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【安価】続・ハーレムシミュレーター 第二部【R-18】
- 1 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/12/26(土) 16:14:44.47 ID:gG+pWBIz0
- 「はぁ…はぁっ…」
身体が寒い。分厚い毛布を被っているのに、震えが止まらない。息が苦しい。
夜が明けるまでに、アスラの体調は更に悪化した。
「ミルク粥です…食べられますか」
「…っ、はっ」
薄く目を開けると、椀と匙を持ったミーア。どうにか身体を起こし、手を伸ばそうとして…ベッドから、転げ落ちた。
噂話が聞こえる…
___勇者が体調を崩されたと…
___直ちに帰国させるべきだ。エルフ共は、一体何をしていたのだ?
___必ず、妾の元へ連れ戻せ。必ずだ!
- 2 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/12/26(土) 16:51:39.95 ID:gG+pWBIz0
- …
「…?」
言い争う声で、アスラは目を覚ました。
「だから、今動かせるわけ無いって言ってるだろうが!」
「これ以上ここに置いても、より悪くなるだけです! 我が領で、適切な医療を…」
「何…?」
「! アスラ様」
窓から顔を出すと、外でラーラと諍いになっていたのは、クリストラ城メイド長のジャニスであった。後ろには、3人の部下も控えている。
「アスラ様が、お体を壊されたとお聞きして…すぐに、クリストラへ帰りましょう。ここは寒く、療養には不適です」
「森の中なら、気候はそう変わらない。看病だってしてる」
「それが至らぬから、このようなことになったのでしょう!」
「知るかよ! この寒い季節の夜にふらふら出歩いて、風邪引いてるってのに休みもしないで石の街まで行って…こいつには、良い薬になっただろうよ」
「な、何ということを…」
ジャニスは息を呑んだ。
「自分たちの監督不行き届きの責任を、アスラ様に押し付けるとは…」
「こいつが、てめえでてめえの面倒も見切れねえガキだって、そう言いたいのかよ! ええ?!」
「ま、待って…っ、げほっ」
「フェバ、マルタ、メイ。すぐに、アスラ様を馬車へ」
言いかけたその時、にわかに物々しい足音が響いた。
現れたのは、オリエズマの女たち。北岸だけでなく、南岸の者もいる。その先頭に立って、ランメイが声を上げた。
「玉太后の勅命により、アスラ王を我が領へお連れ申し上げに参りました。…さあ、行きましょう」
「ま、待てよ…」
教会に押し入ろうとする一団の前に、ラーラが慌てて立ち塞がった。
「邪魔をするな、バルバス」
低い声で言ったのは、シェンウェン。腰には、大ぶりの曲剣を佩いている。
「もしもの時は実力行使をもやむを得ぬと、ユィーキ様のお達しだ」
「クソッ、どいつもこいつも…」
「お止めなさい! アスラ様はクリストラのお方です。療養は故郷たるクリストラが最も適しています」
「か、神の家で、流血沙汰など、あっては…」
青褪めるミーア。アスラは…
安価下3票先取 どうする?
@バルバス領に残る
Aクリストラ領へ行く
Bオリエズマ領へ行く
- 3 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 16:57:15.58 ID:SkfIvtRS0
- 2
- 4 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 16:59:48.47 ID:eB2HiY490
- 1
- 5 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 17:01:41.82 ID:RMyvdVOio
- 3
- 6 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 17:02:04.76 ID:SEMVtWNiO
- 1
- 7 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 17:03:11.49 ID:aGh+yAKDO
- 2
- 8 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 17:09:39.07 ID:gZPwVBPvO
- 1
- 9 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/12/26(土) 19:18:16.72 ID:gG+pWBIz0
- 「ま…待てよ…勝手なこと、言うなよ、げほっ」
窓から身を乗り出し、アスラは割り込んだ。
「おれは、どこへも行かないぞ」
「ほら、こう言ってるぜ」
ラーラは、クリストラとオリエズマの人々を睨んだ。
「アスラは責任を持って看病する。だから、もう帰れ」
「…」
「…アスラ様」
ジャニスは、アスラの顔をじっと見て言った。
「それは、本心ですか? このエルフに脅されては」
「無いよ。無い。だから、帰ってくれ…寒いだろ。おれも寒い…くしゅっ」
アスラは窓を閉めると、毛布にくるまって目を閉じた。
…
「…っ」
蒸し暑い感触に、アスラは目を覚ました。
「…!」
「…ん…」
いつの間にか、ラーラがベッドに横たわって、アスラを胸に抱いていた。
「起きたか…具合はどうだ」
「少し、良い」
「そうか。…悪かった」
「良いよ。ごほっ…おれのせいだ」
「…」
もぞり。ラーラが動くと、彼の胸でラーラの乳房がくにゃりと形を変えた。彼女は、全くの裸であった。
安価下 どうする?
