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【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game Re.2

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420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 23:45:06.93 ID:NUgib9KEo
2
421 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/25(火) 23:52:33.85 ID:O3UjmQTE0
2:偵察

……逆に、これはチャンスです。相手を確認することができればアドバンテージはこちらにある。
しかし、戦闘になることは避けたい、ことここにおいて圧倒的な長所があるのがアサシンのクラス。

ネックは。

「近代の兵器か、示しがいがあるな」

この性格!

「アサシン、偵察を命じます」
「……いいのか?」

ウキウキするんじゃない。

「ですが強く言っておきます、戦闘は禁止、何か見たらその時点で撤退、襲撃を受けても撤退、守れますか?」
「むむむ……」
「ムムムではありません。よく考えなさい、アサシン、貴方が何のために戦ってるかは知りませんが、勝ち残らなければそれは為せないのです」
「……確かにそれはそうだな」
「ですから、今は何をおいても生存を優先しなさい、こんな場面で貴方が負けることは許されません」

根気強い説得、というよりも生き残らなければ示せないというセリフに納得したのか、アサシンが頷きました。

「分かった、そういうことなら約束を守ろう」
「頼みましたよ、アサシン。……重ねて言いますが、戦闘は禁止、何か見たらその時点で撤退、襲撃を受けても撤退」
「戦闘は禁止、何か見たらその時点で撤退、襲撃を受けても撤退。了解した」

念押ししてからアサシンを向かわせます。さて、一方的に情報を抜き取れれば御の字ですが……。


直下、アサシン偵察判定 【気配遮断】+2 【???】−1

123:見つかってしまう
456:成果なし
789:発見!
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/25(火) 23:53:46.07 ID:4uZ6dBoQo
423 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/26(水) 00:00:30.90 ID:rPm5CAwk0
8:発見伝

『……見つけたぞ』

アサシンの言葉に、付き従わせていた霊装を通し視界を共有させます。
隠れ潜んだアサシンの視界からでも分かる圧倒的なその存在感。日に焼けた肌と刻まれた皴。

それよりも何よりも、嗅覚を共有していないにもかかわらず伝わってくるのは。

強烈な。

                            ____
                        /厂ノ:i:i:i:i:i:i:i厶寸:i:i:i艾寸≦、
                      /{:i:i:{:i:i:i厶イ ∨ \\:i:i:i\\ \
                      _{:i:i:\:i∨  \/ __\\寸マハ  \
                     ./:i:i:i:i:八~´  {../ / ____.\\寸メ、        }i:,  __
                      /{:i:i:i:‖  \  ./V // (:rュ) >:i:\ ハV___/:i:i}/:i:i:i:i:i:i\
                   //{:i:i:iノ   / _:{__  ∨二二´  \:i:\} ∨:i:i:i:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\
                   .// 从i:i:i  //:i:i:i:::\__ー─--- \:i:\|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i=-──-=ニ:i:ヽ
                  |i:|  V:i:iム./ /:i:i:i:i:i:i:i|: | //// ,,,,,vww,,ィ \:i:i≧彡:i:i:i:i:i:\    }ノ\:i乂__ノ
                  |i:| / ∨:i/:::l:i:i:i:i:i:i:i:il  | ///,w''/ ̄ヽ. |V \:i:i:i:i:i:i:i\ ̄ヽ    _ノ_ー=≦
                  |i乂   V\V:i:i:i:i:i:i/ / ,vw''/  X  | ∨ V≧彡:i:i:i:\ー--=彡:i:i:i:i:i:\               【ライダー】
                      叭 ト V:i:i/ / v//  X  ヽ./ |.\:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨:i:i/ ̄`ヽ:i:i:i:i:寸
                       ∧V∧::::  | ,w{ヽ X  \/ / ヾ:|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨     ノ:i:i:i:i:i:i:\
                  /{    /:i个s。_:::::::....:v<___\__/ / ヾ \}\:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i≧=ー=彡:i:i:i:i:i:i:i:i:
                    |:i乂__/:i:i:i:i:i:i:i:i(_(<wwーニ二二. /  \\∨:.. \ー=ニ三:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
                    ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ |  <{ {  {  l ∨∨∨/|:::::.V  ヽ  \\:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
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    .i{     /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨⌒  乂:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/  .|::.  ∨///// ̄ 77777l ::::::::::}//  }// ∧ マ   ̄\⌒寸
   八\_/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i乂_ 才:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{.   |::::..  V///ノ  .}//  | :::::::::|///. |//// }  マニ=ー- \___
 /    \:i:i:i:i/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:乂   |::::::::.. ∨八   |/  :/ .:::::::::|///. |///     マ
..i{       ̄/:i:i:i:i:i:i:i:i:/  {:i|  ̄ ̄}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\|:::::::::::.. ∨/\     :/ .:::::::::∧// {///
八\    /:i:i:i:/ ̄ /  乂 ー=彡:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i<⌒|:::::::::::::... ∨//ム   /    /∧///|///    /{
─:i:i:i:≧=彡:i:i:i:/   /     \:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}. |::::::::::::::::::... ∨//{ /    //  V/..|///    /∧
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/          ):i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧ ∨::::::::::::::::::.. ∨/}/    //    }/ |///   ///}
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/          /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}   ∨: : : : : : : :.∨乂   //     .|/////   .///:{

硝煙と煤と血の匂い───。噎せ返るような、暴虐の匂い───。


【というわけで今夜はここまで、お疲れさまでした】

【次回はおそらく金曜日の同じくらいに。ようやくこのスレを始めた理由を一つこなせましたね】
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 00:02:55.79 ID:A3VmAeNTo
おつ
425 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/26(水) 00:02:57.79 ID:rPm5CAwk0
【ライダーのステータスを(一応)公開します……】

┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ≪クラス≫:ライダー
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┓
  【真名】:???             【属性】:混沌・悪
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓
  【筋】:C      【耐】:E       【敏】:C        【魔】:E       【運】:EX      【宝】:A+
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫

                      ___
   _-=二三ミx、         _、<三三三三ミx、
 /⌒>=三三ミx、     /三三ミ三三三三ミx、
.     _  \三三\   /三三彡/^77≠ニハ/ \\
  _/三三\ \三三=彡三三三7 ///   /乂}  \
//⌒>=三三三三三三彡У~゙彡′ー-ミ / _,,彡|l!    }
.   /三三三三三三三三ノ八丶^~「三三|'゛ /rャ笂,|{___
乂―三三三三三三三三三彡へ_,,乂三ソ  {〉`¨¨|廴_
 ー=二三彡⌒三三三三三彡Λ从´ _ __ }/〉  八{ ̄
    /三三三三三三彡ノ / ノ∨ハ广爻zzzz爻7 _))
__彡―く ̄ ̄\⌒\三三彡イニ\ハ ゞ┴‐''~ /=-__
       \     ( ̄ ̄¨ニ彡八ニ\从从从/三三三=-__
.    \     \    \  ̄ ̄)/ _} /三勹广}八三三三三=-__
       \     \      {{  ̄ \_____ ノ  \三三「⌒\三
        \     \  }   \____   \,,, ̄)   ___)\三|  ___}ニ}
      ⌒\__} \     } /     \  \双   ̄   }}  ̄ ̄
         {     \   /    ,     \  \      //
         \       /  /        \  \   {_
.           \   / /  /_________  \  \       __
⌒>ミ、     \    //  /''"゛ ̄       \   }__x<二二二二\
    \    _} ノ /   /            }  |∨ニ二二二二二二二\
=二__>、  ィ/= _彡             |  |. ∨二二二二二二二二\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\{/ ⌒__                 八 | 〉 ∨ 二二二二/二二二}
    __    ∨   {    ̄   ――----       \/ /二二二 /二二二二j
  二三三\  }   乂__                 //ニニ}⌒/二二二二/

