【ミリマスR-18】馬場このみさんと映画を見ていたら盛り上がっちゃった話

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1 : ◆yHhcvqAd4. [sage]:2020/11/21(土) 00:06:10.88 ID:sihWTJmNO
スレが立ったら書きます。

概要
・このみさん
→お姉さん成分ちょっと強め
→えっち成分ちょっと強め

12レスぐらいになると思います
2 :ベッドシーン 1/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:07:14.83 ID:XGQrdtYN0
 仕事帰りのラッシュに揉まれて電車に乗るのは、今年に入ってからまだ十回を数えていない。日が落ちてはいるものの、こんなに意識明瞭な時間帯に退勤することができたのは久しぶりに思えた。酒を飲む予定があるからと車では出勤せず、明日は休みだから、思い切って仕事は全部置いてきてしまった。今日は鞄が軽い。

 最寄り駅とは反対側に位置するこの駅の周辺も、歩き回るのにもう地図アプリに頼る必要は無かった。最短距離はあえて通らずに駅から目的地のマンションへと向かう途中、不審な者も特にいなかった。部屋の主からは二つの言伝があった。牛乳が無くなったから買って来て欲しい。エントランスで郵便受けを見ておいて欲しい。両方とももう済んでいる。左手に提げたレジ袋には1リットルの牛乳パックが二本、注文通りだった。こんなに頻繁に牛乳を飲んで、お腹を下したりしていなければいいんだけど、と要らぬ心配をしていると、程無くして、十階建マンションの静かなエントランスに到着した。部屋番号を押して呼び出すと、インターホンからの返事は無いままで、目の前の扉がスッと道を開けてくれた。

「お帰りなさい。プロデューサー」

 ロックを外されたドアを開くと、小柄な彼女は玄関口で俺を待ち構えていた。料理をしている最中だったのか、紺のエプロンをまだつけたままだ。そのすぐ近くで、オーブンが唸り声をあげている。

「ただいま……って、ちょっと違いますよね。ここ、俺の家じゃないですし」
「ふふ……じゃあ、いらっしゃい」

 お邪魔します、と告げながら靴を脱いで、まだ新しさの抜けないスリッパに足を通す。少し屈んでオーブンを覗き込んでみると、中でグラタンがグツグツと煮えている。いいワインを買ってきたから、それを肴に飲みましょう、と彼女は、エプロンを外しながら言った。

 身長差は、軽く三〇センチ以上はある。立ったままでハグしようとすると、どうしても大人が子供を抱っこしてあやす構図になってしまう。今回もやっぱり、小さな体は腕の中にすっぽり収まった。

「このみさん」
「……どうしたの?」
「待ち遠しかったです」
「今日だって劇場で会ったじゃない」
「それとこれとは別なんです」

 しょうがない人ね、と言いながら、このみさんは俺の胸に顔を埋め、上目遣いになって見上げてくる。言動の主従関係と体格差が、あべこべだった。

 目を閉じたこのみさんが精一杯爪先立ちになろうとした所へ水を差すように、オーブンから甲高い電子音が鳴り響いた。少し面白くなさそうな顔をしながら、このみさんはミトンを手に取った。

 莉緒といる所に混じって宅飲みをする時よりも、一回り豪勢な食卓だった。俺と同じようにこのみさんもお腹を空かせているらしい。トマトとモッツァレラチーズが綺麗に並べられたカプレーゼに、二人分のポトフ。その近くに、まだグツグツと熱を放つグラタンが登場した。出てくるお酒が日本酒でないのも、納得できる気がした。ワインのボトルを手に取って、注いであげよう、と思ったら、このみさんに先回りされてしまった。

「はい、お仕事お疲れ様」
「ははっ、これ、ビールのノリですよね」
「細かいこと言わないの。ほら、私の分も注いでちょうだい」

 グラスを鳴らして乾杯して、美味しい料理に思わず唸り声があがる。このみさんの家を訪れた時は酒のつまみを作っていることが多かったから、今日みたいにボリュームのある料理を作ってくれたことには素直に感激した。ただ、今度はそっちが作ってね、とニコニコしていたこのみさんには妙な圧力があって、俺はつい目をそらしてしまった。
3 :ベッドシーン 1/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:10:18.96 ID:XGQrdtYN0
 仕事帰りのラッシュに揉まれて電車に乗るのは、今年に入ってからまだ十回を数えていない。日が落ちてはいるものの、こんなに意識明瞭な時間帯に退勤することができたのは久しぶりに思えた。酒を飲む予定があるからと車では出勤せず、明日は休みだから、思い切って仕事は全部置いてきてしまった。今日は鞄が軽い。

 最寄り駅とは反対側に位置するこの駅の周辺も、歩き回るのにもう地図アプリに頼る必要は無かった。最短距離はあえて通らずに駅から目的地のマンションへと向かう途中、不審な者も特にいなかった。部屋の主からは二つの言伝があった。牛乳が無くなったから買って来て欲しい。エントランスで郵便受けを見ておいて欲しい。両方とももう済んでいる。左手に提げたレジ袋には1リットルの牛乳パックが二本、注文通りだった。こんなに頻繁に牛乳を飲んで、お腹を下したりしていなければいいんだけど、と要らぬ心配をしていると、程無くして、十階建マンションの静かなエントランスに到着した。部屋番号を押して呼び出すと、インターホンからの返事は無いままで、目の前の扉がスッと道を開けてくれた。

