【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! これで最後!」【百合】

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1 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:16:22.58 ID:j2OzgBd4o
◆あらすじ
魔法が当たり前に存在する世界の、魔法学校のお話。
良き学園ライフを送れるよう頑張りましょう。

◆注意
スレタイにもある通り、このスレは百合スレです。
女子校のため、もちろん女の子しかいません。
苦手な人は回れ右。

◆安価について
連取り禁止。
長文安価、意味不明な安価については部分採用もしくは再安価。

◆過去スレ
【安価】生徒(♀)「リリウム魔法学校へ!」【百合】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1552622193/
【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! 2学期よ!」【百合】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1558438807/
【安価】ローラ「リリウム魔法学校へ! 3人チームを組もう!」【百合】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1573654213/
【安価】ヒカリ「リリウム魔法学校へ! 4人でダブルデート……?」【百合】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1585929615/
【安価】ティア「リリウム魔法学校へ! 5回もおかわりしてる……」【百合】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1598280210/
【安価】楓「リリウム魔法学校へ! 6人で試合しよう!」【百合】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1603892356/
【安価】ウィン「リリウム魔法学校へ! 7……ナナ?」【百合】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1608822860/
2 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:17:00.87 ID:j2OzgBd4o
◆リリウム魔法学校のご案内◆
全寮制の女子校。現実世界での高校(15〜18歳)を想定。
寮は二人一部屋。
もちろん授業は魔法を用いたもの。

三人チームで戦う「マホリオ」という競技が存在する。
三人の中に一人大将を決めて、その大将が倒されるか降参するまで魔法で戦闘を行うというもの。
7月 学内トーナメント
10月 学外対抗戦
といった大会も存在する。

ストイックに勉強に打ち込むも良し、マホリオの大会で好成績を狙うも良し、怪しい魔術に手を出すもよし、誰かと恋愛するも良し。
どうぞ自由な学校生活をお送りください。

◆スケジュール◆
4月 入学、学内レク、部活紹介
5月 マホリオ一年生大会
6月 (結婚式)
7月 マホリオ学内トーナメント
8月 夏休み
9月
10月 マホリオ学外対抗戦、収穫祭
11月 文化祭
12月 クリスマス
1月 冬休み
2月 バレンタイン、修学旅行
3月 ホワイトデー、卒業式
※カッコの中は学校のイベントではなく、生徒の間で受け継がれてきた極秘のイベントです。
3 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:17:41.89 ID:j2OzgBd4o
◆登場キャラクターの紹介◆

【名前】クロエ・アートルム
【容姿】金髪ツーサイドアップで碧眼。体格は並だが胸は平坦
【性格】自信過剰で高飛車だが、困っている人を放っておけないなど、お人好しな面もある
【得意魔法】
・闇魔法エターナルダークフォース
一瞬で相手を周囲の空間ごと闇に包み込み、相手の視界を封じる。
また、魔力のみを展開することで周囲の魔力を探ることができる。
・闇弾【ダークボール】
闇を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・巨大闇弾【ダークネスボール】
闇を大きな魔力に乗せて放つ巨大級魔法。
・獄闇魔法【ヘル】
闇を超強力な魔力に乗せて放つ獄級魔法。
・極闇魔法【タナトス】
闇の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・暗幕【ダークカーテン】
引き伸ばした大きな闇を展開することで、空を覆う、相手の目くらましをする、などといった使い方をする。

・ハイパークロエ
ヒカリの「魔力の形を変える力」、ローラの「魔獣の力を受け入れる力」がクロエに伝播し、「あらゆる人からの魔力を受け取り、あらゆる魔法を使いこなせる」状態になる。
・始原にして終焉なる魔法【フィナーレ】
たくさんの友達から魔力を貰い、あらゆる属性を含み、無属性で、全方位かつ、一極集中した魔力を放つ。
【備考】若干の厨二病をこじらせている

主人公。
演劇部所属、演劇部部長。
「闇の試練」を乗り越え、闇魔法を使いこなせるようになった。

孤児であり、クロエという名は孤児院の先生から、アートルムという名字は高名な魔法使いであるアートルムにあやかりローラから名付けてもらった。

ローラとヒカリと三人で付き合っており、ラブラブ。

凜華、モミジとマホリオでチームを結成しており、二年生時には学外対抗戦に出場。予選を突破し、決勝トーナメントを2回戦目まで勝ち上がった。
ニ年生時点の卒業マホリオではウィンチームと試合。全ての力をぶつけ、在学中にウィンチームに勝利した唯一のチームとなった。
三年生時も学外対抗戦に出場。全国ベスト4という結果を残した。


ークロエの魔獣ー

【名前】ティト(由来はメテオライトから)
【種族】星空のような輝きを持つ肌の狼
【特殊能力】夜空で輝く星の力を魔力に変換する。星の輝きによって得る魔力が変わる。
【備考】ステラが落とした隕石から産まれた。闇や宇宙の魔力のある星に引かれ、隕石としてその星へ落ちてくるらしい。
性別という概念が存在しないらしいが、身体的特徴は地球上の生物では雌と同等。
星の掃除者と呼ばれる魔獣で、寿命を迎えた星を食べることで生きている。
成長し宇宙で暮らせるようになるまで、どこかの星で暮らすようだ。


【名前】テネリタス
【種族】闇属性の猫のような宇宙生物
【特殊能力】
・闇魔法使いとのシンクロ
・闇による侵食
時間などの概念的なものも蝕む事ができるらしい。お互いにコミュニケーションが取れていない状態だと魔獣側に振り回されがちになる。
・悪食【アクジキ】
魔力や物質問わず食らいつく。
・暴食【ボウショク】
ありとあらゆるものを喰らい尽くす。最後には宿主すら喰い尽くすらしい。
【備考】ステラが落とした隕石から産まれた。宇宙で卵(隕石)が生まれ、孵化するタイミングになると地上に落ちてくるらしいが詳しい生態は分かっていない。
魔力の元が宇宙の力であるため、この星の魔力とはまた違った性質らしい。
4 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:18:15.17 ID:j2OzgBd4o
【名前】ローラ・リーケ
【容姿】緑髪のポニーテールで小柄で華奢な体格
【性格】気弱で引っ込み思案な性格だが、心優しい性格
【得意魔法】
・融合【シンクロ】
人間以外の生物と意思相通ができ、その生物と融合しその生物ならではの能力を使うことができる
【備考】実はかなりのお嬢様。リーケ財閥は魔獣の保護を筆頭に、あらゆる業界に会社を持つ。

クロエの幼少期からの幼馴染。
助っ人同好会所属。

クロエが大好き。

ーローラの魔獣ー
【名前】エアロ
【種族】小翼龍[プチワイバーン](肩乗りサイズのワイバーン)・風族種
【特殊能力】飛行・風属性のブレス
【融合能力】空気の流れを『観る』、透明化・飛行能力・風のブレス
【備考】最近は楓とも仲がいい。

【名前】きゅーちゃん
【種族】九尾の狐
【特殊能力】狐火を操る能力 火を壁にする・縄のように捕縛するなどなんでもござれ
【融合能力】狐火を操ることが出来るが殺傷力は薄れる(熱さは感じるのでマホリオでの攻撃や威嚇等では十分)
融合中は狐耳と小さめの九本の尾(もふもふ)が生える。性格は穏やかでおしとやかになるが同時にS度が跳ね上がる。

【名前】ユーニ
【種族】ユニコーン
【特殊能力】生物の魂の状態が分かる(ユニコーンの所謂処女関連の俗説は、魂が汚れている人間には決して友好的な態度を取らないことからきた誤解である)
【融合能力】相手の感情が分かるようになる(明確にどう考えているのかまではわからず、嘘をついてる、怒っている、悲しんでるなどの大まかな感情が分かる)

【名前】ミトラ
【種族】影獣(シャドー・ビースト)。見た目は真っ黒な子犬
【特殊能力】影の中に「潜り」姿を隠す(あまり長い時間は潜れない)
自分の質量の範囲内で形を自由に変えることができる。主に体を薄くして狭いところに入るのに使う
【融合能力】他者の影の中に「潜る」(潜っている間は水中のように呼吸ができず、長時間は潜れない)
その状態から近く(数メートル程度)の影へと移動することができる

【名前】クリア
【種族】水晶竜(の子供)
【特殊能力】空気を屈折させることで透明になることが出来る。また、取り込んだ光や熱を利用して口から閃光やビームを放つことも出来る。
空は飛べるが飛行はそこまで得意ではない。
普段は透明化能力で外敵から隠れている。
【融合能力】強力な魔力を扱えるようになり、息吹すら魔力を帯びるようになる。ただし長持ちはしない。
【備考】森の中に迷い込んで弱っていたところをローラに拾われて以来、ローラと共にいる。
人化にも成功し、成長著しい。ローラの言いつけをしっかり守るとっても良い子。

【名前】ラピス
【種族】水晶竜
【特殊能力】空気を屈折させることで透明になることが出来る。また、取り込んだ光や熱を利用して口から閃光やビームを放つことも出来る。
空は飛べるが飛行はそこまで得意ではない。
普段は透明化能力で外敵から隠れている。
【融合能力】???
【備考】クリアの親。貴重な存在のためドラゴンということは隠しているが、よく食堂で食事を摂っているところが目撃されている。
気づいたらローラに懐柔されていつも一緒にいるようになった。

【名前】ルク
【種族】不死鳥
【特殊能力】聖なる炎を司る
また血肉は万病に効く薬となる
【融合能力】???
【備考】美しく燃える羽を持った巨大な鳥。
数百年近く地下遺跡で眠りについていた
あくまで寿命が無いという意味の不死であり、かつて乱獲され不死鳥という種は絶滅したとされていた。
ローラの召喚石から自由に出入りできる。

【名前】リズ
【種族】バジリスク
【特殊能力】猛毒の牙、相手を睨むだけで殺せる
【融合能力】相手を睨むことで痺れさせることができる
【備考】卵から孵化し、すくすくと育っている。特にルクに懐き、取られそうだと感じると威嚇するなどといった行動を見せる。
ローラの召喚石から自由に出入りができる。
人化にも成功している。

なお、召喚獣からローラへの好感度は非常に高い状態です。
5 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:18:57.90 ID:j2OzgBd4o
ーその他の魔獣ー

【名前】スフィア
【種族】不死鳥
【特殊能力】敵を排除する為の邪なる炎と、人々を守る為の神聖な氷の力
【備考】ルクよりも更に太鼓の時代に生息していた真の意味での不死鳥。人々や魔獣を守護する偉大なる種族だった様だ。しかし、その不死性を恐れるようになった人類によって、悪魔化させ不死の性質を失わせることによりスフィアを除いて根絶やしにされた。
悪魔化してからは「古の怨念」と呼ばれ、ローラに解呪してもらうまでは非常に強力な悪魔として知られていた。
魔界では魔皇帝と呼ばれ恐れられていた。
解呪されるまでの記憶があるのか、ルクを気に入っている。


【名前】レイア
【種族】黒鋼竜
【容姿】身長はラピスより一回り大きい程度
いつも西洋風の兜を被っている
兜の下は思わずハッとしてしまう程の黒髪ロング美人。瞳の色は紫
ちなみに胸の大きさはラピス以上
【性格】冷静沈着な武人肌。やや男性めいた口調で喋る
しかしその実極度のあがり症で、初対面の人の前では兜を被っていないと会話すらままならなくなってしまう
男性めいた口調も緊張感から来るもので、最愛の家族であるラピスやクリア、あるいは心を許した人の前では優しい女性口調になる
【特殊能力】己の肉体を金属質に変質させる。一部分だけ変化させることも可能
本気を出すと鈍く光る黒色の兜付きプレートメイルを纏い、見た目からは予想もつかない俊敏さで動ける
【備考】ラピスのパートナーでクリアのもう一人の母親
竜族のしきたりに従い遠く離れた地でもう一人の子供を育てていたが、ラピスの事が気になりはるばる彼女の元を訪れた
黒鋼竜はその名の通り黒く輝く鋼の肉体を持つ竜で
その鱗はとても価値が高く武具の材料・芸術作品などにも利用されている
数年前に、トッププロであるヴィーネらと共に「古の怨念」と戦ったことがある。


【名前】フェリス
【種族】黒鋼竜
【容姿】母親譲りの紫の目に黒髪ツインテール クリアとどっこいどっこいのロリっ娘 普段は竜の顔を模したお面を被っている
【性格】高飛車だが実際はあまり素直になれないツンデレ系 家族のことが大好き
【特殊能力】レイアと同じく身体を金属の甲殻に変えることが出来る しかしレイアと比べてまだ未熟なので甲殻の強度は低い
【備考】レイアが産んだレイアとラピスの娘 クリアとは腹違いの双子とも言うべき関係であり、全く同じ時間に卵として産み落とされ、さらに全く同じタイミングで卵から孵った
母親以上のあがり症かつ恥ずかしがり屋でお面を付けていないと家族以外の相手とはまともに話せないほど(ローラですら僅かに話せるか話せない程度)
竜形態はクリアと同じぐらいの黒鋼竜だがところどころ甲殻が未発達な箇所がある
6 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:20:06.16 ID:j2OzgBd4o
【名前】ヒカリ・ロゥレス
【容姿】白髪ロングで背は高め。体型は着痩せしており脱ぐとすごい。
【性格】穏やかで物腰柔らか。困っている人は見捨てられない優しさを持つ。
ややボーイッシュなところがあり一人称は『ボク』
【得意魔法】実は昔から無自覚に魅了魔法を垂れ流しにしていた……が、やっと自覚するに至った。
その本質は「相手が心地よいと感じるような魔力を垂れ流す」ことで、魔力の質を意図して変えることでサポート能力を身に着けた。
・魔送【ライン】
魔力を他の人に渡すことができる。属性を変えることで、よりその人にあった魔力を渡すことも可能。
【備考】得意魔法の影響からか裏で彼女を慕う者が多いらしい。ただし魔法の件も含めて本人は全く気づいていないフラグメイカー兼フラグクラッシャー。
クロエと寮が同室。
演劇部所属。
クロエが大好き。


【名前】水津 凜華(すいず りんか)
【容姿】やや青みがかった黒髪ロング、紅い瞳。背はすらりと高く誰もが振り向くような美少女…というより美女
胸は控えめ
【性格】優しく紳士的な王子様タイプ
本人も自分が周りからそう思われていることを自覚しており、あえて男性のように振る舞って黄色い声をあげさせる事も
その実甘えん坊で甘いものと可愛いものが大好きという一面も
【得意魔法】
・氷魔法
自身の周囲の空気を瞬時に凍結させ、ダイヤモンドダストめいた小さな氷の結晶をたくさん発生させる
視覚的にとても綺麗な上に氷晶は結構固く、集中させて(凜華は発生させた氷晶を任意でコントロールできる)盾としても用いることができる
氷晶はしばらくすると溶けて消えてしまう
・氷弾【アイスボール】
氷を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・巨大氷弾【フロスト】
氷を大きな魔力に乗せて放つ巨大級魔法。
・極氷魔法【ヨトゥン】
氷の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・氷晶盾【アイスシールド】
空気を凍らせ、目の前に氷の盾を作り上げる魔法。
・氷晶壁【アイスウォール】
空気を凍らせ、目の前に氷の壁を作り上げる魔法。
・巨大氷晶壁【アイスランパート】
空気を凍らせ、目の前に強固で巨大な氷の壁を作り上げる巨大級魔法。
・冷塵魔法【アイスフィールド】
空気を冷やすことで、相手の体温を下げていく魔法。
・氷礫魔法【アイスシャード】
たくさんの氷を魔力に乗せて放つ魔法。
・氷輪花【アイスフラワー】
花のような形状の氷を生み出す。実体は大きな氷の結晶で、形が似ていることからフラワーと名付けられた。
【備考】母親が高名な舞台女優で、彼女も卒業後は母と同じ道を歩む予定。
クロエとマホリオにて同チーム。一年生のみの大会で準優勝した。
二年生時には学外対抗戦に出場。予選を突破し、決勝トーナメントを2回戦目まで勝ち上がった。
舞と付き合っている。


