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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」衣笠「その6!」【安価・コンマ】
- 860 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/12(水) 19:37:50.26 ID:awgb0g6po
- はいよー了解
- 861 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/13(木) 18:20:02.61 ID:MFRRBYF20
- 22:00〜23:00頃開始予定です。
- 862 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/13(木) 22:16:31.73 ID:MFRRBYF20
- 始めます。
- 863 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/13(木) 22:18:53.36 ID:MFRRBYF20
- ――大和家・ダイニングキッチン
大和「もう少しで出来ますからね?」ジュージュー…
提督「………」
提督(クソッ……あの後、俺はこいつに誘われて……そのまま、家までついて来てしまった……)
提督(こいつのことが憎いはずなのに……それでも、体がこいつを求めて……)
提督「………」ゴソゴソ
提督(でも、こいつに攻められてばかりなのは……癪に障るんだよ……!)
提督(人の恋路をぶっ壊しておいて、俺の思考まで滅茶苦茶にしやがって……!)
提督「………」カポッ
提督(この前、大井に飲ませた媚薬が余ってたのは好都合だ。こうやって、あいつが飲むワインに混ぜて……)トポトポ…
提督「……こんなもんか」
提督(滅茶苦茶にかき乱される側の苦しみを……いや、実際に感じるのは快楽だが……とにかく、味わわせてやる……!)
大和「お待たせしました」コトコトッ
提督「………」
提督(……相変わらず美味そうだと思ってしまうのが悔しい)
大和「………」
提督「……何だよ」
大和「……いえ。それじゃあ、冷めない内に食べましょうか」
提督「……あぁ。いただきます」
大和「………」トポトポ…
提督「……!」
大和「ん……ふぅ。やっぱり、このワインはいつ飲んでも美味しいです」
提督「……そうか」
提督(よし、飲んだな……?後は媚薬が効き次第……俺がお前の言いなりだと思ったら、大間違いだぞ……!)
大和「………」ニヤッ
大和(ふふ……♪)
意識度上昇率判定:この後どうなる?
01〜49:大和「媚薬盛る程度で勝てると思った?」
意識度上昇:小 ×1.0
50〜98:お互い快楽の海に溺れる
意識度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:大和「……嬉しいです///」ハイライトオフ
意識度上昇:大 ×2.0
直下
意識度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇
↓2
- 864 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:19:19.50 ID:Gk0Qy7yq0
- あ
- 865 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:19:34.32 ID:pQc4cs2DO
- はい
- 866 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:28:26.91 ID:OSxj+OdT0
- 低いな……
- 867 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/13(木) 22:38:02.91 ID:MFRRBYF20
- 50→05:"経験豊富"な大和には勝てなかったよ…… 2×1.0=2 2+14=16/50
――30分後
大和「ご馳走様でした……///」
提督「……ご馳走様」
大和「んっ……何だか、体が熱いです……///」モジモジ
提督「………」
大和「……えいっ///」ガバッ
提督「うわっ!?お、おい!たった今飯食ったばっかりじゃ……」
提督(媚薬を入れ過ぎたか!?いや、落ち着け!押し倒されても、計画通りこいつをアヘらせれば……)
大和「薬、盛りましたよね……?///」ボソッ…
提督「……っ」
提督(き、気付かれ……)
大和「提督さんのことなら、何でもお見通しですから……///」スッ…
提督「待ってくれ……どうして……!」
大和「ふふっ……いつもよりも熱い夜を過ごしましょうか♪///」
提督「や、やめ……!」
――数時間後
大和「んあぁっ!提督さんの、大きいっ!もっと、もっと下さいっ!///」
ずっちゅずっちゅずっちゅ!ぱちゅぱちゅぱちゅっ!
提督「ひっ……あっ……///」ガクガク
提督(だ、ダメ、だ……!完全に、逆……効果、じゃないか……!)
大和「まだ出ますよね!気持ち良いですよね……ほらっ!///」ズプッ
提督「んぎっ!?///」
ぐりぐり……にゅこにゅこっ……
提督「うくっ、あぁっ……!?そ、そこはぁ……っ!?///」ビクビクッ
提督(これ以上出ないって、言ってるのに……前立腺を……っ!///)
大和「ここが弱いこと、知ってますから……んっんっ……!///」
ちゅぷっちゅぷっちゅぷっ!どちゅっどちゅっ!
提督「うっぐっ……かはっ、っぐぅ……!///」ゾクゾクッ
ビュルビュルッ!ドプッドプッ!
大和「はぁっ……♪提督さんの温かいザーメンが、また……///」ゾクゾクッ
提督「かひゅっ……少し、休ませて……くれ……」
大和「……私、まだまだ物足りないです。んぅっ……!///」
じゅぷじゅぷっ!にちゃっぐちゅっ!じゅぽっじゅぽっ!
提督「ひ、ひぃっ……勘弁、して……くれぇっ……」ガクガク
大和「ダメです♪提督さんが私に媚薬を飲ませたんですから、その分だけ気持ち良くなってもらわないと……!///」
大和(これでもワインを飲む量を自重したんですよ?"1度目"は私がヤり過ぎてしまったせいで……)
大和(提督さん、丸1日動けなくなってしまって大学を休む羽目になったんですから……恐らく半日程度で済みます♪)
――この後滅茶苦茶搾り取られ、提督はベッドから半日動けなくなった。
- 868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:41:52.89 ID:IvW1BalCO
- 暁は偏ってる間に50いかなきゃいけなかったやつ
- 869 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/13(木) 22:50:27.70 ID:MFRRBYF20
- 〜 7月2週 〜
――8周目提督家・リビング
提督「うっぐ……」フラフラ
提督(あいつに散々絞られたせいで……まだ腰が重い……)
大井「あ……」
兄「……提督?」
提督「……っ」スタ…スタ…
兄「大丈夫?少しふらついてるようだけど……」
大井「………」ジトッ
兄「………」
提督「……栄養剤を取りに来ただけだ」
兄「食欲が無いの?それなら、母さんに頼んで消化の良い食べ物を……」
提督「いや、大丈夫だ……これ飲んで、寝てれば治る……」
提督(言える訳無いだろ……ただヤり疲れただけ、だなんて……)フラフラ…
兄「……そっか。でも、辛いならすぐに言ってね?」
提督「………」スタ…スタ…
大井「………」
兄「……大井ちゃん」
大井「っ……は、はい……」
兄「提督と、無理に仲良くして欲しいとは言わない。いや、言えない。だけど……僕にとっては、やっぱり大切な弟なんだ」
大井「………」
兄「もちろん、1番大切なのは大井ちゃんと娘だけど……提督のことも、今まで通り家族として気にかけて……」
大井「……いえ、分かってます。私が、悪いんです……」
兄「……大井ちゃん」
大井「……っ」グッ…
大井(兄さんの優しさが、凄く辛い……だって、私は……今も、貴方のことを裏切るような真似を……)
↓1大井のコンマ 好感度:28.5/50
↓2暁のコンマ 好感度:36/50
↓3大和のコンマ 意識度:16/50
↓4アブルッツィのコンマ 好感度:14.5/50
反転コンマが最大のヒロインと交流します
- 870 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:51:00.00 ID:Gk0Qy7yq0
- あ
- 871 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:51:03.80 ID:oLBSGg2g0
- あ
- 872 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:51:12.89 ID:eDudvoE+O
- あ
- 873 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:51:18.65 ID:pQc4cs2DO
- はい
- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:52:48.66 ID:fyZrHslHo
- 逆転しそう
- 875 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/13(木) 22:52:52.10 ID:MFRRBYF20
- 大井は何をしている?もしくは提督と大井は何をしている?
22:56以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:00までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
※大井は専業主婦である為、大学関係以外のシチュエーションでお願いします(学校行事に観客として参加等はOKです)。その為、他のヒロインが登場する展開も避けて頂けると幸いです。
※また、R-18系安価の場合は『提督と大井が社会的に死ぬ内容』、『提督と大井の命に係わる内容』、『提督や大井の体に傷が残る等の激し過ぎるプレイ』、『兄や両親に提督達の関係がバレるような行動』はNGです。
※大井は提督の性奴隷(と言っても差し支えない状態)なので、どのようなプレイでも基本的には提督が攻めで大井が受けになります。
※その他、プロットの関係で内容をアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。
- 876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:56:00.22 ID:oLBSGg2g0
- 提督のチンポの形のバイブとアナルバイブを入れローターを付けた状態で一日中一緒に過ごす
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:56:00.26 ID:FUYfTW4Jo
- まだ大和の関係を続けているのかと問い詰める
- 878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:56:00.41 ID:eDudvoE+O
- 大井と提督が夫婦であると言う設定で
危険日孕ませSEXして二人目を作る
その様子をカメラで録画する
- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:56:00.50 ID:2O9OpZ9zo
- 娘と遊んであげている提督を見て感慨にふける大井
- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 22:56:00.94 ID:fyZrHslHo
- >>746
- 881 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/13(木) 23:09:27.45 ID:MFRRBYF20
- ――自室
提督「はぁ……」
提督(だいぶ楽にはなったな……全く、酷い目に……)
ガチャ…
提督「……!」
大井「………」
提督「……人にはノックしろと言っておいて、お前はしないのかよ」
大井「アンタにだけは言われたく無い。そんなことより……」
提督「……何だ。俺は今、部屋で休んで……」
大井「……昨日も、どうせ"あの女"の家に泊まったんでしょう?」
提督「………」
大井「アンタ、いつまでこんなことを……」
提督「………」
大井「"あの日"だけじゃなく、今も……」
提督「………」
大井「……っ」ギリッ…
提督「……まどろっこしいんだよ。俺とヤりたいなら、とっとと正直に……」
大井「アンタは……っ!」ガシッ
提督「……!」
大井「私が、"あの日"……いや、今だって……どんな気持ちでいるか、分からない訳……!?」グッ…!
