[人外娘]男「魔物娘な師匠と過ごす日々」[安価]

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1 :ハーピーラミア単眼娘は俺の嫁 ◆bCs0r4M9IE [saga]:2020/08/04(火) 21:25:22.24 ID:1w13EuBd0
差し込む光が朝が来たことを知らせる


男「んー、よく寝たな…」


窓から見る景色に慣れたのはごく最近だ

高くそびえる木々と見たことない果実、小鳥が飛んでいき、どこかで魔物の遠吠えが聞こえる


男「よっ、と…」


冷蔵庫から三つ目牛鶏の卵を取り出し、フライパンの上で割って落とす。三つに分かれた黄身がジュー、ジューと音を立てて焼けていく

こういう道具の仕様が同じで助かった。そう思いながら水の溜めた鍋に味出汁スライムを溶かして人食いワカメ、マンドラ舞茸、飛び豆腐等の具材を入れていく

魔界草とキラートマトのサラダ等々


男「うん、美味しそうにできたな」


と朝ごはんの料理が出来ても師匠の姿は見えない


男「さてはまた地下か…」


地下の研究室に降りて扉を叩く。色んな薬草、魔法、人間の知識も魔物の知識もゴチャゴチャに詰め込み、研究している師匠はたまに一晩中ここに引きこもっていることがある


男「師匠?もう朝ですよ。朝ごはん作ったから出てきてください」

<ああ、もうそんな時間か。すまんね、少年


師匠が部屋から出てくる

蛇の下半身、六つある腕、豊満な胸、顔は一見人間に見えるが長いストレートの銀髪に隠れて計八つ、普通の人間の目の横に小さな目がついている


師匠「やあ、おはよう少年…ふぁーあ」

男「また徹夜ですか?」

師匠「すまないね。入れ込んじゃうと時間忘れてしまうのさ」


眠そうな顔、目の下の薄い隈すら浮かべて欠伸をしつつ、朝食の場へ赴く師匠
―――――
―――

師匠「うむ、美味しい。君も味覚が魔物寄りになってきたんじゃないか?」ニヤニヤ


そうからかうように言う師匠


@男「やめてくださいよ。俺は人間です」
A男「まあそれでもいいですけどね。貴女に拾われた時点で俺は人間を捨てたようなもんですよ」

>>2
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 21:27:21.24 ID:cvwH9lmeO
2
3 :ハーピーラミア単眼娘は俺の嫁 ◆bCs0r4M9IE [saga]:2020/08/04(火) 22:06:08.59 ID:1w13EuBd0
男「まあそれでもいいですけどね。貴女に拾われた時点で俺は人間を捨てたようなもんですよ」

師匠「ふふ、それはいい。それは実にいい。ふふふふ…」


とても面白い事を考えるように身をくねらせて笑う師匠、腰から尻尾の先までうねって感情を表している様に見える


師匠「では早速この人肉を君も…」

男「料理はしますが共食いは勘弁してください…」

師匠「そうか、それは残念。いずれそこまで行ってみてほしいもんだね」クスクス


そう言うと冷蔵庫から取り出した人肉を丸呑みにする


男「あ、料理はするって言ったじゃないですか」

師匠「まあそう言うな。たまには生で丸呑みしたいものだよ」ペロリ


@師匠「さて、そろそろ眠気がやってきた」
A師匠「さて、ちょっとした実験を君を頼みたい」
B来客が来る

>>4
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 22:06:55.81 ID:s5Iinjfv0
1
5 :ハーピーラミア単眼娘は俺の嫁 ◆bCs0r4M9IE [saga]:2020/08/04(火) 22:50:17.86 ID:1w13EuBd0
師匠「さて、そろそろ眠気がやってきた」

