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【安価】ウィン「リリウム魔法学校へ! 7……ナナ?」【百合】
- 334 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/26(火) 20:39:25.24 ID:sBX+oMrT0
- はい
- 335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/26(火) 20:41:55.31 ID:sBX+oMrT0
- うーん低空飛行……
- 336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/26(火) 20:49:01.65 ID:LAP30XQeO
- 32 vs 152 は流石に決まったか?
- 337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/26(火) 20:49:39.38 ID:LAP30XQeO
- 32 vs 152 は流石に決まったか?
- 338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/26(火) 20:50:39.84 ID:LAP30XQeO
- すまん書き込み失敗したと思ったら書き込めててダブった
- 339 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/27(水) 01:03:40.82 ID:Kn4xItJ/o
- ヴィーネチーム 168/200
ゼーレチーム 48/200
アイリス「あなたは戦わないの〜?」
サリア「私はやられないことが大事なポジションだからな。下手を打って巻き込まれるわけにはいかない」
アイリス「……もしかして大将が戦うのって危険?」
サリア「そうだな。一つのミスでチームの負けが決まる。それがマホリオだ」
アイリス「あちゃ〜……。うちのチームゼーレしか戦えないからなあ……」
サリア「ただそのアートルムも……」チラッ
ゼーレ「双隕石魔法【ツインメテオ】!」ゴオッ!
茜「腕進化魔法【エヴォ・アーム】」ゴッ!
ヴィーネ「巨大聖弾【セイントボール】!」カアッ!
ゴシャッ! ゴシャアッ!
ゼーレ「く……!」
サリア「……あの二人相手では分が悪そうだ」
トワ「ガルルォオッ!」
サリア「防御魔法【シールド】!」ガキイッ!
トワ「グ……オ……!」グググ…!
トワ(完全に死角だったはず! それにこの速さが目で追える人間などそうそういない……! なのになぜ防がれた!?)
サリア「他の未来視使いがどうかは知らないが、見えなくなってからも調整は続けていた。未来視が使えなくなったあの日ならまだしも、今の私は数秒先なら見ることができる」
アイリス(今の攻防、どっちも致命傷にはなってないけど完全にこっちが押されてるよね……。どうしよう……)
ヴィーネチーム↓コンマ
ゼーレチーム↓↓コンマ
- 340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/27(水) 01:05:31.94 ID:WiLWN7fFO
- おわ?
- 341 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/27(水) 01:10:11.93 ID:wGdDdLtKO
- 負け確だけどせめて最後くらいは良いコンマで・・
- 342 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/27(水) 01:28:42.03 ID:q9pHwaQf0
- 全部反転コンマにしてもヴィーネチームの勝ちだから完敗だなあ……
- 343 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/27(水) 17:27:36.21 ID:gs2st3rPO
- この決着をどう描写するのか気になる
- 344 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/27(水) 19:55:39.42 ID:Kn4xItJ/o
- ヴィーネチーム 262/200
ゼーレチーム 141/200
ゼーレ「強い……ですね」
ヴィーネ「恐縮です」
ゼーレ「もしこれを凌げるのなら……きっと魔王にも勝てるでしょう」
サリア「! ヴィーネさん!」
ゼーレ「原初にして終末なる魔法【オリジン】」
ゼレス「ママ! 負けるなーーー!!」
ヴィーネ「天聖魔法【アマテラス】!!」
ゴアアアアアアアアアアッッ!!!
茜「サリア! 腕神化魔法【ネオ・アーム】!」ズガガガガッ!
トワ「ご主人! アイリス殿!」バキキキキィッ!
しゅうううううううう……
ヴィーネ「まだ、まだ……!」ガクンッ
ヴィーネ「な……」ブルブル…
ヴィーネ(魔力の放出のしすぎで力が……!)
ゼーレ「ふふっ、動けないんですか、ヴィーネさん」ユラ…
ヴィーネ「う、おおおおお……ッッ!」ギリイッ!
ゼーレ「私もです」ポテッ
ヴィーネ「え……」
ゼーレ「あの魔法を防がれたんなら、もうできることはないですよ……」
茜「……」ザッ
ゼーレ「ふふ、茜さん……でしたね。流れ弾とは言え、あれを防ぎ切るとは大したものです。それにまだ動けるなんて……」
ゼーレ「ああ……降参です」
- 345 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/27(水) 19:56:32.24 ID:Kn4xItJ/o
- 審判「し、試合終了!! 勝者……!」
茜「……立ってください、ヴィーネさん」グイッ
サリア「肩、貸しますよ」グイッ
ヴィーネ「お、おお……悪いねー」
審判「ヴィーネチーム!!」
わああああああああああああっ!!!
『連発される神級魔法! その魔力から放たれた最大の魔法! その全てを凌ぎきったのはヴィーネチーム!』
『あれだけの魔法、おいそれと出せるものではありません! おそらくは本物のゼーレ・レジェンダリア・アートルムなのでしょう! しかし! しかしっ! 勝ったのは人類です!』
わあああああああああああああっっ!!!
樹「拡声魔法【スピーカー】。あーあー、マイクテストマイクテスト」
ざわざわ……
樹「皆様、はじめまして。私、リリウム魔法学校の校長、樹・ユグドラシル・リリウムです」
樹「まずは全世界の方にお伝えします。こちらの方々は間違いなく、あの伝説の魔法使いです」
ざわっ
樹「神社仏閣の密集地にアートルム神社があるのは知る人ぞ知るところですが、マホリオ協会の会長や密集地の分析官などのご助力により、確かに数千年単位で眠っており、そして現代に復活したと確証が取れました」
おおおおー……!
樹「そして、5ヶ月前の3月31日。魔界からの侵略がありました。あれは過激な新興宗教でも、大規模なイタズラでもなく、本当に魔界から魔王が手を出してきたのです」
樹「この情報もまた、各地に散らばる高名な魔法使いは既に察していました。ですが、それを認めれば無駄に混乱を生むだけだと判断し、今まで情報を伏せていたのです」
- 346 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/27(水) 19:57:34.39 ID:Kn4xItJ/o
- ざわざわ……
樹「来年の3月31日、魔王はまた侵攻に来るとメッセージを残しています」
樹「ですが恐れることはありません。皆さんはたった今目撃したはずです」
樹「魔王と同等の力を持つ伝説の魔法使い達と、人類の最強トリオ。そのマホリオの結果どちらが勝利したのか」
ざわざわ……!
樹「我々人類は負けません。全ての魔法使いが協力すれば、魔界からの侵攻など恐れるに足りません!」
王女「はいはーい、アウローラ王女ですよー」
皇女「皇女もいますよー」
王女「私達アウローラ王室は、彼女達アートルムを支援することを決定しました! これからはね、みんなで支え合って魔界からの驚異に備えることにしたんです!」
おおおおー!
皇女「各地のトップ魔法使いも、魔界からのメッセージについて考えることはあったみたい。アートルムがここで戦うってなってから、連絡がひっきりなし! しかもそのほとんどが一緒に戦わせてほしいって連絡なの!」
王女「さあみんな! 最高のマホリオを見せてくれた二組に拍手! そしてみんなで頑張ろー!!」
わあああああああああああああああっっっ!!!!
ーーーーー
ーーー
ー
- 347 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/27(水) 19:58:03.36 ID:Kn4xItJ/o
- リリウム魔法学校ーー
パッ
クロエ「っと……。私でテレポートしたのは最後ね」
ゼーレ「では魔法陣を閉じますね」ガリガリ
クロエ「一躍世界一の有名人ね。これから大変よ」
ゼーレ「いえ。私の方こそ勇気づけられてしまいました。まさか今の魔法使いがここまで強いなんて……」
ゼーレ「大丈夫です。人類は魔界に負けたりしません!」
クロエ「ええ、絶対に負けないわ!」
樹「はいはい、みんな旅行お疲れ様。私はスピーチのためだけに行ったけど、みんなは疲れてるでしょう。明日からは二学期が始まるから、しっかり休むこと。いいわね?」
はいっ!!