「お帰りなさい。プロデューサー」

 ロックを外されたドアを開くと、小柄な彼女は玄関口で俺を待ち構えていた。料理をしている最中だったのか、紺のエプロンをまだつけたままだ。そのすぐ近くで、オーブンが唸り声をあげている。

「ただいま……って、ちょっと違いますよね。ここ、俺の家じゃないですし」
「ふふ……じゃあ、いらっしゃい」

 お邪魔します、と告げながら靴を脱いで、まだ新しさの抜けないスリッパに足を通す。少し屈んでオーブンを覗き込んでみると、中でグラタンがグツグツと煮えている。いいワインを買ってきたから、それを肴に飲みましょう、と彼女は、エプロンを外しながら言った。

 身長差は、軽く三〇センチ以上はある。立ったままでハグしようとすると、どうしても大人が子供を抱っこしてあやす構図になってしまう。今回もやっぱり、小さな体は腕の中にすっぽり収まった。

「このみさん」
「……どうしたの?」
「待ち遠しかったです」
「今日だって劇場で会ったじゃない」
「それとこれとは別なんです」

 しょうがない人ね、と言いながら、このみさんは俺の胸に顔を埋め、上目遣いになって見上げてくる。言動の主従関係と体格差が、あべこべだった。

 目を閉じたこのみさんが精一杯爪先立ちになろうとした所へ水を差すように、オーブンから甲高い電子音が鳴り響いた。少し面白くなさそうな顔をしながら、このみさんはミトンを手に取った。

 莉緒といる所に混じって宅飲みをする時よりも、一回り豪勢な食卓だった。俺と同じようにこのみさんもお腹を空かせているらしい。トマトとモッツァレラチーズが綺麗に並べられたカプレーゼに、二人分のポトフ。その近くに、まだグツグツと熱を放つグラタンが登場した。出てくるお酒が日本酒でないのも、納得できる気がした。ワインのボトルを手に取って、注いであげよう、と思ったら、このみさんに先回りされてしまった。

「はい、お仕事お疲れ様」
「ははっ、これ、ビールのノリですよね」
「細かいこと言わないの。ほら、私の分も注いでちょうだい」

 グラスを鳴らして乾杯して、美味しい料理に思わず唸り声があがる。このみさんの家を訪れた時は酒のつまみを作っていることが多かったから、今日みたいにボリュームのある料理を作ってくれたことには素直に感激した。ただ、今度はそっちが作ってね、とニコニコしていたこのみさんには妙な圧力があって、俺はつい目をそらしてしまった。
4 :ベッドシーン 2/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:11:15.44 ID:XGQrdtYN0
 沈黙を保っていた液晶モニターのスイッチが入れられた。そこそこ腹が満たされてきた所で空いた食器を片付け、二人揃ってソファーに腰かけた。エンドテーブルにちょっと手を伸ばせば、追加で盛られたチーズやらサラミやらがいいツマミになる。

「映画借りてきたの。一緒に見ましょ」

 パッケージの表では、探偵か刑事か、といった風貌の男性と、少しばかり古めかしい水玉のワンピースに身を包んだ美女が、背中合わせに立っている。今やってる海外ドラマのインスパイア元なのよ、と、大きなモニターに映った配給会社のロゴを背景に、解説の声がする。

 主人公と思しき男は、敵対する麻薬組織の追手から逃げ続け、ようやく警察署の裏でタバコをふかしていた。ハードボイルドな雰囲気が漂う作品で、今だったら不潔なイメージさえ持たれかねない所々に白が混ざった長い髭が、煙の漂う画にはよく似合っていた。

 二人並んでの映画鑑賞が始まってから、九〇分ほどは経っただろうか。二メートル程度離れたテレビの中では、ソフト帽を被った中年の男が車を運転している。錆をまとった信号が赤になって停車すると、後部座席に座っていたトレンチコートの女が、助手席に乗り移った。

 凹みの跡のみならず、弾痕すら残る自動車は、煙を吐きながら少しずつ市街の中心部から遠ざかっていく。立ち並ぶ建物の背が低くなっていくにつれて、二人の間に交わされる言葉も疎らになっていく。このみさんの部屋のエアコンが風を吹き出す音が聞こえてきた。この二人はどこに向かおうとしているのだろう。この映画の前作を見ていなかった俺には、見当がつかなかった。

 男はとうとう一言も話さなくなってしまい、しきりに顎の髭を撫でている。あらすじを説明してくれていたこのみさんも静かになってしまった。ぱっちり開かれた目は、画面にまっすぐ刺さっている。ワインを口に含もうとしてグラスの縁に触れた、血色の良い唇が妙に艶めかしい。暑くなってきたのか、このみさんは沈黙を保ったまま、ニットのパーカーのジッパーを下ろし始めた。するりと脱いだそれはくるくるまとめられて、ソファーの脇に除けられた。キャミソール姿で剥き出しになったうなじから、マグノリアの香水が漂ってきて、鼻腔をくすぐった。その芳香が、頭の中のカレンダーをめくり始めた。最後に同じベッドで寝てから、すっかりご無沙汰だった。

 時間を作ってプライベートで会う関係になってから、予想していたよりも遥かにあっさりと、俺はこのみさんのことを性的対象として見るようになった。「そういう目」で見るようになると、このみさんはいつも色っぽかった。あの人が呪文のように唱える「アダルティ」だの「セクシー」だのはいつもスベっているけれど、そういうのも、タイミングがまずいだけであながち的外れでは無いのかもしれない。