【名前】モミジ・クレナイ
【容姿】背は低いが胸は大きいロリ巨乳 灰色の長髪と赤目
【性格】オドオドして引っ込み思案
【得意魔法】
引力や斥力を操り物体を引き寄せる・はね除けることが出来る
・重力魔法【グラビティ】
物や魔力に引力を与えることができる。
・反重力魔法【アンチグラビティ】
物や魔力に斥力を与えることができる。
【備考】自分を変えるために演劇部に入部。 部長曰く拙いが光るものがあったらしい。
徐々に自分を出せるようになってきた様子。
二年生時の修学旅行中にイオと付き合うことになった。
クロエとマホリオにて同チーム。一年生のみの大会で準優勝した。
二年生時には学外対抗戦に出場。予選を突破し、決勝トーナメントを2回戦目まで勝ち上がった。
7 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:21:36.57 ID:j2OzgBd4o
【名前】ティア・ソレル
【容姿】白の癖っ毛に青と赤のオッドアイ 体型は見事な幼児体型 いつも寝ぼけ眼
【性格】無口で感情の起伏がほとんど表に出ないが優しい良い子 少々天然のフシがある
【得意魔法】
・浮遊魔法【フロート】
生物以外の物体を浮遊させることが出来る。物体が重ければ重いほど疲れる。
魔法に使用することでその魔力に干渉し、魔法を浮かせることも可能。
【備考】ローラと同室の娘。見た目や性格から無愛想と勘違いされやすいが実際は良い子。
喋るのがあまり得意ではないので筆談で話すことが多い。ちなみに余談だが地声は透き通るように綺麗で優しい声らしいが聞いた者はほとんどいないらしい。
アルシェのことが大好き。

【名前】アルシェ・ブランカ
【容姿】銀髪ショートのつるぺた幼女体型。瞳は明るめの琥珀色
【性格】感情が乏しく、自発的に動くことは滅多にない。しかし食欲は旺盛で、食事だけは積極的に行う。
【得意魔法】
・魔力の圧縮
魔力を圧縮したレーザーやビームを撃つ。高威力だが燃費が悪く、撃ちまくるとすぐに魔力が尽きる。
・破壊魔砲【キャノン】
圧縮した超威力の魔力を放つ。獄級魔法相当。
・凝縮魔法【ビーム】
凝縮した魔力を放つ。キャノンより低威力。基本魔法相当。
・殲滅魔法【デストロイ】
圧縮した魔力を広範囲に解き放つ。破壊力にさらに磨きがかかった超高威力魔法。極級魔法相当。
・貫通魔法【スピア】
圧縮した魔力を一本の槍として固める。貫通力に優れる。
・神槍魔法・貫【ブリューナク】
圧縮・凝縮した魔力を、さらに一本の槍として固める。神の槍が如き鋭さを備えた魔力の塊を放つ神級魔法。
・穿ノ頂・神槍【ゲイボルグ】
神をも討つ究極の圧縮魔法。極限まで圧縮された魔法は、どんなに硬い盾でも穴を穿つという。頂魔法。
【備考】かなり古い魔術家系の末裔。幼少期より社会から隔絶された場所で修行をさせられてきた為、かなりの世間知らずで情操教育も不足している
常に腹を空かせている為、餌付けすれば簡単に懐く
神社仏閣の集合地にて、ブランカ家とかつて修行を共にした別の家系と遭遇。大幅な魔力のパワーアップに成功した。

クロエのクラスメイト
ティアのことが大好き。一年生時の夏休み、夏祭りの時に告白し、晴れて恋人同士となった。


【名前】ナミネ・スフィアード
【容姿】比較的長身で結構なグラマラスボディ。髪はウェーブのかかった水色の長髪。瞳も同じく水色で眼鏡着用。
【性格】礼儀正しく慈愛と包容力に溢れる(物理的にも)。その様はしばしば『大天使』と形容されるとか。ただし少々ドジっ娘なところも。
【得意魔法】
・水魔法
水を自在に操ることが出来る。
・水弾【アクアボール】
水を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・巨大水弾【アクアマリン】
水を大きな魔力に乗せて放つ巨大級魔法。
・獄水魔法【ヘルアクア】
水を超強力な魔力に乗せて放つ獄級魔法。
・極水魔法【クラミツハ】
水の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・水障壁【アクアカーテン】
水をカーテンのように展開する、防御系の魔法。炎や雷などの属性魔法は吸収できるため非常に相性がいいが、隕石や肉体強化などの物理的な攻撃にはまるで意味をなさない。
【備考】ティアとアルシェのチームメイトで、無口な二人の考えを瞬時に理解出来たりする。二人と一緒の時は『母親と娘二人』に見えるとかなんとか。
またリリィ先生と一緒にいる時は独特の癒し空間を発現する。
リリィ先生に告白、その後お付き合いを始めて今ではラブラブ。


マホリオにて同チーム。
一年生のみの大会では三回戦敗退。ベスト16。
三年生時、学内大会にて優勝。全国大会ベスト8という結果を残す。
8 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:22:22.38 ID:j2OzgBd4o
【名前】雨宮 楓(あまみや かえで)
【容姿】白髪(ポニーテール)。赤目のアルビノで肌も白い。身長はクロエと同じぐらいだがクロエ以上の絶壁。
【性格】飄々としたからかい好きで、一人称は『あたし』
胸の話題を出されるとキレる。
【得意魔法】
・風魔法
風を操ることが出来る。用途は風の刃を飛ばす、風の障壁を展開する、風を纏って移動速度を上げる、など多岐に渡る。
・風弾【エアロボール】
風を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・風斬魔法【かまいたち】
切り裂く力に秀でた魔法。高速回転する風をその場に留めることで、まるで鎌鼬が通ったかのような状態を引き起こす。巨大級魔法相当。
・極風魔法【イダテン】
風の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・風神魔法【ルドラ】
風の神が如き空気を纏った魔力の塊を放つ神級魔法。
・風加速魔法【マッハ】
風の力で箒を操り、超高速で移動する魔法。
【備考】クロエのクラスメイト。体質上日光が苦手でそれを補うために特殊な薬を貰っているらしく頻繁に保健室に通っている(薬のおかげでマホリオ含め学園生活を問題なく送れている)。
しかし普段はそんな自分の体質を嘆くことなく明るく振る舞っている。
ちなみに胸に関してはそれとは別に最大のコンプレックス。こっちはどうにかしたいらしくよく科学部や黒魔術部に顔を出しているらしいが成果は芳しくないらしい。
日光が苦手なのは吸血鬼の末裔のため。基礎能力は高めだが、体調をやや崩しやすい。


【名前】真壁 晶(まかべ あきら)
【容姿】赤髪ショート、瞳の色は翠、中性的な顔立ちで一見すると男子に見える。胸は膨らみかけ。
【性格】細かいことを気にしない大雑把な性格だが曲がったことは大嫌いな熱血漢。一人称は「アタシ」
【得意魔法】
・炎魔法
炎を発生させ操る。出せる炎の規模は彼女のテンション次第で視界を遮るほどの業火から明かり程度の小さなものまで色々と応用が効く。
なお本物の炎ではないので熱さこそ感じるが火傷は一切負わない。寒いときの暖房代わりにもなるが晶自身は暖かさを感じないので別途対策が必要。
・炎弾【ファイアボール】
炎を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・獄炎魔法【ヘルフレイム】
炎を超強力な魔力に乗せて放つ獄級魔法。
・極炎魔法【カグツチ】
炎の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・炎神魔法【アグニ】
炎の神が如き熱を纏った魔力の塊を放つ神級魔法。
【備考】クロエのクラスメイト。
実家は古武術の道場で彼女自身も習っている。
「かじった程度」とは本人の談だが少なくとも下手な不良とはケンカで負けないくらいの実力を持っているようだ。


【名前】七峯 嵐(ななみね らん)
【容姿】灰色の長髪に青の瞳。目はつり目で目付きが鋭い。ティアやアルシェとどっこいどっこいかそれ以上に背が低い。
【性格】気が強く少しぶっきらぼうなオレっ娘。しかし実際は極度のツンデレで割りと涙脆い。
【得意魔法】
・雷魔法
雷を操る魔法。手から稲妻を放ったり相手の頭上から雷を落とすことが出来る。
・雷弾【サンダーボール】
雷を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・極雷魔法【ナルカミ】
雷の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・雷神魔法【インドラ】
雷の神が如き電気を纏った魔力の塊を放つ神級魔法。
・雷壁盾【サンダーシールド】
目の前に雷の盾を作り上げる魔法。
・避雷針【ライトニングロッド】
雷をその場に留める。強い光で辺りを照らす魔法。
【備考】楓の幼馴染。楓とは喧嘩することが多いが実は常に楓の体調を気遣っている(以前楓が保健室に連れていかれた時も、クロエが退室した直後ぐらいに駆けつけた)。
ちなみに体型レベルの胸だがそれでも楓よりはある。


三人ともクロエのクラスメイト。
マホリオにて同チーム。一年生のみの大会で優勝した。
全校生徒の大会でもベスト8に入り、リリウムの一年生最強トリオとして学外対抗戦に出場。予選グループにて6勝をあげる。
二年生時にも学外対抗戦に出場し、予選を突破。決勝トーナメントを3回戦目まで勝ち上がった。
三年生時には全国大会ベスト8の結果を残す。

三人で付き合っており、ラブラブ。
9 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:23:31.85 ID:j2OzgBd4o
【名前】レナ・フォールン
【容姿】茶の姫カットに青の瞳 背はそれなりだがスタイルは良い
【性格】クールで物静かだが一度熱中すると周りが見えなくなることも
【得意魔法】
・盾魔法
物理的な力を反射出来るバリアを貼ることが出来る 魔法は反射出来ないが弱めることは出来る
・魔障壁【ガーディアン】
前方に非常に硬い壁を作り上げる。巨大魔法相当だが、魔法の性質ゆえに上位の魔法にも対抗できる。
・要塞魔法【ランパート】
前方広範囲に渡り、さらに硬い要塞を作り上げる。獄魔法相当。
・城塞魔法【シタデル】
前方広範囲に渡り、不動の城塞を作り上げる。極魔法相当。
・神殿魔法【ヴァルハラ】
前方超広範囲に渡り、不沈の神殿を作り上げる。神魔法相当。
【備考】演劇部所属。クールな性格とは裏腹に演技に興味があり演劇部に入部した。
残念ながらクロエと同じく裏方スタートだが、その性分からより一層部活に打ち込んでいる。
デンとは出身校が同じ。
デンが好きで告白。お付き合いを始めた。
二年生時には学外対抗戦に出場し予選を突破。決勝トーナメントを3回戦目まで勝ち上がった。


【名前】デン・ハザード
【容姿】本来は低めの身長ながら胸はCカップで起伏もある。髪は明るい紫色のロングストレートで目はパッチリとした碧色。
中学時代のものをそのままトレースしたためか現在よりも自信や活力に満ちた顔つきになった。
【性格】魂に呪いでもかけられたかの如き劣等感の塊、他人が何を言おうがどれだけ公平な場でどんな結果を出そうが時には言いがかりそのものの超理論で自分を否定する。
闇の試練を乗り越えループを抜けたことで、中学生時代の自身のある性格に戻りつつある。
【得意魔法】
・肉体変換
自分他人を問わず、肉体を作り変えることができる。
・腕巨大化魔法【ビッグフィスト】
腕を巨大化させる。
・拳硬化魔法【アイアンナックル】
拳を硬化させる。
・身体軽量化魔法【ライトボディ】
体を軽くすることで、素早く動くことが可能になる。ただしダメージへの耐性は低下する。
・身体硬化魔法【ヘビィボディ】
体を硬化させ、直撃ダメージへの耐性を大幅に上げる。ただし動きは非常に遅くなる。
【備考】肉体変換は自分だけでなく他人の体にもできるが、今のところ他人の変換は長く保たない。
一年生の間ずっと「死に戻り」をしていた。その過程で自信をなくし、性格が変わってしまった。
今は素直で明るい子。
実はずっと前からレナのことを見ていたことが判明。告白され付き合い始めた。


【名前】イオ・ローライト
【容姿】銀のロングヘアーと金の瞳。身長はそれなりだが胸は得意魔法の如く爆発級。
【性格】臆病で引っ込み思案。人を傷付けることを嫌う。
【得意魔法】
・爆発魔法
強力だが故に制御が難しい。
・爆弾【ボム】
魔力を爆発させる。基本魔法相当の強さだが、魔力の性質ゆえに上位の魔法にも対抗できる。
・爆発魔法【エクスプロージョン】
魔力を大爆発させる。獄魔法相当。
・新星爆発【ノヴァ】
魔力をさらに大規模で爆発させる。極魔法相当。
・超新星爆発【スーパーノヴァ】
魔力を超規模で爆発させる。神魔法相当。
・破裂魔法【クラップ】
空気だけを破裂させ、大きな音を出す。
【備考】幼少期に自身の魔法で人を傷付けてしまったことがトラウマになっている。
そのため無意識に人を遠ざけてしまい、周りも彼女の性格と難のある魔法から深く関わろうとする者がいなかった。
クロエとの訓練のおかげで魔力をコントロールできるように。人助けにも使えると自信を取り戻した。
二年生時の修学旅行中にモミジと付き合うことになった。
10 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:24:08.54 ID:j2OzgBd4o
【名前】ノワール・ヴァーミリオン
【容姿】薄い青の髪で瞳は金色。背は低め
https://i.imgur.com/FS2L9iM.jpg
↑(イラストいただきました、ありがとうございます!)
【性格】冷静な性格であまり感情を表に出したがらない。しかし内心は皆と仲良くしたいと思っている
【得意魔法】
・悪魔召喚【パンデモニウム】
ランダムに悪魔を召喚。戦闘力はピンキリで強ければ強い程制御が効かない。負の感情が高まっている時程強大な存在が呼び出され、特に怒りの感情に関しては本人の意思と無関係に魔法を発動させることもある。
・悪魔送還【パラダイスロスト】
召喚した悪魔を魔界へ還す。
【備考】幼少の頃に暴走した悪魔から自身を庇った事で両親が死亡しており、それ故に魔法を使うことに躊躇いがある。
魔法をあまり使いたがらない代わりに生身での戦闘力はかなり高い。
実は極度の怖がりで夜は1人でトイレに行けない。


【名前】イリス・オーレリア
【容姿】薄いピンク髪のカールがかかったショートヘアでBカップ、ライトグリーンの瞳
【性格】基本敬語で喋るが、真面目という訳では無い。誰に対しても優しいが、敵に対しては容赦がない
【得意魔法】
・時止魔法【ストップ】
時を止め、その中で自分だけが動くことができる。時を動かすまでに触れたものには、それまでの触覚・衝撃全てが一気にやってくる。
【備考】この魔法により相手が本当にいい人かどうかを見極めて今まで生きてきた。
魔法を悪事に使ったことは無いが、思考回路を読み取った際相手の秘めている思い(恋愛感情等)も無条件で分かってしまうのが悩み。
他人の色恋沙汰を見るのは結構好きだったりする。
元は魔力欠乏症という魔法が使えない病気だったが、母親の実験により魔法を使えるようになった。
紆余曲折あり母親とも和解し、今ではごく普通に学校に通っている。

二年生時の修学旅行中に付き合い始めた。
11 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:24:40.38 ID:j2OzgBd4o
【名前】ステラ・ステラ
【容姿】紺色の髪は星空のような煌めきを放っている。スレンダーな美人さん
【性格】大人しいようで案外強気なところがある
【得意魔法】
・隕石魔法【メテオ】
空から隕石を落とす。
・双隕石魔法【ツインメテオ】
空から同時に二つの隕石を落とす。
【備考】年下に頼られるのが好き。年上には甘えたい。
クロエと同じマクベス・エクスルードハウスの出身。
ゼレスとお付き合いをはじめた。


【名前】ゼレス・ケルキオン
【容姿】低身長で幼児体型。金髪で色白な肌
【性格】丁寧な口調で話すが自分より弱い相手と馴れ合うつもりはない
【得意魔法】
・神聖魔法
天界の光のような魔法。“退ける力”に秀でており、他の魔法とは存在を画する。
ただし闇魔法とは相性が極端に悪い。
・聖弾【ホーリーボール】
聖なる魔力を放つ基本魔法。
・神聖魔法【ホーリー】
闇属性以外を一切受け付けない圧倒的な光魔法の光線を出鱈目に放出する。神聖と言っている割に魔法が発動した際の光景は外道としか言いようがない。獄級魔法相当。
・神羅魔法【セイクリッド】
聖なる光を照射する。“退ける力”が高まった光線は、他の魔法によって侵されることはない。
・極聖魔法【アフロディーテ】
神聖なる神の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・聖包【ホーリーラップ】
聖なる光で何かを包む。包まれたものは神聖なる力に護られ、様々なものから身を守ることができる。
【備考】身長が低いことを気にしている。チビは禁句。
愛する者のためなら他はどうなっても構わないという危険な思考を持つ。
ステラと寮が同室。
ステラとお付き合いをはじめた。


