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【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい8
- 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:41:13.53 ID:E5yfv3dKO
- キュイ
- 366 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:42:11.38 ID:LKZoyMqFO
- キュイちゃん
オスかメスかわかるかな?
- 367 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:45:19.86 ID:E5yfv3dKO
- やっぱり皆考えることは同じか
- 368 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/23(金) 23:53:46.61 ID:kCDUTQHZ0
- まさかの満場一致
キュイ
――
セレスティア「……いずれはこの幼い龍も、強く逞しくなる筈です」
セレスティア「誰にも負けないような、そして輝かしい未来を約束するような……」
セレスティア「……」
セレスティア(……ご飯をあげたりするときにも、名前を呼びますわよね?)
セレスティア「――この子の名前は『ジー
リュノ「却下です!」
ユリーカ「姉様、流石にそれはジークさんとシャリオさんから怒られそうです!」
リーチェ「名前……意外と難しいですね」
リュノ「偽名を考える時も悩みましたけど、これからずっと呼んでいく名前だと悩みますよねぇ」
リアローズ「すぐに、この子の名前だってわかるようにしないと……」
リアローズ(シェリルみたいに、お人形の名前を借りるわけにはいかない)
リアローズ(この子は、この子なんだから)
一同「「うーん……」」ムムム…
水幼龍「キュイー?」
リアローズ「……決めた! この子は、キュイ!」ビシ!
リュノ「直球!?」
リーチェ「で、でもわかりやすいです!」
ユリーカ「それに呼びやすくて、かわいいです♪」
セレスティア「ええ、悪くないと思います」
リアローズ「よ、よかった。あとはこの子が気にいってくれるといいんだけど……」
リアローズ「……」スッ…
リアローズ「……あなたを、今日からキュイって呼んでいいかな?」
キュイ「キュ? キュイイィィィ♪」パチャパチャ!
リアローズ「これは、喜んでくれているのかな?」ホクホク
リアローズ「……よろしくね、キュイ♪」
キュイ「キュイー!」
……
――
フレーバー判定
↓1コンマ二桁
- 369 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:53:51.96 ID:E5yfv3dKO
- キュア
- 370 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:56:20.90 ID:Dhal11Ux0
- コンマは高いが果たして?
- 371 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:57:38.65 ID:M4ng/4Wj0
- 性別の偶奇判定かな
- 372 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:58:01.75 ID:cWUyZ881O
- 汚い花火にされそう(DB並感)
- 373 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/24(土) 00:05:16.60 ID:a2RQIWxR0
- キュイ性別
奇数:雄
偶数:雌
コンマ96
偶数:雌
――
チャプチャプ…
リュノ「リアローズさん、重くないですか?」
リアローズ「大丈夫、このくらいなら」ヨイショ
キュイ「キュイィ〜……」キョロキョロ
ユリーカ「あれ? キュイちゃんどうしたんでしょう?」
リーチェ「おそらく、入れ物ごとリアローズさんが持ち上げたから……」
リーチェ「高さが変わって、今までみたことのない景色を見ているのかもしれません」
リュノ「まだ子供のようですからね。地上での活動がそもそも少ないのでしょう」
リュノ「ただ懐いてくれたのはいいですけど、これからが大変ですよ?」
リュノ「これから面倒を見てあげなきゃいけないわけですけど……まずは食事」
リュノ「今日は運よくリーチェが沢山釣れたみたいですけど、いつも釣れるとは……」
セレスティア「食事は大丈夫でしょう。シャリオの話では、帝龍はかなり雑食とのことでしたし……」
セレスティア「シャリオも好んでいたのは果実ですが、私のブイヤベースを食べても……いましたし……」
リーチェ「果物なら、用意できそうですね」
リアローズ「うん。でも、まずはジークさんにもキュイを見せないと……」
リアローズ「もし傭兵団ではペット禁止って言われたら、お城の方に連れて行くしかないし……」
セレスティア「流石のジーク様も困惑なさるでしょうね……」
リュノ「釣りをしていたら帝龍釣れましたですからね……」
リュノ「その困惑を吹き飛ばすためにも、本来の目的を達成しましょう!」
リュノ「予想外のものが釣れたとはいえ、お魚も沢山釣れたんです!」
セレスティア「ええ! これでジーク様も……!」
……
――
- 374 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/24(土) 00:09:51.27 ID:a2RQIWxR0
- イベントの途中ですが、今日はここまで
大物を釣って忘れそうですが、ジークにもちゃんと魚を食べさせてあげてこのイベントはおしまいです
なおキュイは幼体+水場でないと本領発揮出来ない為戦力にはなりませんが、とあるイベントで力を貸してくれるかもしれません
そしてこの後はエーテルによるジークとリュノの絵を描くイベントなのですが……
どんな感じの絵を描くかいい案があればお願いします。思いつきませんでした(白目)
あればでいいので、緩く募集します
本日もありがとうございました!