代理AA:織田信長(ドリフターズ)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【クラススキル】
  ◆対魔力:D
   一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。
   魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

  ◆騎乗:B 
  騎乗の才能。
  大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫


【以下、詳細不明……】
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 00:18:00.39 ID:L2UfyeMRo

やっと出せるタイミングが来た感じなんですね!
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 00:30:29.06 ID:Mf222nUVo
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/26(水) 12:48:30.48 ID:OrarxTqc0
この界隈一の爺専である>>1が惚れ込んたイケ爺だ。面構えからもう違う
429 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/28(金) 22:39:21.51 ID:z4V61LwO0
【22:45ごろから再開しますね】
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 22:44:55.35 ID:BcqmX4AS0
わぁい
431 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/28(金) 22:46:26.11 ID:z4V61LwO0
【再開】

禍々しい気配を漂わせる壮年の男。
先ほどの武器はおそらくこのサーヴァントのもの、であれば近くにマスターがいるのかもしれません。

『アサシン、周囲にマスターはいますか?』
『確認する』

直下、マスターいるかどうか。5以上でいる
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 22:51:13.33 ID:fuR5/jTZ0
433 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/28(金) 22:55:28.65 ID:z4V61LwO0
3:いない

『周囲には見当たらないな』
『そうですか……』

マスターの姿を見れば学園の中で接触することもできるのでしょうけど……。
今のアサシンの状況を考えて、これ以上の深追いは避けるべきですね。
わざわざ虎穴に突っ込むこともありませんし。

『アサシン、帰投を』
『了解した』

……今夜はランサーとライダーの情報を手に入れられただけでもよしとしましょうか。

【夜行動2ターン目を終了します……】


直下、他陣営行動

12:魔
34:騎
5:狂
6:槍
7:弓
89:剣
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 22:55:48.82 ID:7ZENaNNOo
ぬっ
435 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/28(金) 23:10:55.79 ID:z4V61LwO0
2:キャスター

学園内を目的無く動き回る使い魔、その一体が絡め取られ、形を失っていく。

「よし、これで四体目、他陣営にどうやら二体ほど回収されてしまったようだがそれはそれで仕方がないな」

やれやれと肩を回しアピールするキャスターへ、引き延ばしたテープのような声が聞こえる。

「ダメダローガ、ソレ」
「……怪物、お前、マスターに付いてったんじゃないのか?」

穴から顔を見せるうさぎにキャスターは露骨に表情を歪め、しっしと追い払う。

「ゴシュジンカラオマエヲミハッテロトタノマレタ」
「信用がないなあ。まずは相手を信用することからがコミュニケーションの肝だぜ?」
「シンヨウサレヨウトシネーノガワルイ」
「それはそうだ」

仕方ないと言わんばかりにうさぎを引き連れキャスターは最後の使い魔を目指す。

「バショハワカッテンノカ?」
「そりゃあ僕の使い魔だぞ? 大方の位置は分かるさ」


直下、キャスター陣営の行動結果

123:無事回収
456:使い魔に迫る影を確認
789:接触
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 23:11:24.18 ID:Sjtcd6S0o
437 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/28(金) 23:14:37.16 ID:z4V61LwO0
8:接触

「まあ、問題といえばだ」
「ア?」
「それを狙ってくる相手までは予想できないってことだな」
「ハ?」

使い魔へ向かっていたキャスターの前に、一陣の風が吹き荒れる。


直下、接触陣営

12:槍
34:弓
56:剣
789:狂
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 23:16:42.57 ID:t0PFWHJH0
さい
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 23:41:26.16 ID:c9ProYw8o
バサカ
440 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/28(金) 23:45:07.01 ID:z4V61LwO0
7:バーサーカー

土煙をあげ、大鎧の荒武者が質量そのままに降ってくる。
すらりと抜かれる刀。鎧の下の瞳はギラギラと殺気を放ち、キャスターをその眼光で以って射すくめる。

全身が磔にされるような圧の中、その背後からまるでウィンドウショッピングをするような気軽さで少女、叶星が姿を見せる。
バーサーカーを手で制し、苦笑のまま硬直したキャスター、本能的にか威嚇の表情を浮かべるうさぎへ柔らかく微笑んだ。

「初めまして、私たちはバーサーカー陣営。そちらはキャスター……、でいいのかしら?」
「……おや、何か疑問でも?」
「いいえ? キャスターだというのなら別にいいわ、名乗るのは自由よ」
「それはそれは、で、僕たちに何の用かな? 商談ならアポが欲しいところだが、今回はいいだろう」
「うふふ、ええ、そういう話なら素敵ね。貴方の宝石、私も一つくらい欲しいもの」

叶星がバーサーカーに指を向け、砕いた宝石の一片をキャスターへ向ける。
自分の作品を褒められた喜びと、簡単に破壊された怒りからか、キャスターが微妙な反応を浮かべる。
構うことなく叶星は微笑み返し、艶やかな仕草でキャスターへ持ち掛ける。

「交渉は簡単よ。貴方の宝石作成を減らしてほしいの」
「……ほう、君はこう言ってるわけだ? 僕が、作品を、作るのを、止めろ、と?」
「止めろとは言ってないわ? でも貴方の【大量生産】スキルで宝石を作れば著しく霊脈は傷つけられるの。それは嫌なのよ」
「……なるほど、じゃあ僕からも質問をいいかな? それを断れば?」

叶星は答えず、代わりにバーサーカーが剣先をキャスターへ向けた。
明確な威圧、暴力による制裁の示唆。それを受けてキャスターは顔を覆い。

「……うん、やはり人ってのは変わらない、僕が、心血を捧げた作品を、こうも簡単に」
「……オイ、ゴシュジンハヤメロッテ」
「嫌だね! 僕は作るために生きている! 作ったものは全ての人々の目に映されるべきだ! そしてこう叫ぶ!」

手を大きく広げ、全身でキャスターは叫ぶ。

「ああ、何と美しいのだ! これより美しいものなどないのだ! と! だからこそ!」
「……そう、仕方がないわ。戦争だものね」
「それを否定する輩は、どんな相手だろうと、僕が屈することはない!」

叫び続けるキャスターへバーサーカーの刀が振り下ろされる。

「輝け、誰よりも美しき翠玉よ! これが僕の最高傑作! 【深緑なるは叡智の織】!」

            , -----、
             { (_ノ ノ\_
           / \__ ∨ニ} }
           {===ミ__} }_ノ∧
           {⌒\__    ノー}
          _/⌒}二ニ\ {/iii}
         /人__ノニ(IIIIノノ \}⌒\
       _/  /ニ\\ニニ{    }\  }
.      /´ {   {从从\\_ノ {:  :}从} }
.     /  /{   V从从ニ.\__ノハ-} '
    {  {从\ \从从从从/l} }/ /\
.   /{  ∨从 \ ` <__/  } } /   \
   {.人  \从从`>==ミ  \.ノ 厂}    ‘,
   {  \   ` ー─── \   / ノ、    人__, -- ..         __
   {    `>------ 、   r==彡 /、ニ\_____//从从从> .    / _)\_
  人    } }ニニ/ニニ\人___/.  \ニニニノ{从从从从从ニ> ._ノ_ノ`\_)
  ,'        ノ__ノニニニニノノニニノ      \(   \从从从从./ ( (⌒\ノ
  }   ==イ/}/ ̄ ̄/´ ̄           )===ァー-------人_\(二ノ
  {    .ノニノ===<⌒\             `¨¨´

