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【安価】ヒカリ「リリウム魔法学校へ! 4人でダブルデート……?」【百合】
- 20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 04:35:56.03 ID:tLVqbx3Zo
- アルシェ、食堂開催の大食い大会(優勝賞品は期間限定ウェディングケーキ引換券)に参戦
- 21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 05:04:07.77 ID:4rH+FqC/0
- レナチーム特訓中に通りがかったデンがレナを呼び、呼び捨てになったことに気づいて何かあったか問い詰める
レナチームって得意魔法だけ見ると、融合・サポート・ディフェンスと単純にアタッカーっぽい魔法がないんだなぁ、とふと思った
魔法の性質を変えられるのが二人いるから、その分色々と応用ききそうで伸びそうな感じもある
- 22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 07:10:54.86 ID:kwq7NOUf0
- 立て乙
違う学年同士での恋も見たい
- 23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 07:16:37.84 ID:kwq7NOUf0
- そういやノワールやイリスもマホリオ参加させたいな
- 24 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 09:29:33.38 ID:TV4BwaSnO
- 立て乙
確かに教師生徒CPはあるけど先輩後輩CPが今のところ無いのね
- 25 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 10:41:20.15 ID:Flb/sjCzO
- 闇以外が効かないホーリーに作用する転板といい、不死を掻き消すの悪魔化といい、この世界の変化系魔法ってかなりヤバい代物なのでは
- 26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 21:52:59.62 ID:WuWdalsxO
- 魔翌力変換経由とはいえ闇を生み出せるのも異質な気がする
- 27 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:02:33.28 ID:pHkgGAvIo
- 食堂ーー
ラピス「……」モグモグ
ラピス「……ごちそうさまでした」
ラピス(朝から美味しいですね、ここの食事は)
ステラ「……?」
ステラ「あの……前うちの孤児院に来た方ではないですか? 確か年越しの時に……」
ラピス「年越し……ああ、確かに行きました」
ステラ「ですよね。お久しぶりです」ペコリ
ラピス「これはご丁寧にどうも」ペコリ
ステラ「それで……」キョロキョロ
ステラ「今人がいないから聞いちゃいますけど、ラピスさんとクリアさんってドラゴンなんですか?」ヒソヒソ
ラピス「!? な、なぜそれを……」
ステラ「本当……なんですね?」
ステラ「実は、年越しの時お姉ちゃん達……クロエ先輩とローラ先輩が話してる声が聞こえて……」
ステラ「『ドラゴンにとっては年越しも特別なイベントじゃない』とかなんとか……」
ラピス「あわわ……どうかご内密に……」
ステラ「もちろんです。にわかには信じがたいですが、悪い人じゃないのは知ってるつもりなので」ニコッ
ラピス「あ、ありがとうございます……!」
ラピス「……それより、こんな朝早くから何を? まだ6時前ですよ?」
ステラ「ラピスさんとお話ししたくって。この時間に食堂にいるって話は聞いてましたし、他の人にも聞かれないと思って……」
ラピス「配慮されてる……」
ステラ「配慮してるのはラピスさんもじゃないですか。できる限り混む時間を避けてるんですよね?」ニコッ
ラピス「優しい……!」
ラピス(この学校の生徒良い子多い……!)
- 28 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:03:25.94 ID:pHkgGAvIo
- クロエ「……というわけでラピスさんとクリアはここに住み着いてるの」←呼ばれた
ローラ「お騒がせしてます……」←呼ばれた
ステラ「そうだったんですか……ローラ先輩に懐いて……」
ステラ(懐柔できちゃうんですね……)
クロエ「それと卵から孵ったバジリスクのリズと、不死鳥のルクさんとスフィアさんがいるわ」
ステラ「?????」
クロエ「ドラゴンだけじゃなくて、バジリスクと不死鳥もいるの」
ステラ「それはとんでもないですね……」
ローラ「それも内緒でお願いします……」ペコリ
ステラ「はい、お任せくださいっ」
ラピス「あ、そろそろ他の生徒が集まる時間なので、失礼しますね」シュン
ステラ「消えた……」
クロエ「ラピスさんの力よ。光の屈折率を変えて姿を見えないようにしてるんだって」
ステラ「すごい力ですね……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 29 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:03:53.29 ID:pHkgGAvIo
- ガーデンの陰ーー
レナ「それじゃあハイパー化を試してみましょう」
ヒカリ「できるかなあ……」
ローラ「やるだけやってみよう!」
ヒカリ「それじゃあまずローラさんの魔力をボクが貰って……」ムム…
ヒカリ「貰って……」グググ…
ヒカリ「もら……」プスン
ローラ「……何も起きないね」
ヒカリ「魔力が来てる感じもなかった……」
レナ「なんでかしら……」
ヒカリ「あの時は命懸けだったし、魔力が冴えてからかな……」
レナ「よっぽどの時しか使えないってこと?」
ローラ「多分……」
てくてく
デン「あ、こんなところにいた」
レナ「デン? どうしたのよ」
デン「レナに借りてた本を返そうと思って。次の舞台の特殊メイクの参考になったよ」
ヒカリ「……?」
ローラ「今なんか違和感があったような……」
レナ「それならよかったわ」
デン「そうそう、さっき魔力集めようとしてたみたいだけど、レナはハイパー化するのは難しいと思うよ。あの時はクロエさん達の気持ちが一つになってたからできたんだと思……」
ヒカリローラ「呼び捨て!」
デン「え、な、なに?」
レナ「あ……」
ローラ「今デンさんレナさんのこと呼び捨てにしてたよね!」
ヒカリ「い、一体どういった事情が?」ドキドキ
- 30 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:04:21.54 ID:pHkgGAvIo
- デン「……付き合い始めたから」
ヒカリローラ「!!」
レナ「ちょ、デン……!///」
デン「隠すことじゃないよ、レナ」
デン「……付き合い始めたから呼び方を変えた。それだけだよ」
ローラ「わあ……///」
ヒカリ「進んでるね……///」
デン「わ、私本返しに来ただけだから、失礼するね」ピューッ
ヒカリ「そ、それで……」
ローラ「デンさんとはどこまで……?」
レナ「恥ずかしいから言わないわよ!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 31 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:04:54.89 ID:pHkgGAvIo
- 食堂ーー
「さあ始まりました。ケーキ争奪大食い大会!」
ワアアアアアアッ!
「名だたる大食い女子達が今ここに集結! その結末を……見逃すなっ!」
アルシェ(ケーキケーキケーキ……)
「ルールは単純。30分の間に目の前に積まれたお菓子の山を食べれるだけ食べること! 開始と終了の重さを量り、その差が大きい人……つまり一番食べた人が優勝だ!」
「さあ行こう! レディー……フードファイッ!」
ティア(なんてものに参加してるんですか……)ハラハラ
ーーーーー
ーーー
ー
25分後ーー
アルシェ「もぐ……もぐ……」
アルシェ(苦しい……)
「そろそろ試合が終わる! トップ二人が熱いデッドヒート!」
ラピス「うまうま」パクパク
ステラ(有名になっちゃいけない人なのに参加してます……)
ラピス「アルシェさん、諦めたらどうです? あのケーキは私が美味しくいただきますから」パクパク
アルシェ「だめ……! あのケーキで……ティアと……結婚する……!」モグ…
ザワッ!!
「い、今のは!? 告白か!? 告白なのかーーー!!?」
「確かにこのケーキはウェディングケーキ! 仲睦まじい二人で美味しく食べ合うのが理想! しかしまさか大会中に告白とは前代未聞!」
ティア「アルシェ……」
アルシェ「はぐ……むぐ……」プルプル
頑張れー! アルシェちゃーん!
