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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい7

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115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 18:30:55.59 ID:ha2ew5+E0
お出かけ案
(略奪等がされてなければ)ベリィの作品が主体の展覧会場
(店があれば)スイーツ店巡り
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 21:04:22.82 ID:w6ahFs6t0
提案というかなんというか、3人(特に姫2人)のお洒落度が上がるといいな……
117 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:09:24.14 ID:gGAe45Iz0
こんばんはー

>>114
その通りです。唐突な大怪我が防げるというのと、龍以外の開幕戦闘不能攻撃の回避が利点となっています

遅くなりましたがゆったり再開。判定まで行けるといいな
118 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:10:24.30 ID:gGAe45Iz0
鉄国王と公国姫

――


……


セレスティア「その、ジーク様。少しよろしいでしょうか……?」

ジーク「どうしたセレスティア。どこかへ出かけたいのか?」

セレスティア「い、いえ。それはまたの機会に」

セレスティア「……」

セレスティア「もうすぐ、この鉄国を離れるのですよね?」

ジーク「ああ。用意されるという転移陣とリアローズの作るものが完成したらな」

ジーク「そして森国の復興を行い、その次は……」

セレスティア「はい。覚悟はできております」

セレスティア「お母様やアネットのことだけは気がかりではありますが……」

ジーク「追々フリーデシルト王とも今後のことを煮詰めたいところではあるが……」

ジーク「あの王の性格であれば、公国を敵とみなしても無益な殺しはしない筈だ」

セレスティア「……ええ。私も、そのような印象を受けましたの」

セレスティア「だから……」

セレスティア「だから、この鉄国を離れる前に。今の内に」



セレスティア「――フリーデシルト様にも、一度謝っておきたいのです」



ジーク「……それは、戦争に興味を持っていたことでは無く」

セレスティア「それも勿論あります。ですがフリーデシルト様にはそれだけでなく……」

セレスティア「その、私の身勝手な想いで危害を加えようとまで……」

ジーク「それに関しては、黙っていれば知られることもないと思うが」

セレスティア「いえ、駄目です。これも私の犯した過ちの一つですもの」

セレスティア「ですが、私一人で謁見など兵士の方が許してくださるか不安で……」

ジーク「それで、俺に同行してほしいというわけか」

セレスティア「申し訳ありません。お願い、できますでしょうか……?」

ジーク「その覚悟を無碍にするわけにもいかないだろう。俺でよければ、同行しよう」

セレスティア「あ、ありがとうございます!」



……

――
119 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:11:26.28 ID:gGAe45Iz0
――

……

【鉄国・王の間】



フリーデシルト「やぁやぁ、僕に何か御用かな?」

ジーク「……吹き曝しの部屋で国王が護衛もつけずに一人でいるのはいかがなものでしょう?」

フリーデシルト「いやぁ、それがね? 僕も復興の手伝いしようとしたんだけどさ」

フリーデシルト「なんか、みんなから目を離した隙に居なくなりそうだからここから動くなって……」

フリーデシルト「実際問題、僕への相談事が民から寄せられることも多いから本当に動けないんだけどね?」

フリーデシルト「みんなは各地の復興にまわったり身体を鍛え直したり。対して僕は書類に印を押す仕事ばかり」ポン!

フリーデシルト「文官も減っちゃっててさ。結構これも大変なんだけど……」

フリーデシルト「君達の頼みなら、可能な限り聞き届けるよ?」

ジーク「ありがとうございます。しかし今日は……」



セレスティア「……」スッ…



フリーデシルト「おや、これは珍しいお客さんと言ったところかな?」

セレスティア「……こうして挨拶をさせていただくのは初めてですわね」

セレスティア「私は――」

フリーデシルト「うん。セレスティア公女だろう? 君のことはよく知っているよ」

セレスティア「っ……すみません、ご無礼を」

フリーデシルト「いいっていいって。僕個人としては、君とも仲良くしたいからね」

フリーデシルト「あんまり緊張しないで、らくーにしていいよ?」

セレスティア「し、しかし……」

フリーデシルト「……ベリィに言うと静かに怒られるんだけどさ。堅苦しいの僕苦手なんだよね」

フリーデシルト「だから僕は結構砕けて接しちゃうけど、それでもいいの?」

セレスティア「か、構いません。私の公女としての立場など、あってないようなものですし……」

フリーデシルト「そっかー……」

ジーク(バレットは本当にフリーデシルト王の血が濃いようだな……)

120 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:14:26.24 ID:gGAe45Iz0
フリーデシルト「まあとにかく、君の自由にしていいよ。で、何の用かな?」

セレスティア「……謝って済む問題で無いということは、重々承知しております」

セレスティア「ですが、それでも……」グッ…

セレスティア「今回の戦争の非は、全面的に我が公国にあります」

フリーデシルト「んー、確かにそうなんだろうけどね」

フリーデシルト「君からは、特に何かをされた記憶はないんだよねぇ」

セレスティア「……いいえ。確かに、戦争を仕掛けようと決めたのは父のエルクラッドなのでしょう」

セレスティア「ですが私は……今回の戦争に、全くと言っていい程に興味を持っていなかったのです」

セレスティア「誰が生き、誰が死のうが構わない……ただ、何をするでもなく傍観していたのです」

セレスティア「……その気になれば、戦争を抑止できたかもしれない力を抱えながら」

フリーデシルト「力?」

セレスティア「はい。この王の間に転がっていた巨大な屍……風帝龍はご覧になられたことかと」

フリーデシルト「ああ、あれはびっくりしたねぇ。ここから運び出すのもかなり苦労したけど……」

フリーデシルト「生きて暴れ狂ったであろうあの生き物を相手にした君達の方が、苦労はしたんじゃないかな?」

セレスティア「……私は、あの風帝よりも上位に位置するとある龍と縁があるのです」

セレスティア「もし、私が彼に命じていれば……公国六将も帝龍も半数以上を撃破できていたかもしれないのです」

セレスティア「ワイバーンであれば、群れごと封殺することすらも……」

フリーデシルト「……! はは、それはまた随分と恐ろしい存在のようだね」

フリーデシルト「なるほどなるほど、つまりこういうことか」

フリーデシルト「君はどうしてか圧倒的な戦力を保有している」

フリーデシルト「信じられないことに、それ一つで戦局を変えることができる程の力を持つ存在を」

フリーデシルト「それを持ちながら、戦争に無関心でいた自分が間違っていたと」

セレスティア「……はい」コクリ

セレスティア「そして、それだけではないのです……」

フリーデシルト「おや?」
121 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:19:28.09 ID:gGAe45Iz0
セレスティア「……私は、こうしてフリーデシルト様と直接お話しするのは初めてのことです」

セレスティア「ですが、私はあろうことか……」

セレスティア「私の身勝手な理由で、あなたを害そうと……殺意さえ、持ってしまいました」

セレスティア「今でこそこうしていますが、もし何か一つでも狂っていれば、或いは……」

フリーデシルト「あはは、僕のどの悪評が伝わったのかは聞きたくないところだね……」

セレスティア「い、いえ。悪評などではなく本当に私の……」アセアセ

フリーデシルト「うん、つまりこうか」

フリーデシルト「戦力を保持しながらの傍観に加えて、僕……国王への不敬を越えた殺意を持ってしまったことを、詫びたいと」

セレスティア「は、はい」

フリーデシルト「黙っていれば僕に知られることもなかったのに。随分と変わっているね」

フリーデシルト「わざわざ僕にそれを報告するということは、もう覚悟もできているのかもしれないけど」

フリーデシルト「――君の所業は、国によっては十分な極刑の理由に足るだろう」

セレスティア「……!」

ジーク「……!」

フリーデシルト「この国を滅ぼし、王の命まで狙う。許されない罪だと思ったんだろう?」

フリーデシルト「自分の命を持って償うしかないと、そう決めたんだろう?」





フリーデシルト「――でも残念。僕は君の命を奪うつもりはさらさらないよー?」





セレスティア「え!?」



122 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:23:37.86 ID:gGAe45Iz0
フリーデシルト「そもそもさ、戦争なんてものには近づかないのが一番なんだよ」

フリーデシルト「戦争やってる人間なんて、差はあれどみーんな身勝手なんだからさ」

セレスティア「ど、どういう意味ですか?」

フリーデシルト「考えてごらん? 今回公国は僕らの鉄国を攻めてきただろう?」

セレスティア「は、はい」

フリーデシルト「でも公国に事情はあったのかもしれない。公国にも言い分があるのかもしれない」

フリーデシルト「でも僕達からみれば身勝手な行為だ。とても腹立たしい」

セレスティア「当然です。ですから――」

フリーデシルト「――とってもとっても腹立たしいから、怒りに任せて破壊に特化した兵器を造って報復しよう」

フリーデシルト「――遠距離から公国の地形を変えられる程の砲撃をしてしまおう」

セレスティア「!?」ゾクッ!

