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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」【安価・コンマ】

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401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:57:27.65 ID:DFmh6bvdO
天津風
飛び級の同級生
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:57:27.67 ID:idjQPK8A0
阿武隈
家が隣同士の幼馴染
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:57:29.36 ID:dxS0a19m0
足柄
セフレ
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:57:32.33 ID:NurYw5DPo
如月
家庭教師バイトの教え子
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:57:33.84 ID:Q2wQF9XDO
大鳳
親の再婚による義理の妹
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:57:35.49 ID:sKWSrYMZo
浜風
主人公に想いを寄せる後輩
先輩が好きすぎて軽くストーカー入ってる(無自覚)
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:58:13.84 ID:64YbXYj5O
金剛
同じゼミの同級生
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:59:26.97 ID:P4r8UfBB0
ああ、なるへそ……
方言ならちかたないね
409 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/02(月) 23:59:48.68 ID:6jZw1ogm0
3人目
阿武隈:家が隣同士の幼馴染(67→76)

ラスト4人目

↓1〜↓6で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※0:05までに↓6まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:59:51.17 ID:DFmh6bvdO
金剛
同じゼミの同級生
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:59:55.85 ID:NurYw5DPo
如月
家庭教師バイトの教え子
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 23:59:58.79 ID:dxS0a19m0
矢矧
セフレ
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:00:00.71 ID:XeMAUixDO
大鳳
親の再婚による義理の妹
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:00:02.80 ID:mpA9Wiuao
浜風
主人公に想いを寄せる後輩
先輩が好きすぎて軽くストーカー入ってる(無自覚)
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:00:04.20 ID:P2LkbscKo
夕立
街で出会った不良?少女
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:00:24.84 ID:PDMoyha/O
金剛
同じゼミの同級生
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:03:38.19 ID:lwejQmWuO
阿武隈…幼馴染…NTR…うっ頭が
418 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/03(火) 00:11:26.01 ID:DZ6Qfyr90
4人目
矢矧:セフレ(79→97)

という訳で、以下の4人が2周目のヒロインとして登場します。

羽黒:幼少時に引っ越し、その後大学で再会した元幼馴染
加賀:ゼミの教授
阿武隈:家が隣同士の幼馴染
矢矧:セフレ

2周目となれば流石にぶっ飛んだ設定が来るかと思っていましたが、1周目同様に比較的書きやすそうな設定で少し驚きました。
それではエピローグ&各ヒロインのプロット&オープニングを書いてきます。今回はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました!

エピローグはそれほど時間がかからないと思いますが、オープニングは少しお時間をいただくことになるかもしれません。
また、エピローグを投下した後、U-511以外の各ヒロインが好感度を50まで稼いだ場合のプロットを公開しようと思っています。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:11:52.01 ID:mpA9Wiuao
おつおつ
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:13:27.54 ID:P2LkbscKo
乙でした
全ドイツ艦がゆーちゃんを祝福

>U-511以外の各ヒロインが好感度を50まで稼いだ場合のプロットを公開
え?! 良いんですか!
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:14:30.65 ID:FjSixKUg0
乙です
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:22:00.22 ID:EVNcUDvL0
乙でした
羽黒と阿武隈は知り合いなのかな?
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 00:25:34.84 ID:C6RjNhIyO

ゆーちゃんは呪いふっ飛ばしたけど雷で不敗伝説なくなってしまったな
加賀さんと羽黒前スレでは色んな意味でひどい目にあったけどこっちではどうなるんだろう
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 01:01:06.76 ID:zFp7nBUpO

最初の提督は心配になる位に
五月雨戻った未来で仲良く過ごすんだろな
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 11:48:26.19 ID:1B33RoYW0
矢矧みたいなタイプが
実際大学なんかで外面や成績きっちりさせつつ
サークルや部活にセフレ存在していてそこで性欲処理してるのって
結構良くあるケースな気がする
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 11:56:46.02 ID:rqlr+hP8O
>>1の書きにくいぶっ飛んだ設定ってなんだろう

提督が加害者の犯罪被害者or被害者遺族
提督にとって両親・兄弟・恋人などの仇
提督とクローン←→オリジナルの関係

とかは書きにくそうだと思うけど
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 11:58:32.93 ID:dC/fc/gAO
沙耶みたいな?
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 12:46:00.03 ID:+S8Nz2aHO
未来から提督を暗[ピーーー]るためにやってきた
平行世界の自分自身(触れると互いに消滅)
離婚した元妻
一子相伝の拳法の後継者の座を争うライバル

私の妄想力ではこれぐらいが限界
あとは、その1人の関係で提督自身や他の子にも大きく影響及ぼす設定はやりづらそう
(上記だと3・4番目とか)
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 12:47:07.93 ID:7ZadREc9O
>>428
2つ目は自分も考えたな
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 12:48:39.92 ID:7ZadREc9O
まぁ、思いつくのは簡単でもそれを動かすのは難しいって話よね……
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 13:54:23.96 ID:UtCLV8NA0
何気に加我さんの教授も結構ぶっ飛んでるんだよな
20代や30代で教授になるのって有能を越えた何かだし
年齢不詳で色気が凄いってのも有りだけど
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/03/03(火) 16:30:10.93 ID:rqlr+hP8O
なるほど

ついこの間出逢ったばかりの幼馴染み月島さじゃなかったごとらたん
急に「ゴトランドなんていなかった」とか言い出す結婚なんてしてないはずの元妻山城
筆下ろしや結婚式の立会人をしてくれた祖母の鳳翔
提督に捨てられた山城の無念を晴らすため未来から提督とゴトを消しに来たぽいぬ

平行世界の提督故に出会ったら消えてしまう香取
香取/提督が消えてもいいように作ったクローンの鹿島
香取/提督/鹿島が生きてると奥義継承ができないのでまとめて消したい大淀
提督にしか見えない提督としか話せないナニカはるさめ

みたいな面子になると>>1が困るかもしれないと
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 17:46:41.90 ID:xWbsm7X7O
チラシの裏でやれ
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 18:42:08.35 ID:O+vRji34O
作者が上手くネタを拾ってくれるならば
意義もあるんだろうけど
ただただ痛い妄想皆に見せつけるのは
はっきり言って邪魔なだけだわな
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 02:07:25.70 ID:cDXqGtMnO
>>432

                , -―-、
          .    /    ヽ
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  │          │                                      ノ            \
436 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 22:55:00.06 ID:souD+Mvt0
エピローグ、投下します。
437 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 22:56:50.48 ID:souD+Mvt0
――エピローグ


