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【安価・コンマ】続・ハーレムシミュレーター【R-18】

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67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 21:33:11.69 ID:MvI0hU/fO
1
68 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/04(火) 21:33:51.46 ID:iUaSPVu10
「今から石の街だと? 駄目だ。日没後の森は危険だし、向こうまで辿り着ける保証もないんだ。運良く着いたとしても、あの街自体教会の周りほど安全じゃないんだぞ」

「ちぇ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
@一人で寝る

A誰かと寝る(今まで出てきた狭間の森の女を併記)

Bその他要記述
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 21:35:14.72 ID:s5Iinjfv0
1
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 21:35:32.94 ID:b/PY9ceDO
1
71 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/04(火) 21:40:20.42 ID:iUaSPVu10
>>67含めて3つとしよう





「おやすみなさいませ」

「おやすみ」

 寝室に入ると、蝋燭の火を消した。



安価下コンマ
01〜30 特に何も起こらない
31〜40 ミーア
41〜60 ミドナ
61〜80 ガンシュテナ
81〜98 アル
ゾロ目 ???
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 21:40:37.81 ID:QpIhJrid0
1
73 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/04(火) 22:01:16.96 ID:iUaSPVu10


 ___ぎぃ…

 ゆっくりと、寝室の扉が開く。入ってきたのは、紫のローブを纏った少女、アル。

「私が、こんなことをするなんてね」

 自嘲気味に言いながら、静かにベッドによじ登る。ゆっくりと毛布を剥がし、ズボンを下ろす。
 まだ柔らかいペニスが露わになると、ローブの裾をたくし上げた。

「…んっ♥」

 白い割れ目を、ペニスにあてがい、ゆっくりと腰を前後に動かす。
 柔らかな二つの膨らみが、肉棒を挟んで擦る。

「ん…ぁ、んっ♥」

「…んぅっ」

 アスラが、眠ったまま身じろぎする。アルは、ぐいと腰を押し付けた。

「はっ、ぁっ♥」

 ほんのり硬くなったクリトリスを、裏筋に擦り付ける。しっとりと、薔薇色の粘膜に蜜が滲み、ペニスを濡らす。
 肉棒が固くなると、アルは片手でそれを持ち上げ、先端を自らの入り口に誘った。

「はぁ…んっ♥」

 みちみちみち…
 処女の穴をこじ開けるように、ゆっくりと肉棒がアルの膣に沈んでいく。

「はぁっ…あっ、あ…んぁっ♥」

 奥まで入ると、アルはほっと息を吐いた。

「はぁ…アスラ…あっ&♥」

 膣内でペニスがぴくんと跳ねると、アルは押し殺した嬌声を上げた。
74 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/04(火) 22:16:37.39 ID:iUaSPVu10
 膣内で、膨らんだりしぼんだり、時々ぴくんと震えるアスラを感じながら、アルは彼の寝顔を見つめた。

「…シーヴァの息子。あの、不器用な男が、よく子供なんて作ったものね」

 前髪を、そっと掻き分ける。

「生まれたての仔猫のように…不器用で、愚かで、恐れ知らずで…真っ直ぐな男だったわ」

 その額に、そっと口付けする。それから、今度は唇に。

「ん…でも、人々の願いを、たった一人の息子にすべて押し付けるのは、いただけないわね…」

 眠るアスラの胸に両手を置き、深呼吸する。

「すぅ…ふぅ…」

 目を閉じ、お腹で息を深く吸い、そして吐く。

「すぅ…っ、んっ…はぁ…あぁ…あっ…♥」

 びくん。アルの肩が震える。と、アスラの腰が小さく跳ねた。

「すうぅ…っ…はぁ…っ、あっ、ああっ♥」

 暖炉にふいごで風を送るように。自らの『女』に風を吹き込み、欲情の炎を焚き上げていく。

「ふぅっ、んっ、ぅぅっ♥ …はああぁっ♥ あぁんっ♥」

 甘い声を上げながら、アルはアスラの耳元で囁いた。

「アスラ…」

「はぁ…はぁっ」

「淫らな夢を…んっ♥ 見てるのね…このまま、気持ちよく…」

 息を深く吸い、下腹部に力を入れる。

「んんっ♥ ……お漏らし、しちゃいなさい…♥」

「っっっ…」

 びく、びく、びくん。アスラのペニスが、繰り返し跳ねる。熱く、どろりとした精液が、アルの子宮へどくどくと流れ込む。

「あぁ…んっ…私…あなたの、母親に…」

 そこまで言って、はっと息を呑む。

「…ち、違う。あなたの子の、母親に…」



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が1で妊娠
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 22:17:49.26 ID:2Fc0nBqio
そい
76 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/04(火) 22:19:28.38 ID:iUaSPVu10
今日はこの辺で
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 23:09:23.64 ID:WI/OonmEo
おつー
出て欲しき子が登場するのを祈ろう
78 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/06(木) 19:43:16.67 ID:JCmOzJKC0
『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___ようやく、バルバスの期間も終わりか。

 ___いっそ、バルバスの連中に襲われでもしないかしら。そうすればあいつらを堂々と追い出せるのに。

 ___オリエズマ、バルバスと来れば、次は我らの…
79 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/06(木) 19:45:40.70 ID:JCmOzJKC0


「ん…ふぁ…」

 起き上がって、伸びを一つ。一人で寝る機会も、少し増えた気がする。気がするのだが…

「…何か、だるい」

 夜通し女を抱いた後のような疲労感が、彼の身体に残っていた。

「…ま、いいか」

 ベッドから降りて、服を着替える。向こうから、足音が近づいてくる。ミーアが起こしに来たのだろう。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 日中)
@教会でだらだらする

A森を散策する

B石の街へ行く

Cその他要記述
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 19:48:36.28 ID:iP6ZfsLwo
2
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 19:55:24.45 ID:RuFn+XmEO
3
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 19:55:40.19 ID:bdEvnj39O
3
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 19:55:44.21 ID:rTr9UwWDO
1
84 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/06(木) 20:16:06.67 ID:JCmOzJKC0


「…おや、勇者どの。ごきげんよう」

 石の街に着くと、キママが出迎えてくれた。

「先日、街の案内はいたしましたが、本日はどちらを見ていかれますか」



安価下1〜3でコンマ最大 どこに行く?
@布のかかった木の小屋

A小さな石の洞穴

B地面に空いた穴

Cその他要記述(誰が住んでるかも併記できる)
バルバスの住人は https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%B9 参照
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 20:18:27.64 ID:KosbdQgv0
2
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 20:19:03.92 ID:iP6ZfsLwo
4ツリーハウス(住:リーリレウ)
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 20:20:05.86 ID:sWhWsDo+0
1
88 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/06(木) 20:51:54.75 ID:JCmOzJKC0
「えーっと…」

