【安価】ガチャと勇者と...

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248 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 02:15:20.77 ID:tnxZ5mh5O
次にキャラ募集ある時にチクチンのキャラ作ってもいいですか?
249 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/02/09(火) 08:07:38.85 ID:Ydy+88SgO
◇まだしばらくお待ちを……

マニアックなのは書けなそうなので、今出た要素はご遠慮をですね。基本は女の子同士が百合百合か片方ふたなりさんでイチャイチャかレベルのお話です。人型でない魔物娘さんとか改造的なやつとかは苦手なので
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/02/10(水) 11:51:43.57 ID:ps1OOm/b0
触手服とか呪いの装備系はOKですか?Hの時とか外れてもいいので
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 23:44:06.64 ID:xpU6PmOo0
そろそろ来るかな
252 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/02/12(金) 08:03:16.92 ID:noXO9o2ZO

◎王国首都近郊 森の中

エイナ(あれから襲撃もなく、魔物とちょこちょこ遭遇するのみで順調に進むことができた)

エイナ(魔物との遭遇も大した問題ではなかった)

エイナ(レイアちゃん、ルシアちゃんの二人で森の魔物は楽勝で、私やナリエラちゃんが出る幕もない)

エイナ(多分、エルフが本気で襲ってきても彼女らならなんとかしてしまうのだろう)

エイナ(とはいえ、気は抜けないけれど)

レイア「暗くなってきたな……」

ルシア「そろそろ野宿かなぁ」

ルシア「やっぱり気をつけながらだとペースが落ちるね」

ナリエラ「しょうがないですよ。この辺りは開けてますけど……どうですか?」

エイナ「……私としては、そろそろ休めるとありがたいけど」ゼエ

ルシア「そだね。頑張っても今日中には着かなそうだし休もっか」

レイア「ではテントの準備をするか」ゴトッ

ナリエラ「あ、手伝います。力仕事は得意なんです」タタッ

エイナ「ふぅ……一日中歩くのは疲れるわね」
253 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/02/12(金) 08:04:03.61 ID:noXO9o2ZO

ルシア「おつかれー♡ んんーっ、汗と女の子のいい匂い」ギュ

エイナ「ちょっ、ルシアちゃんっ」

ルシア「ねー、エイナ……溜まってない?」ササヤキ

エイナ「ぃひっ……」ゾクッ

エイナ(抱き締められ耳元で囁かれ背筋が震える)

エイナ「い、いや……今はそんな……」

ルシア「そう? 前の勇者は一日でも男の子の方でしないと結構ムラムラしてたけど」

ルシア「我慢できなくなったらボクのこと使ってくれていいんだよ?♡」 

エイナ「……っ」ゴク

エイナ(……確かに、一日間隔が空いただけでも結構むらっと来るのは事実)

エイナ(一人で慰めたりした時もあるし、レイアちゃんに処理を頼んだこともしばしば)

エイナ(一番最後に射精したのは……レイアちゃんに昨日の午前中、口でしてもらった時かしら)

エイナ(一日と半分くらい。その程度の間隔で、今密着しているルシアちゃんの身体を意識しまくっている自分がいる)

エイナ(間違いなく、勇者の剣を出していたら勃っているわね……)

ルシア「ボクならぁ……大抵のことは応えられるから♡」パッ

ルシア「考えといてねぇー」テクテク

エイナ「え、ええ……」

エイナ(にっこりと笑いながら私を離し、テントを建てる二人の近くへ歩いていくルシアちゃん)

エイナ(露骨なくらい誘われて、移動中は意識しなかった性欲が今は数倍に膨れ上がっているのを感じた)
254 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/02/12(金) 08:04:45.93 ID:noXO9o2ZO

エイナ(うう……これは誰かに頼むべき? それとも一人で……)ムラムラ

レイア「エイナ、立ってないで手伝ってくれないか?」

エイナ「え、勃つ――じゃない! 分かったわ」

レイア「? 火の準備を頼む」

エイナ「ええ、任せて」

エイナ(それならこの世界に来てから何度もやっている)

エイナ(石を積んで円形に……)ゴトゴト

エイナ「落ち着け私、落ち着け私……」ブツブツ

レイア(どうしたんだろうか……?)



◎しばらくして……


エイナ(簡単な食事を終えて、睡眠を交代しながら取ることに)

エイナ(まず眠るのは誰にしようかと話をしていたのだけど……)

ナリエラ「あの、私……夜風に当たってくるわね――当たってきます」ソワソワ

エイナ(落ち着かない様子のナリエラちゃんがそんなことを言いはじめた)

エイナ(彼女の手には大きめのタオルケット)

エイナ(どっかで座って休むつもりかしら? でもこのタイミングで?)

ルシア「うん。気をつけてねぇー」フリフリ

レイア「……」カアァァ

エイナ(疑問に思っていると二人は引き止めずに彼女を見送る)

エイナ(敵がいるかもしれないのに、片方は暢気に片方は何故だか赤面して)

エイナ(早足のナリエラちゃんは私が声をかける間もなく消えていく)

エイナ「えっ? 二人とも大丈夫なの? 森の中は一人じゃ……」

ルシア「大丈夫だよ。ナリエラは目が良いみたいだし、天使だよ? 矢に一発撃たれたくらいじゃなんともないって」
255 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/02/12(金) 08:05:33.44 ID:noXO9o2ZO

エイナ「いやいや、そういう問題でも――」

レイア「それに、ついていくわけにも……」ゴニョゴニョ

エイナ(? ルシアちゃんの暢気さは今にはじまったことじゃないけど……レイアちゃんはなんか察してる?)

エイナ(うーん……確かに天使で、目も良くて腕力もあるし大人しそうに見えて身体能力が凄まじい彼女なら一人でも大丈夫だろうとは思えるけど……)

エイナ「やっぱり心配ね。付き添ってくるわ」スクッ

レイア「あっ、エイナ――」

ルシア「じゃボクが寝る番で、レイアは見ててね」テントヘズサー

レイア「おいっ、分かってるだろうルシア――」

レイア「……」ポツネン

レイア「……行かせてしまったか」

レイア(私の気のせいだといいのだが……)

レイア(いや、手荷物にあのソワソワした様子に一人になりたがる行動……)

レイア(そういうこと、だよな……?)モンモン


◎森の中 キャンプから少し離れた小川付近

エイナ「こっちの方に行ったわよね……」ガサガサ

エイナ(光の魔法剣を照明代わりに森を進む)

エイナ(足で踏みつける草の音が静寂の中響き渡り、夜の森の不気味さを強調させる)

エイナ(怖い。一人で行くんじゃなかったと後悔しても、引き返す方がもっと怖い思いをするだろう)

エイナ(早くナリエラちゃんと合流しないと泣いちゃいそうだ)

エイナ「ナリエラちゃ――」

エイナ(と大声を出そうとして気づく)

ナリエラ「はっ♡ ふぅ……っ♡ あっ、ん♡」クチュクチュ

ズチュ、シュッシュッ♡

エイナ(ナリエラちゃんの悩ましげな声といやらしい音)

エイナ(すぐに何をしているのかは想像がついた)
256 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/02/12(金) 08:06:07.79 ID:noXO9o2ZO

エイナ(――彼女が私達の近くを離れる直前のことを思い返せば嫌でも分かるわよね)

エイナ(たぶんレイアちゃんはそれを分かっていてあの様子だったのだろう)

エイナ「……どうしよう」

エイナ(いやほんとどうしよう)

エイナ(このまま帰るのも怖いし出てくのも色々怖いし待ってても怖いし)

エイナ(なにこれ詰んでない?)

