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トルカトラレルカ戦記〜ナチュラルクズ英雄の従者〜

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876 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 19:05:58.59 ID:g8PFEc+CO
1
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 19:06:41.25 ID:cXpXBrkr0
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 19:07:16.62 ID:uZgaxUsco
1
って言いたいけどごめんこれも単発NGとかある?
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 19:16:37.23 ID:F2VzX7LP0
ゼロットさん不採用なのね
フィーさんの負担半端なさそう、けどメイン以外にはちゃんと大局的な視点持ってる人いるか
880 : ◆QwZTpZcwPAgY [sage saga]:2021/07/11(日) 19:38:53.55 ID:kYMhpiDW0
リトになります。今日はもうそろそろおわるか安価はないです。
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 19:43:32.64 ID:cXpXBrkr0
882 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/11(日) 19:46:17.43 ID:kYMhpiDW0

ゼファー
 「贔屓目になりますがリトの能力は良く知ってますし彼女は良いんじゃないでしょうか」

シャルクス
 「ま、そーだなぁ」

メイナ
 「じゃあリトちゃんも採用ですね」

ゼファー
 「うん、良いと思う」

シャルクス
 (クリムリンデちゅわん・・・♡)

ゼファー
 「他の人達も義勇軍に加わってくれるとありがたいね」









ミラ
 「英雄は大した事ないにしても周りも馬鹿じゃないか。
  けど近づけたら取り入るの簡単そう。
  まだ諦めるつもりはない」



リアス
 「うう、手応えなさそう・・・・。
  こんな素肌見せた鎧着ていったのに・・・、ティアーナ様の従者の人に怒られるかな・・・」




 ――――リトは英雄一行へ正式に参加する事となった。

 ――――のちに義勇軍にミラトリアスの姿もあった・・・。

883 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/11(日) 20:18:33.40 ID:kYMhpiDW0

メイナ
 「そろそろ最後になりますね」

シャルクス
 「はー長かったぁー。
  数の割に正式採用はあんまいなさそうだなぁ」

ゼファー
 「次の方、どうぞ」




 ――――コツ、コツ、コツ




シャルクス
 「!!!!」

ゼファー
 「あ・・・」





ルーシー
 「南の森より参りました、エルフ族のルーシーです」





フィアナ
 「エルフか・・・。珍しい事もあるものだ。
  人間に良い感情を持っていないものが多いはずだが・・・」

シャルクス
 「・・・・・っっっ」ダラダラ

ルーシー
 「南の森も暗黒邪教の手が伸びてきた今、籠っている場合ではないと考えました。
  部下も引き連れての参戦ですのでご期待ください」

ゼファー
 「お久しぶりですルーシーさん」

ルーシー
 「はい」


 ――――チラ


シャルクス
 「っっ!!」ビクゥ!!!
884 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/11(日) 20:19:40.68 ID:kYMhpiDW0

フィアナ
 「知り合いか」

メイナ
 「ああ、森に行ったときにお会いを?」

ゼファー
 「うん。信頼できる人だよ」



ルーシー
 「シャルクス殿」



シャルクス
 「(ビク!)な・・・なんだよ」

ルーシー
 「よろしくお願いします」ペコリ

シャルクス
 「ぅぐッ・・・・!?」

ルーシー
 「・・・・・」キリ

シャルクス
 「さ、採用で良いだろ・・・・・俺も、知ってるし・・・」ダラダラ

ルーシー
 「部下ともどもなんなりとお使いください。
  気心の知れたゼファー殿とご協力し英雄殿のお力となりましょう」

シャルクス
 「そ、そうだな・・・・ゼファー、しかっかり面倒見ろよ・・・・」

ゼファー
 「え? うん。
  ルーシーさんどうぞよろしくお願いします」

ルーシー
 「はい・・・」



 ――――ルーシーも英雄一行に加わる事となった。

 ――――彼女の思いは純粋に暗黒邪教集団を打倒す事。シャルクスとは必要以上の接触はするつもりはない。

 ――――友人が強姦された事をネタに強請るのも嫌だったし、他人に言いふらしたくもなかったからだ。




ルーシー
 「よろしくお願いします、ゼファー殿」


885 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 23:49:28.33 ID:F2VzX7LP0
乙でした
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/11(日) 23:52:09.71 ID:QHdpzjeg0
文句言いたい部分は色々あったけど対応はしてるし、作品は普通に面白いし、もうこりゃエターだなーって思ってたのに投下再開したのはマジで凄い
全肯定にはなりたくないが、なんだろう、感情に困る
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 00:29:40.02 ID:Y6/ednGh0
小難しく考える必要などない
続いたのが嬉しいかどうかで判断すればよいのだ
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 01:50:19.92 ID:WXkEUeqdO
昼過ぎまではNTRルートだったのに不満がある人がいたから展開変えたの?
もう安価スレの意味ねーじゃん。今後も不満言う人でたら展開変えるんだろ?
というか変えなかったら何でこの場面だけ変えたの?ってなるからもちろん変えるんだよな?
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 02:02:56.98 ID:WXkEUeqdO
>>840で以後単発禁止って言ってんのに>>875で普通に単発のやつ採用してんのはなぜ?
こんなの荒らしが湧くに決まってんじゃん
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 02:05:50.32 ID:WXkEUeqdO
てなわけで>>875からの単発禁止の安価の再募集を要求する
やってくれるよね?
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 03:09:58.09 ID:g4yCVR6t0
………普通に筋の通った要求だな
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 08:00:40.67 ID:1FvMALA0O
>>878で止まって後続がなかったから、単に人がいないと判断されたのでは?
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 08:21:42.16 ID:ODv2qqe60
もういいじゃん……単発回避宣言と多数決だけで話が進まなくなる
どうせ誰が選ばれても男ならゼファーの引き立て役にされて、女なら頭も股も緩くなってアヘるんだから
今大事なのは勢いに乗って止まってるストーリー進めることだよ
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 12:34:25.20 ID:y4AhNMzY0
その勢いも結局再開初日から粘着が削いでしまった感あるけどね。
人の足を引っ張る選択をよくもまあここまでできるものだと呆れるよ…。
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 14:57:58.46 ID:cQ1O/QnCO
ストーリー進めるのがメインなら安価じゃなくてイッチが書きたいこと書いていけばいいんじゃね?それかあんこにするか。
896 : ◆QwZTpZcwPAgY [sage saga]:2021/07/12(月) 23:28:35.35 ID:0XK4bD9+0
あんこというのを知らなかったのでちょっと調べたのですがダイス機能というのはこの板にあるのでしょうか?
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 23:34:47.32 ID:J1lCYmXG0
ないよ、やってる人はコンマでやってる
ぶっちゃけあんこってのはやる夫スレ界隈の文化で、(近しい界隈とはいえ)ss速報で「あんこスレ」って名称でスレ立てすんのは間違ってると個人的には思うんだが
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/12(月) 23:44:03.09 ID:6woT7Ous0
イベントを募集する形式を見るに、読者からアイデアを募って取捨選択してストーリーを描く形式は>>1さんには得意そうだから、選択の主導権が>>1さんにあるあんこ形式は悪くないかもね
あんこはあんこで悪い部分もあるから、何も知らない状態で手を出すのは危険だと思うけど
899 : ◆QwZTpZcwPAgY [sage saga]:2021/07/13(火) 00:01:18.11 ID:LJrPh2rZ0
再開後は安価アイデアを参考に特に書きたい事書いてくつもりなので試験的にあんこをやってみるかもしれませんがなんだかなと思えばやらなくなるかもです。
900 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/13(火) 00:02:49.90 ID:LJrPh2rZ0


シャルクス
 「ふい〜〜〜〜、終わったぁ〜〜〜、超疲れたわー」

ゼファー
 「お疲れ様」

シャルクス
 「へん・・・」
 (ルーシーにはビビったがゼファーを割り当てておけばいい雰囲気だったろ・・・。
  あーヤダヤダ、今夜はクリムリンデちゃんをこっそり部屋に呼んでんだ。
  それをとことん楽しめ俺!)
 「採用する奴はだいたい絞ってアンだろ?
  帰っていいか?」

