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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」【安価・コンマ】

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749 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/08(日) 23:31:52.86 ID:UqVguo6j0
加賀は何をしている?もしくは提督と加賀は何をしている?

↓1〜↓3で反転コンマが最大の安価を採用

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:31:55.60 ID:PBafLOGOO
加賀が発表する学会に参加
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:32:19.62 ID:vS1IiocA0
土日にばったり
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:32:47.91 ID:yN+9uBIn0
休日に街でばったり
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:32:49.16 ID:mF56PWcw0
ゼミで飲み会勃発
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:33:14.98 ID:frtc1PiXO
2連続で低コンマバトルだ
755 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/08(日) 23:38:10.97 ID:UqVguo6j0
加賀「このままトップを維持しなければ……」

羽黒「幼馴染だからと慢心しない方が勝つことを証明してみせます!」

矢矧(……大丈夫。私は他の3人と違って、既に提督とやることヤってるもの……1番アドバンテージがあるはず……!)

阿武隈「そ、そんな……どうして提督と長い間一緒にいた私が最下位なの……!?ねぇ、何で……!?」ガクガク


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
引き続き本日夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:39:33.66 ID:mF56PWcw0
アブェ……
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:41:47.21 ID:R5+FyJKco
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:43:48.06 ID:ebjnkINDO
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:53:45.00 ID:yN+9uBIn0

前作のショタ提督シリーズでは無かった4人全員ENDを迎える主人公は今シリーズで現れるだろうか
下手すれば三人失恋という地獄絵図になるが
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 23:58:20.50 ID:/iFBNQzQO

矢矧のターン見てて思ったが
その内エロゲ主人公みたいな提督が
教師や生徒立場で弱味握ったり
あるいは最初から堕ちちゃってる娘を
ひたすら調教開発する回とかも有りかもな
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 00:06:24.92 ID:9P9N+Dy30
乙乙
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 02:01:57.45 ID:fAzOKrMRO
1週目提督と比べて今週提督はだいぶ落ち着いてるな
やっぱ童貞卒業してるのが大きいのかね?
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 16:41:38.63 ID:eoBCevTq0
童貞のままだと魔法使いだけど、することしちゃって賢者(タイム)になっちゃったか
764 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/09(月) 18:11:07.03 ID:AEj3lYWm0
22:00〜23:00頃開始予定です。
765 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/09(月) 22:43:19.08 ID:AEj3lYWm0
始めます。
766 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/09(月) 22:45:42.06 ID:AEj3lYWm0
――繁華街


提督「………」スタスタ

提督(ゼミのデータを保存し続けている内に、USBメモリの容量が限界になってしまった。自宅周辺の店で買っても良かったが……)

提督(どうせ新しく買うなら、値段が張ったとしても大容量の物を選んだ方が良いだろう。そう考えれば、この繁華街が正にうってつけの場所だ)

提督(それにしても、再びここを訪れることになるとは……羽黒のお陰で良い場所を知ることが出来た。改めてお礼を言わないとな)

提督「さて、どの店で買おうか……ん?」

加賀「………」スタスタ

提督「……教授?」

加賀「……提督?どうしてここに……貴方、今日は休みだったはずだけど……」

提督「新しいUSBメモリを購入しに来たんです。前のメモリがゼミのデータで容量が限界に達してしまったので」

加賀「……そう」

提督「それにしても奇遇ですね。大学以外の、それも休日に顔を合わせることになるとは……」

加賀「えぇ。ところで、今日はいつもの2人はいないのかしら」

提督「阿武隈と羽黒なら自宅で試験勉強中です。声をかけるのも悪いと思い、外出には誘いませんでしたが」

加賀「………」

加賀(となると、今は彼と集中して会話が出来るということよね……)

提督「……教授?」

加賀「……貴方、もう昼食は取ったの?」

提督「いえ、USBメモリを購入した後に、大学に寄って学食で済ませようと思っていました」

加賀「そう……私が奢るから、提督さえ良ければ一緒にどうかしら。おすすめの店を紹介するわ」

提督「そんな、申し訳ありませんよ。あ、いや、昼食をご一緒するのは大丈夫ですが、流石に奢っていただくのは……」

加賀「気にしないで。私が無理を言って誘っているもの」

提督「………」

提督(これ以上俺が断ろうとしても、返って教授に気を遣わせてしまうか……)

提督「……分かりました。では、ご馳走になります」ペコッ

加賀「……ありがとう。こっちよ」
767 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/09(月) 22:46:43.67 ID:AEj3lYWm0
――定食屋


提督「………」モグモグ

加賀「………」モグモグ

提督(唐揚げ定食を注文してみたが……中々美味いな。それにしても、大学の周辺にこんな店があったとは……)

提督(雰囲気で最初は居酒屋と思ったが、どうやら定食屋らしい。普通の昼食や夕食に出しても違和感がない献立がメニューに書かれている)

提督(それにしても小盛りや大盛りは良いとして、特盛りでこの値段は安過ぎないか?いや、俺達のような利用者にとってはありがたい話だが……)

提督(実際、目の前にいる教授は大量のとんかつと白飯をかき込んでいる。眺めていると、思わず食欲を刺激される……良い食べっぷりだ)

加賀「……意外だったかしら」

提督「何がですか?」

加賀「私が、その……とんかつ定食の、特盛りを頼んだことが……」

提督「いえ、特には」

提督(……俺が矢矧と"身体だけの関係"を持っていることに比べれば、その程度のことでは驚かないな)

加賀「………」

提督「そういえば、教授がこの繁華街に来た理由って……ここで食事する為ですか?」

加賀「……えぇ。大学での研究って、世間が思っているよりも楽ではなくて……ストレスが溜まるものなの。だからこうして、適度にストレス発散しているわ」

提督(教授にとっては、食べることがストレス解消か……体を壊さない程度に留めてくれていれば良いんだが、俺がとやかく言うことではないか)

加賀「好きなことに集中出来るのは1番のメリットと言えるけれど、研究だけに従事していれば良い訳ではないもの……」

提督「なるほど、勉強になります」

提督(当然だ。余程恵まれた職場や仕事でなければ、多かれ少なかれストレスはあるものだからな。これは俺のアルバイト先にも言えることだが)