 きょろきょろと辺りを見回し…目に付いたのは、高い針葉樹。平地にぽつんと立つ背の高い木の上に、木の葉でできた巣が載っている。

「じゃあ、あそこに」

「承知しました」

 キママは頷くと、アスラの前に立って木のところまで歩いた。



 木の根元まで来ると、キママはマントの中から片腕を出して、コンコンと木の幹を叩いた。アスラの腰ほどもある太い腕が幹を打つと、木はぐらぐらと揺れた。

「だ、大丈夫なの……!?」

 突然、ばさりと音がして、巣の中から何かが飛び立った。それは空中をぐるりと旋回すると、ひらりとアスラの目の前に降り立った。
 派手な女だ。セミロングの髪は、一房ごとに色の違う極彩色の七色で、肘から先は羽毛に、膝から先は鱗に覆われ、それぞれ緑の差し色の入った真っ赤な翼と、鋭い鉤爪になっていた。どうやら、ハーピーの類のようだ。まともな服は着れないらしく、意外と豊満な肢体にはボロ布を雑に巻き付けてあるばかりだ。
 彼女はアスラを見ると、嬉しそうに声を上げた。

「シーヴァ…シーヴァ、ひさし…ぶり、だ!」

「シーヴァは、ぼくの父親だよ。ぼくはアスラ」

「あす、ら…? シーヴァじゃ、ないのか」

「これはリーリレウ」

 キママが、腕をマントの中に戻しながら言った。

「勇者シーヴァとは、何らかの関わりがあったようですが…詳しくは、分かりません。悪い関係ではなかったようです」「見ての通りのアホだからな!」

「ん? 今、何か言った?」


「!! …い、いえ、何も」

 右肩をもぞもぞと動かしながら、キママが取り繕う。
 リーリレウは、アスラに言った。

「じゃあ、アスラ…? リーのとこ、来るか?」

「来るって、どうやって…」

「こうだ!」

 高らかに言うと、リーリレウはその場に飛び上がり…突然、アスラの両肩を掴んだ。

「うわっ!? …あっ、ああーっ!?」

 翼をはためかせると、リーリレウはアスラを掴んだまま、空高く飛び上がった!
89 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/06(木) 21:31:54.42 ID:JCmOzJKC0


「…着いた!」

「っ! は、はあっ…」

 分厚く敷かれた葉の上に立ち上がり…すぐに、座り込む。
 身を乗り出すと、遥か眼下に石の街が見える。

「う、うわぁ…」

「ここが、リーの家、だ!」

 翼を畳み、ひょこひょこと近寄ってくるリーリレウ。揺れない歩き方を心得ているらしく、アスラがじっとしていると彼女が歩いても、木は少しも揺れない。
 深呼吸して辺りを見回すと、意外と巣は広く、ふわふわした獣毛のベッドや、隅の方には何かの石が置いてあった。

「こ、ここで暮らしてるの」

「そうだ。…」

 言いながらリーリレウは、ベッドの上に移動すると、その場にしゃがみ込み、前屈みになって翼を突いた。

「…?」

「交尾、する、ぞ!」

「…」

 お尻を突き出して誘うリーリレウ。アスラは、急に冷たい感情が浮かび上がるのを感じた。

「…どうして?」

 誰も彼も、子作りのことばかり。勇者の子などいなくても、世界は何も変わらないという。だったら、どうして…
 ところが、彼女の答えは簡単だった。

「リーには、夢が、ある。…お前の子と、リーと、お前と、空を、飛びたい!」

「えっ?」

「3人で、空を、飛びたい! 何でか分からないけど…お前との、子供が、ほしい!」

「…」

 アスラは…頷いた。

「…うん。じゃあ、交尾しよう」

 ズボンを脱ぎ、ペニスを取り出す。そろそろとリーリレウの後ろに移動すると、腰に巻いた布は緩んで、ふさふさした赤毛に覆われた割れ目が丸見えだ。
 その割れ目に、亀頭をあてがうと、のしかかるように腰を進めた。

「ん…」

「んっ…♥」

 つぷ、つぷ、つぷ。狭く小さな穴に、ゆっくりとペニスが沈む。膣穴には違いないのだろうが、どうにも他の女と感触が違う。弾力のある粘膜が、全方向からアスラの締め付けてくる。

「乗って、奥まで、入れていいぞ…っ♥」

「こう、かな…?」

 背中にしがみつき、両脚を床から離して彼女の腰を挟み込む。体重が、ペニスの先端から彼女の膣奥にかかり、膣がきゅぅっと締まった。

「はぁっ…♥」

「ふっ…ふっ…」

 ぎこちなく腰を揺する。木が揺れるのも気付かず、性器を擦り合わせる。

「あぁ♥ 激しくして、いいぞっ♥」

「そう、言われても…っ、あっ、出るっ」

 狭い膣穴に、精液が流れ込んだ。射精しながら、今更のように自分が今いる場所を思い出し、アスラはごくりと唾を呑んだ。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 21:32:21.83 ID:9Ur7EMCqo
にんっしん
91 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/06(木) 21:34:24.17 ID:JCmOzJKC0


「…し、死ぬかと思った」

 地面に降り立つと、アスラはその場に座り込んだ。揺れない地面が、こんなに頼もしいとは…

「おかえりなさいませ。もうじき日暮れです。森に帰られるなら、すぐに発たないと」

 キママの言葉に、震えながら頷いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 夜)
@リーリレウと2回戦

A石の街で過ごす

B狭間の森に帰る

Cその他要記述
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 21:39:18.32 ID:9Ur7EMCqo
3
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 21:45:03.16 ID:rTr9UwWDO
2
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 21:45:30.54 ID:sWhWsDo+0
2
95 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/06(木) 21:50:44.54 ID:JCmOzJKC0


