【安価】女探偵「奇々怪々な事件ならおまかせあれ」

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104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 13:41:59.21 ID:rBNboNm60
かわいい探偵さんがかっこよく事件解決する話もおつなもの
105 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/07(土) 15:01:23.66 ID:+BLtS7HtO
村人「奇遇だなぁ! ちょうど今夜村の儀式があっから見ていくといいべ!」

奈月「え、こ、今夜ですか?」

村人「よかったらうち来るか? この村はよそ者が時間潰す場所も宿もねぇでよ」

奈月「え、えっと……」


あっさりと目的の儀式にありつけそうで逆に困惑する奈月。

ただ、その老人が嘘を言っているようにも見えないし悪意も感じられなかった。

よそから来た見ず知らずの人間をいきなり家に招くなんて不用心な気もするが、田舎の人たちはこれぐらいフレンドリーなのかもしれない。


奈月(ここで断って一人で本堂を見に行くってのも怪しまれるかな?)

奈月(大丈夫、何かあれば第六感で分かるはずだし、問題ない、よね?)

奈月「ありがとうございます! それじゃあ、お言葉に甘えさせていただきますね!」

村人「わっはっは! 器量がいい娘はそうでねぇとな! オラの家はこっちだで」


こうして、僅かに腰の曲がった老人に、奈月はついていくことにした。
106 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/07(土) 15:03:01.30 ID:+BLtS7HtO
◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


奈月「んー! おいしいです! この山菜の天ぷらサクサクです!」

村人「そうかそうか! 若ぇんだからたーんと食え!」

奈月「すみません、こんなご馳走になっちゃって」

婆「ええんよ。おいしそうに食べてくれて私も作った甲斐があった」

村人「もともと儀式の日は普段よりも贅沢なもんを食うようにしてんだ」

奈月「儀式って、具体的にどんなことをするんですか?」

村人「別にどうってことはしねぇけど、神様への日頃の感謝と、これからの息災が続くことへの祈願だな」

奈月「神様……この村の神様はどんな神様なんですか?」

村人「なんか古くからいる山の神って話だけんど、詳しいことは分かんねぇなぁ。ま、縁起のいい神様よ!」

奈月「なるほど……儀式には村の皆さんが参加されんですか?」

婆「ええ。みんなが集まって顔を見せ合う貴重な機会でもあるでな」

奈月「……子供も、ですか?」

村人「もちろん。まぁ、最近はこの村も子供が減ってきてなぁ。つい最近も若い家族が都会の方に出て行っちまって」

婆「まぁ、何もない村だから仕方ないですよ」

奈月「……」


おそらく依頼主の少年の家族のことだろう。

何も知らずにこの村に来ているということにしている以上、これ以上の探りを入れることはできなかった。


奈月(特に、嘘を言っているようにも聞こえない。悪意も感じない)

奈月(儀式ってのは、本当にただの行事でしかないの? それとも、普通の村の人は儀式の真相を知らないだけだったり……)

村人「よし、じゃあそろそろ行こうか」

奈月「っ……! はい!」


老人たちが立ち上がったのを見て、奈月も続けて立ち上がる。

いずれにせよ、この目で確かめるしかない。


このあとどうなる? ↓1コンマ一桁
1〜3 儀式に参加したが、本当にただ神様に祈って村人が駄弁るだけの会だった
4〜7 本堂にて祈りと供物をささげると、奥から神の使いを名乗る人物が現れた
8〜0 本堂にて祈りと供物をささげたあと、村人たちの子孫繁栄の儀式に巻き込まれた
ゾロ目 村人たちに襲われて本堂に縛りつけにされた
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 15:04:21.39 ID:IPOFHZBBo
はい
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 15:04:44.15 ID:maWsS06BO
繁栄
109 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/07(土) 16:31:05.85 ID:VYy80SpzO
「おぉ、なんだぁそのめんこい子は!? お前さんこんな若くて綺麗な子どこで拾ったんだ!」

村人「拾ったとか失礼なこと言うでねぇ! この村の儀式に興味あるんだと!」

「へぇー! そうかそうか! こんな可愛い子が一緒に祈ってくれるんなら神様も大喜びだなぁ!」

奈月「あ、あはは……」


本堂に行くと、すでに三、四十人ほどの人たちが集まっていた。

これで村の住人のほとんどが集まっているのだという。都会の人の多さからは考えられない。

見渡してみると、還暦をとうに迎えた老人や白髪交じりの初老の男性が一番多いが、若々しい青年たちも見受けられた。

だが、依頼主から聞いた特徴に合致する少年はいなかった。


奈月(いやぁ、これは……まいったね……)


本堂に足を踏み入れてすぐ、奈月の脳裏に鮮烈なイメージが迸った。

何世代にも渡ってこの本堂で行われてきた儀式。

幾度となく繰り広げられてきた行為の、その強い情念が積み重なって残痕となり、奈月の第六感を刺激した。
110 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/07(土) 16:34:11.57 ID:VYy80SpzO
かつて、人が田畑を耕し山の獣を狩る生活をしていたころ、人手は何よりも重要な資産だった。

だたでさえ飢饉や疫病で子が満足に育つことも難しい時代だ。子孫繁栄および無病息災を祈願する習わしは全国各地に残っている。

その土地で脈々と受け継がれてきた風土や慣習を、都会で育ってきた部外者の奈月がどうこう言う資格はないのかもしれない。

しかし、それに巻き込まれるとなるのであれば話は別だ。


奈月「す、すみませ〜ん……やっぱりよそ者の私がお邪魔するのも申し訳ないので、私は遠慮します……」

村人「そう言いなさんな! ほら、お前さんみたいなべっぴんさんが参加するからってんでうちの若い衆が張り切っとるぞ!」

奈月(このジジイ、自分はとっくの昔に枯れ果ててるからって完全に善意で言ってるじゃん!)


この老人に少しでも奈月をハメようという下心があれば奈月もとっくのとうに勘付いていただろう。

本堂の襖が締まるぴしゃり!という大きな音に、奈月の肩が跳ねた。

部屋の四方に、蝋燭の灯がともる。奈月を取り巻く男たちの影が、壁に移ってゆらゆらと揺れていた。


村人「これがこの本堂に代々伝わるご本尊、子孫繁栄を司る『大魔羅様』じゃ」

奈月「ひっ……!?」


奈月の目の前に突き出されたのは、大層立派な男性器を模した木像だった。

鼻息荒く奈月の肢体を眺める男たちを前に、奈月は空回る頭で必死に打開策を考えていた。


奈月はどうする? ↓1〜3コンマ最大
1.とにかく説得を試みる
2.大人しく従うふりをして隙を突いて逃げようとする
3.武力で抵抗しようとする
4.その他自由指定
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 16:38:01.41 ID:JawdlBuUO
4一回流れに身を任せてみる
夜は長いしお酒(御神酒)あるから、酒飲みながらやろうとして酒宴を開く
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 16:42:18.91 ID:wdDXpl11O
4
大魔翌羅様には女性が見たら発情してしまう効果があり、体が火照り始める
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 16:51:24.01 ID:+H2gP92N0
4
>>112 + この事件は大魔翌翌翌羅様という魔道具が原因で、奈月は第六感で感じてしまい効果極大

ダメならずらして
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 16:53:57.58 ID:1SL+sBTI0
3
115 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/07(土) 17:46:01.31 ID:Mo2QRDPSO
奈月(と、とにかく逃げないと……!)


最悪実力行使もいとわないと拳を握りしめ、奈月は本堂から逃げ出そうとする。

そんな奈月の目の前に、大魔羅様と呼ばれた木彫りの像が突きつけられた。

朱黒い光沢を放つ漆塗りの先端が、奈月のすっと通った鼻先に向けられる。

ずんぐりとしたコブのような立派な亀頭から、奈月は目が離せないでいた。


奈月(これ、ヤバっ……! 見ちゃダメだって、分かってるのに……!)