フリーデシルト「そう考えて、実行した場合。何もしらない多くの公国民が消し飛ぶ」

フリーデシルト「そして彼らは思うことだろう。鉄国はなんて身勝手で危ない国なんだとね」

セレスティア「……!」

フリーデシルト「ああ、実際にそんなものはそもそも造れないから安心していいよ?」

フリーデシルト「とにかく、戦争なんて何にもいいことがない。互いの報復がいつまでも続く底なし沼だ」

フリーデシルト「それがわかっていながら、僕は公国の兵士をもう何人も撃ち殺している」

フリーデシルト「『この国を守りたいから』『奪われたものは取り戻したいから』っていう僕の想いに従ってね」

フリーデシルト「見る人が見れば、これも身勝手さ。自分の主張を押し通したい人間の我儘なんだよ」

フリーデシルト「大公の考えはわからないけど『公国を豊かにしたいから』だったら……」

フリーデシルト「僕の考えも大公の考えも、根っこの部分は『自分の国の為』だ。然程差がないだろう?」

セレスティア「……それは」

フリーデシルト「戦争に正しいものなんてないんだよ。最初の原因がどちらかに偏っている可能性はある」

フリーデシルト「でも一度始まってしまえば、お互いが加害者であり被害者になるんだ」

フリーデシルト「身勝手な僕は、この国の為にこの後も公国と戦うことをやめるつもりはないけどね」

セレスティア「フリーデシルト様……」

123 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:30:32.19 ID:gGAe45Iz0
フリーデシルト「それに、傍観も悪くない」

セレスティア「え?」

フリーデシルト「いや、そんな凄い戦力抱えてお父さんに素直に従っていたとするよ?」

フリーデシルト「……多分、今頃地図から鉄国が消えている筈だもの」ダラダラ…

セレスティア「あ……」

フリーデシルト「見て見ぬふりは確かに悪いことなのかもしれない」

フリーデシルト「でも少なくとも今回の戦争に関しては『加担してもいない』っていうのは僕らには非常にありがたい話だよ」

フリーデシルト「おっと、また身勝手な意見だったかな?」ハハハ

セレスティア「そ、そのようなことは」アセアセ

フリーデシルト「それに、もし君が仮に戦争を止めようと最初から動いてくれていたとしても……」

フリーデシルト「きっと、この戦争は止められなかった。だから気にする必要はないんだよ」

セレスティア「で、ですが!」

フリーデシルト「……僕はね、公国の考えは嫌いじゃないんだよ?」

セレスティア「え?」

フリーデシルト「使えるものは使う。いいことだと思う。一つのことに固執しすぎないで、色々試してみると新しい発見があるからね」

フリーデシルト「そして僕は、君のお兄さん……クリス君との交流の果てに、もしかしたら使えるかも? そんなことも考えてしまっていた」

フリーデシルト「彼は真面目で視野が広く、信頼できる若者だ。それに地位もある」

フリーデシルト「だから僕は、念の為に僕に公国軍の動きもついでに流してくれるようにお願いしたんだ」

フリーデシルト「……クリス君は快諾してくれた。公国の不穏な動きを、この戦争の前から僕に教えてくれていたんだよ」

セレスティア「そのようなことが……」

フリーデシルト「それでも、こうして鉄国は致命的な損害を被った。クリス君に一切の非はない」

フリーデシルト「ずっと前から、公国内で動いていたクリス君でも止められなかったとなれば……」

フリーデシルト「……悪いのは、彼の厚意に甘えて国の防衛をもっと徹底していなかった僕自身なんだよ」ハァ…


124 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:48:35.24 ID:gGAe45Iz0
セレスティア「お兄様とフリーデシルト様にそんな関係があっただなんて……」

フリーデシルト「あー、クリス君にも会えたら謝らないとなぁ……」

フリーデシルト「彼、本当に真面目というか……」ウーン…

フリーデシルト「うん、今の君みたいにちょっと色々悩み過ぎちゃう節があるからねぇ」

フリーデシルト「下手をすると、全然悪くないのに自分のせいで鉄国がーとか思っていそうで」

セレスティア「……お兄様なら、ありえるかもしれませんわね」ダラダラ

フリーデシルト「そうそう、セレスティア。君のことについても相談されたこともあったんだよね」

セレスティア「お、お兄様がそんなことまで!?///」

フリーデシルト「うん。妹が年々どこかおかしくなっていく。どうしたらいいんだろうって」

フリーデシルト「それに昔は自分で出歩いていたのに、その機会も減ってなんだか痩せてしまった気もするって」

フリーデシルト「妹は心を落ち着かせる薬湯の勉強をしているのに、私は何の解決策も思いつかなくて情けないって」

セレスティア「お兄様……」

フリーデシルト「僕も彼が困っているのをなんとかしたいとは思ったんだけどね……」

フリーデシルト「一番傍にいるお兄さんのクリス君で原因がわからなければ、離れた場所にいる僕にもわかるわけもなく」ガクリ

セレスティア「も、申し訳ありません。まさか、以前から私がフリーデシルト様の悩みの種にまでなっていたなど」オロオロ

フリーデシルト「いやいや、別にいいんだよ。解決はできなかったけど、彼との話の種の一つにはなっていたわけだし」

フリーデシルト「それに……」

フリーデシルト「君のその反応を見ていればわかるよ」

フリーデシルト「クリス君、そして君自身を悩ませていた『病』は治ったみたいだからね。いい報せじゃないか」

セレスティア「あの、その……」

フリーデシルト「……戦争を傍観していた、僕に殺意を持った。でも今は、それを僕に謝りに来ている」

フリーデシルト「僕に謝罪は必要ないよ。でも、君がその感情を持ったということはとても喜ばしいことだと思う」

フリーデシルト「過去の出来事は変えられないけど、僕らは今を生きているんだから。生きていれば、色々なことができる」

フリーデシルト「僕は悔いている人に死罰は与えない。それは最も楽な逃避でもあるしね」

フリーデシルト「だから、僕がもし君に今から罰を与えるなら……」



フリーデシルト「――これまでを悔い続けるよりも、前を見ること」

フリーデシルト「――これからのことを自分で考えて、自分で答えを出すんだ」

フリーデシルト「――誰かに与えられるんじゃなくて、自分でね」



セレスティア「―――っ、はい……!」ポロポロ…


フリーデシルト「あらら、泣かせるつもりはなかったんだけど……」オロオロ…

フリーデシルト「ジ、ジーク? こういう時ってどうしたらいいのかな?」

ジーク「……自分で考えて、自分で答えを出すのでは?」クスリ

フリーデシルト「手厳しいなぁ!」


……

――

125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 23:49:53.63 ID:0K4Rmor/o
これが……王、なんだなぁ
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 23:54:35.29 ID:E3B39yk9O
フリーデシルト軽い王様と思ってたけどめっちゃ人間できてる……
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 23:58:13.44 ID:ha2ew5+E0
王としても人間としてもかなり出来た人だ
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 23:59:03.72 ID:w6ahFs6t0
癖のある人たちが揃いも揃って実は人格者
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:01:21.90 ID:Zk3OMklDO
これは大天使リアローズの父親
130 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 00:05:09.08 ID:7hdERDwp0
――

