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【安価】ウィン「リリウム魔法学校へ! 7……ナナ?」【百合】

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71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 22:23:46.64 ID:CvRVO9SRO
【名前】ノア・ハザード
【容姿】紫のショートヘアーに銀の瞳 長身スレンダーボディーの美形
【性格】厳格だが慈愛に満ちている
【得意魔法】瞳魔法
未来や運命を『視る』、相手の心を『読む』など『目』に関わる魔法を行使することができる
【備考】デンにループ魔法をかけた張本人。デンが幼い頃に、未来視によって死ぬことが確定している未来を知ってしまったため、運命を打ち破る力を付けるまでループさせることで救うことにした。
生まれつき盲目であり普段は目を閉じているが、目を開き相手の魔翌力を映すことで相手を擬似的に視認することが出来る
本来は人の運命を変えることは禁忌とされているが、どうしても娘を見捨てることが出来なかったため『一切の助言をせずに娘自身が極限まで努力し、あがき、最後まで諦めなければループを打ち破り助かることが出来る』という厳しい条件を付け救うことを選んだ
娘だけを苦しめないために自分とデンのママにもループの魔法をかけてループを繰り返していた
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2020/12/29(火) 22:26:35.39 ID:sWFbUrAt0
【名前】オリヴィ・ハザード
【容姿】茶髪のショートヘアー。生気を感じさせない白い肌……がこれは化粧が壊滅的に下手なため
【性格】優しいはずなのだが見た目が怖いので好意がちゃんと伝わってくれない
【得意魔法】ループ魔法。1人までなら他人も巻き込む事ができる。魔翌力貯蔵マックスから1回で底をつく程に莫大な魔翌力を使うので術者の命に関わるヤバめの魔法
【備考】デンにループ魔法をかけた張本人。デンが幼い頃に、未来視によって死ぬことが確定している未来を知ってしまったため、運命を打ち破る力を付けるまで共にループすることで救うことにした。美的センスが壊滅しているが、絵だけは奇跡的に一周回って高評価なものになってしまう。凄まじい値が付くのでそれで生計を立てている模様
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 22:37:59.30 ID:sWFbUrAt0
>>60
かわいいー。支援絵たすかる

連レス失礼
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 22:52:56.53 ID:U45J5IKw0
【名前】ヴァイ・ハザード
【容姿】銀髪金眼のバインバイン
【性格】常に言葉足らずで極力自分の内面を見せたがらない
【得意魔法】回復魔法
【備考】デンにループ魔法をかけた張本人。デンが幼い頃に、未来視によって死ぬことが確定している未来を知ってしまったため、運命を打ち破る力を付けるまでループさせることで救うことにした。
75 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/29(火) 22:56:01.62 ID:sn1zpETto
1.ロゼ
2.ノア
3.オリヴィ
4.ヴァイ

↓から投票
投票レスのコンマの1桁目の合計が最初に【15】を超えたキャラが???となります
本日中に誰も【15】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが???となります
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 22:56:36.13 ID:0NVMf6SgO
3
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 22:57:22.31 ID:m01VynHpO
1
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 22:57:32.84 ID:mSZ0n2Fv0
4
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 22:58:01.59 ID:sWFbUrAt0
1
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 22:59:23.74 ID:LYY5myHUO
1
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 23:02:28.54 ID:U45J5IKw0
2
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 23:05:40.71 ID:bFISY2wXO
4
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/29(火) 23:05:43.46 ID:+VG65MLZO
変形能力が遺伝したとか良さげだし1
84 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/29(火) 23:14:02.55 ID:sn1zpETto
デンのお母さんはロゼ・ノワールとなりました
設定は>>70を参照
85 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/29(火) 23:24:56.67 ID:sn1zpETto
ロゼがすごく特殊な設定なので、上手く描写しきれないかもしれません
あらかじめご容赦いただけると助かります
86 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/30(水) 20:06:35.19 ID:Kf1df09jo
ロゼ「あなたがレナさんね。デンから話は聞いてるわ」


レナ「は、はいっ! 娘さんとお付き合いさせてもらってます!」


ロゼ「そうかしこまらないで。外は暑かったでしょう。中でアイスティーでも淹れるわ、入って」


レナ「し、失礼します……」オズオズ


ロゼ「……」カチャカチャ


レナ(わ……紅茶淹れてるだけなのに綺麗……)


デン「先に私の部屋に行ってよっか。お母さん、紅茶お部屋まで持ってきてもらえる?」


ロゼ「ええ、持っていくわ」ニコリ


デンの部屋ーー


レナ「……」キョロキョロ


デン「面白いものでもあった?」


レナ「……デンの匂いがする」


デン「な……!///」カアッ

デン「ち、中学の頃のアルバム見るんでしょ。ほら、これだよ!///」


レナ「ふふ、照れてる」


こんこんっ


ロゼ「はい、アイスティーとクッキーよ。よかったらどうぞ」


レナ「いただきます」


ロゼ「それで……レナさんはデンのどこを好きになったのかしら」


レナ「ぅえっ!///」ビクッ

レナ「そ、それはその……中学の頃に声をかけてもらって……それから、です……」


ロゼ「そう」

ロゼ(声をかけてもらうことで好意が発生……学習完了)


ぺらっ


デン「あ、これレナのクラスの写真だ。ほらお母さん、レナは昔こんな感じだったんだよ」
87 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/30(水) 20:07:03.83 ID:Kf1df09jo
ロゼ「……今とは雰囲気が違うのね」


レナ「昔はその……引っ込み思案なタイプだったんです。でも、デンに声をかけてもらったことが変わるきっかけになって……」


デン「それで私を追ってリリウムにまで来たの?」


レナ「追ってって言い方は好きじゃないけど、まあそうね。デンが行くならと思って勉強も頑張ったの」


デン「そしたら私が性格変わっちゃっててびっくりしたでしょ。よく今付き合えてるなってたまに思うよ」


ロゼ「それはループのせい?」


デン「そう。お母さんには話したけど、ほんとに何回も死んでたんだよ。お母さんのループ魔法のおかげでなんとか助かってるけどね」


ロゼ「……正確にはループ魔法じゃないのよ、デン」


デン「え?」


ロゼ「私の魔法は、人の願いを叶える願望器。それで、デンが死ぬ未来を知ってしまったママの願いを叶えたの」

ロゼ「『どうかデンが死なないようにしてほしい』。それがママの願いだった。でも願望器が媒介にするのは魔力じゃなくて願いの力。そんな願いを叶えたら、ママが死ぬほどの苦痛を感じることになってしまう。それは叶えることはできなかった」


デン「じゃあどうやって……」


ロゼ「ギリギリの妥協点が、デンが成長することによる死のハードルの低下だった。だから『デンが運命を打ち破る力を付けるまで時間をループさせる』という願いを叶えた」


レナ「そうだったんですね……」
88 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/30(水) 20:07:33.89 ID:Kf1df09jo
デン「そんなのどうでもいいよ! ママとお母さんが私が死なないためにやったことだもん。どんな魔法でも、どんな理由でもいい。今生きてるのはその願いのおかげ」


レナ「そうです。私からもお礼を言わせてください。デンさんが死なないよう願ってくれてありがとうございます」


ロゼ(そう……この胸の奥が暖まるような、心地良い感覚は安堵。私はデンが生きていてくれて、幸せを感じている)

ロゼ「……ううん、デンが生きてて嬉しいのは私たち親だって同じよ。デン、レナさんと幸せなってね」


デン「……! うん!」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓〜↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

3/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2020/12/30(水) 20:31:12.12 ID:pFRJzlDcO
橘花のパルプンテ研究(実質デート)

今回は『一部屋のみに意図的に集中させるとどうなるか』というテーマで、研究室の物などへの影響を考慮して適当な部屋を探したところ例のベッドの部屋を発見したのでそこで行うことに
他の部屋に魔力が漏れないように結界を貼ったところ『自分以外の周囲の人間を軽く発情させる』という効果が発現
普通であればリリウム全体の人間がちょっとムラっと来る程度だったがそれが全て橘花1人に集中してしまい、橘花が弱々しくエミールにすがり付いて助けを求める
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 20:33:11.05 ID:7MJ3NrjcO
未来視で魔王の姿を見てしまった人が瓜二つの容姿のゼーレを偶然見かけてしまい、リリウムが魔王を匿っているという噂が立ち始める
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 21:10:57.92 ID:Dc9sKhzaO
ノワール、いつも呼んでるチビ悪魔に頼んでスキアが魔界で何をしているか偵察してきてもらう(魔王様がどんな子なのか興味があるから、みたいな感じで偵察の意図はぼかす)
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 22:19:02.03 ID:lXvFuhYn0
春休みの際は魔王の件もあってドタバタした中での挨拶になってしまった為、改めてアルシェの両親に挨拶へ向かうティア
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/30(水) 22:31:38.95 ID:UV4rxuhg0
ケルキオン家にお呼ばれされて、夏休みを南国の別荘で過ごすことになったステラ

ヴィーネは忙しいので合間を縫って少しだけ会いに来る
94 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/31(木) 23:57:25.05 ID:EbMBZOvXo
南国の別荘ーー


ざざーん…… ざざーん……


ステラ「……」


ゼレス「久しぶりに来ましたね、ここは」


ステラ「ここが別荘、ですか……」


ゼレス「はい。機会もないと来ませんし、ステラさんとこれてよかったです」


ステラ(プライベートビーチに、豪華な別荘……。トッププロの財力すごい……!)


