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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で生き延びる その15
- 758 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/17(月) 23:50:17.75 ID:zxs5Q8+q0
- ――
……
アベル「――ということで、しばらくはエリスは休業させることにした」
ロウル「おぉー!? エリスさん、もうお母さんになるんですねぇ……」シミジミ…
ティア「聖国式の検査をしましたので、間違いはないです。順調に育っていますよ」
シア「今の内から、色々と準備しておいた方がいいかもしれませんね〜」
アベル「そういえば、二人が検査をしてくれたんだったな。ありがとう」
シア「いえいえ〜」
ティア「赤ちゃんが産まれる時も、微力ですがお手伝いさせていただきます……!」
アーシャ「これは、私達にも帝国にとってもいい報せですね」
パトラ「ええ。ここ最近はアドルラン皇子とカイン皇子のご結婚もありましたからね」
パトラ「本当に、少し前までの情勢からは想像もつかない……平和で、素晴らしい時代だと思います」
ロウル「とりあえず、真っ先にすることはエリスさんの鍛錬具を全て没収するところからですかねぇ」
アーシャ「流石にエリスちゃんも、今ばかりは鍛錬を自重すると思いますよ?」
アーシャ「結婚式以来、ますます幸せそうにしてアベルの赤ちゃんを欲しがる素振りを見せていたんですから」
ティア「これからを考えると、お腹を覆えるドレスとかも必要になりますね」
シア「あと赤ちゃんを寝かせられるちゃんとした場所や、お洋服も必要ですね〜」
ロウル「裁縫ならばお任せあれ!」パタパタ!
パトラ「アベルさん、あなたも出来る限りエリスさんの傍にいてあげるべきですよ?」
パトラ「いざ、という時に傍にいてあげるのも父親の務めですからね」
アベル「ああ。しかし……」
アーシャ「今も続けているあなたとエリスちゃんの警邏は、私達が引き継ぎますから大丈夫」
ロウル「まあ、アベルさん達ご兄弟が立て続けにご結婚なさって色々と大変なのも知っています」
ロウル「私達では手が周りきらない署名が必要な案件などは流石にこなして貰う羽目になりそうですけど……」
アーシャ「逆に言えば、それ以外は任せてください。二人の負担は極力減らして見せるわ」
シア「公務で疲れちゃったら、早く言ってくださいね〜?」
ティア「すぐに、治療いたします……!」
アベル「みんな、ありがとう……」
……
――
- 759 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/17(月) 23:51:27.45 ID:zxs5Q8+q0
- ――
……
アーシャ「……さて、アベルはちゃんとエリスちゃんのところに戻ったかしら?」
ロウル「足音はちゃんとエリスさんの方に向かっていますから、大丈夫ですね!」
パトラ「エリスさんの年齢で妊娠というのも、負担と不安が大きいでしょう」
パトラ「それを和らげるためにも、アベルさんには頑張っていただかないと」
ロウル「いやぁ、でも本当……結構驚きましたよ」
ロウル「どんな赤ちゃんが産まれてくるのか気になりますね」ワクワク
シア「全力で色々とお手伝いしますよ〜!」ワクワク
ティア「私もちゃんと手引書を読んで勉強し直さないと……!」
アーシャ「とりあえず当面は、さっきの案の通り」
アーシャ「アベルとエリスちゃんの仕事は極力私達で片づけましょう」
パトラ「警邏は、少し気をつけた方がいいかもしれませんね」
パトラ「過去の王国でもあったことですが、祝い事で浮かれている国は狙われることもあります」
パトラ「今の聖国は大丈夫とは思いますが、王国の腐敗貴族や帝国の反勢力の存在までは否定しきれませんからね」
ロウル「んー、でも何故か不思議と大丈夫な気もするんですよねぇ……?」
パトラ「?」
……その頃……
シュイン!
バーンズ「……陛下。どうやらエリスがアベル皇子の子を身籠ったそうです」
ギルバート「……」
ギルバート「くくく……もうすぐ、もうすぐか……!」
ギルバート「10年……いや、あの二人の子なら5年でいけるか!」
ギルバート「我も今一度鍛え直さねばな!」ブオンブオン!
ギルバート「アドルランとカインも順調な様子……ふふ、滾るな……!」ブオンブオン!
ギルバート「――この逸楽を邪魔をする者は、全て我が塵にしてくれよう!!!」ブオォォォン!
ドガアアアアァァァァン!
フローレン「ちょっとあなたぁ!? 家の方まで斬撃飛ばすのはやめてぇ!?」
……
――
- 760 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 23:52:33.10 ID:i9U9oiJ/O
- この親父さんもすっかり丸くなったねえ(レベルからは目を背けつつ)
- 761 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/17(月) 23:55:14.66 ID:zxs5Q8+q0
- ――
……
ネスト「いいな、お前達?」
ネスト「帝国皇族が揃ってご結婚なさるという、帝国にとって大いにめでたい今の情勢」
ネスト「必ず、よからぬ輩は出てくる。出て来なくても、出てくる覚悟で任務にあたれ!」
斥候部隊「「はっ!!!」」シュバ!
ネスト「いやぁ〜……結婚式から然程月日が経っていないのに妊娠って、アベル様も手が早いなぁ」
ノワール「ふふ、そこはギルバートに似てしまったのかもしれませんね」スッ…
ネスト「っと、これはノワール様。失礼を……」
ノワール「ふふ、楽にして? 警戒任務もそこまで気負わなくて大丈夫ですよ」
ネスト「いやいや、こんな時だからこそ万が一もあっちゃ駄目でしょう?」
ネスト「アベル様達がようやく掴んだ幸せ。壊させやしませんって」
ノワール「ありがとう。でも大変なのは、むしろこれからかもしれませんね……」ハァ…
ネスト「え?」
ノワール「正直な所、私ももうすぐおばあちゃんなのかと思うと、年甲斐も無くはしゃいでしまいそうなのだけれど」ウズウズ
ネスト(多分、この世界のどこにもこんな綺麗なおばあちゃんはいないだろうなぁ……)
ノワール「ここは、ぐっと堪えるべきです……」グッ…
ネスト「堪えるって……何をです?」
ノワール「……先程も言った通り、アベルの手のはやさはギルバート譲りかと思います」
ノワール「そしてあの人は、その……///」
ノワール「――孕ませると誓ったら、本当にその晩に孕ませるような人でしたからね///」
ネスト「」
ノワール「アベル、そしてエリスちゃんが安静にしている間に、あの子達が考え付いてしまいそうなこと……」
ノワール「それらを鑑みると、近いうちにどんどん孫が増えそうな気がするのですよ」ワクワク
ネスト「」
……
――
- 762 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/17(月) 23:59:44.44 ID:zxs5Q8+q0
- ――
……
【アベルの城塞・とある部屋】
シア「今のうちから赤ちゃん用の沐浴場所も用意しておきましょう〜」パタパタ!
ティア「あ、赤ちゃんの肌に優しい毛布も……!」パタパタ!
シア「お洋服関連はロウルさんにお任せするにしても〜……」
ティア「やっぱり、揃えておくべき道具は色々ありますね……!」
ガチャ!
フィーア「シアさん、ティアさん! いらっしゃいますか!?」ピョーン!
サク「フィーア、飛び込む必要はないと思うっきゅ」
シア「あれ? フィーアちゃんにサクさん慌ててどうしたんですか〜?」
ティア「……そういえば、今日の朝はどちらに?」
フィーア「そ、それがですね……」
サク「問題ありそうなのは、こっちなんだきゅ」スッ
マックス「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ドゲザズリー!
ティア「きゃああああぁぁぁぁぁ!? マ、マックスさん!?」ドキドキ…
キアラ「……///」モジモジ…
シア「い、一体何が……?」
キアラ「その……///」ゴクリ…
キアラ「――に、妊娠しているかどうかの検査をお願いします///」カアアァァ…!
シア「」
ティア「」
フィーア「」
サク「」
マックス「俺は、俺はなんてとんでもないことをしてしまったんだあああぁぁぁぁっ!!!」ズリズリズリ!
……
――
- 763 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/18(火) 00:00:23.43 ID:g5PY3BA70
- ――
【アベルの城塞・アーシャの私室】
アーシャ「……」カリカリ…
アーシャ「よし……」コト…
アーシャ「あらかた片付きましたね。あとは……」
予定表「……」ビッチリ
アーシャ「これで、アベルとエリスちゃんの負担は減るはず」
アーシャ「エリスちゃんの仕事はほぼ補えているし、メイド専門の技能は……」ウーン…
アーシャ「やっぱりローズさんにお任せするべきかしら?」
アーシャ「でも最近は、自ら業務時間を減らしているとも聞くしお忙しいのかも……」
アーシャ「やっぱり、ここも私達で補うしかなさそうですね」
アーシャ「幸い、私もお掃除には結構自信があるし……」カリカリ…
アーシャ「ふぅ……」
アーシャ「……」
アーシャ「…………」
アーシャ「問題なのは……」
おまけ特殊判定
↓1コンマ二桁
- 764 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:01:54.17 ID:0fs2j+gE0
- さて
- 765 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/18(火) 00:15:02.73 ID:g5PY3BA70
- エリス休業中、アベルの夜の相手って……
25>17
※基準値を下回った為、くじではなくアーシャ独自決断!
※みんなへの報告が事後になります
※これにより、間接的に……
――
アーシャ「ア、アベルの夜のお相手ですよね……///」
アーシャ「本当に今のエリスちゃんとアベルは幸せそうで、邪魔はしたくない」
アーシャ「でも、アベルだって若い男性。愛しいエリスちゃんを長期間抱けないとなると、溜まってしまうでしょう……」
アーシャ「ちゃんとエリスちゃんのお仕事をお休みにさせていたし、アベルもエリスちゃんに無茶なことをするはずもない」
アーシャ「……」
アーシャ「よく考えましょう。エリスちゃんが抜けた穴を塞ぐ為に、何が大事か」
アーシャ「まず、エリスちゃんに代わり前衛を担えるパトラさんは欠かせない。彼女にも負担をかけることはできませんね」バツ!
アーシャ「同様にロウルちゃんも、警戒には必須……身重のエリスちゃんが狙われでもしたら大変だわ」バツ!
アーシャ「シアさんとティアさんは回復の要だし、赤ちゃんに関する知識もちゃんと持っているみたいだし外せない……」バツバツ!
アーシャ「……」
アーシャ「…………」
アーシャ「………〜〜〜///」パタパタ!
アーシャ「 必 然 的 に 私 が ア ベ ル の お 相 手 を し な き ゃ 駄 目 じゃ な い ! ? 」ガーン!
アーシャ「そ、そんな……///」
アーシャ「で、でも……///」ゴクリ…
アーシャ「――や、やらなきゃ!///」グッ!
……
――
- 766 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/18(火) 00:18:49.95 ID:g5PY3BA70
- まさかのアーシャ単独先行になったあたりで今日はここまで
少しやりとりを挟むかもしれませんが、その後アーシャとの一夜になります
流れは以前挙がっていた物の中に、当初のこちらの予定に近いものがあったのでそれを使わせていただきたいと思います
なお、お気づきかと思いますがマックスとキアラはこの時点でまだ式を挙げてないんです(白目)
後ほど、必然的に彼らのイベントも少し挟まります
本日もありがとうございました!
- 767 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:53:10.82 ID:myGDAlEPO
- おつです
ふと思ったけどアルは
・父親&祖父が巨乳好き
・母親が作中上位クラスの巨乳でずっとその乳に授乳される
と考えると確実におっぱい大好きな子になりそうだなぁ
少なくともパトラ・シア・ティア・アイナ・スミレ・三年後フィーア辺りには懐いてそう(特に父親と関わり深くて面識多そうなパトラ・母親と仲良しのフィーア)
あとノワールとフローレンに対して『フローレンばーちゃんよりノワールばーちゃんのがおっぱいおっきぃからすき!』とか言って一悶着起こしそう
- 768 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 08:22:33.26 ID:/HGP2300O
- おつおつ
さすアシャ軍師抜け目ないとは思うけど、最終的にはみんな身篭っちゃうんだよなあ
てか一時的とはいえフィーア以外おめでたラッシュで帝国戦力のほとんどが育児休暇でガタつくのか
- 769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 11:46:51.69 ID:wfGTUiwAO
- ・息子がついこの間実家に連れてきた娘と相思相愛になってた
・が、実は帝国の第一皇女だった
・挙式前に孫が出来ちゃいました
・それに伴って(祖父母的な意味で)前皇帝と同じポジションになっちゃいました
と寝耳に水どころか寝耳に熱湯注ぎ込まれるレベルなのだが大丈夫かマックス両親
あとキアラ着弾については前回の甘々具合から
エリス妊娠云々から二人の発情と快感にブースト
↓
初体験の時以上にギリギリでだがどうにか外に出そうとするマックス
↓
が、絶頂寸前のキアラが無意識にだいしゅきホールドしてしまい抜けず
↓
着弾
とか浮かんだ
- 770 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/18(火) 23:42:19.42 ID:g5PY3BA70
- こんばんはー
やはりこのままやりとりも込みでアーシャとの一夜に入ろうと思うので、またしばらく書き溜め時間を頂きたいと思います。
そしてその内容に関して、判定を忘れていたので取っておきましょう
アベルとしては『プレイの一環』として行います(これまでのアベルの性格的に鬼畜過ぎるのはあれなので)
ペットプレイ、どの辺りでアーシャが折れるか?
※できればゾロ目はやめてほしいです
↓1コンマ二桁
- 771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 23:43:16.25 ID:4FXnm3wg0
- あ
- 772 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/20(木) 09:02:18.57 ID:tcDeMUBlO
- シア&ティア:牝奴隷の務め=エリスが妊娠したことで溜まっているであろうアベルの性欲処理&シアがティアの夜レベルを参考にするために二人で
ロウル:城塞で選択してたらアベルの服発見してくんかくんか&最近ご無沙汰なのとエリス妊娠に影響されて発情
とかは浮かんだけどパトラはどんな導入になるんだろ
- 773 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 02:21:32.50 ID:mSqeRKbwO
- 今更だけど>>1的に各キャラの身長ってどれくらいで考えてるんだろ
三年後で胸だけ一気に10→87(キアラと同じ)になるフィーアやロリ巨乳のアイナ(70)やティア(94)がどれぐらいの犯罪臭を出してしまってるのかちょっと気になる
- 774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/23(日) 20:50:20.41 ID:YnKZ7gufO
- ティアは確かほどほどに身長はあった筈(エリスを見て私より小さい発言)
ヒロイン達もだけど、皇子達の身長も少し気になるな。順番はアドルラン兄様>アベル>カインお兄ちゃんだろうけど
パパンは普通に2メートル越えてそう
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/24(月) 01:14:58.49 ID:l/DGjj4SO
- マックスはほぼ確実にこのあと『早くキアラに相応しい男になれるように』みたいな名目でアベル・パトラ・ローズさん・ノワールママ辺りにバスケされまくるんだろうなぁ……
多分だけどパパンは『あ奴め、キアラを手籠めにするに留まらず孫も作りおったか!』って感じで多分問題なしだと思う
- 776 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/27(木) 23:49:36.66 ID:fZYAUxeA0
- こんばんはー
すみません、連日の暑さの影響かPCがイってしまい生存報告すらままなりませんでした……
ほぼほぼ完成はしているので、土曜日の夜には投下できるかと思いますので、よろしくお願い致します
(明日はおそらく来れないです……)
なお、キャラクターの身長に関しましてはある程度は考えていましたが
実は一部の子の正常位の時とか身体的負担が相当キツイことになっていたりします(白目)
皇子三人はアドルラン190↑、アベル180↑、カイン175(筋肉とかもこの順番)
女性陣は140〜165(ロウルは高めで170)サクは唯一コンマで100+80の180
ちなみに三皇子の身長が下がるのに比例して各嫁メイド達の身長も下がっていたりします
- 777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 12:02:53.07 ID:JqS2rqhe0
- 乙
何の体位がオセッセで楽かね
- 778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 13:11:05.82 ID:yHDm1M5GO
- 無事でなによりです。リアル優先で無理しないようにね
しかし兄弟予想より背高い中でサクに負けたカインお兄ちゃんは何を思うのか
>>777
身長差緩和かついちゃつくとなると対面座位や背面側位とか?ティアは騎乗位あるから大丈夫だな(断言)
- 779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/28(金) 13:20:10.15 ID:P6Jr/l3RO
- 最近の酷暑は本当にヤバイから熱中症気を付けてな
とりあえず三兄弟でお兄ちゃんが一番もやしっ子なのはすごい分かる
- 780 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:44:11.77 ID:+1uowV+80
- こんばんはー
予告しておきながら昨日は寝堕ちてしまい本当に申し訳ありません(土下座)
非常に間が空いてしまいましたが、アーシャパートの投下を行いたいと思います
なおコンマ25のため、アーシャは
アーシャの羞恥心
11〜30:最終段階一歩手前までオーケー///
となっていました。
おかげで少し二人の変態度数が上がってしまったかも……
- 781 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:45:40.19 ID:+1uowV+80
- ――
「……すまないアーシャ、もう一度言ってくれないか?」
夜遅くに部屋を訪ねてきた親友に、思わずアベルは聞き返す。
無論、彼女の声はよく通るし聞き取れないことなどは基本的に無い。
それでも聞き返してしまったのは、その内容があまりに突拍子もないものだったからだ。
「で、ですからアベル。エリスちゃんがおめでたで、しばらくは無理ができない状況ですよね?」
「ああ」
「だから、しばらくエリスちゃんの代わりに私達もより一層頑張ろうという話になったんです」
「ああ、ありがとう」
「そして、エリスちゃんに代わってしばらくは私がアベルの夜のお相手をしようかと」
「……」
「わ、私なら何をされても構いませんし、もし妊娠しても影響は少ないでしょうし……」
僅かに目を伏せ、頬を赤らめるアーシャ。
しかしすっと差し出された彼女の手には、とあるものが握られていた。
首輪である。
首元を飾る宝飾の類ではない。
上流階級の者達が、自身の飼育する動物の所有権を主張する為につける代物……
つまるところ完全なペット用だ。
既にアベルも、どこかで親友が誤った性癖を拗らせてしまったことは理解している。
だがどうにも理由の一端は自分にあるようで、彼女が少し変わった性癖の持ち主だからといって嫌いになることもない。
これも彼女の一面。
歪んだ両親と姉に囲まれ、弱者を踏み躙る強者の家の娘として育てられながらも心は喪わなかったアーシャ。
冷たい瞳に震え、獣のように扱われたいというのは、彼女の境遇から来る贖罪の感情の一つなのかもしれない。
だから、それはもう気にしない。
だが。
(……俺は、そんなに性に奔放だと思われているのか?)