【名前】ラクリマ・ソレル
【容姿】オッドアイじゃないこと以外はティアにそっくり(双子と間違われるほど)で、カラコンを付けたらティアにしか見えない
【性格】ティアとは真逆の性格。喋るの大好き
【得意魔法】
・転板【チェンジボード】
フィルターのようなものを最大で5枚まで展開。そこを通った魔法は攻撃方向や属性が切り替わる。自分の正面には出すことが出来ない為防御には(ほぼ)使えない。
【備考】演劇部所属。
ティアの妹。お姉ちゃん大好きっ子。お姉ちゃんが好きなものなら自分も好きなのでアルシェの事もきっと大好き。お姉ちゃんが書いた文字をお姉ちゃんの声真似で読み上げる事が出来る(本人が恥ずかしいと感じるくらいには似ているようだ)。
アイドルの卵としてスカウトされ、芸能事務所にも所属している。
ノルンと付き合っている。

三人はマホリオにて同チーム。一年生のみの大会でベスト8まで勝ち進んだ。


【名前】ノルン・サイネーラ
【容姿】金髪のおかっぱに碧の瞳。服の上からでも分かるほど胸が目立つ。
【性格】常にゆっくりと間延びした喋り方をするのんびりやの天然さん。昼寝が大好きで授業中も寝ていることが多い。一人称は『ノルン』
【得意魔法】
・睡眠魔法【スリープ】
実はねぼすけなのは自身の魔法が自身にも作用しているから(本人の性格もあるが)。
極まれに魔法を垂れ流してしまい、他の人を眠らせてしまうことも。
【備考】演劇部所属。
実は演劇部には道に迷って辿り着いていた。部活紹介の時もずっと寝ており見ていなかったのだが、部室に来てなんとなく興味が湧いたので入部してみることにした。
ラクリマと付き合っている。


【名前】紅林 御桜(くればやし みお)
【容姿】艶やかな長い黒髪と紅い瞳を持つまるで日本人形のような美人。美少女ではなく美女という感じ。
胸はそこそこある。
【性格】とてもマイペース。割と世間知らずなところがあり、たまにとんでもないことを無自覚でやらかしかけるがそこは令嬢。持ち前の愛想と機転の良さで切り抜けてしまう。
【得意魔法】
・桜吹雪【サクラフブキ】
魔力で構成された光輝く花吹雪を発生させる。
単純に他者の視界を奪う他、吹雪故にそこそこ強めの風も伴うので妨害などにも使える(風の強さや方向は彼女の意思でコントロールできる)。
あと見た目がとても綺麗。
・桜壁【サクラノカベ】
サクラフブキを猛風で動かし続けることで相手の魔法を防ぐ。巨大魔法相当。
・桜滝【サクラノタキ】
サクラフブキを猛烈に吹き下ろすことで相手に攻撃する。獄級魔法相当。
【備考】ラクリマと同室の子。
歴史の古い名家の令嬢。姉が一人いるらしい。
身の回りの世話は殆ど使用人に任せている程の箱入り娘だったが、親の言いつけで社会勉強の為にリリウムに通うことになった。
12 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:25:24.80 ID:j2OzgBd4o
【名前】音無 舞(おとなし まい)
【容姿】黒のショートヘアーに黒の瞳で童顔。体格はやや小柄。
【性格】穏やかで礼儀正しく、初対面では人畜無害そうな印象を受ける。
しかし実は並々ならぬ執着心を持つ。
【得意魔法】
・感情増幅
相手の感情を増幅することで暗示をかける(友情を徐々に愛情へと転じさせるなど)。
なお元々ある感情にブーストをかける方式なので、全く興味を持っていない方向に暗示をかけることは出来ない(同性に全く興味の無い相手を同性愛者にするなど)。
【備考】クロエ達とは違う学校の一年生。かつて凜華の母、水津真凜に演技を見込まれたことがある。学校の演劇部とともに、宝坂への入団も両立している。
元々は大人しく引っ込み思案だったが真凜に演技の道を示されたことでそれを克服した。
そのため真凜のことを尊敬しているが、自身の魔法が無意識に自分に作用したために真凜、そしてその娘の凜華に少し歪んだ愛と執着を抱いている。
二年生の夏休みの終わり、前学校があまりにも自身に頼りきりだったことから転校。リリウムの生徒となった。


【名前】シェリル・オルゼラリア
【容姿】水色の瞳の銀髪ツインテール。やや小柄だが隠れ巨乳。着痩せするタイプ
【性格】勝気。常に前向きで、どんな事にも手を抜かない。俺っ娘。
【得意魔法】
・鏡魔法【ミラー】
最大10枚の巨大な鏡を出現させる事ができる。鏡は魔翌力を反射する性質を持つ。
自身や対象を鏡に映す事で分身を作り相手を錯乱させる事も可能。
※分身は実態を持たない為、分身の攻撃によるダメージは発生しない。耐久力は分身の元となった人物の能力値により左右される。
【備考】口調はやや荒い所もあるが、基本的に礼儀は良く慢心はしない。可愛いものが好きだが周りには内緒にしている。虫が苦手。
マホリオの実力も相当な物で去年の大会も準決勝まで進んだもののウィンチームに敗北していた。
13 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:25:51.95 ID:j2OzgBd4o
【名前】カーラ・ファウスト
【容姿】 金髪ショートで背は高め、修道服を着用している
脱ぐとすごい
【性格】 心配性だがしっかり者のお姉さん、人が傷つくことを極端に嫌う
【得意魔法】
・生命力譲渡
自分の生命力を他人に分け与え爆発的な治癒力で対象を回復させる(対象の損傷が大きいほど自分への反動も大きい)
死んでしまった生命を蘇らせることもできるが膨大な量の生命力と準備時間が必要
庭で育てている草花から毎日少しずつ生命力を貰って蓄えている
【備考】クロエ達出身の孤児院、マクベス・エクスルードハウスの院長。孤児達を溺愛しており、幼い頃から面倒を見ていたクロエのこともとても心配している。


【名前】ソフィア・ルナール
【容姿】透き通るような白の長髪と暗闇でも怪しく輝く金の瞳を持ち、人形のように儚い外見の少女
【性格】口数が少なく機械的な口調で無機質な印象を受けるが悪人ではない
【得意魔法】
・闇魔法
クロエのように闇を発生させるだけでなく闇を凝縮させ様々な形を取ることが出来、その応用で使い魔のようなものを使役することも出来る。
・闇凝結【ダークコンデンス】
ソフィアの闇とすら友達となる力が強く出た魔法。
思い描いた姿に闇を固めることで、魔獣のような闇を使役することができる。
【備考】深い森の奥地に存在する廃墟となった古城に一人(+闇で作り出した使い魔)で住んでいる少女(ただし年齢不詳)
人の名前を呼ぶ際は必ずフルネームで呼ぶが、相手から要望があった場合は一応それに合わせてくれたりする


【名前】ミリア・メルトル
【容姿】銀髪ショートで赤と青のオッドアイ。見た目は完全に幼女だが歴とした成人女性
【性格】困っている人は放って置けないとても優しい性格。常軌を逸した自己犠牲精神の持ち主
【得意魔法】
・闇化
闇と化す。試練の魔物に姿を変えたり色々出来る。
【備考】マホリオのプロ選手。実年齢は不明。元は魔法が使えず闇使いの素質があるというだけで闇の試練と向き合う羽目になったが、力を行使せずに闇を受け入れ一体化するという形で試練を乗り越えてしまった(この時に肉体の成長が止まった)。闇に一方的に支配されることも無く、それどころか割と仲良くやれている。しかも闇との間に子供まで生まれてしまい今年で高校一年生になる。ご飯はたくさん食べる。もりもり食べる


【名前】エルク・メルトル
【容姿】銀髪サイドテール、漆黒の瞳。肌は雪のように白い。体型は割と平均的
【性格】良いところも悪いところも引っくるめて人間が大好き。人間の為ならなんだってしてあげられる
【得意魔法】
・想起
相手の心の闇(トラウマ)を想起させることができる。
【備考】ミリアと闇の間に生まれた子。いつもニコニコしているが謎の圧があり、周りからは怖がられている
人間という存在を心の底から愛しており、母の自己犠牲精神を歪んだ形で受け継いでしまっている


【名前】セレニテ・オーレリア
【容姿】ピンク髪ロングの濁った灰色の瞳、少々痩せ気味だがガリガリと言うほどではない
【性格】とても穏やかで落ち着いた性格だが、目的のためであれば手段を選ばないところがある。娘に対する愛情は側から見たら異常な域に達している
【得意魔法】
・権能【アブソリュート】
魔力を奪ったり与えたりする。
【備考】イリスの母にして天才科学者。リリウム魔法学校出身で在学時には図書館に所蔵されている全ての書物を読み尽くしてしまった。娘が魔法を使えない事を憂いており、様々な人から奪った魔力を与え続けているが、魔力欠乏症の本質については気付いていない。
現在はイリスとも和解し、様々な人と協力しながら魔力欠乏症への対応策を研究している様子。
14 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:26:24.83 ID:j2OzgBd4o
【名前】ゼーレ・レジェンダリア・アートルム

【容姿】絶世の美少女。瞳の中に宇宙が存在しているかの如く煌く紺色の両眼と、肩から背にかけて流れるプラチナ・ブロンドの髪が印象的(普段は髪飾りで抑え付けられているがアホ毛がある)。背はやや高めで胸は巨乳というより美乳。

【性格】おとなしい性格で、自分の事より仲間の事を優先して考える。この世で最も非常識な存在であるのに反し、本人自体は常識を重んじるまともな性格。丁寧な口調で話すが親しい仲間に対しては砕けた口調になる。

【得意魔法】
・創造【クリエイション】
アートルムの固有魔法を除いた全ての魔法の起源となった原初の魔法。新たな魔法をランダムで生み出す。現代で言う魔力欠乏症の人間がこれにより生み出された魔法の使用者(記録媒体)となる(当時は魔法を使えないのが当たり前だった)
・魔文殿【アーカイブ】
現存する全ての魔法を使用できる。
・頂点【アルティマ】
使用魔法を最高位のものに変換する。

【備考】
全ての魔法の始祖とされる伝説の魔法使い。というよりこの世界においては彼女の「レジェンダリア」から伝説という意味が生まれた、まさに生ける伝説。

『創造』を用いて人々に魔法をもたらすという偉業を成し遂げた。ちなみに最初に魔法を与えたのが仲間の魔法使い二人。当時の人々からの尊敬はもはや崇拝の域に達しており神そのものであるとして神聖視する者さえいた。

固有魔法を3つも持つ生物としてみても規格外な人物。魔法法則を完全に無視したバグのような存在らしい。

彼女の『創造』が生み出した魔法の一つに悪魔化の儀式があり、それにより不死鳥達は魔界に追放された為、起源を不死鳥とする悪魔達からは憎悪の対象になっているが彼女自身は望まぬ結果であった(ゼーレ自身は悪魔化の魔法を一度も使っていない)。

時を超えてやってきたのではなく、不老の魔法を用いて現代に至るまで空かずの空間で生き続けてきた。これは魔王との戦いで負傷し、その傷を癒すことが目的。

スフィアとは親友であり、彼女だけは守ろうとしたが、自分はともかく仲間の魔法使い二人まで迫害を受けそうになった為、最終的には見捨てる形になってしまったことをずっと悔いている。

ルクが時代が違うにも関わらずスフィアについて知っていたのはアートルムがかつての不死鳥達について昔話として話していた事による。


【名前】アイリス・スノードロップ
【容姿】桃色のショートカット。瞳の色は緑で、ハートマークのような紋様が両の瞳に浮かんでいる(魅了魔法使用時に光る)
背はすらりと高く胸は平坦で、一見男性にも見える
【性格】明るく元気。初対面の人にも長年の親友であるかのように話しかけられる気さくさを持つ
一見何も考えていないように見えるが結構頭も切れる
【得意魔法】
・魅了魔法【チャーム】
ゼーレに授けられた魔法。「世界中全ての人と友達になりたい」という彼女の夢から産み出された。
視線を合わせるだけでちょっとだけアイリスに親しみを抱く程度から、彼女の言うことならどんなことでも聞いてしまう隷属状態にまでしてしまうことが可能だが(任意で調整可能)、アイリス自身はこの魔法を「裏技、ズル」と捉えていて、基本的には使用せず自主的に封印している。
【備考】世界中全ての人と友達になりたいと本気で考えており
そのために自分にできることをしようと現在世界のあちこちを巡って人助けに励んでいるようだ


【名前】リーケ・エターニア
【容姿】超小柄で何と140cmにも満たない。赤みを帯びた銀の長髪で、本人の身長よりも長いので、常に側にいる魔獣の背中にかけさせてもらっている。瞳の色は明るいオレンジ色で、常にジト目のように見える
【性格】ロロナや1年次のデンに匹敵するクラスのウルトラハイパーネガティブ思考の持ち主だがゼーレアイリスと魔獣たちの事は自分の命をかけてでも守ろうとする。
【得意魔法】
・魔獣領域【ビーストガーデン】
自分の周囲に魔獣を呼び寄せた上で魔獣たちが有利になる強力な結界を展開する。何匹集めようが一度に消費する魔翌力は変わらないというチート仕様。
【備考】
ゼーレの嫁その2。その名前はリーケ家の由来になっているが、血の繋がりはない。当時の魔獣愛護団体的な組織がリーケを崇拝してたとかで継がれていったらしい
ゼーレに魔法をもらう以前は神樹を囲む広大な森の中で魔獣たちと暮らしていたので出自は不明。人間たちに居住区域周辺の森を焼かれる形で故郷と仲間たちを失っているので後ろ向きな性格になっている
魔物を守る為の力をくれたゼーレと、そのゼーレが信頼するアイリスの二人に対しては絶対の信頼を置いている。

ーリーケの魔獣ー

【名前】トワ
【種族】星空のような輝きを持つ肌の狼
【特殊能力】夜空で輝く星の力を魔力に変換する。星の輝きによって得る魔力が変わる。
【備考】闇や宇宙の魔力のある星に引かれ、隕石としてその星へ落ちてくるらしい。
性別という概念が存在しないらしいが、身体的特徴は地球上の生物では雌と同等。
星の掃除者と呼ばれる魔獣で、寿命を迎えた星を食べることで生きている。
成長し宇宙で暮らせるようになるまで、どこかの星で暮らすようだ。
リーケに物心がついた頃にはすでに親友同士だった。地球規模で言えば寿命が存在せず、リーケ封印後も生き続けてずっと復活の時を待ち続けていた。
15 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:27:02.89 ID:j2OzgBd4o
【名前】カーム・セレスティア
【容姿】銀髪ツインドリル、赤の瞳。身長、スタイル共に年相応。
【性格】落ち着いた性格。何かに熱中すると徹底的に極めていくタイプ。好きな事に関しては負けず嫌い。
【得意魔法】
・福音魔法【ゴスペル】
神聖魔法の亜種。敵による解除が不可能なバフを味方にばら撒く。発動中はカームの魔翌力が徐々に減っていくがその気になれば重ね掛けも可能。
【備考】
前年度の中学生マホリオ全国大会の優勝チームの一人。優勝したのは三年次のみだが圧倒的な実力とチームワークで幾度も上位まで昇り詰め、彼女が在学していた三年間は「福音時代」とまで呼ばれていた。
昨年度のリリウムの学園祭に来ており、その際に鑑賞した演劇部の作品に感動して入部を決めた(特に舞とラクリマの演技)。
マホリオ面に関しては強力無比なバッファーだが本人はバフに徹する必要がある性質上、高校でも結果を出せるかはチームメイト次第といえる。


【名前】ポメ・ラニアン
【容姿】ふわふわの茶髪ロングで背が低い
【性格】天真爛漫で好奇心旺盛
【得意魔法】
・獣化魔法【ビースト】
もふもふ。
【備考】体を動かせるのでマホリオが好き。いろいろな言葉を教えてくれるのでやよいのことも好きだが、覚えた言葉はすぐ忘れてしまう。入学試験では実技と座学、それぞれの点数が別の意味でぶっちぎりだった。