ゼレス「それにここなら、ステラさんの魔法の特訓をしても誰にも迷惑がかかりませんからね」


ステラ「……!」

ステラ「すみません、私一緒に過ごしたいだけで別荘まで来たのかと……!」


ゼレス「それもありますけど、魔王との戦いにはどれだけ備えても無駄なことはありませんから。そのためなら別荘くらい空けさせますよ」


ステラ「はい! 私も特訓頑張ります!」


ゼレス「その意気です!」

ゼレス「……不本意ですが、時々お母さんも見に来るそうです。その時は特訓を手伝ってもらいましょう」


ステラ「はい!」


ーーーーー

ーーー

95 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/31(木) 23:57:52.75 ID:EbMBZOvXo
アルシェ家ーー


ティア「お、お邪魔します」


アルシェ母「ようこそ、よく来てくれたわね」


アルシェ「今日は修行じゃない」


アルシェママ「ん、分かってる」


アルシェ母「はいはい。ティアさん中へどうぞ、ゆっくりしていってね」


ティア「は、はいっ」

ティア「そ、その……お母さん、ママさん! アルシェさんのこと、絶対に幸せにします!」


アルシェママ「……ん、頼んだ」


アルシェ母「アルシェがこんなに幸せそうなの初めてなのよ。あなたのことを大好きなのが伝わってくるわ。見てるこっちまで嬉しくなっちゃう」


アルシェママ「孫の顔を見せてほしい」


ティア「ま、孫ってそんな、気が早いと言うか……!」


アルシェ「いつか見せる。絶対にティアに似た可愛い子が産まれる」


アルシェ母「あらあらあら」ウフフ


ーーーーー

ーーー

96 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/31(木) 23:58:19.54 ID:EbMBZOvXo
休憩部屋ーー


エミール「こ、ここは……?」


橘花「他から隔離された結界が張れて、なおかつそれなりの広さが確保できる部屋だ」


エミール「こんなベッドだけの部屋があったんですね……」


橘花「さて、エミールの実験だ。外に魔力が漏れないようにした上でどうなるかを観察する」


エミール「は、はあ。撃っていいんですか?」


橘花「ああ、頼む」


エミール「では……えいっ!」ピカーン


もわんっ


橘花「……っ」クラッ


エミール「ど、どうですか……?」


橘花「ああ、これ、そうか……」フラフラ

橘花「弱い催淫効果が一極集中して……くっ」ムラムラ


エミール「さいいん……えっ!?」


橘花「えみーる……」クタッ

橘花「せつない……どうしたらいいんだ、これ……っ!」ハアハア


エミール「!!」ズキューン!

エミール「橘花先生、ベッドに横になってください。優しくしてあげます」


橘花「?」コロン


エミール「ここ、わかります?」スリッ


橘花「っ!」ビクッ


エミール「ここを優しくこするんです。そしたら気持ちよくなりますからね……」コシュッコシュッ


橘花「はっ、あっ! えみーる、えみーるっ!」ブルルッ


エミール「っ」ゾクゾクッ


橘花「〜〜〜〜〜っ!!」ビククッ!

橘花「ーーはっ、はあっ、はあっ……! なんだ、いまの……」フウフウ
97 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/31(木) 23:58:47.57 ID:EbMBZOvXo
エミール「し、したことないですか?」


橘花「あ、ああ……。今のがもしかして絶頂というやつか……?」


エミール「そうです。イったんですよ」


橘花「あれが……はじめてのたいけんだ……」


エミール「体は大丈夫ですか?」


橘花「ん、あ、ああ。落ち着いたようだ。さ、今のをまとめないといけないから、さっさ出ようか」


エミール「は、はいっ」


ーーーーー

ーーー

98 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/31(木) 23:59:13.69 ID:EbMBZOvXo
空き教室ーー


ノワール「悪魔召喚【パンデモニウム】」ポンッ


「オッ? 久しぶりだナ!」


ノワール「久しぶり。実は聞きたいことがあって……」


「なんダ?」


ノワール「魔王が人間界に来ようとしてるって言ってたけど、魔王って今どんなことをしてるの? その……友達になるならどんな人なのか知っておこうと思って」


「そんなことカ! なら次来るまでにこっそり調べておくヨ! 任せロ!」


ノワール「ほ、ほんと!? お願いね!」


「おウ!」


ーーーーー

ーーー




魔界ーー


「…………」コソコソ


スキア「……見られてるな」


「!!」ビクッ


スキア「未来視か……」


サキュバス「どうしたんです、魔王様」


スキア「少し人間界に行ってくる。お姉ちゃんのことを守らないと」


サキュバス「……?」


「お姉ちゃん思いの悪魔だよナ……。すごく強くて優しい悪魔ダ」ウンウン


ーーーーー

ーーー

99 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2020/12/31(木) 23:59:40.97 ID:EbMBZOvXo
未来視屋ーー


「これは……リリウム魔法学校……!? すごい魔力の持ち主が……まわりをめちゃくちゃに……」キィィィ…ン

「リリウムはまさか魔王を匿ってる……!? リリウムに問い合わせないと!」


ーーーーー

ーーー




ざわざわ ざわざわ


クロエ「ちょっと、何ごとよ!」


樹「それが、リリウムが魔王を匿ってるって噂が出回ったらしくて……」


「魔王を出せー!」 「リリウムは危険だー!」


ゼーレ「……私が出ていくしかないですね」


ズオッ!!


スキア「魔弾【シュート】」ゴッ


ゼーレ「! 防御魔法【シールド】!!」ガキィッ!

ゼーレ「す、スキア……! なんでここに!?」


スキア「……ふん」


「お、同じ顔が二人……!?」 「あっちの人守ってくれたわよ……?」


スキア「うるさい人間は少し減らしてもいいかと思って」スッ

スキア「貫ノ頂・魔槍【グングニル】」ゴギュウウウウッ!!


ゼーレ「しまっ……!」


ラミー「暗黒壁【ブラックモノリス】!」ガキッ!


御桜「舞え、桜吹雪【サクラフブキ】」ブワッ

御桜「桜壁【サクラノカベ】!」フォッ


ナミネ「水障壁【アクアカーテン】!」ブワッ!


レナ「……すぅ」

レナ「城塞魔法【シタデル】!!」ゴゴウンッ!


ギインッ!!
100 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/01(金) 00:00:12.35 ID:PPJyweXjo
スキア「……止められた。へえ」


ズオッ!