アベルは内心、凹んでいた。
アーシャは優しく聡明だ。本当にエリス達のことを考えた結果、この結論に達したのだろうと察せられる。
しかしこの結論に達する前段階は、つまり自分が身を差し出さねば手当たり次第に妊娠させまくる男として認識されていることと同義。
流石にそこまで無節操ではない……
(いや、アーシャ達全員に手を出している時点で、間違ってはいないのか……)
否定をしたかったが、口にしたところで確実に言い負かされるだろう。
(それに……)
改めて、己を見つめ直す。
それと同時に、アベルに黒い欲望が静かに渦巻いた。
自分自身で、気がつかないふりをしていた欲望。
何を今更。事の発端でもある一夜にも確かに抱いていた欲望ではないか。
――愛する人達を、孕ませたい――
毎度一夜でそう都合よくいくとは勿論限らない。
それでも強欲な皇子は、確かにその欲望を持っていた。
それを自覚した彼は、小さく口の端を吊り上げ――目の前の愛する人の為に『仮面』を被る。
- 782 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:46:14.03 ID:+1uowV+80
-
「……アーシャ」
「!!」
普段よりも、少し低く冷たさを意識した口調で彼女の名前を呼ぶ。
自惚れでなければ、きっと彼女も……
声に反応して小さく身体を震わせる反応は――期待の表れ。
アベルだけでなく、アーシャもまた密な一夜を焦がれているという証でもあった。
「それを俺に寄越すということは……覚悟はあるんだな?」
「は、はい」
少々手荒な真似はしてことがあるが、首輪をつけたことはない。
隷属の証。その者を縛り付ける存在。
貴族の家の娘という、生まれながらに枷をつけられたアーシャ。
彼女は姉と両親と決別し、その枷から解き放たれた筈だ。
そんな彼女に、傾向が違うとはいえ別の枷をつけてしまって大丈夫なのか。
「私は、アベルになら……」
そんな感情も、期待を寄せるアーシャの姿の前に吹き飛ぶ。
首輪による枷など、今更微々たるものだ。
己の野心を遂げる為に巻き込み、そして今のこの状況……
結婚という、その人の後の人生を縛り付ける枷もつけてしまっているのだから。
その枷を幸福に満ち足りたものにできるか否かは、アベル次第だ。
そして、この首輪の枷もそれは同じこと。
「……いいだろう」
彼女の全てを受け入れる。その覚悟は済ませてある。
首輪を、枷を、冷たい視線を望むのならば。
存分にそれに応えてこそ、この首輪も彼女にとって幸せな枷となる。
アベルは小さく息を吐きだし、改めて念入りに仮面を被りなおす。
――果たしてどこまでアーシャが動物扱いに耐えられるのか?――
頭を過ぎった嗜虐的な考えに、思わず口の端が吊り上る。
意外とアーシャの性癖は、自分の性癖も満たしているのではないか?
才女を自分の足下でペットとして扱うともなれば、満たされる征服欲は大きい。
子供を孕ませるということも、見方を変えれば征服欲の一つではないか?
考えを巡らせ、これからの行為を『普通』のものとして扱う。
そうすることで、仮面は以前よりもより黒く染まったものとなる。
願わくば、彼女がこれを悦んでくれるように。
「……首を出せ」
低い声に、躊躇いなくほっそりとした首が差し出される。
まわされた手にさらりとした黒髪が触れ、アベルにも妙な興奮をもたらした。
ああ、今から自分達は一見すると普通ではないことをするのだという、背徳感。
それを顔には出さず、淡々と首輪が巻かれ……
そして、小さな金属音と共にそれはアーシャの装備品となった。
今この時、彼女はアベルのペットとなったのだ。
- 783 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:46:40.05 ID:+1uowV+80
-
「いい格好だな、アーシャ」
「あ……」
首輪に繋がるリードを握りしめながら、アベルが笑みを浮かべればアーシャの顔は熱くなる。
くいと軽く引けば、自然とアーシャの身体は四つん這いの姿勢となった。
既にこの時点で屈服しているように見えるが、アベルは再び思考を巡らせる。
(さて、ペット扱い……本当にそれをなぞればいいのか。アーシャの限界はどこなのか……)
流石のアベルとて、いくら仮面を被ろうともそちら側の知識は完璧ではない。
ただ相手を腰砕けにする手なら覚えはあるのだが、意外にも少し常識から脱したものはまだ勉強の余地がある。
おそらくは知識を叩きこんでくれた母が真っ当であったのも原因の一つであろうが。
これから先も愛する人たちを満足させるためにも、より深い世界に踏み入る必要があるとアベルは感じ取っていた。
(挑む相手が未知であれば、段階を踏んでいくのが定石か)
「……よし。これで君は俺のペットだ。ペットなら主人の命令には悦んで尻尾を振るな?」
コクリと首が縦に振られるのを見て、アベルはまずは軽めのものから試してみる。
「……アーシャ、お手」
「わぅんっ!」
「っ!?」
風切り音すら聞こえた気がする。
アベルが差し出した手には、気がついた時にはアーシャの手が重ねられていた。
一切の躊躇いの無い、圧倒的な速度。
およそ人に対して出す命令ではないというのにこの反応速度。
間違いなく、この事態を想定して修練を積んでいなければできない芸当だ。
(アーシャ……)
思わず頭を押さえそうになるが、なんとか堪える。
努力家で頭のいい彼女のこと、きっとこれもしっかりと勉強したのだろう。
そういえば王国で、そちら側の御用達のような本を贈ったりもした。
きっとあれを熟読したに違いない。
ともなれば、小手先だけでは通用しないだろう。
(――アーシャ。君が、ペットの扱いに恥ずかしさを覚えるのはどのあたりかな?)
知らないうちに、アベルは笑みを浮かべていた。
アーシャの望みを叶えるための仮面。
しかしそれはやはり同時に、アベルの嗜虐的な欲求を叶える仮面でもあった。
――彼女が羞恥に悶える姿を見てみたい――
どろりとした欲望を自覚しながら、アベルは次に期待を寄せるアーシャを見下ろしてみせる。
首輪に繋がれた気品と教養のある女性……普通のペット扱いではもう照れてはくれないのだろう。
これをより、辱めるにはどうするべきか。
- 784 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:50:51.39 ID:+1uowV+80
-
「……ペットが服を着ているというのも、妙な話だな?」
「!!」
告げられた言葉に、アーシャの肩はぴくりと震える。
アベルからは次の句は告げられなかったが、その意味を察っしろということなのだろう。
つまりは、手を貸してやることもしない。自分の意思で服を脱げと、そういうことだ。
見下ろすアベルの視線は冷ややかで、それでどことなく期待を含んでいる。
「は、はい……」
それに射抜かれながら、アーシャはゆっくりと動き始める。
首輪にリードがあっては、普通の服では上手く脱ぐことはできない。
しかし今着ている夜着は緩やかなもので、肩から紐を降ろせばそのまま脱ぎ去ることができる。
特に考えてはいなかったが、今日これを選んだのも、首輪を意識してのことだったのか。
アベルからの視線と自分の底に眠る欲求に赤面しながらも、その手は止まることはなかった。
「ほう……」
アベルから時折漏れる声が羞恥心を煽り、動きを僅かに鈍らせはする。
何も知らない者が見れば、皇子に首輪を繋がれながら自ら下着を脱ぎ去ろうとしている娼婦か何かだ。
貴族の令嬢がするには相応しくない行為。
だからこそ、二人の中の劣情はどんどんと増していった。
『アーシャ』という個を受け入れ、どこかで歪んでしまった自覚のある性癖に応えようとしてくれる彼が愛おしくて。
優しく優雅で博識で、憧れさえ抱いていた彼女が自分の意のままに痴態を曝け出してくれて、興奮しないわけがない。
「あの、アベル……」
おずおずと声をかけるも、返答はない。
当然に下着も何もかもを脱ぎ去り、生まれたままの姿になれということなのだろう。
わかってはいたが、やはりいざとなると身震いをしてしまう。
彼に脱がされるのとは違う、自分の意思で見られながら脱ぎ捨てるというのは非常に羞恥心を煽ってくる。
しかしここで止まるわけにもいかず、アーシャはまずは上の下着を取り去る。
「んっ……!」
ふるりと揺れる美しい乳房は、見る者の目を惹きつける。
大きすぎず、小さすぎず。絶妙なそれはどこか品の良ささえ感じさせる美しさを持っていた。
しかしその先端部分が、早くも尖りはじめていることを本人は自覚していた。
視姦され、そしてこの後に期待するだけでこの有様。
顔から火が出そうなほどに恥ずかしいが、そこに感じる視線がさらに身体を昂ぶらせる。
(ああ、見られている……! アベルにももう、絶対気がつかれています……!)
ぞくりと身体を震わせれば、合わせるように胸も揺れる。
その一挙一動を見られていると思うと、ますますアーシャの身体は悦びに震えるのであった。
- 785 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:51:36.14 ID:+1uowV+80
-
そして当然、ここで終わりではない。
しばし揺れる胸を楽しんでいたようだが、アベルの視線はその下へと向いている。
今脱げばどうなるか……
それはアーシャも重々承知の上だが、しかし脱がねば延々と視姦されて夜が明けてしまうだろう。
意を決し、下腹部を覆う下着にも指をかける。
黒地の面積の少ないそれは、左右を紐で結ぶ代物だった。
解くのは然程難しくなく、すぐさま片方がその役目を失い布は大きくめくれてしまう。
「っ……」
それだけで……いや、おそらくは最初から感づかれていただろう。
それが既に水分を含み始めていたということに。
もう一方も解かれて床に力なく落ちれば、もうアーシャの身を守るものは何も残されていない。
「……濡れているな」
「あぅ……」
まじまじと股を視姦され、アーシャは思わず顔を背けたくなる。
しかし首輪を繋ぐ紐を引っ張られ、それは許されない。
ただ純粋に秘所を見られているという恥ずかしさもあるが、前戯も無く濡らしている自分という存在が恥ずかしいのだ。
それこそまさしく躾のなっていない犬かなにかだ。
それがわかっていても、身体の熱が抑えられない。
上から下へと送られる視線だけで、声が漏れてしまいそうになる。
(アベルの視線を、凄く感じます……)
どうしようもなく恥ずかしく、しかし嬉しいという感情がが渦巻く。
染みついてしまった貴族の教養でもあるが、アーシャは無意識でその身体の美しさを保つことを心がけている。
無駄な肉は無く、しかし女性らしさは失わず。
所作にも気をつかい、細剣を扱う腕や踏み込む脚はすらりと美しく。
しかしそうして完成されてしまった身体だからこそ、自身の能力同様に突出した存在には及ばないことが密やかな悩みでもあった。
ある程度はあるとはいえ、抱擁力を具現化したかのような聖女の豊満な胸には届かない。
愛らしい耳や尻尾もなければ、彼女程に腰に括れがあるわけでもない。
愛されついに子を授かった少女のように、抱きしめやすい華奢な見た目というわけでもない。
そんな自分の身体を、愛する男がこれでもかといわんばかりに視線を寄越してくれるのだ。
性癖を抜きにして、求められているということは女としてただただ嬉しい。
(……あれ?)
――今自分は、どっちを悦んだのだろう?
ペットとして扱われたいのか、それとも一人の女として見られたいのか。
一瞬だけ、それが揺らいでしまった気がする。
しかしそれも些細なこと。
きっとこの後は以前と同じように、獣のごとく後ろから激しく突かれるのは変わらないのだから。
それを期待してしまうと、太腿までたらりと愛液が垂れてきた。
「……よし、それじゃあ行くとするか」
「え?」
だからこそ、アベルの言葉はあまりにも予想外であった。
呆気にとられ思わず聞き返してしまうが、アーシャはそこで確かに見た。
アベルが意地悪い笑みを浮かべているのを……
- 786 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:52:30.87 ID:+1uowV+80
-
「い、行くって何処へですか?」
応えを待つが、返ってくるのはくつくつという笑いのみ。
博識で通るアーシャも、言葉の真意が掴めずに困惑する。
今の時間は皆も寝静まる頃合い。どこかの店が開いている確率は低いだろう。
そもそも自分はアベルの望み通りに服を全て脱ぎ去った状態だ。
一度脱がせて、また着させて何処かへ向かう? それはないだろう。
それでなくとも昂ぶったこの身体では、下着をなおしてもすぐに濡らしてしまう。
どう考えても、この状況下でどこかへ向かうというのは愚策だろう。
「決まっているだろう? ペットには適度な運動……散歩も必要だ」
なんでもないと言わんばかりに告げられたその言葉に、アーシャは絶句する。
手元にあるリードがわざとらしくくいと引っ張られ、それが冗談ではないと念押ししているようだ。
散歩。確かに飼っている動物であれば必要なことではある。
しかしまさか、全裸に首輪というこの状況で、人間に散歩をさせようというのか?
(お前はもう本当に、人間じゃなくて俺のペットだと……そういうことなのアベル?)
飛躍したペット扱いに、思わず身震いしてしまう。
だがその視線は非常にぞくぞくとするものであり、身体の内が熱を持っていくことがわかる。
ここでこれを断ってしまえば、今後ともペットの様な扱いをしてくれなくなるかもしれない。
恐怖と羞恥の感情が無いと言えば勿論嘘だ。
その感情以上に、逸楽を求めてしまう。それだけのこと。
「わ、わかり、ました……」
「……よし。四つん這い……と言いたいところだが、怪我をされても困る」
「特別に、二足で立つことを許してやろう」
「ありがとう、ございます……」
「――ただし、手は行儀良く背中の後ろで組んでおくんだぞ?」
耳元で低く囁かれ、アーシャは朱に染まると同時に激しく混乱する。
二足、人間の尊厳を許されたのは僥倖……いや果たして本当にそうと言えるのか?