ゼファー
 「これから最終決定があるからダメだよ」

シャルクス
 「お前ら決めとけよ、出来んだろそれくらい」

ゼファー
 「任せてくれるならしておきくけど・・・良いの?」

シャルクス
 「変なやつはいれんな。
  はいお疲れ」


 ――――スタッ


同行者1,2,3
 「「「お疲れです」」」

メイナ
 「あ、お疲れ様です」

シャルクス
 「ふぃ〜〜〜〜〜」ウキウキ


 ――――テクテクテクテク………


フィアナ
 「では私達で決めていくか、ゼファー」ピト

ゼファー
 「は、はい」タジタジ

メイナ
 (く、くっついていらっしゃる・・・っ)



 ――――面接はこれにて終了した。

 ――――数日後、新たに仲間に加わったオズワルド、クリムリンデ、リト、ルーシーと共に
 ――――彼らは本格的な解放運動を始めてゆく。

901 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/13(火) 00:05:06.33 ID:LJrPh2rZ0



________________________
⚔ 初陣                  ⚑
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄








 ▽王都・王城に隣接する訓練場
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



 ――――パカラッ、パカラッ、パカラッ!



ゼファー
 「おととっ、おっっ、落ちるっ」

 「ヒヒ〜ン!」

シャルクス
 「おわわわっっ!!」

 「ブルル!!」



ゼロット
 「なんだ、あの二人馬に乗れぬのか」

メイナ
 「村では畑仕事をしていらっしゃったので・・・」

オズワルド
 「ですから訓練中です」





クリムリンデ
 「シャルクス様、頑張って下さ〜いっ」
ペガサス
 「ヒヒン!」バサバサ




ルーシー
 「ゼファー殿、私が後ろに乗っているから落ち着いて操馬して」

ゼファー
 「はっはい・・・っ」ニギ


 ――――パカラッ、パカラッ
902 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/13(火) 00:08:43.58 ID:LJrPh2rZ0

シャルクス
 「おのれゼファ〜っ、この状況でも女を侍らすとは不届き千万・・・ッ」 バカラッ、バカラッ

クリムリンデ
 「あのっやっぱり僕もシャルクス様の後ろに乗った方が良いのではっ?」バサバサ!

シャルクス
 「いい! いい! マジでいいっ!! (ヒヒン!!) のわわあああああああああ!?!?」








 ▽王都・王城に隣接する訓練場/更衣室
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ――――ゴソゴソ


第3王女 サリアーヴ
 「・・・・・」


 ――――ゴソゴソ


第3王女 サリアーヴ
 「これ、いいかも・・・。
  使い終わったタオル・・・・。
  ゼファーのかいた汗、いっぱい吸ったのよね・・・、・・・・」


 ――――ギュ


第3王女 サリアーヴ
 「ふがっ、ふががっっ♡」


 ――――スゥゥゥゥゥゥゥ♡


第3王女 サリアーヴ
 「ンっふ〜〜〜〜〜〜〜っっっ」
 (ゼファーの匂い、強烈っっ、たまらないっっ)

第3王女 サリアーヴ
 「すごい、す、ごぉいっっっ♡、
  ごめんなさいゼファーぁぁっ、で・・・もぉっ♡」クンクンッ



 ――――以前の触れ合いによって、

 ――――サリアーヴはたまにゼファーの体臭が染みついたものをこうして嗅ぐようになっていたのであった。

903 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/13(火) 00:10:24.87 ID:LJrPh2rZ0

 ▽王都・王城に隣接する訓練場
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


ゼロット
 「もっと強く打ち込んできなさい!
  まだ君程度に傷をつけられるほど衰えてはいないぞ!」

ゼファー
 「はい・・・・! でやぁあ!!!」


 ――――ガキン!! ガン!!







シャルクス
 「うっひゃぁ〜、ゼファーあのおっさんに目を付けられてやがる。
  気の毒にぃ」

フィアナ
 「光栄なことなのだが?」

シャルクス
 「おっさんも無償で良くやるぜ。
  俺は必要以上の訓練なんかごめんだね。
  あ〜リトちゃん、もっと強く太もも揉んでくれ〜」

リト
 「はい、シャルクス様」

 ――――チラッ

シャルクス
 (おぉ〜〜、リトちゃんのちっぱいの先が服の隙間から見えそう〜っ)

オズワルド
 「シャルクス様、そろそろ我らも休憩を終えて訓練を再開しましょう」

シャルクス
 「うるせぃ! まだ休むんだ!」

オズワルド
 「・・・は!」
 (チッ・・・なんで採用されてしまったんだ・・・!
  応募なんかするんじゃなかった・・・ッ)
904 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/13(火) 00:11:39.62 ID:LJrPh2rZ0


 ▽王城
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


ゼファー
 「(キョロキョロ)」


第1王女 ユリアーナ
 「こちらです ゼファー」

ゼファー
 「あ、おはようございますユリア様!」タッタッタ

第1王女 ユリアーナ
 「おはようございます。
  今日はお誘い頂き有難うございます」

ゼファー
 「僕の勉強に付き合って頂くのにそんなっ。
  こちらこそです」

第1王女 ユリアーナ
 「では行きましょうか。
  侍女達は書庫の前までですのでどうぞ緊張なさいませぬよう・・・」

侍女達
 「「「(ペコリ)」」」

ゼファー
 「はいっよろしくお願いします!」
905 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/13(火) 00:16:51.78 ID:LJrPh2rZ0

▽王城・王女達が使う書庫
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ――――ガタ


ゼファー
 「お座りください、ユリア様」

第1王女 ユリアーナ
 「ありがとう」ストン
 「ゼファー、勉強の前に私からの依頼を聞いて下さい」

ゼファー
 「依頼、ですか?」ストン

第1王女 ユリアーナ
 「英雄殿が本格的に解放運動を始めたと聞きました。
  私も以前から自分が出来る範囲で暗黒邪教によって苦しめられている人々を救う活動を続けています」

ゼファー
 「そうだったんですか・・・!」

第1王女 ユリアーナ
 「はい。ユノと共に。
  その中でも今まで手に負えなかったものを英雄殿の解放軍のお力を借り、解決していきたいのです。
  お恥ずかしい話ですが王女を名乗っていてもその実、私個人でできる事は限られています・・・」

ゼファー
 「ユリア様の依頼なら喜んでご協力致します」
 (僕らはまだまだ小さな組織だ。
  シャルクスは何か言いそうだけど選りすぐりなんかできない)

第1王女 ユリアーナ
 「ありがとうゼファー・・・っ」



 ――――ユリアーナの依頼とは
 ――――山賊が暗黒邪教に売り飛ばす用にとある村でさらった女子供の救出及び当該山賊の壊滅だった。



 ――――これがシャルクス率いる解放軍の初陣となるのである。

906 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/13(火) 00:18:19.66 ID:LJrPh2rZ0









▽王城・フィーの仕事部屋
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



第2王女 エルフィール
 「お姉様は解放軍と密接な関係を築いていらっしゃるのですね」

ゼロット
 「はい」

第2王女 エルフィール
 「解放軍はお姉様を確かに支えられますか?」

ゼロット
 「必ず」

第2王女 エルフィール
 「良かった・・・・・・。
  サリアも良く解放軍の面々と交流して、ティアも英雄殿となにやら仲が良いそうで・・・。
  妹達への心配も無くなりつつありますね」

ゼロット
 「・・・はい」

第2王女 エルフィール
 「今現在、王城はお姉様派と私達の派閥でこの国の後継者争いをしていますがそれは私の手で終わらせてみせる・・・。
  大きくなった私達の派閥もお母様が怪しげな者の手を借りて成っていったもの。
  水面下で進めてきた調査でその正体をようやく暴けつつあるのです・・・!」