加賀「……やっぱり、珍しいわ」

提督「珍しい?」

加賀「私がこれまで担当した学生の中でも、貴方ほど学業に熱心で……周りと比べても優れた内容の研究を行っている学生はいなかったわ」

加賀(それに、私が沢山食べる様子を見ても何も思わず……『特には』で済ませた人も、貴方だけだった)

提督「……!」

加賀「貴方は……提督は、どうしてそこまで……研究に対して、熱心に取り組めるの?」

加賀(今まで見たことがなかったからこそ、気になってしまう……彼のような学生が存在していたことに……)

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01〜49:「……よして下さい。僕は教授が考えているような人とは程遠い存在です」
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:「……前にも言いましたが、貴方が伝えてくれた学問が……僕にとって、非常に革命的だったからです」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:「……元々は、こんな人間ではありませんでしたけどね」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 22:46:57.30 ID:hbimBLcF0
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 22:46:57.42 ID:tz9UC1mv0
いや
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 22:47:04.52 ID:oaOADpsvo
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 22:47:11.11 ID:tP9yKmmDO
はい
772 :次は加賀の好感度30到達パートです。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/09(月) 23:01:22.71 ID:AEj3lYWm0
30→03:言えるはずがない 2×1.0=2 2+29.5=31.5/50


提督「……よして下さい。僕は教授が考えているような人とは程遠い存在です」

加賀「……!」

提督「確かに、僕は他の学生と比較しても……研究に熱心だと言えるでしょう」

提督「ですが、それは決して……真面目だから等という、立派な理由ではありません」

加賀「………」

提督「もちろん、教授から教わった学問に関心を持ったことも理由の1つです」

提督「ただ、それがすべての理由かと言われると……違うと言わざるを得ません」

加賀「………」

加賀(何か、言いづらいことがあるのかしら……少なくとも、後ろめたい悩みを抱えていることは分かるけれど)

提督「……っ」グッ…

提督(言えるはず、ないだろ……ある種の"現実逃避"だなんて……)

加賀「……提督」

提督「……はい」

加賀「深くは聞かないわ。誰にだって、話したくないことの1つや2つは……あって当然だと思うもの」

加賀「けれど、私は貴方の教授。何か悩みや相談事があれば……何でも話しなさい。力になれるかどうかは分からないけれど……」

加賀「……貴方の話を真剣に聞いた上で、一緒に考えることくらいは……してあげられるから」

提督「………」

提督(教授……)

提督「……ありがとうございます」

提督(ただ、こんなことを教授に打ち明ける日がやって来るかは……分からないが)

加賀「………」

加賀(だって、貴方は……私が初めて信頼した学生だもの。だからこそ、指導者として……何とかしてあげたいから)
773 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/09(月) 23:20:57.72 ID:AEj3lYWm0
加賀「………」

加賀(父のお陰で准教授となった私は、2周目大学で勤務することになった)

加賀(当然、私は周りに認めてもらえるよう、一生懸命研究したけれど……風当りは強かった)

加賀(教授や准教授の肩書きを持つ人達は、若くても30代後半……ほとんどが40代後半から、50代を超える人々ばかり)

加賀(その中で、ただ1人……20代だった私は、どうしても……)


――数年前


教授A『それにしても、あの若さで准教授なんて務まるのか?』

教授B『ですが彼女の研究内容は侮れません。論文を読んだ時、僕も驚きましたから』

教授A『それは私も思ったさ。だが、20代の小娘だぞ?学生に馬鹿にされるのではないか?』

教授B『……確かに否定出来ませんね。特に大学生は、一部の者を除いて遊ぶことばかり考えていますから』

教授A『だろ?俺達でさえ手を焼いているほどだ。青二才がどうこう出来るとは思えんがね』

加賀『………』


――


加賀「………」

加賀(決して実力が評価されなかった訳ではない。だけど、年配層の人はどうしても年功序列を重視しがちで……)

加賀(虐めにまで発展しなかったものの、陰で私を馬鹿にしている人がいることは……把握していた)

加賀(それでも学会で研究内容を発表したり、少しずつ成果を積み上げて……周囲の人々に侮られないよう努力した)

加賀(けれど、困難はそれだけでは終わらない。教授である以上、大学の講義とゼミを任されることになった時は……)


――


モブa『ね〜教授〜。飲み会とかやらないんですか〜?』

モブb『仲間同士の親睦を深めるのに良いと思いますけど』

加賀『……ゼミは研究を行う場よ。学問と関係無い遊びをする場ではないわ』

モブa『……はい』

モブb『……失礼しました』

バタン…

加賀『………』

『なんだよあの糞教授!講義も難しくて訳分かんねえし、ゼミも糞つまんねえ!』

『気持ちは分かるけど、講義については真面目に聞いてりゃ何とかなるぞ?』

『はぁ?単位以外どうでもいいっつーの!もっと簡単な内容にしろよ、ったく……何でこんなゼミ取っちまったんだろ、俺……』

『新しく開講された講義とゼミだからな……口コミが無いんじゃ、こういうこともあるだろ』

加賀『………』


――


加賀「……っ」ズキッ

加賀(学生からも陰口も言われるようになって……理想と現実のギャップに苦しむことになった)

加賀(私はただ、教授になって……父を驚かせるような、人々が関心を抱くような研究をしようと思っていただけなのに……)

加賀(いざ大学教授になってみれば、辛辣な言葉を突きつけられて……こんな状況が数年続き、私は自信を失ってしまった)

加賀(……けれど、ちょうど1年前……私にとって、暗闇だった教授生活を変える出来事が起こった)
774 :次で本編パートに戻ります。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/09(月) 23:40:31.75 ID:AEj3lYWm0
――1年前・キャンパス内


加賀『需要曲線と供給曲線の関係は……』

加賀(学生の口コミで、私の講義はつまらない……そして難しい。そんな情報が流れて……今では募集をかけても定員割れを起こすほど)

加賀(私、こんな思いをする為に教授を目指した訳じゃないのに……どうして、こんなことに……)

加賀『………』チラッ

加賀(どうせ今回の講義も、5割以上の人が単位を落とす結果になるのね……誰も真面目に受けようとしないから……え?)