なまじ残っている方が、より無様で屈辱的な格好なのではないか?
四つん這いであれば、正面から誰かが来ても胸部や秘所を隠すことはまだできる。
しかし手を背中側で組まされては、もう隠しようも無い。全てが見られてしまう。
どちらにせよ誰かに見られたならば、ある意味で生涯に幕を降ろすと言っても過言ではないだろう。
ならばまだ、四つん這いの方が愛する人以外に身体を見られずに済んだのではないか?
才女の頭脳はあれやこれやと考えるが、正解が導き出せない。
導き出したところで、結局は主人の許可が無ければ意味が無いのだが。
「よし、いい子だアーシャ。楽しい散歩に行こうな……?」
逆らうこともできず、アーシャは背を向けて手を組んだことを見せる。
そのまま背中を優しく撫ぜられ身体が反応してしまうが、無理もないだろう。
半ば本番をお預けされて、熱は上昇を続けるばかり。
そんな状態で外に出れば、どうなってしまうのか……
まさか、このまま外で……?
頭が沸騰してしまいそうな程の熱で、正常な思考ができなくなってくる。
繋がれた動物は、ただただ主人に従って部屋を飛び出すことしかできなかった。
- 787 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:56:05.89 ID:+1uowV+80
- ……
「はぁっ……はぁっ……」
アーシャの荒い呼吸音は、時間と共に大きくなって行った。
今、自分は全裸に首輪という人間の尊厳を投げ捨てた格好だ。
身体を隠すことも許されず、全てを曝け出して城塞内の廊下を歩かされた。
「興奮しているのか? 音を抑えないと、ロウルに聞かれてしまうかもしれないぞ?」
「っ!?」
後ろから囁かれ、息を呑む。
手は組んだまま。口を押さえることもできない。
静かな夜の散歩は、確かに呼吸の音さえよく聞こえてしまう。
いくら気心が知れた仲とはいえ、こんな姿を見られれば軽蔑されてしまうだろう。
(あぁ、アベル、アベル……っ!)
何よりも救えないのは、この状況に言いようのない興奮を覚えている自分自身だとアーシャは自らを内心罵る。
いつ誰に見られるかわからない恐怖。その中で、アベルだけが後ろからずぅっと視線を寄越している。
彼には震える尻も、徐々に量を増して垂れ流す愛液も、全て見られてしまっているだろう。
正面に回り込まれれば、触れられてもいないのにひどく主張している乳首もばれてしまう。
夜風で冷えたせいだと言い訳をしたいところだが、とてもそれだけで説明できる状態ではない。
「どうした? 散歩は楽しくないのか? 尻尾があれば、悦んでいるかどうか俺にもわかるんだがな」
「んっ!? んんぅぅ……!?」
不意に尻肉が割り広げられ、中心に指を埋められる。
あまりに突然のことに声をあげそうになるが、アーシャは唇を噛みしめてこれを堪える。
以前、筆の先端を埋め込まれ尻尾のようにされた経験がなければどうなっていたことだろう。
まさか今日も尻尾を生やされるのかと身構えるが、どうやら違うらしい。
性的な興奮を与えつつ、望む域までは与えない……待てという、躾をされているのだろうか?
(どうにかなってしまいそうです……アベル、どうか……)
心中でねだっても、主人がそれに応えてくれることはない。
やわやわと尻を撫で、時折軽く叩かれるのみ。はやく進め、という催促なのだろうとアーシャは判断する。
『ご褒美』が欲しくてその指示に従って歩を速めれば、時折自分の息とは違うぱた、ぱたという音が聞こえ始めた。
もう見なくてもわかる。自分が溢れさせているはしたない雫が、脚を動かす度に点々と地面に痕を残しているのだ。
拭き取りたい。でもわかっている。それが許されないことくらい。
「くくっ、いやらしいなぁアーシャは……」
嘲笑に、ますます身体は熱くなる。
痕跡を残さないためにも、はやくはやくと動いてようやくアーシャは気がついた。
この先は……
「ア、アベ――」
「どうしたアーシャ。もうすぐ城塞の外だぞ? 散歩なんだから、しっかり外に出ないとな?」
「ああ、誰かに見られるのが恥ずかしいのか。それなら、逆にこう考えればいい」
「――自分が何も視なければいいんだとな」
言うや否や、アベルは黒い布を取り出すとアーシャの視界を塞いで見せた。
アーシャは何もできない。夜目に慣れつつあったところに、漆黒の帳。
第二皇子と同じく、人は視覚を奪われるとその他の感覚が鋭くなる。
肌に感じる感じる視線も、冷気も、何もかもより強く。
- 788 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:56:52.81 ID:+1uowV+80
-
「アベ、ル……!?」
視界を覆われ、身体は自由には動かせず、当たり前だが逃げ出すこともできず。
息をますます荒げながら、アーシャはいよいよ混乱の極致にいた。
命を預かる者として、冷静に策を考えて状況を判断しなければならない……
そうは言うが、いくらなんでもこんな事態はアーシャの想定の範疇を逸脱している。
不意により肌寒くなったということは、本当に外に出てしまったのか。
かつてよりは平和になった今だが、まるで警邏の兵がいないわけでもない。
こんな姿を、アベル以外に見られてしまったら恥ずかしさのあまり死ねるのではないか。
そう思うも、こうして目隠しされてしまっては、果たしてどれだけの人間にこの痴態を見られているかもわからない。
後ろから感じる、たまらなく好きな視線に神経が集中してしまい、他の人間にまで気が回る気もしない。
「ほう、今日はなかなか涼しい風が吹くな。草木も程よくそよいでいる」
耳を傾ける余裕はない。自分の心音と呼吸が煩すぎる。
誰かに見つからないようにと、頭から発せられる命令も限られてくる。
しかしこの状態では、どこに向かえばいいのかもわからない。
アベルがその気になって首輪を強く引っ張れば、それだけで自分はその場所に縛り付けられてしまう。
(ああ、主人に逆らうことも出来ない。望みのまま、行きたい場所に行くことも許されない……)
(まさしく、ペットの扱いです……だけど、アベル……!)
アーシャの中で、興奮とは違った感情が急速に育ちあがる。
それは、紛れもない恐怖の感情だった。
学友であるが故に。彼に憧れ、時折見せる冷たさに惹かれたが故に。
アベルがまだ、この後に何かを企んでいるのだということは嫌でも察することができた。
そしてそれはきっと、既に限界寸前の自分には耐えきれないことであろうことも。
「夜の散歩は気持ちがいい。なぁアーシャ?」
「は、はい……」
思わず、声も震えた。見えずとも、アベルが意地の悪い笑みを浮かべているのがわかった。
「どうしたんだ? そんなに震えて」
「――あぁ、用を足したいのか? ならそこの樹の根元にするといい」
「俺が、しっかりと飛び散らないように見守っておくからな?」
その言葉は、残酷な程にしっかりと耳に入りこんできた。
それと同時に、アーシャの中の何かが砕け散った。
「っ、お、お願いアベル……どうか、どうかっ、それだけは……っ!」
嗚咽を漏らしながら、アーシャは自身の目元が熱くなるのを自覚した。
幼少期、家族の教育のせいもあり並の責め苦では泣くこともないと自負していたが……
こうも容易く打ち砕かれるかと、アーシャは自身に落胆する。
そればかりか、アベルのペットを望みながらそれを遂行しきれないという情けなさ。
色々な感情がぐちゃぐちゃに混ざり合うが、それでもアーシャの心の底からは叫び声が聞こえていた。
それだけは止めてくれ。彼の前で粗相だけはしたくない。
アーシャという『人間』の理性が、獣の欲を抑えこんで泣き叫ぶ。
「アベル、お願いです……っ!」
こんなにしおらしく、心の底から懇願したのは何時以来だろうか。
彼の前では、きっと初めてかもしれない。
それを感じ取ったのは、アベルも同じく……
「……アーシャ」
アーシャからは見えることはないが、アベルは笑みを浮かべていた。
- 789 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:57:53.13 ID:+1uowV+80
-
「ふっ……少し意地悪が過ぎたかな?」
その笑みはすぐに消えると同時に、申し訳なさそうなものへと変わる。
そして詫びながらに結び目を解き、目隠しを外していく。
「……え?」
布が取り払われた瞬間、思わずアーシャは間の抜けた声を出す。
そこは冷たい風の吹く野外などではなく、彼女も知る場所であった。
見覚えのある浴場――城塞内の一部だ。
「ど、どうして……」
「……君の願いに、俺は出来る限り応えたつもりだ」
後ろから言葉と共に吹きつけられる冷風に、アーシャの肩が反応する。
そして瞬時に理解した。外に出たように感じたのは、アベルが調整した氷魔法を使っていたということを。
本来のアーシャであれば違いに気が付けたかもしれないが、極限の羞恥心は判断を鈍らせていた。
ほっと安堵するが、何故アベルがこのような真似をしたかまではわからない。
「少し、俺の予想以上に君が突き進むから困惑したが……」
「幸いにも君も野外排泄などは耐えきれないようで、安心したよ。あれは中々勇気がいるからな」
「万が一にも……君のそんな姿は誰にも見せたくない。だから少しばかり芝居をさせてもらったが……」
後ろから、低い声と共にぬるりと手が動かされる。
「そもそも、君の身体を見知らぬ連中に見せるということも、俺は我慢できそうにない」
「あっ……! アベル……!?」
いつの間にやら、アベルの手には泡のついた手拭が握られていた。
薄布越しに、緩やかにアーシャの腹部が撫でられる。
いくら野外排泄の危機が去ったからといって、全裸で首輪の格好なのは変わらない。
彼女に逃げ場は無く、無遠慮な動きに抗うことは不可能だ。
「っぁ、んっ……なに、を……!?」
気を緩めたところに、予期せぬアベルからの泡を伴った優しい愛撫。
ようやく触れられた悦びから、泡に紛れて再び愛液が滴り落ちるが、それを気にする余裕は無い。
状況の変化に、頭が追いつかない。
「どうだ? アーシャ?」
具合を聞いてくる声が、また意地悪い。
あえて敏感なところには触れず、その周りだけを撫ぜている。
それでいて自分はしっかりと感じてしまっている。それがわかるのが恥ずかしい。
勿論アベルもその反応を察しておきながら、こんなことを聞いているのだろう。
アーシャはただその身を震わせることしかできなかった。
- 790 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/30(日) 23:59:04.90 ID:+1uowV+80
-
「ペットの身体をしっかり洗うことも、飼い主の責務だと思ったのだがな」
小さく笑いながら、アベルは手を休めることはしない。
アーシャも頭でそういうことかと理解はするが、緩急のついた快楽の前に思考はあまりに無意味。
ごしごしと洗われつつも性感帯を刺激されるこの状況では、何も考えられない。
「短いとはいえ散歩は散歩だからな。念入りに洗わないとなぁ……」
「ひゃっ!? アベ、ル……だめですっ……そこぉ……!」
妙にこなれた手つきで、柔肌の上をアベルの手は踊るように移動していく。
本来であれば、背中を擦られた程度でこんな声は出さない筈だとアーシャは自負している。
しかし自分でやるのとは大違い……アベルの手が別の目的も持っているのは明らかだが、
それを抜きにしても気持ちが良いというのが正直な感想であった。
(身体が、熱い……)
ついさっきまで野外で冷えているつもりだった身体は、すぐさま熱を取りもどした。
羞恥の熱だけではない。アベルの手が滑った箇所は明確に熱を帯びてきている。
この泡に媚薬の類が混ぜ込んであると言われても、信じてしまうだろう。
身体の汚れが落とされ、ゆっくりとそれを染み込まされているかのような錯覚。
取り戻した熱はすぐに本来以上のものとなり、身体の芯から熱をもたせていく。
「はぁっ……アベルゥ……!」
「どうしたアーシャ? まだ背中と腕だぞ?」
熱にあわせるように、息も荒くなっていく。
まるで本当に発情した犬のようですらあるが、アーシャはそれを抑えることができなかった。
布越しに感じる無骨な指。大好きな人の掌。
それを感じる度に、甘い声が出てしまう。
主人に媚びる、動物の様に。
「まだ、これはつけておいた方がいいか? ここは、なかなか洗いにくいんだがな」
「きゅ、ふぅ……!?」
そして指は首の方へと伸ばされた。
背後から首に指をかけられるなど、本来であれば死を覚悟して同然の状態。
しかしアーシャには、これさえも予想だにしない快感となった。
首輪の隙間に少し強めに差し込まれた指が、程よい圧迫感と存在感を主張してくる。
紛れも無く、彼は今ここにいる。
こんな近くにいる。そう思うだけで、嬉しくなってくる。
首だろうが、背中だろうが、腕だろうが……
身体のどこを触られても雌の反応をしてしまう。
はしたない、恥ずかしい、それでも嬉しい。
何があろうとも、愛する人が傍にいるだけで嬉しいというのは、従順なペットと同じなのか?
「――なぁ、アーシャ」
「は、はい!?」
そんな時、不意に声がかけられた。
- 791 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/31(月) 00:03:04.20 ID:I3RUG0L20
-
「俺は、君に応えたいと思う」
「だが、君の望みに必ず全て応えられるわけではない」
「……俺は、どうあれ人を物の様に扱うことは好きじゃないんだ」
「ふぁ……!?」
撫で擦るような動きから、揉みこむような動きへ。
脇の下を通り、伸ばされた両腕は胸に触れたかと思えば下降。
腰回り付近で、しっかりと組み合わさった。
両腕の自由は聞くが、体躯で勝るアベルにこれをされては逃げ場はない。
手を離れた首輪の紐はだらりと床で水分を含んでいくが、それを気に留める者は誰もいない。
「アベル……っ」
背後から抱きすくめられ、彼の身体の逞しさを感じずにはいられない。
残念なことに彼は着衣の状態のため、その身体を直接感じることはできないのだが。
それでも下腹部の疼きが、どんどんと激しくなる。求めている。
「……俺は、強欲……いや、傲慢な男だ」
「そ、そんなことはありません。アベルは……」
「君の望みに応えたい。そう言っておきながら、俺は自分の我を……欲望を押し通したいとも思っている」
「欲望、ですか?」
「ああ……君の望みを全否定しかねない、酷い欲望さ」
「――俺は、アーシャをペットとしてではなく、一人の大切な女性として扱いたい」
「そして――君も孕ませてしまいたいと思っているんだぞ?」
耳元で囁かれ、言葉そのものが媚毒のようにアーシャの身体に浸透していく。
首輪で、腕で、身体全体で……逃げ場無く捕えられた獲物。
ここに欲望という名の愛が加われば、どうなってしまうのか。想像に容易い。
「アベ、ル……」
身体も声も震える。
それは歓喜からか、恐怖からか。
アーシャは城塞で暮らしてきた年数で言えば、古参の二人には劣る。
それでも、軍学校で共に学び過ごした時間はあるし、数年も共に暮らせばアベルの人となりも十分わかる。
自分だけじゃない。多くの人が彼を支えてきたが、核となったのはアベルの意思があったからこそ。
彼は、為すと決めたことは投げ出さない。為し遂げるまで投げ出さない。
そんな彼が、エリスと同じく自分まで孕ませると宣言したのだ。
(私、も……)
きっと、近いうちに。
自分もエリスと同じになるのだ。
……嬉しくないわけがない。
- 792 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/31(月) 00:03:37.87 ID:I3RUG0L20
-
「……エリスちゃんは?」
それでも、それを遠ざけようとしてしまうのは何故なのか?