- 375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 00:13:09.07 ID:F+bBbWZ50
- 乙
旅に連れて行かずとも森国の澄んだ川で飼育するとかにして、平和になった後もリアローズが遊びに行く理由の一つにするとかどうだろう
絵の方はわからないな〜
- 376 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 00:14:57.21 ID:XGHTR69IO
- おつおつ
キュイは傭兵団のマスコットになるかそれともリアローズ専属ペットになるかどっちかな
絵は裸婦と裸夫画でお願いします!
エーテルちゃん夜レベル高いし意外とありだと思うんだ
- 377 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 00:21:50.06 ID:zz1fT3IDO
- 乙
キュイはベルゲの所から逃げ出した子かベルゲに捕まる前に産んだ子か(それはそれで相手が気になる)それとも全く別の個体なのかな
絵のイベントはリュノの好感度が100越えするし、一枚の絵におさまるように互いに密着した状態の二人の絵を書くとか?
- 378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 00:25:12.05 ID:I7dmE4cTO
- 乙
皆で食事している光景とか平和な日常風景の絵を推す
- 379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 00:35:12.35 ID:ZZ/VduIy0
- 乙乙
キュイ可愛いくてこれから色々と期待
絵の案は自分も>>378か、ジークとリュノのそれぞれ一番楽しそうな時の瞬間の絵を
- 380 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 00:40:46.96 ID:M9AiT+lNO
- エーテルが読んでた恋愛小説の主人公と恋愛対象がたまたまリュノとジークにそっくりな設定で、このシーンの挿絵を自分で描きたいから手伝って……とかどう?
- 381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 10:31:28.68 ID:n6wDo1xP0
- >>380のいいなぁ
挿絵ならストーリー要所要所のってことで他の案全部盛り込めそうだし
- 382 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:27:03.27 ID:uOaDgLTXO
- こんな構図いいよねって案なら幾つかあるけどそれを説明しちゃうと白けそうで難しい
- 383 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:42:53.59 ID:uOaDgLTXO
- 向き合って見つめ合う、相手の肩を抱きながら手を取って引き寄せる、うっかり押し倒してお互い困惑してる図
この辺好き
- 384 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 18:14:11.64 ID:e8+xZk7E0
- こんばんはー
昨日はすみません、PCが不調により起動すらできない状態でした……
お絵かきイベントは>>380さんの案を主軸にいくつか混ぜられたらと思います
また夜に再開予定ですが、先に判定部分までだけ投下しておきます
- 385 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 18:15:24.97 ID:e8+xZk7E0
- ――
……
【地下拠点・治療室】
ニジマス達「「」」ドン!
イワナ達「「」」ドン!
ジーク「おぉっ……!」ソワソワ
ミリア「お、お魚がこんなに沢山……!」フリフリ!
