このスレッドは1000レスを超えています。もう書き込みはできません。次スレを建ててください

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」衣笠「その6!」【安価・コンマ】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

397 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/10(金) 22:45:58.07 ID:zyQ/vCi30
>>388
基本的にはそうなります。完全にNGという訳ではありませんが、あくまでも『その周の提督及びヒロインが物語の中心』と考えて頂ければ幸いです。
前スレ>>544-548における読者の方々からのご意見・ご質問等もご参照下さい。
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 00:36:49.45 ID:qI0fzCmOO
>>396
でも作者が言うには1週目から世界観全部繋がってるんだよな…
スレが続けば続くほど某野球バラエティーみたいに世界観カオスになりそう
前作もそんな感じで終盤の主人公の孫が初代主人公とかいう展開になってたし
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 18:12:12.90 ID:57/HHzS9O
大和は常時リーチ状態みたいな感じか?
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/11(土) 21:16:49.46 ID:07x2Y6fmO
データ上では4人とも今までと同じだろうけど
大和の反応は40以上相当、大井の反応は30以上相当から始まるんじゃないかな?
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 01:03:38.52 ID:aabm30bm0
8週目も楽しみだけど7週目も失恋出ちゃってエピローグ見るのがしんどいぜ
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/13(月) 16:51:59.47 ID:QKsJXWGKO
大学生編はどの週も最初から体の関係持ってる子が正妻になってる
つまり8週目は大井と大和が勝ち組からの正妻と愛人になる。俺は詳しいんだ
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 19:46:51.73 ID:heF5hG8rO
エピローグも難航してそう?
404 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 20:54:40.56 ID:mVXLqid90
お待たせしてすみませんでした!エピローグ、投下します。
405 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 20:55:21.48 ID:mVXLqid90
――エピローグ

――7周目高校・講義室


青葉「………」ジー

提督「……なぁ」

青葉「はい?」

提督「いつまで僕のことをつけ回す気だ?」

青葉「つけ回すだなんて失礼ですねぇ〜。私はただ、提督君と親睦を深めようとしてるだけで……」

提督「毎日尾行したり家の前で張り込んでる奴が何言ってるんだか」

青葉「………」

提督「………」

青葉「……き、気付いてたんですか?」

提督「むしろ気付かないはず無いだろ。お前含むパパラッチの視線や気配には敏感になったからな」

提督(姉さんや糞親父の事情を知らない時でさえ、姉さんに嫌な視線が突き刺さっていたことを感じながら育ってきたんだよ、こっちは)

提督「……っ」ギリッ…

青葉「う……」

提督(今思い返してみても腹が立つ。姉さんは被害者なのに、何も知らない馬鹿野郎共が憶測で判断しやがって……!)

青葉「ご、ごめんなさい……ですが、あの……」

提督「……いや、今のはお前に対する怒りじゃない」

青葉「あっ、そうなんですか……」ホッ

提督「だが、これ以上つけ回されても面倒なのは事実だ。金輪際、僕から7周目企業の情報を得ようとするのはやめろ」

青葉「……!」

提督「バレてないとでも思ったか?お前がうちの企業の粗探しをしようとしてたことくらい一瞬で見抜いたぞ」

青葉「………」

青葉(じゃあ、提督君は知ってて私を泳がしていたと言いますか……見逃してくれていたんですね……うぅ、必死に隠れて尾行してたのが馬鹿みたいです……)
406 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 20:56:07.64 ID:mVXLqid90
提督「……そもそも、僕を観察しても有益な情報なんて掴めないぞ」

青葉「で、でもっ、7周目企業の息子という立場なら……」

提督「はぁ……この際はっきり言っておくが、僕だって社長、いや、あの糞親父のことは嫌ってるんだ」

提督「むしろボロが出て大騒ぎになればメシウマ……おっと、ざまぁみろと思うほどだ」

提督(姉さんのネットスラングを言う癖が少し移ったか……?)

青葉「えっ、どうして……」

提督「お前とは違って、こっちは家庭が色々と面倒なことになってるんだよ。詳しくは絶対に話さないが」

青葉「そ、そこを何とか……」

提督「………」ギロッ

青葉「ヒッ!?」ビクッ

提督「まだ分からないのか?これ以上余計な詮索はやめろと言ってるんだよ。あまり調子に乗ってると……潰すぞ」

青葉「あわっ、あわわっ……!?」ビクビク

提督「いや、正確に言えば、僕のことを調べるのは構わない。だが、僕の大切な家族を陥れようとするなら……容赦しない」

提督(姉さんやジェーナスのことは、僕が守る。例え憎まれ役を買うことになったとしても……これ以上、姉さん達を傷付けさせるものか)

青葉「ご、ごごっ、ごめんなさいっ!もう尾行とかしませんから!」ペコペコ

提督「………」

青葉「うぅ……」

提督「……あの糞親父は無駄に有能だ。ボロを出すような真似はしないし、正攻法で自分にとって目障りな競争相手を潰し続けているだけだ」

青葉「……!」

提督「これ以上は何も言わないし、そもそも何の情報も無い。分かったら僕をつけ回すのはやめろ」

青葉「……分かりました」

青葉(本当に引かないとまずいですね、これは……さっきの提督君の目は本気でした。あれは私が変なことをしたら、本当に社会的に抹殺する気満々の表情ですよ……)

青葉(それに、提督君が嘘を言っているようにも思えません。となると、本当に有益な情報は何も無いんですね……)

青葉(上手く7周目企業の不正を暴いて、私の名を世間に広めたり、両親を今以上に出世させてあげようと考えていましたが……これだと無理そうですね)

提督「………」

提督(これだけ釘を刺しておけば良いだろ。僕自身をストーキングするのはどうでも良いが、姉さんと交際することになった以上……邪魔な奴はあらかじめ退けておくべきだ)

提督(僕のせいで……僕と一緒に過ごすせいで、姉さんが傷付いてしまうことは避けたい。もう、姉さんが苦労することは無いんだ……)
407 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 20:56:57.92 ID:mVXLqid90
――放課後・繁華街


提督「………」スタスタ…

提督(……どうやらあいつは尾行するのを止めたようだな。他のパパラッチは相変わらずだが)

夕立「……あ、あのっ」

提督「ん?」クルッ

夕立「……///」モジモジ

提督「……援交の申し出なら却下だ」

夕立「そうじゃなくて……///」

夕立(な、名前を聞くだけなのに……どうしても、緊張して……うぅ、今までそんなこと無かったのに……///)

提督「それに、僕には彼女がいるからな。今までならまだしも、これからはそんな不誠実な真似は出来ない」

夕立「……えっ」

提督「……どうした?」

夕立「………」

夕立(そ、それって……この前、一緒に歩いてた……やっぱり、そういうことなの……?)

提督「……それとも金か?」

夕立「……彼女って、ピンク髪の……中学生のこと?」

提督「よく知って……いや、時々ここを通るし、見られていても不思議では無いな」

夕立「そん、な……」ヘナヘナ…

提督「……そこまで金の心配してたのか?」

夕立「………」

提督「……どうしてそこまで金に拘るんだよ。本来、お前くらいの歳の奴なら、学校に通って……いや、通えない事情があることは予想ついてるが」

夕立「………」

提督「………」

提督(少し前までの僕なら、他者にこんな関心を抱くことは無かっただろうな。でも、こいつとは何度も顔を合わせたからか……)

提督(それとも、僕を"大企業の息子"として扱わない珍しさからか……いつの間にか、それなりに興味を持つようになったんだよな)
408 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 20:57:46.37 ID:mVXLqid90
夕立「……今更、遅いっぽい」

提督「何故だ?中学生なら、今からでも十分やり直しが効くだろ」

夕立「そうじゃ、なくて……」

夕立(私は、アンタのことが……でも、もう……)

提督「……言いたくないなら無理には聞かない。だが、これも何かの縁だ。僕に出来る範囲なら、手を貸してやれるかもしれない」

夕立「え……?」

提督「金にそこまで執着していて、学校にも通えずネットカフェ暮らし……おおよその検討はつく」

提督(家に帰れない上に学校にも行きたくない事情があって、こうして金を稼ぎつつその日暮らしをせざるを得ないんだろうな)

夕立「………」

提督「……これまで無料で金をやり続けたんだ。今更変な気を遣うことも無い」

夕立「……助けて、くれるの?」

夕立(うわっ、私最低だ……この期に及んで、自分が惚れた相手に……本気で惚れた相手に、金をせびるような真似をするなんて……)

夕立(でも、好きな人が手を差し伸べようとしてくれてるんだよ……?それを振り払う勇気も覚悟も、私には無いっぽい……情けないけど……)

提督「あぁ。と言っても、僕の気まぐれみたいだなものだからな。本当に気を遣うことは無い」

提督「もし僕とお前が、あんな変な出会い方をしていなければ……恐らく僕は、お前のことを見向きもしなかっただろうからな」

夕立「……っ」ズキッ…

夕立(そう、だよね……私だって、少し前まで……金持ちのことは、全員がクズだと思ってたから……いや、今でもそう思ってるけど……)

夕立(それでも、アンタは例外で……金に苦労していた私を、助けてくれて……だから、私は……アンタに甘えて……)

夕立「……実、は」

夕立(こんな自分が嫌……これじゃ、私を馬鹿にしてきた奴らと大差無いっぽい……でも……それでもっ……!)
409 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 20:58:27.88 ID:mVXLqid90
夕立「……ということが、あって」