「……普通に考えれば、俺は刺し殺されても文句は言えないだろう」
「だが、俺の気持ちの全てに偽りはない。エリスも、アーシャも、生まれてくる子も、等しく愛するよ……」
肩に、軽く口付けたかと思えば吸い上げられる。
まだだ。まだこれは、待っている。
(私の、言葉を……)
手が腹から脇腹へ、そしてそのまま太腿へと移動していく。
触れるか触れないか、そんな絶妙な位置を、ひたすらにゆっくりと撫でまわす手に、眩暈を覚えてしまいそうになる。
大切な場所には、一切触れていない。
意地悪で、優しくて、いやらしい手だ。
「ふふ、アベルはなんだかんだで子供好きですものね……」
「あまり、そういったつもりはないんだが?」
「……子供が欲しいなら、コウノトリさんが連れてきてくれるかもしれませんよ?」
自分にも少し突き刺さる冗談を言ってみるが、当然手は止まらない。
より際どい位置を優しく撫ぜるだけ。
空いたもう一方の手は、やんわりと胸を揉みしだき始める。
「その冗談は笑えないな。やはりペット扱いをしないと駄目か?」
「んぁぁあっ……んぅ、そ、そんなことは、ありません、けど……っぁ!」
会話をしつつも乳首をこりこりと刺激し、アベルの責めは緩むことが無い。
アーシャ自身、アベルの子を産む……正しくは、アベルとの結婚を望んでいないわけがない。
貴族の人形同然だった自分が、生まれ変わるような道を示してくれた大切な人……
自分が決意した時には大切な友人を恋人としており、諦めかけたというのに愛してくれた。
こうしているだけでも、既に幸せだと言うのに。
どうして自分は、最後の一言を言えないのかアーシャにはわからない。
ペットを望んでいるのも……大元は、彼の視線が欲しいからだ。
聞かれるまでも無い。全身が貴方を欲しているのだと。
相手もこうして、もう待ちきれないと言わんばかりではないか。
ここで首を縦に振って、了承するだけで……
きっと、お互いが幸せになれる筈なのに。
「では、何故だ……?」
問いに答えることはできない。
アーシャ自身が、わからないからだ。
エリス以外……ロウルにシア、パトラやティアを結果的に出し抜いたからだろうか?
確かに申し訳なさはあるが、彼女達のことだ。
少し羨ましがられるか、またくじ引きを用意するか……
おそらく、そう酷い結果にはならないだろうと予想できた。
一人の男を巡る多数の女達という構図では、極めて稀な一例だろう。
これも、愛する人の人徳のおかげか。
- 793 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/31(月) 00:09:49.07 ID:I3RUG0L20
-
「……」
「……」
しばらく、無言のまま時が流れる。
しかし全くの無音というわけではない。
「んっ……んぅぅ……! ふぅ、ふぅ……くぁ……!」
どれだけ思考を巡らせようとも、緩やかな愛撫だけでアーシャの身体はとっくに出来上がっていた。
今日の夜の始まりからしてお預けを続けられた身体は、既に限界を超えている。
欲しいのに、遠ざけてしまう。
その理由を理解したい。頭ではそう思っても、身体はそうもいかなかった。
「あっ、あっ、あぁっ……!?」
「おっと、俺の欲望を肯定するか否定してくれるまでは、逃がさないぞ?」
火照った身体はしっかりと抱きとめられ、首輪以上の拘束力と興奮をもたらしてくれる。
愛する人の抱擁に比べれば、無機質な首輪のなんと味気ないことか。
ゆっくりと、ゆっくりと……
決して強くはない言葉と行為で、アーシャの中の何かが削り取られていく。
(あつい、ほしい、アベルが……)
熱にうかされ、アーシャは彼の手を掴んで秘部へと招こうとすらした。
しかしそれは叶わず、相変わらず足の付け根で意地悪を繰り返すのみ。
思考が乱される。何も考えられない。
(赤ちゃん、アベルの……)
乳首を嬲る彼の指先に、どうしても意識が集中してしまう。
転がされる度に悶えて、それでいてもっと激しくと望んでいる自分もいる。
理知的な軍師は、その思考が武器だ。
その武器が、快楽で塗り潰されていく。
じくじくと全身が疼く。これ以上されれば……
「……」
「あっ……!?」
そんな時に、急に刺激が無くなれば誰もが驚くだろう。
「……」
アベルは無言で愛撫を終えていた。
それは己の欲望諦めたのか、或いは絶頂の寸前で止める意地悪なのか。
判断ができないが、もはやアーシャにとってどちらでも答えは変わらない。
「――おねがい、アベル……!」
……
- 794 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/31(月) 00:10:28.79 ID:I3RUG0L20
- ――
「んっ、んあ゛あああぁぁぁぁぁぁ!?」
真夜中の浴場に、大きな女性の喘ぎ声が響く。
普通の部屋よりもより響いて聞こえるが、その原因は場所だけではない。
ただただ、純粋にアーシャの喘ぐ声が……
普段の品の良さを感じさせない程に、乱れたものだったからに他ならない。
「ま、まって、まってアベルッ! ん、んぐっ、んう゛うぅぅぅぅぅぅぅぅ!?」
そして品が無いのは、その姿勢もだった。
「これ゛、深いですっ……! 奥まで、アベルが奥までえ゛ぇぇぇぇぇぇ!?」
アベルの欲望と、アーシャの欲望。
二つの欲望を満たす為なのか、アベルはアーシャを四つん這いにさせてすぐに刺し貫いた。
十分過ぎる程に解れきったそこは、ぬぷりと深い一撃も飲み込んでみせた。
まるで獣の交わり。しとやかな夫婦の一夜ではないだろう。
「まだだ、まだもっと、アーシャを……!」
「あ゛っ!? 腕、ひっぱら……ふぐ、んあぁあぁぁぁぁぁぁ!」
それでも、二人は幸せだった。
四つん這いで叫ぶ姿は、貴族らしからぬ姿だ。
だが貴族の檻を壊し、アーシャという個人を見せることができているという幸福感がある。
女の敵だという自覚を持ちつつ、だからこそ己の手中から離したく人には常に全力の愛を注ぎたいとアベルは願う。
激しく荒々しく、獣のように愛する人の奥底に愛と欲望の印を刻めるのは至高の悦びだ。
「っ、そろそろ、一回出すぞ……っ!?」
「ん゛っ、く、ん――――〜〜〜〜〜〜っ!?」
通常よりも深く挿入された状態で、アベルの欲望がアーシャの身体に注がれていく。
ともすれば、雌ならば誰もが屈服しかねない程に雄々しく容赦のない膣内出しだ。
「あっ……あぁっ……」
だからこそ、それはアーシャにとっては望んでいる、たまらないものだ。
視線を合わせられない難点はあるが、こうして愛されつつも獣のような交わいは、嫌いではない……
いや、大好きなのだと。
アーシャは自分の性癖というものを、改めて理解するのであった。
「ふぅ……ふぅ……」
「よかった、です……アベル……」
アーシャの四足として支えていた腕が、くたりと折り曲げられる。
崩れ落ちた彼女の身体は、幸せに震えていた。
- 795 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/31(月) 00:11:06.82 ID:I3RUG0L20
-
「……まだだぞ、アーシャ?」
「え? っ!? あ、はあああぁぁぁぁあ゛あ゛ああぁぁぁぁ!?」
そんなアーシャに、再びアベルは挿入を再開した。
終ったと油断し弛緩した身体。
絶頂を迎え敏感になっている上、腕が曲がった分より高く彼に尻をみせつける格好になってしまった。
そんな状態でより激しく突かれれば、よがり狂わない道理はない。
「ま、待ってぇ!? まだイッ゛!?」
子宮を容赦なく突かれ、その度にアーシャの身体はビクビクと反応する。
容赦のない、まさしく欲望の獣のようなアベルを前に、アーシャはようやく理解した。
何故、自分は望んでいるにも関わらず、彼から離れようとさえしてしまったのか?
(こ、こんなっ、はげしいっ……♪)
何のことは無い。確実に自分の予測を上回るであろうアベルの苛烈な責め。
それを冷静な頭が警戒して、身を守ろうとしていたのだ。
だが今となってはもう時間切れ。
アーシャの身体は、愛を持って蹂躙され続ける。
「あ゛っ! あぅっ! アベ、ル……ァ!」
「アーシャ、もっと……!」
「んぐぅぅ!?」
アベルは精液を吐き出しながらも、動きを止めることが無かった。
吐き出されながら、すぐに体内でかき混ぜられ、突き上げられ、擦り込まれていく。
膣壁に、そして子宮に、アベルが馴染ませられていく。
「んうぅぅぅぅ!? ま、待って、待ってアベルっ!?」
制止の願いも虚しく、アーシャは突かれ続ける。
深く、深く、刻み込まれる。
乱暴な様でいて、愛を感じられる。
圧倒的な愛欲が、何もかもを塗り潰していく。
「君のここは、俺を咥えこんで離そうとしていないぞ……!?」
「だ、だって、アベルと離れたくなんか、ないですもの……♪」
「でも、もう少しだけ……」
「ああ、まだまだ、これからだアーシャ……っ!」
「ちが、待ってえぇぇぇぇぇぁぁあああああ゛あ゛あ゛あぁぁ!?」
お互い、声を抑えようなどという考えは無くなっていた。
誰にも見せたくない痴態も、二人の間だけだったら問題ないのだから。
二人しかいないこの世界なら、存分に獣に身を堕とせる。
「アベル、アベル……!」
「アーシャ……!」
二頭の獣は、なにものにも邪魔されることなく、いつまでも存分に愛を貪りあうのであった……
……
――
- 796 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/31(月) 00:13:46.66 ID:I3RUG0L20
- というわけで、アーシャとの一夜でした
この後のやりとり及びマックスの処遇などはまた後日
そして次はティア&シアの予定です
(こちらはほぼ内容が決まってしまっているので、次に内容募集があるとすればパトラになります)
本日もありがとうございました!
- 797 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 00:35:04.39 ID:WYTG94Ih0
- 乙です
アーシャ編でこの濃度なら
シスター達はマジでどうなってしまうのか……
- 798 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 01:00:11.38 ID:gY2X0KdTO
- おつおつ
なんだかんだでアベルドSよなぁ
そしてシスターズのシチュはもう決まってるのか……個人的には両方巨乳、特にヒロインズ最大のティアがいることだしWパイズリ辺りがあると嬉しいが果たして
- 799 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 03:56:53.40 ID:cYtaKEvlO
- アカンアベル家の間で
寝室=ノーマルプレイ、浴槽=アブノーマルプレイの
不文律がいつの間にか出来てぞう(いいぞもっとやれ)
- 800 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 19:13:39.65 ID:ltGTTRZXO
- おつおつ!
城塞内だけだったとはいえ全裸散歩とか容赦無いというか、下手したらアーシャさん露出にも目覚めかけそう
しかし口ぶりからしてアベルもしかして前に誰か野外放尿させてるのか……?
- 801 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:08:00.09 ID:CJfSDnT+O
- 客観的に考えて貧民街時代にはエリスやロウルに
むしろ羞恥心とか以前の段階でさせてたんじゃないかね
アベル本人は危険が無いように下心一切無しで
……お風呂でロウルがアベルに当時を思い出して挑発する感じでやったら
双方元々そういう空気だったところに燃料投下しちゃって燃え上がるとか有りかも
- 802 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/31(月) 23:46:18.87 ID:I3RUG0L20
- こんばんはー
短いですが、いくつか次に必要+おまけの判定を取りたいと思います
なおアベルの野外排泄発言は、>>801さんの仰る通り暗黒街時代の経験からです
濁していますが、劣悪な環境下では止むをえないため、三人とも経験済み
(なお流石にアベルは直接は見ていません)
流石に現在は全員羞恥心を身につけているため行いませんが、
緊急事態となった際、アベルとエリスとロウルはアーシャよりも行動が早いでしょう
- 803 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/31(月) 23:46:45.70 ID:I3RUG0L20
- ――――
―――
――
―
……翌日……
アーシャ「……///」ビクンビクン!
ロウル(アベルさん、何してるんですか……」)ヒソヒソ…
アベル「いや、その、だな……」アセアセ
シア「だ、大丈夫ですかアーシャさん〜?///」
ティア「回復した方がいいと思いますけど……///」
アーシャ「んっ……/// 大丈夫です……」ビクン!
アーシャ「た、ただちょっと、あまりに激しく動き過ぎて足腰に力がですね……///」ビクン!
パトラ「無理はいけません。アーシャさんもしばらく休んでください///」
パトラ「幸い、まだ私達でも仕事は回せる筈ですから」
ロウル(……お風呂の方からずーっとアベルさんとアーシャさんの声聞こえてたのは、黙っておきましょう///)
ロウル(多分、私以外には聞こえてはいないでしょうし……アーシャさんの名誉の為でもあります)
ロウル(……これは、アーシャさんも妊娠してしまいそうな予感がしますよ?)
アーシャ「アベル、申し訳ないけど支えてくれるかしら……///」
アベル「あ、ああ。勿論だ!」スッ…
シア「それじゃあ、今日のアドルランさんへの報告は私とティアさんが代わりにしておきますね〜」
ティア「あの箱に入っていた書類をお渡しすればいいんですよね?」
アベル「そうだが、本当にすまないな……」
シア「いえいえ〜」
ティア「その、実は私達もちょうどアドルラン様達にご報告したいことがありましたし……」アセアセ
アベル「?」
シア「ア、アベルさんにはまた後で教えますね〜?」アセアセ
シア(キアラさんが妊娠、それも多分エリスさんと同時期だなんて、まだアベルさんには言えませんよ〜……)
ティア(アベル様、キアラ様を傷つけられて聖王様への敵意が跳ね上がったといいますし……)ドキドキ…
ロウル「とりあえずアベルさん、今はアーシャさんを。他の仕事も私達でやっておくので」グイグイ!
アベル「あ、ああ。わかったよ」
アーシャ「ごめんなさい。すぐに体調を戻す様に努めますね」
……
――
- 804 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/31(月) 23:47:16.28 ID:I3RUG0L20
- ――
……
アーシャ「……」ギュ…
アーシャ「……きっと、原因はみんなにばれていますよね///」
アベル「……アーシャ、本当にすまない」
アーシャ「いえ、私も少しあなたの本気を見くびっていました……///」
アーシャ「私も、もう少し頑張らないといけませんね///」
アベル「……」
アベル「……一応聞いておくが、何をだ?」
アーシャ「ふふ、ペットに決まっている――そう言いたいところですけど」
アーシャ「今まで通り、色々なことですよ」
アベル「?」
アーシャ「……あなたの隣にいる為なら、私はどんな努力も惜しみませんよ?」
アベル「アーシャ……」
アーシャ「だ、だから、ですね……///」モジモジ…
アベル「ど、どうした?」
アーシャ「ア、アベルが望むなら、今から街路樹に片足をあげながら――」
アベル「望まんっ!!! あれは俺も少しやりすぎたかと反省している!」
アーシャ「あらあら」クスクス
アーシャ「私も、あんなに恥ずかしいとは思いませんでしたよ」
アーシャ「……すごく、ドキドキもしましたけど」ボソリ…
アベル「な、何か言ったか?」
アーシャ「いいえ、何も?」
アーシャ「さ、アベル。もう少しだけこの肩を……///」ピト…
……
――
- 805 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/08/31(月) 23:48:31.85 ID:I3RUG0L20
- ――
……
【帝国・王城執務室】
ヒバリ「あれ? 今日はアーシャが来る予定じゃなかったっけ?」
シア「その〜、実はアーシャさんお疲れのようでして〜」アセアセ
ティア「代わりに、私達が……!」
アドルラン「そうだったのか。アーシャ君はなんでもこなせる分、無茶をしがちだからな」
ルーシェ「適度な休憩、必要、です……」
シア「そうですよね〜。甘いお菓子とお茶があれば尚良しです〜」
ティア「でも、まずはお仕事を済ませてからですね。……至急の案件も出てきましたし」アセアセ
アドルラン「む?」
ヒバリ「アベル様のところが至急の案件って、それかなり大事なんじゃないの!?」
ルーシェ「……っ!」
シア「大事……う〜ん、方向性は少し違うんですけど、確かにそうかもしれませんね〜」
アドルラン「……」ゴクリ…
ティア「その、ですね……」
シア「……」
シア(アーシャさん、あんなになるまで……///)
ティア(もしかしたら、エリスさんに続いてアーシャさんも……?///)
シア(……ん?)
シア(んん〜……?)
特殊判定
↓1〜3コンマ二桁
- 806 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:48:52.82 ID:kxxDBsF20
- あ
- 807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:48:57.59 ID:JVpIVlnDO
- はい
- 808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 23:51:00.14 ID:xUlN8CIl0
- あ
- 809 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/01(火) 00:00:23.37 ID:WqiRgp7w0
-
1:ウエディングブーケを獲得したルーシェの奇跡
82>75
※基準値を上回った為、エピローグ時妊娠→出産に繰り上げ!
