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【安価】ティア「リリウム魔法学校へ! 5回もおかわりしてる……」【百合】
- 231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 00:37:51.30 ID:m6oLsJgIO
- 闇に包まれた太陽……という事だし最近忘れかけてたクロエの厨二病描写を
- 232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 00:38:28.53 ID:96EUot6jO
- パソコン知らないってことはラミーって何年ぐらい前に闇に取り込まれたんだろ……
文化祭に向けてのクラスでの準備及び何をやるかの決定
(流石に2週間前に何か決めるというのは遅すぎて不自然なので『描写されていないが何をするのかは以前決まっており、何をやるのかが今回判明する』みたいな感じでお願いします)
- 233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 00:42:59.60 ID:m6oLsJgIO
- あーーーーー、↑が良さげなので自分のは安価下にして欲しいかも
- 234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/11(金) 19:20:19.38 ID:qwvnF1tIO
- まだ闇イベント続いてるのね楽しみ
- 235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/11(金) 20:55:21.64 ID:7L3vsX/A0
- >>232
パソコンでネットが一般化されたのって多分1980〜1985年くらい
一家に一台一人に一台になったのは多分1995〜2000年くらい
ラミーと樹が学生時代に同級生だった場合は樹が卒業〜教員になり校長資格を得てリリウム興した間にパソコン普及と考えられる。単純に30年以上間あってもおかしくない
ラミーが樹が教員になって初めて担当した生徒だった場合は〜校長資格取得→リリウム興すと考えて15〜20年程度
リリウム校長になった後の場合は5年前でも20年前でもいいけどラミーが相当情弱か樹が不老の怪物になりそう
なお作中世界と我々の世界が同じ技術進歩をしている保証は無い
- 236 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:31:18.75 ID:8NCKtzDfo
- >>232
安価はこちらで書かせていただきました
(最近めっきりクロエの厨ニ感を出せずすみません)
ちなみにラミーは20年程度前に闇に飲まれたつもりで書いてました
ラミーが闇に囚われてた間のジェネレーションギャップ的なのを演出できればと思って入れた一文でしたが、まさかここまで考察していただけるとは…
作者として嬉しい限りです!
- 237 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:31:50.65 ID:8NCKtzDfo
- 寮の自室ーー
ぺらっ……ぺらっ……
クロエ「うーん……」
ヒカリ「あれ、その本……」
クロエ「ええ、闇について新しい発見がないかと思って闇の魔本をまた読んでたの」
ヒカリ「なにか分かった?」
クロエ「日食じゃないけど……」ペラッ
クロエ「大きな飢饉とかがあると、その時の闇は普段より強力だったみたい」
ヒカリ「これ、新しい闇の試練があるたびに書き込みが増えるんだよね?」
クロエ「私のページもあるわよ。『クロエ・アートルム。リリウム魔法学校の生徒。数多の友と手を取り合い、闇を消滅させた』」
ヒカリ「すごいねえ、その本……」
クロエ「今起きてることは書かれてないのよね……」
ヒカリ「この本には、クロエの闇の試練はもう終わったって書いてるよね」
クロエ「そうね。この本を信じるならそうなるわ」
ヒカリ「じゃあやっぱりこれは闇の試練は関係ないんじゃ……」
クロエ「となると対策のしようがないわね……。この本やデンがいたから対策できたけど、何が起こるか予想もできないんだもの」
ヒカリ「うーん……また橘花先生とか他の闇の魔法使いさんに相談かな」
クロエ「そうね……ふあ……」
クロエ「さすがに遅いし、そろそろ寝るわ」
ヒカリ「うん、おやすみ」
クロエ「おやすみなさい……」
- 238 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:32:21.28 ID:8NCKtzDfo
- ステラとゼレスの部屋ーー
ステラ「あの……」モジ…
ゼレス「どうしました?」
ステラ「い、一緒に寝てもいいでしょうか……?」
ゼレス「……なにかありましたか?」
ステラ「その……ここのところ昼も夜も暗くて、なんだか怖くなって……」
ゼレス「分からなくもない……ですけど、それがどうして一緒に寝ることに」
ステラ「ゼレスさんの神聖魔法のおかげか、近くにいると不安が和らぐんです」
ゼレス「……いいですよ。そこまで言うなら仕方ありません」
ぽんぽん
ゼレス「ど、どうぞ」
ステラ「し、失礼します」モゾモゾ
ゼレス「まったく……ただ暗いだけじゃないですか」
ステラ「ゼレスさんは怖くならないんですか?」
ゼレス「全然。暗闇を恐れるなんて、神聖魔法使いにあってはならないことですから」
ステラ「かっこいいですね、ゼレスさん……」ウト…
ゼレス「ふふん」ドヤ
ステラ「すう……くう……」
ゼレス「……寝ましたか」ヤレヤレ
ぎゅっ
ゼレス(抱きつかれた……そんなに怖いんですね)ナデナデ
ーーーーー
ーーー
ー
- 239 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:33:03.23 ID:8NCKtzDfo
- ???ーー
クロエ「!?」ビクッ
クロエ「ここは……」
クロエ(この感じ……闇の悪夢ね)
『クロエ・アートルム……!』
クロエ「あら久しぶり。あなた『闇』ね?」
『ああそうだ。また貴様を喰らうチャンスがきた……!』
クロエ「無理よ。ここは夢の中だし……それにあなた不完全みたい」
『今ではない……人の心の中に広がる闇が成長し、我が再び成長しきったとき……! その時こそ貴様を喰らい闇がこの世を支配する……!!』
クロエ(人の心の闇がこいつを成長させるって……橘花先生の言うとおりじゃない!)
『そして、貴様ではないもう一人……』
クロエ「!?」
『闇の魔力を体内に宿した者……あいつの体はいい……。あいつの身体を内側から支配して、人間世界の頂点に君臨するのも面白いな……』
クロエ「もう一人……!?」
クロエ(他の闇魔法使いは誰も影響は受けてないはず……。一体誰……?)スッ…
カッ!
『ガアッ!?』
ステラ「く、クロエ先輩!? ここは……」
ティト「ご主人の夢の中だな」
クロエ「え、あれ? ステラとティト……? なんで?」
- 240 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:33:31.17 ID:8NCKtzDfo
- ステラ「こっちのセリフですよ! なんで先輩の夢の中に……」
クロエ「星光の羅針盤で帰ろうと思ったらあなた達が来たのよ!」
ティト「これか。いい星の力を感じるぞ」クンクン
クロエ「ティトが連れてきたの?」
ティト「寝ていたら強い星の力を感じたのは確かだ。まさかご主人の夢の中に入り込むとは思わなかったが……」
『その邪魔な羅針盤はここで壊してやる!!』グワアッ
ステラ「危ない! 隕石魔法【メテオ】!」
ブシュウ!
『ぐ……!』
ティト「ご主人、ステラ殿、少し下がっていてくれ」
クロエ「え、ええ」
ティト「星獣ティト……参る!」シュバッ!
バシュッ! バシュウッ!
クロエ「こ、これは……」
ステラ「私の隕石魔法そっくり……」
『邪魔だてをおおおおおお!!!』
ティト「ステラ殿!」
ステラ「はい! 隕石魔法【メテオ】!」
ゴオオオオッ!
ティト「星の力借り受ける!」
ティト「フッ!!」モフッ!
クロエ「な、なにあれ……!」
ステラ「体が大きく……それに、神々しい……」
ティト「はああっ!」ブンッ!
ゴファアアアアッ!
『ぬぐああああアアア!!』
ティト「ご主人今だ!」
クロエ「ええ! 星光の羅針盤よ! 道を示せ!」
- 241 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:33:58.12 ID:8NCKtzDfo
- ティト「我の背に!」
クロエ「頼むわ、ティト」バッ
ステラ「し、失礼しますっ」ストッ
ティト「しっかり掴まっていてくれ!」バウッ!