エイナ(よ、よし……探してる風な声を出して気づいて中断してくれるのを期待しよう)

エイナ「ナリエラちゃーん?」

エイナ(その場で姿は現さず口に手を添え大きめの声を出す)

ナリエラ「ふぅっ、ぁ……♡ 気持ち、いい……っ♡」

エイナ(効果なし)

エイナ(よっぽど夢中なのか声に反応すらない)

エイナ(一か八か剣を持って飛び出していこうか。敵かと思っただとか言い訳して)

エイナ(……。とりあえず様子見をしようかしら)スス

エイナ(木の陰からひょっこりと光源の剣先と顔を出す。声のした方向には――さらさらと流れる小川)

エイナ(木々が途切れ、月明かりに照らされるその岸で下に布を敷き横向きに寝転がり自分を慰める彼女の姿が)

エイナ(彼女は森側……私の方を向いていてその立派なモノが見えてしまう)

エイナ「でかい……それに気持ちよさそう……」

エイナ(勇者の剣でもエロ漫画みたいなサイズだなんて思っていたけど……ナリエラちゃんのはそれの一回りくらい大きい)

エイナ(地面には既に何回か抜いたのか白濁が見え――その量もすごい)
257 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/02/12(金) 08:06:57.99 ID:noXO9o2ZO

ナリエラ「はあっ♡ んっ、んっ……♡」ビクビクッ

ズッチュ...クチュックチュッ

エイナ(それに一心不乱に感じているナリエラちゃんの表情)

エイナ(清楚な彼女に付いた不釣り合いな男性器をうっとりとした顔で擦る姿につい興奮してしまう)

ナリエラ「あっ♡あっ♡出るっ♡ イクッ、イッ――ふあぁっ!♡」ビクッ

ビュルッ!ビュルルル……

エイナ(わ、すごい勢い……それに量も)

エイナ(スキルを見た時から興味があったけど……本当に生えてるのね)

エイナ(私のもあんな感じに見えるのかし……あ)

ナリエラ「はへ……はぁ……はぁ……♡ これくらいで……っ!?」ハッ

ナリエラ「あれ!? エイナさん!?」

エイナ(気づかれた)

エイナ(そうよね。あの距離のエルフを見つけた彼女だし、このくらい当然だろう)

エイナ(さっきまで自慰に夢中だっただけで)

エイナ「えっとその……ごめんなさい」ガサッ

エイナ「心配でついていったら、つい見ちゃって」

ナリエラ「あ、はい……それは、なんとなく分かります」ハァハァ

エイナ(木陰から出て彼女へ近づく)

エイナ(ナリエラちゃんは絶頂の余韻で力が入らないのか服で男性器を隠すのみで若干舌足らずな口調)

エイナ(……どうしよう。私までムラムラしてきた)

エイナ「それで……よかったら、手伝わせてくれない?」

ナリエラ「……」

ナリエラ「――はいっ?」

エイナ(何言ってんの私!!)
258 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/02/12(金) 08:07:28.67 ID:noXO9o2ZO

エイナ「いやその……ええと……」

ナリエラ「……い、いいですよ」

ナリエラ「見つかって近づいてきたってことは、エイナさんもそういう気分ってことですよね」

エイナ(そうなんだけど、単純に一人で帰るのが怖いのもある)

エイナ(でも声をかけて後始末するまで木陰で待つという選択肢もあっただろうから……)

エイナ(私は魅力的な彼女に釣られてしまったのだろう)

ナリエラ「じゃあ……私のここ、使いますか?」

クパッ……

エイナ(男性器のねもと辺り。女性のそれを指で開き、大胆な仕草とは裏腹におずおずと尋ねる彼女)

エイナ(てらてらと月明かりに照らされる蜜の溢れた割れ目を見、断れるわけもなく)

エイナ「……本当にいいのね?」

ナリエラ「はい。私も……一人だけでするのはちょっと物足りなくて……」カアァァ

エイナ(しおらしくてかわいい)ウン

エイナ(……っと。ナリエラちゃんのかわいさを噛み締めてる場合じゃないわね)

エイナ(寝転がる彼女の隣、ナリエラちゃんの背中を抱き締めるように私も横になる)

エイナ(タイツをおろして下着も……それからスキルを発動)

エイナ(彼女のそれに大きさは負けるものの充分立派な勇者の剣が現れる)

ナリエラ「はうっ♡ これが、勇者の……?」サワサワ

エイナ「っ♡ え、ええ……あなたのよりも少し小さいけど」ピクピク

ナリエラ「でも私のよりすごく硬くて……こんなのでゴリゴリされたら……♡」

エイナ「ナリエラちゃん……いいのよね?」

エイナ(誘われるようなことを言われ焦燥心が煽られる)

エイナ(挿れたくてしょうがない様子にナリエラちゃんはクスッと笑みをこぼして頷いた)
259 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/02/12(金) 08:08:07.26 ID:noXO9o2ZO

ナリエラ「はい……来てください」

エイナ「それじゃ……」グッ

ズプププッ……

ナリエラ「あっぅ♡ 太くて硬いのが入っ――あぁっ!♡」ビクビクッ

エイナ「はぅっ……♡ ナリエラちゃんの、柔らかく包んで……ッ♡」ググッ

ヌププッ……ズプッ!

ナリエラ「ひっ、あっ!♡」ガクガクッ

ビュッ……ビュルル!

エイナ「っ……挿れられてイッちゃった?」

ナリエラ「はひ……♡ らめ――ダメですね、私」

ナリエラ「スキルになっちゃうくらいで……」ハハハ

エイナ(確かに早いスキルがあったわね)

エイナ「私も……挿れただけで出ちゃいそうよ」

エイナ「ナリエラちゃんの中、気持ちよくて……っ♡」ムニムニ

ナリエラ「はうっ♡ おっぱい触りながらっ、腰……♡」ビクン

ズプッ――パンッ!

ナリエラ「あっん!♡ 奥、っ♡突かれて、頭――真っ白っ、ひぃんっ♡」

エイナ「っ♡ ピュッピュッ出てるわね。おちんちんで突かれてそんなに気持ちいいの?」ズプッズプッ

パンパンッ! スプッ、ズプンッ!

ナリエラ「はあっ♡は、はひっ♡ ずっとイッちゃうくらい気持ち――っ、お゛っ♡」ガクガクッ

エイナ(実際イキっぱなしなのだろう。痙攣するように震える彼女の身体を抱き寄せ、胸を鷲掴みに強めに揉みながら腰を引いては勢いよく奥を突き上げる)

エイナ(こんなに感じてくれると攻め甲斐もある)
260 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/02/12(金) 08:08:50.34 ID:noXO9o2ZO

エイナ「はっ、ふぅ――キツッ、くて♡ イッちゃいそう……んぅっ♡」パンッパンッ

ナリエラ「あっ♡あっ♡ くひぃっん!♡ きてっ♡中に出し――んうぅっ♡」ガクッガクッ

パンパン! グチュッ、ズプッ!

エイナ「く、うっ!♡ で、出るっ♡ イクッ♡――ふあぁっ!♡」

ズプッ!ビュク、ビュルルル!

ナリエラ「ぁひっ!♡ せーし、勢いよく出てっ!♡またイッ――」

ビュルルル!ドク……ドク……

エイナ(ナリエラちゃんも盛大に射精し、私も彼女へと精を放つ)

エイナ「はっ……♡ はぷっ……ん、ちゅ……♡」チュパッチュル

ナリエラ「ぁへ……♡ ん、んん……じゅる……♡」

エイナ(ドクドクと何度かに分けて射精。絶頂の快感に頭がいっぱいになりながら彼女の顔をこちらへ向かせ、唇を奪う)

エイナ(男性と女性の強め絶頂を同時に味わい、ナリエラちゃんは一時的に気を失っているのか目に光が無く反応も虚ろ)

エイナ(それでも彼女の男性器は精を出し続け、キスにも口を開けて反応してくる)

エイナ(淫らな姿に射精がいつもより長くなったように感じた)

エイナ「き、気持ち良かった……♡」

エイナ(唇を離し、勇者の剣を解除)

エイナ(放心しているナリエラちゃんを仰向けに寝かせる)

ナリエラ「はひっ♡ ぁ、う……♡」ピクッピクッ

エイナ(焦点の合わない目で絶頂の余韻に身体を震わせる彼女に、またムラッときた……けれど)

エイナ(敵がいるかもしれないのよね。そろそろ戻らないと)

エイナ(やけに冷静に――賢者の時間な頭で考える私であった)


◇シーンのおまけに石一個入手!
◆落ちます
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 09:33:52.54 ID:X8tswY/m0
ちょうど1回ガチャが引けるな(白目)
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/02/12(金) 10:28:12.88 ID:LBRNhALU0
神は言っている、ここで(爆)死ぬさだめでは無いと・・・
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/12(金) 15:43:04.09 ID:BE5/0QbNO
質問、石を貯めておくメリットって何かある?
特にないのであればテンポ良くするためにも3個貯まった瞬間に即判定で良いんじゃないかなと感じる
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/14(日) 07:26:52.12 ID:LakP07jA0
地震大丈夫だったかな。心配だ
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/02/15(月) 09:54:13.02 ID:474w4ynA0
アナウンスが無いのはつまり・・・そういう事、なんだろうな・・・。
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/16(火) 06:37:31.61 ID:cAbsxUZI0
待ってるよ
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/17(水) 21:08:21.31 ID:+0rOIJqEO
マジで地震の被害を受けてなければいいんだけと
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/02/21(日) 01:48:50.98 ID:vmH7PdCI0
生存報告欲しい
エタならエタでもいいから
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/02/24(水) 01:04:58.50 ID:kS+M5bkfO
エタ
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/03/01(月) 22:02:35.51 ID:jARVJfpAO
まだかしら
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/07(日) 00:55:49.51 ID:InKsDoFXO
待ってるんだけどなあ
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/13(土) 15:08:07.61 ID:GWyuPw4hO
残念
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/03/19(金) 15:02:41.06 ID:0Q/6BfDFO
あげ
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/03/28(日) 16:37:45.10 ID:JZUbxPsVO
あげ
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/03/28(日) 16:58:14.34 ID:NPIYfKT20
見なくなったと思ったら止まっちゃってたか
2ヶ月過ぎてもどうせ落ちないだろうから気が向いたら再開してほしい
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/04/20(火) 01:55:09.86 ID:MpYwhz1PO
あげ
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/20(火) 10:22:03.28 ID:vGLdIGKzO
パーティメンバー全員分のエロを書いてくれたのは評価してる
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/06/04(金) 09:08:57.26 ID:hPjzjR5XO
あげ
279 : ◆dPxgNOWx7k [saga sage]:2021/06/23(水) 06:41:23.75 ID:gGrA+Ju/0