提督『……!』カキカキ

提督(この加賀教授の講義……聞けば聞くほど、凄く興味が湧いてくる……!)

加賀『……!』

加賀(最前列の席に座って、私の話を熱心に聞いている……?今まで、こんな学生はいなかったのに……)

提督『教授、1つ質問してもよろしいでしょうか?』

加賀『……え、えぇ。何かしら』

提督『社会余剰が減少してしまうと、具体的にどのようなことが起こるのですか?』

加賀『それは……』

加賀(……質問までしてくれるなんて。どの学生も、スマホをいじりながらか……あるいは眠っているかのどちらかだったのに……)


――


加賀「………」

加賀(あれから私は、彼……2周目提督に興味を持った。最初は『どうせすぐに私の講義に飽きて見向きもしなくなる』と思っていたけれど……)

加賀(毎回の講義を真剣に聞いて、期末試験も満点を取ってしまうほど……彼は私の話を真面目に聞いてくれた)

加賀(常に彼の隣で講義を聞いていた、阿武隈と羽黒も……彼ほどではないけれど、やはり真面目に聞いてくれていた)

加賀(そして1年後、2年生がゼミの選択をする時も……)


――数ヶ月前


加賀『……どうして、このゼミに入ろうと考えたの?』

提督『教授が教えて下さる学問に関心を持ち、是非探求してみたいと考えたからです』

加賀『……!』

提督『講義を取っていた頃からそう思っていました。ゼミで研究すれば、より知識を深められるかもしれない……』

提督『それに加えて、教授が指導して下さるなら……きっと良い成果を出すことが出来ると感じ、このゼミを取ろうと決意しました』

加賀『……このゼミは、他のゼミとは違って……本当に、淡々と研究するだけよ?』

提督『はい、理解しています。むしろ余計な邪魔が入らず研究に集中出来るということですよね?正に僕が探していたゼミです』

加賀『………』

加賀(この子は、本気で……私のゼミの内容を理解した上で、本気で入りたいと考えてくれているの……?)


――


加賀「………」

加賀(それからというものの、やはり彼は1年前と同じように……真面目に研究に取り組んだ)

加賀(他の学生も、彼と同じように真面目な人が集まって……口コミが広がったからこそ、本当に私のゼミを必要とする人が集ってくれた)

加賀(お陰で私は、学生への印象を改めることが出来たのよね……全員が勉強嫌いで、遊ぶことしか考えていない訳ではない)

加賀(提督のように、学生としての自覚を持ち……学業に専念する、真っ当な人もいるということを……!)

加賀(その中でも、提督……貴方だけよ?私の講義に、ゼミに……ここまで真剣に取り組んでくれた人は)

加賀(だからこそ、私は貴方を……2周目提督を、信頼することにした。むしろ、本人がその気なら……私の助教授に推薦したいと思うほどに……!)
775 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/09(月) 23:57:24.09 ID:AEj3lYWm0
〜 7月3週 〜

――2周目提督家


阿武隈「助けて提督えも〜ん!」ガラッ

羽黒「何ですか、それ?」

提督(またか……何を困っているかは大方予想出来るが)

阿武隈「このままじゃ試験が大変なことになっちゃう!勉強教えて〜!」

提督「そんなことだろうと思ったよ。早速始めるぞ」つ机 ゴトッ

羽黒「……準備が良いですね」

提督「春休み前も、去年も、今まで何度も泣きつかれたからな……もう慣れたさ」

阿武隈「どこを重点的に勉強すれば良いかな!?範囲が広いし難しいしで自分じゃどうしようもなくって……」

羽黒「どんな問題が出やすいかは、教授や講義によって変わりますからね……」

提督「とにかく俺が指示した個所は確実に理解・暗記するんだ。それを心がければ最低でも合格点は取れる」

羽黒「えっ、提督君は出題傾向が分かるんですか?」

提督「流石に知らない教授の講義は分からないが、1度でも講義を取ったことがある教授なら既に癖は掴んでるからな」

阿武隈「す、凄い……!」

提督「とはいえ100%当たるとは限らないがな。とにかく、俺が指定した範囲とその前後を集中的に勉強するぞ」

阿武隈「うんっ!」

提督「羽黒はどうする?」

羽黒「もちろん参加します。試験勉強はしっかり行っていますけど、復習として」

提督「分かった。まずはこの講義の対策から始めるぞ」

阿武隈「よーし!頑張って合格最低点は取るぞー!」


↓1羽黒のコンマ   好感度:28.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:31.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:14.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:18/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:57:29.74 ID:tz9UC1mv0
へぁっ!?
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:57:39.90 ID:hbimBLcF0
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:57:44.09 ID:Q0sSvTjy0
矢矧「本当の提督を知ってるのは私だけ……彼を理解できるのも彼を支えられるのも私だけ……」
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:57:45.84 ID:tP9yKmmDO
はい
780 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/09(月) 23:59:23.29 ID:AEj3lYWm0
阿武隈は何をしている?もしくは提督と阿武隈は何をしている?

↓1〜↓3で反転コンマが最大の安価を採用

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:59:25.76 ID:tz9UC1mv0
お弁当(らしきもの)を作って提督とお昼にする
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:59:43.49 ID:I8tH5C1HO
スマブラする
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 00:00:16.88 ID:6Bka3Sqho
寝てる提督にイタズラ
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 00:00:20.19 ID:tkT3qnvY0
提督のバイト先突撃
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 00:00:44.27 ID:+QpbLn400
一緒に酒を飲む
786 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 00:13:25.33 ID:eWrLodKV0
――2周目提督家


提督「……で、どうして俺と阿武隈はスマブラしているんだ」つジョイコン ピコピコ

阿武隈「試験勉強の休憩!」つジョイコン ピコピコ

ズガァァァァンッ! ゲームセット!

阿武隈「やった〜!また勝てたね!やっぱりチーム戦最高〜!」

提督「……あぁ。でも、少し遊んだらすぐに……」

阿武隈「よしっ!この勢いでもう1戦!」

提督「………」

提督(全然聞いてないな……確かに勉強の合間に休憩することは大事だが、そこからズルズル遊び続けたら本末転倒だぞ?)

