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【安価】楓「リリウム魔法学校へ! 6人で試合しよう!」【百合】

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174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/07(土) 18:19:37.23 ID:RxLi51n70
用事があって学校に来ていたセレニテママが試験範囲で詰まっていた箇所を全て教えてくれる
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/11/07(土) 18:28:35.00 ID:/9OZrU04O
絶対に赤点回避してやるぞという強い意志を感じる
176 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/07(土) 19:04:49.12 ID:dlkbDRGeo
空き教室ーー


カリカリカリ……


イオ「モミジちゃん、ここって……」


モミジ「えっと……魔法薬学だね。これは薬草全部覚えるのは大変だから、このノートにまとめたの見てもらえるかな」


イオ「これですか?」


むにゅんっ


モミジ(あ……顔近い……///)


イオ(はっ……も、モミジちゃんとキスしちゃいそうな距離……///)


モミジ「こ、これっ見てていいから!」


イオ「は、ははははいっ!」


クロエ「…………」


楓「…………」


ローラ「クロエちゃん? 楓さん?」


クロエ「はっ! ちょっと致命傷を受けてたわ」


楓「精神的にね!」


ローラ「???」


コンコンッ


クロエ「? 誰かしら……」ガララッ


ラクリマ「あ、あのっ! 勉強教えてください!」


ティア「ラクリマ!?」


ゼレス「わ、私達もお願いします」


クロエ「あらら……一年生たくさん来たわね。いいわ、入って」
177 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/07(土) 19:05:18.52 ID:dlkbDRGeo
ステラ「失礼します……」


ヒカリ「何か難しいところあった?」


御桜「これなんですが……」


晶「ずいぶん薄い教科書だな」


ノルン「年が明けてから急に追加された範囲で〜」


ラクリマ「リリウムで実験的に勉強がどれだけできるかの確認らしいです」


楓「どれどれ……」


クロエ「魔力量学?」


ステラ「マホリオの地区大会で魔力喪失による大勢の体調不良者が出たじゃないですか。それを受けて、体内魔力量の管理のためにこの勉強をするらしいです」


クロエ「……」ペラッ


楓「あっ、あたし無理だこれ。数式が難しすぎる」


クロエ「これはちょっと……私達も勉強してないわ」


ラクリマ「やっぱりか〜。でも先輩達しか頼れないんです!」


ナミネ「が、頑張って一生懸命噛み砕いて教えられるよう努力します!」


凜華「でもこれ、テストを作る方も大変だよね。急に作れって言われて用意できるものでもないと思うし……」


ゼレス「教師の方が悩んでいるというのも確かに噂になってます」


ローラ「対策の立てようがなさそうだね……」
178 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/07(土) 19:06:03.18 ID:dlkbDRGeo
コンコンッ


クロエ「今度は誰?」ガララッ


セレニテ「皆さん、お久しぶり」


イリス「ま、ママ!?」


セレニテ「魔力量学のことで校長先生に呼ばれてね。せっかくだから娘の顔を見に来たの」


イリス「……あ、ママ。魔力量学のことで一年生が悩んでるの。アドバイスできない?」


セレニテ「どれどれ?」

セレニテ「ふむふむ……なるほど……」カリカリ

セレニテ「はい。これ見て」


ラクリマ「?」


セレニテ「そもそも魔力量は体感的に自分で分かるもの。個人差も大きいし、魔力の質との厳密な関係性も見て取れない。じゃあそれをどう他人が把握するか……っていうのが魔力量学の存在意義」

セレニテ「そこで重要になる指標が、魔力の放出時間。できるだけ弱く、そして長く魔法を撃ってもらう。その後はできるだけ強く、できるだけ長く魔法を撃ってもらう。その二つの行動で大体の魔力量の概算が取れることが分かってるわ」

セレニテ「その数式がさっき書いたこれ。この教科書には他のいろんな指標から導き出す数式があるみたいだけど、これが一番確実で分かりやすい」

セレニテ「……ってさっき校長先生にもアドバイスしてきたわ。今から急ピッチで教わると思うけど、テストもこの数式をもとにやるはずだから、まずこれを覚えて。あとは先生から配られるプリントとかで練習すること」


ステラ「す……すごいです!」


ゼレス「天才! 天才です!」


わーわー きゃーきゃー!
179 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/07(土) 19:06:33.82 ID:dlkbDRGeo
セレニテ「……まあ、あの騒動の原因は私だしね。できる限りの協力はするわ」


アルシェ「じゃあこれ」


セレニテ「?」


アルシェ「難しくて分からない。教えてくれる?」


セレニテ「これは……空気抵抗に関するページですか。ここは……」


楓「あ、ずるい! あたしもあたしも!」


クロエ「わ、私も教えてほしいところがあるんだけれど」


セレニテ「わ、分かったわよ! みんな教えるからちょっと待ってー!」


ーーーーー

ーーー

180 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/07(土) 19:07:08.80 ID:dlkbDRGeo
テストの日ーー


クロエ(あれだけ勉強したんだもの……。大丈夫、大丈夫……)


先生「では、テストを開始してください!」


クロエの座学平均点↓コンマ
クロエの実技平均点↓↓コンマ

必死の勉強により、どちらも最低値75保証
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/07(土) 19:14:01.78 ID:RxLi51n70
いけえ
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/07(土) 19:15:06.86 ID:/9OZrU04O
やん
183 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/07(土) 19:43:10.70 ID:dlkbDRGeo
先生「テストを返却しますねー」


クロエ「……」ドキドキ


先生「はい、クロエさん」


クロエ「は、はいっ」

クロエ「……」ピラッ


先生「今回はいい結果でしたね」


クロエ(平均78点! 実技も86点……! やった!)グッ


先生「これからも頑張ってくださいね」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・3学期を過ごす

安価↓〜↓5自由行動安価
今後5日程度の行動を指定してください

12/16回目の行動です

13回目の行動終了後、卒業式となります
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/07(土) 20:08:26.33 ID:/9OZrU04O
ティト(とテネリタス)のママが挨拶にやってくる(デカすぎて地上に降りる事は出来ず上空から顔を覗かせる程度)
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/07(土) 20:12:05.16 ID:2t+m9YwuO
新入生向けの劇の配役決めを兼ねた稽古
お互い意識しているためかやっぱりピッタリのラクリマ&ノルン
と、そこに卒業間際ということで遊びに来た百合江が来てしまい初っぱなから二人の百合に撃ち抜かれる
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/07(土) 20:14:56.57 ID:1k4AoIGgO
最近ことある事にイリスにほっぺたをむにむにされる事に気付いていたノワール
お返しにとイリスの全身をむにむにしようとするが、勢い余ってベットに押し倒してしまう
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/07(土) 20:20:28.31 ID:HpuLkeJ90
卒業試合へ向けてウィンの魔法を研究し対策を練る
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/07(土) 20:46:06.44 ID:8Xv0vJUs0
ヴィーネチームはいずれ越えなければならないと考えているウィン(+時雨ナナ)、ゼーレに手合わせが無理なら鍛錬の協力をして欲しいと頼む。

分身魔法×3とアーカイブの組み合わせによって擬似的にヴィーネチームを再現してもらったのはいいものの、頂点の効果で本物以上の化け物集団になってしまう。
189 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:00:09.97 ID:VevLbOYso
修練場ーー


ギイイイ……


ウィン「お待たせしました〜」


ゼーレ「あ、それス魔ホですよね。知ってますよ」エヘン


ウィン「ですです。これでトッププロの映像を見てもらおうと思って〜」ポチポチ


ゼーレ「えいぞう?」


ス魔ホ『さあ始まりました! いつものようにサリア選手が後方に位置し、茜選手は最前線。ヴィーネ選手はその中間に陣取っています』


ゼーレ「!? う、動いてる!? 小人!?」


ナナ「違いますよ。現実にあったものを記録して、いつでも見られるようにしてるんです」


ゼーレ「ほ、ほええ……」


時雨「で、どうでしょうか。再現はできそうですか?」


ゼーレ「……神聖魔法、肉体強化、未来予知……」

ゼーレ「……はい、これくらいならまあ」


ウィン「わ〜、お願いしますー」


ゼーレ「まず3人必要なんですよね。魔文殿【アーカイブ】、分身魔法【シャドウクローン】!」バッ

ゼーレ「「「で、ここから……魔文殿【アーカイブ】!」」」


ウィン「おおお〜!」


ナナ「す、すごいです……」


ゼーレ「はい、準備完了です。っと、これだと分かりにくいので……魔文殿【アーカイブ】! 肉体変化魔法【ボディメイク】!」


ぽんっ


ゼーレ「肉体変化の魔法で見た目も今見た人たちっぽくしてみました。使う魔法も合わせたので分かりやすいでしょう?」


時雨「あ、ああ」

時雨(こんなに魔法をぽんぽんと……)
190 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:00:37.06 ID:VevLbOYso
ゼーレ「で、ルールは……?」


ウィン「3人の中から1人大将を選んで、その人が戦闘不能になるか降参したら負けです。ヴィーネさんのところはサリアさんが大将をやってますね〜」


ゼーレ「あ、この姿の人ですね。ではこの体がダメージを負わないようにする、と」


ナナ「はい、そのとおりです」


ゼーレ「ルールは分かりました。では早速、あなた達の特訓をやりましょうか」


ウィン「いや〜……すごい人来ちゃったねえ……」


ゼーレ「いきますよー」


ナナ「はい! こっちの大将は私です! では試合開始!」


ゼーレ「えーっと、神聖魔法【ホーリー】!」


ウィン「っ! 防御魔法【シールド】!」


バキンッ!