◎森の中 簡易キャンプ


エイナ「……ただいま」ガサッ

レイア「――ああ、おかえり。ナリエラも」

ナリエラ「は、はい。見張りさせてしまってすみません」

レイア「気にするな。私がはじめにやろうとは思っていたからな」

エイナ(キャンプに戻るとレイアちゃんが椅子に座って待っていた)

エイナ(何があったのかは大体察しがついているだろうに、クールな顔をして――)

レイア「それで、その……エイナ。ナリエラと……?」モジモジ

エイナ(――なんてことはなく、数秒後にはモジモジと顔を赤らめて乙女チックに尋ねてくるのであった)

エイナ(レイアちゃんこういうギャップがかわいいのよね)

エイナ「まぁ、その……」

レイア「そ、そうか……。勇者はそういうものとアイリさんから聞いたが……」ショボン

エイナ(あのメイド……と思ったけど、勇者の剣なんてスキルが与えられている時点で色々ご察しで)

エイナ「けど心配しないで。レイアちゃんも満足させるつもりだから」

レイア「っ!? そういうことを言ってるんじゃない! 馬鹿かっ」カアァァ

エイナ(勿論、ちょっとからかっただけよ)

レイア「だが……そうか。私にも興味はあるんだな」

エイナ(かわいい)
ナリエラ(ほっこり)

レイア「二人も休むといい。少ししたら私はルシアと代わってもらう」

ナリエラ「はい。ありがとうございます、レイアさん」ガサッ

エイナ(お言葉に甘えて、というわけでテントへ)バサッ

エイナ(ルシアちゃんの甘い香りが漂うその中で、私達は少し悶々としながら眠りにつくのだった)

280 : ◆dPxgNOWx7k [saga sage]:2021/06/23(水) 06:42:57.99 ID:gGrA+Ju/0


◎それからどうした


ルシア「んぅー。朝だねぇ」テクテク

レイア「結局襲撃はなかったな。見張りは一人で、報告に行ったか……?」

ナリエラ「そもそも撃ってきたのは間違いだった……とかだといいんですけど」

エイナ(交代で見張りをしながら朝を迎え、今は隣街へと向かって再度移動中)

エイナ(片道で一日なのだからそろそろ着くのだろう)

エイナ(正直、気が重い。目的地がエルフの街でそのエルフに撃たれているのだから)

エイナ(ナリエラちゃんの言う様に間違いであってほしいものだ)

ルシア「まあまあ、気にしない気にしない」

ルシア「私達勇者とその仲間なんだよ? 歓迎されるのはあっても、襲われるなんて――」ピタッ

ルシア「ごめん、あるかも」

エイナ「えっ?――え゛っ?」

エイナ(動揺を孕んだ引きつった声に首をかしげる)

エイナ(暢気な彼女がそんな声を出すだけの理由が視線の先にはあった)

エイナ(前方、一人の少女が弓と矢を手に立っていた)

エイナ(それだけじゃない。彼女を中心に半円弧上に次々エルフが木から降りてきて――)

エイナ(前方を塞がれた)チーン

ルシア「えとぉ……ボクら何かした?」ニヘラ

レイア「問答無用というわけではなさそうだな。何の用だ?」スッ

エイナとナリエラを守るよう前に出るレイア

ナリエラ「ひえぇ……やっぱり間違いじゃなかった……」

エルフ1「魔法使いに天使に騎士とおかしな格好の女……貴様ら勇者の仲間だな?」
281 : ◆dPxgNOWx7k [saga sage]:2021/06/23(水) 06:43:48.86 ID:gGrA+Ju/0

エイナ(おかしな格好言われたわね)

エイナ(エルフらの真ん中、最初に立っていたエルフが口を開く)

エイナ(緑髪で耳の長い、すらっとした体型の美しい女性だ)

ルシア「仲間? うーん、まぁそうだけど」

レイア「私達は仲間で、彼女が勇者だ」スッ

エイナ「ど、どうも――っ!?」ビクッ

エルフ達「……」弓スッ

エイナ「あ、あの……なんで? ここは魔王でも信仰してるのかしら?」バンザイ

エルフ1「魔王だと? 馬鹿にしているのかっ!?」カッ

エイナ「ひえぇ! ちょっとなんで怒るの!?」

ルシア「エルフさん達女神様信者だからー」

エイナ「だったらなんで私にこんなヘイトが」

レイア「分からないな。ただ、誤解されているのは間違いない」

ナリエラ「い、いざとなったら私が守りますエイナさん」

エルフ「私エルフになりたいわ……」

レイア「なるな」

???「ちょっと待ったぁー!」バサッ

エイナ(木の上からエルフがまた一人降りてくる)

エイナ(くせっ毛気味の金髪ショートヘアの彼女は司令塔らしきエルフ1に近づくとビシッと言い放つ)

エルフ2「あの人多分、本物の勇者だよ!」

エイナ(おお、意外なところから援護が)

エルフ1「なに……? 根拠は?」

エルフ2「異世界ショップ寄ってきた旅人さんが彼女の服を持ってたから!」

エイナ(異世界に来て3ヶ月……片道一日の距離なら話が伝わっててもおなしくはないわね)

エイナ(これなら説得力もあるし、納得してくれるんじゃ……)

エルフ1「それがどうした。服くらい金を払えばどうにでもなる」

エイナ(ま、まあそれもそうよね……)ガックリ

エルフ2「それだけじゃないよ! 勇者さんは長い黒髪でボンキュッボンで困った顔で笑うクールそうな美人さんだって――」

エルフ1「……」チラッ

エイナ(……そんな話も広まってるの?)
282 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:44:45.06 ID:gGrA+Ju/0

エルフ1「確かに、特徴は一致するが」

エルフ2「まだ納得しないの? なら最終手段……勇者の剣を見せてもらうしかないね!」ムフー

全員『え゛っ……』

エルフ2「歴代勇者は立派なモノを持ってたって言うし、この人もさぞかし……」クフフ

エルフ1「お前が見たいだけだろう。こんな往来で晒すのは私が許さん」

エルフ2「えー、相変わらず堅いなぁ」

エイナ(……とりあえず公開処刑にならずには済んだわね)

エイナ(まだ別の手段で処刑されそうだけど)

エルフ1「……弓を下げて」

エルフ達『……』スッ

構えられていた武器が一斉に下がる

ナリエラ「――ホッ。助かり、ました……?」

レイア「のようだな。とりあえず」

ルシア「こんな警戒するなんて――何か勇者関連のトラブル?」

エルフ1「……そうだ」

エルフ1「数日前、突然街が襲われた」

エルフ1「勇者とその仲間を名乗る者たちに」

ルシア「……!」ピクッ

エイナ(勇者? 仲間?)