【名前】レティス・アウローラ
【容姿】肩にかかるくらいの長さのストレートヘア、地毛は金髪だが魔法染料で紫がかった色に変えている。眼のいろは透き通ったライトブルー。身長は158センチ
【性格】必要最低限の事しか喋らないため、時々話が噛み合わなくなる事がある。口数が少ないが人付き合いは好き。所謂不思議ちゃん?
【得意魔法】
・言霊
SVOCが明確な言葉を発する事でその通りの事象が発生する。ただし出来ることできないことは魔翌力量によって決まりレティス自身が何となく出来ないな、と感じる事は実現できない模様。常時発動する。普段無口なのはこの為。
【備考】
あまり多くのことを語らない謎多き少女。魔法については生まれた頃から本能レベルで理解しているので暗い過去とかは無く人と関わるのは普通に好き。諸事情で伏せられているが実はアウローラという国のお姫様。


マホリオでチームを組んでいる。
16 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:27:30.75 ID:j2OzgBd4o
【名前】白峰 やよい
【容姿】黒のおかっぱに眼鏡 身長体型共に平均的
【性格】大人しくて読書が好きだが妄想癖があり一度考え込むと止まらない面も
【得意魔法】
・意識操作魔法【フォーカス】
集中力を操ることで注意を散漫にさせたり逆に何でもないものに集中させることで隙を生むことが出来る。
実は妄想癖はこの魔法の影響もあるとか。
【備考】リリウムの新一年生。
幼い頃から夢見がちな面があり色々な本を読んではその世界に浸るのが好き。
役者や脚本の表現など演劇部と自分の趣味が繋がるのではと思って演劇部の見学に来た。


【名前】シエラ・アリッサム
【容姿】大きめの緋髪ツインテール、つり目
背は平均よりやや小さい程度で胸はまったいら(当人曰く「ハンデ」)
【性格】自分の強さに絶対の自信を持つ高飛車娘
自分より弱いものは露骨に見下している…ように見えて的確なアドバイスを送ったりと意外と親切(要はツンデレ)
【得意魔法】
・光爆弾【ライトニングボム】
小爆発を起こす光弾を発生させ操る。
敵にぶつけたりバリアのように周囲に巡らせたり、あえて足元で爆発させ勢いで高く跳躍したりと応用が効く。
【備考】アウローラでは神童として高名なマホリオプレイヤー
幼い頃からなんでもできる天才肌で、それ故に他者とのトラブルが絶えなかったらしい
…実際のところは彼女のツンツンした態度が反感を招いていたというだけの話で(シエラも自身の態度が要らぬ反感を買っていると気付いていて態度を曲げなかった)
本当は気遣いのできる優しい子


【名前】ロロナ・レーミア
【容姿】髪(ショート)も肌も真っ白。眼は真紅。スラりとしたスタイルでさながら白蛇を擬人化したかのよう
【性格】おどおどしていて引っ込み思案。すぐに自己嫌悪に陥る。
【得意魔法】
・揺動魔法【シェイク】
魔法のクラスがランダムで変動する。確率的にはかなり低いが頂クラスにもなり得る。
【備考】
シエラチームの3人目メンバー。魔法の性質を評価したシエラの勧誘によって加入。魔法性質抜きにしても魔力のコントロールが安定せず、昔から苦しめられてきた。実は得意魔法は極めれば意図したようににクラスを操れるというもので、魔力消費は多いもののゼーレの頂のような芸当も可能となる
17 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:28:51.99 ID:j2OzgBd4o
【名前】ウィン・フォルクス
【容姿】白銀のショートボブに金の瞳の垂れ目 背はクロエとどっこいどっこいだが実はスタイルは良い
【性格】無邪気で天然ボケののんびりや よく語尾が間延びする
マホリオの時は口数が少なくなり普段ののほほんムードが消える(>>366みたいな様子)
一人称は『ボク』
【得意魔法】
・時間操作
周囲の時間の進みを僅かな間だけ極端に遅くすることが出来る(周囲からは高速移動に見える)。
負担が大きいため連続使用や日に何度も使えたりするものではなくここぞという時に使っている。
ちなみに発動時に触れているもの(生物含む)は魔法の影響を受けない(時間が遅くならない)。
・時間魔法【クロック】
極端に遅い時間の中、ウィンだけが通常の速度で移動できる。
・時神魔法【クロノス】
周囲の時間の進みを遅くし、時の神が如き時空の歪みを持った魔力の塊を放つ。相手からは突然膨大な魔力が目の前に出現したようにさえ感じられる。神級魔法。
・時ノ頂・玉響【タマユラ】
神をも止める究極の時間魔法。時が止まったかと錯覚するほど遅くなった時間の中で、クロノス以上に高密度の魔力を放てば、どんなに鋭い感覚を持っていても玉響の隙を突かれるという。頂魔法。
【備考】
普段はのんびりとしてマスコットのように可愛がられているがマホリオの時は極度の集中から様子が変わる(周囲からはそのギャップが良いという声も)。
他者に屈託なく接するので友人も多い。好物は甘いもの。


【名前】ナナ・ヴァーミリオン
【容姿】青のショートヘアーに紅の瞳。小柄な体格で胸も小さめだが絶壁組よりはマシ。
【性格】優しく礼儀正しく献身的。いつも敬語口調で基本的に他人のことはさん付け(ただしウィンのことは時々『ウィン』と呼び捨てにしているらしい)。
【得意魔法】
・魔力譲渡
自身の魔力を相手に譲渡し回復させることが出来る。発動には身体的な接触が必要かつ接触方法で魔力譲渡の効率が変化する(一番効率的なのは粘膜を介した場合だとか)。
【備考】ウィンと同室の二年生で一年生の頃からずっとウィンとチームを組んでいる。
魔法の扱いがあまり得意ではなく、魔法の精度にやや難がある。
そのため最初は校内トップクラスの実力を持つウィンに引け目を感じていたが、そんな自分に屈託なく接してくれるウィンにいつしか惹かれていった。
そして結婚式の時に意を決して自分の想いをウィンに伝え見事受け入れられた。
ちなみに恋愛面に関してはぐいぐい行く方であり普段の様子に反して彼女が攻めらしい(結婚式のキスもナナの方から行った)。


【名前】早川 時雨(はやかわ しぐれ)
【容姿】黒のポニーテールにつり目。長身スレンダー体型で凛とした顔立ち。
【性格】真面目で気難しいが結構天然。一人称は『私』で男口調。
【得意魔法】
・光る斬撃
棒状の物に魔力を込めることで光の刀身を持つ刀を精製することが出来る。
物理的な攻防以外に斬った軌跡を飛ばしての遠距離攻撃も出来る。
マホリオでは味方と同時に斬り込む・無数の斬撃を飛ばしての迎撃など臨機応変に立ち回る。
・剣戟・飛燕
斬撃を魔力として飛ばす。切れ味も鋭く、まるで燕が空を飛ぶようにさえ見える。
・剣戟・双飛燕
素早い斬撃を二つ、魔力として飛ばす。
・剣戟・朱雀
強力な斬撃を魔力として飛ばす。その力強さは南方の守護者である朱雀を窺わせる。獄級魔法相当。
・剣戟・鳳凰
非常に強力な斬撃を魔力として飛ばす。どんな攻撃や盾にも屈しないその軌跡は、伝説である鳳凰の威圧感すら感じさせる。極級魔法相当。
剣戟・不死之鳥
途轍もなく強力な斬撃を魔力として飛ばす。死にさえ抗うその勇ましさは、不死鳥の如き勇猛さを備える。神級魔法相当。
・剣戟・斑鳩
斬撃をその場に留め、相手の魔法を迎撃する。
・剣戟・八咫烏
非常に強力な斬撃をその場に留め、相手の魔法を迎撃する。その姿はさながら守護鳥たる八咫烏に重なる。
・居合・閃
ほんの一瞬で居合を行う。その斬撃は閃光のような速さである。
・居合・隼
一瞬で居合を行う。その斬撃はまるで、隼が襲いかかるかのような素早さと猛々しさを持ち合わせる。
【備考】ウィン・ナナと同じチームの二年生。実家が剣道の道場であり自身も有段者。
さらにウィンほどではないがマホリオランキング上位に君臨しており身体・魔法どちらも高いポテンシャルを誇る。
入学当初は普段の様子からウィンのことを軽く見ておりマホリオの実力も魔法頼りと思っていたが、一騎討ちを行い完膚無きまでに敗北したことで見直しウィンを友人及びライバルとして認める。
さらにより近くで修練を積み少しでもウィンに近づくために同じチームになった。
鍛練に明け暮れた生活を送ってきたためか様々な知識、特に性知識に乏しく未だにコウノトリレベル。
ウィンとナナが付き合っていることは知っているが、彼女達が隠れてキス等していることや結婚式のことは全く知らない。


リリウムにおいて最強のトリオだった。
卒業後、ウィンと時雨はプロに。ナナはバックアップチームに所属するために進学した。
18 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:29:27.89 ID:j2OzgBd4o
【名前】ヴィーネ・ケルキオン
【容姿】ゼレスを大人にしてスタイルを良くした感じ
【性格】常にハイテンションで落ち着きがない
【得意魔法】
・神聖魔法
ゼレス以上に何でもできる。
・聖弾【ホーリーボール】
聖なる魔力を放つ基本魔法。
・神聖魔法【ホーリー】
自身を包む球体を作り出す。さらにその一部を放つことで攻撃に変換することも可能。攻防一致の高難度魔法。獄級魔法相当。
・神聖・球【ザ・スフィア】
巨大な球体を放つ。退ける力を持った球体は迎撃されにくく、本人の魔力も相まって重要な決め手となる。極級魔法相当。
・天聖魔法【アマテラス】
天から聖なる光を降り注ぐ。神級魔法相当。
・神々聖霊魔法【セレスティアルサークレット】
独力でたどり着いたさらなる境地。天から聖なる光を降り注ぎ、それを自在に扱うことができる。頂級魔法相当。
・神癒【ディバインヒーリング】
聖なる光で傷を癒やす。
【備考】親馬鹿気味なゼレスの母親。マホリオのプロランキング一位に君臨するチームのリーダーで攻撃・防御・補助と何でもこなしてしまう器用万能型。固有魔法を使わずとも世界ランク2桁程度の相手なら瞬殺してしまう程に個として圧倒的な存在。性格は全く似ていないがマホリオが大好きなところだけは娘に遺伝した。

ゼレスは一人のマホリオプレイヤーとして母を尊敬している為、マホリオが絡む場面では親子としての関係ではなく名前にさん付けで呼んでいる。尚ヴィーネの方からはちゃん付けで呼び会うたびに熱烈なハグをする。


【名前】サリア・マグノリア
【容姿】鮮やかなライトグリーンの長髪に切れ長の碧の瞳、長身で均整が取れつつも大きな胸を持つ美形
【性格】冷静沈着でクールな性格 しかし実は甘いものが大好物という子供っぽい一面も
【得意魔法】
・未来予知
数秒〜数分先までの未来を見ることが出来る(より未来を見ようとするほど魔翌力消費は激しくなる)
また意図せずして数日〜数ヶ月先の未来が見えてしまうこともある
ちなみに予知の確率は100%ではないが、それでも九割方当たるほど精度が高い
・未来視【トキ】
意図した少し先の未来を視ることができる。
【備考】マホリオのプロランキング一位に君臨するチームの一人。21歳。リリウムの卒業生でもある(ウィン世代とは入れ違えに卒業)。
未来予知と魔翌力の地力の高さから十全に立ち回ることの出来るオールラウンダー。
実は凄まじい方向音痴であり、固有魔法を用いて未来をいくら見ても迷ってしまうほど。チームメイトからはその件でよく叱られており、必ず誰かと一緒に出かけるように言いつけられている。が、すぐに迷う。
それらのギャップがファンからは人気との噂もあったりする。


【名前】久遠 茜(くおん あかね)
【容姿】朱色髪のギブソンタック。巨乳
【性格】
おっとりぽわぽわとしているが、良くも悪くも言いたいことははっきりと言う。マホリオになると全く喋らなくなりちょっと怖い(他のメンバー曰く暗殺者)
【得意魔法】
・自己の肉体強化
原理は不明だが肉弾戦で魔法を打ち破ったりする。
・〇〇強化魔法【ザ・〇〇】
部位の筋力・速力・耐久力等々を上昇させる。基本魔法(ただし素の力が相当高いため、上位魔法への対抗も可能)。
・〇〇進化魔法【エヴォ・〇〇】
部位の筋力・速力・耐久力等々を強化する。獄級魔法相当。
・〇〇深化魔法【ヘビー・〇〇】
部位の筋力・速力・耐久力等々を大幅に強化する。極級魔法相当。
・〇〇神化魔法【ネオ・〇〇】
部位の筋力・速力・耐久力等々をさらに大幅に強化する。神級魔法相当。
・真化魔法【ヒーロー】
全身の筋力・速力・耐久力等々を超強化する。頂級魔法相当。
【備考】
24歳。マホリオのプロランキング一位に君臨するチームの一人。性格に反して超肉弾戦特化。肉体強化魔法を使うと赤い花びらが舞ってカッコいい。マホリオ以外でも格闘技(この世界にある奴で)の世界王者だったりする。魔法の演出も相まってビジュアル的な人気はチームで頭ひとつ抜けている。
19 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:29:57.61 ID:j2OzgBd4o
【名前】樹(いつき)・ユグドラシル・リリウム
【容姿】年期を感じさせる青い三角帽とローブを纏った10歳ほどの少女
勿論この姿は強大な魔力を抑えるための自己封印であり、封印を解くと20代後半ほどの妙齢の女性となる(魔力量の影響でそこで成長が止まった)
服はどちらの姿でも問題ないように伸縮するが、大人の姿の時は見事な上乳が露になる
【性格】慈悲深く穏やか。先達として生徒達を優しく見守るみんなのお母さん
道を踏み外したもの、踏み外そうとしているものには厳しくも優しく接し正道へ導こうとする
【得意魔法】
・模倣魔法
一度見た魔法を自分のものとして使える
性質はそのまま樹自身の魔力を乗せる事でより強力な術として放てる(例外あり)ただし一度使用した術をもう一度使いたかったらもう一度同じ術を見る必要がある
【備考】リリウム魔法学校の校長先生。学校の創設者でもある。
クロエに警告したのは、かつてラミーを救えなかった後悔から。
ラミーが復帰した今は非常に仲睦まじく過ごしている。


【名前】ラミー・アルファウス
【容姿】重ための黒髪の小柄の少女 
【性格】自虐的で自分に自信がない臆病な性格 しかしそれ故に自分が守るべきと認めた相手には自分を犠牲にしてでも守ろうとする
【得意魔法】
・闇魔法
・暗黒壁【ブラックモノリス】
ラミーの護る力が強く出た魔法。非常に硬い板のようなものを前面に展開する。
【備考】かつて闇に飲み込まれた魔法使い 当時二年生
イジメや家庭内暴力によって荒んでいた時に樹によって救われ、彼女に教師以上の強い感情を持つ
最後の時も樹を救うため自らの意思で闇に飲み込まれた
闇の中で生存しており、クロエらの協力により闇から脱出。


【名前】リリィ・アンスリウム
【容姿】青髪ロング 穏やかさの中に情熱のこもった翠色の瞳 母性を感じさせる豊満な胸
【性格】生徒達を優しく見守るお姉さん属性
一方で情熱家でもあり、目標に向かって努力することと努力している人が大好き
【得意魔法】
・リラックス魔法
自身の周囲に心を落ち着かせリラックスさせるフィールドを発生させる。
【備考】教育実習生あがりの若い教師。
大家族の長女で、昔から仕事で忙しかった両親の代わりに弟妹たちの世話をよくしていた。
その関係で家事全般が得意。
ナミネに告白されてお付き合いを始め、今ではメロメロ。


