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【安価・コンマ】続・ハーレムシミュレーター【R-18】

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624 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/06(日) 21:59:17.02 ID:JmdZZ/WC0
初潮来てない勢を孕ませようと思ったら今出すしか無いかもしれない

第三部はアスラ50歳時くらいを考えてるので、第二部で5歳とかでも第三部では37歳だ
625 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 13:08:38.25 ID:3zAijgqJ0
『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___愛、愛ねぇ…

 ___たかだか10歳の子供の言うことだ。本気になることはない。

 ___その一つでも、うちに向けてくれたら…
626 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 13:14:50.71 ID:3zAijgqJ0


 週末恒例のミサが終わった後も、アスラは聖堂に残っていた。
 見回すと、スノアの他にも数人のシスターがいて、片付けや清掃などを行っていた。彼女らは皆、一様に若い女であることを除けば、背丈や体格など様々であった。

「誰に話しかけようかな…」



安価下1〜3でコンマ最大 誰にする?
@スノア

A亜麻色の髪の、目立って特徴のない少女

Bやたらスカート丈の短い、グラマラスな女

C床掃除をしている、おどおどした青髪の女
627 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 13:15:51.96 ID:sPrbTZ3b0
4
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 13:16:32.49 ID:edOKrrADO
4
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 13:17:45.15 ID:IRJliziW0
2
630 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 14:00:36.85 ID:3zAijgqJ0
 アスラが近づくと、その女は弾かれたように立ち上がった。

「は、はい、何でしょう…」

「ちょっと、話したいかなって思って」

「な、何か、粗相でもありましたか…?」

 目線を下に向け、おどおどと問いかける少女。長く青い髪や修道服は清潔にしているのだが、どうにもみすぼらしい雰囲気が拭えない。

「いや、そういうわけじゃないけど…」

 どうやら、こちらから話題を投げないと会話にならなさそうだ。



安価下 話題について
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:04:47.69 ID:GfYgW3020
父について
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:05:18.12 ID:xscWBq0L0
しばらく来ない間にシスターが何人か増えたみたいだからどんな人がいるのかなとか…
あとスノアがあれからどんな様子かとかいろいろ聞きたくて
633 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 14:10:24.76 ID:3zAijgqJ0
「…その。父親について」

「!!」

 父親。その単語を聞いた瞬間、少女が目を見開いた。そのまま、かたかたと震え始めた。

「…ど、どうしたの」

「あ…」

 震えながら、彼女は絞り出すように答える。

「あ…あまねく、人の子の父たる、主のみが…わ、わたしの、父親…です」

「いや、そうじゃなくて、自分の父親」

「わたしに、父などおりません!」

 突然、少女が声を張り上げた。それから、はっと口を塞いだ。

「…申し訳ありません…失礼します」

 それだけ言うと彼女は、逃げるようにその場を走り去ってしまった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 夜)
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:14:33.33 ID:2Sig/FxSO
メイブを抱く
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:15:33.58 ID:xscWBq0L0
フルートの自主練
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:16:55.42 ID:rEfcWlIOO
女と寝る、リアナ
637 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 14:24:58.61 ID:3zAijgqJ0


「…」

 アスラは中庭に繰り出すと、月明かりの下でフルートを取り出した。それから、頭部管を口に当て息を吹いた。

「…出ない」

 一度は音が出たものの、少し触らないとすぐ出なくなる。リュートは、演奏はともかく音を出すだけなら簡単だったが、フルートは音すら出ない。躍起になって何度も息を吹き込み続けた。



安価下コンマ
01〜30 メイブに怒られた
31〜60 少しは音が出た
61〜80 安定して音が出た
81〜98 ソフィーが覗きに来た
ゾロ目 ???
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:25:38.69 ID:GfYgW3020
639 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 14:33:27.77 ID:3zAijgqJ0


 ___ぴー、ぴー、ひょー…

「…っは!」

 頭部管から口を離す。それから、思い出したようにくらりと来た。

「…でも、音は出るようになったぞ…」

 ようやく、音程を出す練習に入れる。そう思いながら、アスラは楽器を鞄にしまった。



「おはようございます」

 起こしに来たメイブは、じろりとアスラを見て、嫌味っぽく言った。

「昨夜は、大変練習に精が出たご様子で」

「…! あ、ごめん」

「わたくし共から、強くは言えませんが。あの笛の音は、夜には大変響きましてよ?」

「き、気をつけます…」

「…で」

 メイブは、咳払いして言った。

「新しい週でございます。次は、どちらへ?」



安価下3票先取 どこにする?(14/15周目)
@クリストラ

Aタルスム

Bオリエズマ

Cサトン

Dバルバス
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:38:10.16 ID:GfYgW3020
オリエズマ
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:38:26.96 ID:2Sig/FxSO
3
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:38:42.86 ID:Z0ZDo9oCo
5
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:43:58.09 ID:L2uSQYla0
5
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:44:03.55 ID:rEfcWlIOO
タルスム
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:44:17.80 ID:edOKrrADO
5
646 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 14:54:38.91 ID:3zAijgqJ0