『クロエ・アートルム! 貴様は必ず喰ってやる!』
『ーーと一緒になあ!!』
クロエ「!!」
ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「……」パチッ
クロエ「ふあ……」ムクッ
ヒカリ「おはよ……クロエ」
クロエ「おはよう、ヒカリ」
ヒカリ「……ぼーっとしてるけど、どうかした? まさか体調が……」
クロエ「いえ、体は大丈夫。でも……闇の悪夢を見たから、それでちょっとね」
ヒカリ「!! い、急いで橘花先生に診てもらおう!」
クロエ「待ってヒカリ。その前にすごく荒唐無稽な話をするわ」
ヒカリ「な、なに?」
クロエ「もしかしたら……セレニテさんは闇の魔法使いかもしれない」
ヒカリ「えっ、急になんの話……?」
クロエ「夢の中で最後に闇が言ってたの」
『クロエ・アートルム! 貴様は必ず喰ってやる!』
『セレニテ・オーレリアと一緒になあ!!』
クロエ「……私とセレニテさんの中の闇を使って、闇がこの世を支配する……って」
- 242 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:34:57.06 ID:8NCKtzDfo
- ヒカリ「セレニテさんって……ボク達の魔力を奪った人だよね」
クロエ「ええ。魔力欠乏症の研究のためらしいけど……」
ヒカリ「闇魔法も使えるってこと?」
クロエ「それはないと思うわ。今まで一度もそんな話聞かなかったし、それに使ってるのも見たことないから」
ヒカリ「じゃあなんで……」
クロエ「考えられるのは、私の魔力やラミーさんの魔力を吸ったから」
ヒカリ「ああ、それで闇の力がセレニテさんにも……」
クロエ「悪夢を見たことと、セレニテさんのことはイリスにも伝えた方がいいわね」
ーーーーー
ーーー
ー
- 243 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:35:27.77 ID:8NCKtzDfo
- 教室ーー
楓「やめろー! 離せー!」ジタバタ
「だめだよ、決定事項なんだから」
楓「うわああああああ!(泣)」
クロエ「……あれは?」
晶「うちのクラスメイド喫茶するだろ? それで衣装合わせで楓の番が来て……」
クロエ「泣くほど嫌なのね……」
嵐「昔からカワイイ服は着なかったからな。恥ずかしいんだと思う」
アルシェ「悪くない」フワッ
「アルシェちゃんかわいいいい!」
クロエ「アルシェは着こなしてるわね」
アルシェ「ティアにも見せたい」
クロエ「それは本番でね。楽しみは後にとっときましょう」
アルシェ「ん」コクン
クロエ「ちなみにティアのクラスは何するのかしら」
アルシェ「クレープ屋さん。楽しみ」
クロエ「レナとデンのところはまたお化け屋敷だったかしら」
晶「去年のが好評だったらしいな」
クロエ「ステラ達は室内プラネタリウム、ローラは助っ人として厩舎でふれあいコーナーの運営……どこも凝ってて楽しそうね」
「晶さーん、順番きたよー」
楓「うっうっ……」グスン
晶嵐「!!///」ドキッ
クロエ「あら、似合ってるじゃない」
楓「うう……嬉しいけど恥ずかしい……早く脱ぎたい……」
「晶さーん」
晶「あ、ああ! 今行く!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 244 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:40:06.91 ID:8NCKtzDfo
- 放課後、校長室ーー
橘花「……驚いたな。私の推測が当たるとは」
樹「つまり闇の魔法使いは、世界中の人間の心の闇を肩代わりしてるってことよね……それこそ命を賭けて」
クロエ「そうなるわ。そして、今度は私とセレニテさんが狙われている」
イリス「ママが……」
ラミー「私達の闇の魔力を吸ったから……」
橘花「……いや待て、それはないと思うぞ」
ラミー「えっ?」
橘花「魔力の吸収というのは、その途中で性質を消していくんだ。だから吸収される魔力は純粋な魔力だけで、属性魔法が使えるようにはならない」
クロエ「でもあの人は吸収と譲渡どっちもできたはず。そもそも魔法の質が違うのかも」
橘花「む……」
イリス「確かにママは吸収と譲渡どっちもできます」
橘花「なら魔力の影響を受けた可能性も……だとすると一年生の神聖魔法の影響も……」ブツブツ
樹「スイッチ入っちゃったわね。いいわ、近い内にここに呼んで話をしましょう」
クロエ「危険じゃない?」
樹「向こうの研究所の方が危険だし、町中で問題起こすわけにはいかないでしょ。瞬間移動の魔法も見たことがあるから、最悪セレニテさんにかけて自宅に帰すわ」
クロエ「……分かったわ」
イリス(ママ……)
ーーーーー
ーーー
ー
- 245 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:41:03.95 ID:8NCKtzDfo
- 修練場ーー
ウィン「今日はここまで〜、お疲れさま〜」
嵐「ありがとうございました」
時雨「こちらも終わろうか」チンッ
晶「ありがとうございました」ペコリ
楓「あ、ウィンさん。あたしも最後に一発見てもらっていいかな?」
ウィン「おお珍しい。どうぞ〜」
楓「じゃあ遠慮なく! 風神魔法【ルドラ】!!」
ウィン「! 防御魔法【シールド】!」
ゴオオオオオオオオッ!!!
ウィン「……くっ」ズザッ
ウィン「神弾【ネオ】!」
ボシュッ!!
楓「うおうっ!?」
ウィン「びっくりした〜」
ナナ「驚きました……ウィンが防御に徹して押されるなんて、初めてじゃないですか?」
ウィン「魔力の質がぐんと良くなってるね。慌てて打ち消させてもらったよ〜」
楓「褒められたー!」ワーイ
嵐「ここんとこ調子いいよな、楓」
晶「やっぱりずっと暗いからか?」コソコソ
嵐「太陽がないのは関係してるだろうな」ゴニョゴニョ
時雨「そろそろ出るぞ。寮の門限が近い」
ウィン「はいはーい。それじゃあね、皆〜」
ナナ「お疲れさまでした」
ギイイ……バタン
- 246 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:41:47.31 ID:8NCKtzDfo
- 楓「うーん、これならずっと皆既日食でもいいかも」
嵐「馬鹿言うな。農家の人とか大変ってニュースになってるだろ」
楓「冗談冗談♪」
晶「しかし暑いな……動きすぎた」グイッ
楓「!」ドキッ
嵐「ああ。帰ったら風呂だな」パタパタ
楓「あ……っ」ドクンドクン
晶「楓、寮に戻るぞ」
ガシッ
嵐「ど、どうした楓」
楓「はあっ……はあっ……!」
ガブッ!
嵐「いっ……!?」ズキッ
楓「ん……んく……っ」チュウチュウ
晶「お、おい……?」
楓「ぷはっ。……晶も」ガシッ
ガプッ
晶「ぐ……っ!」
楓「んぅ……ん……」チュウチュウ
楓「ぷはっ……」
楓「……」
楓「……はっ!?」
嵐「かーえーでー?」ゴゴゴゴ
晶「わりと痛かったんだけど……」ゴゴゴゴ
楓「ご、ごめんなさい! 二人があんまり美味しそうで、つい!」
晶「お、美味しそう?」
- 247 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:42:16.05 ID:8NCKtzDfo
- 楓「血が吸いたくなって、我慢できなくて……って、こんなの言い訳にもならないよね。……ごめんなさい」
嵐「……まあ大した量じゃないし、いいよ」
晶「確かにびっくりしたけど、他の人の血を吸わなかったって考えればまあ……」
楓「あの、その……二人に言わないといけないことができたんだけど……」
晶嵐「?」
楓「吸血鬼って、その……無差別に血を吸ったりしないんだって。決まった人の血しか飲まないの」
嵐「そうなのか?」
楓「うん。ママも言ってたし、スフィアさんも言ってたから、多分確かな情報」
晶「それが言わないといけないことか?」
楓「その……決まった人っていうのがね、す、好きな人……なの」
晶「へっ……?///」
嵐「そ、それって……」
楓「あたし……二人のことが好き……みたい」
晶「う、あ……///」パクパク
嵐「参ったな……///」
- 248 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:42:57.39 ID:8NCKtzDfo
- 楓「ど、どうしよう……」ウルウル
嵐「な、泣くなよ。えっとそうだな……」チラッ
晶「あ、アタシも……楓のこと好きだよ」
嵐「……ああもうっ! 俺も楓のこと好きだよ!」
楓「!!」
嵐「だ、だから……三人で付き合おう」
楓「い、いいの……?」
晶「クロエも三人で付き合ってるみたいだし……」
嵐「マホリオだってずっとこの三人だったんだ。上手くいかなかったらその時考えるさ」
楓「う、うん……うん……!」コクコク
晶「ほら、まず寮に戻ろう」
楓「ちゃんと大事にするからねえ」ビエエエ
嵐「泣くなって、もう」フキフキ
嵐「まったく、手のかかるお嬢様だな」クスッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 249 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/12(土) 02:43:57.81 ID:8NCKtzDfo
- クロエ「いよいよ文化祭ね……」
現在の目標
・文化祭の準備をする
・闇について調べる
・集団体調不良について調べる
・部活に精を出す
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
!現在皆既日食が起こっています!
