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【安価】ウィン「リリウム魔法学校へ! 7……ナナ?」【百合】

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769 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 20:53:38.94 ID:4bjc/3S70
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 20:54:04.14 ID:q+qg6snDO
はい
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 20:54:43.55 ID:SAM7HYGqO
そのた
772 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/09(火) 22:11:31.90 ID:9KhLNJf/o
司会『ミス・リリウムは〜〜〜〜〜……!』

司会『真壁晶ーーーーー!!!』


晶「え、あ、アタシ!?」


楓「みんな見る目あるなあ」ウンウン


嵐(後方彼女面……)


司会『ではでは表彰しますのでこちらへ!』


晶「なんか照れるなあ……」


司会『ミス・リリウム、おめでとうございます! ミス・リリウムの証であるティアラの贈呈です!』


晶「よいしょ……」チョコン


司会『ミス・リリウムに拍手を!』


パチパチパチパチ!


ーーーーー

ーーー

773 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/09(火) 22:12:07.68 ID:9KhLNJf/o
翌日ーー


クロエ「ふあ……」

クロエ「……よしっ。今日からまた頑張るわよ。見ててね、ママ、お母さん!」


現在の目標
・ソフィア、スキア救出の用意をする
・期末試験に備える

安価↓〜↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

12月第1週
13/16回目の行動です
16回目の行動終了後、期末テストになります
期末テスト終了後、冬休みに入ります
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 23:20:14.59 ID:ZPU1w/fhO
クロエローラヒカリの三人でデート
人気のパンケーキ専門店に朝から並ぶ
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 01:07:57.54 ID:Yhb4bq+jO
ティト母から話を聞いたトワ母がならば自分もとトワの様子を見にやってくる。やはりというか出鱈目なサイズで、地上から見れば無数の巨大な目玉が空一面を覆い尽くす形となりまたしても大パニックに
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 10:11:20.29 ID:rz8Cqsb2O
ミスリリウムに選ばれたことからか後輩からの晶人気がすごいことになる
最初は彼女として得意げな楓だったが段々周囲への嫉妬でちょっとカリカリしてきた
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 15:54:17.79 ID:hp05SOnuO
1年あたりざっくりと60ターン?を×5で300、それを3年分で900……過疎というよりは読者側のネタ切れ的な限界が来てるんじゃないかね……
コンマ判定自体はすぐ埋まってる辺り見てる人はまだいると思うけど……
ダイジェスト気味に流すか募集範囲を1〜3に減らしてみるとか提案してみる

安価は

ウィンチームの3人が久々に再開して休日を満喫
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 17:39:52.06 ID:PdtHSzm30
仮にルール上の必要最低人数の10人で回してるとして一人あたり100回近く取ることになるのか
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 18:54:43.62 ID:CoI4OHseO
カーラ先生に両親と再会したことを連絡
また改めて自分を育ててくれたことのお礼を言う
780 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/10(水) 20:23:28.25 ID:tx6jwRkFo
>>777
>>778
4〜7月が月4回行動で4×4の16回
夏休みが3日行動を10回
9〜12月が月4回行動で4×4の16回
冬休みが3日行動を8回
1月が冬休み明けで1回だけ行動、2、3月が月4回行動で4×2の8回

これで59回行動
ここからさらに夏休み中の旅行や文化祭など、プラスアルファの行動
そう考えると一年でおよそ70回の安価で、1回につき5個、それを3年分なので総数は1000個を超えてるかもしれません

おそらくすでに取っていただいた安価総数も900は超えているかと思います
本当にありがとうございます!

ここからは最終決戦に向けての行動ばかりになっていくので、安価1回ごとの期間を1週間から伸ばし、テンポ重視で進めていこうと思います
クリスマスや冬休みなど、イベントまでの行動を募集する、という形式になるかと思います

今回の安価を書いた後から形式を変更してみますので、よろしくおねがいします
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/11(木) 01:27:07.96 ID:o/agt2GfO
はーい
主要イベント時のみ安価を取る形式はテンポも改善できて良さげですね
782 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/11(木) 21:01:59.71 ID:xyy13634o
ティト母「あ、お久しぶりです」


トワ母「おお、久しぶりじゃのう」


ティト母「1000年ほど見ませんでしたけど、どこか遠出を?」


トワ母「うむ。中々遠いところで質量の大きい星が亡くなっておってな。食い尽くすまで時間がかかってしまった」


ティト母「それで……。ああそうそう、あの星に私達の娘どちらも落ちたみたいですよ。戻ってきたのなら顔を見せてあげてはいかがですか?」


トワ母「そうじゃな。しばらくは食事もいらんし、暇つぶしがてら会いに行くか」


ティト母「いってらしゃいですー」

ティト母「……ふう、私もそろそろ食事をしないとですね」グウウ…


ーーーーー

ーーー




トワ「!」


リーケ「どうしたの、トワ」ナデナデ


トワ「この感覚……母上か。ご主人、少し外に出ても?」


リーケ「うん。一緒に行こっか」


中庭ーー


トワ母「おお、ここにおったか」ギョロリ


トワ「母上!」


トワ母「隣にいるのはリーケか? 相変わらずこまいのお」


リーケ「そちらは相変わらず大きいですね……」


トワ母「くっくっく、トワよ。多少大きくなったようじゃが、まだまだじゃの」


トワ「母上ほど大きい掃除者が何人もいたら、星がいくつあっても足りませんよ。母上の食が細くなる頃に私も宇宙へ飛び立ちます」


トワ母「いったい何万年後かのう。ま、元気そうで何よりじゃ。儂はまたしばらく遊泳して腹を空かす。達者でな」


トワ「ええ、お達者で」
783 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/11(木) 21:02:34.16 ID:xyy13634o
リーケ「そっか……トワはいつか宇宙に行っちゃうんだよね……」


トワ「ご主人がこの星にいる限りは共に生きるさ。我ら掃除者の寿命は永いからな」


リーケ「うん……」モフッ


トワ(この星に突然落ちてきた、得体のしれない私のことを救ってくれた。それだけでなく、暴走しそうになった私を止めてくれたこともある。……私の一生を捧げてもあまりある大恩だ)


すりすり


リーケ「トワ……?」


トワ「ご主人のためならばこのトワ、いかなるものにも牙を突き立てましょう」


リーケ「……えへへ、頼もしいな」ナデナデ


ーーーーー

ーーー

784 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/11(木) 21:03:03.90 ID:xyy13634o
食堂ーー


きゃいきゃい


「あ、晶先輩! これ、よかったら食べてください!」


晶「クッキーか? ありがとな」


楓「いやー、晶ミス・リリウムに選ばれてからモテモテだなあ」


嵐「得意げだなあ。そんなに油断してると知らないぞー」


楓「なにがさ?」


嵐「いや、楓って昔から嫉妬深いところあるからさあ」


「晶さん、私とお付き合いしてください!」

「あ、抜け駆けはだめ!」


晶「あー……気持ちは嬉しいけど、ごめんな? アタシ付き合ってる人がいるからさ……」


「それでもいいんです! 二番目でも三番目でも!」


楓「……」ムカッ


晶「そんな不誠実なことはできないよ。でも告白してくれてありがとね」


楓「……」フーッ


「あのっ、壁ドンしてくれませんか!?」


晶「壁ドン? 壁ドンって……」


どんっ!


晶「こういうことがしてほしいんだ……?」ボソッ


「は、はいぃ……っ!」


楓「……」ムカムカッ


嵐(やっぱこうなると思ったよ……)

嵐「おーい、晶ー。そろそろ移動しようぜー」


晶「ん、ああ。みんな、ごめんな。アタシ行かないと」タタタッ


「はああ……かっこいい……っ」
785 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/11(木) 21:03:37.63 ID:xyy13634o
寮、楓と嵐の部屋ーー


楓「……」ムスー


嵐「晶がモテすぎて不機嫌になっちゃった」


晶「う……」


楓「別に? いいんじゃないですか? モテるのは止められませんし?」


晶「アタシが好きなのは二人だけだよ」


楓「……」


嵐「もっと言ってほしいってさ」


晶「楓の扱いは嵐に敵わないな……」

晶「ほら、楓。アタシの膝の上座って」ポンポン


楓「……」ストン


ぎゅっ


晶「楓、好きだよ。……大好き」


楓「はぁ……っ!///」ゾクッ


嵐(すぐそういうことできちゃうんだもんな。敵わないなあ……)


晶「不安になったらすぐ言ってほしいな。楓に言われたらできる限りのことはしてあげたいから」ナデナデ


楓「うん……っ」


いちゃいちゃ……いちゃいちゃ……


ーーーーー

ーーー

786 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/11(木) 21:04:05.82 ID:xyy13634o
休日、早朝ーー


クロエ「うう……朝は冷えるわね……」ブルルッ


ヒカリ「クロエ、これ羽織りなよ」


クロエ「ヒカリは寒くないの?」


ヒカリ「うん、大丈夫。それよりほら」ファサッ


クロエ「ありがと」ギュッ


ローラ「そろそろ開店時間だね」


「お待たせいたしました! ただいまより開店いたします!」


クロエ「楽しみね。専門店のパンケーキなんて初めてよ」 


「3名様ですね。こちらのお席へどうぞ」


ヒカリ「甘い匂いがする……!」


クロエ「メニューはこれね。えーっと……」


ウィン「あれ、クロエさん〜?」


クロエ「! ウィンさん!」


時雨「奇遇だな。こんなところで会うとは」


ローラ「時雨さんにナナさんも……!」


ヒカリ「お、お久しぶりです!」


ナナ「デート中でしたか。声かけないほうがよかったですかね?」


クロエ「まさか! 先輩達に会えて嬉しいわ!」


時雨「私達も会えて嬉しいよ。ナナのたっての願いで食べに来たが、思わぬサプライズだ」


ウィン「ちょっと眠たいけどね〜」フワアー


クロエ「今日はオフなのかしら?」


ウィン「そうだよ〜。時雨もオフっていうから、久しぶりに三人で会おうって話になってね〜」
787 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/11(木) 21:04:33.67 ID:xyy13634o
ナナ「あ、先に注文しちゃいましょうか。注文せずに長居する訳にはいきませんからね」


