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【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われる様です【AA不使用】2
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134 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/05(火) 21:35:34.36 ID:N15YHtuJ0
「……じゃあ、さ。ライダーとの戦いの事」
「正直、俺は勝てるかわからなかった。けど」
「私を信じてくれた。ふ、とはいえ私としても賭けではあったんだが」
シレッととんでもない事を、さっくりと答える
その姿に、貴方は呆れた様な慣れた様な……微妙な顔で頷いていた
「初めて合間見えた時は、宝具を切れば勝てる相手と見込んでいた」
「しかし、まさかあれ程の巨体を誇る竜王とは流石に思わなかった……」
「怪物はランサーだけで充分だ。一度奴と剣を交えた経験が、戦闘で活きたといえるだろう」
「そうか……じゃあもしもあの時ライダーに本気を出されていたら」
「勝ってた……とは断言出来なかったな」
「私としては、貴方が戦う選択を取った事の方が意外だったが」
「ライダーのマスターは貴方と親しい仲だったからな。躊躇うと踏んでいたが」
逆に問いかけてくるクリスティーナ。その眼は深層を覗く酔うに光る
対して、貴方は毅然と答える。もう迷わないと自らのサーヴァントに証明する様に
「確かに。けど、逆に吹っ切れるきっかけにもなったと思う」
「ずっと記憶の中に縛られていた。あの場で、俺から断ち切らないと駄目だと思ったから」
「……そうか。その選択を、私は支持しよう」
135 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/05(火) 21:36:23.58 ID:N15YHtuJ0
>>133
【どうせもうこんな質問する機会も無いと思うので】
「………………」
「……どうかしたのか?マスター」
「いや、せっかく戻ってきてくれたんだしさ」
「何でもいいっていったし、多分もうこんな機会無いと思うし」
「おっぱい揉んでいいですか?」
1〜8:はいタイガー道場
90:まさかのOK
↓1
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/05(火) 21:37:35.33 ID:r5GCX6p5o
草
137 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/05(火) 22:31:39.05 ID:N15YHtuJ0
※
「煩悩まみれの青年諸君!私が来た!」
「今回は本編の真っ最中なので、極短縮版でお送りしまーす!」
「えーとね、今回は説明不要。信頼度を積み上げたとしてもおっぱいは揉ませてくれないの」
「ケチ。時間いっぱいかけたんだからちょっとくらい揉ませてくれてもいいじゃない」
「弟子よ。それはキャバ嬢に貢ぐオッサンの思考回路と人は呼ぶ……」
※
「……で、何か言う事は」
「ごめんなさい」
正座させられた貴方。何でも話すとは言ったが何でもするとは言っていなかった
しかし、それでも若干の軽蔑で済ませる辺り、最初の頃よりも信頼された……と信じたい
「それじゃあ改めて……クリスティーナの願いって何なんだ」
「ああ。それならば教えよう……というか、何故低俗な質問を先に言った」
「こんな機会絶対に無いし……」
ため息をつかれる。そして、咳払いをして彼女は語り始める
「……私の生前は、何もかもを思いのままに手に入れてきた」
「しかし、その為には常に何かを捨ててきた。それが私の生きてきた道」
……クリスティーナの宝具、『我思う、故に私はありのままに』
何かを捨てて何かを得る。言うだけならば至極単純な理屈だが、それを実践出来る人間は少ない
何故なら、人間は“利益を求める性質”だから。損をするという時点で、その選択を実行に移すどころか、選ぶ事すら躊躇われる
138 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/05(火) 22:33:50.43 ID:N15YHtuJ0
「当然、私はその人生に後悔等した事はない。全ては何者にも縛られない、私だけの結論」
「しかし、それでも一つだけ思うことがある。聖杯にでも願わなければ、叶えられない事が」
「……それって、もしかしてカールさんの」
その名前にハッとした様な顔を浮かべる彼女。少しだけ躊躇いつつも、口を開く
「今から話す事を、浅ましいと思ってもいい。情けないと笑えばいい」
「ずっと心の中で思い返していた。あり得たかもしれない、ifの可能性。絶対に叶わない、私が捨てたもしもの未来」
「カール・グスタフ。私が王位を授けた男性」
「彼とは婚姻を結んでいた。けれど、私はそれを破棄して自由を求めた」
「一生涯結婚をしないと言ってでも、自由を手に入れる為に捨てた事を」
「私は、彼のあの時の顔を忘れられない──」
「もしも許してくれるなら、彼に私の差し出した手を取って貰いたい」
「彼と結ばれたい。これこそが嘘偽りの無い、私の願いだ。マスター」
真剣な顔で、気丈な声で、自らの望みを口に出したクリスティーナ
どんな声をかければいいのか。少し悩む。軽率に肯定しても、彼女はそれを喜ばないだろう
それを察したのか、優しく声をかけてくる
「どう受け取るかは貴方次第だ。気にする程に受け止めなくてもいいさ」
「……サンキュ」
こんな時、なんて言えばいいのか思い付かない
その点では、まだまだクリスティーナには敵わないと感じる貴方なのだった
139 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/05(火) 22:34:28.05 ID:N15YHtuJ0
【本日ここまで。次回は続きから】
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/05(火) 22:36:46.72 ID:zQbwoSZTO
乙
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/05(火) 22:37:43.17 ID:r5GCX6p5o
乙です
バーサーカーヒロインルートはなさそうな
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/05(火) 22:39:47.35 ID:bHKfWdCe0
乙
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 06:30:34.85 ID:myMlmUVGO
この感じは貴方がクリスティーナに入れ込みまくって聖杯戦争後もリスペクトしまくりそう(ウェイバー並感)
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 13:22:28.63 ID:GQyB5FCd0
遅レスだけど、クリスティーナはアウグスタでもアレクサンドラでも合ってる
アレクサンドラは改宗したとき与えられた洗礼名で、そっちの方を好んで使ったっぽいけど
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 18:42:04.03 ID:lz3QkNGV0
スキルを1つずつ消して宝具の真の効果を発動するとは中々新しい感じだ
シンプルながら元ステータスの低さとリスクに見合ってる
まあ狂化完全に無いバーサーカーってのも新しいわけだが
スレ主さんは前に雑談で上がってた自作鯖とかも見るに、変わった感じのデータが好きと見た
そういえば投票のときに説明で挙がってた、システム系統のスレでは動かせないってのはどのあたりの部分のことだろ?