 今だって、俺の左隣で、クッションの深いソファーに身を沈めているその姿――ほっそりした首筋、剥き出しの肩、赤いマニキュア、透明感のある唇、ショートパンツから伸びる生の脚、至る所から色香がゆらゆらと立ち上っているじゃないか。

 背が低く童顔で、時には年齢の割に幼稚なこのみさんに性的な興味を抱くと、酷い倒錯感がいつだってつきまとう。恋人にそういう欲を抱くのは生物としてごく健全な証であるのに、電気を点けたまま、裸を視界に入れながら行為に及ぶときは罪悪感を覚えることすらあった。
5 :ベッドシーン 3/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:12:38.47 ID:XGQrdtYN0
 落ち着きを取り戻したくなって、グラスに注いでもらった赤ワインをまた口に含んだ。酒を嗜好する趣味が無く、安い発泡酒に慣れきった俺の貧しい舌には、質の高いらしいこのワインはどうにも渋かった。正直にそれを話すと、このみさんは勝ち誇ったように口角を上げた。まだまだお子様ね、なんて言っているけど、そんなに離れていない。そもそも、学生を卒業してしまえば、多少の年齢差なんて誤差のようなものじゃないか。

少し考え事をしている内に、男の車は郊外の寂れたモーテルに到着していた。男が白塗りのドアを開き、レンガを模した壁に覆われた箱型の構造物の内側へ、女性を送り出す。男の下顎がアップになった次の瞬間、扉が閉じるよりも前に、オリーブグリーンのトレンチコートが男の両腕の中へ吸い込まれた。

「ようやく一息つける」

 画面下の字幕を目にするとほぼ同時に、唇を吸う音がした。抱きすくめられた女性の背中が、モニターの中央へ大写しになっている。

モーテルに男女がやってきた時点でこうなる展開は予想できなくはなかった。二人の俳優の演技は真に迫っている。ポルノ作品ではないから、局部はちらりとも映らないよう、カメラアングルでよく配慮されている。しかし、二者の間に漂う空気には、画面の外では本当に性を交わしていると錯覚させるだけの説得力があった。視聴を始めてしばらく経つが、まだ二人の関係は決定的に示されていなかった。以前から続く恋人同士ならば、「ようやく一息つける」のも頷ける。しかし、そうでないのならば、この「一息」は、単に男の餓えを満たすだけの時間だということだってありうる。

「この作品の中で、二人は恋人同士になるのよ」

 俺の心を読んだかのような一言だった。このみさんはぽつりとそう言ったきり、また黙り込んでしまった。スピーカーからじわりと漏れだすオスとメスの乱れた呼吸が、部屋の空気を妖しく染めていく。女優がたまらずはしたない声をあげても、このみさんは画面から目を背けずに、その犯される様をじっと見ている。抱えたクッションが先程よりもひしゃげていた。ギュッ、とソファーの皮革が擦れる音もした。

 長いベッドシーンだ。はだけた上半身の肌の色が、四角い世界の中に広がっている。ベッドのスプリングが軋む音は少しずつ少しずつテンポを上げていく。快楽をこらえられなくなった男も声をあげ始めた。交わされる息の水分が液晶モニターから染み出してきそうだ。ポルノ映像の、男性を刺激することに特化した映像ともまた違う、本能を曝け出す赤裸々な情交が展開されている。
6 :ベッドシーン 4/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:13:42.99 ID:XGQrdtYN0
「……ねぇ」

 膝の上に、小さな掌が重なってきた。互いに座っていても自然とそうなってしまうから、意図的かそうでないかは判別がつかなかったが、情事のじっとりした声をBGMにして、くりっとした大きな瞳が、甘えを含んだ目つきで俺を見上げている。何かを期待している。いや、期待しているんじゃないかと、俺の方がそう思いたがっているのかもしれない。

「……」

 どうして何も言ってくれないの、と、膝をさする掌が語っている。耳に入り込んでくる悩ましい声が、フィルターを通し、抑圧されて息に混じったこのみさんの甘くとろけた声に変換される。そうなると必然的に、彼女を求めた時の記憶が、立ち込める霧のように意識を支配し始める。逆らい難かった。

ああ、どうしてそんなに薄着なんだ。そのキャミソールの内側に手を突っ込んで、瑞々しい肌を撫で回したい。可愛らしい目でそんなにじっと見つめられたら、心を奪われてしまいそうだ。

 膝の辺りをウロウロしていた手が内腿の方へ上ってきた。ああ誘われているんだ、と気が付いた瞬間、とうとう俺は紳士であることをやめてしまった。

「すみません、このみさん」

 リモコンを乱暴に手に取り、一時停止のボタンが効いたかどうかも確かめないまま、テレビの電源も切ってしまった。肩をつかんでぐいっと押すと、このみさんは抵抗せず、ソファーの上で仰向けになった。

「映画見てる所なのに、お行儀が悪いわよ?」
「そっちだって余所見してたじゃないですか」

 翡翠色の虹彩を覗きこむ。

「このみさんが欲しくなってしまいました。……いいですか?」
「お姉さんがセクシー過ぎて、我慢できなくなっちゃったの? しょうがないわね」

 誘ってきたのはこのみさんの方だろうに。だから、「その通りです」と口にするのが何となく嫌で、すぐに唇を塞いでしまった。マグノリアの香りが濃厚になる。舌を入れてもっとその気にさせようとしたら、向こうも同じことを考えていたみたいで、舌同士がぶつかった。粘膜に塗り付け合う唾液の中に、思考力が溶けこんでいく。

