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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」熊野「その11ですわ!」【安価・コンマ】

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405 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/12(土) 23:24:26.17 ID:YCxDr/k+0
19→91:そりゃ1回くらいは、ね? 4×1.5=6 6+79=85/100


大鳳「……まぁ、一度くらいは戻りたいと思ったこともあるかな」

提督「………」

石垣「………」

大鳳「あ、誤解しないで欲しいんだけど、この世界での暮らしは凄く楽しいし、今の生活に不満はないのよ!?」アセアセ

大鳳「ただ、流石に1回くらいは天界へ戻って……両親や女神様に、今までのことを自分の口から直接伝えたいかなって」

初春「……だが、それは不可能なんじゃろう?」

大鳳「……えぇ。私は一時的に追放された身だから、余程の緊急事態でもない限りは天界へ戻ることは出来ない」

大鳳「より正確には、戻ろうとしても女神様から送り返されてしまう。でも、それが規則だから」

提督「………」

提督(大鳳様が、この世界で過ごすことになったのは……僕の命を助けたから)

提督(僕はそのことを凄く感謝しているけれど、同時にそれは……大鳳様を、この世界へ縛ることになる)

提督「……っ」グッ…

大鳳「……!」

提督(出来ることなら、僕が女神様と話し合って……大鳳様の罰則を、少しでも軽くしたい)

提督(でも、ただの人間に過ぎない僕が……天界の、それも神様が決めたルールに首を突っ込むなんて……)

大鳳「……提督君」スッ…

提督「あ……」

提督(大鳳様が、僕の握りこぶしに手を据えて……)

大鳳「何度も言ったけど、貴方が思い悩む必要はないわ。私が勝手にやったことで、相応の罰を受けただけだもの」

大鳳「それに、貴方を救ったことも後悔していない。むしろ、こうして傍で見守れることを嬉しく思うほどだから」ニコッ

提督「大鳳様……」

石垣「……つまり、寂しさを感じている訳ではないんですね?」

大鳳「えぇ。この世界は、今の私にとっては第二の故郷みたいなものだしね」クスッ

大鳳(女神様達の顔を見たいという気持ちはあるけど、別にホームシックになった訳じゃない)

大鳳(たまには直接会って、近況を報告したいと思っただけ。むしろ、提督君と長期間会えなくなる方が寂しいと言っても良いくらいね)

初春「………」

初春(ふむ……親というものが存在しないわらわにとっては、頭で想像することしか出来ない感情じゃな……)

提督「………」

提督(大鳳様……)
406 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/12(土) 23:26:21.39 ID:YCxDr/k+0
今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
ここからはまたしばらく回想パートが続きます(白目)。本編が全然進まず申し訳ございません。
1レスでも完成した時点で少しずつ投下していく予定です。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/12(土) 23:27:14.63 ID:Eiq4hEdVo
おつです
失恋ラインだけは乗らんで下さいよ!
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/13(日) 00:37:20.60 ID:K05Jiqa10
乙でしたー
409 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/16(水) 21:11:42.84 ID:J8rJj3Fn0
大鳳「………」

大鳳(……この世界の基準だと、あの日からもう10年以上が経ったのよね)

大鳳(私が最後に女神様と会ったのは、提督君の所へ向かう直前……)

大鳳(女神様から『余程の緊急時でない限り天界へ戻ることは許されず、テレパシーで定期的に連絡を取り合う』ことを説明された)

大鳳(その後、私は正式に追放処分を言い渡されて……この世界へ降り立つことになった)


――約10年以上前・宇宙空間


大鳳『………』フワフワ…

大鳳(あの子を見守るのは良いとして、どう説明すれば良いのかしら……)

大鳳(女神様からは『ここまでの事態になった以上、天界の存在を隠し続けるより、ある程度は伝えた方が良い』と言われたけど……)

大鳳『う〜ん……』

大鳳(……まぁ、地球に着く頃には良い案が浮かんでるわよね?)


――15分後・日本上空


大鳳『……全然浮かばなかった』フワフワ…

大鳳(だって、正直に『私は天界からやって来た天使です』だなんて伝えても信じて貰えるとは思えないし……)

大鳳(あ、でもこうして翼で空中に浮かんでいる姿を見せれば……いや、夢だと思われるかも……)

大鳳『………』

大鳳(も、もう少しうまく説明出来る方法があるはず……!いくら何でも、あの子の家に着く頃には……!)


――15分後・12周目提督実家(新)


提督「……おはよう、お姉ちゃん。初春様も、おはようございます」

大鳳『やっぱり全然思いつかなかった!』フワフワ…

提督「はい。久々に、しっかり眠れた気がします……」

大鳳(だって、どう伝えようとしても夢だと思われるか、不審者として通報される未来しか想像出来ないんだもの!)

提督「……お姉ちゃんと初春様が傍にいてくれるお陰だよ」

大鳳(うぅ……やっぱり、ぶっつけ本番でストレートに話すしかないの……?でも、ここまで来たらそうするしか……)

大鳳「あぁもう!こうなったらヤケよ!」カッ…!

提督「……え?」
410 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/16(水) 21:14:21.17 ID:J8rJj3Fn0
今回はここまでです。
更新が滞ってしまい申し訳ございません。少し立て込んでいました。
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 21:44:38.59 ID:V8tv8kYWo
おつおつ
このぽんこつ具合は心地良い…w
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/16(水) 23:35:56.59 ID:mrBxwmVT0
413 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/06/17(木) 02:51:24.35 ID:WLcc52ns0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 07:03:18.41 ID:PJnXN7FrO

このまま平和に終わって1週目以来の聖域になってほしい
でも平和だからこそ複数リーチとか失恋のドロッドロも見たい
415 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/17(木) 21:34:56.32 ID:YBh9Us9d0
提督「………」

大鳳「えっと……初めまして!私、大鳳と言って……その、天界からやって来た天使と言いますか……」

提督「………」

大鳳「………」

提督「……天使?」

大鳳「は、はい……あの、引かないで下さい!本当のことなんです!ほら、今だって翼で空を飛んで……」

提督「………」

大鳳「………」汗ダラダラ

大鳳(や、やっちゃったかしら……この子、凄く引いてるんじゃ……)

提督「………」

大鳳「いや、あの、怪しまないで!いきなりこんなこと言われても信じられないかもしれないけど、その……」

提督「……落ち着いて」

大鳳「……え?」

提督「貴女のこと、疑ってないから……」

大鳳「嘘でしょう!?自分で言うのも何だけど、貴方からすれば私ってかなり得体の知れない存在だと思うんだけど……」

提督「だって、幽霊と狐様がいるから……」

大鳳「はい?」

提督「信じて貰えないかもしれないけど、僕の隣には……幽霊のお姉ちゃんと、僕達を見守ってくれる狐様がいてくれるから……」

大鳳「……幽霊?狐様?」

提督「……えっと、どうしますか?」

大鳳(そういえば、この世界は妖怪や幽霊が存在するよう『設定』されていたような……もしかして、それで……)

提督「……分かりました」

パァァ…ッ!