エイナ(疑問点は置いといて、敵視や警戒する理由はよく分かった)

エイナ「……えっと、でも私達は何もしてないわよ? ここに来たのも初めてで」

エルフ1「――だろうな。ノコノコ街道からやって来て、囲まれれば本気で困惑」

エルフ1「無関係なのは察しがついていた」

エルフ2「なにそれー! ひどーい!」ブーブー

エルフ1「……」ハァ

エルフ1「それでも、現状簡単に通すわけにはいかないのでな」

レイア「当然だな。それで、信用してくれたのか?」

エルフ1「……まだ分からん」

エルフ1「そこでだ。見張り役として彼女を付けておこう」
283 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:45:28.92 ID:gGrA+Ju/0

エルフ1「……ナーチャ」

ナーチャ「……やっぱりナーチャ?」

エイナ(弓を構えていたエルフの一人、ナーチャと呼ばれた女性が小首を傾げる)

エイナ(黒い肌と白い髪の綺麗な女の子だ。歳は私と同じくらいか下に見える)

エイナ(白のブラウスに赤いタイ。その上に黒のロングコートを羽織り、下は黒のロングスカート)

エイナ(見かけは立派な魔法使い……ね)

エルフ1「彼女に何かあればすぐ魔法が発動し、王に伝わる」

ルシア「なるほどねぇ。彼女自身が警報装置ってこと」

ナーチャ「……」コクン

エルフ2「いいなぁ……私も勇者さんと行動したい! エリー!」

エルフ1もといエリー「イナルナ、お前は街を守る仕事があるだろう」

ナリエラ「……エイナさん、これからどうします?」

レイア「ひとまず捕縛されるような事態は回避したが……」

エイナ「うーん……まず挨拶じゃない? 街のトップに」

ルシア「トップというとエルフの女王さまだね」

レイア「そういえば彼女も『王』と言っていたが……ここは王国の中の一つの街。国ではないだろう?」

ルシア「まぁねー。あくまでエルフの中の王。その人が街を治めてるってわけ」

エイナ「とにかく偉い人ってことね……」

ナーチャ「……じゃあ、女王様のところ行く?」

ナリエラ「ふえあっ!?」ビクッ

エイナ(いつの間にか私達のすぐ近くにナーチャちゃんが)

エイナ(雰囲気と同じく物静かに喋――って、あれっ?)

エイナ「エルフさん達は?」

エイナ(気づくとあれだけいたエルフ達の姿はなく、ここにいるのはナーチャちゃんだけ)
284 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:45:58.31 ID:gGrA+Ju/0

ナーチャ「みんな警備に戻った」

レイア「ナーチャに任せて解散か。疑われてる立場ではあるが……大丈夫なのか? 人が集まる前に私達が暴れようと思う可能性も――」

ナーチャ「大丈夫」

ナーチャ「あなた達、結構信用されてる」

ナーチャ「女神様の加護……分かる人には分かる」

エイナ(ほぼ表情を変えずにナーチャちゃんが語る)

エイナ(少ない口数で、さながらゴーレムみたいな……)

エイナ(こんな細身で可憐な女の子にゴーレムは失礼かもだけど)

ナーチャ「それに、あなたはやろうと思えばナーチャ達[ピーーー]こともできた」ジッ

エイナ「――えっ?」

エイナ(ナーチャちゃんの視線の先)

エイナ(ヘラヘラした笑顔を浮かべたルシアちゃんがそこにいる)

ルシア「流石にそんなことないよぉ? あんなに弓で狙われてちゃ何もできないって」

エイナ(……そういえば、彼女は未だ底知れない)

エイナ(勇者の仲間らしいけど、本当なら世界を救った仲間の一人ということ。特別な理由がなければエルフの一人や二人相手ではないだろう)

ルシア「さ、それじゃ許してもらったし情報収集がてら女王様のところに行こうか」スタコラ

レイア「あぁ、そういえば。……ナーチャ。私はレイア。この子がナリエラで――」

エイナ(いつもの調子で歩き出すルシアちゃん)

エイナ(その後ろをレイアちゃん、ナリエラちゃん、ナーチャちゃんが自己紹介をしつつ進んでいく)

エイナ(残った私ものんびりと最後尾へ)

エイナ(そうして歩くことしばらく)

エイナ(街の門がようやく見えてきた)
285 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:48:37.85 ID:gGrA+Ju/0


◎エルフの街 中央部


エイナ(エルフの街を進んでちょっと)

エイナ(広大な森の中にあるこの街は王国の首都と違って平地続き)

エイナ(城が高地にあるわけでもなくかといって大きいわけでもないようで、見えてくる景色は見飽きてきた緑と木々、その間に並んだ家々)

エイナ(森の中とそう変わらないけれど、お店が並んで人がいっぱい。地面は踏み慣らされており歩きやすい)

エイナ(聞いたように緑豊かな観光地……といった感じ)

エイナ(とてもエルフ達が厳戒態勢をとっているような雰囲気は無く、平和そのもの)

ナーチャ「……」フリフリ

エイナ(いや……よく見るとちらほら木の上やお店の屋根の上とか、観光客の中にエルフが紛れている)

エイナ(ナーチャちゃんの同胞への挨拶が無ければ私には気づけないけど、街の中も警戒の対象のようだ)

レイア「すごいな。自然の中にこんな街が」

ナリエラ「整えられた感じが全然しませんね……」はへー

ナーチャ「実際街の自然にはあまり手を加えてない」

ナーチャ「資材を採るエリアは決められているから」

エイナ「森を切り拓くわけでもなく見た目通り森の中にそのまま街を作ったと……。途方もない苦労よね、多分」

エイナ(でも……)チラッ

エイナ「なんだか明らかに木が避けてるところもあるような」

エイナ(私達が通っている道の先)

エイナ(十字路みたいになっている道の中心にオブジェみたいに集まった木が何本か)

エイナ(これを手を加えていないというのは不自然だ)
286 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:49:28.10 ID:gGrA+Ju/0

ナーチャ「あれは木が避けてる」

レイア「えっ?」

ナーチャ「自然は生きてる。全部見てるから……空気読んだ」

エイナ「そ、そういうものなの?」

ルシア「まぁ、この辺は魔翌力が豊富だから意思を持つのもあるかもねぇ」

ナリエラ「全部……ということは昨晩も……」カアァ

エイナ(見られてたかもしれないのよね。うん)

レイア「? 正真正銘、自然と共生しているわけだ、君たちは」

ナーチャ「……ん」コクリ

ルシア「おっ、来たよ。エルフのゾーン」

エイナ「エルフの?」ヒョコ

エイナ(前を歩く仲間達の背中越しに背伸びして前方を覗う)

エイナ(見た感じ境界は分からないけど……)

ナーチャ「ルシアはここ、来たことあるの?」

ナーチャ「……よく分かってる」

エイナ(どうやら合ってるらしいわね)

ナリエラ「……わ。神聖な魔翌力……奥は聖域に近いですね」

ルシア「そーそー。だから街には魔物も寄ってこないんだって」

ルシア「何十年も前にちょっとだけ居たことがあるけど……エルフの居場所は全然変わってないね」

ナーチャ「……」

エイナ(ルシアちゃん何歳なのかしら……?)

レイア「言われてみればこの辺りは人の気配が無いな」

レイア「あれだけいた観光客もいない」

エイナ「そういえば……」

エイナ(境界線も何もないのに、ルシアちゃんが『ゾーン』と発した辺りを通ると確かに雰囲気が変わった)

エイナ(神聖な魔翌力……例えるなら山の中の神社みたいな感じかしら)

エイナ(街の中で、それも一歩進むだけでそんな大きな変化があるのだから余程のことだ)

エイナ(ファンタジーど素人の私がそう感じるのだから尚更)

レイア「うおっ……なんだこの違和感」ピクッ

ナーチャ「この変化分かるなら……みんな将来有望」スタスタ

ルシア「魔法の素質アリだねぇ」

ナーチャ「……女王様のお城はこっち」テクテク
287 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:50:08.44 ID:gGrA+Ju/0

◎エルフの街 奥部 女王の城


エイナ(と、先頭を行くナーチャちゃんについてってしばらく)

エイナ(それらしい建物の前に来た)

エイナ(城……と言っても、クロノ王国ほどのものじゃない)

エイナ(一階建てのひろーい建物)

エイナ(屋敷とか豪邸とかそんな呼び方が正しいかしら)

エイナ(森の中にあるエルフのお城らしく、木造で森の木々が守るように枝を絡ませた神秘的な見た目だ)

レイア「壮観だな……」

ナリエラ「ここは完全に聖域ですねぇー……」ハヘー

ルシア「女王様は元気?」

ナーチャ「まぁ、元気すぎるほど……」スタスタ

エイナ(城の中へ。門番のエルフさん達に会釈し大きなドアを通っていく)

エイナ(さっき豪邸とか思ったけれど、もっとぴったりな言葉があった

エイナ(これは神殿だ。城内のあちこちに神秘的な力を感じるオブジェや飾られた道具、絵もあるしエルフ達の信仰的なものを見受けられる)
 
ナリエラ「どれも魔翌力を感じます……このお城にあるものだけでも相当な価値でしょう」

ナーチャ「だねぇ。価値がつけられないものばかりだよ」 

レイア「こうして異世界の文化を見れることは、喚ばれたことの利点だな」

エイナ「そうね。難しいことばかりだけど」

ナーチャ「……ここ」ピタリ

エイナ(美術館気分で城のあれこれについて雑談していると、あっという間に女王様の部屋の前に到着)

エイナ(入り口からまっすぐ進んだ先――謁見の間というやつかしら)

エイナ(クロノ王国のお城もそうだけど、ここも扉が異様にでかい)
 
エイナ「ここに女王様が……会って大丈夫かしら? 私達安全と決まったわけじゃないけれど」

ナーチャ「大丈夫。女王様も兵も戦えるから」

エイナ「あはは……何かすれば集団で叩けると」

レイア「まあ当然か」

ナリエラ「お城の皆さん、身のこなしが普通ではないですし」

エイナ(つまり何か怪しいことしたら捕まる可能性が……?)

