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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい7
- 45 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 00:28:09.39 ID:9fDZJQe4O
- おつおつ
でもこの神父様、教会の教義考えると性的にはめっちゃ強いor知識豊富なんだよね……
- 46 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 00:41:56.47 ID:wZqtPH9DO
- 乙です
この教会の人達が捕虜となってベルゲ隊のメンバーになってたらミナのメンタルダメージ相当な物になっていた?
- 47 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/06/22(火) 02:56:10.91 ID:3nCoybOM0
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- 48 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 15:28:44.14 ID:qY7PPnpfO
- >>44
ピュアすぎて教会の皆が守ってたぐらいだし、その前に『どこでそんなこと覚えてきたの!?』って反応が入りそう
あと状況的にイアンにあらぬ疑いがかけられそう
- 49 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/22(火) 22:39:24.28 ID:ZVJUNnDv0
- こんばんはー
>>44
性的な入れ知恵は前回されているのでありません(万が一高コンマで夜レベル100になると不味いですし)
>>45
大変知識豊富です
>>46
鉄国組へのかなり強烈なメンタルダメージ予定でした。最も別の爆弾が残っているのですが
遅くなりましたがちびちび再開していきます
- 50 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/22(火) 22:40:23.92 ID:ZVJUNnDv0
- ――
……
イアン「シスター達に運ばれていったが、ミナは大丈夫だろうか……」ドキドキ…
神父「ミナは、皆から……おっと、洒落ではございませんよ?」
イアン「わ、わかっている」
イアン「先程の様子を見ればわかる。ミナはこの教会でも、気にかけられている存在だったのだろう?」
神父「えぇ……それはもう」
神父「彼女に救われたというイアン様なら、おわかりになられることでしょう」
神父「彼女はとにかく心優しい。自分のことなど二の次で、常に誰かを助けることに奔走しておりました」
イアン「ああ……」
神父「お腹を空かせた子供がいれば、躊躇いなく自身の分を差し出していました。あれだけお腹を鳴らしておきながら……」
神父「そんな状態で、怪我人が現れれば我先にと治療へ向かうのです」
神父「彼女は希少な回復魔法の使い手ですが、魔力量は少ない。それをあろうことか自らの身を削ってまで……」
イアン「私も救われた直後、ミナはあまりにも可弱く見えたものだ……」
イアン「その原因が後に私にあると知ったが、もう二度とミナにあんなことにはなってほしくない」
神父「えぇ、えぇ。私どもも初めて見た時は絶望したものですよ……」
神父「元々、我ら鉄国の民は魔法適正が低い」
神父「そんな中で回復魔法を扱えるミナは、その素晴らしい志を含め神が遣わしたかのような子とも言えるでしょう」
神父「それでいて魔力総量が少ないのは……きっと、神の御意志なのだと私達は考えます」
イアン「どういう意味だろうか?」
神父「もし、あの子が絶大な魔力を持っていて……沢山の回復魔法を扱えたとして」
神父「……おそらく、誰もが彼女を神の化身と崇めることでしょう」
神父「危険な作業に身を投じる者も多い以上怪我人も出やすく、回復魔法の使い手が少ない鉄国なら尚更ね」
神父「そして心優しいミナは、全ての者を治療しようとするでしょう。魔力があるのだから周りも当然それを望む」
神父「ですが、回復魔法は体力までは治さない。いつかミナは倒れてしまうことでしょう」
イアン「そうだな……」
- 51 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/22(火) 22:40:57.89 ID:ZVJUNnDv0
- 神父「また彼女の力に頼り切り、誰もが耐えることや自然治癒を忘れてしまう恐れもある」
神父「回復魔法は確かに便利な代物です。ですがそれが無ければ生きていけないかと言えば答えは違います」
神父「……戦争を生き延びる貴方方には欠かせないものだということも、わかるのですがね……」
イアン「いや、仰りたいことはわかる。魔法に頼り切れば、人は堕落することだろう」
神父「その通りです。ですが実際のミナは、魔法が使えても身を削る様な魔法ですからね」
神父「当時、彼女が回復魔法を使えると知ったシスターがミナを妬むということもありましたが……」
神父「ミナの生来の性格を知り、そして昏倒する様を見てからは、何よりもミナのことを心配するようになりました」
神父「ミナはまさしく『あると助かるけど普段は使わない方がいい』という、力の理想を体現しているのですよ」
イアン「なるほど、そういう考え方もできるか……」
神父「加えてミナはあの愛らしい容姿ですからね」
神父「シスター達も率先してミナの負担を減らせるようにと、頑張ってくれたのです」
神父「回復魔法が使えないなら、薬草を採ってくる。傷薬を調合する。手当を素早く確実に行う……」
神父「皆が、回復魔法に頼ることなく腕を上げていきました」
神父「――そしてそれは、シスター達があの飛竜を打ち倒し、私の命を救ってくれることにも繋がったのです」
イアン「なっ!? あの飛竜を、シスター達が……!?」
神父「はい。私は雷に焼かれ瀕死となりましたが……」
神父「彼女達は、それでもあの飛竜に立ち向かったのですよ」
神父「せめて、ミナを逃がせるだけの時間を稼ぐつもりだったのでしょう」
イアン「……!」
- 52 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/22(火) 22:42:04.82 ID:ZVJUNnDv0
- 神父「だが、どうやらあの飛竜は群れを見るとまとめて薙ぎ払う習性があったようで」
神父「一人のシスターはそれに気がつくと、自らを囮に他のシスター達を分散させたのです」
イアン「そのようなことをすれば……!」
神父「はい。彼女は飛竜の一撃の前に為すすべなく倒れましたが……」
神父「神の御加護なのでしょう。比較的軽傷で済み、今では元気に活動を続けていますよ」
イアン「よかった……」ホッ…
神父「飛竜の力は圧倒的でした。とても我らが束になって敵う相手ではありませんでした」
神父「しかし……ミナの為にと続けていた経験は、無駄にはなりませんでした」
イアン「?」
神父「薬草を採取していると、時々毒草が見つかることもあります」
神父「そしてその毒草を誤って子供が食べない様、間引いたり教育用に持ち帰ったりしていたのです」
神父「また別の勇敢なシスターは、その毒草を使って毒矢を用意したのです」
神父「さらに別のシスターは、樽に詰め込んだ毒草をそのまま飛竜の口目がけて投げつけたりも」
イアン「それはなんというか……逞しいな……」
神父「彼女達も鉄国の民ですから。ただ焦げていた私が情けなく思えますが……」
神父「当然簡単には飛竜は倒れませんでしたが、皆は傷つきながらも倒れることなく戦い続け……」
神父「ついに飛竜の動きが鈍りきったところを、総出で神の証を担いで突撃。見事打ち倒してみせたのです」
イアン「すると、あの干からびたワイバーンは……」
神父「諦めることなく力を合わせれば、あのような恐ろしい怪物にも打ち勝つことができる」
神父「それを示すようなある種の記念物となっております」
神父「……少々、景観に難があるという問題はあるのですが」ハァ…
イアン「だろうな……」
神父「ですが、子供達はあれを見て勇気を得ていることも事実」
神父「……あと、シスターを怒らせないようにと途端にやんちゃな子が減りました」ボソリ…
イアン「ああいう目に遭わされると思ってしまったのだな……」
神父「迅速な手当で私も命を繋げたわけですから、彼女達のそういった面も見て貰いたいのですがねぇ……」
- 53 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/22(火) 22:45:27.76 ID:ZVJUNnDv0
- イアン「まさか、私が死を覚悟した飛竜を相手にそこまで戦えるとは……」
神父「運が良かったと言ってしまえば、そこまでなのかもしれません」
神父「ですが『あの飛竜に対しての対抗策が見つかった』以上、やはり全てが神のお導きなのかもしれませんね」
イアン「『飛竜は物陰に隠れた者からの奇襲に対処できないことがある』ということか」
神父「ええ何より『毒に対する耐性を持たず弱体化も可能』という点ですね」
神父「『雷対策』をした上で『私達も毒矢で武装して奇襲をしかけ続ければ』……」
神父「『戦う力が弱い者達であっても、飛竜を相手に戦える』ということですね」
イアン「飛竜の雷撃に対する備えは、陛下も急務とされている」
イアン「ベリィ様が工房で用意されているのも、その一環のようだ」
イアン「しかし、毒矢か……」
イアン(『値は張るが『毒弾』を放てる銃の開発などもした方がいいのだろうか?)
イアン(いや、万が一悪人の手に渡った時が不味いな)
神父「シスター達も、今度は怪我人も出さずにあれを倒して見せると息巻いておりますよ」ハハハハ
イアン「騎士団としては不甲斐ない限りだ……」ガクリ
神父「いえいえ。これも彼女……ミナのおかげですよ」
神父「彼女がこの教会にいてくれるだけで、周りの者に良い影響を与えてくれた」
神父「神が遣わした絶対の存在ではなく、皆で守るべき存在と言いましょうか……?」
神父「さらにはあの穢れなき無垢さまで兼ね備えているとなると、本当にもう何がなんでも守らねば――」
イアン「ん? 穢れなき無垢さ……?」
神父「――あの子は、教会のシスターの中で唯一セックスは愚かオナニーの方法すら知らないのですよ」
神父「信じられますか? 20歳であの身体でですよ!? 本当に天使だと思いませんかイアン様!?」
イアン「」ゴフォォ!