- 32 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:05:25.77 ID:pHkgGAvIo
- ラピス「……」ピタッ
「なんだなんだ? 動きが止まったぞ……?」
アルシェ「ラピスさん……?」
ラピス「う、お、おなかいっぱいですー(棒)」
ラピス「く、くるしー(棒)」
「だっ、誰の目にも分かるでしょう! あれは間違いなく演技です! しかし! その演技に熱くなっている私がいます!」
アルシェちゃーん! 頑張ってー! 食べてー!
ティア「アルシェ……! アルシェ! 頑張って!」
アルシェ「……ぱくっ!」
ピピーーーーッ!!
「ここで終了ー! さあ、一番食べた量が多かったのは……?」
「アルシェさんです! アルシェさんが最も多くのお菓子を食べました!」
ワアアアアアアアアアアッッ!!!
「こちら、優勝商品のケーキ引換券です。いつでも好きなときに使ってください」
アルシェ「……今使う」
「え!?」
アルシェ「お願い……これ……使って……」ウプッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 33 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:06:05.52 ID:pHkgGAvIo
- 「よ、用意しましたが……」
ざわざわ ざわざわ
アルシェ「……ティア」
ティア【はい】
アルシェ「この学校に結婚式があるって……知ってる?」
ティア【ローラさんに聞きました】
アルシェ「アルシェもついこの間知った。好きな人と、6月に愛を確かめ合うって」
アルシェ「時間も場所も当人の自由……だから、アルシェはここで結婚式がしたい」
きゃああああああっ!!
アルシェ「好き。ティアが大好き」
ティア「あ、あぅ……!///」プシュウウウ…
アルシェ「ティアは?」
ティア「わたしも……です……」ボソボソ
「あ、あー……こほん。僭越ながら私が進行しましょう。この刀で、ケーキ入刀をお願いします」
アルシェ「ティア」スッ
ティア「ま、まさかこれをするためだけに……?」スッ
アルシェ「ん」コクン
グッ……トンッ
「皆さん、拍手を!」
パチパチパチパチ!
ラピス「よかったですねえ」ホッコリ
アルシェ「食べてみて」スッ
ティア「あむ……。ん、美味しいです。アルシェもどうぞ」
アルシェ「ぱくっ。……うん、美味しい」
ティア「あとは……ここにいる皆さんに分けて食べてもらいましょうか」
アルシェ「ん」
「では……切断魔法【カット】!」
「皆さんご自由にどうぞ!」
ワアアアアアア!
お幸せにー! 羨ましいぞー!
- 34 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:06:43.12 ID:pHkgGAvIo
- アルシェ「ティア、ごめん。こんな勝手なことして……」
ティア「ううん、嬉しいです」ギュッ
ちゅっ……
ティア「ふふ、甘いですね」
アルシェ「……ん」
ーーーーー
ーーー
ー
- 35 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:07:21.95 ID:pHkgGAvIo
- 廊下ーー
ウィン「……」テクテク
イリス(ウィン・フォルクス……。要注意人物……)テクテク
ウィン「ねえ」
イリス「は、はいっ!?」
ウィン「何考えてるの」
イリス「……何、とは?」
ウィン「遠巻きに皆のこと観察してる……。それも敵じゃなく獲物として」
イリス「獲物……」
ウィン「正直に言って。じゃないと校長先生に報告する」
イリス「私が嘘をついてるかなんて分かるんですか? 人の頭の中でも分かるんですか?」
ウィン「嘘かどうかなんて……魔力の流れがブレるから分かるよ」チリッ
イリス(本気……だ……)ゾクッ
ウィン「早く答えて!!」
イリス「……ママの魔法研究のため」
ウィン「……」
イリス「より高度な魔法使いの魔力を再現するには、たくさんの魔法使いのサンプルがいる。だから私は研究会に連れて行く人を選んでる」
ウィン「……くだらない」
イリス「くだらなくない! ママは、ママは……!!」
ウィン「『あんた』は何がしたいの」
イリス「私……は……」
イリス「私は! 私は私はママの役に立って私はママの!!」
ウィン「……はあ。魔弾【シュート】」ゴッ
ドウッ!
イリス「あ……う……っ」
ウィン「殺す気では撃ってない。少しそこで気絶して頭を冷やしてな」
ーーーーー
ーーー
ー
- 36 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:07:49.54 ID:pHkgGAvIo
- ♡幕間
ティアとアルシェの……♡
その後食堂に先生がやってきて、結婚式は逃げるように終了した。生徒達は散り散りになり、いつもの食堂の姿が戻ってきた。そこには当然、ティア達の姿もなかった。
アルシェの部屋までやってきた二人は、抑えきれない愛しさを互いの唇にぶつけ合っていた。
たどたどしくも舌を絡ませ合い、少しでも相手と触れ合おうとする。
「ふ、ちゅ……れろ、れる……」
「んむ……ちゅぱ、ちゅうう……」
ティアも、そしてアルシェも本能的に悟っていた。キスの先がしたいと。
ティアにはその知識が若干ながらあったが、土壇場になるとどうしていいか分からなくなる。
「ティア……?」
ええいままよと意気込み、ティアは決断した。
「アルシェ、同室の人は?」
「今日は帰らないと思う……」
よし。
がっしとアルシェを抱きしめ、ドスンとベッドに倒れ込む。優しく押し倒すのも難しいものだと、そんな場違いなことが一瞬脳裏をよぎる。
いやいやと頭を振って目の前に集中する。顔を赤らめたアルシェがはあはあといやらしく熱い吐息を吐いている。
「脱がせますね」
「うん……?」
疑問符を浮かべながらも互いに制服を脱がせ合う。
下着姿になった二人は改めて向かい合って互いを観察した。
ほとんど起伏のない体。下着も幼児用のものだ。だがそれでも二人は相手の肌に興奮し、秘所を薄く濡らしていた。
「アルシェ、濡れてますね」
「濡れ……? んっ!?」
人差し指がショーツの上から触れただけで、アルシェはビクンと体を反応させた。
「なにこれ、知らない……おもらし……? 恥ずかし……ふあっ!?」
確かに濡れた感触はあるが、おもらしをした記憶もないし、そもそもティアの前でそんな失態は晒さないようにしているはず。そう考えても濡れて張り付いた感触は拭えない。
それどころか指が前後した際の甘い衝撃に気持ちを持っていかれ、考え事も吹き飛んでしまった。
「脱がせます……」
ブラジャーを頭から抜き去り、ショーツも太ももを通りするんと外されてしまう。
生まれたままの姿になったアルシェは、ティアに抵抗できないままベッドのうえで待ち構えることしかできない。
- 37 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:08:18.54 ID:pHkgGAvIo
- 「ティア……怖い……」
眼前で鼻息を荒くし、自身に迫りくるティアを的確に表したその言葉は、その当の本人をハッとさせるに十分だった。
「ご、ごめんなさいアルシェっ、やめますから……」
「……ティアは、何をしようとしてるの?」
「それは……その……え、えっちなこと……です」
むくりと体を起こしつつアルシェは疑問を浮かべた。
えっちなこと、とは確か……。
「クリスマスの時にしないって……」
「でも、我慢できなくて……」
ううぅ、とティアは唸る。
辱められている気分になりだんだんと顔が赤くなるのを感じた。
なんでいい雰囲気だったのにここで止めるんですか。アルシェのばか。とも思った。
「……えっちなことって……なに? 教えてくれるよね?」
「それは……」
ティアの目が泳ぐ。
アルシェはそれを押さえつけ、正面から瞳を見据えた。
「う……。……す、好きな人とすることで……一緒に気持ちよくなるんです……」
アルシェは白状した。これ以上は逃げられないと観念したのだ。
「……なんで前は教えてくれなかったの?」
「ほんとは大人のすることなんです。だから恥ずかしくて……」
「今したらだめなの?」
「だめじゃない……です」
どんどん追い詰められていく。もちろん手を出そうとしたのはティアが先だし、今更逃げも隠れもしないのだが、気恥ずかしさからかそのような感覚を覚えた。
「じゃあ……しよ? いいよ、ティアとなら……恥ずかしくても」
「アルシェ……!」
