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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」羽黒「その4です!」【安価・コンマ】
- 434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/08(金) 00:11:38.77 ID:qfJzEqYK0
- 禁止だったのか
スマヌ
- 435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/08(金) 18:32:32.05 ID:6MAVpLAA0
- 無効安価で内容ずれるってことは無いよな?
- 436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/08(金) 20:00:46.19 ID:S8EVnytdO
- 範囲内に無効安価が混ざってても当選しなきゃ基本的にズレることはない
というか当選してたら同一個体ではないけど一応採用されてたと思うよ
よくても匂わせる程度だろうと思うけど
- 437 :ここから閲覧注意 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:21:37.90 ID:d7tOMI6H0
- お待たせしてすみませんでした!エピローグ、投下します。
見るのが辛いというご指摘を頂きましたので、最初と最後の名前欄に『閲覧注意』を、そして大幅な改行を挿入させていただきます。
- 438 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:22:46.16 ID:d7tOMI6H0
- ――エピローグ
――朝雲家
提督「……全問正解。よく出来ました」ナデナデ
朝雲「ふふっ♪お兄さんが教えてくれるんだもん。しっかり復習してるんだから!」
提督「そう言ってもらえると嬉しいよ。教える方としてもな」
朝雲「えへへ♪ところでお兄さん、彼女が出来たって本当?」
提督「………」
朝雲「あれ?違うの?」
提督「……だ、誰から聞いた?」
朝雲「清霜だけど。最近、あまりに嬉しそうだったから理由を聞いたんだけど……そしたら『お兄ちゃんに彼女が出来たの!』って」
提督「……あ、あー、そういうことか。うん、まぁ、数ヶ月前から付き合い始めてな」
提督(一瞬、清霜が俺との関係をバラしたのかと思った……そうだよな。あれだけ『秘密にしておいた方が良い』と説明したし、流石にそんなこと言わないよな……)
朝雲「そっか……そうなんだ……」
提督「……どうしたんだ?」
朝雲「ううん、何でもないの。ただ、ちょっと寂しいかなって」
提督「寂しい?」
朝雲「だって、お兄さん……彼女とイチャイチャして、私に会ってくれなくなっちゃいそうで……」
提督「……そんなことないさ」ポフッ
朝雲「あ……」
提督「朝雲ちゃんは大事な教え子なんだ。勉強はもちろん、悩みがあればいつでも相談してくれて良いからな?」ナデナデ
朝雲「……良かった。これからも、お兄さんと会えるんだ……じゃあ、今まで通り遊びに行っても良いわよね……?」
提督「あぁ。ジュースとゲームしか無い家だけど、いつでも歓迎するよ」ニコッ
朝雲「……うんっ」
朝雲父「………」ジー
朝雲母「………」
朝雲父(そうか、提督君に彼女が……少し残念だな)ボソッ
朝雲母(まぁ、こればっかりは仕方ないわね。誰とお付き合いするかは、提督君が決めることだもの)ボソッ
朝雲父(……とりあえず、娘は失恋したとは考えてないのは良かった)
朝雲母(結局、あの子が提督君に抱いていた気持ちは……家族に向けるものだったのかしらね)
- 439 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:23:47.78 ID:d7tOMI6H0
- ――朝雲家・玄関前
朝雲父「これからも娘の家庭教師をよろしく頼むよ」
提督「えぇ、もちろんです」ニコッ
朝雲(次は明後日だっけ……早く2日経たないかなぁ)
朝雲母「この子、提督君がいると張り切って勉強するもの」クスッ
朝雲「教えてもらってるんだから、ちゃんとやらなきゃダメでしょ?」
提督「ははっ……だけど、無理は禁物だからな?」ポンポン
朝雲「分かってるってば!」
提督「それじゃあ、僕はこれで」スタスタ…
朝雲「うん!バイバイ!」ノシ
提督「………」スタスタ…
提督(これでバイトは終了。でも、今日は……俺にとって、バイト以上に重大な出来事が待っている)
那珂「……提督君、お疲れ様っ」ニコッ
提督「那珂?もしかして、ここに来て待っててくれたのか」
那珂「うん。だって、少しでも提督君と一緒にいたいから……///」
提督「……そ、そうか///」
那珂「えへへ……///」
清霜「……お兄ちゃん」ヒョコッ
提督「えっ、清霜?」
那珂「ふふっ。清霜ちゃんも、提督君と一緒にいたいんだって。頼まれたから、連れて来てあげたの」
提督「……なるほど」
清霜「……迷惑、だった?」
提督「そんな訳無いじゃないか。こんなに可愛い妹……」
清霜「……違うもん。2人きりの時や那珂さんといる時は違うもん」プクーッ
提督「うっ……あ、愛人がいてくれるんだ。むしろ嬉しいよ……」ナデナデ
清霜「んっ……♪」ギュッ
提督「………」
提督(やっぱり慣れないな、妹を"愛人"と呼ぶのは……でも、そう呼ばないと清霜が怒るしなぁ……)
- 440 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:25:07.51 ID:d7tOMI6H0
- ――30分後
提督「サプライズ?」スタスタ…
那珂「そう!後で教えるけど、提督君が聞いたらびっくりしちゃうよ!」スタスタ…
提督「そっか……」
提督(……大体、予想はついたな)
清霜「ねぇ、那珂さんのお家ってまだなの?」スタスタ…
那珂「もう着くよ。駅からちょっと遠いのがネックなんだよね……ほら、あそこ!」
提督「………」
清霜「………」
提督(アパートか……それも、お世辞にも新しいとは言い難い……)
清霜(そういえば、那珂さんのお父さんとお母さんって……貧乏って話、お兄ちゃんから聞いたっけ……)
那珂「ここの2階なんだけど……ごめんね?清霜ちゃん」
清霜「え?あ、そっか。私は会っちゃいけないもんね……」
提督「……ごめんな」ナデナデ
清霜「お兄ちゃんまで……大丈夫だよ、私が自分で決めたことだから。ここで待ってるね?」
提督「……ありがとう。それじゃ、行くか」
那珂「……うんっ」ギュッ
スタスタ…
清霜「………」ジー…
清霜(もし、私とお兄ちゃんが"普通の"兄妹だったら……そのまま、お兄ちゃんと一緒に那珂さんの家に行ってたのかな……?)
清霜「………」フルフル
清霜(いや、余計なこと考えちゃダメ。自分で決めたんだから、ちゃんと"愛人"らしくしないと……!)
- 441 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:26:06.03 ID:d7tOMI6H0
- ――那珂家・玄関前
提督「………」スッ…
ピンポーン!
提督「………」
那珂「………」
ガチャ…
提督「……!」
那珂母「はいはい、待たせてすみま……あら?那珂じゃない。急にどうしたの?」
那珂「……ただいま、お母さん。今日は会わせたい人がいて」チラッ
那珂母「……?」チラッ
提督「……始めまして、那珂さんのお母様。娘さんとお付き合いをさせていただいている、5周目提督と申します」ペコッ
那珂母「お付き合い……まぁ〜!那珂、いつの間に男の子と仲良くなってたの?そんな話、一度も聞いたことが無いのに……」
那珂「あ、あはは……ちょっと、色々あって……」
那珂母「そういうことなら、立ち話もなんですし……どうぞお上がり下さい!」スッ…
提督「ありがとうございます。では、お邪魔します……」スッ…
――数分後・リビング
提督「………」チラッ
提督(どの家具もかなり年季が入ってるな……きっと、かなり節約して……)
那珂母「何も無いところですみません……」
提督「い、いえ!そんな……」アセアセ
那珂「お父さんは?」
那珂母「今日もお仕事」
那珂「やっぱり……」
那珂母「私もパートに出てるから、無理しなくて良いとは言ってるんだけど……」
提督「………」
提督(今の会話で分かった。那珂のご両親は、家庭の為に頑張って……だからこそ、那珂も魅力溢れる女の子になったんだろうな……)
- 442 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:27:12.74 ID:d7tOMI6H0
- 那珂母「それにしても、娘に彼氏さんがねぇ……」
提督「………」
那珂「大学で仲良くなって、そのまま……付き合うことになったの///」
提督(……一応、嘘ではないな。ただ、本当の理由は……話せないよなぁ)
那珂母「そうなの……提督さん。そそっかしい娘ですけど、どうかよろしくお願いします」ペコッ
提督「いえ、こちらこそ……」ペコッ
那珂母(お父さんに話したら、きっと驚くでしょうね……この子が自分達のせいで苦労しないかを心配していたから……)
那珂母(だからこそ、こうして娘が男の子と普通に恋愛出来たことを知ったら……お父さん、一安心するかも)クスッ
那珂「……それでね?もう1つ伝えたいことがあるの」
提督「……!」
那珂母「え?」
那珂「実はですね〜……何と!この度はアイドルプロダクションの人にスカウトされまして、アイドルデビューが決まりました!」
那珂母「う、嘘、本当に!?」
那珂「うんっ!と言っても、流石にテレビでバンバン出てるような有名どころじゃないけど……それでも、ローカルテレビに出られるんだよ!」
提督「……やっぱり、そういうことだったんだな」
那珂「えへへ……分かりやすかった?」
提督「サプライズという言葉を聞いた瞬間、アイドル関係の話が頭に思い浮かんだからな……おめでとう」パチパチ
那珂「……うん、ありがとう///」
那珂母「凄いじゃない!昔からの夢が、ついに叶えられたのね……!こうしちゃいられないわ!早くお父さんに電話しなくちゃ!」タタタッ
那珂「あっ、待って!今言ったばかりだけど、流石に全国デビューじゃないから!ローカルだからね!」アセアセ
提督「……ははっ、元気なお母さんじゃないか」
那珂「あはは……たまにあぁやって、空回りしちゃうけど」
提督「それだけ嬉しいんだよ。それより、本当におめでとう……苦労した甲斐があったな」ギュッ
那珂「あっ……///」
提督「お前の努力は、俺が誰よりも知っている。お前なら、絶対に……すぐにでもトップアイドルになれるはずだ!」