 シャールーで森の中を進むと、領の境界の向こうに立っていたのはアルだった。

「ラーラは?」

「まだ、クリストラ人の前に出るのは憚られるわ。…大丈夫。道案内くらいできるわ」

「では、私はこれにて。…くれぐれも、お気をつけください」

 ウェンディが、去っていく。アスラはアルの手を取ると、自分の前の鞍に載せた。

「きゃっ」

「行こう。こっちのほうが早い」

「…ええ。甘えさせてもらうわ」

 アルが、アスラに背中を預ける。シャールーが、ゆっくりと歩き始めた。



 馬に乗って進みながら、アルが尋ねた。

「このまま、教会に行くのかしら」

「そのつもりだけど」

「石の街には行ったのでしょう? 知り合いはできたのかしら」

「まあ」

「それなら、そちらに行っても良いんじゃない?」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@教会に行く

A石の街に行く
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:57:43.46 ID:L2uSQYla0
1
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:59:03.11 ID:2Sig/FxSO
2
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 14:59:19.04 ID:edOKrrADO
1
650 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 15:14:02.82 ID:3zAijgqJ0
「…いや、教会に行くよ」

「そう」

 アルが頷く。アスラはシャールーの手綱を握って、教会に向かって進んだ。



「…よう」

「ラーラ!」

 気まずそうに手を振るラーラに、アスラは駆け寄った。

「無事で良かった」

「ああ。助けられちまった」

 ラーラははにかむように微笑むと、彼とアルを教会の中へ誘った。

「色々話すのは夜でも良いだろ。…どうする、これから?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 日中)
@戦闘訓練

A楽器の稽古

B歴史の勉強

Cその他要記述
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 15:27:16.90 ID:Z0ZDo9oCo
1
652 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 15:28:45.12 ID:L2uSQYla0
3
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 15:29:04.32 ID:edOKrrADO
2
654 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 16:07:21.45 ID:3zAijgqJ0


「よし、打ち込んでこい!」

「あああっっ!!」

 棍棒を握るラーラの顔面めがけて、木の棒を突き出した。

「60点だ!」

 鋭い先端を軽く躱しながら、ラーラが叫ぶ。

「ヒトの形した相手に対して、目を潰しに行くのは正しい! だが!」

 よろめいたアスラの肩を掴み、地面に押し倒す。

「うぐっ」

「それで怯むのはヒヨッコだけだ」

 うつ伏せに倒されるアスラ。片方の肩を上から抑えられるだけで、身体が動かない。

「確実に、潰せる手筈を整えてから狙え。あたしには通用しないぜ」

「こ、の…っ!」

 身体をよじり、どうにか拘束を逃れる。それから、地面についた彼女の腕に棒を振り下ろした。

「0点!」

 前腕を強かに打ったのに、固まったのはアスラの方だ。まるで大岩を殴ったかのように、手がびりびりする。

「あたしはあんたの腕を折れる。けど、あんたにあたしの腕は折れない。見りゃ分かるだろ!」

「うっ」

「あんたが狙うのは…」

 悠々とアスラの手首を掴むと、もう片方の手で彼の指をつまんだ。

「イタタタっ! 痛いっ!」

「こっちだ。指なら折れるかも知れない。できれば親指を砕け。武器を握れなくしろ」

「…ったぁ」

 解放されると、痛む指をさすった。それから、ぼそっと呟いた。

「…クリストラや、オリエズマでも言われなかったよ。こんなこと」

「戦うための技術なんて、あたしたちは知らないからな」

 棍棒を拾いながら、ラーラは答えた。背を屈めた時に風が吹いて、かろうじて尻に垂れた布が捲れたが、彼女は気にしない。

「ただ戦って、殺し合って、その中で身につけるやり方ってのがあるんだよ。流石に今、殺し合うことは無いけどな。ま、もしもの時に役立ててくれよ」

「…」

 アスラの脳裏に、短剣を抜いたサナギの姿が浮かぶ。

「…うん」

 彼は、頷いた。
655 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 16:50:15.24 ID:3zAijgqJ0


「…あんたの声がかかるまで、あたしは処刑されることになってた」

「!!」

 息を呑むアスラ。夜の教会には、ラーラやシャナル、リーアが集まっていた。少し離れたところで、ミーアにアル、ガンシュテナも、緊張の面持ちで彼らを見守っていた。

「あんたの子を殺すわけにはいかないから、出産するまではシャナルとリーアは耳を切り落とし、人間としてクリストラに囚われる手筈だった。他のエルフは後宮を追放され、以後エルフは永久に後宮に入ることを許されない。そうなるはずだった」