エイナ(うう……気が重い)ハァ
288 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:51:04.98 ID:gGrA+Ju/0

◎エルフの街 王城 謁見の間
 
エイナ(なんて、思っていたけど)

女王「やー、ごめんね? みんな気が立ってるから無愛想でしょ?」

女王「でも勇者様御一行には興味津々みたいでさ。何か聞かれても気軽に答えてあげてよ。喜ぶから」

エイナ「あ、はい。それで――」

女王「今回の勇者は正統派な美少女な感じでかわいいねぇ。うちは女の子しかいないから外の人間とこの街で交流してお付き合いするのが流れだけど、まだ古い考えのやつもいてさ」

女王「そういう人には勇者様みたいなコが魅力的に映るみたい。ほら、うちらって前は女性だけの街で暮らしてきたからそういう趣向のエルフが基本で、男性には興味が――」ペラペラ

エイナ(そんなに警戒されていないみたい)

ナーチャ「女王様。勇者達が困っています」

女王「えっ? あぁ、そっか」

女王「まあ、アレね。勇者様と……そこの天使ちゃん? 魔翌力も美味しそうだし街のエルフに狙われちゃうかもだけど気をつけて?」

ナリエラ「え、あ、はい……」モジモジ

エイナ(通されていきなりのマシンガントーク。王座に座る女王様はとっても美人で神秘的なお城の城主に似合う雰囲気の人だけど……口を開くと人懐っこさと明るさが全面に出てしまう)

ルシア「相変わらずみたいだねぇ、エルフさんらは」

女王「久しぶり、ルシア。前の勇者と来てから以来か」

ルシア「んー。その時はこんな街じゃなかったよね、もっとお堅い街っていうか集落っていうか」

ルシア「欲求不満具合がすごくて勇者は襲われてたけど」

エイナ(エルフさんの印象が……)

女王「端的に言うと娯楽がなさすぎてね。勇者や異世界の文化を知ったエルフ達が行動を起こして、自然と今の形に、ね」

ルシア「それを静観したと」

女王「そういうこと。いいんじゃないかな。閉じこもってるよりは」
289 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:51:54.82 ID:gGrA+Ju/0

女王「――で、ルシア。貴方はなんでまだこの世界にいるんだ?」

ルシア「……!」ピクッ

エイナ(うん? 珍しい反応ね)

エイナ(ふと投げられた問い。それは私も微妙に気になっていたことだ)

エイナ(魔王を倒したという先代勇者。その仲間である彼女が何故まだ異世界にいるのか)

エイナ(というかそもそも、勇者は魔王討伐の後どうしたのかしら?)

ルシア「さ、さぁ? 気に入っちゃったのかな。この世界が」フンフーン

エイナ(頭の後ろで手を組んで鼻歌)

エイナ(なんというベタなごまかしリアクション)

女王「……いきなり帰った勇者とそのパートナー」ボソッ

三人『?』

ルシア「……!」ピクッ

ルシア「へぇ〜。イジワルしてだんだねぇ……事情を知ってて」

女王「ふふ。昔お前には世話になったからね」

エイナ「前の勇者って……魔王を倒した、あの?」

ルシア「まぁね。その時の伝承は知ってる?」

レイア「あぁ。王から聞かされているが」

レイア「たしか魔王の討伐後少しして人知れず元の世界に戻ったと」

女王「うん。召喚された務めを果たしたり、死亡したりすれば元の世界に戻される。これが召喚の仕組みの一つでね」

女王「死亡時は魂の状態をリセットして元の世界に送還してくれるんだけど、務めを果たした場合はいつでも任意で世界を選んで帰ることができるらしいよ」

エイナ「そんな利点が……」

ナリエラ「つまり先代の勇者様はそのパートナーと帰ったと……?」

ルシア「状況証拠だけどねぇ」ツーン

女王「そういうことになるね。他の勇者の仲間はほとんど帰還したが、今こうしてルシアのように残っている例もある」

女王「まさか魔女になってまだ生きているとは思っていなかったけど」

ルシア「それも知ってたんだ」

女王「不老不死の類は魔翌力の感じですぐ分かるよ。ずいぶんこの世界を楽しんでるじゃないか」
290 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:52:45.13 ID:gGrA+Ju/0

エイナ(……話から察するにルシアちゃんは先代勇者に置いてかれて、それで不貞腐れて各地を放浪していた……みたいな感じかしら?)

エイナ(なんて言ったら失礼だし、今はこれ以上追求はできないのだけど)

エイナ(けど、いつでも帰れるのにどうして魔女になってまで今もこの世界に……? 気になるわ……)

女王「と、世間話はこれくらいにして」

女王「真面目な話に入ろうか。何をしにここへ? 今は色々大変だから、お願いはあまり聞けないかもしれないよ」

エイナ「えっと、ここへは情報収集のために来ました。魔王に関して何か分かっていることはありますか?」

女王「魔王、か……。まぁご存知の通り、偽勇者のパーティに困ってるくらいかな」

女王「そっちの城へは定期的に連絡を入れてるから」

ルシア「やっぱり隣町だとそんなものだよねぇ」フゥ

レイア「よろしければ、その偽者についての詳細を教えていただけませんか?」

女王「ん。疑いを向けられて説明無しじゃ納得できないだろうし」コクリ

エイナ(エルフの女王様は頷いて、一度座り直す)

エイナ(表情をキリッと引き締めて)

女王「偽者が現れたのは一日前。人数は3人ほど。彼らは皆、頭から身体まですっぽり覆うローブを羽織っていた」

エイナ(怪しすぎる……)

女王「町に入ってきた奴らはまず、自分らが何者か告げると適当に狙いをつけ魔法を放った」

女王「幸い狙われた住人は軽い怪我で済んだけど……」

ナリエラ「……それだけではなかった?」

女王「うん。3日後、金と食糧と女神の輝石を寄越せと」

エイナ「気持ちは痛いほど分かるわ……」

レイア「オイ」ビシッ

エイナ「あっ! 違っ、召喚がうまくいかなくてつい――」ブンブン

エイナ「こほん。お金と食糧はともかく、輝石は利用価値のあるものなんですか?」
291 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:53:53.64 ID:gGrA+Ju/0

女王「無いね」キッパリ

エイナ(そりゃ、鉱石の山にポツンと埋もれてたくらいだから……そうよね)

女王「召喚に利用した輝石はごく限られたことに利用できるけど、普通の輝石なんてただの石。女神様と異界の勇者にまつわる縁起物みたいな扱いで、加工もできないただの飾り物だね」

ルシア「未だゴテゴテの輝石が女神像に使用されてたりするくらいだし、信者さん以外にはそれこそピカピカな石でしかないわけ」

レイア「なるほど。本来要求されるようなものではないと」

エイナ(競争相手が少ないのはちょっと安心)

女王「だね。だから石は用意できる。お金と食糧も問題はない。でも」

ナリエラ「でも……?」

女王「素直に要求を呑む理由も無いかと思ってね。エスカレートしかねないし」

ルシア「そうだね。このご時世、そんなのごまんといるし」

エイナ「そういうものなのかしら?」

女王「うん、そういうもの。というわけで、今は住処を部下に探らせてるところ」

ルシア「ふーん。なるほどねぇ。で、どうなの? 偽者は。偽者名乗るだけの実力? それともその辺のごろつき?」

エイナ(多分問いかけたルシアちゃんも分かってはいるのだろう)

エイナ(ただのごろつきが町に襲撃をかけて、そのまま無事に退けるわけがない)

エイナ(見張りも警備もいるはずなのだから、その時点で捕縛、とまではいかなくても戦いは起こるべき)

エイナ(でも話の内容は偽者が軽傷の住人を出し、要求を伝えた――それだけ)

エイナ(圧倒的な少数ながら戦いが起こっていないのだ)

エイナ(よほど上手く不意をついたのか、逃げ方がうまいのか、もしくは)
292 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:54:42.78 ID:gGrA+Ju/0

女王「……うちでまともに戦える兵は少ないだろうね」

エイナ(苦い表情の女王様が肩を竦めた)

レイア「少しの襲撃でそんなことが……?」

女王「んー、部下の報告だけど話を聞く限りはそうとしか。最初の住人を狙った魔法も高度なものだし、纏っている魔翌力も桁違い。退却も追えないくらいの速度とくれば、もう」