「ねぇ」

 このみさんの足先が内腿の更に内側へ忍び込んできた。

「たってるでしょ」
「さあ、どうでしょうね」

 下半身の中心部に足が触れて、じいんと痺れが走った。ほらやっぱり、と、このみさんはニヤついた笑みを浮かべた。そのままズボン越しに、大事な所を足でぐりぐりと圧迫してくる。ただのイタズラではない。挑発だった。

「まさかとは思うけど、あのベッドシーンを見て、こんなにしてたり……しないわよね?」
「肝心な所が全部隠されてますし、映画やドラマのああいうシーンってそういう目的で見るものじゃないでしょう」
「じゃあ……どうしてこんなにカチカチなのかしら?」
「……それは」
「言ってくれないと、このままずっと足で踏んづけちゃうわよ?」
7 :ベッドシーン 5/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:14:36.06 ID:XGQrdtYN0
 仰向けに押し倒されて、俺の体の陰になっているのに、このみさんはマウントを取ろうとしてくる。このまま果てるまで足でマッサージされるのも悪くなかったが、生憎、踏まれて悦ぶ趣味は無いのだ。

「肌が触れるような距離で、このみさんにそんなに色っぽい恰好をされたら、こうもなりますって」
「あら、私は一緒に映画を見ようって誘っただけなのに、そんなにエッチな目で見てたの?」

 幹の先端を足の指が掴んだ。ぐにっぐにっと布地越しに扱かれる。

「……恋人に欲情するのは、いけないことですか」

 じれったさが声に出て、「しまった」と内心で思ったとき、顎の先をこのみさんの指先がくすぐってきた。

「ごめんなさい。照れくさくって、ちょっと意地悪しちゃった」

 ぺろっと赤い舌を覗かせながら、このみさんは、ソファーに腰かけるよう俺に頼んできた。そして、足元に跪くと、膝の間から顔を出して、見上げてきた。

「お詫びに、お姉さんがいい思いさせてあげるわね」

 手が伸びてきて、ファスナーが下ろされる。これからされることに対する期待感に、アンダーウェアの内側がビクビクと波打っている。すぐには外に出してもらえなくて、俺のよりもずっと小さな手の腹が、猛りきったオスの性器を撫で、薄い下着越しにきゅっと握る。敏感な裏筋の位置も指で探られ、たちまちに見つけられてしまった。

 先走りが滲んで生地に浮き出る頃になってようやく、隙間から掘り出されるようにしてペニスが露出した。このまま手でしてもらえるのだろうか、と待ち構えていると、視界にこのみさんのつむじが割り込んできた。

「こっ、このみさん、今日まだ、シャワーを浴びてないですから」
「だったらキレイにしてあげるわよ。楽にしてて、ね?」

 一日の臭いがまだ抜けていない。そんなものを、美しい歌声を響かせる口に含ませてしまうなんて。だけど、ダメです、と口が紡ぎ出す前に、肉体はそのインモラルな行為を受け入れていた。

 このみさんと性行為に初めて及んだ時にはもう、お互い経験者だった。その時このみさんに口でしてもらったものの、歯が当たって痛かった。申し訳無さそうにポリポリ頭を掻いていたのを今でも覚えている。それが、回数を重ねるごとにどんどん上達していって、今ではもう、達するまでの時間が短くなっていく一方だった。

 粘膜と粘膜で接触するのが最も強い刺激を生むことをこのみさんはよく理解しているのか、フェラチオをすると決めたら、手で亀頭に触れてくることはあまりしなかった。その代わり、快感の強いポイントへの責めは容赦ない。温かい口内は唾液がたっぷりプールされている。上顎の裏側の複雑な段差に、ゴリゴリと傘が引っかかって、口腔内でねっとりと舌に舐り回される。そんな目に見えない状況が、唇の隙間から漏れ出てくるくぐもった水音に表れていた。

 このまま口の中でもたらされる快楽を享受していたいという願望が浮き上がる。だが、血管がパンパンに張り詰めて太くなった幹を手で扱かれ、睾丸まで絶え間なくほぐされ続けていては、こらえることなど到底不可能だった。

「このみさん……そろそろ」

 緩やかに前後する頭に手を添える。

「出したい、です」
8 :ベッドシーン 6/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:15:04.15 ID:XGQrdtYN0
 口を突いて出てきたのは、宣告ではなく、願望だった。いや、哀願かもしれない。俺からその言葉を引き出したこのみさんの表情に、勝ち誇った笑みが浮かんだ。

「……どうぞ」
「じゃ、じゃあ……っっ」

 許可を貰うや否や、足の指が突っ張り始めた。腰を突き上げることだけは、と必死で尻を沈める。それでも、どくんと精液が放たれる瞬間、下半身が震えるのを止めることはかなわなかった。飛び出ているのか、吸い出されているのか、分からない。天井を仰いでいた視線を落とすと、このみさんは頭を深く沈めたまま、俺の肉欲を受け止めている。顔を俯かせているから見えないが、時折、じゅる……ずるっ……と、唇から零さないように啜る音が漏れ聞こえてくる。クリーム状の精液を吐き出している間も、執拗な愛撫は止まらなかった。

 絶頂が止み、尿道に残った中身もすっかり頂かれた頃、消化管へ繋がるねっとりとした空間から解放された。唾液でぬらぬらと光る、熱を放ち切った陰茎はまだびくびく震えていて、部屋の空気がひんやりと染み渡る。白い喉が蠕動して、口の中に吐き捨てられたものを二度三度と飲み下すのが耳に届いた。と、顔をしかめて、手近にあったグラスのワインをこのみさんが口に含んだ。

