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【ミリマスR-18】舞浜歩の抱えたトラウマを上書きする話
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17 :
オーバーライト 16/19
[sage saga]:2021/03/14(日) 00:31:30.48 ID:Xw+hWuzl0
「……」
精液溜まりに排泄された白濁液を、歩はぼんやりと眺めている。手の中にそれを握り締めると、ニコニコしていた表情がじんわりと湿り出した。
「どうした?」
「……ぐすっ……ひっく……」
「や、やっぱり痛かったのか? 許してくれ、勝手なことを――」
瞳から大粒の涙が零れだしたが、「そうじゃない」と歩はかぶりを振った。
「アタシ、最後までちゃんとできたんだ……い、一生、こういうのムリなんじゃないかって……不安だったんだよぉ……!」
すすり泣きしながら、歩が抱擁を求めた。感情の高まりが、巻き付く腕の力強さに表れている。
溢れ出した感情を出し切ると、歩は程なくして落ち着きを取り戻した。長い睫毛にはまだ水滴が付着していて、目元が瞬いている。
腕が、脚が、素肌に密着して体温を擦り付けてくる。ゆるく凸凹した腹部の段差がコリコリとペニスの裏筋に擦れ、発散したはずの熱がムクムクと体内から充填されていく。
「……あ」
「……」
「す……凄いね。こんな風に、ビクビクして硬くなるんだ……」
柔肌をぐりぐりと押し付けられて、男のシンボルが張り切っている。目一杯に勃起した後も、歩はその硬さを肌で愉しんでいる。
「あ……あのさ。もう一回欲しい……って言ったら、引いちゃう?」
「俺は大歓迎だが……初めてなのに、体は平気なのか?」
「ジンジンする痛みはちょっとあるけど……それより、もっと繋がっていたいよ……」
その一言に、びきびきっと陰茎が膨れ上がった。軽くイキそうにすらなってしまう。毛穴から蒸気が出たと錯覚する興奮が沸き立ち、コンドームを取り出そうとする手から箱が滑り落ちた。
18 :
オーバーライト 17/19
[sage saga]:2021/03/14(日) 00:33:14.22 ID:Xw+hWuzl0
脚を大きく開かせても、歩は嫌がる素振りなど全く見せなかった。それどころか、「早く挿入て欲しい」と視線で訴えてくる。お望み通りに膣口へ先端をあてがう。柔らかく受け入れるどころか、歩の濡れそぼった膣はグイグイと奥へ引き込んでくる。根元まで包まれた途端に力いっぱい抱き締められて、入れた早々に達しかけてしまう。
歩の中は一突きする度にとろけていく。可愛らしい鳴き声も、喉から絞り出すような生々しい嬌声へと変わっていく。
「あっ、はっ、あ、あ、あ……! ず、ずっと、こうしてたいよぉ……!!」
歩の脚が絡みついて、ピストンのために後退する下半身を追いかけてくる。ぴっちり張り付いた最奥の壁が、亀頭の中でも一際敏感な所へ吸い付いて、みるみる内に余裕がなくなってくる。俺の方も優しくしてやることができなくなっていて、ぎゅうぎゅう搾ってくるおまんこに夢中になっている。
「……ふっ、ふぅ……」
表面張力のギリギリ。あと一往復でもしたら弾けてしまう所で、腰を止めた。
「や……止まっちゃ、やだよ……」
歩がくねくねと腰をよじる。
「早く、早くぅ……お願いだよぉ……」
切なげに懇願する声に、薄皮が弾けた。
「はあ˝っ……! い、い、いいよぉ……っ!」
腕の中に歩を抱きとめて、下半身をばちんばちんとぶつける。もうこらえられる限界点を超えていて、尿道から精液があふれ出しそうになっている。
「っ……ひ、くる……なんか、きちゃ……!」
「う……ああっ……、歩……っ……」
「あ、あ、あ……ああぁ〜〜〜〜っっ……!!!」
歩が一際高い声をあげて、根元から先端までがぎりぎりと締め上げられる。抑圧しようと努めていた分、ドロドロの精液が大噴火を起こす。めいっぱい膀胱に溜まった尿を排出するような勢いで、悦楽が尿道を押し広げていく。俺も歩も、互いの性器をひくひくさせては、相手の痙攣にエクスタシーを持続させられていた。
19 :
オーバーライト 18/19
[sage saga]:2021/03/14(日) 00:34:07.56 ID:Xw+hWuzl0
結局、コンドームは一箱分丸々使い切ってしまった。疲労感でいっぱいになって仰向けになる俺の横で、歩は腕枕に頭を預けてうっとりとしている。
「ね、プロデューサー……」
「ん……?」
「……ありがとう。すごく、スッキリした気分だよ」
