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【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われるようです【AA不使用】

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955 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/11(土) 23:32:37.21 ID:Hrbc0bIHO



「……は?」
「おーい、庶務君。こんばんはー」


ライダーからの返答は貴方の思考を完全に停止させる
“自分じゃない”。そう告げたライダーは、どこか同情するかの様な視線を向ける
しかし、貴方はそれを直視していない。その目はライダーの隣、後ろから表れた人物へと向けられていた


「……新重?どうしてここに」
「え?だって、ここ私の帰り道だし」


きょとんとした顔で返される。ヘンな事を聞くんだね。と笑いながら
そうだ。貴方は一度、ここを通った事がある。誰でもない、彼女と一緒に
そもそも、貴方は既に目的地のクレープ屋にも足を運んでいたのだ。……目の前の彼女、新重と共に


「ヘンなのー。庶務君、大丈夫?」
「あ、ああ……って新重!早く離れるんだ!そいつは……」
「あ、庶務君には言ってなかったね」



「これね、ライダーって言うんだって。えい、れい?だっけ……なんだってさ」
「…………新、重?」
「凄いでしょ!私、こんなに強いのを持ってるんだよ!庶務君!」



熱に浮かされた様に自らのサーヴァントを自慢する新重
それは、最新のオモチャを見せびらかすみたいに明るく楽しげに
しかし、それとは対称的に……貴方の顔は、どんどん凍りついていった

956 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/11(土) 23:33:40.66 ID:Hrbc0bIHO

【本日はここまで。途切れ途切れですみません……】

>>954
【一応、単に呼び掛けに応じなくなっているだけで契約そのものは切っていません。なのでパスもそのまんま】

957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 11:30:47.14 ID:4lCYsp6mO
コンマとか色んな神あわせが悪かったからわからなかったけどお前……マスターだったのか……
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 11:32:18.88 ID:F4+D8mxjO
959 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/12(日) 22:37:35.74 ID:81Lc/sO5O

【これより更新。描写だけですが……】

960 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/12(日) 22:39:01.05 ID:81Lc/sO5O




目の前の少女は、何を言っている?
頭が理解を拒んでいる。目の前の事実と言葉を
ライダーが、自分のサーヴァント?なら、新重は……


「待ってくれ……それ、どういう……」
「ねえねえ庶務君も持ってるんでしょ?」
「何、を……」

「英霊!あの前に会った銀髪の女の人、庶務君のものだよね?」
「遊ぼうよー。私のライダーと庶務君の英霊、どっちが強いか戦わせててみない?」


ケラケラと無邪気に笑う新重。戦わせてみようと口にする態度からは戦争の危険さ等、微塵も感じられない
ゲームで対戦を申し込むかの様にあっさりと。サーヴァント同士を戦わせようと言ったのだ


「待て……待ってくれ!どうして、新重が……」
「ライダー!お前、新重に何をした!?」

「何も。俺がどうこうする事等する以前より、この女の在り方は変わらない」
「わからないのか?貴様の見ていたこの女は、最初から“こうだった”んだよ」


突き放す様に告げるライダー。その言葉は貴方の心に楔を打ち込む
ずっと近くにいたつもりなのに、何もわかっていなかった。その事実が痛い程に染み入った

しかし、知ってしまった以上は見過ごせない。聞かねばならない事は沢山ある




「……新重、どうして、どうして英霊を」
「面白そうだったから!」



961 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/12(日) 22:40:28.37 ID:81Lc/sO5O




あっけらかんと笑いながら新重は答える
理由も何もない。単なる好奇心だけで聖杯戦争へと参加したのだ。と

「それだけで……!英霊がどれだけ危険な存在かわかるだろ!?」
「えー、だってつまらないんだもん。毎日毎日優等生やってるとさ」
「だったら、ちょっとくらいハメを外してもいいじゃん。タバコやお酒と同じだよ」

それくらいいいでしょ?と不貞腐れる様に頬を膨らませる
何で自分が怒られているのか。さっぱりわからないという風に

「それに……令呪は!令呪はどうした!?」
「ああ。それは不必要なものだからな。“適当に使って貰った”」

次に答えたのはライダー。その返答は、貴方を動揺させるに充分過ぎるもので

「て……適当に?」
「うん。だって、アレってずっと残しておくとダメだってライダーが言ってたよ?」
「ああ、そうだとも。令呪という存在は我々にとって百害はあれど一利も無い」
「早々に捨てて貰う他はない。そうだろう?」


……なんて事だ。このライダーは自らのマスターを騙し、自らの鎖を放棄させている
いや……もしも、新重にちゃんとした聖杯戦争の知識があればそんな事はしないはずだ
わざわざ自らの首を絞める、自殺行為等……



