ミリマス 小鳥「皆さんは淫魔です」

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1 : ◆r7UPmMbT5s [saga]:2020/09/01(火) 20:38:20.89 ID:Li3BUHlW0
社長「音無くん。彼女達は耐えてるかね?」

小鳥「今の所は。精気を吸ってますから大丈夫です」

社長「そうかね。しかし彼も私に自分の体のおかしさについて報告してきている」

小鳥「まさかバレましたか!?」

社長「いや。心を覗いたがそんな事は考えてないみたいだ」

小鳥「そうですか」 ホッ

社長「音無くんにも相談は?」

小鳥「はい。最初の頃に比べると相談されることは少なくなりましたが」

社長「・・・そろそろ限界かもしれない」

小鳥「で、ですがプロデューサーさんに真実を話しても大丈夫でしょうか?」

社長「もしその時が来たら私が話そう。それでもし怖くなってここを辞めたくなっても止めるつもりはないよ」

小鳥「ですがプロデューサーさんの精気の強さは」

社長「うむ。間違いなく上質、上等だろうねぇ・・・彼女達が夢中になるくらいなのだからね」

社長「しかし無茶をさせる訳にはいかない・・・それはわかるだろう?」

小鳥「はい。私達種族の問題をあの人、一人に押し付けるのは・・・」

社長「いずれは彼女達にも話しておこう」

小鳥「わかりました」

社長「では仕事に戻りたまえ」

小鳥「・・・はい」

ガチャ バタン

社長「さて、これからどうなるかねぇ」

2 : ◆r7UPmMbT5s [saga]:2020/09/01(火) 21:07:55.26 ID:Li3BUHlW0
P「・・・」 カタカタ

P(ここで働き始めてもう少しで一年かぁ。最初はアイドルのプロデューサーなんて出来るか不安だったが仕事も増えて皆も人気が出てきた)

P(職が決まらなくて、偶然俺に仕事の紹介をして俺をここで働かせてくれてる社長には感謝しか無い・・・しかし)

P(何だろ?初めは一部のアイドルとは上手く行かなかったが今は皆と仲良くできてる。けど何故か彼女達のスキンシップは疲れる)

P(ハグとかされると最初はまるで体中の力が抜けるような感覚に陥った。今でも少しはダルくなるが最初ほどじゃない)

P(何処か悪いのか病院で診てもらったりもしたが異常はなかった)

P(そして)

朋花「プロデューサーさん。紅茶を淹れたのでどうぞ」 コトッ

P「あっ、ああ」

P(ここでアイドルが淹れてくれる飲み物だ。何故か絶対にミルク、もしくはミルクを淹れた飲み物しか出てこない)

P(・・・しかもこれを飲むと何故かダルさが体から抜ける・・・何故だ?)

朋花「プロデューサーさん。折角私が淹れたのに飲まないんですかぁ?」 ゴゴゴ

P「い、いや。いただくよ」 コクッ

P(うん。何か味に違和感を感じるが俺が飲んだこと無い紅茶なんだろうな)

朋花「・・・」 ジー

P(何故こっちを凝視する) ダラダラ

朋花「美味しいですか?」 ジー

P「そ、そうだな。俺が飲み慣れてないのかコメントしづらい味だ」

朋花「そうですかぁ・・・この味がわからないなんてダメプロデューサーですねぇ」

P「そこまで言うかよ」

朋花「なので罰です」 ギュー

P「お、おい・・・っ!?」 クラッ

P(ま、まただ。力が・・・抜けて)

朋花「次はちゃんとこの味を覚えてくださいねぇ」

P「わ、わかった」





3 : ◆r7UPmMbT5s [saga]:2020/09/01(火) 21:27:40.27 ID:Li3BUHlW0
カチャカチャ

朋花「ふふ♪この味の虜にするにはまだまだ時間がかかりそうですねぇ」

朋花「そしたら直接この・・・ふふふ♪」 ニヤァ


P「よしっ。これでよしだな。コピーして」

P「ふぅ。休憩するか」

ガチャ

小鳥「お疲れ様です、プロデューサーさん」

P「お疲れ様です。音無さん」

小鳥「美味しいって評判のケーキ買ってきたので食べましょう」

P「あっ、すいません。いただきます」

モグモグ

P(うん。美味しい)

小鳥「プロデューサーさん」

P「はい。どうしました?」

小鳥「プロデューサーさんが765プロに来てもう少しで1年ですね」

P「そうですね」

小鳥「アイドルのみんなとはどうですか?」

P「そうですね。少しは仲良くなったとは思います」

小鳥「何か困ったことがあったら相談してくださいね」

P「えっ?わかりました」

小鳥「珈琲淹れますね。プロデューサーさんはブラック派でしたよね?」

P「あっ。今朋花から紅茶もらったので」

小鳥「そうでしたか」

P(音無さんは俺が765プロで働き始めた時から凄く親切にしてくれる。優しい女性だ)
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