ーーーーー
ーーー
ー
二学期が始まりました
現在の目標
・スキア救出の用意をする
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
二学期は9月〜12月までの4ヶ月です(年末にはお休みになります)
1ヶ月を4週間として行動します
1/16回目の行動です
- 348 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/27(水) 20:53:03.34 ID:+76ZFu06O
- 天界及び神聖魔法についての授業
- 349 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/27(水) 21:19:08.63 ID:BWsNKjZ4O
- 1年目の悩み解決のような明確な目標がないから何を取れば良いのか分からなくなってきたところある
安価下
- 350 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/27(水) 21:41:00.04 ID:Kn4xItJ/o
- 現在の目標に書き忘れてました!
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
この2つも目標となります
また、クロエ達の進路も確定させていきます
基本的には進学か就職かになりますが、本編には直接関わらないと思いますので(どうしても学生生活後の話になってしまうため)、ふんわりと考えてもらう程度で大丈夫です
- 351 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/01/27(水) 22:27:41.14 ID:O0Dh8A25O
- 学外対抗戦に向けて特訓に励む楓チーム、精神面を見直すために晶の実家で修行することに(なお半ば親御さんへの挨拶みたいな形になってしまう模様)
そういえば晶の両親について少し前のスレで『晶や時雨は武道の家系なので両親は婦妻ではなく夫婦の可能性あり』みたいに言われてたけど
・世界観的に男は身体能力、女は魔力に秀でているがたまに身体能力に優れた女性もおり(逆も然り)晶の親がそのパターン
・実は晶の父親の嗜好が、百合の間に入る男を絶対に滅殺するレベルの百合愛好家
みたいなのにするのどうだろ
- 352 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/27(水) 22:45:34.50 ID:vdVAVt3qO
- 恋人同士になってからというもの、良くも悪くもラクリマに振り回されてドキドキしっぱなしだったノルン。ここ最近は不眠気味になっていた(ノルン基準)が溜まってた眠気が一気に来たのか1日ぶっ通しで爆睡してしまう
ラクリマ、休日で授業が無く、仕事の予定も入っていなかったので一日中ノルンと添い寝する事に
なお薄着のラクリマに抱き枕にされている状態で目覚めたノルン
- 353 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/27(水) 22:52:44.43 ID:q9pHwaQf0
- ヴィーネの力も借りて神樹を育ててみる神聖ズ
このレスがゾロ目なら神樹が完全復活
- 354 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/27(水) 22:56:30.30 ID:v1hSdmlAO
- ウィンがナナにアウローラ土産を渡したりお互いに恋人成分補給。
その時にウィンの魔翌力が不自然に減少していることや自分ではない身体接触の形跡にナナが気付き、一人で行ったこともあって危うく修羅場になりかける。
アンモビウムのことを話してどうにか誤解は解けるも『魔翌力補充です』『ウィンはそちら方面弱すぎるので特訓です』『というか花にされたこと全部上書きします』と理由を並べ立てられて一日中泣かされる羽目に。
……翌日が試合はおろか練習すら無い休日だったのが唯一の救いだったとか
- 355 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/28(木) 01:04:29.90 ID:aFclPfOrO
- ノルンとラクリマは学校では部屋がバラバラなはずだけど>>352は採用できるの?
- 356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/28(木) 09:27:28.14 ID:siGvwLL/O
- ノルンと同室の子(モブ)がラクリマを見つけて、ノルンが部屋で寝てること教えてごゆっくりー的な流れとかどうよ
- 357 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/28(木) 11:51:43.64 ID:nWQTSq4Lo
- >>352は>>356のように書こうと思ってます
>>351さんの言うように百合好き父親説もいいのですが、このスレに男性を登場させても良いでしょうか?(ローラは最初父がいるように書いていましたが…)
茜やノワール、時雨や晶など身体能力に優れた女の子も多くいるので、両親とも女性でも書けるのですが、どうでしょうか
- 358 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/28(木) 13:32:50.83 ID:aFclPfOrO
- 最終的には>>1が書きやすいように書くのがいいんじゃないかな
- 359 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/28(木) 16:27:35.94 ID:3+IsOWHaO
- ラブライブのほのパパみたいに、基本無言で個性を極力ださないようにするとか
- 360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/28(木) 16:32:08.88 ID:sU8btDPXO
- 百合を守る・見守る男だと神バハやグラブルのオーウェンみたいなポジションが浮かんだ
あれもアンを守りつつもアンとグレアの百合空間に介入しないし(特に公式5コマ)
- 361 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/28(木) 19:21:56.42 ID:2D4SyDTmO
- 道場師範だろうし、めっちゃ厳格そうな父親が腕組みしながらジッと修行風景を見守っている……と見せかけて実は娘達(将来の義理の娘候補含む)の百合空間を網膜に焼き付けてるとかだと面白い
他の門下生(男)が近付こうとしたら眼力と覇気がマシマシになって無言で追い払うとかも
- 362 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/28(木) 19:50:14.86 ID:BMhanbBgO
- 男を出すことに固執する必要は無いと思うが、敢えて出すなら>>359と>>361の合わせ技のイメージ
- 363 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/29(金) 22:15:50.33 ID:MG70obXJo
- 教室ーー
「かつて魔界と天界は大きな戦いをしており、ちょうどその力が均衡する場所に人間界が生まれたと言われています」
「そしてその後、魔界は人間の負の感情を、天界は人間の正の感情を好むことを自分たちで理解し、生まれた人間達がそういった感情を持つようにちょっかいをかけていたんですね」
「それから長い時間が経ち、人間界が独自の進化を遂げるにつれ、魔界も天界も手を出せなくなっていきました。というのが通説でしたが……」
「どういうことか、魔界は人間界に直接手を出せるようになっていたようです」
楓「天界は助けてくれないんですか?」
「はい。天使が通れるゲートのようなものを開く魔法が存在しないので、こちらに干渉できないようです」
「ただし、天界の力を人間に分け与えてくれています。トッププロのヴィーネ選手や、下級生のゼレスさん、カームさんがそうですね」
クロエ(なるほど……。天界の神様が直接助けてくれてないのは、力を送るので精一杯だったからなのね)
「神聖魔法は“退ける力”に秀で、天界からの力を借りるため他の魔法よりも強力です。同じく闇魔法も魔界の空気に近しいもので、魔力に対して“飲み込む力”を大いに発揮します」カッカッ
「そしてーー……」カッカッ
ーーーーー
ーーー
ー
- 364 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/29(金) 22:16:23.71 ID:MG70obXJo
- 神樹ーー
ヴィーネ「おお、これが神樹なのね」
ゼレス「私達が魔力を送って育ててますが、中々大きくならなくて……」
リーケ「ヴィーネさんの魔力もあれば育つ……かも」
ヴィーネ「やってみましょう!」キュイイ…
ゼレス「ふ……!」キイイ…
カーム「むむむ……!」ググ…
むくっ むくむくっ
ゼーレ「私も……」キュウウ…
ずおおおおおおおおっ!
アイリス「うおおー! めっちゃ伸びた!」
ヴィーネ「うーん、でもまだ本物の神樹には及ばない感じ?」
リーケ「う、うん……。神樹はもっと大きい……」
カーム「もっとですか……」
ゼレス「でも魔獣はよく集まるようになってますよ。魔獣にはここが心地良い場所だってわかってるんですね」
リーケ「うん……魔獣が幸せなら嬉しい……」ホッコリ
ーーーーー
ーーー
ー
- 365 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/29(金) 22:17:20.03 ID:MG70obXJo
- 晶の実家ーー
楓「たのもー!」
嵐「失礼します」
晶ママ「………………」ゴゴゴゴゴゴ…!!