セレスティア「ジーク様が早く元気になるよう、そしてジーク様の願いを叶える為に、みんなで頑張りましたの」
セレスティア「……まあ、ほとんどはリーチェさんが釣りあげたものなのですが///」
ユリーカ「でも、私とセレスティア姉様も一匹づつ釣り上げました!」
リュノ「私も一匹だけ。初めてやりましたけど、釣りって難しいんですねぇ……」
リーチェ「私は多分、運がよかったんだと思います」
セレスティア「次の機会があれば、その時はもう少し釣ってみせましょう」
ジーク「すまないな……」
ジーク「身体はだいぶ楽になっている。もうしばらくすれば、復帰できるだろう」
ユリーカ「治りかけの時は、無茶はしちゃ駄目なんですよ?」
ジーク「わ、わかっている……」
ジーク「だが、これだけの魚を前にすれば起き上がるのは止む無しだろう?」ムクリ
ジーク「魔法で鮮度を落とさないようにしているようだが、やはり処理は急いだ方がいい」
ジーク「特にエラや内臓は――」
リアローズ「あ、待ってジークさん……!」アセアセ
リアローズ「実は、お魚以外にも凄い子を釣っちゃって……」
ジーク「な、なに?」
リアローズ「その……」スッ…
キュイ「キュイィ?」
リュノ「……多分、水帝龍の幼体です」
リアローズ「名前はキュイにしたんですけど……」
ジーク「」
ミリア「」
……
――
- 386 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 18:16:24.14 ID:e8+xZk7E0
- ――
……
ミリア「こっちは塩焼き、こっちは燻製、そしてこっちは……」ドキドキ…
リアローズ「だ、大丈夫。私の手からは食べてくれたし……」
ミリア「で、では……」ゴクリ…
スッ…
キュイ「キュイー♪」モグモグ
ミリア「や、やった! 食べてくれましたよ!」
ユリーカ「ミリアさん、果物はありますか?」
ミリア「ジークさんのお見舞いならここにありますけど……」チラ…
ジーク「……構わない」
リュノ「で、では今度は私が……」
スッ…
キュイ「キュ? キュィキュィ♪」シャクシャク
セレスティア「林檎は大丈夫のようですね」
リーチェ「見た目に惑わされそうですけど、本当に雑食なのですね……」
リアローズ「そして思ったよりもよく食べる子だね……」
ジーク「……」ジー…
リアローズ「ど、どうかなジークさん……?」ドキドキ
ジーク「……確かに、その様子を見る限りでは人を襲うことも食うこともしないだろう」
ジーク「地帝や風帝のような、恐ろしい気配も感じない」
ジーク「龍とは名ばかりの、愛玩動物に見えないこともない」
リアローズ「……」
ジーク「……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 18:17:14.07 ID:XL6/E+QvO
- あ
- 388 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 22:43:33.53 ID:e8+xZk7E0
- こんばんはー
それでは判定結果から再開していきます
- 389 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 22:44:28.29 ID:e8+xZk7E0
- キュイの処遇(どちらにせよ恩恵はあります)
奇数:森国でお留守番
偶数:傭兵団についてくる
コンマ07
奇数:森国でお留守番
――
ジーク「……セレスティアとシャリオの例があるからな」
ジーク「人と龍が共に在る、ということも否定はしきれん」
ユリーカ「!!」
リアローズ「じゃ、じゃあ……」
ジーク「――だが、俺達に同行させるわけにはいかない」
キュイ「キュ?」
リアローズ「やっぱり、駄目……ですか?」
ジーク「別に世話が無理だから返して来いという話ではないぞ」
ジーク「……リアローズのことだ。世話をすると決めれば、人形と同じくちゃんと可愛がるのだろう」
ジーク「そもそも一国の姫が決めたことを、俺が口出しするのは間違っているとは思うが……」
ジーク「……その龍、キュイはシャリオとは違う。戦う力を持っていない」
ジーク「今の公国軍は、これまで以上に容赦の無い攻撃をしかけてくるだろう」
一同「「……」」
ジーク「俺達が守り抜くことも、翼を持たない水龍ともなれば逃げることも難しい」
ジーク「そして何より、俺達はこのまま進めば……残る帝龍達との戦いは避けられない」
ジーク「同族と俺達が殺し合う姿は……龍とはいえ、幼い子供には酷だろう」
ジーク「子供でも耐えねばならない時はあるが、しなくていいものを無理にする必要は無い」
ジーク「……俺が、そいつも守れるくらいに強ければよかったんだがな。すまないリアローズ」
リアローズ「そ、そんなこと!」ワタワタ
リアローズ「うん。可愛いけど……この子やみんなを守る為。ジークさんが正しいと思います」
キュイ「キュイー……?」
リアローズ「もし、公国に捕まっちゃったら……戦争の駒にも、されちゃうかもしれない」ギュ…
リアローズ「キュイも、戦うよりご飯食べてる方が幸せだよね……?」スッ
キュイ「キュイーン♪」モグモグ
- 390 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 22:45:11.81 ID:e8+xZk7E0
- リュノ「確かに、今の公国に捕まったら何されるかわかったもんじゃありませんね……」ブル…
セレスティア「龍は自分よりも強い者に従う……キュイが帝龍に逆らえず従ってしまう可能性もあるわけですね」
リーチェ「そうなるとこの子が危険でなくとも、連れて行くことはかなり危険なのですね……」
ユリーカ「お留守番、ですか……」ショボン…
ユリーカ「あ、でも私もきっと兄様にそう言われてしまいますし、一緒なら寂しくないよキュイちゃん!」パン!