ガチャ

提督「すまん、待たせたな」

親友「おし。じゃあ行くか」

雷「えぇ!」

提督「それにしても、ついに夏休みも終わりか……」スタスタ

親友「だな……次に思う存分遊べるのは冬休みかぁ……」スタスタ

雷「2人共、夏休みの宿題はちゃんとやったの?」

提督「もちろんさ。成績優秀のゆーに教えてもらったお陰でバッチリだ!」

親友「いいよな〜お前には頭の良い彼女がいてさ〜」

提督「そうは言うけどな?提出するだけなら答え丸写しでも良いんだから何とかなっただろ?」

親友「お前には分かるか?親友が彼女とイチャついてる裏で、1人寂しく自分で答え合わせする虚しさが!」

雷「お兄ちゃん、提督がU-511さんと勉強してる時は気を遣って家で勉強してたものね」

提督「……なんかすまん」

親友「そう思うなら俺にも良い人を紹介してくれよ!」

提督「大丈夫だって。お前も近い内に彼女が出来るから」肩ポンッ

親友「くぅ〜っ!持つ者の余裕が心に刺さる〜!」

提督「違う。本当に出来るさ」

親友「……え?」

雷「私もそう思う!お兄ちゃんは明るくて家族や友達のことを大事にする良い人じゃない!」

親友「そ、そうか?」

提督「あぁ。お前が良い奴なのは俺も保証する。だから自信を持て」

親友「……提督、雷」

提督(まぁ、これは五月雨情報なんだけどな。親友は大学に入ってから可愛い彼女が出来るらしいし)
438 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 22:58:21.74 ID:souD+Mvt0
提督「それより、雷ちゃんは大丈夫なのか?そろそろ追い込み時だろ?」

雷「心配いらないわ!模試の結果も夏休み前と同じA判定だったし、後はケアレスミスと油断に気をつけるだけね!」

提督「そうか。だけど無理はするなよ?」

親友「いくら受験生だといっても休憩は大事だからな?」

雷「うん。ありがとう、お兄ちゃん、提督!」ニコッ

提督(……このままいけば、雷ちゃんは無事に合格出来るだろう。何せこれも五月雨情報だし)

U-511「……提督っ」

提督「お、ゆー!おはよう!」

U-511「Guten Morgen……!」

親友「おっ、愛しの彼女のご登場だな」ニヤニヤ

雷「提督、この分岐道に近付くにつれて嬉しそうな表情になってたものね」ニヤニヤ

提督「う、うるさいな……良いだろ別に」

U-511「ふふっ……3人共、やっぱり……仲良し……」ニコッ

提督「それは否定しないけどさ」ギュッ

U-511「……♪」ギュッ

親友「当たり前のように恋人繋ぎかよ!」

雷「お熱いわね!」

提督「あーもう黙れって!彼女と手を繋いで何が悪いんだよ!」

U-511「……///」

親友「別に〜!ただ、やっぱりお前だけズルいよな〜!」

提督「……もう無視するか。行こうぜ、ゆー」

U-511「……うんっ///」

スタスタ…

親友「ぶーぶー!」

雷「お兄ちゃん。嫉妬はみっともないわよ?」

親友「ははっ、分かってるって。流石に本気でこんなこと言わないさ」

提督「……♪」

U-511「……♪」

親友「あいつらの幸せそうな顔を見てりゃ、嫉妬どころか……むしろ心から応援してやりたくなったくらいだ」ニコッ

雷「そうそう、それでこそ私の大好きなお兄ちゃんよ。それに、提督の恋人なら……U-511さんだって、私にとってはもう家族みたいなものね!」
439 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 22:59:52.09 ID:souD+Mvt0
――教室


ガラッ

提督「それでさ、この前あいつが……おっ」

U-511「そんなことが……あっ」

神通「……おはようございます、提督さん、U-511さん」

提督「おはよう神通!」

U-511「Guten Morgen……」

神通「えっと、既に提督さんからのLINEで聞きました……おめでとうございます」

提督「ははっ、サンキュー!」

U-511「……Danke///」

神通「………」チラッ

U-511「……!」

神通「………」シュン

神通(提督さんは『遠慮しなくて良い』と言って下さいましたけど……やはり、U-511さんに申し訳ない気が……)

神通(私が話しかければ、お2人の時間を邪魔してしまうことに……)

U-511「……あの、気を遣わなくても、大丈夫……」

神通「……!」

U-511「提督のFreundeなら……私のFreundeでも、あるから……」ニコッ

神通「U-511、さん……」

提督「ん?もしかして女の子同士の内緒話か?俺がいると話しにくいなら、どこかで時間を潰して来るけど」

U-511「あっ……う、ううん。そうじゃなくて……神通さんは、私と提督のFreundeだって……」

提督「Freunde……確か、ドイツ語で友達だったか?そりゃそうだろ!俺達と神通は友達だ!」

神通「……提督さん」

U-511「私達のことは、気にせず……いつでも、話しかけて……?」

提督「俺もゆーと同意見だ。友達なんだから、これまで通り仲良くしよう!」

神通「は、はいっ……!」パァッ

神通(良かった、です……!私は今までと同じように、提督さんと……そして、U-511さんも加えて……友人同士でいられるんですね……!)
440 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 23:01:09.01 ID:souD+Mvt0
――放課後・U-511家前


提督「………」

U-511「……大丈夫?」

提督「お、おおっ、おう!へき、へへへっ、平気だ!」

U-511「……凄く、緊張してる」クスッ

提督「だって、ゆーのご両親に挨拶って……今まで顔を合わせたことないし、変なこと言ってしまわないか不安で……」

U-511「大丈夫……PapaもMamaも、優しいから……」ニコッ

提督「そ、それなら、安心だけど……」

ガチャ

提督「っ!」ビクッ

U-511母「おかえり、ゆーちゃん。そして……貴方が提督君?」

提督「は、はいっ!はじ、初めまして!1周目提督と言いますっ!」ペコッ

U-511母「ふふっ、そう固くならないで?ほら、上がって下さいな」

提督「ひゃい!お、お邪魔しますっ!」

U-511「………」クスッ

U-511(提督、ガチガチになり過ぎ……ロボットみたい……)

U-511母「娘から話は聞いているわ。ゆーちゃんと仲良くしてくれてありがとう」

提督「いえ、こちらこしょ……!」

提督(お、落ち着け俺!相手はゆーの母親だ!少なくとも父親よりは話しやすいはず!幸い今日は平日だし、父親が家にいることは……)

U-511父「ゆー、お帰り。おや?隣の子は……?」

U-511「あれ?Papa……?」

提督「」
441 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 23:02:12.37 ID:souD+Mvt0
U-511「どうして、家に……?いつもなら、夜までお仕事じゃ……」

U-511父「あぁ。今日はいつもより早く仕事を終えることが出来てね」

提督「」

U-511母「貴方!ほら、この子がゆーちゃんと仲良くしてくれている……」

U-511父「……おぉ、君が提督君か。初めまして」ニコッ

提督「」

提督(ま、まさかの父親がご在宅……俺、詰んだ……?)

U-511父「ほら、そんな所に立っていないで、ソファに座ると良い」

提督「……シ、失礼シマス」スッ…

U-511父「ど、どうしたんだい?随分と緊張してるみたいだけど」

U-511母「それが、家に入る前からこの調子で……」

U-511「PapaやMamaと顔を合わせるのが、緊張してるみたい……」クスッ

提督「………」

提督(これはあれか?『こんな馬の骨に娘はやらん!』とか言って殴られるやつか!?あぁどうしよう!?せめて救急箱くらいは持って来た方が……)

U-511父「……娘と仲良くして、それも交際まで……ありがとう。本当に、何とお礼を言って良いか……!」

提督「……はぇ?」

U-511母「貴方は……提督君は、この子にとって初めて出来たお友達で……そして、初めて出来た彼氏さんだったから……」

U-511父「どうか、これからも娘と仲良くしてあげて欲しい」

提督「………」

提督(あれ?何か普通に祝福されてる?)