一目見てすぐ、それは単なる悪趣味な玩具などではないということが分かった。

木像の帯びた魔力が、奈月の下腹部を燻らせる。

ソレの感触など知りもしないのに、立派なソレで女の秘所を小突かれ、最奥に子種を注いでほしいと思ってしまう。

これを見続けていればどうなるかと、奈月の第六感が必死に警鐘を鳴らしていた。

しかし、それが分かるからこそ、奈月のまだ男を知らぬ本能がその魔力に抗えないでいた。

荒い息を吐くだけで身動きが取れなくなった奈月の様子に、男たちはニタニタと笑う。

そして、その張型を奈月の白い首筋に押し当てた。


奈月「んはぁっ!?♥ ん、あっ、あぅ……♥」


奈月が身体を震わせ、甘い声を漏らした。わずかに汗ばんだ首筋を、張型がつうっと伝っていく。

明らかに感度を増した首筋へのくすぐるような刺激に、奈月はゾクゾクと背中を震わせた。

内ももを閉じ、擦り合わせるように悶える。

亀頭は奈月の輪郭をなぞりながら徐々に下に降りていき、そして、形の良い乳房の先端を押し込んだ。


奈月「ひゃうんっ!?♥」


衣服の上からだというのに、奈月は甲高い嬌声を上げた。

ブラジャーの中ですっかり硬くなっていた乳首をぐにぐにと押し込まれ、痺れるような快感が身体を流れる。


奈月「はぁ、はぁ……この、調子に乗るなっ!」

「ぐはッ!?」


鼻の下を伸ばしながら奈月の反応を楽しんでいた男の頬を、奈月はビンタで吹き飛ばした。

男たちが驚いた表情を浮かべる。大魔羅様を前にしてここまで激しく抵抗できた女など、この村には一人もいなかったからだ。

男が持っていた張型が放り投げられ、木目調の床に転がる。

奈月は隠し持っていた護身用の警棒を取り出し、張型目掛けて思いっきり振り下ろした。


奈月(これさえ壊せば……!)


奈月はどうなる? ↓1コンマ一桁
1〜3 砕き割ることに成功し、村人たちが正気に戻る
4〜7 砕き割ることに成功するが、怒り狂った村人たちに襲われる
8〜0 すんでのところで村人の一人に腕を掴まれる
ゾロ目 張型を破壊したことで、大魔羅様の祟りにあう
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 17:47:54.34 ID:PnWeUpYeo
もう許せるぞオイ!
117 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/07(土) 18:22:05.39 ID:lmdWJhvyO
バギッ!という大きな音とともに、立派な男根は真ん中から砕け割れた。

張型が帯びていた淫猥な魔力が霧散していくのを感じとる。


奈月「はぁ、はぁ……よし、これで……」

村人「何をしてくれとんじゃあああぁぁぁ!?」

奈月「!?」


若者たちに前を任せ、一歩引いたところから儀式を見守っていた老人が怒号を上げた。

奈月に見せていた快活な笑顔は消え去り、顔に深い深い憤怒の皺が刻み込まれている。


村人「せ、先祖代々受け継いできた、この村の秘宝を……! オラたちの子孫繁栄を、無病息災を成就してくれる御神体を……!」

奈月「皆さん聞いてください。これは無病息災を叶えてくれるありがたい御神体なんかじゃありません」

奈月「女の人を無理やりそういう気分にさせて強姦するための、最低な呪い道具です」

村人「の、呪い……? お、オラたちの土地神様の御力を、呪い扱いッ!?」

奈月「こんなものに頼らなくても、この村にはおいしい山菜や綺麗な水があるじゃないですか。目を覚ましてください」

村人「こ、この小娘が! 余所者がこの村のことに余計な口を挟むな!」

奈月「勝手に巻き込んでおいて何言ってるの! 郷に入ってはなんとやらとは言うけどね、最低限この国の法律には従えレイパーども!」

村人「くぅぅ! 皆のもの、やってしまえ!」

奈月「呪具がなくなってもその態度か。救いようがないね!」


一斉に襲い掛かってきた男たちの攻撃を直感で回避しながら、奈月は男たちの急所に的確に拳を打ち込んでいった。

畑仕事で鍛えられた力自慢の男たちが、奈月によって次々と沈められていく。


村人「な、何をやってるだお前たち! 女一人捕まえられないのか!」

奈月「はぁぁ!!」


奈月はどうなる? ↓1コンマ一桁
偶数 すべて倒しきった
奇数 数人がかりで羽交い絞めにされてしまった
ゾロ目 大魔羅様の力を宿した御札で身動きを封じられてしまった
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 18:22:42.14 ID:fNhknLUAO
封…
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 18:27:20.99 ID:Qwm5wP0RO
この子強いな
120 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/07(土) 19:05:37.17 ID:6l3obL2IO
奈月「はぁ、はぁ……で、後はおじいちゃんだけだけど、そんなヨボヨボだと私加減できるか分かんないなー」

村人「ひいぃぃ!!」


最後の一人が膝から崩れ落ちたのを見て、老人は老いを感じさせぬ俊足で本堂から逃げ出した。

静寂に満ちた本堂の外から、虫の涼しげな鳴き声が聞こえてくる。


奈月(これで元凶は叩けたかな……でも、まだ大事なことが残ってる)


奈月は軽くストレッチをして身体を解した後、倒れ込んだ男たちを跨ぎながら本堂を後にした。

そのまま、離れにある小さな蔵の前に立ち、錠代わりの板を取り外して扉を開けた。


少年「ひっ……!」

奈月「大丈夫、助けに来ただけだよ」


埃っぽい蔵の片隅で座り込んでいた少年に、奈月は優しく微笑みかけた。

彼こそ、依頼主の少年が探していたという親友だ。

本堂についてから、奈月は直感で目的の少年がここにいることを感じ取っていた。

月明かりに照らされた少年は、よく見ればかわいらしい顔立ちをしていた。

大きくくりくりとした目をごしごしと擦った後、少年は奈月の元へ勢いよく駆けてきた。

奈月はそのまま少年を抱きしめた。そして、安心させるように腕にぎゅっと力を込めた。

奈月の脳内に、少年の記憶だろうと思われるイメージが流れ込んできた。


少年『やめようよ、こんなの女の人がかわいそうだよ!』

村人『何を言う。これもこの村の繁栄のために必要なんだ。それにほら、大魔羅様のおかげであんなに気持ち良さそうだ』

少年『で、でも、その道具なんだか気持ち悪いよ』

村人『なんだと!? オラたちの御神体様を馬鹿にするべか!? この村の男子として、お前には教育が必要だのぉ』


奈月「もう大丈夫、大丈夫だからね」


優しく語りかけながら、奈月は少年の頭を撫でた。

これで依頼達成だ。

奈月の汗まじりのいい匂いにドギマギした少年が、小さな御神体を元気にしていることにも気付かぬまま、奈月は少年を慈しむように抱きしめ続けた。
121 : ◆VewnKbCuMWTD [sage]:2020/03/07(土) 19:07:18.39 ID:6l3obL2IO
やや危ない所もありましたが、三つ目の事件も無事解決です

次の事件 ↓1〜3 コンマ最大
【依頼主】
【事件・怪異】
【事件の犯人・元凶】※犯人・元凶は指定しても現時点では不明でもいい
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 19:07:34.93 ID:+H2gP92N0
>>90
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 19:07:44.18 ID:Qwm5wP0RO
【依頼主】女子大生(犯人の罠)
【事件・怪異】若い女性が失踪してる(奈月は事件について知らない)
【犯人・元凶】イケメン巨根の男淫魔。顔、声、フェロモン、テクニックにより堕ちない女性はいない。
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 19:08:43.75 ID:fNhknLUAO
【依頼主】
気弱そうなJK(小動物的な雰囲気でバストが豊か)
【事件・怪異】
最近異常なまでに痴漢にあう。
助けてくれる幼なじみ(同級生)のおかげで大事に至ってないが痴漢の中には警官もいたため、藁にもすがる思いで依頼。
【犯人・元凶】
依頼主の妹=生意気そうなJC(スポーツ少女、バストが豊か)
片思いしていた二つ上の幼なじみ(現在依頼主を助けている人物)に告白したら姉に惚れていた(庇護欲を掻き立てる姉のほうが好みだった)ためふられ、腹いせに悪い男を引き寄せる呪いをかけた。
かけた本人は「都市伝説の類い(純粋にふられた悔しさの発散目当て)」と思って呪い自体あまり信じていなかったが、偶然魔術士の血を引いていたため呪いが発動した。
今は痴漢程度で済んでいるが呪いは日増しに効果が強くなっており、より凶悪な者達が集まりつつある。
このままでは周囲(かけた本人含む)にも取り返しのつかない被害を及ぼすため早期の解決が望まれる。