ローラ「そうですね。うーん、どれも美味しそう……」


ヒカリ「ボクはこのイチゴのにしようかな」


クロエ「私はそうね……。チョコシロップのやつがダークな感じでかっこいいからこれね!」


ウィン「ボクはシンプルにメープルシロップかな〜」


時雨「抹茶というのもあるのか……。食べてみよう」


ナナ「私はフルーツミックスにします♪」


ローラ「ふ、フヨンのパンケーキ……!? 『魔獣であるフヨンをイメージした、ふわふわ感MAXなパンケーキです♪』……。これにします!」


ナナ「それでは注文しましょうか」


ーーーーー

ーーー




「お、美味しいー!」


クロエ「ふ、ふわふわ……! チョコシロップも絡めて……あむっ! んー……!」


ヒカリ「イチゴも大きくて甘い……。幸せだなあ……♪」


ローラ「ふ、フヨンを崩さないと……」プルプル


ナナ「ウィン、あとで交換しましょうね」


ウィン「うん、もちろんだよ〜」


時雨「抹茶、なかなかいけるな……!」


ヒカリ「あ、クロエチョコついてるよ」フキフキ


クロエ「あら。ありがとう、ヒカリ」


ローラ「く、クロエちゃん掬って食べさせて〜!」


クロエ「もう、仕方ないわね。ほら、あーん」


ぱくぱく いちゃいちゃ もぐもぐ いちゃいちゃ……


ーーーーー

ーーー

788 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/11(木) 21:05:02.36 ID:xyy13634o
クロエ「美味しかったわ……」ケプッ


ローラ「それじゃあ私達はこれで失礼しますね」


ウィン「え〜、せっかくだから一緒に遊ぼうよ〜」


ヒカリ「ありがたい申し出ですけど、この後用事があるので……。すみません」


ナナ「それなら仕方ないですね。さ、席を立ちましょうか」


クロエ「三人とも、良い休日をね」


時雨「ああ、そちらもな」


ーーーーー

ーーー




マホリオ練習場ーー


ウィン「本気ではやらないからね〜」


時雨「当然だ。休日に怪我をするわけにはいかないからな」


ナナ「運動後のストレッチは任せてくださいねー!」


時雨「頼もしいな。では……! 剣戟・飛燕!」


ウィン「魔弾【シュート】!」


ゴオッ!


ーーーーー

ーーー

789 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/11(木) 21:05:33.89 ID:xyy13634o
マクベス・エクスルードハウスーー


カーラ「おかえりなさい、クロエ。それにローラさんにヒカリさんも」


クロエ「ただいま、カーラ先生。報告したいことがあって帰ってきたの」


カーラ「ぜひ聞かせてください。さ、中へどうぞ」


ーーーーー


カーラ「外は冷えたでしょう。温かい紅茶を淹れますね」トポポ…

カーラ「それで、報告とは……」カチャッ


クロエ「……私の両親に会ったわ」


カーラ「!」


クロエ「全部聞いたわ。エリクシールママが悪魔なのも知ってる」


カーラ「そうですか……」


クロエ「この名前をくれたのがママとお母さんなのも、魔界から追われて逃げる中で、私をここに預けたのも……」


カーラ「あ、あの二人は本当にあなたのことを想って……! こんな汚い孤児院ですけど、信頼して預けてくれたんです……! 二人のことを恨まないであげてください……!」


クロエ「ちょ、ちょっと! 勘違いしてない? 私は一言も恨むなんて言ってないわよ」


カーラ「え……」


クロエ「それに、あなたの大好きな孤児院を汚いなんて言わないで。そんなことを言われたら私が悲しいわ」


カーラ「クロエ……」


クロエ「私はママにもお母さんにも愛されてた。そして……カーラ先生」


カーラ「は、はい」


クロエ「私をここまで育ててくれてありがとう」


カーラ「うう……」グスッ
790 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/11(木) 21:06:05.73 ID:xyy13634o
クロエ「ちょっと、泣くことないでしょう」


カーラ「だっで……そんな……うええぇ……!」

カーラ「クロエ゛〜……!」ギュー!


ヒカリ「まあ、手塩にかけて育てた娘同然の存在に、育ててくれてありがとうなんて言われたらね……」


ローラ「ううう……」グスッ


ヒカリ「ローラさんまで泣くことないじゃない」ナデナデ


ローラ「昔から私もお世話になってたから、なんだか感動しちゃって……!」グスグス


ーーーーー

ーーー




カーラ「お、お見苦しいところを……///」テレテレ


クロエ「カーラ先生、私はママやお母さんも大好きだけど、それと同じくらいカーラ先生のことも大好き。だから……絶対にこの世界を守るわ」


カーラ「……うう」グスッ


クロエ「また泣くー」


カーラ「わ、私も頑張りますからっ。クロエにだけいいかっこはさせません!」


クロエ「ええ。一緒に……みんなでこの世界を守りましょう」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・ソフィア、スキア救出の用意をする
・期末試験に備える

安価↓〜↓5自由行動安価
今後の行動を指定してください

今回の行動終了後、期末テストになります
期末テスト終了後、クリスマスパーティーを経て冬休みに入ります
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/11(木) 21:44:37.38 ID:u4fxFhbzO
演劇部でクリスマスパーティーをしようという事になる
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/11(木) 23:54:47.39 ID:DQ7HdOaw0
勉強会を開き、各々の得意分野を教え合う
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 01:26:19.14 ID:H1YbSBwWO
クリスマスに向けて、みんな彼女に内緒でプレゼントを買いに行く
それによって色々な組が出来て一緒に相談しながら買う
(クロエ・レナ・ティアの組や楓・ヒカリ・舞など、様々なカップルが入り乱れるイメージ)
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 02:19:20.98 ID:D2vKo4lsO
闇の樹を撤去しようとしに行くが、暗い場所を好む魔獣たちの安らぎの場となっていたのでそのまま残すことに
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/12(金) 16:47:57.10 ID:MwxGJuf5O
闇魔法ズでソフィアの城を掃除
796 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/14(日) 00:13:35.93 ID:UW4CWPE2o
暗黒樹の根本ーー


ローラ母「大きいわね……」


ローラママ「神樹に劣らないんじゃない? すごい大きさだよ」


ローラ母「……切り倒すつもりだったけど、やめましょうか」


ローラママ「そうだね。まさか魔獣の住処にまでなってるとは思ってなかったなあ」


シャドウベア「グルルオ!」


ローラ母「安心して。私達は敵じゃないわ」ニコッ


シャドウベア「グオ……」ピタッ


ローラママ「おー、お見事。じゃ、魔獣を刺激しないように帰ろうか」


ローラ母「はい」


ーーーーー

ーーー




ローラ「……で、魔獣のためにも樹は残すことにしたみたい」


ヒカリ「そっか。住んでる魔獣がいるんなら邪魔はできないよね」


クロエ「そうね。あの樹に安心感を覚えるっていうのが恐ろしいけど……」


ローラ「世の中いろんな魔獣がいるからね」


クロエ「そうねえ……。わざわざちょっかい出したら可愛そうね」


ーーーーー

ーーー

797 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/14(日) 00:14:02.93 ID:UW4CWPE2o
空き教室ーー


ナミネ「さ、勉強会ですよ。いつもどおり、自分の得意なところをお互いに教え合いましょう」


はーい!


クロエ「レナ、いいかしら」


レナ「なに?」


クロエ「その……ローラとヒカリとチームじゃない。それを見込んでクリスマスプレゼントを選ぶの手伝ってほしいんだけど……」コソコソ


レナ「ヒカリさんはともかく、ローラさんはあなたの方が知ってそうだけどね……。ま、いいわよ」

レナ「さ、勉強しましょう。テストで悪い点取るようじゃかっこつかないわよ」


クロエ「ええ!」


ーーーーー


ヒカリ「ということでチームの凜華さんに選ぶ手伝いをしてほしくて……」


ーーーーー


ローラ「モミジちゃん、どうかな……?」


ーーーーー

ーーー

798 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/14(日) 00:14:49.73 ID:UW4CWPE2o
街中ーー