阿武隈「コンピュータのレベルは9にしよっと!見てなさい!私と提督の華麗なコンビネーションを見せちゃうんだから!」

提督「……次で最後だからな?」

阿武隈「え〜?もうちょっとだけ……ダメ?」

提督「ダメだ。単位を落としたいのか?」

阿武隈「うぐっ、それは嫌だけど……じゃ、じゃあ!こうしようよ!私と提督が1対1で戦って、提督が勝ったら私はこれから勉強に集中する!」

阿武隈「逆に私が勝ったら、後1時間だけスマブラで遊ぶ!これでどう?」

提督「………」

提督(俺はお前の為を思って言ってるのに、何故俺が勝負を持ち掛けられているんだ……?)

提督(だが、このまま阿武隈に正論を言い続けても聞く耳持たないだろうな……仕方ない)

提督「……分かったよ。俺が勝てば、本当に勉強に集中するんだな?」

阿武隈「女に二言は無いよ!逆に私が勝ったらもう少しだけ遊ばせてね?」

提督「あぁ。条件はどうする?」

阿武隈「終点……いや戦場アイテム無しで!」

提督(不確定要素抜きの真剣勝負か……ゲームなんて久しぶりだし、手加減なんてしたら普段からプレイしている阿武隈に容赦なくやられるだろう……本気で挑むしかないか)

阿武隈(ごめんね、提督……いくら勉強しなきゃいけないとはいえ、ずっとレジュメとにらめっこしてたら頭がパンクしちゃう……!)

阿武隈(後少しだけ脳を休める為にも、絶対に勝たないと!)


好感度上昇率判定:勝負の結果は?

01〜49:提督の圧勝
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:阿武隈の圧勝
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:僅差で阿武隈
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 00:14:53.44 ID:M5QNIwXi0
ぜあのーと
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 00:15:02.65 ID:grlCkVI5O
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 00:15:13.24 ID:+QpbLn400
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 00:16:54.92 ID:M5QNIwXi0
今回満遍なく上るな
791 :次は阿武隈の好感度20到達パートです。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 00:24:18.91 ID:eWrLodKV0
44:実力はほぼ互角 5×2.0=10 10+14.5=24.5/50


提督「………」ピコピコ

阿武隈「むむっ……!」ピコピコ

提督(普段からやり込んでいるだけあって、中々隙を出さないな……)

阿武隈(提督、普段あまりゲームしてないはずなのに……私の動きについてくるなんて、凄い……!)

提督(……よし、ここだ)

ズガァンッ!

阿武隈「あわわっ!?な、何とか耐えて……!」

ガシッ!

提督「……仕留め損ねたか」

阿武隈「ぎ、ギリギリセーフっ!」

提督(だが、ダメージ%は俺の方が少ない。まだこちらが有利な状況が崩れた訳では……)

阿武隈「……っ!」

提督「……!」

提督(くっ、緊急回避か……!技を出した時の、僅かな隙を突かれ……)

阿武隈「そこぉっ!」カチッ

ズガァァァァンッ! ゲームセット!

提督「……負けた、か」

阿武隈「私も危なかったよ……まさか提督があそこまで食らいついてくるなんて……!」

提督「いや、随分前に阿武隈とプレイしていた時の記憶を頼りに操作していたんだが……」

阿武隈「……それって、本当に何年も前だよね?」

提督「あぁ。確かあの時、阿武隈が操作していたカービィに吹き飛ばされた記憶がある」

阿武隈「……うん、そうだったっけ」

阿武隈(……提督、覚えてくれてたんだ。私でも忘れかけてた、昔のことを……)
792 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 00:40:43.86 ID:eWrLodKV0
阿武隈「………」

阿武隈(私と提督が生まれた時から、お互いの両親は隣同士の家に住んでいて……)

阿武隈(そのお陰で、私と提督は……生まれたばかりの頃から、本当に仲良しだった)

阿武隈(羽黒ちゃんとは私が3歳の時に初めて会ったけど……提督と出会ったのは、もっと前で……)


――約18年前・阿武隈家


提督(2)『あー、うー……!』

阿武隈(2)『きゃっきゃ!』

母『あらら、2人共……もう仲良しになったの?』

阿武隈母『良かったわね〜阿武隈。初めてのお友達よ?それも男の子なんて……ふふっ』

阿武隈『んぇへへ〜♪』ダキッ

提督『ふぇ……?』

阿武隈『て、と……く……♪』スリスリ

提督『……えへぇ♪』


――


阿武隈「………」クスッ

阿武隈(お母さんが言うには、2歳の時から遊んでたんだよね……流石にまだ幼かったから、その頃の記憶はないけど……)

阿武隈(でも、物心ついた時には……提督とは、凄く仲良しで……いつも一緒にいて、沢山遊んだっけ……)

阿武隈(羽黒ちゃんとは違って、私は家が隣だから……家族での付き合いも多かった。そのお陰で……!)


――約16年前・遊園地


提督(4)『いけー!』

阿武隈(4)『わぁ……♪』

父『おーい提督ー!こっちだー!』つカメラ パシャパシャ

阿武隈父(メリーゴーランドはグルグル回るから、写真を撮りづらいのが難点だな……!)つカメラ パシャパシャ

阿武隈『……てーとくっ♪』ギュッ

提督『ふぇ?あぶくま?』

阿武隈『えへへ〜♪』スリスリ


――


阿武隈「……♪」ニヤニヤ

阿武隈(羽黒ちゃんと違って"私と提督だけの思い出"が沢山あるんだよね……♪)

阿武隈(家族と一緒に"2人"でお出かけしたり、お互いの家で"2人"で遊んだり……家が隣だからこそ出来る特権!ふふっ♪)
793 :次で本編パートに戻ります。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 00:51:01.15 ID:eWrLodKV0
阿武隈(幼稚園に入った後も、ずっと提督と一緒だったなぁ……その頃には羽黒ちゃんが横入りしてきたけど)

阿武隈(お陰で提督を巡って羽黒ちゃんとは喧嘩ばかり……でも、家に帰れば提督と2人きりになれた分、私の方が上だけどね!)