※ヒバリと同時に妊娠したようです
2:周りが振りまく幸せ色欲ムード。シスターズは……
59+10×3(エリス+アーシャ+ヒバリ)+追加10(ルーシェ)
= 9 9 ( 大 爆 発 ! ! ! )>75
※アベルが完全に二人がかりで襲われます
※ティアの方は妊娠願望を加味すると振り切ります(白目)
3:長兄、マックスどうするの?
75>14(おお、めでたいじゃないか! よかったなキアラ!)
※基準値を大きく下回り、長兄は特に気にしていないようです
※次回判定時、マックス判定緩和
――
判定を取ったあたりで今日はここまで
相変わらず祝福の羽は残っているのですが……使わなくて大丈夫そうですね(白目)
(3番目は00だとガチでマックスぼこられるので)
ルーシェは以前ウエディングブーケボーナスの話が挙がっていたので
結構高めの基準にしましたが、乗り越えてこれで全員出産に(白目)
そしてアベル、これはどうしようかなぁ……
本日もありがとうございました!
- 810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/01(火) 00:20:46.44 ID:xL6QgVzd0
- 乙
ルーシェとマックスは良い結果で良かった
アベルは頑張れ
- 811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/01(火) 00:34:18.93 ID:CyVU2F/tO
- おつおつ
なんとなくアドルラン兄様は寛容そうなイメージあった
そして相変わらずのドピンクシスターズよ……てか、アベル99に対してティア100のシア50前後ぐらいだから二人いっぺんに相手すると確定敗北かつ初の夜敗北になるが大丈夫かアベル
- 812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/01(火) 01:11:23.66 ID:6glERLYH0
- 乙です
シスターズの本気……とそれを更に上回りそうなアベルのベッドヤクザ振りに期待
- 813 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/01(火) 12:36:53.53 ID:R9yRpRUYO
- そういえば妊娠願望ってティアだけじゃなくてスミレも同じぐらい高いんだよね
個人的には金真龍の力を植え付けられた時に、サクを捕らえてた腐敗貴族の考えみたいに『龍の力を持った子供が生まれるとどうなるのか』ってことで生殖欲求にブーストかけられたのではとか思ってる
- 814 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/01(火) 19:02:26.66 ID:R1te9SBI0
- ルーシェが報われて何よりだがマックスはローズさんという最後の壁があるからな
そしてエロモンスター二人同時とか早く片方戦闘不能にしないといくらアベルでも干からびるんじゃないか……?
- 815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 21:36:07.17 ID:LGZxpVlFO
- 大淫行ドピンクシスターズ相手に大立回りするアベルを見たい一方で二人、特に振り切ったティアに搾り取られてお兄ちゃんの気持ちを完璧に理解するアベルも見たい
とどのつまり、エロければそれでいい
- 816 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/06(日) 23:17:35.47 ID:CEq+o/Sr0
- こんばんはー……
すみません、書き溜め期間入る前に無断で長期空けてしまい申し訳ありません……
完全に私事の問題で、書き溜めもできていない状況です(土下座)
かなり遅れましたが、まずは夜前までの部分を投下していきます
- 817 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/06(日) 23:18:10.97 ID:CEq+o/Sr0
- ――
シア「……」ジー…
ヒバリ「ど、どうしたの?」アセアセ
シア「……」ジー…
ルーシェ「……///」プルプル…
シア「……お二人とも、なんだか動き方がいつもと違うような〜?」ジー…
ティア「言われてみると、確かに……」ジー…
ヒバリ「!?」アセアセ
ルーシェ「!?」アセアセ
アドルラン「や、やはりそう見えるかな?」
シア「はい〜。なんだか、歩きにくそうと言いますか〜……」
ヒバリ「そ、そんなことないよ!? 私もルーシェも――」
アドルラン「やっぱり、私が二人に無茶をさせてしまったのだな……!」グッ…!
アドルラン「昨夜、あれだけ待ってと懇願されたのに私は劣情に負け――」
ヒバリ「わーっ!? わーっ!!? わあああぁぁぁぁぁぁぁ!?///」バタバタ!
ルーシェ「アドルラン様っ! 言わなくて大丈夫っ!?///」バタバタ!
シア「」
ティア「」
アドルラン「し、しかしだな。大丈夫だと言ってはいたがこうして気がつかれてしまったんだぞ?」
アドルラン「幸いにも二人は優秀な治療師だ。状況をしっかり説明して最善の治療を――」
ヒバリ「だ・い・じょ・う・ぶ、だからっ!///」
ヒバリ「立てないって程じゃないからっ! はい、この話もうおしまいっ!///」
ルーシェ「い、今は、シアさん達の、お話です……!///」
アドルラン「そ、そうか……」
シア「」
ティア「」
シア(こ、これはそういうことですよね〜///)
ティア(アベル様だけじゃなくて、アドルラン様もしっかりしてるんだ……///)
ティア(……エリスさんにアーシャさん、ヒバリさんとルーシェさん……)
ティア「……」ムラ…
- 818 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/06(日) 23:18:52.06 ID:CEq+o/Sr0
- ヒバリ「ほ、ほら! 大切な話があるんでしょ?」
ヒバリ「私達のことなんて後々!」
ルーシェ「はい……!」コクコク!
シア「え、えっとですね〜……」
シア(……意外と皇族の方も自由になさっているようですし、大事ではなかったのかも〜?)
アドルラン「……」ゴクリ…
シア「実はですね、キアラさんがご懐妊なされまして〜……」オソルオソル…
ヒバリ「……え?」
ルーシェ「……!?」
アドルラン「おお、めでたいな! よかったなぁキアラ……」
ティア(アドルラン様の反応が思っていたより明るい!?)ガーン!
シア(流石にヒバリさんとルーシェさんは驚かれていますけど……)
ティア(この反応は、つまり……)
ティア(――皇族にとっては、子供が沢山できることは喜ばしいことっ!!!)グッ!
ティア(と、いうことは……?)
ティア「……///」モジモジ…
シア(アベルさんの子供が増えても、認められる可能性が高い……)
シア「……///」モジモジ…
ヒバリ「ふ、二人とも顔紅いけど大丈夫? って、まぁそりゃそうだよねぇ……」ハァ…
ヒバリ「アドルランからあんなこと聞かされた後に、キアラ様の妊娠報告なんてねぇ……」
ルーシェ「……アドルラン様、原因の一部、です」ムス…
アドルラン「す、すまない」アセアセ
- 819 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/06(日) 23:19:24.78 ID:CEq+o/Sr0
- アドルラン「しかし、驚いたな。まさか妹に先を越されるとは……」
アドルラン「私も今までの遅れを取り戻さんと、二人とより――」
ヒバリ「だ・か・ら! あれとかそれは人様に言っちゃ駄目! わかったアドルラン!?」
ルーシェ「三人だけの、秘密……!///」アセアセ
アドルラン「そ、そうだったな。すまない、今の言葉は忘れてくれ」
ティア「は、はい……///」
ルーシェ「でも、本当、驚きです。……マックスさんが?」
シア「そのようです〜。本人にそのつもりはなかったそうでして〜……」
ティア「キアラ様は気にしていないようですが、マックスさんを気遣ってまだ黙っているそうです……)
シア「でも、流石にこれは下手をすると国際問題ですからね〜……」ブルブル…
シア「アドルラン様には、報告しておかないと不味いかなって〜……」
アドルラン「いや、マックス君なら軽はずみな気持ちでは致していないだろう」
アドルラン「それにキアラもあれで芯の強い子だ。本気で嫌なら相応の行動を起こしているだろうからな」
アドルラン「二人が合意の上で結ばれ、運よく子供が出来た。何も問題はないと思うがなぁ」
ヒバリ「いやいや、シアの言う通り結構な問題だって……」
アドルラン「子が出来てしまうのはそんなに不味いのか? 君とルーシェもやはり……」オソルオソル…
ヒバリ「い、いや私達はむしろ楽しみだよ!? もう子供の名前までいくつか考えちゃってるくらいだもん!」アセアセ
ルーシェ「ヒバリさん、気が早い、です……///」
ルーシェ(……でも、アドルラン様との、赤ちゃん……)
ルーシェ(楽しみ、だな……)サスサス…
ルーシェ(……私とアドルラン様の色が混ざったら、白金の子……?)ムムム…
ヒバリ「と、とにかく、私達は大丈夫! キアラ様が不味いってのは、その……」
ヒバリ「キアラ様はまだ、正式な結婚前だし、その……ローズさんがね?」
アドルラン「……言わんとすることはわかるが、私は当人達の気持ちを優先したいな」
アドルラン「報告、感謝するよ。この件は、いずれキアラ達の口から改めて聞いてみることにする」
ティア「そ、そうですね。それがいいと思います」
シア「それでは、私達はそろそろこの辺りで失礼致します〜……」ササッ…
……
――
- 820 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/06(日) 23:20:18.18 ID:CEq+o/Sr0
- ――
……
シア「……///」ドキドキ…
ティア「……///」ドキドキ…
シア「……///」ドキドキ…
ティア「……///」ドキドキ…
シア「…………ヒバリさんと、ルーシェさんも、でしたね〜///」
ティア「はい……///」
シア「皆さん、思ったよりも開放的というか、なんというか〜……///」
ティア「もしかしたら、お二人もいずれご懐妊の可能性が……?」
シア「十分にありえますね〜///」
ティア「そう、ですよね……」
ティア「……」
ティア「ねえ、シアさん?」
シア「はい〜?」
ティア「シアさんは――アベル様の赤ちゃんが欲しいって思ったことはありますか?///」
シア「〜〜〜〜っ!?///」ボッ!
ティア「わ、私は実は……結構前から、あったんです」
ティア「そうは言っても、最初は赤ちゃんを望んでいたというより、その過程だったのですが///」
シア「?」
ティア「赤ちゃんできちゃうくらい、アベル様に朝まで無遠慮に犯されちゃう過程が……///」モジモジ…
シア「な、なんてこと考えちゃっているんですか〜!?」ワタワタ
ティア「……でも」
ティア「エリスさんがご懐妊されて、エリスさんもアベル様も本当に嬉しそうで……」
ティア「わかるんです。きっと生まれてくる子は、二人や周りの人からも愛されて穏やかに成長していくって」
ティア「そして……温かな家庭を築いていく」
ティア「……おこがましいですけど、私もアベル様と……平和な家庭、築いてみたいなぁって……///」
シア「ティアさん……」
シア「……わかりますよ〜、その気持ち」
ティア「!!」
シア「アベルさんは、時折いぢわるですけど、そんなところもいいんですけれど〜……」
シア「本当に人の嫌がることはしない人です。無意識でも、誰かを気遣える、優しい人……」
シア「きっと、どれだけの子供が産まれても……みんな、可愛がってくれるって、断言できますよ〜」
シア「そして、そんな暮らしは……きっと、とっても幸せなんだろうなぁ〜って///」ポヤポヤ
ティア「で、ですよね……! アドルラン様の反応を見る限り、皇族の方にとっては子供はむしろ喜ばしい存在……!」
ティア「そ、そこでですね? 実はシアさんに折り入ってお願いがあるのですが……」
……
――
- 821 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/06(日) 23:21:16.44 ID:CEq+o/Sr0
- ――
……数日後……
【帝国・アベルの城塞】
ロウル「エリスさんとアーシャさんはお休み、パトラさんは警邏……」パタパタ
ロウル「そして何故かマックスさんにシアさんとティアさんも不在って……!」パタパタ!
ロウル「流石の私もちょっと手がまわり切らないですってぇ……!」
ロウル「くぅ、パトラさんが戻るまで耐えきれれば……!」
ゴンゴン!
ロウル「ってあぁっ!? こんな時に来客ですって!?」アセアセ
アベル「待てロウル。応対ぐらいは俺がする。お前も少し休んだ方がいい」
ロウル「うぅ、ごめんなさいアベルさん……」ショボン…
アベル「気にするな」ヨシヨシ
……
ガチャ…
アベル「すまない、遅れたな」
帝国兵「あ、アベル様!?」アセアセ
帝国兵「お忙しい中、申し訳ありません! 実はアベル様宛に小包が届いておりまして……」
アベル「俺に? 差出人はわかるか?」
帝国兵「はい。どうにも聖国の者のようですが、念押しで急ぎの届けが指示されていましたので」
アベル「これは……すまない、助かった」
帝国兵「いえ! それでは失礼致します!」ビシ!
アベル「……この差出人は、ティアの父君」
アベル「一体中身はなんだろうか? 妙な胸騒ぎがするが……」ゴソゴソ…
謎の小瓶「……」チャプ…
アベル「」
ヒラ…
手紙「……」
アベル「……」スッ…
アベル「……」ペラペラ…
アベル「……」
アベル「…………今日の夜辺りから、もう警戒はしておいた方がいいかもしれんな」ダラダラ…
……
――
おまけ特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
――
- 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 23:21:57.16 ID:MMo8a4CEO
- そらら
- 823 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 23:22:13.16 ID:NLSPjZ5DO
- あ
- 824 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 23:24:14.93 ID:QyJuwdBa0
- 低いけど結果は!?
- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 23:32:37.58 ID:hQ11SjG4O
- まさかの同一数値
- 826 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/06(日) 23:34:55.68 ID:CEq+o/Sr0
- 1ティア父からの救援、精力増強剤(2倍)使う?
25>16
※基準値を下回った為、アベル使用せず!
2夜の襲撃、アベルの身に迫る危機
アベル:夜レベル99
ティア:夜レベル100(欲求により最大状態)+シア夜レベル56×1/2(本来受身のためサポート)=128
差…−29(アベルに−補正)
勝敗基準値50
01〜21:アベル勝利
22〜00:シスターズ勝利
コンマ16
01〜21:アベル勝利!!!
判定を取った辺りで今日はここまで
使わないのかよと思ったら勝っちゃうのかよ!?(白目)
そして長く留守にしておきながら、今度は書き溜めの為にまたお時間頂きます
もうすぐ終わりだというのに時間かかって本当に申し訳ないです
本日もありがとうございました!
- 827 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 23:35:54.97 ID:QyJuwdBa0
- 乙
どうせなら負けルートも見てみたいなぁ………と思ったり
- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/06(日) 23:58:29.30 ID:hQ11SjG4O
- おつおつ
使わない上に勝つとか流石あの両親の子供だなアベル……
- 829 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 12:39:06.23 ID:HCKHWVurO
- 地味にアドルラン兄様も特段夜レベル高くないとはいえ二人相手にして割りとピンピンしてるんだよな……
- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 13:40:03.56 ID:T7F5l5QvO
- 薬に頼らず勝率2割の戦いに勝つってアベル流石やな…とりあえず使わなかった薬はカインお兄ちゃんに回しておこう
>>829
アドルラン兄様って大抵の判定で基準値上回って安定してる+体力は兄弟の中でもずば抜けてるっぽいしね
ヒバリさんは夜レベル低め+ルーシェは程よくエロい夜レベルだから平気だったのもあるかもしれないけど
- 831 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 14:37:06.59 ID:JEYBsNyJO
- お義父さんからの薬はアレだ
アベルvs6人で一斉に2人目を作るときにとっておこう
- 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 14:44:31.71 ID:k+gEGRimO
- アドルラン兄様は多分あれだよ、二人が渾身のコスしてきたとかで夜レベルにブーストかかったんだよ
- 833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 23:34:51.77 ID:DH5eYr9l0
- 一応保守
相当難産みたいだが楽しみにしてます
- 834 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:22:27.06 ID:/6KcqEhQ0
- こんばんはー……
本当に続けて報告もせずに空けてしまい申し訳ありません……(土下座)
私事でかなり時間を作るのが難しい状況でして、重ね重ね申し訳ないとしか言えませんです……
まだ見てくださっている方が残っているか怪しいですが、ティア&シアのパートだけ投下しておきます
- 835 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:23:13.07 ID:/6KcqEhQ0
- ――
「……」
コトリと小さな音を立てて、薬瓶が棚にしまわれる。
義父からの救援とも言える代物だったが……
こうして夜を迎えるまで、アベルは使う気がおきなかったのだ。
かつての兄のように、薬に手を出さざるを得ない者もいることだろう。
しかし自分は非常に恵まれた身体に、それなりの技術を持っているという自負がある。
だがそれ以上に、使う気がおきなかったのは自分を慕ってくれる少女達の存在。
6人も手を出し、それぞれの幸せを誓った身だ。
そのうちの一人さえ薬に頼らなければ満足させてやれないのでは、今後が話にもならない。
「さて……」
普段は気弱な態度だが、夜は中々に積極的な彼女のこと。
恐らくは今夜か明日には来るだろうと当たりをつけて、こちらの準備は万端。
以前もかなり消耗したとはいえ、一応は満足させてやることはできた筈。
抜かりはない。今度は油断も慢心もしない。
じいと見つめる時計の針が、宵の刻を示す。
今日はこないか?