今回の安価中に皆既日食が終了します
皆既日食中の行動、皆既日食後の行動どちらを書いてもらっても構いません
11月第4週
12/16回目の行動です
12回目の行動終了後、文化祭へと移ります
- 250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 07:37:54.91 ID:hskVdMd5O
- セレニテに出資してる者について、そんなことが出来そうな財力や技術を持つ存在に心当たりは無いかをローラに聞く
- 251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 08:38:01.35 ID:t62jhfVLO
- 自分の事を話す事を悩んでいるイリスにノワールが心配して声をかける
取り敢えず難しい事は後から考える事にして文化祭を一緒に周ろうと誘う
- 252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 08:52:12.94 ID:/8df+wXHO
- 文化祭をどう周るかの計画を立てるカップル達。
なおクロエチーム内では凜華は舞、モミジはイオと周るらしい。
- 253 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 08:57:35.41 ID:00APXiJA0
- 日食が続き気温の低下でリズが普段のような元気が出ず心配したルクが寄り添い温めてあげる
- 254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 08:58:10.74 ID:gejkzbWl0
- 長く日光を浴びてなかったせいで耐性が落ちたのか久しぶりに太陽を浴びた楓が火傷同然のレベルで日焼けしてしまう
火傷治療と日焼け止めを兼ねて数日間全身包帯グルグル巻きのミイラ状態に
- 255 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 10:25:55.54 ID:AI4yJv1C0
- 文化祭は演劇部としては何か準備してるのだろうか
- 256 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 13:46:17.21 ID:UA2NFwh1o
- クロエ「ローラ、今時間いい?」
ローラ「うん。何かあった?」
クロエ「セレニテさんって、誰かに頼まれて魔力欠乏症の研究をしてるみたいなんだけど……そういうことができる人に心当たりはあるかしら?」
ローラ「出資してるってこと?」
クロエ「ええ。お金と研究所の提供をしてもらってるみたい。もしセレニテさんに研究をやめさせるなら、その大元を突き止めないと」
ローラ「うーん……魔力欠乏症の研究はリーケでもやってるけど、セレニテさんとは確か契約結んでないし……」
ローラ「他の研究機関はいくつかあるけど、魔力欠乏症となるとオーレリアってところくらいかな……」
クロエ「……ん?」
ローラ「でもそこがセレニテさんと契約してるかはさすがに分からないし……」
クロエ「ま、待って待って! オーレリアって……イリスの名字と一緒じゃない!」
ローラ「あっ!」
クロエ「オーレリアについて知ってることは?」
ローラ「経営者のオーレリアさん自身が魔力欠乏症で、独自の研究機関を立ち上げたって聞いたことがあるよ」
クロエ「研究機関立ち上げって……どんな財力よ」
ローラ「オーレリアさん自身は魔法を使えないけど、いろんな会社を経営してて、そのどれもかなり大きい会社に成長させたみたい」
- 257 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 13:46:44.66 ID:UA2NFwh1o
- クロエ「繋がって来たわね……」
クロエ「自身の魔力欠乏症と娘であるイリスの魔力欠乏症のために、オーレリア研究所を立ち上げる。そして妻であるセレニテさんの知識を活かさない手はない。だから個別で研究所を与えて、研究してもらった……」
ローラ「そう考えるとすごいね。自分の娘のためにそこまで……」
クロエ「ほんと、すごい家族愛ね」
ローラ「それ……やめさせるの?」
クロエ「……そうね、どんな理由にせよ他の人を巻き込んでいい訳ないわ。ヒカリだって魔力が少なくなって倒れたんだし……」
ローラ「そうだよね……。ちゃんと話して分かってもらわないと」
ーーーーー
ーーー
ー
- 258 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 13:47:11.22 ID:UA2NFwh1o
- 空き教室ーー
リズ「しゅるる……」
ルク「リズ、元気ないですね」
リズ「暗くて元気でないの……」
ルク(ヘビは変温動物……寒いところで過ごすようにはできてないんでしたっけ)
ぴとっ
リズ「ルク?」
ルク「暖めてあげますよ。弱ってるリズは見たくありませんから」ボワワ…
リズ「ん……あったかい♪」
ぱああああ……
ルク「あ……日が出てきましたね」
リズ「……」スリ…
ルク「……」ナデナデ
グラウンドーー
楓「わああああ! 暑い! 肌が痛いー!」
嵐「落ち着け楓! ナミネ、水魔法を!」
ナミネ「は、はい! 水弾【アクアボール】! ……弱めにっ」ピシャッ
楓「あうう……!」
晶「楓、部屋の中に行くぞ」グイッ
アルシェ「痛そう……」
ティア「日に弱いって大変ですね……」
- 259 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 13:47:45.03 ID:UA2NFwh1o
- 保健室ーー
楓「肌がヒリヒリする……」
嵐「うわ……楓、肌真っ赤になってるぞ」
晶「痛そうだな……」
リリィ「火傷みたいですね。日に弱いとは聞いていましたがこれ程とは……。いつもの薬と、火傷用の塗り薬と、あとは日焼け止めも渡しておきますね」
嵐「まず火傷の薬塗っちゃおう。脱げるか?」
楓「ん……」スルスル
嵐「塗るからな」
ぺちょっ
楓「んっ」ピクンッ
晶「楓、手も塗るぞ」
ぬりゅっ
楓「ひうっ……!」ゾクッ
ぬーりぬーり
ぬっちゃぬっちゃ
ーーーーー
ーーー
ー
晶「あとは包帯を巻いて……」グルグル
嵐「よし、完了!」
楓「……」モゴモゴ
楓「……いやミイラかよ!」
リリィ「ぶふっ!」
楓「リリィちゃん笑わない!」
リリィ「ごめ……ふふっ……! ふふふ……っ!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 260 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 13:48:13.31 ID:UA2NFwh1o
- クロエ「ローラ、ヒカリ。うちのシフトが出たわ」
クロエ「クラスを1/3で分けて、それぞれの時間を担当するわ。で、私は最初のグループだから……」
ヒカリ「演劇部はステージの大トリだから、その間の時間が自由時間だね」
ローラ「私のクラスは食べ歩きできる粉もの系なんだ。私もその時間は抜けられるから、一口お好み焼きでも食べながら回ってみよう」
ヒカリ「ボクのところは魔法具の展示だから、人手はいらないんだ。見張りが何人かいればいいし……だから一緒に回れると思う」
クロエ「そしたらまずはローラのところでお好み焼きを買って、ヒカリのとこの展示を見ましょう。で、その後は……」
ローラヒカリ「その前にクロエ(ちゃん)のメイド服!」
クロエ「うっ……逃げられなかったわ……」
ーーーーー
レナ「デン楽しそうね」
デン「だって二年目の文化祭初めてで……。去年のはたくさん回ったから、やっぱりどうしても飽きちゃって……」
レナ「……そうね。それに今年はわ、私もいるし」
デン「……照れてる?」
レナ「そこは察して頷いときなさいよっ!///」
- 261 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 13:48:41.10 ID:UA2NFwh1o
- ーーーーー
アルシェ「……」カキカキ
ティア「何してるんですか?」
アルシェ「食べ物屋さんのメモを用意してる」
ティア「効率的なマップですね……」
アルシェ「ティアのクレープ屋さんが一番楽しみ」
ティア「が、頑張って美味しくつくります」
アルシェ「ん」
ーーーーー
しゅるしゅる……
楓「ふー」