提督「………」
大井「アンタがあの時、あんなことをしなければ……こんなことには、ならなかったのに……!」プルプル
大井「お互い、今のような最低な関係を続けること無く……今まで通り……っ!」プルプル
提督「………」
好感度上昇率判定:提督の反応は?
01〜09:怒鳴る
10〜49:反論する
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:無言
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:涙を流す
好感度上昇:大 ×2.0
直下
好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇
↓2
- 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:09:35.20 ID:OSxj+OdT0
- んる
- 883 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:09:43.71 ID:V7FysrFe0
- あ
- 884 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:10:17.68 ID:IvW1BalCO
- 29.5か……
- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:10:43.67 ID:fyZrHslHo
- うおお…
- 886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:11:59.81 ID:yqO9vBnHO
- まおーさま「わたし以外の女は低い数値になる呪いをかけたわ!」
- 887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:14:19.50 ID:2O9OpZ9zo
- >>886
自分のターンにする魔法にしろポンコツぅ!
- 888 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/13(木) 23:30:49.33 ID:MFRRBYF20
- 20→02:激怒 1×1.0=1 1+28.5=29.5/50
提督「……せえ」プルプル
大井「何よ!黙ってないで何か言ったら……」
提督「うるせえんだよッ!!」グイッ
大井「きゃっ!?」バタッ
提督「黙って聞いてりゃ良い気になりやがって!被害者面してんじゃねえぞ!?」ギロッ
大井「……ひ、被害者面はどっちが」
提督「俺があれだけ必死に説明してもお前は全く聞く耳持たなかっただろうが!!俺が全部悪いってのか!?」
提督「あぁそうだな!お前は俺を全否定して悪者に仕立て上げ、挙句兄さんにすり寄ったビッチだもんな!」
大井「ビッチじゃないわよ!アンタのようなヤリチンと一緒に……」
提督「黙れッ!!俺と肉体関係を持ち続けてる奴が何を言おうと説得力無いんだよ!!」
大井「……っ!」
提督「俺ばかり責めやがって……"あの日"、俺がどんな気持ちでいたか知らない癖に……!」
提督「いや、違うな。俺の気持ちを知ろうともしなかった癖に……!」
大井「……だって、アンタが」
提督「まだ言うのかよ!第一、俺があいつと関係を続けたとしても……"もう"お前には関係無い話だろうが!」
大井「……っ」
提督「それとも何だ?お前は俺と兄さんの二股をかけるが、俺はお前としかセックスしちゃいけないとでも言いたいのか?」
提督「そんな虫の良い話があるかよ糞ったれがッ!!」
大井「ち、違……私は……」
提督「今すぐ出て行け!しばらく顔を見せるんじゃねえッ!!」
大井「………」
提督「聞こえなかったのか!?出て行けって言ってんだろうが!!」
大井「……っ」スタスタ…
バタン…
提督「……畜生!何なんだよ、どいつもこいつも……クソッ……!」
――部屋の外
大井「………」
大井(提督の馬鹿……馬鹿馬鹿、馬鹿っ……どうして、私が責められなきゃ……)
大井(……確かに、私がアンタと兄さんの2人と関係を持ってるのは最低よ。でも、それはアンタもでしょう!?)
大井(それなのに、自分のことは棚に上げて……"あの日"、アンタはあんなに……!)
大井「……っ!」ギリッ…!
大井(どうして、こうなるのよ……今までなら、こんな醜い口喧嘩なんてしなかったのに……!)
大井(……"あの女"のせいよ。確かに提督も最低だとは思うけど……"あの女"がいなければ、あんなことには……!)
大井(どうしてくれるのよ……!お前のせいで、私と提督は……人生が、お互いの関係が……滅茶苦茶になって……)
大井「……っ」ズキッ…
- 889 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/13(木) 23:41:01.53 ID:MFRRBYF20
- 〜 7月3週 〜
――8周目大学・キャンパス内
暁「提督〜」
提督「………」
提督(……控えめに言っても、この前の俺は最低だ。クズだ。糞野郎だ……)
提督(いくら大井から耳に痛い言葉を突きつけられたからって……)
提督(仮にも、交際していた相手に言う言葉じゃないだろ……)
暁「ねぇ、提督ってば〜」
提督「……っ」
提督(だけど、あの時の大井の反応は……それだけ、ショックだったんだよ……!)
提督(俺のことを信じてくれると思っていた大井に……拒絶されたのは……)
提督(それなのに、今は肉体関係だけが続いて……どうしたら良いんだよ、俺は……)
暁「ちょっと、聞いてる〜?」ツンツン
提督「………」
提督(こんなこと、誰にも相談出来ない……愚痴だって、言えるはずが無い……)
提督(だけど、自分で溜め込むのも……辛いんだよ。苦しんだよ……!)
暁「………」
提督「うぅっ……」
暁(……えっと、もしかしてそーとー悩んでる?私がいくら声をかけても、机に頭を隠したまま返事してくれないし……)
アブルッツィ「………」ジー
アブルッツィ(提督……最近、目に見えて顔がやつれていっているような……)
アブルッツィ(だけど、私は必要以上に他者に踏み込む訳には……でも、彼はもう1年も一緒に過ごした友人で……)
アブルッツィ「………」
↓1大井のコンマ 好感度:29.5/50
↓2暁のコンマ 好感度:36/50
↓3大和のコンマ 意識度:16/50
↓4アブルッツィのコンマ 好感度:14.5/50
反転コンマが最大のヒロインと交流します
- 890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:41:20.26 ID:mQntWxF0O
- (「・ω・)「まおー
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:41:22.69 ID:IvW1BalCO
- おーい
- 892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:41:58.19 ID:Rbb7Z3OZ0
- ぴゃっ
- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:42:01.54 ID:fyZrHslHo
- あ
- 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:42:05.45 ID:OSxj+OdT0
- やまま
- 895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:42:29.65 ID:Tp8fTo5EO
- まおーさまきたな……
- 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:43:33.27 ID:4Ub6paqt0
- ん
- 897 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/13(木) 23:43:39.58 ID:MFRRBYF20
- 暁は何をしている?もしくは提督と暁は何をしている?
23:47以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:51までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし暁の魔王に関する言動については、提督は本気にしていないことを前提として頂けると幸いです。
※また、他のヒロインについては暁と面識が無い大井や、1歩引いた立場を保とうとするアブルッツィが登場する展開は避けていただけると幸いです。
※その他、プロットの関係で内容をアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。
- 898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:43:41.70 ID:2O9OpZ9zo
- ここで決めるぐらいの勢いないと負けそう
- 899 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:46:33.74 ID:Tp8fTo5EO
- 今日はみんな仲良くコンマ低そう
- 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:47:00.53 ID:2O9OpZ9zo
- 暁、自分の好きな物を提督に奢って元気付ける
- 901 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:47:01.16 ID:fyZrHslHo
- プールに誘う
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:47:03.02 ID:MPeKCIjp0
- テスト勉強に目を回してる
- 903 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/13(木) 23:47:08.43 ID:qiJbrPin0
- 魔王時代の事をネット小説にしていた暁
見事商業作家デビューする
- 904 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/14(金) 00:02:07.57 ID:uCytksKZ0
- ――8周目大学・キャンパス内
提督「………」ズーン…
暁「うぅ……」オロオロ
暁(いつも勉強のことでお世話になってるし、何とか元気づけてあげたいけど……)
暁「……あっ、そういえば」ゴソゴソ
暁(先週、お母さんからプールの割引券貰ったんだっけ!)
暁(お母さんは『お友達と楽しんで来たらどう?』って言ってたけど、大学の友達って提督くらいしかいないし……)
暁(提督に暗い気持ちを吹き飛ばして貰うには、ちょうど良いかも……よしっ!)
提督「はぁ……」
暁「……ね、ねぇ、提督っ」
提督「……ん?」
暁「やっと反応してくれた……はい、これっ!」スッ…
提督「……プールの割引券?」
暁「お母さんから貰ったんだけど……良かったら、今度の日曜に一緒に行かない?」
提督「いや、家族と行けば……」
暁「どうせお母さん達とは夏休みに行くもん。折角だから、提督と行きたいな〜と思って」ニコッ
提督「………」
暁「あっ、もしかして忙しかったりする?無理にとは言わないけど……」シュン
提督「………」
提督(そんな悲し気な顔されたら、断るに断れないじゃないか……)
暁「えっと……」
提督「……分かった。俺で良ければ付き合うよ」
暁「本当!?」パァッ
提督「あぁ。幸い、予定も無いしな……それに、良い気分転換になりそうだ」
暁「やったー!じゃあ、日曜に10時に○○プールで集合ね!水着忘れちゃダメよ!」
提督「分かった。暁こそ、水着と間違えて下着着ながら出て来るなよ?」
暁「うっ……そ、そんなことしないもん!中学生じゃないんだから!」
提督(なるほど、中学生の時にやらかしたんだな……それはともかく、プールか……最近、行って無かったな)
好感度上昇率判定:当日の提督の様子は?