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 54 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 22:45:31.09 ID:NAwdsrUc0
- シスターたちの平均レベルどれくらいなんだろう
- 55 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 22:48:00.14 ID:pEyUQIbWO
- もう姫達の手で半ば堕天してんだよなぁ……
てかシスターズたくましいな
- 56 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/22(火) 22:59:27.79 ID:ZVJUNnDv0
- イアンの欲情
85>09(い、いかん! ミナを妄想で穢すなど……!)
※基準値を下回った為、妄想を振り払います
――
神父「我らが神の教えでは、愛する者と子を為していくことが強く推奨されています」
神父「そこに愛があればとにかくもうどんどんとやってしまえと」
イアン「」
神父「神の教えですから、当然私もシスター達もそれを忠実に守ろうとは思っているのですが……」
神父「しかしミナは、あまりにも無垢過ぎた。私達には眩しすぎたのです……」
神父「正直、ミナが回復魔法を酷使して衰弱した時に彼女を手籠めにする男がいつ現れるかと生きた心地がしませんでした」
イアン「」
神父「しっかりと性教育を行い、自らの身に降りかかりかねない災いから離れるように教えることもできたでしょう」
神父「しかし、それで彼女の分け隔ての無い優しさまで損なわせてしまうのではないか……」
神父「あと、教育担当者がミナからいやらしい人と思われるのではないかという不安から、誰も言い出せず……」
神父「時は流れ、今に至ります……」ガク…
イアン「」
イアン(ミナが、性知識を持たない……?)
――
幻ミナ「イ、イアン様? 突然裸になれだなんて……///」
幻イアン「大丈夫だミナ。これは何もおかしいことではない」
幻イアン「私はただ、ミナが心配なだけだ」
幻イアン「ミナの身体に異常が無いか、隅々まで調べるだけだ……」ハァハァ…
幻ミナ「そ、そうなのですか?」
幻イアン「そうだとも。だから何も心配しないで、全身検査をしような……」ハァハァ!
――
イアン「―――――うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」ダダダダダダ!
イアン「――煩悩退散っ!!!!」ガシャアアァァァァァン!
神父「イアン様!? 何故突然窓に頭突きを!?」オロオロ…
……
――
- 57 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/22(火) 23:12:50.38 ID:ZVJUNnDv0
- ――
シスター1「ほ、本当に大丈夫なのミナ?」オロオロ
シスター2「無理は駄目ですよ?」オロオロ
シスター3「回復魔法は便利だけど、お薬もあるのよ?」オロオロ
シスター4「あなたが無事だという事実は何よりも嬉しいのですが……」
シスター達「「目を離した隙にまた倒れるんじゃないかと思うと心配で……」」
ミナ「だ、大丈夫ですって……!」アセアセ
ミナ「皆さんに逃がして貰ってから……大変でしたけど、旅の中で体力もついたんですから!」フンス!
シスター1「ほ、本当に?」オロオロ
シスター2「で、ではこれを持って……?」
木の枝「……」
ミナ「……持てますよ?」ヒョイ
シスター3「う、嘘……!?」
シスター4「あのミナが、苦も無く枝を持ち上げるだなんて……!?」ワナワナ…
ミナ「……」
ミナ「…………」プク…
シスター達((あのミナが怒った!? 怒ったの!?))
ミナ「……えぇい!」グッ!
木の/枝「」ボキィ!
シスター達「「!!??」」
ミナ「……どうですか?」ドヤ!
シスター1「あああぁぁぁぁぁぁ!?」オロオロ!
シスター2「な、なんて無茶を!?」オロオロ!
シスター3「待って、今の音ミナの骨が折れたんじゃないの!?」オロオロ
シスター4「た、大変! すぐに治療の準備を!?」ワタワタ
ミナ(……神よ。久々にこの教会に戻ってきて、わかったことがあります)
ミナ(やはり私は、多くの人々に御心配とご迷惑をおかけしてきたのですね……!)ガクーン!
シスター達「「ああっ!? やっぱり無理をし過ぎて四つん這いの格好になっている!?」」
ミナ「違いますー!」
……
――
- 58 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 23:18:26.11 ID:vSSN9+LlO
- なんという過保護っぷり
- 59 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/22(火) 23:27:51.62 ID:ZVJUNnDv0
- ――
……
シスター1「そ、そう。本当に……」
シスター2「よかった。丈夫な身体になれたのですね……」ウルウル…
シスター3「ミナを救ってくれた騎士様かぁ……」
シスター4「あなたが傭兵稼業など、とても想像できませんけど……」
ミナ「はい。昔の私なら、きっと何もできなかったことでしょう」
ミナ「ですが、今の私は違います」
ミナ「この教会には、大切な思い出が沢山あります……」
ミナ「ですが、逃げることから始まったこれまでの旅の中で……私はまた新たな思い出と知識を得ることができました」
ミナ「私の体質を把握することができました。どのくらい魔法を使えば、身体に力が入らなくなってしまうのか……」
ミナ「ご飯をお腹いっぱい食べられることの幸せも、知ることができました……///」
シスター2「うん、うん……」ポロポロ
シスター1「あなたはいつも子供達に食事を分けていたから……」ポロポロ…
ミナ「そ、それに……///」
ミナ「――男性の、イアン様の逞しさを知ることもできました……///」ポッ…
シスター達「「えっ!?」」ガタ!
ミナ「!?」ビクゥ!
シスター3「ミ、ミナの口からそんな言葉が出てくるだなんて……!?」
シスター4「逞しさを知るだなんて……///」
シスター4「い、一体騎士様とはどこまで――」
シスター1「こらっ! この子の前では禁句ですよ!」ピシ!
ミナ「……」
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 60 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 23:28:17.28 ID:ti+ZVqmpO
- な
- 61 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/22(火) 23:41:30.21 ID:ZVJUNnDv0
- ミナの欲望
50>28(イアン様の手を握るだけで緊張してしまいます……///)
※基準値を下回った為、知識が増えても根はやはり控えめなようです
――
ミナ「その……///」
ミナ「――イアン様の手を、握ってしまいました……///」
シスター達「「……」」
シスター達((よかった、ミナのままです……))ホッ…
ミナ「――わ、私にはまだ赤ちゃんを作るのははやいといいますか、もっとイアン様の事を――」
シスター達「「いやああああぁぁぁぁぁぁぁ!?」」ガターン!
ミナ「え!?」
シスター1「だ、誰!? 誰なのミナに真実を教えてしまった人は!?」
シスター2「き、決まっています! ミナがこれだけの反応を示している騎士様ですよ!」
シスター3「そんな、真面目そうな人だったのに……!?」
シスター4「何も知らないミナの身体を無知のまま開発して、それから真実を告げたのですか……!?」
ミナ「あ、あの、その……///」
ミナ「赤ちゃんのお話とかは、姫様――」
シスター達「「リアローズ様ぁ!?」」ガシャーン!
シスター1「リアローズ様が、ミナに手解きを……?」ゴクリ…
シスター2「あんなに清楚を絵に描いたような方が……?」ゴクリ…
シスター3「騎士様が教えるよりもびっくりかも……」ゴクリ…
シスター4「いえ、姫様ともなれば日夜殿方をとっかえひっかえなさっても不思議ではない身分だもの……」ガク…
シスター2「そんな、まさか……」
シスター4「考えて御覧なさい。ベリィ様譲りのあの身体……その気になれば歩くだけで殿方を吸い寄せますよ……」
- 62 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 23:45:34.95 ID:wZqtPH9DO
- 女子会の時のエルクラッドに続いてリアローズに風評被害が
- 63 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 23:46:29.99 ID:R801eSBtO
- 作戦会議って自由行動で選ばれずとも必然的に発生するイベントな気がするけど、自由行動で選択しなくても最低限の打ち合わせはあるのだろうか?
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/22(火) 23:52:59.68 ID:UypMPrrVo
- 草
- 65 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 00:03:19.74 ID:2cnauADv0
- >>63
最低限の作戦会議は行います
特殊交流の会議は判定で公国に奪われた戦力の確認などを追加で行う感じです
――
ミナ「あの、その、そういうことではなくてですね……?」オロオロ…
ミナ(やっぱり、皆さんは昔から真実を知っていたのですね……)
ミナ(私が、色々なことに耐えられないと思って隠されていたのでしょうか……?)