晶「おー、火傷も引いたな」
嵐「きれいに治ったな……」
楓「処置が早かったからね。それよりほら、文化祭のこと考えようよ!」
楓「なんたって魔力測定! これは外せないよ!」
嵐「ウィンさんに稽古つけてもらってるし、今年は俺が勝つよ」
晶「稽古量なら負けてないぞ! アタシが勝つ!」
わいわい
ーーーーー
ナミネ「あ、あの……」
リリィ「は、はい」
ナミネ「きっと文化祭を一緒に見て回るのはできません。でも、夜少しだけでいいので時間をくれませんか?」
ナミネ「冷めちゃうかもしれないけど、文化祭の食べ物を一緒に食べたいです……!」
リリィ「はい。……それじゃあ、こっそり会いにいきますね?」
ナミネ「は、はいっ!」
- 262 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 13:49:08.46 ID:UA2NFwh1o
- ーーーーー
ナナ「ウィーンさん」ヒョコッ
ウィン「ん?」
ナナ「地図もらってきました。これでどこ回るか考えましょう」ペラッ
ウィン「あ、ここ面白そう。プラネタリウムだって〜」
ナナ「それじゃあ見てみますか。あとは食べ物系をいくつか……」
ウィン「ふふっ」
ナナ「どうしました?」
ウィン「ううん。ナナが奥さんみたいで素敵だなーって思って」
ナナ「なっ……!///」
ナナ「き、急にそういうこと言うの反則です!」
ーーーーー
ラミー「……」ソワソワ
樹「緊張してるわね」
ラミー「う、うん。すごく久しぶりの文化祭だから……」
樹「好きなだけ楽しんできなさい。で、終わったら感想を聞かせて?」
樹「何があったか、何が楽しかったか……それをゆっくり聞くのが私の楽しみだから」
ラミー「うん!」パアッ!
- 263 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 13:49:48.34 ID:UA2NFwh1o
- 演劇部ーー
クロエ「今日はここまで!」パンパン
ありがとうございました!
クロエ「もう文化祭ね。今まで準備してきたこと、しっかり見せてあげましょう!」
はいっ!
クロエ「それじゃあ……お疲れさまでした!」
おつかれさまでした!
舞「凜華さん、凜華さん」クイクイ
凜華「ん?」
舞「あの、良かったら文化祭一緒に回ってくれませんか? 他のクラスに知人も多くありませんし……」
凜華「私でよければ喜んで。舞さんはどこか見たいところとかある?」
舞「私はですね……」
ーーーーー
イオ「も、モミジちゃんお疲れさま」
モミジ「わ、待っててくれたの?」
イオ「うん。あのね、文化祭一緒にどうかなって……それだけなんだけど」
モミジ「う、うん、一緒に回ろう!」
イオ「良かったあ。友達少ないから誰にも声掛けられなくて寂しかったんだ」
モミジ「大丈夫だよ、一緒に回ればきっと楽しいから。いい文化祭にしようね」
イオ「うんっ」
- 264 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 13:50:32.08 ID:UA2NFwh1o
- そして文化祭当日ーー
クロエ「おかえりなさいませ、お嬢様方!」
ヒカリ「か……」
ローラ「かわいい!」
クロエ「ありがとうございますっ♪」
楓「お、おかえりなさいませ、お嬢様///」
「あの子去年めっちゃカッコいいって評判だったこだよね」
晶「メニューをどうぞ」
嵐「それ、美味しくな〜れっ♡」
「ギャップ萌え〜〜!」
クロエ「お待たせしました。お水をどうぞっ」キャハッ
ローラ「メイドさんになりきってるね……」
ヒカリ「演劇部のプライドかな……」
現在の目標
・文化祭を楽しむ!
安価↓〜↓5自由行動安価
文化祭中の行動を指定してください
(メイド喫茶内の安価もありです)
- 265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 13:53:14.92 ID:+qjwYhB8O
- あれ?イリスとノワールは文化祭中にやる感じ?
安価下
- 266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage ]:2020/09/13(日) 13:54:04.25 ID:RHSJs46N0
- 演劇部の劇を見に行こう
- 267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 13:57:21.18 ID:QpBMcca9O
- ヴィーネと茜がお忍びで文化祭に遊びに来ている
がゼレスに会った途端にヴィーネがいつもの振る舞いに戻ってしまい学校中にバレる
- 268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 13:58:10.37 ID:KXpihRyq0
- ローラとヒカリがメイド姿のクロエを見てたまらなくなり、メイドとお客の範疇を越えてイチャイチャ
- 269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 13:59:12.13 ID:w+bRYhQJO
- ティア・ソレル親衛隊によって盛況なティアのクラスのクレープ屋
そこにメイド服のアルシェ(単純に着替え忘れだったが、せっかくなので宣伝も兼ねてそのまま来た)が現れイチャイチャ
ちょうどティアも休憩に入れたので二人で周りに行ったが、その尊さに親衛隊に多大な犠牲が出たとかなんとか
- 270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 14:00:49.18 ID:AylltQIF0
- ラクリマとノルンが二人で見て回る
- 271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 14:04:56.10 ID:qUn7SUwoO
- サリアは迷うからお留守番喰らったのか、それとも絶賛迷い中なのかどっちだろう
- 272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 14:06:59.00 ID:xoQeO/UEO
- いろいろ見たいイベントあるし文化祭2ターンくらいやってくれないかな(チラッ
- 273 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 14:10:28.81 ID:UA2NFwh1o
- >>265
ああああああ書き忘れです!
やってしまいました!
イリスノワールの安価は次で書かせていただきます
本当に申し訳ありません!
- 274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 14:12:48.08 ID:f/Vx9uXPO
- >>272
文化祭は2日間+後夜祭だから3ターンあるはず
2スレ目が1年目の文化祭だったけどその時は3安価×2ターン+後夜祭5安価だった
- 275 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 14:12:49.25 ID:UA2NFwh1o
- >>272
了解です!
お詫びもかねて前半後半2回に分けます
演劇部は大トリなので>>266さんの安価は後半に回します
安価↓でもう1つだけ、文化祭の前半でのイベントをお願いします
- 276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 14:19:42.79 ID:xoQeO/UEO
- 即興でチームを作るマホリオバトルなるものが開催、ヴィーネや茜も参戦、ちゃっかりついてきてたサリアも参戦、果てにはスフィア(と付き合わされた)ルクまで混ざる
- 277 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 14:22:57.73 ID:UA2NFwh1o
- >>274
今見返して文化祭の時間割思い出しました(2スレ目880)
初日午前のクラスの出し物(メイド喫茶)と、二日目午後の部活の出し物(舞台発表)は同じです
初日午前〜終了を前半、二日目スタートから舞台発表前までを後半として、後夜祭は安価を5つ募集します
どこでどう安価取ったか自分はあまり覚えてないんですが、覚えてる方いて非常に助かりました!