那珂「……提督君にそう言ってもらえたら、本当に一瞬でなれちゃう気がする///」ギュッ
- 443 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:28:18.78 ID:d7tOMI6H0
- ――数十分後・玄関前
提督「お邪魔しました」ペコッ
那珂母「ふふっ、いつでもいらして下さいね?」
提督「ありがとうございます。それでは、また……」スタスタ…
那珂「今度はお父さんがいる時に顔出すね?」スタスタ…
那珂母「えぇ、待ってるわ。アイドル、頑張ってね!」ノシ
提督「………」スタスタ…
那珂「………」スタスタ…
提督「……あのバイト、どうするんだ?」
那珂「……やめようと思ってる。コネが出来たから、後は実力で勝負しないと」
提督「そうか……この前までなら、俺は何も言えなかった。でも、今は違う……彼氏になったから、はっきり言うぞ?」
那珂「……うん」
提督「バイトをやめてくれて良かった。これからは、俺と一緒に……いや、それだと語弊があるな」
提督「アイドルとしての活動をしている時以外は……俺と一緒にいてくれるんだよな?」
那珂「もちろんだよ!前にも言ったけど、"那珂ちゃん"は皆のアイドルだけど……"私"は提督君だけのアイドルで、彼女だから」ニコッ
提督「……那珂///」
那珂「えへへ……///」
清霜「……!」
清霜(あっ、お兄ちゃん達が下りて来た……)
提督「……待たせたな、清霜」
清霜「ううん、そんなに待ってない……と思う」
那珂「私達の前なら、気を遣うことないからね?」
清霜「……結構、待たされたかも」
提督「……ごめん」ナデナデ
那珂「お母さんとの話が、長引いちゃって……」ナデナデ
清霜「んっ……大丈夫。多分、そんなことだろうな〜とは思ってたから……」
- 444 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:29:43.62 ID:d7tOMI6H0
- ――数分後・帰り道
清霜「へ〜!那珂さん、アイドルになるんだ〜!」スタスタ…
那珂「と言っても、この地域しか映らないテレビだけどね」スタスタ…
提督「それでも十分凄いじゃないか」スタスタ…
那珂「えへへ……///」
清霜「……でも、それじゃ……お兄ちゃんと那珂さんは、離れて行っちゃうの?」
提督「……!」
那珂「……それはまだ分からない。このまま無名で終わっちゃうか、人気アイドルになれるかは……私次第だから」
那珂「だけど、もし私が人気アイドルになれたとしたら……確かに、全国を飛び回ることになると思う」
提督「……そう、だよな。ずっと地元で活動し続けるのは……無理だよな」
清霜「………」シュン
那珂「だからこそ、提督君が清霜ちゃんと一緒にいてあげて?」
清霜「……!」
提督「もちろんさ。ただ、大学卒業後はどうなるか……実家から通える職場を探すにも、結局は那珂と同じで……どうなるか分からない」
清霜「………」
提督「でも、那珂と清霜を彼女にすると決めたんだ……可能な限り、2人と一緒にいられるよう努力する」
清霜「お兄ちゃん……」
提督「那珂もスキャンダルには気をつけろよ?今はまだ良いかもしれないけど、有名になったら……俺と一緒にいる所が見つかったら大騒ぎに……」
那珂「大丈夫!髪下ろしてマスクしたらバレないバレない!」
提督「………」
提督(不安だ……でも、それを嬉しいと思う自分がいる……俺、いずれ出来るであろう那珂のファン達に殺されそうだな……)
- 445 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:31:24.70 ID:d7tOMI6H0
- 清霜「……お兄ちゃん。私、お父さんやお母さんと会えなくなる覚悟は……出来てるよ?お兄ちゃんさえいてくれれば、私は……」
提督「………」フルフル
清霜「……!」
提督「いずれ、その時が来るとはいえ……それは最後の手段だ。出来る限り、両親には俺達の関係を隠して……」
提督「特に清霜は、大学を出るまでは両親に助けて貰った方が良い」
提督「もちろん、お前が本気で高卒で働きたいというなら……俺は清霜の考えを尊重する。だけど、現実はそう甘くないんだ……」
清霜「………」
那珂「私は奨学金を返済しないといけないから、最初はどうしても生活が厳しくなりそうだし……」
提督「俺も新入社員だから、やっぱり給料は多く貰えないと思う。こればかりはどうしようもない」
清霜「だったら、すぐにでも働かないと……!」
提督「……逆なんだ。俺達の都合で、清霜に辛い思いをさせたくない」
那珂「働いたり一緒に暮らすのは、大学を出てからでも出来るけど……高校や大学で勉強するのは、1度しか出来ないから」
清霜「………」
提督「………」ギュッ
清霜「あ……」
提督「ごめんな……俺達がもっとしっかりしていれば……」
那珂「………」
清霜「……ううん。私こそ、ごめんね……?お兄ちゃんのことを、本気で好きになっちゃったから……」ギュッ
清霜「私が、お兄ちゃんのことを……"1人の男の人"として、好きになっちゃったから……」
提督「……清霜」
清霜「お兄ちゃん……どうして、血が繋がってたら……その人のことを、好きになっちゃいけないの……?」
提督「……っ」ギュウッ
清霜「大好きで、両想いになれたのに……那珂さんにも、許してもらえたのに……どうして、こんなに……胸が苦しいのかな……」
提督「清霜……俺と那珂だけは、お前の味方だ。何があっても、お前の傍にいるからな……!」
清霜「うん……うんっ……!」
那珂「………」
那珂(提督君と清霜ちゃんが、このことをご両親に話せば……きっと、受け入れて貰えないと思う。いや、私以外の、誰からも……)
那珂(だからこそ、清霜ちゃんには……酷い言い方になるけど、親の力を借りられる間は……借りておいた方が良い)
那珂(いずれ、家を出て私達と一緒に暮らすことになれば……きっと、親を頼れなくなっちゃうと思うから……)
- 446 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:32:47.51 ID:d7tOMI6H0
- 清霜「……分かったよ、お兄ちゃん」
提督「え……?」
清霜「私、これからは……今まで以上に勉強する。それで、すっごく頭の良い高校や大学に行く!」
提督「……!」
清霜「卒業したら、すっごいとこで働いて……た〜っくさんお金を稼ぐ!」
清霜「そうすれば、お兄ちゃんやお姉ちゃんの力になれるでしょ?お兄ちゃん達と、ずっと一緒にいられるでしょ?」
提督「清霜……」
那珂「清霜ちゃん……」
清霜「私のせいで、お兄ちゃん達を苦労させたくない……だから、私も一緒に働くから!」
清霜「お兄ちゃん達の言う通り、大学に行って……とびっきりの所で働いて、一杯稼げば……」
清霜「お兄ちゃん達と、堂々と一緒にいられるでしょ?家を飛び出しても、変に思われないでしょ?」
清霜「もちろん、それからは……お兄ちゃん達と、ずっと一緒だから……お父さん達には、会えなくなっちゃうけど……」
清霜「それでも良い!私とお兄ちゃんを引き離そうとするなら、一生会えなくても良いもん!それ以上に……お兄ちゃんと、いたいから……!」ギュッ
提督「………」ナデナデ
清霜「あっ……///」
提督「お前は、本当に……俺なんかには、もったいないほどに……良い子で、良い妹で……そして、最高の"愛人"だよ……」ナデナデ
清霜「……うんっ///」
那珂「………」
那珂(……世の中、おかしいよね。こんなにも愛し合っているのに、それを……近親相姦という理由だけで、全てを否定するなんて……)
那珂(いや、それが普通の反応だということは分かってるけど……当事者達の気持ちも知らない癖に、頭ごなしに否定するのは……ダメだと思う)
那珂(皆が知らないだけで、その辺のドロドロした恋愛よりも……例え近親同士でも、こうして……綺麗で、純粋で、素晴らしい愛だってあるのに……)
那珂「……でも」ダキッ
提督「おっ……」
清霜「……!」
那珂「私の気持ちだって、清霜ちゃんの気持ちに負けてないんだからね!」ギュウッ
清霜「むっ……」
提督「……もちろんだよ。清霜には悪いけど、俺が最初に好きになったのは……那珂だから」
那珂「……えへへ///」
清霜「……わ、私だって負けてないもん!」ダキッ
那珂「うん、分かってる。でも、私が1番の彼女って言う約束だよね?これだけは譲れないよ!」
清霜「むぅぅ……!」
提督「………」
提督(おとなげないだとか、子供と張り合うなとか……そんなこと、言えないよな。那珂公認とはいえ、俺は妹を"愛人"にしてしまっているから……)
那珂「提督君っ!」
清霜「お兄ちゃんっ!」
提督「は、はい!」
- 447 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:34:44.87 ID:d7tOMI6H0
-
「私、すぐにでもトップアイドルになって……提督君を虜にしちゃうからね!」
「私だって、すっごく勉強して……お兄ちゃんが驚くような大学に入ってみせるんだから!」
「……あぁ。俺も、2人の為に……頑張るから」
(例え世間から認められなくても……幸せだ。こんなにも、俺のことを想ってくれる女の子達と……ずっと一緒にいられるからな)
- 448 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:35:54.71 ID:d7tOMI6H0
- ――同時刻・提督家
浜波「………」フラフラ
浜波(嘘……そんなことって……)
母「は、浜波……?大丈夫……?」
浜波「………」
父「もしかして、具合が悪いのか……?」
浜波「……大丈夫」
母「でも……」
浜波「大丈夫って、言ってるでしょ……」
父「いや、さっきからフラついて……」
浜波「……私のことは、放っておいて……」
バタン…
父「………」
母「………」
父「……何か、あったのか?」
母「家にいるから、誰かにいじめられた訳じゃ無いはずだし……」
父「だとしたら、やっぱり昔のトラウマが蘇って……」
母「徐々に家の中でも普通に過ごせるようになってたら、急に元に戻っちゃったから……」
――浜波の部屋
浜波「………」
浜波(お父さん、お母さん……ごめんなさい……でも、私……もう、無理……)
浜波「……っ」ジワッ…
浜波(だって……聞いちゃった、から……兄さんと、きーちゃんの……会話を……)
浜波「……愛人って、何なの?」ポロポロ
浜波(兄さんの言葉を聞いて、私は……頭が真っ白になった。きーちゃんを……実の妹を、愛人にするだなんて……!)ポロポロ
浜波(おかしいよ……絶対、おかしいよ……!それだけじゃない。きーちゃんだって、実の兄に恋するだなんて……!)ポロポロ
浜波(しかも、愛人を受け入れるだなんて……!正気なの……!?でも、そのことより……)ポロポロ