ミナ(確かに、思い返しても色々と恥ずかしいのですが……///)
ミナ「――それでも、いつか……イアン様と一緒に……///」ポツリ…
シスター達「「……」」
ミナ「あ……///」カアァァァ…
ポン
シスター1「大丈夫ですよ、ミナ」ナデナデ
シスター2「あなたは誰よりも優しく、美しいのだから」
シスター3「騎士様でも誰でも、ミナを好きにならない人はいないよ。私達だって大好きだもの」
シスター4「それに、あなたにはその身体もある。本気になれば誰でもすぐに落とせますよ」
ミナ「……///」
ミナ「……いえ、これは私の我儘です。イアン様はとっても立派なお方……」
ミナ「私などよりも、もっと素晴らしい女性と結ばれる方が……」
ミナ「私は……イアン様がご無事であれば……」
ミナ「そして、たまにでいいんです。たまに、一緒にいていただけたら……///」
シスター達「「ミナ……」」
ミナ(……そうです。確かに、イアン様のことは気になります……)
ミナ(でも、私が一番恐れていることは……イアン様が傷つくこと)
ミナ(改めて思い知らされた、どれだけ自分の回復魔法が不完全なものであったかということ)
ミナ(これから、戦いは激しさを増してしまうのでしょう。そんな中でも、イアン様が退くことはない)
ミナ(私が、私がイアン様をお助けしないと……)
ミナ(……いいえ。皆さんを守れるように、もっと……!)
ミナ(神が授けてくださったこの力は、きっとそのためのものだから……!)グッ!
――
※ミナの決意によりスキルが統合強化!※
★『エナジーコンバート』
↓
★『献身の聖女』★
負傷判定を一段階緩和させ、戦闘時一度だけ敵のゾロ目攻撃を確定防御する
また自軍の全防御手段が枯渇した時に劣勢判定を2回まで回復するが、発動後自身は虚弱状態(軽傷と同様のペナルティー)となる
このスキルは敵の全てのスキルの影響を受けないで発動する
※この後のイベントにミナも参加することになりました
――
- 66 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 00:16:23.58 ID:2cnauADv0
- ――
……
神父「ミナ! くれぐれも気をつけるのですよ!」
ミナ「はい。無理をしない範囲で、皆さまをお助け致します」
シスター達「「イアン様! ミナの事をしっかり見ていてあげてくださいね!」」
イアン「無論だ。ミナは守らねば……」
シスター達((近いような、遠いような……))グヌヌ…
……
イアン「しかしミナ、本当によかったのか?」
イアン「教会も人々も全てが無事だったのだ」
イアン「それこそ、神の奇跡と言っても過言ではないだろう」
ミナ「はい。だからこそ、安心して立てます」
ミナ「……」
ミナ「本当は、もっと酷い状態だと思っていました……」
ミナ「蹂躙され、奪われ……何も残っていない……」
ミナ「だからせめて、皆さんの供養をしたいと……」
イアン「ミナ……」
ミナ「ですが、神父様達はみんな無事だったんです」
ミナ「それに、恐ろしい飛竜相手に退かない程に……強かった」
ミナ「私を守ろうと……昔も、今も、必死で戦ってくださったんです」
ミナ「……」
ミナ「人を傷つけることは、怖いです」
ミナ「ですが、もっと怖いのは、イアン様達が傷つくこと……」
ミナ「私も、もっと――皆さんをお守りできる力が欲しい」
イアン「……!」
ミナ「イアン様、どうかお願いします」
ミナ「――このまま『騎士団の鍛錬場』の方に向かっていただけますか?」
イアン「……」
イアン「……そこは、元から私が向かおうとしていた場所だ」
ミナ「え?」
イアン(……すまない、ミナ。私がもっと強ければ、皆を守れる力があれば……)
イアン(力を求めているのは、私も同じこと……)
……
――
- 67 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 00:17:58.51 ID:Kv+k/jxw0
- どの道会議自体はするなら最後はセレスティアとフリーデシルトの特殊イベントでもいいかな?
騎士団の方も被害状況の確認あるよねえ
- 68 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 00:19:54.16 ID:2cnauADv0
- イベント途中ですが今日はここまで
お互い面と向かってぶちまけはしていない状態ですが、もう両想いではありますね
まさかミナまでスキルを獲得するとは思いませんでしたが、次はイアンの番となります
本日もありがとうございました!
- 69 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 00:20:11.45 ID:rkc7feCRO
- おつです
- 70 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 00:28:39.76 ID:BCVTuXFmo
- おつー
- 71 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 00:29:56.62 ID:SDv3MvER0
- おつおつ
- 72 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 00:31:06.46 ID:Kv+k/jxw0
- 乙
平和な更新だった
- 73 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 00:32:20.37 ID:gwh5NCRyO
- おつおつ
ちょっと性にオープンだけどいい教会だった
ワイバーン対策は今後使うことあるのかな?
- 74 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 00:34:06.34 ID:UI7Z0Wcx0
- 乙乙
最後いい話になったけどミナへ性の手解きをした姫=リアローズというシスターたちの誤解がそのままで笑う
- 75 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 00:44:12.69 ID:LG49QOLDO
- 乙です
- 76 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 19:09:40.48 ID:Z6Mpopt/0
- >>74
でもリーチェには教えた実績あるし、伝道師という意味ではあながち間違ってないのかも…?
- 77 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 22:16:20.92 ID:2cnauADv0
- こんばんはー
>>73
ワイバーン軍に一般民が狙われた際に、有利な補正が入るようになっています
ただ補正のみで確定勝利できるようになるわけではありません
うっかり昨日判定忘れていたのですぐに判定からですが、ゆったり再開です
- 78 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 22:18:37.73 ID:2cnauADv0
- ――
……
ザッ…ザッ…
イアン「……あの日」
ミナ「え?」
イアン「鉄国が陥落した日、私は姫様と少数の部下を伴い脱出していた」
イアン「だが、部下は全員ワイバーンの攻撃で命を落とした……」
ミナ「……っ」
イアン「城内では、さらに多くの兵達が命を落とした。陛下と姫様をお守りするためにな」
イアン「……この国を守る騎士となった以上、国の為に殉ずる覚悟は皆がしていたことだろう」
イアン「しかしあれは、あまりにも突然過ぎた。人がいつ死ぬかなど、誰にもわからぬとはいえ……」
イアン「あの日あの場で、力を満足に振るうこともできずにまとめて殺されていくなど、予想もできまい」
ミナ「はい……」
イアン「だがミナの教会が無事だったのは、本当に良かった」
イアン「全員が無事でワイバーンを仕留めるなどということも予想できぬ出来事だが、こちらはいい意味でだ」
イアン「血の気の多い者が多い鉄国だ。シスター達の活躍を知れば、民達の士気も上がることだろう」
イアン「広場の方が賑わっているというのも、その影響があったのかもしれないな」
イアン「民達は、皆強い。陛下達も全員が無事に戻られた」
イアン「この上なくめでたいことだ。鉄国は必ずや元以上の国へと生まれ変われるだろう」
イアン「……この喜びを、部下達とも共有したかったものだ」フッ…
ミナ「イアン様……」
イアン「元に戻っていく鉄国だが……喪われた命が戻ることは無い」
イアン「私が鍛錬場に向かいたかったのも、ミナと同じ考え……部下達を、弔いたかったのだ」
イアン「そして、その場で私は誓おうと思う。今度こそ、姫様も鉄国も……」
イアン「私が彼らの分も背負って、必ずや守り抜くとな」
- 79 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 22:21:28.19 ID:2cnauADv0
- ミナ「……イアン様、どうかその想い……私にも背負わせていただけないでしょうか?」
ミナ「私では、できることなどほんの些細なことでしょう」
ミナ「それでも……国の為、民の為に戦い続けた皆様の想いを、無駄にすることはできません」
ミナ「イアン様も、目を離せばすぐに無理をなさるから心配です……」
イアン「そ、そんなことはない。それを言えば、ミナの方もだろう?」
イアン「あの教会でのやりとりを見ていれば、ミナが昔から変わっていないということは明らかだ」
ミナ「……確かに、今になって皆さんにどれだけ心配をかけていたのか再認識はいたしましたが///」
ミナ「だからと言って、イアン様が無茶をしないということではありません」
ミナ「……イアン様、どうか一人で思い悩まないでください」
ミナ「私も、微力ですが……精一杯、お助けしますから……」ギュ…
イアン「ミナ……」
イアン「……ありがとう。君が傍らにいるだけでも、私は気力がわいてくるよ」
イアン「騎士とは、護る者だ。護るべき存在が傍にいれば、それは大きな力になる」
イアン「微力などではないさ」
ミナ「イアン様……///」
ザッ…ザッ…
【鉄国・騎士団鍛錬場】
ミナ「ここが、イアン様達の……」
イアン「ああ。騎士団の8割以上が死亡か行方不明という状態だが……」
イアン「彼らと私は、ここでお互いを高めあったものだ」
イアン「……!」
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 80 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:21:40.90 ID:LG49QOLDO
- はい
- 81 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 22:34:23.94 ID:2cnauADv0
- 鍛錬場の賑わい
90>50
※基準値を上回った為……?
――
ガキィン! キィン!
ワー!
イアン「これは……」
鉄国兵1「あ、団長!」パアァァ!