ゼロット
 「もし調査がまことならこちらの派閥の弱体化は確実でしょうな」

第2王女 エルフィール
 「念願です。
  その時こそお姉様にこの城での幸せをお返しできます」

ゼロット
 「そうですな・・・」



 ――――エルフィールは覚悟を決めた顔で空を見上げた。







907 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/13(火) 00:19:42.39 ID:LJrPh2rZ0



 ▽???
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


暗黒邪教徒
 「近頃王城の者が我らを嗅ぎまわっている!
  それもユリアーナ派ではなく妹姫君派、我らの身内の者が!」

バンダム
 「うぐぐぐぐぐ! 射精、したい!!
  もう10年出してないんだぞ・・・!!」

暗黒邪教徒
 「バンダム、大魔法を使うのだ! 今こそ!」

バンダム
 「まだぁ・・・! ユリアーナにも通ずる大魔法にはまだ成っていないぃ!!」

暗黒邪教徒
 「そんな事言っている場合か!
  あの女只一人正気であっても問題はない!」

バンダム
 「いや、いや、いやぁあるッ!! 直感がそう言っている・・・!
  それにユリアーナ以外にも耐性が大きい奴にはまだ効かぬしィ!!」

暗黒邪教徒
 「欲をかいてフィアナとかいう女騎士も操る術を続けているからだ!
  バンダム! このままでは近いうちに捕まってしまうのだぞ!?」

バンダム
 「まだ、まだぁ! まだぁぁぁああああ!!!!!!!!
  私の射精をトリガーにして発動する大魔法は・・・・・・・・・、
  まだ使わぬぅーーーーーーーー!!!
  もっと強力にするのだぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

908 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 00:20:59.85 ID:27YVXQut0
邪教団にせよシャルクスにせよギャグとゲスエロの振れ幅がデカすぎんだよ!
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 00:22:58.07 ID:TePVQGuI0
第一王女が孤立してるのね
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/13(火) 00:28:35.95 ID:iCIt0iHFO
これ次スレいく?
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/14(水) 08:24:15.03 ID:735zMk7X0
結局単発無効云々については判定内容で変わるってことでいいのかな?
まあいちいちやってたらキリないもんな
912 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:33:46.87 ID:RBebIiuI0


 ▽王都 〜 依頼の村
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



 ――――ガララララッ!!!


 ――――シャルクス率いる解放軍は馬車2台で依頼のあった村に向かっていた。

 ――――フィアナとオズワルドがそれぞれ御者を務め、

 ――――解放軍主要メンバーはフィアナの方の馬車に集まっている。





フィアナ
 「まもなく村に着きます」バカラッバカラッ





第1王女 ユリアーナ
 「分かりました」

ゼファー
 「・・・・・」

シャルクス
 「ふ〜〜〜・・・・・」

第1王女 ユリアーナ
 「皆さん、成功をお祈りします」

第4王女 ティアーナ
 「村の方々を救ってください・・・」

シャルクス
 「なぁ・・・ティアまで来る必要あったのかよ。
  まじで危ねーんだぞ」

ゼロット
 「・・・・」

第4王女 ティアーナ
 「私もお城に閉じこもってばかりじゃ駄目だと思ったんです・・・、
  神聖魔法の心得もあります・・・、だから・・・」フルフル

第2王女 エルフィール
 「大丈夫、ティアは私が守る。だから震えないで、作戦に直接参加するわけじゃないんだし」
913 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:35:21.16 ID:RBebIiuI0


シャルクス
 「ユリアーナ様よぉ、俺があんたに肩入れしまくらないようにティアが遣わされたって聞いたぜェ・・・!
  王族の問題を依頼と一緒に持ってくるのは実に面倒なんだけどぉ」

ゼファー
 「・・・ユリアーナ様、わざわざ貴女まで僕達についてくる必要はやはりなかった気がします」

第1王女 ユリアーナ
 「自分に価値がないと思えばそうでもないと事が動くのはひどく滑稽ではあります・・・」





第2王女 エルフィール
 『お姉様は私達の為に世捨て人になってしまわれているのです・・・っ』





ゼファー
 「・・・・・・」
 (エルフィール様・・・妹姫君様を遣わせたのは貴女なのでしょう・・・、
  そこまで解放軍をユリア様側に行かせたくないのですか・・・?)

シャルクス
 「今からでも姫達は帰した方が良いんじゃねぇのかぁ?」


 ――――バ!


第3王女 サリアーヴ
 「もうッ、さっきからウジウジなにを言っているの!?
  そんなに初陣が怖いのですか!」

ゼファー
 「!」

シャルクス
 「そっ、そんなワケッ」

第3王女 サリアーヴ
 「だったらお姉様もティアも自分達が守るくらい言いなさい!
  もう決めたわ、私も闘う人員に加わる!
  二人よりも山賊を仕留めてみせるから!」


 ――――サリアーヴは両手に着けた特製のガントレットを掲げる。

914 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:36:46.87 ID:RBebIiuI0


ゼファー
 「サリアーヴ様っ、それはなりません!
  闘うのは僕達の役目です!
  姫様方はメイナやリトと共に村の人達をどうかお願い致します!」

リト
 「そうですね・・・」
メイナ
 「サリアーヴ様、ど、どうか落ち着いて・・・」

第3王女 サリアーヴ
 「・・・・・」フンス

ゼロット
 「シャルクス殿、ゼファー君。
  エルフィール様は妹姫君様達を解放軍に託されたのだ。
  王城内のごたごたを持ち込んだりせず、
  ユリアーナ様と共に邪教から領民を救う道を示す担い手となるように」

ゼファー
 「託した・・・」

シャルクス
 「おっさんは姫さん達の護衛だから気が楽かもしれねぇけどよぉ・・・ッ」

ゼロット
 「作戦通りいけば山賊はフィアナだけでも一掃できよう。
  むしろこの楽な初陣、戦功を求めた方が良いぞ若者たち」

シャルクス
 「何言ってんだ。そんな程度なら騎士団がちょちょっと動きゃ良いレベルじゃねーか。
  そうじゃねーから今までのさばってきたんだろその山賊どもっ」

ゼロット
 「騎士団も融通が利かぬのでな。
  個々人で勝手に動けはしない」

ゼファー
 「えっと・・・フィアナさんは結構自由な人な印象ですけど・・・」


 ――――馬車の先にいるフィアナがそれに対して返答する。


フィアナ
 「私も最近世捨て人になっている」


 ――――ユリアーナに当てつけるようなその言葉に当の本人は少し微笑んだ。


第4王女 ティアーナ
 「みんなが色々自分の事をしていられるのはフィー姉様が頑張ってくれているからなんです・・・」
915 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:38:13.21 ID:RBebIiuI0


 ▽王城
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


宮廷従騎士(老)
 「エルフィール様っ! 今聞きましたぞ!
  かっ、解放軍が山賊の被害に遭った○○村に向かったとか・・・!」

第2王女 エルフィール
 「ええ、そのようで」

宮廷従騎士(老)
 「いけませんぞ、勝手をされては余計に被害が出てしまう!
  一応あれでも賊共とは我が上手く付き合ってきたのです!
  今からでも解放軍を呼び戻しましょう!」
 (一番胸の大きいのメス奴隷を貰う約束をしていたのにこれでは・・・!!)

第2王女 エルフィール
 「良いではないですか。うまくいけばその賊は勝手にいなくなるという事でしょう?」

宮廷従騎士(老)
 「いけませぬ、いけませぬ!
  奴等は100人を超える規模の山賊! 拠点も森を利用した自然要塞!!
  解放軍程度の人数では全滅させられるのは目に見えて明らかです!」

第2王女 エルフィール
 「作戦はこうらしいです」ピッ

宮廷従騎士(老)
 「なぬ?」

第2王女 エルフィール
 「まずはお姉様たちが○○村に入った事を貴方の名前を使い山賊たちに知らせる―――――」









916 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:40:10.02 ID:RBebIiuI0








 
 ▽○○村/少し離れた場所
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



下っ端山賊1 
 「げはは・・・っ、マジだぜ。
  ありゃ第一王女だ・・・! その妹達もいやがる!」 

ミラ
 「でしょ? 宮廷従騎士(老)殿は王女も好きにして良いから更に奴隷を追加で一人くれと言っている」シコシコ

下っ端山賊2
 「とんだエロジジイだ。使者に娼婦の真似させて俺達の縄張りに来させるしよ。
  よし、ボスに伝えに戻るか。
  おい、お前も来い。アジトで俺のも抜いてくれや♡」

ミラ
 「うん、いーよ」キュッ

下っ端山賊1
 「うっ♡」ビュルルル!!