愛法「……!?」

「……やれやれ、まさかわらわをここまで驚愕させるとはのう。貴様、中々侮れぬな?」

「……私にとっては、初春様がここまで驚いたのが意外です」

大鳳(この子の両脇から、声が……それに、光り出して……!)
416 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/17(木) 21:36:35.31 ID:YBh9Us9d0
初春「………」キラキラ…

石垣「………」キラキラ…

大鳳「……貴女達が、この子が言う……幽霊と、狐様……?」

初春「左様。わらわは初春。この地に古くから住む妖狐じゃ」

石垣「……石垣です」

大鳳「………」

大鳳(知識としては知っていたけど、やっぱり自分の目で確かめてこそ……実感が湧いて来るわね)

初春「……あまり驚いていないようじゃな」

大鳳「え?まぁ、その……さっきまでは目視出来なかったけど、貴女達の存在自体は知っていたから」

石垣「……存在を知ってた?」

提督「どういうこと……?」

大鳳「それにはまず、天使である私がどうしてこの世界に来たかを……そう言えば、どこまで話して良いのかしら……?」

女神『安心して。伝えてはいけないことは私がストップをかけるから』

大鳳「……!」

大鳳(頭の中に、女神様の声が……はい、分かりました)

大鳳「……じゃあ、まず――」


――


大鳳「………」

大鳳(それから提督君達に『天界の存在』や『この世界は創造神様によって作り出されたこと』等、私に関することを話せる範囲で簡単に伝えた)

大鳳(本当なら隠しておくべきことだけど、女神様は『仮に12周目提督が周囲に話したところで頭がおかしくなったと思われるだけ』と言っていた)

大鳳(まぁ、確かにそうだと思う。いきなり『天国や神様が存在する』と言われても、恐らく大多数の人間は信じないだろうから)

大鳳「……もちろん、伝えた情報はそれだけじゃない」

大鳳(最も重要な情報……私が提督君の元へ現れた、その理由も打ち明けた。正直、これが1番話しづらいことだったけど……)
417 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/17(木) 21:37:25.09 ID:YBh9Us9d0
今回はここまでです。
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 21:45:14.66 ID:nbcTct8eo
おつおつ
石垣お姉ちゃんの反応や如何に
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 21:51:53.40 ID:nkCwWGkL0
乙でしたー
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/17(木) 23:00:44.99 ID:ucM902q30
誰やねん愛法乙
421 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/18(金) 21:30:29.84 ID:r9F6PuyO0
――


大鳳「――という訳なの」

初春「……まさか、そんなことがあったとは」

石垣「………」

提督「………」

提督(……そう、だったんだ。僕は、あの日の事故で……本当は、亡くなっていたはずで……)

提督(それを、この人が……天使様が、救ってくれて……そのお陰で、僕はこうして……)

提督(だけど、感謝の気持ちと同じくらい……お姉ちゃんのことも、助けて欲しかったという気持ちも……)

提督「……っ!」フルフル

提督(ダメだよ、僕……そんな風に考えちゃ……!天使様が助けてくれなかったら、どうなっていたか分からないのに……!)

提督(でも、どうしても頭に思い浮かんじゃう……いっそのこと、僕よりもお姉ちゃんを……だから、そんな考え方はっ……!)

石垣「………」チラッ

初春「………」チラッ

提督「……っ」グッ…!

大鳳「……ごめんなさい。私があの時、提督君以外の子に目を配っていなかったせいで……」

提督「っ!?い、いえ、そんな……助けてくれて、ありがとうございます……」ペコッ

石垣「……弟のことを助けてくれて、ありがとうございます」ペコッ

大鳳「………」

石垣「……そんな、悲しそうな顔をしないで下さい。私は、貴女のことを……恨んでいませんから」

大鳳「……!」

石垣「本来なら、私も提督も死んでしまっていたところを……提督だけでも、助けてくれたんです」

石垣「それだけでも、本当に感謝しています。ですから、私のことは……気にしないで下さい」

大鳳「………」

大鳳(石垣ちゃん……)

初春「わらわからも礼を言わせて欲しい。提督を救ってくれて、本当にかたじけない……!」

大鳳「………」

大鳳(……初春ちゃんは良いとして、石垣ちゃん……まだ幼いのに、とても強い子ね)

大鳳(私がこの子くらいの歳だったら、きっと……『どうして私のことも助けてくれなかったの!?』と騒いだかもしれないから)

提督「………」

提督(……やっぱり、お姉ちゃんには敵わないよ。僕なんかより、よっぽど立派で……強くて……)
422 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/18(金) 21:31:38.10 ID:r9F6PuyO0
短くて申し訳ございませんが、今回はここまでです。

>>420
またタイプミス……度々すみません。『愛法→大鳳』です。
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/18(金) 21:38:25.17 ID:WtRRdd+Zo

姉は強し
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/18(金) 22:35:49.11 ID:kfnscsnf0
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/19(土) 16:56:37.92 ID:bOkYRGRK0
お姉ちゃん失恋して悪霊化したりしたらタイヘンだな
426 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/21(月) 00:49:11.36 ID:a+3ryllm0
――


大鳳「………」

大鳳(……その日以来、私は提督君達と一緒に過ごすことになった)

大鳳(まぁ、もし断られたとしても……その時は、姿を消して傍にいるつもりだったけど)

大鳳(でも、提督君は快く私を迎え入れてくれた。それどころか、命の恩人として慕ってくれた)

大鳳(石垣ちゃんのことを考えると、最初は後ろめたかったけど……当の本人が『気にしないで』と言ってくれて……)

大鳳「………」ギュッ…

大鳳(2人が良い子だったからこそ……私は、提督君達と家族同然の仲になることが出来た)


――12周目提督実家・自室


提督「………」カキカキ

初春「……しっかし、わらわ達が創造神とかいう者に作られた存在とはのう」

石垣「……やっぱり、実感が湧きません」

大鳳「う〜ん……そう言われても、私からはそう説明するしかないのよね」

大鳳(世界がどのようにして生み出されるかは、天使の段階では私達もそこまで深く教わる訳じゃないし……)

初春「まぁ、それはそれとしてじゃ。貴様、ずっと提督のことばかり眺めているが……本当にそれだけなのじゃな」

大鳳「どういうことですか?」

石垣「てっきり、天使なので……その、神様の力とか、そういうのを使うものかと……」

大鳳「……前にも説明したけど、本来なら私はこの世界に必要以上に干渉してはいけないことになってるのよ」

大鳳「だから、提督君自身がとてつもない災難に見舞われた時以外は……余計な干渉は規則で禁止されているわ」

初春「難儀なものじゃな、その規則とやらは……」

石垣「天使の世界でも、やっぱりルールはあるんですね……」

大鳳「……天界の人々も人間も、規則が無いと暴走する人が現れるのは同じということよ」

提督「………」カキ…

大鳳「……提督君、もう宿題が終わったの?」

提督「……大鳳様」

大鳳「はい?」
427 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/21(月) 00:50:41.97 ID:a+3ryllm0
短くて申し訳ございませんが、今回はここまでです。
スランプなのか、プロットを作っておいたにもかかわらず、文章が中々思い浮かびません(白目)。
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 00:54:03.33 ID:vWpAGGPIo
おつおつ
ゆっくりでいいのよ
ほのぼのすきすき
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/21(月) 21:02:13.68 ID:DSfN29RAO
乙でしたー
ゆっくりでも続けば良いんですよー
430 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/24(木) 22:24:17.85 ID:ULEPMjQw0
提督「その、僕を助けたことが原因で……ずっと僕につきっきりなのは、申し訳ないです」