阿武隈(そして、今でも忘れない日……私が提督への気持ちを自覚して、羽黒ちゃんを本格的にライバルだと確信した日がやって来て……)


――約13年前・幼稚園


阿武隈(6)『えへ……♪』

阿武隈(お母さんと一緒に作ったチョコ……ていとく、喜んでくれるかな……?)

阿武隈(お母さんが、今日はバレンタインデー……好きな男の子にチョコをプレゼントする日だって……)

阿武隈(これを渡して、ていとくともっと仲良しになるのっ!ていとく、早く来ないかな〜?)

提督(6)『………』トテトテ

阿武隈(あっ、来た!ていとくだ〜!)

阿武隈『ねぇねぇ!』

阿武隈羽黒『ていとく(君)っ!』

阿武隈『……へ?』

羽黒『……え?』

提督『えっ、何?ていとくのこと、呼んだ?』

阿武隈『……何、そのチョコ』

羽黒『あ、あぶくまちゃんこそ……!』

阿武隈『……ていとくには、あぶくまがチョコを渡すの!』

羽黒『……ううん、はぐろが渡すの……!』

阿武隈『むぐぅ……!』

羽黒『むぅ……!』

提督『……?』キョトン

提督(あぶくまとはぐろ、何してるんだろ……?)


――


阿武隈「………」

阿武隈(あの日以来、私は羽黒ちゃんとはいつも喧嘩ばかりして……提督、困惑してたっけ……)

阿武隈(しかも小学生になってからも、羽黒ちゃんは提督のことを諦めなかった。もうっ!提督には私がいるんだから、身を引いてくれたら良かったのに!)

阿武隈(時々、クラスメイトから『2人は付き合ってるの?』と聞かれたけど、提督は決まって『幼馴染だよ』と答えるから……)

阿武隈(その時から、提督に女として見てもらえるようアピールし始めたんだっけ。あははっ、懐かしいなぁ……)

阿武隈(そして羽黒ちゃんが転校することになって、あの時は『私の時代が来たのね!やったぁ!』って思ったけど……それから先も、提督には全然……)

阿武隈「……え?そ、そんなことないよ!ちゃんと集中してるから!」アセアセ

阿武隈「分かってるよ〜!私だって単位落としたくないもん!」

阿武隈(い、今は思い出に浸ってる場合じゃなかった!?単位を取る為に勉強しないと……!)
794 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 01:00:02.86 ID:eWrLodKV0
〜 7月4週 〜

――キャンパス内


阿武隈「……あぅ」プシュウウゥゥ…

羽黒「だ、大丈夫ですか……?」

阿武隈「や、やっと試験が終わったぁ……」

提督「……よく頑張ったな。あれだけ勉強したから、恐らくどの科目も合格点には達しているはずだ」

阿武隈「うぅ……しばらくレジュメは見たくないよぉ……」

提督「羽黒はどうだ?」

羽黒「あ、はい。事前に対策していたお陰で、特に問題は……」

提督「だろうな。念の為に聞いただけだ」

阿武隈(提督と羽黒ちゃんは良いよね、成績優秀だもん……私は2人、いや、提督についていこうとするだけで精一杯だよ……)

提督「………」チラッ

矢矧「………」

矢矧(よし、今回もバッチリね)

提督「………」

提督(矢矧も問題無く切り抜けたようだな。まぁ、1年生の時にフル単だった奴ならm余程のミスが無ければ大丈夫か)

阿武隈「でもこれでようやく提督とたっぷり遊べる……!」

羽黒「あ……」

羽黒(そう、でした……夏休み中は、ゼミ関係以外では大学に行かないから……こちらから出向かないと、提督君に会えません……)

提督「………」

提督(後で教授に連絡するか。夏季休暇中のゼミに関する予定を聞いておかないとな)


↓1羽黒のコンマ   好感度:28.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:31.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:24.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:18/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 01:00:16.50 ID:M5QNIwXi0
ででどん
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 01:00:35.46 ID:Em7W9+ZLO
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 01:01:18.35 ID:8pP9CiJuO
チガイマス
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 01:01:43.21 ID:R0IbxfAhO
ガッツ
799 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 01:03:21.12 ID:eWrLodKV0
加賀は何をしている?もしくは提督と加賀は何をしている?

↓1〜↓3で反転コンマが最大の安価を採用

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 01:03:24.94 ID:M5QNIwXi0
ゼミの真っ最中に皆の前で盛大なラキスケ
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 01:03:56.21 ID:8pP9CiJuO
研究室で徹夜で作業
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 01:04:37.26 ID:N8kHwecEO
弁当を忘れたので分けてもらう
803 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 01:07:04.23 ID:eWrLodKV0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は本日夜もしくは明日の夜に更新予定です。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 01:27:22.97 ID:klK9KOulO

このままいけば加賀さんは呪い扱いされずにすみそう
なお油断してるとたけぞうが襲いかかってくる模様
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 01:30:38.33 ID:6Bka3Sqho
おつおつ
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 01:32:24.31 ID:N8kHwecEO
おつしゅ
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 06:53:42.39 ID:yvBoKxf2O
セフレとヤってる時点でこんなのギャルゲーじゃないわ!ただのエロゲーよ!
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 06:58:39.92 ID:b8OgrE3r0
セフレ頑張れ超頑張れ
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 07:09:15.86 ID:Xo1tW4dZ0
なんかコンマ反転してでも平気で高い値低い値狙い打ってくるスナイパーいて怖い
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 07:11:18.19 ID:rvXjOebDO
乙です
幼なじみ二人も頑張れ
いっそ目指せ四人全員攻略
811 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 19:02:52.70 ID:eWrLodKV0
22:00〜23:00頃開始予定です。
812 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 22:29:07.99 ID:eWrLodKV0
始めます。
813 :長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 22:32:25.64 ID:eWrLodKV0
――ゼミ室


提督「………」つPC カタカタ

加賀「……もう夏休みだというのに、相変わらず熱心ね」

提督「夏季休暇が始まるからこそですよ。秋からの準備はもちろん、休暇中のゼミ活動に向けた資料も今の内に作成しておけばスムーズに研究を進められますから」カタカタ

提督「それより、教授が大学にいてくれて助かりました。やはり指導者がいるといないとでは、作業効率が全然違いますから」カタカタ

加賀「………」

加賀(やっぱり、私には彼が真面目な学生としか思えないわ。彼自身は『自分はそんな人間じゃない』と言っていたけれど……)