金剛石すら両断するその一撃を、深い翠の人形が押しとどめる。
形態をくるりくるりと変え続けるそれは、月の光を受け、見たものの心を奪わんほど美しく輝いて。
キャスターに寄り添い、鎧武者へNOを突きつける。

「スマン、ゴシュジン」
『な、な、な、なんでぇ!? なんで、そんな戦うってことにぃ!?』



直下、戦況

12:ひたすら単純に強いバーサーカー
345:まあこの刀は強いんですよ
678:翠玉
9:規格外の輝き
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 23:47:15.69 ID:TDcn6pJ9o
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 23:47:28.29 ID:BcqmX4AS0
にゃーん
443 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/28(金) 23:59:12.68 ID:z4V61LwO0
9:この輝きは規格外!

「…………ガァッ!」
「おやおやそんなものかい! その鎧はイミテーションか? 見たところ粗い鉄だな!」

バーサーカーが人を超えた膂力でキャスターへ連撃を加える。
並の防御宝具であれば、その手に握られた宝具もあり打ち砕かれてもおかしくない。
ましてやキャスターの持つ宝具は、本来ならば何の神秘もないただ歴史の浅い宝石に過ぎない。

だがしかし、バーサーカーの攻撃はいずれも防がれ、弾かれ、反動を吸収され。そのどれもが破壊には至らない。
荒ぶる魂をそのままに、苛立ちも含め振り下ろされる一太刀。大振りになったその隙に、キャスターが宝石を投げ込み破裂させる。

「…………ッ!!!」

的確に鎧の隙間へ投げ込まれた炸裂に、バーサーカーがたたらを踏む。
叶星が訝しげにその戦いを見つめ、呟いた。

「まさかとは思ってたけど、キャスター、あなた、本物を作っているの? 人の身で?」

呟きが届いたのか、キャスターが笑う。

「違うね、本物だの偽物だのはどうでもいい、僕はただ美しいものを作ったまで! そこに真贋などないさ!」
「……ふーん、そういう考え方なのね、それなら確かにあなたの作るものは本物かもしれないわ」

呵々と笑うキャスターに頷き、微笑みを絶やさず叶星は手を突き出し、バーサーカーが応えるように立ち上がる。

「…………」
「なら、頑張って倒さないとダメね。頑張って、バーサーカー」
「…………!」


直下、戦況

12:ぶっ砕く
34:心眼
567:まだまだ輝く!
89:伏兵も忍ばせているさ
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/28(金) 23:59:52.31 ID:t0PFWHJH0
負けたー
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/29(土) 00:06:17.92 ID:PY44rZwb0
コンマが両極端
446 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/29(土) 00:12:15.50 ID:Tck7rATh0
1:まあ強いので

叶星の声に応えるように、バーサーカーが加速する。
これまでの攻撃よりもさらに速く、重く、多く。骨が砕けんばかりの速度、血を吐かんばかりの威力、目が潰れんほどの連撃。

「…………───────ァッ!!!」

ドガリ、グガリッ、ガゾリ、聞いたことのないような破砕音が振るわれるキャスターの翠玉だけでなく、バーサーカーの体からも響いてくる。
凡そ刃物から響く音ではなく、人の出せる音とも思えない。ただひたすらに破壊を与えんと振るわれるその攻撃は。
人智を超えた巨大な嵐が、あるいは大津波が襲い来るよう。何度目の連撃か、ついにその一撃が飽和した。

「なっ!?」

バキンッ、という音とともにキャスターの翠玉に一部罅が入る。辛うじて他の部分で破損個所を抑えるも、その間も斬撃の暴風は止まず。
キャスターの背後に控えていたうさぎは、自分が思わず後ずさりをしていたことに気付く。
魔術実験用の合成生物として作られたその心にすら畏怖を植え付ける大鎧の怪物。その目はただ眼前の敵を殺しつくさんと向けられ。

「マズイ、マズイゼ、キャスター。コンナンカテッコネエ」
「勝つ負けるの話じゃないが……、このままだと僕の作品が壊されかねん!」


直下、戦況

123456:バーサーカー、勝利
789:キャスター、決死の逃走
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/29(土) 00:12:48.50 ID:oHP3Mn3To
さあどうか
448 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/29(土) 00:16:21.79 ID:Tck7rATh0
0:特殊判定

               _
            ,r'"= ニ三`ヽ-=-、)'゙ヽ  r、
           ////,r=三ミヾヽヾ} }'ヽ ノソッ
           /,////,r'" == ミヾヽ 川 l l./ /"リッ
         // /// ///,r三 ミヾ.l リ /ツ/ ノ/ノ ノ
         l l/// /////,r = ミヾ ノノ/ /,r"'"")
     .   .f/// // / //,r`ヾ∨/,,.r''´/,r="ノ ,>、
       ノ// // / /// / /ヾ''""ヾ'、'r''''''r='')).//ヽゝ、
      .ノ// // / ////l/l/     j/ l/ j/ .レソ/
       .////〃 / /.l/-┬==‐-    -┬==ニ |// .リ
      //// / / ノ ,|._⊥-┴‐   { -┴‐┴- lリノ}
.     //// / /,ィl |./{                     .l゙l |
     l 川 / / f{ {l゙|..ハ             '      |,リ
     |川 〃/ハヽヾ|!  、―――――――――..l'ト|、
     |.ll l / / ヾi`゙l   .\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.l l゙ト\
     |ll l l /   'il l'.'、  `  、:::::::::::::::::::::;:: '   ,|.l | ヽo
     |l l l l    l.l.l   .、     ̄ ̄ ̄   / |.l.l  ゙o
     |l l l |     | |  | >     ̄   ´ ...|リ
     | l l ll       l.| ./ニニニ>   イ     .リ
     l l l,リ   _._/ニニ□ニ -ニニ├―--  ____
    //./ . /ニニニニニ\ ニニニニ|\ニニニヽニニニ\
    /.ノ

直下

123:「ちょっと待ってほしいのだけど」
456:第三陣営乱入
789:突然地盤崩落
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/29(土) 00:17:11.12 ID:LDX+jjreo
レロレロレロ
450 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/29(土) 00:19:27.21 ID:Tck7rATh0
2:叶星、何かに気付いたみたいですね


【というわけで今夜はここまで、お疲れさまでした】

【次回はおそらく日曜日の同じくらいに】
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/29(土) 00:20:03.24 ID:f/QfFvEIo
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/29(土) 00:20:47.66 ID:oHP3Mn3To
おつ
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/29(土) 00:25:02.84 ID:PY44rZwb0
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/29(土) 08:17:23.78 ID:gw8iZNP/o
キャスター出落ちは避けられたか
特殊に縁があるな
455 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/30(日) 22:39:31.88 ID:/IH9Gnim0
【今夜は再開しても23時以降になりそうなのでお休み。明日やります】
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/30(日) 22:49:40.31 ID:4A6G5G7po
おつ
457 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/31(月) 22:21:32.61 ID:ZitWdyyy0
【22:30ごろから再開しますね】
458 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/31(月) 22:30:07.35 ID:ZitWdyyy0
【再開】