……


セレスティア「も、申し訳ありません、こんな……」グシ…

フリーデシルト「いや、僕もごめんね? ちょっと突き離しすぎた?」

ジーク「いえ、今のセレスティアには一番相応しい言葉だと思います」

ジーク「もっとも、既に彼女も道は決めているのですが」

フリーデシルト「……そうかい。つまりは」

セレスティア「……はい。私は、今からでもこの戦争を止めたいと思っています」

セレスティア「これ以上の、犠牲が出る前に」

セレスティア「ジーク様達と共に、祖国や父とも戦ってみせましょう」

フリーデシルト「うんうん。それが君の決めたことなら、僕からは何も言わないよ」

フリーデシルト「これは僕の持論だけど、悩むよりは行動あるのみさ」

フリーデシルト「動かなければ、何も変わらない」

フリーデシルト「動けば、変わる。いい時も、悪い時もあるけどね」

フリーデシルト「……」

フリーデシルト「でも、公国と戦うってのは実際大変だろう」

フリーデシルト「思わぬ隙を突かれるかもしれないし、何より未だに戦力がはっきりしない怖さがある」

フリーデシルト「君もクリス君ににて溜め込みやすい様子だし、もうちょっと発散した方がいいんじゃないかな?」

セレスティア「発散、ですか?」

フリーデシルト「そう発散」

フリーデシルト「……蒸し返して悪いけど、僕への殺意って今どのくらい残ってる?」ドキドキ

セレスティア「い、いえ微塵も残っておりません!?」ブンブン!

フリーデシルト「いやぁ、自分でもいくつか思い当たる節があるから困るんだよ」

フリーデシルト「僕って昔も今も結構好き放題してるからさぁ……」

フリーデシルト「無自覚に君に不快な思いさせてたかと思うと、申し訳なくて」

セレスティア(こればかりは言えません……髪が白いからだなんて……)ダラダラ…

フリーデシルト「あ」ピコーン!

フリーデシルト「ちょうどいい発散方法があったよ!」

セレスティア「え、なんでしょうか……?」




フリーデシルト「――僕に打ちこんできなよ!」サァ!



セレスティア「!?」

ジーク「あなたは何を言っているんだ」

131 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 00:16:23.28 ID:7hdERDwp0
フリーデシルト「いや、もしかしたらまだ心の底に殺意残っているかもしれないし……」ドキドキ

フリーデシルト「これから前を見て歩くなら、すっきりさせておきたいとは思わない?」

フリーデシルト「――それに僕、対人戦闘はそれなりに得意なんだ」トン、トン

フリーデシルト「これから公国と戦うなら、戦いは避けられないだろう」

フリーデシルト「一度殺意を持った相手になら、思いっきり全力でぶつかれる筈さ!」

フリーデシルト「……それで全部吐き出して、本当に僕への殺意を無かったことに……」

フリーデシルト「そしてできれば、その殺意の理由に関しては誰にも話さないで貰えると嬉しいかなぁ」ドキドキ

セレスティア「やはり気になさっているではありませんか!? 本当に申し訳ありません!?」

フリーデシルト「大丈夫! これで綺麗さっぱりお互い忘れよう! そうすれば君もクリス君の妹だから僕の友だ!」

フリーデシルト「こっちから攻撃はしないから、さあ!」

セレスティア「……」チラ…

ジーク「……国王自らが求めているんだ。ここは応えても問題はないと思うぞ?」

ジーク(……傭兵の性か、二人の実力を見て見たいという思いもあるが)ウズウズ…

セレスティア「ほ、本当によろしいのですか……?」

フリーデシルト「ああ! どーんと来るんだ! どーんと!」

セレスティア「で、では……」

ジーク「セレスティア、武器ならこれを使うといい」スッ…


訓練用木剣「……」


セレスティア「……何故お持ちなのです?」

ジーク「万が一事情を知らない鉄国兵がセレスティアを襲った時の備えで持って来た」

ジーク「流石に謁見の間に真剣は不味いと思ってな」

フリーデシルト「流石ジーク、用意がいいね! さあセレスティア!」

セレスティア「……!」グッ!


――

特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:16:28.82 ID:wZ3nR9RC0
はわ
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:16:38.36 ID:uE2HQbhxO
あい!
134 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 00:21:58.54 ID:7hdERDwp0
鉄国王との模擬戦

1セレスティアの調子取り戻し(コンマ1/2+15)

コンマ82

セレスティアレベル56+41+15=112


2奥義覚醒

95>36

※基準値を下回った為★スキル取得ならず

――


判定を取ったあたりで今日はここまで
フリーデシルトに綺麗に吐き出した後は、リュノ達のおでかけとなります
おでかけ先はコンマ判定になるかな? 他にも案があればまだ募集します
また無理に出かけずとも、談話室でだべるなどもありです

本日もありがとうございました!
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:23:26.52 ID:Zk3OMklDO
乙です
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:27:22.22 ID:wZ3nR9RC0
おつー
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:30:20.29 ID:ujy20D4E0
乙乙
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:34:46.80 ID:Z0uaurPs0
おつおつ
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 01:22:55.97 ID:r88a56jHO
おつおつ
今のセレスティア見たらクリスとユリーカはどんな反応するか気になる
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 19:19:14.70 ID:HnH0sG/h0
マリリンちゃんも出かけるならどこかで3人の歌唱力も測りたい
141 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:00:01.08 ID:7hdERDwp0
こんばんはー
遅くなりましたが今日もぼちぼち進めて行きます
142 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:00:49.42 ID:7hdERDwp0
――


セレスティア「ふっ、てい!」シュッ!

フリーデシルト「おっと」ヒラリ

セレスティア「くっ!」バッ!

フリーデシルト「よ!」タン!

セレスティア(あ、当たらない……!)

フリーデシルト「うんうん、僕も少しは勘が戻ってきつつあるかな?」


ジーク(……よく鍛えられている。本来の得物を使わずとも、体捌きが段違いだ)

ジーク(王と王妃が共に穏健派、争いから離れようとする思想でなければ……)

ジーク(さらに苛烈な強さになっていたのだろうか?)


セレスティア「う、打ちこむのではなかったのですか……!?」ハァハァ…

フリーデシルト「うん。僕はかわすだけだからね。頑張って当ててみよう!」

セレスティア「で、でもこれでは……」

フリーデシルト「……セレスティア、実戦で回避しかしてこない敵はいないよ」

セレスティア「!!」

フリーデシルト「僕らが倒した公国兵は、ひたすらに攻めの姿勢だった」

フリーデシルト「攻め続ければ、どこかで防御の綻びが出てくるかもしれない」

フリーデシルト「そうなれば、君の剣も当たるかもしれない」

フリーデシルト「でもその前に、君が先に敵の攻撃を受けて倒れるかもしれない」

フリーデシルト「鈍った僕じゃ、そこまで参考にならないかもしれないけど……」

フリーデシルト「一つ、教えよう。敵に動きを読まれちゃいけない。こっちが読むんだ」

セレスティア「動きを……?」シュッ!

フリーデシルト「そう。どれだけ威力の高い刺突も、直線的な動きは見切りやすい」ヒラリ


ジーク(……実戦経験の差が大きい。セレスティアの双剣は確かに手数に優れているが……)

ジーク(フリーデシルト王は最初から複数人を相手取る鍛錬をしているのだろう)

ジーク(一人の人間の両の手による攻撃であろうと、その動きを見切っている)

ジーク(そして見切りつつ、移動先が攻撃直後のセレスティアの防御不可能な位置)

ジーク(銃を持っていれば、今頃セレスティアは穴だらけにされてしまっているのだろうな……)

ジーク(セレスティアも、それは理解しているだろうが)


セレスティア「はぁ、はぁ……」

セレスティア(フリーデシルト様の動きが速いのは勿論だけれど……)

セレスティア(『力』を失ったこの身体が、こんなにも上手く動いてくれないだなんて……!)