146 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/06(水) 20:47:18.42 ID:iY+4CvflO
>>144
【自分が、彼女が真名を名乗るなら洗礼前の名前より後の方を言うかなと思ったので……】
【それと軽く調べ直したらアウグスタは早逝した姉の方なのでそちらと混同してしまったのもあって間違えたと言いました】
>>145
【主にスキルや宝具の処理についての事でした】
【例えば、前回のライダー戦。あれをシステム的に行うと、ステータスやスキルの増強、追加になるのでしょうが】
【再度使う時に同じ効果で処理すると、宝具そのもののコンセプトから外れてしまう恐れがありました】
【また、その性質からかなり幅の広い解釈も可能なのでマンチプレイが横行するんじゃないか。という予想もありました】
【質問、ありがとうございました。改めて資料やデータを読むいい機会になりました】
【それでは再開します。人はいますか?】
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 20:52:41.38 ID:T5mfVGPFo
よっしゃ
148 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/06(水) 20:59:35.09 ID:iY+4CvflO
「でも、そっか……結婚か」
「正直言うと、少し驚いたよ。クリスティーナも結婚に憧れるものなんだな」
「ん……。まあ、そうだろうな。私は“男として育てられた”。父の言葉通りに」
「この口調もその一つ。私に女という要素は不必要と切り捨てられ、王としての立ち振る舞いを叩き込まれた」
「……貴方と初対面だった頃は、信用に足る人物か見定めたかった。処世術という奴だ」
……思い返すと、クリスティーナは口調を使い分けていた節がある
育ちの良さそうな女性的な口調と、淡々とした男性の様な口調。本来のものは後者なのだろう
「男装そのものは苦では無い。元々私は、女らしい事が嫌いだった」
「裁縫等は最たるもの。どうせ持つのなら、針よりも銃がいいと思う程に」
「だからこそ、私は彼……カールに惹かれた時は本当に驚いたよ。“こんな私も、真っ当に男性を愛せるのか”。とね」
「生涯未婚の宣言を果たしても、その事だけは引っ掛かっていた。だから……」
「……いや、これ以上は蛇足だろう」
頬を少しだけ朱に染めながら、弾む様に楽しげに話すクリスティーナ
その話を聴く貴方に、ふと過るのは少女の顔。女がどう思っているのか気になった
149 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/06(水) 21:01:04.82 ID:iY+4CvflO
「クリスティーナ。ちょっといいかな」
「アーディー……というか、エーデルワイス家の事なんだけれど」
「……ああ、あのふざけた家か」
一転、嫌そうな顔つきになる。しまったと焦る貴方を、大丈夫と宥めるのだった
「そもそも、ありもしない存在と結ばれる事等出来る訳がない。私は諦めたというのに!」
「あ、やっぱ私怨があったんだな……」
「否定はしない。それにアーディーもだ」
「天使と結ばれる等という世迷い言を叶えようとするとは、呆れるしかない」
「特にあの当主……。あれは忌まわしき元老院と同じだ。他人を利用しようして利益を得ようとする、最も嫌う人種だ!」
「そこまでか……」
激怒するクリスティーナを宥める貴方
奇しくもその姿はさっきの真逆で。それに気づいたのか彼女はすぐに落ち着いた
「……では、マスターは彼女の事をどう思う」
「セイバーはアーディーの剣として彼女が命じれば戦うだろう。例え、別の思惑があれど」
「対話で解決出来ると思うか。それとも戦うしかないか。私はマスターの意見も聞きたい」
……アーディーの表情、言葉。それらを振り返る
貴方の言葉で、彼女をどうこう出来るのか?
仮にどうにかできたとしても……それは家に反目させる事ではないのか?
詰問を返され、少し考える。どう答えるべきなのか……
21:10から
1:出来るだけ対話で解決する
2:話し合いは出来ない。戦って無力化させる
3:その他、お好きな発言(内容によっては無効)
↓1、2
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 21:08:31.25 ID:T5mfVGPFo
当主は蟲爺とかと違って最終的な目的がはっきりしてるのが良いのか悪いのかわからないな
アーディーは話せばなんとかなる可能性もあるけど、当主様は一度戦わないと無理だろ
なによりアーディーの判定が悪かったから、自分の脳では自由安価とかで良い説得の言葉が浮かばなそうだ…
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 21:11:28.18 ID:T5mfVGPFo
2
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 21:20:46.16 ID:GwqUH7yM0
3 アーディーが芯まで狂っていたとしたら、俺たちをさっさと排除するなり、逆に上手く利用するなりできたはず
エーデルワイス家のしがらみから抜け出す道筋を示せれば、説得に応じてくれるはずだ
153 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/06(水) 21:52:30.94 ID:iY+4CvflO
「……多分、アーディーと対話するのは簡単じゃないと思う」
「けど、もし本当に狂っていたら、俺達をすぐに排除するか、利用しているとも思う」
「だから、エーデルワイスとのしがらみさえ何とかすれば説得に応じてくれる……はずだ」
「成る程、彼女自身は説得に応じる。と」
「それは言葉にするよりも、遥かに難しい事。家のしがらみとは、代々連綿と受け継がれてきた呪いのようなものだ」
「簡単に断ち切れるとは思えない、甘い考えと言わざるを得まいよ」
「うぐっ……」
ズバズバと切り返されて頭を抱える。甘いという言葉に反論できない
確かに簡単な事じゃないだろうが……だから倒すと断定してもいいのだろうか
そもそも、貴方の戦う理由は“これ以上聖杯戦争で傷つく人間を増やしたくない”から
あの時のアーディーの顔は、使命を受け入れた様には見えなかったから……
「まあ、方法が無い訳でも無いが」
「本当か!?」
「ああ。後腐れなくアーディーをエーデルワイスから解放する裏技の様なものだが」
「教えてくれ、クリスティーナ!」
「貴方がアーディーを娶ればいい。そうすれば合法的にエーデルワイスと絶縁出来る」
「却下」
「何故だ!これ以上の方法は無いだろう!」
「気持ちも考えろよ!そもそも、アーディーに好きな人がいるかもしれないだろ!」
「それを応援するならいいけど……勝手に相手を決めるのはエーデルワイスと変わらないだろ」
クリスティーナの案は即却下。幾ら親しくしている後輩とはいえ……
そんな事を考えている貴方に向ける視線が冷たい事を、貴方は知るよしもないのであった
154 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/06(水) 21:53:10.78 ID:iY+4CvflO
「ふぅ……何だか、話し疲れたよ」
「全くだ。思えばこうして、貴方と話したのは初めての事だったかな」
話も終わって一息つく。手にはクリスティーナの淹れた紅茶を持って
「せっかくの機会だし、今日はゆっくり過ごさないか?」
「クリスティーナも戦争の事ばかりで疲れると思うし」
「いや?生前に比べたら楽しいものだ。生前も楽しかったが」
「特に、枢機卿の寝床に砲弾をブチ込んだ時は胸がすく思いだった……またしてみたい」
「えっ、何それは」
思いの外、過激なエピソードで目を丸くする。またしてみたいという不穏な言葉もつけて
どう反応すればいいのか。さっきとは違う方向で頭を悩ませていると、扉のチャイムが鳴った
123:新聞部トリオ
456:生徒会長
789:???