【名前】峯岸 橘花(みねぎし きっか)
【容姿】白のショートヘアーに翠の瞳で眼鏡。幼モードの樹とどっこいどっこいのロリっ娘。
【性格】冷静でやや辛辣。どこか冷めているが、自分の興味を惹く分野にはぐいぐい来る。
【得意魔法】
・解析魔法【アナライズ】
魔法の仕組みや効果を解析出来る。ただし一部例外もある(エミールのパルプンテを予測するなど)
【備考】リリウムに勤める教師の一人。毎日研究室にこもって魔法の解析と研究を行っている。
年齢不詳だが、樹と同格のように会話しているとこが目撃されているため樹と同世代ではないかと噂されている。
エミールが卒業してからも、実験のために呼び出している。
20 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:30:24.34 ID:j2OzgBd4o
【名前】スキア・レジェンダリア・アートルム
【容姿】ゼーレと完全に一致した容姿。瞳だけはゼーレと違い虚無を思わせる漆黒の色をしている。
【性格】ゼーレ本体と悪魔達の事を第一に考えて行動する
【得意魔法】ゼーレと完全に同一であるが、彼女が人道に反するとして使用を躊躇うような魔法も平然と使う。例としては『黙示録』(隕石魔法+頂点)、『魔界顕現』(パンデモニウム+頂点)など。
・黙示録【アポカリプス】
メテオ+アルティマ。半径10kmに及ぶ範囲に無数の隕石を降らせる。
・魔界顕現【ラグナロク】
パンデモニウム+アルティマ。意図した大きさの魔界と人間界のゲートを、意図した位置に開く。
・蘇生魔法【リザレクション】
ライブ+アルティマ。筋組織を即座に再構成し、体力を回復する。
・貫ノ頂・魔槍【グングニル】
ビーム+アルティマ。神をも伐つ究極の圧縮魔法。究極まで圧縮された魔法は、どんなに硬い盾でも貫くという。頂魔法。
・盾ノ頂・不撓不屈【イージス】
シールド+アルティマ。神をも通さない究極の防御魔法。最硬度まで練り固められた魔法は、どんなに鋭い魔力にも撓(たわ)まず、屈しないという。頂魔法。
【備考】ゼーレ・レジェンダリア・アートルムが影分身に頂点を発動させることで生まれた実体のある分身。本体の意のままに動く分身としての性質を持っていたが、のちにゼーレの妹として振る舞う自我が生まれた(魔王を倒して休眠に入ったタイミング)。
自身が新たな魔王となり魔界を統率する事で人間界への侵攻を防ごうと考え実行したが、不安定な自我が魔界の瘴気に蝕まれたことによって本来の魔王同様人類に敵対するようになる。本体への回帰欲求からかゼーレだけは対象外(人類側から奪還したいと考えている)。
21 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/14(水) 20:30:54.46 ID:j2OzgBd4o
〜前スレでの出来事〜

学内マホリオトーナメントを勝ち上がったのはティアチーム。そして相手はニ年生であるシェリル、エルク、御桜のチームだった。

シェリルチームを打ち破り優勝したティアチーム。一年目の雪辱を果たす結果となる。

夏休み早々、サキュバスが魔獣島を悪魔化。悪魔となったフィッシュは魔界へと連れて行かれてしまう。

未来視を疎ましく思った魔王スキアが人間界に現れ、結果としてゼーレがリリウムにいることが世間に広まり始めてしまう。

その後はクロエ達の世代最後の演劇部大会へ。特別賞を受賞する。

ラクリマを部長に、ノルンを副部長に指名し、演劇部の世代交代を果たす。

スキアはさらに世界中の主要な都市や建築物のある上空に超高威力爆弾を設置。

ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合を行うことで世界中の人にゼーレ達の実力を知ってもらい、安心してもらうことに。

アウローラで試合を行うも、勝利したのはヴィーネチームだった。

魔王と互角の力を持つゼーレ。それに勝利したヴィーネチーム。それに勇気づけられた人類は、対魔界との戦いに向け奮起する。

一方の魔界側も準備を継続。

ヴィーネの強さを危険視し、暗黒樹の種を植えてそれに惹かれた闇魔法使いを悪魔化することに。ソフィアがなすがまま悪魔化されてしまう。

さらに時は経ちマホリオ学外対抗戦へ。

クロエチーム ベスト4
レナチーム ベスト4
ティアチーム ベスト8
楓チーム ベスト8
イオチーム ベスト16
シェリルチーム ベスト16
ゼレスチーム ベスト20

という結果に。

そして文化祭、クロエの両親が現れる。

エリクシールとクロナ・アルナ。自分の親を目の当たりにしたクロエは、さらに世界を守るための決意を固くする。

各自進路を決定し、卒業式。

涙ながらに別れ、新たなる未来へと歩み始める。

そして3月31日ーー。

各地域で悪魔との戦闘が開幕。暗黒樹という超巨大魔獣も動き出し、戦いは激しさを増す。

各地で戦勝の報告が上がる頃、リリウム魔法学校での戦いも幕を開ける!
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/14(水) 20:45:14.77 ID:R9PD+I+CO
立ておつー
本編もだけど前スレ埋めのウィンと時雨の過去話も楽しみ
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/14(水) 20:45:32.10 ID:fbuwqqmnO
立て乙です
24 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:33:02.56 ID:vDuTv4Nbo
リリウム魔法学校ーー


樹「各地からどんどん戦勝の報告が上がってるわ」


クロエ「ふふっ。悪魔の軍団も大したことないわね?」


スキア「私に傷一つ付けられない奴らが粋がってもなあ……」


アルシェ「魔王の防御、固すぎ……」


スキア「ま、魔法使い達が思った以上に強いのは認めるよ。だから……」パチン


ズオオオオオッ!


ナミネ「そ、空に黒い穴が……」


スキア「まずはここに戦力を集中させる。お姉ちゃんがいる以上ここが手強いことに変わりはないし……他の魔法使いにはさくっと死んでもらおう♪」


ドボボボボボボボッ!


レナ「き、気持ち悪い……」


ノワール「蛇口を捻ったみたいな勢いで悪魔が落ちてきてる……」


スキア「さ……ここからが本番! 行け、悪魔共!」
25 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:33:30.75 ID:vDuTv4Nbo
オオオオオオオオォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォオオオオオオオ!!!!!!!


ローラ「うわわ、すごい声……」


ヒカリ「見渡す限り悪魔だらけだね……」


スキア「ふん、呑気な奴ら。ボーッと見てる暇なんてないよ」


クロエ「ボーッと見てるんじゃないわ。待ってるのよ」


スキア「はあ?」


クロエ「未来視で視えた未来のいくつかは、各地で強大な悪魔が暴れようとするものだった。でもそれ以上に危険だと判断されたのはここ、リリウム」

クロエ「タイミングは分からなかったけど、あなたが戦力をここに集中させる未来が視えていた。だからここに悪魔が集まった瞬間に、ある指令が全世界に向けて飛んだの」


スキア「ある指令……?」


クロエ「『動ける魔法使いは時空間魔法を用いて、すぐさまリリウムの防衛に参加すること』」


スキア「は……はあ!? じゃあ「待ってる」って……」


ーーーーー

ーーー

26 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:33:57.76 ID:vDuTv4Nbo
六道久遠「転移魔法【ワープホール】!!」ズオッ!


チャオ・ネギフィード「時間跳躍魔法【タイムジャンプ】アルよ!」ビヨン!


サキ・イーストラント「加速魔法【ターボ】!」


レッティ・アストリア「こっちも加速魔法【ターボ】! いっけー!」


ーーーーー


スキア「な、な……なあ……!」


樹「時空間魔法部隊も加速部隊もよく間に合わせたわね! 魔法使いがぞくぞく集まってるわ!」


ーーーーー


六道久遠「サリアさんの未来視は外れない。癪だが、試合で彼女の未来視を超えられたことがないからな。実体験からくる信頼というやつだ」


チャオ・ネギフィード「癪だなんて言う割に嬉しそうアルね? プロの間には言葉にできない信頼関係があるアルか?」


六道久遠「そのようなものだ。さあ、どんどん私のワープホールに入っていけ!」


サキ・イーストラント「魔力が減ってる人は私達のターボを使って現地に向かってください!」


ネリー・フルール「こ、これ……」ジャラッ


レッティ・アストリア「ネリーちゃんから魔力回復の石貰ってね! リリウムに付くまでにはきっと全快だよー!」


ネリー・フルール「……どうぞ」ジャラジャラ


ーーーーー

ーーー

27 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:34:28.31 ID:vDuTv4Nbo
【名前】 サキ・イーストラント
【容姿】 小麦色に日焼けした肌にセミロングのポニーテールをした活発な印象。
胸は平均的な大きさだが、安産型のおしりと健康的な生足が美しい。
【性格】 明朗快活で社交的
【得意魔法】 物の速度を加速させる『加速魔法』を得意とし、応用で『減速魔法』も扱える。
【備考】 1スレ目、126レス目より。お人好しで人を疑わず、誰とでも仲良くなれる。しかし、家がど貧乏の為少しばかり守銭奴の気がある。


【名前】チャオ・ネギフィード
【容姿】黒髪オサゲなロリっこ
【性格】張り付けたような笑みを浮かべる腹黒少女。仲間と認めれば義理堅い。しゃべり方が偽中国人風アルよ
【得意魔法】時間跳躍魔法、対象の時間を進めることができる。
【備考】1スレ目、150レス目より。魔法を使って特殊な薬を作り出し生活費を稼いでいる。薬の影響があるときは人懐っこい性格になり、流暢な丁寧語で話す。


【名前】レッティ・アストリア
【容姿】オレンジのショートポニテ、小柄だが膨らみは確かに確認出来る、喜怒哀楽が表情によく出る
【性格】天真爛漫、悪意とかそういうのに無縁、元気がない子は放っておけない
【得意魔法】対象の速度を上げる(いわゆる加速装置)、自分だけでなく物にもかけられる
【備考】1スレ目、151レス目より。元気いっぱい、「!」が語尾によくつく


【名前】六道 久遠(ろくどう くおん)
【容姿】銀色のショートヘアーに透き通るような翠の瞳 低身長の完全幼児体型
【性格】クールでプライドが高いが根は優しい
【得意魔法】転移魔法 ワープホールの入り口と出口を作り出すことで生物を含めて様々なものを移動させることが出来る 距離には制限がある
【備考】4スレ目、744レス目より。マホリオのプロランキング上位に君臨するチームの一人。
類い稀なる知能と魔翌力の持ち主で弱冠12歳にしてプロチームに所属する天才児。普段はクールに振る舞っているが実はお化けや怪談が大の苦手という年相応の面もある。
両親とは離れて暮らしているが関係は至って良好……どころか互いに親バカ&マザコンであり帰省する度に甘えている。なおチームメイトからも娘のように可愛がられているが、そちらは冷たくあしらっている(ただし内心は好ましく思っているそうな)。
魔法に優れる反面、運動はからっきしの虚弱体質。普段の移動の際も自分の脚で歩かずに浮遊魔法を行使して常時浮遊している。
(再利用にあたり備考を改変させていただきました)


【名前】ネリー・フルール
【容姿】銀髪ポニーテールに紫の透き通った眼、ロリ体型組程ではないが小柄。一人称「ネリー」
【性格】魔法柄自分で指輪を作るので手先が凄く器用でアクセ作りが趣味、また作業に集中していると回りのことが全くと言っていいほど見えなくなるので無愛想と勘違いされるが根はとても優しい娘である
【得意魔法】3スレ目、840レス目より。鉱石魔法、魔翌力を持つ石から力を取りだし自分の魔法として様々な属性の魔法を使うことが可能。以前登場した火炎石なら炎魔法のような
色んな石を宝石のように加工した指輪を手のそれぞれの指にはめている
【備考】ステラの使う隕石ってどんな力があるんだろうと興味がある。希少な水晶竜と仲良しになりその体から作品を作ってみたいという夢があるがリリウムでは意外と身近に居ることを彼女はまだ知らない
28 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:34:58.12 ID:vDuTv4Nbo
リリウム魔法学校、屋内ーー


リリィ「学校内は強力な結界を張ってあります! 学校の中は全て医療基地として使用してください!」


アリサ「やっほ、リリィちゃん」


リリィ「アリサさん!」


アリサ「あたしの後輩が頑張ってるのにあたしが黙って見てる訳にはいかないよね。犠牲回復【ライフチェンジ】……!」ポワ…


リリィ「アリサさんの魔法はアリサさんが危険です。無理はしないでくださいね!」


アリサ「分かってる!」


サキ・タカミナ「アリサ」


アリサ「サキ先生! お久しぶりです!」


サキ・タカミナ「挨拶は後だ。魔力不足と体力消耗とで部屋は分けられてる。お前は上の部屋に行って治療を続けろ」


アリサ「は、はい!」


エリア・シール「けほ、けほっ……」


リリィ「エリアさん、大丈夫ですか?」


エリア・シール「うん、このくらい平気……!」


リリィ「魔力譲渡は魔力回復の中核です。倒れないようセーブしてくださいね」


エリア・シール「私の彼女だって頑張ってるんだもん。私だけ倒れてられないよ……!」
29 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:35:32.32 ID:vDuTv4Nbo
カーラ「傷ついた人がこんなに……生命力譲渡【ライフギフト】……!」ポワワ…

カーラ「クロエ……ステラ……。あなた達はこんなに激しい戦いの真ん中にいるのですね……」ギュッ…

カーラ(私のすべきことは、今までに蓄えた生命力でできる限りの治療をすること! クロエ、ステラ、頑張ってください……!)


ラーナ・クリスティア「次の人入れていいよー!」ボウウ…


「お願いします!」


ラーナ・クリスティア「ふむふむ……この人はニ年生の教室で解呪!」

ラーナ・クリスティア「っとと、ネリーさんから追加の魔力鉱石届いたよ! じゃんじゃん使って!」


はいっ!!


リリィ「回復させながら診察まで……すごいですね」


ラーナ・クリスティア「リリィ先生ほどじゃないよ。さっきから目が回るほど動き回ってるじゃん!」


リリィ「ふふ、お互い頑張りましょうね!」


ラーナ・クリスティア「うん!」


ーーーーー

ーーー

30 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:36:00.28 ID:vDuTv4Nbo
【名前】アリサ・シルフィ
【容姿】黒のショートカットに黒の瞳。長身で健康的に引き締まっているが出るところは割りと出ている
【性格】サバサバしたストイックで姉御肌な性格。一人称は『あたし』
【得意魔法】触れた相手の傷や体力の消耗を回復出来る。ただし代わりに自分が疲労する。
【備考】陸上部の主将のイケメン系女子。
後輩から絶大な支持を受けており、陸上部の大半の生徒は彼女を慕って入部したとかなんとか。
実は意外なことに可愛いものや甘いものに目が無いという一面も。


【名前】ラーナ・クリスティア
【容姿】 桃色のロングの髪。身長154cm程度。かわいらしい雰囲気の少女。意外とスタイルは抜群
【性格】 元気で前向き。意外と冷静な思考もでき、気が回る。努力家
【得意魔法】魔法を魔力に分解・増幅し、自分もしくは周りの人達に分け与える
【備考】1スレ目、5レス目より。かなりの料理上手。


【名前】エリア・シール
【容姿】バックで三つ編みにしたサイドはショートの金髪に薄い青の瞳 標準よりちょっとだけ背は低めだが胸は豊か、着痩せする
【性格】人当たりが良く気が利くしっかり者で普段はのんびりなウィンを引っ張っていく 一人称はわたしで料理が得意
【得意魔法】接触を通して他人に魔翌力を分け与える。特異な魔翌力の持ち主で、誰の魔翌力にもなじみ易く流れ込んでくる際は暖かく感じられ心地よい
【備考】1スレ目、870レス目より。とある女の子と愛し合っている幼なじみの同級生で、そのチームのマネージャーをしている。彼女自身は生まれつき少し体が弱いのでマホリオにあまり向かずそれでも彼女の力になりたいと一途な想いで行っており、いずれは一緒にプロのトップを取ると以前彼女に約束してもらった。
彼女が他の娘にあまりにもちやほやされていると機嫌が悪くなりむくれる、が真剣な眼で見つめられるとしおらしくなってしまう。
エリアの焼くケーキは彼女お気に入りの絶品。
(再利用にあたり備考を改変させていただきました)


【名前】サキ・タカミナ
【容姿】黒のポニーテール 長身スレンダーのクールビューティー
【性格】口数が少なく厳しめだが生徒思い 割りとレズの気がある
【得意魔法】相手の身体の弱点(疲労が溜まっていたり怪我している場所、あと性感帯)をサーモグラフィーのように見ることが出来、指導(と本人の性癖)に生かしている
【備考】1スレ目、148レス目より。陸上部の顧問も努めている若手女体育教師。厳しくも生徒を思いやった指導とその美貌から生徒からの支持は大きい。
ちなみに(合意の上でだが)何人かの生徒に手を出しているとの噂も。
31 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:36:30.04 ID:vDuTv4Nbo
校舎裏ーー


フィニー・シェイラ「まさか全国決勝で戦った君たちと共闘するなんてね〜」モフモフ


東雲明里「私は知っていましたよ。この災厄に備えて今まで魔法を鍛え続けてきたんですから」


フィニー・シェイラ「へえ〜」


ミーヤ・レイニス「感傷に浸るのはいいッスけど、今は悪魔との戦いッスよー!」


悪魔「ギャオオオ!」


フィニー・シェイラ「わんちゃん」モフッ


もこもこ…… ぽんっ!