提督「……そうか。苦労したんだな」

夕立「………」

提督「分かった。そういうことなら、僕が糞親父を引きずり降ろして社長になった時……お前や両親を職員として、うちに迎え入れることを約束する」

提督「そしてお前が学校に通わなかったことで遅れている勉強も何とかする。職員として働く為に必要な知識以外はいらないと言うなら、その意見は尊重するが」

夕立「……えっ!?」

提督「もちろん、現時点では糞親父が社長だ。多かれ少なかれ時間はかかるだろうな。それでも、早ければ僕が大学を卒業して数年で何とかなるはずだ」

提督(憎くて仕方ないが、僕はあの糞親父譲りの優秀な頭脳がある。このまま真剣に勉強や経験を積めば、親父よりはマシな経営が出来ると確信している)

夕立「く、糞親父……」

提督「……こっちにも色々あってな。少なくとも、お前の両親は……うちの糞親父と違って、子供を愛しようとする気持ちがある」

夕立「……!」

夕立(それって……アンタも、家で苦労したってこと……?じゃあ、あの時……私を無視して立ち去ったのって……)

提督「少なくとも、僕個人の意見としては……せめて両親とは仲直りした方が良いと思うぞ」

夕立「………」

提督「言いづらかったり会いづらいと言うなら、僕がついて行ってやっても良い。何なら僕が代わりに行っても良いくらいだ」

提督「お前を虐めて来た奴らが、お前の両親に訴訟を吹っ掛けていたとしても……全員返り討ちにしてやるから安心しろ」

提督("あいつ"のコネや権力を頼るのは癪に障るが、誰かを助ける為というなら……まだマシだろう。少なくとも、私利私欲の為に権力を行使するつもりは無い)

提督(……いや、これは僕の気まぐれだし、ある意味私利私欲みたいなものか。だが、誰かを助ける為というのは事実だし、姉さんもきっと分かってくれるはずだ)

夕立「……どうして」

提督「ん?」

夕立「どうして、そこまでしてくれるの?私なんて、アンタからすれば……援交を繰り返す不良でしか無いのに……」

提督「……さぁな。僕もよく分からん。さっきも言ったが気まぐれだ。お前が変に気負う必要は無い」

夕立「……気まぐれ、か」

夕立(アンタには、私なんて……所詮はその程度の存在なのかもしれない。でも……でもね……?)

夕立(アンタは私を貧乏だからと馬鹿にしてこなかった。それどころか、金に困る私に……形はどうであれ、手を差し伸べてくれた)

夕立(最初こそ、私もアンタから金をせびり続けようと思ってたけど……今はもう、そんな気持ちは薄れて……そして……)

夕立「………」ギュッ…
410 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 20:59:30.28 ID:mVXLqid90
提督「とにかくそういうことだ。またな」

夕立「あっ、ま、待って……!」

提督「ん?」

夕立「えっと……な、名前……」

提督「……あぁ、そういやお互い名乗って無かったな。僕は7周目提督」

夕立「……!7周目、提督……」

夕立(やっと……やっと、名前聞けた……ずっと、聞きたかった……!)

夕立「……私、夕立」

提督「夕立か。またな、夕立」スタスタ…

提督(姉さん達には追々伝えるか。夕立に支援することは良いとしても、家庭環境の話は無断で他の人間に明かして良いことじゃない)

夕立「………」

夕立(……追いかけたい。そのまま抱き着いて、私の気持ちを伝えたい。でも、それは出来ない……)

夕立(だって、提督には……もう、彼女がいるから……)

夕立「……っ」ズキッ…


――7周目提督家


提督「……ただいま」スタスタ…

漣「ふふっ、お帰りなさいませ♪ご飯にしますか?それともお風呂にしますか?それとも……わ・た・し?」キャルーン♪

ジェーナス「……お母さん。私もいるんだけど」

提督「まずは勉強だな。その後は夕飯を食べて、風呂に入った後……姉さんで」

漣「マジレス乙」

提督「いや、そうじゃなくて……すべきことを終わらせてから、熱い夜を過ごしたいんだ」

漣「あっ……そ、そういうことですか……えへへ///」

ジェーナス「ねぇ、だから私もいるんだけど」

提督「ん?あぁ、ただいま、ジェーナス」

ジェーナス「……お帰りなさい」

漣「えっ、何でそんな不機嫌なの?」

ジェーナス「いや、そういう訳じゃないけどさ……」

ジェーナス(やっぱり、ちょっと複雑かな……提督もお母さんも大好きだけど、この2人がイチャつく様子を見ることになるのは……)

ジェーナス(いや、提督とそういうことをする覚悟を決めてメイドの勉強を続けて来た私が言うのも何だけどさ……)
411 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 21:00:28.99 ID:mVXLqid90
漣「ささ、お荷物を貸して下さい。片付けて来ますから!」

提督「それくらい自分で……」

漣「いえ、メイドとして、彼女として……ご主人様のお役に立ちたいんです」ニコッ

提督「……分かった。じゃあ頼む」スッ…

漣「おまかせあれ!」

提督「それ言うと失敗フラグに聞こえるからやめた方が良いんじゃないか?」

漣「あ、やっぱり?でもまぁ、メイドの道を究めた私にかかればフラグなんてへし折っちゃいますから!」スタスタ…

提督「……相変わらず元気だな」

ジェーナス「うん。お母さん、最近ずっとあのテンションだもの」

提督「やっぱりそうか……」

ジェーナス「それでもミスが全く無いところが流石と言うか、何と言うか……」

提督(……きっと、僕の為に張り切ってくれてるんだな。そんなところも愛おしく感じる)

ジェーナス「……提督」

提督「ん?」

ジェーナス「お母さんのこと、幸せにしてあげてね?」

提督「……分かってるさ。何があっても、姉さんのことは僕が守る」

ジェーナス「そっか……良かった」ニコッ

提督「そしてジェーナスのこともな」

ジェーナス「……!」

提督「ジェーナスだって、僕の大事な妹なんだ。守らない訳無いだろ」

ジェーナス「………」

提督「それに姉さんだけじゃない。ジェーナスだって、あの糞親父のせいで苦労してきたんだ……」

提督「だからこそ、僕が守る。いや、僕と姉さんが……ずっとお前の傍にいるからな」

ジェーナス「提督……もしかして、私のことも狙ってたりする?」

提督「………」

ジェーナス「あ、真顔で軽く引くのやめて!冗談!冗談だから!」アセアセ

提督「……あ、いや、ごめん。別に引いてた訳じゃない。ただ、そういう冗談はやめておいた方が良いぞ」

ジェーナス「は〜い……」

提督「………」

提督(この前キスをせがんできた時と言い、ジェーナス……まさか……いや、だとしたら僕や姉さんとこんな自然体で話せないよな)

提督(もちろん、姉さん直伝の俳優顔負けの演技の可能性もあるが……流石にそれは無いと信じよう。家族を信じられないようじゃ、姉さん達を守るなんて無理だからな)

ジェーナス「……ふふっ」ニコッ

ジェーナス(私のことも守る、か……1歩間違ったら、私まで惚れちゃってたかも。でも、これはきっと家族愛が強くなっただけだよね)

ジェーナス(提督、お母さん……私の傍にいてくれてありがとう。私も、これからずっと……2人の恋路を応援するからね?)
412 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 21:01:15.48 ID:mVXLqid90
――2時間後


提督「……ちょっと食べ過ぎたな」

漣「あれだけ美味しそうに食べて貰えると、私としても作った甲斐がありました」ニコッ

提督「………」

漣「……どうしました?」

提督「いや、姉さんの笑顔に見惚れてた」

漣「おうふ……これが素直クールと言う奴か……凄まじい破壊力……///」

提督「いや、僕だって照れることはあるぞ?現に姉さんとヤってた時、僕もアタフタしてただろ」

漣「それって私が筆下ろししたばかりの頃の話……」

スタスタ…

漣「あっ……」

提督「……チッ」

父「………」

漣「……お帰りなさいませ、7周目父様」

父「………」スタスタ…

漣「うぅ……」

提督「………」

提督(本当は、こんな奴なんかと口も聞きたくないが……こればかりは、伝えない訳にもいかないか)

提督「……糞親父、一応言っておく。僕は姉さんと交際することにした」

漣「……!」

父「………」ピタッ…

提督「それだけだ。さっさと僕の前から失せろ」

父「………」

漣「ご、ご主人様……」アセアセ

父「………」スタスタ…

提督「……はぁ」

漣「……大丈夫ですか?」

提督「僕はな。それより姉さんこそ……あいつ、また姉さんに口も聞かないまま……」

漣「……良いんです。私には、ご主人様が……7周目提督様が傍にいて下さいますから」ニコ…

提督「……姉さん」

提督(……決めた。死ぬ気で勉強して、すぐにでもあの糞野郎を社長の座から叩き落してやる)

提督(あんな奴の支配下に姉さんとジェーナスを置いておくのは腹が立って仕方が無い。いずれは僕が2人を守ってみせる……必ず……!)
413 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 21:02:10.72 ID:mVXLqid90
――数時間後・自室