山津波がごとく襲い掛かる力の奔流、徐々に削られ、欠けていく翠の輝き。

「ナントカナラネエノカヨ!」
「生憎まだこの宝具は成長途中なんでね! こうなれば仕方がない、令呪でも何でも使って退却を」

マスターの馨に飛ばした声が届くよりも早く、翠の正中線へ轟烈が───

「…………アァッ!!!」
「待って、バーサーカー」

叩き込まれる刹那、ほんの皮一枚で刀身がぴたりと止まる。
不満げに叶星に振り向きながらも、バーサーカーは言いつけに従い刀をそれ以上動かすことはない。

「……何の真似だい?」

訝しんだように尋ねるキャスターに叶星はにこりと笑う。今までの暴虐が嘘のように、ただ静かに。
そしてその唇はゆっくりと動かされ。

「一つ、気付いたのだけれど、もしかしてあなたの宝具───」


直下、描写はキングクリムゾン判定

123:同盟締結
456:何らかの契約結んだ模様
789:交渉決裂でキャスター令呪消費
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/31(月) 22:30:50.97 ID:bTCScmOyo
460 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/31(月) 22:35:58.23 ID:ZitWdyyy0
7:交渉決裂、キャスター撤退

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━
━━━━
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「ふん、そっちの事情は理解した。だが僕の最高傑作をそんなものに利用するのは感心しないな!」
「あら、悪くない提案だと思ったんだけど」
「僕はね、これに美を感じない人間とは相容れないのさ。宝石に実利などはない、ただその美しさで以って惹きつける、それでいい!」

高らかに笑うキャスター、やせ我慢とも取れそうなそれに、仕方がないというように叶星はため息を吐き。

「バーサーカー」
「…………!!!」

無慈悲に指示を下した。

「撤退だ! これ以上はマズい!」
「オマエホントニヨー!」


直下、キャスター陣営消費令呪判定。5以上で1画、4以下で2画
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/31(月) 22:36:25.85 ID:ST0jCFWFo
462 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/31(月) 22:46:49.90 ID:ZitWdyyy0
5:1画消費で撤退

【他陣営の行動描写を終了します……】


【三日目・昼】

……まだ少し疲れが残っていますね。
元々身体も強くない方ですし、戦争が長引けばこちらの方も気にする必要がありますか。

前夜得た情報としては、ランサーと、おそらくはライダーのステータス。そして妙な使い魔を動かしている陣営の存在。
……厄介なのはまだ誰がマスターか、どんなサーヴァントが展開しているのかがハッキリわからないことですね。

昨日の使い魔は例外としても、おそらく日中は動きませんし……、せめて探れることは探っておかないと……。


直下、何をしますか? 【三日目・昼】

1:コミュ (対象:アサシン)
2:情報収集
3:生徒会へ向かう
4:どこか特定の場所(自由記述)へ向かう
5:自由安価
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/31(月) 22:48:23.46 ID:ST0jCFWFo
3
464 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/31(月) 22:53:55.74 ID:ZitWdyyy0
3:生徒会へ

生徒会、チャレンジ、です!!!

まさかもう一度アレがいることはないでしょうし、今度こそ何かしら情報が得られるのではと!
せめて、現在の状況だけでも上手いこと把握しておきたいといったところです!


直下、誰かいますか。5以上で他のマスターもいるよ
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/31(月) 22:54:36.08 ID:T2fNiUAy0
466 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/31(月) 22:56:33.37 ID:ZitWdyyy0
8:いるよ

直下、誰がいるの

1:態度が悪く砂まみれの女
23:明らかにガラの悪い女
45:楽器を持った暑苦しい女
6:おどおどした獣臭い女
78:作ろうマスター
9:存在感が希薄な女
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/31(月) 22:58:29.71 ID:71ZzPU3+o
ぬん
468 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/31(月) 23:05:43.88 ID:ZitWdyyy0
1:土塊七瀬

        /:: :: :: :: :: :: :: :: ::\
       /:: :: :: :: :: ⌒ヽ:: :: :: :: \
      , :: :: :: /:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :ヽ
     ,:: :: :: ::´:: :: :: /:: :: |:: :: :: :: :: L
     |:: :: ::/:: :: |:: :':: :: :: 从:: :: :: :: :: リ
     |:: :: ,:: :: :: |:: :: :: :: :: ::/):: :: :: :: '
     从::./:: :: :: :ヽ:: :: :: :: /-レ)/ィァ〈
    ':: /:: :: :: :: :: :: ヽ:: /Vソ´  ヽ |::
    |:/:: ::从:: :: :: :: ::く`ー     '从
     、:: :: :: :: :: :: :: :: i     _ , /:: ハ
     \:: :: ::乂:: :: ::人      ./:: :: ノ
        ̄〕==〔 ̄   ̄/ ̄´:: /
        /:: :: ∨    f^\:: 〈
       ./:: :: :: :∨   .乂〕 、__
      -彡:: :: :: ::|、    / |
   /:: :: :: :: :: :: ン ≧=-=〈ヘ 、
  /\:: :: :: :: ::/    //   マム
_  ̄ \ー…= \    //     ̄\
|     \      .\__∨        \
|      \|        ∨        〕

何故かじゃりじゃりとする廊下を抜け、生徒会室に入ると、そこにいたのはツインテールの女。
私の足音に気が付いたのか、振り向くと怪訝そうな目を向けてきます。

「誰?」

この生徒は……。


直下、一の位、知っているかどうか判定。5以上で知っている【???】+2

同時に直下、十の位、知られているかどうか判定。5以上で知られてない【絶世の美女】-2
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/31(月) 23:06:11.48 ID:jfeGneUj0
にゃーん
470 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/31(月) 23:14:47.91 ID:ZitWdyyy0
2、9:知っているし知られている

睨みつけるような吊り上がった視線。見たことがある、だけではありません。この生徒は……。

「美化委員長、土塊七瀬さん、ですね?」


【美化委員長】

学園内の美化を司る役職。
土塊の場合は体質上勝手に発生する砂を掃除しているうちに他人の粗が気になるようになり、掃除をしまくっていたら推薦された。
本人もまんざらでないので鬼の美化委員長として学園で名を馳せている。


七瀬さんは私の顔を見てああ、と納得したような顔で頷きました。

「誰かと思えば美人で有名のリュコ・コンティノアール様か、生徒会室に何の用?」

棘を孕ませた言葉でじろじろと無遠慮に見つめてくる七瀬さん。険のある目付きはそのままに、何かを疑っているような。
……しかし、困りました、彼女は美化委員長、生徒会室に来る理由のある相手です。
他の相手ならばこんなタイミングで生徒会室を訪れているだけでマスターと決め打ってもいいのですが……。

「何? 言いたいことでもあるの? それとも、何か、隠してるの?」

……このままでは相手にペースを握られてしまいます。話すにしても尋ねるにしても、速く動くべきでしょう。


直下、どうするか

1:あたりさわりのない話から
2:直球でマスターかどうか聞いてみる
3:逃走
4:とりあえず先手必勝、殴ってみましょう
5:自由安価
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/31(月) 23:19:53.70 ID:hLjXVCJ8O
2
突撃あるのみですわ
472 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/31(月) 23:27:18.23 ID:ZitWdyyy0
2:直球ストレート

……いいえ、何を考えていますか、リュコ・コンティノアール。
ここは真正面からぶつかるべきです。元々弾なんて持っていない私。

できることはなんでもするべきですし、やって後悔するならそれに越したことはない、はずです……!