- 449 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:36:35.34 ID:d7tOMI6H0
- 浜波「……自分だけ、ズルい」ポロポロ
浜波(私は、ずっと悩んでたのに……妹が、兄を愛しちゃいけないって……自分の気持ちに、苦しんでたのに……!)ポロポロ
浜波(きーちゃんは……常識や、倫理観より……自分の気持ちを、優先して……兄さんと、両想いになって……!)ポロポロ
浜波(いつも……いつだって、そうなんだ……きーちゃんは、私より後に生まれたのに……私より、先へ進んで……!)ポロポロ
浜波(きーちゃんばっかり、兄さんと話して……私だって、本当は……もっと、兄さんと沢山……話したかったのに……!)ポロポロ
浜波(それで、常識を無視して……自分、だけ……兄さんと……ズルい、ズルいよ……!倫理観に囚われてた私が、馬鹿だったの……!?)ポロポロ
浜波「ぐすっ……うぅっ……!」ポロポロ
浜波(きーちゃん……私が、兄さんに依存してることを……知ってる癖に……)ポロポロ
浜波(兄さんがいないと、私が……生きていけない、まともに生活出来ないことを……知ってる癖に……)ポロポロ
浜波(それなのに、自分だけ……兄さんに、想いを伝えるなんて……酷い……酷いよ……!)ポロポロ
浜波「兄、さん……えぐっ……兄さんっ……」ポロポロ
浜波(嫌……置いていかないで……!私はもう、兄さんがいないと……)ポロポロ
浜波(だけど……兄さんに、迷惑……かけたくないのも、本心で……)ポロポロ
浜波(こうして、少しずつ……部屋の外に、出られるようになったのも……兄さんがいた、お陰で……!)ポロポロ
浜波「でも、それは……兄さんが、傍に……ぐしゅ……いて、くれたから……」ポロポロ
浜波(私は、兄さんと……きーちゃんに、見捨てられて……暗い闇の中に、置き去りにされて……)ポロポロ
浜波(兄さんが、私の光だったのに……私の前を照らしてくれる、太陽だったのに……!)ポロポロ
浜波(兄さんがいてくれないと、私……暗闇から、動けないままで……そのまま、ずっと……)ポロポロ
浜波「うぅっ……兄さん……兄さぁん……嫌……嫌ぁっ……!」ポロポロ
浜波(見捨てないって、言ったのに……傍にいるって、言ってくれたのに……!)ポロポロ
浜波(でも、私がいたら……兄さんの重荷になっちゃう……どうしたら、良いの……?)ポロポロ
浜波「うぐっ……えぐっ、ぐすっ……!」ポロポロ
浜波(痛い……胸が、心が……痛いよ……!虐められてた時より、凄く……痛いよぉ……!)ポロポロ
浜波(ごめんなさい……こんな、みっともない妹で……迷惑ばっかりかけて、ごめんなさい……!)ポロポロ
浜波(でも、捨てないで……兄さんのことが、好きで……兄さんがいてくれたから、ここまでこられて……)ポロポロ
浜波(なのに、私だけ置き去りだなんて……そんな、ことってぇっ……!酷いよ、きーちゃん……自分だけ……!)ポロポロ
浜波(私だって、兄さんのこと……心から、愛してるのに……どうして、いつも……うぅっ……!)ポロポロ
- 450 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:37:50.72 ID:d7tOMI6H0
-
「兄さん……私を、見捨てないで……お願いだから、傍にいて……こんなにも、好きなのに……うぅっ、あぁっ……うわああああああああああああっ!」
――那珂・清霜 GOODEND
- 451 :閲覧注意ここまで ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/12(火) 01:39:25.12 ID:d7tOMI6H0
-
以上でエピローグは終了です。
実は清霜の描写は、風俗店でアルバイトをしていた那珂が正妻だったお陰で、本来ならビターな結末が若干マイルドになっています。
ここからは各ヒロインのプロットを投下していきます。ただし全員が30台〜ENDまで辿り着いている為、解説量は少なくなります。
・浜波(リーチまで到達している為、END開放時〜エピローグの展開を解説します)
END開放時、最終的に提督と気持ちを通わせたいという想いが勝り……震える声で、涙を流しながら提督に告白する。
提督は最初『それは依存心で恋心じゃない』と説得するが、浜波は『違う!』と否定し、その優しさで私は変わろうと思う勇気を貰えた。
提督が好きだからこそ迷惑をかけたくない、好きだからこそ今の状況から脱却したい。そして……自分に優しさを向け続けてくれたから、ずっと一緒に居たいと思ってしまった。
実の妹、それも引きこもりからこんなことを言われて迷惑だと思うけど、もう我慢出来なかった。せめてこの気持ちだけでも伝えたかった。
提督、浜波が心の底に抱いていた強い想いを聞き……彼もまた『心の傷を負った妹を助けたい』という気持ちから『好きだから助けたい』という気持ちに変化してしまう。
だが、提督も浜波も……こんな関係、いずれは家族に知られてしまう。隠し続けるのは無理だと考えていた。増して浜波はまだ家から出られない状態なのだ。
それでも、提督は大学を卒業したら家を出てすぐに働き、浜波を養うことを約束する。浜波は無理して外に出ず、家で家事をして欲しいと言う。
浜波、その言葉で心が嬉しさで満たされていき……提督を静かに抱き締め、今度は嬉し涙を流す。
今は提督は大学生なので、両親や清霜に知られないよう、恋人として接するのは2人きりになれる部屋の中だけにすると約束し合う。
いずれは両親にこのことを知られ、勘当されてしまうかもしれない。だけど、2人なら生きていける……茨の道を選んででも、2人は共に生きていくことを決意した。
エピローグは清霜とほぼ同じ展開になる。近親愛という葛藤の末、それでも互いを愛することを選ぶ。
この時点で引きこもりが劇的に改善され、提督がいる状態であれば外出出来るようになっている。
※ただし、END開放以外の場合は好感度の数値によってエピローグの内容が変化していました。
好感度0〜19だった場合、引きこもりが改善されないまま、提督が「根気良く治していかないとな」と言いながら浜波を励ます展開になります。
好感度20〜29だった場合、浜波が「少しだけ……外に出てみようかな……」と考える展開になります。
好感度30〜39だった場合、浜波が提督に迷惑をかけられないと考え、自主的に近所を歩く等、着実に回復している展開になります。
今回は失恋だった為、こちらが想定していた限りでは最も暗い展開になりました。
・朝雲(好感度30まで到達している為、リーチ〜エピローグの展開を解説します)
好感度40到達で、生まれて初めて恋心を抱いたことを自覚する。同級生の男子じゃなく、年の離れた提督に想いを寄せてしまった自分に困惑する。
だが1年間の重みは伊達ではない。どんな時でも真剣に寄り添ってくれた提督のことを慕い、朝雲は本気で恋人になりたいと考えるようになる。
同時に、清霜から兄を奪うことになってしまうのではという後ろめたさも感じてしまい、罪悪感で最後の1歩すなわち告白に踏み出せなくなる。
END開放時、清霜には悪いと思いつつも、やはり我慢出来ずに自分の気持ちを提督に打ち明ける。
提督は最初『Like』としての好きだと勘違いしたが、すぐに朝雲が『違う!Loveの方!』と訂正する。
その言葉に提督は驚愕し、慌てながら『ダメだよ。俺は大学生で朝雲ちゃんは小学生。年齢差とか色々な問題が……』と説得しようとする。
しかし朝雲の言葉は止まらず『年齢とか教え子なんて関係無いもん!私はお兄さんのことが好きなの!大好きなの!恋人になりたいの!』と言う。
提督、朝雲の本気の言葉に胸を打たれてしまい……『じゃあ、堂々と付き合うのは朝雲ちゃんが20歳になってから。それまではこっそり付き合うしかない』と言う。
朝雲、その言葉で提督に抱き着く。そして『それで良いよ。どうせお父さん達に言っても怒られるだけ……だから、皆には内緒で付き合おうね?』と約束する。
エピローグは朝雲が両親の前でボロを出してしまい、提督と交際していることがバレる。
しかし朝雲の両親は娘が提督と交際することに割と好意的だった為、後日提督を呼び出し、娘をよろしくとお願いする。
ただし流石に大学生と小学生が交際していることがバレたら世間体がまずいことになる為、娘が20歳になるまではこっそり付き合って欲しいと頼まれる。
提督と朝雲、苦笑しながらも両親から受け入れて貰えたことに喜び、これからも仲良くしていくことにする。
オープニングはもうしばらくお待ち下さい。熊野と如月は良いとして、瑞鶴と霞をどうするかで悩んでいます……
- 452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 01:44:16.56 ID:N0GHPFGHo
- 乙でした
いやきっつ…浜波…
- 453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 01:44:56.89 ID:54Qd0hUMO
- 乙
瑞鶴は流石に少しアレンジしてもええんちゃうか
- 454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 01:51:46.40 ID:Zbn0PmcA0
- 浜波は変にビターな設定投げたらこういう結果になりうるって見本にもなったよなあ……
これで又虐め前提のキャラが失恋とか流石に勘弁してほしいんだが
- 455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 02:47:53.54 ID:x2yXKPPJO
- 乙
ぶっちゃけ空気で終わるよりは失恋の方が存在感あって良いと思うがな
一周目の雷ちゃんとか20すら行かなくてあんまり印象に残らなかったぞ
- 456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 06:36:36.85 ID:iEucND2Y0
- 今シリーズは好きな艦娘が軒並み失恋して辛い
- 457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 09:40:38.42 ID:AlJ8eaCA0
- 瑞鶴の安価取った奴って何も考えずにコピペ4連投だし、熊野の安価取られた時点で本来は少しでも内容変えるべきだったわな。
どうしても整合性取れなければ、せめていじめの要素無くして「クラスの肉便器(金の事情か性欲強すぎか)、提督も成り行きで参加」程度にアレンジで良くね。
- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 09:53:01.35 ID:8VUxEdv0O