0:何故かこっちに来るエーデルワイスの援軍
↓1
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 21:56:16.72 ID:GwqUH7yM0
援軍カモン
156 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/06(水) 22:20:38.95 ID:iY+4CvflO
「はい、どちら様で……」
「うおー!生きてた!生きてたぞー!」
「良かった〜!もしも何かあったらどうしようかと思ったよ〜!」
「庶務。よくぞあの魔窟から生還したな。これは土産だが、受け取ってくれるかね?」
扉を開けると、そこにいたのは新聞部
あの夜に自分が逃がした三人が、目の前で心配してくれている
色々と込み上げる想いはあるが……一番強く感じたのは
「……良かった。無事だったんだな」
「たりめーだろ!この坂松のエースが逃げ遅れるかっての!」
「マキの字の舐めた妄言は無視してくれ。……ありがとう、庶務」
「ありがとうね〜!今度、皆で作ったクッキーを差し入れるヨ!」
「なんだ?カントリーマ◯ムでも持ってきゃいいのか?」「手作りって言ったよね!?」
いつも通りの会話。いつも通りの悪ふざけ
貴方が聞き飽きる程に繰り返された、いつもの日常に顔がほころぶ
貴方が少しでも守れたのなら……きっと、間違いなんかじゃなかったのかもしれないから
157 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/06(水) 22:21:04.39 ID:iY+4CvflO
【夜行動。とはいえ動ける陣営が少ないため個人個人で判定】
123:アサシン陣営
45:ランサー陣営
67:アキラ
89:アーディー
0:???
↓1
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 22:22:15.22 ID:GQyB5FCd0
ほ
159 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/06(水) 22:23:02.51 ID:iY+4CvflO
【アサシン陣営で本日はここまで】
【お付き合いありがとうございました】
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 22:24:50.79 ID:T5mfVGPFo
改めて本当に守れて良かったと感じた
なにげに新聞部とのコミュ回数多いよね
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 22:24:52.52 ID:gke1z8gQO
乙
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 22:25:27.36 ID:GwqUH7yM0
乙でした
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/06(水) 23:04:31.95 ID:InYk5wBA0
アーディーをエーデルワイスから抜けさせるなら、すでに抜け出してるロベルトがなにか手がかりになりそうな気もするんだが
逆方向に狂ってそうだし上手く行くかはわからないな
164 :
◆6QF2c0WenUEY
[sage]:2020/05/07(木) 21:21:25.62 ID:gcTEeYW1O
【本日はお休み】
【避難所で禍門家とマリアのイメージAAを載せてるので、良ければ……】
165 :
◆6QF2c0WenUEY
[sage]:2020/05/08(金) 21:47:16.01 ID:W/dGi0/8O
【本日もお休み……明日にはやります……!】
166 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/09(土) 22:32:32.26 ID:DwIsP3yBO
【ごめんなさい遅くなりました】
【滅茶苦茶短い上、描写だけですが……】
167 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/09(土) 22:33:07.53 ID:DwIsP3yBO
「………………」
「マスター、マスター。嗚呼、寝ているの?」
「…………アサ、シン」
「ごめんなさいね、起こしちゃったかしら。悪気は無かったのだけれど」
暗闇に蠢く心臓喰らい。その隣でクルクルと、暇を持て余したアサシンが踊る
不規則な動きに眩暈を覚えたのか、死徒は顔を抑え、アサシンから目を背ける
それを逃させない様に、心臓喰らいの顔を掴み自分の方へと向けさせた
「マスター?わかるでしょう?痛いの、苦しいの、治したいのでしょう?」
「死にたくないのなら仕方がないわ。けれど、ずっと呻くのも辛いでしょう」
「聖杯よ。聖杯を手に入れるの。聖杯さえあればどうとでもなるわ」
「………………」
「ね?私達は勝たないといけないの。だから」
「駄目だァあああっ……!!っぐ……!」
アサシンの言葉を遮る絶叫。ズタズタの身体はそれだけでも苦痛が伴うというのに……
「俺は……違う……!俺は、無差別な殺人なんてしない、してたまるか……!」
「そんな悠長な事を言っていていいの?貴方はもう壊れかけ。人の事を気にしちゃダメよ」
「そうじゃない……俺は……俺は……」
「……仕方無いわね。私は貴方。貴方は私」
「意地悪はダメとお姉様も言っていたもの。私は傍にいるわ。聖杯をとるその時まで……」
その笑みは穏やかに、あるいは見下す様に
アサシンの向ける顔に底知れない悪寒を感じながら、心臓喰らいは仮面を深く被り直した
168 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/09(土) 22:35:12.66 ID:DwIsP3yBO
『……これは』
貴方の知覚する景色。それは見知った事の無い未知の場所
しかし、同時にどこか懐かしい。不思議な矛盾を錯覚させる
それはきっと、自分ではない“誰か”の目線から見た世界だから
「──女王!なんという事を!」
「何故、彼の処刑を命じたのです!?」
「こんな事をすれば女王の名誉に……」
「黙れ!!!」
「私こそが裁決者。私こそが女王である!」
「誰が何を言おうが、例えルイ十四世が赦そうが私の下す命令は絶対だ!覚えておけ!」
『うわあ……』
苛烈な一喝に思わず震える
貴方のよく知る姿より、更に凄烈に、豊かに成長した少女の覇気に気圧されながら
王……クリスティーナ
「こんな事……王に何と言われるか!」
「貴女はあくまでもフランスの賓客なのです!王の意思を確認してからでも……」
「……いえ、起きてしまった事は変えられまい。王と民には諍いの末と……ぐはっ!?」
「ふざけた事を言うな!世界の誰であろうと、私に嘘を吐かせる権限は無い!」