「ええ、お尋ねしたいことがあります、七瀬さん」
「……聞いてあげるよ」
「率直にお尋ねします。貴女は、マスターですか?」

言ってやりました、先手を打ったのは私です。さあ、どう動く、どう答えてくる!


直下、土塊反応【???】+1

123:無言で退出
456:「……そうだよ」
789:弓「隠す必要もありませんでしょう?」
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/31(月) 23:29:55.72 ID:71ZzPU3+o
ぬん
474 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/05/31(月) 23:35:54.56 ID:ZitWdyyy0
3:無言で退出

「……」

私の問いに何も答えることなく七瀬さんは生徒会室から退出しました。
すれ違った瞬間、じゃりっ、と何かを踏みしめる音がして。そして私たちは視線をかわすことなくそのまま夜の訪れを待つのでした。

……アレは、認めたということでいいのでしょうね。もし違うのであればとぼければいいだけのことなのですから。
不器用な人、なのでしょうか。……そういえば、私、色んな事に必死でこの学園のことを、この学園でともに学ぶ人のことを何も知らない、ような。

……いえ、いえ、いえ。そんなことはどうでもいいことなのです。私は今を生き延びることができれば。私だけでも、生き延びることができれば。
カタカタと、頭骨が揺れる音が聞こえたような。そんな気が、しました。

【昼行動を終了します……】


直下、他陣営行動

1:魔
23:騎
4:狂
5:槍
67:弓
89:剣
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/05/31(月) 23:38:40.09 ID:hLjXVCJ8O
476 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/01(火) 00:04:18.35 ID:7B7GLKG30
9:セイバー

夕暮れ迫る尼慈学園。そこに大声が響き渡る。

「なああぜだ、セイバーーーーーっ!!! ずっと!!! ずっと!!! 私は、我慢しているんだが!!!」

                > ´       ` <
               /  /_          \
              /    l    ̄ 丶       ∨
             /      、            ∨
                / / \- _    丶    ∨
            l   / 丶   丶  - _ /    l
            l   l/_ー\、    ー/_ニΞ   l
               l _l l {l {てハ     ´{ノハ l} l l .l                             【セイバー/マスター】
                 l { l l 、乂ツ    、乂ソ // /} l
               l ', ', 、 ´ ̄`  ,   ´ ̄`/ /ノ l                                虎道遥華
             l ー\ ニ7  ___  弋_ノ   l
             l   l\   乂_ _ノ  //   l
             /   l  l> _  ー _ < /    l
               /.    l  l  l ≧≦ .l l l l    、
            /__    l  l/l     /.l l _     \
          /{_l ≧ーl  l  \    / l l ≧ ´  ̄/} ` <
         / / l  l l   l   丶/  l l   l   {ヽ    ` <
        / l / ー ーl ',  l   /}丶  l l  /_ -_ノ. ∨      ` <
       /  l  / l ヘ 丶 ',// 廴\ 丶', /  l l   ∨         ` <
      /  /l    廴、 ー \ ',ノ    l  ーl ',r‐ '     l 丶       \    `丶
        / l     l/ `ー ノノ \/ ー 、_l / ', l     l  ヘ      丶丶    ヘ
     l  / .l     /   ( (    ( )    //  ',l     l   ヘ \    ヘ \    ヘ
     l  l .l     l    ヽ} /l_l\  乂l    l     l   ヘ  \   ヘ  丶   ヘ
     l  l l      l   _ ≦     ≧ _   ノ      .l    ヘ   \  ヘ   ヘ  l

ガンガンと頭に響く大音声。聞くだけで全身が震えているように錯覚するその声に晒されているのは小柄な影。
両手で耳を覆い、心底どうにかしてほしいという顔を浮かべながら叫びの隙を突いて叫び返す。
477 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/01(火) 00:06:13.26 ID:7B7GLKG30
「バカか貴様は! 戦争において必要なのは、準備だ、準備無くして結果はない! というか声が大きすぎるんだよお前は!」

         /:::::::::::::::/::::::::::::;ィ劣:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ixV:::::::∧:::::V
       /::::::::::::::/:::::::::::::;ィ劣:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV::::::::∧::::V
      /::::::::::::::/::::::::::::::;ィ劣i:i:i:i:i:i:i:i:。s≦三三三三≧s。V::::::::∧::::V
    /::::::::::::::/::::::::::::::;ィ劣i:i:i:i:。s≦三三三三三三三三≧V:::::::∧::::V
   ./:::::::::::::::/:::::::::::::;ィ劣i:。s≦三≫'"´7  |  | iヽ \  ヽ\::::::::::|:::::|
   /::::::::::::/::::::::::::::/i:i:i:ア /   /──メ、 /!  l./ ∧  |   Y ヽ::::/::::/
  ./:::::::::/::::::::::::::::/i:i:i:iノ./   /  //// ./'イァ'"T.フ ̄  |ヽ \:/                      【セイバー】
  丶<´:::::::::::::::::/i:// {   / ,xfX竿云kx、/ /'.,xfX云kx、イ  ト、 ヽ、
   `> 、_:::::::,/i:/ ./  ∧ /イ.《{ { (・ ) .} ゙ヾ   ´{ (・ ) .lヾ》'} .,イ、ヽ V\
        ̄ Уイ{ /{  >、{. ヾ.ゝ- '       ,  ゝ- ' 〃./ /7∧,! l\.\
         /'´//イ V {、 .∧                /- ノ / .}丿 }.ヽ }
          {  .!  .V \゙.∧ ,ノ}             /イヽ/ ./  /  |/
          ∧  ヽ  \ 二".ノ     (::::::::::)   / ./  ヽ /ヽ. (
            \ 二≧s。  ヽ ̄ヽ   `  ´ ,。s≦∧ V  ヾ `ヽ=
               ∧ヽ.`ヽ }∧ノ≧fs -. ´{へ  ヽ\二フ
                .∧v)ノ<ノ{ {:::::::::::::::>、/:::Vノ}ノ`ソ
                  乂(  /:::::::::::::::{:::::::´!:::V___
                __斗r'へ::::::::::::::i!::::O:V::゙!:::::::::::::::ヾヽ
              /´::ヽ::::::::::::::::::::::\::::::::i!::::::::::V:i!::::::::::::::::::∧V
              .{::::::::::::V:::::::::::::::::::::::\::/::::::::::::ヽ!::::::::::::::::::::∧V

「声が大きいのは平にご容赦を!!! しかぁし!!! 私の意見も一里あるのではないかセイバー!!!」
「いや、確かにそうだが! 相手の状況も分からんとこで突っ込むのは本当の愚策!!! いや、もうちょっと音量下げてくれ頼むから!!!」