917 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:41:53.92 ID:RBebIiuI0


 ▽山賊のアジト
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


山賊のボス・ガルザモ
 「そうか! 王女があの村にいるか!
  護衛の規模はどうだ!」

下っ端山賊1
 「ざっと10人って感じです。
  馬車は物資を届けにきたみたいですぜ」


山賊のボス・ガルザモ
 「ふん。おままごとでやってきたってわけか。
  あのオンボロ村なら取り囲んじまえばこっちのもんだな。
  よーーーーし行くかぁ!!!
  人さらい、2回目の収穫だァ!!!」

山賊たち
 「「「うおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」」」









 ――――アジトの牢屋


女子供
 「ひっく・・・ひっくぅ」
 「グス・・・」
 「・・・・」
 「助けて、誰か助けて」


牢屋番山賊
 「じゃーほとんどの奴等はまた村に向かうんですねぇ。
  俺も行きてーっ」

下っ端山賊3
 「ボスがいねぇからって攫ってきた奴等に悪戯すんなよぉw」

牢屋番山賊
 「ヤリてェ〜〜〜っ」

下っ端山賊1
 「おい、下っ端山賊2知らねーか?」

牢屋番山賊
 「知らねっす」

下っ端山賊1
 「ったく、アイツ。抜け出してあの使者の女とヤッてんなぁ?」
918 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:43:26.35 ID:RBebIiuI0
 ▽山賊のアジト
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


下っ端山賊2の死体
 「――――――――――」

ミラ
 「・・・・・・・」グサ、グサ、グサ


 ――――……スクッ


ミラ
 「アジト発見・・・」
919 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:44:57.14 ID:RBebIiuI0

 ▽○○村・夜
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 ――――リンリンリンリン………



山賊のボス・ガルザモ
 「この村の宿泊施設は限られてる、
  前みたいに十数人で村を囲み、残りは一斉になだれ込んでお姫さんを攫うぞ」

下っ端山賊80人
 「「「「「 ニヤニヤニヤ………… 」」」」」

山賊のボス・ガルザモ
 「うーし、それじゃ行―――――」





ペガサス
 「ヒヒーーーーーーーーーーーーン・・・・・・・・・・・・っっっっっ」






下っ端山賊
 「・・・・・?
  空から馬の声?」

山賊のボス・ガルザモ
 「まさかペガサスか?
  いたらそれも捕まえてぇな」



 ――――スタッ!!



山賊のボス・ガルザモ
 「ん?」

下っ端山賊
 「あれ・・・? 村の入り口ンとこに人が立ってるぞ、
  さっきまでアソコに人いたか?」
920 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:47:19.61 ID:RBebIiuI0

下っ端山賊
 「おい、あの髪の色・・・・白っぽくねぇか? ハッキリとは見えねーけど・・・」

山賊のボス・ガルザモ
 「!!! まさか王女!!
  あの髪色は王女だ!!!」




クリムリンデちゃん???
 「・・・・・あ!」


 ――――ダダ………!!!




下っ端山賊
 「逃げた!」

山賊のボス・ガルザモ
 「気付かれたんだ!!
  追え、追えーーーー!!! 王女だ!
  野郎共、行くぞぉおおおおおお!!!!!!!!!」

下っ端山賊たち
 「「「「 おおぉぉぉおおおおおおーーーーーーーッッッ!!!!!!!! 」」」」






 ――――ドドドドドドドドドドドドド





クリムリンデちゃん???
 「(タタタタタタタタタ!!!!)」



921 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:48:57.81 ID:RBebIiuI0

山賊のボス・ガルザモ
 「足の一つくらい無くなってても良い!
  斧投げて転ばせろ!」

下っ端山賊
 「俺がやらぁッッッ!!」
 ――――スチャ!
 「おッらぁッ!!」
 ――――ブンッッッッッ!!!!





 ――――ヒュルルルルッッ!!!!!





クリムリンデちゃん???
 「!!」

ペガサス
 「ヒヒーーーンッ!!」


 ――――ガキン!!!


クリムリンデちゃん???
 「ペガちゃんっありがとう!」
922 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:51:06.83 ID:RBebIiuI0

山賊のボス・ガルザモ
 「ペガサス!? クソが、邪魔しやがって!!」

 ――――ヒュン!!!

山賊のボス・ガルザモ
 「!」ガキン!!



  ルーシー
   「防いだ・・・っ」




山賊のボス・ガルザモ
 「・・・・・」

下っ端山賊
 「なんだぁ? 屋根の上にエルフ・・・?」



――――ババ!!


  ルーシー
   「放てェ!!」

  ルーシーの部下1・2・3・4
   「ハッ!」

  メイナ
   「・・・!」



 ――――ヒュン!!!
 ――――ヒュン!!!
 ――――ヒュン!!!
 ――――ヒュン!!!
 ――――ヒュン!!!
 ――――ヒュン!!!



山賊のボス・ガルザモ
 「罠かぁ! 下っ端1あとでぶっ殺す!」ガキン! キン!

下っ端山賊1
 「さーせーーーん!」ガキン!キン!
923 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:53:56.45 ID:RBebIiuI0

下っ端山賊たち
 「いってぇ!!」
 「おい、弓撃ってるの全部女だぜ!」
 「おおぉ! エルフちゃ〜ん! 俺にも矢を撃ってェん!」
 「ひゃはははは! オっ!? あいつ矢に当たって死んでるぜオイ!!」



  ルーシー
   「奴等、雑魚じゃない・・・!」ヒュン! ヒュン!



山賊のボス・ガルザモ
 「たった5人の弓兵で俺達を全滅させられると思ったのか!!
  貴様等、村の奴等に依頼されてきたのかぁ!?」ガキン!!

下っ端山賊たち
 「登れ! 登れるところ探してあの女どもをひっ捕らえろ!」
 「おおおおおおお!!!」






 ――――バサッバサッ


クリムリンデ
 「ルーシーさん、みなさん! 追加の矢です!」

ルーシー
 「ああッ、だけど思ったより仕留められない・・・っ、
  メイナはもう下がってて!
  後は私達で引き付けるから!」

メイナ
 「えッ!? でも・・・!」

クリムリンデ
 「メイナさん、ペガサスに乗って!」

メイナ
 「私もまだッ」ヒュン!






下っ端山賊たち
 「待ってろ女ぁぁぁ!! 今触れ合いに行くからよぉオオオ!!!」

 ――――ドドドドドドドドド

山賊のボス・ガルザモ
 「ひゃッはああーーーーーーーー!!!!!」

924 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:56:53.86 ID:RBebIiuI0

ルーシー
 「メイナッ!」ヒュンッ!ヒュンッ!

メイナ
 「うぅっ・・・! すみません!!」

 ――――バッ!!

クリムリンデ
 「みなさんっ、もう少し頑張ってて・・・!」

ルーシー
 「ええ・・・っ」ヒュンッ!!!

ルーシーの部下1・2・3・4
 「お早く!!」

クリムリンデ
 「ペガちゃん!! あっちへ!」


ペガサス
 「ヒヒ〜〜〜〜ン!!!」


 ――――バサッバサッ!!!!








下っ端山賊
 「おッ!? 姫がのったペガサスがどっか行くぜボス!」

山賊のボス・ガルザモ
 「馬鹿! ありゃ偽物だろ!
  こんな真似されて何もなしで帰るのは癪だ、女弓兵を捕まえてからアジトへ戻るぞぉ!」

下っ端山賊
 「まっかせろぉ!!!」



 ――――ドドドドドドドドドド!!