楽しめるけど濡れ場が遠い。
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 19:09:21.01 ID:6K15e1op0
安価90
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 19:09:44.90 ID:hbIG8ttLO
早すぎて草
捜査官スレ思い出した
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 19:12:05.27 ID:h4pEQYiSO
(もう少し難易度上げてもええんやで)
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 19:16:51.01 ID:fNhknLUAO
埋まる早さは捜査官スレよかまだましよ。
人気が出てきたら>>103のようになりそうだけど。
129 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/07(土) 20:28:23.18 ID:Mo2QRDPSO
俺はどこにでもいる普通の高校生。

学園のマドンナとも呼ばれる彼女と、幼い頃から家族のように過ごしてきた幼馴染。

ややブラコンが過ぎる妹に、俺をからかって楽しんでるエッチな先輩、そして町内でも評判の巨乳若妻なお袋。

そんなみんなに囲まれた、平凡で、だけど退屈しない日常を送っていた。

そう、あの日までは……


『すごいぃ♥ ご主人様の、彼のよりずっと奥まで届いてる♥』

『こんなところ、幼馴染にも見せたことないのにぃ♥ 私の初めて、全部ご主人様に捧げちゃったぁ♥』

『好きっ♥ 好き好き、このチンポ大好き!♥ ご主人様となら、赤ちゃんだって産めるもんね♥』

『ごめんなしゃいぃ♥ 本当はエッチなことなんてしたことないんです♥ ご主人様の素敵なチンポで立派な雌犬に調教してくださいぃ♥』

『んごおおぉぉおイっぐううぅぅぅ!!♥♥ 愛してるのぉ!♥ ご主人様と一緒に居られるなら、租チン旦那となんてすぐに別れますぅ!♥』


その日、俺はすべてを失った。もはや生きる希望も湧いてこない。

俺の性癖も壊れてしまい、もう寝取られモノでしか抜けなくなってしまった。

今でも夢に見てはうなされる。

見たこともないようないやらしい表情で喘ぐ彼女たちと、そんな彼女たちを抱いて口元を歪めているであろう醜悪な男の姿を――
130 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/07(土) 20:30:52.10 ID:Mo2QRDPSO
「おねがいします、どうかこの男の詳細を突き止めてください! なぜ彼女たちが俺を捨ててあの男の元へいったのか、それが知りたいんです!」


奈月(という依頼を受けたわけだけど……)


奈月は一人、事務所でカフェオレを飲みながら思案していた。

彼女は今、依頼主の元に送られてきたという差出人不明のビデオレターを再生していた。

人様の痴情なんて見たくはないか、男の素性を掴むための数少ない手がかりである以上確認しないわけにはいかない。

薄目を開き、心を無にして映像を流し見る。

確かに、全員街で見かければ振り返るほどの美人だった。

彼女たちはみな、目をとろんと蕩けさせ、だらしなく開いた口からよだれを垂らし、突かれるリズムに合わせ淫らな雌声を上げていた。

女である奈月から見ても、とても気持ち良さそうに見えるというのが本音だった。

相手の男の顔は映っていなかったが、脂肪でだらしなくたるんだ腹や芋虫のような太い指先は確認できた。

おそらく二十代後半から三十代ほどだろう。

奈月の第六感が強く反応することはなかったが、一つ確信を持てるのは、彼女たちは男の純粋な魅力に惹かれたわけではないということだ。

かつての学園長や先日の呪具のことを思い起こす。

今回のターゲットも、女を惑わせるなんらかの能力を持っているであろうことは安易に想像できた。


奈月(まぁ、今回の相手は未成年との淫行もやってるし、警察にも動いてもらうとして……)

奈月(卑劣な手段で女性を陥れるクズを野放しにもしておけない)

奈月(絶対に居場所を突き止めてやる……!)


調査の結果は? ↓1コンマ一桁
偶数 奈月が先に男の居場所を突き止める
奇数 奈月が先に男に目を付けられてしまう
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 20:32:21.86 ID:6K15e1op0
ほい
132 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/07(土) 21:23:23.94 ID:5CoDlBa8O
奈月はまず、依頼主の住んでいる家を見張ることにした。

依頼主の妹と母は、今でも定期的に家に帰ってきているようだ。

家の中で、寝取られ癖に目覚めてしまった依頼主とどのような会話をしているのかは、あえて考えないことにして。

張り込みを初めて三日ほどが経ち、ついに彼女たちが家に帰る瞬間を目撃した。

気付かれぬように彼女たちを盗み見て、そして、男の本拠地を割り出すことができた。


奈月(さて、問題はここからだなぁ)


奈月は道路脇に止めた車の中から、向かい側にそびえたつ高層マンションを見上げていた。

男は街中で適当な女をひっかけ、その女の家に転がり込むというヒモのような生活をしているらしい。

現在はこの高層マンションに住むキャリアウーマンの家にいるようだった。

エントランスから出てくる住民たちを眺める。

時折サラリーマン風の成人男性も出てくるが、例の男ではない。直感を使うまでもない、体型の整った身なりの綺麗な人が多いからだ。


奈月(違う……あの人でもない……男の素性や能力がつかめさえすれば依頼は達成、あとは刑事さんに任せればいい)

奈月(周期的にそろそろ違う女の家に移ろうとするはず。ここで待っていればきっと出てくる)


奈月はどうなる? ↓1コンマ一桁
1〜3 出てきた男を見て能力や素性を察知した
4〜7 男は出てくるが、女たちに囲まれていて詳細が分からなかった
8〜0 奈月の尾行に気付いた男は裏口からひっそりと抜け出していた
ゾロ目 奈月の尾行に気付いた男は、逆に奈月の素性を探ろうとした
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 21:23:56.16 ID:+H2gP92N0
ゾロ
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 22:59:51.57 ID:h4pEQYiSO
今日は終わりか
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 00:09:57.78 ID:+Mfxb8HS0
多分、寝落ちしたんだろうね
136 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 10:51:00.71 ID:UTenfZjvO
奈月(来た……!)


日が沈みあたりが暗くなったころ、ついに男は姿を現した。

髪はボサボサで無精髭を生やし、たるんだ腹の上によれたシャツを羽織っていた。

その男は、自身とは到底不釣り合いな美女たちを侍らせてにやついていた。

彼女たちが心底男に陶酔しているというのは傍目からすぐに分かった。

しかし、周りと取り巻く女たちに遮られ、肝心の男の姿がよく見えない。


奈月(あいつら、また新しい女に手を出すつもりか……!)


これから仲良く夕飯を食べに行く、といった間柄にも見えない。

おそらく次の拠点に移動するつもりなのだろう。足取りを掴ませないためなのか、単なる男の趣味なのかは分からないが。

異能を使うのであれば現行犯の証拠を抑えるというのは難しいかもしれないが、罪なき女性が男の毒牙にかかるのを見逃せるはずもなかった。

奈月は車から降りると、奈月は男たちの尾行を始めた。

危険は伴うが、より近くから男を視認できれば、男の持つ異能を知ることができるかもしれない。


奈月(変なことをするようなら必ず止める!)