加賀(教授としてはもちろん、私個人としても……ここまで研究に真剣な彼を見ていると、好印象を抱いてしまうもの)

提督「……ふぅ、終わりました。すみません、付き添っていただいて」

加賀「いえ、学生が研究したいとなれば……教授がそれに協力するのは、当然のことだから」

加賀(そして、私個人としても……彼の研究を応援しているから)

提督「……ありがとうございます。では、僕はこれで失礼します」

加賀「えぇ。そういえば、そろそろお昼時だけど……昼食は用意しているの?今日は学食、休みだから……」

提督「問題ありません。親が持たせてくれた弁当が……」ゴソゴソ

提督「………」

加賀「……提督?」

提督「………」

提督(嘘だろ……昨日、確かに母さんに弁当を作って欲しいと頼んだよな……?いや、よく思い出せ、俺……)

提督(昨日は矢矧と激しく身体を重ねて、お互いに疲労困憊だった……そうだった。俺、昨夜は家に帰った後、そのまま眠って……)

提督(そして昼食のことをすっかり忘れて、大学に……ダメだ。油断するとすぐこれだ……自分で自分が嫌になる……)
814 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 22:33:57.54 ID:eWrLodKV0
加賀「……もしかして、忘れたのかしら」

提督「……はい」

加賀「珍しいわね、貴方がそんな初歩的なミスをするなんて……でも、そういうことなら……」ゴソゴソ

提督「……?」

加賀「私のお弁当で良ければ、半分分けてあげても良いけれど」ゴトッ

提督「いや、それは申し訳ないですよ。僕の自業自得なのに、教授の昼食をいただくのは……」

加賀「気にしないで。教え子が困っているなら、それを助けるのが教授の役目よ」

加賀(それが貴方なら……普段から私のゼミに真剣に取り組んでくれている貴方なら、猶更……)

提督「ですが……」

加賀「………」ジー

提督「………」

提督(この前、定食屋に誘われた時と同じだな……これ以上断るのも、教授に失礼か……)

提督「……分かりました。では、お言葉に甘えさせてもらっても良いですか?」

加賀「えぇ。ただ、貴方の口に合うかは分からないけれど……」

提督「いえ、そんな……ありがとうございます」

提督(食べ物の好き嫌いは無い。あまりに不味いというレベルでなければ大丈夫だろう……恐らく)


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01:提督?まあ、いいやつだったよ……
02〜09:微妙
10〜49:普通
↑の範囲内であれば好感度上昇:小 ×1.0

50〜98:凄く美味しい!
好感度上昇:中 ×1.5

ゾロ目:うーまーいーぞー!
00:あまりの美味しさに涙を流す
↑のどちらかであれば好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 22:34:07.27 ID:8yIQlSAMo
まいう
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 22:34:54.16 ID:jsXtqGhcO
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 22:38:38.09 ID:NzbsP0r5O
40やんね
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 22:44:35.77 ID:6Bka3Sqho
(半分でも量すごそう)
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 22:46:34.20 ID:M5QNIwXi0
幼馴染ェ……
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 22:47:54.84 ID:V292dFsZ0
低コンマ踏んだ奴が何言ってる
821 :長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。加賀のリーチ到達イベントです。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 23:02:53.61 ID:eWrLodKV0
27→72:料理は淑女の嗜み 6×1.5=9 9+31.5=40.5/50<リーチ!>


提督「……!」マジマジ

提督(これは……量が多いことは想定内だったが、ここまで美味そうなのは予想外だな……)

提督「……では、いただきます」

加賀「………」ドキドキ

加賀(……変ね。教え子に自分が作った料理を分けるだけなのに、どうしてこんなに緊張して……)

提督「はむっ……んんっ!」

加賀「あっ……も、もしかして、不味かったかしら……?」

提督「んくっ……いえ、逆です」

加賀「……!」

提督「下手な店の料理より美味しいです。はむっ……こんなに美味しい弁当は、初めて食べました」

提督(羽黒が作った弁当も中々美味かったが、それ以上じゃないか……?)

加賀「……そ、そう。良かった……」ドキッ

加賀(……え?)

提督「あむっ、あむっ……個人的には、この前の定食屋で食べた料理より好みかもしれません」

加賀「……っ///」ドキドキ

加賀(ど、どうして……胸の高鳴りが治まらないの?口に合わなかったらどうしようという不安はあったけれど……///)

加賀(それ以上に、今は……彼に美味しいと言ってもらえて、喜んでいる私がいる……本気で嬉しいと感じている、私がいる……///)

加賀(これって、まさか……いえ、私に限って、そんな……今まで、研究が恋人だった私が……///)

加賀「……///」ドキドキ

提督「……教授?」

加賀「あっ……///」
822 :次で本編パートに戻ります。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 23:04:29.88 ID:eWrLodKV0
提督「食べないんですか?」

加賀「え、えっと……///」

提督「いえ、僕ばかり食べ続けるのもどうかと思いましたので……」

加賀「……そ、そうね。私も、食べないと……いただきます。はむっ……///」

加賀(……味なんて感じない。目の前に、彼がいると思うと……落ち着いて食べる余裕なんて、無くなって……///)モグモグ

提督「……?」

提督(この前の時より、箸が進んでないな……やっぱり、俺に気を遣ってくれてるのか……?)

加賀「……///」モグモグ

加賀(……認めるしか、ないわね。今まで、勉強や研究のことばかり考えて……男のおの字さえ考えていなかった、私が……///)

加賀(まさか、よりによって……教え子である、提督に……恋をしてしまうなんて……///)

提督「………」モグモグ

提督(それにしても美味いな……だが、教授の分まで食べてしまう訳にはいかない)

加賀「……っ」グッ…

加賀(だけど、私は教授で彼は学生……年齢差だって、決してないとは言えない……)

加賀(彼の将来を考えれば、私が身を引くことが最善……それは、分かっているけれど……)

加賀「……///」

加賀(それでも、生まれて初めて恋をしたのよ……?相手に向ける気持ちを自覚したと同時に、諦めなければならないなんて……!)