提督「……あ、あの、ゆー……じゃなくて、U-511さんのお父さん」

U-511父「何だい?」

提督「お、怒らないんですか?娘と付き合うなんて許さないとか、どこの馬の骨だとか……一発、殴らせてくれだとか……」

U-511父「何を言っているんだい!?仮にも娘のボーイフレンドにそんなことする訳ないじゃないか!?それ以前に暴力は犯罪だろう!?」

提督「す、すみません!ですが、その……日本のテレビ番組だと、父親がよく『娘は渡さん!』と言っていることが多かったもので……」アセアセ

U-511父「あー、そういうことか……僕は生まれも育ちもドイツだから、日本人とは価値観や感性が違うのかもしれない」

U-511父「少なくとも、僕は君のことをそんな風には思わない。むしろ、娘を好きになってくれた大事な人として感謝しているくらいだよ」ニコッ

提督「……あ、ありがとうございます!こちらこそ、U-511さんのような可愛くて優しい女の子と親密になれて、凄く幸せです!」

U-511「……提督///」

U-511母「あらあら、まぁまぁ♪」

U-511父「……良かったじゃないか、ゆー。彼に、ここまで大切に思ってもらえて」

U-511「……///」コクリ
442 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 23:03:22.88 ID:souD+Mvt0
提督「そ、それではお邪魔しました!」ペコッ

U-511母「また遊びに来てね?」

U-511父「いつでも歓迎するよ」

提督「あ、ありがとうございますっ!では、また……!」ペコペコ

バタン…

提督「……はぁ〜っ」ヘナヘナ

U-511「……大丈夫?」

提督「い、一生分の神経を使った気がする……」

U-511「大げさ……」クスッ

提督「……だけど、来て良かった。ゆーのお父さんとお母さん、2人共……凄く良い人で」

U-511「……うん。自慢の、両親……」ニコッ

五月雨「……お父さん」

U-511「……!」

提督「……五月雨?どうしてここに……いや、それよりも、お腹に巻いてる物って……」

五月雨「……うん、そういうこと」

提督「……帰るんだな?」

五月雨「………」コクリ

U-511(この子、確か提督が預かってる親戚の子……でも、今……『お父さん』って……)

提督「それに、ゆーの前で俺をそう呼ぶということは……伝えるのか?」

五月雨「……うん。だって、未来のお父さんから聞いた話では……2人はこのまま、大学卒業後に……」

提督「……そ、そっか///」

U-511「えっと……一体、何の話……?」
443 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 23:04:42.78 ID:souD+Mvt0
提督「実はな?信じてもらえないかもしれないが……五月雨は未来から来た、俺達の娘なんだ」

U-511「……え?」

五月雨「このタイムマシンを使って、22年後の世界から……」

U-511「……ど、どういうこと?」

提督「混乱するのも無理ないけど、この子は間違いなく俺達の娘なんだ。何せ、俺しか知らないはずのことを知っていたから……」

U-511「提督しか、知らないこと……?」

五月雨「天井裏に隠してあr」

提督「わああああッ!?だから言うなって!?本当に恥ずかしい黒歴史なんだから!!」

五月雨「あっ、ご、ごめんなさい!とにかく、私はお父さんと……お母さん、貴女の娘なの」

U-511「………」

提督「……信じられないのも無理はない。でも、それを今から証明することは……」

U-511「……信じるよ」

提督「……!」

五月雨「……!」

U-511「提督が、言ってくれたことなら……全部、信じる……」

五月雨「……お母さん」

提督「………」

提督(……信頼されてるのは嬉しいけど、詐欺に引っかからないか心配になるな)

U-511「それにしても……貴女が、私の娘……」マジマジ

五月雨「……?」

U-511「……提督の遺伝子、髪の毛にしか……現れてないね」クスッ

提督「俺も同じこと思った。でも、五月雨が可愛くて良い子なのも納得だわ。ゆーの血を引いていれば、そりゃ天使になるに決まってる」

五月雨「お、お父さん……///」

U-511「ううん。きっと、提督の血を引いているから……優しい子になったんだと思う……」

五月雨「お母さんまで……///」
444 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 23:06:00.98 ID:souD+Mvt0
U-511「でも、どうして……貴女は、この時代に……?」

提督「どうも未来の俺と喧嘩したみたいで……」

五月雨「……ごめんなさい。本当は少し違うの」

提督「え?」

五月雨「タイムマシンで若い頃のお父さんに会いに行くって言ったら、お父さんから『歴史が変わるからダメ』と猛反対されて……」

五月雨「だけど我慢出来ずに、こっそりタイムマシンを使っちゃった……だって、どうしても昔のお父さんに会ってみたかったから……」

提督「……そうだったのか」

U-511(お父さんに会いたい……この子、もしかして……ファザコン……?)

五月雨「でも、私はずっと信じてたから。例え私がいたとしても、お父さんとお母さんが結婚する未来は変わらないって!」

U-511「け、結婚……!?///」

提督「そ、そう言われるとやっぱり照れるな……///」

五月雨「若い頃のお母さんとも会えたし……ちょっと怖いけど、そろそろ未来に帰ってお父さんに謝らないといけないかなって」

提督「……心配するな!俺のことだから、何だかんだ言って娘には甘いはずだ!あっさり許すだろ!」

五月雨「だと良いんだけど……お父さん!お母さんと仲良くしてね?喧嘩はダメだよ?」

提督「もちろんさ!」

五月雨「もちろんお母さんも、ね?」

U-511「………」コクリ

五月雨「約束だよ!じゃあね、お父さん、お母さん……!」カチッ

提督「また、いつでも遊びに来いよ!待ってるからなー!」ノシ

五月雨「うんっ!」シュパッ…!

U-511「……消えちゃった」

提督「………」

提督(未来の俺、分かってるよな?五月雨が謝ってきたら、笑って許してあげろよ……!)
445 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 23:08:00.06 ID:souD+Mvt0
――22年後・提督家


五月雨「………」パシュッ…!

五月雨(戻って来た……お父さんの実家じゃなくて、見慣れた我が家に……)

「お帰り、五月雨!」

「時間旅行、楽しかった……?」

五月雨「っ!?」ビクッ

五月雨(こ、この声って……)クルッ…

提督(39)「過去の俺達は元気だったか?」

U-511(39)「昔の私……今より、暗かったでしょ……?」

五月雨「……お父さん、お母さん」

提督「ん?」

U-511「どうしたの……?」

五月雨「お、怒ってないの……?私が勝手に、タイムマシンを使っちゃったこと……」

提督「何言ってるんだ?さっき俺達が笑顔で送り出してやったじゃないか!」

五月雨「……えっ?」

U-511「むしろ、貴女が過去に行って……昔の私達と出会うことが……私達が知っている、歴史だから……」

五月雨「……!」

五月雨(それって、私が過去に戻ったことで……お父さん達にとっては『若い頃に私と出会ったこと』が正しい歴史になったから……)

五月雨(さっきまでの私が『若い頃のお父さんに会いたい!』と言っても、止めるどころか『予定調和』になったってこと……?)