奈月はどうなる? ↓1コンマ一桁
偶数 他の人が襲われそうになっているところをすんでのところで助ける
奇数 尾行しているのを気付かれ裏路地に誘い込まれる
ゾロ目 尾行しているのを気付かれ背後から隙を突かれる
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 10:51:39.74 ID:cPJWK4nR0
hoi
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 10:58:16.55 ID:6FJGyhPcO
エロシーンまだー?
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 11:54:11.49 ID:XYE8faxr0
チャンスを…ください…
140 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 12:38:18.70 ID:l34BbLQwO
矢の男(さて、どっかにいい獲物はいないかなぁ)


男は舌なめずりをしながら、下卑た視線で辺りを見回した。

生まれてからずっと女に蔑まれ、嘲笑われた記憶しかなかった彼は、ある日突然女を己の思うがままにできる力を手に入れた。

これは天恵だと思った。常に虐げられる側だった可哀想な自分への、神様からの授かり物だと。

自身を見るなり嫌悪を露にする愚かな女たちも、この力を使えば簡単に男に媚びへつらう奴隷になった。

絶望の青春時代より溜め込み続け、澱みに澱んだ情欲を、男は爆発させるように女たちにぶつけた。

際限なく湧き上がってくる異常な性欲の矛先を、男はついに見つけることができたのだった。


矢の男(グフフ……よし、あいつにしよう)


視界の向こうで、一組のカップルが仲睦まじそうに歩いているのが見えた。

ああいう幸せそうな若い男女の仲を強引に引き裂き、女を偽りの愛で塗り潰すことがたまらなく好きだった。

男はニタニタと笑いながら、女のほうに向かって手をかざした。

突如、何もない空間に一本の矢が現れた。

桃色の光に包まれた矢が、男の手のひらから射出される。

放たれた矢は、吸い込まれるように標的に向かっていった。
141 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 12:38:45.42 ID:l34BbLQwO
奈月「わっ、すみません!」

矢の男「!?」


矢がカップルの女に当たる寸前で、女は誰かに突き飛ばされてよろけてしまった。

向かいの壁に突き刺さった矢は、そのまま光の粒子となって霧散した。

女を突き飛ばしたその誰かは、怒る彼氏に対しぺこぺこと頭を下げていた。

しばらくして、カップルはそのまま去っていった。

その場に残った女が、矢の男のほうに向き直った。

その鋭い視線には、明らかな怒りや侮蔑が感じ取れた。


矢の男「ひっ!?」


かつての女に虐げられていた頃の記憶がフラッシュバックし、反射的に喉が引き攣る。

だがすぐに、男はそれを否定するように首を振った。


矢の男(な、何をビビってやがる! 女なんて、俺の力を使えば簡単にいいなりにできる! そもそも、俺の矢は他のやつには見えやしないんだ!)

奈月「さっきの矢で女性たちを無理やり洗脳してたんですね」

矢の男「ッ!?」

奈月「警察が調査すれば、あなたが未成年との淫行を行った証拠なんてすぐに出てくる」

奈月「あなたの力の証明なんてできなくても、あなたはどのみち捕まります。観念した方がいいですよ」

矢の男「て、テメェ何者だ!」

奈月「高辻 奈月、探偵です。無駄な抵抗はしないでくださいね、あなたの力についてはもうタネも仕掛けも見抜いてる」

矢の男「こ、のっ……!」


男を射抜く奈月の目は、どこまでもまっすぐだった。

一点の曇りもない澄んだ瞳。その清廉さに、男は今まで女に向けられたどんな視線よりも恐怖を感じた。

男の瞳がグラグラと揺れる。今ここで男の方から視線を逸らせば、その瞬間に男の心も折れてしまいそうだった。


矢の男「ふざ、ふざけんなッ!! 女なんて、黙って俺に従ってればいいんだ! 女のくせに、偉そうな態度とるんじゃねぇ!」

奈月「……可哀想な人」

矢の男「んギいいぃぃぃ!! 犯す! 俺に無様に許しを請うまで犯し続けてやる!」

奈月「あ、今のところ録音してるんで、参考品として警察に提出しますね」


血管がブチ切れそうなほど怒りの形相を浮かべた男が、奈月に向かって矢の切っ先を向けた。

それを合図に、奈月は男のほうに向かって走り出した。


奈月はどうなる? ↓1コンマ一桁
1〜3 そのまま男を吹き飛ばして戦闘不能にする
4〜7 男を吹き飛ばすも、矢がかすってしまう
8〜0 矢を思いっきり受けてしまう
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 12:39:50.94 ID:AZKKzhQb0
はい
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 12:43:52.27 ID:cPJWK4nR0
えい
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 13:03:32.34 ID:U0KXMAcf0
よしパンツ脱いだ
145 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 15:42:12.35 ID:XPpr4pE2O
男は手のひらから欲情の矢を放つが、奈月はそれをすんでのところで回避していく。


矢の男(なんで、こいつ本当に見えてやがるのか!? だとしても、こんな簡単にかわせるはずが……!)

奈月(どこに向けてどのタイミングで放たれるのかさえ分かれば、回避は難しくない!)


男の放つ異能の矢は風の抵抗も受けず、男が望んだ場所にまっすぐ飛んでいく。

その正確さが仇となっていた。


矢の男「このッ! お前ら何してる! 俺を守れェ!」

取り巻き「は、はい!」


女たちが身を挺して男の盾となる。

躊躇なく女たちを犠牲にしようとする男の身勝手さに、奈月は苛立ちを露にした。


奈月「どこまでクズなの! あなたたち、そんな男の言いなりになんてなる必要ないよ!」

取り巻き「ご主人様を悪く言わないで! 私たちはご主人様を愛し――」

奈月「目ぇ覚ませ!!」

取り巻き「ゴフッ!?」

矢の男「なにぃ!?」

矢の男(こいつ、容赦なく女たちを殴って……!? 正義の味方気取りのバカじゃなかったのか!?)

奈月「大丈夫、加減はしてる。本気でぶっ飛ばすのはあんただけだ!」

矢の男「ひぃぃ!?」


情けない声を上げた男は、腕で顔を庇い後ずさった。

奈月は、そんな男を逃がすまいとたるんだ腹に正拳突きを放った。


矢の男「ぐえぇ!?」

奈月(くっ、重っ……!)


後ろに転がっていった男は、腹を抑えてうずくまっていた。

運動不足のだらしない身体とはいえ、ただ重いというそのシンプルな要素が奈月にとっては十分に厄介だった。

しかし、今一番の問題はそこではない。


矢の男「ぐ、ぐぅぅ……グフ、グフフ! 掠ったな、今、掠ったろ!!」

奈月「はぁ、はぁ……」


男との距離が近づくほど危険が増すなどということは、奈月も当然理解していた。

リスクを承知で懐に飛び込み、その結果ダメージを与えることができたが、男が苦し紛れに放った矢が奈月の肩を掠めてしまった。

その効果は、第六感により既に分かってはいた。

鼓動が早くなり、肌が火照ってくる。

奈月は、倒れたまま煽るような笑みを浮かべている醜男への嫌悪感が薄れていくのを感じていた。


奈月はどうなる? ↓1コンマ一桁
偶数 男の魅了を振り切り止めを刺す
奇数 動きが鈍くなり男に捕まってしまう
ゾロ目 どんどん男のことが好きになり、男の言うことに逆らえなくなってしまう
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 15:46:22.22 ID:07OFj55sO
頼む
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 15:50:31.83 ID:OABnL2epO
パンツ弾け飛んだ
148 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 16:34:38.14 ID:gyCXT8CYO
矢の男「オラオラどうしたさっきまでの威勢は!? 俺をぶっ飛ばすんじゃなかったのか!」

奈月「この、お望み通りぶっ飛ばしてあげる!」

矢の男「ひ、ひぃぃ!?」

奈月(大丈夫、ちょっと掠ったぐらいなら効果は薄い! このままとどめを刺せば……!)

矢の男「ひぃぃ! やめてくれぇぇ!」

奈月「っ……!」


男の股間を踏みつけようと振り上げた奈月の脚が、宙でぴたりと止まった。

散々威勢のいいことを言っておきながら情けなく怯え震える男に、どうしても追撃をする気になれなかった。

女たちを異能で洗脳し自分勝手に欲望を満たすクズだと分かっているのに、涙を浮かべる男を可哀想だと思ってしまう。

胸が締め付けられる。罪悪感とともに、守ってあげたいという気持ちすら湧いてくる。

第六感が、自身が窮地に立たされたことを奈月に知らせていた。しかし、分かったところでもうどうしようもない。
149 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 16:38:47.20 ID:gyCXT8CYO
奈月(まさか、掠っただけでここまで……!)