「では、こちらでおやすみください」

 先日案内された小屋に入ると、中には簡素なベッドに机、手つかずの蝋燭に燭台が用意されていた。
 ベッドに横になると、まだぐらぐら揺れている気がする。

「おやすみ…」

 目を閉じると、あっという間に眠りに落ちていった。



安価下コンマ
01〜30 何も起こらない
31〜50 キママ
51〜70 ミドナ
71〜85 魔人
86〜98 ???
ゾロ目 キママ?
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 21:52:06.27 ID:dp3UTwHc0
はい
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 21:52:11.23 ID:bdEvnj39O
らい
98 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/06(木) 22:04:07.86 ID:JCmOzJKC0


「…勇者どの、御免」

 ドアを開けて入ってきたのは、キママ。太い腕で布団を捲ると、すやすや眠るアスラの上に跨った。
 ズボンを脱がし、寝ながらに勃っている肉棒を取り出すと、マントを少しだけ捲った。下に履いているのは、紐と小さな布でできたビキニパンツだ。

「…最初に決めたことだろう。勇者の血筋を残すのだと」

 誰かに言い聞かせるように呟くと、パンツのクロッチをずらし、秘部にペニスを押し当て…

「…っ、くっ」

 ずぷり。膨らんだ亀頭が膣穴を通ると、キママは小さくいきんだ。ぬるりと、赤い血がペニスを伝う。
 苦しげに息を吐きながら、腰を上下に動かした。

「ふぅっ…はぁっ…」

 腰が下に落ちると、肩がびくんと跳ねた。風もないのに、マントがひらひらとはためく。
 だんだん、腰の動きが速くなってきた。それにつれて、声に甘いものが混じってくる。

「んっ…ふっ…はぁ…あっ♥」

「…っ」

「はぁ…勇者どの、ゆうしゃ、どのっ♥」

 いよいよ腰が速まる。ばさばさとマントを揺らしながら、キママが腰を振る。

「あぁっ♥ ゆうしゃっ…あんっ♥ …シーヴァ、様ぁっ♥♥」

「っ」

 アスラが、身じろぎする。と、キママの膣内に、どくどくと精液が噴き出してきた。

「あ、ああっ…出た…ぁっ♥」

 膣内を満たす熱い液体を感じながら、キママがふるりと身体を震わせる。

「これで…シーヴァ様の、お役に…んっ♥」



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 22:05:57.66 ID:sWhWsDo+0
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 22:06:23.27 ID:RuFn+XmEO
はらはら
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 22:07:43.62 ID:iP6ZfsLwo
お、きた!
102 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/06(木) 22:11:47.72 ID:JCmOzJKC0


「…おはようございます、勇者どの」

「ん…」

 ベッドから起き上がると、キママがベッドの脇に立っていた。
 外は、よく晴れている。暑いくらいだ。

「もう、朝…?」

「はい。私の暦が正しければ、新しい週の始めかと。次は、どちらへ向かわれますか」

「うーん…」



安価下3票先取 どれにする?(第一部 9/15周目)
@クリストラ

Aタルスム

Bオリエズマ

Cバルバス

サトン(バルバスと接していないので選択不可)
103 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/06(木) 22:12:45.42 ID:JCmOzJKC0
そして今夜はここまで

安価下
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 22:13:43.23 ID:RuFn+XmEO
2タルスム
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 22:18:16.75 ID:bIHmxej80
タルスム
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 22:30:20.31 ID:tvNl6/ymO
2
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/06(木) 22:30:58.61 ID:v8l2kgQ80
タルスム
108 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/08(土) 16:50:25.23 ID:vTIFWcVQ0
『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___流石に、外との行き来も増えてきたな。

 ___食べ物や物資を調達したり、新しい女を連れてきたり…どこも必死ね。

 ___…あの勇者は、後宮の外へ出たいとは思わぬのだろうか?
109 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/08(土) 17:02:40.27 ID:vTIFWcVQ0


 馬に乗って迎えに来たシュルーラの後から、付いてくるもう一頭の馬を見て、アスラは声を上げた。

「シャールー!」

 思えば、バルバスへは馬車で来たから、彼女はクリストラ領で留守番だった。
 シュルーラは馬から降りると、言った。

「お待たせ! 君がウチに来るって聞いて、クリストラ領から連れてきてもらったんだ。さ、乗りな!」



 宮殿に着くと、例によって大勢の女たちが、列を成して出迎えた。
 馬上のアスラに歩み寄ってきたサーラは、彼の姿を見て言った。

「おかえりなさいませ。…まあ、大変『お汚れに』なって」

 馬から降りたアスラを、ハマムの方へ誘う。

「さあ、身体を清め、疲れを癒やしてくださいませ。奥の間で、お食事をご用意いたしましょう」
110 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/08(土) 17:42:23.63 ID:vTIFWcVQ0


「あ゛あ〜…」

 石の台から、頭だけ出してうつ伏せに横たわるアスラの腰を、マハーリヤの手がぐいぐいと押す。

「ほんの一月で、ずいぶん凝ったわねぇ〜」

 マッサージしながら、マハーリヤが嘆息する。

「それに、とっても身体が大きくなったみたい。男子三日会わざれば刮目して見よ…って、オリエズマのことわざだったかしらね」

「頭を失礼しますね…」

 シャーメイが、彼の頭を泡で洗う。細い指が彼の頭を刺激した。

「剣だの魔法だの、たくさん勉強してるって聞いてるわよ。お疲れねぇ」

「うん…」

「ここにいる時くらいは、のんびりして行きなさいな。ねえ、シャーメイちゃん?」

「いつでもお待ちしております。…」

 頭に湯を掛け、泡を流す。
 マハーリヤが、背中をぽんと叩いた。

「さ、マッサージはおしまい。向こうで宴会の準備をしてるわよ」

 指差すのは、奥の部屋。以前、双子と交わった所だ。
 裸に腰布だけを巻き、香の立ち込める薄暗い部屋に入ると、そこには機織りのウィムと、踊り子のシュヴェが、絨毯の上に座って待っていた。

「! …」

「勇者様、お久しぶりですぅ…」

 2人の間に座ると、ウィムが耳元で囁いた。

「…ウィムと、シュヴェ。お腹に、ゆうしゃの赤ちゃん、いるよ」

「!」

「そ、そういうことです…」

 真っ赤な顔を、そっと伏せるシュヴェ。ウィムは、にこにこと嬉しそうだ。
 そこへ、料理が運ばれてきた。焼いた肉に、平たいパン。スパイスの効いたスープに、果物もある。更に遅れて、楽隊に踊り子たちも入ってきた。
 最後に入ってきたサーラに、彼女の連れる一人の幼女が、彼の前に両手を突いて頭を下げた。