「この出来事はありのままに、嘘偽り無く公表しろ。いいな!」
クリスティーナに突きつけられた男性は、真っ青になりながらも人を引き連れて去っていく
その光景が離れていく。また別の記憶へと移り変わる様に……
169 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/09(土) 22:38:05.02 ID:DwIsP3yBO
「……カールが、死んだ?」
「何故、どうして……いや、それならば国はどうなる!?」
「……今すぐスウェーデンに戻る。仕度をしろ」
「……国も、アドルフの娘である私を待っているはずだ」
「私が、私さえ国に舞い戻れば父の栄光で幾らでも出来る!私は獅子王の娘なのだから!」
高らかに、誰かに向けて宣言する
かつての恋人の死を前にしても、何も揺れる事はなく。ただやるべきをこなしていく
その振る舞いは氷の様、その在り方は岩の様
冷たく、強情で、何者にも触れさせない
自分に素直で、自分に嘘をつかない。苛烈で、気ままで、制御不能。彼女を従える事なんて誰にだって出来ないのだろう
そんな彼女が、今、自分の傍にいる
その事実に頼もしくなるような、頭が痛くなるような……不思議な感覚に身体が消えていく
身体の感覚がシャットダウンしていく、夢の世界から現実へ、過去から今へと浮上していった
170 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/09(土) 22:38:51.86 ID:DwIsP3yBO
【本日これだけ。すみませんでした……】
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/09(土) 22:41:45.99 ID:eJJuKxoG0
乙
クリスティーナはルイ14世のことをよく思ってないのか
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/10(日) 09:38:23.81 ID:jOtovlJBO
>しかしフォンテーヌブローで家臣のモナルジテ(イタリア語版)を殺させたことについては、「王位を賭して自身の哲学を実践しながら、この残忍かつ破廉恥な行為で、せっかくの哲学を台無しにしてしまった」と非難をしている(『ルイ14世の世紀』より)。
これはヴォルテールの記述なので、ルイ14世から嫌われてるかはわからん
173 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/10(日) 22:31:12.26 ID:TlAYXQjVO
【今回も描写だけ……】
174 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/10(日) 22:32:28.87 ID:TlAYXQjVO
「……スター?マスター!」
「今すぐ起きなさい!私を待たせずに!」
「うおっ!?」
クリスティーナの怒鳴り声は、眠っていた頭によく響く
思わずベッドから飛び起きて、声の主の顔色を窺う。頬が少しだけ赤かった
「……見ましたの?」
「何をさ」
「わ、私の……その……過去を……」
「ああ、うん。見た見た」
「何処を!?どの様に!?」
「えーと……クリスティーナが誰かを問答無用で処刑する所とか」
「そこですか……あまり他人に詮索されたく無い部分なのですが……」
「……何があったんだ?その人と」
訝しげに問いかける貴方。なるべく慎重に、傷に触れない様に
その表情に悟ったのか、クリスティーナは話し始める
「あの男の名は……モナルデスキ。モナルジテと言った方がいいかもしれない」
「モナルジテ暗殺事件というのをご存知か。マスター」
175 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/10(日) 22:33:43.39 ID:TlAYXQjVO
「まず、私が何故フランスに滞在していたかを話そうか」
「発端は宗教の改宗……その反発のせいで、国から離れざるを得なかったのだ」
「当時のスウェーデンはプロテスタント。それを改宗、ましてや女王が等前例が無い」
「じゃあ、クリスティーナも苦渋の決断で……」
「いや?寧ろ即決だったが」
「あんな、説教ばかりで何の役にも立たないカビの生えた宗教から早く離れたかったしな」
「スウェーデンという国に対しても愛想が尽きていたというのもあるな。あの国は私がミサを挙げる事すら許さない血も涙もない国だ……」
「まあ、さっさとローマに行きたかったしな。あそこはいい!私の第二の故郷だ!」
「えぇ……」
余りにもあんまりな彼女の発言に、ガックリと肩の力が抜けていく
クリスティーナは貴方の様子を知ってか知らずか話を進める。自分が起こしたとも呼べる事件の全容を……
「モナルデスキは、私の腹心足る部下だ。私のローマ滞在にも」
「本当はローマにずっと滞在するつもりだったのだが、ペストの流行が酷くてな」
「そこで、一時期フォンテーヌブローへと避難していたのだが……そこで、奴の背信行為が暴かれたのだ」
そこまで言って、酷く顔が歪む。本当に、心の底から憎んでいると言いたげに
「奴は、私の機密情報をスペインに売り渡していた。すぐに奴を取り押さえ、直ぐ様斬首する様に命じたのだ」
176 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/10(日) 22:35:02.09 ID:TlAYXQjVO
美しい顔を憎悪に滾らせ、女王は吐き捨てる
しかし、すぐにその色はかき消え……いや、表情そのものが喪失する
無機質で冷たい感触のソレは、もう興味を喪失したといいたげに話す
「奴が情報を流せたのも、全ては私が最も重要な任に就かせていたからだ」
「私の信頼を裏切った罪は何よりも重い。奴の良心こそを死刑執行人とする」
「誰も彼もが奴の助命嘆願をほざいたが、私はそんなものを聞き入れなかった」
「挙げ句の果てに……フランスの賓客なのだからフランス王の判断に従え、だと?愚かな」
「私は女王。私は採決者。私は私の宮廷の人間をいつ、どこでも裁ける存在である」
「私に裁きを下せるのは、神にのみ限る。誰であれ私を理不尽に縛ることは許さない」
表情を一切変えずに断言する。自らは何者でも裁ける者であり、何人たりとも裁かせぬと
「奴は処刑の寸前に狂い、スペイン語、英語、フランス語、ドイツ語、ありとあらゆる言語で私に謝罪と懺悔を説いた」
「それを全て聞き届け、私はこう告げた。“首を落とせ”と」
「………………」
177 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/10(日) 22:36:06.88 ID:TlAYXQjVO
……寒気がする。それは何故だろう
目の前の彼女に畏れたから?過去の所業を理解し難いから?