01〜49:大井と遊びに来た時のことを思い出してしまい……
好感度上昇:小 ×1.0
50〜98:普通に楽しむ
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目(40未満):暁と過ごしていると、嫌なことを忘れられると心を落ち着かせる
ゾロ目(40以上):暁と過ごす時間が、本気で心の拠り所になっていると感じる
好感度上昇:大 ×2.0
直下
好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇
↓2
- 905 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:02:11.18 ID:XlkJGijLO
- 予想、1
- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:02:21.09 ID:nIlNMqzp0
- かもん
- 907 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:02:27.10 ID:lpB1BKk4O
- 堕ちろ
- 908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:03:17.79 ID:HVqu4AqDO
- 49.5だああああああ
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:07:29.72 ID:ez7INl+To
- ヤバイ……
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:08:05.03 ID:nIq0V78nO
- 9×1.5=13.5
36+13.5=
あっ、某軽巡の呪いが…いやでも前作では腐敗伝説だし…
- 911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:08:43.77 ID:UWG7BWBWO
- 大井に逆転のチャンスを…
- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:09:47.06 ID:nIlNMqzp0
- でも暁以外は最大値引いても50に届かないから次選ばれれば終わりというのは明確なアドバンテージだ
- 913 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:11:33.20 ID:lOunoD9l0
- まおー様ならきっとっ……まおー様ならきっとゴールしてくれる!
- 914 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/14(金) 00:12:45.92 ID:uCytksKZ0
- 暁「うぅっ、後1歩……後1歩でゴールなのにぃ……!」
阿武隈(2周目)「その数字、出しちゃったんだぁ……へぇ……」ユラッ…
暁「ひぃっ!?こっちこないでぇー!?」
大井「くっ……かなり差をつけられたわね……」
大和「……っ」ギリッ…
アブルッツィ(……いつの間にか最下位になっちゃうなんて。でも、まだ諦めるのは早いわよね……!)
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は本日の夜か、明日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:13:38.40 ID:05wDnTvm0
- 乙でしたー
- 916 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:15:58.87 ID:ez7INl+To
- 乙
幼馴染の亡霊成仏して…
- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:17:49.99 ID:8GwuCYwLo
- おつおつ
- 918 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:18:14.33 ID:lpB1BKk4O
- おつ。
がんばれ、まおーさま。
- 919 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:19:38.01 ID:lOunoD9l0
- おつおつ まおー様には幸せになっていただきたい
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 00:24:01.99 ID:d2lpDgoD0
- 乙です
まおー様応援したい
あぶーは四番目の愛人になるよりは、次回のチャンスを貰った方が良かったと考えれば(震え声)
- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 10:53:55.77 ID:zqUfD/qLO
- まおー様という設定だけに万が一うっちゃられても
むしろ魔王様になってやべーことになりそうなので
それはそれで凄いことになりそう
- 922 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 11:00:41.12 ID:PfQiGXYr0
- 大和や暁は仮に失恋しても
霞先輩が立場上敵として介入するも互いに身の上知って意気投合から
連日飲み屋で愚痴り合う関係になりそうだから大丈夫
- 923 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 15:16:42.21 ID:66oNa4OsO
- あぶぅの49.5は他が全員ゴールしてたり、妨害すり抜けてのセルフ寸止めだったりと格が違いすぎる
- 924 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/14(金) 17:23:42.46 ID:qupXCMyDO
- 阿武隈:幼馴染みで初代失恋艦&好感度現界突破&他三人ゴール独り負けと言う奇跡
潮:政略結婚の生贄にされた二代目失恋艦
浜波:お兄ちゃんが妹を愛人にした三代目失恋艦
霞:町の平和は守っても自分の幸せは守れない四代目失恋艦
夕立:信じられるのはお金だけっぽい五代目失恋艦
大和:リセマラからの爆死予定?
wktk
- 925 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 17:23:20.26 ID:Y+UAv46Q0
- 18:30〜19:30頃開始予定です。
- 926 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 19:25:11.45 ID:Y+UAv46Q0
- 始めます。
- 927 :長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 19:28:44.90 ID:Y+UAv46Q0
- 18→81:おや?まおー様の様子が……(※40以上到達の為、ゾロ目と同じ展開になります) 9×1.5=13.5 13.5+36=49.5/50 <リーチ!>
――プール施設・流れるプール
ワイワイ ガヤガヤ
提督(水着)「………」
暁(子供用のフリフリした可愛らしい水着)「………」
提督「……人、多いな」
暁「……うん」
提督「でも、これくらい賑わってる方が……夏らしくて良い」
暁「そっか……」
提督「………」チラッ
暁「……な、何?」
提督「いや、その水着……」
暁「……これしか無かったのよ。どうせ私みたいなお子ちゃま体型だと、こういう子供っぽいのしか……」
提督「……似合ってるぞ」
暁「へ?」
提督「暁らしくて、良いと思う……」
暁「……それって、私がやっぱりちっちゃいってこと?」
暁(提督、いっつも私のことからかってくるし……)
提督「そうじゃない。ただ純粋に、可愛いと思ったんだよ」
暁「え……///」
提督「………」
提督(いつもなら『小学生みたい』とか言ってからかう所だが……今はそんな気分じゃない)
提督(家でもあいつの家でも、心身共に疲れ果てて……だから、暁と過ごす時間は本当に心が癒されて……)
提督(今日だって、暁は『友人とプールで楽しむ』くらいの感覚だろうけど……俺にとっては、数少ない安らぎの一時なんだ)
提督(いや、一時なんてものじゃない……暁と一緒にいる時こそが、俺の心の拠り所と言っても過言じゃない)
提督(それほどまでに、俺は暁に……癒しを求めている。暁がいなかったら、俺は……今以上に、精神的に追い詰められて……)
提督「……暁」
暁「う、うん……///」
提督「ありがとう。俺をプールに誘ってくれて……」ニコ…
暁「……!///」ドキッ
暁(提督、今……笑顔になってくれた……///)
- 928 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 19:30:23.48 ID:Y+UAv46Q0
- 暁「……///」ドキドキ
暁(あれ?どうして、提督の笑顔を見たら……胸がドキドキするのかな。今まで、こんなこと……無かったのに///)
暁(あったとしたら、敵にやられそうになってる時くらいだけど……このドキドキは、違う……///)
暁「……///」ギュッ
暁(ど、どうしよう……私、魔王なのに……この世界を支配しようと思ってるのに……///)
暁(提督のことを……1人の人間のことを、好きになっちゃうなんて……!///)
提督「……暁?」
暁「ふぇっ!?///」
提督「どうしたんだ?急に黙り込んで……」
暁「あっ、えっとっ、何でもないの!///」
提督「……そうか」
暁「はぅ……///」ドキドキ
暁(何だか、悔しいかも……魔王が、人間に心を奪われちゃうなんて……///)
暁(でも、仕方ないじゃない!今まで、いつも私に勉強教えてくれたし……色々、助けてくれたんだもん……///)
暁(最初はゆーのーな人材と思ってたけど……いつの間にか、それ以上の気持ちを抱いちゃって……///)
暁「………」
暁(あっ、だけど私……提督に、ずっと『私は魔王よ!』って言い続けてたよね……)
暁(そのたびに提督はうんざりした顔してたし……やっぱり、魔王の私のことなんて……嫌、なのかな……)
暁(実は私のことが怖くて、嫌々付き合ってくれてただけだったりしたら……)
提督(今日の暁は大人しいな。いつもなら『ここの人達を魔王の私が支配するのよー!』とか言い出すのに)
暁(どうしようどうしよう!?もし提督に嫌われてたら、私……)
暁「……っ」フルフル
暁(い、いや、落ち着いて……私は魔王なのよ。魔術なんて使えなくても、人間の心くらい簡単に掴んで……///)チラッ
提督「………」
暁「……///」フイッ
暁(や、やっぱり無理っ!1回意識しちゃったら、なんか提督の顔見るのも恥ずかしい……///)
暁(だって、今まで男の人にそーゆー感情抱いたこと無かったんだもん!こんなこと初めてなんだもん!///)
提督「……本当に大丈夫か?」
暁「ひえっ!?だ、だだだだ大丈夫!ほら、今度はむきょうでおよぎゅましょ!///」
暁(ひぅぅっ!?噛んだぁ!///)
提督「あ、あぁ」
暁「う〜……///」
暁(こ、これからどうしよぉ……提督のこと、まともに見られないよぉ……///)
- 929 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 19:32:45.86 ID:Y+UAv46Q0
- 〜 7月4週 〜
――8周目大学・キャンパス内
提督「はぁ……そろそろ夏休みだな……」カキカキ
暁「……///」チラッチラッ
提督(今までは大学で現実逃避が出来ていたが、これから1ヶ月以上は……嫌でも大井と1日中、顔を合わせることになるのか……)カキカキ
提督(大和はどうせ休みなんて関係無しで俺を呼び出して……いや、俺から連絡を入れることすら……クソッ……)カキカキ
提督(暁やアブルッツィとも、休み中はあまり会えなくなるし……いや、ゼミ活動の時なら何とか……)カキカキ
暁「……///」チラッチラッ
提督「……暁?」
暁「ひゃいっ!?///」ビクッ
提督「さっきから何してるんだよ。もうすぐ試験だろ?勉強に集中出来てるのか?」
暁「と、とーぜんじゃない!///」
提督「じゃあ何で上の空になったり俺の顔をチラチラ見てるんだよ」
暁「えっ、あ、そ、そんなことないもん!///」
提督「………」
暁「……///」
暁(本当は嘘……提督のことが気になって、勉強に手がつかない……///)
暁(だ、だけどっ!ちゃんとバレないよう隠せてるはず!だって私魔王だし、それくらいよゆーだもん!///)
提督「……もしかして、分からない問題があるのか?」
暁「へ?///」
提督「いや、お前がいつも俺を見る時は大体ヘルプ要請だからさ」
暁「……あ、あー、そ、そうなのよ!ここが分からにゃくて!///」アセアセ
提督「どれどれ……いや、普通に正解してるじゃないか」
暁「う……///」
暁(ごまかしきれなかった……って近い近い!提督の顔近過ぎ!こんなんじゃ勉強なんて無理よぉ!///)
↓1大井のコンマ 好感度:29.5/50
↓2暁のコンマ 好感度:49.5/50 <リーチ!>
↓3大和のコンマ 意識度:16/50
↓4アブルッツィのコンマ 好感度:14.5/50
反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし暁が最大値の場合はEND開放が確定します
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 19:33:09.51 ID:aK74TB9Fo
- ぷ
- 931 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 19:33:16.30 ID:1ZwJLVAi0
- 大井っち…
- 932 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 19:33:28.07 ID:36oe8YEmO
- まおーさま、がんばえー
- 933 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 19:33:45.42 ID:Es2wLJfrO
- あ
- 934 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 19:35:49.07 ID:Y+UAv46Q0
- 大和は何をしている?もしくは提督と大和は何をしている?