「そんな…」

「ここは、あんたにとっては安全だ。だが、その周りは…」

「戦場、ね」

 リーアが、溜め息を吐いた。

「陛下は、勇者の血が偏ることを懸念し、このような場を築かれました」

 シャナルが言う。

「勇者の血を持つことで、他の地域に対して優位に立てる…それを知るからこそ、陛下はそれを、あまねく世界に広めることを選んだのです」

「大した男だ。シーヴァの奴にも負けない度量だよ」

「でも…夢を見すぎたわねぇ。地域で区切ったところで、貴方の取り合いになるのは分かりきったことだわ。…命を奪ってでも」

「…」

 アスラは、呆然と彼女らの話を聞いていた。震える声で、言う。

「…ぼくは…どうしたらいいの」

「思うようにやりなさい」

 そこへ、アルが割り込んできた。彼女はエルフたちの中へ踏み入ると、きっと彼女らを睨んだ。

「先行きを決めるのに、情報が多いのは良いことだわ。でも、あなたたちの言葉は彼を縛るだけよ」

「じゃあ、どうしろってんだ。事実を教えなきゃ、こいつの選択次第で、こいつ自身が望まない結果になっちまうことだってあるんだぞ」

「無論、舵を握っているのは彼よ。でも、大事なのはそこじゃない。一番大事なのは…」

 アルは、アスラの前に立つと、じっと彼の目を見つめた。そして、問うた。

「…アスラ。貴方が、何を望むか。シーヴァの息子である以前に、貴方は一人の人間よ。何を望むか…それが、生きる上で一番大切なこと」

「ぼくの…望み」

 アスラは、呟いた。



安価下1〜3でコンマ最大 自由安価 何を望む?
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/09/12(土) 16:52:53.34 ID:GfYgW3020
愛と平和
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 16:54:13.17 ID:L2uSQYla0
全ての人が仲良く平和に暮らせるようになってほしい
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 16:58:09.77 ID:26lSVKP7O
>>656+>>657
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 16:58:10.24 ID:edOKrrADO
自分が老人になって、自分の人生を回想する時に、良い人生だったと思えるような人生を過ごしたい
660 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 17:18:48.87 ID:3zAijgqJ0
「…最近気付いたことがあるんだ」

「! 何?」

「ひとを、愛すること…シャーロットにしてたみたいに、愛すること」

「素敵ね」

「だから…それが、ぼくの望み。愛すること…そして、父が作った平和を、守りたい」

「…」

 ラーラが目を閉じ、息を吐いた。

「…みんなに…・仲良く、平和に暮らしてほしいよ」

「…そうね」

 アルが頷いた。

「なら、そのために役立つことをしなさい。何も一人で全てを成し遂げなくたって良い。寝ても覚めても、ずっと同じことを考えなくても良い。ただ、貴方が大きな選択を迫られた時…そのときは、貴方の望みに従って行動しなさい。今までやってきたように」

「…分かった」
661 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 17:21:30.35 ID:3zAijgqJ0


「…っ」

 目が覚めて起き上がろうとして、身体が動かないのにアスラは気付いた。

「いったぁ…」

 昨日の訓練に治りきらない日焼けのせいで、全身が痛い。ずり落ちるようにベッドを降りると、壁に寄りかかってどうにか立ち上がった。

「おはようございます…ああっ、大丈夫ですか」

 起こしに来たミーアが、慌てて駆け寄ってくる。

「ううん。大丈夫…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
@魔法の練習

A狩猟に同行

B石の街に行く

Cその他要記述
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 17:25:34.19 ID:gejkzbWl0
4 精霊を探してみる
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 17:27:35.04 ID:Z0ZDo9oCo
3
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 17:30:22.43 ID:BUtHeFnpO
3
665 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 19:55:47.09 ID:3zAijgqJ0


「…あれ」

 シャールーで森を抜け、石の街に出てから、アスラは首をひねった。
 いつも出迎えてくれるはずのキママが、今日はいない。

「そういう気分の日もあるだろうよ」

 ラーラは肩を竦めると、一緒に街へ踏み入った。信頼できる護衛がいないなら、自分が同行する、ということだろう。

「…で、どうする? 色々出てきたぞ」

 見ると、多種多様な家(というか巣)から、女達が顔を覗かせていた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@街を散策する

A楽器を演奏してみる

Bその他要記述
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 20:00:30.69 ID:GfYgW3020
1
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 20:05:12.99 ID:L2uSQYla0
2
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 20:05:42.00 ID:edOKrrADO
2
669 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 20:58:36.37 ID:3zAijgqJ0
「…そうだ」

 アスラはふと思いつくと、背中に背負ったリュートを外し、その場に座り込んだ。

「いつの間にそんなの持ってきて…」

 困惑するラーラをよそに、彼はリュートを爪弾き始めた。



安価下コンマ
01〜10 特に何も起こらない
11〜50 獣人や亜人が集まってきた
51〜80 妖精たちが集まってきた
81〜98 精霊たちが集まってきた
ゾロ目 ???
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 21:00:22.49 ID:edOKrrADO
はい
671 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 21:36:12.32 ID:3zAijgqJ0