今度は怖がらせないように。精一杯優しく。
後頭部を包むように支え、できる限りふんわりと押し倒す。そしてそのまま軽く口づけをした。
- 38 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:08:48.40 ID:pHkgGAvIo
- 「ん……」
ティアもいよいよ我慢が効かなくなり、ポイポイと上下の下着を脱ぎ捨てる。
「くちゅ、ちゅ……ん、んむ……」
ちゅっちゅと軽いリップ音がアルシェの口元から離れ、徐々に首元へと降りていく。
そのまま鎖骨を通り、優しく乳首を吸われる。
「ーーっひ、あっ……!」
アルシェは感じたことのないびりびりとした感触に背筋を浮かせた。
吸われた箇所から全身が震える感触。
「なに、今の……」
「多分、気持ちいい……だと思います」
「今のが……」
ちゅううっと再び吸われる。
今度は意識していた分、その感触を味わうことができた。うっとりして身を任せてしまいたくなる感覚だ。
今度は舌でねぶられ、じわじわと奥から熱くなる。
「あっ、あぅ……! なっ、んか……声、へん……んぁ……!」
「変じゃないです……可愛いですよ」
「んんんんっ!」
再び強く吸い上げられ、チカチカと目の前が明滅する。
漏れる弱々しい声も抑えられずティアにいいようにされて、アルシェはなんだか自分が情けなく思えてきた。
「アルシェも……する……っ」
下からべろりとティアの乳首を……舐められなかった。やや体勢に難があったか、鎖骨の辺りを舐めるのが精一杯だった。
だがそれで察したティアは少し前のめりになり、アルシェの舐めやすいように位置を調整する。
「お願いします……♡」
ヒヤリとした舌が触れ、すぐに熱を持つ。
アルシェが一生懸命に舐めている、その事実だけでティアが興奮するには十分だった。
「はっ、ティア……ティア……!」
小さな舌が往復し、桜色の突起をぴんぴんと弾く。
アルシェに知識は全くなかったが、先程されて気持ちよかった動きをできるだけ真似ているつもりらしい。それが結果としてティアに大きな快感を与えていた。
「あ……ぁぁああっ!」
ビクンッと背筋が反る。
快感が体中に染みるような感覚。軽くだがイッてしまったようだ。
- 39 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:09:24.39 ID:pHkgGAvIo
- はあはあと熱い吐息だけが部屋に響く。
やがてゆっくりとティアが動き出し、アルシェに被さるようにしてキスを再開し始めた。
「んっ、んっ……」
「ちゅ、んく……れろ……」
二人の熱はまだ収まりそうになかった。
互いに、特にアルシェは熱を持て余している。
「アルシェ、やってみたいことが……」
「?」
ティアが体勢を変え、互いの脚が交差するようにする。そしてそのまま腰を前に進めた。
「なにするの……?」
「か、貝合わせ……です」
ぺちんとそこがくっつく。縦筋同士がくっつき、あるいは一本の線のように見える。
「このまま動くと気持ちいい……はずです」
「……あ。ここ、擦ったら気持ちよかったよ」
それはいつか、アルシェが知らないままに自慰をした体験のことだ。
思いもよらぬ爆弾発言にティアの興奮が高まる。
「動きますよ……」
ぬちっ。
「んっ!」
「あっ!」
同時に声があがる。強い刺激に声が漏れてしまう。
「はっ、あっ、これっ、あっ!」
「んっ、あるしぇ、あぁっ!」
ぬちぬちと愛液が音を立てて混ざり合い、それが潤滑油となってさらなる動きを催促する。
腰が押し付けられるように動き、どんどんと高まっていく。
「あ、やっ、こわいっ、こわいっ、なにこれ、えっ!」
「『イく』、ですっ、きもちよくてっ、あっ! 『イく』って言うんですっ!」
ぬちゅぬちゅぬちゃっ!
「ああっ! イく! イくーーーーーーっ!」
「わたしもっ、もう……っ! あぁっ、イく……っっ!!」
ビクビクンッ!!
腰が大きく跳ね、ぴぴっと愛液が吹き出して互いの下腹部を濡らした。
- 40 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:09:51.50 ID:pHkgGAvIo
- ドサッと後ろに倒れ込むティア。呆然と天井を見つめるアルシェ。
しばらく息を整え、ゆっくりと二人並んで横になる。
「すごかった……」
ほう、とうっとりした表情でアルシェが呟く。
「ふわふわってして、ほんとにどこかに行っちゃうかと思った……」
「気持ちよくできたならよかったです」
きゅっと小さな手を握り合う。愛しさがこみ上げてくる。
結婚式をした二人は幸せになれる。確かにその伝説は聞いたが、今の二人にはそんなもの不要とすら思えたのだった。
- 41 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:10:22.86 ID:pHkgGAvIo
- ティア「……」イチャイチャ
アルシェ「……」イチャイチャ
クロエ「……あの二人さらに仲良くなったわね。心なしか距離も近いし……」
現在の目標
・1学期を過ごす
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
11/16回目の行動です
6月に入ったため結婚式が行われる可能性があります
- 42 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:12:32.95 ID:WuWdalsxO
- クロエに後輩を紹介され、当然のように3人の思考を読もうとするイリス。ラクリマは半分以上が姉のことで埋め尽くされていて若干引く。ステラからは年上に対する憧れの感情を向けられており満更でも無いといった感じ。ゼレスの頭を覗こうとしたが彼女の持つホーリーの魔翌力によって遮られ警戒する。なお当のゼレスはステラに買ってもらうお菓子を何にするかについて考えていただけの模様
- 43 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:21:46.50 ID:RhwTZQMlO
- 謎の流れでデン・ノワール・イオで学内大会に出ることになる
- 44 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:25:38.16 ID:nAjLMwEjO
- デンとレナが付き合ってたりティアとアルシェが結婚式してたりと最近色々あったため、どうしてもクロエのことを意識して悶々としてしまうヒカリとローラ
- 45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:27:10.89 ID:Zc5DAWoD0
- ラクリマとステラが休日に二人だけでお出かけ。映画見たりお食事したり
- 46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:28:01.10 ID:syVTRVDdO
- リズが進化して一回り大きくなる
- 47 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:29:06.53 ID:8HNlCuXEO
- >>43
デンはもうラミーと組んでなかったっけ?
鬼気迫る様子の百合江を発見したイリス
凄まじい魔翌力を誇るのでは……と読心するが、実際はティアルシェの結婚式から百合妄想にブーストがかかっているだけだった
あまりの妄想力に侵食されかかり戦慄したイリスだった
- 48 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/04(土) 23:44:41.30 ID:pHkgGAvIo
- >>43
>>47さんの言うようにデンはラミーと組んでます
組めるとしてももう1人だけですね
安価投げてもらったので、今回は安価下させていただき、>>47までを書かせていただきます
- 49 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:55:13.86 ID:IbFeYj49O
- ティアルシェの幼女百合ックス、不慣れながらも一生懸命な感じがとても良いですね……
- 50 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 14:29:21.08 ID:+VJQy2aTO
- そういえばもしかして貝合わせ描写って初?