提督(全裸)「………」

漣(全裸)「ふふっ……今日は1段と激しかったですね///」

提督「……ごめん。親父がかつて、姉さんをメイドとして酷使してたことを考えると……つい、独占欲が……」

漣「……だからどうしてそう破壊力のあることを言ってくるんですか///」

提督「え?」

漣「独占欲って……私のことを独り占めしたいってことですよね?///」

提督「あ……そう、だな。僕以外の人に、姉さんを渡したくない。増してあんな糞野郎なんかに……!」

漣「……それだけ貴方に愛して貰えている私は、きっと世界一の幸せものです///」

提督「……姉さん」

漣「……今度、私の両親に挨拶に行きませんか?」

提督「それは当然だ。こうして姉さんと交際……いや、いずれは夫婦になる以上、挨拶に向かうのは最低限の礼儀だからな」

提督(……姉さんから教わった常識だ。もし姉さんがいなければ、僕は……今以上に非常識な奴になっていたかもしれない)

漣「………」ギュッ

提督「……!」

漣「本当に、私のようなおばさんが彼女で……良かったんですか?」

提督「……何度でも言う。愛に年齢差は関係無い」

漣「………」

提督「それに、僕は姉さんをおばさんと思ったことは1度も無いぞ。今でも十二分に若々しいじゃないか」

漣「……まぁ、幼児体型かつ童顔ですしね」

提督「自虐しないでくれ。例え姉さん自身の言葉だとしても……最愛の人の悪口を言われているみたいで、あまり良い気分じゃない」

漣「あっ……ごめんなさい」

提督「……姉さんは誰よりも魅力的で素晴らしい人だ。むしろ、僕のような歪んだ人間にはもったいないと思うほどの女性だと思う」

漣「それは違うよ!」

提督「……!」

漣「私こそ、ご主人様をそのように思ったことはございません!いつも私やジェーナスのことを気にかけてくれる、自慢の主人であり……最愛の人ですから!///」

提督「……ありがとう、姉さん」

漣「……ご主人様///」

提督「……ん?」
414 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 21:03:12.22 ID:mVXLqid90






























「これからも、末永くよろしくお願い致しますね?」


「もちろんだ。僕が18歳になったらすぐにでも結婚して、共に人生を歩んで行こう」





























415 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 21:03:39.55 ID:mVXLqid90
――同時刻・ネットカフェの個室


夕立「………」

夕立(全部上手くいった。私はもちろん、両親も貧乏から抜け出せるようになった)

夕立(提督のお陰で、私は……きっと、勝ち組に分類される人間になったと思う)

夕立(今まで私を虐めて来た奴らを……見返してやれる立場に……)

夕立「………」

夕立(……半年くらい前の私なら、きっとそう思いながら……万歳して喜んだと思う)

夕立(でも、今は……全然喜べない。貧乏から抜け出すことよりも……大金を得ることよりも……)

夕立「……提督」ボソッ…

夕立(私が人生で初めて好きになった人の名前。私のことを助けてくれた恩人の名前……)

夕立(やっと、名前を知ることが出来た……でも、その時には……全てが遅くて……)

夕立「……っ」ジワッ…

夕立(金のことばかりに目が眩んで、本当に大事なことが見えてなかったんだ……)ウルウル

夕立(当たり前だよね……提督だって、私みたいに金ばかり欲しがる奴より……もっと優しい子に……)ウルウル

夕立「ぐすっ……」ポロポロ

夕立(自覚した時には手遅れで……提督と恋人になりたい時と思った時には、もう付き合ってる人がいて……)ポロポロ

夕立「うぅっ……あぁっ……!」ポロポロ

夕立(私の馬鹿……馬鹿馬鹿、馬鹿ぁっ……!おっさんと援交なんかしないで……他所の不良と喧嘩なんかしないで……)ポロポロ

夕立(もっと、大切なことに目を向けていれば……こんなことには、ならなかったのに……!)ポロポロ
416 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 21:04:09.01 ID:mVXLqid90
夕立(提督、さっき……確かに言ってたよね……色々あったって……それに、私の両親は子供を愛する気持ちがあるって……)ポロポロ

夕立(前にも、提督の親の話をした時……確か、嫌そうな顔をして……私、本当に馬鹿だ……!)ポロポロ

夕立「えぐっ……私の、馬鹿ぁっ……ひっく……!」ポロポロ

夕立(提督の気持ちを知らないで、無神経なことを言って……それで、提督を傷付けて……!)ポロポロ

夕立(そう、だよね……こんな、嫌なこと言っちゃう女なんて……見向きもされないで、当然よね……)ポロポロ

夕立(おまけに私は沢山の奴と援交して……体も汚れ切ってて……)ポロポロ

夕立「うあぁっ……提督……提督っ……!」ポロポロ

夕立(あっ……だ、ダメ、大声で泣くと、隣の人とまた喧嘩に……でも……でもぉっ……!)ポロポロ

夕立「もっと提督のことを考えれば良かった……目先の金ばかりに囚われずに、提督のことを見ていれば良かったのに……!」ポロポロ

夕立(提督は、1度も私のことを貧乏だの不潔だのと馬鹿にしなかったのに……それなのに、私は自分のことばっかり考えて……!)ポロポロ

夕立「……それでも、提督は助けてくれた。手を差し伸べてくれた。こんな私を……馬鹿な私のことを……」ポロポロ

夕立("気まぐれ"って言ってたけど……本心なんて分からない。提督の気持ちを読み取れなかった私に、分かるはずが無い……!)ポロポロ

夕立(しかも、私はみっともなく救いの手にしがみ付いて……結局、また提督の金を当てにして……!)ポロポロ

夕立「もう、嫌……考えれば、考えるほど……自分のことが嫌いになって……」ポロポロ

夕立(辛いよ……苦しいよぉ……!大好きな人が傍にいるのに、すぐそこにいるのに……!)ポロポロ

夕立(私は何も出来ずに、提督が他の子と仲良くする所を見ていることしか……出来ないなんて……!)ポロポロ

夕立「ぐしゅ……えぐっ……!提督……てぇとくっ……ごめん……ごめんなさい……!」ポロポロ

夕立(提督の気持ちを分かってあげられなくて……金目的で近付こうとして……ごめんなさい……!)ポロポロ

夕立(今だって、提督のコネを当てにして……縋ってる状況で、説得力なんて無いけど……)ポロポロ

夕立(でも……私だって、提督のこと……好きなのに……どうして、その子を選んだの……?)ポロポロ

夕立(いや、理由なんて分かり切ってる……それでも、気持ちを抑えられなくて……悲しさばかりが溢れ出して……!)ポロポロ

夕立「うぁっ……ひっぐ……うぅっ……!」ポロポロ
417 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 21:04:49.86 ID:mVXLqid90






























「提督……ごめんなさい……でも、それでも……好きなのっ……どうして、私じゃ……うっ、ううぅぅぅっ……!」





























――漣 HAPPYEND!
418 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 21:05:26.59 ID:mVXLqid90
ここからは各ヒロインのプロットを投下していきます。

・夕立(リーチまで到達している為、END開放時〜エピローグの展開を解説します)

END開放時、玉砕覚悟で提督に想いを打ち明けることにする。提督は少し意外そうにしつつも、少なくとも嫌そうには見えない。
その表情を見た夕立は『もしかして相思相愛?』と希望を抱くが、直後に提督から告白を断られてしまう。
夕立はショックを受けつつも理由を問いただすが、提督は『僕はメイドとほぼ毎日行為をしているし、今後もその関係を続けるつもりだ』と言い放つ。
それに加えて『それでも良いなら告白を受け入れる。もちろん、逆にお前が僕以外の奴と行為をしていても咎めるようなことはしない』と付け加える。

夕立は提督が女性との肉体関係に困っていないことは承知の上だったが、メイドと毎日セックスしていたという事実は流石に想定外だった。
だが夕立はそれを聞いてむしろ安心し、『そんなこと気にしないっぽい。私だって散々援交とかしてるもん』と断言する。提督はそれを聞いて『分かった。なら付き合おう』とあっさり承諾する。
拍子抜ける夕立だったが、提督は少し笑みを浮かべながら『僕が他人に関心を持てたのはお前が初めてだったんだ。きっと、無意識の内に……僕もお前に、そういう感情を抱いていたんだと思う』と言う。

夕立は嬉しさのあまり提督に飛び付き、無神経なことを言ってしまったことや金をたかってしまったこと、そして最初は金目的で近付いたことを謝罪する。
提督はあっさりと許し、むしろ『黙っていればバレなかったんだぞ?律儀だな』と言う。それに対し、夕立も『お互い様っぽい。アンタもメイドとヤってることを正直に話してくれたでしょ?』と微笑む。
そして互いに名前を教え合い、これからは恋人同士として過ごしていこうと約束する。

エピローグは上記の展開が少し変化した形になる。
提督が夕立や彼女の両親に手を差し伸べる所までは同じだが、いずれ夕立と共に両親の所へ出向き、夕立の彼氏としての挨拶や援助の説明に向かうことを約束する。
そして夕立も提督の力を借りて、今まで遅れていた分の勉強を取り戻したり、将来は提督の元で職員として働く為、それに必要な勉強も真剣に行うことを誓う。
また、夕立が提督と共に彼の自宅へ向かい、漣やジェーナスに挨拶をする展開になる。

また、夕立の好感度の数値でエピローグの内容が変化する。
好感度0〜19では、提督とほぼ疎遠状態の為、援交やスリでは生活に限界があり、気は進まないが近い内に両親の元へ戻るしかないと考えるようになる。
好感度20〜29では、提督と夕立の奇妙な関係はそのままだが、提督が『こいつを職員に雇っても良いかもしれない』と考えるようになる。
好感度30〜39では、上記のエピローグとほぼ同じ展開だが、夕立が提督に恋愛感情を抱いていない為、提督からの助太刀を純粋に喜ぶようになる。
失恋時は上記のエピローグを参照。