「……喉に絡んじゃったわ」

 俺の体内にあったものは、もう自分の体の一部にしてしまった。そう主張したいのか、一滴の搾り粕も残っていないことを、口を開いてベロを大きく出し、見せつけてくる。

「随分濃いのが、たくさん出たわね。溜まってたの?」

 ええ、まぁ、と落ち着きを装って俺は答えた。さっきまで熱に浮かされていた自分はどこかに隠れ、絶頂を迎えた後特有の奇妙な冷静さが代わりに腰を据えていた。とはいえ、絶頂を求めるオスが少しばかり休憩をとっているに過ぎない。今度は、恋人を愛でたい欲求がその空白を埋めようとしていた。

「交代かしら?」
「このみさん、ここ、座って下さい」

 広げた脚の間に招いてみると、このみさんは素直にちょこんと腰かけてくれた。抱え込んで後ろに軽く引っ張ると、椅子に座るように体重を預けてきた。キャミソールの胸元から、ささやかに形成された膨らみが見えている。敢えて無防備な姿を晒してくれているとは知っていても、相手に見えない所からどこにだって手を出し放題だ。

「……ん、息がかかる……」
「この香水、いい匂いですよね」

 首筋に鼻を埋めて、肺の中を愛する女性の匂いで満たす。変態じみているが、香水をしている時でもそうでない時でも、いつだってこのみさんは俺の好きな匂いがする。そのまま舌を這わせてゾクゾクさせてやりたかったが、そうするとこの芳しさが失われてしまう。肉付きの薄い首から肩口は指先に任せ、顔にかかってくる後れ毛をこそばゆく思いながら、耳たぶを軽く歯で挟んだ。

 背が低いだけでなく、このみさんは華奢だ。腕なんか、強く握ったら痣が残ってしまいそうだ。壊れ物を扱うように丁重にもてなしつつ、キャミソールの内側へ下から手を差し入れる。ホックを外し、あしらわれたレースのザラザラするブラをずらし、本人も渋々認めるサイズの膨らみを手中に収める。
9 :ベッドシーン 7/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:15:30.13 ID:XGQrdtYN0
「……卑屈になる気はないけど、この大きさで満足できる?」
「気にしたことがないです」
「そ、そう……なら、いいんだけど」
「気になるんですか?」
「……うん」

 弾力と水分に富んだつるつるの肌を隆起させた控えめな乳房は、マシュマロのように柔らかい。手で包んで、ふにふに、すりすりと弄んでいると、このみさんの呼吸の合間に、言葉にならない声がじわじわと混ざり始めた。傾斜の緩やかな丘の頂点が、ちょっとずつ尖りだす。

「俺はこの大きさ、好きですよ。このみさんによく似合ってるじゃないですか」
「でも、もっと大きい方が……アダルティ、でしょ……私、諦めてないもの……」
「息が荒くなってますね。興奮してます?」

 わざと息を多めに含ませて耳に吹き込む俺に、そんなの教えない、とこのみさんは口答えする。ソフトタッチでいっぱい撫でられた後、てっぺんを指の腹で捏ねられるのが好きなのは、こっちだって知っているんだ。今だってそうしてあげたら、口元を抑えて我慢しようとしている。けれども、漏れてくる声がどんどん艶めいていては、エッチな気分が高まっています、と自白しているようなものだ。

「も……もうそろそろ……ハァ……おっぱいは、いいんじゃないかしら?」
「ここだけじゃなくて、別の所も触って欲しくなりました?」
「んっ、ん……そうは、言ってないでしょ」

 呼吸が乱れ、肺の膨張の頻度が高まっているのが、小さな背中越しに伝わってくる。ぴっちり閉じた太腿がじりじりと緊張している。そろそろ食べ頃かもしれない。

股下を測定したらきっとしょげてしまうだろうが、比率で言えばこのみさんの脚は長いし、ヒールがよく映えるシルエットだ。そんな生足を惜しげもなく無自覚に晒している。細い体幹にしては肉付きの良いお尻を撫でながら、俺がさっきそうされたように、内腿へ手を這わせた。

「このみさん、濡れてますか?」

 情緒の無い言い方なのを承知で尋ねると、このみさんは身じろぎした。

「……そんなこと、聞かないでよ」
「このみさんが先程したことのお返しですよ。どうなんです?」

 このみさんは黙秘しようとしたが、そうした所で、ハァハァと溢れ出す吐息を強調するだけだった。乳首はすっかり硬くなって指を弾き返しそうだし、耳たぶだって赤くなっている。伝わってくる体温に湿気も混じっているのだから、本当は聞くだけ野暮というものかもしれない。

「どうなんです? 黙ってたら分かりませんから、教えてくださいよ、お姉さん」
「んっ、ん……! じ、自分で確かめたら、いいじゃない」

 閉じられていた大腿部が緩んだ。ショートパンツのボタンを外して、脱がせる前に中に手を突っ込むと、そこにあったのは思った通りの感触だった。湯気が立つのでは無いかと思う程、じっとりしている。薄めの陰毛をかすめただけですらそれなのだから、泉の中心部の様子など考えるまでも無かった。
10 :ベッドシーン 8/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:16:12.37 ID:XGQrdtYN0
「すごいですね、触ってもいないのに。映画を見ている最中からこんなにしてたんですか?」
「ご想像に――ああっ!」