大鳳「そんなことないわよ。私が勝手にやってしまったことだから、貴方が責任を感じることは……」

大鳳(それに、提督君は同年代の子供達と比べて大人びているし……自分から問題を起こさないから、見守っている側としても安心出来るもの)

初春「そもそも、提督につきっきりというのはわらわ達も同じじゃ」

提督「確かにそうなんですけど……でも、何と言うか……」

石垣「……私達は好きでやってることだけど、大鳳様は罰でやらされてる状況だから気になっちゃう」

提督「……!」

大鳳「……!」

石垣「提督が言いたいのは、そういうこと……?」

提督「………」コクリ

大鳳「えっと、確かに罰と言えば罰だけど……私は別に嫌々やってる訳じゃ……」

初春「ふむ……なら、この世界での暮らしを存分に満喫するというのはどうじゃ?」

大鳳「……はい?」

初春「罰さえ遂行していれば、天界とやらから咎められることはないんじゃろう?」

大鳳「それは、まぁ……」

初春「天使の寿命は知らぬが、少なくとも人間よりは長いと見た」

初春「そこでじゃ。提督を見守るだけでなく、少し長めの旅行気分で過ごしても……バチは当たらないと思うがの」

大鳳「………」

大鳳(流石にそれは……仮にも罰を受けている身の私が、ここでの生活を純粋に楽しむというのは……)

提督「……僕も、初春様の考えに賛成です」

大鳳「……!」

提督「僕のせいで、大鳳様の自由がないというのは……やっぱり、申し訳ないですから」

大鳳「でも……」

石垣「……大鳳様は、提督の幸せを守る為にここにいるんですよね?」

大鳳「え?う、うん。そうだけど……」

石垣「それなら、出来る範囲で提督の望みを聞いてあげるのも……提督の幸せを守ることに繋がりませんか?」

初春「同感じゃな」

大鳳「う、う〜ん……」

提督「大鳳様……」

大鳳「………」
431 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/24(木) 22:25:50.69 ID:ULEPMjQw0
大鳳「……分かったわ」

提督「……!」パァッ

大鳳「提督君や、石垣ちゃん達からそこまで言われれば……断れないもの」ニコ…

提督「あ、ありがとうございます……!」ペコッ

大鳳「ううん、お礼を言うのは私の方よ。提督君、石垣ちゃん、初春ちゃん……私の為にそこまで考えてくれて、ありがとう」

石垣「いえ、そんな……」

初春「わらわは提督にとっての幸福を第一に考えただけじゃ。礼はいらぬ」

大鳳「……もしかして、初春ちゃんってツンデレ?」

初春「はて、つんでれとな?」キョトン

大鳳「………」

初春「な、何じゃ、その目は。わらわが何か変なことを言ったか?」

大鳳「いや、やっぱり古くから存在する妖怪なんだなって……現代の知識に疎いところとか」

初春「……もしかしなくとも馬鹿にしておるな?」

大鳳「え?いや、そんなつもりは……ただ、珍しいと思っただけで」

初春「問答無用じゃ!生意気な口を聞くのはこの輪か?それとも羽根か?」

大鳳「ちょっ、やめて!折角女神様から貰った天使の明石なのに!あぁっ!そんな引っ張らないで!取れちゃう!取れちゃうからぁ!」

提督「あわわっ、は、初春様、大鳳様……その、落ち着いて……」オロオロ

石垣「……いや、止めなくて良いと思う」

提督「え?でも……」

石垣「ほら、2人をよく見て?」

提督「……?」チラッ

大鳳「やったわね!それなら私だって、貴女の耳を触っちゃうんだから!」

初春「こ、これ!やめないか!そこはわらわが許した者のみ触れられるのじゃぞ!?」

大鳳「先にリングと羽根を引っ張ったのはそっちでしょう!?」

初春「それは貴様がわらわを馬鹿にするからじゃ!」

ワーワー ギャーギャー

提督「………」

石垣「大鳳様、さっきより遠慮がなくなってるみたいだし……きっと、私達の言葉でリラックス出来たと思うから……」ニコッ

提督「……うん。お姉ちゃんの言う通りかも」ニコッ
432 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/24(木) 22:26:31.14 ID:ULEPMjQw0
今回はここまでです。
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 22:31:48.17 ID:0K4Rmor/o
おつおつ
天使の明石というクリティカルな二重の意味の誤字笑った
大鳳様…今ではすっかり満喫なされておる
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 22:32:02.66 ID:AD9s5YrT0
乙でしたー
435 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/28(月) 22:45:19.46 ID:zletPaov0
――


大鳳「………」

大鳳(あまり気が進まない提案だったけど、提督君の望みだとすれば……無碍にすることも出来ない)

大鳳(それに、女神様にも相談したら『あの子が望んでいることだし、無暗に干渉しないなら大丈夫』と言ってくれた)

大鳳(その日から、私は提督君や他の人々に影響を与えない範囲で……この世界での暮らしを満喫することにした)

大鳳(といっても、今まで通り提督君達以外の人々の前には姿を現すことはしない。これは本当に気をつけるようにした)

大鳳(うっかり姿を見せて大騒ぎになってしまえば、また女神様や創造神様に負担をかけることになっちゃうから……)


――早朝・自室


提督「……ん」パチッ…

提督(そろそろ起きないと……)ムクリ…

石垣「……おはよう、提督」フワフワ…

初春「よく眠れたか?」

提督「はい……おはようございます、初春様……お姉ちゃんも、おはよう……」グシグシ…

大鳳「ふわぁ……おはよう、提督君……今日も早起きね……」ムクリ…

提督「おはようございます、大鳳様……」

初春「貴様も律儀じゃな。睡眠を必要としないと言っておった割には……」

石垣「……提督の生活サイクルに合わせて、睡眠を取ってますもんね」

大鳳「私はあくまでも提督君を見守る存在。だからこそ、私の都合に合わせて貰う訳にはいかないもの」

初春「それで貴様が提督の過ごし方に合わせることにした、とな?」

大鳳「そういうこと」

提督「……ごめんなさい。僕の為に……」

大鳳「何度でも言うけど、提督君は気にしないで?私が好きでやってることだから」ニコッ

提督「大鳳様……」

大鳳「じゃあ、私は日課の運動に行って来ます!1時間くらいで戻るから!」ビュンッ!