・ジェーナス(好感度30まで到達している為、リーチ〜エピローグの展開を解説します)

リーチ到達で、兄としての気持ちを超え、異性としての好意を抱いてしまったことを自覚する。
戸籍上は赤の他人となっている為、提督さえ気持ちを受け入れてくれれば堂々と交際することが出来る。
しかしそれでも腹違いの妹であることは事実であり、提督から拒絶されてしまえば今まで築いてきた関係が全て水の泡になってしまう。
そう考えると告白するのが怖くなり、今までのように提督に甘えたりスキンシップ等も出来なくなってしまう。

END開放時、悩みに悩み続け、それでも提督と恋仲になりたいと考え、勇気を出して彼に告白する。
提督、少し驚いた様子を見せるも『やっぱりそうだったのか』と言い、ジェーナスが自分に何かしらの行為を抱いていたことに気付いていたと告げる。
ジェーナス、それを聞いて恥ずかしくなるも、ここまで来たら止まれないと思い、自分がどれほど提督を好きなのかを言い放つ。

すると提督は『僕とジェーナスは異母兄妹だ。それを分かっているのか?』と問うが、ジェーナスは『そんなこと関係無い!好きなの!』と言い放つ。
同時に『戸籍上は他人なんだから堂々と結婚だって出来るでしょ!』と告げる。提督はジェーナスの想いの強さを理解し、彼女の告白を受け入れる。
ジェーナスは大喜びし、これからはメイドとしての勉強はもちろん、夜の営みの勉強や花嫁修業にも力を入れることを決意する。
提督は無理はしないよう注意するが、ジェーナスは『お母さんよりも凄いメイドになって、提督の為に頑張るからね!』と満面の笑みを浮かべる。

エピローグは基本的に上記の内容とほぼ同じだが、ジェーナスと漣の立場が入れ替わる形になる。
ただし行為には及ばず、ラストは提督とジェーナスが2人で普通に就寝し、将来のことを語り合う展開になる。
419 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/14(火) 21:07:01.57 ID:mVXLqid90
・青葉

両親が敏腕の有名新聞記者であり、社会の不正等を暴いて世の中に貢献してきた。そのお陰で沢山稼いでおり、青葉は裕福な家庭で育てられた。
両親の仕事振りを見て過ごした影響で新聞記者の仕事に興味を持つようになり、子供の頃から両親に憧れて新聞や記事を沢山読んで来た。
それだけでなく記者になる為に紙媒体やインターネットの情報収集をかかさず行っており、同時に勉強もしっかりこなしてきた。
その甲斐あって、小学校はもちろん中学校でも好成績を維持し、特に公民〜現代社会は常に満点を取るほどの秀才になった。

そして高校はもちろん幾多のエリートを育成し、同時に一定以上の資産を持つ者でなければ入学することさえ許されない7周目高校を受験することを決意する。
受験勉強をしている途中、両親が『7周目家、相変わらずボロを見せないな……』と呟くのを聞き、少しでも気になった情報は入手しないと気が済まない両親の血が騒ぐ。
『機密情報だから教える訳にはいかない』という両親に粘り強く交渉し、最終的に折れた両親から『数年前から7周目企業が周りの企業を潰している』という噂や疑惑を入手する。
青葉はまだ誰にも知らされていない情報を聞き出せたことで舞い上がり、いつか自分が7周目企業の疑惑を暴くことを目標にする。

その後、青葉は当たり前のように入試最難関校である7周目高校に合格し、晴れてエリート記者の道を進むべく新聞部兼写真部に入部することにする。
そんなことを考えていると、提督がクラスメイトであることに気付く。更に、普段から7周目企業の情報収集をかかさず行っていた為、提督が7周目企業の息子であることを一瞬で見抜く。
また、提督が同級生だと知ったのは、入学式で提督が入試成績優秀な新入生代表(=主席)で挨拶していたから。
青葉はその瞬間『彼を通じて7周目企業の弱みを握れば、私の名を広めることが出来ますし、両親も一気に出世するのでは?』という考えが浮かび上がる。

それ以降、青葉は表向きは写真部として活動するクラスメイトを装って提督に接近し、隙があれば7周目企業の弱みやボロを発見しようと企む。
基本的に外部の人間は7周目企業本社や支社には近付くことさえ出来ない為、提督へのマークを絶対に外さない。
最初は教室にいる時に凝視する程度だったが、提督とよく会話するようになると『友人だしもう少し接近しても万が一の時に言い訳がきくかもしれない』と考える。
そして7周目開始時には、もはやストーカーと変わらないレベルになってしまった。

朝早くから提督の自宅の前で張り込むのはもちろん、登下校中は怪しまれない程度に友人として接近し、放課後から下校時も帰宅する振りをしつつ提督を監視する日々。
青葉本人も犯罪スレスレの行動をしていることは自覚しているが、全ては両親や自分の将来の為だと考え、そのままストーカー行為を続けることにする。
しかし提督は、青葉含むその手のパパラッチが常に自分の企業の弱みを握ろうとしていることはお見通しであり、青葉の存在にも既に気付いている為、ボロを出すような真似はしない。
それどころか、自宅で漣やジェーナスに『クラスメイトが狙っている』と忠告し、青葉の行動は提督達の警戒強化に繋がるという本末転倒な結果になっていた。

好感度20到達で、両親が敏腕かつ有名記者であり、青葉も両親に憧れて記者の道を目指すことにしたことを描写。
同時に、1年間提督に付きまとっているが、中々隙を見せずやきもきしていることを描写。

好感度30到達で、提督家の疑惑に興味を持つようになり、高校進学で偶然にも提督とクラスメイトになった為、以後は彼をストーキングするようになったことを描写。
同時に、今までは企業の秘密を暴く鍵だと考えていたが、クラスメイト兼友人としても仲を深めていっているのでは?と考えるようになる。
そして提督側も、ストーキングははっきり言って鬱陶しいが、彼女と過ごす日々は悪いものでは無いと考え始めるようになる。

リーチ到達で、提督家のボロを暴こうとしていたにも関わらず、彼と過ごす時間に何だかかんだで楽しかったと思い、恋心を抱いてしまったことを自覚する。
しかし元々は彼の企業に不都合な事実を暴こうとしていた上に、ずっと彼のストーカーをしてしまっていたことで、絶対に嫌われていると思い込む。
自分の気持ちに嘘はつけないが、どう考えても実ることが無いと考えてしまい、提督のストーキングが出来ないほどに落ち込んでしまう。

END開放時、夕立と同様に玉砕覚悟で提督に想いを告げる。その後、提督が漣と毎日セックスしていることを告げる展開も夕立とほぼ同じ。
青葉は流石に想定外で衝撃を受けるが、それでも『私だってずっとストーキングして提督君に嫌がらせしてきた身ですし、この際何も言いません!いや、言えません!』と告げる。
そして提督も青葉が本気で自分のことを好いてくれていると理解し、彼女の告白を受け入れ、これからは恋人同士として過ごすことを約束する。

エピローグは、青葉が提督から父親のことや企業の迷走の理由を聞くのは上記とほぼ同じだが、その後の展開が異なる。
恋人同士ということもあって、提督の態度が非常に丸くなっており、上記のように青葉に辛辣な対応を取ることはしない。
また、下校後も提督と行動を共にし、夕立と同様に漣やジェーナスに挨拶に向かい、同時に今までのストーキングを謝罪する展開になる。
そして提督は社長の道を、青葉は一流記者の道を目指し、お互いエリートとして2人で華やかな人生を歩んで行こうと誓い合う。

※初期段階では『提督の父親のせいで青葉の両親の企業潰され、そのせいで青葉は提督家を恨み、社会的に潰そうと必死になっている』等の設定も考えましたが、収拾がつかなくなりそうなので没にしました。


プロットの投下は以上です。オープニングはもうしらばくお待ち下さい……暁はまだ何とかなりそうですが、残り3人を本当にどうすれば良いか悩んでいます(白目)。
それぞれのヒロインの設定をストーリー上で関連付けるか、それとも一切関連付けををせず個々の設定で完結させるか……
他にも大和の年齢設定や立場、失恋した理由をどうすべきか……大井が提督と歪んだ関係になってしまった原因や、アブルッツィの潜入捜査の理由付け……ダレカタスケテ(顔面蒼白)。
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 21:12:10.66 ID:XnCQ2EeAo
おつおつプロットおつ
趣味悪いとは自覚してる、けど夕立は失恋エンドが一番ドラマ性あって大好きだ!
次周も楽しみにしています…いつまでも待ちますので…
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 21:13:49.80 ID:SZicxiws0
乙です
とりあえず関連付けは諦めちゃっていいんじゃないでしょうか?
大和タイムスリップは暁の魔法と絡める案が出てます。
また、アブルッツィの潜入捜査も魔法と絡めちゃっていいのでは?
大井は独立させる以外はむりそうですねー
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 21:14:02.02 ID:kRk/sB4pO
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 21:21:16.03 ID:5M3cS0Ey0
( ゚д゚)青葉が真っ当にジャーナリスト……?

(゜д゜)んなわけねーよな

( ゚д゚ )……?