ウィンナナは確か(ウィンが弱すぎるのかナナが強すぎるのか)やってなかった気がする
- 51 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 15:41:22.33 ID:cK0qwsHO0
- 1年生のカプはどうなるかな
- 52 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/05(日) 22:01:04.15 ID:JjIq4e78o
- クロエ「ステラ、何してるの?」
ステラ「け、結婚式を見て少し照れてしまって……///」ポッ
クロエ「結婚式?」
ステラ「ご存知ないですか? ティアさんとアルシェさんの……」
ラクリマ「なにそれ!?」
ゼレス「気になりますね……」
ステラ「わっ、二人とも」
ステラ「私も見てただけなんですが、食堂でケーキを商品にした大食い大会があったのはご存知ですか?」
クロエ「ああ、そんなのやってたわね」
ステラ「それに優勝したアルシェさんが、そのままの勢いでティアさんとの結婚式を始めたんです……! 思い出すだけで……きゃっ///」ポッ
クロエ「そんなことがねえ……だからあんなにいちゃいちゃしてたのね」
イリス「……」テクテク
クロエ「あ、イリス。良いところに」
イリス「……なんですか?」
クロエ「ちょっとやつれてる? まあいいわ。この子達、後輩のチームなの。紹介するわね」
ステラ「ステラ・ステラといいます。よろしくお願いします」
ステラ(新しいお姉さん……仲良くしてくれるかなあ……!)
ラクリマ「ラクリマ・ソレルです。よろしく!」
ラクリマ(お姉ちゃんが結婚!? あの恋人さんと……くんずほぐれつで……きゃーっ!)
ゼレス「ゼレス・ケルキオンです。お見知りおきを」
- 53 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/05(日) 22:01:30.00 ID:JjIq4e78o
- イリス「イリス・オーレリアといいます。はじめまして」ペコリ
イリス(……最後の子、思考が読めない)ジッ
ゼレス(ーーーーーーーー)
イリス(いったい何者……?)
ゼレス(ステラから買ってもらうお菓子何にしましょう……。ケーキ……ケーキいいですね……)ジュルリ
クロエ「皆呼び止めて悪かったわね。でも皆仲良くしてくれると嬉しいわ」
ラクリマ「そうそう、ステラさんとお出かけしたくて探してたんだった」
ステラ「私ですか?」
ラクリマ「うん、ゼレスさんは探すの手伝ってくれてたんだよ」
ステラ「ではゼレスさんも一緒に……」
ゼレス「私は今日やりたいことがあるので失礼します。すみません」
ステラ「そうですか……」
ラクリマ「行こいこー!」ゴーゴー
ーーーーー
ーーー
ー
ステラとゼレスの部屋ーー
ゼレス「さて……」バサッ ペラッ
ゼレス「ここのケーキ屋のケーキも……いやこっちのパフェの方が美味しいですかね……」
ゼレス「奢ってもらうお菓子……悩みますね」
- 54 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/05(日) 22:01:59.65 ID:JjIq4e78o
- 街中ーー
ステラ「ラクリマさんはなんで私とお出かけしたいと?」
ラクリマ「仲良くなりたいから! まだお互いにさん付けしてるし……」
ステラ「それもそうですね……チームですし、もっと仲良くならないと」
ラクリマ「でしょ? なので今日は……映画を見に行きます!」
ステラ「わーっ」パチパチ
映画館ーー
ラクリマ「き、今日見るのは巷で噂の超怖い映画だからねっ。怖かったら手握っていいからねっ」
ラクリマ(これで心身共に接近して仲良く……!)
ビーーーーっ
ステラ「は、始まりましたね……」ドキドキ
ーーーーー
ーーー
ー
鑑賞後ーー
ラクリマ「えぐっ、えぐっ……」グスグス
ステラ「よしよし、怖かったですね」ナデナデ
ラクリマ「な、なんでステラさん平気なの〜……」
ステラ「所詮人の撮ったものですし、作り物ですよ。骸骨を動かしたのも、呪いじゃなくてただの魔法ですって」
ラクリマ「ステラさんっておとなしく見えて結構肝座ってるよね……」グスン
ーーーーー
ーーー
ー
- 55 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/05(日) 22:02:31.89 ID:JjIq4e78o
- その頃イリスはーー
イリス「ここは……演劇部ですか。確かクロエさんの所属している……」
百合江「……」ゴゴゴゴ…!
イリス「っ!」ビクッ
イリス「なんですかあの集中力は……。まさかこんな文化系の部活に凄腕の魔法使いが……?」
イリス(何を考えているんですかね……?)
ティア『結婚初夜はこうするのが礼儀なんです』
アルシェ『そ、そうなの?』
ティア『はい。なので脱いでください』
アルシェ『うん……』シュルッ
ティア『キレイですよ、アルシェ……』
アルシェ『あっ……』
イリス「!?」ビックゥ!
イリス(なに!? なんですかあれ!?)
ローラ『私達も結婚……しよ?』
ヒカリ『ボクたちが気持ちよくしてあげる』
クロエ『ひゃ……ぁあっ!』
イリス「あ……」クラッ
ノルン『も〜、ノルンの腕は二本しかないよ〜? 皆から好かれて嬉しいけどさ〜』
くるくま『アルト……』
アルト『くるくま……!』
イリス「くっ……!」ダッ!
イリス(あそこにいては飲まれてしまいます……! なんなんですかあの人……!!)
百合江「結婚……そんなイベントが開催されていたんですのね……!」ボタボタ
- 56 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/05(日) 22:03:05.43 ID:JjIq4e78o
- 空き教室ーー
ローラ(結婚かあ……)
ヒカリ(結婚式……かあ)
クロエ「ほーらほーら、取ってみなさい」ヒョイヒョイ
リズ「しゅあー♪」
クロエ「リズもだいぶ大きくなってきたわねえ……」
ルク「そうですね。そろそろ大人になるかもしれません」
クロエ「大人に? 何か境界線があるの?」
ルク「脱皮すると、より強力な存在になるはずです」
クロエ「脱皮ねえ……」
スフィア「多分それは『進化』ね。種としてより強くなるために、特定の魔獣が見せるものよ」
リズ「しゅあー……?」
クロエ「あんた強くなれるみたいよ。よかったわね」ナデナデ
リズ「しゅあー! っ!」ドクンッ
リズ「しゅあ……」プルプル
スフィア「あ、噂をすれば」
クロエ「これ……ローラ、ちょっとローラ!」
ローラ「ふぇ!? な、なに!?」
クロエ「リズが『進化』する!」
むくむくっ!