 膣口の周辺はねちょねちょになっていた。ずぶずぶ沈んでいく中指にも無抵抗だ。腰を震わせるこのみさんに、もう一本入れますよ、と耳打ちしながら、薬指も同伴させる。全身と同様に小さなヴァギナには、欠かすことができない準備運動だった。こうしてあげれば、このみさんが後で苦しい思いをすることもなくなる。

「んんんっ! あ、あっ、あ……!」

 後から後から湧き出てくる愛液を内壁に塗り込もうと指を出し入れすると、ちゃぷっ、ちゃぷっと小さな水音がする。嬌声をこらえることにこのみさんは執着しなくなってきた。自分の指では届かない所まで責められて、古い映画の女優なんかよりもずっと官能的に、悩ましい鳴き声をあげている。秘肉をわななかせて、もっと擦れ合いたいと腰をかくかくさせ始めたのを見計らって、指を引き抜いた。空気と混ざり合って泡立った粘液は指の間で糸を引き、掌に付着した分は白く濁っている。

「え、ど……どうして……? ……もう少しだったのに」
「舐めたくなっちゃって」

 ソファーへ身を沈めさせ、このみさんの正面に屈みこむ。薔薇の刺繍があしらわれた黒のショーツごとショートパンツを引き下げようとすると、部屋を暗くするように求められた。快楽に酔いしれる表情がよく見えなくなってしまうのは残念だが、匂いと音と感覚でこのみさんを感じ取る好機が訪れた。断る理由は無いが、全くの暗闇にするのは、繋がっている最中でもないと危なかった。

 常夜灯の淡い光の中、下半身を丸裸にしたこのみさんの両脚を開かせる。鼻先にむわっと生暖かい空気がぶつかってきた。

「今更だけど……におったら、ごめんね。今日はまだ、お風呂、入ってないし……」
「大丈夫ですよ、キレイにして差し上げますから」

 シャワーを浴びて綺麗にした時よりも、やや酸味の強いにおいがする。それが興奮を高めるスパイスになることはあっても、気が引ける原因になんてなりえない。細い腰を掴んで引き寄せながら、べとべとの粘膜へ舌を這わせる。切なげな声が頭上から降ってくる。

 キレイにして差し上げる、という言葉通り、陰部からはみ出た分泌液は一通り舐めとらせてもらった。もらえばもらうほど、先程精液を吐き出したペニスが元の姿を取り戻していく。

「は……ふっ……。ん、そっ、そこ……あっ、あぁ……」

 薄暗い中で感じるこのみさんの息遣いには、濃厚な色香が含まれている。ぷっくり張った陰核も、充血して膨らんだ陰唇も、ほぐれて緩んだ膣口も、立派な大人の女性のそれだった。小学生と見間違われることもあるぐらいの容姿なのに、女性としての器官はこんなにもいやらしくて、たまらなかった。

 これから自分がお邪魔することになる、このみさんの入り口へ舌を差し入れる。小さな両手が俺の頭を掴んできた。頭を撫でるようにしているが、舌で入り口近くの襞を押し広げる度に、ぐいっぐいっと力が入っている。

「はぁっ……はぁっ……! ぁ、いくぅ……っっ!」

膣の奥からこんこんと湧き続ける愛液を飲み下しながら舌を突き入れて引き抜いた瞬間、程好く肉の乗った滑らかな太腿に首が挟まれ、強い力で頭が女性器に押し付けられた。顔に熱いものがかかる。

「ん……は……」
「気持ちよさそうでしたね」
「あっ……ごめんね……顔にかかっちゃった」
「ちょっとしたご褒美ですよ」
11 :ベッドシーン 9/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:16:43.30 ID:XGQrdtYN0
 胸を大きく上下させて、このみさんは呼吸を落ち着かせようとしている。視線が一定せず、顔全体が惚けたようになっているのが、絶頂に達した証だった。この達成感の前では、噴き出した潮が顔の中心に浴びせられたことなんてほんの些末なことだ。

 今の内に、と鞄からコンドームの箱を出し、小袋を引っ掴んでパラパラとテーブルの足元に落とすと、まだ余韻にぼんやりしているこのみさんが、俺を呼び止めた。

「今日は……そのままでいいわよ……」
「……!」

 魅力的な誘惑だった。ナマで。膣内に全てを。俺の脳裏に、何度も吐き出した子種で溢れかえった膣内の淫猥な様が思い浮かぶ。睾丸が収縮し、尿道を押し上げてきたカウパー氏腺液が、たらりと糸を引いた。だが。

「いえ……着けさせてください」
「いいの?」
「ええ。このみさんにはできるだけ安心してもらいたいから」
「……嬉しいわ。大好きよ、そういう所」

 うっとりした声でこのみさんが両腕を広げて、抱擁を求めた。請われるままに抱き締め、体を持ち上げてソファーから下ろす。

「ヒザついて、こっちにお尻向けてください」
「え……後ろからなの?」

 せっかく甘い雰囲気だったのに、とこのみさんがこぼした。

「あとで、ちゃんと前からもしてね」
「分かってますよ……じゃ、このみさん。お邪魔します」
「うん……」

 亀頭の先端が膣口に触れると、このみさんは大きく息を吐いた。空気を吸い込む前に、最も出っ張っている所までは一気にぐっと押し入れる。一番太い傘が入ってしまえば、後はゆっくりと腰を沈めていくだけだった。