19:39以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし19:43までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます
※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※R-18系安価の場合は『提督や大和の命に係わる内容』のみNGです。
ただし、あまりにぶっ飛んだ内容や激し過ぎる内容等は"軌道修正"される場合があります。
また、どんな内容でも基本的には大和が攻めで提督が受けになります。それだけでなく、他のヒロインが登場する展開も避けて頂けると幸いです。
※その他、R-18系安価に限らず、プロットの関係で内容をアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。
- 935 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 19:39:00.43 ID:JV2rP1LFo
- 足コキしてもらう
- 936 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 19:39:01.16 ID:Es2wLJfrO
- 大和が自分と提督との逆レイプ映像で作ったAVを使って自室で自慰をする
誰かに見つかるかも?
自慰をしているのは提督
- 937 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 19:39:01.46 ID:1ZwJLVAi0
- 提督が家族皆で夕ご飯を食べている中に時間停止で忍び込み
提督と自分だけ動けるようにして
今晩出なくなるまで搾り取る
- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 19:39:07.69 ID:wCn66itL0
- 海で水中SEX
- 939 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 19:39:59.25 ID:WRCaCGmr0
- 大井とデート中の提督を、提督と自分以外の時間を止めて、大井の目の前で犯す
- 940 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 20:02:25.16 ID:Y+UAv46Q0
- ――プライベートビーチ
大和(原作で着ていた水着)「さぁ提督さん!一緒に思う存分泳ぎましょう♪」
提督(水着)「………」
提督(プライベートビーチってだけでも凄いのに、ホテルまで貸し切りなのかよ……もう突っ込む気にもなれん……)
大和「他のお客様はいませんから、どんなことでもヤりたい放題です♪」ペロッ
提督「……どうせ拒否権は無いんだろ」
大和「ふふっ……///」
大和(仮に拒否したとしても、いつも通り私が貴方を包み込むだけですから……///)
――数十分後・海
大和「あんっ!ど、どうですか?青姦で興奮した提督さんには……んっ、ピッタリなシチュエーションでしょう……ひゃんっ!///」
ずちゅっずちゅっ!パシャッパシャッパシャッ!
提督「ば、馬鹿かお前は……くぅっ、あっ……海でヤる奴が……!///」
大和「んんっ、安心、して下さい……もし溺れても、係りの者がすぐ救助に……んぁっ♪///」
どちゅっどちゅっどちゅっ!バシャッバシャッ!
提督「ぐっ……うぁっ……///」
提督(水の中だからか、いつもと違う刺激が……水圧のせいで、中々イケないのが……返って……!///)
大和「……んっ///」チュッ
提督「んむっ!?///」
大和(ふふ……♪///)ザプン…
提督「んーっ!?///」
提督(キスしてきたと思ったら、海中に引きずられ……っ!?///)
大和「んむっ、んうっ……んふっ///」
じゅぽっじゅぽっ!ごりゅっぐりゅっ!
提督「んぐぅっ!んんっ、んむぅっ!?///」
提督(こいつ、何考えて……体は足で掴まれて、顔は手で抑えつけられて……口も……!///)
提督(ダメだ、息が出来ない……!しかも腰からは大和のギュウギュウに締め付けられた膣の感触が……!///)
大和「んちゅっ、んむぅっ……♪///」ギュウッ
ぐっちゅぐっちゅぐっちゅ!ぱちゅんぱちゅん!
大和(あぁっ……♪このまま、海の中で溶け合ってしまいたい……♪///)
大和(上も下も分からない状態で、お互いの口から酸素を求め合って……そんな生死の境目での行為は、一層興奮して……!///)
ぐりゅっぐりゅっ!どちゅっどちゅっ!
提督「んぐぅっ!?んぅぅぅっ!?///」
大和「んふぅっ……♪///」ゾクゾクッ
大和(苦しいですよね?今すぐでも空気を吸いたいですよね?私の肺に詰まった空気を吸って下さい///)
大和(それでいて、酸欠の苦痛から逃れる為に……私の体を味わって下さい♪私だけを求めて下さい……♪///)
意識度上昇率判定:この後どうなる?
01〜49:提督、酸欠で気絶
意識度上昇:小 ×1.0
50〜98:提督、そのまま射精した後に気絶
意識度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、射精した後に酸欠ギリギリの所で浮上
意識度上昇:大 ×2.0
直下
意識度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇
↓2
- 941 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 20:03:10.91 ID:BBWGBuG+0
- 戦艦と海中ってのも凄い話だな…この話では違うけど
- 942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 20:04:47.30 ID:7q/3/y6H0
- ぴゃあ
- 943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 20:04:55.09 ID:JV2rP1LFo
- あ
- 944 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 20:09:19.41 ID:y8YUwmEl0
- まだゴール圏内は暁だけか
- 945 :次は大和の意識度20到達パートです。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 20:20:02.09 ID:Y+UAv46Q0
- 91→19:イく前に逝きそう 10×1.0=10 10+16=26/50
提督「んっ……んぐっ……」ピクピク
提督(もう、ダメ……だ……意識、が……)
提督「………」カクン…
大和「んちゅ、ちゅぷっ……んん?」
提督「………」
大和(これは、もしかして……1度上がりましょうか)ブクブク…
ザバァッ!
大和「ぷはぁっ!提督さん、大丈夫ですか?」
提督「………」
大和「……酸欠で気絶しちゃいましたか」
大和(さっきまでの表情から推測すると、後少しで絶頂するところだったはず……)
提督「………」
大和「いえ、それよりまず浜辺に上がらないと。提督さんの呼吸が止まっていたら大変ですから」バシャバシャ…
大和(……仮にそんなことになっていても、"何とかする"ことは出来ますけどね)
――数分後
提督「………」
大和「……良かった、息はあるみたい」
提督「……っはぁ!?」ガバッ
大和「きゃっ」
提督「はぁーっ、はぁーっ……お、お前っ、殺す気か!?」
大和「ごめんなさい。もう少し早く浮上すべきでしたね」
提督「そういう問題じゃ……」
大和「でも、水中でのセックス……気持ち良かったですよね?」
提督「ば、馬鹿言うな!こっちは死にかけ……」
大和「………」ジー
提督「……くっ」
提督(悔しいが、確かに……あの無重力のような状況でのセックスは、いつもより……)
提督(畜生……!どうして俺は、こいつから離れられないんだ……!どうして、こいつの快楽に抗えないんだ……!)
提督「……いやでも、もう少しで本当に死ぬところだったのは紛れも無い事実……」
大和「大丈夫です」ニッコリ
提督「っ!?」ゾクッ
大和「提督さんは、決して死ぬことはありませんから」
提督「………」
提督(な、何だ……?今、こいつから妙な圧が……)
大和「………」
大和(そんなことにならないよう……いえ、仮になってしまっても……"未然に"防げますから)
- 946 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 20:46:37.60 ID:Y+UAv46Q0
- 大和「………」
大和(あの事件からもう3000年が経ったのよね……私にとっては、20年……いえ、2〜30年ほど前の出来事に感じるけれど)
大和(今でこそ、人間として過ごす私だけど……かつては、魔界では私の名を知らない者はいないほどの大魔導士だった)
大和(現代の魔法使いと同じように、様々な世界から依頼を受けては……現地での問題解決に貢献してきた)
大和(もちろん、ずっと異世界へ出向いている訳じゃない。普段は魔導書の間……現代では『古文書の間』と言うんだっけ)
大和(私はそこで自分が開発・確立させた魔法を記し……次世代の魔族達に、私の魔法を伝授しようとした)
大和(その甲斐あって、現代では『最初に時を司る魔法を確立させた偉大なる大魔導士』として……私の名が語り継がれていた)
大和(最初に知った時は、少し恥ずかしかったけど……自分の行いが無駄では無かったことが知られて、嬉しかったな……)
大和("時を操る魔法"は私の得意分野。戦闘はもちろんその他の用途でも応用が効きやすいから重宝していた)
大和(そんなある日、私が魔導書の間で活動していると……突然、異世界からの来訪者が現れた。今思えば、それが全ての始まりだったのかも……)
――約3000年前・魔導書の間
ヤマト「……ふぅ」カキカキ
ヤマト(この魔法はこれで良し。次はあの魔法を書き記さないと……)
パシュンッ…!
ヤマト「うっ……!?」
ヤマト(何、この眩い光は……!?)