- 57 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/05(日) 22:03:33.71 ID:JjIq4e78o
- リズ「じゅらああああああ!!」
クロエ「おおおっ!」
ローラ「まる一回り成長したねー……」ナデナデ
ヒカリ「! 魔力の流れが……」
リズ「ロー……ラ……」
ローラ「!」
リズ「あれ……喋れる?」
ヒカリ「魔力の流れが綺麗になってたからもしかしたらって思ったけど……喋れるようになるなんて」
クロエ「魔力の流れって関係あるの?」
ヒカリ「さっきまでのリズは、野生の魔獣と同じで警戒のために外に魔力が流れてたんだ。でもそれが今は内側だけで綺麗にまとまってる。不死鳥の二人みたいに、高位な魔獣だけがなる状態だよ」
リズ「よく分かんない……けど喋れるんだね!」
クロエ「そのまま人化も自在にできそうな勢いね」ナデナデ
リズ「人化頑張る!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 58 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/05(日) 22:04:01.87 ID:JjIq4e78o
- ヒカリローラ「はあ……」
ヒカリ(クロエが楽しそうでこっちまで嬉しくなるけど……)
ローラ(告白なんて……)
ヒカリ(レナさん達は付き合ってるのに……)
ローラ(ティアちゃん達は結婚式したのに……)
ヒカリローラ「はあ……」モンモン
現在の目標
・1学期を過ごす
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する
・7月第3週の期末テストを乗り切る
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
12/16回目の行動です
6月に入ったため結婚式が行われる可能性があります
- 59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:10:41.73 ID:anzXdi5RO
- ゼレスがマホリオ特訓中、スフィアが神聖な力の使い方について気まぐれでアドバイス。神聖魔法で魔貫光殺砲みたいなのが出せるようになる(ウィンに言われた奴)
- 60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:12:29.35 ID:zoLfVW9AO
- 休日にクロエローラヒカリの三人で遊びに出かける
クロエとのことを想って相変わらずの二人だが、クロエもクロエでステラに言われたことを思い出してどうにも意識してしまう
- 61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:15:59.57 ID:T+ZFITKA0
- 成長したのでリズとのシンクロを試すローラ、クリアもローラとシンクロしたい!と乱入。さらに他の魔獣とも仲良く遊んであげる様子を遠目に眺めるスフィア
- 62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:17:36.58 ID:j0KgcIrpO
- ゼレス安価がマホリオ要素多めでで戦闘狂みたいだな……
スフィアが求愛として巨大なルクを象った氷像を校庭に作る。放っておくと数ヶ月は溶けないらしい…
- 63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/05(日) 22:19:30.93 ID:y4dILcYm0
- ゼレスがステラとラクリマの二人にお弁当(らしきもの)を作ってくる
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 02:36:52.12 ID:yzIX5u0fO
- ノワールとイオを絡ませたかったけど、両親を殺したトラウマとっくのとうに乗り越えてそうだなぁ…
- 65 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 19:41:05.17 ID:qM0R1tnoo
- 人殺しって言われてガチギレしてたしあんまり乗り越えられてなさそう
- 66 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 01:01:57.55 ID:yGRSZ8wWo
- 一年生教室ーー
ゼレス「ステラさん、ラクリマさん」ドンッ
ステラ「ゼレスさん、それは……?」
ゼレス「お、お弁当です。食堂を借りて作りました」
ステラ「早起きしてると思ったらそんなことを……」
ラクリマ「なんでお弁当?」
ゼレス「仲良くなるには食事がいいと本に書いてありました。その実践です。チームである以上仲良くなるに越したことはないはずですから。そして手作りならなおさら効果あり、らしいです」
ラクリマ「わはー! うれしいよー! 食べよ食べよ!」
ステラ「ゼレスさん……ありがたくいただきますね」
かぱっ
ラクリマステラ「……」
ゼレス「……じ、自分でも分かってます! 私には魔法の才能はあっても料理の才能はなかったようです……」フッ
ラクリマ「う、ううん! 食べるよ! せっかくゼレスさんが作ってくれたんだもん!」
ステラ「い、いただきます……!」パクッ
ラクリマ「ん……焦げてるけど……味はしっかりしてる」ゴリゴリ
ステラ「こっちは形は歪ですけど美味しいです!」モチャモチャ
ゼレス「そ、そうですか? よかったです……」ホッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 67 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 01:02:26.92 ID:yGRSZ8wWo
- 空き教室ーー
ローラ「それじゃあ今日はシンクロしてみるからね!」
リズ「うん!」
ローラ「融合【シンクロ】!」キンッ
ローラ「できたー! やったー!」ワーイ
クロエ「リズとのシンクロは少し子供っぽくなると……」メモメモ
クロエ「何か他にできそうなことは?」
ローラ「ていっ!」ビシュッ!
じゅう……っ
クロエ「毒が出せる……」
ローラ「あとは……」ジーッ
クロエ「うぐっ……」ピシッ
ローラ「見つめた相手を痺れさせられるよ!」
クロエ「強力なシンクロね……」
ローラ「ふう……」フシュッ
リズ「すごいすごい! 楽しかった!」キャッキャ
ローラ「やっぱりバジリスクとのシンクロは疲れるね……」
クリア「うー……クリアもー!」バササッ
ローラ「うん、いいよ。融合【シンクロ】!」キンッ
ローラ「とーっ!」バサアッ!
クロエ「エアロみたいに羽根が生えるのよね……しかも大きいし」
ローラ「この状態だと何でもできる気がするんだー。魔力がすっごく強いの!」
クロエ「ふむふむ……」メモメモ
ローラ「よっ」フシュッ
クリア「ママはやらないの?」
ラピス「私がシンクロしちゃうとローラさんの体が壊れちゃうかもしれませんから……」
- 68 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 01:02:54.31 ID:yGRSZ8wWo
- かたかたかたっ
ローラ「あ……みんなも?」キキキキンッ
エアロ「かうー!」
ローラ「も、もー。仕方ないなあ」デレデレ
クロエ(何を言われたのかしら……)
ローラ「みんなとシンクロするから順番ね? まずエアロから、融合【シンクロ】!」キンッ
きゃっきゃ
スフィア「…………」
ーーーーー
ーーー
ー
- 69 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 01:03:26.92 ID:yGRSZ8wWo
- 翌日、中庭ーー
ざわざわ ざわざわ
クロエ「あれ、なに……?」
ヒカリ「ルクさんに見えるけど……」
ローラ「氷像……だよね」
凜華「わ、私じゃないよ!」ブンブン
クロエ「とすると誰の仕業かしら……」
ーーーーー
空き教室ーー
ルク「あれスフィアさんの仕業ですよね」
スフィア「そうよ。気に入ってくれた?」
ルク「……困ります。あそこは学校の敷地だし、明日溶けるにしても生徒も気にします」
スフィア「溶けないわよ。私の作った氷だもの、放置するだけなら数カ月は残るわ」
ルク「なっ……!」
スフィア「昨日のあの魔獣と人間を見てて気づいたの。愛情は示してなんぼだって」
スフィア「ねえ、ルク。わたし達はつがいになるべきよ。不死鳥を増やして人間に復讐するの」
ルク「……い、嫌です。私は人間が好きです」
スフィア「……なにそれ、ほだされたって訳?」
ルク「そうです。優しい人間にほだされました。だからこの力は、人間を守るために使いたい」
ルク「私とつがいになりたいなら、そんな危険思想は捨ててください」
スフィア「……ふ、ふん! 分かったわよ、人間と仲良くすればいいんでしょ!」
ルク「その方向でお願いします」
深夜ーー
スフィア「頑張ってー」
ルク「スフィア様も溶かすの手伝ってくださいよ……」ゴオオオオ…
- 70 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 01:04:13.18 ID:yGRSZ8wWo
- また翌日、中庭ーー
ゼレス(氷像、溶けてますね……。なんだったんでしょう、昨日のあれは)
ゼレス(不死鳥伝説に憧れた生徒が作ったとか、芸術家の先生が作業中に寝落ちしたとか、いろいろ言われてましたが……まあなんでもいいです)
ゼレス「練習練習……っと。神聖魔法【ホーリー】!」バギュウウウウ…
ゼレス「くっ、このまま……絞るように……!」ギュウウウ…
ゼレス「ぷはあっ! む、無理ですっ、集中力がっ……」ゼエゼエ
スフィア「そこの人間」
ゼレス「も……もう一回」
スフィア「そこの人間! 聞きなさい!」
ゼレス「わ、私ですか!?」
スフィア「あなた以外にいないわよ。あのね、魔力を拡散させるより集中させた方が強いに決ってるでしょ。なんであんな魔法の撃ち方してるのよ」
ゼレス「どうにもできないんです。強く撃とうとするとああなって……というかあなた誰ですか。先生呼びますよ」
スフィア「わたしは……まあここの人よ。ローラって人間に聞けば分かるわ。それよりあなたちょっと手出して」
ゼレス「?」
ぱしっ
スフィア「こう」コオオオ…!