鉄国兵2「団長も鍛錬ですか?」
イアン「お前達……!? どうして……」
鉄国兵1「どうしてと言われましても……ねぇ?」
鉄国兵2「もう二度と公国の連中に後れをとらない為にも、鍛え直しているんですよ」
イアン「し、しかしこの人数は……」
ムギュゥ…
イアン「明らかに許容量を超えているというべきか……」
イアン「生き延びた者達のほとんどが集まっているというのか……?」
鉄国兵1「いや、これだけじゃないんですけどね?」
鉄国兵2「復興の方、民達の方からもどんどんと協力者が増えているおかげです」
鉄国兵2「フリーデシルト様のお言葉通り、モノだけではなく我らも改めて国と民を守る為に強くなろう、と」
鉄国兵1「悔しいって思ってるの、団長だけじゃないですからね!」
イアン「そうか……」ウッ…
ミナ「ふふ、イアン様? やはり一人で背負いこまなくても大丈夫でしたでしょう?」
鉄国兵1「あ!? 団長がシスターを連れている!?」
鉄国兵2「そんな!? 我らが鍛え直している最中に団長はお楽しみだったというのですか!?」ガーン!
イアン「ミ、ミナと私はそんな関係ではない!」
ミナ「……」ショボン…
イアン「それと、私をからかうのは構わんがミナを巻き込むのはやめろ……」キリキリ…
鉄国兵2「あ゛ぁ!? 冗談ですから頭から手を離してください団長ぉ!?」メキメキ…
- 82 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 22:44:57.52 ID:2cnauADv0
- イアン「まったく、お前達は……」フッ…
イアン「……これは、私と一緒にさらに鍛え直す必要がありそうだな」
鉄国兵2「く、わかってはいたがそうなりますよね」
鉄国兵2「わかりました。正直なところ今の時点で少し足にきていますが、やりきってみせましょう!」
イアン「うむ。よい返事だ!」
鉄国兵1「あ、ちょっと待ってください団長」
イアン「ん?」
鉄国兵1「言ったでしょう? これだけじゃないって」
鉄国兵2「実はですね……」
……
【鉄国・大型闘技場】
イアン「ここは……」
ミナ「け、結構歩きました……」ハァハァ…
ミナ「でも、大丈夫です!」キリッ!
鉄国兵2「すみませんミナさん、無理をさせてしまったようで……」
鉄国兵1「と言うよりも、なんでシスターまでここに?」
ミナ「わ、私もイアン様をお守りしたいのです……!」
鉄国兵2「……ほほう?」
イアン「ミナはシスターの鑑だ。困っている者には誰であれ救いの手を伸ばす素晴らしい――」
鉄国兵2「……あぁー……」
ミナ「……」
鉄国兵1「ああ、確かに団長の鍛錬って下手すりゃ怪我しますもんね」
鉄国兵1「確かにシスターが来てくれているのって丁度いいのかも?」
イアン「どういう意味だ?」
鉄国兵1「ふふ、入ってみればわかりますよ」
イアン「?」
……
追加特殊判定
↓1コンマ二桁
- 83 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 22:45:08.39 ID:UI7Z0Wcx0
- あ
- 84 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 22:55:17.19 ID:2cnauADv0
- 志願兵の人数
39(それなり。復興中と考えたら多い方かも)
――
志願兵1「たぁー!」
志願兵2「とぉー!」
イアン「あ、あれは……」
イアン「技術はかなり未熟なようだが、熱意は感じる」
イアン「彼らは一体?」
鉄国兵1「彼らは志願兵です」
鉄国兵2「そして……」
バレット「よぉーし! いい感じだぞ! 次は俺と一緒に走り込み鍛錬だ!」
ミナ「バ、バレット様!?」
イアン「」
バレット「あれ? イアンにミナじゃないか。奇遇だなー!」
鉄国兵2「教官役は、まさかのバレット様です」
鉄国兵1「王子も、俺も父さん助けられるように鍛えるんだーって聞かなくて……」
鉄国兵1「ここならば走り込みもできますし、銃を使った遠距離狙撃の練習もできますからね」
鉄国兵2「王城で何かやらかされると困ゲフン自由に動けるように陛下がここを紹介されたようです」
バレット「だってよぉ……俺、公国の偉そうな将軍のそばまで近寄れたんだぜ?」
バレット「俺がもっと強かったらあいつを倒せてたのかと思うと、悔しくてさ……」
志願兵1「私達も、このまま黙ってはいられません!」
志願兵2「騎士様に救われたこの命、鉄国の為に使わせてください!」
その他志願兵達「「お願いします!」」バッ!
- 85 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 23:03:23.91 ID:2cnauADv0
- イアン「……」
ミナ「イアン様。皆、気持ちは同じなのです」
鉄国兵1「団長達が戦っているのに、自分達だけ何もしないなんてまっぴらですよ」
鉄国兵2「団長、彼らの熱意は本物です。どうか、我らとともに久々に鍛えてください!」
志願兵達「「鉄国の為ならば、耐え抜いてみせます!」
バレット「俺も頼むぜイアン!」
バレット「銃は使わねえ。基礎の身体づくりから始めようと思ってな!」
ミナ「わ、私もどうかお願いいたします!」
イアン「し、しかし……」
バレット「大丈夫だって! この志願兵達だって、結構――」
イアン「――私は今、自分の無力さに打ちひしがれると同時に……」
イアン「――勇敢な志願兵の存在に、感動もしている……」
イアン「――今、鍛錬を始めたら……」
イアン「――やりすぎてしまうかもしれないな!」キラキラ!
バレット「……え?」ゾクッ…
鉄国兵2(あ、やばい。あの顔はやばい時の団長の顔だ)
イアン「―――そんなに私の鍛錬を望むなら、いくらでも鍛錬しよう!」
イアン「さあ、まずはこの重石を持ちながら走れぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ドドドドドドド!
一同「「は、はいいいぃぃぃぃぃぃぃ!?」」
――
特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
↓3〜4コンマ二桁
- 86 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:03:58.84 ID:Kv+k/jxw0
- あいさ
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:04:16.19 ID:LG49QOLDO
- はい
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:04:16.92 ID:aIL5mT9QO
- にある
- 89 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:04:25.17 ID:UI7Z0Wcx0
- あ
- 90 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:04:28.42 ID:2OVrk/aOO
- てや
- 91 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:04:29.21 ID:UMiEywIpO
- どん
- 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:04:34.55 ID:gwh5NCRyO
- はい
- 93 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:05:53.14 ID:9uR8tTRJO
- 高めと低めが交互に出たな
- 94 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 23:22:55.99 ID:2cnauADv0
- 闘技場でのイアンブートキャンプ
1イアン(補正+5)
コンマ84
レベル164+8+4+5=181
2ミナ(補正+5)
コンマ19
レベル155+1+9+5=170
3バレット(補正+10)
コンマ92
レベル62+9+2+10=83
4鉄国兵全体練度(補正+10)
コンマ17
レベル25+1+7+10=43
――
イアン「ふんふんふんふんふんふん!」
志願兵1「す、凄い。あんな速度で……」ハァハァ……
志願兵2「俺達もいつか、あれだけ強くならなきゃ……」ハァハァ…
ミナ「だ、大丈夫ですか……? お疲れでしたら、回復魔法を……」
志願兵1「い、いえ大丈夫です///」テレ…
志願兵2「シスター、ここは危ないので――」
ミナ「無理は禁物ですよ? 周りの方を悲しませてしまいますからね?」
ミナ「では、私も鍛錬にもどりましょう。いっちに、いっちに……」タッタッタッ…
志願兵1「……」
志願兵2「……」
志願兵達((小さいシスターに俺達体力負けてる!?))ガガーン!
……
バレット「よぉーし! 次は組手らしいけど、王子だからとかそんなの気にすんなよ!」パン!
バレット「一緒に強くなって、父さん達や鉄国を傷つける公国をぶっ飛ばしてやろうぜ!」
鉄国兵達「「はい!」」
バレット「それじゃあ、まずはお前からだな。どんとこーい!」
鉄国兵1「で、では王子。失礼して……」
鉄国兵1「――ベリィ様の気苦労を少しは理解してあげてくださいっ!!!」ドゴォ!
バレット「ぐほぉ!?」
ズザザザザザ…
鉄国兵2「お、おい!?」
バレット「いってぇ!? だけど、いい拳だぞ! その調子でもっと打ちこんでこぉい!」ムクリ…
鉄国兵1「わかりましたぁ! 王子の頼みとあれば仕方がありませんんんん!」
鉄国兵2「お前合法的に王子を殴ろうとしていないか!?」アセアセ
……
- 95 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:27:29.78 ID:SDv3MvER0
- 鉄国兵1良い性格してて好きだわ
- 96 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 23:35:56.62 ID:2cnauADv0
- ――
……
イアン「……」ブオン! ブオン!
志願兵達「「」」クタクタ…
鉄国兵1「凄い、流石団長だ……」ハァハァ…
鉄国兵2「これだけの鍛錬を積んで、まだ槍を振るう体力が……」ハァハァ…
ミナ「ん……しょ!」ブオン!
鉄国兵1「……そしてまさかのミナさんも杖の素振りというな」ブル…
鉄国兵2「シスターってそんなに杖を振る職だったかなぁ……?」
イアン(私は、未熟だ。この国を護る盾として、あまりにも未熟だ)
イアン(フリーデシルト様とベリィ様、お二人が望まれるのは武力に頼らぬ鉄国……)
イアン(しかし今、この時ばかりは力が無ければ守りたいものは何も護れない)
イアン(私には、力が必要だ)
ブオン!