そうは思うが、気を抜いて眠ることもできない。
完全な寝込みを襲われては、流石にひとたまりもないだろう。
来ないなら来ないで、それは問題ない。
寝ずの番は慣れたものであるし、こうして気を張り待ち構えるというのも久しい。
平和な時に少し弛んでしまった節もあり、かつての感覚を錆びつかせないのに丁度いい。
流石に、かつての野生の獣や賊と同等の警戒をしているなど、当のティアには絶対に言えないのだが。
静かな時を刻む音だけが響く自室でそんなことを考えていた頃……
「っ!」
こんこんと、実に控えめに扉が叩かれた。
「……開いているぞ」
「し、失礼します……!」
やはり来たかとアベルが入室を促せば、遅れて少し震えた声が返ってきた。
準備を整え、予想通りの展開だ。
「わ、私も失礼しますね〜……?」
「なっ……!?」
ただ一つだけ誤算があった。
部屋にやってきたのはティア一人ではない。
もう一人の聖職者、シアも一緒だったのだ。
普段であれば穏やかな気分になれる彼女の間延びした声も、今ばかりは少し聞きたくなかった。
- 836 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:23:44.56 ID:/6KcqEhQ0
- 深夜に男の部屋を訪ねる聖職者……
既にこの時点で問題が発生しそうだが、気にするべきは彼女達の格好だろう。
ティアは上品な絹製だが薄く丈の短いネグリジェ。ほとんど身体を隠せていない。
そしてシアはほぼ下着……いや、下着と呼ぶのもおこがましい何か。
あえて言うなら、紐だろうか。大切な箇所をギリギリで覆い隠しているといいたいところだが、
豊満な彼女の胸は収まり切らず、ちらちらと淡い色の輪が見え隠れしてしまっている。
そして追撃として、揃って桃色の枕を大事そうに抱えている。
言い逃れなどできない。彼女達が何を願ってここを訪れたかを察せない人間はいないだろう。
「っ……」
覚悟を決めていた筈のアベルは思わず言葉を失い、たらりと汗が伝った気もした。
普段は控えめな二人が、あまりにも扇情的な格好でこうして目の前にいるのだ。
経験豊かとはいえ、それでも目を奪われたというのは揺るぎ無い事実。
そうしているうちに二人の聖職者はゆっくりと部屋に入ると、やがて寝台に腰を下ろした。
「シア、ティア……」
確認するように、二人の名前を口にする。
何故ここに、などとは言えない。
格好もだが、軽く息を吸うだけで仄かな湿り気と石鹸の香りがわかる。
準備を念入りにしていたのはあちら側もだ。
「アベル様……」
可愛らしく、ティアがこてんと肩にもたれかかる。
するとすぐに倣うようにシアも反対側の肩にもたれかかった。
ふわりと広がる柔らかな匂いに温もり。
アベルも欲望が首をもたげてくるのを自覚するが、まだ動くことはしない。
「……二人でそんな格好で来るとは、驚いたな」
ただ一言、正直な言葉だけは口にする。
淡々と、焦りの感情などまるで見せずに。
「そ、その……折角買った水着でしたし、喜んで貰えるかな〜って……」
顔を真っ赤にしながらもシアが返す。
恥ずかしげに身を捩れば、それだけで色々とはみ出てしまっている。
やはり下着ではなかったか。しかし時期外れの水着となるとまさか以前のあの時に……?
色々な感情が混ぜこぜとなるが、確かに淫猥なシアの姿に惹かれている自覚がアベルにはあった。
「私……以前、アベル様を満足させられないまま意識を無くしちゃって……」
「一人じゃ、不安だったんです。だから、私に一番近いシアさんと一緒ならって……!」
首の向きを変えれば、やはり紅くなったティアが応える。
一番近いというのは、体型的な意味合いだろうか。
同じ聖国出身者の穏健派でもあり、頼り易かったのもあるのだろう。
しかしわかってはいたが『一緒』という言葉に内心アベルは震える。
前回、ティアの体力を奪いきったのは運も味方していた筈だ。
ティア一人で消耗するというのに、ここにシア――意外と性には積極的な彼女も加わるとは。
(だが……逆に言えばまだ二人程度、ではあるか)
今更、後に退くわけにもいかない。
彼女達も覚悟を決めてここに来ているのだし、これ以上待たせるのも無粋だろう。
予定外ではあるが、この程度はまだ苦境の内に入らない。
アベルも覚悟を決めて、ゆっくりとその身体を動かし始める。
- 837 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:24:21.85 ID:/6KcqEhQ0
-
「あ……」
少女達の声が重なった。
アベルが両腕を広げ、二人をまとめて抱きしめたのだ。
それぞれが片腕だけのため、熱い抱擁とはならないが……
それでも彼女達は嬉しそうに身体を委ね擦りつける。
両手に花という言葉があるが、まさに今がそれだろう。
柔らかな極上の肢体、人肌のぬくもり、髪から香る甘い匂い。
このまま絡み合い、溺れてしまいたいと誰もが思うだろう。
「んっ!?」
「やぁぁっ!?」
「おや、これはこれは……」
しかし、アベルの行動は速かった。
二人を抱き寄せた余韻もそこそこに、そのまま無遠慮に彼女達の下腹部に同時に手を伸ばしたのだ。
ティアの下着の中に手を入れ指を蠢かし、シアの方はまだ触れてやらずに紐をぐいと引っ張ってやる。
それだけで、可愛らしい喘ぎ声がアベルの両耳を楽しませる。
互いが密着しているからこそ、その声も実によく聞こえる。
「まだ触れる前から、こうも準備ができているとはな。どれだけ期待していたんだ二人とも?」
それは、悶える二人にも同じこと。
低く呟かれたアベルの言葉が耳に染みわたり、頭の中を掻き回す。
はしたないとは思いつつも、今宵に期待していなかったと言えば嘘になる。
そうでなければ、こんな格好で部屋を訪ねるわけもない。
「くぁ……んぅ! そ、そんなことはぁ……!」
「アベルさんが、触れるからぁ……!」
それでも、聖職者の意地なのか。
すぐにそれを認めようとはしない。
そんな真似をすればどうなるか、わかっている筈なのに。
いや……わかっているからこそ、二人はそれを期待していた。
「認めてしまえ。二人とも、俺にこうされたかったんだろう?」
「ん゛ぅ!?」
冷たい風で、どこか愉しげにアベルは言葉と共に責めを強める。
蜜を零すティアの秘裂をなぞっていた指をいきなり差し込んだかと思えば、爪の先で皮をめくり、
昂ぶった様子の豆を少し強めに擦ってやることも忘れない。
「あぅ、あっ……! だめぇ、そんなにくいこませないでぇ〜……!?」
「そんな紐を用意していたのはシアだろう? 流石の俺も少し意識が飛んだぞ?」
対してシアの方はまだ触れてやらず、より激しく紐を食いこませるばかり。
水着としての機能は元々皆無だが、アベルの手で好き放題にされたそれは、本当にただの蜜を含んだ紐だ。
引っ張れば引っ張る程、新たな蜜を供給する。
シアの抗議を気にすることも無く、紐はまだまだ弄り回された。
- 838 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:24:51.99 ID:/6KcqEhQ0
-
(これは、想像以上の濡れ方だな……)
両手で愛しい二人を嬲りながら、内心でアベルも二人の乱れぷりに驚く。
二人同時と言うこの状況も少し特殊ではあるが、アベルとしてはやっていることは実は変わらない。
ティアは最初から激しい責めを望む節があり、また後々のことを考えれば先手を打って余力を削ぎたい思いもあった。
シアはああして焦らした方が、口ではいぢわると文句を言ってくるが実は悦んでいるということを知っている。
左右の責めを微妙に変え、それぞれが満足できるように責めているつもりではあるのだが……
それを考えても、今日の二人はどこかが違う。
今でこそ乱れる二人ではあるが、本来は控えめだ。
彼女達が勝負をしかけてきたのも、何か理由があってのことだろう。
(……愚問だったか)
そしてすぐに答えは見つかった。
エリスを徹底的に堪能し、孕ませて。
いずれ子供が産まれるというのに、欲望はおさまらなくて。
アーシャまで孕まさんと、後のことを考えずに獣のように交わった。
全員を愛する覚悟は勿論あるが、それでもやはり彼女達側から見れば、扱いの差を感じてしまうのだろう。
アベルは個人的な感情から、正妻と妾の関係が好きではない。
愛するならば等しく、そこに差があってはならない。
エリスとアーシャを見た二人が、何を想ったのか?
そしておそらくは……いずれ、パトラとロウルも。
(……)
自分には勿体ない程の少女達が、子を為したいと思う程に慕ってくれる。
それは男冥利に尽きると同時に、強烈に支配欲も満たす。
そしてなんの因果なのか、この二人はティアの言うように近しいのだ。
純粋で心優しく、聖国の良い面を体現したかのような聖職者。
それでいて男を惑わす豊満な胸を備え、被虐趣味という似た者同士。
もちろん彼女達の身体や心に傷を残す真似はしたくない。
それでも二人の昂ぶる心と身体、その欲求を満たす為ならば仕方がないのだと。
僅かばかりの理論武装で、仮面を被る。
「やれやれ、お前達のせいでこんな有様だぞ?」
漸く手の動きを止めたアベルは、わざとらしく水音をたてながら手を上にあげる。
それだけで聖職者らしからぬ淫らな様を突きつけられているようで、二人の顔は紅くなる。
だが、責めは止むことは無い。
「見てみろ、指どころか掌まで濡れてふやけたかもしれんぞ?」
「あっ……」
言葉通り、アベルの両手は二人の甘露でしとどに濡れていた。
ぬめり指先を光らせるそれがなんなのかは、口に出さずともわかる。
それを見せつけるように、羞恥に染まった二人の眼前で揺れ動かす。
「…………」
「……ん……!」
言葉はない。
しかし、自らの乱れた証を突きつけられた二人はどちらからともなく、どこか蕩けた瞳でその指に舌を伸ばした。
- 839 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:25:33.90 ID:/6KcqEhQ0
- 「んちゅ……ちゅぅ……」
「ちゅぷ……ぺろ……」
アベルの指にたっぷりとついた愛液を、二人は綺麗に舐めとっていく。
決して美味い代物ではないが、しかし彼はそれを望んでいる。
それに舐めとりさえすれば、残るのは指だけだ。
かの従者はこれを舐めるのが好きだと言うが、それはこの二人も同じようだった。
およそ普通の人間であればしない行為だが、だからこそ相手にも悦んで貰える。
そして自分達も、何か満たされた気持ちになってくるのだ。
(薬湯で清めておきましたけど、今度はもっと用意しておいた方がいいですかね〜……?)
アベルの傷痕の残る指を丁寧に舐めあげながら、シアはもう『次』を考える。
回復魔法は便利ではあるが、使い手は少なく施せる治療も完全なものではない。
薬草や傷薬といったものが廃れないのもそれが理由である。
勿論重傷ならば即座にそれ相応の手当が必要とはなるが……
例えば指先を切った程度のものであれば、口に薬を含んでこうするだけでも効果があるだろう。
治療を名目に、いつでもこうして大好きな人の指を舐められる……
それはこの上なく幸せなことだろう。
「んぢゅ……んっ、むっ……!」
そうした夢想をしているうちに、ティアはより大胆に指への奉仕を行っていた。
舐めとるという行為は既に終えており、今や指全体に吸いつき掌や甲の方にまで舌を這わせている。
はしたないと言われても仕方がない行為ではあるが、彼女は止まれない。
(アベル様、の……ごつごつしてて、太くて……!)