楓「ヒエッ」
晶「ママ、その眼やめてよ。慣れてない人は怖いんだから」
晶母「おかえり、晶。そちらが……」
晶「ああ。二人ともアタシの彼女だ」
晶母「あらあらまあまあ! うちの晶と仲良くしてくれてありがとうねえ!」ギュー!
嵐「わぷっ」
晶ママ「……」タラ…
晶ママ「厶……鼻血が……。私もまだまだ精神修行が足りないな……」ハアハア
晶「これから時々道場に顔出すよ。みんなに混ざるから、一緒に修行をつけてくれ」
晶ママ「ああ。今は午前の部が終わるところだな。午後から混ざるといい」
晶母「それまでご飯にしましょう! わたしがこの道場の食事を作ってるの。良い体、良い精神は良い食事から、よ!」ニコッ
楓「わーい! ごちそうになります!」
晶「母さんは昔和食の食事処で働いてて、ママに会ってからはスポーツ医学も勉強したんだ。だから美味いし栄養もバッチリのご飯が食べられるよ」
晶母「腕に寄りをかけて作るわよー!」オー!
晶ママ(元気いっぱいで可愛いな)キュン
ーーーーー
ーーー
ー
- 366 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/29(金) 22:17:59.79 ID:MG70obXJo
- 真壁道場ーー
晶ママ「じっと向き合うんだ。そして相手の目を見る」
楓「……」ジッ…
嵐「……」ジィ…
晶ママ「仕掛けられるタイミングだと思ったら仕掛けていい。では始めてくれ」
楓「………っ」ゴクリ
嵐「…やあっ!」
ぱあんっ!
楓「!」
晶「あらら」
晶ママ「頭の風船を割られたか。実践なら致命傷だな」
楓「ほんとにこんなチャンバラで強くなるのー?」
晶「相手の目を見て、動きに出遅れないことが大事なんだ。機先を制すってやつだな」
晶ママ「晶、お手本を見せてあげなさい」
晶「オッケー。嵐、いいか?」
嵐「おう」
晶ママ「はじめっ!」
晶「……」ス…
嵐「……や」パァン!
嵐「……え?」
楓「お、おおー……」パチパチ
晶「ここまでのことはできなくても、相手の目を見て何を狙ってるかくらいは分かるようになるよ」
楓「おーし、嵐! もっかいやろう! ママさん、指導お願いします!」
晶ママ「ああ!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 367 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/29(金) 22:18:27.52 ID:MG70obXJo
- 寮ーー
ラクリマ(ノルンさんどこにもいない……。部長会議のことで話があったんだけどなあ)テクテク
「あ、ラクリマさん」
ラクリマ「?」
「私、ノルンちゃんと同室なんだけど、ノルンちゃんずっと寝てて……」
ラクリマ「あ、そうなの?」
「それでね、ラクリマちゃんさえ良かったら添い寝とかしてあげてくれないかな?」
ラクリマ「添い寝……」
「ここのところ疲れてたみたいでさ、ぐっすりなんだ。ラクリマさんが添い寝したらきっと疲れも吹き飛ぶと思うんだよね」
ラクリマ「あれ、でもあなたはお部屋に私がいても平気なの?」
「いやいや、むしろお邪魔にならないように友達のお部屋に行くよ。それじゃあね!」
ラクリマ「添い寝かあ……」
ノルンの部屋ーー
ラクリマ「失礼しまーす……」キイ…
ノルン「すう……」
ラクリマ(かわいい……)
ぽふっ ぎゅっ……
ノルン「んー? ん〜……」ギュウ…
ラクリマ「わわ……!」
ラクリマ(しあわせ……)ウトウト
ラクリマ「……くう、くう……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 368 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/29(金) 22:19:14.55 ID:MG70obXJo
- ノルン「ん……っ」パチッ
ノルン(あー、この感覚は久々に一日中寝てたな〜……)グシグシ
ノルン「……」
ラクリマ「ん……」モゾ…
ノルン「……えっ!?」
ラクリマ「……あ、ノルンさん起きたあ……」
ノルン「な、なんでラクリマさんがここに〜……!?」
ラクリマ「来てみたら寝てたから、添い寝してた!」
ノルン「うう〜、心臓に悪いよお〜!」
ーーーーー
ーーー
ー
同室の子(は〜〜ラクノル好き〜〜〜)
- 369 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/29(金) 22:20:21.05 ID:MG70obXJo
- 大学寮ーー
ウィン「ナナ〜っ!」ギューッ!
ナナ「きゃっ! ウィンさん〜!」ギュー!
ウィン「ナナだあ……」クンクン
ナナ「ち、ちょっと、匂い嗅がないでくださいっ!」
ウィン「ナナ成分を全身で吸収してるのー」ギュギュー
ナナ「もう……。……ん?」ピクッ
ナナ「……ウィン、これなんですか? 締め跡?」
ウィン「あ、あ〜……これはその……」
ナナ「というか魔力減ってますよね。何があったんですか」ゴゴゴゴ…
ウィン「こ、これはアウローラに行ったとき、花の悪魔にやられたの〜! ナナが考えてるようなことは何もないよ〜」
ナナ「そうですか、花の悪魔が……」
ナナ「……がぷっ」
ウィン「ひっ!?///」
ナナ「……ちゅぱ……。うん、ここは上書き完了ですね」ヌギヌギ
ウィン「あ、あの? なんで脱いで?」
ナナ「減った分の魔力補充です」
ウィン「あ、明日も休みだし試合までには回復するんじゃないかな〜?」
ナナ「ウィンはそちら方面弱すぎるので特訓です」
ウィン「ご、ご遠慮願えないかなあ」
ナナ「というか花にされたこと全部上書きします」
ウィン「……ハイ」
ーーーーー
じゅぷじゅぷじゅぷ!
ウィン「ああ゛っ! やあ゛あ゛っ!! ごわれ、ごわれちゃうっ! やめで、やめ、あ、あ、あ゛あ゛あ゛あああああああああっっ!!!」ビクンッ‼
じょぱっ! しょわわわわわわ……
ナナ「ふふふ、一人で行って体を好きにさせるなんて、許せないですよねえ」コリコリ
ウィン「イ゛っでる、もお゛イ゛っでるからあ゛っ! ふ、う゛う゛ぅぅぅぅ!!」ガクガクガクッ!
- 370 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/29(金) 22:20:52.49 ID:MG70obXJo
- ーーーーー
ーーー
ー
クロエ「神樹のこともニュースになってるわねえ」
ローラ「あの一帯は神樹を植えるってなった時にリーケ魔獣チームが買い取ったから、安心していいよ」
ヒカリ「ボクもたまに行って魔力注いでるけど、プロやゼーレさんがやると成長が早いね……」
現在の目標
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・スキア救出の用意をする
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
9月第2週
2/16回目の行動です
- 371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/29(金) 22:43:17.48 ID:orBlVY/YO
- 久々にエミールのパルプンテ……ではなくゼーレが興味本位で発動(アーカイブにも詳細不明としか記述されていなかった為)。巻き込まれた二人が記憶なども含めて5〜6歳程の年齢に若返ってしまう
樹によると、エミール以上に基礎魔翌力が高いのか2週間ほど効果が続いてしまうとのこと
このレスのコンマで巻き込まれる人二人
コンマ一桁
1 ステラ
2 舞
3 ナミネ
4 レナ
5 晶
6 ノワール
7 ティア
8 ローラ
9 アイリス
0 ゼーレ
コンマ二桁
1 ゼレス
2 凜華
3 デン
4 嵐
5 楓
6 イリス
7 アルシェ
8 リーケ
9 ヒカリ
0 クロエ
- 372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/29(金) 23:08:06.06 ID:1aP8n3E70
- ヴィーネが使う神聖・球を自分も真似できないかと特訓するゼレス……が、何度やってもふわふわ漂うサッカーボールサイズの球体しか生み出せない。しかし神聖魔法としての性質は持っているので防御や設置罠としては使えそう?