フィニー・シェイラ「ご〜!」


ドゴオオオオオン!


悪魔「ヒギャアアアッ!」


ミーヤ・レイニス「や、やっぱり強いッスね……」


悪魔「ゴオオオウッ!」ズオッ!


東雲明里「ミーヤさん、チェンジを。護摩札!」ピッ!


ミーヤ・レイニス「転移魔法【チェンジ】ッス!」


パッ!


悪魔「ゴアアアアアアッ!!?」ドゴオオオッ


東雲明里「三芒星」バチンッ


フィニー・シェイラ「お見事な連携だね〜」パチパチ


東雲明里「恐縮です。どんどん行きますよ!」


ーーーーー

ーーー

32 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:36:59.43 ID:vDuTv4Nbo
【名前】フィニー・シェイラ
【容姿】緑髪のロングストレートで体格は小柄で眼鏡をかけている
【性格】おっとりぽやぽや
【得意魔法】1スレ目、23レス目より。ぬいぐるみや人形に命を吹き込んで使役できる
3年目、全国大会決勝に進んだチームの一人。


【名前】ミーヤ・レイニス
【容姿】金眼に金髪ショートでとても大きなアホ毛がチャームポイント 背は年相応で健康的な身体つきだが胸は大きめ
【性格】とにかく明るくハイテンション 語尾に『〜ッス!』と付く後輩口調
若干アホの子のきらいがある
【得意魔法】転位魔法
対象に魔法弾(シュートに酷似しているが攻撃翌力は無い)を撃つことで自身と着弾した対象の位置を入れ換える
また弾を二発別々の対象に当てればそれらの入れ換えも可能
【備考】6スレ目、499レス目より。
子供の頃からマホリオ大好きな生粋のマホリオ馬鹿(褒め言葉)。
中学の頃から各校のマホリオを見て進学先を決めようとしていたが、圧倒的な強さで三連覇を決めたウィンチームを見て『自分もあの人達と戦いたい』とリリウムへの進学を決めた。
なお入学してから名前が似た別の学校に進んだことに気づき、しかもウィンチームが入れ違えに卒業していることにやっと気付いて落胆したが、現三年生にウィンチームに土を着けたチームがいると知って俄然闘志を燃やしている。
3年目、全国大会決勝に進んだチームの一人。
(再利用にあたり、備考を改変させていただきました)


【名前】東雲 明里(しののめ あかり)
【容姿】黒髪ローポニーテール。身長は並だが胸は大きめ
【性格】自然体で落ち着きを崩さない。平時は年老いた猫のようにのんびりしている
【得意魔法】巫術という体系の魔法(?)を使う。シュートの代わりに御札を投げたり、シールドの代わりに結界を張ったり等、リリウムで教えている魔法とはいろいろと異なっている。結界は陣地の作成や相手を捕縛したり等、防御以外にも様々な使い方ができる。悪霊や怪異等の不浄な者には効果抜群
【備考】6スレ目、952レス目より。とある小国で巫女を務めていた少女。実力が知れ渡っておらず、大会では思わぬダークホースとなった。
祖国で「リリウムにて災厄が起こる」という神託を受けたらしく、生活を満喫しつつも年度末の戦に備えている。
お茶と団子が好き。
3年目、全国大会決勝に進んだチームの一人。
(再利用にあたり、備考を改変させていただきました)
33 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:37:29.17 ID:vDuTv4Nbo
ガーデンーー


エリカ・アイオライト「あら、あらあら……」


悪魔「グルルル……」ジリ…


サクラ・アルシェード「追い詰められちゃいましたねえ……」


エリカ・アイオライト「では……バラでも見て和みましょう。生花魔法【イケバナ】、薔薇【バラ】」ポポポンッ


悪魔「ガウ?」


サクラ・アルシェード「植物操作魔法【プラントコントロール】」


シュルシュルシュルッ! ギチイッ!


悪魔「ギャウウウウッ!!」ジタバタ


サクラ・アルシェード「ああ、バラの棘が刺さってますねえ……。痛そうに……」


エリカ・アイオライト「綺麗な花には棘がある……。もう少し警戒して近づいた方がよかったですね〜」


サクラ・アルシェード「ね〜」


ーーーーー

ーーー

34 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:37:57.51 ID:vDuTv4Nbo
【名前】 サクラ・アルシェード
【容姿】 ゆるふわなピンクのセミロングに翡翠色の瞳。ほんわかとした雰囲気で、小柄ながら胸は大きい。
【性格】 のんびりマイペース。常にほんわかとした癒し系。
【得意魔法】 植物を操る魔法
【備考】 1スレ目、543レス目より。園芸部所属で、校舎の花壇に無断で花を植えては怒られている。


【名前】エリカ・アイオライト
【容姿】薄い桃色のゆるふわウェーブ、翠の瞳
平均より少し高めの身長で胸は結構大きい
【性格】優しく穏やか。人を疑うということを知らずに育った箱入り娘
学園に入学するにあたって一般常識を勉強したが、独学だったからかどこかずれている
【得意魔法】周囲に花を咲かせる
彼女が見たことのある花ならなんでも咲かせられるが魔法で出した花は10分ほどで消えてしまう
【備考】1スレ目、835レス目より。現在友達募集中
友達は自分で作るもの、という言葉の意味を勘違いしているようだ
35 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:38:27.58 ID:vDuTv4Nbo
校舎付近ーー


くるくま「まさかまたアルトと一緒に戦えるなんてね! 魔弾【シュート】!」


アルト「ふっふっふ……。私も興奮が抑えられないよ! 魔弾【シュート】!」


くるくま「コスプレのおかげでいきいきしてるね! 百合江さんも大丈夫!?」


百合江「もちろんですわぁ!」ドパアッ!


くるくま「鼻血!」


百合江「くるくまさんとアルトさんの信頼度マックスの掛け合いが尊すぎて……」キュッ


悪魔「ガオオッ!」


百合江「邪魔ですわ! 魔弾【シュート】!!」ゴオッ!!


くるくま「おお、すごい威力だ……」


百合江「当然ですわ。百合の間に挟まろうとする不届き者など処し確ですわ、処し確!!」


ーーーーー

ーーー

36 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:38:54.63 ID:vDuTv4Nbo
【名前】白夢 くるくま
【容姿】黒髪、背は小さめ、丸眼鏡
【性格】やる時はやるけど基本人に流されやすい
【得意魔法】オーラを操る
【備考】演劇部部長だが存在感が薄くよく見失われる


【名前】アルト・ナナリー
【容姿】金髪超ロング 丸メガネ 青眼 普段猫背な巨乳ロリ
【性格】普段おどおど コミュ障 コスプレすればキャラが変わりどんなキャラでも演じる。
【得意魔法】普段は明かりにしているがコスプレ時は光を更に集めビームや刀にする。
【備考】コスプレ大好き漫画アニメ研究部部長
自宅で自撮りしたコスプレを裏垢で晒している。バイトでメイド喫茶もやる。


【名前】早水 百合江(はやみ ゆりえ)
【容姿】黒髪ロングヘアー。背は高めで中々の巨乳。
【性格】おっとりした礼儀正しい性格のお嬢様。語尾がデフォで『ですわ』
【得意魔法】投影魔法。映像をプロジェクターのように空間に投影することが出来るが、自身のイメージしたものを直接映すことも出来る。
【備考】元演劇部部長。ローラほどではないが(そもそもローラが規格外すぎる)名家のお嬢様。
名は体を表すのか、女性同士の恋愛を見ることを好む百合っ娘。
彼女の魔法がプロット作りに役立つことや(百合作品への)凄まじい情熱から部長へと推薦された。
37 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:39:21.59 ID:vDuTv4Nbo
部活棟付近ーー


エミール「ほ、ほんとにやるんですか……?」


橘花「ああ、私の知識の集大成だ。今日この場に用意した魔法陣はエミールの魔法の結果をすでに決定させている」


エミール「え……ええいっ!!」ボワン!


ぼよよんっ


エミール「……ゼリー?」


橘花「ふむ、成功したな。これはエミールの魔法を固定化させた壁だ」


悪魔「ギャオオオオッ!」


エミール「ひっ……!」


バチイッ!


悪魔「ギャッ!?」


エミール「え、雷……?」


悪魔「グルルル……ガオオオオッ!!」


ゴオオオオッ!


エミール「あ……あれ……? 今度は炎が……」


橘花「さっきも言ったが、このゼリーのようなものはエミールの魔法を固定化させたものだ。エミールの魔法とは……」


エミール「ランダム……ですよね」


橘花「そう。それを壁として固定化させるのがこの魔法陣だ。大変だったぞ、この魔法陣を完成させるのは」

橘花「とにかくエミールの魔法は魔力の流れも質も掴みにくい。それを無理やり固定化させたから、こんなゼリーのような壁になったわけだ」ブニブニ


エミール「さっきの雷とか炎は……」


橘花「このゼリーは魔法の具現化だからな。なにか衝撃を受ければ反応を返すさ。それもランダムだから色々な系統の魔法に化けてしまうだけの話だよ」


鬼「ゴオオオオオオオオオオ!!!」ゴオッ!


バキバキバキイッ!


エミール「こ、凍っちゃった……」


橘花「さあ、中に戻るぞ。部活棟も回復拠点になる。学校の教室が埋まる前にできるだけ用意をしよう」


エミール「はい!」


ーーーーー

ーーー

38 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:39:51.75 ID:vDuTv4Nbo
【名前】エミール・ストライア
【容姿】ボサボサの黒の長髪にメガネ。ジト目と目の下の隈が目立つ。背は低くやせ形。
【性格】ややコミュ障気味で暗い性格。ボソボソした喋り方
【得意魔法】唱えるまで本人にも何が起こるか分からないランダム魔法。一言で言えばパル○ンテ
【備考】黒魔術部の部長。自身の魔法の制御の度に日々怪しげな実験をしているらしい。
実は本人も自覚していないが身なりを整えれば相当可愛く化ける。
39 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:41:08.15 ID:vDuTv4Nbo
中庭ーー


晶「魔王はクロエ達に任せるとは決めてたけど……」


嵐「この量はやばそうだな……」


楓「あたし達ならやれるって! いくぞー!」


楓晶嵐「三神一体【トリムールティ】!!!」


ゴギャアアアアアアアアアアッ!!!


鬼「グゴガアアアアア!!!」ボジュウッ!


ヘビ「ギシャアアアアアアッッ!!」ジュオオオ!


楓「ほら! 余裕よゆー!」


ヘビ「キシャアアアッ!」ガバアッ!


晶「楓!」


ゴオッ!


晶「ぐ……!」ミキッ…

晶「炎弾【ファイアボール】ッ!」ゴオッ!


嵐「ヘビは攻撃しても一回じゃ消えない! 油断するな!」


楓「そ、そんな……晶! 晶!」
40 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:41:35.11 ID:vDuTv4Nbo
嵐「楓、後ろ!」


クモ「ゥゥヴヴウウゥゥゥウウヴヴウゥゥウウヴ」ガサガサッ!


ガブウッ!


嵐「つっ……! だらあっ!」バチイッ!

嵐「楓、集中しろ! 気抜いてたら死ぬぞ!」


楓「ら、嵐……晶……あたしのせいで……」


嵐「楓!? おい、ボーッとするな……」


ゴオアッ!!!


楓「ーーごめん、もう気は抜かない」フオッ


嵐(消え……)


ゴッ! グシャアッ!


ヘビ「キイ……キシャア……!」ビクッ…


クモ「ウ……ヴ……」ガサ…


楓「風ノ頂・東風【コチ】」ヒュオ…


ゴオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!!!


楓「嵐と晶は学校にいて。全部倒してくる」フオンッ


嵐「……」ポカーン


晶「は、ははは……とんでもねえな……」
41 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:42:01.68 ID:vDuTv4Nbo
楓「風ノ頂・西風【ナライ】」ブオン


ミチミチミチイッ!


鬼「イ……ギ……!」ガクンッ!


楓「風ノ頂・南風【ハエ】」ギュワッ!


ズリュオオオオオッ!!


鬼「ゴギャアアアアアアアアアァァァァァッッ!!!」ドオオオオッ!


楓「風ノ頂・北風【アナジ】」フワ…


ギュオオオオオオオオオオッ!!


クモ「ウゥゥヴヴゥゥゥウゥゥヴヴヴ!!」ズバズバズバッ!


晶「東が突風、西が吹き付ける風、南がかまいたち、北が台風……か?」


嵐「いてて……見てないで治療してもらおう。少しでも早く応援に参加しないと」


晶「ああ、そうだな……っつつ」ズキン


ーーーーー

ーーー

42 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:42:57.61 ID:vDuTv4Nbo
ノワール「楓さん絶好調だね!」


イリス「ですね!」


悪魔「ジュルア!」ズオッ!


イリス「魔弾【シュート】!」ズゴオオオッ!


悪魔「ギャアアアアッ!」


イリス「ふん、ノワールさんを狙うからですよ!」


ノワール「イリス、伏せて!」バッ!


イリス「!」サッ


悪魔「ヒギャ!?」


ノワール「おらあああ!」ゴッ!!


悪魔「ンギャアアアアアアッ!!」ドオオオッ!


ノワール「へへ、大丈夫だった?」


イリス「はい。ありがとうございます!」


ガラ……ッ


ノワールイリス「!」サッ


「ア……おまエ……!」


ノワール「いつもの悪魔!」


「ナ、なんか気づいたらここにいテ……! こんナ、こんな怖いことするなんて知らなかったんダ……!」


ノワール「……」
43 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:43:27.69 ID:vDuTv4Nbo
ギュッ


「エ……」


ノワール「イリス、この子守ろう」


イリス「はい。ノワールさんがそういうなら」


「オ、おイ! ワタシは敵だゾ!?」


ノワール「ううん、私の友達だよ」


「うグ……!」


ノワール「君が悪い奴とは思えないしね。ほら、背中に掴まって」


「……分かっタ……」


ノワール「……今から私達は君の仲間をたくさん攻撃する。それが嫌なら逃げてもいい」


「……こうなったら一連託生ダ! ワタシはお前についていク!」


ノワール「オッケー。いくよ!」


ーーーーー

ーーー

44 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:44:26.73 ID:vDuTv4Nbo
スキア「……チッ。押されてるじゃんか」


クロエ「早いとこあなたを倒して終わらせないとね」


スキア「だからあ……お前達程度の魔法じゃ無駄だって! 神弾【ネオ】!」カッ!


デン「……」


レナ「要塞魔法【シタデル】!」ガキィン!


スキア「避ける素振りも見せなかったね。さらに信頼度アップした感じー?」


デン「信頼が深まっただけじゃない。私もレナも強くなってる!」

デン「剛腕魔法【リジッドアーム】!」ゴウッ!


ガキイッ!


デン「く……固い……!」


スキア「凝縮魔法【ビーム】、頂点【アルティマ】」

スキア「貫ノ頂・魔槍【グングニル】」ゴギュウウウウ!!


レナ「ヒカリさん。魔力借りるわね」


ヒカリ「うん。魔送【ライン】」


レナ「防ノ頂・不退転【インヴィンシブル】!!」


ゴゴオオン!!!


スキア「な……!! 盾ノ頂じゃない……!?」

スキア(あの接近戦の魔法使いは後だ! この中のリーダーを……)

スキア「神弾【ネオ】!!」カッ!


クロエ「!」


レナ「クロエ!」

レナ(間に合わない……!)
45 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:44:54.67 ID:vDuTv4Nbo
エリクシール、クロナ「防御魔法【シールド】!!」


ギィン!!


スキア「次から次に……!」


エリクシール「大丈夫?」


クロナ「手伝いに来たよ!」


クロエ「お母さん、ママ……!」


ティア「……アルシェ、いけますか?」


アルシェ「ん、イライラして魔力がブレてる。これなら……」キイイ…

アルシェ「穿ノ頂・神槍【ゲイボルグ】!!!」


ゴギュオオオオオオオオオッッッ!!


スキア「クソッ!」バッ!