「遅ればせながら、サーラでございます。こちらは、我が娘のリリカ」

「よろしくおねがいします!」

 頭を上げてにぱっと笑うリリカ。母親と同じく、踊り子の服を幼い身体に纏っている。

「では、宴を始めましょう」

 サーラが手を叩くと、楽隊が演奏を始めた。それに合わせて、踊り子たちが腰を振り、艶めかしいダンスを始めた。
 シュヴェとサーラが料理を取ってアスラの口元に運び、ウィムとリリカがアスラの両腕にしなだれかかってくる。

「さあ、たんと召し上がれ…」



 半分ほど料理が片付いたところで、踊り子たちが一斉にビキニトップを外し、乳房を露出した。大小さまざまなおっぱいを揺するように腰を振ると、サーラが彼の腰に巻かれた布を解き、もう硬くなったペニスを取り出した。
 踊り子たちが、アスラを取り囲む。それから巻きスカートの結び目に手をやると、ふわりと解いて広げた。

「!」

 広げたスカートを羽のように振り、つるつるの秘部を彼の周りでくねらせる。腰に巻かれた鎖や、金の腕輪が、ちゃりちゃりと音を鳴らす。
 ウィムが、耳元で囁いた。

「…誰でも、好きな娘と、していいよ♥」



安価下 誰にする?
シュヴェ以外の踊り子(https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%A0%E3%81%AE%E8%B8%8A%E3%82%8A%E5%AD%90%E3%81%9F%E3%81%A1 参照)、サーラ、リリカから選択
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 17:46:56.78 ID:KsDP6pDy0
リタ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 17:47:35.75 ID:zF3SBAIzO
サーラ、リリカ

単独だけokならサーラ
113 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/08(土) 18:02:05.84 ID:vTIFWcVQ0
 手招きすると、一人の踊り子が彼の前に膝を突いた。

「僕を呼んだんだね?」

「うん」

 背が高く、引き締まった身体つきで、黒髪を短く切っている。端正な顔立ちは、美少年でも通じる中性的なものだった。
 整った顔に隠しきれない欲情を浮かべながら、彼女はアスラの腰に跨った。

「リタだ。…はぁっ…♥」

 勃起しても小さなペニスが、じゅぷりと派手な水音を立てて、彼女の膣に入っていく。リタは恍惚の表情で、腰を振り始めた。

「はぁっ♥ はっ♥ 素晴らしい、子供ちんぽぉっ♥」

「…」

 その言い回しが気に食わず、彼は揺れる彼女の控えめな乳房に噛み付いた。
 ところが、リタは逆に膣を震わせて悦んだ。

「はあぁっ♥♥ おっぱいが好きだろう、吸っていいよ…いっぱい、んぁっ♥」

 乳首が硬く、膨らむ。リタは愛おしそうに彼の頭を抱きしめると、焦らすように腰をゆっくり振った。

「んんんっ…♥ 初めてだ…10歳の男の子と、本気の子作りセックス…っ♥♥♥」

 何度も収縮と弛緩を繰り返し、だくだくと蜜を溢れさせるリタの膣。

「我慢しなくていいよ…いつでも、僕の膣内に…種付け、いっぱいっ♥ あっ♥」

「うっ」

 とうとう、耐えきれず射精した。リタは、強く抱きしめて腰を押し付けながら、できる限り膣の奥で精子を受け止めた。

「はああんっ♥♥♥ アツアツ、プリプリの子供ザーメンっ♥ 出てる、出てるぅっ…♥」

「はぁっ…うっ…」

 射精が終わると、腰を持ち上げ、すぐにアスラのペニスにしゃぶりついた。

「んむっ♥ …んっ、んくっ」

「ふあぁっ…」

 尿道の残りを吸い上げて飲み込むと、口を離して立ち上がる。

「…やあ。とっても美味しい子供ザーメンだったよ。では」

 一転してキリッとした口調で言うと、再び踊り子の列へ戻って行った。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
安価下2 次の相手
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 18:03:54.78 ID:E4jojXQk0
リィ
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 18:04:17.81 ID:9WYZQRK40
ギーネ
116 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/08(土) 19:30:49.66 ID:vTIFWcVQ0
 何かの乳でできた甘酸っぱい飲み物を一口飲むと、アスラは一人の踊り子に手招きした。
 彼女はそれに気付くと、一瞬で近寄ってきた。

「…♥」

 裸に金の装飾と赤いヴェールだけを纏った踊り子、ギーネは、待ってましたとばかりに彼の目の前で脚を広げて腰を振った。既に濡れた無毛の秘部に指を挿れ、激しく掻き回す。

「♥ ♥ …っ♥」

「…」

 汁を撒き散らしながら激しく揺れる秘部を見ていると、横からウィムが彼のペニスを掴んだ。

「…ほら、元気、元気♥」

「…♥」

 彼女の手の中で再び硬くなると、ギーネが跨ってきて、ずぷりと膣内に収めてしまった。
 そのまま、上下に激しく腰を振る。

「はぁっ♥ はぁっ♥ はあっ♥」

「はっ、あっ、あっ」

 喘ぎながらふと横を見ると、サーラが葡萄を一粒取り上げて、口に含んでいた。それから彼女は、娘に手招きした。

「はーい」

 アスラの横から立ち上がり、駆け寄ってきたリリカの巻きスカートを捲り上げると、彼女の股間に口を寄せた。

「んっ」

「ひゃんっ♥」

 びくんと身じろぎするリリカ。彼女はスカートを持ち上げたままアスラのところに戻ってくると、鼻先に股間を突き出した。

「はやく、はやくっ♥」

「ん…」

 ぷにぷにの褐色幼女まんこに口を付け、ちゅうと吸うと、小さな膣内から甘酸っぱい葡萄の粒がころんと出てきて、アスラの口の中に入った。

「少し早いですが、甘く仕上がっていますよ。まだ毛の生えたこともない、至上の女陰と一緒にお楽しみください…」

「んっ、んっ」

「ひゃあんっ♥ おまたっ、ぬるぬるするっ♥」

 果汁の染みた、熱くも幼い膣穴を舌でほじくる。

「はあっ♥ はあぁっ♥ …あぁんっ♥♥」

 ギーネが、すとんと腰を落とす。うねる膣穴がぎゅっと締まり、アスラはその中にまた射精した。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
安価下2 次の相手(これで最後)
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 19:34:35.45 ID:ScI7fJOco
こんま
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 19:34:53.09 ID:zF3SBAIzO
一人づつならサーラ。できるならリリカも。
119 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/08(土) 20:44:24.50 ID:vTIFWcVQ0
「やぁっ♥ あんっ♥」