矢の男「グフ、グフフ! なんだ、偉そうな口を叩いてた割に随分とチョロいじゃないか」

奈月「ふ、ふざけないで……! 誰が、あなたみたいな……!」

矢の男「痛つつ……くそ、さっきはよくもやってくれたなクソ女」


男はお腹を抑えながらもゆっくりと立ち上がった。

奈月は、キツく男を睨み続けた。

平均よりもやや背が高い奈月だが、やはり成人男性には勝てず、目の前に立つ男を睨みつける形となった。

殴る。絶対に殴る。

男が妙なマネをしてきても拒めるように、奈月は拳に力を込めた。

男はニタニタと笑うと、奈月を勢い良く抱き寄せ、そして強引に唇を重ねた。


奈月「っっ〜〜!? んん、んんぅ……!」


くぐもった抗議の声を上げる奈月を無視して、男は乱暴に唇にしゃぶりついた。

男の分厚い舌が、奈月の閉じた唇を押し開いて中に侵入してくる。

小さな桜色の舌を絡めとられ、力強く吸われる。粘性の高い男のツバが奈月の喉奥に流し込まれていく。

肩を強張らせ、爪が食い込むほど拳を強く握りしめていた奈月の身体から、徐々に力が抜けていく。

奈月はなされるがまま抵抗をすることもなく、男のキスを受け入れていた。
150 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 16:42:15.04 ID:gyCXT8CYO
貪るかのような濃厚なキスは数分に渡った。

ようやく口元を解放された奈月は、荒い呼吸で酸素を肺に取り込んだ。

男は舌なめずりをしながら、鼻息荒く奈月に問いかけた。


矢の男「どうだ? 俺みたいなブサイクと濃厚ベロチューした感想は?」

奈月「しゃ、しゃいていぃ♥ ぜ、ぜったい、ゆるひゃないからぁ♥」


奈月は、潤んだ目をとろんとさせ、惚けた表情で男を見上げた。

身体をくったりとさせて、男の脂肪まみれの身体にしがみつく。

男のキツい体臭も、今の奈月にとってはクラクラとした酩酊感を味わわせてくれるものだった。


奈月(な、なんで……こいつのこと、どんどん好きになる…♥ ダメなのに、もっと求めてほしくなっちゃう♥)

矢の男「グフフ、結局俺の力の前では女なんてこんなもんだ。女のくせに俺には歯向かいやがって、どうしてやろうか」


男は奈月をどうする? ↓1〜3 コンマ最大
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 16:43:13.18 ID:XYE8faxr0
とどめの矢を刺し、完全に虜にする。
その後、自宅に連れていき一日中イチャラブセックス
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 16:43:22.06 ID:Yq/dUZ2zO
完全に魅了させるため矢を射抜き、さっきの無礼を詫びさせ、ハーレムに加える
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 16:44:33.42 ID:ByLqrw7vO
家に連れてき、完全に魅了させてから胸や口でご奉仕させる
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 16:48:12.83 ID:+Mfxb8HS0
陵辱されてる最中に霊能力力が男に吸い取られて行くのを感じる、【エナジードレインされる】
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 16:49:39.67 ID:ByLqrw7vO
似たような内容になってしまった
全部混ぜてもええんやで(提案
156 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 18:29:05.62 ID:EBa5mNsiO
矢の男「ほら、入れ」

奈月「……」

矢の男「グフフ、今さら何渋ってんだ。ここまで黙ってついてきたくせによ」

奈月「っ……!」

矢の男「いいから早く来い!」

奈月「きゃっ!? んんっ……! ん、ちゅぱ、あむっ♥」


男が堕とした女の一人が住んでいるという家に連れ込まれた奈月は、玄関先でいきなり唇を奪われた。

閉じたドアを背にして逃げ場を失った奈月の胸を、男のごつい手が無遠慮に揉みしだく。

すらりとしたスタイルのよい体躯の割に、意外なほど実っている胸の感触に、男が下卑た笑みを浮かべる。

奈月はその手を払いのけることもできず、身体を捩らせ悩ましげな吐息を漏らすばかりだった。


奈月「れろ、ちゅぷ、んぁあ…♥ はぁ、はぁ、この、卑怯者……!」

矢の男「このクソ女、まだそんな生意気な態度がとれんのか」


男は、奈月の目の前に手のひらをかざすと、そこに情欲の矢を出現させた。

奈月が息を呑んだ。目の前に差し出されたことで、その矢のもつ力の恐ろしさがありありと分かった。

今ここでこれを受ければ、奈月はもう逃げられない。

そして、分かってしまう。完全に堕とされてしまった時、どれほどの幸福を感じることになるかを。


矢の男「今はまだ抵抗の意志があるみたいだが、こいつをまともに受ければ、お前は完全に俺に逆らえなくなる」

奈月「はぁ、はぁ……だめ、そんなの……♥」

矢の男「お前から求めろ」

奈月「え?」

矢の男「身も心も俺のモノになりたいと、俺に服従してあさましく腰を振りながらチンポを求める雌犬になりたいと、お前が言え」

奈月「そ、そんな……」

矢の男「俺に舐めた態度をとったことを謝罪して、俺の奴隷になって跪きたいと、お前が言うんだよ!」

奈月「あ、あっ、あっ……!♥」


男は奈月の股座に足を挿し込み、その丸い太ももで奈月の秘所を押し上げた。

奈月にかけられた発情と魅了の力は不完全だ。今ならまだ、振り払える。奈月の第六感が、これが最後のチャンスだと告げている。

淫猥な魔力を放つ異能の矢をまじまじと見つめながら、奈月は男に答えた。
157 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 18:29:48.39 ID:EBa5mNsiO
奈月「は、はいっ♥ なりたいです♥ あなたの、ご主人様の雌犬になりたいです♥」

奈月「さっきは酷いこと言ってしまってごめんなさい♥ 勝てません♥ 私じゃ、女じゃご主人様には抗えません♥」

奈月「チンポ、チンポ欲しいですっ♥ 堕として♥ 身も心も、ご主人様のものにしてぇ!♥」

矢の男「グフ、グフフ! 当然だ! 女はみんな俺のものだァ!」

奈月「んぐッ――!?」


男の放った矢が、奈月の胸に突き刺さった。

桃色に光る魔力の矢が、奈月の胸に沈み込んでいく。

奈月の黒曜のような綺麗な瞳に、ハートマークが浮かび上がる。

目の前の男を見上げる。あれほど醜悪だと思っていたのに、目が合うだけで胸がときめいて苦しい。

奈月の秘所から、よだれのように愛液が滴り落ちる。目の前の最愛の人に愛してほしくて仕方がない。


奈月「あぁ、ご主人様……大好き、愛してます♥」


奈月は男の首裏に腕を回すと、自ら唇を重ねた。

奈月はそのまま男に連れられて、寝室へと向かった。
158 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 18:32:03.53 ID:EBa5mNsiO
◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


奈月「ん、んぶっ、ぐぽっ、ちゅぱ……♥」


二人はシャワーも浴びず、衣服をすべて脱ぎ捨て行為を始めていた。

奈月はベッドに腰かけた男の前に膝をつき、男の股座に顔を埋めていた。

蒸れた肉棒から発せられる雄臭は、奈月の鼻腔を突き抜け脳に刺さり、麻薬のような多幸感を与えた。

奈月は口をすぼめ、肉棒を一心不乱に啜り上げる。

その雄々しさに子宮が疼き、触ってもいないのに女陰の感度が増していくのが分かった。


奈月(あぁん、おいしいぃ♥ チンポなんて気持ち悪いだけだと思ってたのに、なんでこんなにカッコいいのぉ♥)