加賀(無理よ、そんなこと……!私の初恋なのよ……?頭ではダメだと理解していても、心が……感情が、抑えられない……!///)

加賀(いつも私のゼミ活動を真剣に取り組んでくれて、私の講義を真面目に聞いてくれて……///)

加賀(私にとって、何もかもが理想の子で……信じられなかった学生で……!///)

加賀「……///」

提督「………」

提督(明らかに、この前より食べるのが遅い……俺、既に食べ終わってしまったんだが……)

加賀「……っ///」ギュッ

加賀(……あぁ、私は……彼を慕ってしまった……学生としてではなく、1人の男の子として……///)

加賀(もう、今までのように接することは……出来ないかもしれません……///)
823 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 23:16:13.69 ID:eWrLodKV0
〜 8月1週 〜

――カラオケ店・従業員室


提督「よっ……」つ制服 ファサッ

提督(8月に入ってから、より一層暑くなってきたな……幸い、店内は冷房が効いているお陰で快適だが)

提督(長期休みである以上、アルバイトのシフトや時間も少し増やした。無論、ゼミに支障が無い範囲に留めるが)

ガチャ

提督「……!」

矢矧「……おはよう。外は暑くて参っちゃうわね……///」

提督「……おはよう」

提督(汗で下着が透けて……他の女性ならあまり意識しないが、相手が矢矧となると……)

矢矧「……あっ///」

提督「……すまん///」フイッ

矢矧「……いえ、不可抗力だもの。仕方ないわ……///」

提督「……///」

提督(あぁ、くそっ……矢矧相手だと、どうしても……意識してしまう……///)

矢矧「……今日、私も提督も……昼過ぎには終わるでしょ?///」

提督「……!」

矢矧「だから、ね……?///」

提督「……っ///」ゴクッ

提督(火照った顔で、それも上目遣いはやめてくれ……///)

提督「……分かった///」

提督(……結局、俺も矢矧も、お互いに対して抱く劣情に耐えられない)

矢矧「……///」モジモジ

矢矧(だけど、どれほど自己嫌悪に陥っても……やめられない)

提督「……今はアルバイトに集中するぞ。前のように、突然盛るのは勘弁してくれ」

矢矧「……善処するわ」

提督(そこは『分かった』と言い切って欲しかったが……)


↓1羽黒のコンマ   好感度:28.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:40.5/50<リーチ!>
↓3阿武隈のコンマ  好感度:24.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:18/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/03/10(火) 23:16:31.88 ID:tkT3qnvY0
最新鋭軽巡の底力魅せて呉
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:16:48.43 ID:M5QNIwXi0
つよい
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:16:55.13 ID:2c4kmun10
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:16:59.79 ID:rvXjOebDO
はい
828 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 23:19:32.25 ID:eWrLodKV0
矢矧は何をしている?もしくは提督と矢矧は何をしている?

↓1〜↓3で反転コンマが最大の安価を採用

★現在は夏休みですので、大学関係以外のシチュエーションでお願いします。
※矢矧は提督と違う学部・ゼミなので、ゼミ以外のシチュエーションでお願いします。
※R-18系の内容でもOKですが、あまりにアブノーマルな内容だった場合はアレンジ・安価下にさせていただくかもしれません。
※提督と矢矧は阿武隈と羽黒に自分達の関係を隠している為、この2人が絡まない内容のシチュエーションでお願いします。
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:19:38.39 ID:EATKNR1w0
欲望を抑えきれず バイト仲間との飲み会が盛り上がりすぎて終電を逃したと家族に嘘をつき
矢矧の自宅で避妊も忘れてお互いを延々貪りあう
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:20:08.83 ID:NzbsP0r5O
>>711
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:20:46.90 ID:M5QNIwXi0
深夜のコンビニで出会す
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:21:12.79 ID:tkT3qnvY0
二人でセックス旅行
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:25:24.62 ID:tkT3qnvY0
ゾロ目からの10や9が出ればまだ可能性が残るはず

1、2%しか無いけど
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:26:34.74 ID:yOqrhIC4O
前から思ってたが注意書き読まずに安価投げてる奴いるよな
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:29:10.85 ID:1ePXVqV9O
まあフライング扱いで弾かれてくれるし良いんじゃ無い?
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:37:04.18 ID:0g/XR1ucO
数秒で踏んでる奴が読んでるわけない
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:39:41.05 ID:PftMG2jLO
なんか勘違いしてるけど注意書き無視は>>830の事だぞ
夏休みなのに授業の事書いてるし
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:42:32.16 ID:0g/XR1ucO
>>837
それは理解してるよ。でもどうせ>>711を8秒で踏んでるし読んでないと思うよ

採用可能かどうか関係なく数秒で安価取ってる人は問題あると思うんだけどな
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:44:08.06 ID:2c4kmun10
とりあえず>>1の判断があるまで落ち着いたら?
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:44:34.29 ID:0g/XR1ucO
埋まる前に取らなきゃって意識が周りにも広がるし
841 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/10(火) 23:45:06.54 ID:eWrLodKV0
――矢矧家


提督「はぁっ、はぁっ……!///」

ばちゅっばちゅっ!ずちゅずちゅっ!

矢矧「あぁっ!も、もっとっ!もっと突いてぇっ!///」

提督「くっ……!///」

ずぷっずぷっずぷっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

矢矧「おっ、奥っ!それ良いっ!んきゅぅ……っ!///」

提督「や、矢矧……そろそろっ……!///」

じゅぷっじゅぷっ!どちゅどちゅっ!

矢矧「えぇっ!出してっ!膣内にぃ……っ!///」

提督「……くふっ!///」

ビュルルルルルルッ!ドプッドプッ!ビュクビュクッ!