提督「それに、あの時も言ったじゃないか。こんなに可愛い娘を叱りつける訳ないだろって」ニコッ

五月雨「……うんっ!ただいま、お父さんっ!」ダキッ

提督「おっと!相変わらず甘えん坊だな……よしよし」ナデナデ

五月雨「えへへ……♪」

U-511「………」ジー

U-511(やっぱり、ファザコンになっちゃった……あの時の、この子の様子から……もしかしてとは、思ってたけど……)
446 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 23:10:00.36 ID:souD+Mvt0
――現在・提督家


提督「……五月雨が未来に戻って3日、か」

U-511「あの子……私達の娘、なんだよね……?」

提督「あぁ」

U-511「じゃ、じゃあ……いずれは私達、結婚……するんだよね……?///」

提督「……そう、だな」

U-511「そ、その後は……えっと、赤ちゃんを産むから……///」

提督「……まぁ、そういうことになる///」

U-511「う、うん……///」

提督「……///」

U-511「……///」モジモジ

提督(ちょ、ちょっと気まずい……娘が存在してるってことは、俺達……近い将来、やることヤっちゃうわけで……///)

U-511(わ、私が、お母さんに……まだ、実感が湧かないけど……いつかは、あの子を妊娠することになるから……///)モジモジ

パシュッ…!

提督「え?」

U-511「……?」

提督(天井が光って……まさか……!)

五月雨「えへへ、また来ちゃっ……あうっ!?」ズデッ

U-511「きゃっ!?だ、大丈夫……?」

提督(……また来いとは言ったけど、たった3日で再会することになるとは)

五月雨「いったた……だって、お父さん達に全然怒られなかったから。これならいつでも遊びに行けるかな〜って!」

提督(……そうか。未来の俺は、今の俺と同じように……叱らなかったんだな。それでこそ俺だ!)

U-511「……やっぱり、不思議な感覚。まだ、付き合ったばかりなのに……娘が、目の前にいるなんて……」

提督「……それは、これから俺とゆーが2人で歩んで行くからだ。ここに五月雨がいることが、それを証明してる」ギュッ

U-511「あっ……///」

五月雨「……♪」ニコニコ

五月雨(うんうん!2人共、若い頃からラブラブだね〜!これでこそお父さんとお母さんだよ〜!)
447 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 23:10:55.33 ID:souD+Mvt0






























「今は恋人だけど……いずれは、その……夫婦として、よろしくな……?///」


「……うんっ。こちらこそ、よろしくお願いします……///」





























――U-511 HAPPY END!
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 23:12:46.66 ID:4IlFEjy2O
おめでとう
449 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 23:14:26.10 ID:souD+Mvt0
オープニングはもう少しお待ち下さい。加賀さんのプロットで悩み、次に矢矧のプロットをどうするか考えています。
矢矧のプロット次第で提督の性格や境遇、矢矧の境遇等が変わってきますし、場合によっては他のヒロインのプロットも調整することになりそうなので……

ここからはU-511以外のプロットを紹介していきたいと思います。

・雷

好感度20到達で、提督のことを少し意識するようになる。それでもまだ『年上の幼馴染』としての意識が強い為、本人も無自覚。
同時に雷の回想として、提督と初めて出会った時や3人で仲良く遊んでいた幼少期を描写。

好感度30到達で、雷は自分自身が提督を異性として認識していると自覚し始める。この段階から提督への接し方が少し変わってくる。
それでもまだ恋愛感情までは抱いていない為、至近距離まで接近すると恥ずかしがったりする程度。
親友(兄)はこの段階で、雷が提督に対してその手の感情を抱いているのではないかと気づき始める。

好感度40以上で、雷は提督に明確に恋愛感情を抱く。今までは幼馴染かつ兄の友人として接していたけど、『妹』では満足出来ない!
自分のことを『1人の女の子』として見て欲しいと考えるようになる。同時に親友も雷が提督に対して恋をしていることを確信する。しかしそれを提督に言うことはしない。
親友は「雷だって、俺から自分の想いを勝手に伝えられたら嫌なはず。こういうことは自分で伝えてこそだからな」と考える。
それでいて提督にはそれとなく「妹のことをどう思っているんだ?」と聞くようになる。

END開放時、雷は提督に対して『1人の男の人として好きなの!私と付き合って!』と告白する。
提督は驚くも、自分が雷を『妹』ではなく『異性』として見ていたことに気がつき、提督も『雷が好きだ』と返事し、2人は恋人同士になる。
その後、親友は妹と友人(提督)が付き合うことに複雑な気持ちになるが、2人の幸せを願って提督と雷を心から応援することにする。

エピローグの内容は上の内容とほぼ同じ。ただし提督が挨拶に行く相手が雷・親友の両親になる。


・神通(1周目本編で好感度20まで到達しているので、好感度30以降のプロットを公開します)

好感度30到達で、提督とは念願の『親友』になれる。今までよりも落ち着いて話すことが出来るようになり、提督からも褒められる。
いつものオドオドした表情ではなく、少しずつだが提督といると笑顔を見せることが多くなっていく。
しかし、提督と親友になれたは良いがどこか物足りない。この時点で提督に対し親友以上恋人未満の気持ちを抱いているが、本人がそれを自覚していない。
提督が他の誰かと話している様子を見た時は寂しそうにする。

好感度40以上で、神通は自分の気持ちを自覚し、『親友』という関係では我慢出来なくなる。自分なんかがおこがましいとは思うけれど、提督と付き合いたいと考え始める。
しかし神通自身の引っ込み思案な性格が災いし、恥ずかしかったり勇気が出なかったりで、提督に告白することが出来ない。

END開放時、神通はついに勇気を振り絞って『お慕いしています』と告白する。
提督は驚くも、高校入学時から1番近くにいた異性であり、最初は友人として接していたが、徐々に惹かれていったことを自覚する。
そして提督は『これからは親友じゃない。恋人として、付き合おう』と返事し、2人は恋人同士になる。

エピローグの内容は上の内容とほぼ同じ。ただし提督が挨拶に行く相手が神通の両親になる。
450 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/04(水) 23:17:36.27 ID:souD+Mvt0
・五月雨(1周目本編で好感度30まで到達しているので、好感度40以降のプロットを公開します)

好感度40以上で、ついに禁断の感情を抱いてしまう。五月雨は「ど、どうしよう……私、お父さんのこと……本気で好きになっちゃってる……!///」と考え始める。
相手は実の父親だというのに胸の高鳴りが抑えられない。今更未来へ帰っても、この気持ちを抑えられる自信が無い。
ドキドキしつつも本気で悩む。気持ちに蓋をすべき?でも、1度芽生えた気持ちはもう止まらない。しかし提督に想いを伝える勇気が出ない。