- 373 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/29(金) 23:14:48.82 ID:/kxgi0VVO
- 実験デートにエミールを誘うも用事があるとのことで断られてしまった橘花、手持ちぶさたなので街を出歩くと偶然エミールを発見
声をかけようとするが元オカルト研究部副部長と楽しそうにデートしているように見え、色々な感情がないまぜになって橘花はそこから立ち去ってしまう
実はエミールは今月末に迫っていた橘花の誕生日プレゼント選びのために副部長に付き合ってもらっていただけなのだが、自分の誕生日にすら無頓着な橘花は気付くことは出来なかった
- 374 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/29(金) 23:18:27.95 ID:Kk3J7WQJO
- 学外対抗戦に出場するチームを集めてミーティングを行う。合同練習の予定を組んだり、他校の要注意チームの情報を共有したりなど
- 375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/29(金) 23:51:14.92 ID:HmviQTKSO
- ローラと嵐がロリ化?幼少期の描写があったかどうかちゃんと読めてないから自分は取れぬ
安価下
- 376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/29(金) 23:52:47.09 ID:Gr2PpDd10
- 今年の文化祭は何をするか話し合う一同
- 377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 00:50:39.71 ID:ApJRM0OmO
- ローラは確かクロエと初めて会った時の描写はあったけどあれは何歳ぐらいだったっけ?
嵐は特に無かったはず
- 378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/30(土) 11:41:59.63 ID:5a6u5m3G0
- 実は幼少期は動物苦手でしたとかそういうの好き
- 379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 01:09:33.45 ID:Zb7q2c6LO
- ゼーレパルプンテのロリ化だけど
・三人組で付き合っているカップルの(クロエローラヒカリ・楓嵐晶)
・中心人物の(クロエ・楓)
・幼なじみ(ローラ・嵐)
と見事なまでに同じようなポジションが撃ち抜かれてるのある意味凄いな
- 380 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/31(日) 22:22:09.36 ID:8Hfk0fXEo
- 橘花の研究室ーー
橘花「もしもし、エミール」
エミール『どうしました? 電話なんて……』
橘花「来週の授業の準備が早く終わってな。エミールと実験を兼ねてデートでもと思ったんだが、どうだ?」
エミール『す、すみません。今出かけてて……デートはまた今度に……』
橘花「ああ、そうか。すまなかったな。じゃあまた今度時間がある時に誘うよ。またな」
エミール『はい、また』ピッ
橘花「……うーん、暇だ。たまには街でウィンドウショッピングでもしてみるか」
ーーーーー
ーーー
ー
街ーー
橘花(お、この服エミールに似合いそうだな……)
橘花(はっ。気づけばエミールのことを考えてしまうな)
エミール「……」テクテク
橘花「あ、エミー……」
副部長「……」ニコニコ
橘花「な……っ」
橘花(あれは副部長……。そうか、お出かけというのはデートのことだったのか。こんなに簡単に浮気されてしまうなんて……)
ーーーーー
ーーー
ー
- 381 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/31(日) 22:22:59.10 ID:8Hfk0fXEo
- 橘花の研究室ーー
クロエ「ちょっと!」ガチャッ!
橘花「ん……?」
クロエ「ローラがちっちゃくなったんだけど! またエミールさんの魔法……あれ、エミールさんは?」
ローラ「……」ムスッ
楓「嵐もちっちゃくなっちゃった!」
嵐「やめろー! はーなーせー!」ジタバタ
橘花「エミールは……副部長とデートだよ……ははは……」
クロエ「ちょ、ちょっと、どうしたのよ」
橘花「浮気現場を見てしまったんだ……副部長と楽しそうにしてたよ……」
楓「今いないってことは……エミールさんじゃないの?」
橘花「解析魔法【アナライズ】」キイイ…
橘花「……この魔力はアートルムのだな。そっちに行ってくれ……はあ……」
楓「わ、分かりました」ソソクサ
クロエ「し、失礼したわ。その……まだ浮気って決まってるわけじゃないんでしょ? 元気出して」
橘花「ああ……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 382 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/31(日) 22:23:50.82 ID:8Hfk0fXEo
- 図書室ーー
クロエ「ゼーレさん」
ゼーレ「は、はい」
楓「これ、ゼーレさんの魔法ですよね」
ローラ嵐「……」チマッ
ゼーレ「そう、です。すみません……」
クロエ「どうしてこんな魔法を……」
ゼーレ「詳細不明のランダム魔法があったので、興味本位でつい……」
クロエ「いつ頃治るのかしら」
ゼーレ「そうですね、2週間くらいで治るかと」
楓「2週間!?」
ローラ嵐「っ!」ビクッ
楓「ああごめん、大きい声出して。怖かったよな」ナデナデ
嵐「べ、別に怖くないし」
クロエ「小さくなった以外に悪影響はないのよね。2週間でちゃんと大きくなるならいいわ」
ゼーレ「は、はい。他の症状は出てません」
クロエ「じゃあ2週間私達が様子を見るわ。まったく、ゼーレさんも案外お茶目というか……」ブツブツ
楓「ちっちゃい嵐も可愛いからいいけどね〜♪」
ーーーーー
ーーー
ー
- 383 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/31(日) 22:24:26.96 ID:8Hfk0fXEo
- 食堂ーー
ローラ「……」ギュー
ヒカリ「あらら……」
クロエ「この頃のローラは周りの大人が怖くて、魔獣しか友達じゃなかったはず。なんとなく私のことは分かるみたいだけど、他の人には懐かなさそうね」ナデナデ
晶「嵐どうだったんだ?」
楓「めちゃくちゃいじっぱり! でもなんだかんだあたしと仲良くしてくれてたし、根っこは変わってないかなー」ナデナデ
嵐「……」ギュー
ナミネ「で、では学外対抗戦に向けた作戦会議を……」コホン
ゼレス「今のランキングだと、クロエ先輩チーム、楓先輩チームに加えて、ティア先輩チーム、レナ先輩チーム、私達のチーム、あとはシェリルさんのチームもそうですか」
クロエ「シェリルのチームってたしか、御桜とエルクもいるのよね」
ゼレス「はい、二年生でもトップクラスの実力者集団です」
ステラ「全員がサポートや防御寄りの魔法使いですが、基礎魔力の高さから隙のないチームです」
クロエ「他校からもそういう強い人が集まるのよね。いろいろ対策を考えないと……」
ーーーーー
ーーー
ー
ローラ「んぅ……」ウトウト
嵐「……」コクッコクッ
ナミネ「あら、暇になって眠っちゃったみたいですね」
アルシェ「かわいい」プニプニ
- 384 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/31(日) 22:25:08.12 ID:8Hfk0fXEo
- クロエ「今日は一旦解散しましょう。合同練習の日程も決めたし、他校の注目選手の情報も一通り目を通したしね」
晶「そうだな。嵐が起きちゃわないうちに部屋まで運ぶよ」
楓「んじゃーねー」
ヒカリ「ローラさーん、お部屋に行くよー」ヨイショ
ローラ「……」ギュウ…
ヒカリ「はう、かわいい……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 385 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/31(日) 22:25:59.68 ID:8Hfk0fXEo
- 修練場ーー
ステラ「こんな時間まで特訓ですか。怪我はしないでくださいね?」
ゼレス「はい。どうしてもやってみたいことがあって……」
ゼレス「神聖・球【ザ・スフィア】!」
ぽわぽわ……
ゼレス「……」
ステラ「ちっちゃい……ですね」
ゼレス「どうしたらヴィーネさんみたいな魔法になるんでしょうか……」
ステラ「あ、でもこれはこれで使えますよ。ヴィーネさんのように押しのけて進むことはできなくても、相手の魔法を弾くことはできるはずです。魔弾【シュート】!」
ばちいっ!
