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【安価】ウィン「リリウム魔法学校へ! 7……ナナ?」【百合】

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174 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/08(金) 13:07:43.39 ID:9j5Gj2/2o
ステージーー


クロエ(カサブランカの舞台……『春姫と冬将軍』……)


ローラ「あ、はじまるみたい」


ヒカリ「どんな舞台だろうね……」


ーーーーー


レナ(温和な春姫、冷徹な冬将軍……。姉妹だけれど、跡目争いのために互いに仲良くするわけにはいかない……)


デン(うわ、すごい。衣装から春姫と冬将軍が一目瞭然だ……)


ーーーーー


モミジ(冬将軍がツンと顔を背ける動きだけでクールな性格だって分かる……。春姫は歩き方が温和な感じ……)


イオ(お話にぐいぐい惹き込まれる……)


ーーーーー


ラクリマ(おお、ああやって体を動かすのか……)フムフム


ノルン(春姫が冬将軍を刺した……! あああ……)グスン


ーーーーー


凜華(舞さんは、この才能達が埋もれることを危惧してリリウムに転校してきたのかな)


舞(皆さん……すごい……。よくここまでの舞台を……)


ーーーーー

ーーー

175 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/08(金) 13:08:10.69 ID:9j5Gj2/2o
閉会式ーー


審査員『全ての発表が終了しました。これより閉会式に移ります』

審査員『まずは、特別審査員を勤めていただいた水津真凛様よりご挨拶です』


真凛『今年はすごくレベルが高かったね。どの学校もいい演技だった。ま、挨拶はそこそこにしておこう。結果発表しないとだもんね』


審査員『では、発表お願いします』


真凛『では発表します……まずは優秀賞3校から』


リリウム演劇部の結果
コンマ↓1〜3の合計
1〜100 優秀賞
101〜200 特別賞
201〜300 最優秀賞
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/08(金) 13:19:12.89 ID:OrfOvD2vO
にょ
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/08(金) 13:21:32.80 ID:jAUgVvC5O
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/08(金) 13:51:43.15 ID:9uSZ9PGOO
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/08(金) 15:33:58.26 ID:jAUgVvC5O
惜しかった
180 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/10(日) 01:18:51.65 ID:njVfD0j9o
真凛『ーー続いて、特別賞。リリウム魔法学校』


クロエ「!!」


真凛『並びに、カサブランカ魔法学校。そして最優秀賞はーー学校です』


舞「…………」


パチパチパチパチ!


ーーーーー

ーーー




クロエ「……みんな、お疲れ様。とりあえず学校に戻るわよ」


はいっ!


ーーーーー

ーーー




部室ーー


クロエ「みんな、改めてお疲れ様。……特別賞だったわね」


ヒカリ「クロエ……」


クロエ「なんでかしら。最優秀賞じゃなかったのに、すごく嬉しいの」

クロエ「皆で作り上げたものがちゃんと評価されてよかった……。最優秀賞じゃなかったのはもちろん残念だけど、それ以上に嬉しいわ」

クロエ「みんな、ありがとう。私から言えるのは感謝の言葉だけだけど、みんなと演劇部で出会えてよかった……っ」グスッ

クロエ「だから……ありがとう……!」
181 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/10(日) 01:19:37.91 ID:njVfD0j9o
レナ「私も……この演劇部に入れてよかったわ。クロエ、今までありがとう」


モミジ「私も入ってよかった。自分を変えるために入って、いろいろな経験ができたから……」


ヒカリ「ボクは演劇に興味があったわけじゃないけど、入ってよかったって心から言えるよ。今は演劇が大好きになれたから」


凜華「私は演技力を向上させようと入って……でも、みんなと演技をするのがすごく楽しくって……。だから、入ってよかった。みんなに会えてよかった」


舞「私は昨年までカサブランカの生徒でした。正直いい顔はされないと思っていたのですが……。リリウムの方は全員優しくて、転校してよかったと思っています。ここで最後の大会を迎えられてよかったです」


クロエ「……」ポロポロ


ヒカリ「あーもう、泣かないの」ナデナデ


クロエ「ぐすっ……。みんな、ほんとにありがとう……っ」


ーーーーー

ーーー




クロエ「ごめんなさいね、落ち着いたわ」ゴシゴシ

クロエ「さあ、私達三年はこれで部活はおしまい。これからは二年生に跡をついでもらうわ。さしあたって部長を決めないとね」

クロエ「部長は、ラクリマ。あなたよ」


ラクリマ「え、は、はい!」


クロエ「ただ、ラクリマは皆知ってのとおりアイドルとして活動をしているわ。演技力はずば抜けてるし二年生の中で中心的な存在ではあるけど、常に部活に気を配る訳にはいかない。そこで、副部長を立てることにしたわ」

クロエ「副部長はノルン。この二人でこれからの演劇部を引っ張っていってちょうだい」


ラクリマノルン「はいっ!」
182 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/10(日) 01:20:18.17 ID:njVfD0j9o
クロエ「それじゃあ私達はここまでね。これからはラクリマの指示にしたがうように!」


はいっ!


クロエ達が引退しました。
ラクリマが部長に、ノルンが副部長になりました。


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・夏休みを過ごす
・スキア救出の用意をする

安価↓〜↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

8/10回目の行動です
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/10(日) 06:36:56.97 ID:rMUcLok6O
スキア、事前告知とばかりに世界中の主要都市上空に時限式の超高威力魔翌力爆弾を設置。襲撃日丁度に爆発するとの事。アウローラも対象であるらしく気が気でないレティスとシエラ
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/10(日) 07:29:24.63 ID:IhgPXzPMO
以前のエミールとの件から研究にも身が入らない橘花、エミールにされたことを思い出しながら見よう見まねで自慰に耽る
エミールを何度も求めるような言葉を紡ぐが、一通り終わって我に帰るといつの間にか樹が研究室に来てガッツリ見られていたことに気付き、顔を真っ赤にしながら追い返した
余談だがその夜、樹の部屋からも悩ましい声が響いていたという
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/10(日) 11:13:58.30 ID:PtuI2gjYO
ゼーレは未知の文化への興味から、アイリスはお腹が減ってたから、リーケは他2人がやると言ったからとそれぞれの理由で大食いにチャレンジ
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/10(日) 11:19:18.78 ID:DijN0A9DO
大会も一段落ついたので皆で海に遊びに行く(例年の旅行イベントではなく日帰りな感じ)
その中で以前新調していた水着を披露する形になるイオモミ
(ちなみに際どい水着も一応買いはしたが、流石に皆に見られるのは恥ずかしすぎて着られないらしい)
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/10(日) 11:35:48.83 ID:SzgjWJk90
様子見がてら夏の旅行は皆でアウローラに行こうって流れになる
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/10(日) 15:24:35.69 ID:ggh6KhstO
そろそろ自暴自棄になった人が暴動起こし始めそう
189 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/11(月) 16:43:03.31 ID:AiOkl4nto
食堂ーー


ゼーレ「おお……」


アイリス「これが大盛り……」


リーケ「…………」


クロエ「なんで大食いチャレンジを?」


ティア「アルシェやラピスさんの大食いを見てやってみたくなったそうです」


アイリス「私はお腹空いたから!」


リーケ「……二人がやるって言ったから」


ゼーレ「よし、食べよう! いただきます!」


ーーーーー

ーーー




リーケ「……けぷっ。ごちそうさまでした……」


ーーーーー


ゼーレ「うう、お腹いっぱい……」


ーーーーー


アイリス「ごちそうさまでした……」ケプッ


アルシェ「残すのはもったいない。余らせたなら食べる」


クロエ「とか言って途中からおこぼれもらう気満々だったわよね」


アルシェ「ん。いただきます」パクパク


ゼーレ「気安く手を出すものではありませんでした……」


リーケ「……でも楽しかった。ご飯わけっこしたり、あーんしてもらったり……」


アイリス「ねー。一緒にご飯食べるのっていいねー」


ゼーレ「ですね」フフッ


アルシェ「もぐもぐ」


ーーーーー

ーーー

190 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/11(月) 16:43:35.77 ID:AiOkl4nto
橘花の研究室ーー


橘花「……」モンモン


ガタッ ぼふっ……


橘花「ん……」

橘花(あの時はこう、ベッドに寝かされて……)スリッ

橘花「んっ……」

橘花「ぁ……えみーる……えみーる……っ」コシュッコシュッ

橘花「ん、く、ぅ……!」フニフニ

橘花「ひぁ、ぁあっ! えみー、るっ……!」ビクンッ!