ウィン「ナナ! 時間魔法【クロック】!」パッ


ドシュウウウウウッ!


ナナ「へ……?」


ゼーレ「あ……や、やりすぎました? もうちょっと弱めましょうか?」


時雨(ウィンがなんとかクロックでナナを助けられたからよかったものの……)チラッ

時雨(さほど力を込めたように見えない初弾で修練場の壁が削れるほどの威力だと……? ウィンがクロノスを撃ち込んでやっと削れるほどの硬さなのに……)


ウィン「……いえ、今のままでいいです」ニイッ


時雨「おい、ウィン!?」


ウィン「時神魔法【クロノス】!!」


ゴウンッ!!
191 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:01:05.62 ID:VevLbOYso
ゼーレ(時間の進みを極端に遅くして、その間に超威力の魔法を放つ……。ギリギリからでも防御になるし、攻撃で使えば不意打ち気味になるすごい魔法だ……)

ゼーレ「腕強化魔法【ザ・フィスト】!」


時雨(馬鹿な! あれに正面から立ち向かう気か!?)


ゼーレ「はあああああ……!」

ゼーレ「噴ッ!!!」ドウッ!


ゴシュウウウウウウウッ!


ゼーレ「あっ」


ジュオオオオッ!


ナナ「き、消えちゃいました……」


ゼーレ「大丈夫です、あれ分身なのでー!」


ウィン「……」


時雨(半分以上掻き消されて笑ってられるのか……。向こうも当然とんでもないが、こっちもとんでもないな……)


ウィン「ナナ」チュッ


ナナ「んっ……!」


ウィン「れろ、じゅる……っ」


時雨「……///」プイッ


ウィン「……充電完了」


ゼーレ「未来視【ビジョン】!」キンッ

ゼーレ(……!!)


ウィン「時ノ頂・玉響【タマユラ】」


ゴッ!!!!


ゼーレ「魔弾【シュート】! 頂点【アルティマ】!」

ゼーレ「古ノ頂・伝説【レジェンダリア】!!」


カッ!!!!


時雨「ナナ! 流れ弾程度ならこれで……! 剣戟・八咫烏!」ザウッ!


ナナ「あわわわ……!」
192 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:01:35.32 ID:VevLbOYso
シュウウウウウウウ……


ゼーレ「あっと……本体(わたし)は未来視で避けれたけど、分身は消えちゃったか……」


ウィン「あ〜……」クター


時雨「ウィンが動けないならこちらの負けだ。降参しよう」


ゼーレ「はい、ありがとうございました」ニコッ


時雨「しかしタマユラか……初めて見たぞ」


ウィン「ものは試しでナナの魔力も借りてやってみたんだけど……勝てないかあ〜」


ゼーレ「とんでもない魔法使いですね……。ぜひ魔王との戦いに手助けしてもらいたいくらいですが……」


ナナ「私達は卒業しますから……」


ウィン「ううん、もちろん手伝うよ。作戦会議に参加できるできないは関係ない。一緒に戦わないでこの世界が魔王のものになるかもしれないなんて、見過ごせないもん」


時雨「ウィン……」


ゼーレ「心強いです。ぜひ、お願いします」


ウィン「はい!」


ーーーーー

ーーー

193 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:02:04.41 ID:VevLbOYso
イリスとノワールの部屋ーー


ノワール「〜♪」


イリス(今日もほっぺたをムニムニさせてもらいましょう)ムフフ

イリス「時止魔法【フリーズ】」カチッ


ノワール「」


イリス(ほわあ……ふにふに……)ムニムニ


ノワール「」


イリス(飽きませんねえ……)ムニムニ

イリス「ま、今日はこんなところで。解除」カチッ


ノワール「……」ムズッ

ノワール「あのさ、イリス」


イリス「はい?」


ノワール「私のほっぺ触ってる?」


イリス「ははははいっ!?」ギクウッ


ノワール「な、なにその反応。もしかして図星?」


イリス「い、いつから気づいてましたか……?」


ノワール「だいぶ前からだけど……。気配が一瞬だけ消えて、ほっぺたに違和感があったからもしかしてと思ってさ」


イリス「……はい、時を止める魔法を使ってほっぺたムニムニしてました」


ノワール「時を止める魔法なんて使えたの?」


イリス「アートルムさんに与えてもらいました。これが私本来の固有魔法だそうです」


ノワール「へえ、よかったね」


イリス「はい!」
194 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:02:36.20 ID:VevLbOYso
ノワール「まあそれはそれとしてお返しはしないとね?」


イリス「へ……?」


ノワール「私もイリスのことムニムニしていいよね?」ジリッ


イリス「え、えーっと……遠慮します」


ノワール「問答無用っ!」


イリス「きゃーっ♪」


ガッ!


ノワール「あっ」フラッ


イリス「え?」


どさっ……


ノワール(あ、あぶな……。足もつれて倒れたけど、ベッドの上でよかった……)

ノワール「ご、ごめんイリス。ケガしてない……?」


イリス「……///」


ノワール「あ……!」

ノワール(こ、これ完全に押し倒してる格好じゃん!)

ノワール「ご、ごめん! すぐどく!」


イリス「……」キュッ


ノワール「へっ? 引っ張られたら立てない……」


イリス「む、ムニムニ……しないんですか……?」


ノワール「っ!」キューン

ノワール「い、いいの……?」


イリス「……はい」


ノワール「……っ」ゴクリ


むにむに むにむに……


ーーーーー

ーーー

195 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:03:14.95 ID:VevLbOYso
部室ーー


クロエ「今日はラクリマにそれぞれと組んでもらって、どれだけうまく演技できるか見せてもらうわ。いいわね、ラクリマ」


ラクリマ「はーい!」


クロエ「それじゃあまずは……」


ーーーーー

ーーー




クロエ「はい、いいわよ。次ノルンね」


ノルン「は〜い」


ラクリマ「よろしくー♪」


クロエ「はしゃいで走るシーンをやろうかしら」


ラクリマ「はいはい。……んんっ」

ラクリマ「さあノルンさん! 次はあっち! 体育館を見に行こう!」パシッ


ノルン「『ちょ、ちょっと! 走らなくても体育館は逃げないよ!』」


ラクリマ「とう、ちゃーく! 体育の授業と、運動部の人たちが使うための場所だね!」


ノルン「『うん。ほんとに広い……』」


ラクリマ「わーい!」ダーッ!


ノルン「『あ、もう……怒られるよー?』」フフッ


クロエ「……うん、バッチリね!」

クロエ「二人の関係性が分かる演技だったわね。突っ走るラクリマと、引っ張られながらもまんざらじゃないノルン。いい演技だったわ」


ラクリマ「うーんと、こう手を掴んで走って……」ギュッ


クロエ「ってもう反省してるのね……」


コンコンッ


クロエ「? 誰かしら……」ガチャッ
196 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:04:19.18 ID:VevLbOYso
百合江「ごきげんよう、皆様方」


クロエ「ゆ、百合江さん!?」


ラクリマ「あ、前の部長さんですよね! 私引退したあとに入部したラクリマ・ソレルです! 夏休みの舞台最高でした!」


ノルン「ちょ、ちょっとラクリマさん……!」


百合江「おててを繋いでご挨拶……!?」ドプッ


ラクリマ「わあっ!? 鼻血鼻血!」


百合江「き、気にしないでくださいまし……」ドクドク


クロエ「誰かティッシュ持ってきてー!」


ーーーーー

ーーー

197 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:04:48.58 ID:VevLbOYso
ティト「!」ピクッ


クロエ「ティト?」


ティト「母上が来ている……」


クロエ「お母さん?」


ティト「ご主人、一緒に外に出てもらえるか?」


クロエ「ええ……」


ーーーーー


クロエ「暗い……?」


ティト「母上」


ティト母「ああ、やっと見つけた。この星にいたのね」


クロエ「な、ななな……!!」

クロエ(でかい!)


ティト「我は今、このクロエ殿を主と仰ぎこの星で暮らしている。心配しないでくれ」


クロエ(でかいっていうか、もはや空を覆ってるじゃないの!)