ナリエラ「あのエルフさん達でも追えないくらいの……? あわわ」

ルシア「本気で来られたら被害は間違いなく出ると」

女王「うん。力をつけられる前に叩いておかないと大変なことになるだろうね」

エイナ「そんなに……」

ルシア「力がある人達が集まって勇者を自称、町ごと脅迫――意味が分からないねぇ。何がしたいのかな」

レイア「確かに。話を聞くと、ただ迷惑がかけたいだけのような気もするな」

女王「ごろつき、嫌がらせ、はたまた帝国の斥候か刺客か。とにかく、この一件は早く状況を把握、あわよくば解決しておきたい」

女王「噂が広まれば観光業にも影響出るし。ほんと早急に」

エイナ(切実ね……)

ナリエラ「あの……このこと王国のトキノ様には……」

女王「使いを出したから、勇者さんと入れ違いで王国に入った頃じゃないかな」

レイア「助けが来るとして、2日後に間に合うかどうか……」

ルシア「来ないものとして動いたほうがよさそうだねぇ。王国忙しそうだし」

女王「――とまぁ、こんな感じ。大変な時にばっちりなタイミングで来たものだね」

エイナ「本当にそうですね……」アハハ

エイナ(最悪二日後には戦場と化す可能性がある町)

エイナ(情報収集とか言ってる場合じゃないような……)ウーン

エイナ「何か手伝えることありますか?」

女王「……」ニヤ

エイナ「あっ」

エイナ(しまった無意識にっ!)
293 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/23(水) 06:55:39.84 ID:gGrA+Ju/0

ルシア「出ちゃったねぇ〜勇者な部分」ニヤニヤ

レイア「これは利用される予感が……」

ナリエラ「まぁまぁ。助けられるなら助けましょう」

エイナ(うう……自分達の力量も分からないのに安請け合いはしたくないけど……もう仕方ない)

エイナ(それに手助けしたいのは本音だし!)

女王「いいの? この町のために戦う義理はないでしょ? 疑われすらしてたのに」

エイナ「……はい。勇者の偽者のことも気になりますし、この町が危険にさらされてるのを見捨てられません」

女王「ふふ、ありがとう! 勇者が来たと聞いてからこの展開を期待してたんだよね。ルシアもいるし、千人力だねこれは」

ルシア「ボクは隠居の身なので過度な期待はご遠慮を〜」

ナーチャ「……女王様」スッ

エイナ(ずっと後ろの方で黙って話を聞いていたナーチャちゃんが前に出る)

ナーチャ「信用するには早すぎ――」

女王「あぁ、分かってるって。ルシアがいるなら勇者で間違いないけど、まだグルの可能性もあるってことでしょ?」

エイナ(本人の目の前でサラサラと……)

女王「頼りすぎない程度に頼み事をするくらいにするから安心して、ナーチャ」

ナーチャ「それなら……」

エイナ(頼み事程度なら……心配はないかしら)

エイナ(スライム程度なら問題なく倒せる自信はあるから)

女王「というわけで、町に来てさっそく悪いんだけど……」




◎エルフの街 宿屋エントランス


エイナ(――少しして)

エイナ(女王様の仕事を受けることになった私達はナーチャちゃんへ宿へ案内された)

エイナ(エルフさん方の領域にある立派な宿屋で、ここはあまり観光客も利用していないらしい)

エイナ(……落ち着いた雰囲気が良い)ウン

エイナ(さて)

エイナ(私の部屋は……)


↓1 1〜5 レイアと同室
   6   ナリエラと
   7   ルシアと
   8、9   ナーチャと
   0、ゾロ目 一人部屋

  コンマ1桁目で決定
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 10:17:00.99 ID:jca4P6BLo
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 14:38:19.06 ID:Kv+k/jxw0
復活しとるやんけ
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 14:54:00.97 ID:Kv+k/jxw0
saga外したのは意図的?[ピーーー]とか[田島「チ○コ破裂するっ!」]とかフィルターかかっちゃうけど
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:48:35.41 ID:aIL5mT9QO
sage進行でもリアクションある辺り、面白いSSって更新途絶えてもとりあえずキープしてる人いるんだな
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:24:27.40 ID:VK4B8pLXO
待ってた
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 17:39:20.68 ID:TqQtEDCyO
そろそろ確定入手以外でキャラ加入させたいな……
300 : ◆dPxgNOWx7k [sage]:2021/06/25(金) 06:14:06.51 ID:ECRJ2O430
◇お待たせしてしまいましてすみません
sageやらsagaやらは「空白入れるの面倒」って感じでsagaを途中からリストラしました

sage優先してるのは時間空けてたくせに連投で上に居座るのが気まずいからでございます



さて、ゾロ目それも当たり目の9でなのでそれなりに豪華に奮発いたしましょう。9かゾロ目で先代勇者さんのへそくり発見と決めていましたが、9のゾロ目なので――コンマで入手物を決定
 アダルトなシーンの場合は石を5連分入手


1 10連分石
2 登場済みキャラと……
3 UR指名チケット
4 R指名チケット
5 SR指名チケット
6 2と同じ
7 SSR指名チケット
8 2と同じ
9 10連分石
ゾロ目 制限無し指名チケット



↓1 コンマ一桁で決定
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/06/25(金) 06:54:52.30 ID:wZ3nR9RC0
このスレにありがちな「魔力」なんかもフィルター(?)対象だから個人的には入れることを勧める

はい
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 06:56:06.16 ID:wZ3nR9RC0
おや、まさかの表外の数値を……
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 07:03:36.23 ID:wZ3nR9RC0
それと空白入れずに「sagesaga」とかでもちゃんと下げてくれるっぽい
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 07:04:43.50 ID:wZ3nR9RC0
魔翌力
305 : ◆dPxgNOWx7k [sagesaga]:2021/06/25(金) 07:06:22.07 ID:ECRJ2O430


◇0忘れてたあああ

申し訳ない。もっかい↓1で判定やります
今度0が出たらゾロ目扱いにしとこうかしら

306 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 07:06:47.61 ID:wZ3nR9RC0
踏みまあす
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 07:07:30.38 ID:uE2HQbhxO
はい
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 07:08:43.48 ID:uE2HQbhxO
スレタイ的には美味しい奴だ
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 07:24:00.26 ID:wZ3nR9RC0
手持ちと合わせて11連出来るな
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 08:09:21.30 ID:UmBEeahiO
10連ガチャ特有のSR以上確定とかキャラ当選確定とかの保証があるといいな
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 10:26:26.45 ID:yD217Vx20
仮に判定表のキャラを全員獲得すると、結構な大所帯になりそうだけど大丈夫かな
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 22:30:08.38 ID:wZ3nR9RC0
このスレの醍醐味だし早くガチャ引きたい
313 : ◆dPxgNOWx7k [sagasage]:2021/06/27(日) 08:21:41.60 ID:iHT76hog0


◆キャラは基本的に一つの章の冒頭でメンバーを選ぶ選択式で、合間の拠点では制限無く交流可能、ということになる予定

10連の特典は今のところは無し。進めてく内に調整が必要だと感じたらやります



◇リザルト

10連分石 オメデトウ



エイナ(私の部屋は、普通に個室らしい)

エイナ(他の仲間も同じく)

エイナ(仕事を手伝ってる間は宿代はエルフの女王様が出してくれるらしく、お客さんの少ない店主さんからは熱烈に歓迎された)

ルシア「――ってことで、仕事の詳細が決まるまでのんびりしてようかぁ」ダラダラ

エイナ(宿屋エントランス)

エイナ(そこのソファーで店主のくれたミルクティーを飲みつつ休憩中)

エイナ(骨が無いのかと疑ってしまうほどだらしなくもたれかかったルシアちゃんがふてぶてしく言う)

ナーチャ「……サンセー」グダグダ

エイナ(すっかり気の抜けたナーチャちゃんも続く)

エイナ(初対面は黒豹みたいな印象だったけど、今は黒猫ちゃんでしか無いわね)

エイナ「そんなんでいいの? ここへは情報収集に来たのよね?」

レイア「そうだそうだ。私達はまだこの世界の現状すらよく分かっていないんだぞ」

ナリエラ「あはは……そうですよね。どれくらい時間があるのかもさっぱりですし」

ルシア「真面目だねぇ。でもそっか、キミ達は別の世界から来てるんだよね」フーム

エイナ「ええ。だから動ける時は動いておきたいの」

エイナ「城下町にいる時は魔王の名前なんて全然聞かなかったし……」

ルシア「そんなもんだよ」

レイア「そ、そんなもん? 王国の他の街も?」
314 : ◆dPxgNOWx7k [sagasage]:2021/06/27(日) 08:22:35.16 ID:iHT76hog0

ルシア「んー。魔物やら人同士の争いとか、みんなそれぞれのご近所トラブルで手一杯。魔王だとか言ってらんない、みたいな」

ルシア「この街みたいに」

エイナ(元凶に気づかないくらい忙しい、と)