樹「///」ジー


橘花「はあ、はあ……。……えっ!?///」ガバッ!

橘花「お、おい樹何見てるんだ! で、でてけ!///」ベシベシ


樹「ご、ごめんなさい! 声かけたけど返事がなかったから……! で、出るわ、出るから叩かないで!」


ーーーーー

ーーー




その夜、樹の寮室ーー


樹「橘花、気持ち良さそうだった……///」

樹「……んっ」プニッ

樹「ん、く……っ、らみい、ラミー……!」クニクニ

樹「ひ、ん、あああっ!」ビクンッ


あん、あっ、ああっ!


ーーーーー

ーーー

191 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/11(月) 16:44:19.74 ID:AiOkl4nto
海ーー


楓「ひゃっほーい!」


嵐「こら楓! まずは日焼け止め塗る!」


楓「ちぇー」


クロエ「さ、今日はたっぷり遊ぶわよー!」


おー!


モミジ「……」モジモジ


イオ「……」テレテレ


晶「おー、二人とも水着新調したのか。似合ってるな」


楓「水着……新調……!?」


クロエ「まさかさらに大きくなったというの……!?」


レナ「はいはい妬まない妬まない。ほら、二人とも待ってるわよ」


ローラ「クロエちゃん、ここに寝て?」


ヒカリ「背中の方日焼け止め塗ってあげるね」


クロエ「ええ、お願いするわ」


ずおっ!


デン「……? あれ何だろ……」


凜華「黒い球体……? 街の上に浮かんでるみたいだけど……」


ジリリリリ!


ス魔ホ『速報です! 各都市の上空に魔界からの高威力爆弾が設置された模様です! 声明によりますと、来年の3月31日までは爆発しないとのことで、各国の代表は触れるべきではないとの見解で一致している模様です。繰り返します、速報ですーー』


クロエ「……やってくれるじゃない」


ーーーーー

ーーー

192 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/11(月) 16:44:51.30 ID:AiOkl4nto
リリウム魔法学校ーー


レティス「……」ソワソワ


シエラ(お嬢様……)


クロエ「レティス、シエラ、ちょっといいかしら?」


ローラ「あの爆弾がアウローラにも仕掛けられてるって聞いて……」


クロエ「ローラに聞いたけど、二人ともアウローラゆかりの生徒だったのね。爆弾を探るついでにアウローラに旅行に行くことにしたけど、一年生達もついてくる?」


レティス「……!」コクコク!


シエラ「もちろん行きます!」


クロエ「分かったわ。夏休みの最後の3日間で行くつもりだから、用意しておいてね」


シエラ「はい!」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・夏休みを過ごす
・スキア救出の用意をする

安価↓〜↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

9/10回目の行動です
10回目の行動はアウローラへの旅行に振り替えられます
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/11(月) 17:17:30.45 ID:VZgZKj+rO
アウローラへ行くための準備
ついでにアウローラがどんな国なのかの描写とかも
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/11(月) 17:37:03.52 ID:lcCzmWltO
ラクリマがアイドルを始めた影響で、リリウムちっちゃいものファンクラブのメンバーが急増しているらしい
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/11(月) 18:34:27.06 ID:2xo9Gd3YO
不安と恐怖に潰れかけた生徒による暴動発生
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/11(月) 18:35:39.45 ID:1dg5DVqrO
人類、悪魔側の言う事鵜呑みにしすぎてて大丈夫かって少し心配しちゃう

安価下
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/11(月) 19:32:28.12 ID:W9FuDzuw0
世界中でも暴動が起き始めているので、対策を立てる事に(アートルムの存在とその実力を世界中に知らせて落ち着かせるとか?)
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/11(月) 20:22:58.54 ID:Lj8KA0kEO
行く人がどれくらいいるか確認
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 18:26:50.22 ID:uWkk3WxdO
なんとなくアウローラ=オーロラで寒冷地イメージしてた
200 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/12(火) 20:39:59.44 ID:YZ7Sta4wo
樹「うーん……」


ラミー「どうしたの?」


樹「あの爆弾、リリウムの上空にもあるじゃない。それで夏休み中も学校に残ってる生徒が不安になっちゃって……」


ラミー「ああ、確かに怖がってる人は多いかも」


樹「どうにかしたいけど、つっついて爆発しても困るし、放置して生徒が不安になるのも嫌だし……」


わああああああああ!


樹ラミー「!?」


中庭ーー


「う、撃ち落としてやる! あんなのがあるから怖いんだ! 落としてやるッ!!」


クロエ「ちょっと、落ち着きなさいよ!」


「やれ! 落とせ!」

「壊せー!!」


リリィ「あわわ、リラックス魔法が効かない……!」


ゼーレ「く……っ。アイリス、お願いしていい? やりたくないかもしれないけど……」


アイリス「ううん、これは仕方ないよ。魅了魔法【チャーム】!」キイッ!

アイリス「はいみんな聞いてー! みんなの親友アイリスだよー! 爆弾触るのは一旦中止ー!」


ざわざわ ざわざわ


「まあアイリスが言うなら……」

「うん、やめとくよ」


クロエ「え、なに? 急に……」


ゼーレ「アイリスの魅了魔法です。言うことを聞いてもらうにはこうするしか……」


ヒカリ「魅了魔法ってこんなにすごいんだ……」


ゼーレ「解析魔法で見てみたところ、確かにあれは期日までは動かないようです。ですが、それを私一人が言ったところでどうにもなりませんし……」
201 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/12(火) 20:40:30.51 ID:YZ7Sta4wo
クロエ「でも今は世界中でもちょっとした暴動が起き始めてるし……。ねえ、あれを消すことはできないの?」


ゼーレ「不可能ではありませんが、消したところでまた爆弾を用意される可能性が高いです。それどころか、機嫌を損ねれば問答無用で爆発させるかも……」


クロエ「ならゼーレさんの実力を知らしめて、世界中に安心するよう訴える?」


ゼーレ「私もそうするしかないと思います。ですが、どうやって私の実力を知ってもらうかが思いつかなくて……」


ゼレス「ママを使ってください」ザッ


クロエ「ゼレス。ママって、ヴィーネ選手のこと?」


ゼレス「はい。世界でも指折りのトリオを相手に、ゼーレさん達三人で戦うんです。もちろん生中継で、ヤラセはなし。勝てれば大抵の人は実力を認めてくれるはずです」


ゼーレ「……いいんですか?」


ゼレス「世界のためです。ママにはいつでも手伝ってもらう約束を取り付けてあります。ゼーレさんさえよければ今からでも」


ゼーレ「……分かりました。それで皆さんに信じてもらえるならやりましょう!」


ーーーーー

ーーー

202 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/12(火) 20:41:20.34 ID:YZ7Sta4wo
マホリオ協会ーー