ピロリン♪


クロエ「『演劇部でクリスマスパーティーやります! よければ参加してください』……だって」


レナ「私のところにも来たわ。楽しそうだし行ってもいいんじゃない?」


クロエ「そうね。せっかくだし参加してみましょうか」


レナ「あ、ヒカリさんが好きそうなお店あったわよ。あそこの紅茶が好きだって言ってたわ」


クロエ「じゃあ……詰め合わせセットと、美味しそうなのをいくつか選ぶわね。少し時間をちょうだい」


ーーーーー


クロエ「デンはこういう魔法具が好きね。二人の時はもっぱらプロが使ってる魔法具の話をしてるし……」


レナ「……どういうのがいいか分からないから、選ぶの手伝って」


クロエ「もちろん。レプリカユニとかレプリカ杖よりは、こういう消耗系の方が喜ばれるかも。ほら、この杖の手入れワックスとか普通は買わないけど、プロ御用達なのよ」


レナ「へー……」


ーーーーー


クロエ「ローラはまあ、ここよね」


レナ「魔獣のぬいぐるみ……ね。やっぱりこれしか思いつかないわ」


クロエ「でもどれがいいのかしら……」


レナ「うーん……バジリスクのぬいぐるみとか中々みないわよね」モフモフ


クロエ「それよ! 凶暴な魔獣はぬいぐるみの数が多くないけど、これなら……!」モフモフ


ーーーーー

ーーー

799 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/14(日) 00:15:32.66 ID:UW4CWPE2o
ヒカリ「舞さんはこういう、舞台の本が好きみたい。役者さんのコラムとか、脚本家の手記とか……」


凜華「どれが持ってないやつなんだろう……」


ヒカリ「この間は……そうそう、この役者さんの本を買おうと思ってるって言ってたよ」


凜華「ヒカリさんありがとう……! ほんとに助かったよ!」


「あの二人すごいきれいかっこいい……! モデルさんかなあ……」


ーーーーー


凜華「クロエさんは……自分より他人の話が多いからなあ」


ヒカリ「分かるよ! クロエってそういうところある……!」


凜華「でも前言ってたのはコーヒーかなあ。ハマってるって言ってたよ」


ヒカリ「確かに最近よく飲んでる……」


凜華「豆にこだわりはないかもだけど、いろいろ買ってみてもいいかもね」


ヒカリ「ありがとう、そうしてみるよ!」


ーーーーー


ローラ「ではでは、みんなのプレゼント買い出しに行きます!」


アルシェ「おー」パチパチ


モミジ「おー!」パチパチ


ローラ「ティアちゃんはね、寝るとき抱きしめるものがほしいみたいなの。よく布団を抱きしめたり、毛布をぎゅっとしたりしてるよ。だから抱き枕とかあると嬉しいかも」


アルシェ「ん!」


モミジ「クロエさんは演劇部に顔を出したとき脚本の本買わないとって漏らしてたから、いくつか買ってあげると喜ぶかも」


ローラ「演劇の本か……。モミジちゃん、私そういうの分からないから、選ぶの手伝ってくれる?」


モミジ「もちろん!」


アルシェ「イオは食堂で紅茶よく飲んでる。茶葉とか買うといいかもしれない」


モミジ「そうだったんだ……。お部屋だとテキトーなお茶出してたけどよくなかったかなあ……」


アルシェ「んーん。そういう時に飲むお茶も好きって言ってた。たまにこだわって飲むのが面白いんだって」


モミジ「そ、そっか。よかったあ……」ホッ


ーーーーー
800 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/14(日) 00:16:00.74 ID:UW4CWPE2o
楓「すみません、無理言って来てもらって……」


時雨「いや、構わないよ。ちょうどこっちで試合があったからな」


ウィン「そうそう、ナイスタイミング〜」


楓「相談なんですけど、晶と嵐のクリスマスプレゼントにいつもと違うものを贈りたくて」


ウィン「ボクらはマホリオでしか接して来なかったけど〜……」


時雨「あの二人は魔法具がいいかもしれないな。オシャレよりも実用性を重視したものを買うといいかもしれない」


ウィン「ホウキを掴む用のグローブにも、魔力活性のツボを押してくれるのとかあるしね〜」


楓「おお……! さっそく見てみます!」


時雨「ついでだ、私達もついていこう」


ウィン「ホウキ用の毛を整えるクシを新調したくてね〜」


ーーーーー


ナミネ「やはり大人の方は高いアクセサリーがいいんでしょうか……」


ラミー「そんなことないよ。仮に年齢が逆だとして、年下からあまりに高いものもらったらどう?」


ナミネ「……困りますね」


ラミー「でしょ? それよりは身の丈にあったものの方がいいよ」


ーーーーー


ティア【今日はついてきてくれてありがとうございます】


ラピス「いえいえ。ここまで蓄えた食の知識を披露するときです!」


クリア「アルシェが好きそうなのはねー。あ、あれ!」ピョンピョン!


ティア(かわいい……)


ーーーーー

ーーー

801 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/14(日) 00:16:34.62 ID:UW4CWPE2o
ソフィアの住んでいた城ーー


クロエ「すこしホコリっぽいわね……」


ミリア「闇魔法ズ、掃除バージョン!」


エルク「早速やっていきましょうか。いつソフィアさんが帰ってきても大丈夫なようにしておきましょう」


ミリア「おうとも!」


ーーーーー


エルク「そういえば先輩、テスト近いですけど大丈夫ですか? 追い込みとか……」フキフキ


クロエ「まあ今までたくさん勉強してきたしね。これでも結構努力家なのよ」フフン


エルク「では安心ですね。しっかりキレイにして帰りましょう」


ーーーーー


ミリア「クロエさん、この椅子少し浮かせてくれる?」


クロエ「ええ。よっ」フワッ


ミリア「ありがとー」フキフキ


ーーーーー


こつん


ミリア「! お前は……」


クロエ「何かいた?」


小人「……!」


ミリア「ソフィアの小人だ……。まだ残ってたんだ」


エルク「ずっと一人でいたんでしょうか……」


ミリア「……お前、私と来るか?」


小人「……」コクリ


ミリア「よし、決まり!」


クロエ「来てよかったわ。ずっと一人きりじゃ寂しいものね」ナデナデ


小人「♪」


ーーーーー

ーーー

802 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/14(日) 00:17:24.12 ID:UW4CWPE2o
テスト当日ーー


クロエ(クリスマスパーティーがあるけど、浮かれないようにしないと……)


先生「テストは行き通りましたね。では、テスト開始です!」


クロエの座学平均点↓コンマ
クロエの実技平均点↓↓コンマ

これまでの勉強により、どちらも最低値75保証
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 00:17:43.13 ID:sElTvZLA0
いけい
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 00:20:39.04 ID:uamXDIy8o
ほいさ
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 00:23:16.40 ID:sElTvZLA0
サンキュー最低保証
806 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/14(日) 00:46:49.20 ID:UW4CWPE2o
クロエ「ほっ……。まあ目も当てられないほどじゃなかったわね」


ヒカリ「テネリタスに食べられてもいないから、魔法の使い方を忘れたりとかもしてないもんね」


クロエ「ええ。安心してクリスマスパーティーに行けるわ」


演劇部ーー


ラクリマ「わー! 先輩達来てくれたんですね!」


クロエ「もちろん。さあ、楽しむわよー!」


現在の目標
・クリスマスを楽しむ

安価↓〜↓5自由行動安価
クリスマスの日の行動を指定してください
安価内容は演劇部・演劇部員に限らず、他の場所や人でも大丈夫です
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 01:09:49.43 ID:LxeUOrwZO
今年は家族+ステラだけの少人数でゼレスの誕生会。ケルキオン家に泊まらせてもらうことになったステラだが、クリスマスである事も後押しし、ゼレスと夜通しヤってしまう
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 08:40:00.17 ID:Zk9JPt3mO
クリスマスという催しを知らず『くりすます?』と揃って頭上に?マークを浮かべるゼーレアイリスリーケ
教えてあげるとクリスマスを満喫したり部屋で恋人同士しっぽりと過ごす
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 12:27:36.65 ID:Fxc9QTo7O
何だかんだでソフィアを気に入っているリーリア
『魔界化したら見納めになるだろうから』と既に勝った気でいつつ、魔法で人間に扮してソフィアと人間界でデート
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 12:29:19.46 ID:sElTvZLA0
くるくまや百合江などのOGがパーティーに集結
現役生達が準備していた劇を披露
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/14(日) 17:36:35.31 ID:9jJrY5X4O
子供達は今どうしてるかとか考えながら和やかに会話する各家庭のママ&母
……が、クリスマスの雰囲気に当てられてひさびさに昂ってしまい娘に新しい妹が出来てしまいそうな勢いで燃え上がったとか(比喩表現)

既にゼレステ入ってて負担大きくなりそうなんで簡単な感じで大丈夫です
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/15(月) 19:15:12.43 ID:pjXW6gFU0
2周年おめでとうございます
813 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/15(月) 23:39:12.87 ID:SsepHVdqo
>>812
言われて最初のスレ見て驚きました!2019年の今日にスレ立てしたんですね…
一時期書かない時期もありこんなに長くかかってしまいましたが、ここまで続けてこられたのはひとえに皆さんのおかげです!本当にありがとうございます!
814 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/15(月) 23:40:02.02 ID:SsepHVdqo
なお今日は更新はなしです、すみません!
また明日も書く時間が取れなさそうなので更新は厳しいです
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/15(月) 23:42:07.75 ID:pjXW6gFU0
待ってるぜい
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/18(木) 18:30:05.11 ID:ftlP7NjmO
忙しいのかな
817 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:49:57.58 ID:2gY7NZWio
すみません、セックスシーンでやはり時間がかかってしまいました!
投下します
818 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:50:25.21 ID:2gY7NZWio
演劇部に向かう少し前ーー