キュイ「キュキュー?」
ミリア「あ、やっぱり森国にお留守番する感じです?」
リュノ「ちょっと民の目が気になりますけど、それしかないでしょうねぇ」
リーチェ「鉄国は暑いですし、川の状態もわかりませんし……」
リーチェ「森国であれば、元々釣れた場所。住んでも問題ない場所なのは確かですからね」
リュノ「私とリーチェの権限で、なんとか頑張ってみますよ」
ミリア「私もエーテルさんと一緒に……いや、少しづつならしていかないとお互いびっくりしちゃうかな?」
リュノ「それがいいかもしれませんね。お父さんにも会議の後に伝えておきます」
ミリア「食べ物はなんでも大丈夫となると、やっぱり住む場所だけど……」ムムム…
キュイ「キュイー……?」
リアローズ「……」ナデナデ…
キュイ「キュキュ♪」パチャパチャ
ジーク「リアローズには特に懐いているみたいだな……」
リアローズ「ごめんね、キュイ……」ナデナデ…
リアローズ「ジークさんもキュイのことを考えてくれたからこそ、だよ?」
キュイ「キュー……?」
リアローズ「……私、頑張るからね。だから、少しだけ待っていてね……?」ナデナデ…
――
※キュイが森国でのお留守番となりました
※???イベント時、大きな恩恵を受けられます
――
- 391 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 22:46:08.27 ID:e8+xZk7E0
- ミリア「さてさて、キュイちゃんのことは後々考えるとして……」
ジーク「ああ。折角姫達が釣ってきた魚、鮮度がいいうちにいただかねばな」
ミリア「一応、下処理はさっき私が済ませておきましたけど……」
リーチェ「ありがとうございますミリアさん。せめてここからは私達が!」
リュノ「とは言っても、塩焼きの方はただ串を打つだけになりそうですが……」
ジーク「いや、美味い塩焼きを食う時には打ち方にも気をつけた方がいい」ズイ
リアローズ「ジ、ジークさん!? まだ横になっていないと……!」ワタワタ
ジーク「す、すまない。どうにも、はやる気持ちを抑えられないようだ」ソワソワ
ジーク「では簡単に口頭で言うとしよう。難しいことはないからな」
ジーク「串を打つ時はそのままでは駄目だ。森国での串はどんな串だ?」
リュノ「割と一般的ではないでしょうか? 竹串の分類ですけど……」
ジーク「それならば、串は水に浸けておいた方がいい。串が焼け焦げて折れることがあるからな……」
セレスティア「そ、そうなのですか?」
ジーク「ああ……当然そうなれば、魚は見るも無残な姿に成り果てる……」
ジーク「それと串はそのまま打つのではなく、背骨を縫うようにしてくねった打ち方にするんだ」
ジーク「これは想像に容易いと思うが、そのまま打つとやがてそのまま魚が落ちてくるからな……」
ジーク「あとはヒレを焦がさないように飾り塩も忘れずにだな……」
リアローズ「なるほど……」テキパキ
リーチェ「これくらいでしょうか?」テキパキ
リュノ「前に本で読んだかもしれませんけど、ジークさんが傍にいる方がわかりやすくていいですねぇ」テキパキ
ユリーカ「私もお手伝いします! かけすぎると身体に悪いし、お塩はこれくらいでいいかな?」テキパキ
リアローズ「飾り塩は多めにつけるから、もう少し……これくらいかな?」テキパキ
ユリーカ「勉強になります!」ホクホク
セレスティア「……」
セレスティア「…………」
セレスティア「……よく見て聞いて学びましょう……」グッ…
セレスティア(私が言っても泣き言かもしれませんけど、一国の姫という立場でどうして皆さんこんなにお上手なの……)グヌヌ…
……
- 392 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 22:48:01.61 ID:e8+xZk7E0
- ……
【地下拠点・焼き場】
パチパチ…
塩焼き「……」
ジーク「……よし、頃合いだな」
ジーク「折角釣ったんだ。まずは姫達から食べるといい。ミリアも遠慮はするな」
ミリア「ご相伴に与ります……!」キラキラ!
リュノ「け、結構長時間焼くんですね? 待っている間のジークさんの顔も面白かったですけど」
リアローズ「声に出てなくても、我慢我慢って聞こえたね」クスリ
ジーク「し、仕方がないだろう……それよりも、だ」
「「いただきます!」」
セレスティア「お、美味しい……!? ただ塩を振っただけですのに……!?」ハフハフ!
ユリーカ「香ばしいのに、ふっくらしています!」ハフハフ!
リュノ「これは絶妙な……焼き過ぎかと思ったのに全然そんなことありません!」ハフハフ!