ヴィーネ「うん、分かった。アウローラのスタジアムでね」ピッ


茜「電話ですか〜?」


ヴィーネ「うん、ゼレスちゃんからね。アートルムさんの実力を世界に知ってもらうって」


サリア「電話がきたということは、試合をする訳ですね」


ヴィーネ「ええ。三日後、アウローラスタジアムでやるわ」


茜「アウローラか〜」


サリア「楽しみですか?」


茜「もちろん。あのアートルムと戦えるなんて夢みたいだな〜」


ーーーーー

ーーー

203 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/12(火) 20:41:59.67 ID:YZ7Sta4wo
食堂ーー


ラクリマ「……もぐ」チラッ


ティア【どうしました?】


ラクリマ「なんか最近よく視線を感じるんだよねー」


ティア【怖いですね 誰かに狙われてるのかも】


ノルン「!」サッ


ラクリマ「あはは、お姉ちゃんもノルンさんも大げさだよー。大丈夫大丈夫♪」


ーーーーー


「バカ! あれほど観察の時には気配を消せと……! 不安がらせてどうする!」


「すみません隊長!」


「ああ、だがノルンさんの背中にぴったりとくっつくラクリマちゃんも可愛い……!」


「というか隊長、この人数だと気配を消すのは厳しいです!」


「そうだな……。アイドルデビューしてからその可愛さに気づいた人がどんどんファンクラブに入ってきているから……。分隊化が必要かもしれないな」


ーーーーー

ーーー

204 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/12(火) 20:42:27.21 ID:YZ7Sta4wo
クロエ「さて、アウローラに行く日取りと同行者が決定したわ。例年通り2泊3日で……まあ残りの夏休み全部ね。行くのは……安価↓〜↓3」


パターン1
クロエ
ローラ
ヒカリ
凜華
モミジ
レナ
デン
ティア
アルシェ
ナミネ



イオ
ノワール
イリス

ゼレス
ステラ
ラクリマ
ノルン

カーム
やよい
シエラ
ポメ
レティス
ロロナ

ゼーレ
アイリス
リーケ


パターン2
クロエ
ローラ
ヒカリ

ゼレス
ステラ

レティス
シエラ

ゼーレ
アイリス
リーケ

安価↓〜↓3で多数決、2票先取です
パターン2のみ、これに加えて人を追加するかどうかも記述してください
追加することになった場合は、増えすぎない程度に旅行の参加者を決めます
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 20:46:43.59 ID:M4OPN6c70
1
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 20:49:27.00 ID:4iZG2DuKO
1
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 20:52:37.99 ID:LyxydZp3O
多すぎても大変そうだし2
追加はカームやよいポメロロナの一年組で
208 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/12(火) 21:22:41.75 ID:YZ7Sta4wo
クロエ「大所帯だけど、いつもの皆ね。で、アウローラについても調べてみたわ」


ローラ「アウローラ家の人と交流はあるけど、行ったことはないんだよね……」


ヒカリ「どんなところなの?」


クロエ「アウローラは……安価↓」

どんなところか安価↓
コンマが大きいほど気温が高く、小さいほど気温が低い
1.緑に囲まれた自然豊かな国
2.海に囲まれた水源豊かな国
3.山に囲まれた鉱石豊かな国
4.繋がった陸路の多い商業盛んな国
5.その他(自由安価)
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 21:24:21.90 ID:cbxtNTN60
1
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 21:24:48.58 ID:4iZG2DuKO
あつい
211 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/12(火) 23:00:33.09 ID:YZ7Sta4wo
>>204
このリストに舞を入れ忘れていました
舞も旅行に参加します

また、ラミーは樹といるために不参加
エルク、御桜も不参加となります(出番が少なくて申し訳ありません!)
212 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/12(火) 23:01:01.21 ID:YZ7Sta4wo
クロエ「簡単に言えばジャングルね」


ヒカリ「ジャングル……」


クロエ「生い茂った森、暑い気候。そんなところらしいわ」


ヒカリ「へえー……」


ローラ「そういえば交通手段用意してないんだけど、大丈夫?」


クロエ「そこは大丈夫。ゼーレさんが魔法陣を用意してくれるらしいから」


ローラ「そっか」


クロエ「さ、出発は明日よ。用意して寝ましょう!」


ヒカリローラ「はーい!」


ーーーーー

ーーー




翌朝ーー


ゼーレ「これが転移用の魔法陣です。魔力を込めて乗れば、すぐにアウローラに着けますよ。ただし気候の変化にだけは気をつけてくださいね」


クロエ「よし、みんな行くわよー!」


おー!


フォンッ!


ーーーーー

ーーー

213 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/12(火) 23:02:15.52 ID:YZ7Sta4wo
アウローラーー


じーわじーわ


楓「あぢゅい……」


凜華「はい氷」キンッ


楓「ありがとぉ……」ガリガリ


「皆さんおはようございます! ようこそアウローラへ!」

「さっそくご宿泊いただくホテルにご案内いたします。どうぞこちらへ!」


クロエ「ホテルについたら荷物を置いて、あとはまあ自由時間って感じかしら」


ヒカリ「マホリオのスタジアムに、本物のお城。フルーツ畑に露店通り! いろいろ見るところがありそうだね」


現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓〜↓5自由行動安価
初日昼の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります

今回の部屋割りはカップル別、チーム別とします(ナミネはティア・アルシェと同室になります)
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/12(火) 23:18:04.66 ID:zK3fI/uxO
レティスシエラが他の一年生組を案内して各地を回る
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/13(水) 00:38:32.48 ID:pFHzBYyMO
とりあえずレティスの両親に会いにいく?
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/13(水) 07:16:27.48 ID:pufzsDZgO
慣れない暑さと元々の体力の無さが祟って楓が体調を崩してダウンしかける
幸い、市場で暑さに耐性を得られる果物(アウローラでは馴染み深いものらしい)を貰えたのでそれを食べさせて二人で介抱することですぐに良くなった
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/13(水) 12:21:58.59 ID:jCp/Di1XO
バスを待っていたが一向に来ず、やっと来たと思って乗ってみたら調べたのとは違う場所に向かうバスのようで散々な目に遭うイオモミイリノワ
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/13(水) 13:36:32.34 ID:O6zxaC+nO
緑豊かで暑い……熱帯雨林みたいな感じだろうか
安価は下
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/13(水) 14:08:31.24 ID:JiUaK2ph0
木そのものが大きな旅館になっていて驚く一同。中を探検したり、天辺から外の景色を眺めてみたり
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/14(木) 13:39:57.95 ID:Xwpz4zArO
海外行くと時間通りにバスが来ることの有り難さを痛感するよね
221 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/14(木) 20:20:19.61 ID:pxutwogJo
ホテルーー


舞「おおお……」


モミジ「木が建物になってる……」


「アウローラには頑丈な木が多く、それを利用したツリーハウスも多いんですよ。このホテルはその中でも特に大きく、国内最大規模のツリーハウスの一つなんです!」


クロエ「すごいわ! 探検してみましょう!」ウキウキ


ヒカリ「その前に部屋の確認。ほら、案内人さん行っちゃうよ」


最上階ーー


ラクリマ「おおおおー!」


アルシェ「すごい……景色がきれい……」


ローラ「お部屋の中もすごかったけど、このホテル全体的にすごいね……!」


ゼーレ「すごいですよ! 乗ってるだけで最上階についちゃいました!」キャッキャッ


晶「エレベーターにテンション上がるのもめずらしいな……」


ーーーーー

ーーー

222 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/14(木) 20:20:50.79 ID:pxutwogJo
露店通りーー