クロエ「さて、クリスマスパーティーの準備があるらしいし、私は演劇部に行くわね。三人もクリスマス楽しんで」


ゼーレ「……あの」


クロエ「?」


アイリス「くりすますって……」


リーケ「……なに?」


クロエ「もしかして、クリスマス知らない?」


ゼーレアイリスリーケ「……」コクコク


クロエ「クリスマスっていうのは、まあ一年間お世話になった人に感謝を伝える一週間の始まりの日よ」

クロエ「まずは恋人、次に友達、そして年越しは家族と……っていうのが大体の流れかしら。恋人がいない人もクリスマスパーティーで楽しむけどね」


ゼーレ「なるほど、恋人の日……」


クロエ「あとは、この時期限定のお菓子とかも多いからそれを食べたりね。クリスマスディナーっていうのもあるし、リリウムでも食堂でパーティーするはずだから行ってみたら?」


アイリス「おー! ありがと、クロエ!」


クロエ「これくらいなんでもないわ。じゃあ改めて、クリスマス楽しんでね」


リーケ「そ、そっちもね……」


ーーーーー

ーーー

819 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:51:25.20 ID:2gY7NZWio
食堂ーー


アイリス「どうりで最近装飾が豪華だったんだね」


ゼーレ「クリスマスパーティー仕様だったのね」


リーケ「ご飯食べよう。美味しそう……」


ゼーレ「ケーキもたくさん用意してある!」


アイリス「ティラミス食べよー♪」


ゼーレ「もんぶらん……これ美味しそうね」


リーケ「私はショートケーキにする」


「メリークリスマース! 家庭科部手作りのクリスマスクッキーのプレゼントだよー!」


「待ってましたー!」
    「よっ! お菓子作り大会金賞!」


アイリス「おおお! 貰いに行こう!」


ゼーレ「ふふっ、そうね」


ーーーーー

ーーー

820 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:52:04.45 ID:2gY7NZWio
寮、三人部屋ーー


ゼーレ「ふう……」


リーケ「ちょっと食べ過ぎたかも……」ケフッ


アイリス「肉付きのいいリーケも好きだよー」ギュー


リーケ「……っ」ペシペシ


ゼーレ「二人とも、いい?」


リーケ「?」


アイリス「なーに?」


ゼーレ「その、今日は恋人の日だから改めて伝えようと思って……こほん」

ゼーレ「……二人とも、大好きよ」


アイリスリーケ「!!」


ゼーレ「私の分身が魔王になってしまって、二人も巻き込んで遠い未来にやってくることになっちゃって……そのことは本当に申し訳なく思ってるの。でも、あなた達と生きてこれて良かった」


アイリス「そんなの今さらだよ! もう覚悟はずっと昔に決まってる!」


リーケ「私も、ゼーレと一緒に最後まで生きたいもん」


ゼーレ「アイリス……リーケ……っ」


アイリス「えへへ。それ、ぎゅー!」ギュー!


リーケ「ぎゅーっ」


ゼーレ「ん、ふふっ……! もうっ! ぎゅー!」ギュー!


ーーーーー

ーーー

821 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:52:31.66 ID:2gY7NZWio
街中ーー


ソフィア「ここは……」


リーリア「懐かしい? 魔界化したら見れなくなっちゃうわけだし、見納めにと思ったんだけど」


ソフィア「そうですね。リーリア様に正気にしてもらうまではこの辺りで住んでいましたから……」


リーリア「じゃ、クリスマスだしお出かけと行きましょ。いろいろ美味しいものがあるって聞いたわ」


ソフィア「私は館にこもってばかりでしたから、よく分かりません。リーリア様が行きたいところに行きましょう」


リーリア「うーん、じゃあまずあそこ!」


ソフィア「あれは……バイキングレストラン、ですね」


リーリア「ばい……?」


ソフィア「好きな料理を持っていって食べるんです。気にいると思いますよ」


リーリア「へー! いこいこ!」


ーーーーー

ーーー

822 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:53:03.05 ID:2gY7NZWio
演劇部ーー


くるくま「や。お呼ばれしたから来たよ」


百合江「皆様お久しぶりですわ」ペコリ


クロエ「先輩達がこんなに……!」


ラクリマ「私が呼びました! 先輩達に劇を見てもらいたくて……」


クロエ「劇?」


ノルン「ふっふっふ〜。先輩達に捧げる劇ですよ〜。題目は『バトンタッチ』です〜」


ビーーーーーッ!


ラクリマ「さあ……光輝く夢の舞台へ!」


くるくま「!」ゾクッ

くるくま(声の出し方がさっきまでとまるで違う……。こんなにすぐに役に入れるのか……!)


カーム「『私達は何も知らぬ赤子。先達(せんだつ)の姿を見て成長するサナギ』」


やよい「『手を差し伸べてくれたのは……』」


クロエ(私達演劇部員をテーマにした、世代交代の物語……。私達に捧げられた劇は完成度が高く、見入ってしまう。そして気づけばあっという間に終わってしまっていた)


パチパチパチパチ!


百合江「素敵でしたわ……」ウルウル


くるくま「サナギをモチーフに世代交代を表したのか。面白い発想だ」


ヒカリ「衣装も素敵だったね。文化祭から時間なかったはずなのにすごい……」


ラクリマ「みんなで頑張りました!」


クロエ「ラクリマの求心力は見事ね。しっかり皆を引っ張ってるみたいで感心したわ」


ラクリマ「えへへ……」


「お料理の準備できましたー!」


ノルン「おお〜。来たね〜」


ラクリマ「ここからは皆で好きに飲み食いしましょう! 自由時間だよー!」


はーい!


ーーーーー

ーーー

823 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:53:37.28 ID:2gY7NZWio
ケルキオン家ーー


ステラ「今年はお客様は……」


ヴィーネ「今年はなし。なんたってゼレスちゃんの彼女がいるからね!」


ゼレス「ま、ママ!」


ヴィーネ「知らない100人に祝われるより、大好きな一人に祝われる方がいいでしょ?」


ゼレス「それは……はい」


ヴィーネ「という理由を得たので、面倒くさい社交の場をなくせたのでしたー」


ステラ「え?」


ヴィーネ「ゼレスちゃんが産まれた時にさ、色んな人が祝辞とか言って寄ってきたの。それから毎年集まってさあ……。だからどうにかしてやめたかったんだよ」


ゼレス「そうだったんですか……。ママが集めてるとばっかり」


ヴィーネ「まさか! 毎年家族だけで祝いたいのにあいつらと来たらさあ……! だからチームメンバーとか呼んで問題が起きないよう見張っててもらってたんだけど、今年からはその必要もないわ」


ステラ「では、今日は精一杯お祝いしますね!」


ヴィーネ「おう! ステラちゃんなら大丈夫だ! ゼレスちゃんのことお願いね!」


ーーーーー

ーーー




ゼレス「満足です……」ポンポン


ヴィーネ「お腹ぽっこりしたゼレスちゃんもかわいい……!」


ゼレス「……!///」ササッ


ヴィーネ「あ、そうそう。ステラちゃん泊まっていっていいからね。というか夜遅くなっちゃったし、こんな中帰らせるのも忍びないしね」


ステラ「ありがとうございます」


ヴィーネ「お部屋はゼレスちゃんと一緒でいい? なんなら別々のお部屋用意できるけど……」


ステラ「え……っと……」
824 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:54:30.15 ID:2gY7NZWio
♡幕間
  ステラとゼレスのクリスマス♡

しんとした広い屋敷。
その中の一室に、ゼレスさんと一緒に入ります。

「ほんとに別の部屋じゃなくてよかったんですか?」

「は、はいっ」

ベッドは一つなので新しい枕をいただき、それをゼレスさんがポンとベッドの上に並べました。
寮では同室とは言え毎日同衾しているわけではなく、そして今日がクリスマスということも相まってか非常にドキドキしてしまいます。

「では早めに寝ましょうか。冬休みに入るとはいえ、ダラダラとしているわけにはいきませんからね」

そう言うやいなや、着ている洋服に手をかけするりと脱いでいきます。
薄く脂の乗った鎖骨がシャツから覗き、それが引き金となりました。

「……っ!」

「す、ステラさんっ?」

おもむろに背中から抱きしめます。
ぎゅうと全身でゼレスさんの体温を感じ、そのままベッドへと倒れ込みました。

「ぜ、ゼレスさん……したい、です……」

不意に、自分でも驚くほど甘い声が出ました。
その言葉にゼレスさんは顔を赤くし、小さくこくりと頷きます。
下から腕を伸ばして私の首を抱え込み、ちゅっと小さなリップ音を一つ。
食後のケーキの余韻か一際甘く、とろけそうな感触です。

「ちゅ、んう……っ!」

耐えきれず舌を伸ばせば、ゼレスさんも小さな舌を絡めてきました。
ぬるりとした感覚が口の中を這い回り、下腹部に快感が溜まっていきます。
シャツの下へ手を差し入れ、お腹を触りながらまくりあげます。

「ぁ……っ」

シャツとは違う布地、ブラジャーに指先が触れました。
目線を落として見てみれば、そこには普段は目にしない真っ赤な下着。

「珍しいですね……ゼレスさんがこんな下着なんて」

小さな胸を覆うそれは普段のジュニアブラではなく、フルカップブラでした。それも全面に刺繍が施された豪華なものです。

「……く、クリスマス、なので……」

真っ赤な下着にも劣らないほど顔を赤くしたゼレスさん。
クリスマスだから勝負下着を身に着けていた……。期待していたのが私だけではないと分かると、燃えるような情欲が体の奥底から湧き上がります。
825 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:55:25.43 ID:2gY7NZWio
ブラジャーをずり上げ、ぷくりと勃起した小さな乳首に吸い付くと、ゼレスさんが小さな体を大きく震わせて反応します。