丁々発止のやり取りを繰り広げ、ようやく落ち着いたのか、それとも疲れたのか、徐々に虎道が音量を下げる。

「私は私の栄光を知らしめるために! 是非ともこの戦い、勝ち残らねばならんのだ!」
「分かってる、分かってる、功成して名を挙げようってのはよく分かる、それにお前にはそれを成し遂げる才能くらいはあるさ」
「ならば!!!」
「音量下げろ! ならなおのこと冷静に立ち回れ、私はな、合理的かつなるべく血を流さん方向で勝ちたいんだ」
「おや、私の知る限りあなたはそういう人物像ではなかったが、その心は?」

虎道の質問にセイバーは何でもないように答える。

「その方が楽だし効率的だからだよ。殺すにしても下手な遺恨を買うならしない方がいいし、根絶やしにする方が楽ならそうする、それだけだ」
「……非常に!!! 合理的!!! しかし少々私とは合わんな!!! しょうがないことだが!!!」
「音量下げろ!!! 頭痛が酷くなる!!! だがまあ、最初から言ってくれるならそれに越した方がいい!!!」
「重畳! では再度提案するが、私はそろそろ襲撃をかけたい!!!」
「襲撃、襲撃なあ……、とりあえず宝具の方は動かせるが……」


直下、セイバーの判断

123:戦なき将は功せず、かぁ……
456:とりあえず宝具だけ貸してやるよ
789:嫌だ! 私はまだ引きこもって安全を確保する!
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/01(火) 00:08:46.10 ID:9fjH1ys7o
ぬん
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/01(火) 00:14:17.29 ID:gNlUvgpq0
なんか愉快そうな陣営だ
480 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/01(火) 00:14:40.98 ID:7B7GLKG30
0:特殊判定

                   / ̄ ̄ ` ,、
=-                  `-    / l
ニニ=-                   _____//__
ニニニニニ=-             _、‐''゛  /____ム ̄ヽ
ニニニニニニニ=-       /l    l    、 ヽ .ヽ
ニニニニニニニニニ=-_、‐'' / /l    l    l    .ヽ
ニニニニニニニ _、‐'' ゛ ..::/ /ート、ニ=--    l    `,ー
ニニニニニニニ{    __l:l  { o レ _,l    ヽ_丶r }
ニニニニニニニ \, '´  丶'     o l     -- i ヽ¨ \
ニニニニニニニニヽ  , ---\ _  /   ___  l----   \
ニニニニニニニニニ¨ー`-、_、_、_'ー―/____ l .∨    l..:   .\
ニニニニニニニニニニニニニニニニニ /.l  ヽ    l::     、
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ |    l ` --- 、_
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ l________}ニニニニニ=-
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ./    lニニニニニニニ=-
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ{__________}ニニニニニニニニニ=-
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ.( r i i i i }ニニニニニニニニニニニ=-

直下

123:「先手必勝というのもそうだな……」
456:???「うへへ……」
789:なんかバレるようなことが起こった!
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/01(火) 00:15:33.60 ID:gNlUvgpq0
へい
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/01(火) 00:19:24.02 ID:m4kOCoXqo
うーんうーん
483 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/01(火) 00:20:01.07 ID:7B7GLKG30
0:コンマが乱れる!!!

                 _/⌒_>--、、
      -─‐- _  _r‐く⌒`ヾ、      \
    / / ̄ ̄   \ _ノ⌒ヽ ヽ      ,
     {         、)   丶‘,‘,_ /  ‘
   /⌒¨¨¨¨⌒''ー-、\)      } }i   /   |
          ヽ   )       }ノ‐┐   |  |
  |           弋⌒>=ミ、「下、_ノ   |   |zァ
  |             Υ   |       |  ノ
  八  {      、      }   |\       | 人 _
  | \ 乂_し   ヽ    }人   ‘,\__/ 丿ZZYZヘ
   | |、ト、  }\八 ∨ノ| ‘,  |ヽ       ィニニ=─‐'゙
  ヽ|\|  Υ___} }_ノ    ̄ }''  | |`''─‐'゛ }/
        j|ーノ         }  | |    )/
      と⌒ァ        〔ー‐} \_/
         し'           ノ^ ̄|
                と⌒ァ
                 (_/

直下

123:「……真似してみるか」
456:「じゃあ折衷案! どっかと組めないかを調べる感じで模擬戦!」
789:アサシンが見てた
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/01(火) 00:22:16.33 ID:gNlUvgpq0
それ
485 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/01(火) 00:23:56.65 ID:7B7GLKG30
3:何かをマネするみたいですね

【というわけで今夜はここまで、おつかれさまでした。ようやく全陣営揃いましたね】

【続きは多分金曜日の同じくらいになるかと】
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/01(火) 00:24:24.39 ID:dDOfSa7Ao
おつ
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/01(火) 01:03:47.13 ID:oVD3xqd10
488 : ◆v.By3fESrTsY [sage]:2021/06/04(金) 19:55:45.54 ID:vi/4Be0bO
【早めのご連絡、諸用により今週末再開できそうにないです。次回はおそらく月曜日。よろしくお願いいたします】
489 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/07(月) 22:25:29.35 ID:at+mc0ml0
【22:35くらいから再開】
490 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/07(月) 22:35:21.59 ID:at+mc0ml0
【再開】

セイバーはしばらく首を捻り。

「んーむ、ちょっと真似してみるか」
「真似?」
「いや何、私の生前は知っての通り最強だったから別に気にしてなかったんだが、今はあくまで一陣営だ」
「確かにそれはそうだが、私は十分最強の一画だと思うぞ!」

キンキンと鳴る大音声にさっと耳を塞ぎ。

「分かっている、その一角というとこが問題なんだ。私と同じくらいの力を持つ奴がいるとして、そいつとやりあってる隙に弱い奴に狙われるのは癪だ」
「そうか? 大きな相手と華々しく戦うのが一つ、華ではないだろうか!」
「ならこう言いかえる。強大な敵と戦ってお互いに消耗した隙を狙ってくる卑劣な相手は避けたい」
「むむむ! なるほど、それも戦略の一種だとは思うが、一里ある!!!」
「そうだろう? だから私の案としてはだ」

タンタン、と地面を足先で叩き、セイバーの目が梟のように鋭く闇を見据える。

「私たちと同じくらい強力な陣営と先に組んで、相手の出方をうかがいつつ、弱いとこを先に潰していく」
「……それは卑怯では?」
「いいや、合理的だ。言ってしまえば常に油断を失くすためなんだよ」
「むむむ、油断大敵というわけか」
「そう、奇策が成立するのはそこに至る状況があってこそだ。完璧に綻びなく立ち回ることができれば、あとは純粋な量の差、質の差」

ギラギラと目を光らせ、月光を浴びる。

「苛烈なまでに蹂躙し、完璧な状態で大敵と当たる、それはお前の言う華だとは思わんか?」
「成程!!! 圧倒的な力というのもまた惹きつける! してセイバー! 当てはあるのか!?」


直下、セイバー当てはあるの

123:二陣営程
456:一陣営程
789:ない
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 22:40:26.64 ID:s+Ib2NQto
492 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/07(月) 22:46:14.63 ID:at+mc0ml0
4:一陣営程