アブルッツィはともかく他は無理に関連付けしない方がいい希ガス
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 21:37:49.77 ID:NwW1aGlg0
プロットおつ
大井は流石に独立させた方がいいんじゃないかな?
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 22:17:31.43 ID:6JRrrBa+0
プロットおつ
大和は大井との関係を遠巻きに見て失恋したと勘違いした…とかやれば関係こじつけられませんかね
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 22:42:51.92 ID:heF5hG8rO
暁失恋エンドとか世界が滅びそう()
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 23:29:03.66 ID:C7jdVFxxO
何気に「大井と結婚している提督の兄」が活かせないかね
これを大井以外にも因縁組ませる感じにすれば何かカチンとはまりそうな気がする
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 23:33:47.45 ID:W7V5V6vlo
兄の因果が弟に…的な
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 23:44:48.65 ID:9C4TqS+c0
アブルッツィは……なんかの秘密組織の一員で大和と暁の影響で歪んでる時空とか電磁波を察知してその調査に来た、とかかなあ
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/14(火) 23:48:52.47 ID:heF5hG8rO
タイムパトロール的な?
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 00:43:48.72 ID:eBTrvDUXO
冷静に考えれば学園ものでタイムパトロールとか魔法とか秘密組織とか托卵とかいう単語が飛び交うって控えめに言って頭おかしい(褒め言葉)
そういや某スレでも提督が弟から娼鶴とずいずい名取ってたけどこっちは兄貴の嫁托卵とかレベル違いすぎるww
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 02:06:47.04 ID:J039Eo2QO
大井と提督って元は普通のカップルだったんじゃないかな?
何かが原因で提督より提督の兄を愛する様になったから、心が抜けて身体だけの歪んだ関係になっただけだったりして?
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 04:26:46.80 ID:SFHj1mCV0
異世界からとかじゃなくて3000年前からの転生だから現代もファンタジー世界の延長線上にあるんだよな
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 20:56:51.89 ID:y4G3Pm7/0
6周目の関連付けは凄かったね
サキュバスと魔法少女と肉便器がきれいにつながるんだもの
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 22:10:34.76 ID:Iro8Ty7y0
提督と兄貴との仲が良いか悪いかで変わってきそう
いずれにしても大井に未練がなきゃ始まらんし
何らかの負の感情が無意識にあってそれを暁に面白いと思われて絡まれだすとか
というか暁に魔王の片鱗見せてもらわんと提督が超展開に対して耐性を持てんし

大和の未来の失恋は……これあらかじめ展開次第で
パターン用意しとかなきゃならん奴やろなあ
アプルッツィも最初は何の捜査官かは黙っていて
展開次第で……提督家の企業でも暁の監視でも大和の監視でも
全部いけるけどアプルッツィさんが過労死するぅ

とりあえず未来が絡むとキッツいわね
作者さんマジで頑張れ
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/15(水) 22:56:08.91 ID:ZdI/gRQsO
あまりやり過ぎるとネタ潰しになりかねないからほどほどにな
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/17(金) 22:26:39.70 ID:T6NLLGhOO
たのしみ
438 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 01:51:31.08 ID:8Wa7D7eB0
お待たせしてすみませんでした。今回は本当に頭がオーバーヒートするかと思いました(小並感)。
ようやくオープニングを完成させることが出来ましたので、投下していきたいと思います。
439 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 01:52:31.26 ID:8Wa7D7eB0
――オープニング


提督『……ねぇ』

大井『何?』

提督『俺達ってさ、昔から仲良しだよね?』

大井『当たり前じゃない』

提督『だからさ、大人になったら結婚しようと思うんだ!』

大井『け、結婚……!?///』

提督『俺は大井のこと好きだし、大井だって俺のこと好きでしょ?』

大井『う、うん///』

提督『だから約束!』

大井『約束?』

提督『俺達が結婚出来るようになったら、その時はすぐ結婚しよう!』

大井『それって、大人になったら結婚してくれるってこと?』

提督『そうそう!』

大井『……じゃあ、私も約束する!大人になったら提督と結婚する!///』

提督『よし、指切りだ!』スッ…

大井『……///』スッ…

提督『指切りげんまん!』

大井『嘘ついたら針1000本飲ます!』

提督大井『指切った!』

提督『約束だよ!俺はずっと覚えてるから、大井も忘れないでね!』

大井『もちろんよ。提督こそ、忘れたら怒るから!』

提督『あははっ、大丈夫だって!』

大井『本当?怪しいわね……ふふっ』





―――――――――――――――――



――――――――――



――――
440 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 01:54:20.17 ID:8Wa7D7eB0
――8周目大学・キャンパス内


提督「………」

提督(……そんなこともあったな。あの頃は本当に……)

「……ちょっと!聞いてるの?」

提督「……え?」

暁「さっきから聞いてるんだけど!ここの問題が分からないって!」

提督「あ、あぁ、悪い。これはな、教授のさっきの解説がヒントになってて……」

提督(そうだった。今は暁に問題の解き方を教えてやってるところだったんだ……)

暁「……全然分かんない」

提督「おいおい。そんなんで本当に公務員になれるのか?」

暁「あーっ!私のこと馬鹿にしたでしょー!そんなことないもん!なれるもん!いずれは私もかんりょーに……」

提督「いや、馬鹿にした訳じゃなくて……国家公務員の試験問題って難しいんだろ?」

提督「たかが大学の講義の問題に躓いてるようじゃ、勉強不足じゃないのかと思ってさ」

暁「違うもん!一生懸命勉強してるんだから!人間界のきょーいくシステムが悪いのよ!」

暁「魔王だった頃は勉強なんてしなくて良かったのに!うぅっ、悔しい……転生前の力があれば、すぐにでも人間界を支配出来るのにぃ……!」

提督「またその話か。いい加減、中二病は卒業した方が良いんじゃないか?」

提督(出会った時からずっと魔王魔王言い張ってるけど、未だにその設定を恥ずかしげも無く続けてるのは凄いと思う)

暁「まだ信じてないのね……何度も言ってるじゃない。私はこんな人間なんかじゃなくて、転生する前は世界を支配する魔王だったんだから!」フンス

暁(まさか3000年も経ってたとは思わなかったけどね……)

提督「ふ〜ん……」

暁「……だから!私の話は全部本当で」

提督「分かったから。とにかく今はこの問題を解くことだけを考えた方が良い。これくらい解けないと、国家公務員への道は厳しいと思うぞ?」

暁「うぅ……分かったわよぉ……」

暁(く、くつじょくだわ……私がこんな、勉強とかいう訳の分からないものに苦しまなくちゃいけないなんて……)

暁(もし提督がいなかったら、私は留年してたかもしれない……そういう意味では、この子は私に必要なじんざいなのよね)

提督「………」

提督(暁と喋っている時は、基本的には余計なことを考えなくて済む……あぁ、気が楽だな……)
441 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 01:55:23.78 ID:8Wa7D7eB0
――10分後


暁「やっと出来たぁ……」バタンキュー

提督「おい、大丈夫か?この後は公務員についての講座があるんだろ?」

暁「あっ、そうだった!早く準備しないと!」アセアセ

提督「………」

提督(いや、やっぱり無理じゃないか?とてもじゃないけど、国家公務員になれそうには……)

暁「えーとえーと、忘れ物は無いよね?これで良し!じゃあね提督!また明日!」ダッ

提督「あぁ、また明日な」ノシ

暁「急がないと遅刻しちゃう!あ〜もう!どうして転移魔術すら使えなくなってるのよぉ〜!」タッタッタ…

提督「……見た目も中身も大学生とは思えないな」

提督(ただ、それでも……暁の方が、俺よりもよっぽどマシか。中二病は自分が恥をかくだけで済むが、俺の場合は……)

「いえ、可愛らしくて良いと思います」クスッ

提督「……アブルッツィ」

アブルッツィ「ふふっ……また暁に勉強を教えていたんですか?」

提督「あぁ。いつもの如く、講義で出された問題に躓いてな……正直、この調子だと国家公務員を目指すのは無謀だと思う」

アブルッツィ「高い目標を持つことは大切だと思いますよ?」

提督「それはそうだけど、無茶な目標は返って自信を失うことにもなりかねないからな」

アブルッツィ「………」

アブルッツィ(……うん、やっぱり普通の人よね。とても関係者とは思えないけど……)

提督「……アブルッツィ?」

アブルッツィ「え?」

提督「また黙り込んでたぞ?やっぱり、何か悩みがあったり……」

アブルッツィ「……いえ、大丈夫です。帰宅してから、どの講義の内容から復習するかを考えていただけですから」ニコッ

提督「なら良いけど……」

アブルッツィ(……本当のことを話す訳にはいかない。いや、例え話したところで、信じて貰えるとも思えないもの)
442 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 01:56:17.79 ID:8Wa7D7eB0
提督「しかし、相変わらず真面目だな。大学生って、もっと遊ぶことを考えそうなものだが」

アブルッツィ「いえ、学生なら勉学に励んでこそです。確かに遊ぶことも大事ですけど、大学で学べる時間は貴重ですから」

アブルッツィ(……何て言ったけど、私じゃ説得力無いか。本当は、この大学の学生じゃないもの)

提督「………」

提督(立派だな……それに比べて、俺は……)