「私、庶務君が英霊持ってるって知って、嬉しかったんだ」
「君は私と同じだよ。ずーっとつまらなさそうな顔をしてた」
「だから、君ともっと遊びたい!わざわざバケモノを放ったりしたりしたんだもん!」

「…………今、何て言った?」

今日で、何度目かもわからない程言った言葉。相手の意思を確認する問い掛け
それに対して呆れたのか、新重は何言ってるのと言いたげに、口を開く


「うん。そのバケモノは私が造ったんだよ」




962 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/12(日) 22:41:55.22 ID:81Lc/sO5O




ちょいちょいと手を招くジェスチャーをする
それに呼応するかの様に、貴方から視線を外し新重の元へと走っていく
足元へ、お座り。のポーズをして待つ獣。それはご主人に対してご褒美をねだる犬と重なった

それを見て、微笑みながら……足を振り落とし、頭を踏み砕いた
血飛沫すら、呻き声すら出さず倒れる獣。その姿はたちまち地面へと消えていく


「な……」
「ごめんねー。本当はあの三人を襲う様に躾をしたはずなんだけどさ」
「なんか知らないけど、庶務君の方行っちゃった。……このバカ犬!えいっ!」

怒りながら、先程までそこにいた地面を蹴る。どこか子供染みた、愛らしさすら感じる動作
しかし、貴方は違う。まるでその目は、怪物を見たあの時と同じ様な眼で……


『新重 茜のスキルを開示します』
 ◆怪獣母胎   
 神話に語られる反英雄の紛い物である怪物を使い魔として世に生み出す魔術。   
 怪物を模している為に使い魔しては非常に攻撃的であり、餌となる魔力を保有する生物を無差別に襲撃する。   
 ある程度は操ることが出来るが、正式な魔術師でないため指向性を持たせるのにも一苦労。


「ねえねえ!早く、早くっ!私とバトらせようよ!庶務君っ!」

興奮を隠しきれなくなったのか、ワクワクと体を動かして催促する
……貴方は、前を見据えて、毅然と言葉を



「……ごめん。バーサーカーは呼べない」




963 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/12(日) 22:46:25.17 ID:81Lc/sO5O




「……どうして?」

ピタリ。と新重の動きが止まる
確認するその目からは感情が消え失せ、どろりとした淀みすら感じさせる
少女の豹変に、貴方は怯まない。強い態度で、言葉を叩きつける

「俺は……バーサーカーを呼ぶつもりはない」

ハッキリと新重に突きつける。“お前と遊ぶつもりは無い”。という、明確な拒絶を


「わからんな。二つ、貴様は間違えている」
「呼ばない。ではなく……呼べない。だろう?」
「……ああ」
「そして、二つ。貴様には令呪を残しているはずだ。どうして使わない?」

冷静な指摘に、少しだけたじろぐ。
それと共に、貴方に令呪はあれどそれを使わないのは不自然だと、確かめる様に


「もしかして、別の英霊にやられちゃってもういないとか……?」
「……似たようなものだよ」


怪訝そうに聞き返され、含みを持たせて答える
貴方の答えを確認するや否や、新重はむっとした顔を浮かべて、地団駄を踏んだ


「えーーー!?つまんないつまんないつまんない!つーまーんーなーいーーー!!」










「……ライダー。庶務君、殺しちゃっていいよ」


964 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/12(日) 22:49:14.20 ID:81Lc/sO5O




「……っ!」
「私と遊んでくれないなら、庶務君なんていらなーい」
「ちゃっちゃと死んじゃってよ。庶務君」


クラスメイトからの死の宣告。処刑人は笑みを浮かべ、貴方へと歩いていく
その姿はどこか勇壮に。まるで勇者の如く堂々とした歩みで

「……理解出来んな。この状況で、まだあの女を呼ぼうとしないとは」
「本当に消されたか?……いや、その手の令呪は真なるもの。ならばこそ、ここで呼ばぬ理由等無いだろうよ」


ライダーは語る。貴方の不合理さを
貴方は語る。ライダーへ、自分の意思を


「俺は……あいつの事をよくわからない。正直、俺がマスターで良かったのか、今でも思う」

「けど、俺はバーサーカーをただの兵器として使いたくない。誰かを傷つける為に動かしたくないんだ!」

叫ぶ。叫ぶ。喉が痛む。それでも、強く!