 いつの間にか彼の周りには、獣人や亜人たちが集まって、手を叩いたり踊ったりしていた。

「…」

 演奏が終わる。群衆が一斉に拍手した。

「ありがとう。…」

 集まった人々を見回す。小人や人狼など、様々だ。しかし、その中にキママの姿は無い…
 きょろきょろと辺りを探る彼のもとへ、一人の少女が手を叩きながら近寄ってきた。オリエズマの島国のような着物を着ているが、その裾は短く、切りそろえた金の髪のてっぺんからは尖った耳が伸び、お尻にはふわふわした尻尾が9本も生えていた。

「やあ、シーヴァの倅は琵琶を嗜むのかや」

「! てめえ」

 隣りにいたラーラが、不意に色めき立った。棍棒に手をかけ、威嚇するように睨む。

「樹海の長が、何でここにいる」

「好きであんなことやっとったわけではないわ」

 少女が鼻を鳴らした。

「寧ろ、シーヴァが潰してくれて、せいせいしとる。…ときに」

 ずいと、アスラのもとへ近寄る。にかっと歯を剥き出し、楽しげに言う。

「ルナ、じゃ。普段は山近くに住んでおるが、何やら楽しそうな音色が聞こえてくるので、気になって降りてきたぞ」

「ぼ、ぼくの父と、何かあったの」

「昔、ちょいとな。大した話じゃありんせん。それより、どうじゃ」

 鼻がくっつきそうなほどに顔を寄せ、言う。

「妾の家に、遊びに来んか」

「えっと…」

 ざっと辺りを見回す。興味深げにやりとりを見守る者や、興ざめして去っていく者と、色々だ。その中には、見知った顔もあるが…



安価下 どうする?
@ルナについていく

A他の人を呼ぶ(今まで出てきた石の街の女を併記)
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 21:43:37.08 ID:l3pFfLGj0
1
673 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 22:57:48.71 ID:3zAijgqJ0
「…分かった」

「よろしい」

「あたしも付いていくからな」

 アスラの隣に立ったラーラに、ルナは顔をしかめた。

「何じゃ、取って喰うわけでもあるまいし」

「何かあってからじゃ遅いんだよ」

「ふん」

 ルナは鼻を鳴らすと、2人の前に立って歩き始めた。



「…何か、寒いね」

 まばらに生えていた下草がだんだんと減っていき、石の転がる荒れ地へと変わっていく。遥か遠くに見えていた岩山が、見る見るうちに近付いてきた。
 その手前で、不自然に茂る竹林が現れた。迷わず中へ分け入るルナについていくと、そこには小さな庵が立っていた。

「帰ったぞー」

「おう、おかえり…ってえ!?」

 中から出てきた少女は、アスラの姿を見るなり地面に両手を突き、威嚇するように唸った。

「き、来やがったなシーヴァのガキ! 今日こそは…」

「ロウル、ここに住んでたんだ」

「何じゃ、知り合いかや」

「知り合いじゃねえ! 敵だ! こいつは俺の親父を」

「相撲でひっくり返したんじゃろ。聞いた聞いた。耳が萎びるほど聞いた」

 軽くあしらいながら、彼女は庵に入っていった。
 畳敷きの小さな部屋に座ると、彼女は言った。

「もう一度、琵琶を弾いて見せ」

「琵琶じゃなくてリュートなんだけど…」

 ぶつぶつ言いながらも、リュートを爪弾く。ルナは耳をぴくぴくさせながら、じっと聴き入る。
 やがて彼女は、手を叩いた。

「ん、ご苦労」

「どこに行くの」

 立ち上がるルナに、アスラが声をかける。

「布団を敷くだけじゃ。今夜は、ぬしと契るのじゃからな」

「…あ、そういう」

「…」

 気まずそうな顔で、ラーラが立ち上がる。彼女は「先に帰ってるぜ」と言い残すと、そそくさと庵を出ていった。
 ルナが微笑む。

「…ここで逢うたのも何かの縁じゃ。ゆっくりしていくが良い」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
@ルナと寝る

Aその他要記述
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:00:19.85 ID:gejkzbWl0
2 ロウルも混ぜて3P
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:02:51.70 ID:Z0ZDo9oCo
1
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:10:49.48 ID:l3pFfLGj0
1
677 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/12(土) 23:14:48.86 ID:3zAijgqJ0
今日はこのへんで
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2020/09/12(土) 23:18:54.05 ID:GfYgW3020
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:26:23.39 ID:Z0ZDo9oCo
おつー
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:28:25.64 ID:edOKrrADO
681 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 10:06:50.87 ID:jIAN811r0
『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___愛と平和だと。ご立派なことだ。

