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◆b6RliPUDMY
[saga]:2020/09/15(火) 22:54:58.26 ID:xZkmOxCZ0
*ケモナー、獣姦注意、純愛のみ、ハーレムあり、逆ハー無し、気まぐれ更新
人化したり発情したペットとセックスするSSです。
主人公の性別、名前、仕事、生活、下1(場所は日本、時は現代)
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
:2020/09/15(火) 23:00:47.82 ID:QzGupZxR0
男
竹倉 大和 (たけくら やまと)
獣医
それなりに裕福
3 :
◆b6RliPUDMY
[saga]:2020/09/15(火) 23:21:49.81 ID:xZkmOxCZ0
飼っているペット。性別は♀(無い種類の場合は無性)、種類、性格、名前、見た目、身体的特徴(体型や、模様など)、飼い主
>>2
に対する感情や気持ち、どんな形や経緯で飼い主と関係を持つか(人化(人化具合や見た目、なぜそうなってしまったかも。なるべく人間要素が少ない方が
>>1
的には書きやすいです(ケモフレ<モン娘<ズートピア=獣)が、例えば貝がそのまま大きくなって精子を搾り取る描写なんかは書けません(ただし、書かれた時は忠実に書きます))、巨大化、発情、告白、押し倒し、飼い主の方から、etc…)
複数匹飼っている場合は1レスの中に複数匹入れてください。下1
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2020/09/15(火) 23:30:43.79 ID:TwOHBmB/0
猫 気弱で臆病 名前はツクヨミ 黒猫 細身で背中に月型の模様がある 飼い主
>>2
に対する感情や気持ちは尊敬と愛情が混ざった感じ
どんな形や経緯で飼い主と関係を持つか 告白・人間の子供サイズに巨大化 実は猫又(種族としてはかなり弱い方。死にかけでさまよってる所を保護された)
5 :
◆b6RliPUDMY
[saga]:2020/09/16(水) 00:55:48.21 ID:h/eO9laU0
俺とツクヨミの出会いは、月の美しい晴天の夜の事だった。
〜
俺は竹倉大和。
獣医をしていて、そこそこの評価をもらい、まあまあ裕福な生活を行なっていた。
ある夜、俺が買い物先から自宅兼病院に帰っていた時。
「……………ゃ…………」
俺「………今の声は………?」
闇世の中から聞こえたか細い猫の声に気付いた俺がその声の出ところを探してみると、道路の脇に血だらけの黒猫の子猫が転がっているのを見つけた。
俺「おい、大丈夫か………!?」
触診してみれば、脈が弱い。
それに車に跳ねられでもしたのか背中に酷い傷がある。
俺はその子猫を抱き上げ、自宅兼病院へと連れて帰るために走った。
俺(死なないでくれよ………!)
月明かりに照らされたその子猫の黒い毛は、妖しく、美しく光っていたのだった。
〜
あれから2年。
その時の猫が、今のツクヨミだ。
俺「ツクヨミ〜」
ツクヨミ「にゃ〜ん♡」
なぜこの子に月神の名をつけたかと言うと、ツクヨミを拾ったあの夜の月がとても綺麗だったのと、あの時の傷の痕周りの毛だけが大きい三日月の形になり、綺麗な黒い毛とあいまって闇夜に浮かぶ月のように見えるからだ。
俺「じゃあお仕事に入るから、またお留守番していてね、ツクヨミ」
ツクヨミ「にゃ〜」
〜
6 :
◆b6RliPUDMY
[saga]:2020/09/16(水) 01:36:03.90 ID:h/eO9laU0
〜
ツクヨミ「にゃ〜...........」
愛し敬愛する、飼い主のいない月の美しい夜のこと。
ツクヨミがとても寂しい思いをしていた時、一筋の月光が窓から差し込んできて、ツクヨミを照らした。
ツクヨミ「にゃ........?」
するとその背の三日月がまるで共鳴するように光り、ツクヨミを包み込んだ。
ツクヨミ「にゃぁぁ...........!?」
〜
俺はいつも通り獣医を閉め、自分の家の鍵を開けた。
すると、突然何か大型犬ぐらいの大きさの毛もぐれな物が俺に飛びついてきた。
俺「ぉあっ!?」
?「んにゃ〜〜〜♡ ヤ〜マ〜ト〜っ♡」
暗闇の中、その正体は分からない。
しかし、手に伝わる感覚はサラサラで、まるでツクヨミの毛並みような.......