楓「うう……」フラフラ


嵐「ちょっと、大丈夫か?」


楓「気持ち悪い……」


晶「暑さと日射でやられちゃったのかな。木陰で涼むか」


「そこのお姉ちゃん気分悪いのかい? 見たところ軽い熱中症だねえ」


晶「そうみたいです。どこか休憩できる場所ご存知ですか?」


「あっちに公園があるよ。それと……これ! アウローラ名物アウロナッツ! 穴を空けてストローで中の果汁を飲めば良くなるよ!」


嵐「アウロナッツジュースか……。確かにアウローラの人が熱に強いのはアウロナッツジュースをよく飲むからだって聞いたことがあるな」


楓「一つくださーい……」


「あいよ! ほれ、サービスだ! お姉ちゃん二人とも飲んでいきな!」


嵐晶「あ、ありがとうございます!」


楓「ごくっごくっ……! ぷはぁーっ! うっめぇー!」


「いい飲みっぷりだねえ! ほらほら、そっちの二人も飲んで飲んで!」


晶「いただきます」チューチュー


嵐「んくんく」ゴクゴク


晶「どうだ、楓。ちょっとは楽になったか?」ナデナデ


楓「うん、少し楽になった」


嵐「ほら、扇いでやるから涼んでいこうぜ」パタパタ


楓「ありがとー」


ーーーーー

ーーー

223 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/14(木) 20:21:41.40 ID:pxutwogJo
バス停ーー


モミジ「えっと、観光名所の巨大フルーツの木行きのバス停はここだよね」


ノワール「うん。……でもなかなか来ないね」


イリス「あ、あのバスじゃないですか?」


イオ「他にバスもないし、あれだと思います」


ノワール「じゃあ乗ろうか」


モミジ「うん!」


ーーーーー

ーーー




ノワール「ーーここどこ!?」


モミジ「なんか川のほとりに降ろされたけど……」


イリス「どう見てもフルーツの木はありませんね……」キョロキョロ


イオ「川は綺麗だけど、ここがどこかも分からないし……」


イリス「ス魔ホで調べた限り、ホテルからフルーツの木の逆側に来てしまったみたいですね……。しかも日に数本しかバスが来ない秘境のようです」ポチポチ


ノワール「秘境?」


イリス「どうやらこの川の近くに天然の温泉があるみたいですよ。……行きます?」


モミジ「せっかくだから行ってみようよ。ここまで来て何もしないのももったいないし」


イオ「賛成です」


イリス「ではこっちですね。あの丘の裏手が温泉のようですよ」


温泉ーー


ほかほか ほかほか


モミジ「ほわあ〜……」


ノワール「きもちいい〜……」


イリス「いいお湯ですねえ」


イオ「ですねー……」


モミジ「バスは間違っちゃったかもしれないけど、これはこれでいい経験かも……」


ーーーーー

ーーー

224 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/14(木) 20:22:17.84 ID:pxutwogJo
シエラ「ーーというわけで、レティスお嬢様はこの国のお姫様なの」


ポメ「へええ〜! すごいね! かっこいいね!」キラキラ


ロロナ「お、おおおお姫様……!」


レティス【今まで通り普通に接してくれると嬉しいです】


カーム「うん、分かったよ。これからもチームメイトとしてよろしくね!」


レティス「……」コクン!


やよい「それで案内を買って出てくれたんだね」


シエラ「この国は温厚というかのんきというか……いい加減なところがあるからね。バスが時間通りに来ることも少ないし……。でも楽しんでほしいから」


レティス【まずはフルーツの木から】


ーーーーー

ーーー




巨大フルーツの木ーー


ロロナ「わああ……!」


カーム「大きい……」


シエラ「この木はたくさんのフルーツの木が絡まってできてるの。あまりに生存能力が強くて他の木とぶつかっても成長を止めないから、まるでいろんなフルーツが一本の木に成ってるように見えるの」


ポメ「食べれる!?」


レティス【食べられますよ】


シエラ「管理人さん、今の担当者は誰ですか? レティスお嬢様がフルーツを所望です」


「今の担当者はあたし! 姫様ならどれだけ取ってくれても構わないよ!」


レティス【許可が出ました 好きに取ってください】


ポメ「わーい!」


ーーーーー

ーーー

225 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/14(木) 20:23:13.48 ID:pxutwogJo
アウローラ火山のふもとーー


レティス【次はここ】


シエラ「ここには野生の魔獣がたくさん住んでるの。人懐っこいし、ここには危険な魔獣も近づいてこないから、好きなだけ触れ合えるわよ」


やよい「かわいい〜!」


フヨン「ほわ?」


カーム「フヨンだ。ふよふよほわほわの無害な魔獣だよね」プヨプヨ


フヨン「ほわ〜」ポヨポヨ


シエラ「温厚なカピーバもいますよ」


ポメ「カピーバ!」


カピーバ「きゅる?」


レティス【動物はかしこまらないから好きで


ホットゴート「んめェェェェ」モシャモシャ


シエラ「紙食べられてますよ!?」


レティス「……自然由来だから、大丈夫」グッ


ーーーーー

ーーー

226 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/14(木) 20:24:19.86 ID:pxutwogJo
アウローラ城ーー


クロエ「ここが……」


ゼーレ「懐かしいですね……。変わらず大きいお城です」


ガコオオオオン……!


アイリス「確か謁見の間はこっちだったよね」テクテク


ヒカリ「おお、迷いなく……」テクテク


ふよふよ


フヨン「ほわー」フヨフヨ


リーケ「フヨン……」フラー


ローラ「リーケさん、気になるのは私も一緒ですけど、ここは我慢してください……!」


謁見の間ーー


ゼーレ「着きましたよ。ここが謁見の間です」


ガコオオオオン……


王女(レティスママ)「やっほ!」ニコッ


皇女(レティス母)「こんちはー!」


クロエ「……」ポカーン


ヒカリ「謁見の間って、立場が上の人は普通高いところに座ってるんじゃ……」


ローラ「普通に机広げてメイドさんとお茶会してる……」


王女「座って座って。大事なお話があるんでしょ?」


ゼーレ「はい、失礼します」


皇女「そっちの一際若そうなのはこっちで一緒に座ろう! ほれほれ」


クロエ「し、失礼するわ」


王女「さて、お話というのは?」


ゼーレ「まずはお礼を言わせてください。ヴィーネチームとの試合に、この国一番のスタジアムを使わせていただけることを心より感謝いたします」


王女「いいのいいの。うちの国はマホリオ大好きだからね。試合が見れて喜ばない奴なんていないよ」
227 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/14(木) 20:24:49.95 ID:pxutwogJo
ゼーレ「……ここからは少し信じ難い話かとは思いますが……。実は私達三人は現代の魔法使いではありません。遠い昔の魔法使いなのです。私の名前はゼーレ・レジェンダリア・アートルム……そういえば伝わりますか?」


王女「あのアートルムかあ。レティスから電話で聞いてたけど、ほんとだったんだ」


ゼーレ「信じてくださるのですか?」


王女「信じるよー。娘の言うことだもん。それにシエラちゃんも一緒になって電話してきてくれたしね。マホリオの才能のあるシエラちゃんが魔力を見誤るっていうのも信じられないし、まずは信じることにしたんだ」