奈月「んぶ、ちゅぶ、れろっ……♥」

矢の男「グフフ、歯は立てるなよ。オラ、そのデカ乳もつかってキモチよくしろ!」

奈月「ひゃ、ひゃい……♥」


あらわになったその形の良い胸で、奈月は男の肉棒を挟み込んだ。

横から胸を肉棒にむぎゅむぎゅと押し当て、竿を擦る。

肉棒をべとべとに濡らしていたよだれとカウパーが潤滑油となり、男に心地よい刺激を与えていた。

奈月は胸で竿の根元を扱きながら、鈴口を舌先でちろちろと舐めた。

男の腰が跳ねる。自身の行為で男をキモチよくできたことに、奈月は幸福感を覚えていた。
159 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 18:33:14.61 ID:EBa5mNsiO
矢の男「ぐっ、もうイきそうだ……!」

奈月「はい、イってくらはい……私の胸で、いっぱいキモチよくなってくだひゃい♥」

矢の男「ぐぅぅ!」

奈月「んぶぅ!?♥」


射精する寸前、男は奈月の後頭部を掴むと、奈月の顔を自身の股座へ思い切り押し付けた。

奈月の口の中に、熱い精液が勢いよく注ぎ込まれる。

視界がチカチカと点滅する。頭を強く押し付けられ、呼吸もまともにできない。

嗚咽を抑えながら、奈月は精液を少しずつ飲み下していく。

ドロドロとした精液が、喉を通り胃に落ちていくのが分かった。


奈月(せ、精液、飲んじゃってる……濃くて、生臭いのに、クセになりそう……♥)

奈月「んぐ、んぐっ……♥」

矢の男「ふぅ……オラ、口開けろ」

奈月「ん、んっ……んあぁ〜……♥」

矢の男「グフフ、初めてのくせに全部飲みやがったのか。お前、肉便器の才能あるんじゃねぇか?」

奈月「あ、あはは、ありがとうございますぅ♥」


男に嘲笑われ、肉棒をぺちぺちと頬に叩きつけられているというのに、奈月は心底嬉しそうにお礼を言った。

すっかり従順になった奈月に気をよくしたのか、男の肉棒はすぐに硬さを取り戻した。


奈月「す、すごい……射精したばっかりなのに、もうこんなに……逞しすぎます♥」

矢の男「オラ、横になれ。ご褒美にお前を抱いてやる。感謝しろよ」

奈月「あ、ありがとうございますぅ!♥ ご主人様に抱いていただけるなんて、私幸せですぅ♥」


奈月は男に言われたとおりにベッドの上で仰向けになり、はしたなく股を開いた。

すでにぐしょぐしょに濡れそぼった秘所が、物欲しそうにヒクヒクと動いていた。

男が肉棒の先端を割れ目にあてがう。陰唇が、白濁に塗れた亀頭にぴったりと吸い付いた。


奈月「あ、あの、ゴムは……」

矢の男「あん? そんなものするわけねぇだろ。お前ら肉オナホでコキ捨てんのになんでわざわざそんなことしなきゃならねぇんだ」

奈月「あんっ……♥」


割れ目を擦られ、奈月はビクンと腰を震わせた。

今だ男を知らぬ膣内は、未知の快感を予見して戦慄いていた。

本来であれば感じるべき恐怖や憤りが、異能が無理やり引き起こした男への愛情で塗り潰される。

今の奈月には、最愛の人へ初めてを捧げることができる幸福と期待感しか感じることができなかった。

男がぐっと腰を沈める。

そしてついに、その時が来た。


奈月はどうなる? ↓1コンマ一桁
偶数 すんでのところで助けが来る
奇数 そのまま初めてを奪われる
ゾロ目 そのまま一晩中犯され、身も心も完全に堕とされる
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 18:34:34.25 ID:AZKKzhQb0
はい
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 18:47:36.24 ID:sGiny3iHO
偶数でたら一発で終わっちゃう?
162 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 19:06:07.06 ID:EBa5mNsiO
奈月「ひぎっ!?♥」


馴らしもなく、肉棒を最奥まで一気に突き入れられ、奈月は一瞬呼吸が止まった。

キツキツに閉じていた膣内が、男の剛直によって強引に押し広げられる。

純潔を食い破られ、下腹部がズキズキと疼く。男との接合部から、白濁に混じり血が垂れ落ちた。


矢の男「なんだ、てっきりとっくのとうに彼氏と済ませてるかと思ったが、お前処女だったのか」

奈月「くっ、はぁ、はぁ……!」

矢の男「グフフ、そりゃあいい! どうだ、俺様に初めてを奪ってもらえて嬉しいだろ!」

奈月「あぁんっ! んぎ、ふっ、くぅう……!」

矢の男「グフフ! 俺だ、俺がお前の初めてだ! 散々見下してたこんな不細工のクズに処女奪われて、どんな気分だよオイ!」

奈月「ひ、ひぎっ、く、んあぁ!」


男は奈月を責め立てるように贅肉に包まれた腰を叩きつけた。

パンパンと肉を打つ音が寝室に響く。ベッドが激しく軋み、奈月の身体が揺さぶられる。

もはや暴力のような凌辱を受けて、奈月は悲痛に顔を歪め、必死にシーツを掴んでいた。

身を引き裂かれるような痛みが奈月を我に戻そうとするも、情欲の矢の魔力がそれを快楽と愛欲で塗り潰していく。


矢の男「グフフ、おい、なんとか言ってみたらどうなんだクソ女!」

奈月「んん、あっ、ああぁ……!」


男はどうする? ↓1〜3コンマ最大
1.このまま凌辱を続ける
2.矢を打ち込み無理やり快感を覚えさせる
3.その他自由指定
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 19:07:07.05 ID:S+Z4EyUAo
2
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 19:07:11.22 ID:iH6kJCJco
2
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 19:07:17.24 ID:eYXi0htno
2
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 19:28:05.62 ID:AZKKzhQb0
いつもの
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 19:43:34.05 ID:mF56PWcw0
一応
1
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 19:51:08.17 ID:XYE8faxr0
一応 3

2 + 愛してる、など優しい言葉もかけながら
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 20:05:55.05 ID:+Mfxb8HS0
この連投同一?
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 20:06:48.28 ID:AZKKzhQb0
いつもの早耶Pでしょ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 20:16:17.32 ID:U2wBYQReO
>>164>>165は無効でいいんじゃない?
172 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 20:19:06.44 ID:7DrjsT2UO
矢の男(このまま滅茶苦茶に犯してやってもいいが……)


男は湧き上がってくる嗜虐心を抑え、手のひらに情欲の矢を現出させた。

そしてそれを、ほどよく引き締まった奈月の臍下に突き立てた。


奈月「ひぐっ!?♥」


奈月が背中を仰け反らせる。

肉棒を包む膣肉がキュンと締まり、その刺激に男は下卑た笑みを浮かべた。

男はさらに抽挿を激しくし、肉厚な腰の質量をそのまま奈月の最奥に叩きつけた。

膣内をゴリゴリと削られるような激しさに、奈月の視界が白黒に点滅する。

先ほどまでより明らかに乱暴な責めに、けれども奈月は恍惚とした表情を浮かべていた。

無理やり発情状態にされ蕩けきった膣内は、痛みを甘美な快楽へと瞬く間に変換させていく。


奈月「あんっ、あ、あっ♥ ヤバい、これヤバッ♥ トンじゃう♥ 頭バカになるっ♥」

矢の男「何気にしてんだよ! 壊れちまえ! お前はもう俺のチンポを扱く肉オナホとしての価値しかねぇんだからよ!」

奈月「おっ、おっおおぉ♥ んぎ、奥、壊れっ♥」

奈月(ダメ、本当に壊されちゃう♥ 私、ご主人様のチンポのことしか考えられない発情雌オナホにされちゃうぅ♥)
173 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 20:21:23.09 ID:7DrjsT2UO
男は前に倒れ込むと、その肥えた身体を奈月に覆い被せた。

弾んでいた奈月の豊満な胸が男の贅肉で押し潰される。

奈月は息苦しさを感じるも、肉がみっちりと密着した状態に雌としての安心感を覚えた。

男はそのまま奈月の手を握りしめると、抽挿を続けながら奈月の唇にしゃぶりついた。


奈月「んんっ〜〜!!♥♥」

奈月(んああぁぁあああ♥♥ これダメェ♥ ベロチューしながらバコバコするのだめぇ♥)