END開放では、ついに五月雨が告白する。提督は一瞬驚くも、冷静に自分を見つめ直し、五月雨を異性として見てしまい……
五月雨から告白されたことで、もう実の娘という目では見られないことを打ち明ける。
しかし提督は自分達が親子だから、結ばれることは出来ないと言う。だが五月雨は「そんなこと関係無い!好き!お父さん、好きなのっ!」と訴えかける。
提督も五月雨も葛藤するが……やはり自分の気持ちに嘘をつけない。2人はキスし、禁断の関係に足を踏み入れることを決意する。

だが提督は、自分と五月雨が付き合ったら、未来が変わって五月雨が生まれてこなくなる危険性を懸念する。
それでも五月雨は構わないと言い、自分が消える最後の瞬間まで提督を抱き締めることにする。
そして五月雨は自分の存在が消えることを覚悟するが……消える兆候さえ表れない。提督も五月雨も理由が分からないが、一先ず五月雨が消えなかったことを安心する。

1周目本編ではU-511が五月雨の母親ということになっていたが、実は最初に結ばれた相手次第で五月雨の母親は変わっていた。
例えばU-511ではなく神通が最初にEND開放に到達していた場合、五月雨の母親は神通ということになっていた。

エピローグでは、五月雨が未来に戻ると『大人になった自分自身』が立っていた。
提督と五月雨が結婚し、そこから生まれた娘に同じ名前を付け、その娘がやはり『若い頃のお父さんに会いたい!』と言い出したことになっている。
提督も五月雨(大人)も、この行いが色々な意味で危険なことは理解しているが、お互いを愛する気持ちには勝てなかったと述べる。
そして五月雨も、自分が将来は提督と結婚し、後に過去へ遡ることになるであろう娘を産む覚悟を決める。

※五月雨の存在が消えない理由
この世界(作品?)では過去を変えると未来が上書きされるが、時間移動をした者は因果の摂理から外れてしまい、過去改変の影響を受けなくなる為。
仮に過去の両親を殺害した場合、今いる自分の存在は消えないが、『自分が生まれた』歴史は消滅し、『自分が存在しない』歴史に未来が上書きされる為、未来での自分の居場所が無くなってしまう。
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 23:51:49.96 ID:JDX6h3hYO
ぶっちゃけ五月雨ルート見てみたかったわ
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 00:23:13.95 ID:5sCBXcEM0
乙 ゆーちゃんお幸せに
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 00:35:31.10 ID:k4NiWzh30
おお……
五月雨の話は禁断の愛とタイムリープが絡んでひときわ濃厚だなあww
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 00:50:14.81 ID:aeMIWRUvo
おつです
プロット助かる助かる
タイムパラドックス系統はそう捌くかなるほど

質問ですが、安価で馴れ初めを思い出すといった風のは(好感度による開示を>>1が行うようなので)しない方がいいですか?
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 13:57:44.79 ID:6KJK7kTP0
やっぱりぶっとんだ設定の方が>>1の筆のノリも読者の受けもいいものなのかな
でも競争率激しいうえにせっかく取れてもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定は多数決or再安価になるし安牌で無難な設定にするか冒険安価出すか迷うな
とりあえずそれは三週目以降の設定の時に考えるとして二週目は元・現幼馴染二人応援するか
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 17:41:44.29 ID:MpfKiLWRo
そもそも安価って人の受けを狙って取るものなのか
自分がこれを見てみたい!と思うから取るのではないか
我々は一度原点に立ち返る必要があるのではないか
このスレはギャルゲーをするスレであって限界ギリギリチキンレースをするスレではないと思うんだ
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 17:46:20.90 ID:Yc5Hyy6j0
まあ五月雨に関する話題しか出てないしな…
ぶっちゃけパワポケとほぼ同じだしこれについてはあまり好きになれなかった
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 18:05:33.35 ID:TYY90bMxO
んな事言ったらどんな設定でも他のギャルゲーの設定と何かしらかぶるだろうししゃーない
俺も五月雨ルートはパワポケを思い出したが五月雨ルートでその展開は普通に見てみたかった
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 18:10:14.13 ID:e1C1J6aL0
前の気持ち悪い設定垂れ流しといい、終わった後未練がましい愚痴といい、いい加減餓鬼の戯言目障りだ
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 18:13:45.79 ID:kaPxUTDaO
せや!対立煽りしたろ!
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/03/05(木) 18:14:39.87 ID:zAEjEvS40
ここまで全部単発
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 18:15:35.82 ID:py1RmbZ8O
うんち!
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 18:16:36.97 ID:11pvrbS6O
ガイジを煽るの楽しくて好き
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 18:20:06.82 ID:bvag7gCxO
>>428>>432>>458
ガイジ!
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 18:20:38.71 ID:lV9Hz0GGO
オラオラどんどん叩きまくれ
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 18:24:46.42 ID:MpfKiLWRo
まあ要はウケ狙いでわざわざ変な設定を出さなくてもいいじゃん?って事よ
自分の見たいものを適度に推したりするのが健全
まあエロ板で健全もクソもないかもしれないけぉ
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 20:01:07.53 ID:nsPYOKZ3O
自分の思い通りの流れにならなくて
火病起こしている奴がいるだけやん
分かりやすい
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 20:09:47.38 ID:T+015bDw0
流れが落ち着いた後から煽ってくる時点でお前も同レベルだぞ
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 20:27:48.11 ID:vLhW43kA0
ぼくのかんがえたおもしろいせっていがあるならば
それこそ自分でスレ作って書けば良いのにな(苦笑)
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/03/05(木) 20:44:56.88 ID:FiQG8Urh0
一度暴言吐く奴が現れたらゴキブリのようにカスが増殖するよな
こういう連中全員死ねばいいのに
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 20:53:34.87 ID:wyzEO5pUO
>>470
うんちっち!ww
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 20:54:41.44 ID:5cSP1YhqO
そもそもコンマ式だから運ゲーだろ?
推しの出番少なくても文句言うのはお門違いってもんよ
グダグダ愚痴るよりコンマ神に祈ろうぜ
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 20:57:07.11 ID:LLOeaGsZO
うるせーぞガイジ
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 22:10:37.94 ID:iJhdu8bc0
最後に書き込みしないと気が済まないとか餓鬼まんまじゃん
ここはRスレやで
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 22:19:36.30 ID:csJnomBrO
大方学校が休みになったガキが紛れ込んだんだろう
乱立作者や早耶Pにも劣る精神年齢の幼さがまるで隠しきれていない
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 00:37:14.75 ID:eIZTJvDzO
>>475
お前のつまらねえ妄想が叩かれたからってムキになってんじゃねえよガイジ
477 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:06:42.78 ID:gsBim+i40
オープニング、投下します。
478 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:07:56.50 ID:gsBim+i40
――オープニング

――阿武隈家


阿武隈「んふふぅ……てーとくぅ……」

提督「………」

阿武隈「ダメぇ……わたさないんだからぁ……」

提督「………」

阿武隈「ふぁ……や、やだ……いかないでぇ……」

提督(……一体どんな夢を見ているんだ)