スキア「今日は本気で攻めに来たわけじゃないし……いいや、もう。また今度来るよ、じゃあね」スッ…


ゼーレ「……スキア! あなたのことも救ってみせる!」


スキア「!」


ゼーレ「だから……絶対に人間界に攻めてきなさい」


スキア「……まさかそっちから攻めてこいなんて言われることになるなんてね。でも残念。私がお姉ちゃんのことを救ってあげるから」


すう……


「消えた……」


ゼーレ「……皆さん、私はゼーレ・レジェンダリア・アートルムといいます。かつて魔王の攻撃により魔力の再生が著しく阻害され……長く眠ることでやっと現代に復活しました」


ざわざわ


ゼーレ「そして彼女は、魔王のいなくなった魔界を統治するために私が送った私自身の分身です。でも、魔界の毒素にあてられて、彼女が新たなる魔王となってしまった」

ゼーレ「私は私自身の名に懸けて、彼女を止めてみせます。ですから、どうかリリウムのことは悪く言わないでください……!」


「よくわからないけど、まあ……」 「アートルムが復活って、あの魔力は確かにすごかったけど……」


樹「信じる信じないは自由です。ですが、これまでリリウムを卒業した者たちが世界にとって不利益なことをしたことがないことは、皆さんの知るところでしょう」


「確かに……」


ざわざわ ざわざわ


樹「どうぞリリウムをこれからもよろしくお願いします。では、本日はお引き取りを」


ざわざわ ぞろぞろ……


クロエ「……なんとかなったわね……。よかった」
101 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/01(金) 00:00:49.10 ID:PPJyweXjo
樹「……ふう〜……」ホッ


ラミー「お、お疲れ様。急にすごいことになったね……」


樹「まあ校長やってればこれくらいはね……」


クロエ「それより御桜、あなたなんでここに?」


御桜「姉の友人が視た未来について電話が来たんです。なので防御のために来ました」ニコリ


クロエ「そうだったの……。防御組凄かったわね」


レナ「私の新魔法も使えたみたいでよかったわ。まだまだ頂魔法には及ばないけどね」


クロエ「でも神魔法クラスの堅さだったんじゃない?」


レナ「それは否定しないけど、そこで満足してたらよくないわ。私達はあの魔王と戦わないといけないんだから」


クロエ「ええ、そのとおりね」ニッ


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓〜↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

4/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります
102 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/01(金) 00:01:41.68 ID:PPJyweXjo
というわけであけましておめでとうございます!
スレは現在夏休みで季節感めちゃくちゃですが、今後ともどうぞよろしくお願いします!
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/01(金) 01:06:13.58 ID:Bk632tkh0
あけましておめでとうございます!
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/01(金) 03:46:39.02 ID:LZONxCHTO
あけおめちゃん
流石にこのタイミングは人がいないか

スキアが世界全体に未来視を妨害する結界を展開
その影響でサリアの魔法の精度が落ちてしまうが、茜とヴィーネのフォローによってチームとしての圧倒的な強さは健在な模様
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/01(金) 04:01:11.25 ID:PfIC21GAO
初めはカームとやよいの2人だけででカラオケに行こうという話だったのだが、最終的にカームチームとシエラチームを合わせた6人で行こうという話に
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/01(金) 07:51:50.19 ID:lRY46K2GO
そろそろ演劇大会の練習をしよう

衣装合わせ中に小一時間ほど行方不明になるレナデンと何かを察する舞
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/01(金) 08:11:21.26 ID:8s91ggo5O
あけおめ、今年も良い百合期待してる

リリィ先生の実家にお邪魔したナミネ
そこでリリィ先生の弟妹達に囲まれて質問責めされあたふた
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/01(金) 09:56:11.57 ID:uZ+2f27ZO
プロ入り後、ウィンと同じく期待のルーキーとして快進撃を続ける時雨へのインタビュー
その際に恋愛方面など疎すぎる話題を振られ、その回答のギャップに歓声がより黄色くなる
109 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/01(金) 22:48:02.72 ID:PPJyweXjo
今日は更新なしです、すみません!
110 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/02(土) 19:28:58.95 ID:T+ppsRoto
リリィ家ーー


ナミネ「お、お邪魔します……」


「お姉ちゃんおかえりー!」 「わ、だれ!? きれいなひと!」


わらわら


ナミネ「あわわ……!」


リリィ「学校の生徒よ。ちょっと顔見せついでに、みんなのお世話してもらおうかなって思って」


「別にお姉ちゃんいなくても大丈夫だったけどねー」


リリィ「確かに……。ちゃんとお部屋の掃除もしてるのね、えらいえらい」


ナミネ「あ、あの、私来てよかったんでしょうか……。校長先生に何か言われたりとか……」


リリィ「大丈夫です。ナミネさんの品行方正さは学校中みんな知ってますし、何も言われませんよ」


ナミネ「そ、そうですか」ホッ


「おねえちゃんおなまえは?」クイクイ


ナミネ「あ、自己紹介がまだでしたね。ナミネ・スフィアードといいます。よろしくお願いしますね」


「なみねおねえちゃん!」


ナミネ「はい!」


「なみねおねえちゃんはおねえちゃんのこいびと?」


ナミネ「へっ!?///」


「あ、それあたしも気になる」 「彼女なのー?」


リリィ「もう、ナミネさんを困らせないでください。ほらほら、せっかくのお姉ちゃんですよ? 一緒に料理でもしましょう!」


「するー!」 「今日はハンバーグなんだよ! 材料はちゃんと買ってある!」


リリィ「ハンバーグ! ほら、ナミネさん。こっちがキッチンです、一緒にお料理しましょう?」


ナミネ「は、はい!」


ーーーーー

ーーー

111 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/02(土) 19:29:44.61 ID:T+ppsRoto
魔界ーー


スキア「……」


花「人間界からの帰参から何か思案なされていますが、いかがなさいましたか」


スキア「うーん……未来視されるのはまだしも、私とお姉ちゃんを間違えられるのはなあ……」

スキア「あ、そうだ!」


ヴォン


スキア「未来視妨害の結界を世界中に貼ろう!」ゴオッ!


ぐら…… ぐらぐらぐら……っ


サキュバス「ちょちょちょ……!」ガシッ


花「世界を対象に結界を……。さすがのお力です」


ーーーーー

ーーー




スタジアムーー


わあああああああっ!!


敵アタッカー「獄風魔法【ヘルウィンド】!」ゴオッ!


ヴィーネ「防御魔法【シールド】!」


サリア「ナイスです! 未来視【トキ】!」キィン

サリア「ーーっ!?」ガクッ


ヴィーネ「次の攻撃は!?」


サリア「み……見えません! 未来視がモヤがかかったように……!」


茜「!」


敵サポーター「縄魔法【ロープ】!」ビッ!


ガシッ!


敵サポーター「茜さんの片腕封じたよ!」


敵大将「オッケー! そのまま茜さんから狙っていこう!」
112 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/02(土) 19:30:20.20 ID:T+ppsRoto
茜(これは……動きだけじゃなく魔力の流れまで抑制されるのか……)ギシッ


ヴィーネ「未来が見えないなら……茜! サリアのサポートするよ!」


茜「……」コクッ


敵サポーター「その状態で? 無理よ! 縄魔法【ロープ】!」ビッ


茜「脚進化魔法【エヴォ・レッグ】」バッ!


敵サポーター「消え……!?」


敵アタッカー「後ろ!」


ヴィーネ「後ろを取られたのはあなたも。聖弾【ホーリーボール】!」


敵アタッカー「ぐあっ!!」


敵大将「く……!」

敵大将(隙は大きいけどこれしか……!)

敵大将「要塞砲【フォートレスカノン】!!」ガコォン!


ヴィーネ「おおっ!? 防御系の超上級“攻撃”魔法! 魔力の装填に時間がかかるけど威力はすごいよ!」


サリア「解説はいいですから! 狙いをつけられないようとにかくバラバラに!」


ヴィーネ「オッケー!」


敵大将(狙いは……あんたよ! 大将!)ジャキッ!

敵大将「発射ァ!!」ギュゴオオオオオッ!!


サリア「!!!」


ヴィーネ「神聖・匣【ザ・キューブ】!」ガチンッ!


敵大将「止められた!?」


茜「脚神化魔法【ネオ・レッグ】、腕深化魔法【ヘビー・アーム】」ブワッ

茜「すぅ……破ッ!」ゴッ!!


ごしゃああああああ……っ


ヴィーネ「さて、一人欠けて強力な魔法も打ち消されて……まだやる?」


敵大将「……降参です」


わああああああああっ! パチパチパチパチ!!
113 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/02(土) 19:30:53.61 ID:T+ppsRoto
サリア「す、すみません。助かりました……」


ヴィーネ「……」ジ…ッ


サリア「な、なにか?」


ヴィーネ「いや……目に異常はないみたいだし……。なんだろ、なんか薄い結界の中にいる感覚はあるんだよね……。ま、気のせいか」


茜「そういうのは後でいいですよ〜。ほら、挨拶しましょ〜」


審判「両チーム礼!」


ありがとうございました!


ーーーーー

ーーー

114 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/02(土) 19:31:20.93 ID:T+ppsRoto
他のスタジアムーー


レポーター「本日のヒロインは、一瞬の隙を突き試合を決めた! ルーキーの時雨選手ですー!」


パチパチパチパチ!