矢矧「ふああああぁぁぁぁっ!あ、熱いのがっ!熱いのがいっぱぁい……!///」

提督「はぁはぁ……///」

矢矧「ふぅ〜っ、ふぅ〜っ……まだ、いけるわよね?///」

提督「……確かに時間的には余裕があるが、これ以上は親に怪しまれる」

矢矧「………」ギュッ

提督「……おい」

矢矧「私、まだ……満足してない……」

提督「そう言われてもな……」

矢矧「だったら、LINEで嘘をつけば何とかなるでしょ?急に残業が入ったとか、飲み会で調子に乗ったとか……」

提督「……まさか、一晩まるまる続ける気か?」

矢矧「貴方だって、本当はまだ足りないんでしょ?」サスサス…

提督「うっ……///」

矢矧「我慢は身体に毒よ?ほら、もっと……お互いを、味わいましょう……?」

提督「……っ///」つスマホ スッスッ

提督(あぁ……俺と矢矧は、どうして……こんなにも……)

提督「……これで、良いか?」

矢矧「えぇ。ありがとう……そして、ごめんなさい……」

提督「……断り切れない俺も同罪だ」

矢矧「……そう、ね。だったら……もっと激しくシて、忘れましょう?罪悪感も、後ろめたさも……」

提督「………」

提督(……最低だ、俺は)ガバッ

矢矧「あっ……///」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01〜49:提督が先に力尽きる
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:矢矧が先に力尽きる
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:丸1日ずっとセックスし続けた
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:45:23.48 ID:tkT3qnvY0
孕孕
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:45:30.08 ID:R9iW7ce0O
元々羽黒安価の流用だしあんま好ましくないよなこれ
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:45:30.80 ID:M5QNIwXi0
んん
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:46:24.53 ID:2c4kmun10
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 23:51:24.39 ID:2c4kmun10
いつの間にか幼馴染二人ドベ争い
やっぱり幼馴染は負けフラグ…?
847 :次は矢矧の好感度20&30到達パートをまとめてやります。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/11(水) 00:00:52.57 ID:j4OLTvE40
48→84:矢矧の弾道が1上がった 8×1.5=12 12+18=30/50

――数時間後


提督「っぐ……!///」

どちゅっどちゅっどちゅっ!ずぷっずぷっずぷっ!

矢矧「あっあっあっ!も、もう無理っ!もう無理だかりゃあっ!///」

提督「誘ってきたのは、お前……だろっ……!///」

ばちゅっばちゅっばちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

矢矧「しょ、しょうだけどっ!お腹がっ、腰がぁっ!もう限界にゃのぉっ!///」

提督「だったらせめて……後1回は、耐えてもらうぞ……!///」

ごりゅごりゅっ!ぐりっぐりっ!ぐりゅっぐりゅっ!

矢矧「あああああっ!?そ、それ弱いのぉっ!?ダメぇっ!?///」ガクガク

提督「お前、子宮をこうやってグリグリされるの……好き、だもんな……!///」

ずちゅっずちゅっずちゅっ!ぱちゅぱちゅっ!

矢矧「ほ、ほんろに……むり、らからぁ……っ!///」

提督「くっ……ま、また出る……っ!///」

ドプゥッ!ビュクビュクッ!ビュルルルルッ!

矢矧「あっ、ああぁぁぁ……っ、お、お腹……お腹が、提督の精液で……タプタプ……はぁぁっ……///」

提督「ぜぇぜぇ……///」

矢矧「……っ///」ガクッガクッ

提督(よ、ようやく満足したか……どれだけ欲求不満だったんだよ、お前……)

提督「………」

提督(……いや、矢矧の性欲についていくことが出来ている俺も……異常だ。常人なら、こんな長時間……セックスし続けられるはずが無い)

提督(これも、全ては"あの日"が招いたことだ……そして、俺達の身体の相性も……)

提督「………」チラッ

矢矧「はぁ……///」

提督(……いつになったら、俺達は……この状況から、抜け出すことが出来るんだ……くそっ……!)

矢矧「………」

矢矧(彼と身体を合わせれば合わせるほど、いかに私達がお互いを気持ち良くすることが出来るかが……分かる。分かってしまう……)

矢矧(だけど、それは……決して褒められた行為じゃない。やめないといけないことくらい、分かってる……けど、本能がそれを拒んでしまう……)

矢矧(理性で抑えつけようとしても……どうしても、本能に勝てない……!)
848 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/03/11(水) 00:16:01.56 ID:j4OLTvE40
矢矧「………」

矢矧(私が提督と初めて出会ったのは……1年前の秋。アルバイト先をカラオケ店に変えた直後)

矢矧(2周目大学に合格した私は、両親に負担をかけさせまいと奨学金を借り……1人暮らしを始め、仕送りとアルバイトで生計を立てていた)

矢矧(最初は飲食店でアルバイトをしていたけれど、予想よりも激務だったから半年で辞めた。そして夏休み明けからカラオケ店で再び働き始めた)

矢矧(それが偶然にも、提督が同じ店でアルバイトを始めるタイミングで……同じ大学に通っていたこともあって、私達は意気投合した)

矢矧(彼とは講義の話やゼミの話、高校までの話で盛り上がって……少なくとも、友人と言える関係になっていたわ)

矢矧(だけど、私達の関係は……全て狂ってしまった。忘れもしない"あの日"……1年前の12月、アルバイト仲間と忘年会をしたことが……引き金になってしまった)


――1年前・カラオケ店


提督『……忘年会、ですか?』

先輩A『あぁ!年末年始は会えなくなるだろ?だから今の内にパァ〜っと騒ごうと思ってな!』

先輩B『店長に頼んで、この店で開くことにしたんだ!食べ物はもちろん、お酒もジュースも飲み放題!』

矢矧『店長、よく許可しましたね……』

先輩A『あ、もちろん無理強いはしないぞ?今時はアルハラやらパワハラやらうるさいからな……』

先輩B『だけど、俺達としては是非参加して欲しいのが本音だな。無論、未成年のお前達に酒を飲ませるような真似はしない』

矢矧『……どうする?』

提督『そうだな……特に断る理由も無いし、俺は参加するか。矢矧は?』

矢矧『……貴方が参加するのなら、私も』

先輩A『決まりだな!』

先輩B『サンキュー!日程は……』


――


矢矧「………」

矢矧(それから1週間後、私と提督は忘年会に参加することになった)

矢矧(店長が用意してくれた食べ物をつまみながら、先輩達の歌を聞いて……最初の内は楽しかった)

矢矧(そして、私が歌う番になって……少し恥ずかしかったけれど、知っている曲を歌った。提督も私の歌を熱心に聞いてくれて……)

矢矧(……そこから、全てが狂ってしまった)
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