- 普通の人は他人のヒロイン安価に合わせてコロコロ自分のヒロイン安価の内容変えないんだけどな
大体の人が一貫してコピペ四連投だろヒロイン安価は
- 459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 10:08:12.69 ID:PHidVioyo
- エピローグ乙
ビターなエンドをマイルドにする那珂ちゃんは寛容、はっきりわかんだね
でも那珂ちゃん以外も清霜の同級生や姉で歳や近親相姦を考えるとあんまとやかく清霜の事を批判できないしそれらが正妻だとどんな感じでビターになってたんだろ清霜描写
ずいずいは山城の時みたいにいっぱい虐めてあげたいからあんまりマイルドにするのはちょっと反対かなって
- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 11:09:32.46 ID:PemFsTiF0
- あんまり人の安価にとやかく言うべきじゃないんだろうけど
瑞鶴は盛れるだろう設定や解釈に自由度がなさ過ぎるのは考え物だと思ってた
霞は逆に自由度が高すぎて困ってるんだろうと思うからこっちはがんばれとしか言えねえ
- 461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 12:13:51.04 ID:wOoX4Uen0
- おぅ……浜波ェ……
イャ逆に考えるんだ、死ななきゃ安いと思うんだ
- 462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 12:24:19.28 ID:8aNZWXHOO
- そのまま首吊りまでいってほしかったな浜波
- 463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 12:53:00.73 ID:xjcHvf2mO
- >>462みたいなのが常駐してること考えると
学校がテーマなんだし最低限のルールやラインは定めるべきだと思うわ
- 464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 13:15:30.38 ID:Zbn0PmcA0
- そもそもこの瑞鶴でエンディング条件満たしたとしてどう考えてもバッドエンドだし
それこそ他のキャラと条件かち合った場合に提督のキャラが滅茶苦茶になるだろ
- 465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 13:24:42.06 ID:0rr34b6So
- それは作者が判断することであってお前さんが判断することではないんやで
- 466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 13:54:18.11 ID:SGAeEC8tO
- 瑞鶴のクラスのモラル低下を霞の敵対勢力の呪いなり如月の術の影響なりにしとけば深刻さは改善されると思う
- 467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 15:07:26.79 ID:Zbn0PmcA0
- 結果的に作者が難産極めちゃってるわけだからねえ
- 468 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 19:20:03.71 ID:We4+345dO
- 別に瑞鶴に限定しなくても霞でも難産になってる訳で
自分の嫌いな設定のキャラを作者ダシにして叩いて変えようとするのは見苦しいよ
- 469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 19:32:26.64 ID:T/7XunhcO
- エンディング満たしてもバッドとかキャラが滅茶苦茶とか今更だよね
前周の近親、ロリっ子、風俗嬢なんて誰がエンディング満たしてもまともにハッピーエンド迎える訳なかったし
提督のキャラだって始まる前はロリっ子勢に引っ張られてロリコンになるか風俗嬢に引っ張られてゲスくなるかの二択みたいな状態だったしな
- 470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 19:39:18.88 ID:pk+R0LF3o
- 瑞鶴はなー
近親やNTRよりは世の中に認められる分まともなエンディングじゃねえかなあ多分
道中が瑞鶴ハードにはなりそうだが
- 471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 19:50:59.82 ID:x89/SzlFO
- エンド迎えてもバッドはともかく最初から最後まで誠実キャラを貫いた4週目提督は凄かったんだなって
親はアレだし性処理メイドが誘惑してきて犬は美少女になった挙句人妻がハァハァしてきたのに舞風一筋だもんな
- 472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 19:57:47.32 ID:Csv/oMMHO
- これ又分かりやすい飛行機ポチポチが沸いたなあ
- 473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 20:00:53.65 ID:cKjI48SGO
- ガッサなんて完全に普通の設定なのに割食ってるし舞風だってもう少しで少年少女の甘酸っぱい恋愛にドロドロの人妻が混ざって足引っ張ってビターエンドに行くかもだったかんな
安価スレなんて色んなのが混ざってんだから完璧を求める人には向いてねえし潔癖過ぎんだよ
- 474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 20:06:03.36 ID:iHAI7B1V0
- 「49.5で一人だけ失恋」を上回る悲惨な境遇は無い定期
- 475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/12(火) 20:35:21.81 ID:eAnhREQjO
- >>474
しかも普通の幼馴染みっていう設定が拍車かけてんだよねえ
- 476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 01:48:37.13 ID:ToJCVIyeO
- 浜波を次回出すならこんな感じ?
浜波
提督を兄と認識して依存してくる同級生のセフレ兼押しかけ妻
1日顔を合わせないだけで、妹に盗られたと勘違いして押し倒そうとしてくる。
顔に火傷痕、首に手形の痕が残っている
- 477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 02:14:09.77 ID:oRhkn849O
- 前に長文で痛い妄想垂れ流したりネタ潰ししてた奴か?しかも火傷跡とか書いてるしこいつ>>462だろ
そもそも>>433で作者が「前の設定引き継ぎダメ」と明言したソースまで出てるのにそれすら見てないとか文盲かよ
- 478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 07:20:00.36 ID:v1HOccjkO
- >>476みたいなガチの低脳な池沼はそもそも掲示板に書き込んだら駄目なレベル
- 479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:17:06.71 ID:9/Vye6i0O
- 一周目:平和
二周目:49.5の幼なじみ()
三周目:鬼畜エロゲシナリオ
四周目:闇が深いメイドと人妻
五周目:妹に出し抜かれる姉
なんか逆に一周目が異端に思えてきた
- 480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 09:40:14.80 ID:/iUq90OA0
- 1週目も一歩間違えば五月雨が荒ぶって実娘巻き込んだ三角関係とかいうやべーことになってたけどね
- 481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 12:03:39.54 ID:M4WvxrtEO
- どーでもいいがコンマ神は不良がお嫌い?
一週目以外の全週で一回は不良が投げられてるのに当たらないぜ
- 482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/13(水) 17:46:08.33 ID:LlCthiVF0
- 特定のキャラに異常な憎悪を向ける奴他の安価スレでもたまに湧くがID:ToJCVIyeOもその類か
とりあえずこういう奴はさっさと刑務所か精神病院に入ってくれないかな
- 483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 01:29:47.35 ID:Rc6XOu3Lo
- >>1ならば必ず良い感じに話を組んで来ると信じているので待ってます
- 484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 07:33:21.52 ID:exbIYd7NO
- 幽霊、不老不死、未来人、変身能力者、人と深海棲艦のハーフ、クローン、宇宙人、超能力者、異世界人、転生者、ギャグ補正持ち、ロボット、二重人格者、末期ガン患者、魔法使い、神様
ここの>>1前作ではこんだけカオスな設定の提督を全部書いてきたからなあ
特に末期ガンと神様の提督が出た時は過去週の設定しっかり回収してるのがヤバかった
よっぽどの事がなければ今回のも大丈夫と思う多分
- 485 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:26:26.33 ID:rbROFLOc0
- お待たせしてすみませんでした!オープニング、投下します。
- 486 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:27:39.42 ID:rbROFLOc0
- ――オープニング
――約1年前(※人間界の時間換算)
ズバアアアアァァァァンッ!!
「うあぁっ!?」
「よくやった!これで自由だぜ!」
『お前ら!今すぐ逃げるぞ!』
「逃げるってどこにだよ!?」
『そりゃ人間界だろ!綺麗な女が一杯いるからな!』
「よし!そうと決まれば散らばれ!奴らに見つかったらおしまいだ!」
ズドドドドドッ!