クロナ「避けられた!」


ティア「まだです! 浮遊魔法【フロート】!」


グイイ……!!


スキア「く……くそおおおおおおおおおお!!!」


バキイイイィィィィンッッ!!
46 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:45:59.06 ID:vDuTv4Nbo
樹「や……やった!!」


クロエ「いけるわ! ヒカリ、ローラ!」


ヒカリローラ「うん!」


ローラ「私の融合【シンクロ】の力と……」キンッ


ヒカリ「ボクの魅了魔法の力……」ポワ…


ヒカリローラ「受け取って!」


ゴオッ!!


クロエ「ありがとう、二人とも」ゴオオオ…


スキア「なんだ、その姿……」


クロエ「三人分の魔力を集めた……ハイパークロエよ!」


ゼーレ「アイリス、リーケ。私達もあれを!」


アイリス「う、うん!」コオ…


リーケ「やってみる……!」キイイ…


ゴオッ!!


ゼーレ「これは……!」チリ…ッ


スキア「どんなに魔力を集めようが、所詮は人間レベル! 私が本気で固めた盾は壊せない!」


ゼーレ「神弾【ネオ】!」ゴギャアアアッ!!


バキバキバキイイッ!!


スキア「な……!?」


クロエ「闇弾【ダークボール】!」ズオッ!


スキア「だ、闇弾【ダークボール】!」ゴオッ!


ドプン……ッ!


スキア「わ、私の闇が飲まれた……!?」


クロエ「人間を舐めすぎたのよ、あなたは」


スキア(い、いつの間に後ろに……!)


クロエ「テネリタス……この状態ならあなたとも心を通わせられるわね」キンッ


テネリタス『ああ、すごくいい気分だよ!』


クロエ「悪食【アクジキ】!!」


バクウッ!!
47 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:46:47.45 ID:vDuTv4Nbo
◆◆◆◆◆


スキア「あ……」


消える


スキア「あああ……!」


私の中の「闇」が


スキア「あああああ……!!」


消える!!


スキア「ああああああああああああああああ!!!!!」


◆◆◆◆◆
48 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:47:27.41 ID:vDuTv4Nbo
ゼーレ「……キア……スキア……」ユサユサ


スキア「う……」


ゼーレ「スキア!」


スキア「はっ!?」ビクウッ!

スキア「あ、あれ、お姉ちゃん!? ここは……」


クロエ「起きたわね。……ふう」


ぎゅっ!


ゼーレ「よかった……あなたの中の闇が消えてる……」


スキア「闇……」


ゼーレ「もうあなたは魔王じゃない。……私の大切な妹。スキア・レジェンダリア・アートルムよ」


スキア「お姉ちゃん……」ジワッ

スキア「おねえちゃあああああん……!!」ボロボロ


クロエ「これで戦いは……」


『緊急連絡! 暗黒樹の進行が止まりません!!』


ゼーレ「な……!」


樹「なんで!? 魔王の力はもう……」


スキア「あ、あれは魔界のものじゃない……。人間の怒りとか憎しみとか……そういうもので成長した化け物だから……私には止められないよ」


クロエ「ふーん」ヒョイッ


ゼーレ「く、クロエさん……ホウキにまたがって何を……」


クロエ「止めに行くわ」フワ…


ローラ「言うと思った」クスッ


ヒカリ「もちろんボクらも付いてくよ」


ゼーレ「……そうですよね。暗黒樹を止めないと戦いは終わらない……」フワ…


クロエ「その通り。さあ皆、行くわよ!」ゴオッ!


ーーーーー

ーーー

49 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:47:59.62 ID:vDuTv4Nbo
暗黒樹ーー


ズウン…… ズウン……!


暗黒樹「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」


スキア「ほ、本当に動いてる……」


クロエ「あいつの戦力ってどんなものなの?」


スキア「全人類から少しずつ感情を貰ってるから多分……魔法使い1億人分くらいの魔力はあると思う」


ゼーレ「いちおく……」


クロエ「私達に付いてきたのは……多く見積もっても1万人くらいかしら」


ウィン「1万倍の戦力か〜」


ヴィーネ「さすがに厳しいかしら」


ゼレス「神聖魔法なら効果的にダメージを与えられたり……」


デン「どうだろう。どっちにしても1人が1万人分の魔力を出すのは厳しい気が……」


シエラ「またポメの力を借りる?」


ポメ「いいよー、頑張るよー!」


クロエ「とにかく全員の全魔力をぶつけるしかないわ!」

クロエ「全員、攻撃!!!」
50 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:48:32.81 ID:vDuTv4Nbo
クロエ「始原にして終焉なる魔法【フィナーレ】!!」

凜華「極氷魔法【ヨトゥン】!」

デン「神弾【ネオ】!!」

レナ「要塞砲【フォートレスカノン】!!」

アルシェ「穿ノ頂・神槍【ゲイボルグ】」

ナミネ「極水魔法【クラミツハ】!」

楓「風ノ頂・山颪【ヤマオロシ】」

ゼレス「極聖魔法【アフロディーテ】!」

ステラ「連隕石魔法【メテオガトリング】!!」

イオ「極新星爆発【ハイパーノヴァ】!!」

シエラ「閃光砲弾【フラッシュシェル】!」

エルク「獄闇魔法【ヘル】!」

樹「模倣・天聖魔法【アマテラス】!!」

ウィン「時ノ頂・玉響【タマユラ】」

時雨「剣戟・不死之鳥!!」

ミリア「闇神魔法【ハデス】!!」

ヴィーネ「神々聖霊魔法【セレスティアルサークレット】!!!」

スキア「貫ノ頂・魔槍【グングニル】!」

ゼーレ「原初にして終末なる魔法【オリジン】!!」
51 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:49:21.18 ID:vDuTv4Nbo
暗黒樹「オオ……オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」


ごっ……くん!


暗黒樹「ゲフウ……ッ」


樹「無傷……!?」


アルシェ「ま、魔力、からっぽ……」


ウィン「く……」


スキア「飲み込む力が強すぎる……!」


ヴィーネ「止められない……!」


デン「みんな魔力もなくなって……あいつが暴れるのを見てることしかできないの……!?」
52 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:50:16.30 ID:vDuTv4Nbo



クロエ「絶望しちゃだめ!!!」


53 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 20:50:54.52 ID:vDuTv4Nbo
クロエ「絶望したらあいつはさらに強くなるわ! それだけはだめよ!!」


時雨「だが……あいつにはなんの攻撃も効かない……」


ゼレス「みんな魔力もないですよ……」


クロエ「闇よ!」ズオッ!

クロエ「私の体に流れる、魔力より先にずっとあった力……!」

クロエ「お母さんとママの力……!!」

クロエ「食らいなさい!!!」


ぽしゅっ


クロエ「まだよ!」


ぺしっ


クロエ「まだまだあ!!」


とすっ


暗黒樹「…………」ポリポリ


テネリタス『ご主人、もういいよ……。諦めよう』


クロエ「諦めるもんですか!!!」

クロエ「私は! この世界が!! 大好きなのよーーーーーーーっ!!!」


クロエの攻撃力 コンマ↓
クロエ 0/100000000 暗黒樹

クロエの攻撃力が暗黒樹の体力を超えると勝利
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 20:53:32.39 ID:KF5kmUMW0
まさかのコンマ
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 20:53:57.52 ID:4t0GEBhHO
没キャラ含めての総集合からのこの絶望感よ
56 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 21:01:17.23 ID:vDuTv4Nbo
クロエ 39/100000000 暗黒樹


クロエ「いけえええええ!」ズオッ!


暗黒樹「!」バッ


ぺちっ


樹「防いだ……?」


ポメ「むむむ……!」

ポメ「あっ!」


やよい「どうしたの?」


ポメ「防いだところ、へっこんでるよ!」


スキア「そんな……暗黒樹に攻撃が効いたの……!?」


クロエ「私一人でも……絶対に止めてみせる……!!」


ヒカリ「クロエ。クロエは一人じゃないよ」キイイ…


クロエ「ヒカリ……」


ローラ「私達の残った魔力……全部使って……!」


クロエ「ローラ……!」

クロエ「……」グッ


暗黒樹「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォ!!!!!」


クロエ「まだよ! 暗黒樹、くらいなさい!!」


クロエの攻撃力 コンマ↓×3
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 21:01:51.67 ID:QaGtpDEfO
熱い
58 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 21:05:10.43 ID:vDuTv4Nbo
クロエ 240/100000000 暗黒樹


ズオッ!


暗黒樹「!!」バシイ!


ナミネ「明確に攻撃を防ぎ初めてます!」


凜華「……ハイパークロエって、みんなの魔力も貰えるんだよね。クロエさん!」


モミジ「私達の魔力も使って!」


クロエ「凜華、モミジ! ありがとう!」


クロエの攻撃力 コンマ↓×5
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 21:05:40.87 ID:4t0GEBhHO
そぉい
60 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 21:14:15.10 ID:vDuTv4Nbo
クロエ 675/100000000 暗黒樹


暗黒樹「ゴオオ!!!」


ズルルルッ!!


クロエ「反重力魔法【アンチグラビティ】!」グンッ!!


ベシャアアアアア!


暗黒樹「ゴ……オ……!」


クロエ「氷ノ頂・永久凍土【スカジ】!!」


ピキイ……ン!


楓「クロエ、あたしの魔力も使って!」


ティア「アルシェ!」


アルシェ「ん! アルシェ達のも!」


ナミネ「あなたを追ってここまで来た友達の魔力……」


レナ「全部使いなさい!!」


クロエ「ええ!」


クロエの攻撃力 コンマ↓×50
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 21:15:17.24 ID:33MkEaJe0
62 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 21:31:00.71 ID:vDuTv4Nbo
クロエ 1875/100000000 暗黒樹


暗黒樹「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!」


ズオオオオオオオッ!!!


クロエ「風ノ頂・山颪【ヤマオロシ】!!」スパッ!

クロエ「んで……防ノ頂・不退転【インヴィンシブル】!!」ガキィィィン!


暗黒樹「ギオオオオオオオオッ!!!」ギュワ!


クロエ「一点に枝を集めて来たわね……!」

クロエ「穿ノ頂・神槍【ゲイボルグ】!!」


ズリュオオオオオオオッ!!


暗黒樹「ガアアアアアアアアアアア!!!」


樹「リリウムのみんな! 先頭で戦ってるのはクロエ・アートルムです! 彼女にありったけの魔力を!」


おおおおおおおお!


クロエ「どんどん魔力が溢れてくる……! それに、みんなの気持ちも……!」


クロエの攻撃力 コンマ↓×500
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 21:32:05.58 ID:Sa39P1jvo
がんばえー!
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 21:32:55.55 ID:BViRJb+LO
MOTHER2のギーグ戦思い出すな
65 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 21:50:34.97 ID:vDuTv4Nbo
クロエ 30875/100000000 暗黒樹


クロエ「夢想結集魔法【リリウム】!!!」


暗黒樹「ギオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!」


ズゴオオオオオオッ!!!


スキア「なんで……あんなに強く……」


ゼーレ「……ハイパークロエというあの状態、私にはできませんでした」


スキア「え?」


ゼーレ「私がしたのは、アイリスとリーケの魔力を借りて一度だけ強力なネオを撃っただけ」


スキア「今のあの子は違うの?」


ゼーレ「闇の力です」


スキア「闇……飲み込む力?」


ゼーレ「私もついさっきまではそう思っていました。でも違った」

ゼーレ「……あの力の根源は「受け入れる力」だったんです」


スキア「それがハイパー状態となんの関係が……」


ゼーレ「そもそも一人の人間が三人分の魔力を蓄えるなんてことはできません。二人分の魔力だって、すぐに放出しなければ逆に体に疲労が溜まります」


ウィン「ボクもナナから借りた魔力はすぐに撃ってるよ」


ゼーレ「そう、ウィンさんでさえそうなんです。ですが、クロエさんは闇とずっと向き合ってきた。その結果が「とてつもない魔力でさえも受け入れる力」として発現しているのです」


ヴィーネ「なら……」

ヴィーネ「ここにいる魔法使いの皆!! 先頭のクロエ・アートルムって魔法使に魔力をあげて!!」


ウィン「ボクからもお願い! 皆さん、お願いします!」


時雨「戦闘モードのウィンがあんなに必死に……。これは断れないな」


茜「みんな、いくよ!!!」


おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!


クロエの攻撃力 コンマ↓×10000
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 21:51:56.86 ID:v63jBBPdO
はい
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします :2021/04/15(木) 21:53:14.65 ID:F+Jhiu3oO
王道だけどこういう展開好きよ
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 21:54:08.77 ID:F+Jhiu3oO
sage忘れ失礼
69 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 22:19:22.90 ID:vDuTv4Nbo
クロエ 890875/100000000 暗黒樹


クロエ「おおおおおおおおお!!!」


暗黒樹「オオオオオオオオオ!!!」


バシュウウウウウウッ!!


ヴィーネ「ここにいる1万人の力を合わせてもやっぱり届かないか……」


樹「でもクロエさんは諦めてない」


ゼーレ「ですね。……拡声魔法【スピーカー】」


スキア「頂点【アルティマ】」


ゼーレスキア「放映魔法【ストリーム】!」


リリウム魔法学校ーー


テレビ『ーーー』ザザッ


ざわざわ


晶「テレビが急に……。あ、あれ……クロエか?」


嵐「あいつ暗黒樹のとこまで……」


ゼーレ『皆さん、世界は今かつてない危機です』


スキア『クロエ・アートルムという魔法使いの手によって、私の中の闇は消えました。ですが……』


ヴィーネ『暗黒樹と呼ばれる巨大な魔獣が進撃を続けています』


樹『今対抗できるのは、クロエ・アートルムという魔法使い一人だけです。ですが、彼女は一人じゃありません』


暗黒樹『ゴオッ!!!』


クロエ『私の後ろの皆に攻撃なんかさせるわけないでしょ!! 防ノ頂・不退転【インヴィンシブル】! 穿ノ頂・神槍【ゲイボルグ】!!』


暗黒樹『ガアアアアアアアア!!!』


ゼーレ『彼女は今、みんなの力を借りて戦ってます。……だから、お願いします! これを見ているみんな! 彼女に力を……!』


ざわざわ……


晶「ハイパー状態か。言葉で言うよりやって見せたほうが早いよな?」


嵐「そうだな。……クロエ、俺と晶の力……」


晶嵐「受け取ってくれ!」


きいいいいい……!!
70 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 22:19:49.65 ID:vDuTv4Nbo
暗黒樹ーー


クロエ「! この魔力……晶と嵐ね」

クロエ「楓、あなたの魔力も使わせてもらうわ!」


暗黒樹「オオオオオオオオオオオオオオッ!!!」


クロエ「三神ノ頂・破壊創造【ザ・クリエイション】!!!」


クロエの攻撃力 コンマ↓×100000
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 22:20:46.83 ID:CGa/1UVDO
はい
72 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 22:43:12.51 ID:vDuTv4Nbo
クロエ 1720875/100000000 暗黒樹


暗黒樹「ガ……!!!」ガパア…ッ!!


ヴィーネ「うわ、なんかやばそう……」


暗黒樹「ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」


ジュオオオオオオオオオオ!!!!


クロエ「みんな、動かないでね」

クロエ「……防御魔法【シールド】」


バチイイイイイッ!!!


暗黒樹「ゴ……!!」


ヒカリ「す……すごい……」


ローラ「すごいよクロエちゃん!」


クロエ「この状態だと、どれだけの魔力があるのかしっかり分かるの」

クロエ「暗黒樹の魔力はそうね……スキアさんの見立てどおりほぼ1億人分」

クロエ「でも今の私は……」チリッ
73 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 22:43:42.92 ID:vDuTv4Nbo
リリウム魔法学校ーー


くるくま「クロエくん……!」


アルト「クロエさん……!」


百合江「クロエさん……」


橘花「クロエ……」


エミール「クロエさん……っ!」


魔獣島ーー


リズ「クロエー!」


ルク「やっちゃってください……!」


スフィア「いきなさい、クロエ……!」


ラピス「クロエさん……!」


クリア「クロエー……!」


レイア「私達の力も……!」


フェリス「うん……!」


暗黒樹ーー


リーケ「魔獣も……みんなクロエさんの勝利を祈ってる……」


アイリス「あたしも感じてるよ! 魔法使いみんなの心が一つになってる!」


ローラ「クロエちゃん……!」


ヒカリ「クロエ……! 」
74 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 22:44:09.83 ID:vDuTv4Nbo
クロエ「100億人分の魔力がみなぎってる」ゴオッ!!!!