提督「ほら、そろそろ起きないと遅刻するぞ」ユサユサ

阿武隈「んうぅ……あれ?てーとく……?」ウトウト

提督「おはよう。いい加減起きないと1限目に間に合わないぞ」

阿武隈「1げんめ……そっか。大学……行かないと……えっ、提督?」

提督「ん?」

阿武隈「……どうしてここにいるの?」

提督「お前を起こしに来たからだよ」

阿武隈「私、パジャマ姿だし寝癖も凄いんだけど」

提督「デリカシーが無いって?今更そんなこと気にするような関係でも無いだろ」

阿武隈「そ、それはそうだけど……」

提督「第一、お前のお母さんから頼まれたんだ。『あの子ってばまだ起きないから、提督君が起こしてくれない?』って」

阿武隈「………」

阿武隈(お、お母さぁん……確かに寝坊助の私を起こすには効果覿面だけど、いきなり提督を部屋に入れないでよぉ……)

阿武隈(お陰でみっともないとこ見られちゃった……髪だってボサボサだし……)
479 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:10:32.29 ID:gsBim+i40
――10分後


阿武隈母「……どうだった?」

提督「寝ぼけ眼を擦って起きて来ました。まだ春休み気分が抜けていないみたいです」

阿武隈母「あの子ったら……昨夜『遅刻しないように起こしてね!』って言って来たのに、私が声をかけても起きないんだもの」

提督「昔から休み明けはあんな調子でしたもんね」

阿武隈母「そうそう。この間は提督君が先に行っちゃうわよ〜って言ったら大慌てで飛び起きて、そのままスカートを履かずに……」

阿武隈「お母さんっ!その話は秘密って言ったでしょ!?」ガチャッ!

提督「やっと準備出来たのか」

阿武隈「う、うん。前髪整えるのに時間かかっちゃって……」

阿武隈母「ごめんなさい。だってあの時の阿武隈、傍から眺めていて面白いくらいに慌てちゃって……」クスクス

阿武隈「も〜!」

提督「それに俺はいつも時間に余裕を持って起こしに来てるだろ?実際、俺がお前を置いて先に行ったことがあるか?」

阿武隈「それは、無いけど……でも……」

阿武隈母「……ふふっ、相変わらず仲良しね」

提督「まぁ、幼馴染ですから」

阿武隈「………」

阿武隈(うん、確かにそうなんだけど……私的には、それ以上の関係になりたいな〜って……)モジモジ

提督「では行って来ます。ほら、早く行くぞ」

阿武隈「あっ、ま、待って……!」

阿武隈母「行ってらっしゃい」ノシ

バタン…

阿武隈母「………」

阿武隈母(あの調子じゃ、再会したお友達に提督君を取られちゃいそうね……幼馴染だからこそ、その立場に甘えているようじゃダメよ?)
480 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:12:06.41 ID:gsBim+i40
――電車


ゴトンゴトン…

提督「……なぁ」

阿武隈「なぁに?」

提督「いつものことだけど……近過ぎないか?」

阿武隈「提督が痴漢冤罪に引っかからないようにする為だから仕方ないのっ!」ギュッ

提督「まぁ、実際助かってはいるけど……」

提督(だからって抱き締めることは無いんじゃないか?相手が相手なら、流石に意識していたところだ……)

阿武隈「♪」ギュッ

阿武隈(普通なら満員電車は皆嫌がるけど、私は逆!だって提督に堂々と抱き着けるもん!)

アナウンス『まもなく〜、2周目大学前〜。2周目大学前〜。右側の扉が開きます。ご注意下さい』

提督「……よし、降りるぞ」スッ…

阿武隈「あっ……うん」

阿武隈(あ〜あ、今週の抱き着きタイムはこれでおしまい……明日は2限目からだし、来週までお預けかぁ……)

プシューッ…!

提督「20分程度とはいえ、やっぱり満員電車は良いものではないな……」

阿武隈「そ、そう?私はそんなに……」

羽黒「提督君、阿武隈ちゃん……おはようございます……!」ペコッ

阿武隈「………」

提督「おはよう、羽黒。いつもこの時間に会うな……って、同じ講義を取っているから当たり前か」

羽黒「はい。学部も同じですし……」スススッ

阿武隈「……むっ」

阿武隈(相変わらず自然な動きで提督の横に……)

提督「……近くないか?」

羽黒「そ、そうですか?」

提督「……いや、羽黒が気にしないなら良い」

羽黒「……♪」

羽黒(阿武隈ちゃん……貴女だけに、提督君を独り占めなんて……させませんから……!)チラッ

阿武隈(んんっ!て、提督は渡さないんだから……!)

提督「………」

提督(歩きづらい……少し前までの俺なら、こんな状況に少し慌てただろうけど……今は……)
481 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:13:57.52 ID:gsBim+i40
――2周目大学・キャンパス内


羽黒「提督君。この前の講義内容についてですけど……」

提督「あぁ、あれか。確かこのレジュメに……」

阿武隈「………」

モブA「……なぁ、あいつらまたやってるぜ?」ヒソヒソ

モブB「あぁ。女2人侍らせてるとか、彼女いない俺達への嫌味かっつの」ヒソヒソ

提督「ほら、ここが該当箇所だ。ただ、教授の解説だけでは少し難しかったから、俺なりにかみ砕いた説明も書き足してあるけど」

羽黒「わぁ……!凄く分かりやすいです……!」

提督「そうは言うけど、羽黒の理解力の方が凄いと思うぞ?阿武隈だったら2〜3回は話さないといけない内容を、羽黒は1回で把握するからな」

阿武隈「うっ……」

羽黒「そ、そうですか?えへへ……///」

阿武隈「……むー」

モブA「今だって片方の女を口説いてるぞ」ヒソヒソ

モブB「畜生!俺だって両脇を女の子で固めて口説いてみたいわ!」ヒソヒソ

阿武隈「で、でもっ!羽黒ちゃんは書くのが遅いじゃない!提督がいなかったら、レジュメの抜けた所はどうするつもりだったの?」

羽黒「うっ……そ、それは……その……」

提督「確かにそれは阿武隈の言う通りだ。幸い俺達は同じ講義を取っているから、こうした助け合いが出来る」

提督「だけど、仮に違う講義を取ってしまったら……流石にこればかりはどうしようもないからな。もう少し書き取る速度を上げることも考えた方が良い」

羽黒「……はい」シュン

阿武隈「その点、私は今まで書き忘れたりしたことはないよ!どう?凄いでしょ!」フンス

提督「その分、阿武隈は後で『さっきの解説ってどういう意味だっけ?』って何度も聞いて来ることがあるじゃないか」

提督「レジュメに書き込むことは大事だが、ただ書き写すだけじゃあまり勉強していることにはならないぞ?」

阿武隈「あぅっ……」

羽黒(……阿武隈ちゃんも人のこと言えないじゃないですか)

モブA「何だ何だ?修羅場ってるのか?」ヒソヒソ

モブB「痴話喧嘩か?こんな県内トップの大学に来てまでわざわざそんなことするなっつの!」ヒソヒソ

モブC(指定校推薦で入学して来た奴がよく言うよ……こっちは普通の入試だったから苦労したのに)カキカキ

モブD(他人の色恋沙汰に嫉妬してる暇があるなら勉強しろよ。そんなことだから単位落とすんだろ)カキカキ

提督「………」チラッ

矢矧「………」カキカキ

提督「………」

提督(同じ講義を取っていたんだな……とはいえ、今の状況で声をかけるのは無理だ。せめて、阿武隈と羽黒がいない時でないと……)
482 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:15:59.62 ID:gsBim+i40
――数時間後・ゼミ室