ステラ「やっぱり!」
ゼレス「おお!」
ステラ「ここぞという時に相手の魔法を弾くことができれば強力な一手になりそうですね」
ゼレス「ありがとうございます、ステラさん。私だけだったら魔法の大きさに凹んでいるだけで、役に立てる方法なんて思いつかなかったかも」
ステラ「いえいえ♪」
ーーーーー
ーーー
ー
- 386 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/31(日) 22:26:28.07 ID:8Hfk0fXEo
- 教室ーー
先生「今日は文化祭での出し物について話します。まずは色んな案が出るまで自由に話してください」
クロエ「去年はメイドカフェだったわよね」
楓「かわいい服反対! 着るならかっこいい服の方がいい!」
晶「そもそも洋服を用意する必要あるのか? 縁日とかなら制服のままでも……」
アルシェ「ご飯屋さんならなんでもいい」
わいわい がやがや
ーーーーー
ーーー
ー
食堂ーー
クロエ「やっぱりみんなやりたいことは違うわよねえ」
ヒカリ「ローラさんは『厩舎とコラボして魔獣ふれあいコーナーをつくるんだ』って息巻いてたけど……」チラッ
ローラ「な、なに」
ヒカリ「この状態だとそういう訳にもいかないよね」ナデナデ
ローラ「ん……」ナデラレ
クロエ(やっぱりヒカリのことも本能で好いてるのかしら。抵抗しないわ)
現在の目標
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・スキア救出の用意をする
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
9月中はローラと嵐が幼女化した状態です
9月第3週
3/16回目の行動です
- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 22:39:18.29 ID:nFNxkCxVO
- 過去の自分と重なるようでリーケがロリローラに謎の母性を発揮。魔獣と仲が良い人に悪い人はいないという認識なのかローラも不思議と拒絶しない
- 388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 22:57:59.32 ID:mFjrSjvoO
- ティアや晶の同室の子の許可を貰い、戻るまでの間の部屋割りがクロエヒカリローラ・楓嵐晶になる
なお余談だが、寝る時は川の字で挟み込んで寝る形になったが決まってヒカリ・晶に抱き付いて寝ており訳を聞くと『クロエちゃん(かえで)、ちょっとかたい』と子供らしく正直に言われて絶壁組がダメージを受けたそうな
- 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:23:05.33 ID:LdKLAA9MO
- 神樹を植えた地点から地球の反対側の位置に闇の魔翌力が集まってきているらしい
調査に向かうと未知の黒い植物の芽が生えているのを発見する
- 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/31(日) 23:56:22.32 ID:c4xOxGFw0
- ヴィーネチームにゼーレが敗れ、しかも必然的に自身の最終奥義でもある「原初にして終末なる魔法」を打ち破られたと聞き流石に驚きを隠せないスキア
ヴィーネを倒せるだけの、闇の魔法に特化した人材が必要と考え、闇との親和性が高いソフィアを攫って悪魔化させる事を目論む。これが成功するかどうかは>>1の描写にお任せ
- 391 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 00:05:28.46 ID:06id3H2z0
- >>388の件により当然のようにティアの部屋に寝泊まりし始めるアルシェ(一応同室の子の了承は得ている)
ローラの私物を取りに来た等の用事で少しお邪魔したクロエによると、二人とも見た目は幼いのに雰囲気は熟年夫婦のようだったとかなんとか
- 392 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/01(月) 20:31:56.91 ID:GyB1KazAo
- 厩舎ーー
リーケ「……」テクテク
ローラ「……」テクテク
リーケ「……」テクテク
ローラ「……」テクテク
クロエ「ずっとリーケさんの後ろ歩いてるわね」
ヒカリ「同じ魔獣好きとして何か感じるのかも」
リーケ「ろ、ローラちゃん」
ローラ「?」
リーケ「一緒にご飯あげてみる……?」
ローラ「……うんっ」コクンッ!
リーケ「じゃあこれ。この葉っぱを持ってて」
ローラ「こう?」
リーケ「この檻の前に差し出してあげて」
ローラ「……」ソッ
フロウヌー「も゛おおーっ」モシャモシャ
ローラ「!」キラキラ
リーケ「今度はこの子にも」
ローラ「うんっ」
クロエ「……懐いてるわねえ……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 393 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/01(月) 20:32:43.52 ID:GyB1KazAo
- ローラとティアの部屋ーー
クロエ「ローラが小さくなったから、夜ちゃんと寝れるように私達と同室にしてもらうよう校長先生に頼んだわ。だからローラの私物を取りに来たついでに、アルシェといてもいいって言おうと思ったんだけど……」
アルシェ「ん?」
クロエ「もういたのね」
ティア【どこから聞きつけたのか、すでに泊まる気満々みたいです】
アルシェ「ティア、歯磨きどこだっけ」
ティア「私の机の引き出しにしまってますよ。一番下です」
アルシェ「ん、ありがと」
アルシェ「あ、ティア。アレ持ってきたから後で食べよう」
ティア「ああ、アレですね。分かりました」
クロエ「……アレって?」
ティア「最近ハマってる駄菓子です。最初はフワフワなんですが、口の中の唾液で固まって、最後は飴になるんですよ」
クロエ「へえ〜……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 394 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/01(月) 20:33:14.09 ID:GyB1KazAo
- 自室ーー
ヒカリ「あ、おかえりー」
ローラ「……」ナデナデ
ミトラ「きゃう〜ん」ゴロン
クロエ「ただいま。その……熟年夫婦がいたわ」
ヒカリ「ティアさん達のこと?」
クロエ「ええ。すごく通じ合ってたわ……」
クロエ「そうそう、ローラの私物取ってきたわよ。ほらこれ、クシとかいつも使ってたわよね」
ローラ「うん」クシクシ
ミトラ「わふぅ〜ん♪」
クロエ「毛づくろいもいいけど、そろそろ寝ましょ。ほら、横になって」
ローラ「……」コロン、ギュッ
ヒカリ「よしよし」ナデナデ
クロエ「……」
ーーーーー
晶「お、またアタシにくっついて寝るのか?」
嵐「……うん」ギュッ
楓「昨日もそうだったけど、なんであたしじゃなくて晶にくっつくの?」
嵐「なんでって……」
ーーーーー
ローラ「だって……」
ーーーーー
ローラ嵐「クロエちゃん(かえで)、ちょっとかたいんだもん」
クロエ楓「!!?」
ーーーーー
ーーー
ー
- 395 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/01(月) 20:33:53.52 ID:GyB1KazAo
- 魔界ーー
アンモビウム「ーー以上が私が見た全てになります」
スキア「嘘……オリジンが破られたの……!?」
アンモビウム「確かにオリジンではありましたが、観客も多く本気ではなかった可能性も……」
サキュバス「マホリオってルールで戦い慣れてるのは人間側なんだし、どの辺まで力を出していいか測りかねてたんじゃないですか?」
スキア「……何にせよ、オリジンが破られたのは事実。サキュバスの使えるアルケーが四大属性の魔力を持ってるけど、私やお姉ちゃんが使うのはもっと上位の魔法なの」
スキア「それが神聖魔法に破られたとなると……どうにかして対抗できる力を手に入れないと」
アンモビウム「そうそう、頼まれていた暗黒樹の種はしっかりと埋めて参りました。あれに反応する魔法使いは闇に対する親和性が高いのではないかと」
スキア「ならそこから闇魔法使いを一人悪魔化させよう。そして徹底的に闇に染め上げる。最強の神聖魔法対究極の闇魔法よ」
サキュバス「ではその役目、私にお任せを」
ーーーーー
ーーー
ー
- 396 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/01(月) 20:34:31.31 ID:GyB1KazAo
- 暗黒樹の芽ーー
ソフィア「……」
サキュバス「どうもー、お嬢さん」ストッ
ソフィア「……誰ですか」
サキュバス「えーっと、闇について研究してるの。ここに闇の力が集まってるから、詳しい人から話が聞けないかと思って」
ソフィア「闇が集まってる……?」
サキュバス「あなたも何か感じて来たんじゃないの? この芽は世界中の闇の魔力に働きかけてるわ」
ソフィア「家にいたらぞわぞわして……感じるままに飛んできたんです」
サキュバス(ビンゴ……!)