925 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 21:58:56.36 ID:RBebIiuI0

ルーシー
 「コイツ等、恐怖を知らないの!?
  くっ・・・十人も減らせてない・・・!!」

 ――――ドドドドドドドドドド!!

ルーシーの部下1・2・3・4
 「登られる・・・!!!」


 ――――ドドドドドドドドドド!!




山賊のボス・ガルザモ
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
下っ端山賊たち
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」
 「ひゃッはああーーーーーーーーっっ!!!!!」






ゼファー
 「そこまでだッッッッ!!!」




 ――――ピタ




山賊のボス・ガルザモ
 「・・・・本命か」
下っ端山賊たち
 「・・・・」
 「・・・・」
 「・・・・」
 「・・・・」



 ――――屋根の上にいるルーシー達とは真逆の方向、
 
 ――――山賊たちを挟むように彼らの後ろからゼファー、シャルクス、フィアナ、それと同行者1,2,3が現れる。
926 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 22:00:13.65 ID:RBebIiuI0



シャルクス
 「おッ、俺の名はシャルクス! かの地より参った現代の英雄なり!
  山賊ども!! 大人しくとっ捕まれぃ!!!」



 ――――シャルクスの声が上がったのと同じ頃合いで
 ――――村の外を馬が駆ける音が聞こえ始めた。

 ――――馬の足音の行く先で人間の断末魔が響いてゆく。



山賊のボス・ガルザモ
 「外の奴等を殺ったか」

下っ端山賊たち
 「「「「・・・・・・・・・・」」」」

シャルクス
 「観念しろやッ!!」

ゼファー
 「(チャキ)」

同行者1,2,3
 「(ゴ、ゴクリ)」

山賊のボス・ガルザモ
 「こいつぁ腕が鳴るなぁ」ブンブン

下っ端山賊たち
 「へへへへへ・・・」
 「ニタニタニタ」
 「うっしゃぁ・・・!」

シャルクス
 「お、おいッ、武器を捨てろ! 山賊ども!
  罠に嵌まったんだぞ!」

山賊のボス・ガルザモ
 「ゲヘヘ、あれが噂の英雄の末裔か・・・、腰が引けてるぜェ」

下っ端山賊たち
 「げっははははは!」
 「ひゃははははは!」
 「がはははははは!」
 「ぐひゃはははは!」


 ――――50を超える数の山賊たちはまだまだ戦意に満ちていた。

 ――――むしろ昂っている。
927 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 22:01:43.29 ID:RBebIiuI0

山賊のボス・ガルザモ
 「全員ぶっ殺してやるぜぇぇッ!!
  やるぞお前らぁああッ!!!」

下っ端山賊たち
 「オオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!」
 「オオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!」
 「オオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!」
 「オオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!」
 「オオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!」
 「オオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!」
 「オオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!」
 「オオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!」
 「オオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!」
 「オオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!」

山賊のボス・ガルザモ
 「うわっはッははーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!
  まずは英雄からぶっ殺そうかぁあああーーー!!!」



 ――――ドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!
 


ゼファー
 「く、来るッ・・・!」

シャルクス
 「クソエルフ共ッ、
  まだめっちゃ残ってんじゃねぇかァッ!!」

同行者1,2,3
 「や、やるしかっないっ」

シャルクス
 「おい、フィアナぁ!
  ホントにやれんのかぁ!!!?」

フィアナ
 「任せろゼファー」


 ――――フィアナは2mはあるかという細長い騎士剣を片手で持ち上げる。

 ――――するとその刀身が青い光を纏い闇夜に照らす。




フィアナ
 「一切合切、斬り伏せる」




 ――――ドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!
928 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 22:04:22.74 ID:RBebIiuI0

山賊のボス・ガルザモ
 「光の刃! 騎士剣、あいつ本物の騎士か!!」

下っ端山賊59
 「だが女が男に勝てるかァァァ!!」
下っ端山賊62
 「死ねェあああああ!!!!」
下っ端山賊13
 「オラッイッた!!!!」ブン!!



 ――――ブォン!! 



下っ端山賊59(死)
 「―――」
下っ端山賊62(死)
 「―――」
下っ端山賊13(死)
 「―――」


 ――――フィアナの騎士剣の一振りで山賊が3人斬り殺された。


山賊のボス・ガルザモ
 「俺がァァァァァァァァ!!!!」ダダダダダダダ!!!!
 「オオォラァッ!!!」ブン!!


 ――――ブォン!! 


山賊のボス・ガルザモ
 「ぐあ―――――」


 ――――斧を握っていたガルザモの手が斬り飛ばされる。

 ――――彼はフィアナに駆けた勢いそのまま転がり倒れて民家に突っ込んだ。


下っ端山賊たち
 「ボスがやられたァ!!」
 「あの騎士倒せ!」

フィアナ
 「(ブォン!! ブォン!! ブォン!!)」
 
下っ端山賊
 「がぁッ!!?」(死)
 「ぬぉあ!!」(半死)
 「ぎゃ―――」(死)



 ――――フィアナの振るう騎士剣の前に山賊たちは次々と倒されてゆく。

 ――――ルーシー達弓兵もすかさず矢を彼等に放っていく。

 ――――そして、

929 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/14(水) 22:06:29.14 ID:McT9OtAb0
やけに練度高いな
930 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 22:24:04.30 ID:RBebIiuI0

下っ端山賊
 「俺は騎士はやめだ! 無理無理!
  あのガキ共をぶっ殺して突破してやるわ!!」


 ――――ダダダダ!!


ゼファー
 「ハァ、ハァッ、ハァッ!!!」ダラダラ

シャルクス
 「やるぞっ、やるぞゼファー! 俺を援護しろぉ!!」

ゼファー
 「ああ・・・!!!」

シャルクス
 「くたばれ山賊どもぉーーーー!!
  うおわああああああーーーっっっ!!!」

ゼファー
 「あああアーーーーーっっっっ!!!」






【ゼファー&シャルクスの初陣の結果】
(このレスのコンマ十の位で決定↓ ゾロ目はポイントストックのみ)

 0 シャルクス活躍、ゼファー活躍できず(この初陣イベントの後、シャルクスエロイベント)
 1 シャルクスとゼファーが協力し合って山賊を一人倒す。[以下空白はコレ]
 2
 3
 4 フィアナがわざとゼファーの足を引っ張る事をする。(この初陣イベントの後、フィアナとのエロイベント)
 5
 6
 7 シャルクス活躍できず、ゼファー活躍(この初陣イベントの後、姫キャラとのエロイベント)
 8
 9
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/14(水) 22:24:40.23 ID:McT9OtAb0
a
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/14(水) 22:25:56.74 ID:McT9OtAb0
ん?ああ安価じゃなくて>>930のコンマか、↓をみてついうっかり
933 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 22:41:47.80 ID:RBebIiuI0

 ――――ガキン!!!

ゼファー
 「ぅクッ、くッ!」

 
 ――――ゼファーは山賊と鍔迫り合いをする。


下っ端山賊
 「ガキがッ、震えてやがる! 初陣か!
  遠慮せず死ねェ〜〜!!」

ゼファー
 「力負けする・・・・っっっっっ」

シャルクス
 「のおあああ!!!」ブンブンブン!!

下っ端山賊
 「おおっとぉ!! あぶねぇ!
  ヒヒ! 英雄様もへっぴり腰で剣振るなよ! 当たったら切れちまうだろうがぁ、ヒヒ!」

ゼファー
 「助かった・・・!!
  ありがとうシャルクスっ」

シャルクス
 「うぬぅ〜〜! お前が引きつけてる敵なら殺せると思ったのにィィ・・・!」ブルブル

下っ端山賊
 「仲良く喋ってンなよ!!
  死ね、英雄くぅん!!」


 ――――ブン!!


ゼファー
 「シャルクスは皆の希望なんだっ、絶対に殺させないっ!!」ガキィン!!