俺「...........ってツクヨミ、か..........!?」
?「そだよ、ヤマト.........♡」
というより、ツクヨミそのものだった。
しかし俺の知っているツクヨミとは違い、身体は何回りも大きく、人間の子供ぐらいの大きさになって、クネクネと動くツヤツヤの尾は2本になっていた。
ツクヨミ「喋れるようになったぁ、ヤマトに言いたいこと沢山あるの〜、あのね、あのね.........♡」
俺「ま、まて...........ちょっと待ってくれ、ツクヨミ.........!」
俺が突き放そうとしても、ツクヨミの爪がガッチリ俺の服に引っかかり離してくれない。
ツクヨミ「まずねぇ.........あの時助けてくれてありがと、ヤマトー........♡」
俺「う、うん..........」
まるで物語の中みたいだ。
こんな風に飼い猫が大きくなって、お礼をしてくれるなんて.........
ツクヨミ「それでね、それでね〜、いつもくれるごはん、美味しいよ♡」
俺「それは、良かった........おう.........」
あれ、市販のカリカリなんだけど.......
まるで何年も会えなかった愛しい人と久しぶりに話すように、ツクヨミは話し続けた。
ツクヨミ「それでね、それでね、好きだよ、ヤマト♡」
俺「お、俺も..........だよ」
この2年、ツクヨミがいたから助かった事も何回もある。
もちろん、俺もツクヨミの事が大好きだ。
すると、ツクヨミが頬を赤らませた。
ツクヨミ「ヤマトも、私の事好き............?」
俺「........うん」
ツクヨミ「私も、好き............ヤマト..........♡」
俺「............うん」
身体が大きくなったツクヨミは、変わったように見えて今朝までのツクヨミのままだった。
いつもの可愛くて、美しい、俺にべったりなツクヨミ。
その日はそのまま俺の布団の中に入って、いつも通り一緒に眠った。
唯一昨日と違ったのは、ツクヨミの大きさと暖かさだけだった。
〜
7 :
◆b6RliPUDMY
[saga]:2020/09/16(水) 02:06:35.06 ID:h/eO9laU0
〜
ツクヨミ「いってらっしゃい、ヤマト♡」
俺「ああ、ツクヨミ」
ツクヨミ「ちゅっ♡」
俺「...........ぉう」
いってきますのチュー、これはツクヨミがこうなってからの日課になっていた。
ツクヨミがこうなってから、1ヶ月が経過した。
あれから獣医として身体が大きくなり喋れるようになったツクヨミの身体を色々と調べてみたが、何故か異常は無かった。
血圧もその他数値も全て正常。
何故か身体が大きくなり、バランスも変わって、声帯も変化は無いのに、人間語を喋れるようになっている........
本当に神秘、としか言いようが無かった。
その夜、俺が仕事から戻ってくるといつもどおりツクヨミが出迎えてくれた。
ツクヨミ「さびしかったよんヤマト〜、おかえりのチュー♡」
俺「ただいま」
まるでツクヨミは俺の彼女のように振る舞った。
料理を作ったりこそ出来ないしこの姿を誰にも見せる事は出来ないけれど、いつも俺の事を家で待ってくれて、帰ってきたときには喜んでくれる。
生まれてこの方彼女は出来た事はないけれど、多分これが彼女という物なんだな、と思いながら、少しずつ俺の心はツクヨミに惹かれていった。
ザラザラザラ........
俺「...........ごめんなツクヨミ、いつもこんなご飯で」
ツクヨミ「いいよ、ヤマト〜。私にはこれが一番良いから♡」
クネクネクネクネと尾を振りながらガツガツバリバリと美味しそうにキャットフードを食べるツクヨミ。
身体が大きくなった事でご飯の消費量もろもろ含めて毎月の出費が約10倍になったけれど、それでも俺はこうして意思を疎通させて話せるだけで嬉しい。
ボウルいっぱいのキャットフードをペロリと平らげたツクヨミは、ベロンと大きな舌で口周りを舌舐めずりをした。
ツクヨミ「今日も一緒に寝よ〜..........♡」
俺「う、うん...........」
いつも通りの添い寝。
いつも通りのおやすみなさい。
..........そのはずだったのに。
〜
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