「これは……俺の意思だ!誰でもない、俺の願いなんだ!」

「俺は戦いたい。……いや!戦う!誰かが笑ってくれていると、俺は前を向けるから!」



965 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/12(日) 22:51:17.74 ID:81Lc/sO5O




「……なんだ、それは」


「それは……ただの独善。偽善だ……そんなものの為に、戦うというのか……!」



「……ああ。それが俺の願い。俺の意思」

「俺は戦う!戦えない、他の人の代わりとしてこの聖杯戦争を勝ち抜いてみせる!」

「それで……!」





「……もういい、語るな。本当に理解出来ない。他人を自分の欲にする等と」

「理解不能、解析不可、こんなもの、到底納得出来るものか……!」

怒りを滲ませ、剣を執る。その顔には、理解の範疇を越えた感情が



「ラーイーダーー!はーやーくぅーーー!!」

「疾く消えろ。貴様に生きる価値は無い……!」


剣が迫り来る。貴方は想う。故に、目は剣から反らさずに




“……俺は、ずっと他人の顔を見てきた。けど、それは間違っていたんだ”

“本当は俺の為だった。ずっと目を逸らしてた。だから、もう止める”

“俺は、俺の為に……皆の為に戦いたいんだ”

“だから───!”



966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:51:48.67 ID:R50yrdeo0
龍之介以上のサイコパスだな
967 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/12(日) 22:52:43.67 ID:81Lc/sO5O








「“令呪を使う。力を貸してくれ、バーサーカー”」







968 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/12(日) 22:53:14.66 ID:81Lc/sO5O

【本日はここまで。描写オンリー回ばかりで申し訳ががが】

969 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 22:54:03.02 ID:Ty21P6lbO
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 23:42:21.30 ID:85I1jNgmO
読者ー!はやくきてくれー!
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/12(日) 23:51:07.77 ID:OaB+/fMco
乙ー
令呪使うが、さて、どうなるか
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 09:01:49.84 ID:lDy2jVZ70

サイコパスとライダーの前で言いたいこと言い切ったのは偉い
973 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/04/13(月) 22:06:39.85 ID:OqxB61JZO

【本日はお休み】

【ところで、そろそろ次スレの用意をするのですが】

【何書けばいいんでしょうね……三行あらすじだけじゃ寂しいですか?】

974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/13(月) 23:04:34.62 ID:RYgJGW5EO
登場したキャラの一行紹介とか?
975 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/04/14(火) 22:30:20.12 ID:81gy1LMWO

【本日もお休み】

【一行説明……現在でも相当数あるので、多分厳しい。かなあ……】


976 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/14(火) 23:44:23.81 ID:RnfrP01s0
描写少ないヤツや増やしたいヤツのちょっとした幕間とか?(TIPS的な)
977 : ◆6QF2c0WenUEY [sage]:2020/04/15(水) 23:04:22.77 ID:KUc81nF2O

【本日もお休み。明日には必ず……必ずや……!】


978 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/15(水) 23:16:38.84 ID:YBxuxgeSo
待ってるー
979 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/16(木) 22:19:38.12 ID:mXAtnqZiO

【遅くなりました。更新します】

【一個だけ安価あり。ゆっくりやりましょう】


980 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/16(木) 22:20:56.97 ID:mXAtnqZiO






───我思う、故に我あり。とは、いったい誰の言葉だったか




そう。あれは思索の海に囚われた時、我が師が教えてくださった言葉だった
全てにおいて疑うべし。しかし、現在思考している自分は見失うな。という意味だった様な

……その点において、あの青年はどう擁護をしても落第点と言えるだろう



“力を貸してくれ、バーサーカー”



……身体に漲る。令呪を使ったか、そうでも無ければ、彼はここまでの魔力を回せない
さて、どうしたものか。ここで放置すれば、彼はまず間違いなくライダーに殺されるだろう
それもまた彼の甘さが招いた結果。自分が批難される謂れは無い


幸い、バーサーカーにありがちな魔力の乱暴な食い潰しによる自滅の可能性は、自分には無い
このまま彼を捨て置き、新たな契約者を探すのもいいか……




……数刻前の自分は、間違いなくそう思っていた





981 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/16(木) 22:21:58.57 ID:mXAtnqZiO





『俺は戦いたい。……いや!戦う!誰かが笑ってくれていると、俺は前を向けるから!』




「全く。そう言われてしまうと、私……」
「……つい、手を貸したくなってしまうじゃないですか」


微笑み、剣を執る。貴方の願いに応える為に。貴方の剣となる誓いを果たす為に
初めて見せた強い意志。彼女はそれに、自分が何処か、遠くで感じた衝動を思い出す
それは確か……。あの日、極寒の空の下で彼が涙ながらに私に懇願した言葉


自らの意志を曲げ、溶かす程の熱を帯びた心


貴方の踏み出したか弱い一歩は今、間違いなく一人の女性の心を動かしたのだ





───彼の願いは、漸く叶う



982 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/16(木) 22:23:21.36 ID:mXAtnqZiO