ゼーレ「あ、ありがとうございます!」

ゼーレ「私の妹とも言うべき存在が、この世界すべてを魔界に変えようと企んでいます。ですがアートルムの名に懸けて、絶対に阻止すると誓います!」


王女「世界中の人にアートルムの存在を知ってもらう試合、その会場にアウローラが選ばれたことを光栄に思うよ。試合頑張ってね!」


ゼーレ「はい!」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓〜↓5自由行動安価
初日夜の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/14(木) 22:07:43.88 ID:j4Q78vvjO
レティスの話を聞きたいから、という理由で城にお泊まりすることになった一年生組
城の規模やらに圧倒されながらも王女皇女から色々聞かれまくる
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/14(木) 22:40:22.69 ID:x6tBoLL6O
ヴィーネvsゼーレの試合をどうしても見たいということでウィンもソロでアウローラに来ていた
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/15(金) 00:01:27.02 ID:GBTgj8o9O
最上階の展望スペースにてクロエを左右から挟む形で並んで座って夜空を眺めてロマンチックな気分に浸るクロエローラヒカリ
それと同時にどうしても視界に入ってくる爆弾に関しても、スキアを救い出して必ず止めると改めて決意する
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/15(金) 00:12:51.45 ID:L3bpUJN70
広大な森の中に1本の大きな木が聳え立っている構図が自身の故郷の神樹の森と重なったようで、懐かしさから口笛を吹き始めるリーケ

魔獣が好む独特な音階によって構成された曲らしく、アウローラ中の魔獣がリーケのそばに集まってくる。中には発行しながら空を飛ぶ個体もおり、とても幻想的な光景に
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/15(金) 00:35:21.63 ID:OFsaf4B8O
↑の光景を眺めていたラクリマ、即興で短い脚本を思いつきノルンを巻き込む形で1本演じる
233 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/15(金) 21:39:00.52 ID:ShgJNM+Yo
ホテル、最上階ーー


クロエ「ここ展望スペースになってるのね」


ヒカリ「ちょっと見てみようよ。あそこのベンチとかどうかな」


クロエ「そうね」ストッ


ローラ「じゃあ私はこっち」ストッ


ヒカリ「ボクは反対に座ろうかな」ストッ


クロエ「……きれいね」


ローラ「うん……」


ヒカリ「木の下から明かりが照らして、すごく幻想的……」


クロエ(でも……視線を少し空に向けるだけで、爆弾が視界に入ってくる)

クロエ「せっかくの綺麗な景色も、爆弾があると嫌な気分になるわね……。爆弾のない景色を取り戻すためにも、絶対にスキアを止めて助けるわよ」


ローラヒカリ「うんっ」


クロエ「さ、ここは少し冷えるしお部屋に……」


ウィン「あ」


クロエ「ウィンさん!?」


ウィン「や、久しぶり〜」


クロエ「な、なんでここに……!」


ウィン「ヴィーネさんとアートルムのチームが試合するんだよ? 気になったから個人的に見に来たんだ〜」


クロエ「それもそうね……。その組み合わせでウィンさんが気にならない訳がなかったわ」


ウィン「ヴィーネさんのエキシビションってことで、他にも気になったプロの人とか見に来てるみたいだよ〜。あとは、ゼーレ・レジェンダリア・アートルムの名前が気になった人とかね〜」
234 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/15(金) 21:39:27.30 ID:ShgJNM+Yo
クロエ「ここにいるってことは、ウィンさんの宿泊もこのホテルなの?」


ウィン「そうとも〜」


クロエ「なら私達とおんなじね。時間が合えば食事でもしましょう」


ウィン「はいは〜い」


クロエ「さ、ローラ、ヒカリ、部屋に戻りましょう」


ローラ「うん。ウィンさん、お久しぶりです。お元気そうでなによりです」


ヒカリ「嵐さんもこのホテルにいるから、よかったら顔を見せてあげてください。喜ぶと思いますから」


ウィン「おうともさ〜。風邪引くなよ〜」


ーーーーー

ーーー

235 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/15(金) 21:39:55.59 ID:ShgJNM+Yo
ホテルの外ーー


リーケ「…………」


トワ「ご主人、どうかしたか?」


リーケ「……神樹、みたい」


トワ「……ああ、これほどの巨木は確かに……」


リーケ「……すぅ」

リーケ「ピュイー、ピュー……ピュイー♪」


トワ「……♪」


フヨン「ほわ……♪」


夜光蝶「……」パタパタ


ホットゴート「めぇぇ……♪」


リーケ「……みんなの住む場所は、私達が絶対に守るからね」

リーケ「……ピュー、ピュイー……♪」


ーーーーー

ーーー




ラクリマ「わあ、すごい……!」


ノルン「魔獣が集まってる〜……」


ラクリマ「リーケさんの周りで、みんな元からペットだったみたいにおとなしく寝てるね」

ラクリマ「あ、面白いこと思いついたよ! ノルンさん!」グイッ


ノルン「わっ」


ラクリマ「踊ろう! 夜光蝶のスポットライト、魔獣の観客! ここはステージだよ!」


ノルン「……くすっ。うん!」


ーーーーー

ーーー

236 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/15(金) 21:40:31.20 ID:ShgJNM+Yo
アウローラ城ーー


ポメ「うわあー! ほんもののお城だあー!」


やよい「す、すごい……」


ガコオオオオン……!


「おかえりなさいませ、レティスお嬢様」


レティス「……」コクン


王女「レティスおかえりー! 会いたかったよー!」


皇女「夏休みになったら一回くらい帰ってくると思ってたのに、こんな最後の最後まで帰って来ないなんて!」ワーン!


王女「君たちはレティスのお友達?」


カーム「はい。レティスさんとマホリオでチームを組んでるカーム・セレスティアと申します」


ポメ「はいはーい! 同じくチームのポメ・ラニアンです!」


皇女「そちらは?」


やよい「私達はレティスさんの友達で、白峰やよいといいます。シエラさんとマホリオでチームを組んでて、この6人でいつも楽しく過ごしてます!」


ロロナ「ロロナ・レーミアです……」


王女「レティスにこんなに友達が……! アウローラの学校だと距離を置かれてシエラしか友達になってくれなかったのに……!」ウルウル


レティス「……変装作戦……大成功……」ブイ


シエラ「変装というか、髪染めただけですけどね……」
237 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/15(金) 21:41:05.92 ID:ShgJNM+Yo
皇女「よし、みんな今日はここに泊まりなさい! 学校でのレティスのこといろいろ聞かせてもらうわ!」


カーム「はい! 望むところです!」


やよい「あ、あれ、レティスからお城のお話聞かせてもらうためにお城に行ってみようって話だったのに……」


ポメ「どっちもすれば問題なし! お話する代わりにお話聞かせてもらおー!」


王女「そうと決まればお部屋を用意しないとね。どこか空いてる部屋は?」


「あちらの紅薔薇の間が空いております!」


皇女「よし、コーヒー……は眠れなくなるから、ホットミルクを用意して!」


「はい!」


王女「さ、お話しましょうか♪」


紅薔薇の間ーー


レティス【この紙とペンは、ティア先輩からのプレゼント】フンス


王女「お気に入りなのね。確かに筆談なら魔法の暴発はしなさそう」


ロロナ「し、シエラさんは、私のために怒ってくれたり、すごく……その、いい人……です」


シエラ「あ、あれはロロナの悪口を言ってたからつい……!」


皇女「友達のために怒れるのはいいことだよ。アウローラの魔法使いとして誇っていい」ニッ


カーム「レティスさんはとっても学生生活を楽しんでますよ。その紙とペンのプレゼントもそうですけど、先輩とも交流を楽しんでます」


王女「よかったねえレティス」ナデナデ


レティス「……ん、いい学校」ニコッ


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓〜↓5自由行動安価
二日目朝の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/15(金) 22:33:18.72 ID:GBTgj8o9O
アウローラ原産のフルーツ盛りだくさんな朝食に舌鼓を打つ一向
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/15(金) 23:59:13.52 ID:AImrVIwG0
リーケとローラが夜行性でおねむな魔獣達を愛でながらほっこり。凛華も混ざらせてもらう
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/16(土) 00:00:39.07 ID:TrlBrVX9O
朝食の時間に偶然相席になった嵐がウィンに気付く
久々に師匠に会えたのが嬉しいらしく話も弾んだ
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/16(土) 00:05:57.95 ID:DcXTr3m90
外れの森で対人戦で使っても良さそうな魔法を確認するゼーレ