アブルッツィ「あ、そろそろ始まりますね。では提督、お互い集中して講義に臨みましょう」

提督「……あぁ」

アブルッツィ「………」スタスタ…

アブルッツィ(彼が"犯人"とは考えにくい。1年間監視し続けた上での判断だから、恐らく間違っていないと思う)

アブルッツィ(普通の大学生で、特に怪しい点も見当たらない。となると、疑うべきは彼の周囲の人や……大学に通う人々ね)

アブルッツィ(後者はまだ時間がかかりそうだけど、前者は既に……彼と同様に"関係者"という答えが出ている)

アブルッツィ(ただ、そこから先の情報がまだ入手出来ていない。もちろん、"犯人"が簡単に隙を見せるとは思わないけど……)

教授「よ〜し、皆席についてるな。じゃあ今日は先週の続きからやっていくぞ」

アブルッツィ「………」カキカキ

アブルッツィ(それだけじゃない。彼とはさっきも……いえ、いつも仲良く会話してしまっている)

アブルッツィ(本当なら、私はあまり彼と必要以上に関わるべきじゃない。むしろ、避けるべきなんだけど……)

アブルッツィ「………」チラッ

提督「………」カキカキ

アブルッツィ(……まぁ、知人程度の付き合いなら大丈夫よね?こんな機会、きっとこの先の任務を含めても……滅多に無いことだと思うから)

アブルッツィ(でも、私のせいで事態を悪化させてしまうことだけは絶対に避けないといけません。そうなってしまえば、本末転倒だもの)

提督「………」カキカキ

提督(暁と同じように、アブルッツィと何気無く話している時間も……俺にとっては、心が休まる一時だ。余計なことを考えなくて良いからな……)カキカキ
443 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 01:58:01.12 ID:8Wa7D7eB0
――90分後


教授「よ〜し、今日はここまで!」

提督「……終わったか」

アブルッツィ「………」スクッ

提督「………」チラッ

アブルッツィ(後はいつも通り、道行く人々を調査しつつ……怪しまれないようにしながら帰りましょうか)スタスタ…

提督(あいつ、講義が終わるといつもサッと帰るんだよな……恐らく復習の為だろうけど、本当に真面目だな)

「提督さん♪」ギュッ

提督「……っ」ゾクッ

大和「ようやく2人きりの時間ですね……お昼ご飯の時以外、ほとんど一緒にいられなくて寂しかったんですよ?」

提督「……お前」

大和「ふふっ……今日も楽しみましょう」ボソッ

提督「う……///」

提督(ダメだ……俺は、こいつから逃れられない……憎んでいるはずなのに、どうしても……)

大和「いつもの場所でね?」

提督「………」コクリ

提督(……逆らえないんだ)


――5分後・誰もいない講義室


提督「……また、ここでヤるのか」

大和「お互い自宅でスる機会が無い以上、仕方ないじゃないですか」

提督「ラブホがあるだろ……」

大和「それでも良いですけど、やっぱりこういう場所の方がスリルがありませんか?」

提督「……どうして、いつもこんな……危険な真似を平然と出来るんだ。もし誰かにバレれば、俺達は……」

大和「絶対に大丈夫です。神……いえ、悪魔に誓っても良いですよ?」ニコッ

大和(何度も確認しましたから……"何度も"、ね)

提督「……っ」ゾクッ

提督(こいつの、この笑顔を見ると……言いようの無い憎しみと、恐怖と……高揚感が芽生えて来る)

提督(自分で自分の心境が分からない……だからこそ、心の中がグチャグチャになって……)

大和「さぁ、今日も私に身を委ねて下さい……気持ち良くしてあげますから」ギュッ

提督「う、うぅっ……///」
444 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 01:59:11.91 ID:8Wa7D7eB0
――数十分後


ばちゅっばちゅっばちゅっ!ずぷっずぷっ!

大和「はぁっ!ど、どうですか!気持ち良い……ですかぁっ!あんっ!///」

提督「うぐっ、ま、待ってくれ……激し過ぎる……っ!///」

大和「んふっ、分かってるんですよぉ……?提督さんが、こうやって早く動かれるのが好きだって……んぅっ!///」

ずちゅずちゅずちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

提督「あっ、あぁっ……!///」

提督(そう、なんだ……こいつは、何故か……俺の弱い所や気持ち良い所を……全部、知って……!///)

大和「特に騎乗位で……んんぅ!こうして、子宮にゴリゴリ当てるのが……良いん、ですよねっ!///」

ごりゅっごりゅっ!ぐりゅぐりゅっ!

提督「くあぁっ!?や、やめ……それ以上は……っぐ……!///」

大和「それに加えて……えいっ♪///」ポフッ

提督「むぐっ!?///」

大和「おっぱいで顔をうずめれば……少しの息苦しさと、柔らかさで……興奮しちゃうんですよね?///」

むにゅむにゅっ!ぐにっぐにっ!

提督「んんっ!?んむぅっ!?///」ゾクゾクッ

ブビュルルルルルルッ!ドピュドピュッ!

大和「あはっ……熱い精液が、いっぱぁい……♪///」

ぎゅううううっ!むにゅううううっ!

提督「んぐぅっ!?///」

ビュクビュクッ!

大和「んっ♪提督、もしかしなくてもおっぱいフェチですよね?出した後も私が抱き締めたら、尿道に残っていた分まで出しちゃうなんて……///」

提督「……っ///」ガクガク
445 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 01:59:47.11 ID:8Wa7D7eB0
――10分後


大和「ふふっ……どうですか?気持ち良くなれましたか?///」

提督「………」

大和「沈黙は肯定と受け取りますね?でも、あの感じ方を見ていれば……提督さんが快楽に溺れていたことはすぐに分かりますけど♪///」

提督「………」

大和「あ、もしかして妊娠の心配をしてます?安心して下さい。後でちゃんとピルを飲みますから」ニコッ

大和(もっとも、そんなことしなくても……望まない妊娠なんて、あり得ませんけどね。何故なら、"確認"した上で"回避"出来ますから)

提督「………」

大和「……はぁ」

大和(う〜ん、まだダメみたい……提督さんの弱点は、もう知り尽くしてるんだけどなぁ……)

大和(やっぱり、ここからは回数かな?出会いが最悪でも、こうして時間をかけて堕としていけば……ふふっ♪)

提督「……っ」ゾクッ

大和「本当はもう1回戦イきたい所ですけど、これ以上は時間的に厳しいですね……名残惜しいですが、また今度にしましょう」

提督「……今度と言いつつ、明日もヤるんだろ」

大和「そうとは限りませんよ?この前のように、提督さんからお誘いを頂く場合もありますから」ニコッ

提督「くっ……」

大和「素直に認めたらどうですか?もう、私の虜になっていると……」

提督「………」

大和「……強情ですね。まぁ良いです。では提督さん、明日も大学で待ってますね?」スタスタ…

提督「……っ」ヨロヨロ

提督(畜生……どうして、俺は……こいつのことが、憎いはずなのに……恨んでるのに……)

提督(それでも、体が……あいつのテクニックで、快楽漬けにされて……今まで、何度もイかされて……)

提督「………」スタ…スタ…

提督(もう、何も考えたくない……だが、帰れば"あいつ"がいるのか……くっ……)
446 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 02:01:04.85 ID:8Wa7D7eB0
――1時間後・8周目提督家


提督「………」ガチャッ

大井「あっ……」

娘(※1歳)「あぅ?」

提督「……ただいま」ナデ…

娘「きゃっきゃ♪」

大井「……また、あの女とヤって来たの?」

提督「……お前には関係無いだろ」

大井「……そうね。私には、もう……関係無いことよね」

娘「だ〜だ〜♪」

提督「………」

提督(部屋に戻るか……今、"こいつ"の……大井の顔を見ていると、色々な感情が込み上がって来る……)

大井「………」クイッ

提督「……!」

大井「……今日、兄(あに)さんやお義父さん達……仕事で帰りが遅くなるわ」

提督「……そうか」

提督(両親はともかく、兄〈にい〉さんと顔を合わせずに済むのは助かる……既に、兄さんに顔向け出来ないことをやらかして……)

大井「……分からないの?」

提督「………」

大井「………」ギュッ

提督「……自分が何をしようとしてるのか、分かってるのか」

大井「……今更じゃない。それに、元々はアンタが……アンタが、悪いんだから……」

娘「う〜……?」キョトン

提督「……そう、だな。今更、か……」

大井「……えぇ。この子を寝かしつけてくるから、部屋で待ってて」

提督「……俺は今、機嫌が悪いんだ。容赦しないからな……覚悟しろよ」

大井「………」

提督(クソッ……何で、俺は……!)

大井(うぅっ……どうして、私は……!)
447 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 02:02:02.94 ID:8Wa7D7eB0
――15分後・自室


提督「………」

提督(ダメだ……こんなこと、ダメなのに……)

ガチャ…

提督「……!」

大井「………」

提督「……今日は早いな」

大井「おりこうさんだから、すぐに寝てくれたわ。それより……///」

提督「……っ!」ギリッ…

提督(やめろ、火照った顔でこっちを見るな……どうせ、心は俺から離れてる癖に……!)

提督「……くっ!」ガバッ

大井「あっ……///」


――数十分後


どちゅっどちゅっ!ぐちゅっぐちゅっ!