ティト母「そうなのね。クロエさん、この子のことお願いします。私達星の掃除者は隕石として産まれて、大きくなるまでを星の上で育つのです。だから、お世話してくれる人がいるのはとても助かるんです」


クロエ「星の掃除者……?」


ティト母「寿命を迎えた星は、私達が食べることでその役目を完全に終えるのです。そして、生きている星を守るのも私達の仕事です」


クロエ「……誰かから頼まれてるの?」


ティト母「いえいえ。私達は星を食べないと生きていけないだけです。ただ、それは寿命で亡くなった星を食べるだけで十分なので、生きている星は守るようにしてるんです」

ティト母「その子はまだまだ小さいから、自分のすべきこともよく分かってないかもしれないけど……。この星にとって悪影響は与えることはありません。どうかお世話をよろしくお願いします」


クロエ「ええ、分かったわ」
198 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:05:15.48 ID:VevLbOYso
ーーーーー

ーーー




クロエ(すごいスケールだったわね……)


ウィン「……」テクテク


クロエ(……この学校にはすごいスケールの実力の持ち主もいたわね。ウィンさんと戦えるのもあとちょっと……。最後くらい勝ちたいわ)


ティト「ご主人?」


クロエ「ティト、部屋に戻るわよ。研究したいことができたわ」


ティト「ああ、ご主人が望むなら」


クロエ(待ってなさいウィンさん。正体不明の魔法の糸口掴んでみせるわ……!)


自室ーー


ヒカリ「さっきから熱心にマホリオの試合見てるけど、どうしたの?」


クロエ「ウィンさんの魔法の正体を掴めないかと思ってね」


ヒカリ「瞬間移動っぽいけど……」


クロエ「瞬間移動の魔法があるなら、自分にじゃなく魔法に使うはず。自分の魔法を相手の死角に移す、味方の大将に当たりそうな魔法を別の場所に移す……いろいろ使い道はあるわ」


ヒカリ「確かに。今までウィンさんが動いてたことしかないね」


クロエ「つまり本人にしか効果がない魔法の可能性が高い……」

クロエ「!」カチッ
199 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/08(日) 22:05:45.76 ID:VevLbOYso
ヒカリ「?」


クロエ「ヒカリ、これ……」


ヒカリ「ウィンさんがブレてるだけに見えるけど……」


クロエ「残像が残ってるってことは、確かにそこを通ってるってこと。つまり……ウィンさんの魔法は超超超高速移動! それこそ瞬間移動にしか見えないスピードでね!」


ヒカリ「す、すごい……すごいよクロエ!」


クロエ「となると……魔力を強い推力に変えるブースト系の魔法か……あるいは時間を操ってるか」


ヒカリ「プロにも何人かいるよね、時間や空間を操る魔法使い。大抵すごく強い人だし……」


クロエ「プロになっちゃったら名鑑に使用魔法を明記することになるから、それまでに自分の目で発見できて良かったわ。これでウィンさんに迫れるかもしれない」


ヒカリ「うん、応援するよクロエ!」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・3学期を過ごす

安価↓〜↓5自由行動安価
今後5日程度の行動を指定してください

13/16回目の行動です

13回目の行動終了後、卒業式となります
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/08(日) 22:09:49.87 ID:rAy8AZhE0
ほんの少しの時間とはいえ空を覆うほどの巨大な存在を認識してしまった地上の皆さん、大パニックに
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/08(日) 22:13:08.22 ID:489MZuM90
一年前のループに囚われていた頃を夢に見て精神的に弱っちゃうデンちゃん
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/08(日) 22:24:59.35 ID:cdYV+ethO
三年間の集大成として時雨がウィンに学生としての最後の一騎討ちを申し込む
試合後、勝敗に関わらず晴れやかな表情でプロに進んでも研鑽を約束し合い、後のことを弟子に託す二人だった
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/08(日) 22:35:26.51 ID:W74/vBgdO
ウィンが学内大会決勝で善戦したステラ達に個人的にエールを送る
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/08(日) 22:42:49.37 ID:KwSRYbWdo
お世話になった卒業生へ贈る寄せ書きを皆で書いておく
205 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:47:37.89 ID:Aq7zTm5Do
デン「っ……!」ガバッ

デン(あ、この感じ……嘘、うそ!)


ガチャッ!


デン(レナ……レナ!)ダダダッ

デン(ここ、レナの部屋……)ハアハア


コンコンッ


デン(……お願い!)ギュッ


ガチャッ


レナ「はい?」


デン「あ、あの、レナ……」


レナ「……すみません、どちら様ですか」


デン「っ!」ビクッ

デン「す、すみま……せん……。あの……今日の日付って……」


レナ「4月1日だけど……」


デン「は、はは……」

デン(そっか、ループは終わってなかったんだ。今度は二年目の卒業式が限界なのかな、そもそも死ぬのがトリガーじゃないのかな、また1年目の闇の試練を乗り越えるところからやらないといけないのかな)

デン(……レナとお別れかあ……。もっと色んなこと話したかった。もっと色んなところに行きたかった……)ジワッ


レナ「ちょ、ちょっと! 突然泣いてどうしたのよ!」


デン「ご、ご、ごめんなさい……。も、もう部屋に戻るから、気にしないで……」フラッ


レナ「え、ええ……」


デン「あ、あ……わあああああああっ、ひぐっ、うわあああああああんっ」ヨタヨタ


■■■■■


■■■


206 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:48:07.87 ID:Aq7zTm5Do
デン「やだあ、やだあ……!」グスグス


レナ「デン、デン!」ユサユサ


デン「あぇ……?」ボロボロ


レナ「起きた? いつも朝早いあなたがいないから部屋に来てみたら泣きながら寝てるんだもの。驚いたわ」


デン「ゆ、め……?」


レナ「ええ。何を見てたか分からないけど、夢よ。大丈夫」


デン「また4月に戻る夢……見て……っ」


レナ「……そう。大丈夫よ、そんなのは夢だもの。ちゃんとデンは前に進んでるわ」ナデナデ

レナ「怖かったわね……」ポンポン


デン「こわっ……かっ……た……」ヒックヒック

デン「ぅぅぅうう……!!」ギュウウ…!


レナ「……」ナデナデ


ーーーーー

ーーー

207 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:48:41.32 ID:Aq7zTm5Do
食堂ーー


ざわざわ ざわざわ


クロエ「いつもより人多いわね……。何かあったの?」


ローラ「クロエちゃん! これ見て!」


クロエ「新聞? ……『空を覆うほどの巨大な魔獣出現!』……」

クロエ(この写真ティトのお母さんよね……。そりゃあの大きさで誰にも見られてないはずなかったわ……)


ローラ「ど、どうしよう。こんな大きい魔獣なんて他にいないし、攻撃されちゃったらかわいそうだよ……!」


クロエ「ローラは相変わらずね。普通あの魔獣が攻撃してきたらって考えるわよ」


ローラ「クロエちゃんこそ怖くないの? すごくいつもどおりに見えるけど……」


クロエ「あー……」

クロエ「あの魔獣、ティトのお母さんらしいのよ」コショコショ


ローラ「え……!」


クロエ「宇宙に住んでる魔獣だからもうしばらくは来ないと思うし、来たとしても攻撃するような魔獣じゃないわ」


ローラ「そ、そうなんだあ……! 知らない魔獣たくさんいるなあ……」ホッ
208 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:49:08.52 ID:Aq7zTm5Do
クロエ「ただまあ……しばらく混乱はしそうね」


ローラ「そうだね。あれだけの大きさだもん。みんなちょっと怖がってるみたい」


ウィン「あれと戦ってみたいな〜」


クロエ「……中にはそうじゃない人もいるみたいだけどね」


デン「れ、レナ……今度はこれかな。こ、この魔獣に殺されちゃうのかな……」


レナ「大丈夫よ。何が来たって守るわ」


ローラ「すごく怖がってる人もいるね……」


クロエ「うーん……デンは特に大きくて強い敵にやられてたこともあるみたいだしね……。デンとか、話の分かる人には正体を教えてもいいかも」


ローラ「悪い人に正体を知られて、捕獲団体とか自衛団体に攻撃されるのだけは避けてあげないとね」


クロエ「ええ、もちろんよ」


ーーーーー

ーーー

209 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:49:39.74 ID:Aq7zTm5Do
中庭ーー


ウィン「時雨ー、こんなとこに呼び出すなんてどうしたのさ〜」


時雨「なに、ちょっと伝えたいことがあってな」


ウィン「も、もしかして告白〜? ボクにはナナがいるからお断りしちゃうけど……」


時雨「知ってるよ。全く、茶化してくれるな」フフッ


ウィン「へへへ〜」


時雨「さて、伝えたいことというのは簡単だ」

時雨「私とお前、どちらが上かハッキリさせる!」


ウィン「……!」


時雨「ふふっ。あれからほぼ三年……。懐かしいセリフだろ?」


ウィン「……うん、いいね。一騎打ちだ」


時雨「私の三年間をぶつけさせてもらう」チャキッ


ウィン「ボクも、時雨とはもう一度やりたかった」スッ


時雨「剣戟・飛燕!」ザウッ!