ご指摘本当に感謝です
- 278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 15:01:21.59 ID:itj9JxON0
- 種は蒔いたがどうなるかなー
- 279 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 23:44:57.75 ID:UA2NFwh1o
- イリス「……」
イリス(結局誰にも話せないまま文化祭が始まってしまいました……)
ノワール「ねえ」
イリス「は、はい?」
ノワール「メイドがそんなに暗い顔してどうするの」
イリス「す、すみません」
ノワール「最近ずっとそうだよね。何悩んでるか知らないけどさ……今は文化祭を楽しもうよ。イリスさえよければ一緒に回ろう?」
イリス「は……はい。ありがとうございます」
ノワール「もし言ってもいいってなったら、いつでも聞くからさ」
イリス「……はい」
ノワール「その前にしっかり働かないとね。お嬢様、こちらへどうぞ!」
ーーーーー
クロエ「はい、お嬢様。あ〜ん♡」
ヒカリ「あーん」
ローラ「私も私も!」
クロエ「はい、あ〜ん♡」
ローラ「あーんっ」
クロエ「あ、お嬢様。口の端にチョコが……」フキフキ
いっちゃらいっちゃら
ノワール(お仕事中って分かってるのかな……)
イリス(あああ考えてることまで甘々過ぎてこっちの胃が……)ウップ
ーーーーー
ーーー
ー
- 280 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 23:45:25.16 ID:UA2NFwh1o
- クレープ屋ーー
「ティアちゃーん! クレープ買いに来たよー!」
「私に売ってー!」
ティア「あわわ……」
もみくちゃ
アルシェ「ティア」
ティア「あ、アルシェ! すみません、今手が離せなくて……ってメイド服のまま来たんですか!?」
アルシェ「あ。……着替え忘れてた。でも宣伝できるからこのままでいい」
「なにあのかわいい子?」
「確かティアちゃんの彼女……」
アルシェ「それより、クレープ一つください」
ティア「はいはい。今できたところみたいです。待ってた方もどうぞ」
アルシェ「あむっ……」モグモグ
アルシェ「おいしい」
ティア「そうですか? 良かったです」
アルシェ「ティアも食べよう。あーん」
ティア「えっ、あ、あーん……」
「!!!」
ティア「おいしい……です」
アルシェ「好きな人と一緒だともっとおいしい」ニコッ
ティア「っ///」キュンッ
ティア「そ、そろそろ交代の時間ですね。一緒に周りに行きましょう」
アルシェ「ん」コクン
てくてく……
「手繋いで行った……かわいい……」
「食べさせっこかわいい……尊い……」
「ティアルシェ……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 281 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 23:45:55.71 ID:UA2NFwh1o
- ラクリマ「あ、ノルンさんいた!」
ノルン「んー?」
ラクリマ「良かったら一緒に周らない? お姉ちゃんと周ろうと思ってたんだけど、アルシェおねえちゃんと行っちゃって、邪魔するわけにもいかないし……」
ノルン「いいよー。一緒にまわろー」
ラクリマ「わーい! じゃあまずはお好み焼き食べに行こー!」
玄関ーー
ヴィーネ「……」コソコソ
茜「そんなに隠れてたら逆に怪しいですよ。変装はしてるんだからもっと堂々としてください」
ヴィーネ「そ、そうね」
茜「まったく……サリアさんは迷子になるからって置いてくるし、ヴィーネさんはコソコソしようとするし……私は保護者じゃないんですよー?」
ヴィーネ「う……ご、ごめんなさい」
ゼレス「室内プラネタリウムやってまーす! ぜひ来てくださーい!」テクテク
ヴィーネ「!!」バッ
ヴィーネ「ゼレスちゃあああん!」
ゼレス「きゃっ!? き、来たんですか!?」
ヴィーネ「当然! 愛娘の文化祭だもの!」
ざわざわ
ゼレス「ちょ、ちょっと! サングラス外さないで……!」
「あれヴィーネ選手じゃない?」
「ホントだ! トッププロじゃん!」
ヴィーネ「あっ……」
茜「はあ……」
ゼレス「ああ、茜選手……。うちの母がご迷惑おかけしてます……」
茜「なんとなくこうなる気はしてたし、気にしないで」
「あ、あの! 魔法見せてくれませんか!?」
ヴィーネ「いやーそれはちょっと……」
- 282 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 23:46:23.99 ID:UA2NFwh1o
- サリア「見せてあげたらいいじゃないか」ヌッ
茜「うわっ!? サリア今日は自宅にいるって……」
サリア「食べ物を買いに出かけたら道を間違えてここに来てしまった」
茜「真顔で言うことじゃないよね……」
ゼレス「プロってバレたらこうなるのは分かってたのに、軽率に変装を解いたんだから自業自得ですよ。何かやってあげてください」
ヴィーネ「ゼレスちゃんがそういうなら……」
ヴィーネ「じゃあ即席のチームでマホリオしましょう! 普段よりルールは厳し目で、絶対に誰もケガさせないようにして!」
サリア「なら修練場がいい。あそこなら外に被害は出ないからな」
ーーーーー
ーーー
ー
修練場ーー
樹「えー……急遽ではありますが、トッププロヴィーネチームの来校のため、修練場を即席マホリオフィールドとします。何人か監視の先生も置いておきます。が、絶対にケガはさせないように!」
ヴィーネ「校長先生、ありがとうございます」ペコリ
ヴィーネ「それじゃあ早速、誰が出てくる?」
わっ!
「私! 私!」 「わたしやりたいです!」
ヴィーネ「おっと。それじゃあ……そこの二人私とチームで」
茜「お灸据えてあげますよー。そこの二人、わたしとチームになってヴィーネさんと戦いましょー」
「あ、茜さんに呼ばれちゃった!」キャー
サリア「では審判は私が。危険だと判断した瞬間止めさせてもらうからな」
サリア「では、試合開始!」
- 283 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 23:46:52.88 ID:UA2NFwh1o
- 茜「腕強化魔法【ザ・フィスト】」ゴッ!
ヴァッ!
ヴィーネ「ちょっ!? 聖域【サンクチュアリ】!」
ガキィッ!!
茜「フッ!」ブンッ!
ゴッ! ギイッ!
サリア「茜、そこまでだ。本気で撃ち合う機会はそうないのは分かるが、今はその時じゃない」
茜「……」フシュッ
茜「いやーごめんごめん。ちょっとテンション上がっちゃったー」
「あ、あんなに近くで花びら舞うの見ちゃった……カッコいい……///」ポーッ
茜「おーい?」
ヴィーネ「はっ、今のうちに攻撃よ! かかれー!」
「魔弾【シュート】!」
わーわー きゃーきゃー!
ーーーーー
ーーー
ー
ウィン「プロが来てるって噂を聞いて来てみれば……」
ナナ「ほんとにいますね……」
スフィア「おー、強そうね」
ルク「や、やるんですか?」
スフィア「記念よ記念」
ウィン「試合するんですか?」
スフィア「今一番強い人間らしいしね。やってみようかなって」
ウィン「ならボクと組んでください。マホリオは三人一チームですから」
ルク「本気で勝つ気ですか……」
ウィン「あのー、次ボクたち入っていいですかー!?」
ヴィーネ「あの子……」
ヴィーネ「いいわよ! あなた相手ならこっちもいつもの三人で組んであげる!」
ウィン「光栄です」
- 284 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 23:47:19.71 ID:UA2NFwh1o
- ヴィーネ「この試合はセルフジャッジでいいわね?」
ウィン「はい。ちなみにこの二人も相当強いので、手加減はなしでいいですよ」
ヴィーネ「それはそれは……」
サリア「そろそろ始めよう。みんな待ってる」
ヴィーネ「そうね。じゃあ……試合開始!」
ウィン「魔弾【シュート】」ズゴオッ!
ヴィーネ「聖弾【ホーリーボール】!」バウッ!
ドオオオオッ!
「あ、あの子すごい……」
スフィア(人間の魔法みたいに……)
スフィア「炎弾【ファイアボール】!」ゴオオッ!
茜「腕強化魔法【ザ・フィスト】」ゴッ
ぶんっ!
スフィア「おっとと……火を殴って消滅させるって……」
ルク「炎弾【ファイアボール】!」
サリア「魔弾【シュート】!」
ルク「おっと!」
サリア「そっちに避けるのは視えている! 魔弾【シュート】!」
ルク「くっ!」バチイッ!