いや、違う……彼女の、クリスティーナの眼だ
絶対零度のその眼からは何の感情も興味も浮かんでいない。憎悪すら越えた無関心が恐ろしい
燃え盛る炎の様な情熱と、凍てつく氷の如き冷酷さ。これが彼女の本来の性格
それに、一端とはいえ触れてしまった。貴方は開いてはいけない門を開いてしまったのでは……
「マスター」「な、何?」
「前にも再三言いましたが、私を理不尽に縛る事は絶対にするな」
「そして、私の信頼を裏切る様な真似をするとどうなるか……わかるだろう?」
「私は貴方を信頼している、故に言おう。私を裏切った場合、相応の罰を与え、裁く」
「貴方の誠実に期待している。マスター」
女王からの問いかけに、貴方は躊躇なく頷く
それは、恐れからではなく……彼女を裏切る事はしないという誓いから
彼女と戦うと決めた時から、貴方に逃避するという選択肢は消えた
クリスティーナは話は終えたとばかりに退室する。貴方もそれを追いかけるように、部屋から足早に出ていった
178 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/10(日) 22:39:06.46 ID:TlAYXQjVO
【本日ここまで。次回は自由行動から】
【モナルジテ暗殺事件に関しては、色々と自己解釈が含まれている事は悪しからず……】
【最後に関しても二通りありましたが、今回は片方だけの採用で】
【余談ですが、ルイ十四世はクリスティーナを終生ナポリの女王とするよう努力すると言ったそうなので】
【(少なくとも最初は)いい関係だったんじゃないでしょうか】
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/10(日) 22:59:08.04 ID:Ej2WJQR10
乙
暗殺であってるのかそれ
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/10(日) 23:07:03.70 ID:Y2mFXQ9fO
乙
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/11(月) 22:13:58.49 ID:Mi4nuZDCo
サーヴァントは既出だとwikiですぐ分かってしまうので、マスターの方のスキルや来歴を色々推察したいんだけどなかなか情報が繋がってこないな
182 :
◆6QF2c0WenUEY
[sage]:2020/05/11(月) 22:15:34.94 ID:LcFG+xcfO
【遅くなってしまったので、ちょっと本日はお休み……】
>>179
【実は、モナルジテの最期にはもう一つの説があって】
【クリスティーナの放った刺客が、完全に息絶えるまで刃物で全身を滅多刺しにし続けた。というのがあります】
【暗殺の定義?知りませんね……】
183 :
◆6QF2c0WenUEY
[sage]:2020/05/12(火) 22:11:38.95 ID:5QjFS101O
【ごめんなさい。今日もお休み……】
184 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/13(水) 20:35:43.83 ID:U4OJvo/wO
【今日は更新します】
【初っぱなから安価ですが大丈夫でしょうか?】
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 20:39:52.89 ID:Ix8XD+gWo
おっしゃ
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 20:39:58.73 ID:3Y+vRM2Q0
ノ
187 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/13(水) 20:42:17.26 ID:U4OJvo/wO
身支度を整えて外に出る。空は冴え渡る程の快晴で、日差しで少し目が眩む
……数日も経っていないライダーとの激闘が、今は懐かしく思えてくる。晴れ渡る空を飛び回る龍が見えた気がした
「……ふぁああ。今日はいい天気だな」
「クリスティーナ、どうする?せっかくだし、また町に行ってみるか?」
「新重も反省しただろうし、久し振りに外を歩いてみてもいいんじゃないか?」
「む、それはいい。丁度、気になっていた酒が欲しくてな」「ダメに決まってんだろ!」
「スウェーデンは冷たい国だ。大して美味くもない酒でも、冗談みたいに税が高い……」
「ここは日本だろバカ!」
「今日の夕食はザリガニだな……」「わかった。金だけは渡すから!」
クリスティーナは知らない。日本でアルコール飲料を購入するには身分証明が必要だと
とはいえ、彼女の買い食いで結局貴方の貯金は底が見えているのだが……
さて、貴方はどこに行こう?時間もある。街をぶらついてもいいかもしれない
1:本屋にでも寄ってみるか
2:誰かに会いに行ってみよう(名前も明記)
3:自由安価(場合によっては無効)
↓1
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 20:46:36.15 ID:Ix8XD+gWo
急にスウェーデンのステレオタイプw
安価なら1
189 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/13(水) 21:12:50.61 ID:U4OJvo/wO
「んじゃ、本屋にでも行くか……」
貴方は、久々に行きつけの本屋に行く事にした
普段の購入歴は、漫画雑誌や参考書等の至って普通の学生らしいもの
とはいえ今は聖杯戦争中。何か情報になり得そうなものを購入してもいいかもしれない
もしくは、クリスティーナの事を調べ直すのもアリだろうか?此方の理解を深めれば多少軟化するのかも……
「……つっても、そんなに金持ってないしなあ」
「クリスティーナがやたらと使うからなあ……」
苦い顔をしながら薄くなった財布をしまう
彼女の無計画な散財で貴方の家計が火の車な事を、クリスティーナは知らない
それでも不自由無く暮らせている辺り、貴方の家がかなり裕福なのは別の話である
「そろそろ買うか。何にしようかな……」
購入した本
1:クリスティーナ女王の事が書かれた本
2:他のサーヴァントの事が書かれた本(クラスも明記)
3:その他(どんなものかも明記)
↓1
誰かと会うか
123:生徒会長
456:副会長
789:???(女性)
↓2
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 21:14:14.27 ID:gIZUhrBqO
2.ランサー
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 21:19:24.11 ID:Ix8XD+gWo
敵の判定はないか
192 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/13(水) 21:40:10.27 ID:U4OJvo/wO
「……これにするか」
手に取ったのはギリシャ神話。その中でも英雄ベレロフォンのもの
かつて、リキュアの地にいたキマイラは鉛の槍で殺されたらしいが……
ランサーの姿はまさしく泥。同じ手が通用するかどうかも定かではない
何か、手がかりになる事が書かれていれば良いのだが。そんな期待を胸に本を取る
同時に、貴方の手に誰かの手が触れる。柔らかな感触は女性のもので、すぐに手を離した
「あっ……!ご、ごめんなさい」
「いえ、こっちこそ同じく……って」
「……貴様、何故ここにいる?」
可愛らしい声で謝罪したかと思ったら、ドスの効いた声で凄まれる
女性……潮会長は、ぱっぱとハンカチで手を拭くと、貴方を睨み付け、胸ぐらを掴む
「貴様……庶務の分際で私の手を掴むとは随分と偉くなったな?立場を弁えるという人として当然の義務すら忘れたか?ええ?」
「いや、今は人前……というか、会長こそなんでギリシャ神殿の本を買いに来たんすか。好きでしたっけ?神話」
「それとこれとになんの関係がある!?今は私が話しているだろうがこの……」
「質問に答えてください!会長こそ、急にどうしたんすか!?」「ひっ!?」
「どうしてギリシャ神話の本を買おうとしただけでそんなに怒るんですか!」
毅然と返答する貴方。その姿に、普段とは想像つかない程に情けない声を出す会長
……この聖杯戦争中で、貴方も成長したのか。もしくはクリスティーナの気質が移ったのか
今、貴方は生徒会長の想像以上にメンタルが強くなっていた
その勢いで、初めて会長に反旗を翻す。会長はその加勢に……
【急に迫られた】−3
123456:負けた
789:絶対に負けない!