ウィン「魔弾【シュート】!」ドウッ!


ーーーーー

ーーー

210 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:50:25.97 ID:Aq7zTm5Do
「大変大変! 中庭でウィンさんと時雨さんが戦ってる!」

「うそ!? 見に行こ!」


クロエ「あの二人が?」

クロエ(見なきゃ損……よね)


中庭ーー


ドウッ! ギィンッ!


「時雨さーん! がんばれー!」

「ウィンさーん! いけー!」


時雨「ふふっ、ギャラリーも増えてきたか。プロになればこれも当然なのだろうな」


ウィン「よそ見? 神弾【ネオ】!」


時雨「剣戟・朱雀!」


ドオオオオオッ!


クロエ(な、なんて威力……!)


わあああああああっ!


時雨「剣戟・双飛燕!」ザウッ!


ウィン「防御魔法【シールド】」ガキキッ!


「ウィンさんがシールドなんて珍しー!」

「それだけ時雨さんの攻撃が強烈なんだよ!」


ゼレス「ここまではほぼ互角ですね……」


クロエ「あら、あなたも見に来たの?」


ゼレス「当然です。この二人の試合を見逃す手はありません!」


時雨「居合・隼!」キンッ!


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…


時雨「フッ!」ザウッ!


クロエ「見えない速さの居合だったのに、避けた……?」


ゼレス「あの瞬間移動の魔法ですね。それにしても、それにすら対応して追撃をかけた時雨さん……とんでもないです」


時雨(かわされてちゃ意味がないけどな……)フッ
211 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:50:58.05 ID:Aq7zTm5Do
ウィン(やっぱり時雨はすごい……。魔力のブレとほんの微かな残像だけでクロックに追いついてきた……!)ゾクッ


時雨「その顔だ、ウィン。いよいよ本気のウィンが見れそうだな」チャキ…ッ


ウィン「いくよ、時雨……ボクの最上級魔法……」


時雨(……来る!)


ウィン「時神魔法【クロノス】!!」ゴウッ!


時雨(私の魔法では正面からは到底敵わない……。だが、私の経験とこの眼が打ち込む箇所を教えてくれる!)

時雨「剣戟・鳳凰!!」ズパァッ!


ドウッ!!!


ウィン「!!」


時雨「く……オオオオオオオオオオオッ!!!」


ーーーーー

ーーー

212 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:51:34.56 ID:Aq7zTm5Do
保健室ーー


時雨「……」パチッ


ウィン「あ、おきた〜?」


ナナ「大丈夫ですか、時雨さん」


時雨「ああ。……私が横になっているということは、私は負けたんだろうな」


ウィン「そうでもないんだな〜」グイッ


時雨「……!」


ウィン「この肩のダメージ跡は、時雨がつけたんだよ。時雨の鳳凰がボクのクロノスを突き抜けて、ボクに届いたんだ」


ナナ「もちろんクロノスは消えたりしませんでしたが……。鳳凰を食らったウィンさんも、クロノスを食らった時雨さんも、その瞬間戦闘続行不可能なダメージを負っていました。地面に落ちたタイミングも同時だったんですよ」


時雨「……だが私はこうして気絶までして……」


ウィン「もー、時雨は本当に真面目だな〜。ボクらの一騎打ちは引き分け。あとの決着はプロになってからつけたらいいんだよ〜」


時雨「……ふふっ。もう次の戦いのことを考えているのか。敵わないな」

時雨「ウィン、君にこの学校でこうして出会えて本当に良かった。私のかけがえない……最高のライバルで、親友だ」ニッ


ウィン「ん!」ニコーッ


こんこんっ
213 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:52:04.90 ID:Aq7zTm5Do
ナナ「はいはーい」ガチャッ


クロエ「時雨さんは起きたかしら?」


時雨「ああ。お見舞いに来てくれたのか?」


クロエ「ええ。すごい試合だったわ。学生でウィンさんと引き分けられる人がいるなんて思ってなかったもの」


ぞろぞろ


楓「失礼しまーす。さっきの見てうちの晶と嵐がはしゃいじゃって……」


晶「し、師匠! アタシ……アタシ感動しました! もっと強くなります!」


嵐「お、俺も! ウィンさんに負けないくらい強く……!」


わらわら


ゼレス「う、ウィンさん! いい試合でした!」


デン「す、す、すごい試合だった……」


クロエ「あらら……みんな来ちゃったわね」


ウィン「……時雨。ボクたちの後輩は頼もしいね」


時雨「ああ、ありがたいことだ」クスッ


ウィン「みんな、リリウムの生徒として……これからも頑張ってね」


時雨「私からも頼む。特に晶さん……私の弟子として、不甲斐ない試合をするようなら許さないからな」コツン


晶「時雨さんの名前に泥を塗るような真似はしませんよ! 任せてください!」


ウィン「嵐さんも頑張れよ〜」ワシャワシャ


嵐「はい、頑張ります!」
214 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:52:32.46 ID:Aq7zTm5Do
ウィン「あとは〜……ゼレスさん」


ゼレス「は、はいっ」


ウィン「学内大会で戦っただけだけど、このままならお母さんにも負けないくらいの選手になれるよ。頑張って」


ゼレス「は……はい!」


ウィン「ゼレスさんのチームの二人にも言っておいて。応援してるよ〜って」


ゼレス「伝えます、必ず!」


ウィン「で、クロエさん」


クロエ「……」


ウィン「卒業式の記念試合は、クロエさんのチームとやらせてもらっていいかな?」


クロエ「もちろんよ。私達の全力であなた達を送り出してあげるわ!」


ウィン「ありがと、クロエさん」


クロエ「……あまりここにいても時雨さんが休めないわね。みんな、出ましょうか」


楓「はーい」


ーーーーー

ーーー

215 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:53:00.33 ID:Aq7zTm5Do
卒業式ーー


クロエ「……っ」

クロエ(卒業式はどうもだめね……涙もろくなっちゃうわ)ポロポロ


ヒカリ「クロエ」トンッ


クロエ「ゆ、百合江さん。卒業おめでとう……!」


百合江「はい、ありがとうございます」ニコッ

百合江「あなたを部長に選んで正解でしたわ。皆様いきいきと部活に取り組んでいて、とても楽しそうです」


クロエ「そう、ですか……?」


百合江「ええ。どうかそのまま皆様をまとめあげてくださいまし」


クロエ「は、はい!」

クロエ「あ、あの……これ」


百合江「これは……寄せ書きですの?」


クロエ「部活の皆で書いたの。受け取ってもらえるかしら」


百合江「もちろんですわ。……ああ、いいものですわね」


クロエ「……百合江さん、今までありがとうございました。……どうかお元気で」


百合江「ええ!」


ーーーーー

ーーー

216 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 21:53:29.54 ID:Aq7zTm5Do
先生「ではこれより記念試合を開始しまーす! 卒業生は在校生の中からマホリオで戦いたい人に声をかけてくださーい! 戦いたくない人は無理にやらなくてもいいですよー!」


ウィン「……じゃ、やろうか」


クロエ「ええ」


凜華「……全部ぶつけます」


時雨「楽しみだ」


モミジ「き、緊張するよう……」


ナナ「ふふ、大丈夫ですよ。リラックスです」


樹「この試合は私が審判をするわ。時雨さん、ウィンさん、体調はバッチリね?」


時雨「はい」


ウィン「もちろん大丈夫です〜」


樹「では……試合開始!」


クロエチームの行動結果↓コンマ2桁、ゾロ目の場合2倍
ウィンチームの行動結果↓↓コンマ2桁×2
先にコンマの合計が【150】に達したチームの勝利です
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 21:54:40.72 ID:voEBQVHv0
ほあちゃ
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/11/09(月) 21:54:58.24 ID:ZhjVTm04O
いちげきひっさつ
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 21:55:13.63 ID:6stvpI5EO
どうだ
220 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/09(月) 23:29:43.47 ID:Aq7zTm5Do
クロエチーム 72/150
ウィンチーム 48/150


ウィン「魔弾【シュート】」


クロエ「闇弾【ダークボール】!」


ドウッ!


クロエ「闇よ……飲み込め!」

クロエ(闇の本質は「飲み込む力」……! 魔力をぶつけて相殺して、さらに闇で飲みこめば……私の魔法でもウィンさんと戦える!)


ジュウッ!


ウィン「……!」


凜華「凍れ!」パキンッ!


時雨「剣か……」


凜華「殺陣のためにならった剣術でどこまでやれるか分かりませんが……」スラッ

凜華「いきます!」


キンッ ギンッ!