 割れ目を舌でなぞられて、リリカが甘い声を上げる。
 ギーネが離れると、そのままサーラが彼の元に跪き、萎びたペニスを口に入れた。

「ん、んむっ♥」

「あぁんっ♥ やらっ♥」

「ん…」

 アスラは口を離すと、手元にあった瓜を一切れ取り上げ、口に入れた。それから、再びリリカの股間に口を付けた。

「やらっ♥ くすぐったっ♥」

 瓜を噛み、その汁で幼い膣を味付けする。果汁の刺激で腫れた陰唇を、じゅるじゅると啜る。

「はぁっ…んっ♥」

 再び勃起したペニスに跨り、サーラが自らの膣穴に挿れた。自由自在に膣壁を動かしながら、精液を搾り取らんとする。

「んんっ…ふっ、はぁっ…♥」

「あんっ♥ おまた、ふやけちゃうぅ…♥」

「勇者様っ♥ サーラに、お恵みをっ♥ …ああっ♥」

「うぅぅっ…!」

 絞り出すように、サーラの膣に精液を放つ。ぴゅるぴゅると元気のない射精であったが、サーラは満足げに子宮で受け止めた。

「あぁん…勇者様の子種が、満ちていきます…♥ …さあ」

 リリカをそばに引き寄せ、座らせる。

「今度は、お前がご奉仕する番ですよ」

「分かりました、母上…ん、ちゅっ♥」

 サーラの膣から抜け、ぐったりと倒れた肉棒に口づけする。

「はぁ…もう、無理…」

「挿れるだけで構いませんよ」

 サーラが言う。

「まだ、初潮も来ていない童女です。御種を頂いても、孕む可能性は低いでしょう」

「い、挿れていい? 挿れちゃうよ? …ん、んんっ」

 半勃ちのペニスを、狭い膣穴に無理やりねじ込む。果実と一緒にしゃぶり倒された彼女の膣は、幼子と思えないほど柔らかく、とろとろに蕩けていた。

「あ、あっ、あっ…♥ は、入っちゃった…♥」

「しっかり覚えなさい。これから、あなたがお世話になる、おちんちん様ですよ」

「おちんちんっ、さまぁっ♥」

 狭い膣が、きゅっと竦む。たまらず、アスラのペニスが膨らんでいく。

「あっ、ひゃっ…おっきくなった…っ♥」

「いつでもお申し付けくださいね。私たち母娘が、一緒にご奉仕させていただきます…♥」



安価下コンマ(サーラ) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(リリカ) 00で妊娠
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 20:44:57.20 ID:KsDP6pDy0
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 20:45:50.82 ID:ScI7fJOco
122 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/08(土) 20:56:26.49 ID:vTIFWcVQ0


「…はぁ」

 ベッドの上で、ぐったりと仰向けになる。食べながら性交を続けたせいで、お腹いっぱいなのに疲労困憊という、何とも気持ち悪い状態だ。
 薄暗いハマムで過ごしたせいで分からなかったが。もう外は夜だ。窓の外からは、綺麗な満月が見える。しかし、それを楽しむ余力は無い…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 夜)
@このまま寝る

A女を呼んで寝る(今まで出てきたタルスムの女を併記 コンマ80以下で強制的に@)

Bその他要記述(内容次第で成否判定あり)
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 20:57:04.83 ID:ScI7fJOco
1
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 21:02:08.60 ID:KsDP6pDy0
1
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 21:03:45.40 ID:9WYZQRK40
1
126 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/08(土) 21:22:58.34 ID:vTIFWcVQ0


「…ふぁ」

 一晩寝たらすっきりした。ベッドから降りて窓を覗くと、外はよく晴れていた。
 さて、今日は何をしようかな。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
@部屋でごろごろする

A草原に出てみる

B狩りに行く

Cその他要記述
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 21:23:20.97 ID:9WYZQRK40
2
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 21:23:41.15 ID:3thQsW8DO
1
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 21:35:20.00 ID:zF3SBAIzO
4
サーラに魔術を教えてくれる人がいないか聞いてみる
できればマンツーマンではなく歳が近い生徒役(競争相手)とかも
130 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/08(土) 21:45:58.77 ID:vTIFWcVQ0
今日はこの辺で
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 21:55:38.80 ID:5SSU9NEvo
おつです
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/08(土) 22:01:42.86 ID:vb4C+o4cO
おつ
133 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/09(日) 21:03:08.57 ID:koLQvkSM0
『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___タルスムねぇ。予想通り過ぎてつまらないわ。

 ___あの節操なしが、また調子に乗るぞ…

 ___…もう、ここを出られないように…
134 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/09(日) 21:09:44.19 ID:koLQvkSM0


「魔術の師、ですか?」

 アスラに尋ねられて、サーラは首を傾げた。

「存じませんね。そもそも、勇者様が魔術を学ばれる必要はありませんよ」

「他の所では勉強してたよ。タルスムでも勉強できないかな」

「ここは安全です」

 サーラは、きっぱりと言った。

「貴方様が望めば、魔術が無くとも全てご用意いたします。貴方様が剣を取らずとも、私たちが全力でお守りします。ですので、貴方様は」

「それは、そうかも知れないけど…」

 アスラは歯噛みした。どうして、今更反対されるのだろう。前回は、数学も乗馬も教えてくれたのに…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
@諦める

A食い下がる(具体的な説得内容を併記。成否判定あり)
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 21:13:47.37 ID:MhFBGBVBo
2 将来生まれる子供たちに人の背に隠れるだけの親の子というそしりを受けさせたくない
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 21:15:42.71 ID:l2kMbit3O
2
バルバスでのサナギとの出来事に触れ、(サナギの名は出さない)
まだ生まれていないとはいえ目の前で自分の子どもが危険にあった時に何もできないのは嫌だ、と説得する
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 21:41:17.08 ID:AZ3DA84DO
>>136
138 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/09(日) 22:03:38.78 ID:koLQvkSM0
「…実は、バルバスで」