↓1
そういや会長は何で貴方に当たりが強いの?
123:人畜無害そうだしサンドバッグとして……
456:お前は私が認めた云々
789:貴方の事が好きだったんだよ!
↓2
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 21:41:59.11 ID:pFmd/mTN0
む
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 21:43:52.72 ID:Ix8XD+gWo
会長は結局参加者じゃないのかなあ
同じく他サーヴァントの本見に来たとかワンチャン
195 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/13(水) 22:02:15.26 ID:U4OJvo/wO
1:圧倒的敗北
2:逆襲のサンドバッグ
「そ、その……知りたい事があって……」
「何っすか」
「フン!貴様にそんな事を「教えて下さい」
「ひぃいい……何なんだオマエ、今日はやけに私に厳しいよぉ……」
「重要な事ですから。で、会長はどうして神話を調べているんすか?」
普段、会長は貴方の人の良さを利用して暴虐の限りを尽くしてきた
所詮は私の言いなりの犬……そう思っていた相手が、今、自分の手に噛みついてくる
振り払おうにも予想以上に力が強くて振りほどけない。その事実が、更に恐怖を煽っていた
「し……知らないだろうが、ギリシャ神話には“キマイラ”という怪物がいてだな」
「は?」
「し、知らないかもしれないと言っただろう!私はそいつの事を調べ……」
「いや、実は俺もそうなんです。キマイラの事を調べようとしていて」
「なな、何故だ!?普通に生きていれば、まず間違いなく関わりの無い単語だろうが!」
「その言葉、そっくりそのまま返しますよ。潮会長こそどうして急に」
「うるさい!貴様にそんな事を言われる筋合いは……」
「……は?庶務、お前これ、何だ?」
「あ……いやこれはタトゥーとかじゃなくて」
「まさか……聖杯戦争のマスターなのか!?何故貴様の様な奴が!」
「は?」
貴方の手の甲に現れたそれを見て、会長は彼をマスターだと発言した
その事を知っているという事は、つまり……
「……会長、少し話が」
「わわ、私はもう帰る!ではな!」
「どこに行くというのです。お茶でも飲んでお話しでもしましょう。当然貴女の家でですが」
「バーサーカー。もういいのか?」
「ああ。充分に暇は潰せた、それよりももっと楽しそうな事もありそうだしな……」
クリスティーナに肩を掴まれ、諦めたのか走る事を止めた会長。その額には汗がビッシリと
貴方はそんな二人を見やりながら、そっと手に持った本を会長の懐に忍ばせるのであった
(なんかスッとしたな……普段いびられてたからかな?)
196 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/13(水) 22:02:54.27 ID:U4OJvo/wO
【長くなりそうなので本日はここまで】
【少しだけでしたが、ご参加ありがとうございました】
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 22:06:28.11 ID:Ix8XD+gWo
乙でした
関係者だったのか…自分でもびっくり
そし判定でどれも性格悪いが一番悪いのを引いたな!?
これはバンッし甲斐がありますね
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 22:21:08.51 ID:gIZUhrBqO
乙
御三家以外の恐らく地元の魔術師で、手の包帯は令呪持ってるフリ?何の思惑があったんだろうか
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 22:31:13.36 ID:pFmd/mTN0
乙
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/13(水) 22:46:38.81 ID:mucoCHoS0
乙
>貴方はそんな二人を見やりながら、そっと手に持った本を会長の懐に忍ばせるのであった
金の節約かな?
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/14(木) 20:12:30.20 ID:Y9enIfpgo
学校のコミュで会長とよく話して判定良かったら、会長と相棒になって聖杯戦争に入ってくルートもあったのかねえ
202 :
◆6QF2c0WenUEY
[sage]:2020/05/14(木) 22:43:39.27 ID:lH6zt3erO
【すみません。本日はお休み……】
203 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/15(金) 22:22:33.63 ID:q/zkMj2mO
【書き溜めしていたりしていたらこんな時間に】
【安価までいくとキツいので、本日は軽く描写だけ……】
204 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/15(金) 22:23:45.87 ID:q/zkMj2mO
「……さて、お話しお聞かせ願おうか」
勢い任せに会長の部屋に上がり込んだ二人。その端でガタガタと震える潮会長
綺麗にキチンと整頓された部屋の真ん中で、我が物顔に紅茶を飲むクリスティーナ
……茶葉も、ポットも、カップも、全て会長から強奪したものだが
「わ、私を口封じに殺す気か!?これだから野蛮な英霊共は!」
「神秘の秘匿とか全員消せば問題ないとか平気でほざく様な奴等だからな!どうせ貴様も」
会長の話は最後まで続かない。クリスティーナの拳が頬を掠めたからだ
更に血の気が無くなる会長。ニッコリと笑い、頭を鷲掴みにして正面を向かせる
「私の言った言葉にだけ答えろ」「止めろバーサーカー!戻れ!」
「……会長、落ち着いてください。まずは、俺の持っている事を全部話します」
「それから、ゆっくり考えていきましょう」
貴方の声に冷静さを取り戻したのか、涙を浮かべつつも確かに頷く
それを確認すると、貴方は語り出す。今までに戦ってきた出来事の全てを
205 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/15(金) 22:24:56.98 ID:q/zkMj2mO
「……で、そこで新重がライダーに刺されて」
「待て待て待て!アキラはともかく、新重までマスターだったのか!?」
「ええ、まあ。でももう大丈夫っすよ」
「そういう問題かこの唐変木!何故我が生徒会から三人も聖杯戦争に参加する阿呆がいる!」
「んな事を言われても……」
生徒会長からの怒りには、頷く事しか出来ない
何故参加している?と言われれば、これ以上の惨事は見過ごせないから。と答えられる
しかし、何故参加“出来ている?”と聞かれたなら話は別だ。そんなのは貴方ですらわからない
「召喚陣に触れたから英霊が呼べた?胡散臭い事を言うな!その理屈ならもっとポンポン英霊が出てくるだろうが!」
「逆に、会長はわからないんですか。どうして俺なんかが英霊を呼べたのか」
「む……うむ、そうだな……」
「可能性としては、“連鎖召喚”があり得るかもしれんな」
206 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/15(金) 22:26:01.99 ID:q/zkMj2mO