レポーター「大活躍でしたね! この歓声、どうですか?」


時雨「ありがとうございます。すごく嬉しいです」


わああああああっ!


レポーター「あの判断、ベテランの選手でもそうはできません。どのように身に着けた技術なのでしょうか」


時雨「私は昔から剣道とマホリオだけに情熱を注いできましたから。もしかしたら剣道の経験が活きたのかもしれません」


パチパチパチパチ!


レポーター「というと、彼女にいいプレーを見せるぞー! みたいなのはないんですね」アハハ


時雨「え、あ、ああ……。そう、ですね。その……彼女というのができたことがないし、恋愛というのもよく分からないので……そういうことはない、です」モジモジ


きゃあああああああああっ!!


レポーター「おおっと、会場の女性たちからとてつもない黄色い声が! ではその会場の皆さんに最後に一言お願いします!」


時雨「明日の試合も応援よろしくお願いします!」


わあああああああああっ!


レポーター「ということで、本日のヒロイン、時雨選手にお越しいただきました! 時雨選手、ありがとうございましたー!」


ーーーーー

ーーー

115 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/02(土) 19:31:48.09 ID:T+ppsRoto
食堂ーー


テレビ『あの試合のあと、時雨選手のグッズが大売れだったらしいですよ! 皆さんもこの新人、要チェックです!』


カーム「あの人……ウィン選手とリリウムでチームを組んでた人だよね。すごいなあ……」


やよい「そうそう。私達とは入れ違いに卒業しちゃったけど……。1チームから2人もプロってすごいよね。それにどっちも大活躍!」


カーム「私達も頑張らないと!」


やよい「でも学生たるもの息抜きもしないとね。えっと、学校近くのカラオケは……」ポチポチ


ポメ「やよいー!」ダキッ


やよい「ポメちゃん? どうかしたの?」


ポメ「なにもないよ! でもやよい見つけたから!」ニコー


やよい「そっか」ナデナデ


カーム「あ、ポメ暇? よかったら一緒にカラオケ行かない?」


ポメ「! いく!」


カーム「となると……。みんな誘おっか」


やよい「うん!」


ーーーーー

ーーー

116 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/02(土) 19:32:17.20 ID:T+ppsRoto
カラオケ屋ーー


ポメ「いえーい!♪」キイイイイイン!


シエラ「ちょっと! ハウリングしてる!」

シエラ「……」チラッ


レティス「…………♪」


ロロナ「れ、レティスさん魔法大丈夫なの……?」


カーム「歌わないけど来てみたかったんだって。マラカスとタンバリンで盛り上げるみたい」


レティス「♪」シャンシャン


やよい「よーし、歌おー!」


ーーーーー

ーーー

117 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/02(土) 19:33:06.73 ID:T+ppsRoto
部室ーー


クロエ「今日は役ありと衣装係で衣装合わせをするわ。しっかり体型に合わせてね。最近太ったとか、胸のサイズが大きくなったとか、そういうのはある程度はデンの魔法でなんとかするけど、まずは素直に申告すること」

クロエ「じゃあ各自で衣装合わせ開始よ!」


はいっ!


ヒカリ「衣装合わせも最後か……」


凜華「そう考えると感慨深いね……」


モミジ「……その、胸の大きさが……」ゴニョゴニョ


衣装係「えっ! さらに大きく!?」


モミジ「……///」コクリ


凜華「そういうのを感じる暇がない人もいるみたい」クスッ


舞「あれ、レナさんとデンさんは……」


ーーーーー

ーーー




クロエ「衣装合わせ終わったわね。それじゃあ調整はこれでおしまい。明日からまた練習になるから、しっかり体は休めること」


はいっ!


レナ「あ、あら、終わったの?」ハアハア


デン「そ、そうみたい……」フウフウ


舞「……」

舞(……そういうことですか)フム


クロエ「ああ、二人とも。衣装合わせは終わったわよね? 今日はもうおしまいよ」


レナ「わ、分かったわ。じゃあまた明日ね」


クロエ「ええ、また明日」


デン(うう、下着の濡れた感覚が……)モジモジ


現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓〜↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

5/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります

また、一年生のカラオケスキルをコンマで判定します
高いほど上手
カーム ↓コンマ
ポメ  ↓↓コンマ
やよい ↓3コンマ
シエラ ↓4コンマ
ロロナ ↓5コンマ
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/01/02(土) 21:10:20.48 ID:b6fvwerDO
端役ではあるが声優の仕事が回ってきたラクリマ、声だけでの演技のコツを掴むためにティアとアルシェに協力してもらう
アルシェに目隠しをして左右から声を聞かせてどちらがティアかを当てさせるというものだが、卓越した演技力のラクリマと恋人への想いで演技力をブーストしたティアでどっこいどっこいに
実質ティア二人によるASMRを聴かされる形になってしまったラクリマ、辛抱堪らなくなってティアを押し倒す
(※なおラクリマはお邪魔虫にならないように退散した模様)
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 21:11:33.30 ID:b6fvwerDO
>>118
ミス、最後ティアを押し倒すのはラクリマではなくアルシェです
安価下
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 21:18:05.73 ID:oU7pd0eSO
カームは芸術方面は凡才って感じだなぁ。コンマはこのレスがポメになるかな

レティスについて知ったティア、筆談を勧めてみる。ついでにオススメの紙とペンも教えてあげる
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 21:43:24.18 ID:kZDJ/o2EO
イリスの家で久しぶりに家族の温かみを感じ、両親が恋しくなってしまったノワール
夜、無性に寂しさを感じいつも以上にイリスに甘え、求めてしまう
それに応じて、優しく慰めるイリス
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 21:54:07.04 ID:wpjfSzW60
>>118の話をしたところ、自分にもやってほしいと頼むノルン。ティア同様に恋人ブーストがかかるので……(察し)
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/02(土) 22:02:37.07 ID:DWU8O58LO
魔翌力を洗い流す雨が降りレティスの髪の染料が落ちてしまう。慌てて隠そうとするも、たまたま通りかかったシエラに気付かれお姫様ということがバレてしまう
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/03(日) 00:30:58.78 ID:IkemA/bvO
下3人が音痴すぎる
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/04(月) 00:26:53.81 ID:IfqutmGDO
おやすみかな
126 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 02:18:14.08 ID:LLi68uZao
すみません、久々のセックスシーンのため時間がかかっています
本日中に書き上げて投稿予定です、お待たせして申し訳ありません
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/01/05(火) 11:11:14.16 ID:CBf/HqwoO
1組くらい卒業まで健全なままでいるカップルいてもいいのよ?
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/05(火) 15:19:31.46 ID:CG3zf6V1O
学生妊娠しなければセーフ
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/05(火) 15:55:05.46 ID:yzQ/9iqyO
イオモミはそこら辺奥手そうだけど、一線越えたら抑圧されてたぶんもあってすごいことになりそう
130 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:02:29.90 ID:LLi68uZao
やよい「らー♪」


シエラ「らぁー」


ロロナ「らー……」


レティス「……♪」シャンシャン


カーム(やよいはまあ聞けるレベルだけど、あとの二人ともあんまり……)


ポメ「あんまり上手じゃないねー?」


カーム「!!」ギョッ


ロロナ「や、やっぱり私なんか来ないほうがよかったよね、ああ、誘われたからって来なきゃよかった……」ブツブツ


シエラ「ふ、ふん。私はマホリオの練習ばかりだったからです。才能がないわけては……」ブツブツ


ポメ「でも楽しそうだからもっと歌ってほしいなー。ね、ね、誰かデュエットしよう!」


やよい「あ、はいはーい! 一緒に歌おうポメちゃん!」


ポメ「いえーい♪ らぁ〜♪」


やよい「わ、ポメちゃんうまい! らー♪」


ーーーーー

ーーー

131 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:03:24.22 ID:LLi68uZao
中庭ーー


さああああああ……


シエラ(雨か……)


レティス「……っ、……!」バシャバシャ


シエラ「!!」


レティス「……ふー……」

レティス(ここで雨やどりしよう……)