女戦士「はぁっ、はぁっ……」ドサッ
ヤマト「……っ!?だ、大丈夫ですか!?」
女戦士「こ、ここは……ゴホッ……」
ヤマト「酷い怪我……一体何が……いえ、それよりまず手当を……」
女戦士「い、いえ……私はもう、長くは……っぐ!」
ヤマト「諦めてはダメです!手当すれば、まだ……」
女戦士「それ、より……貴女、魔術……使える、の……?」
ヤマト「え?は、はい。でも、どうして……」
女戦士「貴女から、魔力を感じ……ゲホッ!それ、より……1つ、だけ……」
ヤマト「無理に話さないで下さい!傷口が……」
女戦士「私の、世界は……魔王に、支配されようとして……止めようと、ぐぅっ!した、けど……返り討ちに……」
女戦士「咄嗟に、魔法で逃げたけど……私はもう、手遅れ……だったみたい……だか、ら……!」ギュッ
ヤマト「……!」
女戦士「どうか……私の故郷を、守って……これ以上、魔王に侵略、され……たら……」
ヤマト「………」
女戦士「おね……が、い……」ガクッ…
ヤマト「……っ」
ヤマト(貴女は……それを、伝える為に……自分の怪我よりも、故郷を救うことに望みを託して……)
ヤマト「………」ギュッ…
ヤマト(貴女の依頼、承りました。私が責任を持って……貴女の世界を救ってみせます。大魔導士の名に懸けて……!)
- 947 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 21:01:28.36 ID:Y+UAv46Q0
- ――
大和「………」
大和(あの後、その女性は亡くなって……丁重に埋葬した後、私は彼女の世界について調査することにした)
大和(当時の私にかかれば、特定の世界を調べることは容易かった。そして、調査を続けていく内に……"魔王"の存在を知った)
大和(その魔王はアカツキと言い、手下の悪魔と共に世界を支配しようと……罪の無い多くの人々を傷付けている)
大和(私はこれ以上の犠牲者を出させまいと、大急ぎで準備を整え……その世界へ向かった)
大和(魔界へ助けを求めて来た女性の望みを叶えるべく……当時の私は、何としてでも魔王を倒そうと心に誓った)
――異世界
アカツキ「やー!」カッ…!
ビシャビシャビシャーン!
村人A「うわああああっ!?」
村人B「逃げろおおおおっ!?」
悪魔「お見事です魔王様!今の雷鳴魔術でほとんどの人間が逃走しました!」
悪魔A「この調子なら、厄介な敵が現れなければ数日でこの地を征服出来ることでしょう!」
ヤマト「………」シュパッ…!
アカツキ「へ?」
悪魔達「……!」
ヤマト(彼女が、魔王……どう見ても少女にしか見えないけど、実力は本物みたいね……)
ヤマト(それなら、私も細心の注意を払わなければ……油断すると、返り討ちに合いかねない……!)
ヤマト「……この世界で罪の無い人々に迷惑をかけるのは貴女ですね」
悪魔達「っ!?」ゾクッ
アカツキ「だ、誰?」
悪魔達「危ないです魔王様!下がって――」
悪魔(くっ……!)カッ…!
ヤマト(攻撃を仕掛ける前に、一応は話し合いから始めましょうか……無駄だとは思うけど)
ヤマト「はっ!」カッ…!
悪魔達「」ピタッ
シーン…
悪魔(なっ……!?)
アカツキ「……何か急に静かになったけど、どうしちゃったの?」
悪魔「……魔王様、今すぐお逃げ下さい」
アカツキ「え?」
ヤマト(……なるほど。魔王の隣にいるだけあって、彼は中々やりますね)
ヤマト「……魔王はあえて対象外にしたとはいえ、まさか貴方まで時間停止から逃れるとは思いませんでした」
悪魔「時間停止魔術……魔王様でさえまだ使えない魔術を、いとも容易く行使するとは……」
アカツキ「じ、時間停止!?」
- 948 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/15(土) 21:12:25.12 ID:Y+UAv46Q0
- 中途半端な所で申し訳ありませんが、今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は明日の夜か、明後日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。
- 949 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:14:10.85 ID:JV2rP1LFo
- おつおつ
本人じゃったか…どこで闇墜ちしちまったんだ大和…
- 950 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:30:24.49 ID:N+3LL4BiO
- ご先祖様じゃなくて流石に草
大和さんェ…
- 951 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:32:42.08 ID:1ZwJLVAi0
- 乙でした
大井っちが提督と結ばれるといいなぁ…
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 21:57:13.91 ID:7q/3/y6H0
- 一方、タイムマシンで未来から現代に来てた五月雨であった
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/15(土) 22:57:09.13 ID:uKjcN3wxO
- 乙
まさかのヤマト=大和でビビった
後はアブ姉だけか?正体というかバックストーリーが謎なのは
- 954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 15:45:41.06 ID:HFk+nymm0
- なんだかんだバランスよく選ばれてていいな
- 955 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/16(日) 18:44:58.05 ID:v9G3coMqO
- 力を失った暁とは違って今でも現役の大魔道士だもんそりゃそこらへんの媚薬なんか屁でもないわな
>>837を見る限り現在の暁と面識ありそうだけど暁の事どう思ってるんだろ?
- 956 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 01:44:28.19 ID:XaHmOwpAO
- 過去の設定が無駄にならず他の週に繋げてくるのしゅごい
霞が目指してた魔道士がそのまま大和の設定になるとはなあ
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 07:36:56.36 ID:XOEyqHOA0
- 大井:5回
暁:6回
大和:3回
アブルッツイ:2回
なんで、あんまりバランスよく選ばれてなかったりする
- 958 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 10:41:55.37 ID:Bzl9E5U1O
- あー霞の設定と繋がってんのか大和
憧れの魔道士がこの有様じゃ霞ちゃんガッカリしそう
失恋しても潔く諦める霞ちゃんと見苦しく何度もループしてまで想い人を手に入れようとする大和との差よ
- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 18:50:46.23 ID:rzRX/bu7O
- 何となくだけど暁失恋しそう
- 960 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/17(月) 19:02:02.73 ID:11SV3U4K0
- 22:00〜23:00頃開始予定です。
- 961 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 21:20:43.92 ID:6JVCy6yRO
- >>958
つまり愛人になるより常識を優先して失恋した幼馴染()と引きこもり妹が大正義って事ですね!
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 21:28:54.79 ID:Xvc7V2FSO
- >>961
身も蓋もない言い方になっちゃうけど下手に二股以上のビターで終わって次回登場の目が潰れるぐらいなら
失恋して次回以降純愛ハッピーでも引けたほうが良いって考え方もある
単純に一回でエンド到達した艦娘より出番多くなるし色んな設定も楽しめるぞ
- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 21:42:49.64 ID:avGMrgPn0
- 阿武隈は次の出番こそ正ヒロインポジで登場してハッピーエンド迎えるから(迫真)
たしかに三番、四番目の愛人扱いでビターエンドなら次回登場に期待した方が良いと言う考えもあるわね
- 964 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/17(月) 22:59:22.48 ID:11SV3U4K0
- 始めます。
- 965 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/17(月) 23:01:45.08 ID:11SV3U4K0
- 悪魔「……お前は何者だ」
ヤマト「申し遅れました。私は魔界からやって来た大魔導士……ヤマトと言います」
アカツキ「だいまどうし……?」
悪魔「……この世界の者では無いらしいな」
ヤマト「………」
悪魔「咄嗟に自らの魔力をぶつけ、相手の力を相殺しようとしたのは正解だったようだ。そうでなければ、私も今頃……」チラッ
アカツキ「……そ、そのだいまどうしが何の用なの!?」
ヤマト「……貴女のせいで、幾多の罪の無い人々が悪魔達に支配されたり、犠牲になったんです」
アカツキ「それは向こうが私を攻撃して来るから……」
悪魔「……例えそうだとしても、お前には何の関係も無いだろう」
ヤマト「そんなことはありません。この世界から命からがら逃げ出して来た方に頼まれましたから」
ヤマト(……彼女は、自分の命よりも故郷の未来を優先した。命懸けで、私に助けを求めてきた)
ヤマト(彼女だけじゃない。今まさに、魔王のせいで……彼女のように不幸になってしまう人が沢山いる)
ヤマト「大魔導士として、助けを求められれば答えない訳にはいきません」
ヤマト(彼女の、最後の望みを託された身として……必ず、魔王を倒してみせる。この世界を、救ってみせる……!)グッ…!
――
大和「………」
大和(その後、隣にいた悪魔は時間停止で無力化し……交渉も無駄に終わり、私は魔王と一騎打ちで戦うことになった)
大和(彼女と戦って分かったのは、どうも彼女は自分の能力の使い方を熟知していないらしいこと)
大和(ただ闇雲に己の力を乱用するだけ……正直、戦法だけなら今まで戦って来た悪人達の方が強敵だった)
大和(でも、彼女が宿す力は天変地異を自在に引き起こせるほど強大で……稚拙な戦法で無ければ、私は危うく負けていたかもしれない)
大和(受ければ無事では済まない攻撃を、時間停止魔法を使用して回避する……でも、相手は自分の魔力をぶつけて、私の時間停止を相殺してしまう)
大和(時を司る魔法を中心に戦う私にとって、時間停止が通用しない相手は……相性が最悪だった。その結果、長期戦にもつれ込んで……)
大和「……それでも、何とか彼女を追い込んだんだけどね」
――
アカツキ「はぁっ……はぁっ……」
ヤマト「……もうおしまいですか?」
アカツキ「まだまだ、これ……からっ……!」
ヤマト「………」
ヤマト(貴女の力がどれだけ強力だとしても、後先考えずに使用していれば……魔力切れを起こすことは予想していた)
ヤマト(きっと、単独での戦闘には慣れていないんでしょう。お陰で私は、魔力をセーブすることに専念し……貴女の自滅を誘うことが出来た)
ヤマト「……そのまま降伏するのであれば、命だけは助けましょう。抵抗するというなら、こちらも相応の……」
ヤマト(今の彼女なら、恐らく私の魔法を相殺するだけの魔力は残っていないはず……)
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 23:03:10.08 ID:LXzclP8BO
- 凛々しい時代の大和さん
- 967 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/17(月) 23:11:08.43 ID:11SV3U4K0
- アカツキ「……っ!」ギリッ…
シュパァ…ッ!