 アスラは、バルバスで起きた出来事をサーラに話した。ただし、サナギの名前を伏せて、だ。

「…だから、目の前でぼくの子が危険に遭った時に、何もできないのは嫌なんだ」

「…」

 サーラは…

「…なんという」

 ぞっとするほど低い声で、呟いた。アスラの肩を抱き、どこかへ歩き始める。

「ちょ、待って、どこ行くの」

「勇者様の、望むことを」

「それって、魔術を教えてくれるってこと? …ねえ!」



 やがて、辿り着いたのは一つの部屋。扉を開けると、中では3人の踊り子たちが、裸でくつろいでいた。

「おや、サーラさん…あら」

 その中の一人、ジューヌが、アスラに気付いて目を見開いた。他の2人、ハーレとリタも立ち上がり、裸のまま近寄ってきた。

「今日一日、勇者様のお相手を務めなさい」

「えっ?」

 戸惑うアスラを、3人が取り囲む。褐色の素肌に囲まれて、アスラはサーラから引き離された。

「おいで、勇者様っ♥」「いっぱい子作りしましょうねぇ」「ふふふ…また、君の子供ちんぽを味わえるとは」

「待って、サーラ、待って!!」

 扉が、閉じられた。
 ジューヌが、後ろから彼のズボンを引き下ろした。むき出しになったペニスを、すかさずリタが口に入れる。

「んむっ♥ …んっ、ちゅっ…はぁ、絶品だ…んっ♥」

「はぁい、上も脱ぎ脱ぎしましょうねぇ〜…」

 豊満な乳房を押し付けながら、ジューヌは上の衣服も脱がせていく。抵抗するアスラの前に立つと、ハーレは全裸のまま、艶かしく腰を振って踊り始めた。

「勇者様ぁ…♥ ここでは、何も考えないで…たくさんのおっぱいと、おまんこに、夢中になって…♥」
139 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/09(日) 22:21:04.84 ID:koLQvkSM0
 ベッドに移動すると、リタは仰向けに倒されたアスラの腰に跨った。

「い、挿れるぞ、良いな?」

「良いよー」「ええ、どうぞ」

「いくぞ…んんっ♥」

 濡れて蕩けてなお締りの良い膣に、細いペニスを収めると、リタは激しく腰を振り始めた。

「はあっ♥ いいっ♥ ちんぽっ♥ 子供ちんぽぉっ♥」

「離して、離しんっ!?」

「ほぉら、こっちにチューしてっ♥ ぁんっ♥」

 ハーレがアスラの顔に跨り、つるつるの割れ目で口を塞ぐ。抵抗しようと振り回した手をジューヌに掴まれ、そのまま柔らかい2つの膨らみに載せられた。

「ほぉ〜ら、あたしのおっぱい、気持ちいいでしょ〜♥」

「はあっ♥ 孕むっ♥ 10歳の、子供ザーメンで…孕むぅっっっ♥♥♥」

 ぎゅっと締まる膣穴に、射精する。
 精液を出しきらない内に、ハーレがリタを突き飛ばした。

「うわっ、何をするんだ!?」

「は〜い、交代ね」

 今度はハーレがアスラの腰に跨ると、萎えかけのペニスを手にとって、自身の股間の裂け目にあてがった。そのまま器用に腰を振り、柔らかな大陰唇でペニスを扱く。
 顔の方にはジューヌが来て、ぼってりとした乳首を口に押し付けてきた。

「んむっ」

「ぁっ♥ …たんと召し上がれ、あたしのおっぱい…ぁっ♥」

「はぁぁ…んっ♥♥」

 再び硬くなったペニスを、膣に挿入するハーレ。リタと同様、鍛えられてよく締まる雌穴で、肉棒を扱き上げる。

「んっ♥ んっ♥ もっかいっ♥ もっかいっ、種付けっ♥ 頑張れっ♥」

「んんっ…んんんっ…」

「あぁん…本当に、おっぱい出ちゃいそう…んぁっ♥」

「しゃっ、せいっ♥ しゃっ、せいっ♥ ほら、しゃせいっ♥ …ぁんっ♥」

 締まる膣穴に、また精液を吐き出した。

「出た、出たぁっ…♥」

「偉い偉い…さ、出し切ったら次は、あたしの番ねぇ」

 ジューヌが、乳房を両手で掴んだ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
@続行

A他の女を呼ぶ(今まで出てきたタルスムの女を併記)

B逃げる(コンマ80以下で失敗)

Cその他要記述(内容次第で成否判定あり)
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 22:23:32.98 ID:AZ3DA84DO
1
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 22:23:50.37 ID:ZnSQ7lLJo
3
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 22:24:00.37 ID:Ac2MXUHE0
1
143 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/09(日) 22:27:38.48 ID:koLQvkSM0
忘れてた



安価下コンマ(リタ) ゾロ目 or 1の位が2で妊娠
安価下2コンマ(ハーレ) ゾロ目で妊娠
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 22:28:55.68 ID:CwhCpZPCo
はい
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 22:29:03.10 ID:Ac2MXUHE0
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 22:31:33.89 ID:c9GJ+8u5o
147 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/09(日) 23:25:24.39 ID:koLQvkSM0
 ジューヌは、アスラに膝枕すると、再び口元に乳首を垂らした。
 アスラは抵抗を諦め、目の前の膨れた乳首に吸い付いた。