サリア「片手で弾いたか……。だが痛みでしばらくは使えまい」
ルク「ん……そうでもないですよ」メラッ
サリア「……!」
わーわー! いけーがんばれー!
ーーーーー
ーーー
ー
- 285 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 23:47:47.99 ID:UA2NFwh1o
- ウィン「はあっ……はあっ……」
サリア「勝負あり……だな」
ウィン「あ……ありがとうございました……」
ヴィーネ「さすがに学生トップといえども、子供相手にはまだ負けられないわ」
茜「ちょいちょい危なかったくせにー」
ヴィーネ「ウィンさんが強かったからね」
ヴィーネ「特にアレ。クロノスって言ったかしら。時を完全に止めて、魔力の塊を形成してぶつける……あれは驚いたわ」
ウィン「後輩達には時間魔法の使い手ってバレてないので、内緒で……」ゼエゼエ
ヴィーネ「ふふっ、分かったわ」
茜「腕自慢は一通り戦ったし、こんなところかなー」
ヴィーネ「そうね。皆さん、お騒がせしました。これから私達もリリウムの文化祭を楽しみますので、ここで解散とします!」
パチパチパチパチ!
ーーーーー
ーーー
ー
ナナ「お疲れさまです、ウィンさん」ナデナデ
ウィン「つかれたぁ……。強すぎだよ、あの人たち」
ナナ「トップ中のトップですからね。世界選手権でも結果を残すくらい強い人相手に食い下がっただけすごいです」
ウィン「……ナナ、魔力欲しいな」
ナナ「ふふっ……どうぞ」チュッ
ウィン「んっ……もっと……」
ナナ「ちゅ……れろ……」
ウィン「んんっ……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 286 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/13(日) 23:48:15.00 ID:UA2NFwh1o
- 夜、自室ーー
クロエ「……」ナデナデ
ヒカリ「んふふ……幸せだねえ……」
ローラ「だねえ……」
クロエ(今日ずっといちゃいちゃしてただけで終わったわね……)
現在の目標
・文化祭を楽しむ!
安価↓〜↓5自由行動安価
文化祭二日目の行動を指定してください
(演劇部の観劇は確定しています)
- 287 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 23:55:14.69 ID:0K5CKvgUO
- 歌うまコンビ決定戦に出場するイリスとノワール。なお、ティアもラクリマと一緒に出場(アルシェに歌声を聴きたいと言われたので)
- 288 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 00:04:50.13 ID:KOn2eZcFO
- お化け屋敷に向かうイリスとノワール
終始怖がっているノワールをリードしていたが、終盤予期せぬ方法で驚かされ珍しく可愛らしい悲鳴をあげるイリス
勿論二人ともメイド服
- 289 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 00:08:36.58 ID:Dan6P481O
- 劇の最中、ラクリマとノルンがアクシデントでキスをしてしまう……のだがこれはこれで面白そうだと切り替えていくラクリマに対し混乱でいつもの眠気が吹き飛ぶノルン
- 290 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 00:12:50.38 ID:9TaF1W0K0
- 食べ物屋全店舗制覇に乗り出したラピスが食べ過ぎで大変なことになる
- 291 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 00:18:21.10 ID:EA7P0fU+0
- クロエとステラがたまたま二人きりになる
- 292 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 00:22:27.37 ID:A3R3oz17O
- スフィアやルクがいてもヴィーネチームに勝てないかぁ
- 293 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 00:55:19.62 ID:3b1xtvMQO
- 人間らしい振る舞い方とマホリオのルールという枷があったせいで戦闘力発揮できなかったんだよ
たぶん
- 294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 22:38:24.34 ID:2rn6wpqYO
- 実際ラピスがそうだった気がする
- 295 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/15(火) 20:52:18.38 ID:mca8IF3+o
- ぱくぱく
ラピス「うん、美味しいですね」モグモグ
クリア「ママたくさん食べてるね」
ラピス「今日はお祭りですからね。せっかくだから全店制覇してみたいところです」
クリア「大丈夫かなあ……」ハラハラ
ラピス「よし、食べ終わりました。次行きましょう!」
ーーーーー
ーーー
ー
ラピス「……うぷ」
クリア「食べ過ぎだよママ……」サスサス
ローラ「ラピスさん大丈夫ですか?」
クリア「ローラ! あれ、クロエは?」
ローラ「ラピスさんが大変だって聞いたから、少し抜けてきたの。それよりこれは……」
ラピス「食べ過ぎました……美味しすぎて……」ウプッ
ローラ「食べ過ぎ……なら後で調合した薬草を持っていきますね。きっと多少楽になりますから」
ラピス「ありがとうございます……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 296 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/15(火) 20:54:57.71 ID:mca8IF3+o
- 廊下ーー
クロエ「ふー……」
ステラ「ふう……」
クロエ「あらステラ」
ステラ「クロエ先輩。お一人ですか?」キョロキョロ
クロエ「ええ。ローラはラピスさんのところ、ヒカリはファンの子に頼まれてちょっとした撮影会みたいなのをしてるわ」
クロエ「そっちこそ、ゼレスは?」
ステラ「ゼレスさんはお母さんチームを案内してます。もう少ししたら落ち合う予定です」
クロエ「そうなのね……」
クロエ「あ、言い忘れてたことがあったわ。この間夢の中で助けてくれてありがとうね」
ステラ「い、いえいえ。あれってやっぱり本当にクロエ先輩の夢の中だったんですね……」
クロエ「闇が見せた悪夢よ。また近い内に闇が私のことを襲うらしいけど……」
ステラ「あとセレニテさんも……ですよね」
クロエ「聞こえてたのね」
ステラ「……助けるんですか?」
クロエ「もちろん。闇も払って、イリスの問題も解決して、そして皆で幸せになるのよ」
ステラ「ふふっ、カッコいいです」
ーーーーー
ーーー
ー
- 297 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/15(火) 20:55:56.83 ID:mca8IF3+o
- お化け屋敷ーー
ノワール「ほ、ほんとに入るの……?」
イリス「はい♪」
ノワール「ううっ……」
「2名様ごあんなーい♪」
ひやっ……
ノワール「っ」ブルッ
ノワール「な、なに、寒い……」
ノワール(幽霊がいる場所は気温が下がるって聞いたことあるけど……まさか……)ブルブル
イリス(薄く氷魔法を使ってるんですね。納得です)
てくてく……
イリス(あ、次の角で人が出てきますね)
「あ゛あ゛ああああっ!!」
ノワール「きゃあああああああ!!」
「あ、あ゛……」
イリス(デンさんの特殊メイクでしょうか。中々レベルが高いですね)
ノワール「い、イリス、腕組んでもいい……?」
イリス「はい、どうぞ」
ノワール「うう……」ギュッ
てくてく……
ーーーーー
ーーー
ー
- 298 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/15(火) 20:56:44.08 ID:mca8IF3+o
- イリス「あ、もう終わるみたいですよ」
ノワール「ほ、ほんと!?」
イリス(残念です。もう少し怖がるノワールさんを見たかったのですが……)
ぐにゅっ
イリス「ぐにゅっ?」チラッ
ノワール「い、イリスそれ……人の腕じゃ……」
イリス「い、いやああああああ!」
ぴしゃっ ぷしゅーっ
イリス「なに!? なんですか!?」
ドタドタドタッ
ノワール「で、出口……っ」
イリス「お、終わった……」
「お疲れさまでした。お楽しみいただけましたか?」
イリス「な、なんですか、あれ……なにか顔にかかって……」
「ただの水ですよ。検知式の魔法で、人が通ると発射されるようになってるんです」コソコソ
イリス「ああ、そうですか……」
イリス(人の腕もよく考えたらマネキンですし、人がいないんだったら私が先読みすることもできませんよね……)
ノワール「こ、こわかった……」
イリス「……あっ!」
びしょびしょ
イリス「濡れるのは考えてなかったからメイド服が……」
ノワール「ぬ、濡れちゃったね……」
ざわざわ
イリス「へ、変な目で見られる前にここを離れましょう!///」タタッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 299 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/15(火) 20:57:20.35 ID:mca8IF3+o
- 体育館ーー
生徒会役員『これよりステージ発表、歌うまコンビ決定戦を始めます! 皆さん優勝目指して頑張ってください!』
生徒会役員『まずは二年生、イリス・オーレリアさんと、ノワール・ヴァーミリオンさんによるコンビ。そしてその後ティア・ソレルさんラクリマ・ソレルさんによる姉妹コンビへと続きます』
生徒会役員『さあ、歌っていただきましょう!』
イリス(お化け屋敷のあとそのまま歌ですか……。まだドキドキしてますが、今は歌に集中しないと)
イリス「すぅ……」
イリス「ら〜♪」
ざわっ
「うま……」 「綺麗な声……」
ノワール「らー♪」
ーーーーー
ーーー
ー
生徒会役員『あ、ありがとうございました』
ざわざわ ざわざわ
ティア「あ、あの上手い人の後で歌うんですか!?」
アルシェ「大丈夫。ティアなら歌える」
ラクリマ「そーそー、歌の上手さなんて関係ないって」
ティア「うう……」
生徒会役員『それではティア・ソレルさん、ラクリマ・ソレルさん、お願いします』
ティアの歌唱力↓コンマ
ラクリマの歌唱力↓↓コンマ
50が平均
数字が大きいほど上手
- 300 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 21:05:13.28 ID:HUTgN2gIO
- はい
- 301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 21:05:51.78 ID:oR3QDqVRO
- よ
- 302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 21:08:20.65 ID:gGbYu8g/O
- ティアには透き通るようなきれいな声という設定あるが果たしてどうなる
- 303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 21:11:17.58 ID:oR3QDqVRO
- 音程が取れないとかだろうなぁ。
- 304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 21:14:15.55 ID:5JxIame7O
- ノワールの歌唱力次第では平均値で勝てませんかね…?