シエラ「れ、レティス様……っ!」キョロキョロ


レティス「……シエラ」シー


シエラ「いや「しー」じゃなくて! お嬢様髪が……!」


レティス「……髪……?」チラリ

レティス「……!!」


シエラ「は、早くお部屋で染め直しましょう!」


ローラ「あ、いたいたー」


ティア「……」トコトコ


シエラ「!」サッ


ローラ「あ、あれ。レティスちゃんに用があったんだけど……」


シエラ「なんですか、私が聞きます」


ティア【なぜシエラさんが?】


ローラ「えっと……アウローラのお姫様だから、かな……?」


ティア「?」


シエラ「な、なぜそれを……!」


ローラ「私、これでも社交界に顔が利くんだ。そのパーティーで見たことがあるんだよ。公にしてないみたいだから、隠したいのかなと思って言って回ったりはしてないけど……」


レティス「……お久しぶりです、ローラ様」ペコリ


ローラ「あ、ここでは様付けはなし! 同じ学生だからね」


レティス「……はい」
132 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:03:58.19 ID:LLi68uZao
ローラ「で、あなたはアウローラの子かな? お姫様一人じゃ危険だもんね」


レティス「……」コクリ

レティス「……シエラ、天才。……アウローラで一番強い」


シエラ「お、お嬢様……!///」テレッ


ローラ「それで同学年だし、警護も兼ねて一緒に入学したんだね。やっぱり秘密にしてた方がいいのかな?」


シエラ「お願いします。騒ぎにはしたくないので」


ローラ「うん、分かったよ」


ティア【あの】


ローラ「あ、そうそう。ティアちゃんがレティスちゃんに用があるんだった」


ティア【しゃべるのが苦手なら、この紙とペンをプレゼントします】スッ


レティス「?」


ティア【筆談です 私もしゃべるの苦手なので、こうしてます】


レティス「……なるほど」カキカキ

レティス【ありがとうございます】スッ


シエラ「おおお……」


ローラ「これならなにか伝えたい時に書けば大丈夫だよ」


ティア【筆談仲間が増えるのは大歓迎です】


レティス【〜〜〜〜〜〜】カキカキカキカキ


シエラ「とにかく筆を走らせるのが楽しいみたいですね……」


ーーーーー

ーーー

133 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:04:32.22 ID:LLi68uZao
空き教室ーー


アルシェ「それじゃあ目隠しをする」キュッ


ノルン「の、ノルンも」キュッ


ラクリマ「二人に見分けられないようにお姉ちゃんの声真似か〜。声優の端役とはいえ、ちゃんと練習しないとだもんね」


ティア「……こほん」


ーーここから目隠しした二人視点ーー


「ノルンさん、アルシェ、ちゃんと目隠ししてますか?」

「私の声だけ聞こえますか?」

「ふふ。私の声が両方から聞こえてくる感じでしょうか」

「そわそわしちゃだめです。じっとして……そうです」

「えらいえらい……♡」ボソッ

「せっかく顔が見えなくて恥ずかしくないので、二人にいつも思ってることをささやきますね」

「アルシェ、小さい体で強力な魔法を使うカッコいい魔法使いさん。……大好きです」

「ノルンさん、いつもはおっとりしてるけど、決めるときは決める、カッコいい魔法使いさん。……大好きだよ」


ーーーーー


アルシェ「……っ!」バッ


ノルン「〜〜っ!」バッ


ティア「あ……」


ラクリマ「目隠し外しちゃった」
134 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:04:58.97 ID:LLi68uZao
アルシェ「ティア」ズイッ


ティア「は、はい」


ちゅっ


ティア「!!///」


ラクリマ「!」キャー


ノルン「……ラクリマさん」グイッ


ラクリマ「おわ、なになに? お姉ちゃん達のこともっと見てたいよー」ズルズル


アルシェ「そんなこと言われたら我慢できない」ジリ…


ティア「ま、待ってくださいっ、さっきのはラクリマかも……」


アルシェ「ティアだった」キッパリ


ティア「あ、ぅう……!///」


アルシェ「ティア、アルシェのこと好き?」


ティア「好き、です……」


アルシェ「ん、アルシェもティアのこと大好き」ギュッ


どさっ……


ティア「……っ」


アルシェ「ティア……」


ちゅっ ちゅ……


ーーーーー

ーーー

135 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:05:25.89 ID:LLi68uZao
別の空き教室ーー


バタン ガチャリ


ラクリマ「え、なんで鍵まで閉めて……」


ノルン「ラクリマさん」ギュッ


ラクリマ「!」


ノルン「さっきの……すごくドキドキした。最後、ちゃんとラクリマさんの声だった」


ラクリマ「あはは。真似とはいえ、さすがにお姉ちゃんの声でノルンさんに好きって言うのは違うもんね」


ノルン「……ノルンも、ラクリマさんのこと大好き」


ラクリマ「!!///」カアッ


ノルン「さっきの聞いてから、胸の奥がきゅううってなって、もう、ずっとずっとドキドキしっぱなしなんだよ。……ほら」


むにぅ……っ


ノルン「ラクリマさんっ、ラクリマさん大好き……っ」ギュウウウッ


ラクリマ「あ、あわわ……///」


ちゅっちゅっ ちゅうう……


ーーーーー

ーーー

136 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:05:54.11 ID:LLi68uZao
♡幕間
  ノワールとイリスの……♡

寮のベッドに横になって、ひんやりとした感触の中で思考を滑らせる。
イリスの実家に行ってから、少し寂しがり屋になってしまったらしい。
温かいご飯、笑いの絶えない緩やかな時間、成長を記録したアルバム……。
悪魔に両親を殺された私には、もう二度と感じることのできないものだと思っていた。
でも、オーレリアの家にはそれがあった。
そこから戻ってきた今、心に穴が空いたように無性に寂しさを感じる。

「ノワールさん?」

思案に耽っていると、部屋の逆側から声がかけられる。
可愛らしい声で、でも起こさないようにとちょっとささやき声。

「なあに、イリス」

「あ、やっぱり起きてましたか……。目が開いてるように見えたので、眠れないのかなと」

どうやら心配して声をかけてくれたらしい。
その気づかいに胸が暖かくなる。

「寝れないわけじゃないんだけど……。ねえ、そっちで一緒に寝てもいい?」

暗闇の中でぱちくりと目を見開くのが分かる。それでも目を優しく細めて。

「いいですよ、来てください」

そう甘く誘ってくれた。
137 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:06:21.17 ID:LLi68uZao
ゆっくりとベッドに上がると、スプリングの軋む音もゆっくりと響く。
ふわりとブランケットに包まれて、イリスの匂いと暖かさが全身に行き渡る。

「イリス……」

「はい?」

ぎゅっと抱きついてみると、優しく抱きしめ返してくれた。
さらに強くイリスの匂いが鼻孔をくすぐる。
ぐりぐりと鎖骨のあたりに頭をこすりつけて、さらに強く抱きしめる。

「どうしたんですか? なんだか今日は甘えんぼさんですね」

よしよし、なんて言いながら背中をとんとんと叩いてくれる。
それがさらに胸の奥底の感情を揺さぶって……。

「あ、あれ、ノワールさん泣いてるんですかっ? えっと、えっと……!」

気づけば涙が溢れていた。
きゅううと胸が締め付けられる、切なさに近い心地良い感覚。
多分、幸せすぎて涙が出ているのだろう。
決して嫌な涙ではなく、その涙は温かい。

「ノワールさん、どうしたんですか……?」

親指の腹で優しく涙を拭ってくれる。
その間も背中をとんとんと叩くのもやめない。

「……あのね、イリスのママに会って、家族っていいなぁって……っ」

ずび、と鼻水まで出てくる。
これはまずいと、ベッド脇のテーブルにあるティッシュを取るために起き上がろうとする。
すると、後ろから抱きしめられる感覚。

「イリス……?」

「ノワールさん……ママも、お母さんもいないんですもんね……」

「……うん」

「……私が、家族になりますから。どうか悲しまないでください」
138 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:06:49.11 ID:LLi68uZao
イリスの吐息が首筋にかかる。
押し付けられた胸の感触をありありと感じてしまう。