「っぉ……!?」
喉奥まで咥えこんだのか、ぬろりとした感触にアベルの口からも声が漏れる。
遅れて彼は指への奉仕を命じたのは失敗だったかと後悔するが、もう遅い。
舐めとられた愛液に代わり、今度はティアの唾液で手全体がぬれそぼっていた。
「ん、んぅ……」
喉から指を戻したかと思えば、今度は爪先が舌でこそばゆく撫ぜられる。
彼女が指を何に見立てて奉仕しているかは、アベルとシアの目から見ても明らかだった。
普段のティアを知る者であれば、想像もつかないような淫靡に蕩けた顔つきで指を舐めしゃぶる……
彼女の特別な一面を見られるというのは嬉しいものがあるが、同時に身震いもしてしまう。
「あむっ……」
「ま、待てシア! お前まで……」
呆気にとられていたシアも負けていられないとばかりに指を咥えこもうとして、阻止される。
彼女は少し不満そうな表情を浮かべるが、制止は少し遅かった。
「アベル様……もっと、ご奉仕をさせてください」
蕩けきった聖女は、笑顔でそう言ってのける。
優位に責めていた筈が、次は自分が責められる番だとアベルは認識せざるをえない。
そして、今は以前とも状況が異なるのだ。
「わ、私だってご奉仕しちゃうんですからね〜……?」
少し張り合うように、もう一人の聖女も名乗りをあげた。
……
- 840 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:26:19.82 ID:/6KcqEhQ0
- ――
薄暗い部屋の中で、聖職者の身体を好きにする。
字にすれば帝国の暗将とやっていることは同じだが、実際の光景は大きく異なる。
鍛えられた青年の身体に清らかな白い肢体が絡み付き、それは彼女達が望んで行っていること。
受身なのは、男の方だ。
「ど、どうですかアベルさん? 前よりも、大きくなったと思うんですけど〜……」
「あ、ああ……」
恥ずかしいといった感情はかなり残っているのだろう。
ぎこちなく、紅くなりながらもシアは奉仕をやめるという選択肢を除外していた。
寝台に腰掛けたアベルの背中から抱きつくようにし、その豊かな胸をこれでもかと押しつける。
普段着ではわかりにくいが、確かにより魅惑的に成長した果実の感触にアベルは生返事しかできなかった。
仮に大きさが変わっておらずとも、こんな真似をされて意識しないわけがない。
ただ抱きつくだけでなく、時折自ら動いてこすりつけてくれば、その先端の感触もわかる。
当のシアもこの行為だけで胸に快楽を感じて甘い吐息を漏らし、それはそれでアベルの理性を崩してゆく。
「こっちも、しっかりご奉仕しますよ〜?」
そして背中にもたれるようにしながら、白い手は前へと回された。
既にそそり立っているアベル自身に指を絡め、ゆっくりと動かされる。
これだけでも十分過ぎる快楽だが、それだけではない。
「んふぅ、んっ、んぐ……っ!」
ティアはアベルの脚の間に跪くような格好で、指と同じように性器への奉仕を行っていた。
軽く咥えただけだが、時折見上げてくる表情とくぐもった吐息は劣情を煽る。
以前よりもさらに上手く的確に弱いところを責められれば、アベルの意思とは無関係に射精感も煽られる。
「テ、ティア……!」
「んふ、ひもひひいでふは?」
びくりと反応を示せば、彼女は咥えたまま嬉しそうに目を細めて奉仕の速度を上げた。
「こっちは、どうですか〜?」
「く、ぉ……シア、待て……!」
それに合わせるようにシアの胸はより強く押し付けられ、擦り上げる指の動きも速くなる。
二人がかりの奉仕の前に、アベルも声を抑えきれずにただ堪えるのみ。
気を抜けば、このまま全てを二人に委ねてしまいそうな快楽だ。
自分が受け身、二人にされるがままの状況になっているということは受け入れざるをえない。
だがこのままただ自分だけが快楽を甘受してしまうというのは、己の求める在り方に反する。
心のどこかに、やはり彼女達をいぢめてみたいという嗜虐的な欲求もあったのかもしれないが。
押し寄せる快楽に耐えつつも、アベルはゆっくりと手を動かす。
奉仕に夢中な二人は、それに気がつくこともない。
- 841 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:26:47.29 ID:/6KcqEhQ0
- 「ふっ……!? ん、やぁぁ!?」
突然の痺れるような感覚に、ティアの身体が跳ね上がる。
アベルの手はいつの間にかティアの胸元まで滑らされており、ぷくりと膨らんだ頂を摘み上げたのだ。
「あっ、駄目、です……! 今は、私がぁ……!」
か弱い抗議の声があがるが、たわわに揺れる胸を捏ねまわし尖りきった乳首を指の間で挟み転がせば、
身体を仰け反らせながらティアは堪らず口を離して嬌声をあげてしまう。
「あ……」
切なげな表情を浮かべた理由はどちらのものか。
奉仕を再開しようとするティアだが、その度に更に激しく胸を虐め抜くアベル。
悦びつつもいやいやと身体をくねらせ逃げようとする少女の小さな身体を、
脚を少し閉じることで逃げ場を無くしてやることも忘れない。
「……どうしたティア? 奉仕が止まっているぞ?」
そして追撃と言わんばかりに言葉責めもしてやる。
止まって欲しいのがアベルの正直な思いではあるのだが、彼女にはこれが有効なのもまた確かなこと。
事実目の前のティアは瞳に涙を浮かべつつもなんとか奉仕を再開しようとしている。
これはこれでいいものだが、まずは再び攻勢に入ろうとアベルも指先に力を込め始めた。
「ご、ごめんなさ、あっ、あっ!? やぁ、そんなに揉まないで……!」
「ふふ……」
どこまでも指が沈んでいくティアの胸は、アベルを飽きさせることはない。
ティアも胸を弄られることで明らかな快感を得て、見えない場所では既に蜜で床を汚している。
少し乱暴かと不安がよぎる程の力を込めても、返ってくるのは甘い声。
自分の股の間で、愛らしい少女が涙を浮かべ、涎と汗に愛液まで撒き散らす……
いけないことだと思う反面、満たされてしまう。
「……奉仕ができないなら先に達してしまうか、ティア?」
「んっ、ま、まっ―――っ!? んゅううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ―――――ッ!?」
再度咥えこもうと意識がそちらに集中した瞬間を狙って、強めに乳首を弾いた瞬間にティアは達した。
誤って歯を立てないようにするためか、咄嗟に口を離して開かないようにしたのは彼女の本来の優しさだろう。
それでも抑えきれていない嬌声に、アベルは静かに満足そうな笑みを浮かべる。
「っ……!?」
「もぉ、いぢわるしすぎも駄目ですよアベルさん〜?」
「シア!?」
しかしそれを狙っていたのか、背後から少し責めるような口調でシアが囁いた。
彼女の双丘はアベルの背でぐにゅりと潰され、先程よりもさらに密着している。
そしてその細い指が、アベルの先端で先走りの汁を弄っていた。
ティアの口が無くなったことで、彼女の指は全体を責められるようになっていたのだ。
- 842 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:27:24.56 ID:/6KcqEhQ0
-
「アベルさんだってぇ、気持ちよくなってくれているんですよね〜……?」
ゆったりと囁かれる言葉に合わせるように、指の動きも非常にゆっくりとしたものだ。
しかし唾液と先走りでぬめるそこをゆっくりと扱かれ、敏感な先端も時折刺激されるというのは、
なかなかの快楽をもたらす。勢いはないが、着実に昂ぶらされると言えばいいのだろうか。
「っ……シア、今日は随分と……」
「……私だって、アベルさんに喜んでもらいたいもん。こっちのお勉強だって、少しはしたんですよ〜?」
言葉を遮り、シアは緩やかな奉仕を続けていく。
やはり拙さは残るものの、彼女の場合はその落ち着いた声も武器の一つとなっていた。
それに呑まれれば、なかなか本来の調子に戻ることはできなくなる。
「ティアさんほど、上手くはできないかもしれないけど……」
「ぐ、ぉぉ……!?」
緩やかに続く刺激。
しかしある種の緩急がついた奉仕に、アベルは敏感に反応を示す。
このままでは、程なくして射精させられるという予感があった。
股座で絶頂の余韻に浸ってはいるようだが、ティアもいずれは起きることだろう。
そして仕返しと言わんばかりに、今度は喉奥まで呑みこんでくるに違いない。
シアもそうだが、ティアの場合でも相手の得意とする状況に持ち込まれるのは不味い。
(俺も、まだまだ甘いみたいだな……)
少しばかり持っていた自信も、もう役には立たない。
二人がかりでこの有様では、いつか全員を同時に愛することは本当にできないだろう。
この緩く甘い奉仕も悪くはないが、この後を考えるとまだ余力を残しておきたい。
「……シア」
「はい? っあ!?」
だからこそ、迷いは無かった。
片手はティアに備え、もう一方の手を素早く背後のシアへと回してみせる。
「ん、んんぅ……!?」
背後を取り、胸が惜し潰れる程の密着状態……
先程はいきなり胸を弄られるティアの姿を見て少し震えたものだが、シアには余裕があった。
これだけくっついていれば、同じ手で奉仕を妨害されることはない。
逞しい背中に潰されているだけでも気持ちがいいのは隠せないが、すぐには達しない筈……そう考えていた。
事実アベルといえど、この状態で胸への愛撫を強行するということは難しい。シアの考えは間違ってはいない。
「や、あ、あぁぁ!? だ、だめぇぇぇ〜!?」
「何が駄目なんだ? シアも奉仕が止まっているということは……気持ちいいんだろう?」
意地悪いアベルの言葉に、シアの顔が染まり上がる。
アベルの片手は、シアの尻肉を揉みしだくと同時に指先が穴に埋まっていた。
- 843 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:27:54.90 ID:/6KcqEhQ0
- 「あっ、ふぁ……はぅぅ……」
胸とは違った心地よい柔らかさの尻が、ゆっくりと愛撫される。
深い挿入はないが、尻穴をつぷつぷと刺激されるだけでシアの身体は悶え跳ねた。
意識がそちらに集中してしまい、気がつけば手の動きも止まってしまう。
「……そう言えば、以前こんなことを言ったな」
「ん、ふっ……んぅぅ……?」
「カイン兄様をはぐらかす為だったが――後ろの穴に挿入したと」
「〜〜っ!?」
思い出し、そして顔は見えずともきっと小さく笑っているだろうアベルの顔を考え、シアがぴくりと反応する。
そして無意識のうちに肛門もきゅっと閉まったことをアベルは見逃さない。
「俺も経験が無いわけではない。シアが望むなら、嘘を真実にしてしまうことも吝かではないんだがな?」
くつくつと笑いながらも、尻を穿つ指を休めることはない。
入口周りと浅い部分だけだが、それでも男の指が抜き差しされ、時には折り曲げられる。
既に一般的な聖職者の道からは踏み外してしまった自覚があるシアも、この提案は素直には受けられない。
「だ、だめですぅ……このうえ、お尻までだなんてぇ……」
ふるふると首を振る代わりに、頬がアベルの背中に擦り付けられる。
背中越しに感じる精一杯の抗議に、アベルは薄く笑うと指を引き抜いた。
素質はありそうだと思うが、無理強いはしたくない。
「ん、んあぁん……♪」
「くく、そう言う割には、随分と艶っぽい声だが?」
「も、もぉ〜! こうなったのも全部、アベルさんの責任なんですからねぇ〜!?」
しかし言葉でいぢめることは忘れずに、同時にアベルはひっそりとシアの手を後ろに下げておく。
一度小休止を挟まなければ、昂ぶった自分の下半身はすぐに暴発することだろう。
このままシアを側面に戻し、胸を愛撫して主導権を取り戻せば――
「アベル様のいぢわる……」
「な、ティア!?」
そう考えた矢先、アベルの股座には少しだけ唇を尖らせたティアがいた。
予想していたよりも、随分と速い復活だ。
慌てて再びティアへの愛撫を再開しようとするが、今度は彼女の方が一手早かった。
「え、えぇいっ!」
「ぬおぉっ!?」
揉み潰されるよりも速く、ティアは身体ごと前へと踏み入る。
そしてアベルの腕を払いどけるや、着実に限界の迫っているアベルの肉棒をその豊満な果実で挟みこんでみせた。
- 844 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:30:09.75 ID:/6KcqEhQ0
-
極上の柔らかな感触が押しつけられ、それだけで達してしまいそうになるのをアベルは必死に耐える。
先程の仕返しのつもりなのか、ティアは己の胸を両手で押し潰し、より強く挟み込んで射精を狙う。
そして奉仕を続けながら、光の宿った青い瞳はアベルではなくその後ろのシアを見ていた。
「わ、私一人では駄目かもしれないので、シアさんも……!」
何を、とまでは口にしなかったがそれだけでシアも頷いてみせた。
まさかの事態にアベルが制止をかける前に想像もつかない機敏さでシアもアベルの正面に回り込む。
その顔は相変わらず恥ずかしそうであるが、どこか悪戯めいた笑顔でもあった。
「アベルさ〜ん? あんまりいぢわるばかりすると……私達だって、怒るんですよ〜?」
その口ぶりに怒りの感情は見えないが、彼女もティアに並ぶようにアベルの股の間に身をおさめる。
機能していないも同然の紐をずらせば、固く尖った乳首と共に豊満な胸が改めて大きく震えた。
「っ……」
思わずアベルも生唾を呑みこむ。
自分が知る少女達の中でも、最大級の大きさを誇る二人が惜しげも無く胸を曝け出しているのだ。
育てる、弄りやすいといった面から小ぶりな胸が好みのアベルではあるが、決して豊乳に魅力を感じないわけでもない。
目の前で揺れていれば当然弄り倒したくなるし、柔らかな感触もいつまでも楽しんでいられる。
「それじゃあ、私も失礼しますね〜?」
よいしょと、シアも自身の胸を持ち上げながらアベルににじり寄る。
これから何が起きるかなど、三人ともがわかっていた。
ティアはすすっとお互いが動きやすいように位置を変え、シアを迎え入れる。
シアもそれを受け、ちょうどティアと対面になるような位置に移動する。
これは不味いとアベルの脳も警鐘を鳴らすが、視界から飛び込んでくる光景に目を奪われ反応が鈍る。
経験豊富なアベルも、この光景は初めてのこと。
甲乙つけがたい特大の柔肉が眼前にあり、それは彼女達の呼吸だけでも上下して男を誘惑する。
そして。
「「んしょ……」」
「っぉ……!」
息の合った動きで、左右から挟み込むと同時に肉の布団でアベルのモノを擦り上げた。
特大の果実で包み込まれてなお埋まりきらず、時折先端を覗かせる姿に、二人の聖女は頬を染めつつも目を輝かせる。
ああ、なんて逞しいのだろう。
これがこの後、自分達の中に出たり入ったりするのだと思うと、身震いが止まらない。
この後も可愛がってもらう為……
そして、たまにはいぢわるの仕返しもしてみたいと、二人は容赦なくアベルを責めたてる。
(こんな駄肉でも、アベル様に悦んで頂けるなら……悪くないかも♪)
口で咥えていた時以上の反応に気を良くして、ティアは胸の動きをさらに速めていく。
嫌いでしかなかったこの大きな胸も、今ばかりは感謝の感情しか湧いてこなかった。
(……もっと甘いものを食べたら、もっと大きくなって悦んで貰えるのでしょうか〜?)
そしてそれは、シアも同じく。
二人は実にうっとりとした表情で共同奉仕を続けていく。
- 845 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:30:48.84 ID:/6KcqEhQ0
- 「くっ、はあぁ……!」
「アベル様、いかがですか……?」
「痛かったりしたら、言ってくださいね〜?」
上目遣いで極上の快楽を与えてくる二人の聖女。
しかしそれに文字通りに挟まれているアベルにとっては、堪ったものではなかった。
荒い息しか吐き出せず、二人の問いにも満足に答えてやることもできない。
責め手だった筈が、少しでも気を抜けば立場が入れ替わる。
いやただ入れ替わっただけではない。与えられる快楽に何も考えられなくなるなど、敗れているも同然だ。
「あ、アベル様今震えた? ここが良いのですか?」
「それとも、こっちですか〜?」
目敏く弱いところを見つけ出すと、ティアは嬉しげにそこを責めたてる。
圧倒的な包容力と柔らかさだけでなく、谷間から顔を覗かせる先端にも躊躇いなく口付けを落とす。
そして間髪入れずにシアの舌も伸ばされる。
時折四つの固い蕾もこすりつけられ、種類の違う波状攻撃はいとも容易くアベルの忍耐力を削り取った。
「あむっ」
「う、ぐ、おおおおおぉぉぉぉぉぉ……!?」
「ん、んむぅぅ!?」
幾度目かの刺激で、実にあっさりとアベルは谷間とティアの口の中で弾けた。
不甲斐ないという気持ちが湧くが、それさえもすぐさま新たな快楽で塗り潰される。
「んぐ、ん、んむ……!」
苦しげな表情は一瞬のこと。
吐き出された濃い精液を口内で受け止めたティアはすぐさま全てを吸い上げようという姿勢を見せる。
射精中の新たな刺激に、アベルの腰は震える。
それでもティアは止まらない。決して美味でもなければ飲みやすいものでもないそれを、最後の一滴まで求める。
「けほっ……! あ……!」
しかし、望んだことが必ずしも実現できるわけでもない。
精液を飲み下すのに手こずり、口の中の精液量が限界を迎えた時ついに口を離してしまう。
必然的に口から溢れ零れ落ちる白濁した粘液。
そして吸われていた勢いそのままに、まだ飛び散る残滓が彼女の顔を穢してみせた。
「あ、ああぁ……」
穢されながら、彼女は飲み切れなかった後悔と、染め上げられる被虐の悦びの狭間で震えていた。
その姿は実に淫らで、そそるものがあった。
節操がないという自覚はあったが……
アベル自身の意思とは無関係に吐き出したばかりのそこは早くも硬さを取り戻しつつあった。
これで次になんとか挽回するしかないかと、アベルは動き出そうとする。
- 846 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:32:21.65 ID:/6KcqEhQ0
- 「す、凄いです〜……それじゃあ、次は私の番ですね……?」
「んおぉっ!?」
しかし、呼吸を整えるよりもはやく今度はシアが先端を咥えこんだ。
相変わらず乳圧による快楽に加え、射精直後の先端を舌先でくすぐられて耐えられよう筈もない。
「ま、待てシア……! まだ……!」
「やぁですよぉ〜? わ、私だって、その……」
ごにょごにょと口籠ってしまうが、それを誤魔化すように再び吸い付く。
その姿と与えてくる刺激に、もはやアベルに体裁を保っている余裕は微塵も残ってはいない。
されるがままに震え、柔らかな胸の感触に溺れ、滑らかな舌先に悦ぶばかり。
「待ってくださいシアさん、私まだ、ちゃんとご奉仕できてないです……!」
そこに、染められた顔もそのままにティアも入り込んできた。
先程飲みきれなかったのが悔しいのか、より強く胸で圧迫して快楽を与えてくる。
「ティ、ティアさんはさっきやったじゃないですか〜!? 次は私ですよ〜!」
それに負けじとシアもぐいと胸をさらに寄せ上げ、アベルを刺激していく。
受けてティアもさらにさらに激しさを増して。
どこか張り合っているようにすら見える光景に、アベルの思考は放棄寸前までに追い込まれる。
これは天国か地獄か?
愛しい聖女達が、自分を求めて股座で可愛らしい勝負をしているのだ。
狙っているのが自分の精液などでなければ、なんと微笑ましく嬉しい光景だったことだろう。
耐えなければと思ってはいるのだが、射精直後の敏感な状態であること……
そして、挟みもたらされる快楽があまりにも大きすぎた。
「ん、んぐぅぅぅぅぅ〜〜〜っ!?」
再び呆気なく、今度はシアの口の中で果ててしまう。
涙目で口をもごもごとさせているシアが気がかりではあるが、それを羨ましげに見つめるティアの姿が映った。
言葉には出さないが、舌先をのぞかせているのは分け与えてくれという合図なのだろうか?