男「じゃあ俺は師匠が寝ている間家の掃除でも…」

師匠「君が私の抱き枕にならないで誰がなるんだっ」


シュッと蛇尻尾が伸びて巻きついてくる


男「くそー、逃げられなかった!」

師匠「ふふ、私の尻尾は便利だろう?君は絶対に逃がさないよ」

男「はぁ、せめて寝返りぐらいはさせてくださいよ?」

師匠「それは寝ている時の私しだいだ。祈っていなよ」


ダメそうだ
―――――
―――

師匠「ではおやすみ、少年」


尻尾でぐるぐる巻きにし、両腕、いや六本の腕全てで抱きしめた状況で師匠は寝る

やっぱり寝返りすらできない状態だ…


男「…」スン


やばい、師匠の…女性の匂いが鼻をくすぐる。丁度顔の真ん前に豊満な胸がある

種族の違いゆえ自分を異性と見ていないのか、それとも魔物の女性とはすべてそういう物なのかこの人は無防備にこういうことをしてくる

柔らかい…


@後でどんなにからかわれるかわかったもんじゃない…耐えるんだ
A抱き枕にされてるお代ぐらいもらったっていいだろう。堪能しよう
Bお昼頃、来客が来る

>>6
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 22:53:52.79 ID:b/PY9ceDO
3
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 22:53:54.81 ID:nKoZANLi0
2
8 :ハーピーラミア単眼娘は俺の嫁 ◆bCs0r4M9IE [saga]:2020/08/04(火) 23:00:03.02 ID:1w13EuBd0
ピーンポーン


チャイムがなる…鳴る、が


師匠「くー、くー…ムニャムニャ…」


起きねえ!この人!

@くすぐる
A尻尾の先を舐める
B大声で起こそうとする

>>9
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/04(火) 23:00:33.86 ID:MvI0hU/fO
3
10 :ハーピーラミア単眼娘は俺の嫁 ◆bCs0r4M9IE [saga]:2020/08/04(火) 23:59:11.85 ID:1w13EuBd0
男「起きてください師匠!」


大声を出す


師匠「わ、わわわ…何?」

驚いた後に不機嫌そうな顔で睨む師匠


男「来客のようですよ?」

師匠「…来客、ね…」
―――――
―――

扉を開くとそこにいたのは


師匠「…迷子かな?それとも食糧希望かい?」


人間だった


「どちらでもない。貴方は情報や物と交換に頼みを聞いてくれると聞いた」

師匠「…ふむ。この魔物だらけの森をわざわざここまで来たんだ、話くらいなら聞こうじゃないか。少年、お茶でも持ってきてくれ」

男「あ、はい」


その人を応接間に案内し、お茶を用意する

幸いお茶の好みは魔物も人間もあまり変わらないのでそのまま家にあったものを出す


師匠「さて、頼みとは何かな?」


@「強くなりたい。人の道を外れても…」
A「貴方の魔術の知識を頼りたい」
B「私の妹の病気を治すには特殊な薬草が必要なんだ…」
C自由安価

>>11
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 00:00:12.47 ID:hCOxGf2D0
1
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/08/05(水) 00:00:14.14 ID:up/y9xdDO
3
13 :ハーピーラミア単眼娘は俺の嫁 ◆bCs0r4M9IE [saga]:2020/08/05(水) 01:09:35.78 ID:BVCwIlKn0
「強くなりたい。人の道を外れても…」

師匠「ほう、随分な訳有りかな?」

「あそこの…俺の町の領主はクズ野郎だ…何人もの女が慰み者にされ、無念の中死んでいった…俺の、俺の嫁もあいつに…」


顔を歪め、憎しみに満ちた顔をする


「あそこの教会も全てグルだ…俺は、絶対に許せない……皆、殺しても殺したりない…」

師匠「…なるほど、良い憎しみだ。きっと力になれるだろう」ニヤニヤ


ああ、師匠がとても楽しそうな悪い顔をしている…


師匠「良かろう。『人の道を外れても』その言葉に偽りは無いね?」

「もちろんだ。あんな協会が定めた人道なんて…喜んで背いてやる」ギリ


@人体改造
A魔物化

>>14

今日はここまで
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