「当てがなければこんなことは言わんさ。これでも一応探ってたんだ、自分で動くしかないのは面倒だったが……」
「それについては詫びよう! なにせまだまだ歴史が浅くてな!」
「フン、家柄や門地などくそくらえだ。お前に才能が無ければ私がこうやって横に立つことすらないから安心しろ」

傲岸なセリフを堂々と放つセイバーに虎道はうんと大きく頷く。

「お褒めに預かり恐悦至極! して、その組もうという陣営はいかに!」


直下、同盟したい陣営

12345:騎
6789:狂
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 22:47:14.14 ID:y3PZB9AHo
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 22:47:46.46 ID:o5qviMbeO
495 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/07(月) 23:04:22.42 ID:at+mc0ml0
4:ライダーと

「ライダーだな、アレはかなりヤバい」
「ふむ、遠目から見ただけだがそれほどまでの脅威であるか?」
「お前は気付いてないから黙ってたが、私たちを見ていたぞ」
「何!? つまりそれは、私たちの存在に気付いていたのか!!!」

ドン、と音がしそうな叫びにセイバーはイヤーマフの購入を考えつつ返す。

「音量を下げろ! ……ああ、で、ついでに言えばアレはおそらく王となる天命を受けたタイプだろうなあ」
「生まれながらの王、か!」
「そういうタイプだな。それもあって私とは相性がいいだろうと判断した。もっとも」

一つ息を吸って、セイバーは口元を隠す。その口元に浮かんだのは嘲りか、悲嘆か、それとも。

「どのみち殺しあうわけだが。ああ、実に面倒くさい、人が全て私の思うように動けばいいのになあ」


【以降、セイバー陣営が描写された場合、ライダー陣営との交渉が開始されます】

【他陣営の行動を終了します……】





【三日目・夜(一ターン目)】

夜が更け、今夜もまた聖杯戦争の時間です。
……次の夜にはランサーとの戦闘が待っています。その為にも何らかの情報を集めておきたいところですが。

「傷は治った、万全だな」

アサシンは弱点らしい弱点はありません。しかし、それは逆にずば抜けた長所がないということでもあります。
相手の弱点を知ることができれば、ある程度立ち回れるのでしょうが……。

闇雲に探すのも一つです。しかし得ている情報から探すこともできます。

「確認です、アサシン。現在得ている情報はライダーの位置」
「動いている可能性もあるが」
「……そして七瀬さんがマスターであるという可能性」
「可能性だけだが」

なんか口答えされているような雰囲気ですがここ数日で、これはただ確認しているだけだと分かっています。

「ええ、ですからそこから探すこともできますね」
「そうだな。……俺もそう言っていたつもりだが」
「言葉が少し少ないんですよ」
「よく言われた」

でしょうね……。さて、どう動きましょうか


直下、何をしますか? 【三日目・夜(一ターン目)】

1:コミュ (対象:アサシン)
2:偵察 (アサシンに任せる)
3:偵察 (アサシンと一緒に)
4:偵察 (目標を同時指定 対象:ランサー/ライダー/七瀬)
5:襲撃 (対象:ライダー)
6:自由安価
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 23:08:26.17 ID:s+Ib2NQto
2
497 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/07(月) 23:13:25.23 ID:at+mc0ml0
2:お任せアサシン

……とりあえずやる気のアサシンに任せて見せましょうか。

「アサシン、偵察を命じます」
「俺一人か」
「はい、ただし気配遮断を保ったまま、なんか気の乗る相手がいても最初から戦おうとしないこと」
「む……、善処しよう」
「よろしい」

少々不満げですが、昨日の問答が効いたのか頷いてくれました。

「ではお願いします」
「ああ」

一瞬のうちに姿を消し、夜の闇に消えていきます。……さて、何か成果があればいいですが。


直下、アサシン偵察結果

12:接触!
345:成果なし
6789:何かを発見
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 23:13:46.56 ID:3/Du1cUjo
499 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/07(月) 23:15:50.11 ID:at+mc0ml0
6:何か発見

直下、発見したのは

123:輝いている
456:サーヴァント
789:でけえ
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 23:16:58.70 ID:3/Du1cUjo
501 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/07(月) 23:18:48.76 ID:at+mc0ml0
0:特殊判定

                      ,:=====:、
                    マヘ互,:'¨7
                     /二二二/!
                      _{i` ´l` ´!}_
   ___  ______,-、_l∧ _ ∧l_,ィヽ______  ____
   ゝェュ__` ̄}! ヽ          マi丶-- ' ,イ{         |   i{ ̄`'_ァー´
.         ̄└‐‐┴────┐ ,〈二二二ィ ┌────┴─'¨ ̄
                     ∨ ,:io       i
                   ∨:io      |
                       ∨o      `ヽ
                       〈  __,ィ   〉「i!_
                      _「i!ゝ  __,  /、\ヘ    \\\
           { { {     lニニ/マ 二二二 У  ヽ \    } '
.             ヽ丶 `   //   ̄ ̄ ̄        ヽ
                  /                 {
                  /                   ヽ
                    /            ______亅
                 /` ───────′ ̄ ̄ \    \
              /     /                \    \
               ,{    イ                     \    \
          //i.     |                    \    \
               |   ;′                         \_   \
             イ    i                          i    ヽ
                〉    !                          ヽ、   __」、
.            , -┘  , ┘__________           `ヽ   ヽ、_
           l、_/三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 ヾ __ ,イ
                             ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー‐‐′

123:剣騎同盟締結
456:なんかトンネル……?
789:どっか戦ってますやん
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 23:19:49.31 ID:p52UbfRvo
見つけられるだけ良し
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 23:23:10.67 ID:dN9NNK710
たぶん何方も使い潰そうとしてる凶悪フェイス
504 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/07(月) 23:33:41.10 ID:at+mc0ml0
1:剣騎同盟スピード締結!

しばらく経ち、アサシンから念話が飛んできました。

『どうしましたか』
『ヤバいぞマスター』
『どのようにヤバいかを教えてください。何が起こっているかを簡潔に』
『他陣営が同盟している』

それはヤバいですね。持たせた使い魔と視界を共有します。
見えるのは……、髭面の男、先夜のライダー。そして小柄な少女……?

【セイバーのステータスを公開します……】


┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ≪クラス≫:セイバー
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┓
  【真名】:???             【属性】:秩序・中庸
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓
  【筋力】:C     【耐久】:C      【敏捷】:C     【魔力】:B      【幸運】:A       【宝具】:B〜A+
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫

              -‐< ̄ ̄ ̄ ̄ ゙ ‐- 、  \
           ./  /           \   \
             /                     \   \
          /  /                 V.  V
            /   l    ',   ',  ゝ---─ァ'  l V.  V
         l   .|  l  ヽ  ヽ. ヽ、¨¨¨´ハ ハ l V.  V
           ,l.    lヽ  \. \  \_二>.ハ. ハ.l   ',.  V
        / l l、  l \  \. \  \ ヽ l | |'   ヽ  V
       l  l  \ \ \. \__..X . \\ / /',     \. \         ./|
       |  |ヽ  .,ィ==x、. ヽ!. /,ィ==≠xヽヽ/.∧ヽ.    \. \     /|/./
       | ∧. \《{ v 。ハk、 ', ,イl 。 ハ .}》 ./  .∧.\    \ >─<  ./
       ∧  \__`゙.ゝ- ´ ,ヽ!  ゝ- ´ノ ./__   lヽ > 、______/
       .∧   >ヽ       , 、 -=彡 ,.<\¨ヽ/ /::\
         \  二ニ=> 、 マ_.ノ.,.イ../',. ヽ ` Y:::::::::::\
          У t-──/ ≧s-≦>' {.',. ', `   |:::::::::::::::ハ
          ./:::::::ヽ;::::::: |:::::∧ ,へ:::::::!. '     }ヽ:::::::::::::::V
    /\_-、 /:::::::::::∧:::::::|/ヽ:○-.A::::::\    / /:V:::::::::::::V
   ./ //>、'::::::::::::::::::〉;::::::::::::::::}/.{::::::::ヽ/!ヽ--イ /:::::V:::::::::::::V
   {   ´ '´//-- 、::::::/ ∧:::::::{三//三}::::::::::∧ヽ--'::::::::::::V:::::::::::::|
    \    ヽヽ:::::::/  .>、::::::::::}/.{::::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::V::::::::: |
     lヽ_  /:::::::./  ∧:::\_::::二::::::::::::::-ァ'"\:::::::::::::::::へ:::::: |
     ∧ヾ/::::::/  /::::\:::\--─::::::::´::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::l

 AA:ターニャ・デグレチャフ(幼女戦記)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫

能力はかなり高そうですね……。しかし、この二陣営が同盟?

『ヤバくありません?』
『俺は戦うに不足なしだが』

「ではこの同盟、呑んでいただけるというわけだな?」
「おう、確かに細々した奴に絡め取られるより、パーッとぶっ飛ばした方が楽だしな」
「合理的な判断、感謝する。では当面の目的は……」


直下、剣騎同盟の一旦目標

123:我ら二陣営になるまで
456:とりあえず二陣営消滅
789:一陣営消滅ごとに確認、更新
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 23:34:36.01 ID:dN9NNK710
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 23:35:34.12 ID:p52UbfRvo
こっちもガチで挑むならどっかと組むべきなんだろうな
アサシンというクラスは組むこと自体が弱点になっちゃうけど
507 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/07(月) 23:49:56.31 ID:at+mc0ml0
1:我ら天下を二分する!

セイバーの言をライダーが遮る。

「いやいや、当面とかいいだろ。お前の目的は俺たちが最後の二騎になって殴りあう、そういうことだろ?」
「……確かに、それはそうだが」
「ならいいじゃあねえの。俺たちが二騎になるまで他の陣営を蹂躙する。どうだ?」

大胆不敵にすぎる発言を衒いもなく言いのけ、ライダーは凶暴な笑みを浮かべる。

「何も躊躇うこたあねえだろ。俺たちは強いんだぜ? なら慢心なくブチ殺し、ブン盗り、ブチ犯す。それこそが醍醐味ってもんだろ」

狂気をも感じさせるその笑みに、セイバーは表情を変えることなく応えた。

「……その通りだ、私たちでこの天下を二分すればいい、それだけのことだったな」
「おう、悪くねえ答えだ。ここで躊躇うようなら俺の弱点探りに来たのかと考えるところだったが、まさかまあ、そんな卑怯な真似はしねえだろ」
「ハハハ、無論。私はあくまで同朋を作りに来たのだからな。ではライダー、共に覇道を進もうではないか」

悪辣な笑い声が夜空に木霊する。どこか虚しく響いたそれは、しかし悪夢の号砲ですらあるだろう。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

……悪夢。初手からまさか同盟が成立するとは。
おそらく話を聞くに、セイバーとライダーは互いに私たちのような小敵を潰し、最終的に二陣営での戦闘を望んでいる。
成程確かに分かりやすく、強い力を持つなら合理的でしょう。しかしやられる身にとっては悪夢以外の何物でもない!!!

早急に私たちも協力できる陣営、もしくは相手の出方を探らなければ……!

『マスター、どうする。行っていいか』

しかしこちらはウズウズしてらっしゃる……。


23:52から直下、アサシンどうするか

1:攻撃を命じる
2:帰還を命じる
3:そのまま注視(一定確率で看破される)
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 23:54:24.39 ID:p52UbfRvo
3
509 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/07(月) 23:57:47.70 ID:at+mc0ml0
3:そのまま注視

『アサシン』
『ああ』
『ステイ』
『ああ……』

もう少し情報を得ておきたいところ。焦る乞食は儲けが少ないと聞きますがそれは時間制限なしでのことでしょう。
……せめてもう1つだけでも情報を得ることができれば。


直下、何か分かるかな【???】−1

12:看破
34:何もなし
567:マスター登場
89:スキルか宝具判明
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/07(月) 23:59:20.71 ID:s+Ib2NQto
ぬん
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/08(火) 00:01:02.38 ID:4EKamsH1o
運が向いてこない
令呪はまだあるからなんとかはなりそうか
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/08(火) 00:02:51.86 ID:fyhXO4AS0
気配遮断分なんとか……それすら貫通する何かかもしれんけど
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/08(火) 00:05:46.73 ID:KdS0SU/Eo
オイオイオイ
514 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/08(火) 00:12:22.69 ID:fimXwK1d0
1:看破!

ひとしきりセイバーとライダーは笑い続け。

「さて、じゃあまず手始めに見せてやるよ」
「? 何をだ?」
「俺はスキルの影響でぶっ壊すことが得意でね。逆に似たような奴、敵意や害意、悪意を持った相手に気付くのも得意なのさ。というわけで」

ライダーが手に握っているのは……コイン? 何であるか見定めようとしたその手に突如自動拳銃が出現します。
そしてその銃口はまっすぐこちらへ向けられ。……? "こっちへ向けられ"?

その意味を理解した時、全身へ吐き戻したくなるくらいの悪意が襲ってきます。
銃口の向こうには笑顔。弱い相手を殺し、悦に入る強者の笑み。……ライダーは!

『アサシン! 気付かれている!!!』
『ああ、そのようだな!』

  ◆ヴァンダリズム:EX
  芸術品・公共物・私有財産を含む、美しいものや尊ぶべきとされているものを破壊、または汚染する行為。
  歴史的国家、発展した領土に対する侵攻、略奪、奴隷化、破壊などの事前工作・実行の手際を示す。
   
  EXランクであるならば通常破壊不可能であるモノを破壊することすら可能となる。

  語源たるヴァンダル民族、ヴァンダル王国の建国者・象徴的存在として、
  ライダーはこのスキルをEXランクで所有する。

「ネズミを殺すとするか!」

鋭い破裂音が耳に殺到しました。辛くもアサシンはかわしたようですが、完璧に気づかれた。
……このままでは、確実に敗北です。どうするか、……最初の正念場というわけですね!


【剣騎同盟との戦闘/逃走が開始されます……】
515 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/08(火) 00:13:57.99 ID:fimXwK1d0
【というわけで今夜はここまで、おつかれさまでした。下振れが酷いですね!】

【次回はおそらく明日の同じくらい。金曜日に多分新章が来るっぽく、週末は再開できそうにないのでということで】
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/08(火) 01:13:46.64 ID:KdS0SU/Eo
乙!
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/08(火) 08:22:22.86 ID:SimgONgbo
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/08(火) 18:47:58.58 ID:uj0fBlpW0
519 : ◆v.By3fESrTsY [saga]:2021/06/08(火) 22:40:28.64 ID:fimXwK1d0
【22:45くらいから再開します】
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