143 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:01:54.81 ID:7hdERDwp0
フリーデシルト「クリス君も武器は双剣だったけど、やっぱり兄妹ってことなのかな?」

フリーデシルト「でも、武器が同じだからって戦い方まで同じでいいというわけでもない」

フリーデシルト「クリス君は腕力が強い。斬撃は掠るだけでもかなりの威力になるだろう」

フリーデシルト「対して君は細身。どうしても腕力では劣ってしまうし武器の形状も違う」

フリーデシルト「細剣の利点は軽めなことと、一点に威力を集中できることだ」

セレスティア「……」フゥ、フゥ…

セレスティア(そう、昔の私は長時間戦うことが苦手だった)

セレスティア(それでもしっかり練習はしているのだと、認められたくて……)

セレスティア(時間をかけなくても済むように、すぐに相手を仕留められるような動きを……)

セレスティア(今の私のあの力に頼らない力量では、実戦で誰かを仕留めることはできない)

セレスティア(――でも、それでいい。私が為すべきことは、ジーク様達のお手伝い)

セレスティア(しっかりと、確実に当てに行くことが大切……!)ギュッ…

フリーデシルト「……!」タン…


セレスティア「そこ――っ!」ギュオ!

フリーデシルト「っと!」


バキィィィン!


セレスティア「……え?」

折れた木剣「……」ボロ…

フリーデシルト「ごめんごめん。ちょっと肝が冷えて思わず動いちゃった……」

セレスティア(あ、あの一瞬で私の剣を蹴りあげたというのですか……!?)

フリーデシルト「約束破っちゃったなぁ……怪我とかしてない?」

セレスティア「いえ、大丈夫です。……武器まで折られてしまっては、私の完敗ですわね」

ジーク「いや、最後の一撃は見事だったと思うぞ。フリーデシルト王も咄嗟に動いた程だからな」

フリーデシルト「うん。武器も鍛えられたものだったら蹴り折れてないだろうしね」

セレスティア「……ありがとうございました」ペコリ

フリーデシルト「いやいや、こちらこそ」

セレスティア(いい鍛錬にはなりましたが、課題も多いです……)

セレスティア(私がこれからすべきこと、目指すべき形は……)


……

――

144 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:03:48.81 ID:7hdERDwp0
――

……


鉄国兵達「「何をなさっているんですか陛下っ!!!」」

フリーデシルト「いや、これは不可抗力というやつでね?」アセアセ

フリーデシルト「色々悩んでいる感じだったからこう、僕もお手伝いできればいいなって……」

鉄国兵達「「御身を大切に! そしてお仕事も大切に!!!」」

フリーデシルト「わ、わかったってばぁ……」

フリーデシルト「ごめん、これ以上は無理そうだ。また遠慮なく来てくれていいからねー?」

鉄国兵達「「陛下!!!」」



ジーク「……あれだけ動き回れば、何事かと兵もやってくるに決まっているな」

セレスティア「……不思議な方でした」

セレスティア「ですが……少し、救われた気がします」

セレスティア「前を見て……自分で決める」ギュ…

ジーク「ああ。それが、生きるということだ」

セレスティア「はい。まだまだわからないことは多いですけど……」

セレスティア「ジーク様達に救われた大切な命ですもの。精一杯頑張りますわ」ニコリ

ジーク「その意気だ」

セレスティア「それにしても、お兄様が以前から鉄国と内密な関係にあっただなんて……」

ジーク「俺はあまり知らない人物だが、どんな兄なんだ?」

セレスティア「そうですわね……」ウーン…

セレスティア「フリーデシルト様の仰った通り、真面目で悩みやすい兄でしょうか?」

セレスティア「自他共に厳しい面もありますが……優しくも、ありました」

セレスティア「……お兄様にもユリーカにも、しっかり謝らないと」

ジーク「今は森国にいるらしいからな。もうすぐ会えるだろう」


セレスティア(……そう、もうすぐ)

セレスティア(こうして色々考えている今も、時間は流れていますの)

セレスティア(それはつまり、戦争の時間も……)

セレスティア(お兄様達、今の私を見たらなんと言われるのでしょう……?)


……

――



145 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:10:05.71 ID:7hdERDwp0
――『憧れの鉄国文化』――


……



ジーク「リアローズが?」

フリーデシルト「うん。かなり集中しているみたいでね」

フリーデシルト「満足のいく一本を仕上げるのにはもう少し時間がかかりそうなんだよ」

ユージーン「うへぇ、武器ってそんなに作るのが大変なのか……」

ユージーン「公国ではどんどん量産している感じだったのになぁ」

フリーデシルト「あはは、流石にそこら辺の量産品と一緒ではないよ」

フリーデシルト「確かに、決められた型に鉄を流し込んで同じものをどんどん増やすのも手の一つ」

フリーデシルト「でもベリィやリアローズが作っているのは、一つ一つ想いを込めて打ちこんだ『作品』なんだ」

セレスティア「想いを……」

フリーデシルト「時間はかかるけど、それだけの価値はあるよ。リアローズから贈られる子は幸せ者だよ」ハハハハ

フリーデシルト「とまあそんなわけだから、悪いけどもう少しだけ待っていてくれないかな?」

ジーク「わかりました」



……



リュノ「……」

リュノ「…………」ウズウズ…

リュノ(……ああ、どうしましょう)

リュノ(予定外に自由な時間が増えたとあっては……)

リュノ(妹達がおでかけを楽しんできた様子を見せられては……)




リュノ(――お洒落がわからないけど、私も外に出たくなるじゃないですかぁ……!)

リュノ(お父さんにもう少し淑やかにしろと言われたことはありますけど……)

リュノ(今になって姫の作法を気にしだすなんて、私らしくありません)

リュノ(一体どうすれば……)


リュノ「あ、そうです!」ピコーン!


……

――
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 23:18:07.60 ID:wZ3nR9RC0
楽しいパートが戻ってきた
147 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:18:33.95 ID:7hdERDwp0
――

……



マリリン「え、リュノ様もおでかけしたい?」

マリリン「それも私とセレスティア様も連れて?」

セレスティア「お誘いは嬉しいのですが……」ウーン…

セレスティア「お恥ずかしいことに、私はジーク様だけを求めてきた女」

セレスティア「改めようと思えど、この身にリュノさんを満足させることのできるような話術は……」

リュノ「いや、お二人だからいいんですよ」

リュノ「まず、マリリンさんは……少なくとも、私よりもずっと女の子です」

マリリン「えぇ〜? そんなことないですけど、そう言われるとマリリンちゃん的には嬉しいな〜♪」

リュノ「そしてセレスティアさんは私に近いですし、話題を共有したい人でもありますので」

セレスティア「わ、私が?」

リュノ「……お互い、その、お洒落への理解が、ですね……」シドロモドロ…

セレスティア「うぅ……」ガクリ…

リュノ「ですから、折角なのでマリリンさんに一緒にお洒落を教えて貰おうかなと」

セレスティア「な、なるほど」

リュノ「一人でお洒落がわからないなら、誰かのものを少し参考にした方がいいかなって思ったんですよ」

マリリン「うーん、リアローズ様達を見ているとマリリンちゃんのお洒落もまだまだ発展途上だけど……」

マリリン「そういうことなら、喜んで♪ 私もちょうど鉄国のお店は気になっていたしね♪」キュルン!