額を覆う前髪の隙間から、歩の目がまっすぐに見つめてくる。
「今なら、何だってできそう」
「……バンジージャンプとか?」
「うん、できる。絶叫マシンも笑顔で乗れるし、来週の撮影だって、裸でやっちゃってもいいかも」
「それはやめてくれ、炎上じゃすまなくなる」
「……冗談だってば」
甘ったるい雰囲気の中で、歩が微笑んだ。
「今から言うこと、よく聞いててね」
「ああ」
唇がもごもごと蠢いて躊躇している。耳元に歩の顔を近づいてきて、息がかかった。
「……大好きだよ、マイスウィートハート」
そう囁くと、歩はいそいそと、掛け布団に顔を隠してしまった。静まり返った頃に「俺もそうだよ」と小声で言ってみたが、歩には聞こえているのかいないのか、寝息のような規則正しい呼吸は何も答えてくれなかった。
20 :
オーバーライト 19/19
[sage saga]:2021/03/14(日) 00:36:13.39 ID:Xw+hWuzl0
遠目から見ているだけでも分かるぐらい、ベッドシーンの撮影はトラブルなく進行した。一見全裸に見えてしまう恰好でカメラやら集音マイクやらに囲まれていたのに歩は平静を保っているようだった。監督から出されたOKを合図に、ベンチコートを羽織って歩はベッドから抜け出してきた。
「お疲れさん」
「お疲れ。ちょっと緊張したけど、うまくやれてたでしょ?」
「相手役の人の方が緊張してるみたいだったな」
「あー、それなんだけどさ……」
スタジオを出て廊下を歩いている最中に歩は口ごもった。サンダルのペタペタした足音が会話の空白を埋めようとする。
「撮影入る前に『何かあっても無くてもすみません、先に謝っておきます』って言われたんだけどね。撮影中、その〜……元気になってたのがちらっと目に入っちゃった、っていうか」
声をひそめてそう言った歩が苦笑した。
「彼女に申し訳が立たないって嘆いてたんだけど、とりあえず『ドンマイ』って言っといたよ。男の人も大変なんだね」
「男のそういうのって誤魔化しがきかないからな。それだけ歩が魅力的だったってことだ」
「そ……そういうことに、なる……のかな?」
曲がり角を通り過ぎて、更衣室の扉が見えた。
「じゃ、出口の所で待ってるよ」
じゃあ後で、と口にした歩だったが、何か言いたそうにしている。
「どうした?」
「……プロデューサー、やっぱり今日も、遅くまで仕事あったりする?」
「あるといえばあるが……」
胸元で、指先がもじもじしている。赤みの差した顔から、躊躇を含んだ目が見上げてきた。
「アタシ、明日は大学休みなんだ。だからさ。その、えーと……」
真っ白な喉の下、浮き出た鎖骨の影が目に入った。
「来るか?」
歩は遠慮気味に頷いた。どこへ、とは問われなかった。照れ笑いの下で、もじもじしていた両手がきゅっと拳を形作った。
自販機から取り出したレモンティーが、妙に甘ったるい。
終わり
21 :
◆yHhcvqAd4.
[sage saga]:2021/03/14(日) 00:41:18.04 ID:Xw+hWuzl0
以上になります。前置きの長く、かつ明るくない話になってしまいましたが、ここまでお読み頂きありがとうございました。
レイプシーンをしっかり書こうとしてたんですが、嗜虐心の無い自分には荷が重すぎました。ああいうの書ける人凄いです。
ご指摘ご感想など頂けると幸いです。ではまたいずれ。
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2021/03/14(日) 01:50:39.70 ID:l8BKDL/do
おつ、よかった
23 :
◆NdBxVzEDf6
[sage]:2021/03/14(日) 03:38:17.44 ID:7gBI7X3r0
昔普通にそういうシーン使ってたけど、水着だったんだな‥
乙です
舞浜歩(19)Da/Fa
http://i.imgur.com/Rzt74hg.jpg
http://i.imgur.com/iHIZ3qm.png
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします
[sage]:2021/03/14(日) 05:27:45.89 ID:s3CFdboDO
乙
女優さんによっては全裸になるケースもあるそうで(どうしてもラインの不自然さがあるからだそうな)
とりあえず育ちゃんをレイ○してこないとなぁ
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