奈月(大好きぃ♥ 好きが溢れて止まらないのぉ♥ 本当に堕とされちゃうぅ♥)


ベッドと男の肉に挟まれ、奈月は満足に身動きもとれない。抽挿の衝撃を逃がすことなくすべて受け止めることになる。

酸素が上手く取り込めず、意識が朦朧としていく。そんな状態にあっても、奈月は男に答えるように舌を絡ませていた。

肉棒がブルリと震え、スパートをかけるように男の責めが激しさを増していく。

男を知らなかった奈月だが、それが何を意味しているのかは悟ることができた。

奈月は目をいやらしく細め、男の腰にそのしなやかな脚を絡ませた。

いつでも受け入れる準備はできているという奈月の合図に、男はがむしゃらに腰を振り続け、そして――


矢の男「ぐぅぅ……!」

奈月「んんんんんんんんっっ!!?♥♥」


男が吐精したと同時に、奈月は絶頂を迎えた。

あまりの快楽に、頭の中が真っ白になる。最奥に容赦なく注ぎ込まれる白濁に、奈月の中の雌が歓喜していた。

最後の一滴まで出し切った男が、ゆっくりと肉棒を引き抜く。

雌穴からごぽっと泡を立てて零れる精液を奈月はもったいないと感じたが、痺れるような快感の余韻で身体を動かすことができなかった。

力なく股を開き、ぜぇぜぇと息を吐きながら虚空を見つめる。
174 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 20:27:40.25 ID:7DrjsT2UO
奈月(これが、セックス……愛する人と繋がれることが、こんなに幸せなんて……♥)

矢の男「オラ、こっち向け」


奈月が男のほうを見やると、男がこちらにむけてビデオカメラを向けていた。

一糸まとわぬ姿で、男に犯され息も絶え絶えになっている自身の姿を撮られていると気付き、奈月は反射的に顔を背けた。


矢の男「何してやがる! こっち見ろ!」

奈月「あぅぅ……」

矢の男「オラ、カメラの前で言ってみろ。お前は誰の女になったんだ?」

奈月「あぅ……ご、ご主人様の、女です……♥」

矢の男「散々俺を馬鹿にしたような口を叩いてたくせに、俺の女になった気分はどうだ?」

奈月「す、すみませんでした……私が間違っていました……私をご主人様の女にしてくれて、ありがとうございます♥」

矢の男「グフフ、そうだ! 俺が正しいんだ! オラ、これからどうしてほしいんだ?」


男が奈月の秘所をはたくと、奈月は甲高い嬌声を上げて腰を跳ね上げた。

ビデオを向ける男の股座には、すでに硬さを取り戻した剛直がそそり立っていた。

その男の無尽蔵の性欲に、奈月は雌として心底惚れ惚れしてしまう。

かつて、この男に辿り着くために確認したビデオレターを思い出す。

あの映像に移っていた女たちは誰もが、淫猥で、いやらしく、そして幸せそうだった。

きっと、今の自分も同じ表情を浮かべているに違いない。

奈月は力なく持ち上げた手でピースサインを作り、カメラに向かって媚びた笑みを浮かべた。


奈月「お、犯してほしいです♥ ご主人様の逞しすぎるおチンポで、生意気な雌犬マンコにお仕置きしてください♥」

奈月「大好きなのぉ♥ 愛してください♥ 壊れてもいいから、ご主人様のチンポでめちゃくちゃにしてぇ!♥」


それから、奈月は一晩の間に数えきれないほどの絶頂を迎えた。

途中から記憶が飛び、ただ喘ぎ声を上げるだけの雌穴となっていたが、その一部始終はすべて、男のカメラに収められているのだった。


奈月はどうなる? ↓1コンマ一桁
偶数 イきすぎて気を失っていたところを助けられる
奇数かゾロ目 そのまま矢の男の性奴隷となる
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 20:28:29.78 ID:yE9U6nOfo
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 20:31:08.24 ID:U2wBYQReO
え?偶数一回でただけで犯人負けるってないよね?
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 20:34:24.16 ID:mF56PWcw0
刑事「奈月の敵の抹殺だ(殺意)」
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 20:35:09.73 ID:XYE8faxr0
本人の意思で助かったわけじゃないし、むしろ助けた人を恨むか快感を忘れられなくて矢の男の元に戻るんじゃない(そうであってくれ)
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 20:38:33.59 ID:U2wBYQReO
>>178
だといいなあ
ここまできたら1〜3で助けられる、それ以外とゾロ目は堕ちるくらいの難易度にしてほしかったなあ
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 20:57:56.15 ID:+Mfxb8HS0
堕ちたら堕ちたで新しい主人公作れば良いんだし、そこは気にしてもしょうがないじゃない
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:18:24.63 ID:U2wBYQReO
ヒロイン作るの大変だし、すぐ堕ちるかわりに同じヒロインで2,3回くらい始めからコンテニューできる、とかどうだろうか…
182 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 21:19:19.60 ID:7DrjsT2UO
その時のことはあまりよく覚えていない。

カーテンの隙間から光が差し込んできた頃。

一晩中イかされ続け、半ば意識を失っていた時に、何人かが慌ただしく部屋の中に入ってきたのはかすかに覚えている。

もともと、特殊な矢を放つ男についての情報は、男と接触する前に刑事に伝えていた。

そこから男の居場所を必死に突き止めたのだろう。

ベッドに顔を突っ伏せ、うわ言を呟きながら秘所から白濁を垂れ流す哀れな姿を、あの人には見られていないといいなと思った。
183 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 21:20:00.16 ID:7DrjsT2UO
◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


奈月「というのが事件の真相です」

男子高生「女性を発情させる特殊な矢、ですか……」

奈月「信じられないのも無理はないですが」

男子高生「いえ……もともと、普通じゃありえない何かが起こっていると思っていたので、そこは納得するしかありません」

奈月「……男の力は解けたので、彼女たちはあなたのいる日常に戻ってくると思いますが……」

男子高生「でも、その男との出来事がなくなるわけじゃないですよね」

奈月「……」

男子高生「でも、いいんです。俺たちは俺たちなりに、今回のことを前向きにとらえようと思ってます」

奈月「前向きに、ですか?」

男子高生「実は、その……」

奈月「……そういう『癖』に目覚めた、と?」

男子高生「は、はい……彼女たちが他の男の人とエッチするところを撮ってもらって、それを一緒に見ながらイジめてもらってるんです///」

奈月「ちょっと業が深くないですかね?」

男子高生「まあ、俺も彼女たちも今はそれなりに幸せなので、世界が広がったということにしておこうと思ってます」

奈月「なんというか、逞しいですね……まあ、ご当人たちが幸せなら、部外者の私が言うことはないです」

男子高生「今回は本当にありがとうござました!」
184 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 21:23:30.51 ID:7DrjsT2UO
事務所から去っていく少年を見届け、奈月は小さくため息をついた。


奈月(事件は解決しても、全部元通りとはいかないか……彼も、彼女たちも)

奈月(そして……)