- 10 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 19:39:55.32 ID:SEMVtWNiO
- 身体を休める
- 11 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/12/26(土) 19:51:53.72 ID:gG+pWBIz0
- 何かしようとして…止めた。ここで体を休めなかったから、今こんなことになっているのだ。
アスラは、目を閉じた。
…
「…んくっ。おかわり無いかな」
「ええ、お粥で良ければ。…もう、身体は大丈夫ですか?」
「ああ。すっかり良くなったよ」
ミーアから、椀一杯のミルク粥を受け取ると、匙で掻き込む。これで2杯目だ。
あれほど酷かった寒気やだるさはすっかり消えて、身体が軽い。
「だけど、まだ無理はするなよ」
「分かってるよ。…」
釘を刺すラーラに返事すると、白湯を一口飲んだ。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 午前)
@もう少し寝る
A図書室に行ってみる
Bその他要記述
- 12 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 19:54:05.11 ID:eB2HiY490
- 2
- 13 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 19:57:30.11 ID:SkfIvtRS0
- 2
- 14 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 19:57:49.45 ID:aGh+yAKDO
- 2
- 15 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/12/26(土) 20:16:02.87 ID:gG+pWBIz0
- …
「…あら」
立ち並ぶ本棚の間で、座って本を読んでいたアルは、アスラに気付くと顔を上げた。
「もう風邪は治ったのかしら」
「もう大丈夫だよ」
「そう」
短く答えて…ふと、彼女は言った。
「コラール…私と、あなたの子も、ひどい風邪を引いたことがあったわ。治る前に無理してこじらせるのは、父親譲りね」
「…」
「あ…何か、読まれますか…?」
ガンシュテナが、おずおずと声をかけた。
安価下 何の本を読む?
- 16 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 20:24:25.05 ID:dIwSEuny0
- お料理
- 17 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/12/26(土) 21:58:38.32 ID:gG+pWBIz0
- …
「油を敷いたフライパンで玉ねぎを弱火で炒め…」
アスラが読んでいるのは、料理の本。以前ミーアに言った料理に興味があるというのは、別に方便というわけでもなく、純粋に料理をしてみたいと思っていた。
ちなみに、今読んでいるのはハンバーグのレシピだ。サトン領ではラクマがハンバーグと称する挽き肉の塊焼きを出したことがあるが、やはり全く違う。今度、教えてあげよう。
安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 午後)
@寝る
Aもう少し読書
Bその他要記述
- 18 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 22:00:32.83 ID:eB2HiY490
- 1
- 19 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 22:11:27.93 ID:gZPwVBPvO
- 3 勇者について書かれた本を探す
- 20 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 22:20:43.54 ID:2ybqWeleo
- U
- 21 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/12/26(土) 22:41:30.12 ID:gG+pWBIz0
- ねる
- 22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 22:43:51.19 ID:2ybqWeleo
- おつ
- 23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/26(土) 22:44:27.00 ID:eB2HiY490
- おつ
- 24 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/12/28(月) 19:26:53.98 ID:kJeOdV0q0
- 『Harem Simulator』
…
「父さん…シーヴァについて書かれた本って無いかな」
「…」
すると、アルは机の上から、一冊の真新しい本を取り上げ、差し出した。
「ここに。私の私見で良ければ、ここに記してあるわ」
「ありがとう」
…
「勇者シーヴァ。タルスムの行商人ヴァルナと、クリストラの看護師アンナの子。30歳手前で精霊の信託(?)を受け、決起。その後は各地の精霊の加護を受け、世界を分かつ『帳』を払い、人々を救った」
「『私』が彼の旅に同行したとき、彼は46歳だった。雨の帳を払い、嵐の精霊を打ち倒した彼は、島国のサムライや大陸の兵士を引き連れて西へ。幾つもの山を越え、獣のバルバスたちを服従させ、砂の帳を払った。…」
おそらく、その過程で降参したのが、ロウルの父親だろう。ルナの統べていた『密林』も、この中に含まれるかも知れない。
本はかなり分厚い。全て読むと、時間がかかりそうだ。
安価下1〜3でコンマ最大 何について読む?
- 25 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/12/28(月) 19:48:29.82 ID:kJeOdV0q0
- 分かりにくいか
安価下1〜3でコンマ最大 どれについて読む?
@勇者の戦いぶりについて
A勇者の仲間について
B勇者の好きなものについて
Cその他要記述
- 26 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/28(月) 20:04:23.62 ID:i3/qnwah0
- 3
- 27 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/28(月) 20:16:17.51 ID:r+kYd+ri0
- 3
- 28 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2020/12/28(月) 20:16:57.11 ID:OGG4xu7DO
- 2
- 29 : ◆WEXKq961xY [saga]:2020/12/28(月) 21:07:44.23 ID:kJeOdV0q0
- 「父さんは、何が好きだったんだろう?」
ページを手繰っていくと、目当ての記述を見つけた。
「シーヴァは、酒を好んだ。タルスムでは宗教上の理由で酒が飲めない。彼はクリストラで生まれたが、飲酒は父に禁じられていたそうだ。旅立ち、父から離れた反動もあるのだろう。各地を旅する中で、その土地の酒を求めてはよく飲んだ。彼はいくら飲んでも酔わず、先に酔い潰れた仲間たちを夜明けまで見守った」
酒好きだったとは、意外だ。サトンの戦士たちは酒盛りに喜んで参加したが、父の面影を見たのかも知れない。最も、彼女らが直接父と接した可能性は低いだろうが…
安価下コンマ ゾロ目で…
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