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【安価】主人公「姫様を犯す!!」3

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554 : ◆iqmV0XxkbM [saga]:2020/07/06(月) 00:33:28.82 ID:xxLVU+YQ0

【護衛メイドマーキング(姉妹フェラ>>446)】ゾロ目エロボーナス





―――――――――――――王城:第3厨房


   トントントントン…。


護衛メイド「………」


   護衛メイドが料理を作っている。

   また頂くとするか。


護衛メイド「………」

男将軍「やぁ」

護衛メイド「……何か用ですか」

男将軍「泣きながら何を作っているんだい」

護衛メイド「泣いていません」

男将軍「そういう事に気付けない男だと思ってるのかな」


   
   実際、涙をこらえながら料理をしていた護衛メイド。

   気付かれた事にショックを受けながらも気丈に振舞う。



護衛メイド「玉ねぎですね」

男将軍「そうか」
555 : ◆iqmV0XxkbM [saga]:2020/07/06(月) 00:35:38.95 ID:xxLVU+YQ0

   男将軍はそのまま厨房に居座った。


   普段なら彼を追い出す護衛メイドだがそんな気にもなれなかった。

   好きだった男に見栄を張り嘘をついて勝手に落ち込んでいるだけだが。


   仕事を終え、今している全てが無気力。

   この料理も誰の為のものでもない。


護衛メイド「……」


   その彼女の傷心に気付いた男将軍は傍に居続ける事にした。

   
男将軍「貰っていいかな」

護衛メイド「……」


   否定も肯定もしない。

   しかしこの場で否定しない事は許可も同然だった。


男将軍「ぱく…」

護衛メイド「…」

男将軍「うん。美味しいよ」

護衛メイド「…そうですか」



騎士魔人「あ」



護衛メイド「……!」
556 : ◆iqmV0XxkbM [saga]:2020/07/06(月) 00:50:57.83 ID:xxLVU+YQ0

男将軍「何か用かね」

騎士魔人「彼女に用があったんですが…」

護衛メイド「あ……あ…………」


   魔人が護衛メイドと男将軍を交互に見る。

   護衛メイドには自分の嘘からくる魔人の勘違いが見て取れた。


護衛メイド「違います!!!!」

男将軍「ぅおっ」 ビクッ

騎士魔人「ひっ」 ビクッ


   普段寡黙な彼女の大声に驚く男性たち。


護衛メイド「で、出てって」

騎士魔人「いや用がある」

護衛メイド「出てってください!!!!」

騎士魔人「聞けない」

男将軍「言われているぞ。素直に聞きなさい」

護衛メイド「貴方もです…!」

男将軍「え!?」

騎士魔人「…」



――――――――王城:第3厨房前

男将軍「お前のせいだぁ…!」

騎士魔人「何がだぁ…!!」


   取っ組み合う二人だった。
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/06(月) 00:54:04.28 ID:ewecJV80O
オメー前回勝手にご飯食って完全にアウトオブ眼中だからな?
てかそん時もゾロで今回もゾロる辺り護衛メイドの魔人への本気か見える気がする
558 : ◆iqmV0XxkbM [saga]:2020/07/06(月) 01:12:05.36 ID:xxLVU+YQ0

―――――――――護衛メイドの実家


   姉が久々に王都へ帰ってきたので、今は私と一緒に実家に戻っている。

   彼女は良く魔人の所へ行って帰らないことも多いが。



護衛メイド「…今日はいるんだ」

メイドナース「おかえり」

護衛メイド「ただいま…」

メイドナース「何かあった?」

護衛メイド「え?」

メイドナース「暗いから」

護衛メイド「……何にも」


   そのまま自分の部屋へ行く。

559 : ◆iqmV0XxkbM [saga]:2020/07/06(月) 01:12:46.87 ID:xxLVU+YQ0
―――――――――護衛メイドの実家:護衛メイドの部屋


   馬鹿ばっかりしてしまい嫌になる。


護衛メイド「せっかく戻ってきたのに…」   

護衛メイド「何やってんだろ…」
   
護衛メイド「……諦めたんならしっかりしなきゃ」


メイドナース「何を諦めたの」

護衛メイド「…勝手に入らないでよ」

メイドナース「ご主人様?」



   その呼び方をする姉が羨ましい。



護衛メイド「……そうよ」

メイドナース「諦める理由ある?」

護衛メイド「……」

メイドナース「自分だけを愛してくれないと嫌?」

護衛メイド「…別に」

メイドナース「じゃあ良いじゃない」

護衛メイド「一度決めたの。彼が騎士になってくるなんて思ってなかった」

メイドナース「それで、諦める理由は今はある?」

護衛メイド「…それは」

メイドナース「じゃあ行こう」



   姉さんが私の手を取って引っ張る。



護衛メイド「ちょ、ちょっと!」

メイドナース「妹のそんな顔は見たくないな」
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