リアローズ「火で直接焼いたわけじゃないから、時間がかかるんです。……本当に美味しい」ハフハフ!
リーチェ「自分が釣ったものをこうして美味しく食べる……初めての経験です」
リーチェ「……釣り過ぎた気もしますけど、命に感謝です」ハフハフ!
ミリア「おいしいおいしい……♪ やっぱり新鮮なお魚はいいですねー♪」ハフハフ!
ジーク「ああ、やはりたまらんなこれは……!」ガツガツ!
ジーク「残った魚はやはり全て燻製にしよう。もう何日か楽しめそうだ」ガツガツ!
ジーク「今日は俺の為に、すまなかったな。……ありがとう」
姫達「「いえいえ///」」
- 393 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 22:49:56.98 ID:e8+xZk7E0
- キュイ「キュキュイー……?」チョウダイチョウダイ
リアローズ「え……もしかして、食べたいの?」
リーチェ「や、焼いちゃってますけど大丈夫でしょうか……?」
リーチェ「火傷しないか心配だな……まず、一口だけね?」スッ…
キュイ「キュ!」パク!
キュイ「……キュイイイ♪」パアァァ!
リアローズ「よ、喜んでる! 焼いても大丈夫なんだ……!」
リュノ「龍の生態、面白そうですねぇ」ワクワク
ジーク「そういえばリアローズは、キュイを釣って魚は釣れなかったのか?」
リアローズ「う、うん。だから……」
リアローズ「またいつか、みんなでもう一度……やってみたいな」
姫達「「勿論!」」
リアローズ「えへへ……/// ジークさんとミリアさんもどうかな? 色々教えて貰いたいし」
ミリア「釣りは運もかなり影響しますから御力になれるかはわかりませんが、是非とも!」ピョコピョコ!
ジーク「ああ。俺ものんびり釣り糸を垂らしたのは随分前だからな。楽しみにしておく」
ジーク(姫達が望む、平和な世界。その為にも……)
……
――
- 394 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 22:52:05.35 ID:e8+xZk7E0
- ――『森将エーテルの描きたいもの』――
……
リーチェ「よかった、ジークさん……」ホッ…
ミナ「痕が残ってしまった部分もありますが、傷はこれで治った筈です」
ミナ「本当に凄い回復力でびっくりです……」
リーチェ「そ、そうですね。でも、ジークさんですから」アセアセ
ジーク「その理屈はどうなんだ……しかし、リーチェが無事でよかった」
リーチェ「本当に、ありがとうございます……ジークさんには、幾度となく……」
ジーク「俺もこうしてリーチェやミナに救われている。気にすることはない」
ジーク「それよりも、俺の傷も治ったことだ。そろそろ……」
ミナ「も、もう少しだけお待ちいただけますかジークさん?」アセアセ
ミナ「イアン様もそうなのですが、少しはご自愛ください。経過観察というものも大切で……」
リーチェ「お父様も、ジークさんの容態は把握されていますから、もう少しだけ猶予はあるかと思います」
ジーク「……俺の身体を気遣ってくれるのはありがたいが、しかし連中が悠長なことをするだろうか?」
リーチェ「……あの子達は、地上で保護されたあとにここにやってきました」
リーチェ「つまりまだ、公国にはこの拠点の存在はばれていないということになります」
ミナ「ですので、今はマリリンさん達に森国の兵士の皆さんも加わって厳重警戒が続いているそうです」
ジーク「瀬戸際で食い止める、か」
リーチェ「はい。それと、リアローズさんとイアンさんは一度鉄国に戻られるとのことです」
ジーク「……同様の攻撃を警戒する為か」
ミナ「はい……今の鉄国は、対龍対策が主になっています」
ミナ「あのような恐ろしい攻撃は、誰も想定できていないでしょう……」ブル…
リーチェ「ええ……絶対に、許されません……!」グッ…!
リーチェ「せめて鉄国だけでも、被害を事前に防げれば……」
ジーク「そうだな……そうか、リアローズ達がいないから作戦会議を開けないという面もあるんだな」
リーチェ「はい。鉄国との連携も視野にいれると、まずはフリーデシルト様への報告をしてからの方がいいかと」
ミナ「ですから、ジークさんはゆっくり休んで大丈夫なんですよ?」
ジーク「うーむ……」
ジーク(身体に負担をかけず、しばらく時間を潰せと……何をすべきだ?)