「……ママ」

「ふふっ。いいですよ、今だけはノワールさんの……ノワールのママです」

液体まみれの顔を袖でごしごしと拭って、イリスママに抱きつく。
おっぱいをパジャマの上から探し当てて、躊躇なく吸い付く。

「ひゃんっ! もう、えっちな子ですね……♡」

そう口では言うものの、背中をさするのはやめない。
とろとろに甘やかされて、幸せすぎてどうにかなってしまいそうだ。

「ママ、おっぱい……」

パジャマをくいくいと引っ張ると、恥ずかしそうにしながらもボタンを外していく。
そしてすべてのボタンを外し、ぷりんと小ぶりなおっぱいをさらけ出した。

「はい、どうぞ♡」

「はぷっ!」

「きゃんっ!」

巨乳ではないが、確かにある胸。
その中心の突起をコロコロと口の中で転がして、たまに甘噛みをしてみたりする。

「ぁあっ、あっ! んっ、ふやぁ……っ!」

ぴくぴくと耐えるイリスを見ていると、こちらまで切なくなってしまう。
イリスの胸に舌を這わせながら自分でも下腹部へと手を伸ばし、そしてパジャマの中へと手を侵入させる。
うっすらと濡れているのか、指で優しくクロッチを押し込むとひんやりとした感触がした。
139 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:07:24.24 ID:LLi68uZao
「あんっ、も、もお……っ! えっち、ですね……!」

ぐいっと肩を押されて口を離す。ふるんと胸が揺れて、その先に付いた唾液もぽたりと落ちる。
口寂しくなったかと思えば、今度はキスをされる。

「ふ、んぅ……っ」

その感触にうっとりとしていると、いつの間にかイリスの右手が下まで降りてきていた。

「んぅっ!?」

濡れた秘所をパジャマの上からなぞられる。ただそれだけで肌がぞわりと粟立ち、びりびりとした快感が背中を駆け抜ける。

「大丈夫ですよ。身構えないで、そのまま気持ちよくなってください」

こしゅっ。こしゅっ。
決して激しくはないその動きに、私の熱は徐々に上がっていく。
優しくゆっくりとなぞられているだけなのに、イリスの優しさが快感となってそこから全身を駆け巡っているかのようだ。

「ぁっ……あぅっ……!」

気づけばイリスの手は下着の中にまで侵入し、直接そこをかき乱していた。
粘ついた液体がイリスの手によってかき混ぜられ、くちゅくちゅと控えめな水音を響かせる。
140 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:08:01.94 ID:LLi68uZao
「ふふっ、きゅうきゅうって締め付けてきてますよ。イきそうですか?」

もはや声は出せず、イリスの肩口にこくこくと額をこすりつけることでしか意思表示できない。

「あぅっ、ぁあっ、ひぁああっ!」

こちゅっこちゅっこちゅっ。
少しずつイリスの指の動きが早くなり、それに合わせて私の喉も声を漏らす。
まるでイリスに弾かれている楽器のように、イリスの手の中でいいようにされていた。

「イくところしっかり見せてくださいね。ほら、イっていいですよっ」

イリスの動きがさらに早くなり、水音も比例して大きくなる。
全身に電撃魔法を浴びたような衝撃が広がってーー。

「あっあっあっ、あっ、や、ふやぁぁああああああっっ!!」

目の前のイリスにしがみついて、とてつもない浮遊感に耐える。
体が浮いてどこまでも飛んでいってしまいそうな絶頂。
ゆっくりとその感覚から戻ってくると、未だに背中を優しくさすってくれていることに気がついた。

「えらいえらい、ちゃんとイけたね……♡」

ちゅっと軽いキスが1つ落ちてくる。
すべてを肯定するような、どこまでも甘い言葉。
それを聞きながら、ゆっくりと眠りに落ちていった。
141 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/05(火) 20:08:29.63 ID:LLi68uZao
ーーーーー

ーーー




クロエ「もうちょっとで演劇部の全国大会ね……。気合入れないと」パンパンッ


現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓〜↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

6/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/05(火) 20:23:48.64 ID:v8hNqBf3O
カームポメ
カームレティス
カームやよい
やよいポメ
シエラカーム
シエラやよい
シエラロロナ
シエラレティス

1年生は組み合わせ候補が多いな

安価は、『時雨とウィンのチームが試合をすることになる』
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/05(火) 20:25:36.81 ID:8gha04crO
大会に向けて他の参加校の情報収集
舞がいなくなった後のカサブランカが結局どうなったのかも知っておきたい
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/06(水) 00:37:40.50 ID:xBz53O1UO
大会に向けて稽古
なんだかんだで効果はあったらしく声の演技が更に向上していたが、トレーニング方法を聞かれてしどろもどろになりながら誤魔化すラクリマ(+人知れず真っ赤になっているノルン)
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/06(水) 02:36:35.40 ID:uZmWcV1LO
レティスの髪をセットするシエラ。レティスもこの毎朝の日課を気に入ってるようで心なしか楽しそう。
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/06(水) 05:34:14.19 ID:76donwIf0
イリスがノワールの事をさんを付けずに呼んでいる事に気付くイオモミ
軽い気持ちで何があったのか尋ねる
顔を赤らめて慌てる二人を見て、何かを察するイオモミ
147 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/06(水) 20:29:06.53 ID:h638iAx1o
朝、シエラとレティスの部屋ーー


すっ…… すっ……


レティス「♪」


シエラ「楽しそうですね?」スッスッ


レティス【この時間好きなんだ シエラの手付きが優しくて、また寝ちゃいそう】


シエラ「そ、そうですか……。私も本来の付き人の代わりとはいえ、毎朝お嬢様の御髪に触れられるのは幸せです。さらさらと流れて、まるで水を梳いているようで……」


レティス【そっか】


シエラ「はい」キュッキュッ

シエラ「……できました。今日は三つ編みにしてみましたよ」


レティス「……!」

レティス「……シエラ、ありがとう。素敵な髪型……♪」


シエラ「『普通の学生らしく、色々な髪型を試したい』と言われた時は驚きましたが、今ではセットしてるこちらも楽しいですよ」


レティス「♪」


ーーーーー

ーーー

148 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/06(水) 20:29:32.95 ID:h638iAx1o
食堂ーー


ノワール「演劇部は夏休み中ほとんど部活なんだ。このあとも部活?」パクパク


モミジ「うん。全国大会も近いから、みんな集中してる」


イオ「今年は演劇部の大会、見に行きますね!」


モミジ「うん! といっても主役じゃないけどね……」


イオ「名前のある役は十分すごいですよ! リリウムに入ってから演技を学んでそれだけの実力をつけたんです。胸を張ってください」


モミジ「う、うん……!」


イリス「ふふ、仲良しですね。あ、ノワール、お醤油取ってください」


ノワール「はいはい。どうぞ」


イオ「あれ、今呼び捨てでした? 前までさん付けだったような……」


モミジ「うん、呼び捨てだった。何かあったの?」


イリス「え、あ、つい……!」オロオロ


ノワール「な、何かってそんな、ねえ?」キョドキョド


モミジ(あれ、この空気まさか……)


イオ(そ、そういうことでしょうか……)ドキドキ


ーーーーー

ーーー

149 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/06(水) 20:30:02.76 ID:h638iAx1o
部室ーー


ラクリマ「あー、あー、あー!」


クロエ「ラクリマ、ここ最近でぐっといろいろな声を出せるようになったわね。何か特別な練習でもしたの?」


ラクリマ「え、いや、特別なことはその、してないですよ? お姉ちゃんの真似をしてただけで……」トギマギ


クロエ「ほー……やっぱりラクリマは人真似が演技の基礎になってるのね」


舞「声の出し方は一朝一夕では身に付きませんし、今からそれだけの声が出せるのは強い武器ですね」


ノルン「……///」


カーム「あれ、先輩顔赤いですよ。大丈夫ですか?」


ノルン「だ、大丈夫大丈夫〜! あはは……///」


クロエ「そうそう、カサブランカは今年も全国大会に来てるわよ」


舞「……そうですか」


クロエ「なんでも、舞がいなくなったことに奮起した生徒が少数だけどいて、その子達が主導して演劇部をまとめてるらしいわ」


凜華「どうやら舞さんの発破は効果てきめんだったみたいだね」


舞「ええ。……ふふ、それは安心しました」


ヒカリ「二連覇する学校だもん。舞さん以外の生徒だって粒ぞろいに決まってるよね」


デン「出場校の一覧は出てるし、いろいろ調べてみてもいいかもね。男装して演技するところもあるし、ミュージカルをやるところもあるみたい」


レナ「いろんな学校があってこそ優勝のしがいがあるわ。さあクロエ、練習しましょう!」


クロエ「ええ!」


ーーーーー

ーーー

150 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/06(水) 20:30:36.24 ID:h638iAx1o
食堂ーー


テレビ『今日の注目カードはこちら。勢いのある新人達の戦いです! なんと中でもこの二人、学生時代は同じチームで戦っていたそうで、それがプロとなって別のチームに! この戦い……大・注・目・です!』


クロエ「あ、今日いよいよウィンさんと時雨さんの戦いなのね」


ヒカリ「どっちもすごいみたい。新人だけどすごく強いって話題だよ」


クロエ「どっちが勝つかしらね」


スタジアムーー


ウィン「いよいよ時雨のチームと対戦かー」


時雨「今日は勝たせてもらうぞ」ニッ


審判「試合開始!」


ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオオッ!