「うぅ……」
「大丈夫!?」
「な、何とか……でも、牢獄の門が……」ヨロヨロ
「まさか外部に仲間がいただなんて……油断したわ!すぐにでも連絡しないと!」
「また頼るんですか?彼女達に……」
「仕方ないでしょう!?私達では敵わない以上、助けを借りないことには奴らを捕まえられない!」
「……そう、ですね。癪に障りますけど、文句言ってる場合じゃないか……」
――
「……そう、ですか。本当に、どうして貴女達は……いえ、言い争いしている場合ではありませんね。分かりました、すぐ手配します」
「どうしたんですか?」
「……牢獄に捕らえられていた奴らが脱走したそうよ」
「えぇっ!?それって大問題じゃないですか!?一刻も早く後を追わないと!全く、どうしてあいつらはこういう問題ばかり起こして……!」
「同感ですが、今はまず奴らを討伐することを考えましょう。とはいえ、魔導士達は今も様々な世界の問題に取り掛かっていますし……」
「奴らはどこに逃げたんですか?」
「人間界です」
「でしたら人間界に定住する者に……そして、今すぐにでも動ける者を招集して……」
「現状、それしかありませんね。このままでは、罪の無い人間達が被害に……早急に手を打たなければ……!」
- 487 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:28:55.89 ID:rbROFLOc0
- ――約1年後・6周目高校への道
提督「………」スタスタ…
提督(俺は、結局……自分のことしか考えていないんだ。だからこそ、こうして……)
提督(何食わぬ顔で、普通の日常を過ごすことが出来る……出来てしまう……)
提督(本当なら、今すぐにでも……逮捕されてしまっても、おかしくない状況なのに……)つ鍵 ガチャッ
提督「……はぁ」
提督(事実を明るみにするのは、怖い……全てがバレて、人生が破滅してしまうのが……怖くて、たまらない……)
提督(でも、本当に怖い思いをしているのは……俺なんかよりも……)
「提督〜!」タタタッ
提督「……!」チラッ
熊野「おはようございます!今日も朝日が綺麗ですわね!」
提督「……おはよう、熊野」
熊野「あら?元気が無いみたいですけど、何かありましたの?」
提督「いや、そういう訳じゃないんだけどな……」
提督(嘘だ。本当なら、誰にも言えない悩みがある。付き合いが長い熊野にさえ言えない、深刻な悩みが……)
熊野「なら良いですけど、困った時は何でも相談して下さいまし。私と提督の仲なのですから」
提督「……あぁ」
熊野「ほら、そんな陰気な表情でいたら生徒達に笑われてしまいますわよ!元気良く笑顔でいかないと!」
提督「………」
提督(ほんの1年前までなら、俺も熊野と一緒に笑えたんだけどな……今は無理だ)
提督(俺なんかが、笑顔になる資格なんて……あるはずが無い。あんなことをした、俺なんかに……)
熊野「………」
熊野(明らかに落ち込んでますわね……ですが、無理に聞き出すことはしません。こういうのは、自分から話してくれることを待つべきですから)
- 488 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:29:44.31 ID:rbROFLOc0
- ――放課後・6周目高校
熊野「さて、今日のお仕事はこれで終了ですわね……」つ鞄 ガサガサ
提督「………」カキカキ
熊野「提督先生は……まだ、時間がかかりそうかしら?」
提督「あぁ。悪いが、今日は一緒に帰れそうにない」カキカキ
熊野「いえ、こればかりは仕方ありませんわ。では提督、また明日……」
提督「おう、また明日な」カキカキ
熊野「………」チラッ
熊野(愚痴でも何でも、話してくれるのを待ってますから……)スタスタ…
提督「………」カキカキ
提督〈今日あたり、あいつはまた……〉
提督「………」ピタッ…
提督〈部室は明かりが付いていたし、恐らく今まさに……〉
提督「………」つ鞄 ガサガサ
モブ教師「おや?提督先生もお帰りですか?」
提督「……えぇ。もう少しかかると思いましたけど、案外早く終わりましたので」
モブ教師「そうですか。では、戸締りは僕がしておきますね?」
提督「ありがとうございます。では、また明日……」スタスタ…
提督〈まぁ、何も無かったとしても……どうせ、あいつは俺に逆らえないからな……ククッ〉
提督「……っ!」フルフル
提督(くそっ……俺は、また……!)
提督〈いや、今更何を偽善者ぶってるんだ?もう言い逃れ出来ないじゃないか……〉
提督「………」スタスタ…
- 489 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:30:31.27 ID:rbROFLOc0
- ――弓道部・部室
提督「………」スタスタ…
提督〈瑞鶴、いてくれると良いんだけどな……おっ?〉
ずちゅっずちゅっ!ぱんぱんっ!
瑞鶴「………」
モブa「あ〜最高だわ〜!」
モブb「半年使い込んでるけど、こいつ名器じゃね?」
モブc「何回ヤっても気持ち良いもんな!」
提督「……!」
提督〈ははっ、ヤってるヤってる〉
ぱちゅっぱちゅっ!ずぷっずぷっ!
瑞鶴「………」
モブa「くっ、そろそろ出る……!」
モブb「おい、妊娠させたらどうする気だよ」
モブc「一応ピル飲むように言ってるし、そもそも誰の餓鬼かも分からないから無視で良いんじゃね?」
モブb「まぁ、それもそうか」
モブa「うぅっ……!」ゾクゾクッ
ビュルルルルルッ!ドクドクッ!
瑞鶴「………」
モブb「あ〜あ、マンコからザーメン溢れ出てるぞ」
モブc「そりゃ〜俺達が散々出しまくったからな」
モブa「ふぅ……スッキリした」
瑞鶴「………」
- 490 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:31:16.50 ID:rbROFLOc0
- 提督「……お前達」
モブa「おっ、提督先生!」
モブb「もしかして、ヤりに来たんですか?」
提督「……あぁ」
モブc「じゃあ交代しましょう。俺達はさっき思う存分楽しんだんで」
瑞鶴「………」
提督「……分かった。戸締りは俺がやっておく」
モブ達「お願いしま〜す!」スタスタ…
提督「……酷い有様だな」
瑞鶴「………」ハイライトオフ
提督〈しかも目が死んでるし……無理も無いか。何度も犯されたら、大抵の奴はこうもなるだろ〉
提督〈まぁ、そんなことはどうでも良いんだけどな。俺にとって、こいつは逆らえない肉便器みたいなもんだし〉
提督「………」グイッ
瑞鶴「ん……」
提督「……いくぞ。ふっ……!」
ずぷぅっ!
瑞鶴「……っ」
にちゃっにちゃっ……じゅぷっじゅぷっ……
提督〈うわっ、あいつらのザーメンが纏わりついて気持ち悪い……でも、相変わらず膣内の感触は最高だな!〉
ぐちゅっぐちゅっ……にゅぷっにゅぷっ……
瑞鶴「………」
提督「……無言なのはどうかと思うぞ」スッ…
ぎゅむっ!
瑞鶴「んうっ!?」ビクッ
提督〈あ〜あ、どうせならもっとおっぱいデカい方が良かったんだけどな……〉
むぎゅっむぎゅっ!ぐにぐにっ!
瑞鶴「んっ……あっ……」
- 491 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:32:13.99 ID:rbROFLOc0
- ――数十分後
ぱちゅっぱちゅっ!ずぷっずぷっ!
瑞鶴「……っ」ガクガク
提督「はぁはぁ……!///」
提督〈膣内のヒダがグニュグニュ動いて、俺からザーメン搾り取ろうとしてくる……!これが格別なんだよな……!〉
どちゅっどちゅっどちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!
瑞鶴「う……」
提督「くっ……だ、出すぞ……!///」グイッ!
ごりゅっ!ぐりゅぅっ……!
瑞鶴「っ!?」
提督「んぅっ……!///」ゾクゾクッ
ブビュルルルルッ!ドプドプッ!ビュクッビュクッ!
瑞鶴「あぁっ……」ガクガク
提督〈こうやって子宮までチンコを押し付けて、そこから思いっきりぶちまけるのがたまらない……!〉
提督「……ふぅ」ズルッ
瑞鶴「ぅ……ぁ……」コポッ…
提督「……後片付け、しっかりやっておけよ。でないと、"あの時"の動画を拡散するからな」クルッ
スタスタ…
瑞鶴「………」
瑞鶴(……後、どれだけ……この辛い日々が続くのかな……一体、いつになったら……解放されるのかな……)
瑞鶴(もう、疲れちゃった……来る日も来る日も、犯されて……でも、誰にも相談出来なくて……)
瑞鶴「………」ヨロヨロ…
瑞鶴(部室、綺麗にしなきゃ……後で、ピルも飲まないと……何回目かな、この作業……)
- 492 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:33:06.64 ID:rbROFLOc0
- ――15分後・帰り道
提督「………」スタスタ…
提督(くそっ……俺はまた、あんなことを……!どうして、我慢出来ないんだ……!)
提督(あの日、理性が無くなってから……瑞鶴を見ると、どうしても……性欲を抑えられなくなって……!)
提督(最低だ、俺って……!大事な教え子に、手を出すなんて……畜生……!)
提督「……っ」
提督〈だけど、警察に自首する気にはなれない……そんなことしたら、俺の人生が終わってしまう……〉
提督〈それに、やっぱり瑞鶴の膣内は気持ち良くて……思い出したら、またヤりたく……〉
提督「……っ!」フルフル
提督(こんな時に、俺は何を考えてるんだ……!ダメだ、どうしても性欲ばかり湧き上がって来て……!)
ズガアアアアァァァァンッ!
提督「っ!?」ビクッ
提督(な、何だ!?向こうから、凄い衝撃音が……)チラッ
提督「……え?」
霞「はぁはぁ……卑怯な真似を……!」
男A「こっちだってぶっ殺されたくないんでな!」
男B「………」
提督「………」
提督(お、女の子が……空を飛んで……!?)
霞「……はぁっ!」カッ
男A「おっと!」グイッ
男B「………」
霞「っく……!」サッ
ズガアアアアァァァァンッ!
提督「っ!?」
提督(あの子、今……手から光の玉を出して……)
男A「ははっ!どうした?こいつ諸共吹き飛ばせば、俺を倒せるんだぞ?ほら、やってみろよ!」
男B「………」
霞「この……それが出来ないと、分かってる癖に……!」ゼェゼェ
- 493 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:33:52.84 ID:rbROFLOc0
- 男A「ほらほら!早くしないとお前が先に死ぬぞ!」ズバァンッ!
提督「!?」
提督(あ、あいつも手からビームを……!?)
霞「きゃあっ!?」
男A「魔導士だったら瞬殺されてたが、魔法少女程度なら何とかやり合えるからな……!」
提督「……お、おい!お前、一体何を……」
男A「は?」チラッ
霞(い、今よ……!)カッ
霞「はぁっ……!」ズバァンッ!
男A「なっ!?し、しまっ……ギャアアアアアアッ!?」バシュウウウウンッ!
シュウウゥゥ…
提督「……!?」
提督(お、男が、溶けた……!?)
男B「……っ!」ダッ…!
霞「逃がすか……!」カッ
男B「!?」ギュウウウウッ!
提督(あっちの男が縛られた!?いつの間に鎖を……いや、その鎖も手から……)
霞「……!」ポウッ…
男B「っ!」ジタバタ
霞「大人しくしなさいっての……!隠れてるのは分かってるんだから……!くそっ、どこに……いたっ!」
『しまった、見つかったか!?』
霞「とっとと消えなさいな!」カッ
『ギャアアアアアアアアッ!?』シュウウゥゥ…
男B「………」ガクッ
霞「はぁっ、はぁっ……よ、ようやく終わった……」ヘナヘナ…
提督「」ポカーン…
提督(そ、空飛ぶ女の子が手から光の玉と鎖を出したと思ったら、男と謎の黒い影を消し去って……いやいや、唖然としてる場合じゃない!)