「苦しくないですか?」
「ん、大丈夫……」

 小さな入口は目いっぱいに広がっている。指を複数入れてナカを広げておいたおかげで、奥に辿り着くまでの間、呻き声があがることは無かった。

「はっ……はっ……」

 男性の平均を大きく上回るような息子では無いが、同じ年齢の女性の平均身長を十五センチ近くも下回るこのみさんとスムーズにセックスを行うためには、動かす前に狭い体内が馴染むまで待機する必要があった。異物を噛みちぎりそうな強い圧力が、次第に男を包み込み、抱き締める力へと変わってくる。そろそろ頃合だった。

「そろそろ、動きますよ」
「う、うん……っう、大きいっ……!」

腰を揺する。自分の性器にぴったりとフィットした洞穴は、往復する度によく締まる。後背位で擦りつけていると、お腹側の天井にあるザラザラが裏筋を撫でてくる。下半身から力が抜けてしまい、腰を振るのが億劫になってしまう。だが、お腹を押し広げられる感覚を噛み締めるような、喉の奥から絞り出されるこのみさんの淫らな声が、それをさせてくれない。肌のぶつかりあう音に立ち上る香水の匂いに、汗を含んだ肌の匂いが混ざっている。
12 :ベッドシーン 10/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:17:17.85 ID:XGQrdtYN0
 さっきまで並んで映画を鑑賞していたのに、濡れ場に出くわしたことがきっかけで、今やその濡れ場よりも激しい行為に打ち込んでいた。少しずつグラインドの幅を広げていっても、このみさんはそれを悦楽によがりながら受け入れてくれる。何も考えなくても、下半身が勝手に動いて、生殖器官で得も言われぬ悦楽を生み出してくれた。

「このみさん?」

 蜜でいっぱいの内部がびくびくと震えている。

「イキそうですか?」

このみさんは、もうたまらないといった様子の声をあげながら、二回頷いた。

「あの……いい? もっと奥の方……」

 お尻が押し付けてられてきて、下腹部とぴたりとくっついた。亀頭の先端が、コリッとした子宮口に突き当たる。一息押し込んでポルチオを軽く数回圧迫しただけで、オクターブの高い悲鳴があがった。

「ひああっ! あ、い、いくっ……!」

 かくっかくっと腰が震え、襞が絡みついてきた。そのまま、達しているのに構わず浅いピストンを繰り返して、開発された性感帯を何度もノックする。嬌声にシンクロして、はしたない音を響かせながら、愛液が溢れ出てくる。

「まっ……また……またイッちゃう……ずっとイッてる……あああっっ!」

 断続的に、内部が弛緩と収縮を繰り返している。上半身を狂おしくよじって、連続するオーガズムに乱れるこのみさんは、三つ編みに束ねた髪を四方八方へ飛び跳ねさせている。太腿をしっかり抱え込んでいるから、俺がこうしてポルチオをゴリゴリと圧迫し続ける限り、寄せては返すエクスタシーの波から逃れることはできなかった。

 絶頂から絶頂へと何度もお手玉されて、このみさんがぐったりし始めた頃、快感に痺れるペニスを引き抜いた。

「んっ、ん……あ……あぁ……」

 先端にまぶされた、卵白のようにどろりと重たい蜜が床に垂れた。肩をそっとつかんでゆっくりと正面を向かせると、暗い山吹色の灯りの中、このみさんはまだ焦点の合わない視線を俺に向けて、頬へ手を伸ばしてきた。

「いっぱいイッちゃいましたね」
「うん……」
「このまま、少し休憩しますか?」
「……ううん」
13 :ベッドシーン 11/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:17:49.76 ID:XGQrdtYN0
 ソファーから体を半分起こし、このみさんが、腕をいっぱいに広げて俺の背中に回してきた。ちょうだい、と耳元で囁かれた。求められるまま、よりいっそう張り詰めた剛直を、先程のリクエスト通り正面から秘門へ挿し入れる。熱に浮かされた溜息。脱力して緩くなっていた膣は、俺を迎え入れると我に返ったのか、たちまちきつく締まり始めた。

「ああ……きもちいい……」

 このみさんの口が俺の耳のすぐ近くにあって、かすれる呼吸や、恍惚と漏らす艶めかしい声が、空気に発散することなく脳に直接響いてくる。びくっびくっと何度も陰茎が跳ねて、ざらついた天井に強く擦れた。くちゅっくちゅっという水音とシンクロして、耳元でこのみさんがよがっている。心拍数が増大し続けて、心臓が膨張しているような錯覚を覚えた。

 聴覚と嗅覚からの刺激が一気に濃くなったことで、蓄積され続けてきた快感がどんどん体積を増している。腰を振る度にそれは増大し、ダムを決壊させそうになっている。数秒だけ休憩を取ろう、として腰を止めようものなら、このみさんの方がお尻を振って続きを促してくる。

「ね……出そう? ナカで大きくなってきてる」
「……このみさんのエッチな声、色っぽ過ぎて。そろそろヤバいです」
「私も……また、イキそ……」

 意識にかかっていた安全装置を外して、腰を打ち付ける。バックで突いていた時に催したのを我慢していた分、一度射精を意識すると、ボルテージが上がるのはあっという間だった。その瞬間へ導くように、膣内の襞がざわめいていた。

「いっ、いく……んん、んうううっ!」
「あぁっ、このみさん……っっ」

 込み上げた愛情が、具体的な物質となって噴き上げる。性欲を解き放つカタルシスがそこにあった。腰砕けになりながら、動物的な快感に身を震わせる。根元から絞り上げられて圧力の高まった尿道から、熱い飛沫が勢いよく飛び出ていき、蠢く襞の律動が次なる射精を呼んでいた。