様々な頂クラスの魔法を拝めるとのことで、身内だけとはいえ結構な数のギャラリーに
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/16(土) 10:20:25.73 ID:wSYyNgKEO
城にみんなで泊まったやよい、目が覚めるとポメに抱き枕にされていて色々と妄想ブーストでバグりかける。
目を覚ましたポメに聞いたところ、寝ぼけてやよいのベッドに間違って入ってしまったらしい。
243 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/16(土) 23:15:20.71 ID:v1zWbTGso
夜中ーー


ポメ(おしっこ……)ムクリ


てこてこ てこてこ


ーーーーー

ーーー




朝ーー


やよい「んー……」ムクリ

やよい「んっ!?」


ポメ「すぴー……すよよ……」ギュー


やよい「な、ななな……!///」

やよい(なんでポメちゃんがくっついて寝て!? 前読んだ小説にあった夜這い!?)

やよい「ぽ、ポメちゃん、起きて」ユサユサ


ポメ「ん〜……?」グシグシ


やよい「ここ私が寝てたんだけど、どうしてポメちゃんがくっついて寝てたのかな?」


ポメ「んー、夜中おトイレに起きて、やよいの匂いをたどって、それで寝たから〜……ふああ」


やよい(寮が同室だから匂い覚えられてたのかな……。ちょっと恥ずかしい……///)

やよい「そ、そっか。ご飯用意してあるはずだから、着替えて食堂に行こっか」


ポメ「うんっ」
244 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/16(土) 23:15:50.01 ID:v1zWbTGso
アウローラ城、食堂ーー


カーム「お、おいしいー!」


ロロナ「すごい、みずみずしいね……!」


ポメ「ばくばくばくっ!」ムシャムシャ


やよい「どのフルーツもすごく美味しい……!」


シエラ「ふふん、でしょう」


レティス【アウローラは自然と共生しているから、フルーツ作りにも自信があるんです】


やよい「ホテルの先輩達も食べれてるかなあ……」


ホテル、食堂ーー


クロエ「お、おいしい……!」


ローラ「あわわ……!」


きゅーちゃん「こーん!」パクパクッ


ミトラ「わんっ、わんわん!」モグモグ


ローラ「すごい勢いで食べてる……!」


ヒカリ「すごく甘くて美味しいからね。魔獣も気に入ったんじゃないかな」


アルシェ「ぱくぱくぱくっ!」


ティア【アルシェも気に入ったみたいですね】


ゼレス「ほんとに美味しいです……。はい」スッ


ステラ「あーん」パクッ
245 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/16(土) 23:16:23.67 ID:v1zWbTGso
晶「ほんと美味いな、ここの果物」


楓「うん。栄養たっぷり! って感じ」


ウィン「お、発見〜」ストッ


嵐「し、師匠!?」


ウィン「昨晩クロエさんと偶然会ってね〜。このホテルに泊まってるって聞いたんだ〜」


嵐「びっくりしました……。まさか会えるなんて」


ウィン「せっかく会えたんだから、いろいろ聞かせてもらおうかな〜?」


嵐「はい!」


楓「嵐嬉しそう。よかったねえ」


ーーーーー

ーーー

246 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/16(土) 23:16:57.73 ID:v1zWbTGso
森ーー


ローラ「あ、いましたよ……」コソコソ


リーケ「シャドウベアだ……。夜にしか動かない熊……」


シャドウベア「ぐるる……」


リーケ「よしよし……」ナデナデ


ローラ「あ、夜光蝶も木陰にいますよ。朝日の中の残光も綺麗……」


森の広場ーー


ゼーレ「さて……結界展開!」バッ!


ウィン「おお〜……。これはボクでも破れないなあ」コンコン


ゼーレ「リーケに魔獣を移してもらったとはいえ、森に影響は与えないようにしないといけませんからね。ではヴィーネさんとの戦いのために、魔法をチェックしましょうか」


クロエ「……」ドキドキ


ゼーレ「炎弾【ファイアボール】、頂点【アルティマ】」

ゼーレ「炎ノ頂・焔【インフェルノ】!」ゴッ!


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓〜↓5自由行動安価
二日目昼の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/17(日) 01:02:15.25 ID:Qbmuj0jNO
試合に備えて前もって現地入りしたヴィーネチーム
……だったが、サリアがまた行方不明になったらしくてんてこ舞い
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/17(日) 02:18:41.87 ID:HvjpHArCO
スコールが降り皆びしょ濡れに

ラクリマが意外と大人な雰囲気の下着をつけていてドキドキするノルン
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/17(日) 09:15:07.00 ID:F7IwvKAjO
スコールで服が身体にぴったり張り付いてけしからんことになってしまったイオモミ
恋人のあられもない姿に急いで屋内に避難するが完全にイケない気分になってしまい……
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/17(日) 11:29:38.94 ID:0JMqZcRuO
1年生もスコールで(ry
なおポメははいてなかった模様
このレスのコンマがゾロ目ならカームもはいてない
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/17(日) 11:36:37.83 ID:0JMqZcRuO
>>239、凜華も指定されてるけど反映されてないかな

安価下
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/17(日) 15:31:46.77 ID:nTxDzPt60
悪魔が眠ると言われる心霊スポット的な扱いの洞窟があるらしいのでクロエやステラ+αで探検する
253 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/18(月) 00:36:19.87 ID:0Sf23ZFio
今日は更新なしです

>>251
そうですね、凜華書き忘れてました……
後ろの方で魔獣に夢中になっていると補完しておいてください
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/18(月) 22:46:14.13 ID:Kz+P1LOSO
ちかたないね
255 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/18(月) 23:20:38.33 ID:0Sf23ZFio
すみません、今日も更新なしです!
イオモミのセックスシーンに時間がかかっております…!
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/18(月) 23:28:40.59 ID:lhF6Fz8AO
おつおつ
バストサイズ合計恐らくトップのカップルだからね、仕方ないね
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/19(火) 00:00:37.14 ID:h9WmVd8VO
何度も言うけどイオモミの出番増えたの本当嬉しい
258 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 00:04:21.52 ID:XsmTvm6to
ホテルの前ーー


カーム「あ、せんぱーい!」


クロエ「こっちよ! みんないるわね」


ラクリマ「もう部長じゃないのに、やっぱり後輩のことは心配ですか?」


クロエ「そりゃそうでしょ。カームもやよいも私の大切な後輩。その友達も一緒に来てるんだから、先輩としてしっかり見てあげないと」


ポッ ポッ


やよい「? 雨……?」


ざああああああああああああっっ


ポメ「おわあああああああ!?」


シエラ「スコールよ! みんな一旦室内に!」


ロロナ「わ、分かった……!」


ホテル、ロビーーー


クロエ「びっくりした……。なんだかんだみんな濡れちゃったわね」


ラクリマ「ひゃー。ホテルの人からタオル借りようよー」グッショリ


ノルン「借りてきたよ〜」


ラクリマ「お、ノルンさんナイス!」スケスケー


ノルン「!?///」

ノルン(透け……!? え、紫色……!?///)カアアッ


ポメ「ぶるるるるっ」ブルブルッ


シエラ「ちょっと、雫飛ばさないでよ!」


ポメ「あはは、ごめんごめん。髪が濡れてたからつい」


シエラ「ってあなた下着は?」


ポメ「? つけてないよ?」


シエラ「は!? 女の子なら下着くらいつけなさいよ!」


ポメ「でもあれ窮屈だし……」


シエラ「む、胸が透けてるのよ!」


ポメ「え?」
259 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 00:05:32.87 ID:XsmTvm6to
ポメ「ありゃ、ほんとだ」


シエラ「か、隠すくらいしなさいよ///」


ポメ「でも下も履いてないもん。今更つけたら苦しいよ」ペロン


シエラ「めくらない!///」バサッ!