「ひぁあっ! すてら、さっ! んううっ!」

体が震えると、もう片方の小さな胸がふるりと揺れました。
その先端に手を這わせて、親指と人差し指の腹で思い切り潰します。

「ふやあああああああっっ!」

一際大きく体を震わせて、腰をガクガクとさせました。おそらく軽い絶頂に達したのでしょう。
腰の痙攣が治まると、ゼレスさんはゆっくり自身のスカートをたくし上げました。
白い太ももが中ほどまで見え、さらに太ももの付け根が露わになります。
ふわりと持ち上げられたスカートは蒸れた汗の匂いを広げ、とうとうショーツの上まではだけました。

「ーーっ」

ごくりとツバを飲んだのは、私なのかゼレスさんなのか。
ブラジャーとお揃いの真っ赤なショーツの中央は濡れ、一際濃い色を見せていました。
ゆっくりとその上から擦るとふるりと反応します。

「あっ……!」

濡れた感触を楽しみつつくにくにと弄んでいると、不意にびくんと大きく体を震わせました。
痛くしてしまったかと心配になり顔を見ると、顔を背けて恥ずかしがっていました。どうも痛みで驚いた訳ではないようです。

「どうしました? 大丈夫ですか?」

「な……なんだか、今日すごくイきやすいみたいで……。気持ちよくて……」

ぼそぼそとした言葉でしたが、私の耳にしっかりと届きました。
照れて呟いた告白はあまりにも可愛らしく、心臓に魔法を直接くらったような衝撃が走りました。

「ゼレスさんかわいすぎますっ!」

「えっ、ひゃあっ!?」

しゅるりとショーツを引き抜き、濡れそぼったそこに口をつけます。
そんなはずはないのに、とても甘い気がします。

「じゅるっ、じゅるるるるっ!」

「あっ! あああああう! ひゃああああああ!!」

とぷとぷと次から次へ愛液が溢れてきます。その一滴も零さないようにとさらにピッタリと口をつければ、唇だけでなくその周りまでもが濡れていきます。
826 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:56:05.91 ID:2gY7NZWio
「いくっ、イくっ……! いっ……ああああああああっ!!」

「んむうぅっ!」

きゅううと私の舌が締め付けられます。
うねる膣肉は奥へ奥へと誘うようで、ぬめりも相まってさらなる刺激をゼレスさんに与えてしまいます。

「うごかしゃないれ……! ふぁ、んんんんんっっ!」

ゆっくり舌を引き抜くと、入口の膣肉が引っ張られるように吸い付いて、舌が抜けるとひくんと戻りました。

「はっ……はっ……!」

ゼレスさんは息を荒くしこちらを見つめていました。
何かしてほしいことがあるのかと思って聞いてみれば、私にも服を脱いでほしいとのこと。
なるほど確かに私は未だ服を着たままでした。
するすると服を脱いでいると、ゼレスさんはその動きを見逃すまいとしっかりと見つめてきます。
もったいぶってブラジャーをゆっくりと外すと、ふるんと揺れた胸に合わせてゼレスさんの視線が動いたのが見えました。

「ふふっ、触ってもいいんですよ」

「え、あ……」

そっと触れてきたゼレスさんの手は暖かく、ふにょふにょと遠慮がちに揉んできます。

「ん、ふ……」

それでもゼレスさんに触られているという事実が興奮を加速させ、徐々に私の息も荒くなっていきました。
しかしこのままでは私だけが気持ちよくなってしまい、ゼレスさんを満足させられません。
少し考えて、体勢を変えてみることにしました。

「……えいっ!」

ゼレスさんを押し倒し、その上に覆いかぶさります。
そして、私の乳首とゼレスさんの乳首が触れ合うように位置を整えました。
ゆっくりと体を上下に揺すってみます。

「んっ、んっ……!」

「はっ、んううっ……!」

ぴん、ぴん、と互いの乳首が擦れあいます。
左右に揺さぶってみたり、潰すように体を落としてみたり。
その度に微妙に異なる快感が産まれ、熱が蓄えられていきます。

「すてらさん、あっ……! ちゅー……!」

ぷるぷると震えながらゼレスさんが唇を寄せてきました。
それを優しく受け入れながら、私の太ももがゼレスさんの脚の間に来るように体を動かしました。
唇はキスで塞がれ、胸と秘部も互いの体で覆われています。
827 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:56:33.94 ID:2gY7NZWio
「んっ、ふぅっ……! や、あ……! あぁんっ!」

ゆっくりと体を揺さぶれば、触れ合った全身がゼレスさんからの熱を伝えてきました。
すでにとろとろと私の太ももは濡れ、代わりにゼレスさんの太ももも私の愛液で濡れていきます。
両の胸はゼレスさんの胸を押し潰し、角度が変わる度にぷにゅぷにゅと可愛らしい感触を返してきます。

「んっんっんぅっ……! すてらしゃ、しゅき、大好きれしゅ……! んんうぅ!」

汗と涙でぐしゃぐしゃになりながらも愛の言葉を漏らすゼレスさん。
愛おしさが際限なくこみ上げてきて、私のことを一気に高みへと持ち上げます。

「ん、くぅぅ……っ! ぜれすさん、それは反則ですよぉ……!♡」

腰がぶるぶると震えて言うことを聞きません。
でも、ゼレスさんにもっと気持ちよくなってほしい。ただそれだけの思いで太ももで秘所をこすり、胸をすり寄せます。
二人の秘部から響く水音がどんどんと大きくなり、ぴちゃぴちゃという音からぬちゃぬちゃとした粘り気の強い音に変わっていきます。

「ゼレスさん、ゼレスさんっ、すき♡ だいすきですっ、すき、すきすきすきっ……!♡」

「すてらしゃ、だめっ、そんなにいわれたらあたまぱちぱちしてぇ……っ!!♡♡」

がくがくと震える互いの体をさらに強く抱きしめた瞬間、これまでにない快感が脳みそを白く塗りつぶしました。

「イっ……!! あ、ぅあああああああああああっっ!!!♡♡♡」

「ひぅ、く、んうううううううううううううっっ!!♡♡♡」

バチバチと視界が白くなり、息をしていることすら忘れ永劫とも思える快感に体を震わせます。

「んぅ、はぁ……っ♡♡」

「ひぅっ、しゅてら……しゃん……♡♡」

私の秘部から流れた本気の白濁した愛液がゼレスさんの太ももを滑り落ち、ゼレスさんのそれと混ざりあってシーツにぼとりと落ちます。
それほどまで強く達したにも関わらず、私は再び体を動かし始めました。
まだまだ熱は収まらず、次の交わりを今か今かと待ちわびている。
自分の体を慰めるように体を動かせば、ゼレスさんも呼応するように体を揺すり始めました。
ーー私達の聖夜は、まだまだ終わりそうにありません。
828 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:57:28.99 ID:2gY7NZWio
アルシェママ「メリークリスマス」コトッ


アルシェ母「これ……クリスマスプレゼント!?」


アルシェママ「ん。頑張って選んだ」


アルシェ母「これ、服? ママが着てほしいなって思ったやつかしら」


アルシェママ「ん。似合いそうだなって思って」


アルシェ母「もうっ、こんなおばさんに服なんて買わなくていいのに……。でも嬉しい。さっそく着てくるわね」


アルシェママ「ん」


ーーーーー


アルシェ母「ど、どう……かしら。ミニスカートなんて冒険しすぎじゃない?」


アルシェママ「……かわいい。すき」


アルシェ母「も、もうっ!」


アルシェママ「……アルシェに妹作ろう」ムラッ


アルシェ母「え、うそっ、こんな格好で……!」


ーーーーー

ーーー

829 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:58:45.13 ID:2gY7NZWio
ローラ母「ふう……」コトッ


ローラママ「またこんな時間まで書類とにらめっこしてー。だめだよ?」


ローラ母「片付けないといけない書類が溜まってるの。もうちょっとで終わるから……」


ローラママ「無理してやることないよ。ほれっ!」ヒョイッ


ローラ母「きゃっ!」ギシッ


ローラママ「ふっふっふっ。ベッドで強制寝かしつけの形だー!」ギュー!


ローラ母「ふぁっ!」ビクッ!


ローラママ「あ、ごめん……思いっきりおっぱい触っちゃった」


ローラ母「ううぅ……」ムラムラ

ローラ母「せっかく我慢して仕事を終わらせようとしてたのに! こうなったら責任とって気持ちよくして!」


ローラママ「うええっ!? わ、わかった……!」ゴクリッ


ーーーーー

ーーー

830 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:59:28.34 ID:2gY7NZWio
エリクシール「クロエ……」


クロナ「まーたクロエの写真見てる」


エリクシール「ふふっ、だって可愛いんだもの」


クロナ「ねー。校長先生に言って写真もらってよかったね」


エリクシール「マホリオの試合中も楽しそう……。幸せそうだとこっちが嬉しくなっちゃうわね」


クロナ「エーリ♡」ギュッ


エリクシール「んっ、どうしたの?」


クロナ「なんかさ、むらむらしてきちゃった。クロエの写真見てたらまた子供欲しいなーなんて……」


エリクシール「クロエの写真でそんなこと考えるなんて、もう……変態♡」


クロナ「えっへへ……。ね、いいでしょ?」


エリクシール「……ええ。久しぶりにしましょうか」


ーーーーー

ーーー

831 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/19(金) 00:59:55.61 ID:2gY7NZWio
翌朝、寮の自室ーー


クロエ「ふあぁ……」

クロエ(今日から冬休みね……。何して過ごそうかしら)


現在の目標
・冬休みを過ごす

安価↓〜↓5自由行動安価
冬休み中の行動を指定してください
この安価募集のみで冬休みは全ての日程を消化します
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/19(金) 01:07:28.14 ID:ywo61laR0
進学組、受験勉強ラストスパート
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/19(金) 02:05:10.27 ID:K0bE5MXxO
時期的に年末年始含まれるよね?