大井「あんっ!あぁっ!ひぃっ!///」

提督「愛してるのは兄さんだけなんだろ!?それなのに、どうして俺とこんなことしてるんだよ!///」

大井「そ、それはっ……アンタの体でしか、満足……出来なくて……!///」

提督「うるせえよ!夫の娘さえまともに出産出来ない奴が!///」

ずぷっずぷっ!ばちゅばちゅばちゅっ!

大井「ひぎぃっ!元はと言えば、アンタが……んぎゅぅっ!///」

提督「黙れッ!///」

じゅぷぅっ!ぐりゅっぐりゅっ!ごりっごりっ!

大井「ひあぁっ!?んぅっ、ああぁぁっ!?///」ガクガク

大井(だ、ダメぇっ……奥、ゴリゴリされると……頭、真っ白になるぅっ……!///)

提督「畜生……畜生ッ……!///」

提督(何で、こんな気持ち良いんだよ……!ただ突いてるだけなのに、ただ体を触りまくってるだけなのに……!///)

提督(大和がテクニックなら、こいつは……いや、俺達は体の相性が抜群で……!///)

提督(どうしようもないくらい、お互いの体で凄まじい快楽を感じてしまう……!///)

ずちゅっずちゅっずちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

大井「おっ、お゛ぉっ!んぐぅっ、んぎぃっ!?///」

提督「出すぞ!全部受け止めろよ!このビッチが!///」

大井「あっあっあっ、だ、出ひてっ!じぇんぶ出しへぇっ!///」

提督「ぐぅっ……!///」ゾクゾクッ

ビュルルルルルッ!ドクッドクッ!ドプゥッ!

大井「ひあああああああああああああっ!?///」ガクガク

大井(あ、あちゅいのがっ!あちゅいのが全部出てりゅっ!お腹熱くなりゅううううううっ!!///)
448 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 02:02:48.12 ID:8Wa7D7eB0
提督「はぁはぁ……///」

大井「……っ///」ピクッピクッ

提督「……おい、アヘってる場合か」バシッ

大井「んぐっ!?か、顔をひっ叩くなんて最低!」

提督「何言ってんだよ……お前がさっきまでヤってたことは、もはや最低どころの騒ぎじゃないだろうが……!」

大井「うっ……」

提督「……いや、それに加担した俺も同罪か」

大井「………」

提督「……先に風呂入れよ。部屋の片付けや換気は俺がやっておく」

大井「………」

提督「……早く行けよ。俺もとっとと体液塗れの体を綺麗にしたいんだ。お前が風呂から出ないと、俺が入れないだろ」

大井「………」スタスタ…

ガチャ バタン…

提督「………」

提督(どうして、こんなことになってしまったんだ……どこで間違ったと言うんだ……!)

提督(いや、原因は分かり切ってる……全部、大和のせいだ……あの女のせいだ……!)

提督(あいつがいなければ、俺は……俺達は、こんなことにならなかったんだ……!)ギリッ…

提督「……大井も大井だ」

提督(俺が弁解しようとしても、聞く耳さえ持たずに……挙句の果てに、兄さんと結婚しやがって……)

提督(しかも、俺との子供を兄さんとの子供として育てるだなんて……正気の沙汰とは思えないだろ……!)

提督(……その原因を作ったのは、紛れも無く俺だ。俺のせいで、何も知らない兄さんは……)
449 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 02:03:22.62 ID:8Wa7D7eB0
提督「……畜生ッ!!」ダンッ

提督(こんな関係を続けて良いはずが無い……兄さんの妻である大井や、俺と大井の関係を滅茶苦茶にした大和とヤり続けるなんて……!)

提督(でも、どうしても抗えないんだ……!大井は体全てが気持ち良すぎて、求められると断れないし……俺から求めてしまうこともある……!)

提督(しかも、大井は俺から声をかけても絶対に断らない……それどころか、さっきみたいに俺のなすがままに……!)

提督「……っ」

提督(大和は大和で、俺の全てを知り尽くしているかのような恐ろしさと、それ故に我慢出来ないほどの快楽が襲って来て……!)

提督(何だよ……何なんだよ、あいつは……!俺と大井の関係をぶっ壊した癖に、それからも……俺と、肉体関係に持ち込んで……!)

提督(だけど、あいつのテクは最高で……気が付けば、我慢出来ずに俺から連絡してしまうこともあって……)

提督「……もう嫌だ。こんな日々……嫌なんだよ……」

提督(でも、やめたいと思ってもやめられない……特に、大和は今でも恨んでいるのに……体が、あいつの快楽に逆らえなくなっていて……!)

提督(大井や大和は言うまでも無く最低だ……だが、俺も同じくらい最低なんだ……もう、何もかもが嫌になってくる……)

提督「畜生……うぅっ……!」


――部屋の外


大井「……っ」ポロポロ…

大井(兄さん……ごめんなさい……私は貴方の妻なのに……こんなことを、してしまっていて……)ポロポロ

大井(それどころか……提督との間に出来てしまった子を、貴方との子供だと嘘をついて……!)ポロポロ

大井(私のことを裏切った……あんな奴なんかと、こんなことをして……これじゃ、私も裏切り者じゃない……!)ポロポロ

大井「でも、止められないの……どうしても、忘れられないの……!」ポロポロ

大井(提督のを入れられると、途端に全身に快感が走って……何も考えられなくなってしまって……)ポロポロ

大井(ダメだと分かっていても……提督に、苛立ちを感じていても……全部、吹っ飛んじゃって……)ポロポロ

大井(提督に犯されて、好きにされて……乱暴にされて、凄く気持ち良くなっちゃう……!)ポロポロ

大井「ごめんなさい……ぐすっ……ごめんなさい……!」ポロポロ

大井(兄さんのことが、好きなのに……愛してるのに……それなのに、こんなことを……!)ポロポロ

大井(提督から貰える快楽に、依存してしまって……提督の体でしか、満足出来なくなって……!)ポロポロ

大井(私、最低よ……クズよ……!でも、兄さんを愛していて……それでも、提督の体を求めてしまって……!)ポロポロ

大井「えぐっ……ひっく……うあぁっ……!」ポロポロ
450 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 02:04:39.23 ID:8Wa7D7eB0
――同時刻・大和家



















大和「………」



大和(……提督さんは、私の体に依存している。何故なら、彼から私を求めてくれるから)



大和(ふふっ……自分でも無茶な方法だと思っていたけど、案外何とかなるものね)クスッ



大和(その為に、何度も"繰り返す"ことになったけれど……そのお陰で、私は提督さんの弱点を研究することが出来た)



大和(この調子でいけば……近い内に提督さんが、私に身も心も……ふふっ♪)



大和「……提督さん。あぁ、提督さん……///」ハイライトオフ



大和(もう離しません……誰にも渡しません……提督さんは、私だけの人……///)



大和(今度こそ、絶対に……手に入れてみせます。もう、"今まで"のような過ちは犯しません……あはははっ……♪///)ユラリ…



















――オープニング・END
451 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 02:05:57.86 ID:8Wa7D7eB0
ぬわああああん疲れたもおおおおん!!
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)

……すみません取り乱しました。私の頭ではこれが限界でした(白目)。

読者の方々が提案して下さった案を参考にしたところ、何とか全員のプロットが出来上がったのは良かったんですが……
大井と大和のプロットが、体感でヒロイン数人分に匹敵するほどの分量になってしまいました。
暁とアブルッツィは比較的まとも(?)なプロットになりましたが、何とか他のヒロインの設定と関連付けが出来ないかを試行錯誤したところ、少し無理があるプロットになったかもしれません。
オープニングに提督の兄が登場していませんが、これは単純に登場させるタイミングを失っただけで、8周目本編では普通に登場予定です。

なお、大和は設定が設定の為、好感度の数値に関わらず……END開放まで到達出来なかった場合は強制的に失恋します。









『E N D 開 放 ま で 到 達 出 来 な か っ た 場 合 は 強 制 的 に 失 恋 し ま す』









452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 02:18:08.65 ID:tu/TzmaH0
お疲れ様です
これまた大変な事に…
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 02:35:22.85 ID:xLkkUfleO
乙。
強制失恋とは。これはいい愉悦が期待できそう。
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 02:40:54.48 ID:TLM7FfO4o
お疲れ様です!!
大和-大井ラインと暁-アブルッツィラインが大まかな話の筋かな
ゴール以外は失敗したとは何周目だ大和…こっちでも早速失恋しそうだね…
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 02:46:45.42 ID:0s0IsOgI0
暁が痛い子になってるー!?
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 03:48:58.03 ID:gwVySlfNO
3000年経ったことを知る術はあったのだろうか。歴史上で魔王の存在が認識されてたとか?
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 08:36:41.72 ID:rorNAb8CO
暁はただの痛い子って事で安価とった方がいい?
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 09:08:25.85 ID:vYJPJO8K0
3000年前って日本だと縄文時代か弥生(オコッテナンカナイデスヨ)時代くらい?
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 09:36:16.67 ID:9CQ7nWnzO
そういや時津犬もかなり前から人間たちを見守ってたんだっけ?
3000年前から転生した暁と時津犬ならどっちが先輩なんだろうか
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 10:34:34.13 ID:RjHDOpPkO

今の提督の家族構成は、父母兄大井子供の6人で暮らしてると見て良いのかな?
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 15:58:38.16 ID:8/FxFO6Eo
大和さん安価から勝手に健気に尽くす女のイメージしてたから真逆の悪女で草なんだ
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 17:12:21.17 ID:hiaaXiOgO
狂ってない大和なんて病和じゃないわ!そんなのただの美人じゃない!
463 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/18(土) 19:40:35.09 ID:8Wa7D7eB0
本編の更新はお休みさせていただきます。申し訳ございません。
今回は物語や設定の描写がどうしても難しくなってしまう為、質問等があれば現時点で説明出来る範囲で返答させて頂きます。