サキュバス「となるとこの芽とあなた、すごく相性がいいのかもね」
ソフィア「そうかもしれません。昔から知ってるような感覚です」
サキュバス「ふーん。ねえねえ、あなたのこと教えてくれない? 興味が出てきたわ!」
ソフィア「構いません。では続きは私の家で……」
サキュバス「ううん、続きは魔界で」
ソフィア「え……?」
サキュバス「悪魔化【デビライズ】」バチュン!
ソフィア「あ……う……!?」
サキュバス「苦しい? 大丈夫よ、暗黒樹に呼ばれたあなたならすぐに馴染むわ。魔界顕現【ラグナロク】」ズオッ!
サキュバス「さ、行きましょうか」
ーーーーー
ーーー
ー
- 397 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/01(月) 20:41:48.18 ID:GyB1KazAo
- ソフィアの住む城ーー
ミリア「おーい、近くで試合だったから遊びに来たよー」ヒョコッ
ミリア「あれ、留守?」
「ま、魔女様、どこか行っちゃった……」
ミリア「あれ、君は確か……ソフィアにクリスマスプレゼントを持ってきてた子だよね」
「う、うん……。魔女様ね、一週間ぐらい前に飛んでいったのを見たんだけど、それから帰ってきてないの」
ミリア「……詳しく聞かせてくれる?」
「詳しく……今ので全部だよぉ。魔女様、ここが嫌いになっちゃったのかなあ」ヒック
ミリア「泣かない泣かない! ここが嫌いになるなんてことは絶対にない! ソフィアの大親友の私が保障する!」
ミリア(ソフィアめ〜! 闇魔法ズの仲間で大親友の私に何も言わずに雲隠れとは……! 絶対に見つけ出してやるからな!)
現在の目標
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・スキア救出の用意をする
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
9月中はローラと嵐が幼女化した状態です
9月第4週
4/16回目の行動です
- 398 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 21:19:18.97 ID:rKxOpEgQO
- エミールの一件以来授業や研究でミスを連発してしまっている橘花
校長室に呼ばれ『校長として』樹から注意された後『友人として』相談してもらい、樹も初めて見るぐらい弱々しい様子で悩みを打ち明ける
- 399 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 22:28:42.70 ID:0GK9rZV40
- 魔法の訓練をしているステラ、スキアの使用した隕石の頂魔法を思い出して、この魔法は極めても大丈夫なのだろうかと不安になる
それに気付いたゼーレが(安全は確保した上で)頂点をステラの魔法に対して発動。すると周囲の空間が夜のように暗くなり、美しい光を放つ流星群が辺り一面に降り注ぐ。どうやらステラの固有魔法は厳密には星の力を操る魔法で、無差別攻撃ではなくステラの意思で軌道のコントロールも可能らしい
- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 22:47:22.85 ID:jVoy4jiXO
- 部屋は違うわラクリマは仕事で忙しいわで思うようにイチャつけない、おまけに>>352の一件もありムラムラが溜まりに溜まってしまっているノルン。部屋に一人だけになったタイミングを見計らって1日丸ごと自慰の時間に充ててしまう。同室の子が戻ってくると、そこには賢者タイムで死んだように横たわっているノルンの姿が
- 401 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 22:58:56.41 ID:HqENkpi+O
- 記憶が子供の頃に戻ったことで体質が治ったことを知らないロリ嵐が楓を心配
幼少期に看病していた時のように楓の頭をなでなでしながら元気づける様子に楓だけでなく見ていた晶までキュンキュン
なおその光景を目撃していたリリウムちっちゃいものクラブが死屍累々と化した模様
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/01(月) 23:12:21.23 ID:w6pCXeFGO
- 助っ人同好会の後輩としてエルクがローラのお見舞いに来て、幼女化したローラにキュン死しかける
またお見舞いとは別件で、最近の闇のざわつきやソフィアの行方不明について(ミリアから知らされた)相談を受ける
- 403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 00:16:41.00 ID:O4XovnZw0
- そういやスキア(&フィッシュ&ソフィア)救出の準備って具体的に何をすればいいんだろうか
- 404 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 01:32:03.88 ID:tE8z8lmiO
- 関連したキャラってことで
スキア=ゼーレ
フィッシュ=スフィア
ソフィア=ミリア及び闇の魔法使い
が鍵になりそう
- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 11:39:16.60 ID:qR70AHzSO
- ノルンさんはえっちだなあ
- 406 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 17:11:28.90 ID:0fwP4ofcO
- ゼーレとスキアが使う頂点ってどういう魔法なんだろう。素で撃てるのに態々頂点発動させてから神弾を撃ったりいまいち設定がよくわからない
- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 20:02:03.03 ID:zHZ+2IFMO
- 魔文殿+頂点で使う最上位魔法、ポケモンで言うタイプ不一致技みたいな雰囲気を感じる
- 408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 20:36:45.60 ID:O4XovnZw0
- 魔法の方を強化するというより術者側のリミッターを外すための魔法というイメージがある
- 409 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/02(火) 20:59:23.52 ID:qvxvOlSho
- 今日は更新なしです!
>>406
正直この魔法を上手く調理できてないなとは思ってます……
アーカイブがある以上(設定上は)神魔法も頂魔法も使えるのですが、そうするとアルティマの存在意義もなくなってしまうので、難しいです
シュート+アルティマは普通にネオを撃つより消費魔力が少ないとか、他者の魔法をアルティマで大きく強化するといった感じでアーカイブと使い分けるのがいいかもしれませんね
- 410 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/02(火) 21:05:36.40 ID:qvxvOlSho
- >>403
スフィアを魔獣に戻したように、解呪の方法はあります
ただしこれは魔法陣を使ってその上でじっとしてもらう必要があるので、スキアやソフィアには難しいかもしれません
神聖魔法で撃ち抜いて浄化するとか、クロエとティトで闇の力を食べ尽くすとか、そういった感じでしょうか
正直なところ「この方法じゃないとだめ」という風にはしていないので、正邪反転の魔法使いが新キャラで出てきて、そのキャラの力を使う、なんてのもあるかもしれません
- 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/02/02(火) 21:35:18.93 ID:A2IaeNHmO
- スキア救済に関しては
スキアを弱らせ抵抗出来なくする
↓
ゼーレがスキアを吸収し自身の中(子宮)に取り込む
↓
ゼーレ・アイリス・リーケの三人によるゆりゆりイチャラブ甘々えっちでゼーレの子宮に愛に満ちた魔力を充填させる
↓
愛と魔力と百合の力、あとなんやかんや奇跡とかでゼーレがスキアを自身の娘として出産する
なんてアホなこと考えてたりした
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage sage]:2021/02/02(火) 21:47:41.13 ID:GtJBfGEMO
- (流石にそれは特殊性癖の類では…?)
- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:23:27.19 ID:O4XovnZw0
- >>410
ティトじゃなくて、テネリタスかな?