時雨「ほう、悪くない」ギリリ…


凜華「光栄です……よっ!」キンッ!


ウィン「神弾【ネオ】」


クロエ「モミジ!」


モミジ「うん! 重力魔法【グラビティ】!」


クロエ「巨大闇弾【ダークネスボール】!」


ゴシャッ! ジュオオオッ!


クロエ「重力で押し潰して闇で飲み込む! これが私とモミジのコンビネーションよ!」


ナナ(二人がかりとはいえ、ウィンさんのネオまで引っ張り出してこの状況……ちょっとまずいんじゃないですか、ウィンさん)


ーーーーー


ステラ「互角……?」


ゼレス「どころか……防ぎきってる以上クロエ先輩達の方が押してるかもしれません」


楓「いけいけー!」


ローラ「頑張れー!」


わああああああああああっ!


クロエチームの行動結果↓コンマ2桁、ゾロ目の場合2倍
ウィンチームの行動結果↓↓コンマ2桁×2
先にコンマの合計が【150】に達したチームの勝利です
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 23:30:40.48 ID:juFG3z6e0
いけいけ
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 23:30:52.29 ID:xaIEgee0O
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 23:54:44.59 ID:BOjP6UQUO
120VS106で2倍補正込みで優勢とはやるな
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/09(月) 23:55:37.75 ID:voEBQVHv0
同値決着のようなドラマが欲しい
225 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/10(火) 00:13:42.40 ID:qeYsvrGRo
クロエチーム 120/150
ウィンチーム 106/150


ギンッ!


時雨「まずいんじゃないのか、ウィン」


ウィン「……」


凜華「クロエさん」


クロエ「ええ。ナナさんが少し外れた場所にいる今なら……。スピード勝負よ」


凜華「凍れ!」バキキキッ!


クロエ「魔弾【シュート】!」


モミジ「反重力魔法【アンチグラビティ】!」


クロエ「加速しろ! トリニティシュート!」


ゴオオオオオッ!


ナナ「しまっ……!」


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…

ウィン「魔弾【シュート】」


バキイイィン!


クロエ「氷のトンネルごとシュートを打ち砕かれた……。スピード勝負じゃやっぱり分が悪いわね……」

クロエ「凜華、闇で包むわ。合わせてちょうだい」


凜華「ああ!」


クロエ「魔力展開!」

クロエ(まずはこれで相手の位置を補足……!)

クロエ「闇よ! 彼の者たちを……」
226 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/10(火) 00:14:10.95 ID:qeYsvrGRo
ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…


クロエ「!」ビクッ


ウィン「魔弾【シュート】」


クロエ「魔弾【シュート】!」バッ


モミジ「あ、反重力魔法【アンチグラビティ】!」グイン!


ビシイッ!


ウィン「……」


時雨「な……ウィンに攻撃が当たった……?」


クロエ(い、今たまたま魔力を展開してたからブレた先にシュートを撃てたけど……。攻撃が当たった……!)


モミジ「あ、あぶ、危なかった……!」ドキドキ


クロエ「ナイスよモミジ。よく弾いたわね」


凜華「それならクロエさんも。高速移動したウィンさんに攻撃を当てたなんて初めてじゃないかな」


クロエ「凜華とモミジには話したわね、あれが超高速移動だって。今はたまたま私が魔力展開してたから、その動きを魔力で追えたのよ」


凜華「なるほどね……ともあれ、ネオに引き続き高速移動も封じた訳だけど……作戦は?」


クロエ「このままどんどんいくわよ!」


モミジ「う、うん!」


クロエチームの行動結果↓コンマ2桁、ゾロ目の場合2倍
ウィンチームの行動結果↓↓コンマ2桁×2
先にコンマの合計が【150】に達したチームの勝利です
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 00:14:24.17 ID:q1Zandwf0
どん
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 00:14:54.03 ID:ZmbECLv9O
はい
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 00:17:00.56 ID:vOucsVzBO
あまりにもコンマが低空飛行すぎる
230 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/10(火) 12:07:16.01 ID:qeYsvrGRo
クロエチーム 137/150
ウィンチーム 112/150


クロエ(いつ高速移動が来てもいいように魔力展開は維持し続ける……!)

クロエ「極闇魔法【タナトス】!」


時雨「剣戟・朱雀!」ザシュッ!


ジュウウウウッ!


時雨「く……! 剣戟・双飛燕!」ザウザウッ!

時雨(これで相殺か……。いつの間にかずいぶんと強くなっていたんだな)

時雨「ウィン、どうやら出し惜しみしてると負けるぞ」


ウィン「……うん」スッ


凜華「来るよ、クロエさん」


クロエ「ええ。モミジ、跳ね返す用意はしておいてね」


モミジ「うん……!」


ーーーーー


ゼレス「押してるのはクロエ先輩チーム……。もしウィンさんの攻撃をしのげるなら、ブラックホールでナナさんを狙えばもしかしたら……!」


晶「師匠……!」


嵐「が、頑張れ! どっちも頑張れー!」


クロエチームの行動結果↓コンマ2桁、ゾロ目の場合2倍
ウィンチームの行動結果↓↓コンマ2桁×2
先にコンマの合計が【150】に達したチームの勝利です
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage sage]:2020/11/10(火) 12:14:09.41 ID:sFCKj81Yo
いけっ!
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 12:28:11.14 ID:4cEIEFzoO
はい
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 12:32:21.58 ID:d0YH339fO
勝利条件違う時点で運で偶々勝った感凄いなぁ
ウィン時雨が事前に消耗した上での勝負だから尚更
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 12:42:01.27 ID:lue+aMoRO
マホリオ関連のクロエチームの戦績がいまいち奮わないのもあるわね。大会でウィン達と熱戦を繰り広げた訳でもないし
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 12:52:44.76 ID:EYIz7uwmO
いやそこは主人公の快挙を喜べよ。運も実力の内だぞ
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 15:12:18.29 ID:vB3m80CWO
実質必要値150VS75の対決で勝てたのは凄いし何より展開が熱くて俺は好きよ

そもそもウィンVS時雨は多分卒業式より前の日で回復も出来てそうだし、クロエ達が勝ったのは描写的に徹底したウィン&時雨対策したっていうのが大きいんだと思う
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 15:29:20.26 ID:l6WtHy0PO
ヴィーネやゼーレ等の実力者はウィンの魔法の正体を瞬時に看破しているし、自力で魔法を見破れた事自体が強くなった証明なんじゃと考えてる
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/11/10(火) 21:09:14.84 ID:SP0wx6zDO
https://i.imgur.com/rwwI0Er.jpg

>>233-234みたいな考えの人って強くなるまでの過程を@みたいなイメージで考えてそうだけど、実際のところはAのようにふとしたきっかけで爆発的にグンと伸びるケースが多いように思う。そういう意味ではサキュバス戦で極大魔法ぶっ放したあたりが大きな転換点になってるんじゃないかなと
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 21:17:39.70 ID:SP0wx6zDO
sage忘れちゃったごめん
240 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/10(火) 22:22:16.18 ID:qeYsvrGRo
クロエチーム 178/150
ウィンチーム 140/150


ウィン「時雨、合わせて」


時雨「ああ」


ウィン「時神魔法【クロノス】」ゴウンッ!


時雨「剣戟・鳳凰!」ザウンッ!


クロエ「今よ!! 闇よ壁となれ!!」ズオッ!


時雨(無駄だ! いくら闇の飲み込む力があろうと私の斬撃が闇を搔き消し、その後でウィンのクロノスが襲う!)


ズ……ッ!


時雨(闇が……)


ウィン(消えない!?)


凜華「巨大氷晶壁【アイスランパート】!!」ビキイッ!


モミジ「反重力魔法【アンチグラビティ】!!」




■■■


■■■■■


クロエ「ウィンさん時雨さんの攻撃を凌いで凌いで凌ぎきって……そしたら二人は最強の攻撃をせざるを得ない!」


凜華「凌げるかなあ……」


クロエ「まず、凜華は時雨さんと剣で戦って。あの人は剣で挑まれた戦いなら剣で受けてくれるはず」

クロエ「そうなれば、私とモミジがウィンさんの魔法を受けることになる。だからこその……」


モミジ「私達のコンビネーション、だね!」


クロエ「ええ。私の闇の飲み込む力に加えて、モミジの重力でウィンさんの魔法を潰す。二人がかりならウィンさんのネオでもなんとかなるはず」


凜華「で、凌ぎきったあとの最強の攻撃……神クラスの魔法2つをどうするの?」
241 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/10(火) 22:22:56.24 ID:qeYsvrGRo
クロエ「私の闇の壁を目くらましにして、凜華とモミジの反転の壁を使うわ」

クロエ「どちらが先に来るかは分からない。でもほんのわずかでもどちらかが先に飛んでくるなら、それで打ち返して相殺させる!」

クロエ「二人の魔力で神クラスの魔法1つを耐えられるかどうか……そこが肝ね」


凜華「タイミングは教えてね」


モミジ「クロエさんの声を聞いたら全力でアンチグラビティを撃つよ!」


クロエ「ええ。上手くいけば全部相殺できるはず。そしてその隙にナナさんに攻撃!」

クロエ「……一組のチームの対策を考えるのはマホリオにおいては悪手かもしれないけど、私はやっぱりあのチームに勝ちたいわ」


凜華「私も同じ気持ちだよ。あなた達の後輩は強いんだって分かってほしい」


モミジ「うん、私も勝ちたい!」


クロエ「3人で力を合わせて頑張るわよ!」


おー!