イアン(……しかし、今回の戦いでわかったことが一つある)
イアン(龍族……ことあの覇銀龍の強さは別格だった)
イアン(咆哮の一つで、立つことすらままならなかった)
イアン(だが、ジークはそんな相手にも挑んでいった。そればかりか、あのリーチェ様までもが)
イアン(ああ、不甲斐なし。この無駄に丈夫な身体は何のためにある? 私は鉄国のなんだ?)
イアン(龍を相手に、一人の力で挑むことはあまりにも無謀……しかし、頼れる仲間達がいれば倒せない相手ではない)
イアン(……私個人の力では限界がある。私は私の持ち味を生かさねばならない)
イアン(頼れる仲間を、護れるように。身体だけでなく、騎士団の長として怯まぬ強い意志を持たねばならない!)
イアン(この志願兵達も、私の背を追ってくるのだ……たとえ相手がどれだけ強大であろうと、立ち向かう勇気を示すのだ!)
ブオン!
鉄国兵達「「団長……」」
- 97 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/23(水) 23:47:25.07 ID:2cnauADv0
- イアン「――我が誇り高き鉄国騎士達よ!!!」
一同「「!!」」
イアン「――恐れるな! 常に前を見ろ!」
イアン「――心を奮い立たせるのだ! 己が意志を強く持て!」
イアン「――たとえ敵わぬ相手だとしても、決して心を折るな!」
イアン「――深手を負ったとしても、生きることを諦めるな!」
イアン「――龍の攻撃とて、受ければ必ず死ぬわけではない!」
イアン「――私達は、一人で戦うのではない!」
イアン「――仲間と共に戦うのだ!」
イアン「――自分の背には、護るべき仲間が……そして、自分を助けてくれる心強い仲間がいるのだ!」
イアン「――それを忘れずに、進むのだ!」
一同「「はいっ!」」
イアン(今度こそ私は、退かぬ! 屈さぬ! どのような敵が相手であろうと!!!)グッ!
……
――
※イアンのスキルが統合強化&新規取得!※
★『揺るがぬ騎士団長』
自身の耐久値を1増加させ、弱体補正を無効化する
↓
★『不屈の騎士団長』★
戦闘時自軍の耐久値を1増加させ、味方全体に対する弱体補正を全て無効化する
さらに敵スキルによる一定のレベル以下で戦闘不能となる効果も無効化する
★『不退の剛槍』
防御状態時補正+15
敵に自身よりレベルが30以上高い者がいた場合、
さらに常時補正+15を加える
――
- 98 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/23(水) 23:50:27.71 ID:gwh5NCRyO
- これはかなりでかいのでは?
シャリオ咆哮で吹っ飛ばされなくなったってことだよね?
- 99 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 00:03:33.11 ID:gGAe45Iz0
- ――
……
志願兵達「「あ、ありがとうございました……!」」
イアン「うむ。諸君らのこれからの働きに期待しているぞ?」
バレット「ああ。とは言っても、無茶は駄目だからな?」
バレット「あぶねぇ相手には無理して挑まない。籠城だって立派な戦術だからな」
鉄国兵1「ええ。元々我らの戦い方も守りを重視していますからね」
鉄国兵2「今日だけではもだいぶ強くなれた気がします。これでもっと……!」グッ!
ミナ「はい。もっと皆さんをお助けしましょう!」
志願兵達((シスターがあれだけ頑張っているんだ! 負けてられん……!))
イアン「それでは、私はそろそろ戻ろうと思うのだが……」
バレット「ああ、俺はもう少しみんなと鍛えていくよ」
バレット「体力ついた気はするけど、俺の本職はやっぱり狙撃だしな」
バレット「父さんへの報告は俺がやっておくから、イアンもたまにはもっと休んでいいんだぞ?」
イアン「この前休んだばかりですので」
バレット「ああ、楽しかったな。また今度みんなで集まろうぜ!」
ミナ「この前……///」カアァァ…
鉄国兵1「あれ? ミナさん赤いけど大丈夫?」
鉄国兵2「や、やっぱり今になって鍛錬の疲れが出たのでは……」
イアン「何!? しまった、やはりミナには過酷過ぎたか……!」クッ!
ミナ「い、いえそんなことは――」
ヒョイ
ミナ「へ?」
イアン「すまん! ミナを休ませる為にも急いで戻らせてもらう!」ダキアゲ!
ミナ「〜〜〜!?///」
イアン「ではまた後日!」ドドドドドドド!
志願兵1「凄い、人を抱えながら走っても全然ぶれる気配も無い!」
志願兵2「イアン団長、憧れちまうなぁ〜!」
鉄国兵1「……団長って本当に真面目だよな。俺だったらあんなこと絶対できないもん」
鉄国兵2「王子の腹を殴る暴挙はできた癖にな……」
バレット「はっはっはっ! 別にいいっていったろー?」
バレット「……俺も頼りない王子かもしれないけどさ。ちゃんと強くなるから、一緒に頑張ろうぜ!」
一同「「はい!」」
……
――
- 100 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 00:09:52.19 ID:gGAe45Iz0
- ――
……
マリリン「昨日、ミナちゃんが談話室で転がってたんだけど……」
リュノ「何かあったんですかねぇ……?」
ユージーン「こっちではおっさんが妙に嬉しそうな顔をしてたぜ?」
ユージーン「もしかしておっさん本気で……」ゴクリ…
ジーク「ああ、どうやら鉄国騎士団に新たな志願兵がやってきたらしい」
ジーク「生き残りの騎士達と共に得るものが多い鍛錬ができたらしいぞ?」
ユージーン「なんだ、やっぱりおっさんは堅物のままってかー」
リュノ(……ミナさんの様子からして、何かしらはあった感じがしますけどねぇ)
ジーク「さて、今日は……」
――
所持アイテム
『ゾロ目チケット』×3(上限5)
『リアローズハンマー』
『連絡用信号弾』
『鉄鉱石』×4
『地帝の鱗』×1
『風帝の翼膜』×1
※鉄国奪還記念自由行動※3/3 (最終行動)
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
※鉄国奪還により、姫と関係を持つことも可能になりました
:特殊交流
×・ミナとイアンの被害状況調査(教会と志願兵は今日も元気に頑張っています)
×・ベリィ工房(リアローズ鍛冶集中中)
2・鉄国王と公国姫(フリーデシルトと向き合うセレスティア)
3・フリーデシルトと作戦会議(鉄国から盗まれたものと、公国の防衛網)
しばらくしたら多数決コンマ
- 101 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 00:15:25.47 ID:gGAe45Iz0
- それでは
自由行動安価
↓1〜3多数決コンマ
- 102 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:15:28.14 ID:w6ahFs6t0
- 3
- 103 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:15:35.08 ID:VK4B8pLXO
- 1 セレスティア、本調子を取り戻すために特訓
- 104 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:15:40.74 ID:ha2ew5+E0
- 2
- 105 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:15:44.56 ID:SKJ5Tt9tO
- 2
- 106 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:15:51.33 ID:5gUoi8IDO
- 3
- 107 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 00:18:40.62 ID:gGAe45Iz0
- 票が分かれましたが、コンマにより
鉄国王と公国姫(フリーデシルトと向き合うセレスティア)
ですね
次の行動が決まったあたりで今日はここまで
その次はリュノ+マリリンセレスティアのおでかけですが、こちらの案も良さそうなものがあれば緩く募集したいと思います
本日もありがとうございました!
- 108 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:20:29.43 ID:ha2ew5+E0
- 乙
- 109 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:24:01.19 ID:VK4B8pLXO
- おんつ
- 110 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:27:00.64 ID:SKJ5Tt9tO
- おつー
セレスティアはしおれてそうだけどフリーデシルトの対応が気になるところ
- 111 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:27:51.86 ID:t2KxzPmC0
- おつおつ
- 112 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 00:39:24.58 ID:5gUoi8IDO
- 乙です
- 113 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 01:27:51.69 ID:lD1OaTe3O
- そろそろセレスティアの参考絵も見たいけどまだこのスレ覗いてくれてるかなあ
- 114 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 12:07:56.94 ID:PlOGwQxX0
- 団長のスキルで強制排除は防げるようになったぽいけど人数増える分帝龍がレベル上げてくるのまでは防げないのかな?