「……連鎖召喚?」
聞き慣れない単語に目を丸くする貴方
そんな事を気にせずに、会長は語り始める……
「通常、英霊とは召喚者と触媒、詠唱、あるいは相性で呼び出される者が決まる」
「しかし、稀に“英霊そのもの”が触媒となって他の英霊の呼び水となる場合があるそうだ」
「例えば戦国武将……織田信長を英霊として日本に召喚したとする」
「その後、他の者が英霊を召喚すると……」
「信長の縁者……例えば、森長可が呼ばれる事もある。という訳か」
「またえらくニッチな所の武将だな……」
クリスティーナは、合点がいった様に強く頷く
どうしてスウェーデン出身の女王が戦国武将を知っているかは置いておいて……貴方は彼女に耳打ちした
「けど、そんな英霊いたっけか?」
「いない。つまり全て的外れだな」
「ひっ!?なな、なんだその言い方ぁ!?」
207 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/15(金) 22:26:50.45 ID:q/zkMj2mO
……確かに、思い返してみてもそれらしい英霊は一人もいない
真名を知っているのは、セイバー、ランサー、そしてライダー
エリザベス女王……男だったが……は女王というだけ。未婚を貫いたという共通点はあるか
合成獣キマイラと竜王フェルニゲシュに至っては、最早ヒトですら無い
他の英霊……アーチャー、キャスター、アサシンも
クリスティーナが反応しなかった事を見るに全員初対面の可能性が高いだろう
「まあ私の事は置いておいて……会長?」
「ななななんだ!?!?」
「貴女、やけに詳しいじゃないか。是非とも私にもご教授願いたいが……?」
「うわあ……会長、震えてるよ」
会長の肩に手をポンと置く。友好的な態度とは裏腹に、その眼は全く笑っていない
普段貴方に向ける目線を更に冷たくしたものを向けられた潮は、震える唇で語りだした……
208 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/15(金) 22:28:37.85 ID:q/zkMj2mO
【本日ここまで。次回、鬼生徒会長の秘密が明らかに(なる予定)】
【ここに来て会長ヒロインルートあり得るんですかね……?】
【ちなみに序盤のコミュ次第では新聞部に変わる情報源になってたり】
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/15(金) 22:43:16.01 ID:nR0qey3cO
乙
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/15(金) 23:59:23.66 ID:CjMkxj2zo
乙
まさか会長リピーターとか?
211 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/16(土) 21:48:38.79 ID:KCIpY53cO
【変な時間ですが更新します】
【早速安価あり。遅いので点呼はとりません】
212 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/16(土) 21:49:56.64 ID:KCIpY53cO
「……聖杯戦争なぞ、バカのやる事だ」
「七分の一、下手すればそれ以上だぞ!?パチンコの方がまだ確率的にはマシなくらいだ!」
開き直ったかの様に、普段の様に強気になる
しかし目の前にいるクリスティーナに睨まれると、竦み上がって震え出す
「魔術等、学ぶ事全てが無駄な時代遅れのバカらしいモノ……」
「こんなものにすがって、人生を棒に振りたくはなかった……なかったのに……!」
「なのにどうして……!こんな事になる位なら、断っておけばよかった……!」
クリスティーナの圧が堪えたのか、頭を抱えながら唸る会長
それを聞いて首を捻る貴方。今の会長の口ぶりはまるで……
「は?断るって何をですか」
「フン。魔術協会さ、やけに手当ての充実したアルバイトだとは思ってたよ!」
「……アルバイト?」
「ああそうだよ!私はこの聖杯戦争での神秘の秘匿やその他諸々を請け負っただけだ!」
「「えぇ……」」
213 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/16(土) 21:50:36.38 ID:KCIpY53cO
堂々と胸を張って答える。私はバイトだと
いや、言い方が悪いだけで実際は雇われ魔術師という事もある……のかもしれない
「マスター、少し買いたいものが」
「何を?」
「前に話しただろう。私は気にくわない枢機卿の館に大砲をブチ込んだ事があると」
「この家を壊す気か!?」
ニッコリと笑いかける。その顔は不安しかない
もう用はすんだとばかりにスタスタと帰り支度を始める。それを必死に引き留める会長
「や、止めてくれ!叔父さんと叔母さんは関係無いだろうが!」
「はて?魔術師なんぞを匿う様な家。ここも、どうせ工房なのだろう」
「二人は既に魔術とは袂も別つている!だからこそ私は家族に勘当されてまでここにいる!」
「だから……!私が何でもする。だから叔父さんと叔母さんには手を出さないでくれ……!」
すがる様にクリスティーナにしがみつく。その顔は悲壮感に満ちていて
普段から酷い目に合っている貴方でも、許してあげたくなる様な……
「頼む……!頼む……!」
「バーサーカー……もう……」
「今、何でもすると言ったな?」
「「え?」」
214 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/16(土) 21:51:37.14 ID:KCIpY53cO
意地悪く笑うクリスティーナ
背筋が凍る。貴方は悪魔を見た気がした
「では、まずは貴様の持つ情報を全て吐いて貰おうか」
「な……!?貴様!人の情は無いのか!?」
「何でもする。といった癖に反故にする貴様に言われたくはないがな」
この状況で、なんの情状酌量を持たない彼女に貴方も少しだけ引く
とはいえ、会長が様々な裏の情報を知っている可能性は高いだろう。悪くない選択だとは思う
「えーっと会長、お願いしたいんですけど」
「くっ……何だ。何が知りたい!?何でも教えてやるぞクソっ!」
ヤケクソ気味に返答する会長。この様子だと嘘はつかなそうだ
さて、何を聞こう?個人的な事や戦争の事、何を聞いても教えてくれそうだが……
22:05から、会長に質問
↓1〜3(重要な事でも、どうでもいい事でも。ただし例によって弾く可能性もあり)
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 21:53:52.12 ID:PHZHpqGy0
持ってる限りすべての参加者の情報
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 21:57:40.01 ID:mNs1Ruoxo
裏のスタッフかあ、設定上あまり扱われないから思いつかんかった
何でも聞けるなら大きい範囲で聞いたほうがいいかな
バーサーカーは会長気に入らないだろうけど、他に貴方の気持ちも汲み取って脅してくれてんのかな
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 22:13:44.18 ID:UsSBBoFp0
持ってる全ての参加者の情報
あとこういう事が起きるんで誰かに守ってもらうかこの街から逃げた方がいいんじゃ?