年末年始をそれぞれの家で過ごして初詣
進路だけでなく魔界との決戦など色々あるが、全てひっくるめて明るい未来を祈願する

年末年始含まれない場合は
『マホリオ組がプロへ向けて各々の実力や弱点再確認のために変則的に1人1チームのバトルロイヤル形式で練習試合
強豪揃いに加えて変則的な方式ということもあって多くの生徒が集まりそれぞれのファンからの歓声があがる大舞台に』
に変更で
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/19(金) 11:59:59.15 ID:Nq11XES0O
魔王襲来に向け、学校やその周囲に防衛術式を準備し始める教師陣
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/19(金) 17:31:05.73 ID:S/2d3PRxO
学校が休みなこともあってか年末は何かとアイドル業が忙しいらしいラクリマ、オフの1日にたっぷりとノルン分を充電する(逆にノルンも会えなかった分のラクリマ分を充電した)
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/19(金) 18:27:33.80 ID:bIhv0R/pO
孤児院に帰省すると何人かの子供が魔王襲来を不安がっていた
ローラヒカリやゼーレアイリスリーケも来ていたのでみんなで勇気づける
837 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/20(土) 22:34:54.68 ID:h+RjkxfDo
中庭ーー


樹「9時側、もう少し魔力量をあげられる?」


「いけます!」


樹「6時側、用意はいい?」


「はい!」


樹「準備いいみたい。橘花、こんな感じでいいかしら」


橘花「ああ、文句なしだ。魔法陣は昨日の時点で完成していたし、術式の発動準備もいい。これだけの防御魔法なら頂クラスの魔法でもヒビも入らないだろう」


樹「橘花のお墨付きがあると安心感が段違いね。みんな、魔法の用意を!」


橘花「3カウントで行くぞ。3……2……1……今だ!」


「防御魔法【シールド】!!」


ガギュオオオオオッ!!


樹「……!! すごい……」


リリィ「こんな防御魔法見たことないです……」


橘花「まさか私もこんな魔法を使うことになるとは思ってなかったよ。かつての人魔大戦の時の遺産だし、生きてる間に拝むことはないと思ってた」


樹「橘花の魔法好きも捨てたものじゃないわね」


橘花「とにかく、これでリリウムは一安心だ。あとは近隣の区画にも同じ魔法陣を用意しよう」


ーーーーー

ーーー

838 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/20(土) 22:35:35.06 ID:h+RjkxfDo
寮、ラクリマの部屋ーー


ラクリマ「ふへえ……つかれた……」ドサッ


ノルン「おつかれさま〜」カチャカチャ

ノルン「はい、紅茶だよ〜」


ラクリマ「ありがと〜」


ノルン「年始の特番を撮ったんだっけ? 大変だね〜」


ラクリマ「うん。ハロウィンのコスプレのおかげで私のこと推してくれる人が増えて、テレビにも出られるようになってきたんだ」


ノルン「ノルン、ラクリマさんのファンに刺されたりしないかな〜……」


ラクリマ「それはないよ! ほらこれ『#ラクノル尊い』ってタグ見て! 私がラジオとかテレビで話したノルンさんとの話大人気なんだから!」


ノルン「うわわ、すごいシェア数……」


ラクリマ「ずずっ……ふう、紅茶あったかくて美味しい……」


ノルン「そう? 用意しておいてよかった〜」


ラクリマ「ノルンさん、隣座って?」ポンポン


ノルン「?」ポフッ


ラクリマ「えいっ!」ギュー!


ノルン「ひゃっ!」


ラクリマ「うぅ〜、久しぶりのノルンさんだぁ〜……」ヌクヌク


ノルン「も〜……」ギュー


ラクリマ「んー、好きぃ……」


ノルン「ノルンも好き〜……」


ーーーーー

ーーー

839 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/20(土) 22:36:02.46 ID:h+RjkxfDo
マクベス・エクスルードハウスーー


カーラ「おかえりなさい、クロエ」


クロエ「ただいま、先生」


カーラ「皆さんも遠路はるばるようこそ。おもてなしさせていただきますね」


ゼーレ「あ、ありがとうございます。失礼しますね」


「わー! お姉さんがいっぱい!」


アイリス「おー、かわいい! ちびっこがたくさんいるんだな!」


「お姉さん一緒にあそぼー!」


アイリス「おー!」


カーラ「あ、あら。行ってしまいましたね」


ゼーレ「彼女はああいう人なんです。すみません……」


「お姉さんの魔獣、撫でてもいい……?」


リーケ「お、お姉さん……っ」キュン


トワ「うむ、構わない」スッ


「もふもふだあ……!」ナデナデ


カーラ「ふふっ、みんな仲良くなれそうですね」


クロエ「そうね。マクベスの子は物怖じしない子が多いし、きっといい友達になれるわ」


カーラ「ローラさんとヒカリさんは今年こちらで年越しされますか?」


ローラ「いえ、私達も実家で。こちらにはクロエちゃんが帰省するということで、ご挨拶に伺いました」


カーラ「そうでしたか。ではぜひごゆっくりしていってください」


ヒカリ「……クロエ、あの子……」


「ぐすっ……ひくっ……」


クロエ「どうしたの? 喧嘩した?」
840 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/20(土) 22:36:37.24 ID:h+RjkxfDo
「ううん……」


カーラ「最近、爆弾のことを考えて怖くなってしまうみたいで……」


クロエ「あー。なんか死ぬとかどうのってこと考えるとすごい怖いわよね。分かるわよ」


ヒカリ「そっかそっか」ナデナデ


「まおうとか来たら、ここもなくなっちゃう……っ」


クロエ「大丈夫よ、絶対にそんなことさせないわ」


ローラ「そうそう、今はみんなで世界を守るために頑張ってるから!」


ヒカリ「安心して。ボク達のこと信じてほしいな」


「……クロエお姉ちゃん達が言うなら、信じる」


クロエ「いい子ね。でも怖くなったらちゃんとカーラ先生に言うこと。怖いことを我慢する必要はないからね」ナデナデ


「うん……」


ゼーレ「よかったら私と遊びませんか? こう見えても私いろいろできるので、きっと元気も出せますよ!」


「うん!」


カーラ「ありがとうございます、皆さん。ああまで見事に励ましてしまうとは……」


クロエ「励ますもなにも事実を言っただけよ。みんな世界を守るために頑張ってるんだから、不安になるだけ無駄じゃない」


カーラ「……クロエは本当に立派になりましたね」


クロエ「な、なによもう! 照れるじゃない……」


ーーーーー

ーーー

841 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/20(土) 22:37:22.69 ID:h+RjkxfDo
年の瀬ーー


カーラ「そろそろ今年も終わりですね……」


クロエ「そうね……」


ーーーーー


ローラ「みんな、一年間ありがとう。来年もよろしくね」ナデナデ


ミトラ「わんっ!」


エアロ「きゅー!」


ーーーーー


ヒカリ「あと3ヶ月かあ……」


ーーーーー


チッ……チッ……チッ……カチッ


楓「あけましておめでとー!」


嵐「いきなり大声出すなバカ!」


ーーーーー


ラミー「樹、今年もよろしくね」


樹「こちらこそよろしくね、ラミー」


ーーーーー


デン「もしもしレナ? あけましておめでとう」


ロゼ「デン、お電話? お汁粉用意したけど……」


デン「ごめん、もうちょっと後で食べるねっ」


ロゼ「ええ、ごゆっくり」フフッ


ーーーーー


レナ「デン、今年もよろしくね」


デン『うん、よろしくねレナ』


ーーーーー


ティア「あけましておめでとうございます」


ラクリマ「おめでとー! さあ、アルシェお姉ちゃんとノルンさんと初詣行かないとだから、もったいないけど早く寝よう!」


ーーーーー

ーーー

842 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/20(土) 22:37:52.19 ID:h+RjkxfDo
神社ーー


クロエ「あけましておめでとう、二人とも」


ローラ「おめでとう、クロエちゃん、ヒカリさん」


ヒカリ「うん、あけましておめでとう」


クロエ「さっそく参拝に行きましょうか。二人はお願い事決まってる?」


ローラ「うん。進路とか魔王のこととかいろいろあるけど、全部ひっくるめていい未来が来たらいいなあって」


ヒカリ「同じだ。ボクも全部いい方向にってお願いしようと思ってたよ」


クロエ「私も。贅沢だけど、願うだけならタダだしね」


ーーーーー


ティア【いい未来が来るように】


ラクリマ「みんな同じ願い事かなあ」


ノルン「漠然としてますけど、いい未来が来たらいいですよね〜」


アルシェ「ん」コクリ


ーーーーー


晶「あけましておめでとう!」


楓「あけおめ晶ー」


嵐「あけましておめでとう、晶。今年もよろしくな」


晶「っと、ここで止まってたら邪魔だな。さっそく行くか」


楓「おー! 甘酒どこかで配ってないかなー♪」


ーーーーー

ーーー

843 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/20(土) 22:38:34.47 ID:h+RjkxfDo
リリウム、図書室ーー