提督「こんにちは」ガチャ

加賀「……こんにちは」

提督「今日もよろしくお願いします、教授」

加賀「……正確には准教授よ」

提督「いえ、僕にとっては教授ですから」

加賀「……そう」

提督(加賀教授の経済学……俺は正にそれを学ぶ為、そして教授指導の下で経済学を自分なりに研究する為に、このゼミを選んだくらいだからな)

提督(それだけじゃない。飲み会等のような、大学にありがちな学問とは無関係の活動も無い。今の俺にはピッタリのゼミだ)

加賀「………」

加賀(今年の2年生は真面目ね……今までの学生とは違って)

提督「……で、お前達はいつになったら入って来るんだ」クルッ

阿武隈「どうして邪魔するの!?」

羽黒「そ、それはこっちの台詞ですっ!少しくらい私にも……」

阿武隈「やだ!羽黒ちゃんこそ遠慮無さ過ぎでしょ!」

提督「………」

加賀「……やる気が無いなら受けなくても結構よ。単位はあげないけれど」

阿武隈「ハッ!?す、すみません!」

羽黒「す、すぐ準備しますっ!」

提督「……いつも2人がすみません」

加賀「……いえ、あの子達も始まれば真面目に受けるから問題無いわ」

加賀(もっとも、始まる前や終わってからは騒がしいことこの上無いけれど)

モブC「こんにちは」

モブD「お、提督。今日もよろしく」

提督「あぁ、こちらこそ」

阿武隈「………」

羽黒「………」

阿武隈(もう少し緩いゼミを選んでくれたら良かったのに……受けるからには真面目にやるつもりだけど……)

羽黒(提督君、昔はもっと朗らかでしたけど……いつの間にか、優等生になっていたんですね……ですが、そんな提督君も……///)
483 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:17:43.84 ID:gsBim+i40
――


提督「……といったように、需要が増えるからといって価格を下げるのは……」

モブC「いや、待った。だったらこうすれば……」

羽黒「そ、それならこういう方法は……」

阿武隈「そっか!あっ、でも、その方法だと……」

モブD「う〜ん、どうしても社会余剰が減少してしまうな……」

加賀「………」

加賀(各学生が自分の意見を持っていて、互いに意見を交換し合う……これこそ、正しい大学生の姿と言える)

加賀(少人数だけど、今ここにいる学生達は……皆、真剣に取り組んでいる。特に、提督……2周目提督は、1番熱心に……)

加賀「……っ」ズキッ…

加賀(それなのに、以前までの学生達は……)

提督「教授は我々の意見について、どうお考えですか?」

加賀「……!そうね、私は……」

キーンコーンカーンコーン…

加賀「……それはまた次回にして、今日はここまでにしましょう」

提督「……分かりました」

モブC「さて、今日までやった分を後でまとめておくか」スタスタ…

モブD「だな。いずれは卒論を書かなきゃいけないし、今の内にこういうのに慣れておかないと……」スタスタ…

提督「では教授。また来週お会いしましょう」ペコッ

加賀「……えぇ」

阿武隈「教授、さようなら!」

羽黒「し、失礼します!」

バタン…

加賀「………」

加賀(……期待、して良いのかしら)
484 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:19:16.10 ID:gsBim+i40
――15分後・電車


提督「………」つスマホ チラッ

提督(……分かった)

提督「………」スクッ

阿武隈「今日もバイトだっけ」

提督「あぁ」

阿武隈「……無理してないよね?」

提督「大丈夫だ。あくまでも社会経験の為であって、学業を疎かにするような真似は……」

阿武隈「前も同じこと言ってたよね……まぁ、大丈夫なら良いけど」

プシューッ…

阿武隈「じゃあ、また明日ね?」ノシ

提督「……ん、また明日」

プシューッ… バタン…

ゴトンゴトン…

提督「………」

提督(……さて、行くか。今日は……遅くなるな)スタスタ…


――カラオケ店


提督「こんにちは」

店長「お、提督。いつも時間に余裕を持たせて来て感心だな!」

提督「……えぇ」チラッ

矢矧「………」

店長「んじゃ、今日も夜まで頼むぞ?」

提督「はい」

矢矧「……よろしく」

提督「……あぁ」

矢矧(……メール、見てくれたわよね?)チラッ

提督(……当然だ)コクッ
485 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:21:26.59 ID:gsBim+i40
――数時間後


提督「ありがとうございました!」

矢矧「またのお越しをお待ちしています!」

店長「……お疲れさん、提督、矢矧。そろそろ上がって良いぞ」

提督「分かりました」

矢矧「ありがとうございます」

提督(……この状況に慣れてしまった自分に反吐が出る)

矢矧(だけど、やめられない……)


――15分後・矢矧家


提督「………」

提督(ここに来るのも、何度目だろうな……矢矧が1人暮らしだからこそ、こうして俺が出入り出来る訳だが)

提督「……お邪魔します」

矢矧「……どうぞ」

提督「それで、どうする?先に風呂に入るか、それとも……」

矢矧「……っ///」スルッ…

提督「……!」

矢矧「……来て。もう、我慢出来ないの……///」

提督「………」スッ…

矢矧「あっ……///」

ポフッ…

提督「……ゴムは?」

矢矧「……後でピル、飲むから///」

提督「……分かった」スッ…

矢矧「んっ……///」
486 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:22:41.43 ID:gsBim+i40
――


ぐちゅっぐちゅっ!ずちゅずちゅっ!

矢矧「あんっ!そ、そうっ!もっと、もっと激しくぅっ!///」

提督「分かって、るよ……っ!///」

ぱんぱんぱんぱんっ!ずぷっずぷっずぷっ!

矢矧「はぁぁ……っ!あっ、んんぅっ……!///」

矢矧(そ、そう!これっ!これよっ!これが欲しかったのぉっ!お、玩具じゃ無理っ!提督のじゃないとぉっ!///)

提督「はぁっ、はぁっ……!///」

提督(くそっ……!何度やっても、矢矧の膣内(ナカ)……ヌルヌルで、絶妙な締め付けで……っ!///)

ぐりゅぐりゅぐりゅっ!ごりゅごりゅっ!

矢矧「かはっ……!お、奥っ!おきゅうっ!///」

提督「や、矢矧……!それ、強過ぎ……っ!///」

提督(肉壁が俺から精子を絞り出そうと、ギュウギュウに締まって……!///)

どちゅっどちゅっどちゅっ!ばちゅっばちゅっ!

矢矧「あっあっあっ!提督っ!もっとっ!もっと突いてぇっ!///」ギュウウウッ!