マリリン「セレスティア様も、お洒落は気になるんでしょう?」

セレスティア「は、はい。その、リアローズさんのようになりたいとまで贅沢はいいません」

セレスティア「人並みに、恥ずかしくないくらいには……///」

リュノ「そうは言いますけど、セレスティアさん髪の毛はすっごく綺麗でお洒落な感じですけど……」

セレスティア「これはアネットの小言……いえ、助言に押された形なのです。本来の私は……なんでもありません///」

マリリン「まあお洒落は大切だけどそれが全てでもないからそこまで気にしない♪」

マリリン「お出かけは楽しくね! それじゃあ早速『女子ぶらり旅』行ってみよー!」

リュノ&セレスティア「「お、おぉー!」」


……

――
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 23:26:54.81 ID:Xrba+zuIO
女子3人……ナンパ判定とかある?
149 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:30:40.32 ID:7hdERDwp0
――

……



リュノ「マリリンさんマリリンさん」

マリリン「なーにー?」

リュノ「その……私も色々気になる場所はあるんですけど……」

リュノ「こういった場所がお洒落ーとか、そういったものもやっぱりあるんですかねぇ?」

マリリン「んー、鉄国だとそういうのは意外と探すのは難しいかも?」

セレスティア「お洒落な場所、ですか……」フム…

セレスティア「公国では、そもそも貴族達は皆自分の家をそのように飾っていましたね」

マリリン「あー、あったあった。人によって随分違ったけどねぇ」

セレスティア「……私にはどの家も同じに見えていたというか、興味が持てなかったというか……」ダラダラ…

セレスティア「ああ、私の馬鹿……!」

リュノ「どうどう落ち着いてセレスティアさん。これから一緒にお洒落度を上げていきましょうよ」

セレスティア「そ、そうでした。今日はそのためのおでかけなのです……」

マリリン「だからー、そこまで思い詰めちゃ楽しめるものも楽しめないんですってばー」

マリリン「女の子には、お洒落以外の喜びだってあるんだから♪」

マリリン「それじゃあ、どこから行こうかな……」



――


※女子旅、どこを重点的に攻める?

1:アクセサリーショップ(装飾品メイン。お洒落上がるかも?)

2:展覧会場(武具、衣服メイン。判定有)

3:スイーツ(食メイン。料理レベルも上がるかも?)

4:広場(リーチェに似た具合。楽しく遊覧)



↓1〜3多数決コンマ
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 23:31:03.91 ID:ujy20D4E0
2
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 23:31:20.13 ID:Zk3OMklDO
3
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 23:31:38.73 ID:wZ3nR9RC0
1
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 23:31:57.16 ID:r88a56jHO
2
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 23:41:13.40 ID:Xrba+zuIO
マリリンちゃん鉄国のドレス気になってたもんね

そういえば自室待機させられてた時に拡声器強化したいとも言ってた気もするけどそういうイベントはもう挟めないのかな
155 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:45:06.05 ID:7hdERDwp0
>>148
いません。いてもマリリンが蹴り倒します
>>154
今回はもう無理ですが、リアローズが道具一式を回収しているので森国でも可能になっています

――

2:展覧会場

――


マリリン「……それじゃあ、マリリンちゃんの独断で決めちゃってもいい?」

リュノ「ええ。マリリンさんが総合的に女の子成分が一番強そうですし」

マリリン「マリリンちゃん女子力高いかな?」キュルン!

セレスティア「女子力……ですか?」

マリリン「そうそう、女の子らしさって言えばいいのかな?」

マリリン「私的にはまだまだ上げたいというか、お料理とかもあるけど……」

マリリン「まあ、今は置いておこうね! そしてマリリンちゃんから一ついい情報!」ビシ!

リュノ&セレスティア「「!!」」

マリリン「ここは鉄国。鉄国と言えば近年急激に女の子の注目を集め始めた国!」

マリリン「これは常識だよね♪」


リュノ&セレスティア((知らないです……))ガクーン…


マリリン「まあ正しく言うと、ベリィ様の力が凄いんだけどね」

マリリン「お料理やドレス、武具に至るまでとにかく全部が綺麗でお洒落なのよ……♪」

リュノ「それはなんとなく想像がつきますね……」

セレスティア「ベリィ様の全身から、気品を感じましたもの……」

マリリン「鉄に勝る武器とまで言われるくらいだからね」





マリリン「――そしてベリィ様もそれを広める為に、展覧会を開いているんだ♪」




リュノ「お洒落王妃様の……」ゴクリ…

セレスティア「展覧会……」ゴクリ…

マリリン「これは行くしかないでしょ! まずはここに突撃―♪」



特殊判定
↓1コンマ二桁
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 23:45:50.86 ID:Xrba+zuIO
わん
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 23:46:12.32 ID:r88a56jHO
そりゃ
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 23:54:04.43 ID:Ak5tpi5gO
四つ挙がってるの正直全部見たい
159 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:59:33.88 ID:7hdERDwp0
oh…

ベリィ展覧会の略奪被害状況

86>85

※基準値を上回った為、手を回しきれない程の大被害

※公国はお洒落品まで奪っていく徹底ぷりだったようです

――


【鉄国・展覧会場】


ヒュゥゥゥゥゥ…



マリリン「……え?」


破壊された建物「」ボロ…

ぼろぼろになった布きれ「」プラン…


マリリン「……え?」

リュノ「こ、これは……」

セレスティア「何も、残されていない……?」


鉄国兵「ん? もしかしてジーク傭兵団の方々ですか?」

リュノ「は、はい。その、これは……」

鉄国兵「……公国の連中にやられたようです」クッ…

鉄国兵「我らはフリーデシルト様の命により、民達人命の救助を優先して動きましたが……」

鉄国兵「公国の連中はそれを好機と見たのか、展示物のほとんどを強奪」

鉄国兵「奪いきれないとみるや、ワイバーンの雷で焼き払ったようで……」

セレスティア「そんな……どうしてここまで……」

鉄国兵「ベリィ様の作られたものは、どれも高値で取引されていますからね……」

鉄国兵「公国の兵士が、欲に駆られて奪っても不思議ではありません」

鉄国兵「それに展示されているものの中には、ベリィ様が作られた武具もありました」

鉄国兵「これは公国の武器とは比較にならない見た目と性能ですからね。誰もが欲しがることでしょう」

リュノ「……ほんっと、むかつく奴らです……」ヒクヒク…

セレスティア「っ……」

鉄国兵「折角お越しくださったのに、申し訳ありません」

鉄国兵「ベリィ様のお時間があれば、いつかは蘇るとは思うのですが……」
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:00:12.37 ID:WACu1QY10
悲しいなあ
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:01:06.16 ID:v+SPJaEUO
ベリィ製の高性能武具の数々が奪われたの地味にやばいんじゃない?
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:02:30.09 ID:2k1WeN8v0
地味にじわじわくる痛手のやつだこれ
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:08:49.68 ID:WACu1QY10
リーチェデート時に無事が確定している4以外は損害判定ある感じかあ
164 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 00:16:59.79 ID:/5tysmyO0
リュノ「ベリィ様は今、鉄国の防衛の為に動かれています」

セレスティア「ベリィ様の品は気になりますけど、流石に優先順位は……」

鉄国兵「えぇ、本当に……無念です」ガクリ…

鉄国兵「今回は異色なものもあって、素晴らしい展覧会になる筈だったのに……」

リュノ「異色なもの、というと?」

鉄国兵「ああ、ベリィ様は普段から上品な服を作られることが多いのですが……」

鉄国兵「今回は一転して可愛らしさを重視したものもありましてね?」

鉄国兵「なんと、ピンク色が主体だったり、あちこちになんだか可愛いふりふりがついた服とかまで――」









マリリン「っあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」ダァン!







一同「「!?」」ビックゥ!



マリリン「公国の兵士親衛隊とネーロちゃん以外全員死んじゃえよ糞がああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

マリリン「なんだ、なんでここまで狙うんだよ! 馬鹿か、馬鹿なのかあいつらはほんとによおおおぉぉぉぉぉぉ!」

マリリン「お前らが持って帰ったところでどうせ全部上に没収されて手元に残らないんだからせめてとっとと帰れよぉ!」

マリリン「エルクラッドに黙って奪った物資を私物にしても、どーせゼルガーにばれて消し炭にされんだからさぁ!」

マリリン「ジラワークか? またあの野良犬野郎の仕業か? 死んでもなお私をいらつかせるのかあいつは!?」

マリリン「いや違うそもそもはやっぱりエルクラッドオオオオオオォォォォォォォォォォォ!!!!」ダンダンダンダン!