エイナ「だったらもっと急がないといけないでしょ」 

ナーチャ「……」ジー

ナリエラ「そうですね……でも」

ルシア「勇者様御一行だけじゃこの街一個すら手回らないでしょ? のんびりできることやってこーよ」

エイナ「……」

エイナ(確かに、そうよね。何ができるのかも分からないのに進んで困難に絡んで行こうなんて自殺行為)

エイナ(でも)

エイナ「ジッとしてるのは苦手なの。困ってる人がいる尚更」

エイナ「ちょっと街で情報収集してくるわ」グイグイ

エイナ(ミルクティーを飲み干し、カップを置く。そして立ち上がる)

エイナ(数秒間の間。その後に、ぽかんとしていた仲間の一人、レイアちゃんが苦笑を浮かべた)

レイア「それでは、しばらく自由行動としよう」

エイナ(子供のワガママを受け入れるような表情で)

エイナ(……しょうがないじゃない。心配なんだから)

エイナ(でもこれで動き回れるし、好きにさせてもらおう)

エイナ(で、どこに行こうかしら……)



1 通りで聞き込み
2 何か知っているかもしれないし兵士さんの所へ
3 こういう時は酒場に


↓1 一個選択
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 08:30:14.77 ID:1m1qhZdB0
2
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 22:45:06.89 ID:JDjOoODJO
これって今後もsageでいくの?
大量にガチャ回す時とかに人いな過ぎると一人で何度も踏むの気まずそう
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 12:26:57.54 ID:0AlSJnDqO
スレ立ってから半年近く経つのに戦闘すら始まらないの草生える
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 15:01:29.38 ID:t1a/9zYDO
>>315はID:wZ3nR9RC0と同じ奴じゃん
自分は普通に連取りする癖に他人の安価コンマにはケチつけたり煽ったりする自己中まだ生きてたのかよ
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 15:31:10.95 ID:55fnxudT0
コンマ踏んだ後に安価取る人は普通にいるのに自分だけ文句言われるのか?
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 16:19:39.42 ID:SHaSqYYX0
まあまあ平和にいこうよ
sageスレで口論とか地獄でしかない
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 17:04:51.22 ID:t1a/9zYDO
他人には平気で文句言う癖に自分が言われるとすぐ逆ギレする自己中の鏡だなコイツ
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 17:15:01.95 ID:NJgZJiyDO
両者とも連取野郎な自分の事何とも思ってなさそうなのがアレ
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/28(月) 22:13:54.76 ID:55fnxudT0
連取認めた以上は謝れば済むだけの話だったのにごめん
324 : ◆dPxgNOWx7k [sagasage]:2021/07/06(火) 06:55:19.61 ID:HXJgdWyK0


◇選択:2


◎エルフの街 訓練場


エイナ(今起きているトラブル)

エイナ(私達が係ることが内定している以上、それに専念するべきよね)

エイナ(癪だけど……ルシアの言うことはもっとも)

エイナ(だから私達パーティは、私達にできることをすぐできるように準備をしなくては)

エイナ(ってことで、宿屋の店主さんに聞いて女王様に仕えるエルフさん兵士の訓練場に来た)

エイナ(仲間達は自由行動ということで今は私一人)

エイナ(ナーチャちゃんが言うにはそれぞれに監視が付いているから別行動でも問題ないらしいけれど、それらしい人物は見つけられなかった)

エイナ(まぁ些事かしらね。見られていてもそうでなくても、することは変わりない)

エイナ「あの……」

イナルナ「ん? あ、勇者様だ!」

エイナ「あら、あなたは……」

エイナ(適当に声をかけたエルフさん。振り向いた顔は見知ったものであった)

エイナ(明るく笑う整った顔立ち。ちょっと癖のある金髪。緑のワンピースから見える健康的な手脚が眩しい)

エイナ「イナルナ……ちゃんよね」

イナルナ「覚えててくれたんだ。ありがとね」ニコッ

イナルナ「でも残念。その様子だと私に声かけたのはただの偶然か」

エイナ「? ええ、そうだけど」

答えるエイナに、スッと近づくイナルナ

イナルナ「勇者様の奉仕にご指名かと思ったのに」

エイナ「っ」ドキン

エイナ(身体を前かがみに、小さめの胸を寄せて見せ妖しい笑みを見せる彼女)

エイナ(ここで頷いたらどうなるのか。そんな期待にドキドキしてしまう)

エイナ(……いけないいけない。情報収集に来たのよ、ここには)

エイナ「えっと、ね――」

エイナ(何を言うべきかしら……)


↓1〜3 エイナの発言内容を安価でコンマが高いものを採用
   (◆また遅れました。試しに自由安価をやってみます)
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 07:51:27.07 ID:ap5aVUlFO
最近起きた事件に関して何か知ってることはないか

自由安価やるならもう少し更新頻度上げないと読者側が更新の度に内容忘れてついていけなくなると思う
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 12:28:56.56 ID:172vs0RbO
言っちゃ悪いけど3人で安価を競合するほどまだ話が広がってないでしょ……おまけに数ヶ月放置からsage進行とかやりたい事と実際にやってる事とがチグハグ過ぎて心配になる
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 09:32:58.53 ID:EGmHxm+f0
自分は連取になっちゃうしなぁ…
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/09(金) 22:17:24.60 ID:/6EAEuddO
ただでさえ人がいない中で自由安価なんか出したらそりゃこうもなる
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/07/27(火) 22:45:56.84 ID:AurJVrpJO
あげ
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/08/18(水) 09:27:03.62 ID:WtxglNu1O
エタる口実作ろうとしてたんだろうな
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/09/29(水) 11:52:12.00 ID:Qs0A/a25O
わざわざ更新してもこんなレスしかつかないようじゃそらエタるだろうよ
332 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/11/20(土) 08:09:59.42 ID:+m+pQ7ulO

◆またまた遅れました
 自由安価が埋まるのを待機してるうちに、忙しいもあってついついついっと2ヶ月経過モウシワケナイ
 しばらくは選択式でやってこうかなと思います


エイナ「最近起きた事件について知っていることはある?」

エイナ(情報収集の目的を果たすべく、真面目に問いかける)

エイナ(兵士の彼女なら何か知っているかもしれない)

イナルナ「へー、真面目だねー」

エイナ(ちょっと残念そうに肩を竦め、頭の後ろで手を合わせる彼女)

エイナ(暢気な調子で彼女はさらっと続ける)

イナルナ「勇者の襲撃でしょ? 知ってるよ。その時その場にいたから」

エイナ「え゛っ!? そ、そうなの!?」

イナルナ「うん。あの人達すごかったなぁ」

イナルナ「魔法もそうだし、あんな怪しい格好した人達が3人も入り口の警備に見つからずに入ってきたんだよ?」

イナルナ「この街の兵隊さんとしては見過ごせないよね」

エイナ「そう言われてみれば……」

エイナ(争いも無く退却した)

エイナ(その点が気にかかったけれど、入り方も確かに疑問だ)
333 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/11/20(土) 08:10:49.82 ID:+m+pQ7ulO

エイナ「その3人の最初の発見者は?」

イナルナ「街のお客さんと住人数十人」

イナルナ「みんな言ってるよ。『パッと現れて、消えた』って」

エイナ「ううーん……そんなことが」

エイナ(エルフの女王様は追えない速度だと言っていた)

エイナ(けど証言を聞く限りは何か魔法のような気が……)

エイナ(いや。そんな魔法がある世界なら警戒されるはずだ)

エイナ(転移する魔法が一般的なら『追えない速度』なんて言わないだろうし)

エイナ(だとしたら、姿を消す魔法? こっそり忍び入ったとか……)ウーム

イナルナ「勇者様? 大丈夫?」

エイナ「はっ。ええ、大丈夫よ。考えてただけ」

イナルナ「あはは。頭が痛くなるよね」

イナルナ「得体の知れない連中に、2日後に起こるかもしれない襲撃。みんなもピリピリしてるよ」ヘラヘラ

エイナ(イナルナちゃんはそうは見えないけど……)チラリ

エルフA「たああぁ!」ブンッ

エルフB「……」ブツブツ

エイナ(武器を振ったり魔法を唱えていたり、訓練場にいるエルフさんらはみんな殺気立っている)

エイナ(2日後。本当に襲撃が来るのならば。要求を呑まないのならば……戦いは避けられない)

イナルナ「で、こんな状況なのにまだお客さん達を受け入れてるし」

イナルナ「偽勇者に不審がられるかもってのは分かるけど、やっぱり戦えない人達が戦場の近くにいるっていうのはね」

エイナ「そうね。そもそもその偽者が紛れ込んできたら……」

イナルナ「あぁ、それは魔力ですぐ分かるだろうから大丈夫! 仲間も沢山目撃してたから特徴は覚えてるよ」

エイナ(顔と同じ、いや姿を見れば分かるみたいだからそれ以上に魔力での人判別は正確らしい)