「んっ♥ 偉い偉い…さ、こっちも、もうひと頑張り」

 乳首を吸わせながら、片手で彼のペニスを優しく扱く。横から、リタが彼の乳首に舌を這わせた。

「ん、んっ…れろっ…♥」

「…ん、準備できたようねぇ」

 アスラを膝から下ろすと、ベッドに仰向けになり、脚を広げた。毛を剃り落とした秘部を、両手で広げて見せる。

「さ、いらっしゃ〜い♥」

「はあっ…」

「あんっ♥」

 てらてら光る肉の穴に、ペニスを突き入れた。大きなおっぱいに顔を埋めながら、夢中で腰を振る。

「あっ♥ あんっ♥ …いい子、いい子っ♥」

「はあっ…はっ…」

「ぁんっ♥ おっぱい、大好きでしょっ…んっ♥」

「んむっ」

 ぷるんぷるんと揺れる、褐色のおっぱい。色濃く、硬く膨れた乳首を口に咥え、強く吸う。

「はぁんっ♥ おっぱい、出したくなっちゃう…出るように、してぇっ♥」

「んんっ…!」

 柔らかな女の肉に包まれて、アスラは本日3度目の絶頂を迎えた。



「はぁんっ♥ 勇者様、ハーレの、『花びらの踊り』…もっと近くで、んんっ♥」



「んくっ、んくっ、んくっ…♥ ぷはっ! 久々の子供おしっこ、絶品だったよ。僕も軽くイきかけた…さあ、次はこっちにおくれ」



「んっ♥ さあ、あたしをママにして…そしたら、勇者さまと赤ちゃんと、一緒におっぱいしてあげるから…ぁんっ♥」





安価下コンマ(ジューヌ) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(ハーレ) ゾロ目 or 1の位が8で妊娠
安価下3コンマ(リタ) ゾロ目 or 1か10の位が2で妊娠
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 23:26:33.09 ID:Ac2MXUHE0
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 23:26:52.27 ID:5aT3Id3e0
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 23:27:08.84 ID:gFQdyA570
a
151 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/09(日) 23:31:33.18 ID:koLQvkSM0
今日はこの辺で
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/09(日) 23:40:16.05 ID:c9GJ+8u5o
おつおつ
サナギにげてー(棒)
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 03:03:07.10 ID:nTtfy223O
おつ
夜伽の順番をエサにした方がよかったかな?
154 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/10(月) 08:53:33.06 ID:+tUGu/Rg0


 朝起きると、待ち構えていたようにサーラがアスラを広間へ連れて行った。玉座に座ると、その前に一人の女が現れた。白い肌の、クリストラ人だった。

「リアナと申します。朝早くにすみません」

「リアナさん、直接お聞きになって。勇者様が、バルバスでどのような目に遭われたか」

 サーラに促されて、リアナは尋ねた。

「失礼ながら…バルバス領にて、暗殺されかかったというのは事実でしょうか…?」

「! …そ、そうだけど」

「く、詳しくお聞かせ願いますか。具体的に、どなたがやったのか。その後の対処はどうされたのか…」

「…」

  誰がやったのか、言わなければならないのか。折角サーラには伏せていたのに…

「…言わなかったら、どうなるの?」

「現時点で、バルバス領の全員が容疑者です。誰も名乗り出ない場合、最悪…全員、処刑に」

「!? わ、分かった、分かったよ。…サナギっていう、エルフだ」

「エルフですって!?」

 サーラが叫んだ。

「エルフが、アスラ様を!? シーヴァ様から頂いた恩寵も忘れて、何たる非道、何たる不遜! もはや…」

「お、落ち着いてください! …その、サナギというエルフは、その後どうなりましたか」

「ラーラが、森に連れ出して説得したよ。そしたら、頭を冷やすって…それからは、一度も会ってない」

「…」

 黙って考え込むリアナ。サーラが喚く。

「これまで手を取り合っていたというのに…もはや、エルフは信用なりません。直ちにエルフ種を全員捕らえ、処刑すべきです!」

「待ってよ! サナギが一人で恨んでただけなのに、全員だなんて」

「アスラ様」

 サーラは、アスラを真っ直ぐに見た。

「貴方様の生命を案じているのです。シーヴァ様に恩義がありながら、この行い…少なくとも、これ以上後宮に、エルフを置くわけには参りません」

「…と、とにかく、サナギを捕らえましょう。兵を連れ、バルバス領へ向かいます」

 リアナが立ち上がる。それから、アスラに向かって言った。

「申し訳ありませんが、ご同行願えますか。顔を改めねばなりませんので…」
155 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/10(月) 09:16:06.89 ID:+tUGu/Rg0


 狭間の森に押し入ってきた、武装した一団。その中にアスラの姿を認めると、ラーラは苦虫を噛み潰したような顔になった。

「…何の用だ」

「エルフのサナギに会わせていただけますか」

 リアナの命令に、ラーラの顔がまた苦くなった。

「心当たりはあるが、一応訊いておく。…何で」

「アスラ様を暗殺しようとしたと、アスラ様ご自身からお聞きしましたので」

「…」

 じろり、アスラの方に目を向ける。『話したのか』。そう、彼女の目が物語っていた。

「…ごめん」

「付いてこい」

 ラーラはそう言うと、森の奥へと歩き出した。



「どんな風に聞いたのかは知らないが、一つだけ言わせてくれ」

 歩きながら、ラーラが言った。

「あいつは…アスラを殺そうとしたんじゃねえ。アスラの子供を殺そうとしたんだ。目の前でな」

「何故です。調査では、サナギは勇者シーヴァと共に戦ったエルフ、ジンバの母と聞いています。息子さんがお世話になった分、今度はこちらがお返しする番だと」

「あたしらもそう思ってたさ。だが、あいつは……『こいつは』」

 不意に、ラーラが足を止めた。目の前に立つ針葉樹。その根本の一部分だけ、不自然に草が途切れている。まるで、つい最近掘り返したみたいに…
 ラーラはその場にかがみ込むと、湿った土を手で掘り起こした。やがて

「…!」

「!?」

「ほらよ」

 中から引きずり出し、リアナの目の前に放り投げた。
 あちこちが腐り始めた、女の死体。

「サナギ!?」

 ラーラが顔についた土を落とすと、確かにそれはサナギであった。あの時見たままの服を着て、目立った傷は殆どないが、ただ一箇所、後頭部が大きく凹んでいた。まるで、誰かに棍棒で叩き潰されたみたいに…

「…ま、まさか、ラーラ」

「同胞のやらかしたことだ。…とっくに、てめえでカタはつけたさ」

「そんな! 話し合うって…頭を冷やすって…」

「こいつは40年近く、考えを変えなかった。勝手な思い込みに囚われて、シーヴァやあんたを恨み続けた。こうなったら、もう100年経っても変わらねえ。…相手するだけ、時間の無駄だ」

「無駄って! そんな」

「いっ、いずれにせよ!」

 リアナが、大声で割り込んだ。

「このことは、王城で審議させていただきます。このエルフの後宮入りを許してしまった、我々の責任もありますし…」

 それから、アスラの方を見た。

「アスラ様。当面、バルバスへのお渡りはお控えください」

「アスラ!」

 ラーラが、声をかけた。

「最後に一つ、言わせてくれ。人間は、エルフに比べて寿命が短いんだ。…時間を、大切にしろよ」

「では、タルスム領に戻りましょう」

 リアナが先導し、騎士たちと共にタルスム領へ帰った。
156 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/10(月) 11:28:01.10 ID:+tUGu/Rg0


「…っ、ごほっ」

 胃から上がってきた酸っぱい液体を、痰壺に吐き捨てる。もう、胃の中は空っぽだ。バルバスから帰る途中から、何度も嘔吐した。サナギの、土に塗れた虚ろな目や、膨れた腹から滲む汁や、立ち込める悪臭が、彼の五感にこびり付いて消えない。