……
――
- 395 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 22:56:23.10 ID:e8+xZk7E0
- ――
……
【森国・エーテルハウス(仮)】
エーテル「……」
エーテル(……ジークさん……怪我、治った……)ホワァ…
エーテル(……リーチェ様も、無事……)
エーテル(……守れなかった……けど……良かった……)
エーテル「……」
エーテル「…………」
エーテル(……でも……もうすぐ、リーチェ様も……リュノ様も……ジークさんも……)
エーテル(……公国に、行っちゃう……)
エーテル(みんなを……守る、ため……)
エーテル(また……大怪我、しちゃう……?)
エーテル「……」ジワァ…
エーテル「……!」ゴシゴシ…
エーテル(私は……守らないと……)
エーテル(カタリナ様……戻ってきた時……安心、できるように……!)
エーテル「……」
エーテル(でも……)
エーテル「…………寂しい」ポツリ
エーテル(……駄目、前……見ないと……)
エーテル(防衛陣形……書き上げて……)
コツン
エーテル「……?」
恋愛小説「……」
エーテル「あ……」
……
――
- 396 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 23:02:53.43 ID:wLKxSrSX0
- そういえば森姫二人は転移護符作成技術等の技能判定するって言ってた気がするけどどのタイミングで挟まるんだろう
- 397 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 23:04:44.79 ID:e8+xZk7E0
- >>396
森国作戦会議中になります
――
……
ジーク「……絵を描く参考に俺を使いたい、だと?」
リュノ「はい。正しくは私とリーチェも対象のようですが、今日は私とジークさんの二人がいいと」
ジーク「……経緯を教えてくれないだろうか?」
リュノ「えっとですね……やっぱり、あの件は森国全体にやっぱり少なくない衝撃と恐怖を与えているんです……」
ジーク「……当然だろうな」
リュノ「私は皆さんほど強くありませんでしたけど……皆さんのおかげで、こうしてなんとか前を向けています」
リュノ「昨日は楽しく美味しい息抜きもできましたしね」
ジーク「ああ、美味かった」
リュノ「ミリアさんも楽しめたようで何よりだったんですけど、やっぱりエーテルさんのことが心配になって……」
リュノ「それで何か彼女にも息抜きになるような休日を用意できればなぁって思って伺ったら……」
ジーク「……俺達を描きたいと?」
リュノ「はい。ジークさんの怪我が治って今は暇にしていると言ったら、そういうことに」
ジーク「……確かに、絵を描かれるだけなら身体にも負担はないだろうけども」
ジーク「リュノはいいのか?」
リュノ「ちょっと気恥ずかしいですけどね。ただ……」
ジーク「ただ?」
リュノ「あのエーテルさんが……結構強めに願望を口に出すって、珍しいんですよ」
リュノ「だから、私が手伝えることであれば出来る限り手伝いたいなって……」
ジーク「それを言われたら、俺も可能な限り応えるしかなくなるだろう……」
ジーク「ただ時間を潰すよりも、エーテルにとって有意義な時間になるというなら、俺も構わない」
リュノ「ありがとうございます。流石ジークさん!」
ジーク「しかし、どうして俺なんだ? それこそリュノとリーチェをあわせて描いてもいいと思うんだが……」
リュノ「なんでも、読んでいる小説の挿絵を自分描きたいそうなんです」
ジーク「なるほど、そういうことか」
リュノ「挿絵ということは、何枚かあるんでしょう。向かうなら早速行きましょう!」
……
――
- 398 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 23:11:33.13 ID:e8+xZk7E0
- ――
……
【エーテルハウス・作業場】
エーテル「い、いらっしゃいませ……」
エーテル「突然……ごめんなさい……」
ジーク「いや、構わない。俺も時間が余っていたところだ」
リュノ「私もです。エーテルさんが楽しい時間を過ごせるっていうなら、どんどん協力しますよ?」
エーテル「ありがとう……ございます」ニコリ
ジーク「小説の挿絵の参考にしたいと聞いたが、着替えた方がいいのか?」
リュノ「あ、確かに。小説の人物の格好に近づけないと挿絵に違和感でてしまいますよね?」
エーテル「……」フルフル
エーテル「これ……」スッ…
リュノ「ほうほう、この小説の挿絵を描きたいと」
リュノ「えっと確かこの小説は……」ウーン…
リュノ「……!?」ハッ!
エーテル「――お姫様と、騎士の……恋愛小説///」ポッ…
ジーク(……エーテルが読むものとしては、意外な感じがするな)
ジーク(いや、確か団長もこの手のものは読んで……んん?)