提督「はい。お気をつけて……」

初春「……相も変わらず、目にも止まらぬ速さじゃ」

石垣「あの速さで1時間だと、一体どこまで飛んで行くつもりでしょうか……?」
436 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/28(月) 22:47:21.10 ID:zletPaov0
――1時間後


提督「………」カキカキ…

提督(……今日の予習はこれくらいで良いかな。さて、そろそろ朝ご飯を……)

大鳳「ただいまー!」フワフワ…

提督「あ、お帰りなさい……」

初春「今日はどこまで飛んで行ったのじゃ?」

大鳳「軽くアンドロメダ銀河の中心部まで!」

提督「あ、アンドロメダ……!?」

初春「あんどろめだ?」キョトン

石垣「そんな気の遠くなるほどの距離を1時間で……!?」

大鳳「ふふっ」

大鳳(そもそも、天界から地球へ向かうまでの距離はもっと遠いもの。これくらいの移動は天使なら確実にこなせないと)


――15分後・リビング


提督「……本当に、良いんですか?」

提督(天使様は、この世界にいる間はご飯を食べなくても平気らしいけど……やっぱり、僕だけ食べるのは……)

大鳳「えぇ、私のことは気にしないで。食費をかさませる訳にはいかないもの」

初春「同感じゃな」

石垣「………」コクリ

提督「……分かりました。いただきます……」モグモグ

大鳳「………」

初春「………」

石垣「………」

大鳳(……提督君のお母さんは、今日も仕事で家にいない)

初春(……こればかりは仕方ないことじゃ)

石垣(提督の為、そして、自分達の生活の為だから……)

大鳳(だからこそ、こうして私達が傍にいることで……)チラッ

石垣(……提督に、寂しい思いをさせないようにする)チラッ

初春(親代わりにはなれずとも、話し相手にはなれるはずじゃ)チラッ

提督「………」モグモグ

提督(……やっぱり、お姉ちゃん達がいてくれると安心する。"あの時"は、寂しかったから……)
437 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/28(月) 22:49:45.44 ID:zletPaov0
今回はここまでです。

>>433
Oh……何度もすみません。『明石→証』です(白目)。
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/29(火) 00:01:10.71 ID:BeeWSXsc0
乙でしたー
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/30(水) 15:42:19.52 ID:aa5yoqA80
>>437
オイシイから大丈夫だよ
440 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/30(水) 22:47:53.24 ID:AKpueRVC0
――学校・教室


先生「この時代は、まだ科学が未発達だったこともあって……」

提督「………」

大鳳『………』ジー

大鳳(家はもちろん、学校でも遠足でも……私は常に、提督君を見守る義務がある)

大鳳(だからこうして、提督君のプライベートを侵害しない範囲で……この子の傍についていないといけない)

大鳳『……ふふっ』

大鳳(でもそれは、私にとって充実した時間と言える。こうして、提督君が少しずつ成長していく様子を間近で眺められるもの♪)

大鳳(自分が救った子が生きている。本来ならなかったはずの歴史を刻んでいる。そのことが、凄く嬉しくて……)

先生「今では当たり前とされることでも、当時は神様や妖怪の仕業だと考える人もいたんだ」

提督「………」チラッ

初春『……当たらずとも遠からず、じゃな。単なる自然現象もあれば、怪異が引き起こした超常現象も存在する』フワフワ…

石垣『そもそも、私達が存在している時点で……今の科学でも解明出来ない現象は、沢山あると思う』フワフワ…

大鳳『まぁ、そのどれもが創造神様がこの世界をお作りになった時に"設定"したものなんですけどね』フワフワ…

提督(そうなんだ……もっと、知りたいかも……)

先生「……提督」

提督「……え?」

大鳳達『……!』

先生「ここはテストで出題するところだぞ?余所見せず、しっかり聞いておくように」

提督「あっ、ごめんなさい……」

初春『……すまぬ』

石垣『ごめんね?気を散らせちゃって……』

大鳳『その、ごめんなさい……』

提督(う、ううん!全然気にしてないよ!先生の授業と合わせて、凄くためになるお話を聞けたから……!)アセアセ

提督「……神様に妖怪、か」

提督(もっと、色々なお話を聞きたい……もっともっと、知りたい……!)
441 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/30(水) 22:49:21.56 ID:AKpueRVC0
――


大鳳「………」

大鳳(こんなことを言うのは不謹慎かもしれないけど……提督君と過ごした日々は、凄く楽しかった)

大鳳(罰を受けたお陰で、私は提督君と一緒の時間を過ごすことが出来た)

大鳳(私達の話を興味深そうに聞く提督君。私達に笑顔を向けてくれる提督君……これまで、沢山の提督君を見せて貰った)

大鳳(そのまま数年の時が流れて……提督君は、自分の進路について真剣に考え始めた)

大鳳「……まさか、今の道に進むことになるとは思わなかったけどね」クスッ


――約数年後・リビング


提督(中学生)「………」カキカキ

大鳳「………」

大鳳(オカルトや神話の研究職に就きたい、か……やっぱり、私達が傍にいる影響かしら)

提督「……よし、数学はこれくらいで良いか。次は歴史に取り掛からないと……」カキカキ

初春「……いくら受験とやらが迫っているからといって、無理は禁物じゃぞ?」

提督「はい、分かっています」カキカキ

石垣「提督はいつもしっかり勉強してるから、いつも通りにやれば大丈夫だと思う」

提督「ありがとう、姉さん。でも、油断して不合格になるのは避けないと……」カキカキ

大鳳「………」

大鳳(……女神様。これって、他の人間の人生に多大な影響を与えてしまったりしませんよね?)

大鳳(私としては、提督君が自分で決めた道を……この子の選択を、尊重してあげたいんです)

女神『う〜ん……本当はやめておくべきと言うところなんだけど、12周目提督の幸せは正しく研究者になることだものね……』

女神『……黙々と研究するだけなら、下手に目立つ職種になるより影響力は小さいか』

大鳳(それじゃあ……!)パァッ

女神『ただし!貴女の能力を駆使して、この子自身や他人への影響が良くも悪くも最小限になるよう努めること。良いわね?』

大鳳(はい、分かりました!ありがとうございます、女神様!やったわ!これで……!)

提督「……大鳳様?」

大鳳「……え?」

初春「急に笑みを浮かべ出して、一体どうしたんじゃ?」

大鳳「いえ、何でもないわ。何でも……ふふっ♪」

提督達「……?」

大鳳(提督君には、純粋な気持ちで夢を目指して欲しい。下手に他人への影響力を意識して、受験に落ちちゃったら大変だもの)

大鳳(大丈夫。貴方の夢を邪魔する人は、私が上手く退ける。だから安心して、夢に向かって努力して下さいね……?)
442 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/06/30(水) 22:49:51.60 ID:AKpueRVC0
今回はここまでです。
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/30(水) 23:40:07.96 ID:z2wQdZCQ0
乙でしたー
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/01(木) 00:04:05.96 ID:NY7ZCH+Mo
おつー
445 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/03(土) 18:23:18.86 ID:CvBj8F/R0
――


大鳳「………」

大鳳(普段から真面目に勉強していることもあって、提督君は受験も難なくこなしていった)

大鳳(とはいえ、私もただあの子のことをただボヤ〜っと眺めていた訳じゃない)

大鳳(細心の注意を払いながら、『不具合』を増やさない範囲で……提督君に降りかかる不運を、可能な限り払い除けた)

大鳳(といっても、僅かに干渉した程度だけどね。試験前日に体調を崩さないようにするとか、自転車に乗っている時に事故に遭う可能性を0にするとか……)

大鳳「……同じ失敗は許されないもの」ポツリ…

大鳳(本来なら、私がこうして力を行使すること自体……極力避けるべきなのは分かってる)

大鳳(でも、そもそも提督君が元気に暮らしていることがイレギュラーである以上……既に元の歴史からズレが生じている)

大鳳(だからこそ、女神様と相談しながら……提督君の人生に悪影響を与えないようにしつつ、『不具合』を最小限に抑えられるよう努めた)