ヤマト「うっ……!」
シーン…
ヤマト「………」
ヤマト(逃げられちゃったか……でも、転移魔法なら所詮は時間稼ぎに過ぎません。探知魔法で彼女を探せば……)カッ…!
ヤマト「……え?」
ヤマト(どこにも、彼女の魔力反応が無い……それどころか、"この世界全域から彼女の反応が無い"……?)
ヤマト「……だとすると、次元転移魔法か」
ヤマト(腐っても魔王ということかしら。最後の最後で厄介な魔術を……)
ヤマト「………」チラッ
悪魔達「」
ヤマト(……仕方ありません。彼らは魔界で幽閉しておきましょう。魔王がいなくなったとしても、彼らを野放しにしておく訳にはいかない)
ヤマト(すぐに魔界へ戻って、彼女の位置を特定しなければ……)
ヤマト「……っ!」シュパッ…!
悪魔達「」シュンッ…!
――
大和「………」
大和(私は時間が止まった悪魔達を連れて、急いで魔界へ戻り……魔王がどの次元に逃走したかを調査することにした)
大和(魔王を倒さずにしておけば、間違い無く……彼女が逃げた世界が、何かしらの被害を受けてしまう)
大和(亡くなった女性から依頼を受けた以上……中途半端な形で放置することは、私のプライドが許さなかったから)
大和「……だけど、かなり大変だったのよね」
大和(最初に魔王の所へ向かった時は、女性が転移してきた座標を逆探知するだけだったけど……)
大和(今回は魔王がどこか分からない次元へ逃走してしまったせいで……幾多の次元を探知しなければならない)
大和(正直、凄く骨が折れる作業だったけど……人間界の基準で数ヶ月ほどかかって、ようやく魔王の居場所を特定した)
大和(人間界……私達魔族にとっては比較的身近な世界だったこともあり、逆に盲点になっていた。まさか魔王がこんな世界へ逃げていたなんて……)
大和(そして私は、今度こそ魔王を倒すと決意し……人間界へ向かうことにした)
- 968 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/17(月) 23:17:09.56 ID:11SV3U4K0
- ――人間界・某所
アカツキ「………」モグモグ
アカツキ(とにかく今は魔力を回復させて、味方を増やすことを考えないと。1人で戦っても、絶対に勝てないから……)
ヤマト「……!」シュパッ…!
ヤマト(魔王は……いた!呑気にフルーツなんて食べて……これまで、幾多の人々を犠牲にしてきた極悪人の分際で……!)ギリッ…!
ヤマト「……ようやく見つけました」
アカツキ「ッ!?」ビクッ
女性「!?」
ヤマト「……しばらく振りですね」
アカツキ「ど、どうしてここに……」
ヤマト「まさか次元を超えて別世界に逃走するとは思いませんでした。見つけるのに苦労しましたよ」
アカツキ「別世界って……じゃあ、ここは……」
ヤマト「人間界の地球という場所です。私のような魔導士にとっては、時折訪れる見慣れた世界ですが」
ヤマト(だからこそ、逆に貴女を見つけ出すのに時間がかかってしまったのが皮肉ですけどね……)
アカツキ「……あっ!そ、それより悪魔達は無事なの!?」
ヤマト「はい。少なくとも、命は奪っていません。もっとも、既に彼らの身柄を拘束し、魔界に幽閉していますが」
アカツキ「……っ!」ギリッ…
ヤマト「貴女はいずれ元の世界に戻り、世界征服を続けるつもりでしょう?となれば、見逃す訳にはいきません」
ヤマト「ここで完全に倒してしまうか、無条件で降伏してもらわなければ……あの世界に本当の平和は訪れませんから」ギロッ
アカツキ「……逃げても、どこまでも追いかけて来るってことね」
ヤマト「はい。あの世界を守って欲しいという願いを託されましたから」
ヤマト(そして、私自身の……罪の無い人々を守る、大魔導士としての名にかけて……)
アカツキ「……っ!」カッ…!
ヤマト「……!」カッ…!
ピタッ…!
アカツキ「あっ……!」
ヤマト(いきなり雷鳴を放ってくるとは……もちろん、そんなことは想定していましたが)スッ…
ビシャアアアアンッ!!
女性「〜っ!?」ダッ
ヤマト「……再び交渉決裂、ですか」スタッ
アカツキ(私が放った雷の時間を止めて……相変わらず反則じゃないの!?でも、今回こそは……!)
アカツキ「絶対、アンタを倒してみせるんだから……どんな方法を使ってでも……!」
- 969 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/17(月) 23:25:29.22 ID:11SV3U4K0
- ――
大和「………」
大和(それから先は以前と同じように、魔王が魔力の使い過ぎで自滅するまでの持久戦に持ち込んだ)
大和(とはいえ、相手も私の魔法が厄介だと気付いたことで……攻撃方法がより激烈になっていった)
大和(地震を引き起こして地割れを発生させたり、大津波で周囲の人々や建物を巻き込みながら私に攻撃したり……)
大和(挙句の果てには竜巻まで発生させて……この戦闘だけでも、多くの人々が犠牲になってしまった)
大和(いくら私が魔法を駆使して無関係の人々を守ろうとしても、相手は容赦無く私に様々な攻撃を繰り出して……)
大和(時間を止めようにも、相手は私の魔法を相殺してしまう……そのせいで、攻撃を回避するのが精一杯だった)
大和(……それでも、強力な魔術ばかりを乱発していれば、いずれは相手が先に限界を迎えるのは必然だった)
大和(もちろん、私も相応に魔力を使ってしまったけれど……やはり彼女は魔力切れになってしまい、私は今度こそ彼女に勝利した……)
大和「……その一瞬の油断を突かれて、私は……」
――
アカツキ「ぜぇ……ぜぇ……」
ヤマト「……相変わらず無茶な戦法を取りますね」
アカツキ「うる、さいっ……」
ヤマト「……っ」ギリッ…
ヤマト(貴女のせいで、また無関係な人々が……)
アカツキ「……降参よ」
ヤマト「……!」
アカツキ「私じゃアンタにはどうやっても勝てない……このまま戦い続けても、どうせ私が負けるだけだもん……」
ヤマト「……ようやく降伏する気になりましたか」
ヤマト(最初からそう言っていれば、罪の無い人々が犠牲になることは無かったのに……)スタスタ…
アカツキ「………」ニヤッ
ヤマト「……?」
アカツキ「……!」パァッ…!
ヤマト「……な、何を」
アカツキ「死なばもろともぉーっ!」ピカァ…ッ!
ヤマト(っ!?ま、まずい!早く時間を止めて……)
アカツキ「――っ!」カッ…!
ヤマト「や、やめ――」
- 970 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/17(月) 23:35:34.88 ID:11SV3U4K0
- ――ズドオオオオオオ……シーン…
ヤマト「きゃああああぁぁぁぁっ!?」カッ…!
ドガァ…ッ!
ヤマト「がっ!?ぐっ……かはっ……」ドサッ…
ヤマト(じ、時間停止が間に合わなかった……大爆発の一部を、モロに受けて……それに、壁に激突して……!)ガクッガクッ…
ヤマト(これは全身の骨が、折れ……うぐっ!体中から激痛が……っ!)
ヤマト「はぁっ、はぁっ……ぐうっ!?」ズキッ!
ヤマト(まともに体を動かせない……それなら、魔法で……っ!?さっきの戦いと、今のダメージのせいで……魔力が、残り僅かになってる……!?)
ヤマト(肉体の時間を戻して、ダメージを回復することも出来ない……それに、魔界へ戻ることすら……うぐっ!)ビキビキッ!
ヤマト(どうする……どうすれば、良い……!?まともな魔法は、ほとんど使えない……何も出来ず、息絶えるしかないの……!?)
ヤマト「……っ!」ハッ
ヤマト(い、いや、まだ望みが……理論は確立させたけど、1度も使ったことの無い……"あの魔法"が……)
ヤマト(本当は、何度も実験してから使うつもりだったけど……この状況で、そんなこと……言っていられない……!)
ヤマト「……っ!」パァッ…!
ヤマト(肉体はもう、手遅れだから……せめて、自分の魂だけでも……残った魔力を、全て使って……!)
ヤマト「うっ、ぐぅっ……はぁっ……!」
ヤマト(時間を"戻す"ことは出来なくても……"遡る"だけ、なら……うぅっ、"時間跳躍魔法"……!)カッ…!
パシュンッ…!
――…ォォォォォォンッ…!
- 971 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/17(月) 23:45:29.39 ID:11SV3U4K0
- ――30秒前
シュパッ…!
ヤマト(幽体)『……?』キョロキョロ
ヤマト(ここは……)
アカツキ(過去)「私じゃアンタにはどうやっても勝てない……このまま戦い続けても、どうせ私が負けるだけだもん……」
ヤマト(過去)「……ようやく降伏する気になりましたか」
ヤマト『……!』
ヤマト(これは……魔王が自爆攻撃を仕掛ける直前の……!咄嗟に、跳躍先を過去に指定したから……)
アカツキ「死なばもろともぉーっ!」ピカァ…ッ!
ヤマト「や、やめ――」
ヤマト『あ……』
――ズドオオオオオオォォォォォォンッ…!
ヤマト『……!?』
ヤマト(今、魔王の魔力が……いや、魂が……爆発の瞬間に、肉体から飛び出して……!)