 ___思うだけならタダだわ。好きにさせておきなさい。

 ___とは言え、表立って動くことは憚られるな。少なくとも、彼の目に触れないように…
682 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 10:27:45.32 ID:jIAN811r0


「はーなーせ! 離せこのっ!」

「ほうれ、勇者どののご指名じゃぞ。はよう脱げ、脱げ」

 じたばたするロウルを、不思議な力で宙に浮かせ、ひょいひょい服を脱がせるルナ。素っ裸になった彼女を自分の前に下ろすと、その力でぐいと脚を広げ、両腕をバンザイさせた。

「やめっ、みっ、見るなぁっ!」

 ふさふさした銀色の毛をかき分け、女性器を広げてみせる。

「ほれ、近う寄れ」

 言われるまま、ズボンを下ろしながらロウルの側へ近寄る。

「やっ、やめろ来るなっ! そんなの見せるなっ! あ、う…」

 勃起したアスラの股間が迫ると、ロウルは顔を真っ赤にしてぶんぶん首を振った。

「寄るな、お、お前なんか…すんっ…っ!?」

 彼女の鼻が鳴る。と、不意に彼女の目がかっと開いた。

「あ…あっ…あっっ♥♥」

「シーヴァの匂いがするか。それとも、こやつ自身の匂いが好きか。…アスラよ、ちょいとその摩羅を嗅がせてやれ」

「あ、や、やら…あ…」

 透明な汁の垂れる亀頭を、鼻先に寄せる。耐えきれず、一嗅ぎした瞬間

「ああああっっ♥♥♥」

 彼女の腰が、がくんと跳ねた。股を差し出すように、高く突き上げ、がくがく震えると、へなりと畳に落ち…

「…あっ♥」

 ___しょろろろろ…

「たわけ、畳を汚しおって」

 力なくお漏らしするロウルをうつ伏せにひっくり返すと、尻を持ち上げてアスラに向けた。

「ほれ、種を付けてやれ」

 おしっこと愛液をだらだら流す秘部に、ペニスをねじ込んだ。

「くうぅっ…っ♥♥」

「うぁっ…」

 ロウルの膣穴が、噛み付くようにアスラを締め付ける。銀色の尻尾が垂直にぴんと立ち、アスラの鼻をくすぐる。それをどかそうと手で掴むと、更に膣が締まった。

「くうぅぅ…♥」

 情けなく鳴くロウル。アスラは、小ぶりな尻を掴んで腰を振った。

「はぁっ、はぁっ、はっ」

「くぅ〜ん♥ くぅ〜ん♥ うぅぅ…♥」

「おう、おう。また畳が汚れたわ」

 見ると、抽迭に合わせてふるふる揺れるロウルの足元には、また黄色い水溜まりが広がっていた。
 色々な汁の漏れるロウルの膣に、数日ぶりの精液を流し込んだ。
683 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 10:48:04.33 ID:jIAN811r0
 ペニスを抜くと、小さな膣穴が閉じて、少しも精液がこぼれてこない。

「なんと濃い子種汁じゃ。これは間違いなく孕んだわ。…」

 ルナは満足げに言うと、布団に仰向けになり、帯を解いて着物をはだけた。起伏の乏しい、白い肢体を晒すと、彼女は言った。

「ほれ、次は妾の番じゃ」

「うん」

 彼は、無毛の秘部に顔を寄せると、ぺろりと舌で舐めた。

「ぁんっ♥」

 意外にむっちりした太ももを掴み、股間に顔を埋めて舌を伸ばす。彼の頭に手を置いて、ルナは呟いた。

「んっ♥ …何じゃぁ、ぬしも犬かや…ぁっ♥」

 桜色の粘膜がしっとりと濡れてくると、彼は再び勃起した肉棒をあてがい、ゆっくりと腰を進めた。

「あ、ぁ…んっ♥」

「はぁっ…」

 小さなルナの膣に、根本までペニスが収まると、彼女は両腕を彼の背中に回した。

「ん…♥ 思う様、動くがよいぞ…♥」

 身体を擦り合わせるように、腰を動かす。膣壁をペニスで擦られ、小さな乳首を胸で擦られ、ルナは控えめに喘ぐ。

「あっ♥ ぁ♥ ん…ぁっ♥」

 アスラの頭を撫で、囁く。

「ほれ…求めよ…♥ 妾が、ぬしの仔を産んでやろうぞ…♥」

「はっ、ルナっ、はっ」

「んっ♥」

 腰を振りながら、アスラは背中を曲げ、薄桃色の彼女の乳首に吸い付いた。膨らみ始めてすらいない乳房を、夢中でしゃぶる。

「んあっ♥ ん…」

 ふわふわしたものが、アスラの背中を包み込む。慈しむように頭を撫でながら、ルナは小さな膣穴を更に締め上げた。

「っ、あっ」

「んぅ…っ♥♥」

 四肢と9本の尻尾で彼を抱きながら、ルナは自らの子宮に子種を受け入れた。



安価下コンマ(ロウル) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(ルナ) ゾロ目で妊娠
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 10:55:05.94 ID:+NdtnxblO
ビュルル
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 11:00:15.97 ID:itj9JxON0
ドピュドピュ
686 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 11:23:57.84 ID:jIAN811r0