状況見ながら鍛錬したり今なら倒せそうな水帝を狩るべきか
おでかけ案はオシャレ興味あるわけだしアクセサリーショップとか
- 115 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 18:30:55.59 ID:ha2ew5+E0
- お出かけ案
(略奪等がされてなければ)ベリィの作品が主体の展覧会場
(店があれば)スイーツ店巡り
- 116 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 21:04:22.82 ID:w6ahFs6t0
- 提案というかなんというか、3人(特に姫2人)のお洒落度が上がるといいな……
- 117 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:09:24.14 ID:gGAe45Iz0
- こんばんはー
>>114
その通りです。唐突な大怪我が防げるというのと、龍以外の開幕戦闘不能攻撃の回避が利点となっています
遅くなりましたがゆったり再開。判定まで行けるといいな
- 118 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:10:24.30 ID:gGAe45Iz0
- 鉄国王と公国姫
――
……
セレスティア「その、ジーク様。少しよろしいでしょうか……?」
ジーク「どうしたセレスティア。どこかへ出かけたいのか?」
セレスティア「い、いえ。それはまたの機会に」
セレスティア「……」
セレスティア「もうすぐ、この鉄国を離れるのですよね?」
ジーク「ああ。用意されるという転移陣とリアローズの作るものが完成したらな」
ジーク「そして森国の復興を行い、その次は……」
セレスティア「はい。覚悟はできております」
セレスティア「お母様やアネットのことだけは気がかりではありますが……」
ジーク「追々フリーデシルト王とも今後のことを煮詰めたいところではあるが……」
ジーク「あの王の性格であれば、公国を敵とみなしても無益な殺しはしない筈だ」
セレスティア「……ええ。私も、そのような印象を受けましたの」
セレスティア「だから……」
セレスティア「だから、この鉄国を離れる前に。今の内に」
セレスティア「――フリーデシルト様にも、一度謝っておきたいのです」
ジーク「……それは、戦争に興味を持っていたことでは無く」
セレスティア「それも勿論あります。ですがフリーデシルト様にはそれだけでなく……」
セレスティア「その、私の身勝手な想いで危害を加えようとまで……」
ジーク「それに関しては、黙っていれば知られることもないと思うが」
セレスティア「いえ、駄目です。これも私の犯した過ちの一つですもの」
セレスティア「ですが、私一人で謁見など兵士の方が許してくださるか不安で……」
ジーク「それで、俺に同行してほしいというわけか」
セレスティア「申し訳ありません。お願い、できますでしょうか……?」
ジーク「その覚悟を無碍にするわけにもいかないだろう。俺でよければ、同行しよう」
セレスティア「あ、ありがとうございます!」
……
――
- 119 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:11:26.28 ID:gGAe45Iz0
- ――
……
【鉄国・王の間】
フリーデシルト「やぁやぁ、僕に何か御用かな?」
ジーク「……吹き曝しの部屋で国王が護衛もつけずに一人でいるのはいかがなものでしょう?」
フリーデシルト「いやぁ、それがね? 僕も復興の手伝いしようとしたんだけどさ」
フリーデシルト「なんか、みんなから目を離した隙に居なくなりそうだからここから動くなって……」
フリーデシルト「実際問題、僕への相談事が民から寄せられることも多いから本当に動けないんだけどね?」
フリーデシルト「みんなは各地の復興にまわったり身体を鍛え直したり。対して僕は書類に印を押す仕事ばかり」ポン!
フリーデシルト「文官も減っちゃっててさ。結構これも大変なんだけど……」
フリーデシルト「君達の頼みなら、可能な限り聞き届けるよ?」
ジーク「ありがとうございます。しかし今日は……」
セレスティア「……」スッ…
フリーデシルト「おや、これは珍しいお客さんと言ったところかな?」
セレスティア「……こうして挨拶をさせていただくのは初めてですわね」
セレスティア「私は――」
フリーデシルト「うん。セレスティア公女だろう? 君のことはよく知っているよ」
セレスティア「っ……すみません、ご無礼を」
フリーデシルト「いいっていいって。僕個人としては、君とも仲良くしたいからね」
フリーデシルト「あんまり緊張しないで、らくーにしていいよ?」
セレスティア「し、しかし……」
フリーデシルト「……ベリィに言うと静かに怒られるんだけどさ。堅苦しいの僕苦手なんだよね」
フリーデシルト「だから僕は結構砕けて接しちゃうけど、それでもいいの?」
セレスティア「か、構いません。私の公女としての立場など、あってないようなものですし……」
フリーデシルト「そっかー……」
ジーク(バレットは本当にフリーデシルト王の血が濃いようだな……)
- 120 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:14:26.24 ID:gGAe45Iz0
- フリーデシルト「まあとにかく、君の自由にしていいよ。で、何の用かな?」
セレスティア「……謝って済む問題で無いということは、重々承知しております」
セレスティア「ですが、それでも……」グッ…
セレスティア「今回の戦争の非は、全面的に我が公国にあります」
フリーデシルト「んー、確かにそうなんだろうけどね」
フリーデシルト「君からは、特に何かをされた記憶はないんだよねぇ」
セレスティア「……いいえ。確かに、戦争を仕掛けようと決めたのは父のエルクラッドなのでしょう」
セレスティア「ですが私は……今回の戦争に、全くと言っていい程に興味を持っていなかったのです」
セレスティア「誰が生き、誰が死のうが構わない……ただ、何をするでもなく傍観していたのです」
セレスティア「……その気になれば、戦争を抑止できたかもしれない力を抱えながら」
フリーデシルト「力?」
セレスティア「はい。この王の間に転がっていた巨大な屍……風帝龍はご覧になられたことかと」
フリーデシルト「ああ、あれはびっくりしたねぇ。ここから運び出すのもかなり苦労したけど……」
フリーデシルト「生きて暴れ狂ったであろうあの生き物を相手にした君達の方が、苦労はしたんじゃないかな?」
セレスティア「……私は、あの風帝よりも上位に位置するとある龍と縁があるのです」
セレスティア「もし、私が彼に命じていれば……公国六将も帝龍も半数以上を撃破できていたかもしれないのです」
セレスティア「ワイバーンであれば、群れごと封殺することすらも……」
フリーデシルト「……! はは、それはまた随分と恐ろしい存在のようだね」
フリーデシルト「なるほどなるほど、つまりこういうことか」
フリーデシルト「君はどうしてか圧倒的な戦力を保有している」
フリーデシルト「信じられないことに、それ一つで戦局を変えることができる程の力を持つ存在を」
フリーデシルト「それを持ちながら、戦争に無関心でいた自分が間違っていたと」
セレスティア「……はい」コクリ
セレスティア「そして、それだけではないのです……」
フリーデシルト「おや?」
- 121 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:19:28.09 ID:gGAe45Iz0
- セレスティア「……私は、こうしてフリーデシルト様と直接お話しするのは初めてのことです」
セレスティア「ですが、私はあろうことか……」
セレスティア「私の身勝手な理由で、あなたを害そうと……殺意さえ、持ってしまいました」
セレスティア「今でこそこうしていますが、もし何か一つでも狂っていれば、或いは……」
フリーデシルト「あはは、僕のどの悪評が伝わったのかは聞きたくないところだね……」
セレスティア「い、いえ。悪評などではなく本当に私の……」アセアセ
フリーデシルト「うん、つまりこうか」
フリーデシルト「戦力を保持しながらの傍観に加えて、僕……国王への不敬を越えた殺意を持ってしまったことを、詫びたいと」
セレスティア「は、はい」
フリーデシルト「黙っていれば僕に知られることもなかったのに。随分と変わっているね」
フリーデシルト「わざわざ僕にそれを報告するということは、もう覚悟もできているのかもしれないけど」
フリーデシルト「――君の所業は、国によっては十分な極刑の理由に足るだろう」
セレスティア「……!」
ジーク「……!」
フリーデシルト「この国を滅ぼし、王の命まで狙う。許されない罪だと思ったんだろう?」
フリーデシルト「自分の命を持って償うしかないと、そう決めたんだろう?」
フリーデシルト「――でも残念。僕は君の命を奪うつもりはさらさらないよー?」
セレスティア「え!?」
- 122 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:23:37.86 ID:gGAe45Iz0
- フリーデシルト「そもそもさ、戦争なんてものには近づかないのが一番なんだよ」
フリーデシルト「戦争やってる人間なんて、差はあれどみーんな身勝手なんだからさ」
セレスティア「ど、どういう意味ですか?」
フリーデシルト「考えてごらん? 今回公国は僕らの鉄国を攻めてきただろう?」
セレスティア「は、はい」
フリーデシルト「でも公国に事情はあったのかもしれない。公国にも言い分があるのかもしれない」
フリーデシルト「でも僕達からみれば身勝手な行為だ。とても腹立たしい」
セレスティア「当然です。ですから――」
フリーデシルト「――とってもとっても腹立たしいから、怒りに任せて破壊に特化した兵器を造って報復しよう」
フリーデシルト「――遠距離から公国の地形を変えられる程の砲撃をしてしまおう」
セレスティア「!?」ゾクッ!