マリリン「今死ねすぐ死ね女の子の憧れまで奪うってあんまりだああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ビエエエエェェェェェン!



鉄国兵「」

リュノ「お、落ち着いてマリリンさん!?」ワタワタ

セレスティア「」

セレスティア(薄々、わかってはいたつもりなのですが……)

セレスティア(しかしこれは、予想以上のお父様への怒り……いや、殺意ですの……)ダラダラ…

セレスティア(……かつての私でもここまで激情を剥き出しにしたことはあったでしょうか?)

セレスティア(もしかしてマリリン将軍、今までずっと無理をして公国に……?)


……

――

※ベリィ装備及びベリィ服が公国に奪われていました

※公国の一部戦力が強化されます

――


165 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:24:09.39 ID:ljhjngiDO
ほのぼのパートのはずだったのに敵が強化してしまっている
166 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 00:24:22.48 ID:/5tysmyO0
――

……


マリリン「うえぇぇん……」シクシク…

セレスティア「その、なんと言えばいいか……」オロオロ…

マリリン「エルクラッドぜってぇぶっ飛ばしてやるぅぅぅぅ……」

マリリン「ジラワークはもう一回死ねぇぇぇぇぇ……」

リュノ「き、切り変えましょう! 確かに色々盗られちゃったのは悔しいですけど……」

リュノ「それを生み出したベリィ様はご無事だったわけですから!」

マリリン「ん……確かに、そうだね……」グシュ…

マリリン「ごめん、仮面を被るのは慣れてたつもりなんだけどなぁ……」

マリリン「何しろ、憧れてた場所だったから……」ズゥーン…

セレスティア「うぅ、改めて私達の罪の深さを実感します……」

リュノ「……よし! ここは明るくなれるような場所に行きましょう!」

リュノ「えーっと、えーっと……」


――


※気分を変えよう。次は何処へ向かう?(残り行動2回)

1:アクセサリーショップ(装飾品メイン。お洒落上がるかも?)

×:展覧会場

2:スイーツ(食メイン。料理レベルも上がるかも?)

3:広場(リーチェに似た具合。楽しく遊覧)



↓1〜3多数決コンマ
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:25:11.56 ID:NB2rcKXL0
1
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:25:28.66 ID:WACu1QY10
1
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:25:37.88 ID:ljhjngiDO
2
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:25:38.78 ID:/yPyo8swO
2
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:26:34.65 ID:v+SPJaEUO
頼む、次は低い数値であってくれ……
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:27:03.93 ID:WACu1QY10
地味に3連ゾロ目でかけた、惜しい
173 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 00:29:32.86 ID:/5tysmyO0
ニアゾロもあって下手すりゃ4連ゾロ目の恐怖……
ゾロ目が出ていますが票数からアクセサリーですね。行先が決まったあたりで今日はここまで
ベリィの展覧会は緩めにしていたつもりですが、優秀な鍛冶の技を持つ故に公国が狙わないわけもないだろうという判定でした
残りは被害状況判定は無いので大丈夫です

本日もありがとうございました!
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:29:58.68 ID:WACu1QY10
よかったおつ
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:36:56.33 ID:NB2rcKXL0
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:37:04.98 ID:2k1WeN8v0
おつおつ
それなら一安心かな
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:38:30.59 ID:/yPyo8swO
おつ
展覧会は残念だったけど下手すりゃミナの教会もこうなってたのかな
とりあえず次のオシャレを楽しみにしよう
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:45:31.30 ID:v+SPJaEUO
1番最後に選んで壊滅してて後味悪い終わりにならなくてよかったかもしれない
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 00:51:13.32 ID:ljhjngiDO

気を取り直して楽しもう
180 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 22:23:56.25 ID:/5tysmyO0
こんばんはー

>>177
ミナの教会は場合によってはシスター達の屍や凌辱された痕が残されている感じで
メンタルへのダメージは結構大きい予定でした

判定が増えそうですが、今日もゆっくり進めていきましょう
181 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 22:24:55.52 ID:/5tysmyO0
1:アクセサリーショップ

――


リュノ「……ここはやはり、鉄国の装飾品を見に行きましょう!」

リュノ「それも、着飾れるようなものを見に!」

セレスティア「……だ、大丈夫なのですか?」

マリリン「ああ、服飾店は大丈夫……」

マリリン「鉄国では色々なお店があるみたいだし、奪われててもお店の人が頑張っているみたいだから」

セレスティア「そういえば、リアローズさんがジーク様より服を贈られていましたね」

リュノ「よしよし。それじゃあ早速行ってみましょう!」

セレスティア「でもリュノさん、その今着けておられる蝶の髪飾り」

セレスティア「それもお似合いだと思うのですが……」

リュノ「こ、これは特別ですよ。でも他にも、お洒落ってあるみたいじゃないですか?」

リュノ「ミナさんの言葉だと、身の回りの小物でしたっけ?」

セレスティア「なるほど、道具も着飾らせてお洒落に……」

マリリン「マリリンちゃんはあんまり好きじゃないんだけど、公国貴族には武具を装飾している貴族は結構いるしね」

マリリン「あれはお洒落目的というより、宝石をいっぱいつけて財力をひけらかす感じだけど」

セレスティア「いましたね、そんな貴族も」

リュノ「なんとなーく察せられるんですけど、着飾りすぎも駄目なんですよね?」

マリリン「うん。むしろさりげなくやった方がお洒落かな?」

セレスティア「誰かに見て頂けない、気がつかれることがなくても、それでも……なのですね」

マリリン「いつどこで誰にどう見られているかもわからないし」

マリリン「鋭い人が気づいて、そこがお洒落にまとまっているとその人からの評価も上がると思うなー♪」

リュノ「簡単そうで、難しそうです……」ゴクリ…

リュノ「ですが、興味を持ってしまったからには止められないこの衝動」

リュノ「比較的無事そうなお店を探して乗り込みますよー!」


……

――
182 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 22:25:42.71 ID:/5tysmyO0
――

……

【鉄国・服飾店】


キラキラ…!


リュノ「ほほぉー……これはまた、綺麗なものが一杯です……」

セレスティア「公国では金のものが多いですが、ここは銀が多いのですね」キョロキョロ

セレスティア「私個人としましては、こちらの方が好みかもしれません」

マリリン「うーん、やっぱり流石の鉄国製ね……」

マリリン「細かいところの仕事が全然違うわ……」ジー…

リュノ「やっぱり、一目でわかるものですか?」

マリリン「光り方とか、接合部の処理の仕方だとか、ぱっと見だとわからないかもねー」

マリリン「でも手にとってよーく見て見れば、公国よりも鉄国のものの方が質がいいってわかると思うよ♪」

セレスティア「魔導石……森国の技術を取り入れたものもあるのですね」

セレスティア(戦争なんてしかけなくても、鉄国と森国は繋がりを持てていたのに……)

マリリン「どうしよっかなー♪ どれにしよっかなー♪」

リュノ「確かにこれだけ色々あると悩みますねぇ」

セレスティア「でも、ただ全部を買って着飾ればお洒落と言うわけでもない……難しいところです」

リュノ「……そもそも、全部買うだけのお金はないんじゃないですかね?」

マリリン「こういうお店って、時々イチオシの高額商品もあったりするからねぇ……」

リュノ「いくら自由にしていいと言われていても、あからさまな無駄遣いをすれば流石のジークさんも怒りそうです」

セレスティア「それだけは避けなくては……」ブル…

リュノ「ここでお洒落の何かを掴めるといいんですけどね」

マリリン「そう簡単にお洒落を理解するのは難しいと思うけど、頑張っていこう♪」

リュノ「何かこう、お洒落初心者の私でも一発でお洒落と思えるような都合のいいものがありますように!」


……

――

特殊判定
↓1〜3コンマ二桁
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:25:48.77 ID:v+SPJaEUO
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:26:00.56 ID:OQmvw9I6O
があ
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:26:17.56 ID:NB2rcKXL0
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:26:37.00 ID:OQmvw9I6O
なんか早速ゾロ目出てるんだけど
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:26:39.51 ID:+gVuOfykO
そいや
188 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 22:28:11.60 ID:/5tysmyO0
なん……だと……!?(白目射出)
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:33:44.85 ID:OQmvw9I6O
判定外で00出しちゃったよ……
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:38:30.36 ID:2k1WeN8v0
また白目射出してて草
191 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 22:47:15.22 ID:/5tysmyO0
お洒落を学ぼう。いいものは見つかったかな?
01〜50:お洒落って難しい……
51〜94:これ、可愛いかも?
95〜00:好みのものを完全に理解した!
ゾロ目:???