キイィ……


ナミネ「あ……」


ラミー「あ、ナミネさん。今は私だけだよ」


ナミネ「勉強しようと思って戻ってきたのですが……よかったらご一緒しても?」


ラミー「うん、大歓迎だよ。私も勉強してたところだし、一人じゃ寂しかったから」


ナミネ「凜華さんとモミジさんもお勉強をするみたいです。宝坂の控室を借りるとか……」


ラミー「す、すごいね……」


ーーーーー

ーーー

844 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/20(土) 22:39:11.17 ID:h+RjkxfDo
寮、自室ーー


クロエ「……最後の学期ね」


ヒカリ「うん。……後悔なく過ごしたいね」


現在の目標
・ソフィア、スキア救出の用意をする

安価↓〜↓5自由行動安価
1月最終集からバレンタイン前日までの行動を指定してください
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 01:01:48.20 ID:VYqEdiFzO
そういやクロエの進路まだ決まってないんだっけ

進路の最終決定をする
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 01:04:06.62 ID:yC0zloUOO
クロエっていつだかの安価で進学すること決めてなかったっけ……

安価は、『雪が降り、初めて見たレティスが嬉しそう。シエラも少しだけ楽しそう』
847 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/21(日) 10:57:14.65 ID:QvlE7OjOo
まだクロエの進路は確定させていませんね

なお残りの行動予定は
1月最終週〜バレンタイン前日
バレンタイン当日
バレンタイン翌日〜学期末テスト
(進路確定)
春休み
最終決戦
の5回となる予定です

この世界での進路決定はかなりギリギリまで融通が利きます
各魔法学校と各大学、各企業は強く連携しており、魔法の成績をかなり正確に把握しているためです
ほぼ全ての学校や仕事が魔法に関連するものであるため、3月の中頃くらいまで変更を受け付けてくれている、という感じです
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 11:06:41.42 ID:OD27gD/KO
ID変わってますが>>845です
それだけ猶予あるのであれば>>845を『進路で悩んでいる者同士で色々相談する』に変更でお願いします
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 13:07:08.25 ID:4ZI3Wkm50
プロ入り後はずっと同じチームというわけにはいかなくなる為、プロ入り組(進路迷い中の生徒も含む)をシャッフルしたチームで練習試合が行われる
なお3チーム作るには1人足りなかったが、丁度その時魔王襲来に向けて修練場で鍛錬していた樹(本気モード)の急遽参戦により事なきを得た模様
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 16:25:05.81 ID:KyPeBHF6O
バレンタインに向けて先輩や友人への義理・友チョコ作りに取りかかるやよい
作りながらいつもの妄想癖が暴走して各カップルの様々な渡し方(オーソドックスなものから口移しや全身に塗って舐めさせるといった過激なものまで)を妄想してしまう
妄想から帰ってくると、妄想ブーストで無意識の内に作っていたのかポメ用のチョコ(一応友チョコの予定だった)だけ他よりも数段出来のいいものが完成していた
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/21(日) 16:33:04.89 ID:BQgJRkk0O
(世界が危ない中やるかはわからないけど)2年生たちの修学旅行風景
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/23(火) 16:44:31.32 ID:bNEJRQljO
終わりが近づいてきたなぁ
853 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/23(火) 23:50:58.53 ID:rBukFueLo
すみません、今日も更新なしです!
854 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/03/24(水) 03:22:18.97 ID:C8fuHvRc0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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855 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:10:44.55 ID:JRi2RlY0o
寮、自室ーー


クロエ「うう〜〜ん……」


ヒカリ「進路で悩み中?」


クロエ「ええ……。どうしようかしら」


ヒカリ「かくいうボクも悩んでるんだよね……。そうだ、イリスさんとノワールさんも悩んでたし、話聞きに行ってみない?」


ーーーーー


ノワール「私達の進路?」


クロエ「ええ。二人とも悩んでたから、どうやって進路を決めるのか興味があって」


イリス「私は歌手、ノワールさんは格闘家としてスカウトが来てますが……」


ノワール「私もイリスも基礎ができてないから、大学に進学して勉強と平行しながら団体に所属することになると思う」

ノワール「で、卒業したら改めてプロ契約……かな?」


ヒカリ「勉強しながら……」


クロエ「それよ!」

クロエ「マホリオの大学リーグもあるし、大学進学ですぐにマホリオの道が閉ざされる訳じゃないわ。私は演劇のことも勉強したいし、マホリオだってやりたい。わがままに両取りよ!」


ヒカリ「クロエらしいな」クスッ

ヒカリ「うん、ボクも覚悟が決まったよ。演劇科のある大学に進学して、マホリオの練習もする」


クロエ「ありがとう、二人とも!」


ノワール「クロエの役に立てたならよかったよ」


イリス「他の方よりやることが多くなって大変かと思いますが、応援してます!」


ーーーーー

ーーー

856 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:11:38.81 ID:JRi2RlY0o
中庭ーー


クロエ「マホリオのプロを目指す仲間として、プロ形式でチームメンバーをシャッフルして戦ってみたいんだけどいいかしら?」


楓「おー、面白そう! やろう!」


晶「でもそれだと一人足りないよな」


ヒカリ「誰か一緒にやってくれる人……」


樹(本気モード)「ふう……」フキフキ


クロエ「校長先生!」


樹「あら、みんなどうかした?」


クロエ「実は今マホリオをチームメンバーシャッフルでやろうとしてたんだけど、メンバーが足りなくて。よかったら参加してくれない?」


樹「いいわよ。修練場でトレーニングしてたけど、対人の方が練習になるしね」


嵐「だ、大丈夫なのか? パワーバランスとか……」


樹「そこは手加減するわよ。さ、やりましょ」


デン「チーム分けはどうしよっか」


アルシェ「ぐっちっぱ」


レナ「9人でグッチッパーできるかしら……」


グッチッパーで分かれましょ!


ーーーーー


クロエ、楓、レナチーム
アルシェ、嵐、ヒカリチーム
デン、晶、樹チーム


樹「うまく分かれたわね」


クロエ「それじゃあ早速試合をやってみましょうか!」
857 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:12:07.30 ID:JRi2RlY0o
クロエチームvsアルシェチームーー


クロエ「よろしくね、二人とも」


レナ「足は引っ張らないでよ」


楓「大丈夫! 攻撃は任せて!」


ヒカリ「二人とも、よろしく」


アルシェ「ん」


嵐「よろしくな、大将」


樹「それじゃあ審判は私が。クロエさんチーム、大将はレナさん。アルシェさんチーム、大将はヒカリさん。……では、試合開始!」


嵐「雷弾【サンダーボール】!」バチッ!


楓「風弾【エアロボール】!」ゴオッ!


アルシェ「破壊魔砲【キャノン】!!」ドオオオッ!


レナ「要塞魔法【ランパート】!!」ガキイイイッ!


アルシェ「もう一発……!」


クロエ「闇よ! 彼の者を包め!」ズオッ!


アルシェ「! 闇で見えなくなった……」


楓「ナイスクロエ! 風斬魔法【かまいたち】!」


嵐「させるか! ヒカリ!」


ヒカリ「うん! 電送【サンダーライン】!」バチッ


嵐「極電磁盾【ギガボルトシールド】!!」バチイッ!


ジュオオオオオ!!
858 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:12:39.37 ID:JRi2RlY0o
楓「やるね!」


レナ「気は抜かない!」


嵐「静電気魔法【ミニサンダー】!」パチッ!


クロエ「静電気で闇だけ弾いた!?」


ヒカリ「魔送【ライン】!」


アルシェ「ん! 穿ノ頂・神槍【ゲイボルグ】!!!」


ゴギュオオオオオオオッ!!


レナ「今度こそ防ぐ……! 神殿魔法【ヴァルハラ】!!」ガキイイイッ!


楓「後押しするよ! 旋風魔法【つむじかぜ】!」ゴオオッ!


ギギイ……! ゴシャアアアアアアアアアッ!!


クロエ「レナ!」


レナ「きゃああああああ!」


樹「そこまで! 勝者アルシェさんチーム!」


クロエ「くうう……アルシェのパワーとんでもないわね……」


アルシェ「ヒカリの魔力のおかげ。ブリューナクだったら防がれてた」


晶「それじゃあ次はアタシらとやろうか!」


デン「疲れてるところ悪いけど、クロエさん審判できる?」


クロエ「ええ、任せて」
859 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:13:18.20 ID:JRi2RlY0o
アルシェチームvsデンチームーー


クロエ「アルシェチーム、大将ヒカリ。デンチーム、大将樹先生。それじゃあ……試合開始!」


デン「身体軽量化魔法【ライトボディ】!」フワッ


嵐「雷弾【サンダーボール】!」バチッ!


デン「ふっ!」シュッ!


嵐「かわされた……!」


デン「もらった!」


ヒカリ「防御魔法【シールド】!」ギイッ!


ガキンッ!


デン「くっ! 腕巨大化魔法【ビッグフィスト】!」ゴオッ!


嵐「それだけ大きければ狙える! 雷弾【サンダーボール】!」バチイッ!


デン「くあっ!」バチンッ!


アルシェ「ん、魔力充填完了! 破壊魔砲【キャノン】!」ギュオオオ!


樹「模倣・要塞魔法【ランパート】!」ガキンッ!


アルシェ「……固い。ずるい」


樹「あら、プロになってからもそんな不満を言うのかしら?」


アルシェ「んー……!」ムムム

アルシェ「神槍魔法・貫【ブリューナク】!!」ゴギュウウウ!


樹「模倣・城塞魔法【シタデル】!!」ガキイッ!