下っ端山賊
 「ちっ!!」

シャルクス
 「オフェンスは俺だァァァ!!」

下っ端山賊
 「食らわねぇよ!!」

 ――――ブン!!

シャルクス
 「ひょわああ!?!?」

下っ端山賊
 「この程度――――」
ゼファー
 「であァッッ!!」

 ――――ガキン!!

下っ端山賊
 「ぬぐぅ!?」

シャルクス
 「てめっ、コイツは俺の得物だ! オラ! オラ!」ガキン!ガキン!

ゼファー
 「はああアア!!」ガキン!

シャルクス
 「オラ! 死ね! オラ!」ガキン!

下っ端山賊
 「おっ、ちょ、待っ、おおお!?!?」ガキン!!ガキン!!ガキン!!

ゼファー
 「だあああ!!!」
シャルクス
 「ふぬああ!!!」

 ――――ザシュ!!!!!
934 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 22:53:53.89 ID:RBebIiuI0

下っ端山賊
 「ぎゃブ!!!」


 ――――ゼファーとシャルクスの剣がそれぞれ山賊の身体を切り裂いた。


ゼファー
 「ハァハァッ!」

シャルクス
 「フゥ、フゥ!!」

下っ端山賊
 「ぶ・・・・が、が・・・・」グラ


 ――――バタン


ゼファー
 「し、死んだ・・・?」

シャルクス
 「殺ったか・・・!?」

下っ端山賊
 「――――」

ゼファー
 「・・・」
シャルクス
 「・・・」

ゼファー&シャルクス
 「「よし、次―――――――」」


 ――――彼らは振り返って残りの敵に視線を向ける。

 ――――だが敵たちは全員地面に伏せっていた。

 ――――そのほとんどは絶命している。


フィアナ
 「初陣おめでとう、ゼファー」


 ――――長い騎士剣を地面に突き立てたフィアナは笑って拍手をする。


 ――――彼女は斬り殺した人数に反して返り血をあまり浴びていなかったが、

 ――――ちょっと顔についた血液がゼファーとシャルクスを恐慌とさせた・・・・。
935 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 23:15:49.84 ID:RBebIiuI0

 ▽山賊のアジト
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 
 ――――村に来た山賊を一掃した後、100人を超す義勇軍が○○村に到着した。

 ――――ゼファーは彼らのアジトを攻める義勇軍にも混じり戦闘を行った。



義勇軍の人
 「解放軍であるッッッッッ!!
  我ら世界から暗黒邪教を駆逐する解放軍であるッッッッ!!」

義勇軍の人達
 「おオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

ゼファー
 「捕らわれた人達を救出するんだ!!
  オオオオオオオオッッッッ!!!!」






 ▽○○村
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

シャルクス
 「ゼファーも元気だなァしかし。
  あとは消化試合だってのに」ノホホン





 ▽山賊のアジト
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ミラ
 「牢屋は多分あっちすよ!」

ゼファー
 「分かりましたッ!」

リアス
 「て、敵はっ、」
義勇軍の人たち
 「解放ーーー! 解放ーーーー!」
リアス
 「あわわわわわ!!!」





【ゼファーのアジトでのイベント結果】
(このレスのコンマ十の位で決定 ゾロ目はポイントストックのみ)

 0 重傷を負う(誰かの看病イベント)
 1 サリアーヴが参加していて彼女を必死に守った。だが彼女は強かった。[以下空白はコレ]
 2
 3
 4
 5
 6 ミラに覚えられる。
 7 リアスに覚えられる。
 8 もう一人前に戦力になっている。(このイベントの後、姫キャラとのエロイベント)
 9 同上
936 : ◆QwZTpZcwPAgY :2021/07/14(水) 23:25:23.12 ID:RBebIiuI0

 ――――┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


アジトにいた山賊
 「なんだコイツ等ァァっーーー!!!!」

ゼファー
 「シャルクスの助けになるんだッ、僕は!!」


 ――――ザン!!!
 

アジトにいた山賊
 「ぐは・・・・!!!」バタン

ゼファー
 「オオオオオオオオーーーーー!!!!!!」

義勇軍の人達
 「おおおおおおおおーーーーー!!!!!!」

ミラ
 「勢いすご・・・」


 ――――┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨




 ――――アジトに捕らわれていた村の女子供たちも救出され、

 ――――シャルクスたち解放軍の仕事は大成功に終わった。


 




 ――――これを機に解放軍には王都以外にも各地から助けを求める声が届く。
 
 ――――この初陣の様な派手な働きこそないものの、

 ――――小さな悩み事もコツコツ解決していく彼らの評判は日に日に増している。

937 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/14(水) 23:29:53.87 ID:RBebIiuI0

 初陣を成功させた後ゼファー達は祝勝会的なものを開いたか開いてもらいました。

>>938 その場所は?(姫キャラとのエロイベントもそこで行われます)
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/14(水) 23:35:50.02 ID:McT9OtAb0
シャルクス達の泊まってたホテル
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/14(水) 23:43:35.75 ID:1Z1L/6ID0
ゼファーもシャルクスに散々な目に遭わされてるけど、ここまでシャルクスのためと頑張れるのは凄いな
940 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 00:06:32.66 ID:tY15lOcv0

 ▽王都・ホテル/パーティ会場
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


シャルクス
 「それでは! 解放軍の初勝利を祝って、かんぱーーーい!」


 ――――カンパーイ!



 ――――シャルクスの発案で解放軍と義勇軍のメンバーで一会場を貸し切り、

 ――――立食パーティが催された。

 ――――それには王女達も参加し、とても華やかなものとなっていた。



義勇軍の人達
 「シャルクス様! 初勝利、おめでとうございます!」
 「おめでとうございます!」

シャルクス
 「なっはははは! 俺様にかかればこんなもんよ!
  ぬわっはっはっはっはっは!」

オズワルド
 (たった一回依頼をこなしただけでこんな事をするとは・・・!
  この中にどこからかの刺客もいるかもしれぬのにお気楽な奴・・・!
  もしそんな輩がいたら私が見事捕らえ、皆の尊敬を集める事になるがな・・・!)

 ――――それは杞憂に終わった。






リト
 「これ美味しいですー!」

クリムリンデ
 「はい〜っ♡」

 ――――トトトト

メイナ
 「ルーシーさん、ゼファーさんを知りませんか?
  会場内に見当たらないんです」

ルーシー
 「さぁ、私は知らないわね」

メイナ
 「さっきまで一緒にいたのに・・・どこ行ったのかな??」
941 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 00:26:51.79 ID:tY15lOcv0

 ▽王都・ホテル/廊下
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

フィアナ
 「ゼファー・・・・、この前の依頼は大活躍だったな・・・」スリスリ

ゼファー
 「そ、そこまで活躍はしていませんけどっ、
  あの、近い・・・・」

フィアナ
 「剣の師として何か褒美をくれてやらねばな・・・」スンスン

ゼファー
 「あのっ、離してください・・・、
  こんな所誰かに見られたら誤解されてしまいますっ」

フィアナ
 「誤解・・・・ッ?
  私とお前の仲になんの誤解が生まれるのだ・・・!?」ダキッ

ゼファー
 (すごい力で抱き着かれている・・・ッ!?)
 「だってこんな距離、特に親しい人ではないですか」


 ――――途端にフィアナは艶っぽい表情をする。


ゼファー
 「え・・・? フィアナ???」

フィアナ
 「私が傍に居ればお前はこの先ずぅっと幸せになれる」

ゼファー
 「フィアナ、僕は、メイナとっ」

フィアナ
 「お前は私の物だ・・・」

 ――――グググググ

ゼファー
 「い゛つ゛ッ!?!?!?」

フィアナ
 「ゼファー、ゼファー、ゼファー・・・・」






 「(トコトコトコ)」





【フィアナは姫が来たので迫るのを止めます。どの姫が来た? エロイベント姫キャラも兼用】
 ➫1⃣ 第1王女 ユリアーナ
 ➫2⃣ 第2王女 エルフィール
 ➫3⃣ 第3王女 サリアーヴ
 ➫4⃣ 第4王女 ティアーナ