スフィア「これが魔力を固める力の込め方。やってみて」
ゼレス「な、な、何者ですか……あなた」
スフィア「いいから、ほら」
- 71 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 01:04:41.41 ID:yGRSZ8wWo
- ゼレス(え、ええいっ!)
ゼレス「ふっ……!」コオオ…
スフィア「そうそう、弱いけどいい調子よ」
ゼレス(弱いは余計です……!)コオオ…
スフィア「そのままそっと撃ってみなさい」
ゼレス「神聖魔法【ホーリー】」バウッ!
ゼレス「……で、できた」
スフィア「おめでとう、人間。じゃあね」
ゼレス「ま、待ってください! あなた……何者なんですか」
スフィア「……ただの不死鳥よ」
ゼレス「……」ポカン
ーーーーー
ーーー
ー
- 72 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 01:05:08.65 ID:yGRSZ8wWo
- 街中ーー
クロエ「新発売の魔力カンテラ……かっこいいわね」
ヒカリ「クロエはそういうの好きだね。カンテラなんて使う予定ないと思うんだけど……」
クロエ「これはね……ロマンなのよ。腰に、あるいは杖に。これ一つで風来の冒険者気分になれるのよ」
ローラ「今じゃ灯りのないところの方が少ないもんね」
クロエ「今はもっぱら私みたいなのがインテリアで使うくらいよ」
ヒカリ(だから室内灯のコーナーにあるんだ……)
クロエ「次はそうね、アクセサリーでも見に行きましょうか」
アクセサリーショップーー
ローラ(やっぱりクロエちゃんとのお出かけは楽しいなあ……)
ヒカリ(でも……恋人として出掛けてみたいって思うのは強欲かな)
クロエ(な、なんでアクセサリーショップなんて来ちゃったのかしら。あ、これローラに似合いそう。こっちはヒカリに……じゃなくて!)
クロエ(ま、まるで恋人にプレゼント選んでるみたいじゃない……!)カアアッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 73 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 01:05:37.13 ID:yGRSZ8wWo
- 夜、自室ーー
クロエ(……買ってしまったわ。二人へのアクセサリー)
ローラ「クロエちゃん、そろそろ私お部屋に……」
クロエ「ま、待って!」
ローラ「?」
クロエ「今からその……すごく酷いことを言うわ」
ヒカリ「ど、どうしたの?」
クロエ「私……二人が好きなの」
ローラ「? 私もクロエちゃんのこと好きだよ?」
クロエ「違うの。わ、私は……! ローラとヒカリの二人に恋してるの!」
ローラヒカリ「!」
クロエ「それで……今日行ったアクセサリーショップで二人に似合うなって思って……」スッ
ローラ「魔獣のマークのペンダント……」
ヒカリ「光の宝石のネックレス……」
クロエ「……ごめんなさい、二人とも。でも、我慢できないの。闇に飲まれたとき、二人の顔が浮かんだ。会いたい、一緒にいたいって心の底から思った。それから、ずっと二人を見るとドキドキして……」
クロエ「でも、二人同時に好きになるような人、嫌でしょ? だから、私のこと振って……」
ぎゅっ!!
クロエ「!」
- 74 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 01:06:09.26 ID:yGRSZ8wWo
- ローラ「私も大好きだよっ、クロエちゃん!」
ヒカリ「ボクだって!」
クロエ「ローラ……ヒカリ……」
ヒカリ「ボク、ローラさんならいいよ。二人で彼女になる」
ローラ「私も、ヒカリさんにならいいかな」
クロエ「そんな……だめ、だめよ。そのアクセ、早く目の前で捨てて。そしたら諦められるから……!」
ヒカリローラ「捨てるわけない!」
ローラ「私達もうクロエちゃんにメロメロなんだよ。そんなことできない」
ヒカリ「三人で一緒にいる……それじゃだめかな?」
クロエ「……いいの?」
ローラ「いいよ。これからのことは一緒に考えよう」
ヒカリ「あれ、アートルムって確か二人の妻をめとったって……」
ローラ「聞いたことある。二人の仲間の魔法使いが、そのままアートルムに嫁入りしたんじゃなかったかな……」
クロエ「二人とも……」グスッ
ヒカリ「あ、わーわー! 泣かない泣かない!」
ローラ「よしよし、今日も一緒に寝るからね」
クロエ「あ゛りがどーー!」ビエエエン
ーーーーー
クロエ「……はい、ついたわよ」
ヒカリ「ありがとう」キラン
ローラ「ありがと、クロエちゃん」キラッ
クロエ「結婚式ってこれでいいのかしら……」
ローラ「形式は自由みたいだし、いいんじゃないかな」
ヒカリ「あ、でも最後に……」
ちゅっ
クロエ「ほ、ほっぺに……ちゅう」バタッ
ローラ「あ」
ヒカリ「二人で同時にキスは刺激が強すぎたかな……」アハハ
- 75 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 01:06:47.52 ID:yGRSZ8wWo
- 翌朝ーー
クロエ「……」ムクッ
ローラ「ん……」キラッ
ヒカリ「すぅ……すぅ……」キラッ
クロエ(ペンダントとネックレスしたまま寝てる……。すごいことになっちゃったわね)
クロエ「ふ、二人とも、起きて」チュッチュッ
ローラヒカリ「!!」ガバッ!