エイナ(見える人は、という条件付きだけど)
334 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/11/20(土) 08:11:38.30 ID:+m+pQ7ulO

イナルナ「面子だとか将来の観光収入だとか、街で商売してるとそこらへんが大変みたいだね、女王様も」

エイナ「そうみたいね。でもだからこそ――」

エリー「事前に解決しようとしている」ザッ

イナルナ「あ、エリー。戻ったの?」

エイナ(話していると、後ろからエルフさんが一人やって来る)

エイナ(彼女も見覚えがある)

エイナ(入り口近くで包囲してたリーダー格のエルフさんだ)

エリー「今さっきな。……それより」チラッ

エイナ(? 見られたわね)

エリー「部外者にペラペラ情報を漏らすのは感心しないな。お前は口が軽すぎる」

エイナ(ぶ、部外者と……)

イナルナ「えー。エリーは頭が堅すぎ」ブーブー

エリー「まだ本物の勇者だとも分かっていない上、状況が状況だ。混乱を招くような真似はよせ」

イナルナ「はいはい。それで、どうだったの? 調査の方は」

エリー「……」

エイナ(今度はジーッと私を見るエリーさん)

エイナ(漏らすなと言った端から自分から漏洩する訳がないわよね)

エイナ「お、お話ありがとう。私はこれくらいで」

エイナ(仕事の邪魔は望まない。イナルナちゃんなら後で話せる内容なら聞かせてくれるだろうし、後回しだ)

イナルナ「行っちゃうの? じゃ、またねー!」ヒラヒラ

エリー「……」ジーッ

エイナ(手を振るイナルナちゃんに、無言で見てくるエリーさん)

エイナ(二人に見送られて私はそそくさと去った)


エイナ(さて……次はどこに向かおう?)


↓1 通りか酒場かで選択
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 09:44:50.20 ID:5dQSuymJ0
復活してたのか!
酒場で
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 10:16:41.16 ID:6GQGIfOmO
2ヶ月以上の放置はこの板だとルール違反だから次から気をつけろよ
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 11:35:32.51 ID:CZbojoQmO
復活おめ。
ただ、キャラ達の設定とかもう欠片も覚えてねぇ…。
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 15:43:35.01 ID:1KtqKBesO
>>336について

この板は時間経過で勝手にスレが落ちないから依頼スレに報告をして手動でスレを落としてもらう必要がある。2ヶ月以上更新が止まるときは作者本人が依頼を出すか生存報告をしなきゃいけない

スレが放置されると作者以外の人が報告しなきゃならなくなったり、報告すらされないと延々とゴミとして板に残り続けたりといった問題が生じる


とまあこのようにルールは一応存在してるんだけど、ここ数年間は全く処理がされていないので律儀に守る必要があるのかと言われると……というかR板の方ってスレ使い切る以外で処理されたスレあったか?
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/11/20(土) 16:28:24.61 ID:U/Rpm5v30
依頼スレの最初に完結報告されたスレでさえhtml化処理されず残っている
R板において管理人はまったく仕事をする気が無いのは明らか
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 21:16:55.55 ID:WlsWUvEM0
(運営が)カムバックキャンペーンって事で10連くらいしよう(提案)
341 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/11/20(土) 23:45:07.48 ID:i0BFXj8r0


◇こういうときは酒場に


◎エルフの街 酒場


エイナ(情報収集は人の多い場所が適している)

エイナ(ここは兵士さんの訓練場と違い色んな人が集まっているだろう)

エイナ(選択肢の多さイコール可能性の多さ)

エイナ(――まあ分母が高いだけで分子がそうだとは限らないのだけれど)

エイナ(最悪無駄な情報に圧殺されることにもなりかねない)

エイナ「だから聴き込む相手は慎重に選ばないとね……」

エイナ「がんばれ私」グッ

エイナ(さて……ドアを開いて中へ)ガチャ

 ワーワーガチャガチャドンチャン

エイナ「……」バタン

エイナ「いやいやいやいや……」

エイナ(現代のゲームセンターに負けない雑踏っぷりに困惑してドアを即閉じる)

エイナ(ヤバい……探偵ぶりながら脳内ナレーションしつつ入ったけど、思った以上に庶民的でチャラチャラした世界が広がっていたわね)

エイナ(てっきりもっと落ち着いたものだと……)

エイナ(観光地の大規模酒場となると、この時間からでもこうなのかしら……?)

エイナ(家族連れや数人のグループが目につくし、とても聞き込めるような空気ではない)
342 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/11/20(土) 23:45:57.03 ID:i0BFXj8r0

エイナ「うーん、でもここまで来て何もなしも……」ブツブツ

エイナ(考えることしばらく。とりあえず席について店員から聴き込む方針に決める)
 
エイナ「行くわよ……!」ガチャ

エイナ(比較的陰な私が勇気を振り絞り中へ)

エイナ(丸い木のテーブルが等間隔にいくつも並び、無数にある席はほぼ満席)

エイナ(反面、一人がけのカウンター席は空いている)

エイナ「助かった……」ストッ

エイナ(料理の匂いにお酒の香り。賑やかな店内の雰囲気――静かなエルフの街とは別世界のようだ)

エイナ(さて……ここからどう動いたものか)

エイナ「うーんと……」キョロキョロ

エイナ(メニューを開きつつ店内を見回す。すると)

ルシア「お嬢さんお一人ぃ〜?」ノロノロ

エイナ「わっ、ルシアちゃん!?」

ルシア「やっほー」ヒラヒラ

エイナ(すでに呑んでいるらしいルシアちゃんが覚束ない足取りでやってきた)

ルシア「隣座るよ? よっこいしょ〜」

エイナ「呑んでたの? 昼前に」

ルシア「ご飯がてらね。せっかくの観光地で自由行動だから」グイッ

エイナ(よく見たら片手にビール瓶を持っていた)

ルシア「ぷはーっ美味しい。で、エイナはどうしたの?」

エイナ「情報収集に来たのよ。人がいそうだから」

ルシア「あぁ、なるほどねぇ〜。どう? ターゲットは」

エイナ「今考えてるところ」
343 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/11/20(土) 23:46:23.78 ID:i0BFXj8r0

ルシア「ふーん……」チラリ

エイナ(ニヤッと口元に笑みを浮かべ、どこかを見る彼女)

エイナ「……どうしたの?」

ルシア「ね、あの子さっきからこっち見てるんだよね」ボソボソ

エイナ「あの子?」

ルシア「フードの子」

エイナ(耳打ちするルシアちゃんの言う通り、反対側のカウンター席に座るフードの……多分女の子? 細い子がこちらを見ていた)

エイナ(耳のところが膨らんでるのは、おそらくエルフだからだろう)

エイナ「それがどうしたの?」

ルシア「多分エイナのこと気になってるんだよ。情報収集がてらナンパしてみて」

エイナ「ええっ!?」

ルシア「大丈夫大丈夫。勇者の名前使えばイチコロだよ」

エイナ「そ、そんなこと……」

エイナ(魔力がおいしそうだとか女王様は言っていたけど、いきなり声をかけるわけには)

ルシア「うまくいけばかわいいエルフちゃんを宿屋に……」

エイナ「……ごくり」

エイナ(いやいやいや。正気になれ私)

エイナ(冷静に考えて……)


1 ナンパ、行くわよ!(冷静)
2 ルシアちゃんがいい
3 逃げの一手ね!

↓1 一つ選択。コンマ末尾が7、8、9、またはゾロ目で……

344 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 23:47:19.98 ID:WlsWUvEM0
3
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/20(土) 23:52:42.91 ID:sqxjz7AwO
今石何個あるんだ?
346 : ◆dPxgNOWx7k [saga]:2021/11/21(日) 08:16:51.27 ID:3eT7zLPw0

◆現在石は33個。11連分

◇逃げの一手ね! コンマ8なので……


エイナ「逃げの一手ね!」ガタッ

ルシア「えっ? あれっ? エイナ〜?」

エイナ(私は冷静に、そりゃもう冷静に立ち上がり出口へ一直線)

エイナ(フードのエルフが誰だとか、ルシアちゃんの制止の声だとか一切を気にせず逃げさろうとする)

エイナ(すると、酒場のドアが開き――)


↓1 ボーナスイベント(エッチな)の相手
   ルシア、ナーチャ、ナリエラを除くレイア、イナルナ、エリーの中で一人を指名
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/11/21(日) 09:21:38.41 ID:Cqw4pJt7O
エリー
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