ヤマト「」グシャァ…ッ!
ヤマト『……っ』
ヤマト(うっ、私の体が……爆風で、バラバラに……)
シーン…
ヤマト『………』
ヤマト(自分の魂だけを肉体から切り離し、過去に跳躍したお陰で……最悪の事態は避けられたけど……)
ヤマト(結局、私の肉体は滅びてしまって……その上、魔王も同じような魔術を……)
アカツキ(魂)『』フワフワ…
ヤマト『……まさか、自爆攻撃をしてくるとは想定外でした』
アカツキ『』フワフワ…
ヤマト『……ちょっと、聞こえてますか?』
アカツキ『』フワフワ…
ヤマト『………』
ヤマト(これは、もしかして……転生魔術?確か、調査によると……魔王を始めとする悪魔達が、死が迫った時に使用出来る究極の魔術……)
ヤマト『……相手を爆発で殺害し、自分だけは生き延びる反則技という訳ですか。どこまで汚い手を使うんだか』
アカツキ『』フワフワ…
ヤマト(とはいえ、現状では私も似たような状況だし……魂の状態だと、相手に干渉することさえ……)
ヤマト『……転生を果たすまで、待つしかないか』
ヤマト(彼女がいつ転生するかは分からない……でも、今の私では彼女を討伐することも不可能……)
ヤマト(となれば、このまま彼女の転生を待ち続けるしか……でも、一体いつまで……)
ヤマト(せめて、私の魔力がもう少しだけでも残っていれば……ん?あれ?)パァッ…
ヤマト『……私の魂に、時間跳躍魔法に必要な魔力が……直接、宿ってる……?』
ヤマト(まさか、さっき私が無茶な魔法の使い方をしたせいで……消失するはずだった魔力が、魂に込められて……)
ヤマト(ということは、他の魔法はほぼ使えないけど……時間跳躍魔法だけなら、何とか……!)
ヤマト『………』チラッ
アカツキ『』フワフワ…
ヤマト『……貴女がいつ、どのタイミングで転生を果たしたとしても……必ず特定してみせます』
ヤマト(時間跳躍魔法……跳躍先は未来、細かい時間指定は無し……それと同時に、魔力探知も行って……!)カッ…!
――パシュウウウウゥゥゥゥンッ…!
- 972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 23:48:12.28 ID:K1COkudV0
- 学校生活ってなんだっけ……
- 973 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 23:49:59.86 ID:XOEyqHOA0
- >>972
幼馴染みの義姉を寝取ってイチャイチャすることさ
- 974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/17(月) 23:55:01.11 ID:jWBIsYS0O
- バンバン学園バラエティ!テイトククンポケット!
- 975 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/17(月) 23:57:59.79 ID:11SV3U4K0
- ――
大和「………」
大和(私は魂の状態のままで、時間跳躍を行い……未来へ向かうことにした)
大和(あの時の光景は、今でも忘れない……周囲の人や物が目まぐるしく動いていって……)
大和(人間界で言う、ビデオテープやDVD、BDの早送りを見ているかのようだったっけ……)
大和("今"はもう肉体を得た後だから、時間跳躍を行えば瞬時に指定時間……)
大和(言い換えれば、指定した時間に存在する私の肉体へリンクする形になるけれど……)
大和("当時"は魂のみの状態だったせいで、リンク対象がいない。そのせいで周囲の光景だけが、どんどん未来へ進んで……)
大和「……ただひたすら、魔王の魂を監視し続けた」
大和(事前に調査していたお陰で、魔王が転生する際……適合する肉体に憑依することは既に分かっていた)
大和(だからこそ、私は彼女の魂が怪しい動きを見せた瞬間……時間跳躍を停止して、適合する肉体を探す魂を追跡した)
大和(見失ってしまった場合も、魔力探知で特定したり……魂が移動する前に戻り、改めて尾行することもした)
大和(それを十数回ほど繰り返し、気がつくと……私が彼女と戦った日から、長い年月が過ぎ去っていた)
大和「……体感では、せいぜい1ヶ月くらいだったけど」
――約3000年後・日本の上空
アカツキ『』フワフワ…
ヤマト『………』シュパァ…ッ!
ヤマト(まさか3000年も未来へ跳躍することになるなんて……一体、いつになったら転生するのかしら……)
ヤマト(私から見れば、この世界の時間を早送りしている状況だとしても……ずっと待ち続けるのも、それなりに辛いものね……)
アカツキ『―――』シュバッ…!
ヤマト『……!?』
ヤマト(魔王の魂が動いた!?いけない、時間跳躍を停止しないと……!)カッ…!
アカツキ『―――』スゥー…
ヤマト『……っ!』シュンッ!
ヤマト(この動き……今までとは違って、何かに対して一直線に……あそこは、確か病院という施設……)
ヤマト(転生、つまり適合する肉体を見つけるということだから……ひょっとして……!)
- 976 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/18(火) 00:09:57.97 ID:d+wczya60
- ――病院・個室
暁母「うぅ〜んっ……!」
暁父「頑張れ……!」
アカツキ『―――』ヒュンッ…!
ヤマト『………』フワフワ…
ヤマト(出産直前の女性……魔王の狙いは、やっぱり……)
アカツキ『―――』シュルルルッ…
暁母「んっ……ああぁぁぁっ!」
暁(0)「……うえええええんっ!」
暁父「あっ……!」
助産師「おめでとうございます!元気な女の子ですよ!」
暁母「はぁっ、はぁっ……こ、この子が……私達、の……」
暁父「……そうだ!俺達の子だ!ありがとう、暁母……ここまで、頑張ってくれて……!」
暁「びええええええええんっ!」
ヤマト『………』
ヤマト(本当なら、この子は自分の人生を歩むはずだったのに……魔王の魂に、人生を横取りされるなんて……)
ヤマト(でも、それは私にも非はある……私が彼女を無力化出来ていれば、こんなことにはならなかったから……)
ヤマト『……っ』ギリッ…
ヤマト(ごめんなさい……私があの時、隙を突かれたせいで……)
ヤマト『……!』フワッ…
ヤマト(そして、私も……彼女と同じ手段を取らなければならない。魂の状態では、魔王に干渉することが出来ないから……)
ヤマト(私の魂がリンクしやすい肉体を探さないと……放っておけば、いずれ人間界が彼女に支配されかねない……)
ヤマト(1人の人生を奪う形になってしまうけれど……それだけは、絶対に避けないと……!)
ヤマト『……くっ!』シュンッ…!
- 977 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/18(火) 00:20:24.54 ID:d+wczya60
- ――
大和「………」
大和(魔王の転生を見届けた私は、急いで人間界で活動する為の体を探し始めることにした)
大和(幸いなことに、魔王が2度目の誕生を果たした場所から近い位置に……私の魂とリンクしやすい体、いえ、人間を発見出来た)
大和("当時"は、魔王と同じ方法で復活しなければならないことに罪悪感を抱いていたけれど……)
大和「……"何度も"繰り返す内に、そんな気持ちも……いつしか薄くなっていったっけ」ポツリ…
――別の病院
大和母「ふんぬぅ……っ!」プルプル
大和父「大和母……」ギュッ
ヤマト『………』シュンッ…
ヤマト(探知魔法の結果、私が憑依するのに適した体は……この子みたいだけど……)
大和母(絶対に、産んでみせる……!)プルプル
大和父(頑張れ、大和母……!)ギュウッ
ヤマト『……っ』ズキッ…
ヤマト(……いや、ここで悩んでいる場合じゃない。覚悟を決めるのよ、私……)
ヤマト(魔王から人間界を守る為……その為に、1人の人間の人生を横取りする覚悟を……)
ヤマト(その罪を、一生……背負っていく覚悟を……!)シュルルルッ…!
大和母「ぐぅっ……!」
大和(0)「……!」
大和父「あ……!」
大和(……周りがよく見えない。赤ちゃんだから、まだ視力が……)
助産師「……泣かない?まさか、赤ちゃんの呼吸が止まって……!?」
大和父「そ、そんな……!?」
大和(え?あっ、そうだった!赤ちゃんなら、生まれた時に……!)