- 494 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:35:27.46 ID:rbROFLOc0
- 霞「ぜぇぜぇ……」
霞(まさか、こいつらとの戦いで魔力をここまで使うことになるなんて……)
提督「おーい……!」タタタッ
霞(……え?あの男、どうしてこっちに……しまった!いつの間にか、透明化魔法が解けて……!)
提督「大丈夫か!?怪我は無いか!?」
霞「……えっと、まさか……見たの?」
提督「見たも何も、さっき変な男が放ったビームに打たれて……いや、自分でも何言ってるのか分からないんだが、とにかくそう見えて……」
霞「………」
霞(迂闊だったわ、一般人の接近に気付けないほど追い詰められてただなんて……まぁ、そのお陰であいつらに隙が生まれたんだけど……)
霞「……忘れなさい」
提督「は?」
霞「今見たことは全部忘れなさい。貴方は夢を見てたのよ……」スクッ
提督「ゆ、夢って……」
提督(いや、確かに夢としか思えないけども……)
霞「……うっ」フラッ
提督「お、おい!しっかりしろ!」
霞「これくらい、平気よ……」
提督「あーもう!この際、夢でも現実でもどっちでも良い!とにかく、急いで救急車を……」
霞「ま、待って……!」
提督「いや、だって君の怪我が……」
霞「………」
霞(ここまできたら、もう誤魔化せないか……その気になれば記憶を弄る魔法もあるけど、そんな非道な手段は使いたくないし……)
霞「……話すから。さっきのこと」
提督「話すって……」
霞「今はとにかく……救急車はやめて。自宅まで連れ添ってくれれば十分だから……」
提督「……分かった。道を案内してほしい」
霞「……えぇ」
霞(あぁ、私の馬鹿……こんな失敗をするなんて……)
スタスタ…
男B「……?」ムクリ
男B(あれ?俺、確かにビール買って家に帰ろうとしたはずなのに……何でこんな所に倒れてたんだ?)
- 495 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:36:50.09 ID:rbROFLOc0
- ――数分後・6周目提督家(賃貸マンション)
霞「……ここの202号室よ」
提督「………」
霞「……どうしたの?」
提督「いや、ここ……俺も住んでるんだけど。201号室に」
霞「は?えっ、じゃあ……隣同士だったってこと……?」
提督「マジかよ……今まで全然気づかなかった……」
霞「私も……」
提督(瑞鶴を襲ってしまったことを悩んでて、近所付き合いとか考えてる場合じゃなかったから……)
霞(あいつらを討伐することばっかり考えてたから、ご近所のことなんて全く気にも留めてなかったわ……)
提督「……って、驚いてる場合じゃないな。まずは君の手当てが先だ」
霞「………」
――霞家・自室
提督「えっと、救急箱はどこにあるんだ?人様の家を勝手に漁る訳にはいかないから、言ってくれればそこを探して……」
霞「……大丈夫よ。この程度の傷、こうすれば……」ポウッ…
提督「……!」
霞「ふぅ……」キラキラ…
提督「う、嘘だろ……?あれだけの傷が、一瞬で治って……」
霞「……治癒魔法。魔法使いなら……私の場合、女子だから魔法少女か。これくらい、魔法少女なら誰でも使える魔法よ」
提督「……ま、魔法?」
霞「えぇ、魔法。人間界に住む貴方には信じられないでしょうけど……」
提督「………」
提督(確かに、にわかには信じがたいが……実際、この子が空を飛んで手から光を放つ場面を見たからな……)
提督「……本当に、魔法使いなのか?」
霞「………」フワッ…
提督「!?」
霞「さっき使った飛行魔法。これも魔法使いなら使えて当然の魔法ね」フワフワ…
提督「……分かった、信じる。これだけ目の前で超常現象を見せられれば、流石にな……」
霞「……理解してもらえたようで何より。私は霞。とある事情で人間界で活動する魔法少女よ」
提督「……6周目提督だ。その、よろしく……」
- 496 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:37:35.69 ID:rbROFLOc0
- 提督「しかし、魔法が実在しているとはな……事実は小説よりも奇なりとは、正にこのことか……」
霞「………」
提督「……どうした?ひょっとして、やっぱり傷が……」
霞「そうじゃなくて……本当なら、私が魔法使いであることは……誰にも知られちゃいけなかったのよ」
提督「ま、まさか、秘密を知られたら動物に変身させられるとか……?」
霞「いや、別に罰則とかは無いけど……というか動物に変身って何よ。初めて聞いたんだけど」
提督「………」
提督(流石にパーマンネタは通じないか……あれも正体がバレたら動物に変えられる設定だったから、てっきり……)
提督「……心配しなくても、君のことは誰にも言わない。というか、言ったところで信じてもらえないだろうからな」
霞「そうじゃなくて……出来れば、今日のことは忘れてくれるとありがたいんだけど」
提督「……!」
霞「一般人を、魔法使いのいざこざに巻き込む訳にはいかないから……」
提督「………」
提督(確かに、俺のような普通の……いや、ただの人間があんなバトルに巻き込まれたら、間違いなく大怪我じゃ済まないか)
提督(でも、こんな小さな子が……あんな危険な目に遭っている場面を目撃しておいて『じゃあこれからは無関係です』とは言えないよな……)
提督「……何か、俺に出来ることは無いか?」
霞「……!」
提督「いや、確かに俺は一般人だし、魔法は使えないけど……何か事情があって、あんな危険なことをしてるんだろ?」
提督「だったら、俺はもう半分……いや、3分の1?それとも9割?とにかく、関わっちゃった以上……見て見ぬふりは出来ないと思って」
霞「……馬鹿ね、貴方。周りからお人よしって言われたりしない?」
提督「……そんなことない」
提督(善意もあるけど……魔法が気になるという好奇心の方が大きい。何より、俺はお人よしと呼ばれるような……善人なんかじゃ、無い……)
- 497 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:38:33.16 ID:rbROFLOc0
- 霞「……ダメって言っても納得しなさそうね」
提督「………」
霞「はぁ……分かったわ。助けてもらった恩もあるし、少しだけ協力してもらおうかしら」
提督「本当か?」
霞「だけど、今日はもう家に戻って。それから一晩……じっくり考えて」
霞「これは遊びじゃないんだから。今日みたいに、危険な目に遭う可能性も無いとは言えないし……」
提督「……分かった。じゃあ、その……また、明日な……」スタスタ…
霞「……えぇ」
ガチャ バタン…
霞「………」
霞(あぁ、まさか一般人に見られるなんて……いつも透明化魔法をかけて、他の人間に見つからないよう徹底してたつもりなのに……)
霞(誰の力も頼らず、自分の実力だけで頑張るって決めたのに……でも、あの人がいなければ……最悪の場合、負けてた可能性も……)
霞「……っ」ギリッ
霞(私の馬鹿っ!こんなことにならないよう、普段から気を付けていたのに……!次はもう、同じ失敗は繰り返さないんだから……!)
――1時間後・自室
提督「………」ゴロン…
提督(あまりに衝撃的な出来事だったから、部屋に戻ってからも『実は夢じゃないか』という感覚が抜けない……)
提督(だが、何度も頬をつねってみれば……痛かった。つまり、これはまごうこと無き現実……)
提督「……魔法、か」
提督(そんな便利な物が存在するなら、いっそ俺の罪を消して……いや、無理だ。こんなことを話せば、恐らく軽蔑されるだけ……)
提督(くそっ!やっぱり最低だ、俺は……!自業自得の癖に、この期に及んでそんなことを……!)
パァァ…!
提督「……え?」
提督(何か、目の前が光ってるような……もしかして、あの子……霞ちゃんが、また魔法を……)
パシュンッ!
如月「到着……って嘘!?空中!?きゃああああっ!?」ドサッ
提督「ぐえっ!?」
- 498 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:39:23.58 ID:rbROFLOc0
- 如月「痛た……まさか、ゲートの座標がズレちゃうなんて……」
提督「ぐっ、お、おぉっ……!」プルプル
提督(は、腹に猛烈なダメージがぁ……っ!)
如月「え?あっ、ご、ごめんなさい!」スッ…
提督「いっつつ……な、何だよ、急に……君もかす……あの子の仲間、なのか……?」プルプル
提督(あっぶな!思わず霞ちゃんって言いかけたよ!正体をバラさないって言ったばかりなのに……!)
如月「あ、あの子?」
提督「いきなり目の前に現れるなんて……魔法使いでも、無ければ……っつぅ……!」プルプル
如月「……魔法使い?えっと、もしかして……魔法使いの子と会ったことがあるの?」
提督「……えっ、違うのか?」
如月「知り合いではあるけど、魔法使いでは無いわね。だって私、サキュバスだから」
提督「さ、サキュバス……?」
如月「初めまして、如月と申します。見ての通り、新人のサキュバスですけど……お傍に置いて下さいね?」ニコッ
提督「………」
提督(魔法使いの次はサキュバスかよ……やっぱり俺、夢でも見てるのか……?)