■■■■■

■■■




クロエ(時雨さんの鳳凰を、ウィンさんの魔法にぶつける!)


ドオオオオオオッ!!


時雨「な、に……!?」


ナナ(闇の中から鳳凰が出てきた!?)


ウィン「それでも……!」


ゴシャアアアアアッ!


クロエ「鳳凰が破られた! そのまま壁を張り続けて!」


凜華「ああ!」グッ


クロエ(いかにウィンさんの魔法といえど、時雨さんの魔法がぶつかってマックスのパワーな訳がない! これを凌げば……!)


バキイイイイイッ!!
242 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/10(火) 22:23:34.91 ID:qeYsvrGRo
ーーーーー


ゼレス「氷の壁が壊れた……」


ステラ「でも、ウィンさんの魔法も……!」


ーーーーー


ウィン「ナナ、回復」


ナナ「は、はい!」


時雨「ウィン来るぞ!」


ウィン「っ!」バッ


クロエ「さっきのは目くらましの闇。今度の魔法は私の今の全力よ!」

クロエ「闇よ! その暗さにて全てを飲み込め! 獄闇魔法【ヘル】!!」


ウィン(くそ、魔力が……!)

ウィン「防御魔法【シールド】!」


時雨「剣戟・斑鳩!」キンッ

時雨(これでなんとか……!)


クロエ「飲み込めェェェェ!!」


バキンッ! バキンッ!!


ナナ「防御魔法【シールド】!」


バキンッ……!


ナナ「あ……」


ドオオオオオオッ!!


樹「しっ……! 試合終了!! 勝者……!」

樹「クロエ・アートルム、水津凜華、モミジ・クレナイチーム!」


時雨「負け……た……」


ウィン「……」


クロエ「やっ……!」

クロエ「やったあああああああっ!!」ギューッ! 


凜華「く、苦しいよクロエさん」ギュー


モミジ「でもでもそれくらい嬉しいよーっ!」ギュギュー


ウィン「……クロエさん、おめでとう」

ウィン「個の力ならボクと時雨は負けてなかった。でも、ボク達を越えようと生み出されたコンビネーションに負けた」

ウィン「完敗だよ。ほんとに見事だった」
243 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/10(火) 22:24:06.82 ID:qeYsvrGRo
ウィン「みんな! 勝者に拍手して〜!」


わあああああああああっ!!


ナナ「いてて……時雨さんありがとうございます」


時雨「鳳凰を出しておいて負けた。文句なく完敗だ」


凜華「先輩、リリウムの皆は強くなってます」


モミジ「どうか安心して卒業してください!」


ウィン「うん! 今までありがと〜!」


クロエ「ウィンさんに会えてよかった。闇の試練で命も救われて、返せるものは何もないけど……」


ウィン「ううん。ボクは皆の強くなった姿を見るのが好きなんだ。だから今すごく嬉しいよ」

ウィン「親友も、弟子も、後輩も、その後輩も……皆どんどん強くなる。ボクも負けてられないな」


クロエ「もう強くなることを考えてるのね……ほんとマホリオ馬鹿だわ」


ウィン「えへへ〜、それは褒め言葉だよ〜」


ナナ「ウィンさん、そろそろ」


ウィン「はいは〜い。じゃ、戦ってくれてありがとうね〜」


クロエ「ええ」

クロエ「……卒業おめでとうございます、ウィン先輩、時雨先輩、ナナ先輩」


ーーーーー

ーーー




早水百合江が卒業しました。
ウィン・フォルクスが卒業しました。
早川時雨が卒業しました。
ナナ・ヴァーミリオンが卒業しました。
244 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/10(火) 22:24:38.63 ID:qeYsvrGRo
クロエ「まだ寮に残ってる先輩もいるけど、もうほとんどいなくなっちゃったわね」


ヒカリ「4月からの入居に合わせて荷物を運ぶみたいだね。それまでは残る人もいるみたい」


ローラ「これからは私達が最上級になるんだね……」


現在の目標
・3学期を過ごす

安価↓〜↓5自由行動安価
今後5日程度の行動を指定してください

14/16回目の行動です
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 22:42:09.71 ID:SP0wx6zDO
ノートや上履きなど学校生活に必要なものを揃え無ければということでゼーレの買い物に付き合うクロエローラヒカリ。しかし色んなものに興味津々なゼーレに引っ張られて寄り道をしまくってしまい、結局夜までかかってしまう
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 22:51:50.35 ID:FrbailXzO
どうしても以前見たループ前に戻る悪夢がちらついてしまうデン
自分が確かにここにいる実感が欲しい、とレナを求める
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:00:17.48 ID:/HWWylfgO
ラクリマ、大手芸能事務所のオーディションに受かってしまう
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:43:57.81 ID:15hvddJ0O
この前イリスの身体を触った感覚が忘れられず謎の高翌揚感にモヤモヤするノワール
尚イリスも同様にモヤモヤしていた
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/10(火) 23:49:08.77 ID:nCCYgMVCO
魔王と互角レベルの実力のゼーレを相手にして魔王の強さをシミュレーションする教師陣
250 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/11(水) 22:43:33.05 ID:KR2c1Ehxo
今日の更新はなしです、すみません
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/11(水) 22:49:54.96 ID:5a+VQR3n0
はあい
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 00:14:44.34 ID:/7FKOmGi0
まったりでええんよ
253 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:03:54.57 ID:sr77pSJJo
修練場ーー


樹「あなたのこと、あなたのやろうとしていること、うちの教師陣にはすでに話したわ」

樹「そしてその上でお願い。あなたと互角だったという魔王の力がどれだけのものだったのか知りたいの」


ゼーレ「それはつまり……私の全力を知りたいということですね」


樹「ええ、お願い」


ゼーレ「今までこの学校で過ごしてみて……おそらく校長先生はかなり高い魔力の持ち主だと推察しました。他の何人かの教師の方も非常に強い……」

ゼーレ「その力でこの魔法を打ち破ってみてください! 古ノ頂・伝説【レジェンダリア】!」カッ!


「神弾【ネオ】!!」

「炎神魔法【アグニ】!!」

「水神魔法【ワダツミ】!」

樹「模倣・時神魔法【クロノス】!!」


ゴオオオオオオオオッ!!


ゼーレ「いいですよ皆さん! 次! 魔文殿【アーカイブ】!」

ゼーレ「時神魔法【クロノス】! 空神魔法【ウラノス】!」


樹「ちょ……! 模倣・重力魔法【グラビティ】!」グイン!


ゴシャアアアアアアアアッ!


ゼーレ「互いを引きつけて相殺! いい戦い方です! 次は……!」


樹「す、ストップストップ!」


ゼーレ「は、はい」フシュッ
254 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:04:30.62 ID:sr77pSJJo
樹「とんでもないってのはよく分かったわ……。でもここにいる魔法使いでも、神クラスの魔法はそうそう連発できないの」


ゼーレ「そうですか……」


樹「頂の魔法に神クラスの魔法2つ撃ってまだ動けそうなのがすごいわね……」


ゼーレ「まだまだいけますよー」


樹「こっちがもたないわ……」


ゼーレ「うーん……他の先生はまだしも、校長先生はもうちょっといけますよね?」


樹「いけるけど……今回は今の段階でどれだけ通用するか確認する意味が大きいの。ひとまず相手がとんでもなく強大だっていうのは分かったわ」


ゼーレ「そうですね。少なくともスフィア以上の力の持ち主だと思ってもらえれば間違いありません」


樹「対策考えないとね……。ま、今日のところはここまで。アートルムさんの学校用の道具が必要だから買いに行ってくれるかしら」


ゼーレ「はい!」


ーーーーー

ーーー

255 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:05:37.61 ID:sr77pSJJo
町中ーー


クロエ「えーっと、学校生活に必要なものを買いに行けばいいのよね」


ゼーレ「はい、しっかり付いていきます!」


クロエ「制服も出来上がってるみたいだし、最後に受け取りにいきましょう。まずは文房具からね」


ゼーレ「ぶんぼーぐ……」


ヒカリ「鉛筆とか消しゴムです。ノートを取るのに使うんですよ」


ゼーレ「うーん……?」


ローラ「まず見に行ってみましょう。こっちですよ」


文具屋ーー


ゼーレ「ほわあ……!」


クロエ「魔力に反応するインクとかもあるけど、そういうのはいらな……」

クロエ(いや、闇の魔本を創るくらいだからそれくらいは分かるわよね)