大和「……う、うええええええん!」
大和父「……!」
助産師「良かった、無事に泣きましたね……元気な女の子ですよ!」
大和母「ぜぇぜぇ……ふふ、可愛い……」ニコ…
大和父「お前が頑張ってくれたお陰だ!ありがとう、本当にありがとう……!」
大和「……っ」ズキッ…
大和(ごめんなさい……お2人のお子様の、人生を……奪うことになってしまって……)
- 978 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/18(火) 00:30:52.27 ID:d+wczya60
- ――
大和「………」
大和(それから私は"大和"として、再び魔生……いえ、"人生"を歩み始めることになった)
大和(新たな肉体を得た後、すぐにでも魔王の元へ向かおうとしたけれど……それは不可能だった)
大和(赤ちゃんの体では、出来ることは限られてくるし……何より、ほとんどの魔法が使えない)
大和(瀕死の重傷を負った状態で、強引に時間跳躍魔法を発動させたのが1番の原因だけど……)
大和(魂の姿になった後も、未来への跳躍を行い続けたせいで……魔力が回復する暇さえ無かった)
大和(もちろん、魔力は時間経過で回復するけれど……人間の体になったせいで、魔力の回復速度が極端に遅い)
大和(私は事実上、魂に込められた魔力を利用した時間跳躍魔法以外の魔法は……全くと言って良いほど使えなくなってしまった)
大和「……でも、それは魔王も同じ」
大和(転生直後の魔王も、私と同様に……魔力のほとんどを失い、魔術は使えないだろうと考えていた)
大和(……その推測が正解だと分かったのは、私が立って歩けるようになった頃だったっけ)
――約3年後・公園
暁(3)「えへへ〜♪」トテトテ
暁母「こ〜ら、急に走ったら転んじゃうでしょ?」
大和(3)「………」
大和(……間違い無い。魔王は魔力どころか、記憶さえ失っている)
大和母「……大和ちゃん?どうしたの?」
大和「……え?」
大和母「あの子のこと、じっと見てるから……」
大和「あ、ううん!何でもないよ!ほら、買い物行こっ!」グイグイ
大和母「きゃっ!引っ張らないで!そんなに急がなくてもお菓子なら買ってあげるから、ね?」
大和(……子供の演技って、正直に言うと恥ずかしい。でも、そんな泣き言は言っていられない)
大和(この子の人生を奪ってしまった以上……私は両親の為にも、大和という人間の人生をしっかりと生き抜く義務がある)
大和(そして、大魔導士としての役目……魔王を討伐しなければならない。でも、今の状態では……)
大和(記憶を失っているということは、まだ年相応の少女と同じ……もしかすると、このまま記憶が戻らない可能性もある)
大和(それに、私も魔法をほとんど使えない……現状では、魔王の様子を伺うことしか……)
- 979 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/18(火) 00:33:40.62 ID:d+wczya60
- ――
大和「………」
大和(魔王の監視を続けつつ、私は等身大の子供としての日々を過ごした)
大和(人間界での、人間としての暮らしは……最初こそ慣れない部分もあったけど、小学生になる頃には順応した)
大和(これでも魔界では大魔導士だったから、小学校の勉強は……自分で言うのも何だけど、簡単過ぎてあくびが出るほどだった)
大和(でも、表向きは一般的な子供の成績を維持した。理由はもちろん、魔王の監視の為)
大和(仮に優秀な成績を取り続けて、県外の進学校に行くことになれば……魔王の監視が難しくなってしまう)
大和(彼女は勉強が苦手で、時にはテスト用紙を持って辛そうな表情で家へ帰っていたこともあるくらいだもの)
大和「……転生前も転生後も、馬鹿だなんて」
大和(その馬鹿の策略に嵌められたのは、今思い出しても怒りが込み上がってくる……!)ギリッ…
大和「………」フルフル…
大和(いけない。今はもう、彼女のことは……提督さんを私から奪っていきさえしなければ、どうでも良い存在ね……)
大和(でも、"当時"の私は大魔導士としての使命感に燃えていたから、そのまま彼女の監視を続けて……)
――約15年後・住宅街
モブ子「暁、進路はどうするの?」スタスタ…
暁(18)「……8周目大学かなぁ」スタスタ…
大和(18)「……!」
モブ子「まぁ暁の成績だと、その辺が妥当か」
暁「悔しいけど、勉強難しいもん……でも、公務員なら学歴は関係無いでしょ?」
モブ子「それはそうだけど、公務員ってかなり難しいんじゃ……」
暁「それでもなるのっ!魔術が使えないなら、ずのーで人間達を支配すれば……!」
大和「……っ!?」
モブ子「へ?魔術?支配?」
暁「うん!私、魔王だもん!」
モブ子「………」
モブ子(ヤッバ、暁ってば今頃中二病発症しちゃったの?)
暁「あー!その顔、やっぱり疑ってるでしょー!本当に魔王だったんだから!」
大和「………」
大和(魔王、記憶を取り戻したのね……魔術を使えないということは、攻撃力は皆無……今の私と同じ状況でしょうか)
大和(そして進路先は8周目大学……彼女の監視の為にも、私もその大学へ……!)
- 980 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:37:41.80 ID:F16v3aqr0
- 暁(18)
大和(18)
嘘をつくなぁ!!
- 981 :次で本編パートに戻ります。 ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/18(火) 00:42:34.21 ID:d+wczya60
- ――
大和「………」
大和(人間という立場なのは厄介なもので、殺人をしようものなら当然逮捕されてしまう)
大和(大魔導士だった時ならまだしも、今の状況では……少なくとも、自分の手で魔王を討伐すれば罪に問われることは避けられない)
大和(幸い、魔王が魔術を使えない状態だったから……"当時の"私は引き続き、魔王を監視し続けることにした)
大和「まぁ、私の頭脳なら……時間跳躍魔法による不正無しでも、余裕で合格出来たけど」
提督「……さっきから何を1人でブツブツ言ってるんだ」
大和「……いえ、"昔"のことを思い出していただけです」ナデナデ…
提督「そうかよ……」
大和「それより、提督さん……私の膝枕、いかがですか?」ナデナデ…
提督「………」
大和「……つれないですね」ナデナデ…
提督「……さっき、お前に殺されかけたからな」
大和「ごめんなさい……"初めて"だったもので、少し加減を間違えてしまいました」ナデナデ…
提督「………」
大和「今後はあんなことにはならないよう、気を付けますから……」ナデナデ…
提督「……やめるという選択肢は無いのか」
大和「だって、気持ち良かったんですよね?」クスッ
提督「……くっ」
提督(本当に、快感だけなら凄かっただけに……言い返せない。どうして俺は、こんな……)
提督(大井との関係を滅茶苦茶にした、最低な女と……肉体関係をやめられないんだ……)
提督(それどころか、ヤればヤるほど……こいつのテクニックが、体に染みついて……病み付きになって……っ!)
大和「ふふっ……♪///」ハイライトオフ
大和(ようやく掴んだチャンスですから……絶対に、逃がしませんよ……?///)
- 982 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:43:23.36 ID:fy/2hOOT0
- >>980気持ちはわかるがそこは突っ込んだらあかんww
- 983 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:44:06.65 ID:2DYbQT5GO
- 30超えればなんでここまで提督にゾッコンになったのかも明かされるのだろうか
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:44:12.95 ID:SIDHgIhH0
- 15年前に18歳だと今は33歳?
おそらく高校3年生だから、流石に2年前だよね?
- 985 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/18(火) 00:45:39.60 ID:d+wczya60
- 〜 8月1週 〜
――8周目提督家・リビング
提督「………」モグモグ
兄「……今日も美味しいよ、大井ちゃん」ニコッ
大井「……そう言って貰えると、作った甲斐がありました」ニコ…
娘「〜♪」つ哺乳瓶 チューチュー
提督「………」モグモグ
大井「………」
大井(何よ、さっきから嫌そうな顔で食べて……)
兄「………」
提督「………」モグモグ
提督(……母さんから料理を教わったせいだろうな。味付けが微妙に似ていて……)モグモグ
提督(でも、大井独自の味付けや癖も出てるせいか……違った味わいがあって……)モグモグ
兄「……提督?もしかして、食欲が無いの?」
提督「……そういう訳じゃない」モグモグ
兄「それなら良いけど……無理するのはダメだからね?」
提督「………」モグモグ
提督(本当なら、俺がこの料理を……俺だけが、この料理を独占出来たはずなのに……)モグモグ
提督(もちろん、兄さんは悪くない……むしろ、悪いのは俺と大井で……だけどっ……!)モグモグ
大井「………」
大井(……もし、"あんなこと"が無かったら……兄さんではなく、提督に……手料理を振舞ってたのかしら……)
↓1大井のコンマ 好感度:29.5/50
↓2暁のコンマ 好感度:49.5/50 <リーチ!>
↓3大和のコンマ 意識度:26/50
↓4アブルッツィのコンマ 好感度:14.5/50
反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし暁が最大値の場合はEND開放が確定します
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:46:01.20 ID:ABSAB5JJO
- 十五年後定期
- 987 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:46:11.87 ID:ARxxiHArO
- あ
- 988 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:46:18.54 ID:C7AF4YtoO
- えい
- 989 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:46:27.90 ID:gti/hHILO
- あ
- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:46:51.70 ID:2MPyY+Nt0
- まおーさま!!!
- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:47:00.57 ID:SIDHgIhH0
- オワタ…
- 992 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:47:36.90 ID:fy/2hOOT0
- まおー様ゴールイン確定とは何て喜ばしい
- 993 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/18(火) 00:51:18.78 ID:d+wczya60
- 暁「やったわ!これでゴール確定!一安心ね!」ピョンピョン!
大和「……ッ!!」ギリィッ…!
大井「くっ……流石にこの状況から巻き返すのは厳しそうね……」
アブルッツィ「う〜ん、せめて20台にはいきたいところですけど……」
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
このスレも残り僅かになってしまいましたので、急いで次スレを立てて来ます。
- 994 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:51:22.83 ID:F16v3aqr0
- ハァ……ハァ……敗北者……?
- 995 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:51:37.16 ID:ylaEHF0eo
- まおーさま、49.5の呪いを粉砕
- 996 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:54:31.86 ID:1aSBd816O
- まーた大和さんが行き遅れてしまうのか
- 997 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2020/08/18(火) 00:56:54.87 ID:d+wczya60
- 立てて来ました!
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」舞風「その7!」【安価・コンマ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1597679586/
残りは埋めて頂けると幸いです。
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:57:54.99 ID:VMCe35p0O
- 乙でしたー
- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:58:05.45 ID:RedC9M/60
- 乙です
どう考えて暁が一番ってことよね!
- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/18(火) 00:58:40.59 ID:A4kM75MQO
- 大和が大井との関係をめちゃくちゃにしたと
最初大井と提督が両想いだったのを大和が色仕掛けで強引に寝取って大井が兄に乗り換えた感じだろうか
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
- | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| もうたらい回しは勘弁だぜ
|_____ _____________
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.∧_∧ , ⌒ヽ
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( ̄ヽ ヽ_ヽ /⌒.\ ⌒ヽ ⌒ヽ
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