- 414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 22:27:29.83 ID:9B+LJSHHO
- 現在出てるキャラだけで出来そうな事だとロゼの力で願いを叶えるとか考えたけど代償がキツそう
ヴィーネが真っ向勝負で闇を打ち破って、浄化されるついでにトゥンク…しちゃうソフィアも見てみたかったりする
- 415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/02(火) 23:54:36.19 ID:q87JlvzWO
- いや人妻はいかんでしょ
- 416 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 00:14:24.22 ID:GHsPMjpE0
- 人妻だからこそ良いんじゃないか?(適当)
- 417 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 01:12:10.99 ID:RtPvUTUoO
- いつから一婦多妻制が認められていないと錯覚していた?
- 418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 08:15:04.42 ID:SoZAJ48y0
- 十代の夢見る少女ってわけでもないソフィアが一度助けられただけで一切接点のなかった相手に何の積み重ねもなく簡単に惚れるのはだいぶ違和感ある(厄介百合オタク並感)
- 419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 11:02:47.02 ID:0q7NVsU5O
- 個人的には大親友で闇の魔法使い繋がりのミリア、もしくはその娘で人間loveガチ勢のエルクのが可能性高そう
それとソフィアを捕らえたのってサキュバスだったわけだけど、これはつまりソフィア悪魔化の流れでそういう可能性を期待していいのかな
- 420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 11:11:49.72 ID:LLgMIuneO
- スキア救出に戦闘面での対策も含まれているとなると、純粋な火力技以上に悪魔化(ノータイムで悪魔にされるのはどうする?)とか魔界顕現(地面にデカい穴開かれたらまとめてお陀仏じゃない?)みたいな特殊な魔法をどうするかも考えないとな
ガッシュのゼオンじゃあるまいし、お互いに最終奥義で決着をつけようだなんて都合の良い展開にもならないだろうし
- 421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/04(木) 00:15:08.27 ID:kFimPlki0
- 質量保存的な何かを無視した魔法って大体やばいよね。増殖とか頂点とか
- 422 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:23:29.58 ID:RajRYVjmo
- 理科室ーー
橘花「今日は氷結魔法の凝固の仕方について実験する。それぞれの机に氷結魔法を閉じ込めた魔水晶があるから、それにゆっくり魔力を込めて、その下の用紙にどんな風に氷が広がるか、スケッチと気づいたことをプリントにまとめてくれ」
橘花「ちなみに勢いよくやると水晶が砕け散るから注意するように。まあ、見てもらったほうが早いか」スッ
クロエ「あ、先生杖逆……」
バウッ!
橘花「いたい!」バッ!
クロエ「ああ、痛そう……」
橘花「み、皆は気をつけるように……」ヒリヒリ
ーーーーー
ーーー
ー
橘花の研究室ーー
コンコン ガチャッ
樹「橘花、いる?」
橘花「樹か、どうした?」
樹「ああいた。最近様子がおかしいって生徒が言うから、ちょっと見に来たのよ」
橘花「そうか、生徒にまで心配をかけてたんだな……」
樹「あのねえ、あなたはリリウムが誇る教師陣の一人なのよ。それが私情で授業に影響が出るのは感心しないわ」
橘花「う……すまない」
樹「……まあ、校長としてはそんな感じの注意をしないとね。さ、ここからはあなたの友人、樹・ユグドラシル・リリウムとして相談に乗るわ。ほら、今思ってること全部ぶちまけなさい!」
- 423 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:24:23.41 ID:RajRYVjmo
- 橘花「……私は人を好きになったのが初めてなんだ。こんなに誰かを好きになったことがないから……だから、もしエミールに別れを告げられたらと考えると……すごく、怖い」
樹「……そんなに弱々しい橘花初めて見たわ」
樹「さて、エミールさんに別れを告げられる……。それは考えなくていいわ」
橘花「な、なぜだ! エミールは副部長とデートを……」
樹「してるように見えただけ。橘花、もし私が授業で使う教材について悩んでるから、店頭で見比べるの手伝ってって言ったらどうする?」
橘花「それはもちろん手伝うが……」
樹「じゃあもしその時にエミールさんから電話がかかってきて、デートしようって誘われたら?」
橘花「ううむ……それは断るな。エミールには悪いが、樹の手伝いを優先する。デートならやろうと思えば今度でもいいが、樹が手伝いを求めてるのを無視はできない」
橘花「それに……エミールなら一度デートを断ったくらいで怒ったりはしないはずだ」
樹「はい、そういうこと」
橘花「?」
樹「エミールさんは副部長さんと前から出かける予定をしてた。そこにあなたからデートをしようと電話がかかってくる。でも前から約束してたし、橘花なら一回くらいデートを断っても怒らないだろう……そんなところよ。今あなたが言ったことと全く同じ」
橘花「で、でもエミールは楽しそうに笑って……」
樹「友人だもの。笑顔くらい見せるわ」
橘花「う、うぐ、それもそうだ」
- 424 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:24:50.23 ID:RajRYVjmo
- 樹「週末のあなたの誕生日は祝ってくれるんでしょ?」
橘花「ああ。メールが来てた」
樹「ならなおさら別れるなんてありえないでしょ。まずは思いっきり祝われなさい」
橘花「……ありがとう、樹」
樹「お礼なんかいいわよ。ほら、いつもみたいに実験してたんでしょ。続きやりなさい」スクッ
橘花「それがな、樹」
樹「?」
橘花「さっきまでエミールのことを考えていたせいで試験管のケースを落としてしまったんだ。片付けを手伝ってくれ」
樹「……はいはい」
ーーーーー
ーーー
ー
- 425 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:25:23.83 ID:RajRYVjmo
- 中庭ーー
ステラ「隕石魔法【メテオ】!」ゴオッ!
ゼーレ「おお、素敵な魔法ですね」
ステラ「あ、ゼーレさん」
ゼーレ「すみません、つい見とれてしまって。ここで見ていてもいいですか?」
ステラ「構いませんよ」
ステラ「では……隕石魔法【メテオ】!」ゴオッ!
ゼーレ「……ステラさん、怖がってます?」
ステラ「え……」
ゼーレ「魔力の流れが少し躊躇っているというか……あまり撃ちたくないような気がして」
ステラ「実は……スキアさんの魔法を見てから怖くて……。自分の魔法も極めてしまったらああなるのかと思うと……」
ゼーレ「なりませんよ、大丈夫です」
ステラ「そう、なんですか?」
ゼーレ「はい。スキアがあの時使った魔法は、大別すると地面魔法になります。地面に魔力と反応するフィールドを作り、共鳴する隕石を落下させる魔法です」
ゼーレ「しかしステラさんの魔法は違います。ステラさんの魔法は、隕石そのものの魔力に呼びかけて、そして隕石を落とす魔法になります」
ステラ「!」
- 426 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:26:08.37 ID:RajRYVjmo
- ゼーレ「初期段階では確かに隕石が落下するという同じ魔法に見えますが、強化された結果は全然違います。スキアのものはアポカリプスに、ステラさんのものはコメットになります」
ステラ「コメット……彗星ですか」
ゼーレ「やってみましょうか。安全は私が保障しますから、メテオを撃ってみてください。それに対して私がアルティマをかけます」
ステラ「は、はい! 隕石魔法【メテオ】!」
ゼーレ「頂点【アルティマ】! 彗星魔法【コメット】!」
ゴオオオッ!!
ステラ「!」
ゼーレ「どうですか?」
ステラ「すごいです……。隕石を自由に操れてるのがわかります!」ギュイン!
ゼーレ「それがコメットです。もっと鍛えれば隕石魔法で大量の隕石を落とすことが可能になり、さらに鍛えればその全てを自分の意のままに操ることができますよ」
ステラ「ゼーレさん!」
ゼーレ「はい?」
ステラ「ありがとうございますっ!」ムギュッ!