リュノ「ちょ、ちょっと待ってください? えーと、どんな内容だったかなぁ……」
ジーク「読んだことがあるのかリュノ?」
リュノ「いえ、読んだというか……憶えてないというか……」
エーテル「……くれたの、リュノ様」
ジーク「……記憶に残らない本を渡したのか」
リュノ「い、いえそういうつもりじゃなかったんです!?」
リュノ「ただエーテルさんが恋愛小説にも興味を持っていたんで、何冊か譲渡しただけで……」
リュノ「その、私はいまいち恋愛小説に興味をもてなかったといいますか」アセアセ
ジーク「まあ、俺もその自信はあるが……好む者が多いことは、知っている」
ジーク「エーテルにとっては、いい小説だったということだろう?」
エーテル「……」コクリ
- 399 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 23:21:55.35 ID:e8+xZk7E0
- ジーク「しかし騎士物語なら、イアンとリアローズが適任じゃなかったのか?」
ジーク「あの二人が恋愛関係になるかと言われたら……」
リュノ「それはちょっと、難しそうというか想像つきませんけど」
エーテル「……」フルフル
エーテル「――お姫様、緑色の髪の毛で三つ編み。目は金色」
リュノ「!?」
エーテル「――騎士様、白髪に深紅の目。……身分を隠して、傭兵のふりしてる」
ジーク「!?」
エーテル「――――適材!」ニコリ
リュノ(エーテルさんの笑顔が眩しいけど、そんな人物像だったんだぁ!?)
ジーク(そんな偶然があるのか……)ゴクリ…
エーテル「……だから……」
エーテル「……お願い、します……!」ペコリ
リュノ「……まあ、ちょっと驚きましたけど、ただ描くだけなら問題はありませんよね」
ジーク「ああ。一度引き受けたからには、どんな依頼であっても責任は持つ」
エーテル「……!」パアァア!
エーテル「そ、それじゃあ……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 400 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 23:22:01.07 ID:d4+ztCRVO
- お
- 401 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 23:33:10.26 ID:e8+xZk7E0
- エーテルの一枚あたりの描画所要時間
25>07(神速にして圧倒的なクオリティ。高品質な絵をガンガン描きます)
※エーテル、猛烈なスピードで二人にどんどん要求します
※基準値を下回ったため……?
――
エーテル「ま、まずは……お城から落ち延びたあと……」
ジーク(内容やはりイアンとリアローズが相応しいと思うが……)
リュノ(現実じゃ起こりえない。そう思って小説に書かれたんでしょうけど、現実になるとは……)
エーテル「――森の中……お姫様を守り抜く誓いをたてる騎士」
ジーク「」ゴフ!
エーテル「――それをまっすぐ受け止めるお姫様」
リュノ「!?」
エーテル「――向かい合って、見つめあって……ください///」
ジーク&リュノ「「」」
エーテル「……」ワクワク!
ジーク&リュノ((あ、あんな顔をされては断れない……!))
……
――
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 23:35:22.39 ID:d4+ztCRVO
- 神絵師だった
- 403 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 23:37:26.46 ID:OdQCGe3JO
- ひとりぼっちで沢山描いてきた賜物なのかな……
それはそれで寂しいけど速くて上手いとか最高じゃないか
- 404 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/25(日) 23:56:30.33 ID:e8+xZk7E0
- ――
……
エーテル「……いい♪」カキカキカキカキ!
リュノ「お、お役にたててなによりです///」
ジーク(エーテルの速度が、普段の比ではないほどに機敏だ……)
エーテル「……♪」シャカシャカシャカ!
リュノ「……///」ジー…
ジーク「……///」ジー…
ジーク「これは……動いたら、駄目なんだよな……?」
リュノ「駄目ですよ、動いたら元の位置に戻れる気もしませんし……///」
リュノ(ああぁぁぁぁ……! な、なんですかこの感じは……!?)
リュノ(ジークさんと正面からずーっと見つめあうだなんて、こんな……!)ドキドキ
リュノ(今まで、こんなにじっくりジークさんの顔を見ることなんてなかったですけど……)
リュノ(なるほど、セレスティアさんの印象に残るわけです)
リュノ(夜中でもわかるであろう、綺麗な白い髪……お手入れ、しっかりしていそうです……)
リュノ(それに、深い紅色の瞳が……私を、ずっと……///)
リュノ(ぱっと見は怖さすら感じるのに、しばらく見つめていると……優しさが含まれているのも感じられます///)
リュノ(少しお顔も紅いのは、ジークさんも照れていると思っていいんでしょうか……?)