フリーデシルト「そう考えて、実行した場合。何もしらない多くの公国民が消し飛ぶ」
フリーデシルト「そして彼らは思うことだろう。鉄国はなんて身勝手で危ない国なんだとね」
セレスティア「……!」
フリーデシルト「ああ、実際にそんなものはそもそも造れないから安心していいよ?」
フリーデシルト「とにかく、戦争なんて何にもいいことがない。互いの報復がいつまでも続く底なし沼だ」
フリーデシルト「それがわかっていながら、僕は公国の兵士をもう何人も撃ち殺している」
フリーデシルト「『この国を守りたいから』『奪われたものは取り戻したいから』っていう僕の想いに従ってね」
フリーデシルト「見る人が見れば、これも身勝手さ。自分の主張を押し通したい人間の我儘なんだよ」
フリーデシルト「大公の考えはわからないけど『公国を豊かにしたいから』だったら……」
フリーデシルト「僕の考えも大公の考えも、根っこの部分は『自分の国の為』だ。然程差がないだろう?」
セレスティア「……それは」
フリーデシルト「戦争に正しいものなんてないんだよ。最初の原因がどちらかに偏っている可能性はある」
フリーデシルト「でも一度始まってしまえば、お互いが加害者であり被害者になるんだ」
フリーデシルト「身勝手な僕は、この国の為にこの後も公国と戦うことをやめるつもりはないけどね」
セレスティア「フリーデシルト様……」
- 123 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:30:32.19 ID:gGAe45Iz0
- フリーデシルト「それに、傍観も悪くない」
セレスティア「え?」
フリーデシルト「いや、そんな凄い戦力抱えてお父さんに素直に従っていたとするよ?」
フリーデシルト「……多分、今頃地図から鉄国が消えている筈だもの」ダラダラ…
セレスティア「あ……」
フリーデシルト「見て見ぬふりは確かに悪いことなのかもしれない」
フリーデシルト「でも少なくとも今回の戦争に関しては『加担してもいない』っていうのは僕らには非常にありがたい話だよ」
フリーデシルト「おっと、また身勝手な意見だったかな?」ハハハ
セレスティア「そ、そのようなことは」アセアセ
フリーデシルト「それに、もし君が仮に戦争を止めようと最初から動いてくれていたとしても……」
フリーデシルト「きっと、この戦争は止められなかった。だから気にする必要はないんだよ」
セレスティア「で、ですが!」
フリーデシルト「……僕はね、公国の考えは嫌いじゃないんだよ?」
セレスティア「え?」
フリーデシルト「使えるものは使う。いいことだと思う。一つのことに固執しすぎないで、色々試してみると新しい発見があるからね」
フリーデシルト「そして僕は、君のお兄さん……クリス君との交流の果てに、もしかしたら使えるかも? そんなことも考えてしまっていた」
フリーデシルト「彼は真面目で視野が広く、信頼できる若者だ。それに地位もある」
フリーデシルト「だから僕は、念の為に僕に公国軍の動きもついでに流してくれるようにお願いしたんだ」
フリーデシルト「……クリス君は快諾してくれた。公国の不穏な動きを、この戦争の前から僕に教えてくれていたんだよ」
セレスティア「そのようなことが……」
フリーデシルト「それでも、こうして鉄国は致命的な損害を被った。クリス君に一切の非はない」
フリーデシルト「ずっと前から、公国内で動いていたクリス君でも止められなかったとなれば……」
フリーデシルト「……悪いのは、彼の厚意に甘えて国の防衛をもっと徹底していなかった僕自身なんだよ」ハァ…
- 124 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/24(木) 23:48:35.24 ID:gGAe45Iz0
- セレスティア「お兄様とフリーデシルト様にそんな関係があっただなんて……」
フリーデシルト「あー、クリス君にも会えたら謝らないとなぁ……」
フリーデシルト「彼、本当に真面目というか……」ウーン…
フリーデシルト「うん、今の君みたいにちょっと色々悩み過ぎちゃう節があるからねぇ」
フリーデシルト「下手をすると、全然悪くないのに自分のせいで鉄国がーとか思っていそうで」
セレスティア「……お兄様なら、ありえるかもしれませんわね」ダラダラ
フリーデシルト「そうそう、セレスティア。君のことについても相談されたこともあったんだよね」
セレスティア「お、お兄様がそんなことまで!?///」
フリーデシルト「うん。妹が年々どこかおかしくなっていく。どうしたらいいんだろうって」
フリーデシルト「それに昔は自分で出歩いていたのに、その機会も減ってなんだか痩せてしまった気もするって」
フリーデシルト「妹は心を落ち着かせる薬湯の勉強をしているのに、私は何の解決策も思いつかなくて情けないって」
セレスティア「お兄様……」
フリーデシルト「僕も彼が困っているのをなんとかしたいとは思ったんだけどね……」
フリーデシルト「一番傍にいるお兄さんのクリス君で原因がわからなければ、離れた場所にいる僕にもわかるわけもなく」ガクリ
セレスティア「も、申し訳ありません。まさか、以前から私がフリーデシルト様の悩みの種にまでなっていたなど」オロオロ
フリーデシルト「いやいや、別にいいんだよ。解決はできなかったけど、彼との話の種の一つにはなっていたわけだし」
フリーデシルト「それに……」
フリーデシルト「君のその反応を見ていればわかるよ」
フリーデシルト「クリス君、そして君自身を悩ませていた『病』は治ったみたいだからね。いい報せじゃないか」
セレスティア「あの、その……」
フリーデシルト「……戦争を傍観していた、僕に殺意を持った。でも今は、それを僕に謝りに来ている」
フリーデシルト「僕に謝罪は必要ないよ。でも、君がその感情を持ったということはとても喜ばしいことだと思う」
フリーデシルト「過去の出来事は変えられないけど、僕らは今を生きているんだから。生きていれば、色々なことができる」
フリーデシルト「僕は悔いている人に死罰は与えない。それは最も楽な逃避でもあるしね」
フリーデシルト「だから、僕がもし君に今から罰を与えるなら……」
フリーデシルト「――これまでを悔い続けるよりも、前を見ること」
フリーデシルト「――これからのことを自分で考えて、自分で答えを出すんだ」
フリーデシルト「――誰かに与えられるんじゃなくて、自分でね」
セレスティア「―――っ、はい……!」ポロポロ…
フリーデシルト「あらら、泣かせるつもりはなかったんだけど……」オロオロ…
フリーデシルト「ジ、ジーク? こういう時ってどうしたらいいのかな?」
ジーク「……自分で考えて、自分で答えを出すのでは?」クスリ
フリーデシルト「手厳しいなぁ!」
……
――
- 125 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 23:49:53.63 ID:0K4Rmor/o
- これが……王、なんだなぁ
- 126 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 23:54:35.29 ID:E3B39yk9O
- フリーデシルト軽い王様と思ってたけどめっちゃ人間できてる……
- 127 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 23:58:13.44 ID:ha2ew5+E0
- 王としても人間としてもかなり出来た人だ
- 128 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/24(木) 23:59:03.72 ID:w6ahFs6t0
- 癖のある人たちが揃いも揃って実は人格者
- 129 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:01:21.90 ID:Zk3OMklDO
- これは大天使リアローズの父親
- 130 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 00:05:09.08 ID:7hdERDwp0
- ――
……
セレスティア「も、申し訳ありません、こんな……」グシ…
フリーデシルト「いや、僕もごめんね? ちょっと突き離しすぎた?」
ジーク「いえ、今のセレスティアには一番相応しい言葉だと思います」
ジーク「もっとも、既に彼女も道は決めているのですが」
フリーデシルト「……そうかい。つまりは」
セレスティア「……はい。私は、今からでもこの戦争を止めたいと思っています」
セレスティア「これ以上の、犠牲が出る前に」
セレスティア「ジーク様達と共に、祖国や父とも戦ってみせましょう」
フリーデシルト「うんうん。それが君の決めたことなら、僕からは何も言わないよ」
フリーデシルト「これは僕の持論だけど、悩むよりは行動あるのみさ」
フリーデシルト「動かなければ、何も変わらない」
フリーデシルト「動けば、変わる。いい時も、悪い時もあるけどね」
フリーデシルト「……」
フリーデシルト「でも、公国と戦うってのは実際大変だろう」
フリーデシルト「思わぬ隙を突かれるかもしれないし、何より未だに戦力がはっきりしない怖さがある」
フリーデシルト「君もクリス君ににて溜め込みやすい様子だし、もうちょっと発散した方がいいんじゃないかな?」
セレスティア「発散、ですか?」
フリーデシルト「そう発散」
フリーデシルト「……蒸し返して悪いけど、僕への殺意って今どのくらい残ってる?」ドキドキ
セレスティア「い、いえ微塵も残っておりません!?」ブンブン!
フリーデシルト「いやぁ、自分でもいくつか思い当たる節があるから困るんだよ」
フリーデシルト「僕って昔も今も結構好き放題してるからさぁ……」
フリーデシルト「無自覚に君に不快な思いさせてたかと思うと、申し訳なくて」
セレスティア(こればかりは言えません……髪が白いからだなんて……)ダラダラ…
フリーデシルト「あ」ピコーン!
フリーデシルト「ちょうどいい発散方法があったよ!」
セレスティア「え、なんでしょうか……?」
フリーデシルト「――僕に打ちこんできなよ!」サァ!