↓1〜3コンマが一番大きい安価で決定
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 00:27:47.88 ID:lH8IeSZu0
2
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 00:28:25.35 ID:Z2zrdtb8O
3
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 00:28:59.31 ID:UJ4/AcSC0
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 00:31:51.08 ID:5LAOHtaNO
全員単発
946 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 00:49:29.56 ID:tY15lOcv0

 ――――トコトコトコ


第2王女 エルフィール
 「一応呼ばれているので顔だけは出しておこうと思ったけど会場のお酒の匂いが凄い・・・。
  私は長くいても良くないしそろそろ帰――――」


 ――――その時、

 ――――廊下を歩いていたエルフィールは密着するゼファーとフィアナを目撃する。


第2王女 エルフィール
 「え、あ・・・・!!?」

フィアナ
 「(ハッ!?)エルフィール様っ」バッ

ゼファー
 「っ」プハー

フィアナ
 (私は何を・・・っっ)
 「・・・・すまないゼファー、悪酔い・・・した。
  忘れろ・・・」

ゼファー
 「あ、・・・は、はい」

フィアナ
 「エルフィール様、お一人でこんな所に来るなど危険です」

第2王女 エルフィール
 「あ、あっと・・・、ゼファーに用があったのですっ」

フィアナ
 「彼に?」


 ――――トトトトトト

 ――――エルフィールはゼファーの手を取り、フィアナの前から去ろうとする。


第2王女 エルフィール
 「ぜ、ゼファー、こちらへ」

ゼファー
 「どちらへっ?」

第2王女 エルフィール
 「貴方のお部屋へっ。
  ここにあるのでしょっ?」

フィアナ
 「!」

ゼファー
 「ありますけど、ええ!?」

フィアナ
 「エルフィール様、それはいけません!
  それは書庫で会うのとは話が変わります」

第2王女 エルフィール
 「護衛は・・・・少し部屋から離れてしてねっ」


 ――――彼女はゼファーを連れ、彼の部屋へと走っていった。
947 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 01:07:17.38 ID:tY15lOcv0

▽王都・ホテル/ゼファーの部屋
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ――――バタン


第2王女 エルフィール
 「はー、はー・・・・すみません、好奇心が勝ってしまいました」

ゼファー
 「あの、フィアナとはなんでもないんです。
  悪いお酒が入ったようで」

第2王女 エルフィール
 「彼女を呼び捨てにしているなんて知りませんでした」

ゼファー
 「これは、そのぉ・・・」

第2王女 エルフィール
 「ふふ、言ってくれればよかったのに」

ゼファー
 「本当に違うんですっ、
  僕の親しい人は・・・また別の人ですので」

第2王女 エルフィール
 「え、本当に?」

ゼファー
 「はい・・・」

第2王女 エルフィール
 「・・・あぅ、ごめんなさい。
  はしゃいで勘違いだなんて・・・」

ゼファー
 「いえ、お気になさらずに」
 (フィアナ、なんだか怖かったし助かったとも思ってしまう・・・)
 「会場に戻られますか? それともお帰りの途中でしたでしょうか」

第2王女 エルフィール
 「あのぉ、差し出がましいとは思うのですがゼファーさんの、
  いえダンさんのお部屋を見学してもよろしいでしょうか?」

ゼファー
 「えぇ!? どうしてですか!?」

第2王女 エルフィール
 「異性の部屋は初めて、なんです・・・、
  ちょっと興味が・・・」チラ
 「好奇心が・・・っ」チラ

ゼファー
 「お戯れを・・・・!!」アセアセアセアセ!


 ――――彼女は自分を無理やり追い出す事もできないゼファーに申し訳なくなるも、

 ――――ならば自由に部屋を見学できるなと中を歩き出した。


 ――――エルフィール、久々のプライベートである。
948 : ◆QwZTpZcwPAgY [sage saga]:2021/07/15(木) 01:15:24.78 ID:tY15lOcv0
おわります。まだまだお友達関係のエルフィールinゼファーの部屋でのエッチ(又はチョイエロや仲深まるなど)なイベントあれば下まで。あんこ形式で使うかもです。
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 01:19:14.81 ID:UJ4/AcSC0
乙 ちょいエロくらいならまぁ、転んで抱きとめるくらい?
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 01:25:28.28 ID:sm13MoNV0

今の距離感でエロイベはちょっと思い浮かばんな
あと次スレ忘れんでね
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 01:27:03.80 ID:gyaAXGG4O
>>949 + 唇と唇が少し触れる
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 01:32:17.71 ID:lH8IeSZu0
乙です

ここからガチのエロに持ち込むなら(>>770)みたいな感じかな

段階踏むならダンの故郷とかフィーの姉妹の話で楽しく話しているうちに、ダンの戦いの(肉体・精神両面の)疲れを察したフィーが優しくダンを抱きしめて、お礼と労いの言葉をかけてくれるので、ダンも色々気にかけてくれるフィーにお礼を言うとか

そこからチョイエロに発展させるなら、胸の感触と安心感からダンのダンさん(比喩)が大きくなってしまい、それに気づいたフィーが赤面しながらも、反応してくれたことに嬉しがるとか、場合によっては手とか胸とかでしてくれるとか
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 01:45:40.17 ID:3y1quhme0
ここから無理にエロに持ち込むよりは、ゼファーの昔語りとかで親睦を深めるとか
誰もかれもが速攻で股開いて落ちるのもちょっとなぁって思うし
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 08:35:38.00 ID:YGz7EguxO
ユリアとサリアはいきなりエロ行ったけど、エルフィールのキャラ的にじっくり関係深めていくのが自然か

ユリアは孤独感からいきなり段階すっ飛ばした感じだったし
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 15:06:53.06 ID:GgH75SWiO
寝取られないために、結びつき深めておきたいのはあるけどそのあたりの心配はもういらないんだっけ

次女さん姉妹の潤滑油になってるっぽい上に、政治や戦略できる子だからこの子いないと国が傾きそう……
956 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 21:59:59.97 ID:tY15lOcv0


 ――――エルフィールはゼファーの部屋で栽培されている植物に目が止まった。



第2王女 エルフィール
 「うわあっ、沢山の野菜! 果物もありますね!」

ゼファー
 「生まれ育った村では百姓をしていたので売っていたプチ植物を育てているんです」

第2王女 エルフィール
 「へーっ、何をお作りになっていたんですか?」

ゼファー
 「ヒャバッサ(野菜)です。
  ここではあそこまで大きいものは育てられなかったので・・・」

第2王女 エルフィール
 「じゃあ私もダンさんが作ったヒャバッサを食べてきたかもですね」

ゼファー
 「いえいえいえ! 僕が作ったものは王宮に行く程のものではないのでっ。
  王都に出荷してませんでしたしっ」

第2王女 エルフィール
 「そ、そうなんですか。
  畑はご家族に任されてきたんですか?」

ゼファー
 「僕は家族を知らずに育ちまして、なので村の人が引き継いでくれました」

第2王女 エルフィール
 「あっ、ごめんなさいッ!
  失礼な事を・・・」

ゼファー
 「お耳汚しをどうかお許しください・・・」ペコ

第2王女 エルフィール
 「そんなっ、ダンさん・・・卑下が過ぎますっ」


 ――――エルフィールはゼファーの手を取る。


第2王女 エルフィール
 「私、ダンさんの作ったヒャバッサが食べたい。
  いつか絶対、食べさせて下さい」

ゼファー
 「は、はい・・・。
  分かりました」


 ――――良い返事が聞けた彼女は笑い、手を離した。

957 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 22:13:11.33 ID:tY15lOcv0