大鳳「……私、いえ、私達のしたことは、きっと無駄じゃなかった」

大鳳(そう思えるのは、提督君が……夢を叶えたから。あの子の努力に比べれば、私の力なんて……微々たるものだから)


――12周目提督実家・自室


提督(高校生)「………」つPC カタカタ

大鳳「あれ?提督君、またパソコン作業?課題はもう終わったはずじゃ……」

提督「いえ、これは課題ではなくて……今まで大鳳様達から教わったことを、自分なりにまとめているんです」カタカタ

大鳳「それって、天界や天使についてのこと?それとも、この世界の成り立ちとか?」

提督「基本的には全てです。もちろん、この内容を他の人々に見せることはしません」カタカタ

提督「大鳳様達から教わったことをしっかり記憶に残す為、そして、後でいつでも確認出来るようにする為ですね」カタカタ

初春「相変わらずまめじゃの……」

提督「いえ、そんな……」カタカタ

石垣「……そこが提督の良い所」ニコッ

提督「姉さんまで……」カタカタ

大鳳「石垣ちゃんの言う通りね。私達は、提督君の真っ直ぐな所……好きだもの」ニコッ

提督「……///」カタ…

初春「おや?手が止まっておるぞ?」ニヤニヤ

石垣「もしかしなくても、照れてる……?」ニコニコ

大鳳「そういうところも、可愛くて好きですよ?」クスクス

提督「も、もうやめて下さい……///」

大鳳「ふふっ♪」

大鳳(本当に、可愛い……♪)
446 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/03(土) 18:24:55.95 ID:CvBj8F/R0
――約10年後・12周目大学


提督(20代後半)「………」つPC カタカタ

大鳳「今日も資料作り?それとも論文?」

提督「両方ですね。ゼミを任されたからには、これまで以上にしっかりしたものを作らないといけませんから」カタカタ

大鳳「ふふっ……高校、大学、そして大学院を卒業して准教授になっても……提督君の真面目な所は変わらないわね」クスッ

提督「その、大鳳様……僕ももういい年なので、君付けで呼ぶのは……///」

大鳳「そう言われても、私にとってはずっと見守ってる年下の男の子だから」

提督「うぅ……///」

初春「どうせ他人には聞こえない会話ではないか」

石垣「そんなに気にすること、ないと思う……」

提督「確かに、そうなんですけど……///」

大鳳「そうやって赤くなっちゃうところも、やっぱり変わってませんね♪」ギュッ

提督「……///」

大鳳「……♪」

大鳳(……ほんの少し前までは小さな体だったのに、今じゃ私の身長を追い抜くくらいになっちゃった)

大鳳(でも、それだけ提督君が成長したということよね。自分が救った男の子が、こんなに立派になってくれるなんて……)

提督「た、大鳳様……あの、そろそろ……///」

大鳳「……え?」

初春「……いつまで提督を抱き締めているつもりじゃ」ジトー

石垣(大鳳様、ずるい……)ジー

大鳳「……もう少しだけ♪」ギュッ

提督「……///」

初春「駄目じゃ!いい加減離れぬか!」グイグイ

石垣「提督が、作業に集中出来ませんから……!」

大鳳「お断りします〜!」ギュッ

提督「うぅ……///」
447 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/03(土) 18:26:01.94 ID:CvBj8F/R0
――


大鳳「………」

大鳳(この時には、私はもう……提督君と、本当の意味で家族になれていたと思う)

大鳳(石垣ちゃんや初春ちゃんのことも、一緒に提督君のことを見守る家族兼仲間のような関係を築けたと思っている)

大鳳(いつも4人で一緒にいることが当たり前になって、時には自分が天界からやって来た天使だということも忘れるほどに……)

大鳳「……いや、今は『5人』ね」クスッ

大鳳(今から少し前だったっけ。提督君が、山風ちゃんを連れて帰って来たのは……)


――12周目提督家・リビング


提督「………」つPC カタカタ

山風「………」スリスリ

大鳳「山風ちゃん……そろそろ交代してくれませんか?」

初春「提督の膝上は、わらわのみに許された特等席だというのに……」

大鳳「いや初春ちゃんだけの席じゃないから」

山風「……もう少しだけ、ダメ?」

提督「僕は構わないけど……」カタカタ

山風「……ありがと」スリスリ

石垣「……初春様、大鳳様。後10分だけ待ってあげてくれませんか?」フワフワ…

大鳳「………」

初春「………」

初春(……石垣がそう言うなら、我慢するしかないのじゃ)

大鳳(話を聞いた限りでは、山風ちゃんはずっと寂しい思いをしてきたみたいだし……)

山風「……義兄さん、あったかい」スリスリ

提督「………」ナデナデ…

石垣「………」ニコ…

大鳳「む……」

初春「………」

大鳳(頭では、山風ちゃんの事情を理解してる……理解はしてるんだけど……)

初春(提督の膝上を独占されると、やはり『次はわらわが良い』という気持ちが湧いて来るのう……)
448 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/03(土) 18:27:25.37 ID:CvBj8F/R0
――現在・12周目提督家


大鳳「………」

大鳳(えっと、まぁ色々なことがあったけど……私は山風ちゃんを、家族兼仲間として歓迎している)

大鳳(山風ちゃんも含めた5人での日々は、本当に……天界にいた頃よりも、ずっと充実した時間だったもの)

大鳳「………」チラッ

提督「………」

石垣「………」フワフワ…

初春「………」

大鳳「……ずっと、提督君達と過ごす時間が続いて欲しい」ポツリ…

提督達「……!」

大鳳(それが私の、紛れもない本心……この考えは、きっと変わることはないと思う)

大鳳(提督君がいて、石垣ちゃんがいて、初春ちゃんに山風ちゃん……そして、その中に私もいて……)

大鳳(この5人で過ごす日々は、私にとって……かけがえのない宝物だから)

大鳳(もちろん、いずれは死別という別れが待ち受けている。ただ、提督君のことだから……)

大鳳「………」

大鳳(いや、そんな先のことを考える必要はまだない。今、この時間を大事にしないとね)

提督「………」

提督(大鳳様は、そこまで僕達のことを……僕達との日々を、大切に思ってくれているんだ……)

提督(今の言葉は、凄く……嬉しかった。大鳳様にとって、僕が重荷になっていないだけでもありがたいのに……)

提督「……僕も同じです」

大鳳「……!」

提督「大鳳様達と過ごせる時間が、ずっと続いて欲しいと思っています……ずっと、ずぅっと……」

提督(それは叶わない願いなのは分かってるけど……せめて、僕がこのまま年を重ねて、いつか亡くなるその時までは……)ギュッ…

大鳳「………」

大鳳(……安心して、提督君。貴方の、その願い……全力で叶えてみせます。貴方の幸せは、私が……私達が、守りますから……!)