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 22:13:56.89 ID:mNs1Ruoxo
腕の怪我について、今となると怪しいし
あとはバイト?をすることになった経緯とか実際どういうことしてるかとか
219 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/16(土) 22:24:28.33 ID:KCIpY53cO
【安価確認。……後一つ、何でも適当に聞いてもいいんですよ?】
【40分までこなければそのまま流します】
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 22:24:51.02 ID:CCjkmkX/O
ところでこのバーサーカーを見てくれ
どう思う?
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 22:25:49.95 ID:TvXs+E6c0
困ってる事とか悩んでる事があるか聞いてみる
態度がでかいのはいいけど情報伝達はしっかりして欲しい
222 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/16(土) 22:28:50.05 ID:KCIpY53cO
「んー……じゃあ、今回の戦争に参加している人達全員の情報でどうですか?」
「ふざけてるのか貴様!」「何で!?」
「私はバイトだぞ!バイトにそんな重要な事を教えると思っているのか!?」
「あー……」
言われてみれば尤もだ。会長の立場からして、下手に情報は持たされなかったんだろう
自分でも虚しくなったのか、こほんと咳払いをして軽く訂正する
「ま、まあ私だってあるにはあるぞ?御三家の一つである、ガイスロギヴァテスのな」
「……ランサーのマスターの家か。しかし何故」
「奴等も立場としては私と似たようなものだ。連中も外様。何をしでかすかわからんからな」
「特に厳重に監視しろ。と命じられている」
ふん、と鼻を鳴らす。自信はありそうだが……
「じゃあ、それ以外は?他の人の情報とかありますか?」
【情報どれくらいあるの?】
123:ガイスロギヴァテスだけ
456:↑にエーデルワイスもつける
789:↑に正規のバーサーカーも
↓1
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 22:30:27.32 ID:CCjkmkX/O
ほ
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 22:32:11.27 ID:mNs1Ruoxo
コンマは低空飛行が基本なのか…
225 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/16(土) 22:33:55.01 ID:KCIpY53cO
2:バイトに高望みはいけない
【という訳で本日ここまで。ありがとうございました】
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 22:46:13.81 ID:CCjkmkX/O
乙
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 22:46:24.41 ID:TvXs+E6c0
乙
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/16(土) 23:17:51.98 ID:mNs1Ruoxo
まあガイスロキヴァデスだけでもありがたい
外来除けばもっとも情報ないしな
229 :
◆6QF2c0WenUEY
[sage]:2020/05/17(日) 22:19:24.71 ID:GZym6TI9O
【本日オヤスミー……】
230 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/18(月) 20:31:53.63 ID:lTg6+JRyO
【今日はちょっと早く再開】
【安価がありますが、人はいますか?】
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/05/18(月) 20:35:01.92 ID:ydZUfcLjo
了解〜
232 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/18(月) 20:35:46.90 ID:lTg6+JRyO
「……ガイスロギヴァテス、だけだ」
「はぁ……」
「わ、悪かったな……!」
「情報があるだけマシだろ、バーサーカー」
「とはいえ、まさかたった一陣営だけとは拍子抜けもするだろう」
「仕方ないだろうが!奴等は傭兵集団だぞ。私個人では手一杯なんだよ!」
会長の叫びに、貴方の脳裏に浮かぶのはランサーのマスター
ドミトリイ・ガイスロギヴァテス。奴の冷血さは身に染みて痛感している
「……まあ、それだけでもいいんで。教えてくれませんか」
「ハッ、さっさとするぞ。ガイスロギヴァテス家の説明はいいか?」
「んー、おさらいで聞かせてください」
眉間に皺を寄せる。そこからか、と言いたいんだろう
とはいえ、貴方は素人。しかも情報は全て他の陣営からだった
なら、比較的中立の会長からの情報も無価値ではない……はずだ
「……まあいい。ガイスロギヴァテス家は欧州の魔術使いの傭兵が集まった組織の様な家だな」
「特色としては炎系統の魔術の使い手が多いと聞く。破壊力に全部振り切った連中らしい」
「あれ、でも炎を使ってたのは一人だけでしたけど」
「大方外部の魔術師だろう。奴等は様々な理由で他の家も接収しているそうだからな!」
233 :
◆6QF2c0WenUEY
[saga]:2020/05/18(月) 20:38:43.44 ID:lTg6+JRyO
「では話を進めるぞ。よく聞けグズ……」
「はい?」「ヒッ!?何でもありません!」
「私の手元に届いている情報によると、奴等は“三人”の魔術師を派遣しているらしい」
「え、三人?俺も何回か会ってるけど二人しかいなかった様な……」
「そこまで知るか!後方支援なり何なりで表に出て来ていないだけだろうよ!フン!」
キレ出す会長をまあまあと落ち着かせる
しかし、三人もいるとは予想していなかった。とはいえ表に来ないなら問題は無いか……
「……で、会ったのはどいつだ?」
「んーと確か……ドミトリイって呼ばれてた人と斧を振り回してた女の人です」
「ドミトリイとルシフェルか。成る程、いかにも前線に出てきそうな二人だな」
「その二人、有名なんすか?」
「有名も何も。ドミトリイは次期当主だぞ?」
「なっ……!?」
次期当主。その言葉に背筋が引き締まる
あの冷酷な男は、御三家の当主として選ばれる程の実力を持つという事実に震えそうに
「それと、奴の経歴は少し妙でな」「妙?」
「大学を卒業した後、時計塔に席を置いているんだよ。何故こんな意味不明な事を……」
「ん?それって何時の時期っすか?」
「今が冬だからほんの数ヵ月前だな」
「俺達とそんなに変わらないの!?」
衝撃の事実に、つい声を荒げてしまう貴方
まさか、あの年期の入ったマフィアの様な姿で自分達と大して変わらない年齢だったとは……
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