時雨「剣戟・飛燕!」ザウッ!


ゴオオオオオオッ!!


時雨チーム大将「時雨、右だ!」


ウィン「魔弾【シュート】」


時雨「!」ガキィッ!


ウィン「……いい目だ」


時雨チームサポーター「加速魔法【ソニック】! 時雨、いけ!」


時雨「はい!」


ウィンチームブロッカー「鋼鉄壁【アイアンウォール】!」ゴギイイイッ!

ウィンチームブロッカー「これは斬れないぞ! 鉄の壁だからな!」


ウィン「……いや、斬るよ」


ウィンチームブロッカー「は?」


ザン……ッ!


時雨「衝撃には強いだろうが、私にとっては大した壁ではないな」


ウィンチームブロッカー「な……!」
151 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/06(水) 20:33:39.63 ID:h638iAx1o
ウィンチーム大将「ウィン、大将狙って!」


時雨チーム大将「時雨、大将を狙え!」


ウィン「魔弾【シュート】」ゴォウッ!


時雨「剣戟・群飛燕!」ジャッ!


時雨チーム大将「渦魔法【ボルテックス】!」ズオオッ!

時雨チーム大将(魔力の渦で相手の魔法を飲み込む!)


ぎゅうううううっ


ウィンチームブロッカー「鉄壁【バリケード】!」


ウィンチーム大将「増殖魔法【インクリース】!」ズラッ!

ウィンチーム大将(触れた魔法を増やす! これで壁を増やせば……!)


ガキンガキンガキンッ!


時雨チーム大将(飲み込みきれない……!? 魔力が多すぎる!)


ウィンチーム大将(壁を増やすスピードが間に合わない! 加速した剣の迅さについていけない……!)


どおおおおおおおっ!


審判「し、試合終了! モニター班!」


ーーーーー


クロエ「同時に見えたけど……」


デン「やっぱりあの二人すごいね……。プロの中でも大活躍だ」


テレビ『判定が出ました! 非常に珍しいことですが、同時に大将が戦闘不能になったため引き分けとのことです!』


ーーーーー


審判「両チーム、礼!」


ありがとうございました


時雨「いいチームだな。攻守ともに優れたチームだ」


ウィン「そっちこそ。サポーターのおかげで時雨の速さに磨きがかかってるね〜」


時雨「ふふ、彼女の魔法は加速だけではないとだね言っておこう」


ウィン「それはそれは……次が楽しみだなー」フフッ


ーーーーー

ーーー

152 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/06(水) 20:34:14.57 ID:h638iAx1o
クロエ「大会まであと3日……。緊張するわね」


現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓〜↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

7/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/06(水) 20:49:08.81 ID:jjYbjQzWO
初めて公式の試合でヴィーネチームと対戦する事になったウィン。ハンデありの手合わせや、ゼーレの分身を利用した模擬戦こそ経験した事があるものの、いざ本気の彼女達と戦ってみるとゼーレには再現できない3人のチームワークや個々の判断力といった点で圧倒される
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/06(水) 21:20:21.49 ID:yvyEPu/a0
昔の時代よりも気温が高いのか、盛大にバテてしまうリーケアイリス。ゼーレの清涼魔法やリーケの氷魔獣、スフィアの氷などを使って涼む。そのついでで演劇部の練習場所を涼しくしてもらう
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/06(水) 21:23:45.87 ID:Cz7t3Fd+O
大会前夜、最後の大会やカサブランカと競い合うことなどから緊張している舞を、舞台の上でも私生活においても『パートナー』という立場から励まして緊張を解す凜華
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/06(水) 21:36:57.71 ID:pzmPBPkD0
南国のゼレステ、脚が攣って溺れたゼレスにステラの人工呼吸イベント
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/06(水) 21:53:13.62 ID:Ry7/Wi0RO
ついついセレニテのことをママと呼んでしまうノワール。それに対して優しく抱きしめてあげるセレニテ

生粋のママっ子なイリスはその光景を目の当たりにして少しやきもちなご様子
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/07(木) 00:36:28.03 ID:BMEkJwfQO
イリノワ家族尊い
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/07(木) 01:17:47.51 ID:nV3wRA0F0
普段敬語の子が特定の相手にだけ口調が崩れるの好き
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/01/07(木) 02:28:04.39 ID:BMEkJwfQO
自分もどこかでそれ言ったけど、とてもわかるマン
161 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/07(木) 21:44:41.83 ID:FzR/QnP3o
スタジアムーー


ウィン「……いよいよ」


ヴィーネ「ここまで来たわね」


茜「ふっふっふ〜、学生ナンバーワンに、プロナンバーワンの本当の実力を見せてあげよ〜」


ウィン「楽しみです」


審判「試合開始!」


ウィン「魔弾【シュート】」ズゴオオッ!


サリア「防御魔法【シールド】!」ギイッ!


ウィン「……珍しいですね、サリア選手がシールドなんて」


サリア「喋ってる暇はないぞ」


茜「拳強化魔法【ザ・ナックル】」フワッ


ウィンチームブロッカー「鉄壁【バリケード】!」ガキイッ!


ゴオオオォォンッ!!


ウィンチームブロッカー(やっぱりだ! この魔法は打撃には相性がいい! 茜さんでも凹ませるのが精いっぱいだ!)


ウィンチーム大将「ウィンさん! ネオ!」


ウィン「神弾【ネオ】」ギュコオオオッ!


ウィンチーム大将「増殖魔法【インクリース】!」


ゴゴゴゴゴゴオオオオオッ!!


サリア「未来視【トキ】!!」


ウィン「なっ……!」

ウィン(未来視ができなくなったわけじゃないのか? なんで温存を……いや、考えてる場合じゃない!)


サリア「茜さん、左のネオを!」


茜「腕深化魔法【ヘビー・アーム】」フワアッ

茜「フッ!」バチイッ!
162 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/07(木) 21:48:29.62 ID:FzR/QnP3o
サリア「ヴィーネさん、動かないで」


ヴィーネ「おっけー」


ドオオオオオオオッ!!


ウィンチームブロッカー「当たった! あたし達の勝……ち……!?」


ヴィーネ「いやー、ネオの雨はすごいね。それもウィンさんほどの使い手ならなおさらだ」


ウィン(ネオ一発を分散させて、他のネオにぶつけて誘爆させた……)

ウィン「面白い……!!」ゾクゾクゾクッ

ウィン「時神魔法【クロノス】!!」ゴッ!


茜「腕神化魔法【ネオ・アーム】、脚神化魔法【ネオ・レッグ】」ブワッ!


ゴシャアアアアアアアアッ!!


ウィン「な……!」


ヴィーネ「大将さんがら空き!」スッ


ウィンチームブロッカー「鋼鉄壁【スチールウォール】!!」


ウィンチーム大将「増殖魔法【インクリース】!」


ガギガギガギィィィンッ!!


ヴィーネ「神聖矢【フェイルノート】!」フォッ


ウィンチームブロッカー「そんなただの矢でスチールウォールは崩せないよ!」


ウィン「違う、避けて!」


ズオオオオオオオオッ!!


ウィンチーム大将「!!」


ドオオオッ!


審判「そこまで! 勝者ヴィーネチーム!」


わあああああああああっ!!


ーーーーー

ーーー

163 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/07(木) 21:49:01.58 ID:FzR/QnP3o
ウィン(ボクが接近戦に弱いことは知ってて、斥候を茜さんにした。茜さんの攻撃が相性悪いと見れば即座に防御役に徹し、ヴィーネさん主体の攻めに変える……)

ウィン「コンビネーションすごかったなあ……。それにあの魔法も……」


ヴィーネ『神聖矢【フェイルノート】!』フォッ


ズオオオオオオオオッ!!