奈月は自らのスマホを取り出し、トークアプリを起動した。

そこには、見覚えのないアカウントから複数の動画ファイルが送られている履歴があった。

奈月は逸る鼓動に吐き気すら覚えながら、震える指で動画ファイルを開いた。

動画のダウンロードが始まる。結構なサイズの動画であるらしかった。

ロード状態を示すバーが満杯になる。

そして、スマホから甲高い女の喘ぎ声が聞こえてきた。


『ああぁぁあああっ♥ いぐいぐいぐイグゥ!!♥ イギま゛すぅぅ!♥』

『んお、おおぉおっ!♥ キモヂいいぃ!♥ んぎっ、スゴいぃぃ!♥』

『ぶひ、ぶひィ!♥ ブタです♥ おしり叩かれてイっちゃうマゾ豚ですぅ♥』

『ご、ごめんなしゃいぃ♥ いっぱいご奉仕しますから♥ 捨てないで♥ ご主人様のオナホ奴隷でいさせてぇ♥』

『んぶっ、ぐぽ、ぢゅぽ、あむっ♥ チンポしゃぶらせてくれて、ありがとうございまふ♥ 口マンコ、好きなだけ中出ひしてくらはい♥』

『あぎッ、あへっ……♥ ぴ、ぴぃーす…♥ セックスしか能がない、バカで卑しい雌犬でぇーす♥』

『私、高辻 奈月は、ご主人様専用の肉オナホですぅ♥ ご主人様、愛してます♥ ご主人様がいないと、もう生きていけません♥』


聞き慣れているはずなのに、見慣れているはずなのに、そこに映っているのはまるで赤の他人のように思えた。

いや、そう思いたかった。いくら異能で洗脳されていたとはいえ、これが自分だなんて思いたくもなかった。

一刻も早く、こんな動画は消してしまおう。二度と見たくもない、消し去りたい過去だ。

そう思っているのに、どれだけ目を背けようとしても、奈月はスマホから目を離すことができなかった。


奈月「はぁ、はぁ……ん、くっ、あっ…♥」


もうこれっきり。明日からは、いつもの探偵、高辻 奈月に戻る。

だから、今だけ。今だけは。

――結局、全ての動画を流し終わり、四度の絶頂を迎えるまで、奈月は動画を削除することはできなかった。
185 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 21:25:06.48 ID:7DrjsT2UO
事件は解決しましたが、奈月が初の敗北を迎えてしまいました。
五つ目の事件を決めます。

次の事件 ↓1〜5 コンマ最大
【依頼主】
【事件・怪異】
【事件の犯人・元凶】※犯人・元凶は指定しても現時点では不明でもいい
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:25:30.01 ID:XYE8faxr0
【依頼主】20代後半男性
【事件・怪異】妻が、女性が多い宗教に狂信している
【犯人・元凶】妖術使いの若い男性
建物には結界が張られており、その中にいると徐々に発情し理性が崩壊する。
快楽と妖術により洗脳する。
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:25:30.40 ID:/m0Q0Z61O
>>123
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:25:33.40 ID:7iBVXromO
【依頼主】
気弱そうなJK(小動物的な雰囲気でバストが豊か)
【事件・怪異】
最近異常なまでに痴漢にあう。
助けてくれる幼なじみ(同級生)のおかげで大事に至ってないが痴漢の中には警官もいたため、藁にもすがる思いで依頼。
【犯人・元凶】
依頼主の妹=生意気そうなJC(スポーツ少女、バストが豊か)
片思いしていた二つ上の幼なじみ(現在依頼主を助けている人物)に告白したら姉に惚れていた(庇護欲を掻き立てる姉のほうが好みだった)ためふられ、腹いせに悪い男を引き寄せる呪いをかけた。
かけた本人は「都市伝説の類い(純粋にふられた悔しさの発散目当て)」と思って呪い自体あまり信じていなかったが、偶然魔術士の血を引いていたため呪いが発動した。
今は痴漢程度で済んでいるが呪いは日増しに効果が強くなっており、より凶悪な者達が集まりつつある。
解決の遅れや失敗は周囲(かけた本人含む)にも取り返しのつかない被害を及ぼすため早期かつ確実に解決することが望まれる。
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:25:34.98 ID:XYE8faxr0
【依頼主】20代後半男性
【事件・怪異】妻が、女性が多い宗教に狂信している
【犯人・元凶】妖術使いの若い男性
建物には結界が張られており、その中にいると徐々に発情し理性が崩壊する。
快楽と妖術により洗脳する。
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:25:49.28 ID:DjnqJj9F0
>>123
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:25:51.65 ID:EMlPxlSGo
【依頼主】ジュニアアイドルの少女
【事件・怪異】ある会社に接待に行くと人が変わったようになる。気の強かった子がとても従順になり、程なくして引退し消息不明に
【犯人・元凶】プロダクションと接待先がグル
アイドルとしてある程度育った娘を洗脳し業界各所に販売している
洗脳手段に怪異などはなく、暗いところに数日閉じ込める、何日も寝かせない罵倒し続けるなど物理的な洗脳
実は悪魔等も混じっているがドン引きして真面目に見て見ぬ振りして働いている
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:26:10.00 ID:TYGsbB7uo
【依頼主】中堅読者モデルの少女
【事件・怪異】淫夢にうなされる・街を歩くと男性に襲われるが気付くといなくなっていて襲われた痕跡も消える
【犯人・元凶】読モ仲間
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:26:52.04 ID:XYE8faxr0
あれごめん2回投稿されてる
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:27:43.75 ID:AZKKzhQb0
同じ依頼をレスで複数するのはあり?たぶんOKしたら次回以降もっと増えると思うけど
無しだった場合安価延長?それとも範囲はそのまま?
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:27:58.40 ID:cPJWK4nR0
安価46内容は同じ ただし奈月が夜に見た夢と言う形で再現される
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:31:12.53 ID:7iBVXromO
敗北でデバフがつくといいな(願望)
197 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/08(日) 21:34:47.83 ID:7DrjsT2UO
>>189だけ安価下にずらして範囲内で最大の>>191にします

早いですが今日はここまでにします

平日は更新少なめです、申し訳ない


奈月の能力を便利にしすぎて普通に行動させるとピンチにさせにくい……
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:35:08.13 ID:/m0Q0Z61O
>>191
これかな?
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 21:39:08.92 ID:XYE8faxr0
おつおつ

>>191
悪魔は安価で動かせるのかな…?
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 08:17:24.92 ID:E2Cb8hsq0
おつ
今回ゴム無し中出しされてたけど、このSSではコンマとかで受精したかの判定はしないのかしら
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 21:14:44.34 ID:2NuvZzmNO
今日はなしか
202 : ◆VewnKbCuMWTD [sage]:2020/03/10(火) 21:16:09.28 ID:/FwkxGcpO
>>200
妊娠しちゃうとその後の展開がいろいろ難しくなるので、あるとすれば完堕ちエンドの時だけだと思います
203 : ◆VewnKbCuMWTD [saga]:2020/03/10(火) 21:17:12.05 ID:/FwkxGcpO
その日事務所に訪れたのは、同性である奈月から見ても目を引かれるほどの可憐な美少女だった。

彼女がアイドルをしていると聞いて、奈月は納得した。

丁寧にケアされている美しい黒髪は、まさに清純派という言葉が相応しい。


アイドル「次は、私の番だと思うんです……」


そんな彼女は、人形のような端正な顔を青くし、震えた声でそう言った。

彼女が言うには、ある会社に接待に行った同僚のアイドルたちが、みな人が変わってしまったのだという。

彼女とは正反対のイケイケギャルといった感じの子も、その会社に接待に行ってからというもの異様に大人に従順になってしまったらしい。


アイドル「変わっちゃった子たちはみんなしばらくしてから引退しちゃって……」

アイドル「一緒にトップアイドルになろうってあんなに頑張ってきたのに、辞めた後は誰とも連絡がとれなくて……こんなの絶対おかしいです!」

奈月「分かりました。私に任せてください。真相は必ず暴いてみせます」

アイドル「お願いします! なるべく早く解決してください! もう明日には、私も呼ばれちゃうかもしれない!」

奈月「……」


それほど危険な状態なら、アイドルを辞めればいいんじゃないか、という言葉を奈月は飲み込んだ。

奈月のような第三者が言っても聞き入れてもらえないということが分かるからだ。

キラキラとした夢を追いかける彼女の瞳は、あまりにも純粋で、無垢で、幼稚だった。

それは決して悪いことではない。彼女は身も心もまだ子供なのだから。

悪いのは、そんな子供の純粋さにつけこもうとするクズどもだ。


奈月(こんな幼い子たちを傷つけて……絶対に許さない!)


奈月はどうする? ↓1〜3コンマ最大
1.引退したというアイドルたちの行方を追ってみる
2.依頼主の勤めるアイドル事務所を探ってみる
3.アイドル達が接待したという会社の方を探ってみる
4.その他自由指定
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