「っ…ここは…」

「目覚めたか」

 気が付くと彼は、ルナに膝枕されていた。既に着物を身に着けたルナは、彼の頭を撫でながら言った。

「もう朝じゃ。行くが良い」

「ロウルは…?」

「外で不貞腐れて寝ておるわ」

 アスラが起き上がると、彼女は微笑んだ。

「…ここは、はみ出し者の結界。山の連中ほどぬしを憎んでおらず、さりとて近寄るのも憚られる連中が、ひっそり暮らすところ。…ここより先へは、まだ行くな」

「危ないから?」

「その歳で、会うたこともない父親の悪口は言われたくなかろ。…さ、行け。妙な奴らに目をつけられる前に」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)
@街を散策する

Aもう少し庵にいる

B教会に戻る

Cその他要記述
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 11:31:34.75 ID:itj9JxON0
1
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 11:43:54.83 ID:VfOj0S1m0
1
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 11:45:29.57 ID:9v87hJpDO
1
690 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 12:57:08.65 ID:jIAN811r0


 竹林を出て、街へ戻ってきた。お供も無しで歩き回るのは、実は初めてだ。少しどきどきしながら、多種多様な家の中を歩いた。



安価下コンマ
01〜10 特に何も起こらない
11〜30 ミドナが絡んできた
31〜50 クトゥアがついてくる
51〜70 リーリレウに捕まった
71〜80 オーガだ!
81〜90 この穴は…?
91〜98 地べたに裸の女が寝ている
ゾロ目 ???
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 12:58:41.24 ID:rfN+JBm20
えーい
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 13:12:46.14 ID:itj9JxON0
81〜90が気になる
91〜98は地霊かな?
693 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 13:17:10.30 ID:jIAN811r0



「あらぁ〜♥」



「!」

 目の前に降り立ったのは、スタイルの良い青肌の女。オリエズマ大陸のような白いチャイナドレスドレスを着ているのだが、襟元から下、みぞおちの上まで切り抜かれたように布がなく、裾に至っては臍のすぐ下で終わっている。当然、下着などは身につけておらず、程よい大きさで形の良い乳房も、毛穴一つ無い滑らかな秘裂も丸見えだ。そして、そんな己の痴態を恥じらうように、もじもじと太腿を擦り合わせて、腕を落ち着かな気に後ろで組んでいた。

「アスラ様ぁ…はぁっ、また逢えて、嬉しいわ…っ♥」

「や、やあ。久しぶり、ミドナ」

 困惑しながらも会釈するアスラ。ミドナは嬉しそうに、彼の腕を取って自分の胸に抱いた。

「あぁんっ♥ 覚えてくれてありがとっ…♥」

「で、何の用かな…?」

「んっ♥ 連れないのね…はぁっ♥」

 ミドナは、腰をくねらせながらアスラに付いてくる。

「この身体は、アスラ様のモノよ…この美しさも! だからぁ…好きに、して♥」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 自由安価 どうする?
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 13:21:24.44 ID:itj9JxON0
街の中を連れ回し他の女の子を物色しよう
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2020/09/13(日) 13:31:55.26 ID:RHSJs46N0
自分魔法かけて女になろう、そして女の子ナンパして百合を楽しむ
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 13:59:10.98 ID:KXpihRyq0
>>694
697 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 14:33:38.03 ID:jIAN811r0
「…じゃあ」

 この時、アスラの中に『悪戯心』とでも呼ぶべきものが芽生えた。
 彼は擦り寄るミドナの背中に腕を回し、ぐいと押した。

「一緒に歩こうよ」

「えっ? …え、ええっ、もちろんよ」

 ミドナのあられもない姿を、街の人々に見せつけるように、彼は石の街を練り歩いた。それは、他に抱きたい女を探すためでもあった。



安価下コンマ
01〜30 皆に逃げられた
31〜50 リーリレウが飛んできた
51〜70 触手の塊
71〜90 黒ドレスの少女
91〜98 天狗
ゾロ目 ???
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 14:37:08.08 ID:VfOj0S1m0
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 14:38:04.14 ID:n1BHINTPo
意外とモラルあった…?
700 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 14:44:08.72 ID:jIAN811r0


「あーあ」

「…」

 人気のない、がらんとした通り。身と乳を震わせながら、股から汁を垂らすミドナを見るや、誰も彼もが家へ引っ込んでしまったのだ。

「どうしよ」

「こ、このへんにしましょ…?」

 流石に堪えるのか、ミドナが恐る恐る声をかけた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
@ミドナを抱く