1リュノ
コンマ77

7 7

ゾロ目:???

2セレスティア
コンマ56
51〜94:これ、可愛いかも?

3マリリン
コンマ56
51〜94:これ、可愛いかも?

……


セレスティア「……」キョロキョロ…

セレスティア(とりあえず、マリリン将軍をお洒落の参考としておきましょう)

セレスティア(性別を容易に偽れる程に、あの人の容姿はまさに女性らしいということですもの)

セレスティア(あまりに派手なものは、私も好みませんし……)

セレスティア(控えめに、でも折角買うからにはちゃんと普段から使いたいところです)

セレスティア(綺麗、美しい……うーん……)


キラッ!


セレスティア「……あら?」ピタ…

セレスティア「これは……」



……


マリリン「悩むなぁ……」ウーン…

マリリン「ここまで色々なものが残っていることにも驚きだけど、本当に凄いのね鉄国って」

マリリン(リアローズ様の話だと、地下はなんとか被害を免れたって話だったし……)

マリリン(このお店も地下かどこかに避難させてたのかな?)

マリリン「綺麗な銀細工も捨てがたいけど……あっ、これもいいなぁ」

マリリン「……猫目石の指輪? マリリンちゃんにちょっと似てるなぁ♪」

マリリン「あ、これもいい……」


……


リュノ「うぅー……」

リュノ「綺麗だと言うのはわかるんですけど、お洒落……」ムムム…

リュノ「お洒落をしても、私が好き放題に動いたらどこかに飛んで行ってしまうのではないでしょうか?」ドキドキ…

リュノ「このネックレスもいい感じですけど、宝石の先端が少し尖っています」

リュノ「……つけたままごろごろ転がっていたら、自分に刺さりそうで怖いです……」ソッ…

リュノ「んー、やっぱり私の場合はもっと根本的に、お淑やかさを見につけるのが先なんでしょうか?」


キラッ…


リュノ「――!?」
192 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 22:49:53.45 ID:/5tysmyO0
※フレーバーですが、セレスティアとマリリンがちょっといいなと思った品でいい案があれば自由安価
(リュノはゾロ目により固定品)
で↓1〜2で募集。無ければこちらで適当に進めます
そして自由安価とは別に↓1コンマ二桁も判定
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:52:24.84 ID:NB2rcKXL0
ブレスレットとかかな?
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:54:01.99 ID:+gVuOfykO
セレスティアにはアクアマリンのブローチとか似合いそう(自分の目の色と重ねて)
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:55:08.31 ID:2k1WeN8v0
普段使いするも考えるとワンポイントになりそうなヘアピンとかどうかな?
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:55:33.72 ID:OQmvw9I6O
マリリンは何だろ、イメチェンで髪型変える用のリボンとか
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 22:56:25.22 ID:ljhjngiDO
瞳の色か>>1のイメージするキャラに合ったイメージカラーに合ったイヤリングかチョーカーかな?
198 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 23:16:09.45 ID:/5tysmyO0
予想外に沢山色々な案をありがとうございます
個人的に似合いそうと思ったものをチョイスさせていただきます

いいもの見つけてお洒落の第一歩。コンマ数値分お洒落レベルアップ

コンマ84

1セレスティア

お洒落レベル34+8=42

2マリリン

お洒落レベル70+4=74

――


セレスティア「これ……」


アクアマリンブローチ「……」キラキラ…


セレスティア「綺麗……」ジー…

店員「おや、お客様お目が高い!」

セレスティア「え?」

店員「その商品は奇跡的に奪われずに済んだ品物でして……」

店員「その深く濃いながらも澄んでいる様はまさに最高級品の証でございます!」

セレスティア「やはり、そうなのですね」

セレスティア「とっても、綺麗……」

セレスティア(濃い青色。私の瞳と少し似ているかも……?)

セレスティア(でも私は、ここまで透き通ってなんか――)

店員「お客様の美しい瞳にも負けぬ輝きであると――」

セレスティア「――!?///」


……


マリリン「リボンまで置いているなんて、本当に迷っちゃうなぁ♪」

マリリン「でも……」チラ…


控えめなヘアピン「……」キラキラ…


マリリン「やっぱり、これかなぁ?」

マリリン「マリリンちゃんのこの髪の毛の美しさを邪魔しない感じ……」サラサラ…

マリリン「止める位置を変えれば髪型も結構変えられるかも?」

マリリン「うんうん、さりげないここの細工も可愛いし、これをいくつか買おうっと♪」

マリリン「あ、すごい。軽くて丈夫そう。これはますます気に入ったかも♪」ルンルン!


……


リュノ「……」ジー…

リュノ「……」ジー…………


リュノ(な、なんでしょう。すごく、良い物に見えます……)



……

――
199 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 23:31:16.58 ID:/5tysmyO0
――

……



アリガトウゴザイマシター!



セレスティア「うぅ、つい買ってしまいました……///」

マリリン「あ、セレスティア様も何か買ったんだー?」

セレスティア「え、ええ。かなり衝動的ではあったのですが。マリリン将軍も?」

マリリン「うん。さっそくつけてみたんだけどどうかな♪」キュルン!

セレスティア「あ、少し変わったと思ったら髪留めのせいだったのですね」ポン

セレスティア「……なるほど、目立たないけれど気がつくといいなと思える」

セレスティア「これが、お洒落……」ゴクリ…

マリリン「マリリンちゃんもまだまだなんだけどね♪」

マリリン「でも良かった。セレスティア様の目から見てもこれはいいなって思えるものだったみたいで!」

セレスティア「私も、まだ完全には……そもそも、私自身の好みさえ把握しきれていないのかもしれませんが」

セレスティア「私がつい買ってしまったものと、その髪留めは……いいなと、そう感じることができました」

マリリン「いいねいいね♪ そうやって自分の好みを理解しつつもっとお洒落に挑んでいこう♪」

マリリン「ところで、セレスティア様はどんなものを?」

セレスティア「その、何故か吸い寄せられて……/// これなのですが」パカッ

マリリン「わぁ……綺麗……こ、これ結構高かったんじゃ……?」

セレスティア「は、はい。流石にこれは、私がこちらに来る前に持っていたもので支払いました」

セレスティア(アネットが忍ばせておいてくれたのですね……ありがとうございます)

マリリン「なんだかセレスティア様の目みたいだなぁ」

セレスティア「や、やはりそうなのですか? 自分自身としては、ここまで綺麗な色合いではないと思うのですが……」

マリリン「んー、確かにセレスティア様の方がもう少し濃いかもしれないけど……」


マリリン「――今のセレスティア様は、目に『光』があってとっても綺麗だと思うな♪」


セレスティア「光が……そうですか。ありがとうございます……///」

セレスティア(これも、ジーク様達のおかげなのでしょうか……?)