「はぁ…はぁ…うっ、ぅ…」

 ベッドの上で縮こまり、啜り泣くアスラ。ラーラが、サナギを殺したなんて。シャナルや、バルバスの皆とは、もう会えないのだろうか…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
@一人で寝る

A誰かと寝る(今まで出てきたタルスムの女を併記。サーラは不可)

Bその他要記述
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 11:32:12.87 ID:j/5ie7iHo
流石にそんな気分じゃ…
1
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 12:09:12.41 ID:gYrkWV2Z0
1
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 12:16:52.56 ID:uiRINxLGO
1
160 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/10(月) 14:25:55.82 ID:+tUGu/Rg0
 無理やり、目を閉じた。







「離して! 助けて!」

 足に絡みつく、植物の蔓。逃げようともがくアスラに、棍棒を振り上げたラーラが迫る。

「助けて! ラーラ…」

「よくも、話したな」

「ごめんなさい! ごめんなさい! 助けて」

「もういい。…時間の無駄だ」

「助けっ」

 石の棘の突き出た棍棒が、頭に振り下ろされた。







「…はあっ! …っ」

 起きた瞬間、強い吐き気に襲われ、ベッドの上に吐いた。吐くものすら無く、臭い液体だけが布団にかかった。よく見ると、もう布団はびっしょりと濡れていた。
 寝室に立ち込める臭いに気付き、寝間着の下半身が濡れているのに気付き、アスラは溜め息を吐いた。

「おはようございます、勇者様」

 扉が開き、入ってきたのはサーラ。彼女はベッドの上の惨状を見ても、顔色一つ変えずに近寄ってきた。

「ま、待って、今は」

「お気になさらず。すぐに、綺麗にしますね」

 汚れた寝間着を脱がせながら、不意に言った。

「…もうお分かりでしょう。バルバスは、危険です。ここは安全です。我が領こそ、地上の楽園。フーリーたちの天国」

「…うるさい」

「アスラ様?」

「うるさい…うるさいっ!」

 アスラは叫ぶと、裸のまま寝室を飛び出した。そうして、追いかけてくるサーラを振り切るように、宮殿の外へと出ていった。



「…どうしよう」

 広い草原で、アスラは途方に暮れていた。今まで、タルスム領でハマムの他に宮殿から出たことは無かった。いざ草原に出てみると、本当に広い。羊がぽつぽつといるばかりで人の気配も殆どない。おまけに、彼は全裸であった。
 逃げ出した手前宮殿に戻る気にもなれず、彼は諦めて、草原を歩くことにした。もしかしたら、誰かいるかも知れない。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
@ゲルに入ってみる

A荷馬車に近づいてみる

B羊を観察してみる

Cその他要記述
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 14:27:02.22 ID:veD75N0zo
3
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 14:27:27.67 ID:pTLHUNR+0
3
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 14:28:38.63 ID:TjiDk66so
2
164 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/10(月) 14:43:46.03 ID:+tUGu/Rg0
「…うわっ」

 ぼうっとしていると、一頭に羊がのそのそと近寄ってきた。人に慣れているのか、アスラの姿を見ても気にすること無く、足元の草を食み始めた。

「…」

 何となくその側に腰を下ろすと、羊を観察してみた。毛刈りから間もないのか、身体を覆う白い毛はまだ短い。耳をぱたぱたと動かしながら、草を食べている。乳房が垂れ下がっているから、雌だろう…

「…お」

「ん?」

 不意に声がして顔を上げると、そこには一人の少女が立っていた。褐色肌に丈の長い白い服を着て、麦わら帽子を被り、長い杖を携えた少女であった。彼女は、足元に控える茶色い犬に命じた。

「ポーチ、この子を群れに戻してあげて」

 すると犬は、はぐれものの羊に向かって吠えながら走り、向こうへと追いやってしまった。
 少女が、アスラを見た。

「…勇者?」

「…うん」

 何となく、ぼんやりとした雰囲気の少女は、アスラの格好を見て目を細めた。

「何で、裸なの?」

「逃げてきたから…」

 すると、少女はくすりと笑った。

「あの羊さんと一緒なの」

「…」

 アスラは、立ち上がった。
 少女は、手にした杖で向こうの方を指した。小さく、白いテントのようなものが見える。

「付いてきて。何か、着るものがあると思う」



「…君、名前は?」

「…」

 アスラの質問に、少女は一拍遅れて振り向いた。

「…ウルル」

「ウルル。…エグハンが言ってた気がする」

「エグハンもいるよ。…ああ、エグハンと子作りしたって」

「うん」

 テントに着くと、彼女は中に入った。後から付いていくと、中は意外と広々としていて、絨毯に大きな物入れが3つほど並んでいた。
 その中の一つから、麻布の服を取り上げると、アスラに差し出した。

「はい」

「ありがとう」

 同じような形の服をアスラが着ると、ウルルは言った。

「朝ご飯、まだ?」

「うん」

 するとウルルは、外に顔を出して声を張り上げた。

「エグハーン! ミルク、まだあるー?」
165 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/08/10(月) 14:56:06.53 ID:+tUGu/Rg0
「今行くだよー!」

 遠くから声がして、やがてエグハンがテントに入ってきた。彼女はアスラに気付くと、ひっと声を上げた。

「ゆっ、勇者さまぁ? 何だって、こんなとこに」

「逃げてきたんだって。羊さんみたい」

「しっ、失礼だよぉ!? …えっと、ミルクだね。ちょっと、待ってて…」

「チーズもあったらお願いね」

 外へ行くエグハンと、テントの中央にある炉に火を付けるウルル。炉の火で、パンを温め始めた。
 エグハンが、戻ってきた。その手には、握り拳くらいのチーズの塊と、小さな壺が握られていた。壺の中は、並々でミルクが満たされている。

「山羊のミルクだよ。今朝絞ったばかりで、新鮮ですだ」

「パンも温まったね」

 薄く削ったチーズをパンに載せ、アスラに差し出す。

「お腹空いたでしょう。食べていいよ」

「うん。いただきます…」



 素朴な朝食を終えると、ウルルは言った。

「じゃあ、羊さんを連れてるね。勇者は、どうする?」



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166 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/10(月) 14:57:28.61 ID:gYrkWV2Z0
手伝いをさせてもらう
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