>>457
そう、ですね……基本的には『暁が何を言っても提督は本気で取り合わない』ことを前提として安価を取って頂けると幸いです。これは私の力不足が原因です。申し訳ありません。
プロットを組む際、暁の最強設定を転生後もそのままにしてしまうと物語が収集付かなくなってしまいかねないと考え、安価募集時の設定から逸脱しない範囲で調整させて頂きました。
また、最強設定を転生後も維持した上で暁を『自分の能力を悪用することを考えない善人』にしてしまうと、今度は魔王設定が意味を成さなくなってしまいます。
暁を『自分が魔王だと公言すれば周囲から浮いてしまう為、真実は隠しておこう』等の冷静な思考の持ち主にすることも考えましたが、それだと暁らしさが失われてしまうと思い、悩みに悩んだ結果、最終的にオープニングのような描写に落ち着きました。

>>460
はい、そういうことになります。分かりづらい描写で申し訳ありません。
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 20:03:19.54 ID:otELx+8mo
大和さん今まで何回もループしてるからその数だけ失恋してきたんだろうな
もし今周で失恋してもエピローグでまた過去に戻ってやり直すだろうからそこまで心は痛まなそう
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 20:13:44.22 ID:HUoQCHKcO
時を超えてでも悪い女(大井)に騙されてる提督を救い出さなきゃ(使命感)的な感じで一途な善玉枠かと思ったらこの周一番のヤバい女だもんな大和
ループも今回が初めてなら失恋の痛みとか引きずってるし失恋したらダメージ受けそうだけど提督の弱点知り尽くすぐらいなら相当数ループ重ねてもはや一回二回の失恋なんてノーダメだよね
今回がループ出来る最後の周とかじゃない限り失恋してもノーダメで笑いながら平然と過去に戻る大和が脳裏に浮かぶ…
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 20:17:54.58 ID:/a9ZON/RO
今度小ネタ安価あったら何百何千繰り返しても提督と結ばれずとうとう心が壊れてしまう大和さんとか取りたい(ゲス顔)
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 20:27:48.12 ID:51C/n0MSO
この大和のあだ名はやまやまかヤマリンで決まりだな!
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 20:30:01.60 ID:cH4F1shUO
今回の大和みたいな設定は今後はずらした方が良いかもな
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 20:45:54.99 ID:0PndzvMq0
時間軸や別次元は何とかなるが「失恋した」がアカンわな
実際ゴールしなければ強制で失恋確定なんてイレギュラーも良いところだし
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 20:50:35.44 ID:2wv0Y6hQO
まあ一回ぐらいはいいんじゃねえのこういうのも
似たような設定ばっかで何番煎じだよってレベルになったら困るが
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 21:00:54.95 ID:0PndzvMq0
というか荒ぶってたけど何だかんだでまとめた作者が改めて凄いわ
マジで尊敬する
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/18(土) 21:25:24.63 ID:YWbjAKcDO
この大和は「☆5提督出るまでリセマラ頑張るゾイ」な大和なのか「☆4でもいいから提督出るまでリセマラしなきゃ」なのか「もう☆6提督出すまで引き下がれない」なのか(直接的な表現は避けています)

三人失恋まおー単独ENDとかなったらイベ海域全部甲で行く
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/19(日) 00:04:07.86 ID:2fHTlGnY0
乙です
絶対に繋がるとは思ってなかった大和と大井の設定をリンクさせただけでも称賛できるよ…
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 12:39:26.77 ID:rzUh8FjeO
大和と大井がR-18ヒロインかな?
475 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/20(月) 18:30:38.20 ID:meqsDt660
22:00〜23:00頃開始予定です。

>>474
はい。安価募集時にR-18設定が明記されていた大井と大和については、そのように設定させていただきました。
暁とアブルッツィについては安価募集時にR-18設定が明記されていなかった為、通常ヒロインに設定しました。
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/07/20(月) 20:17:01.99 ID:eAjQlwYpO
>>456
1、暁が復活するまでカレンダー魔法的な術式が生きていて暁再臨祭の日にちを教えてくれた
2、意識は起きてたため肉体の復活まで秒数を数えてた
3、配下の響がずっと生きていて暁復活時にエロエロ教えてくれた
4、復活してから世界の記録(アカシックレコード的な)を覗いてみた
5、フツーに文献が残ってる

魔力が尽きてる説明にもなりそうだから仮説1がオススメ
その時代の常識とかの知識との兼ね合いから仮説4もアリ?
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 20:42:26.75 ID:nZMixVxcO
ドヤ顔長文だけでも痛いのにオススメとか…そもそも響とか書いてる時点で作者の説明読んでなくね?
たしか前に作者が「ヒロインじゃない姉妹艦出すのダメ」って言ってなかったか?勘違いならすまんが
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 22:11:13.91 ID:o7bCMC43O
むしろ本人の記憶以外に少なくとも現状証明するものが無いから
提督からただの痛い子扱いされているって考えるべきなんじゃね
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 22:41:16.78 ID:tRDNYuG/0
作者がプロット組むのに困ってる段階でやるならばまだしも
>>476がやってるのは正に「ネタ潰し」だからな
良かれと思ってやったならばマジで反省した方が良い
480 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/20(月) 22:59:27.66 ID:meqsDt660
始めます。
481 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/20(月) 23:01:30.80 ID:meqsDt660
〜 4月1週 〜

――リビング


兄「ふぅ……」つ鞄 ドサッ

大井「……お帰りなさい」

兄「ただいま、大井ちゃん」

大井「上着、片付けておきますね」

兄「いつもありがとう……本当は、僕もつきっきりで子育てや家事を手伝わないといけない立場なのに……」

大井「……気にしないで下さい。むしろ、私こそお礼を言わないと……私や娘の為に、毎日働いて……」

兄「いや、それは当然のことをしているだけだよ。僕は君に、許されないことをした……若くして妊娠させてしまったんだ」

大井「……っ」ズキッ

兄「だからこそ、僕が責任を持って……2人を支えなければならない」

大井「兄、さん……」

兄「大井ちゃんが責任を感じることは無い。僕のことを労わってくれるのはありがたいけど、無理だけはしちゃダメだ」ナデナデ…

大井「……は、い」

大井(ごめんなさい……これまでも、今も私のことを優しく包み込んでくれる貴方を裏切るような真似をして……ごめんなさい……!)

兄「………」

兄(大井ちゃん……)


――部屋の外


提督「……っ」ズキッ…

提督(ごめん、兄さん……こんな、最低な弟で……ごめん……!)

提督(俺は、兄さんと……顔を合わせる資格は無い。言葉を交わす資格も無い……)

提督(こんな、どうしようも無い奴が……兄さんの弟で、本当にごめん……!)

提督「……クソッ!」

提督(俺や大井はもちろん最低だが……全部、大和のせいだ。あいつのせいで……それなのに、俺は……畜生っ……!)ギリッ…


↓1大井のコンマ       好感度:0/50
↓2暁のコンマ        好感度:0/50
↓3大和のコンマ       意識度:0/50
↓4アブルッツィのコンマ   好感度:0/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:01:52.66 ID:S9jH0nDmo
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:01:53.93 ID:HIGoCSLgo
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:02:21.22 ID:5UBEz3QZ0
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:02:26.34 ID:uPymFPej0
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:02:28.49 ID:UtEkFv9Po
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:02:55.00 ID:uPymFPej0

488 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:03:05.90 ID:+gEh1c2IO
489 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/07/20(月) 23:09:03.16 ID:meqsDt660
大井は何をしている?もしくは提督と大井は何をしている?

23:13以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:17までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★大井は専業主婦である為、大学関係以外のシチュエーションでお願いします(学校行事に観客として参加等はOKです)。
★また、R-18系安価の場合は『提督と大井が社会的に死ぬ内容』、『提督と大井の命に係わる内容』、『提督や大井の体に傷が残る等の激し過ぎるプレイ』、『兄や両親に提督達の関係がバレるような行動』はNGです。
★大井は提督の性奴隷(と言っても差し支えない状態)なので、どのようなプレイでも基本的には提督が攻めで大井が受けになります。
★その他、プロットの関係で内容をアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:13:00.59 ID:HIGoCSLgo
家族で晩ごはんの様子
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:13:00.62 ID:UtEkFv9Po
眠ってる娘を複雑な表情でなでる提督
を後ろから見ている大井
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:13:00.66 ID:jrTbDEjwO
ゴム無し危険日孕まセックスで二人目を作る
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:13:04.89 ID:+gEh1c2IO
兄と大井のデートに隠れてついて行き
デートの途中途中で大井を呼び出し犯す
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:13:05.51 ID:TIyW5MEdo
強力媚薬を飲ませてセックス
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:13:05.52 ID:58S4jzpH0
SEXが終わって寝た旦那の横で大井をハメる
寝ている旦那に謝らせながら
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/07/20(月) 23:19:59.30 ID:z9dbs89UO
>兄や両親に提督達の関係がバレるような行動はNG

お前らちゃんと注意書き読んでる?限界ギリギリのチキンレースしてんじゃねーよww
452.48 KB Speed:0.7   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)