如月「……もしかして、信じてないの?ほら、角だってあるし、尻尾や翼も……」
提督「いや、信じてないというか……それより、どうして俺の腹の上に現れたんだよ」
如月「あ、そ、それはね?魔界から人間界へ通じるゲートを開いたら……出口がズレて、ここに繋がっちゃって……」
如月「本当なら、6周目提督さんの隣を出口に設定したはずなんだけど……」
提督「魔界?ゲート?何だよそれ……いやちょっと待て。どうして俺の名前を知って……」
如月「えっと……貴方が、私の初めてにはピッタリかなと思って……///」
提督「はい?」
- 499 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:40:48.46 ID:rbROFLOc0
- 如月「サキュバスが男性と……その、せ、セッ……えっちしなきゃいけないことは知ってるでしょ……?///」
提督「まぁ、それは……」
如月「それで、私もようやく人間と……え、えっち出来る程度に成長したから……そろそろ、誰かと……しなきゃいけないと思って///」
提督「……それがどうして俺なんだ?」
如月「い、色々な人を調べたんだけど……どの人もサキュバスってだけで飛び付いて来るような、お盛んな人ばっかりで……///」モジモジ
如月「まだ初めての私には、ちょっとハードルが高いと思っちゃって……いきなり激しいのは、その、怖いから……///」モジモジ
提督「………」
提督(要するに初心なのか。そんなサキュバス初めて知ったぞ……)
如月「だから、あまりがっつかなそうな人を調べてたら……提督さんが見つかったの。それで、初めての私に合ってるかなと思って……///」
提督「……俺でセックスの練習がしたいってことか?」
如月「せ、セッ!?その言い方はやめて!///」
提督(セックスという単語で恥ずかしがるレベルなのか……)
提督〈でもサキュバスか……ぶっちゃけヤれるなら何でも良い!〉
提督「……っ!」フルフル
提督(ば、馬鹿か俺は!?こんな時に何考えて……)
如月「あの、そういう訳で……しばらくの間、貴方とえっちする代わりに……居候として、ここに置いてくれませんか……?///」モジモジ
提督「………」
提督〈可愛い女の子がヤらせてくれる上に居候だって!?そりゃもう願ったり叶ったりだ!じゃあ早速いただくとしましょうか!〉
提督「………」ガバッ
如月「きゃっ!///」
提督「……分かった。居候でも何でも好きにしてくれて良い。だから……良いよな?」
如月「あっ、ま、待ってっ!私っ、まだ心の準備がっ!///」アセアセ
提督「セックスして欲しいって言ったのは君じゃないか」
如月「そ、それは……待って!ダメダメダメっ!そんな、いきなりっ!あっ、ああぁぁぁ……///」
- 500 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:42:00.32 ID:rbROFLOc0
- ――翌朝
チュンチュン…
提督「ん……」
提督(……もう朝か。昨夜は色々衝撃的過ぎて……魔法使いにサキュバスって……)
提督(……ちょっと待った。確か俺、サキュバスを名乗る如月という女の子と出会って……それからどうなったんだっけ?)
提督「……!?」
提督(お、おい!?どうして俺は裸なんだ!?いつもなら寝巻のはず……ま、まさか……!)キョロキョロ
如月「………」ガクガク
提督「………」
如月「も、もう……ゆるひへ……あぅ……」
提督「……や、やってしまった」
提督(そうだ、思い出した……俺はこの子の言動に性欲を刺激されて、そのまま朝方まで犯し続けて……)
提督(途中で何度も『もう無理!許して!』って叫んでたのに、俺はそれを無視して……何度も……しかもこの子、カピカピの精液で全身が汚れて……)
如月「ん……あっ、え……?」
提督「……す、すまん!俺、君に酷いことを……」
如月「て、提督さん……えっ、あ……ああぁぁぁっ……!///」
如月(そ、そうだ……私、昨夜……提督さんに、何度も……!///)
如月「あ、あぅ……///」
提督「本当にすまなかった!つい、歯止めが効かなくなって……」
如月「い、いえ、それは、あの……良いんだけど……ただ、思った以上に……激し過ぎて……///」
如月(うぅ、まだ腰がガクガクしてる……スイッチが入ったら、あんなに激しいなんて……聞いてないわよぉ……///)
提督「えっと……」
如月「……だ、大丈夫。気にしてないから……それより、居候のお話は……」
提督「あ、あぁ。こんな家で良ければ、ずっといてくれて構わない」
提督〈いつでもヤれる女が傍にいるなんて、ご褒美以外の何物でも無いからな!〉
提督「……っ!」フルフル
提督(だから俺は何を考えて……あぁくそっ!どうして……)
如月「……///」プシュウウゥゥッ…
如月(こ、これから毎日、提督さんに……あんな激しく、責められるのね……私の体、持つかしら……あぅ……///)
――オープニング・END
- 501 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/16(土) 00:44:25.46 ID:rbROFLOc0
- ヒロインの設定はもちろんですが、魔法やサキュバスが関わる世界観をどのようにするかでかなり悩みました。
霞については>>459の方が仰った通り、自由度が高い為にどのようなプロットを組み立てるかで悩みました。
瑞鶴については、彼女の性格を考えるとどうしても虐められている状況が想像出来なかったので、虐められる原因をどうするかでかなり悩みました。
そして最終的に、読者の方々の『霞や如月の敵対組織のせいにすれば良いのでは?』という意見を参考にさせていただきました。
熊野は書きやすさを優先し、3周目の衣笠と同様に教師設定にしました。ただ、他の3人の設定が濃過ぎる為か、相対的に描写が薄くなってしまい申し訳ありません。
霞の行動安価につきましては、あまりに強力過ぎる魔法や便利過ぎる魔法だった場合(プロットと矛盾する場合)、申し訳ありませんがアレンジさせていただく場合があります。
また、『瑞鶴の虐め問題を魔法で解決する』等の内容も、申し訳ありませんがNGとさせていただきます(現時点では詳しく話せませんが、後の展開に関わってきますので……)。
そしてR-18系安価につきましては、瑞鶴と如月における注意点として『提督やヒロインが社会的・物理的に死亡するような内容』はNGです。
それに加えて、如月は上記の通り『初心』なので、『"現時点では"あまりにアブノーマルなプレイ』もNGとさせていただきます。
- 502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 01:06:00.07 ID:ab7mq+xG0
- 投下乙 難産お疲れ様でしたb
- 503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 03:30:23.99 ID:PNNkKYTpo
- 乙
これは〜練られてる予感…!
全員のストーリーも楽しみだ!
- 504 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 09:22:58.43 ID:My0AFpDm0
- 投下おつ
魔法少女霞ちゃんが触手で責められる展開はありますか?
- 505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 10:47:33.62 ID:AIUIZ0ahO
- 乙です
これがベストって感じで良くまとめたなあすげえわ
…ガチの鬼畜エロゲ主人公みたいな野望や性欲に満ちた提督もそのうち見てみたいよなあ
- 506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 22:47:10.53 ID:qg/CytmV0
- >ガチの鬼畜エロゲ主人公みたいな野望や性欲に満ちた提督
みんなの欲棒が一つになってヒロインがセフレ、ヤリサーの姫、オナホの妖精、性依存症とかになればヤリチン提督になるでしょ
- 507 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 22:57:01.67 ID:U2a1Wil2O
- 島風を擬人化したウサギとして出したい。ウサギだから性欲強いという設定で。
- 508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 23:23:14.43 ID:E6xvoveAO
- R板だけあって艦娘をエロくして提督とヤらせる事しか考えてない住民ばっかりで草
- 509 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 10:33:20.56 ID:wkLQX1rj0
- ・ひたすらエロ派:3
・元ネタや学園設定を重視派:4
・パワポケよろしくSFや非現実要素色々見たい派:3
割合としてはこんなもんじゃね
結果的にエロも見たいって人は実際全員よな
- 510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 12:26:51.88 ID:+csgM49u0
- 2週目でセフレを出した奴が悪い、それが無ければ性奴隷や肉便器はもう1週くらい出るのが遅かったはず
あと俺はキソーを不良にしたり足柄を行き遅れにしようとしただけで下半身脳ではない、エロ設定投げたのは2週目だけだからな
こうなるなんざ全く考えてなかった正直スマンかった
- 511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 12:47:52.81 ID:4h0CR5ogO
- 設定もだけど内容がほぼ一色になるのがなあ。那珂ちゃんにしろ漣にしろ。
逆に>>173はNGだけどそれらしい展開で正直見たかったし。制限は0か100じゃなくていいんじゃないかなって
あ、なくなるよりは現状のままでもエロは見たいです正直
- 512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 14:06:38.35 ID:vxTU1AvKO
- >>511
でもさ普通の設定のヒロインと告白もしてねえのにセックスっておかしいじゃん
40越えてもヒロインの片思い状態だからな50で両思いになっても次の交流は存在しないからシステム上仕方ないのはある
ただ漣とかの時は好感度上昇にしたがってちょいとセックス条件緩めて欲しかったから今回の如月とかはいい試みだと思う
現時点でって事はこれから好感度上昇と共に解禁されていくのだろうし
- 513 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/17(日) 18:25:00.57 ID:ZLh+NIi/0
- 19:00〜19:30頃開始予定です。途中で休憩を挟むかもしれません。
- 514 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/17(日) 19:04:17.87 ID:ZLh+NIi/0
- 始めます。
- 515 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/17(日) 19:08:22.01 ID:ZLh+NIi/0
- 〜 4月1週 〜
――霞家
提督「それで、俺は何を手伝えば良いんだ?」
霞「………」
提督「……霞ちゃん?」
霞「……夢だと思わなかったのね」
提督「あー、それはだな……やっぱり、昨夜の出来事が衝撃的過ぎて……」
提督(魔法少女の次にサキュバスと対面して、しかも一晩中……ここまできたら、流石に現実を受け入れるしかないだろ)
霞「はぁ……まぁ良いわ。貴方に依頼するのは1つだけ。怪しい男がいたら私に教えて」
提督「怪しい男……具体的には?」
霞「今にも女性を強姦しようとしてる奴ね」
提督「っ!?」ドキッ
霞「……何動揺してるのよ」
提督「い、いや、その……あまりに予想外だったというか……」アセアセ
提督(言えない……一瞬、俺がやってしまったことを言い当てられたのかと思っただなんて……)
霞「話を続けるわよ。私が昨夜倒したのは"インキュバス"で、女性を性欲処理道具としか考えてない最ッ低な奴らなの!」
提督「………」
霞「元々は魔界……私が生まれ育った世界で、散々悪いことしてたから幽閉されてたんだけど……少し前に人間界へ逃走してしまって……」
提督「……そ、それで霞ちゃんが魔法で倒さなきゃいけないことになったのか?」
霞「えぇ。私は昼間、学校に通ってるから……どうしてもインキュバスを探せるのは夜になっちゃうのよ」
提督「なるほどな……分かった。それらしい奴を見かけたら、すぐに知らせる」
霞「お願いね。ただ、あいつらは普通の人間と見分けがつかないから、見つけるのは難しいと思うわ」
霞(私のような魔法少女……"魔族"なら一目で分かるんだけど……)
提督「そうなのか……いや、そりゃそうだよな。すぐにバレるようじゃ、とっくに全員倒されてるはずだし……」
霞「………」
霞(本当は、もっと厄介なインキュバスもいるけど……一般人である提督さんを危険に巻き込まない為には、ここまでしか言えないわね)
霞(それだけじゃない。人に頼るなんて、情けないもの……どんな困難も、自分の力で解決出来ないようじゃ……)
↓1霞のコンマ 好感度:0/50
↓2如月のコンマ 好感度:0/50
↓3熊野のコンマ 好感度:0/50
↓4瑞鶴のコンマ 好感度:0/50
反転コンマが最大のヒロインと交流します
- 516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 19:08:33.38 ID:0I5aGwjCo
- く
- 517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 19:10:36.82 ID:iMQt7NUJO
- あ
- 518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 19:10:51.59 ID:BdXOsW8O0
- あ
- 519 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 19:11:16.95 ID:20uMIV2a0
- くぅくぅ
- 520 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 19:11:23.92 ID:oJ2xyXsSO
- ぬん
- 521 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/17(日) 19:16:34.91 ID:ZLh+NIi/0
- 熊野は何をしている?もしくは提督と熊野は何をしている?