初春(……わらわも同感じゃ。提督はもちろん、他の3人との時間も……今となっては、当たり前の日常になったからの)

石垣(提督や、大鳳様達と一緒にいられるのは……私にとって、凄く幸運なことだから……)
449 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/03(土) 18:30:59.40 ID:CvBj8F/R0
今回はここまでです。これで大鳳の回想パートが全て終了しました。
次回から本編に戻ります。
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/03(土) 18:42:54.84 ID:iHI2MLO/o
おつおつ
尊い……ああ尊い……女神様お願いですから今周は失恋なしでどうか……
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/03(土) 19:56:02.39 ID:9Al6p5uq0

尊い…
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/05(月) 08:09:59.49 ID:PMxxgQLIO
このまま失恋者出なかったら1週目よりあったかくて家族愛に溢れた聖域になりそう
その分失恋者出たらすっげードロドロしたりしそうなのが怖いけど
453 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/05(月) 19:25:48.60 ID:cyfV+YV20
22:30〜23:30頃開始予定です。
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/05(月) 19:47:27.31 ID:7vR3QPA9O
山風に、出番を……
455 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/05(月) 23:03:42.68 ID:cyfV+YV20
始めます。
456 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/05(月) 23:06:02.84 ID:cyfV+YV20
〜 6月2週 〜

――12周目大学・キャンパス内


モブ学生1「なぁ、来年のゼミ選びはどうする?」スタスタ…

モブ学生2「12周目提督教授の所にするつもり」スタスタ…

モブ学生1「お前もか。先輩からおすすめの講義だと聞いて取ってみたけど、あの教授の話は実感がこもってて頭にどんどん入って来るんだよな」

モブ学生2「そうそう。他の講義も悪くはないんだけど、12周目提督教授の講義は頭1つ抜けてるというか……」

提督「………」スタスタ…

モブ学生1「あっ、12周目提督教授!」

提督「……君達は確か、最前列で話を聞いてくれていた学生さんだね」

モブ学生2「覚えてくれていたんですか?」

提督「もちろん。講義に参加してくれる学生さんの顔や名前は、出来る限り頭に入れるようにしてるから」ニコッ

モブ学生2(マジで?結構な人数がいたと思うんだけど……)

モブ学生1「あの、教授のゼミではどんなことをやってるんですか?」

提督「講義の内容を更に深く追求した感じかな。学生さん達が特に興味を持った分野を、各自で研究して貰ってるんだ」

モブ学生2「なるほど……」

モブ学生1「その、教授のゼミは毎年倍率が高いと聞きました。なので、入れるか分かりませんけど……」

モブ学生2「もし合格出来たら、僕達の研究も見てくれますか?」

提督「もちろんだよ。でも、僕の講義に興味を持ってくれるのは嬉しいけど、他の勉強も疎かにならないようにね?」

モブ学生1・2「はい!」

初春『……この流れも、毎年お決まりになったのう』ニヤニヤ

大鳳『提督君が准教授になって以来、講義もゼミもずっと人気だものね』クスッ

石垣『弟が立派になってくれて、私も嬉しい……』ニコ…

提督「……///」

提督(やっぱり、面と向かって褒められるのは……まだ恥ずかしいかも……///)


↓1初春のコンマ  親愛度:87/100
↓2山風のコンマ  親愛度:50/100
↓3大鳳のコンマ  親愛度:85/100
↓4石垣のコンマ  親愛度:64.5/100

反転コンマが最大のヒロインと交流します
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/07/05(月) 23:06:20.02 ID:yj5j/ISc0
レッツ背徳
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/05(月) 23:07:07.62 ID:j2EggxHr0
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/05(月) 23:07:25.55 ID:M15iIpV40
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/05(月) 23:07:41.48 ID:YjFTtTiDO
461 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/05(月) 23:09:44.28 ID:cyfV+YV20
石垣は何をしている?もしくは提督と石垣は何をしている?

23:13以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:17までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※石垣の姿や声は提督・他のヒロイン以外の人物には認識出来ないことを前提として頂けると幸いです。
※それだけでなく、憑依やポルターガイスト等、幽霊特有の能力は使えないことを前提として頂けると幸いです。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage saga]:2021/07/05(月) 23:13:01.29 ID:yj5j/ISc0
他所の学部とはいえ学内で如何わしい事をしている学生を発見しちゃうお姉ちゃん
463 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/05(月) 23:38:37.70 ID:cyfV+YV20
――12周目大学・ゼミ室


提督「………」つ弁当 モグモグ

石垣『……美味しい?』

提督「うん、凄く。やっぱり、山風が作ってくれるお弁当は格別だよ」ニコッ

大鳳『ふふっ、愛情が詰まってますもんね』フワフワ…

初春『いつの時代も、真心を込めた料理に勝るものはないからのう』フワフワ…

提督「同感です。身をもって実感しましたから」

石垣『帰ったら、山風にお礼を……』

ガタッ… ガタッ…

石垣『……?』チラッ

提督「今、何か物音が……」チラッ

初春『向こうから聞こえたが……』チラッ

大鳳『部屋の窓は閉まってるから、風ではなさそうだけど……』チラッ

ガタッ… ガタッ…

石垣『……私、ちょっと隣の部屋を見て来るね』スーッ…

石垣(万が一、不審者がいたとしたら……一刻も早く、提督を安全な場所に誘導しないといけないから……)


石垣『………』スゥッ…

石垣(幽霊だから誰にも気付かれないし、壁もこうやってすり抜けてしまえば……)

「ちょっ、声、漏れ……っ!///」

石垣『……え?』

モブ学生1「お、お前が悪いんだぞ!誘って来るから……!///」

モブ学生2「だ、だって、最近シてなかったから……んうっ!///」

石垣『………』

モブ学生1「くっ!も、もう出る……!///」

モブ学生2「だ、出してっ!今日は大丈夫な日だからっ!そのまま出してぇっ!///」

石垣『………』スーッ…


石垣『………』スゥッ…

大鳳「あっ、戻って来ましたよ」

初春『どうじゃ?物音の正体は掴めたか?』

石垣『………』

提督「姉さん、どうし……ハッ!?」

提督(まさか、本当に怪しい人が隣室に……)

石垣『………』


親愛度上昇率判定:この後どうなる?

01〜49:石垣「他学部生がヤってた」
親愛度上昇:小 ×1.0
50〜98:石垣「……カップルがイチャついてた」
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:石垣「……ずるい」
親愛度上昇:大 ×2.0

直下

親愛度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/05(月) 23:40:29.01 ID:2/oN2cxK0
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/05(月) 23:43:41.31 ID:M15iIpV40
ほい
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/05(月) 23:56:17.65 ID:gqOZdDkcO
最低値ェ
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/05(月) 23:57:50.17 ID:3MUsuv7Oo
お姉ちゃんおこですわ……
468 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/06(火) 00:10:02.42 ID:1LXtTIGH0
01→10:ニア ストレートに伝える 1×1.0=1 1+64.5=65.5/100


石垣『他学部生の人達が、その……部屋の中で、いかがわしいことしてて……///』

提督「………」

初春『ほう』

大鳳『えっ……!?///』

提督「………」

石垣『と、とりあえず不審者ではなかった……いや、ある意味不審者かも……?///』

提督「……この話題はやめよう。僕達は何も見聞きしなかったことに……」

初春『激しかったか?』

提督「は、初春様……!?」

石垣『……///』コクリ

初春『やはりな。こちらの部屋まで音が響くほどじゃ』

大鳳『ほ、掘り下げなくて良いでしょう!?///』

提督「あ、あの……」

初春『貴様も山風と同じく初心じゃな。たかがそやつらが交尾しとったところで何を恥じらう必要が……』

大鳳『貴方が冷静過ぎるだけよ!///』

提督「初春様、大鳳様!お願いですから、その話はもうやめて下さい!これ以上は姉さんが……」チラッ

石垣『うぅっ……///』

初春『……おぉ、すまぬな。わらわとしたことが、つい……』

大鳳『あっ……ご、ごめんね?石垣ちゃん。そこのえっちな狐さんのせいで……』

初春『誰がえっちな狐さんじゃ……ところでえっちとはどういう意味じゃ?』

石垣『……///』

石垣(さ、流石に壁を覗いていきなりハッスルしてるのは予想出来なかった……ご近所さんなら、今更驚かないけど……///)