樹「ふふ、残念ーー」


嵐「雷弾【サンダーボール】!」バチイッ!


樹(い、いつの間に後ろに……!)


晶「炎障壁【フレイムウォール】!」ゴオオッ!


嵐「ちっ。やっぱり晶はそう簡単に出し抜けないか」


樹「助かったわ晶さん!」
860 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:14:05.35 ID:JRi2RlY0o
晶「デン、行くぞ!」ギュン!


デン「うん!」ゴオッ!


ヒカリ「えっ……」


晶「うらああああ!」ブン!


デン「でやあああああ!」ブオッ!


ヒカリ「えええええええ!?」サッ!


嵐「ふ、二人がかりで接近戦!? サンダーボールで撃ち落として……」ジイ…ッ

嵐「……だめだ! ヒカリに当てたら元も子もない!」


アルシェ「アルシェの魔法じゃ先生の盾を破れない……」


嵐「強化しようにもヒカリは逃げるので精一杯か……。詰みだな」


アルシェ「ん、降参する」


クロエ「はい、そこまで。勝者、デンチーム!」


ヒカリ「はあっ、はあっ……あんなに本気で逃げたことないよ……」ゼエゼエ


晶「やったな、デン!」


デン「うん、ナイスコンビネーション!」


クロエ「それじゃあ次は私達の番ね。そのままいけるかしら?」


樹「大丈夫よ。審判は……」


嵐「俺がやります」
861 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:14:37.73 ID:JRi2RlY0o
クロエチームvsデンチームーー


嵐「クロエチーム、大将はレナ。デンチーム、大将は樹先生。では……勝負開始!」


楓「先手必勝! 風加速魔法【マッハ】!」ギュパッ!


樹「見えてるわよ! 魔弾【シュート】!」ゴオオオッ!


晶「違う! 楓は囮です!」


クロエ「巨大闇弾【ダークネスボール】!」ゴオオッ!


晶「炎障壁【フレイムウォール】!」ゴウッ!

晶(くそ、気づくのが遅れたから魔力を練りきれてない……!)


デン「拳硬化魔法【アイアンナックル】!」ギンッ

デン「せやあっ!」シュッ!


ボシュウウウウウッ


レナ「ぱ、パンチで魔法をかき消した……!?」


クロエ「茜プロみたいなことするわね……!」


楓「クロエー! 準備完了!」


クロエ「オッケー! 闇よ、幾百も解き放たれよ!」ドドドドドッ!!


晶「なっ……!?」


デン「落ち着いて! これは魔力のこもってない闇だけの塊! 当たっても大丈夫!」


楓「風弾【エアロボール】! 風弾【エアロボール】!」ブワッ!

楓「はーはっは! 闇の中から紛れて飛んでくるエアロボールだよ! 魔法の中でも視認が難しい風魔法を探し出して避けられるかな!」


樹「く……!」
862 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:15:11.91 ID:JRi2RlY0o
晶「そこだ! 炎弾【ファイアボール】!」ゴオッ!


デン「魔弾【シュート】!」ギュワッ!


ぼふっ ぼふんっ!


クロエ「ハズレよ、二人とも」


樹(とにかく前面の防御を……!)

樹「防御魔法【シールド】!」ガキイッ!


楓「後ろですよ、先生。風弾【エアロボール】!」ドオッ!


樹「きゃあああああ!」


嵐「そこまで! 勝者クロエチーム!」


クロエ「やったわね!」


楓「さすがクロエだよ! 闇に紛れたあたしの攻撃も囮にして、あたしの移動に合わせて闇で覆い隠してくれるなんて!」


クロエ「闇の中の魔力は感じられるからね。楓が真っ直ぐに移動してくれたから、私も合わせて動かしやすかったわ」


晶「クロエのペースにハメられると厳しいな……。次から次に手を打ってくるから、挽回するタイミングが掴みにくいよ」


アルシェ「みんな一勝一敗。楽しかった」


樹「私も楽しめたわ。マホリオをやるなんて久しぶりだったし、昔に戻った気分」


楓「プロになるとこんな感じで色んなメンバーとやることになるのか……。楽しみだなあ」


嵐「だな。ま、違うチームになっても手は抜かないからな」


楓「こっちこそ!」


ーーーーー

ーーー

863 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:15:42.55 ID:JRi2RlY0o
しんしん……


レティス「……!!」ガバッ!


カーム「どうかした?」


レティス【雪!!】


ロロナ「ほ、ほんとだ。降ってるね……」


ポメ「わ〜! 早く積もらないかなあ……!」ソワソワ


やよい「雪遊びしたいの?」


ポメ「うん!」


シエラ「雪遊びだなんて子供ですねえ」チラッチラッ


レティス【シエラも雪は初めてだからあそびたいって】


シエラ「そ、そんなこと……!」


カーム「いいね! 明日には積もってそうだし皆で遊ぼうよ!」


おー!


シエラ(ゆ、雪遊び……!)ソワソワ


翌日ーー


シエラ「遅いわよ!」


ポメ「あ、シエラ完全装備だー!」


シエラ「雪だるま作りと雪合戦とかまくら作り! 全部やるわよ!」


カーム「そ、そんなに!? 結構大変だよ?」


レティス「……やるっ」


ポメ「さんせー!」


ロロナ「か、風邪引かない程度にね」


やよい「それじゃあまずは雪だるま作りからだー!」


ーーーーー

ーーー

864 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:16:09.51 ID:JRi2RlY0o
神社仏閣の密集地ーー


ラクリマ「おおおー! 和って感じ!」


御桜「私は幼い頃に来ているのであまり新鮮味はありませんが……」


シェリル「野暮なことは言いっこなし! 楽しもうぜ!」


エルク「ぜひとも修行ができるお寺に……!」


ノルン「お布団で寝てみたいな〜」


ーーーーー

ーーー




隠れ喫茶ーー


ラクリマ「ここがレナ先輩に教えてもらった、人目につかない場所!」


ノルン「お〜」


ラクリマ「さておき、ここのお団子も美味しいらしいよ! 食べてみよう! すみません、お団子くださーい!」


「はあい。ちょっとお待ちくださいね」


ラクリマ「はーい! あ、表の椅子に座って待ってよっか」


ノルン「お〜」


ラクリマ「……もしかしなくても眠たいでしょ。お〜、しか言ってないもんね」


ノルン「う、うん。実は修学旅行が楽しみであんまり寝れなくて〜」


ラクリマ「じゃあお膝においで。ノルンさん専用膝枕だよー♪」


ノルン「ありがと〜……」コテン


ーーーーー

ーーー

865 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:16:46.64 ID:JRi2RlY0o
エルク「ここが修行体験のできるお寺ですか……」


「はい。では最初に、この薄く張られたシールドを何枚撃ち抜けるかお試しください」


エルク「はい! 魔弾【シュート】!」


ーーーーー

ーーー




御桜「せっかくの旅行ですが、エルクさんとは別行動でよかったのですか?」


シェリル「うん。エルクはさ、俺達以上に戦いに本気なんだ。……もちろん俺達だって魔王に負けるつもりはない。だけど、エルクの執念をなだめて仲良しごっこをするほどのパワーもない」


御桜「そうですね……。エルクさんの知り合いの方が悪魔にされてしまったとか……」


シェリル「そんな人にさ、今だけは魔王のことは忘れて遊ぼうなんて言えないよ」


御桜「……」


シェリル「ほら、俺達が暗くなってどうすんの! せっかくこの土地を知ってるんだから、案内頼むよ!」


御桜「……はいっ!」


ーーーーー

ーーー

866 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:17:22.57 ID:JRi2RlY0o
リリウム魔法学校、家庭科室ーー


やよい「♪ 帰ってきた先輩達にもーチョコレートをー♪」トントントン

やよい(チョコを砕いて、溶かして……。生クリームと混ぜる。ふむふむ)

やよい(……先輩達は彼女同士でチョコの交換したりするのかなあ……)


ほわんほわんほわ〜ん……


レナ『はい、デン。……あげる』


デン『ありがとー! 私からも、はい!』


ーーーーー


クロエ『普通に渡すだけじゃつまらないから……。あむっ』


ローラ『く、口移し……!』ドキドキ


ヒカリ『あ、あーん……』ドキドキ


ーーーーー


ラクリマ『チョコレートは……わ、た、し♡』トロオ


ノルン『あ、あわわわわ……///』


ほわんほわんほわ〜ん……


やよい「きゃー! な、なんてえっちな……!」

やよい「はっ!?」

やよい「こ、これはポメちゃんにあげる用の箱……」カパッ

やよい「あ、あれえ……? なんでこんなに気合の入ったチョコレートが……」

やよい(私……なんかポメちゃんのこと考えてると変になるなあ……)


ーーーーー

ーーー

867 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/03/24(水) 20:17:59.57 ID:JRi2RlY0o
自室ーー


クロエ(明日はバレンタインね……)


現在の目標
・バレンタインを楽しむ

安価↓〜↓5自由行動安価
バレンタイン当日の行動を指定してください
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/24(水) 20:37:16.75 ID:C4s1xVbxO
今年のティアルシェ
いっぱい食べる君が好き理論で貰いまくるアルシェだがそれぐらいでは最早動じない正妻ぶりを見せつけるティア
アルシェもティアとチョコを渡し合いながら『みんなのも嬉しいけどティアのが一番嬉しい』と真っ正面からぶちかます

なお余波でリリウムちっちゃいものクラブは萌え尽きた
724.08 KB Speed:0.8   VIP Service SS速報R 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む

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