やよい「ポメちゃん何回言っても次の日には外しちゃうから……」


ポメ「えっへへ〜」


シエラ「褒められてないわよ」


クロエ「……あれ、モミジとイオは?」


ーーーーー

ーーー

260 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 00:07:01.40 ID:XsmTvm6to
♡幕間
  モミジとイオの……♡


ホテルの前で一度合流しようとのことで、旅行の参加者はみんなホテルの外にいた。
そこに突然のスコール。バケツをひっくり返したかのような大雨に、メンバーは全員びしょ濡れとなった。
それはモミジとイオも例外ではなく、暑さのために薄着をしていたことも災いし、肉感的な肌が透け、下着もくっきりとシャツに貼り付いてしまっていた。
それにいち早く気づいたのはモミジで、他の人にイオの扇情的な姿を見られまいと自室まで急いで戻ってきていた。

「あはは、降られちゃいましたね」

濡れて肌に貼り付いたシャツを引っ張り上げながらイオが笑う。
その下の明るいオレンジの下着もしっかりと主張しており、モミジは視線をそむけた。

「き、着替えよっか。私もびしょ濡れだよ」

持ってきたマジックケースに魔力を込め、洋服を収納しておいたクローゼットに変化させる。旅行に必須の圧縮魔法の一種だ。
その中からテキトーな服を取り出すと、さっそく濡れた服を脱いでいく。

「……モミジちゃん」

上を脱いだところで、イオから声がかかる。そして背中に柔らかく暖かな感触。

「知ってますか? 濡れて冷えた肌を温めるには、温風魔法よりも人肌の方が効果が高いんですって」

前に回された腕が優しく抱きしめてくる。
必然、密着度は増し、背中の二つの柔らかな感触がむにゅりと形を変える。

「イオ……ちゃん」

「えへへ……モミジちゃん」

確かにジワジワと体温が増している感覚はある。
だが多少濡れた程度で、こうまでして体温を上げる必要はない。
それはつまり体温を上げるというのは口実で……。
そこに思い至ったモミジはイオに腕をほどかせるとゆっくりと振り返り、そして優しくイオをベッドへと押し倒した。
261 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 00:07:29.65 ID:XsmTvm6to
「イオちゃん……っ」

体温とは別の高まった感覚。その感覚に身を任せ、キスの雨を降らせていく。

「ん、んぅ、ちゅ、んむ……」

「はぷ、んっ、ちゅ、ん、ふ……っ」

二人の大きな胸が押し潰され、キスを交わすたびに柔らかく形を変える。
着替えるために二人はシャツを脱いでおり、上半身は既に下着姿だ。
雨はその素肌まで濡らしていたが、上気した体温によりむわっとした水蒸気に変わりつつあった。

「れろ、ぐちゅっ、ちゅぷ、ちゅむ……!」

「んぶ、れお、れろぉ……んく、ちゅうう……っ!」

それすらも意に介さず二人は舌を絡ませ合う。
赤くうごめく舌が口内を蹂躙しあい、息苦しさと興奮とがないまぜになった赤い顔で二人は見つめ合う。

「イオちゃん、好き、好きだよ」

「わたしも、モミジちゃんのこと大好きです……!」

その言葉が鼓膜を揺さぶり、胸の奥から幸せな暖かさが広がる。

「イオちゃん、ここ濡れてる」

ついと指を胸の谷間に滑らせる。ブラジャーでしっかりとした谷間になったそこには、先程の雨と今の情事でかいた汗とがブレンドされた水たまりができていた。

「あっ、うう……。汗かくとそこに溜まっちゃうんです……。モミジちゃんはなりませんか?」

「なるよ、よくわかる」

しみじみと呟くと、おもむろに舌を這わせる。

「ひゃっ!?」

モミジの舌の上に生暖かな液体が広がり、塩気の強い匂いが鼻へと抜ける。不快ではなく、むしろ癖になってしまうような感覚だった。

「濡れたのそのまんまにしてたら風引いちゃうからね」

れろ、れろ、と舌が動く。
くすぐったさと恥ずかしさでイオは顔を赤くし、目元を手で覆って耐えていた。
262 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 00:08:03.57 ID:XsmTvm6to
「ぢゅう……顔、隠さないで。イオちゃんの顔見たいよ」

「やっ、だってぇ……! そんなところ舐めるからぁ……!」

腕を掴んで避けてみると、抵抗されることなく顔が晒される。
そこには潤んだ瞳で息を荒くした、切なさを感じる表情があった。
その扇情的な表情に、モミジは息を呑む。

「イオちゃん……っ」

グッと背中まで手を伸ばし、ひと思いにブラジャーのホックを外す。
ブラジャーを剥ぎ取ると、ばゆんと大きく双丘が弾み、固くなった桃色がツンと頂点を向いた。
平均程度の身長と、それには似つかわしくないあまりにも大きな胸。
濡れた下着に包まれていたせいで全体的にしっとりとしており、手を伸ばして触れればまるで吸いついてくるかのような錯覚を起こす。

「はっ、ん……!」

固くなっている頂点をこねると、一際高い声で反応を見せる。
その声をもっと聞きたくて、もう片方の頂点に唇を寄せる。

「……かりっ」

「んくぅぅうっ!?」

少し歯を立てて噛めば、さらに高い声。
とろけたように口が半開きになり、その端からよだれが垂れている。

「ううう……! も、モミジちゃんも脱いでください!」

ホックを外されると、そのままブラジャーが腕から抜かれる。
ピンと立ち上がった先端はイオのものに劣らない程固く充血しており、一目見れば興奮していることがわかる。
肌を寄せ合えば互いの乳房が柔らかく形を変え、こりこりと乳首が弾きあう。
それでも顔を近づけ、再び唾液を交換する。

「はぶ、んっ、ひゃっ、あっ、ぁあっ!」

「ぢゅぷ、れろお、んくっ、あ、んんんっ!」

二人の矯正がシンクロし、部屋の中に響き渡る。
モミジの舌がイオの舌裏をなぞり、そのぞくりとした快感にイオが背中を反らせる。そしてイオの乳首とモミジの乳首が勢いよく弾かれ、それが最後の引き金となった。

「ふあっ、ひゃっ、あっ、あああああああああっ!」

「ああっ、わ、ひやああああ……っ!」
263 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 00:08:32.01 ID:XsmTvm6to
びく、びく、と数度震え、抱き合っていた腕からゆっくりと力を抜く。