暗黒樹「オ……ア……!!!」


クロエ「残念だけどここまでよ、暗黒樹」

クロエ「ヒカリの魔力の形を変える力、ローラの他者と同一化する力、そして私の闇の受け入れる力……」

クロエ「食らいなさい!! 闇ノ頂・永遠ノ常闇【エターナルダークフォース】!!!!」


ズオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!!!!!!!


クロエの攻撃力 コンマ↓×10000000000
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 22:44:25.70 ID:KF5kmUMW0
おわりだー
76 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 22:57:26.60 ID:vDuTv4Nbo
クロエ 70001720875/100000000 暗黒樹


暗黒樹「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!」


ゴジュウウウウウウウウウウウウウッ!!!


暗黒樹「ガ……」ボロ…ッ


スキア「暗黒樹の体が崩れてく……」


ボロボロボロ……


ゼーレ「クロエさんの闇の力に飲まれて、あれ以上の成長ができなくなったんでしょう」


暗黒樹「オオオオオオオオオォォォォォォ……!!!」


サアアアアアア……


ローラ「消えた……」


ヒカリ「勝った……!」


クロエ「これで……全部、終わったのね……」フラッ


ヒカリ「クロエ!」ガシッ


ローラ「クロエちゃん! しっかりして!」


クロエ「むにゃ……」


樹「……疲れて眠ってるだけみたい」


ウィン「あれだけ魔法撃てば仕方ないよ〜」


ヴィーネ「頑張ったわね、クロエさん」


ゼーレ「クロエさん、お疲れ様」


パチパチパチパチパチパチ!


「クロエさん、かっこよかったよ!」


「クロエちゃんなでなでしたーい♡」


「よっ! 最高の魔法使い!」


わあああああああああああああああっ!!


クロエ「んへへ……」ヘニャ


ーーーーー

ーーー

77 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 23:26:32.59 ID:vDuTv4Nbo
4月1日ーー


クロエ「ん……」モゾ…

クロエ「いてて……無茶しすぎたわね……」

クロエ(ここはどこかしら……)キョロキョロ


ヒカリ「んー……」ギュー


ローラ「ん……」ギュー


クロエ(リリウムの寮ね……。もうここの生徒じゃないけど、泊めさせてくれたのかしら)ナデナデ

クロエ「ありがとう、二人とも。二人がいなかったらあんなことはできなかったわ」

クロエ「……二人が私の恋人で本当によかった。私、すごく幸せよ」


ちゅっ ちゅっ


クロエ「ふふっ……」コロン

クロエ「もう少し寝ましょうか。おやすみなさい……」


ーーーーー

ーーー

78 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 23:27:19.75 ID:vDuTv4Nbo
その後、いろいろなことがあった。

まずスキアさん。様々な検査がなされたけど、闇のかけらも見つからなかったということで執行猶予つきで釈放された。

結局魔法使い側に人的被害がゼロだったこともあったし、伝説であるゼーレさんから直接面倒を見ると言われたこともあってそういう結論に落ち着いたみたい。

そしてそのゼーレさんはなんとリリウムの先生になった。

今年の新入生は大喜びだそう。しかもすでに来年の願書が届き始めていて、校長先生も嬉しい悲鳴をあげていた。

そして私達卒業生。

私とヒカリは同じ学校に進学。ローラは魔獣のことを調べつつ、専門の家庭教師から経営学や会社運営についてのノウハウを勉強するらしい。

凜華とモミジ、レナ、舞さんは私達とは別の演劇系の学校に進学した。それぞれ自分にあった学校を選んだみたい。

ナミネとラミーさんは教育科のある大学へ。二人ともきっといい教師になると思う。

イオは看護学校に。人の役に立てるよう頑張ると意気込んでいた。

イリスとノワールは、それぞれ体育科の大学と音楽科の大学へと進学。それぞれプロになるために専門的に学びつつ、クラブチームや歌唱団に入ると言っていた。

ティアはバックアップチーム入りを目指して、マホリオ系の学校へ。もちろんアルシェと同じチームに入るつもりらしい。

アルシェ、デン。そして楓、嵐、晶はマホリオのプロとしてチームに合流した。どんな活躍を見せてくれるか私も楽しみだ。

ーーーーー

ーーー

79 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 23:27:47.90 ID:vDuTv4Nbo
リリウム魔法学校ーー


生徒(♀)「ね、寝癖とかついてないよね? 制服もしっかり着たし……」アセアセ


クロエ(今日は入学式かしら。初々しいわね)キョロキョロ

クロエ(うーん……校長先生にあいさつしたいんだけど、今会いに行って大丈夫かしら……)


どんっ!


クロエ「ご、ごめんなさい! ちょっとボーッとしてて……」


生徒(♀)「い、いえ! こちらこそしゅみません!」


クロエ「ケガはしてない?」


生徒(♀)「あ……!」


クロエ「どうしたの? どこか痛む?」


生徒(♀)「く、クロエ……さん……!!」キラキラ


クロエ「……どこかで会ったことあったかしら?」


生徒(♀)「いえ! でもこの間のあの戦い……かっこよくて、もう……!」


クロエ「あら、ありがとう」ニコッ


生徒(♀)「ほわあああ……///」


クロエ「見たところ新入生よね? それじゃあ元リリウム生として……」コホン

クロエ「ようこそ――」
80 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 23:28:19.67 ID:vDuTv4Nbo
クロエ「リリウム魔法学校へ!」
81 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/15(木) 23:29:11.05 ID:vDuTv4Nbo
以上、これにて本編完結となります!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 23:31:24.57 ID:KF5kmUMW0
お疲れ様です。2年間楽しませてもらいました
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 23:35:14.36 ID:BViRJb+LO
おつおつ
完結おめでとうと言いたいがやはり同時に寂しさを感じてしまうなぁ
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 23:42:51.44 ID:F+Jhiu3oO
完結乙
スレタイがクロエだったから、類似スレに2スレ目が表示されて少し寂しくなった
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/04/15(木) 23:47:50.84 ID:2tTRR48GO
おつおつ
最後にタイトル回収するの、ベタだけど感動して涙出ちゃった
本当にお疲れ様でした!
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 23:54:07.52 ID:F+Jhiu3oO
今後どんな感じでやってくのか気になる
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 23:54:10.64 ID:C3mKM8pY0
完結おめでとうございます!
後日談もあるとの事ですが、まずはお疲れさまでした!
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/15(木) 23:58:05.32 ID:Sa39P1jvo
乙!
最後の一撃に最初の技名を持ってくるの、凄くエモーショナルでした。面白かったです。完結おめでとうございました!
89 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/16(金) 00:05:17.49 ID:VaYgwhoGo
そしてお知らせになるのですが、このリリウム魔法学校スレを持ちまして、SS活動は無期限休止となります(このスレで小ネタやアフター話は書いていきます)
SSを楽しみにしてくださっている方、本当に申し訳ございません
SS速報Rに初めてスレ立てをしてから丸4年、長く書かない時期もありましたが、ここまでやってこれたのは本当に皆様のおかげです
心から感謝です!

これからはイラストの練習をして、イラストや漫画で百合を描いていきたいと思っています
前スレでも書きましたが、お絵かきが上手くなりたいとずっと思っておりました
ただ数年前は移動時間が多く、できるのがスマホで文章を打つことくらいで、まとめサイトで百合SSを見るのにハマっていたことから自分でも書き始めるようになりました
最近は家で時間が取れるようになり、改めてお絵かきの練習をしたいと思うようになったというのが大きな要因です

ttps://mobile.twitter.com/chiko_uraku
こちらがツイッターアカウントになります
ほとんど呟かないですが、今後の活動はこちらがメインになるかと思います

匿名掲示板で言うことではないかもですが、応援していただけると嬉しいです

これからもどうかよろしくお願いいたします!
90 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/04/16(金) 07:03:24.59 ID:Mx/MRXvF0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/16(金) 09:15:49.04 ID:fQxNBUEZO
おつです
小ネタやアフターだと気になるのは
・ソフィアとリーリア(闇が浄化されたリーリアとソフィアの後日談的な感じ)
・役者として活躍する凜華と舞(このカップルだけHシーン無かったのもある)
・幼少期に死にかけた楓とその看病をする嵐
・時雨と黒騎士(消滅したと思われていたが実は人間として転生していて再会……のような)
とかかな

あとウィンの過去エピソードみたいな『実は忘れてたけど幼少期に会ってた』って展開すごい好き
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/16(金) 11:33:23.48 ID:mz4OFzthO
見たい話は結構あるけど、想像の余地として残しておいた方が綺麗なのかもなぁとも思う
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/16(金) 13:22:43.41 ID:mvGKniN/0
スフィアとルクの関係性は扱いに困ってたんかな
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/16(金) 20:14:19.61 ID:mrJLL7fAO
SS目当てでここ覗いてるのにいきなり「もうSS書きません!これからは絵を描くので応援よろしく!」とツイ垢ペタリされても反応に困るな・・・
95 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/16(金) 21:20:25.06 ID:VaYgwhoGo
そうですね…出過ぎた真似をしてしまいました
せめて最後まで楽しんでもらえるよう残りのレスは書いていきたいと思います

>>93
スフィアとルクはリズも交えて親子っぽく描写したかったのですが、書いてるとどうしてもルクからスフィアに対しての距離感が出てしまった感じですね
たしかに少々難しかったです
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/04/17(土) 12:41:48.18 ID:k3Nm8pEY0
とりあえす小ネタ期待
97 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/17(土) 19:34:06.00 ID:PycECa7Bo
エピソードゼロ
  クロエとステラの出会い


わたしは今、マクベス・エクスルードハウスという施設に二人だけで住んでいる。
わたしと、カーラ先生の二人きり。
少し前まではもっといたけど、わたしから離れるように皆出ていってしまった。

「クロエ、ご飯にしましょうか」

「はーい!」

でも寂しくはない。
カーラ先生と、友達のローラ。二人がいつも遊んでくれるから。

「今日は野菜のスープですよ。ふかしたお芋もありますからね」

もぐもぐとご飯を食べて、その後はお風呂に入る。
薄いシーツと固いベッドに入ると、カーラ先生が一緒に横になってくれる。

「おやすみなさい、クロエ」

「おやすみ……せんせい……」

今まで先生は自室で寝ていたから、こうやって一緒に寝てくれることなんてなかった。
でも今は「私も一人だと寒いので」と言って、一緒に寝てくれる。そういう心遣いがとっても嬉しかった。

ある朝、畑の様子を見に行った先生が血相を変えて戻ってきた。
その腕の中には小さな女の子が抱きかかえられている。

「ど、どうしたの?」

「クロエ、新しいお友達のために昨日のスープを温めてきてください」

緊急事態なのはひと目で分かる。
でも先生は焦ることもなく、優しい口調で指示を出してくれた。
その声音でわたしも落ち着いて行動することができた。

キッチンに行き、炎の魔力がこもった石をコンロにセットする。そしてその上に鍋を置き、スイッチを入れた。
ものの数分もせずに沸騰し、美味しい匂いが辺りに広がる。
それをお皿によそい、こぼさないように先生の元へと向かった。

「ありがとうございます、クロエ」

改めて女の子の姿を見る。
年はわたしとそう変わらないように見える。小学校入学前後といったところか。
青黒い色の髪はきらきらと美しく光を反射していて、まるで夜空のようだ。
そうしてまじまじ見ていると、パチリと目を開いた女の子と視線が交わった。

「おはようございます」

「あ……」

「ご飯は食べられそうですか? 野菜スープを用意してみたのですが、どうでしょうか」

先生に撫でられながら女の子は視線をさまよわせている。
そして机の上に用意されたスープを見止めて、くぅ、とお腹を鳴らす。
98 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/17(土) 19:34:42.02 ID:PycECa7Bo
「ふふっ。怖いものではありませんからね。食べさせてあげます」

膝に女の子を座らせ直し、片手で器用にスプーンを操る。
琥珀色の液体を一掬い、ふーふーと冷ましてから女の子の口元へ。

「……あむっ」

ごくんと嚥下すると、今度は自分から口を開けて待っている。
写真で見た小鳥の雛のようで可愛いなと思いつつ、二人の食事を眺め続けた。

「おいしかった?」

「……ん」

小さくうなずく。
そして今度はポロポロと涙を流し始めてしまった。

「ぅっ……ぅぁあ……っ」

「よしよし……大丈夫ですよ。ここには怖い人はいませんからね」

わたしもそっと近づいて、背中を撫でてあげる。
大丈夫だよ、安心していいよと、心を込めて。

しばらく泣いていた女の子が落ち着くと、先生は怖がらせないよう注意を払いながら話を聞き始めた。
要約するとこうである。

「珍しい魔法が発現し、親に金儲けの道具として扱われたのが怖くて逃げてきた」

とのことだ。
わたしもつい先日発現したが、彼女のものは隕石魔法というものだという。
魔法によって降ってきた隕石は使用者の所有物とみなすらしいが、まだ小さい彼女は所有権が発生せず親のものになるらしい。
そこに目をつけた両親は彼女に毎日のように魔法を撃たせ、そこから財産を得ようとしたのだ。

「なんてことですか……」

先生は……怒っていた。
年端も行かぬ子を、それも自分の娘をお金稼ぎの道具として扱う。非人道的行いに憤っていた。

「昨日の夜逃げ出して……町の外れまで出てきて……助けてもらおうと思ったの。でもこのお家の前で力が抜けて……」

「おそらく、お腹が空いて倒れてしまったんですね。かわいそうに……」

そろそろわたしも女の子と喋りたかったので、一番気になっていたことを聞いてみる。

「ねえ、あなたお名前は?」

「……ステラ。……名字は……家を思い出すから言いたくない」

「ふーん。綺麗な名前ね!」

パチクリと驚いた目をする女の子……もとい、ステラ。

「名字がいらないならその素敵な名前を名字にしちゃえばいいのよ! ね、ステラ・ステラ!」

「ステラ・ステラ……」

噛みしめるように呟く。次第にその顔に笑みが浮かぶ。

「素敵な名前……」

「ね!」

にっこりと笑って見せれば、ステラもにこりと笑みを返してくれる。
素敵な笑顔だった。
99 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/17(土) 19:35:18.82 ID:PycECa7Bo
「では……ステラ・ステラ」

こほんと先生が改めてステラに向き合う。

「?」

「ここ、マクベス・エクスルードハウスはあなたを迎え入れる準備はできています。あなたさえよければ今すぐにでも」

優しく包み込むような声。
それを聞いてステラは力強く頷いた。

「……ここに、住みたい」

「はい!」

嬉しそうに先生が笑う。

「じゃあわたしはお姉さんね! よろしくね、ステラ!」

「お姉さん……名前は?」

「クロエ! クロエ・アートルム!」

こうして、マクベス・エクスルードハウスに一人住人が増えた。
聞けば1歳違いということで、それが分かってからはさらに仲良くなった。
一緒に食べて、一緒に寝て、一緒に成長して……。
少しずつマクベスに住む家族も増えてきて、10年程して私がリリウムに入学するとなったとき、ステラはとっても泣いていた。
それくらい仲良くなったし、ステラが入学するとなったときは私もとても嬉しかった。

「ふふっ」

「クロエ、誰かからメール?」

「ああヒカリ。ステラからよ。『お元気ですか?』って。まだ卒業して一ヶ月なのに心配性ね」

私がリリウムを卒業し大学の寮に移ったあとも、もちろんステラとの交流は続いている。
こんなに可愛らしい後輩……いや、妹を持てて私は幸せだ。

「でもクロエもステラさんの体調とか心配でしょ」

「もちろんよ! 最近暖かかったり寒かったりで風邪ひきやすいんだから……。ちゃんと気をつけるようメールしとかないと」

「……くすっ」

突然、ヒカリが小さく吹き出して笑った。

「なによ」

「似た者同士だなあって思って」

「ふふん、当然でしょ。私達はカーラ先生の子なんだから」

心から尊敬できる、大好きな先生。
あの先生の元で一緒に成長してきたのだ。互いに気遣いあえるよう、清く正しく大きくなったと自信を持って言える。

「さ、今日も先生とステラにも胸を張れるよう頑張りますか!」
100 : ◆ZOSRNJGVq. [saga]:2021/04/17(土) 19:35:47.26 ID:PycECa7Bo
以上、短いですがクロエとステラの出会いでした
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