ゼーレ「かわいい〜! なんですかこの棒! これで文字が書けるんですか!?」


クロエ「え、ええ……」


ゼーレ「私が生きていた時代は鳥の羽にインクを染み込ませて文字を書いていましたから……!」


ローラ「そっか。こういう文房具を見るのは初めてなんですね」


ゼーレ「はい!」


ヒカリ「書き心地を知るための試し書きも出来ますよ。やってみますか?」


ゼーレ「い、いいんですか!? そんなもったいない……」


クロエ「いいのよ、そのためにあるんだもの。このシャープペンなんかは芯が折れないって評判ね」


ゼーレ「おおお……!」カリカリ
256 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:06:14.18 ID:sr77pSJJo
ゼーレ「こ、こっちは!?」


ローラ「持つことで魔力が反応して、勝手に芯を出してくれるペンですね。机に置くと魔力が切れて芯が引っ込むんですよ」


ゼーレ「す、すごい……!」カチッカチッ


ヒカリ「色ペンもあると便利ですね。赤と青はよく使うので買って損はないです」


ゼーレ「色ペン?」


クロエ「こっちのコーナーね」


ゼーレ「!!!」

ゼーレ「こ、こんなにいろんな色が……。持たせてもらったお金で買えるでしょうか……」


クロエ「さっきヒカリも言ったけど、赤と青のペンがあればとりあえずは十分よ。これも書きやすさとか握りやすさを確認して買うといいわ」


ローラ「あとは消しゴムと、ノートと……」


ーーーーー

ーーー




ゼーレ「文房具、買えました!」ドヤッ!


クロエ「だいぶ時間かかったわね……」

クロエ「次は靴屋ね。運動するとき用の靴を買うわ」


ゼーレ「……あれなんですか? 甘い匂い……」


ローラ「ドーナツ屋さんですよ。まだ食べたことないかな」


ゼーレ「ドーナツ……食べてみたいです!」ダッ


クロエ「あ、ちょっと!」
257 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:06:46.02 ID:sr77pSJJo
ーーーーー


ゼーレ「んんう……!」ウマー


クロエ「お気に召したようで何よりよ……」

クロエ「食べ終わったら次こそ靴屋に行くわよ」


ゼーレ「は、はい。ドーナツ美味しかったです」


ヒカリ「それじゃあこっちに……」


ゼーレ「あ、あの人ゴミを捨ててますよ」


ローラ「あ、あれは大丈夫。公共のゴミ箱だから、あそこにはゴミを捨てていいんですよ」


ゼーレ「そうなんですか……。じゃあ私もドーナツのゴミを捨ててきますね!」


クロエ「ええ」


ゼーレ「よっと」ポイッ


ヒカリ「ここに捨てられたゴミはちゃんと回収されるので安心してくださいね」


ゼーレ「はい! ではお待たせしました。靴屋さんに行きましょう!」


ーーーーー

ーーー

258 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:07:13.74 ID:sr77pSJJo
靴屋ーー


クロエ「いろんなデザインがあるから好きなのを選ぶといいわ。あとは履きやすさね。サイズも測ってもらいましょう」


ゼーレ「はい、お願いします」


「サイズの測定ですね。ではこちらに足を乗せてください」


ゼーレ「……」ドキドキ


「23センチですね」


ヒカリ「ありがとうございます。となると……この辺がサイズ的には近いのかな」


ゼーレ「この中から好きなのを選んでいいんですね……!」キラキラ


クロエ「あー……また長くなりそうね……」


ーーーーー

ーーー




ゼーレ「至高の一足です!」ドヤッ!


クロエ「やっぱり長かった……」

クロエ「まだ買うものはあるけど、とりあえずは制服を受け取って帰りましょうか」


ゼーレ「皆さんと同じものを着られるんですね……!」


クロエ「そうよ。だから寄り道しないで……」


ゼーレ「あ、あれ! あれなんですか!?」


クロエ「……ゲームセンターよ……」ハア
259 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:07:58.99 ID:sr77pSJJo
ーーーーー


ゼーレ「おとげー楽しかったです!」ニコー


クロエ「ああもう、アートルムさんといるとあっちこっち連れてかれるわね!」


ヒカリ「こ、今度こそ制服受け取りに行こう」


ゼーレ「服屋さんに行くんですか? あそこもキラキラしてて好きですよ」


クロエ「残念ながら服屋には行かないわ。リリウムと提携してるお店で受け取るだけ。採寸は私がしたのを送ってるから、もうできてるはずよ」


提携店ーー


クロエ「ゼーレ・レジェンダリア・アートルムの制服をと、教科書の受け取りに来たわ」


「はいはい、ゼーレさんね。しかしあのアートルムと同じ名前を付けるとは、親御さんも度胸あるというか、憧れが強いというか……」ガサガサ

「はい、これね。着てみるかい?」


ゼーレ「は、はい!」


ーーーーー


ゼーレ「ど、どうでしょうか。変じゃありません?」クルッ


ローラ「すごく似合ってます! かわいいですよ!」


ゼーレ「うふふ、ありがとうございます」


「教科書はこれね。輸送用のプチワイバーンがいるから、その子に持たせるといい」


プチワイバーン「ぎゃうっ!」ガシッ


ゼーレ「では学校までお願いしますね」ナデナデ


プチワイバーン「ぎゃう♪」コクン


ーーーーー

ーーー

260 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:08:26.08 ID:sr77pSJJo
学校ーー


クロエ「ふう……結局夜までかかったわね」


ヒカリ「楽しそうだったし、いいんじゃないかな。慣れてくれば落ち着くと思うよ」


ラクリマ「あ……! クロエ先輩たち!」ダダダッ


クロエ「ラクリマ? 慌ててどうしたのよ」


ティア「それが……ちょっと困ったことになりまして」


ラクリマ「な、なんかね、町でプロデューサーって人に声かけられて、うちの事務所に来ないかって!」


クロエ「だ、大丈夫なのそれ。悪い人に騙されてるんじゃ……」


ティア「私もス魔ホで検索してみたんですが、本当に存在する事務所のようでしたし、実績もかなり……」


ラクリマ「この間卒業生向けにやった劇を見に来てた人がいたらしいの。それを見てスカウトに来たって」


クロエ「確かに部外者でも見れる劇だったけど、まさかそれでスカウトにまで来るなんて……」


ラクリマ「ど、どうしましょう」


クロエ「うーん……」

クロエ「ラクリマがやってみたいならやるべきだし、私達と一緒に舞台をやりたいならちゃんとお断りはすべきよ。こればっかりは私達の意見で決めちゃいけないと思うわ」


ラクリマ「う、ううん……」


ティア「しっかり考えて決めましょう。私も一緒に考えますし、テキトーな気持ちで返事をしては向こうにも失礼ですから」


ラクリマ「わ、分かった。一生懸命考えるよ!」


ーーーーー

ーーー

261 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:08:54.76 ID:sr77pSJJo
イリスとノワールの部屋ーー


ノワール(むにむに……)モンモン

ノワール(イリス、すごいむにむにだった……)

ノワール(……もっと触りたいって言ったら引かれるかな……)


イリス(今までむにむにする側でしたけど……全身むにむにされるなんて思ってもみませんでした)

イリス(……もっと触ってほしいって言ったら引かれますよね……)


ノワールイリス「あのっ」


イリス「あ、な、なんですか?」


ノワール「あ、いや……その……」

ノワール「い、イリスのベッドで一緒に寝ていい……?」


イリス「ど、どうぞ」ササッ


ノワール「失礼します……」モゾモゾ


イリス(い、いいですよノワールさん! むにむにしていいんですよ!)


ノワール(え……えいっ!)


ぎゅっ!