しかしシアは表情を歪めたまま首を横に振り、ゆっくりゆっくりと喉を鳴らしていく。
「んっ……! んん……! ん……んあぁ……」
「大丈夫かシア……?」
なんとか飲み干した様子だが、まだ苦しいのか問いには首を縦に振るだけにとどまった。
ティア程には精飲が向いているとは言いにくいようだ。
いや、ティアが天賦の才を持ってしまっていただけなのかもしれないと彼女の方を見れば、目が合った。
――次は、また私にお恵みを――
言葉は無くとも、彼女が次を望んでいること。
そして今度こそ飲んでしっかりとした奉仕をするのだという気概を感じ取れた。
彼女は思わぬところで行動力を見せるということは知っていたが……
流石にこれ以上は身が持たない――アベルは身の危険を感じていた。
- 847 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:32:49.58 ID:/6KcqEhQ0
- このまま推移すると、口淫だけでお互いが飲んだ飲まないで幾戦か勃発する。
果たして自分は耐えきれるのか、見栄を張らずに薬に手を出しておけばよかったか?
二度に渡る射精で思考の一部が掻き混ぜられている状況でも、アベルは必死に考えた。
(――いや、二人が本当に望んでいることを為すまでは、このまま倒れるわけにはいかん!)
溺れてしまいたい共同奉仕。
しかしそういうわけにはいかないと、アベルは己を奮い立たせる。
程なくしてティアがまた吸いついてくることだろう。
それでは泥沼だ。
一対一ならおそらくは勝てるだろうが、それでは意味が無い。
二人同時に相手にして満足させてやれてこそ、この夜に意味はある。
(――形振りを構っている暇はないな)
結論は、実に迅速に導き出された。
少し手荒かもしれないが、この二人ならそれを受け止めてくれそうだとも思えたのだ。
考えをまとめたアベルは、行動も素早かった。
「アベル様、次は――ふぁあああっ!?」
「ティアさ――んああぅっ!?」
二人の聖女が次の奉仕を始めるよりもはやく、両の手は愛液の源泉を無遠慮に蹂躙していた。
少し乱暴に突き入れられ、ばらばらに動かされる指はぐちゅぐちゅと今日一番の淫らな水音を部屋中に響き渡らせる。
「――随分と、好き放題にしてくれるじゃないか二人とも?」
寝台から降り、彼女達と目線を合わせ、低く冷たい声を出しつつも笑ってやる。
身震いする様も気にすることなく、蠢かせる指を止めることも無い。
濃紫の眼に魅入られ動けなくなった二人は蕩けた息とくぐもった嬌声しか出さなくなっていた。
これでもかと掻き回された秘所から溢れ出る水音は、昂ぶっていた二人の熱を現実へと引き戻す。
制止を振り切って大胆な真似をしてしまった恥ずかしさと相まって、己が淫乱な聖女だと咎められているようにすら思う。
今更はしたない声を抑えたところで、新たに溢れ出る蜜の前には何もかも無意味なのだが。
「さっきの言葉を返すなら、俺でも怒ることはあるし――容赦をしなくなる時だってあるんだぞ?」
「「んうっぅ!?」」
二人同時に、蜜穴からじゅぽりと指が引き抜かれる。
それだけで二人ともががくがくと震えて淫らに揺れた。
軽く達したのかくたりと力を失った身体は、必然的にアベルが受け止める格好となった。
「――覚悟はいいか?」
二人を両腕を広げて抱き止めながら、耳元で囁く。
それはこれまでに聞いた、どんなアベルの声よりも酷く冷たく――魅力的に聞こえた。
「「は、はい……♪」」
二人の聖女は、それを揃って悦びとして受け入れる。
- 848 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:33:29.65 ID:/6KcqEhQ0
- 怖い……その感情が無いと言えば嘘になる。
だが今は自分は一人では無い。二人いれば奉仕もしやすいし、耐えることもできる。
仮に組み伏せられたとしても、一方を相手にしている最中にもう一方は少しは休める。
だからこそ、これからもたらされるであろう快楽を、全力で受け止めようと聖女達は決心する。
両腕を広げての抱擁が、とても心地よい。
ここから、どういう扱いを受けるのか――
「「……え?」」
仲良く受け入れた二人は、仲良く困惑した声をあげた。
いつの間にか、自分達の両腕が後ろに回されている。
それだけならまだいいのだが、どうにも動かせない。
強めに動かそうとすれば、何かが食いこんでくる。
「こ、これは……」
「二人とも、男に抱きしめられたからといって――簡単に気を許すとそうなるぞ?」
シアはその正体に感づき口にしようとするが、そこに冷たいアベルの声が割って入ってくる。
彼は二人を抱きしめると同時に二人を後ろ手で縛っていたのだ。
「や……!? これ、荒縄ですか!?」
「いつの間に、いえ、そもそもどこから……!?」
「縄は二人の趣味嗜好に合わせて元から寝台の下に用意してあった。
その束縛は、暗黒街では割とよくある手だ。俺もされたことがあるし、仕返したこともある」
淡々と告げられる言葉に、二人の背筋が震えあがる。
何でもないと言った様子ではあるが、まるで気がつくことができなかった。
もし、本当に彼が悪しき心の持ち主だったらと思うと、震えずにはいられない。
「さて……本番といこうか」
その言葉で、聖女達はさらに震えがる。
未だに何が起きたのか理解しきれず、頭は混乱したまま。
激しい愛撫で身体の力は抜け、手は荒縄で封縛された。
困惑、恐怖……そして淫靡な期待を寄せる様な、混ぜこぜの感情のまま喉を鳴らすことしかできない。
「まずは、シア」
「ひゃあぁ!?」
そして間髪を入れずに、縛られたままのシアが抱き抱えられる。
これはこれで恥ずかしいけどいいかも、そう彼女が思った頃にはすぐに寝台の中央に仰向けで寝かされていた。
少しだけ頬を膨らませて細やかな抗議をしてみるが、次の瞬間にはティアも抱き抱えられている。
なんだただ寝台に移動させただけかと思えば……
「え?」
「きゃっ!?」
シアは、己の上が塞がれたのがわかった。
てっきり隣に寝かされでもするだろうと思ったティアが――『うつ伏せ』の格好でシアの上に被せられたのだ。
然程重くないとはいえ、腕を縛られティアが折り重なっていてはシアは思うように動けない。
逆にティアもうつ伏せで手を縛られていては思うように動けないし、何よりも背後にはアベルがいるのだ。
動けるわけがない。
- 849 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:35:16.34 ID:/6KcqEhQ0
- 「いい格好だぞ二人とも?」
折り重なる聖女の脚を掴み、互いに負担の少ない位置に導いてやるが、優しさはそこまで。
アベルはそのまま脚を割り開いて、聖女二人が互いの蜜を混じらせながら股を濡らしあう様をじっくりと観察し始めた。
「いや、いやあぁ……恥ずかしい……!」
「そんなにじっくり、みないでくださいぃぃ……!」
完全に予想だにしていなかった展開に、二人は涙を浮かべながら恥ずかしがる。
「「んっ!?」」
そして身悶えすれば、お互いの身体が擦り付けられあって互いの新たな刺激となる。
既にここまで昂ぶり続けてきた身体にとっては、この程度の刺激も大きなものだ。
それで悶えれば、同じことの繰り返し。傍から見れば、男を誘うように揺れ動いているように見えなくもない。
見えずとも、アベルの顔がどんどんと迫っていることが二人にはわかった。
吐息が触れるだけで、全身にぞくりと痺れるような感覚が訪れる。
「「ふあ、ああああぁぁぁぁあぁぁぁ!?」」
そして同時に舌で舐めあげられた瞬間、重なりあった身体は見事に捩りあった。
周りをなぞり焦らすようにしたかと思えば、躊躇いなく秘裂を割り開いて蜜が掬い上げられる。
かと思えば膨らんだ肉豆も嬲られ、軽く歯を立てられもする。
「「ああんっ!? だめ、だめですってばああぁぁぁぁ!?」」
悶える聖女達の声が重なった。
羞恥心はとっくに限界を迎え、しかしそれでも身体の奥底はずっと待ち焦がれている。
彼女達は、涙目で訴えかける。
「……そろそろいくぞ、二人とも」
そして今度は焦らされることもなく、望み通りに肉棒は二人の蕩けきった泉へとあてがわれた。
互いの身体を愛液でどろどろに濡らし絡み合う聖女の痴態に、アベルの余裕も無いに等しい。
だからこそ彼は、まとめて相手をする道を選んだ。
「「ん゛ん゛っ!?」」
ぐじゅりと、二人の重なり合った貝の狭間にアベルの凶悪な剣が刺し込まれる。
挿入されていないというのに、重なり擦れあっていた身体にさらに強く硬く擦ってくる存在が現れたとあっては、
感じる快楽もこれまでの比ではない。
脳を焼き切られてしまうのではないかと思う程の、焦熱の快楽。
「っぁ……! もう、もう我慢できません……! アベル様の逞しいおちんちん、私の膣内に挿れてくださぁい!」
そして、先に決壊したのはティアの方であった。
彼女は何もかもを投げ捨て、懇願する。
真下の憧れの人や神に聖王、あらゆる人から見放されても構わないという想いがあった。
――それでもこの人だけは、きっと自分を見てくれるのだから。
- 850 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:36:30.34 ID:/6KcqEhQ0
- 「っ、ならば、まずはお前からだティア!」
「んぐ、んああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
そしてそれを受け、アベルも狭間から抜き取るや否や容赦なく深々とティアの身体を刺し貫いた。
今の彼女はうつ伏せの格好、縛られ後ろから容赦なく突かれるその様は家畜同然と言われても不思議ではない。
それでも、間近でその顔を見ていたシアは思わず羨望の感情を向けてしまっていた。
――ああ、なんて淫らでそして幸せに蕩けた顔なのだろう?
縛られた状態でも快楽から大きく仰け反り嬌声をあげるティア。
彼女が動けばシアの刺激となるが、これに腰を動かすアベルの動きが加わればそれもシアへと伝わっていく。
「だ、めぇ……! ティアさん、動かないでぇぇ……!」
言っても無駄だということはわかっていても、言いたくなる。
寵愛を受け、どろどろに蕩けた彼女の顔を見つめながら。
無遠慮に奥底までを突き上げられ、女の悦びを芯まで刻みこまれる衝撃のおこぼれを感じながら。
はやく私にもと切なくひくつかせても触れて貰えず、手を縛られていては自分で慰めることもできない。
「……アベルさん、いぢわるしないでぇ〜……!」
あまりにも酷すぎるお預けに、シアの声は半泣きとなっていた。
「ふっ!」
「はっ、へぇ……? は、はああぁぁぁぁぁぁぅぅぅぅん!?」
そしてそんな顔を見せられたアベルは、大きく腰を引いたかと思えば今度はシアを一息で貫いた。
待ち焦がれていたものを最奥まで一気に叩きつけられ、泣き顔はあっという間に堕ちたものへと変わっていく。
「あんっ……! ひどい、アベル様、まだぁ……!」
そうしているうちに、今度は途中で抜かれてしまったティアが切なげに催促をする。
シアが悶える刺激でやはり快楽は感じているようだが、身体の中が満たされなければ意味がない。
「……んちゅ、ん!」
「ひゃいっ!? やっ……ティアさん……!? そこ、あっ、舐めないでぇ!?」
より長く挿れてもらうにはどうしたらいいか。
それを考えた彼女が導き出した答えはどうやら先にシアが達することらしい。
突かれる悦びで震えるシアの首筋に舌を這わせ、予想外の快楽を与えて彼女の限界を誘う。
「……そう急くなティア。すぐに、挿れてやるっ!」
「あ、あああぁぁぁぁぁぁぁんっ!?」
予想外の光景を少し眺めていたいとも思ったアベルだが、より欲求が強そうなティアを再び貫いてやる。
程なくしてシアがまた切なそうな顔をすれば、また入れ替えて。
聖女の食べ比べは、幾度となく繰り返される……
……
――
- 851 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:38:46.08 ID:/6KcqEhQ0
- ……
「あっ、あっ、あああああ――――ッ♪」
幾度目かの交わいの中で、ティアの膣内にアベルの精液が吐き出される。
体格で勝る彼に覆い被さるようにされ、気がつけば下のシアから脚を絡められている。
どう足掻いても逃げ場の無い、上から子宮に叩きつけるように吐き出される男の欲望。
太く大きい彼の逸物は子宮の口もこじ開け、奥底を満たす様に射精を続けていた。
戦争の中で、聖国の治療師にはこうして凌辱された者も少なからず存在している。
「んああぁぁぁぁ♪ きてる、きてるのぉ♪ 今、私のなかにぜったいアベルしゃまのあかちゃんできちゃったああぁぁぁぁ♪」
しかしティアは心底嬉しそうに、それを受け止めて全身で喜びを表現していた。
体力は使い果たし、もう限界の筈なのに、嬌声と共に悶える彼女を、シアは羨ましそうに見つめる。
赤ちゃん。愛する人の子供。
最初はそれほど望んでいなかった筈だが、周りが幸せそうになっていくのを見ると……
つい自分もと思ってしまうのは、人間の性なのだろうか?
「あ、アベル、さん……私も、もっとください……♪」
「ああ、勿論だシア!」
「んう、んううぅぅぅぅぅぅぅ―――♪」
普段よりもより濃い、三人分のむせ返るような愛と欲望の臭い。
濃密過ぎるそれは、どれだけ理性的な人間であっても抗うことはできない。
二人ともやり過ぎた程に愛したのだ。それでもアベルは当初の目的を見失い、止まれないでいた。
それは縋りつくような聖女達も同じこと。
離れたくない。いつまでもこうしていたい。
退廃的な、聖職者が持つべきではない感情。
「ぐっ……出すぞ、シアの膣内にも……!」
「はい……! 出して、私も、アベルさんの赤ちゃ―――んんんんんぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♪」
しかし、彼女達は敬愛する神の教えの一つを反芻していた。
――そこに愛があればいい。
ああ、ならば何も問題ない。
今このひと時は間違いなく愛で溢れているのだから。
きっと神もお許しになることだろう。
それなら――もっともっと、乱れてしまってもいいのだろうか?
「はぁ……はぁ……アベルひゃまぁ、もっとぉ……♪」
「わたしも、おねがいしますぅ〜……♪」
幸せに蕩けきる聖女達の顔を見れば、まだまだ皇子の欲望も燃え上がる。
「――今日は眠れないと思え」
「「〜〜〜〜ッ♪」」
重ね合わせた聖女達の左右から手を入れ、至高の柔らかさの中に埋める。
そしてその中から紅く染まった蕾を探り当て、四つをまとめて擦りあげてやる。
それだけで呂律も怪しくなっていた二人の身体は跳ね上がり、再び準備が整い始める。
神聖にして淫らな営みは、聖女が完全に力尽きるまで繰り返されたという……
……
――
- 852 : ◆gEU9La026k [saga]:2020/09/23(水) 23:45:32.42 ID:/6KcqEhQ0
- 聖女パート投下終了です
状況的に10月半ばまで更新不安定になる可能性が高いですが、エンディングまでは必ず行くことは誓います
残り僅かですが、お付き合い頂ける方は最後までよろしくお願い致します
この後はやりとり→マックス判定→パトラパートの予定ですが、
(かなり)以前にお伝えした通り、パトラパートの展開等を一応募集しておきます
必ずその通りにできる保証が全くないのが申し訳ないですが(白目)
なお現時点での展開は『パトラ、疲れ気味のアベルにマッサージ』→『色々あってむらむら』→『アベルからお返しマッサージ』→『アベルスイッチ』
になっています
それではまた後日
- 853 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/23(水) 23:47:30.39 ID:3RFaaoPw0
- 久しぶりに乙です!
続きが読めて良かった良かった!
- 854 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/24(木) 00:24:36.05 ID:QcB1jSus0
- 乙です
待った甲斐があった……素晴らしいです
- 855 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/24(木) 02:36:18.85 ID:7meAGT63O
- 久しぶりすぎて忘れてた…
時間あったら読み直そうかな
- 856 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/24(木) 07:11:55.90 ID:RcwwLxES0
- 調合師にあわせてみる
- 857 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/24(木) 07:20:52.69 ID:RcwwLxES0
- 誤爆すまん
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