダメでした
567:襲われた生徒について
89:???
↓1
605 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 21:19:12.83 ID:T23p9j3H0
ほ
606 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 21:40:40.95 ID:SBaj/5EiO
「……よ、アーディー。話、聞いたか?」
「聞いた聞いた。……センパイの所の新聞部ってなんか凄いよね」
「同感」
授業の合間、一年生の教室へ向かいアーディーと接触する
幸い、一年生は教室の移動はしていなかった。彼女はクラスの中で、他の生徒と談笑していた
「なんかゴメンな、友達と話してたんだろ?」
「……いや、いいんだ。で、やっぱり昨日のバケモノについてだろ?」
「ああ。やっぱりそっちでも話題になってるのか?」
「うん。何でも二年生の女子生徒みたい」
「マジか。あいつらプライバシーだのなんだのでろくに教えてくれなかったぞ」
無駄に守秘義務を守る辺り、彼女らもジャーナリストの鏡である
そんな事は置いておいて、話を進め出した
「で、アーディーの家は御三家だろ?何か手を打っていたりするのか?」
「ううん。神秘の秘匿さえ守られているなら何してもいいっていうのが大方の見解みたい」
「これが頻発するようなら考えものだけど……」
「……大丈夫だって!私だって考えはあるから」
「考え?」
123:こう、外出は自粛して貰うとか
456:ロベルトに頼んで保護して貰おう
789:私の仲間を呼んだんだ!
↓1
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 21:43:16.83 ID:hjaFldrOO
ほい
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 21:43:23.83 ID:IjdOTqBY0
えい
609 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 21:52:55.00 ID:SBaj/5EiO
「……こう、外を歩くのを自粛して貰うとか」
「それ、根本的な解決にはならないんじゃ……」
もじもじと指を弄りながら、そっぽを向いて答えるアーディー
微妙そうな表情を浮かべる貴方。アーディーはむっと反論する
「し、仕方無いだろ!犯人やどんな相手かわからないのに手の打ち様も無いし!」
「そうだよな……」
「あ、けど大丈夫!仲間を呼んでおいたから」
「あいつ、頭は悪いけど機動力はあるし……センパイとも仲良くなれるよ!」
「へえ……それで、いつ来るんだ?」
123:「……道に迷った?」
456:ちょっとよくわかんない
789:明日の夜には
↓1
610 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 21:54:06.52 ID:T23p9j3H0
今度こそ
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 21:54:40.25 ID:hjaFldrOO
打つ手、なし!
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 21:56:31.02 ID:T23p9j3H0
ちくしょおおおおう!!
出る機会をことごとくフイにしてるなもう一人
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/03/15(日) 22:00:36.87 ID:3U07225Qo
全体的に低空飛行なコンマやね
貴方には自分の力で動いてもらいたいコンマ神
614 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/03/15(日) 22:02:54.31 ID:SBaj/5EiO
2:「ねぇ、今どこ?」「地球ん中」
「えーっと待ってて!今連絡してみるから」
スマホを取り出し、連絡用のアプリを起動する
ちょうど連絡が来ていたらしく、ぱっと顔が明るくなる……
……と、同時に苦い表情へと変わっていく
「どうした?アーディー」
「道に迷った、今どこにいるかわからない、とりあえず近くにいたシーサーに聞いてみる……」
「最南端!?」
……どうやら、その援軍は相当に頭が悪いらしい
何をどうしたら、日本の最南端に行ってしまうのか……
「……ごめん。また連絡する」
「お、おう」
「……ふぁ〜!おっきいねこさん!さばますしに行きたいんだけど!どうすればいい!?」
「お嬢ちゃん、それ獅子舞だぜ?」
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