イリス「!」


ノワール「ご、ごめん! 嫌だったらすぐ離す!」


イリス「い、いえ! 嫌じゃありません! 嫌じゃないどころか、むにむにしてくれてもいいんですよ!?」アワワ


ノワール「い、いいの!?」


イリス「どーんとこいです!」


ノワール「じゃ、じゃあ……」ギュウ…


むにむに むにむに……


ーーーーー

ーーー

262 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:09:27.12 ID:sr77pSJJo
♡幕間
  デンとレナの……♡


時々、ふいに思い出す。
闇の鬼に腹を貫かれた瞬間。崩れた壁が落ちてきて、それが肺を潰す感覚。
何度繰り返しても生き抜けなかったあの夜。クロエさんのためにみんなが力を合わせてやっと打ち破ったあの夜。
それを越えて一年が経とうというのに、未だにまた入学した時に戻ってしまうんじゃないかと恐怖している。

「デン? 震えてるけど……寒かったかしら」

両手に紅茶を持ったレナが正面に座る。
ことりとちゃぶ台に置かれたマグカップからは白い湯気が立ち上っている。

「ううん、寒くないよ。大丈夫」

春休みに入り同室の人が実家に少し帰省しているらしく、せっかくだからと泊まりに来たのだ。暗い想像をしている場合ではない。

「……デン、何か悩んでるでしょ。この間見た夢のこと?」

「っ」

ピンと背筋が伸びる。この反応ではまずい指摘をされて図星だったと言っているようなものだ。

「やっぱり。こわい顔してるからカマかけてみたんだけど、その反応は当たりみたいね」

してやったりとレナが綺麗な唇の端を持ち上げる。

「あのねえ、私はあなたの彼女なのよ。悩み事くらい打ち明けなさいよ」

口調は厳しいが、声音は甘く優しい。
そっと隣に座り直したレナが背中をさすってくれる。

「あなたは今まで一人でずっと悩んできたんだから。それを吐き出したって文句は言わないわ」

その言葉がどこまでも優しくて、いつの間にか頬が温かいもので濡れていた。
拭っても拭ってもそれは途切れることはなくて、でもレナはずっと寄り添ってくれる。
263 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:09:55.05 ID:sr77pSJJo
「まだ……時々夢に見るんだ……っ。誰も私を覚えてなくてっ、時間が戻ってて……!」

「うん、うん……」

一つ一つ、絞り出すように言葉にする。
今はそれを聞いてくれる人がいる。
でも、それが夢とはいえ忘れられた。それが、あまりにも。

「怖いんだ……っ!」

「うん……」

いつの間にか背中をさすっていた手は私を包むように回されていて、私は全身でレナの温もりに抱きしめられている。

「大丈夫、大丈夫よ……。今あなたはここにいる。私がついてる」

ちゅっと唇にキスを落とされる。
レナからしてくるのはとても珍しくて、泣いていたことも忘れて目を見張ってしまう。

「レナ……」

「ん?」

「わたし……今ここにいる証がほしい」

胸の奥底から湧き上がる愛しさが、口からそんな言葉になって漏れ出た。
抱きしめあっているから、距離はゼロ。目の前の青い瞳が揺れる。

「ああ、もう……。あなたに求められるならそんな理由もいらないのに」

ふっと笑って、さらに口づけ。

「いいわ、あなたが今ここで私に愛されてる証拠を体に刻んであげる」

するりと私の制服に手が掛かってーー。

ーーーーー
264 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:10:37.86 ID:sr77pSJJo
ちゅぷ、ちゅぷっと私の中から水音が響く。

「はっ、ぁあっ……!」

「ふふ、膣内(なか)がぴくぴくしてる」

おへその下を左手の人差し指がなぞる。
中と外の同じ場所がつつかれて、否応なく体が反応してしまう。

「れな、れな……っ」

手を伸ばせば、優しくキスが返ってくる。
言葉はなくても、痛くしないよと言っているようで安心する。

「いい子、いい子……」

なでなでの代わりに、中に入れられたままの右手の中指が前後する。
優しく、ゆっくりと。その指の動き全てを感じようとするかのように私の肉壁は脈動する。

「もう、私はどこもいかないわよ。そんなに物欲しそうにしないの」

きゅうううっと入口近くまで引き抜かれた中指が、今度はにゅぷぷと目一杯奥まで入り込んでくる。
ただそれだけの動きで、私の官能はみるみると高まっていく。

「あ……んくっ、れな、れなぁ……!」

「わ、わ」

ぶるりと腰が震える。軽く達してしまうが、それでもきゅうきゅうとレナを咥えこんで離そうとしない。

「デン、大丈夫?」

それでも私の優しい彼女は私の心配をしてくれる。
今までで一番大きいうねりだったというだけで、優しく体を抱きしめてくれるのだ。
265 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:11:08.39 ID:sr77pSJJo
「だい、じょうぶ……っ」

「じゃあまだ続けるわね。だめだったらすぐに止めるから」

くぽっという空気が抜ける音と共に指が引き抜かれる。
じんとした痺れの余韻を感じていると、腰が持ち上げられて体を丸められるように多い被さられてしまった。

「あ、あの、レナ?」

まさかと思ったが、どうやらそのまさからしい。
私からは私の秘裂に顔を寄せるレナの顔がよく見える。即ちこの姿勢は……。

「ぺろっ」

「んひぃっ!」

先程とは比べ物にならない、突き抜けるような快感。
熱い舌がずるりと入り込んできて、ぐちぐちと入口の辺りで暴れる。

「あ゛っ、れな、ひゃあああっ!!」

込み上がるものを耐えきれず、ぷしっとレナの顔にかけてしまう。
それでもレナは舌を止めず、それどころか楽しむように私の潮吹きを浴びる。

「や、ひぐっ、れな、ひゃめっ、んんんんううううっっ!!」

ぷしゅっ、ぷしっ、ぷしゃあっ!
透明な潮吹きが勢いよく顔を打ち付けても、嫌がる素振りを見せもしない。
愛液がぱたぱたと私のおなかを伝って、胸までこぼれ落ちてくる。

「ループの中なら絶対に味わえない快感でしょ? あなたは今、ちゃんとここにいるわ」

そう発して、レナは私の秘裂に指を添える。
にゅぱっと左右に割り開いて、右手が肉芽の上に。
そして舌がねじ込まれると同時に、肉芽を潰された。

「ひぎゅっ……!? は、ひにゃああああああああああっ!!♡♡♡」

脳の回路が決壊したかのように、腰がガクガクと震える。
それを無理やりに上から抑え込まれているから快感がどうしても逃げなくて、喉を反らせて叫ぶことしかできない。

「あ゛っ……ひぐっ……!」

じょぱっと汚い音がして、ばしゃばしゃと胸元までぬるい液体が降り注ぐ。
どうやら快感に耐えきれなくなった私の体は、失禁するかのごとく潮吹きすることを選んだらしい。
それを見て満足気な表情を見せるレナの顔が、私が意識を手放す前に見た最後の景色だった。
266 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:11:41.86 ID:sr77pSJJo
ーーーーー


サリア「ーーーーッ!!」ゾクッ


茜「どしたの〜? なんか見えた?」


サリア「あ、ああ……。来週……リリウムになにかとんでもない存在が……」


茜「魔王みたいな〜?」


サリア「そうだな、そういった表現が近いか。とにかく危険な感じだ……」


ヴィーネ「ゼレスちゃんは大丈夫かしら……」ハラハラ


サリア「私達は来週にはもうシーズンだし、手助けができないのが歯がゆいが……あそこには校長先生もいる。ちょっとやそっとの敵なら一蹴されておしまいだろう」


茜「一応危ないよって忠告しておいた方がいいね〜」


サリア「そうだな。伝えておこう」


ーーーーー

ーーー




樹「……来週ね。分かったわ」ピッ


ゼーレ「年度の最終日に、ですか……」


樹「そうみたい。できるだけの戦力を集めて迎撃しましょう」

樹(ウィンさん時雨さんはもうチームに合流してるし、手助けは頼めないわね……。いや、教え子になんとかしてもらおうなんて甘いわ! 樹・ユグドラシル・リリウムの名において、私がリリウムを守るのよ!)


現在の目標
・春休みを過ごす

安価↓〜↓5自由行動安価
今後5日程度の行動を指定してください

15/16回目の行動です
16回目の行動終了後、魔王迎撃戦が始まります
267 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/11/12(木) 23:14:01.24 ID:sr77pSJJo
>>247さんの安価内容ではラクリマがオーディションを受けるとのことでしたが、ラクリマがティアやアルシェやノルンのいない学外での活動に積極的になるイメージが湧かなかったので、今回はスカウトされたという内容で書かせていただきました
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 23:26:21.03 ID:H/DLIvusO
ふぅ………

ラクリマ、学校と宝坂への所属を両立している舞に相談する
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 23:33:40.81 ID:PCU/PYz4O
魔界との戦いの為に修練を積み重ねて来たというアルシェの実家の話を聞き、年度末の魔王襲来に備える為にも関係者を集めて話を聞きに行く
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 23:44:33.96 ID:PSyzVw4a0
新入生向けの劇のラクリマの相方がやはりというかノルンに決まる
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/12(木) 23:45:48.89 ID:SttDUf1EO
ゼーレに仲間である二人の魔法使いの消息が分からないかを聞く
眠りに着く前にどう別れたのか、現在は魔翌力を感じないのかなど
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 00:16:11.60 ID:WGTqOwU0O
それぞれが各カップルで戦いに備える
トレーニングを行う者や、イチャつく者等各々が思い思いに備えた
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/13(金) 00:48:28.62 ID:Tai9Ik9W0
濃密なレナデンをありがとう…地の文もめちゃめちゃ素敵でした、感謝
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