ウィン「“当たったものを貫く”んじゃなく、“狙った場所に到着するまでの障害物を無視する”魔法なんて、どうやって防げばいいんだろう」


ウィンチームブロッカー「ウィン……なんで笑ってるんだ?」


ウィン「え、ボク笑ってた? 無意識だったな〜」

ウィン(あんなに面白い魔法見せられて笑うなって言う方が無理だけどね〜)ゾク…ッ


ーーーーー

ーーー

164 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/07(木) 21:49:28.88 ID:FzR/QnP3o
南国ーー


ドオッ ドオッ ドオオオオッ!


ステラ「はあっ、はあっ……。連発はキツイですね……」ポタポタ


ぜレス「今日の練習はこんなところでいいでしょう。海で一緒に泳ぎませんか?」パシャパシャ


ステラ「はい、泳ぎます!」チャポチャポ


ぜレス「こうして平和だと、魔王が攻めてくるなんて嘘みたいですね……」


ステラ「ですねえ……」


ぜレス「っ!」ビクンッ


ざぼんっ


ステラ「ぜレスさん!?」


ぜレス(そんな、足が攣った……! 助けて、助けてステラさん!)ゴボッ


ステラ「ぜレスさん!」ザブンッ!


ぜレス(ステラ、さ……ん……)コポ…


ぐいっ ざばあっ!


ステラ「ぜレスさん、ぜレスさんしっかりしてください!」

ステラ「そ、そうだ人工呼吸……! 浜に寝かせて……」ソッ

ステラ(ぜレスさん……!)チュッ


ふううーっ ふううーっ


ぜレス「ーーっげぼっ!」ガボッ


ステラ「……!」グブッ

ステラ「ぺっ! すぅ……」チュッ


ふううーっ ふううーっ


ぜレス「…………っ」ピクッ


ステラ(反応が……!)

ステラ「ぜレスさん、ぜレスさん大丈夫ですか!?」


ぜレス「……」コクン
165 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/07(木) 21:50:06.12 ID:FzR/QnP3o
すとっ


ヴィーネ「よっと。ちょっと試合激しかったから癒やされに来たよ〜」


ステラ「ヴィーネさん! 助けてください!」


ヴィーネ「え、なになに!?」


ステラ「ぜレスさんが溺れて……!」


ヴィーネ「!」バッ


ぜレス「…………」


ヴィーネ「神癒【ディバインヒーリング】!」ポワ…

ヴィーネ「偶然だけど来てよかった……。これでもう大丈夫」


ステラ「よ、よかったあ〜……」


ヴィーネ「でも病院には連れてかないと。すぐ手配するから、ステラちゃんも手伝って!」


ステラ「はい!」


ーーーーー

ーーー

166 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/07(木) 21:51:01.55 ID:FzR/QnP3o
オーレリア家ーー


セレニテ「おかえり、二人とも」


イリス「もうすっかり馴染みましたね」


ノワール「うん、そうかも」フフッ


セレニテ「今日は冷やし中華を用意したから、涼んでいってね」


ノワール「わあ、ありがとうございます、ママ」


セレニテ「……」ポカーン


イリス「ママ……?」


ノワール「はっ!? 違っ、セレニテさんありがとうございます!///」アワアワ


セレニテ「ふふっ」クスッ


ぎゅっ


セレニテ「私のこと、ママって呼んでもいいのよ?」


ノワール「……!」


ぎゅっ……


セレニテ「ふふ、娘がもう一人増えたみたいね」ナデナデ


イリス「……むー……」プクーッ


むぎゅっ


セレニテ「イリス?」


イリス「ママは私のママだもん……」ギュー


セレニテ(かわいいいい……!!)


むぎゅうー……


ーーーーー

ーーー

167 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/07(木) 21:52:09.33 ID:FzR/QnP3o
図書室ーー


リーケ「…………」クタッ


アイリス「……」グター


クロエ「ちょっと、どうしたのよこれ」


ゼーレ「暑いみたいです。……よし、できましたよ」カンッ


キュインッ!


アイリス「おお……! 涼しい……!」


クロエ「清涼魔法の入ったエアコンもついてるけど、それじゃだめなの?」


リーケ「……自然な風じゃないから、ぞわぞわする」


ゼーレ「今回は自然な風を作る魔法を用意してみたの。あとはスフィアの氷の魔力も混ぜてるから、しっかり涼しいわよ」ナデナデ


リーケ「……うん、涼しい」ニコッ

リーケ「……あ、そうだ」キンッ


アイスキャット「ふにゃ?」


リーケ「……つめたい」ムギュー


ゼーレ「うーん……せっかく用意したし、演劇部でも使ってみますか?」


クロエ「いいの? 体育館前のステージを借りてるけど、あそこエアコンの風が届きにくいのよね」


ゼーレ「では魔法陣を用意しましょうか。体育館に行きましょう!」


ーーーーー

ーーー

168 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/07(木) 21:52:51.75 ID:FzR/QnP3o
大会前日ーー


パチパチパチパチ!


クロエ「リハーサルは大成功ね。あとは各自明日に向けて準備してちょうだい!」


はいっ!


ーーーーー

ーーー




部室ーー


舞「……ふう」キュッ


凜華「やっぱりここにいた」


舞「凜華さん」


凜華「舞台少女だもん。体動かしてないと落ち着かないよね」


舞「はい。やっぱり緊張してしまって……」


凜華「今から緊張してたら寝れないよ? そうだ、ここ座って」ポンポン


舞「?」ストッ


凜華「深呼吸の手伝いをするよ。リラックスして、目を閉じて。私の言うタイミングで深呼吸してね」

凜華「まず肺の中の空気をゆっくり全部出すところから。吐いてー……」


舞「はー……」


凜華「吸ってー……」


舞「すー……」


凜華「吐いて……」


舞「はあー……」


凜華「そう、その調子。大丈夫、明日観客は私達の演技に夢中になる。浴びせられる歓声、鳴り止まない拍手……」

凜華「……はい、こんな感じかな。いいイメージはできた?」


舞「……はい、すごく落ち着きました」


凜華「よし、それじゃあ明日に備えて寝よっか」


舞「はい!」


ーーーーー

ーーー

169 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/07(木) 21:53:23.83 ID:FzR/QnP3o
翌日、会場ーー


がやがや がやがや


クロエ「さあ皆、準備するわよ。今までやってきたことを思い出して、最高の舞台にしましょう!」


はいっ!!


ーーーーー

審査員『ーー学校の皆さんありがとうございました。1時間のセットタイムの後はリリウム魔法学校の発表となります』


クロエ「よし、舞台の準備! セットは素早くね!」


ばたばた ばたばた


ーーーーー

ーーー




ビーーーーーーッ


クロエ(今年の舞台は、昨年文化祭でやった「闇の試練」を元にしたシナリオの発展版。魔王との戦いに臨む、諦めない魔法使いの話)


ラクリマ「人の絶望を影から啜る存在……それが私達悪魔だ」


クロエ(物語は、悪魔が学校にやってくることから始まる)


ラクリマ「人は必ず来る恐怖にこそ絶望する。……一年だ、一年後に全ての人間を絶望に染めよう」


モミジ「帰りましょう、魔王様。今回為すことは終わりましたわ」


ラクリマ「ああ、さらばだ人間ども」


凜華「魔王が……一年後に……」


クロエ(でも凜華は諦めない。友達と手をとって、恋人を守るために強くなって……)
170 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/01/07(木) 21:53:52.90 ID:FzR/QnP3o
クロエ(そして最大の見せ場。くるくま先輩から教わった殺陣。敵味方が入り乱れて激しいアクションを繰り広げる)


凜華「ふっ、はあっ!」


ヒカリ「人間ごときがボクたちに敵うと思うなァ!」ブオッ!


舞「人間は絶望には決して負けない。……ね?」


凜華「ああ!」ブンッ!


ヒカリ「ぐおっ!?」ガキンッ!


ラクリマ「……絶望せよ、人間」ズオッ


クロエ(私の闇を使った、絶望の演出。その中でスポットライトから浮かび上がるシルエット)


凜華「人は希望があれば、どんな絶望にだって屈しない!」


クロエ(そして、魔王は打ち倒される……。最後は、百合江先輩のようなラブロマンス)


舞「ユウキちゃん……」


凜華「アイ……。これからも、平和な世界を一緒に生きよう」


舞「……はいっ!」


ビーーーーーーッ


パチパチパチパチ!!


クロエ(……そして幕は降ろされた)


ーーーーー

ーーー

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