- 305 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 21:15:38.56 ID:TYeaHQGhO
- 結構筆談に頼ってるから歌みたいな声を張るのには慣れてない感じか
あと安定してラクリマの芸術関連の素養が高いし、将来的にはこの子昨今の声優みたいな歌も演技もこなせるマルチタレント的なの行けそう
- 306 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 21:16:15.85 ID:5JxIame7O
- イリスのインパクトで忘れてたけど、ノワールも判定してたんだね…
- 307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 22:27:49.04 ID:n/tkKQ0g0
- ラクリマちゃんハイスペックだの〜
- 308 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 16:28:36.80 ID:q0LXgzclO
- マホリオに関してはチームワークで個々の戦力差を覆せるものとして、各キャラ単体で見たときの純粋な戦闘力がどういう順で並んでいるのか見てみたい
- 309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 20:42:40.53 ID:O79SfK57O
- 規格外の樹やラピス・時間操作のウィン・自力の高い時雨や楓チーム・強キャラ描写の多いデンやイリス・臨機応変に戦法の使い分けが出来るローラ辺りは高いんじゃないかな
逆に他者と組む前提になるヒカリやナナは低いんじゃないかと
- 310 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/16(水) 22:15:52.62 ID:QU9o3b7yo
- ラクリマ「ら〜♪♪」
ティア(や、やっぱりラクリマは歌もうまい……。でもアルシェに私の歌を聞かせたい……!)
ティア「ら、らー♪」
アルシェ(かわいい)
親衛隊1「天使の歌声だ……」
親衛隊2「音は外してるけどそれがまたいい……」
親衛隊3「ASMR化しよう」
ーーーーー
ーーー
ー
生徒会役員『全てのコンビの審査が終わりました! 栄えある一位は……イリス・ノワールコンビです!』
イリス「あ、ありがとうございますっ」
ノワール「イリスすごいうまかったもんね」
パチパチパチパチ!
生徒会役員『これにて歌うまコンビ決定戦は終了です、お疲れさまでしたー!』
- 311 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/16(水) 22:16:20.02 ID:QU9o3b7yo
- 生徒会役員『さて、演劇部の用意が整ったようです』
クロエ「みんな、いくわよ!」
おーーっ!
生徒会役員『それでは演劇部による舞台発表『友の試練』をお楽しみください』
ビーーーーーーーーーッ
クロエ(これは私がシナリオを書いたオリジナルストーリーだ。といっても、私が体験した闇の試練をアレンジしたものだけど……)
凜華「おーい、フローラ。いたら返事してくれー」
クロエ(友達のフローラを探しに森の奥まで迷い込んだシロナが、フローラを助けて魔獣に襲われるところから物語が始まる)
舞「人の子よ、私は腹が減った。お前の恐怖でガチガチに固まった筋肉をいただこう」
舞「一ヶ月だ。一ヶ月後に私は必ずお前を喰らいに行く。ジワジワと恐怖に染まり、極上の美味となるがいい」
モミジ「そんな! シロナがここに来たのは私のせいよ! 私を食べなさい!」
舞「いいや、そいつを喰らう。理不尽もまた恐怖になるだろうさ」
クロエ(それからシロナはいろんな人に声をかける。最期の一ヶ月を無駄にしないために、人助けをし続ける)
- 312 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/16(水) 22:16:59.20 ID:QU9o3b7yo
- クロエ(配役もいろいろとアレンジしてある。楓の吸血鬼体質は明かせないから、シロナが嫌いで協力したがらないって設定にしたり……シロナのために東奔西走するキャラを作ったりもした)
ラクリマ「もう、なんでさ! シロナが死んじゃうんだよ! 協力してよ!」
ノルン「知らないわよ。大体私はアイツになんの恩義も礼も感じてないの。私まで命を賭ける理由はないわ。……ふわあ」
ラクリマ「このっ……!」
ガッ!
ラクリマ「あっ……」フラッ
ちゅっ
ノルン「……!?///」
ラクリマ(キスしちゃった……。いや、これこのまま続けちゃえ!)
ラクリマ「私のファーストキスを奪ったんだから、相応の責任は取ってもらわないとね?」ニパッ
ノルン「い、今のは、ふ、不可抗力……!」
ラクリマ「知らなーい♪」
ノルン(な、え……ね、眠気が吹っ飛んだ……)
クロエ(あわわ……///)
ーーーーー
ーーー
ー
- 313 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/16(水) 22:17:46.03 ID:QU9o3b7yo
- クロエ(そしてたくさんの人を助けたシロナは逆に、たくさんの人に助けられて魔獣を撃退する)
舞「うぐおお……! なぜたかが人間一人のためにここまでする……!」
凜華「そんなの決まってる」
モミジヒカリ「大切な友達だからだよ!」
クロエ(そして大団円で幕が閉じる……)
ビーーーーーーーーーッ
パチパチパチパチ!!
ーーーーー
ーーー
ー
「今年も演劇部すごかったねー」
「今年全国入賞だもん。かなりレベル高いよ、うちの演劇部」
クロエ「はあ……」
レナ「なにため息ついてるのよ」
クロエ「いや……自分が考えたものを発表して、それが評価されるってかなり緊張するわね……」
レナ「悪い評価じゃないんだから胸張りなさいよ。私達のリーダーなんだから」
クロエ「そうね……ありがとう」
演劇部室ーー
クロエ「みんな、ありがとう。最高の舞台だったわ!」
パチパチパチパチ
クロエ「途中思わぬアクシデントもあったけど、上手く対応してくれたわね」
ラクリマ「えっへへー」
ノルン「……///」
クロエ「ま、より詳しい反省会は後日。まずは残りの後夜祭を楽しむこと!」
はいっ!
- 314 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/16(水) 22:18:20.28 ID:QU9o3b7yo
- 後夜祭ーー
樹『全生徒の力で、今年の文化祭も大成功を収めることができました! 最後は恒例になりますが、生徒のねぎらいのため後夜祭を執り行います!』
わああああああっ!