A教会に帰る

Bその他要記述
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2020/09/13(日) 14:47:44.36 ID:RHSJs46N0
(3)エロイ深夜映画でも見に行こう、魔法少女がイソギンチャク用ような触手に敗北する
   深夜映画が合ったはずだ
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 14:48:06.33 ID:KXpihRyq0
2
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 14:48:25.84 ID:9v87hJpDO
2
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 14:59:04.66 ID:itj9JxON0
野外乱交とかへの忌避感があったのかミドナへの忌避感があったのか
705 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 15:10:40.13 ID:jIAN811r0
「じゃ、ぼくは帰るよ。じゃあね」

「えっ、ちょ」

 追いすがろうとするミドナを置いて、アスラは狭間の森へと戻っていった。



 教会の部屋で、ベッドに潜って目を閉じる。何事もなく帰ってこれたが、夕方近くの森を一人で歩くのは危険な行為だった。案の定、着いてからラーラに怒られた。



安価下コンマ
01〜50 ミドナが追いかけてきた
51〜70 ラーラ
71〜90 アル
91〜98 ガンシュテナ
ゾロ目 ???
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2020/09/13(日) 15:11:01.00 ID:RHSJs46N0
ほい
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2020/09/13(日) 15:11:45.56 ID:RHSJs46N0
まさかのゾロ目しかも00
708 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 15:59:59.87 ID:jIAN811r0


「ふ、ふふ…このままじゃ、終わらないわぁ…あたしの美貌を、みせつげっ!?」

 教会に忍び寄る淫魔の身体が、突然何かの力で、遠くまで吹き飛ばされてしまった。

「…」

 暗闇の中から現れたのは、一人の少女。金色の目。黒いマーメイドドレスが包む、起伏に富んだ肢体。側頭部から生えた2本の角。長い尻尾。
 ひと目で人外と分かるこの少女は、教会の壁を無いもののようにすり抜けると、アスラの眠るベッドに近付いた。

「…」

「Zzz…」

 少女は眠るアスラの顔を見つめると…おもむろに、その唇にキスをした。

「ん…♥」

「ん…っ!?」

 アスラが、目を覚ました。月明かりの差し込む寝室に、見知らぬ少女が立っているのを認めると、彼は慌ててベッドから立ち上がった。

「誰!?」

「…」

 月明かりが、彼女の顔を照らす。白い肌に、黒い瞳。奇妙な既視感を、彼は覚えた。

「…誰?」

「エリスアルネス」

「エリス…石の街から来たの?」

「石の街?」

 エリスアルネスと名乗る少女は、首をひねった。

「知らない。今、『外』から来た」

「! じゃあ」

 口を開きかけたその時、エリスがアスラをベッドに押し倒し、上に跨った。黒いドレスが融けるように脱げ落ち、白い肢体が露わになる。
 素早く寝間着を剥ぎ取り、まだ準備のできていない肉棒を掴む。

「なっ、何するの!?」
709 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 16:58:44.67 ID:jIAN811r0
「わたしには、何もない…」

 黒く見えた彼女の瞳が、金色に染まっていく。輝く目に映る自身の顔に、先程の既視感の正体に思い至る。

「記憶もない。家族もない。あるのはこの身体と、あなたへの想い」

 固くなったペニスを、自らの秘部に誘う。

「あ、ん…」

「ああ…」

 薄闇の中、女の穴がアスラを呑み込んでいく。初めて交わるというのに、ずっと前から知っていたかのように、肉のひだが彼の絡みつく。

「あ、あぁ…」

「はぁ、あ…っ」

 流れ込む刺激に、肉棒が脈打つ。その僅かな揺れにさえ、細やかに形を変えて寄り添う。

「はぁ…あぁっ♥」

 エリスが、大きく腰を揺すった。根本からこそぎ取られるような快感に、思わず呻く。

「ああっ♥ はっ、ああっ♥ ああんっ♥」

 豊満な乳房を大きく揺らし、膣穴を激しくうねらせ、腰を振る。
 耐えきれず、アスラは射精した。

「ああぅっ…」

「はぁんっ♥ ああん、んんっ…♥」

 子宮で子種を飲み干しながら、容赦なく腰を振り、精液を搾り取る。暴力的な快楽に、アスラの意識はだんだんと遠のき…



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 17:00:58.84 ID:9v87hJpDO
はい
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 17:01:14.01 ID:ifP+wnAkO
ほいさ
712 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 17:10:39.53 ID:jIAN811r0