セレスティア「!?」
ジーク「あなたは何を言っているんだ」
- 131 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 00:16:23.28 ID:7hdERDwp0
- フリーデシルト「いや、もしかしたらまだ心の底に殺意残っているかもしれないし……」ドキドキ
フリーデシルト「これから前を見て歩くなら、すっきりさせておきたいとは思わない?」
フリーデシルト「――それに僕、対人戦闘はそれなりに得意なんだ」トン、トン
フリーデシルト「これから公国と戦うなら、戦いは避けられないだろう」
フリーデシルト「一度殺意を持った相手になら、思いっきり全力でぶつかれる筈さ!」
フリーデシルト「……それで全部吐き出して、本当に僕への殺意を無かったことに……」
フリーデシルト「そしてできれば、その殺意の理由に関しては誰にも話さないで貰えると嬉しいかなぁ」ドキドキ
セレスティア「やはり気になさっているではありませんか!? 本当に申し訳ありません!?」
フリーデシルト「大丈夫! これで綺麗さっぱりお互い忘れよう! そうすれば君もクリス君の妹だから僕の友だ!」
フリーデシルト「こっちから攻撃はしないから、さあ!」
セレスティア「……」チラ…
ジーク「……国王自らが求めているんだ。ここは応えても問題はないと思うぞ?」
ジーク(……傭兵の性か、二人の実力を見て見たいという思いもあるが)ウズウズ…
セレスティア「ほ、本当によろしいのですか……?」
フリーデシルト「ああ! どーんと来るんだ! どーんと!」
セレスティア「で、では……」
ジーク「セレスティア、武器ならこれを使うといい」スッ…
訓練用木剣「……」
セレスティア「……何故お持ちなのです?」
ジーク「万が一事情を知らない鉄国兵がセレスティアを襲った時の備えで持って来た」
ジーク「流石に謁見の間に真剣は不味いと思ってな」
フリーデシルト「流石ジーク、用意がいいね! さあセレスティア!」
セレスティア「……!」グッ!
――
特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
- 132 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:16:28.82 ID:wZ3nR9RC0
- はわ
- 133 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:16:38.36 ID:uE2HQbhxO
- あい!
- 134 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 00:21:58.54 ID:7hdERDwp0
- 鉄国王との模擬戦
1セレスティアの調子取り戻し(コンマ1/2+15)
コンマ82
セレスティアレベル56+41+15=112
2奥義覚醒
95>36
※基準値を下回った為★スキル取得ならず
――
判定を取ったあたりで今日はここまで
フリーデシルトに綺麗に吐き出した後は、リュノ達のおでかけとなります
おでかけ先はコンマ判定になるかな? 他にも案があればまだ募集します
また無理に出かけずとも、談話室でだべるなどもありです
本日もありがとうございました!
- 135 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:23:26.52 ID:Zk3OMklDO
- 乙です
- 136 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:27:22.22 ID:wZ3nR9RC0
- おつー
- 137 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:30:20.29 ID:ujy20D4E0
- 乙乙
- 138 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 00:34:46.80 ID:Z0uaurPs0
- おつおつ
- 139 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 01:22:55.97 ID:r88a56jHO
- おつおつ
今のセレスティア見たらクリスとユリーカはどんな反応するか気になる
- 140 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/06/25(金) 19:19:14.70 ID:HnH0sG/h0
- マリリンちゃんも出かけるならどこかで3人の歌唱力も測りたい
- 141 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:00:01.08 ID:7hdERDwp0
- こんばんはー
遅くなりましたが今日もぼちぼち進めて行きます
- 142 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:00:49.42 ID:7hdERDwp0
- ――
セレスティア「ふっ、てい!」シュッ!
フリーデシルト「おっと」ヒラリ
セレスティア「くっ!」バッ!
フリーデシルト「よ!」タン!
セレスティア(あ、当たらない……!)
フリーデシルト「うんうん、僕も少しは勘が戻ってきつつあるかな?」
ジーク(……よく鍛えられている。本来の得物を使わずとも、体捌きが段違いだ)
ジーク(王と王妃が共に穏健派、争いから離れようとする思想でなければ……)
ジーク(さらに苛烈な強さになっていたのだろうか?)
セレスティア「う、打ちこむのではなかったのですか……!?」ハァハァ…
フリーデシルト「うん。僕はかわすだけだからね。頑張って当ててみよう!」
セレスティア「で、でもこれでは……」
フリーデシルト「……セレスティア、実戦で回避しかしてこない敵はいないよ」
セレスティア「!!」
フリーデシルト「僕らが倒した公国兵は、ひたすらに攻めの姿勢だった」
フリーデシルト「攻め続ければ、どこかで防御の綻びが出てくるかもしれない」
フリーデシルト「そうなれば、君の剣も当たるかもしれない」
フリーデシルト「でもその前に、君が先に敵の攻撃を受けて倒れるかもしれない」
フリーデシルト「鈍った僕じゃ、そこまで参考にならないかもしれないけど……」
フリーデシルト「一つ、教えよう。敵に動きを読まれちゃいけない。こっちが読むんだ」
セレスティア「動きを……?」シュッ!
フリーデシルト「そう。どれだけ威力の高い刺突も、直線的な動きは見切りやすい」ヒラリ
ジーク(……実戦経験の差が大きい。セレスティアの双剣は確かに手数に優れているが……)
ジーク(フリーデシルト王は最初から複数人を相手取る鍛錬をしているのだろう)
ジーク(一人の人間の両の手による攻撃であろうと、その動きを見切っている)
ジーク(そして見切りつつ、移動先が攻撃直後のセレスティアの防御不可能な位置)
ジーク(銃を持っていれば、今頃セレスティアは穴だらけにされてしまっているのだろうな……)
ジーク(セレスティアも、それは理解しているだろうが)
セレスティア「はぁ、はぁ……」
セレスティア(フリーデシルト様の動きが速いのは勿論だけれど……)
セレスティア(『力』を失ったこの身体が、こんなにも上手く動いてくれないだなんて……!)
- 143 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:01:54.81 ID:7hdERDwp0
- フリーデシルト「クリス君も武器は双剣だったけど、やっぱり兄妹ってことなのかな?」
フリーデシルト「でも、武器が同じだからって戦い方まで同じでいいというわけでもない」
フリーデシルト「クリス君は腕力が強い。斬撃は掠るだけでもかなりの威力になるだろう」
フリーデシルト「対して君は細身。どうしても腕力では劣ってしまうし武器の形状も違う」
フリーデシルト「細剣の利点は軽めなことと、一点に威力を集中できることだ」
セレスティア「……」フゥ、フゥ…
セレスティア(そう、昔の私は長時間戦うことが苦手だった)
セレスティア(それでもしっかり練習はしているのだと、認められたくて……)
セレスティア(時間をかけなくても済むように、すぐに相手を仕留められるような動きを……)
セレスティア(今の私のあの力に頼らない力量では、実戦で誰かを仕留めることはできない)
セレスティア(――でも、それでいい。私が為すべきことは、ジーク様達のお手伝い)
セレスティア(しっかりと、確実に当てに行くことが大切……!)ギュッ…
フリーデシルト「……!」タン…
セレスティア「そこ――っ!」ギュオ!
フリーデシルト「っと!」
バキィィィン!
セレスティア「……え?」
折れた木剣「……」ボロ…
フリーデシルト「ごめんごめん。ちょっと肝が冷えて思わず動いちゃった……」
セレスティア(あ、あの一瞬で私の剣を蹴りあげたというのですか……!?)
フリーデシルト「約束破っちゃったなぁ……怪我とかしてない?」
セレスティア「いえ、大丈夫です。……武器まで折られてしまっては、私の完敗ですわね」
ジーク「いや、最後の一撃は見事だったと思うぞ。フリーデシルト王も咄嗟に動いた程だからな」
フリーデシルト「うん。武器も鍛えられたものだったら蹴り折れてないだろうしね」
セレスティア「……ありがとうございました」ペコリ
フリーデシルト「いやいや、こちらこそ」
セレスティア(いい鍛錬にはなりましたが、課題も多いです……)
セレスティア(私がこれからすべきこと、目指すべき形は……)
……
――
- 144 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/06/25(金) 23:03:48.81 ID:7hdERDwp0
- ――
……
鉄国兵達「「何をなさっているんですか陛下っ!!!」」
フリーデシルト「いや、これは不可抗力というやつでね?」アセアセ
フリーデシルト「色々悩んでいる感じだったからこう、僕もお手伝いできればいいなって……」
鉄国兵達「「御身を大切に! そしてお仕事も大切に!!!」」
フリーデシルト「わ、わかったってばぁ……」
フリーデシルト「ごめん、これ以上は無理そうだ。また遠慮なく来てくれていいからねー?」
鉄国兵達「「陛下!!!」」
ジーク「……あれだけ動き回れば、何事かと兵もやってくるに決まっているな」
セレスティア「……不思議な方でした」
セレスティア「ですが……少し、救われた気がします」
セレスティア「前を見て……自分で決める」ギュ…
ジーク「ああ。それが、生きるということだ」
セレスティア「はい。まだまだわからないことは多いですけど……」
セレスティア「ジーク様達に救われた大切な命ですもの。精一杯頑張りますわ」ニコリ
ジーク「その意気だ」
セレスティア「それにしても、お兄様が以前から鉄国と内密な関係にあっただなんて……」
ジーク「俺はあまり知らない人物だが、どんな兄なんだ?」
セレスティア「そうですわね……」ウーン…
セレスティア「フリーデシルト様の仰った通り、真面目で悩みやすい兄でしょうか?」
セレスティア「自他共に厳しい面もありますが……優しくも、ありました」
セレスティア「……お兄様にもユリーカにも、しっかり謝らないと」
ジーク「今は森国にいるらしいからな。もうすぐ会えるだろう」
セレスティア(……そう、もうすぐ)
セレスティア(こうして色々考えている今も、時間は流れていますの)
セレスティア(それはつまり、戦争の時間も……)
セレスティア(お兄様達、今の私を見たらなんと言われるのでしょう……?)
……
――
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