マリリン「……」

マリリン「あれ? ところでリュノ様は?」

セレスティア「え? ご一緒ではなかったのですか?」

マリリン「流石に一人で動きはしないだろうし……」

セレスティア「もしかして、まだ店内に……?」


……

――
200 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 23:40:25.58 ID:/5tysmyO0
――


……


リュノ「……」ホゥ…




マリリン「あ、いた!?」

セレスティア「ど、どうされたのですかリュノさん?」

リュノ「へ? あ、ああすみません!?」ワタワタ

リュノ「その、やっぱりお洒落がよくわからないというか……」

リュノ「そもそも私に装飾品が似合うのかとか根本的なことを色々考え始めちゃいまして」

マリリン「大丈夫だから自信持っていいのにー」

リュノ「それで何か助言を頂こうかなと思っていた矢先……」

リュノ「不意に、これがすごく良い物に見えてきたんですよねぇ……」

セレスティア「わ、わかります。私もつい衝動買いをしてしまいまして……///」

マリリン「いいじゃないいいじゃない! リュノ様も気に入るものがあったならこのお店は大正解だよ♪」

リュノ「おっ? マリリンさんがつけている髪飾り……なるほど、確かにお洒落な感じですねぇ」

リュノ「そうなると、控えめなこれもやはりお洒落に分類されるんでしょうか?」

マリリン「うんうん♪ 初めは控えめに手堅く、リュノ様もやっぱりお洒落に目覚め――」






ダイヤモンドリング「……」キラキラキラ!






セレスティア「」

マリリン「」

リュノ「なんだか、いいと思いません……?///」ホゥ…

リュノ「基本は飾らない銀色の輪に、先端に慎ましく載った宝石……」

リュノ「そしてこれが、白色に光るかと思えば虹色に光って……」ドキドキ…

リュノ「控えめなんだけど、他にはない輝きを放っているといいますか……」ゴクリ…

リュノ「ねぇお二人とも、これがお洒落というものなんですかね?」クルリ


セレスティア「」

マリリン「」


リュノ「あ、あれ?」
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 23:42:56.76 ID:+gVuOfykO
ガチの高級品に目を奪われたか……
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/26(土) 23:49:51.62 ID:2k1WeN8v0
あーうんきれいなんだけど
違うそうじゃない
203 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/26(土) 23:52:51.29 ID:/5tysmyO0
リュノ「え? これ綺麗じゃありませんか?」オロオロ…

リュノ「ほら、どことなくシャリオさんの息にも似ている気もしませんか?」

セレスティア「え、ええ。私でもわかるほどに、間違いなく綺麗で美しいものだと言い切れます」

セレスティア「私以外の公国貴族令嬢も、きっと求めてやまないことでしょう」

セレスティア「で、でもこれは……///」ドキドキ…

リュノ「あれ? どうされたんです?」

マリリン「えっとぉ……」

マリリン「リュノ様、落ち着いて聞いてね?」

リュノ「はい?」






セレスティア「――この辺りの商品は、婚約指輪のようで……///」

マリリン「――お洒落とは別の世界に突き進んじゃうというか……///」





リュノ「」






マリリン「――そして、最高級の石に最高級の銀にこの印はベリィ様のものだから……」

セレスティア「お値段が……っ!?」ゼロガイッパイ…




リュノ「」



マリリン「まさか、リュノ様が心に決めた人との婚約をそんなに望んでいただなんて……///」

セレスティア「私でも見抜けませんでした……///」


リュノ「」


――

ゾロ目:婚約指輪ガン見

※ちょっと違うものだけど最高級品を見て目が肥えたようです

リュノお洒落レベル48+15=63

――

204 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 00:02:31.23 ID:1m1qhZdB0
残るは二つ、どっちからがいいかな
205 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/27(日) 00:07:35.29 ID:tWCADhw70
――



……


マリリン「そ、それでリュノ様が心に決めた人って……」ドキドキ…

セレスティア「気になります……///」ドキドキ…

リュノ「い、いやだから知らなかったですよ本当に!?///」ワタワタ!

リュノ「だから買わずにお店も出てきたじゃないですか!?」

セレスティア「それはそうですよ。婚約指輪は結婚を決意された殿方から贈られる品ですもの……///」ウットリ…

セレスティア「自分で買ってつけては、意味がありませんのよ?」

マリリン「凄い熱視線だったもんね……」

セレスティア「ええ、あれは誰かからこれが贈られることを希う視線……///」

リュノ「だから違うんですってぇ!? ほんとに、ほんとにあんな控えめだけど輝くものを見たのが初めてで……!」ワタワタ!

マリリン「……もしかしてジーク?」

リュノ「」ゴフッ!

セレスティア「ジーク様ならば焦がれてしまうのも無理はありません。リュノさんは至って正常ですね」ウンウン

リュノ「ち、違いますから! そもそも大前提が違うと言うか、お二人とも私の声って届いています!?」

マリリン「届いているよ? でもジークじゃないとなると……あ、もしかして森国にいるクリス様とか?」

リュノ「」ゴフッ!

セレスティア「ああ、お兄様も公国ではかなり人気があったご様子ですものね」

セレスティア「お兄様は少々固いところがありますが、逆にそこが縛られない自由なリュノさんとの相性がいい可能性も……?」ムム…?

リュノ「違います違います違いますってばぁ!/// 私、本当にそういうのはまだ興味ないですから///」

リュノ「女子会でも、そう説明した筈なんですけどぉ!?」

セレスティア「思わぬ心変わりがあったとか……」

リュノ「ないですよ! と、とにかく今の私が求めているのはお洒落のことであって、そんな婚約だとか……///」

マリリン「……」ジリ…

セレスティア「……」ジリ…

リュノ「リーチェェェェェェェ! 助けてくださーい!?」


……

――
206 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/27(日) 00:18:42.65 ID:tWCADhw70
――

……



リュノ「はぁ、すっごく綺麗だったのに複雑な気分ですよまったく……」

セレスティア「本当に何も知らずに……?」

リュノ「えぇ、何度も言いますけど本当ですってばぁ……」

リュノ「だって、虹色に光るんですよ? それでいて下は控えめな銀色なんですから」

セレスティア「輝く虹色と銀色に惹かれた……」

セレスティア「……」

セレスティア「まっ、まさかリュノさん!? シャリオに恋をされたのですかっ!?」

セレスティア「い、いけません。いくらなんでも体格が違い過ぎて――」

リュノ「ち・が・い・ま・すっ! いや、思い返すとシャリオさんも綺麗だったと思いますけど!」

マリリン「うんうん。あの角もなんだか凄かったよねぇ。シャリオもお洒落に気を遣ってたりするのかな?」

リュノ「龍にお洒落度合が負けていたら本気で落ち込みそうですよ……」

リュノ「でも、勘違いではありましたが……」

リュノ「私の中での好みがわかったのは結構大きいかもしれませんね」

マリリン「うんうん。いいものを知るとものの良し悪しもわかるようになるから、変なもので飾る心配は減るかもね」

セレスティア「では、次のお洒落がありそうな――」

リュノ「お、お洒落は少し置いておきましょう。次は……」


――


※勘違いはあったけどガールズトークは弾んだ。次は何処へ向かう?(残り行動1回)

×:アクセサリーショップ

×:展覧会場

1:スイーツ(食メイン。料理レベルも上がるかも?)

2:広場(リーチェに似た具合。楽しく遊覧)



↓1〜3多数決コンマ
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 00:19:12.27 ID:1m1qhZdB0
2
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 00:19:31.97 ID:IauBxol90
1
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 00:19:41.68 ID:oSMNNoKDO
1
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 00:19:41.69 ID:48wxCCkMO
コンマ偶数なら1奇数なら2
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 00:20:10.66 ID:bYcfPLsmO
2
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 00:23:32.44 ID:S3VwialMO
すっかりマリリンが女子グループの仕切り役みたいになってる
213 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/27(日) 00:26:31.83 ID:tWCADhw70
1のスイーツに行動が決定した辺りで今日はここまで
三人のおでかけが終わった後は、公国ターン→リアローズ武具などのイベント→森国へ
の流れになるかと思います
森国では少し大事な判定も取る予定ですが、公国ターンのイベントがどうなるかも大きいかもしれません

私が言うのも不味いかもしれませんが、キャラクターに愛着湧いてくると本当にずっと平和でいたいです(白目)

本日もありがとうございました!
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/27(日) 00:27:34.92 ID:1m1qhZdB0
やっぱり愛着って湧くよね自分もソーナノ

乙です
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