石垣(やっぱり、遠回しな言い方にした方が良かったかな……でも、提督に嘘はつきたくなかったし……///)

石垣(……大鳳様はともかく、初春様はそういうことに耐性あり過ぎだと思う。どうして、あんな話を平気な顔で聞けるの……?///)

提督「………」

提督(正直、僕もこういう話を聞くと……多少なりとも、興味を持ってしまう。だけど、姉さん達の前でそんな姿は見せられない……!)
469 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/06(火) 00:11:20.79 ID:1LXtTIGH0
短くて申し訳ございませんが、今回はここまでです。
お付き合い頂きありがとうございました!それではまた次回の更新でお会いしましょう。
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 00:15:11.94 ID:qmFc+l6g0
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 00:19:55.58 ID:NC3l7BXb0
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 00:22:13.66 ID:2TXId9Joo
おつでした
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/06(火) 05:38:44.11 ID:Zm9Mt+/z0
大学内でイケナイ葉っぱを育てる学生や他人のレポート盗む学生はいなかったんだね乙
474 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/07(水) 19:59:07.76 ID:djkKj5xB0
22:00〜23:00頃開始予定です。
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 22:32:03.27 ID:KdkCJVH8O
山k
476 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/07(水) 22:34:04.07 ID:djkKj5xB0
始めます。
477 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/07(水) 22:39:04.07 ID:djkKj5xB0
〜 6月3週 〜

――12周目提督家までの道


提督「………」スタスタ…

山風「………」スタスタ…

提督(流石に暑くなってきたかも……)つタオル フキフキ

山風「……義兄さん、大丈夫?」

提督「え?」

山風「さっきから、沢山汗かいてるけど……」

提督「あぁ、ちょっと暑くてさ……」

山風「……やっぱり」

山風(私はもう妖怪だから、どんな暑さや寒さも平気だけど……義兄さんは違う)

提督「これくらいなら、タオルで拭けば何とかなるからさ」フキフキ

山風「……うん」

山風(だから、熱中症になったり……風邪をひいてしまわないか不安で……)

大鳳『油断は禁物ですよ!』ズイッ

提督「……!」

初春『そうじゃ。まだ6月だからと舐めていたら痛い目を見ることになる』フワフワ…

石垣『こまめな水分補給は必須。そろそろエアコン……ううん、せめて扇風機は出すべきだと思う』フワフワ…

山風「……私も同感。今日の夜ご飯、何か冷たいものを作るね」

提督「皆……ありがとう」

提督(姉さんも、山風も、初春様も、大鳳様も、こうして僕のことを気にかけてくれる……その優しさが、心に染み渡って……)


↓1初春のコンマ  親愛度:87/100
↓2山風のコンマ  親愛度:50/100
↓3大鳳のコンマ  親愛度:85/100
↓4石垣のコンマ  親愛度:65.5/100

反転コンマが最大のヒロインと交流します
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 22:39:16.28 ID:hcF0WLmg0
にゃー
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 22:40:14.01 ID:KdkCJVH8O
あい
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 22:40:24.80 ID:YV8sDo1Z0
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 22:40:30.25 ID:EP/mxsU8O
でや
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 22:40:42.88 ID:lEC9vtQf0
山風…
483 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/07(水) 22:41:41.88 ID:djkKj5xB0
初春は何をしている?もしくは提督と初春は何をしている?

22:45以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:49までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※初春の姿や声は提督・他のヒロイン以外の人物には認識出来ないことを前提として頂けると幸いです。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 22:43:13.83 ID:EP/mxsU8O
山風はもう……
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 22:45:08.34 ID:+crk185/o
提督のフィールドワークについていく
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 22:45:42.68 ID:EP/mxsU8O
明日世界が滅ぶなら何をするかトーク
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 22:46:48.42 ID:YOX/Z/meo
湿気で毛がぶわっと広がった初春様の髪を梳かすのを手伝う
488 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/07(水) 23:07:46.26 ID:djkKj5xB0
――12周目提督家・リビング


テレビ『専門家によると、地球に隕石が衝突する確率は――%だな』

テレビ『そうなのね。私の予想より高い確率だわ』

提督「………」つPC カタカタ

大鳳「この機械音声……最初は違和感があったけど、聞いている内に癖になってくるような」

石垣「……分からなくもない、ですね」

山風「……こんな大きな隕石が落ちて来たらと思うと、ゾッとする」

初春「確率というのはよく分からぬが、そんなことはまずあり得んのじゃろう?」チラッ

大鳳「当たり前じゃない!そんな簡単に創造神様がお作りになった世界が滅んでたまるものですか!」

提督「………」カタカタ

初春「しかし、地球最後の日という話そのものは中々興味深いの」

山風「あまり、考えたくないことだけど……」

石垣(私はもう死んでるから、考えるとすれば提督の安全だけ……)

初春「……時に提督よ」

提督「はい、何でしょうか?」

初春「貴様はもし、地球が明日滅びるとすれば……何をしようと思う?」

提督「……難しい質問ですね」

初春「ただの雑談じゃから、気を楽にして考えると良い」

大鳳「初春ちゃんならどうするつもり?」

初春「決まっておる。己の力を全て行使して、提督が生き残れる方法を探すじゃろうな」

大鳳「そうよね!私も因果律を操って……いや、それより天界に戻って女神様と相談する!それで、何とか提督だけでも生き残れるようにして貰って……」

石垣「……私には、祈ることしか出来ないかな。提督だけでも何とか助かることを」

石垣(もしくは、出来るだけ苦しまずに命を落として……私と同じ、幽霊になってくれることを……)

山風「……義兄さんを抱き締めて、地球の崩壊から守るくらいしか出来ない。私、初春や大鳳と違って……凄い力は使えないから……」

提督(皆……)

初春「っと、わらわ達ばかり話し込んですまなかった。話を戻して、提督なら何をするつもりじゃ?」

提督「………」


親愛度上昇率判定:提督の答えは?