「…ん」

「…起きた?」

「うん……っ、て、ええっ!?」

 隣に寝そべる少女に、思わずベッドから転げ落ちる。
 昨夜彼を襲ったエリスアルネスが、まだ彼の隣で寝ていたのだ。

「何を驚いているの」

「いや…こういうのって、今までは翌朝にはいなくなってたから…」

「嫌よ。わたし、あなたを愛してるもの」

「!!」

 裸のエリスが、ベッドを降りてアスラの首に腕を回す。

「で、でも、昨日会ったばかりで」

「わたしにも分からないわ。確かなことは…」

「おい、アスラ!」

 そこへ、ラーラが棍棒を持って駆け込んできた。彼女は見知らぬ少女が彼を組み敷いているのを見るや、棍棒を振り上げて叫んだ。

「誰だ!」

「さあ? 誰でしょう」

 悠々と立ち上がるエリス。その身体を、黒いマーメイドドレスが包み込む。
 彼女はくるりとその場で一回転すると、ぱっと姿を消した。

「…アスラ、怪我は無いか」

「だ、大丈夫…」

 困惑しながらも、ラーラの手を掴んで立ち上がった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
@魔術の練習

A楽器の稽古

B歴史の勉強

Cその他要記述
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 17:11:58.67 ID:9v87hJpDO
3
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 17:12:01.06 ID:uG7cBTcXO
1
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 17:12:09.37 ID:qIX1HPXd0
2
716 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 18:01:52.86 ID:jIAN811r0


「…歴史って、何のためにあるんだろう」

「ヒトという種が、一つの生き物のように成長する過程、と私は理解しているわ」

 本を捲りながら、アルは答えた。

「幼子が、暖炉の熱やナイフの刃の危うさを知るように。…あなたはどう?」

「…」

 不意に声をかけられて、本棚を退屈そうに眺めていたエリスアルネスはふっとアルの方を見た。
 消えたはずの彼女は、アスラが図書館に入ると、当然のようにそこに立って待っていた。

「何年生きる種なのかは知らないけれど。色々と勉強してきたのでしょう?」

「知らない」

 きっぱりと、彼女は言った。

「わたしには、記憶が無い」

「そう。…」

 アルは、本を閉じ、エリスとアスラを見て…眉をひそめた。

「…あなたたち、姉弟なの?」

「…」

 アスラはどきりとした。
 エリスの顔を見たときの既視感。それは、朝、鏡の前で身繕いする時にいつも見る、己の顔であったのだ。

「そうかもしれない」

「…シーヴァの話をしましょうか」

 本棚から別の本を取り出すと、開いた。

「災害から避難してきたタルスムの行商人ヴァルナと、クリストラの看護師アンナの間に生まれたのがシーヴァ。彼の幼少期…というより、勇者として名を上げる前の情報は残っていないわ。彼が勇者になるまでに彼に関心を持った者はいなかったし、勇者になった後、彼は自分の過去については語らなかったから」

「今聞いたらいけないの?」

「どうでしょうね。あなたが訊けば、教えてくれるかも。…精霊による人類の蹂躙が激しかった頃、世界は『帳』によって分断されていた。天の精霊に与するバルバスと戦いながら、彼は帳を管理する精霊たちを説得して回った。最初に応じたのは、オリエズマを覆う『雨の帳』。管理する嵐の精霊は最後まで寝返らなかったけれど、風を司る彼の娘が寝返った。次はタルスムを覆う『砂の帳』。大地の精は、確か後宮にいたはずよ」

「本当に?」

「話が確かなら、ね。…サトンを覆う『炎の帳』が解かれると、クリストラの『病の帳』を管理する精霊は撤退した。生身の人間が通れば、かなりの確率で命を落とす帳を、彼は何度もくぐり抜け、そして消し去った。そうして、天に向かい合ったの」

「す、凄いんだね、シーヴァ…」

「無論、多くの人間やバルバスが彼に手を貸したわ。その中には、彼を恋い慕う者もいた。でも、彼は独り身を貫いた。…10年前にクリストラの小間使が、彼の家を訪れるまでは」

 エリスアルネスに、視線を向ける。

「だから…人間やここのバルバスが知る限り、アスラに兄弟はいないはず。もしいるとしたら、彼が勇者となる前の話ね」

「分からない」

 エリスは肩を竦める。

「分からないし、分かろうとも思わない。わたしは、アスラを愛するだけ」

「アスラの思い描く愛と、食い違わないことを願うわ」

 アルは冷たい声で言うと、本を閉じた。

「さあ、お勉強はここまで。ミーアに頼んで、お菓子でも頂きましょうか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
@アルと寝る

Aエリスアルネスと寝る

B他の女と寝る(今まで出てきた狭間の森の女を併記)

Cその他要記述
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 18:07:20.75 ID:qIX1HPXd0
1
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 18:10:35.51 ID:9v87hJpDO
1
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 18:16:00.19 ID:VfOj0S1m0
2
720 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/09/13(日) 18:43:30.91 ID:jIAN811r0
いったんくぎる

前スレが埋まったので、キャラ案はこっちに投げてね
というか第一部中に3スレ目いくかもしれんなこれ
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 18:44:28.46 ID:VfOj0S1m0
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 18:48:18.24 ID:qIX1HPXd0
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 19:12:38.49 ID:CYn39f+1o
おつー
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