ローラ「い、今……」
ヒカリ「キスした……!?」
クロエ「ええ。彼女だもの。いいでしょ?///」ドキドキ
ヒカリ「いいけど……どっちに先にした?」
ローラ「クロエちゃんのファーストキス……」
クロエ「内緒♡」クスッ
ヒカリローラ「ええええええっ!」
現在の目標
・1学期を過ごす
・7月末のマホリオ学内トーナメントまで訓練する
・7月第3週の期末テストを乗り切る
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
13/16回目の行動です
- 76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 01:11:10.72 ID:iuFQa8MvO
- 以前の約束通り高級ケーキを買いに行くステラとゼレス。違う味を1つずつ買ってお互いに食べさせ合いっこ
- 77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 01:23:08.07 ID:JyO9mp4G0
- イリスが図書館に眠っていた(封印されていた?)魔本から、かつての人類には魔翌力が備わっておらず、悪魔化と似たプロセスによって現行の魔法を行使できる人類が生まれ、故に魔翌力欠乏症とは一種の先祖返りのようなものであるといった記述を発見する
- 78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 01:35:21.33 ID:UXCvRFyJO
- 元気が無さそうなイリスを純粋に心配して声をかけるノワール。自分がした事について若干の罪悪感を感じ始めるイリス
- 79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 01:44:37.97 ID:5BQEJkG10
- スフィアの人間観察。ルクをほだしたであろうと推測できるローラあたりを中心に
- 80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 02:19:42.00 ID:jXRKQNEbO
- ノワールが色欲を司る上級悪魔を召喚してしまう
- 81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 02:20:44.96 ID:RkC61E1A0
- 大会が近づきつつある中まだマホリオチームのそろってないデンの手伝いでイオをスカウト
- 82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 10:20:37.94 ID:WLv51PyZO
- 世界観の根底に関わる設定をいきなり生やすのってどうなんだろう
この>>1なら上手く捌いてくれるだろうという安心感はあるけど
- 83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 10:43:07.84 ID:jXRKQNEbO
- >>1が考えてる設定が分からなくてイリスを動かし辛いというのはあるな…
- 84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 11:00:55.85 ID:2mNhUmFnO
- 今回の安価、主人公の行動が一切関わってなくて草
- 85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 11:07:34.18 ID:jXRKQNEbO
- 今更だけどキャラ紹介から卒業生がいなくなっててちょっと寂しい
- 86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 13:25:27.60 ID:Pf8fl7UyO
- ノワールがエミールに代わってパルプンテキャラになるのか
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 13:41:33.54 ID:5qlsu9R5O
- 魔法を使うことに躊躇いがある(使わないとは言ってない)
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 17:26:46.02 ID:FR06JfBz0
- 促されると普通に使ってるもんな……
- 89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 17:39:32.26 ID:qHYPGSpq0
- アスモデウスか
- 90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/07(火) 18:09:35.28 ID:idPlvN+4O
- 橘花に(エミール側からすれば)プロポーズめいた勧誘されたことだし、実験に協力するために来てたってことにすればパルプンテも出来そう
- 91 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/07(火) 23:59:06.11 ID:yGRSZ8wWo
- >>87
>>88
できるだけ「カッとなって」とか「コントロールのため安全を確保して」などしてますが、やっぱり違和感ありますよね
せめてもう少し悪魔召喚まで躊躇してる感じがでるよう頑張ります
- 92 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/08(水) 00:01:51.56 ID:F8zDn/BAo
- 食堂ーー
スフィア「……おお、ほんとに見えなくなるのね」
ラピス(見えなくするよう頼まれましたが……何をしてるんでしょう)
スフィア「それじゃ、ちょっと行ってくるわ。悪用するつもりはないから安心して」
ラピス「はあ……」
空き教室ーー
ローラ「あれ、スフィアさんは?」
ルク「彼女なら人間観察と言ってましたが……」
スフィア(ここにいるけどね)クスクス
ローラ「そっか……。スフィアさんにお菓子持ってきたんだけどな。置いておくから戻ってきたら渡してあげて?」
ルク「はい」
ローラ「はい、リズにはこれ。進化したばっかりだから、栄養たっぷりの卵だよ」
リズ「わーい♪」ゴクン
ローラ「ルクさんにはこれと……あとはラピスさんとクリアにも持ってかないと」
ルク「ありがとうございます」パクパク
ローラ「それじゃあね」
スフィア(ふむ……それぞれの好物や健康を考えた食事とおやつ……)テクテク
ーーーーー
ーーー
ー
- 93 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/08(水) 00:02:30.33 ID:F8zDn/BAo
- スフィア(生徒を見て回ったけど……明確に危ないことをしそうな人はいなかった。昔は魔獣の乱獲やら亜人の追放やらやってた人類とほんとに同じなの……?)
パサッ
スフィア「?」
イリス「クロエさん、何か落としましたよ」
クロエ「? ああ、その本ね。拾ったはいいけど何しても読めなかったから返しに行くところだったのよ」
イリス「そうですか。せっかくだし、少し私も実験してみても?」
クロエ「いいわよー。あ、よかったら図書室に返しておいてくれると嬉しいわ」
イリス「はい、了解です」
イリス「……さて」
イリス「いろいろと書いてあるように見えるのは私の気のせいでしょうか……?」ペラペラ
ーーーーー
ーーー
ー
- 94 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/08(水) 00:03:03.24 ID:F8zDn/BAo
- イリス「……ふむ」
イリス(これは「魔力に反応して透明になるインク」で書かれた本だったんですね。私にも魔力はありますが、魔力が薄いのか弱いのか……私には読めたと)
イリス(書いてあったのは魔力欠乏症について。「そもそも人類は魔力を持たず、魔力に耐えられるよう体が作り変えられることで魔法を使えるようになった」。「魔界の毒素に耐えられるよう体を作り変える悪魔化とプロセス的には似ている」……)ペラッ
イリス(「よって、魔力欠乏症は魔力を失った状態ではなく、魔力を得る前の状態であると思われる」。「しかし、これはごく少数の例から推察しただけのことなので、誰にでも見られる本にすることはやめておくこととする。著者、アートルム」)パタン
イリス「……魔力を得る前の状態……」グッ
ノワール「こんなとこにいた」
イリス「……ノワールさん。どうかしましたか?」
ノワール「どうしたも……こんな図書室の隅っこで電気もつけずにいたら心配するでしょ。どうかしたの?」
イリス「……」ジッ
イリス(この人は……あんなに酷いことをした私を本気で心配してる……)
イリス「ノワールさん、あなたに言いたいことがあります」
ノワール「な、なに?」
イリス「私は、元は魔力のない人間でした。俗に言う魔力欠乏症です」
ノワール「うん、それは知ってる」
イリス「これを治してくれたのは、私のママです。生まれてから今まで、治すためにいろいろ試してくれました」
イリス「その研究所に……あなたを連れて行きたい」
ノワール「え、やだ」
イリス「そ、そうですか……」
ノワール「やだけど……いいよ、行っても。それでイリスに普通の学園生活を送らせるよう言ってやるから」
ノワール「日にちは今度の休みでいい?」
イリス「は、はいっ」
ノワール「じゃ、それまでにいろいろ用意しておくから」
ノワール(武器とかいろいろ)
イリス「……肉体言語はやめてくださいね?」
ノワール「し、しないしない」
ーーーーー
ーーー
ー
- 95 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/08(水) 00:03:33.87 ID:F8zDn/BAo
- 休日ーー
ゼレス「ここですよステラ!」
ステラ「おおっ!」
ゼレス「吟味に吟味を重ねたお店です! さあ食べましょう!」
ステラ「おおー!」
ーーーーー
ぱくっ
ゼレス「んっ……!」パアッ
ステラ「んー!」パアッ
ゼレスステラ「美味しい!」
ゼレス「これっ、イチゴが大きくて……! いえ、食べて! 食べてみてください!」スッ
ステラ「あむっ。んん、これも美味しいですねぇ……!」ホワー
ステラ「ですがこっちのティラミスも負けてません! どうぞ!」スッ
ゼレス「あーむっ。これもコーヒーのいい味が……!」ホワー
ゼレスステラ「美味しい……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 96 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/08(水) 00:04:00.78 ID:F8zDn/BAo
- その頃、研究所ーー
ノワール「ここが……」
イリス「私の実家です」
「イリス……おかえりなさい」
ノワール「っ!」バッ
イリス「ただいま、ママ」
イリスママのプロフィールを作っていきます
テンプレート↓
【名前】(和名でも洋名でも可)
【容姿】
【性格】
【得意魔法】(その人本人にしか使えない、特殊な魔法をお願いします。名前だけではなく、どんな魔法かも説明があると嬉しいです)
【備考】(その他付け足したいことがあれば)
安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります
- 97 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/08(水) 00:04:30.01 ID:F8zDn/BAo
- 夜中ですが、参加していただけるとありがたいです
- 98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/04/08(水) 00:14:54.85 ID:IlHBCqUxO
- 【名前】オリヴィエ・オーレリア
【容姿】薄いピンクのロングヘアーにライトグリーンの瞳 やせ形の体型で見た目の年齢に対してやや白髪が多く目の回りにも隈が出来ている 肌も不健康な白さ
【性格】イリスへ病的な愛情を注いでおり、彼女のためならばいかなることをも厭わない
【得意魔法】他人の魔法をコントロールすることが出来る
それにより魔力の吸い上げや固有魔法のコピーも行うことが可能
なお対象となった相手は魔力を抵抗力として行使することで抗うことが出来る
【備考】魔力欠乏症の治療を行っている研究者
本当は心優しいお母さんだが、娘を救うという目的にとりつかれて精神がやや不安定になってしまっている
昼夜を問わず研究に没頭しているためろくに休息や食事、睡眠も取れていない
- 99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 00:20:24.38 ID:KpHhH7zrO
- 【名前】セレニテ・オーレリア
【容姿】ピンク髪ロングの濁った灰色の瞳、少々痩せ気味だがガリガリと言うほどではない
【性格】とても穏やかで落ち着いた性格だが、目的のためであれば手段を選ばないところがある。娘に対する愛情は側から見たら以上な域に達している
【得意魔法】『権能』魔翌力を奪ったり与えたりする魔法
【備考】イリスの母にして天才科学者。リリウム魔法学校出身で在学時には図書館に所蔵されている全ての書物を読み尽くしてしまった。娘が魔法を使えない事を憂いており、様々な人から奪った魔翌力を与え続けているが、魔翌力欠乏症の本質については気付いていない。
- 100 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/08(水) 00:32:51.30 ID:F8zDn/BAo
- さすがに夜中すぎましたね、すみません!