19:19以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし19:23の時点で3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
※休み時間や放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です(ただし提督と熊野は教師同士の為、授業中は除きます)。
★ただし霞や如月、瑞鶴が登場する場合、2人が魔法少女及びサキュバスであることや、瑞鶴を強姦していることは隠した状態で交流します。
- 522 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 19:19:22.91 ID:0I5aGwjCo
- 一緒に帰ってる途中にインキュバスっぽいやつに遭遇する
- 523 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/17(日) 19:37:05.91 ID:ZLh+NIi/0
- ――放課後・帰り道
熊野「私達が受け持つ生徒達も、もう2年生ですのね……」スタスタ…
提督「あぁ。去年は俺達も教師なりたてだったから、色々と苦労したっけな……」スタスタ…
熊野「提督、よく失敗してましたものね」クスッ
提督「それを言うなら熊野もだろ。文化祭の準備でドジったのを忘れたとは言わさないぞ?」
熊野「うっ、お、覚えてましたの……?」
提督「当然。あの時はフォローするのが大変だったからな……その分、俺も熊野に助けてもらうことも多かったが」
熊野「……そう、ですわね。結局、今までのようにお互いを助け合って……あら?」
提督「……どうした?」
熊野「あの方、どうやらフラフラしているみたいですが……」スッ…
男「はぁはぁ……」フラフラ…
提督「………」
提督(こんな夕方に酔っ払いか?いや、それとも……)
男「……あん?」クルッ
熊野「……!」
男(あの女、すげえ美人だな……胸はちょっと物足りなさそうだが、ヤり心地良さそうだ)ジュルリ
熊野「て、提督……あの方、さっきからこっちを見て……」
提督「……行くぞ」ギュッ
熊野「あっ……」スタスタ…
男(お、もしかして勘付いたか?でも、俺達が一度狙った獲物を逃す訳ないだろ)スタスタスタ
熊野「ヒッ!ち、近付いて来ましたわ……!」スタスタスタ
提督「くっ……!」スタスタスタ
提督(間違いない。あいつは霞ちゃんが言っていたインキュバスか……!)
提督(くそっ、どうする!?昨夜の出来事を考えれば、俺のような人間が真正面から戦って勝てる相手じゃない……!)
提督「……走るぞ!」ダッ
熊野「え、えぇ……!」ダッ
男(無駄な抵抗を……!)ダッ
提督(霞ちゃんに連絡を……ダメだ!そもそも連絡先を知らないし、熊野に魔法少女の存在をバラす訳には……!)
提督(こうなったら、何とか逃げ回って振り切るしかない……!)
好感度上昇率判定:この後どうなる?
01〜49:熊野が捕まってしまうが、その瞬間……
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:熊野を逃がす為、提督が食い止めようとしていたら……
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:何とか提督家に逃げ込むことに成功し……
好感度上昇:大 ×2.0
直下
好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇
↓2
- 524 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 19:37:44.43 ID:3mmk6DWvO
- ん
- 525 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 19:38:24.68 ID:fs5yCCBhO
- とぉぉ↑おう↓
- 526 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 19:53:14.85 ID:20uMIV2a0
- 今後似たような事態に備えて信号弾をクラフトしよう
ロケット花火にマグネシウムリボンまくだけでもそれっぽくなる
- 527 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/17(日) 19:53:47.73 ID:ZLh+NIi/0
- 43→34:助けて霞えもん! 8×1.0=8/50
男「捕まえたっと!」ガシッ!
熊野「きゃっ!?」
提督「熊野!」
男「俺さ、ちょっとムラムラしてんだよねぇ……だから一発ヤらせてくれぇか?」ジュルッ
熊野「い、嫌……!」ブルブル
提督「くそっ!こいつ……!」
男「野郎は引っ込んでろ!」バキッ!
提督「がっ……!?」バタッ
熊野「提督っ!」
男「よーし、あいつにお前が肉便器にされるところを見せつけてやるか!」ガバッ
熊野「やっ、やめ……嫌ぁ……!」
提督(く、熊野……ぐっ……!)プルプル
男「その表情がそそるぜ!どれ、早速……」
ズバァァァァンッ!!
男「ギャアアアアアアッ!?」
提督「……!」
熊野「え……?」
男「く、くそぉっ……もう少しだったのにぃ……」シュウウゥゥ…
熊野「き、消え……た……?これは、一体……」
提督「大丈夫、か……っく……」ヨロヨロ
熊野「え、えぇ。いえ、私のことより、貴方が……!」
提督「ちょっと、殴られただけだ……それより、無事で良かった……」
熊野「……提督」
霞『間に合って良かった……!』
提督「……!」
霞『あっ、声を出さないで!今、精神干渉魔法で貴方の意識に語り掛けてるの。何か伝えたいことがあれば、自動的に私に伝わるわ』
提督『……やっぱり、霞ちゃんだったのか。ありがとう、お陰で助かった……』
霞『偶然、提督さん達を見かけたのが幸運だったわ……咄嗟に透明になって、あいつを倒したけど……もう少しで、そこの女の人が……』
提督『……あぁ。本当に、ありがとう……』
熊野「……ありがとうございます」
提督「っ!?」ビクッ
霞『落ち着きなさい!私の声は、そこの女の人には届いていないから!』
熊野「私のことを、暴漢から守ろうとしてくれて……」
提督「……あ、当たり前だろ。家族のように親しい人が困っていれば、助けるに決まってるじゃないか……」
熊野「……っ」ブルブル
霞『……その人、かなり怖かったでしょうから……後で慰めてあげなさいな』
提督『……分かってる』ギュッ
熊野「……っ」ブルブル
熊野(もし、提督がいなかったら……そう考えると、震えが止まりませんわ……)
- 528 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/17(日) 20:04:35.32 ID:ZLh+NIi/0
- 〜 4月2週 〜
――6周目高校までの道
提督「………」スタスタ…
提督(熊野、大丈夫だろうか……あんなことがあったんだ、ショックで男性恐怖症になってしまってもおかしくない……)
提督(こういう事態に備えて、霞ちゃんとは連絡先を交換しておいたが……自衛の為に、スタンガンくらいは買って熊野に渡しておくべきか……?)
熊野「提督〜!」タッタッタ…!
提督「……熊野」
熊野「おはようございます!今日も暖かい1日になりそうですわね!」
提督「あ、あぁ、おはよう……大丈夫か?」
熊野「何がですか?」
提督「いや、この前……」
熊野「……確かに、怖くないと言えば嘘になりますわ」
提督「………」
熊野「ですが、生徒達は私達のことを待っていますし、ずっと落ち込んでいる訳にはいきませんもの」
熊野「生徒の道しるべたるもの、苦難があれば乗り越えてこそですわ!」
提督「……強いんだな、球磨のは」
熊野「とはいえ、少し無理をしているのは事実ですけど……」プルプル
提督「……!」
提督(熊野、足が少し震えて……)
熊野「ですから、提督の前くらいは……無理をしなくても良いわよね?」
提督「……もちろんだ。素直な感情をどんどんぶつけてくれ」
熊野「ありがとうございます。では早速ですが……手を繋いで歩いてもらっても良いかしら?」
提督「……あぁ」スッ…
熊野「……♪」ギュッ
熊野(ふふっ……こうしていると、安心しますわ……♪)
↓1霞のコンマ 好感度:0/50
↓2如月のコンマ 好感度:0/50
↓3熊野のコンマ 好感度:8/50
↓4瑞鶴のコンマ 好感度:0/50
反転コンマが最大のヒロインと交流します
- 529 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 20:04:53.48 ID:IewD308N0
- あ
- 530 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 20:05:07.55 ID:q3b45C+4o
- あ
- 531 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 20:05:10.57 ID:0I5aGwjCo
- た
- 532 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 20:05:13.56 ID:mX8wgSmDO
- はい
- 533 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/05/17(日) 20:09:06.15 ID:ZLh+NIi/0
- 霞は何をしている?もしくは提督と霞は何をしている?
20:12以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし20:16の時点で3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
★提督と霞は平日は別行動していることが大半の為、基本的には休日に交流する形となります。
★また、提督と霞は"現時点では"自分達のことを周囲に隠している為、他のヒロインを登場させることは出来ません。
★普通の交流はもちろん、魔法が関わる交流でもOKですが、プロットと矛盾しそうな場合は少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。
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