第2王女 エルフィール
 「この部屋では全部食べられるものを育てているみたいですね」

ゼファー
 「まぁ、そうですね・・・、
  育てるなら、と」

第2王女 エルフィール
 「食べられるものはありますかー? なんて・・・」

ゼファー
 「下に沢山美味しいものが用意されています」

第2王女 エルフィール
 「ダンさんは王宮付きになったら小うるさいじいやになりそうですね!
  あっ! あれとか熟れてませんかっ?」タタッ

ゼファー
 「えッ、本当にお食べになるのですか!?」


 ――――エルフィールは大げさにはしゃいで気遅れしがちなゼファーの心を開いてゆく。





【エルフィールは許可をもらって食せる果実を手に取った。その後・・・】

(このレスのコンマ十の位で決定 ゾロ目はポイントストックのみ)
 0 >>952(〜〜お礼を言うとか、まで)
 1 それを食べながら歓談する。[以下空白はコレ]
 2 >>949
 3
 4 >>949
 5
 6 >>949
 7 >>951
 8
 9
958 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 22:33:24.51 ID:tY15lOcv0

 ――――その後ゼファーとエルフィールはプチ果実を食べながらお互いの事を喋りあった。

 ――――それは王城の書庫で話してきたことよりももっと個人的な会話で、

 ――――二人の距離の近さを感じさせるものだった。



ゼファー
 「――――あ、フィー様。
  そろそろお戻りになった方が良いでしょう」

第2王女 エルフィール
 「えーっ、もっと良いでしょう?
  ダンさんとのお話し、すっごく楽しいのに」

ゼファー
 「僕も同じです。けどフィー様をこれ以上独占するわけにはいきません」

第2王女 エルフィール
 「まぁ、ダンさんってば」

ゼファー
 「会場へ戻りましょうか」




【エルフィールは・・・・・】

(このレスのコンマ十の位で決定 ゾロ目はポイントストックのみ)
 0 >>952(〜〜お礼を言うとか、まで)
 1 仕方ありませんねと立ち上がり>>949[以下空白はコレ]
 2
 3
 4 >>952(〜〜お礼を言うとか、まで)
 5
 6
 7 仕方ありませんねと立ち上がり>>951
 8 なんと眠ってしまった(別姫もやってくる)
 9 なんと眠ってしまった(別姫もやってくる)
959 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 22:41:51.38 ID:tY15lOcv0

第2王女 エルフィール
 「仕方ありませんね。
  ダンさんを独り占めしては皆に怒られます」


 ――――彼は姫の冗談に赤くなって照れた。


第2王女 エルフィール
 「では下へ行きま――――」カツッ
 「きゃッ!」


 ――――エルフィールが躓いて転びそうになる。


ゼファー
 「フィー様!」


 ――――ダキ


第2王女 エルフィール
 「あ・・・・・・・・・・・」

ゼファー
 「大丈夫ですか?」


 ――――ゼファーがそれを抱き止めた。


第2王女 エルフィール
 「何もない所で躓くなんて恥ずかしいです・・・///」

ゼファー
 「誰にも言いません」

第2王女 エルフィール
 「うう・・・」ギュ


 ――――二人は部屋を出て近くにいたフィアナと共にパーティ会場に戻った。
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 22:47:49.16 ID:U3XDtUp10
この二人の組み合わせ、なんというか和む
961 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 22:49:53.06 ID:tY15lOcv0

 ▽王都・ホテル/パーティ会場
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ――――会場内は程よく酒の回った者達も増え、

 ――――料理がなくなっている皿もちらほら見え始めていた。


ゼファー
 「お酒は、どうしようかなぁ・・・」



【パーティ会場内行動キャラ選択】
➫1⃣ ゼファー
➫2⃣ シャルクス
➫3⃣ オズワルド
➫4⃣ クリムリンデ(相手シャルクスのみ、ホモ描写アリ)

↓1〜4 投票多で決定 同票だった場合合計コンマの高い方
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 22:50:21.63 ID:UJ4/AcSC0
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 22:51:58.74 ID:JC0NeszWo
2
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 22:52:10.87 ID:bb1uqY8B0
1
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 22:53:41.77 ID:8hYwTgcGO
1
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 22:54:10.48 ID:U3XDtUp10
3
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 22:55:07.24 ID:UJ4/AcSC0
興味はあった、だが4は選べなかった…!
968 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 23:07:24.61 ID:tY15lOcv0

 ――――ガヤガヤガヤ


シャルクス
 「ひょっほぃゼファーきゅぅん〜〜???
  ちゃんとお酒飲んでるかなぁ〜〜〜w???」ガシッ

ゼファー
 「シャルクス様っ?
  大分飲んでますね・・・」

シャルクス
 「様なんて他人行儀だなぁ〜、二人の時みたいに呼び捨てで良いんだヨ〜」ドスドス

クリムリンデ
 (二人の時!?)耳ピク

ゼファー
 「シャルクス、村のルールじゃ二十歳以上じゃないと飲めなかったからって
  発散しすぎだよ」

シャルクス
 「あんなローカルルールがイケないんだ〜〜〜、うぃぃぃぃ」ゲシゲシ

クリムリンデ
 「ゼファーさんっ、シャルクス様のお相手は僕に任せて下さい!」

ゼファー
 「あ、うん。どーぞ」

シャルクス
 「馬鹿野郎っ、俺とゼファーの間に入ってくるな!」

クリムリンデ
 「あっち、あっち行きましょうシャルクス様っ」グイグイ

シャルクス
 「うぉわ〜〜〜〜ゼファ〜〜〜〜〜コイツはイヤだぁ〜〜〜〜〜・・・・・・・・」



ゼファー
 「シャルクスの相手する人が増えて良かった。
  クリムリンデ君はいい子だな」
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 23:10:21.45 ID:EXQKbZWp0
(シャルクスがゼファーにクソデカ感情向けてるのは事実なんだよな……)
970 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 23:14:29.53 ID:tY15lOcv0

ゼファー
 「でも僕もちょっとお酒飲もう。
  こういう時くらい楽しまなきゃ」


 ――――ワイワイワイワイ


ゼファー
 「お酒、お酒・・・・。
  う〜ん、どれも強そう・・・カクテルにしようかなぁ」カチャン



【ゼファーがお酒を飲んだらどうなる? & それに付き合う・一緒にいるキャラクター安価】
 ↓1〜3コンマが一番大きい安価で決定
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 23:16:58.40 ID:5VY0WpV20
泣き上戸で甘える メイナ
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 23:17:28.08 ID:U3XDtUp10
ぱっと見はいつも通りに見えて、かなり前向きになる フィー
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 23:17:39.69 ID:UJ4/AcSC0
シャルクスを探し始める&シャルクスの話ばかりするようになる  第4王女 ティアーナ
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/15(木) 23:18:56.78 ID:GVK6blvO0
自分へのネガティブな感情がかなり薄まる
ユリアーナ
975 : ◆QwZTpZcwPAgY [saga]:2021/07/15(木) 23:29:25.44 ID:tY15lOcv0

ゼファー
 「コク・・・コク・・・コク。
  これ飲みやすい・・・コクコク」

ゼファー
 「ぷは・・・・、はふー・・・美味しいな。
  シャルクスにも勧めてあげよ」トボトボ

ゼファー
 「シャルクスはどこに行ったかなー」トボトボ


 ――――トコトコトコ


第4王女 ティアーナ
 「あ・・・・解放軍の方・・・・、
  シャルクス様ならお手洗いに行かれました・・・」

ゼファー
 「あっティアーナ様、わざわざありがとうございます。
  ではここで待っていた方がいいかもですね」

第4王女 ティアーナ
 「以前シャルクス様に伺いました・・・、
  ゼファーさんですよね・・・?」

ゼファー
 「はい、ティアーナ様」

第4王女 ティアーナ
 「ゼファーさんは一番長くお付き合いをされている方とおっしゃられていました・・・、
  よければお話ししませんか・・・?」

ゼファー
 「わ、私で良ければっ」
 (いけない、お酒が入っている状態で・・・、しっかりシャルクスの話をしないと)

第4王女 ティアーナ
 「ではあっちで・・・」トコトコ
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