「ふあああああ〜……」

「は、はっ……」

二人ともトロンとした顔で互いを見つめ、未だ熱に浮かされている様子だ。
それでもゆっくりと意識がはっきりとし始め、モミジとイオは自分の格好に視線を落とす。

「これ、いらない……」

「ん……」

濡れたズボンとスカート、それぞれ種類は違えど下半身を包んでいた洋服を脱ぎさり、そしてそのまま下着も下ろしていく。

「あは、イオちゃん濡れてる」

雨ではない液体で濡れたそこを見つめ、ペロリと舌なめずり。
横になったイオの顔の上に跨り、その大きな胸をお腹の上に滑らせながら秘所へと顔を近づける。

「モミジちゃんも濡れてますよ」

眼前に潤んだ秘所を晒されたイオも顔を近づけていく。
そして同時にそこへと口づけた。

「んっ!」

「ああっ!」

ぐじゅっと液体をかき分ける音と共に、舌が暖かな液体に馴染んでいく。
下半身に感じるびりびりとした快感と共に、互いのお腹に柔らかい双丘の感覚が伝わってくる。ぷるぷると震えるそれの中心にはしっかりとした固さがあり、その感触も快感のブーストとなる。

「はぶっ、ぶじゅ、れろ、あっ、んくぅっ!」

「あっ、ああっ! れろおっ、ちゅ、ぢゅううっ」

気持ちよくしてくれた分だけ気持ちよくなってほしい。その思いだけが二人の行動を支配する。
一度軽く達した二人の限界は近かった。
互いが互いを高めあい、きゅんきゅんとお腹の奥底が反応する。

「ひっ、はっ、ああっ! ぢゅう、れろ、ちゅぶぶっ! もう、もうわたし……!」

「やあ、あっ、んんんっ! ぐぷっ、ちゅうう、れろぉ……! わたしも、いき、ます……! あああっ!」

きゅうううっと二人の膣内が大きくうねる。
そして。

「ひぐっ、あ、ひゃああああああああああああっ!!!」

「やっ、あんっ! ふああああああああああああああっ!!!」

腰が跳ねる。視界がチカチカと明滅する。体が言うことを聞かない。
何分か、あるいは何秒かその感覚に体を支配させ、気づいた時には、互いの手を握っていた。

「すごかった……です……」

「うん……」

濡れた服は放り投げられ、ベッドのシーツにも湿気が移っている。
その惨状を目にして、二人はくすりと笑った。
264 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 00:09:05.57 ID:XsmTvm6to
モミジ「お部屋のシャワー使って汗流そっか。もう自由時間ってことになってるから、ゆっくり着替えたあとで観光に行こう?」


イオ「はい。せっかくなので一緒に入りませんか?」


モミジ「うん、いいよ。私も誘おうと思ってたところ」


イオ「では着替えを用意しますね」


モミジ「分かった。濡れた服はこっちの袋に入れておくから、あとでコインランドリーかなんかで洗おうね」


イオ「はい!」


ーーーーー

ーーー

265 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 00:09:39.41 ID:XsmTvm6to
スタジアムーー


ヴィーネ「久しぶりに来たわ、ここのスタジアム」


茜「私達の本拠地じゃないですからね〜」


ヴィーネ「さ、ここの魔力に慣れるためにもちょっと体動かしておきましょうか。サリアもそれでいいわね?」


茜「サリアならさっきお手洗いを見つけてそこに……あっ!!」


ヴィーネ「普段こないスタジアムのお手洗いなんかいったら迷うに決まってるわ! 探さないと!」


茜「そこのお手洗いに入ったよ〜。見失ってないはずだけど〜……」


ヴィーネ「ひとまず入ってみましょう。居ればそれで良しよ」チラッ


しーん……


ヴィーネ「いない!」


茜「なんで〜!? テレポート魔法みたいにいなくなるのやめてよ〜!」


ーーーーー

ーーー

266 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 00:10:35.55 ID:XsmTvm6to
クロエ「スコールはもう降らないかしら……」キョロキョロ


ステラ「もうここまで来てしまいましたし、雨の心配はしなくていいのではないでしょうか」


クロエ「それもそうね……」


ヒカリ「ここが悪魔のいるって噂の洞窟か……」


ノワール「悪魔って聞いて来たけど、どうなんだろう。ホントなのかな」


イリス「それを確かめに来たんですよ。さあ、入りましょう!」


ローラ「きゅーちゃん、明かりをお願い!」キンッ


きゅーちゃん「こんっ! ぶおおおっ!」ゴオオッ


ゼレス「では私も神聖魔法の明かりで照らしますね」ピカ−ッ


サリア「む!? ま、眩しい!」


ゼレス「さ、サリア選手!? なんでここに……!」


サリア「明日の試合に備えて前日入りだ。スタジアムの前まではヴィーネさんや茜さんといたのだが……」


ステラ「ここだいぶスタジアムと離れてますけど……」


ゼレス「ママには連絡しておきます。ここで迷子になられても困りますし、とりあえず私達と一緒に行動しませんか?」


サリア「そうだな……。ここからスタジアムへの戻り方も分からないし、素直に付いていこう」


クロエ「思わぬゲストね……。さあ、そうと決まれば出発よ! 行きましょう!」


コンマ↓
偶数 何もない
奇数 悪魔に関係するものを発見(改めて発見したものを安価で募集します)
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/20(水) 00:11:43.90 ID:+aGG5tc2o
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/20(水) 00:25:44.49 ID:nMFSAb9LO
やっぱ巨乳っ娘同士の百合でおっぱいや乳首をくっ付け合うのは至高
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/20(水) 17:44:08.74 ID:qtvbofHGO
ゼーレvsヴィーネは完全に自動戦闘なのかな

魔王のように頂クラス魔法を連発する相手にトッププロが勝利して人類奮い立たせるルートがあっても良い気がする
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/20(水) 18:07:45.17 ID:QFnozG110
というか競技のルールに則って戦うならヴィーネ側に分がありそう
271 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 20:13:28.13 ID:XsmTvm6to
てくてく……


イリス「どうです? 何か感じますか?」


ノワール「うーん……特には感じないよ」


クロエ「そうね、強い魔力も感じないわ」


ヒカリ「悪魔のいる洞窟っていうのはただの噂だったのかなあ」


ローラ「あ、くま」


ステラ「え?」


ローラ「シャドウベアだよ。夜行性の熊さん」


シャドウベア「ぐるる……」


ローラ「ごめんね、ここはあなたの巣だったんだね」ナデナデ

ローラ「シャドウベアは温厚で、涼しい陰を好むの。だから昼間はこういう洞窟とかでジッとしてることが多いんだ」


クロエ「そうだったの。お昼寝の邪魔しちゃ悪いし、出ましょうか」


ローラ「うん。ばいばい、シャドウベアさん」バイバイ


シャドウベア「ぐるっ」バイバイ


ゼレス「おっと、じゃあこの魔法も消して帰った方がいいですね。明かりは必要最低限でいいでしょう」フッ


ーーーーー

ーーー

272 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/20(水) 20:14:00.88 ID:XsmTvm6to
スタジアムーー


クロエ「というわけでサリアさんをお連れしたわ」


ヴィーネ「ありがとう、ほんとに助かったわ」


茜「目を離したの一瞬なのに、洞窟まで行ってたなんてね〜」


サリア「す、すみません」


ゼレス「ヴィーネさん、アートルムさんは強いですよ」


ヴィーネ「うん、分かってる」


ゼレス「……頑張ってください。応援してますから」


ヴィーネ「……うん! ゼレスちゃんに応援されたら百人力よ!」


現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓〜↓5自由行動安価
二日目夜の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/20(水) 20:22:25.35 ID:luhPZ3KoO
翌日のゼーレVSヴィーネが楽しみすぎてホテルの部屋でマホリオ談義に興じる楓チーム&ウィン
夜のテンションからか途中から恋愛トークにも発展し色々赤裸々に話すが、楓が少し席を外した辺りで『恋人にベッドで勝てない者達同士』として三人の作戦会議が行われた模様
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