 映画の濡れ場よりもずっと濃い舞台となった部屋は、むんとしたいやらしい空気が立ち込めたままで、その空気に酔ったまま、二人とも、呼吸が中々整わない。ソファーの表面が、どちらのものとも分からない汗で滑った。

 まだ膣内をひくひくさせているこのみさんが、何かを探し求めるかのように背中を撫でてくる。腿の裏側には、ふくらはぎが絡みついてきた。「もう少し、ここにいて」と甘い声がして、唇が重なり、下半身に再び火が入った。
14 :ベッドシーン 12/12 [sage saga]:2020/11/21(土) 00:18:26.01 ID:XGQrdtYN0
 その気になればまだ愛し合うことはできたし、そうしたい欲求もあった。このみさんも俺を欲しがっていた。だが、俺よりもアップダウンの激しかったこのみさんの表情に疲労の陰が見え隠れしており、三つあったコンドームを使い果たした所で、俺達のベッドシーンはお開きになった。

 預けっぱなしになっている部屋着を着て、食器洗いを俺が済ませている間に、このみさんはパジャマに着替えていた。さっきまで何度も求めあったレディはすっかり気が抜けていて、化粧を落とした分よけいに見た目の幼さが目立っている。

「映画の続き、どうします?」
「今見たら、あの場面をもう一度見ることになるわよね? ……ああ、でも、今のテンションなら淡々と眺めていられそうだわ」

 結論をはっきり言わないまま、このみさんは躊躇せずに再生ボタンに指をかけた。早くして、と言われる前に、手の水滴を拭ってソファーに腰を下ろす。一時停止したシーンは濡れ場の終わり際だったようで、あられも無い声は場の雰囲気を再び盛り上げる前に聞こえなくなった。

 やがて、映画の物語はクライマックスを迎え、含みのあるシーンを最後にスタッフロールが流れ始めた。この次のシリーズに続く伏線がある、などと、水を飲みながら解説役を務めていたこのみさんがさっきから妙に静かだ。と思ったら、俺に寄りかかったままスヤスヤと寝息を立てている。頬をぷにぷにつついても反応が無い。

 いつ寝入ってしまったのだろうか。どこまで映画を見ていたのだろうか。そもそも、うとうとしながら見ていたら、中身なんて全然入っていないんじゃないだろうか。とりあえず俺が今できることと言ったら、明日の朝、映画の感想を語り合う時を楽しみにしながら、この軽い体を寝床まで運搬してあげることぐらいのものだ。

終わり
15 : ◆yHhcvqAd4. [sage saga]:2020/11/21(土) 00:21:21.23 ID:XGQrdtYN0
以上になります。ここまで読んで下さりありがとうございます。
年上の人の話だったり、(激しくはないし攻守交替しちゃうけど)女性が主導権を握ろうとする展開だったりはあまり書いたことが無かったので、考えていて楽しかったです。
どこかで反応があるのを見かけたりすると、わざわざ目を通して、反応する労力を割いて下さったんだな、と頭が下がる思いです。

感想・ご指摘など頂けると嬉しいです。何か書けたらまた来ます。それでは。
16 : ◆NdBxVzEDf6 [sage saga]:2020/11/21(土) 01:31:43.08 ID:vZywpcv90
後ろからの描写にリアルさがあっていいねぇ....ふぅ...
乙です

馬場このみ(24) Da/An
http://i.imgur.com/UPtPMtm.jpg
http://i.imgur.com/IfeE9Bx.png
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/21(土) 02:04:56.74 ID:XJf/Fh7DO




次はこのみさんより(物理的に)小さい子をお願いします
18 : ◆yHhcvqAd4. [sage saga]:2020/11/21(土) 12:43:08.08 ID:XGQrdtYN0
>>17
ありがとうございます。検討します。ところで、小さいってどこの小ささを指していますか? 身長? 胸囲?
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/21(土) 13:58:28.36 ID:XJf/Fh7DO
>>18
ミリでこのみ姉さんより小さい(同率は除く)となると……

24歳←ほぼ全員小さい

143cm←桃子、育

37kg←桃子

バスト75←エミリー、ひなた、桃子、育、星梨花、瑞希

ウエスト55←翼、環、未来、美奈子、ジュリア、桃子、育、星梨花、瑞希、亜利沙、静香、杏奈、可奈

ヒップ79←環、未来、ひなた、桃子、育、昴、星梨花、瑞希、静香、可奈、路子

いやぁ……スリーサイズは姉さん野砲がおっきいキャラが多くてよかったね(冷汗



(なお、ASのやよいや、モバの珠美に、シャニの凛世と小糸はスリーサイズがすべて……姉さんより小さい)←千早は腹回りが同じ

(そして体重でこのみ姉さんより軽いのは小中学生除くと、DSの絵理とモバの杏ぐらい……)



よって、スリーサイズ全部小さい中で、小学生な桃子か育か、中学生な星梨花か……まかべーを希望します(ヲイ
20 : ◆yHhcvqAd4. [sage saga]:2020/11/22(日) 02:04:40.58 ID:71PRXQYw0
>>19
真壁さん未履修なので、勉強を重ねます。押忍。



そういえば投下途中で気が付いたんですが1/12が二重投稿になっちゃってますね、申し訳ない。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/22(日) 07:41:03.65 ID:XeJ41hIgo
姉さんの包容力!!!
乙です
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/11/22(日) 17:06:45.08 ID:WtJCcxf/0
楽しみにしてる
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