クロエ「去年はちょうど闇の試練が重なってたけど、今年は最後まで楽しむわよ!」
現在の目標
・後夜祭を満喫する
安価↓〜↓5自由行動安価
後夜祭中に起きたこと
後夜祭では余り物がタダで飲み食いでき、また体育館や講堂などでは盛り上がった生徒らが歌ったり騒いだりしています。
- 315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:22:24.06 ID:jYmlVi2PO
- あー飲み物にお酒が混ざってたー(棒)的なイベント
- 316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:25:31.73 ID:x1lpzSVgO
- 歌コンや劇など一連の流れでラクリマにもティアみたいなファンが出来る
- 317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:34:39.69 ID:9rNmXLpmO
- 昼間のお化け屋敷のお互いの反応をからかい合うイリスとノワール
しかし途中でお互いの濡れて透けた姿を思い出し悶々としてしまう
結構いい雰囲気になる
- 318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:35:35.01 ID:lilVSL9L0
- 演劇部の打ち上げ
- 319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:50:40.00 ID:rEUmkN+yO
- 後夜祭をこっそりと抜け出して二人きりで約束通り過ごすリリィ先生とナミネ
- 320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 23:15:10.28 ID:lVsJ1pTb0
- 強さに関しては相性ゲーよな
- 321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 23:21:29.83 ID:fyqeiSB+O
- 能力的にはテネリタスが飛び抜けてやばい気がする
- 322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 14:06:58.14 ID:IDnCJh/6O
- ティアのASMRの次はソレル姉妹のバイノーラル音声を作ろう(提案)
- 323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 17:41:48.78 ID:n3/XMcTfO
- 相性といえば楓チームって風(楓)・炎(晶)・雷(嵐)だから偶然にもファイアーエムブレムシリーズの魔法の三竦みの
風>雷>炎>風……
が成り立ってるのね
- 324 : ◆ZOSRNJGVq. [saga sage]:2020/09/18(金) 00:11:51.87 ID:zs9N9rmio
- 今日は更新なしです、すみません!
ちなみに強さというか勝負においてはスフィアがずば抜けて強いと考えてます(死なない≒負けないなので)
マホリオでヴィーネ達に勝てなかったの>>293さんの言うとおりで、不死鳥だとバレない範囲で戦うと本気が出せないからですね
強さは大体>>309さんの言うとおりです
単純な戦闘力ならレイア、マホリオという枠組みならヴィーネが今いるキャラで一番強いです
- 325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 23:31:37.91 ID:vu+HgfZzO
- あるかな
- 326 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/19(土) 23:12:41.80 ID:YRwtoD4io
- エッチシーン書いてたら思いのほか長引いてしまいました、すみません
投下します
- 327 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/19(土) 23:13:20.76 ID:YRwtoD4io
- 中庭ーー
わいわい がやがや
クロエ「かんぱーい!」
かんぱーい!
クロエ「いやー、結局演劇部集まっちゃったわね」
ヒカリ「誰かに呼ばれたわけじゃないんだけどね」
凜華「打ち上げも兼ねてってことでたくさん騒いじゃおうか」
おーっ!
ラクリマ「これうまー」パクパク
「あ、あのっ!」
ラクリマ「ん?」
「私達、ファンです! これ、良かったら……」
ラクリマ「なにこれ、お花? ありがとー」
「きゃー!」パタパタ
ラクリマ「……行っちゃった」
ノルン(ラクリマさん、そりゃ人気出るよね……可愛いし、なんでもできるし……)モヤモヤ
ーーーーー
イリス「ふう……」ストン
ノワール「あ、イリス。なんか疲れてる?」
イリス「歌のことで先程まで詰め寄られてました。嬉しいですが、少し疲れました……」
ノワール「イリスの歌は上手いよ。自信持っていい」
イリス「ありがとうございます」
- 328 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/19(土) 23:13:48.78 ID:YRwtoD4io
- イリス「でもその前にお化け屋敷でキャーキャー言ってたとは誰も思わないだろうね」
ノワール「そ、それはイリスさんもですよ。というかイリスさんの方が怖がってました」
イリス「どうだか。水が顔に掛かっただけであんなに取り乱してたし……」
ノワール「水……」ハッ
ノワール(あの時イリスさんの肌が透けてました。ということはもしかして私も……///)カア
イリス(メイド服が濡れたノワール……あわわ、思い出しちゃだめだ///)カア
ノワール(な、なに思い出してるんですか……!)
イリス「えと、ノワールってびっくりすると可愛い声出すんだね」
ノワール「ふぇっ、な、なんですかいきなり!」
イリス「いや、お化け屋敷のこと思い出してさ。途中までカッコよかったけど、最後は可愛かった」
ノワール「あうう……」
ノワール(この人はなんでこんなに素直なんですか……!)
ーーーーー
ーーー
ー
- 329 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/19(土) 23:14:20.56 ID:YRwtoD4io
- 空き教室ーー
ガラガラ…… バタン
ナミネ「リリさん、来ましたよ」
リリィ「ナーちゃん、ほんとに来てくれたんですね」
ナミネ「もちろんです!」
リリィ「ふふっ。では早速食べていきましょうか」
リリィ「ベッドの上で食べるなんて初めてなので、ちょっとドキドキしてしまいます」ギシッ
ナミネ「生徒の誰かが、文化祭中の休憩用にと善意で用意したそうですよ」ゴソゴソ
ナミネ「はい! まずこれが一口お好み焼きです」
リリィ「保温魔法がしっかりかかってますね。ふー、ふー……あむっ」
リリィ「はふっ、はふ……うーん、おいひいですっ」
ナミネ(かわいい……)
リリィ「ナーちゃんもどうぞ。あーん」
ナミネ「あ、あーん……はふ、はふ……。ん、おいしいです」ニコッ
リリィ(うう……笑顔が眩しい……)キュンッ
ナミネ「あとはクレープ、タピオカミルクティー、ベビーカステラ、サンドイッチ……」
リリィ「たくさんありますね……ゆっくりいただきましょう。まずはクレープから……」
ナミネ「あ、あのっ、私がリリさんに食べさせてもいいでしょうか」
リリィ「はいっ、食べさせてください」アーン
ナミネ「ど、どうぞ……」オズオズ
リリィ「ぱくっ……ん、美味しい! 中のフルーツも瑞々しくて、クリームもしっかり甘くて……!」
ナミネ「あ、リリさんクリームが……」ズイッ
リリィ「!」
リリィ(ち、ちか……)
ナミネ「リリ……さん……」
ちゅっ……
- 330 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/09/19(土) 23:14:49.91 ID:YRwtoD4io
- ♡幕間
ナミネとリリィの文化祭♡
廊下を歩く生徒にバレないようにと、明かりを消したままの空き教室。
外からの月明かりだけが室内を照らし、薄明かりがキラキラとお互いを彩っている。
「ナー……ちゃん……?」
「ごめんなさい、リリさんが……その、綺麗すぎて……」
うっとりとした潤んだ瞳でお互いを見つめ合う。
それぞれの輪郭が月光でぼんやりと光るように浮かび上がり、それぞれの目には幻想的な相手の姿が映っていた。
リリィは観念したようにふっと息を一つ吐くと、ぼそりと呟いた。
「リリィって……呼んでください」
「り……リリィ……。いい、ですか……?」
こくんと頷くリリィ。
それを見てナミネはそっと腕を伸ばし、透き通る青色の髪を優しく梳いていく。
そして頬に手を添え、ゆっくりと顔を近づける。
「んっ……」
ふにゅ、と柔らかな唇同士が触れ合う。
それだけで全身がかあっと熱くなる。
「リリィ……」
「えへへ……ドキドキします……ね」
真っ赤な顔で微笑む恩師の姿にナミネは堪らなくなり、そっとベッドへと押し倒した。
「可愛すぎです……反則です……っ」
ぎゅううっと抱きしめられ、リリィも下からしっかりと抱きしめかえす。
その間の距離をゼロにしようと、豊満な二人の胸が潰れるほど強く求め合う。
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