提督「んっ、ぐ……!くふっ……!///」

提督(だ、抱き締めてきた……!?膣内の快感だけでも強烈なのに、豊満な胸の感触が俺の身体に……!///)

ぐちゅっぐちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

提督「っく……!矢矧、俺、もうっ……!///」

矢矧「だ、出してっ!貴方の精子っ!全部……私の膣内に、ありったけ注いでぇっ!///」

提督「くあぁっ……!///」

ビュルルルルルッ!ドプッドプッ!ビュクビュクッ!

矢矧「あああああっ!で、出てるっ!お腹の膣内に熱いのがドクドク出てるぅっ!///」

提督「……っ!///」

提督(い、1滴残らず搾り取られる……っ!///)
487 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:25:09.95 ID:gsBim+i40
提督「ふぅ……///」ギュッ

矢矧「はぁはぁ……///」ギュッ

提督「………」

矢矧「………」

提督「……何やってんだろうな、俺達」

矢矧「……言わないで。どうせ、お互い……我慢出来ないんだから」

提督「……そう、だな」

矢矧「……えぇ、そうよ」

提督「………」

矢矧「………」

提督「……シャワー、先に入って良いか?」

矢矧「……えぇ。終電を逃すと、面倒だものね」

提督「……すまん、助かる」スタスタ…

ガチャ バタン…

矢矧「………」

矢矧(どうして、こんなことに……いえ、原因は分かり切っているけれど……)

矢矧(それだけじゃない。よりによって、私達は……)

矢矧「………」フルフル

矢矧(……いえ、考えるだけ無意味よ。何度もやめようと思っていても……結局、どちらかが折れてしまったのだから……)

矢矧(その証拠に、こんな……いつ、破綻するか分からない……危うい関係が、続いてしまっている……)

ガチャ…

矢矧「……!」

提督「……交代だ。俺は家へ帰るから、シャワーを浴びる前にドアの鍵を閉めておけよ?」ホカホカ…

矢矧「……えぇ。今日もありがとう……そして、ごめんなさい。こんな、最低な私の為に……」

提督「……俺の方こそ。ありがとう……そして、ごめん。こんな、最低な俺の為に……」

提督「………」

矢矧「………」
488 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:26:22.67 ID:gsBim+i40
――15分後・2周目提督家までの道


提督「………」スタスタ…

提督(こんなこと、阿武隈と羽黒には……絶対に、言えない……言えるはずが無い……)

提督(だけど、やめたくても……やめられないんだ。こんなこと、俺も初めてなんだ……!)

提督「……っ」ギリッ…

提督("身体だけの繋がり"だなんて……話には聞いたことがあっても、実際にはあり得ないと考えていた)

提督(けど、現実は違ったんだ……例え、お互いに恋愛感情が無かったとしても……身体だけの繋がりは成立する。成立して、しまったんだ……)

提督(俺も矢矧も、こんな関係はダメだと分かっている。分かり切っている……だけど……!)

提督「……ただいま」ガチャッ

母「お帰り。今日も残業?」

提督「……あぁ。さっき、LINEで連絡した通りだよ」

父「そうか……無理だけはするなよ?」

提督「大丈夫だよ。阿武隈にも同じこと言われたけど、学業に支障が出ない程度に留めてるから」

提督(息をするように、両親にさえ嘘をつく……残業なんかじゃない。あの店は良心的で、今まで1度も残業なんてしたことが無い)

提督(唯一の例外は、"あの日"……俺と矢矧がこんな関係に陥ってしまった、"あの日"だけ……)

母「ご飯とおかず、温めてくるね?」

提督「……ありがとう、母さん」

提督(……今でも鮮明に思い出せる。そして……その度に、抑えつけている欲が込み上がってくる)

提督(1度でも、あの身体の味を知ってしまえば……もう、戻れない。そして、矢矧も……俺の味を知ってしまったんだ)













提督(……俺と矢矧は離れられない。少なくとも、この関係を断ち切れるほどの出来事が無いと……絶対に、離れられないんだ……)


――オープニング・END
489 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 01:28:11.52 ID:gsBim+i40
提督の性格を「エロ魔人」にするか「真面目(表向きは)」にするかで悩みましたが、最終的に後者になりました。
他にも「提督と矢矧の家庭環境がかなり悪く、行為を通すことでお互いに依存してしまう」という展開も考えましたが、阿武隈と羽黒という幼馴染の存在を考慮して没にしました。
ちなみに1周目と同じ世界ですので、安価で1周目提督やU-511を絡ませることは可能です。

>>454
ご指摘ありがとうございます。
そうですね……出来れば避けていただけるとありがたいです。
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 03:14:28.36 ID:GUs5sLSXO

個人的にはズブズブになっていく矢矧と提督が見たいなあ
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 06:24:54.19 ID:LVY0+kVDO
乙です
今回は羽黒応援
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 07:09:23.55 ID:dCdrt8F/o
おつてす
今週もどう転がっていくか期待
>>489
了解です
ありがとうございます
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 09:30:17.97 ID:6qmBwsc50
この週ではぜひともコンマ神に本気出してほしい
494 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 19:07:54.02 ID:gsBim+i40
22:00〜23:00頃開始予定です。
495 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 22:31:12.24 ID:gsBim+i40
始めます。
496 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/06(金) 22:33:01.36 ID:gsBim+i40
〜 4月1週 〜

――2周目大学・食堂


提督「……今日はこれにするか」スッ

提督(安くて美味い学食は学生の強い味方だな。もっとも、俺は節約というより単純に美味いから利用しているが)

提督「じゃあ席を取ってくるから、2人はゆっくり選んでくれ」

阿武隈「うんっ!」

羽黒「は、はい!」

提督「………」スタスタ

阿武隈「……提督の隣は私が座るんだからね」

羽黒「そこは譲って下さいよ!私は何年も待たされたんですから!」

阿武隈「それとこれとは別っ!」

羽黒「別じゃありません!」

阿武隈「大体、何でそんなスタイル良くなってるの!?あの時はお互いペッタンコだったじゃない!」

羽黒「……努力しましたから。距離が近いからと浮かれている阿武隈ちゃんと違って」

阿武隈「むぅ……!」

羽黒「………」

阿武隈「……ジャンケンで決めよっか」

羽黒「……それしかなさそうですね」

阿武隈羽黒「せーのっ……ジャンケンポン!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこで……」

提督「……何やってんだお前達。ジャンケンの声が食堂中に響いてるぞ」

阿武隈羽黒「え?あっ……///」

提督「席ならとっくに取ったんだが。早く食べないと次の講義に間に合わなくなるぞ?」

阿武隈羽黒「……は、はい///」

阿武隈(うぅ……また提督にみっともないところを見られちゃった……もうっ!羽黒ちゃんのせいで……!///)ジトッ

羽黒(提督君に、はしたない姿を見られちゃいました……全部、阿武隈ちゃんのせいですよ……!///)ジトッ


↓1羽黒のコンマ   好感度:0/50
↓2加賀のコンマ   好感度:0/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:0/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:33:19.33 ID:6qmBwsc50
ドロッドロ
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/03/06(金) 22:33:30.81 ID:Y5gwILWj0
地獄送りの曲芸
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:34:12.69 ID:QK8gCWJaO
コッチヲ見ロッ!
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/06(金) 22:34:49.94 ID:jskS38puo
ほれ
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