「──ええ、そうでしょう。彼の言葉に意味はありません」
「……何?」
「けれど……何かを為す事、それに意欲的に取り組む事こそ、人の最も偉大なる事」


「だとすれば、我がマスターは……今、偉大なる一歩を進めたと呼べるだろう」
「ライダー!その邪魔は誰にもさせない。例え神が相手だろうと!」

剣が貴方に刺さる寸前、光の奔流が介入する
当然、困惑するのはライダーだ。寸分の狂いも無く振った剣。弾かれる要因等どこにも……
……いや、令呪ならば。時として奇蹟にすら匹敵する程の力を授ける大魔術。ただの素人ですら英霊を縛れる切り札


歯噛みする。自らの分は既に剥奪した、これでは相手の分に対応できない……!



「……ありがとう。バーサーカー」
「悪い様にはしない。と誓ったから……というのも違うか。最初、私は見捨てるつもりだった」
「貴方のその言葉、その意志……それに、賭けてみたくなったから」


差し出された手を取る。新たな契約の証。貴方とバーサーカーの、新たなる門出




「わぁー!すっごいすっごい!庶務君の英霊だぁ!」


……そこには似つかわしくない、底抜けに明るい声が割り込んで来た


983 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/16(木) 22:25:02.82 ID:mXAtnqZiO




「……新重」
「なーんだぁ、いるんじゃん!ケチ!」
「貴様、確かマスターの……」
「あ、でもそんなに強いって程でもないね。なんかがっかり……」


バーサーカーを見て一喜一憂する新重。それを冷ややかな目で睨みつける
そんな状況を知ってか知らずか、きゃっきゃと無邪気な笑顔でライダーに命じる


「ライダー!ねえねえ、早く戦ってよ!」
「庶務君の英霊と私のライダー、どっちが強いか比べるんだから!」
「…………そうか」


ライダーが剣を構え直し、向き直る
それに呼応してバーサーカーも剣を執り


「一つ、俺の行動を理不尽に拘束した」
「二つ、俺の思考を切り捨て放逐した」
「三つ、俺の意思を無視して戦わせた」





「そして、四つ……潮時だな」




【???補正】+2
123:???
456:???(条件あり)
789:セーフ
↓1
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 22:25:27.02 ID:PPNZiEcHO
a
985 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/16(木) 22:49:30.57 ID:mXAtnqZiO



4:(今は)セーフ




「…………ハアッ!」
「…………!!」


ライダーが剣を振るう。貴方に向けた時よりも早く、正確に
怒気を纏ったソレは力強く振り落とされ、的確にその身を引き裂く

「…………は?」
「…………え?」
「…………あれ?」

貴方と“バーサーカー”は目を見開き、その光景をただただ眺める事しか出来ない
ポタポタと滴る紅い液体、目に痛い程の赤だけが視界の中で点滅する
切り裂かれた“新重”は、起きている状況についていけていない様で……


「ライダー?…………痛い、よ?」
「ああ。痛くしたつもりだからな、すまない、一撃で殺せなかった」
「……迷いで剣が鈍った。俺もまだまだか」

どしゃり。と倒れる新重。その腹からは夥しい血が流れ出ていて
今、この光景を見れば誰でもわかるだろう

……ライダーは、自らのマスターを手にかけたのだと





「……新重ーーーっ!!!」




986 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/16(木) 22:50:15.42 ID:mXAtnqZiO

【本日はここまで。ほんのちょっぴりですみません……】

【次回は書き留めとキャラ作成があるので少し遅れるかも。ご容赦を】


987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:03:48.27 ID:PPNZiEcHO
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/16(木) 23:16:53.70 ID:O1C85b080
乙乙ー
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 00:09:42.96 ID:yM8OWShkO
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 10:54:57.94 ID:nZ0xRUMI0

令呪捨てたり好き勝手してようが「俺の行動を理不尽に拘束した」扱いで反逆カウンターが溜まっていく理不尽さに草
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 11:19:09.62 ID:+ZiUIUCcO
令呪捨てたのに俺の話も聞かずに偉そうに顎で使おうとした
+100裏切りポインツ
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/17(金) 22:21:37.48 ID:KHzZ3MCs0
このライダー基本的に人間不信だからね
ぐだみたいなマスターならともかくサイコパスならそうなって当然
993 : ◆6QF2c0WenUEY [saga]:2020/04/19(日) 22:17:02.81 ID:IIc4+1l/O

【次スレのお知らせ。完全に忘れててすまない……】
https://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssr/1587301598/

【ちょっと今回は冒頭はさっくりめに。また次回になったら考えさせていただきます】

994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 00:56:47.91 ID:9WWBh1F7o
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