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【安価・コンマ】続・ハーレムシミュレーター【R-18】

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613 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 19:53:23.74 ID:JmdZZ/WC0


 日が沈む前に、どうにかソフィーを見つけ出せた。

「どうかなさいましたか、アスラ様」

 楽器の稽古を求めに来たと思ったのか、その手にはフルートが握られている。
 アスラは、そんな彼女に言った。

「ソフィーに、言いたいことが」

「何でしょう?」

「ぼくは、ソフィーを…」



 部屋の扉をノックすると、中からシャーロットが顔を出した。

「アスラ、帰ってきてたの」

「うん」

 部屋に入ると、シャーロットはゆったりした白のネグリジェを着ていた。
 ベッドに腰掛けると、シャーロットは言った。

「どうしたの、こんな夜に」

「言いたいことがあって」

「何?」

「シャーロット。ぼくは、君を愛してる」

「…」

 突然の告白に、シャーロットはぽかんと彼を見た。それから…くすりと笑った。

「…ええ。知ってたわよ」

「あ、あれ?」

「いらっしゃい」

 彼女はアスラの手を引くと、共にベッドに横たわった。

「お腹の子に悪いから子作りはできないけど。久しぶりに、一緒に寝ましょ」

「うん」

 アスラの手を取り、ネグリジェの上から自身のお腹に載せる。

「ここに、あんたの赤ちゃんがいるの」

「うん」

「あんたがパパで、わたしがママ」

「うん」

「…パパ」

 シャーロットが、アスラの頬に手を当てた。それから、唇を重ねた。

「ん…パパ。愛してるわ」

「うん…ぼくも、愛してる」

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