明日(日変わってるので今日)の昼12:00から投票にするので、それまでキャラクターの作成タイムにします
- 101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/04/08(水) 00:33:52.96 ID:bFH+brHAO
- 【名前】ニエンテ
【容姿】黒と白の髪が混ざり合っていて瞳は闇の様な黒
【性格】機械の様な会話をする。感情を理解できないが、イリスの影響で多少変化しつつある
【得意魔法】対象の魔翌力を空っぽにする力
【備考】義理の母。初めから空っぽでそれ以上無くなるものがなかったイリスに興味を持ち、捨てられていたところを拾って育てた。イリスの「魔法を使えるようになりたい」という願いを叶える事だけがニエンテの行動原理になっている。実は人間ですらなく、相当長い時を生きている
- 102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 00:35:11.34 ID:bFH+brHAO
- 遅かった?
- 103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/04/08(水) 00:42:15.45 ID:zZX5+n+5O
- 【名前】ガートルード・オーレリア
【容姿】薄いピンク髪のカールがかかった髪は伸び放題で一切の手入れもされてない。AAカップで不健康なやせ形、灰色の瞳
【性格】典型的マッドサイエンティスト、研究のためなら手段や善悪・犠牲も気にしない
【得意魔法】固定化
注ぎ込んだ魔力の分だけ生物非生物問わず対象を動かなくする
水を水のまま固めることもできるし人間を磔にもできる
あくまで動けなくなるだけで考えるとかは可能
【備考】イリスへの愛情が有ることに間違いはないが研究の検体としても扱う
イリスを「魔力欠乏症のサンプル」として扱っている時と娘として扱う時で対応に天地の差がある
- 104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 01:29:13.48 ID:JcNLHeHP0
- 【名前】セレナ・オーレリア
【容姿】ふわっとした白髪のツインテでイリスよりも背が低い。何とゼレスよりも小さい
【性格】慇懃無礼
【得意魔法】
・化石などから本来の生物を復元する
【備考】
恋人が魔翌力欠乏症であり彼女が完璧な形で魔法を使える様になる為色々と研究している
イリスは旧人類の胎児の化石から復元されたモルモットの一個体に過ぎず、現在の方法ではいずれイリスが魔翌力に耐え切れず廃人になる事を理解した上で魔翌力を与えている
認識阻害の結界を張っていてイリスからは娘思いの優しい母親だと思われている
19歳
- 105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/04/08(水) 01:30:17.95 ID:JcNLHeHP0
- 魔力ってワードにフィルターかかるのめんどくさいな
【名前】セレナ・オーレリア
【容姿】ふわっとした白髪のツインテでイリスよりも背が低い。何とゼレスよりも小さい
【性格】慇懃無礼
【得意魔法】
・化石などから本来の生物を復元する
【備考】
恋人が魔翌力欠乏症であり彼女が完璧な形で魔法を使える様になる為色々と研究している
イリスは旧人類の胎児の化石から復元されたモルモットの一個体に過ぎず、現在の方法ではいずれイリスが魔翌力に耐え切れず廃人になる事を理解した上で魔翌力を与えている
認識阻害の結界を張っていてイリスからは娘思いの優しい母親だと思われている
19歳
- 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 01:31:03.68 ID:JcNLHeHP0
- あああそのままコピペしちゃった…魔と力の間の翌を抜いてください
- 107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 10:49:01.43 ID:ZnvSDmnSO
- >>91
申し訳ない。設定にそぐわない安価を茶化した程度のつもりだっただけで、1の安価捌きを貶める意図は全くなかったので気にしないでください
安価は下で
- 108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 11:34:11.85 ID:XCO2qfrlO
- 【名前】ゼルエル・オーレリア/ゼル・オーレリア/エル・オーレリア
【容姿】桃髪普乳(ゼルエル)、赤髪巨乳の長身(ゼル)、銀髪貧乳の短身(エル)
【性格】比較的常識人(ゼルエル)・典型的なツンデレでマゾ(ゼル)・冷徹なサディスト(エル)
【得意魔法】
分裂(ゼルエル):ゼル・エルの2人に分裂する
覚醒(ゼルエル):相手の魔法に秘められた可能性を解き放つ
融合(ゼル/エル):ゼルエルに戻る
剥奪(エル):相手が特化している魔法を奪う
付与(ゼル):エルが奪った魔法を他人に与える
【備考】
シングルマザーでもあり両親でもある。ゼルとエルが愛し合ってイリスが生まれた。ゼルエルは二人が融合した人格と言うわけではなく独立した自我を持ち、入れ替わりたい時は3つの人格が脳内会議を行う(エルが優位になりがち)。性格はてんでんばらばらだが全員子煩悩で暴走しがちなのは共通
- 109 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/08(水) 12:55:15.33 ID:F8zDn/BAo
- 遅れてすみません
1.オリヴィエ
2.セレニテ
3.ニエンテ
4.ガードルード
5.セレナ
6.ゼルエル
↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に150を超えたキャラがイリスのママとなります
本日中に誰も150に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラがイリスのママとなります
- 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 12:57:44.43 ID:V52/V5I9O
- 2
- 111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 12:58:48.86 ID:r/oh0NrK0
- 6
- 112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 12:59:55.33 ID:V3uCHAFWO
- 6
- 113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 13:01:09.35 ID:yy2hBJp60
- 2
- 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 13:06:21.35 ID:DPejJAGo0
- 2
- 115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 13:06:38.15 ID:BMurzz8WO
- 2
- 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 13:06:42.68 ID:/pcJxpdDO
- 2
- 117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 13:09:57.50 ID:BMurzz8WO
- 出身がリリウムなら樹と面識があるか
- 118 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/04/08(水) 13:13:18.40 ID:F8zDn/BAo
- イリスのママはセレニテ・オーレリアとなりました
設定は>>99を参照
- 119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/04/08(水) 13:13:37.89 ID:r/oh0NrK0
- ママ止めないとイリスがぶっ壊れる√か……
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