ステラ「私、本当に怖くて……無差別に隕石を落とすことしかできないのかってずっと悩んでたんです!」
ゼーレ「ふふ、解決のお手伝いができたなら嬉しいです。自分の魔法を好きになれないなんて悲しすぎますからね」ナデナデ
ステラ「よし、そうと決まればもっともっと練習しますよー!」
ーーーーー
ーーー
ー
- 427 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:26:37.60 ID:RajRYVjmo
- ノルンの部屋ーー
ノルン「…………」ムラムラムラムラ
ノルン(ムラムラする……!)クワッ
ノルン(部屋は違うし、部活は皆の目があるし、アイドルの仕事で忙しいし……! ラクリマさんとイチャつけない!)
「それじゃノルンさん、私出かけてくるね。夜遅くなるかもだから、シャワーとか気にしないで使ってていいよー」
ノルン「は、は〜い」
バタン
ノルン「よし、オナニーしよ〜」ポイポイッ
ノルン(それもこれ、急に添い寝してくるラクリマさんが悪い。あんなに柔らかくていい匂いされたら我慢なんかできないよ)
くちゅっ
ノルン「ん、はあ……!」
ノルン(久しぶりだから、すごい……)クチクチ
ノルン「ラクリマさん、ラクリマさん……!」チュプチュプ
ノルン「ふっ、〜〜〜〜〜っ!!」ビクンッ!
ノルン「はあ、はあ……」
ノルン「……んっ」クチュッ
ぬちゅっ くちゅくちゅくちゅ……
ーーーーー
ーーー
ー
ノルン「あ〜っ♡ あ〜〜〜っ!♡」ビグンッ!
ノルン「あっ、ああ〜〜〜〜……♡」プシャアアアアアッ
ノルン「はひっ、も、もうむりぃ〜……♡」コテン
ーーーーー
ーーー
ー
- 428 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:27:04.90 ID:RajRYVjmo
- 夜ーー
「ただいまー」ガチャッ
ノルン「すうすう……」
「おっと、もう寝てたか」
「……服も半分くらいしか着てないし、布団も被らずに寝てるなんて……ノルンちゃんらしくないなあ」
「まったく、もう秋なんだからそんな格好だと風邪引くよーっと」ファサッ
「よし……おやすみー」
ーーーーー
ーーー
ー
- 429 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:27:56.23 ID:RajRYVjmo
- 中庭ーー
楓「おー、今日はいい秋晴れだー」
嵐「! かえで!」クイクイ
楓「ん、なになに」
嵐「ここ、日陰あるぞ。ほら」
晶「もしかして楓が日差しに弱いの心配してるのか?」
嵐「ち、ちがっ! こ、これはかえでのお母さんに言われてるからしかたなく……!」
楓「あ、イタタ、肌が、肌がヒリヒリスルー(棒」
嵐「か、かえで! 大丈夫だぞ、すぐに落ち着くからな」ナデナデ
晶「か、かわいい……」キュン
楓「あー、癒やされるー」
嵐「かえで、大丈夫だからな」ナデナデ
「かはあっ!」
「た、隊長ー!」
「かわいい、尊い、甘い……脳みそが耐えられない……」
ーーーーー
ーーー
ー
- 430 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:28:31.88 ID:RajRYVjmo
- 自室ーー
こんこんっ
エルク「ローラ先輩がこちらにいるとお聞きしたのですが……」キイ…
クロエ「ああ、エルク。ローラなら中にいるわよ。どうぞ入って」
エルク「失礼します」
ローラ「お姉ちゃん、誰?」
エルク「ーーーーッ!!」
エルク「お、お見舞いに来たのですが、まさか私が致命傷を食らうとは……」ツー
ヒカリ「は、鼻血出てるよ。はいティッシュ」
エルク「ありがとうございます……」
エルク「小さくなったと聞いて、助っ人同好会の一人として何かお手伝いできないかと思ったのですが」フキフキ
クロエ「んー、今のところは大丈夫よ。もう少しで魔法も切れるらしいし。わざわざありがとうね」
エルク「いえいえ、それならよかったです」
エルク「ところでクロエ先輩。あの……何か最近ざわざわする感覚があったりしませんか?」
クロエ「……あるわね」
エルク「やっぱり……。母もざわつくと言っていましたし……。それに、ソフィアさんがいなくなってしまったというのも気になります」
クロエ「えっ、ソフィアさんが!?」
- 431 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:29:19.54 ID:RajRYVjmo
- エルク「はい。母が会いに行ったところおらず、周辺の住人の話では一週間ほど前から帰っていないと」
クロエ「そんな……」
エルク「この闇魔法使いだけが感じるざわめきと無関係ではないと思います」
クロエ「エルクも気をつけて。もしかしたら闇にさらわれたとかかもしれないわ」
エルク「は、はい」
ヒカリ「クロエもだよ。何かあったらすぐにボクたちに言うこと」
クロエ「ええ、分かってるわ。エルク、教えてくれてありがとうね」
エルク「いえ。では失礼しますね」
ローラ「……お姉ちゃん、ばいばい」フリフリ
エルク「くぅぅぅぅぅううう♡♡♡」キューン
ーーーーー
ーーー
ー
- 432 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:29:49.45 ID:RajRYVjmo
- 橘花の研究室ーー
橘花「……」ソワソワ
こんこんっ
橘花「!」ガチャッ
エミール「こんにちは、先生」ニコッ
橘花「エミール! よく来てくれたな。さあ入ってくれ」
エミール「失礼します。あ、ケーキ冷やしてもいいですか?」
橘花「ああ、後で一緒に食べよう」
エミール「はいっ。それでこれ……」ゴソゴソ
エミール「た、誕生日プレゼントです。喜んでもらえるか分かりませんけど……副部長にも選ぶのを手伝ってもらったんです」
橘花「!」
橘花(副部長とのあれは私へのプレゼントを選んでたのか。それを私は浮気だなどと……)
橘花「あ、開けてもいいか?」
エミール「ど、どうぞ」ドキドキ
しゅる……
橘花「これ、杖のアクセサリーか?」チャラッ
エミール「はい。魔法糸で杖に繋いで、魔力を込めるときらきら光るんですよ」
橘花「クエスチョンマーク……」
エミール「そ、それを見て私のことを思い出してくれたら嬉しいな、なんて……///」
橘花「ありがたく付けさせてもらうよ。……本当にありがとう」ギュッ
エミール「そ、その、お揃いなんです。私は橘花先生をイメージした試験管のアクセサリーで……」
橘花「お揃いか。マグカップもそうだが、お揃いというのは嬉しいものだな」
エミール「えへへ……」テレテレ
- 433 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/02/04(木) 22:30:49.43 ID:RajRYVjmo
- 橘花「エミール」グイッ
エミール「!」ドキッ
橘花「目、閉じてくれ」
エミール「……っ」ギュッ
ガチャッ!
クロエ「先生!」
楓「嵐が戻ったよ!」
クロエ「ローラも戻ったわ!」
嵐「楓がエミールさんを疑ったみたいで申し訳ありません!」
ローラ「ご、ご迷惑をおかけしたみたいで……」
橘花「……」
エミール「え、あ……///」
クロエ「あ、お、お楽しみ中だったみたいね……」
楓「ご、ごめんなさい。失礼しました……」
橘花「……早く出ていってくれないか」
嵐「し、失礼しましたっ」
ローラ「し、失礼しましたー!」
バタンッ
エミール「あ、あはは……。恥ずかしいところ見られちゃいましたね」
橘花「まったく……鍵でもかけておくんだったな」カチャリ
橘花「まあいい。今日は一日一緒にいてくれるんだろう? なら焦ることはないさ」
エミール「ですね」ニコッ
ーーーーー
ーーー
ー
現在の目標
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・ソフィアの行方について調べてみる
・スキア救出の用意をする
安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
10月第1週
5/16回目の行動です
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