01〜49:提督「何も考えられないかも」
親愛度上昇:小 ×1.0
50〜98:提督「せめて、皆といつも通り過ごすことを考える」
親愛度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……嫌だ」
親愛度上昇:大 ×2.0

直下

親愛度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 23:08:48.03 ID:EGmHxm+f0
どう?
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 23:08:56.96 ID:sQ3A11TzO
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 23:10:11.13 ID:+crk185/o
リーチきたー
492 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/07(水) 23:12:50.81 ID:djkKj5xB0
初春「このままわらわが一番乗りじゃ!」

大鳳「私だって負けないわよ!」

石垣「私も、まだ可能性は……!」















山風「………………………………………………………………」


短くて申し訳ございませんが、今回はここまでです。
お付き合い頂きありがとうございました!ここからまたしばらく初春の回想パートが続きます。
少しずつでも書き進めていきますので、それまでお待ち頂けると幸いです。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 23:16:54.01 ID:+crk185/o
おつおつでした
山風、コミュ0はそれはそれで名を残せるから……(精一杯のフォロー)
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/07(水) 23:44:11.63 ID:ey/xmrIO0
乙でしたー
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/08(木) 00:59:44.26 ID:g3OFlWiwO

他の子のコミュで山風ちょくちょく出てるから影薄い感じはしないな
496 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/14(水) 22:10:38.49 ID:yYgHz0Ch0
03→30:この幸せを失いたくない(※リーチ到達の為、ゾロ目と同じ展開にしました) 6×1.0=6 6+87=93/100 <リーチ!>


提督「………」

提督(地球が滅びてしまえば……きっと、僕だけが死んでしまうことになる)

提督(いや、姉さん達が死なずに済むのは、凄く嬉しい。僕だって、"もう"大切な人を失いたくない……)

提督(でも、僕が命を落とせば……姉さん達と離れ離れになるかもしれない。僕だけ、消えてなくなってしまうかもしれない……)

提督「……嫌だ」

石垣「え……?」

提督「それだけは、嫌だ……」

山風「義兄さん……?」

提督「地球が滅亡すれば、姉さん達と……一緒にいられなくなる……」

提督「そんなの、耐えられない……僕だけ、死んでしまうなんて……絶対に、嫌だ……!」

初春達「……!」

提督「………」

初春(軽い雑談のつもり、だったのじゃが……)

大鳳(そこまで、重く受け止めるなんて……)

初春「……提督」スッ…

初春(じゃが、それは――)

初春「………」ダキッ…

提督「……!」

初春「……すまなかった。仮定の話とはいえ、貴様を……否、"そなた"の心を締め付けることになってしまって……」ナデナデ…

提督「初春、様……」

提督(温かい……初春様の温もりが、伝わって来る……安心感と安らぎで、包まれていく……)

初春「安心せい。わらわは……わらわ達は、何があってもそなたから離れることはしない」

初春(――それだけ、わらわ達のことを真剣に考えてくれている証じゃ)

初春「………」ギュッ…

初春(ここまでわらわ達のことを……わらわのことを、心から慕ってくれた者は……今まで、誰1人としておらんかった)

初春(だからこそ、わらわも人間に強く思い入れを抱くことはなかったのじゃが……)

初春「……まさか、わらわがのう」ポツリ…

提督「……?」

初春(人の子に、恋心を抱いてしまうとは……提督のことを、家族としてではなく……愛する者として……)
497 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/14(水) 22:11:31.72 ID:yYgHz0Ch0
初春「………」

初春(今でこそ、こうしてわらわ達は提督と共に平穏な日々を送れているが……)

初春(その平穏が、一時的に……壊れてしまったことがある)

初春(10年……いや、もっと前か。忘れもしない、"あの日"……)


――15年以上前・公共バス内


ワイワイ ガヤガヤ

提督(※小学生)「〜♪」

石垣(※小学生)「提督、楽しかった……?」

提督「うん……♪」ニコッ

山風「私も……」ニコ…

初春『幼い頃の経験というものは、後に大切な思い出となる。今の気持ちを、忘れないようにすることじゃ』フワフワ…

提督「はい……!」

初春『ふふ……』

初春(提督も石垣も、山風も……全員、今日の遠足とやらを楽しめたみたいで何よりじゃ)ニコッ

キキィーッ!

初春『!?』

提督「わぁっ!?な、何!?」グラッ

石垣「うっ……!?」グラッ

山風「ば、バスが急にブレーキを……!?」グラッ

初春(提督達が姿勢を崩したぞ!?一体何が――)









――ドガシャアアアアアアァァァァァァンッ!!
498 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/14(水) 22:12:40.36 ID:yYgHz0Ch0
――数分後


初春『………』

初春(て、提督達の乗っていたばすが……潰れて……)

通行人1「うわぁっ!?バスとトラックが衝突したぞ!?」

通行人2「救急車!いや先に警察か!?いや両方に電話しないと!」

ザワザワ… ザワザワ…

初春『……はっ!?』

初春(し、しまった!唖然としている場合ではない!提督達は!?提督達は無事か!?)キョロキョロ

提督「……うぅ」

初春『……!』

提督「痛た……一体、何が起こったの……?」ムクリ…

初春『提督っ!』

提督「……!」

提督(初春様……)

初春『良かった、無事じゃったか!提督の身に何かあれば、どうしようかと……』

提督「いや、それより……お姉ちゃんと山風は……!?」

初春『この近くにいるはずじゃ!一刻も早く見つけんと……!』

初春(山風は化け猫じゃから、普通の人間より丈夫なはず……しかし、石垣は……!)

提督「お姉ちゃん!山風!どこ!?どこにいるの!?」キョロキョロ

山風「………」

提督「山風!良かった、無事だったんだね……!」

初春(やはり生きておったか。ひとまずは安心じゃが、石垣の姿が見当たらぬ……一体、どこに……)

山風「………」

提督「……山風?」

初春『……どうしたんじゃ?』

山風「………」スッ…

提督「……ッ!?」

初春『なっ……!?』
499 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/14(水) 22:13:23.89 ID:yYgHz0Ch0
石垣「」

提督「……う、そ」

初春『石……垣……』

提督「お、お姉ちゃん……ねぇ、お姉ちゃんってば……」ユサユサ

石垣「」

初春『………』

石垣(魂)『………』フワフワ…

初春(石垣の魂が浮かんでいる……つまり、石垣は……もう……)

提督「………」チラッ

初春『………』フルフル…

山風「………」フルフル…

提督「そん、な……」

山風「……っ」ジワッ…

初春『……っ』ギリッ…

石垣『………』フワフワ…

初春(わらわは、妖狐失格じゃ……あれほど慕ってくれた人間を、守ることさえ出来なかった……)

初春(それどころか、提督を悲しませてしまった……わらわが傍についていながら、こんなことに……!)

提督「お姉ちゃん……お姉ちゃん……うぅっ、あぁっ……!」ポロポロ

石垣「」

提督「うぐっ、ひっく……お姉ちゃん……やだぁ……死なないでぇ……えぐっ……!」ポロポロ

山風「………」ポロポロ

初春『……っ!』フルフル

初春(い、いや、ここで自分を責め続けるだけでは、更なる愚か者じゃ……まずは、石垣に謝罪せねば……)チラッ

石垣『………』フワフワ…
500 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/14(水) 22:14:12.47 ID:yYgHz0Ch0
今回はここまでです。更新が滞ってしまい申し訳ございません。
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/14(水) 22:21:52.38 ID:qlP5JH2K0
乙乙

自分のペースで無理しない方向で良いかと
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/14(水) 22:52:11.53 ID:CqYq1USso

上に同じ
お姉ちゃんが霊体かするシーンか…
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 08:17:32.71 ID:khk4F/VyO
504 : ◆0I2Ir6M9cc [saga]:2021/07/15(木) 22:18:25.60 ID:LFoqycyh0
改めてプロットと文章を読み直したのですが、>>497->>499の範囲で矛盾点がありました。
提督と初春が会話していますが、本来ならこの時点では初春は提督に姿を見せていません。
その為、まずは矛盾している箇所を修正した文章を投下します。
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