ジーク(なんだ、この感じは……)
ジーク(思えば、リュノの顔をこうもまじまじと見たのは初めてなのか……)
ジーク(リアローズとも、リーチェとも違う金色の瞳……)
ジーク(だが、これも……綺麗だと、そう思えるな)
ジーク(少し眠たげな……目だけじゃない、全体が柔らかい雰囲気……カタリナの血なんだろうな)
ジーク(リーチェをよく案ずる、優しい姉だ。この柔らかさも、リュノの人となりがあらわれている……)ジッ…
ジーク(……俺には、できない。俺の瞳の色は血の色……)
ジーク(俺は……どう見られているんだろうか……)
エーテル「――できた!」シャッ!
リュノ「え、もう!?」ビク!
リュノ(……もう少し、見ていたかった、ような……)
エーテル「……次、は……」パラパラ…
ジーク&リュノ「「!?」」
- 405 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 00:08:07.98 ID:YllN4VTS0
- エーテル「――お姫様を庇ったら、押し倒してしまったような格好になった場面……!」
ジーク&リュノ「「」」ゴフッ!
ジーク「ま、待てエーテル。それは……」
リュノ「そ、そうですよ。見つめあうだけでも――」
エーテル「――身を挺してお姫様を庇った騎士……リュノ様、前にいいなって……」
リュノ「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?///」パタパタ!
リュノ「そ、それはその、ですねぇ……!?」アセアセ
ジーク「リュノ、無理は――」
エーテル「……」ワクワク
リュノ「くっ……!」ガクリ…
リュノ「わ、わかりました……!///」
ジーク「お、おいリュノ……?」
リュノ「……ジークさん、優しくお願いしますよ?」
ジーク「誤解されかねない言葉を使うな……!」
リュノ「わ、私も恥ずかしいですけど……見てくださいよ、エーテルさんのあの顔」
ジーク「……」チラリ
エーテル「……」ワクワク
リュノ「……口数も増えて、楽しそうなエーテルさんがどれだけ希少だと思います?」
ジーク「くっ……!」
- 406 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 00:21:37.63 ID:YllN4VTS0
- ジーク「…………優しく、だな?」
リュノ「は、はい……」
ジーク「……」
トン…
リュノ「……ふぇ?」トサ…
ジーク「……これで大丈夫か、リュノ?」
リュノ「ひゃ、ひゃい!?///」
リュノ(ジ、ジークさんの顔がまた近い……!///)
リュノ(それにこんな体勢……本当に、ジークさんに迫られているような……///)
リュノ(こ、これもし本当だったら……)ゴクリ…
リュノ(私……逃げられないじゃないですかぁ……///)ドキドキ…
ジーク「……っ///」
ジーク(や、優しく横にした筈なんだが……)
ジーク(どうしたんだリュノ、何故そこまで頬を赤らめる!? 何故そこまで瞳を潤ませる!?)
ジーク(普段のリュノは眠たげながらに快活な印象があったが……)
リュノ「……///」ドキドキ…
ジーク(こ、こんなしおらしい表情も……するのか……///)ドキドキ…
ジーク(……落ち着くんだ。これはエーテルの絵の為であって、今は動かないことに注力するんだ……!)
エーテル「……!!!」シャシャシャシャシャシャ! シュバァ!
リュノ(視界の片隅に、嬉しそうに筆を奔らせるエーテルさん……)
リュノ(正面には、少し呼吸が乱れたジークさん……)
リュノ(あの速度なら、きっとまた次が来る……)
リュノ(こ、今度はどんな場面を描くのでしょう……!?///)ドキドキ!
……
――
- 407 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 00:24:25.53 ID:YllN4VTS0
- イベントの途中ですが、今日はここまで
エーテル戦闘技能以外も軒並み相当なスペックに……
異様な速度でかきあげるので、リュノとジークはもう何枚かモデルをやることになります
本日もありがとうございました!
- 408 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 00:24:52.04 ID:N+GDtOm90
- 乙です
- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 00:29:32.53 ID:Vrz3ITYvO
- おつおつ。神絵師エーテルもリュノもみんな可愛い
意識していなかった人を何かのきっかけで急に意識し始めちゃうのいいよね
- 410 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 01:07:56.58 ID:YZKBWAPDO
- 乙
互いに意識しあうのが良い感じ
しかし姫同士が仲良しだから平和な時は本当に平和だけど、最終的にジークが誰と結ばれるか気になる反面、選ばれず失恋した姫は見たくは無いというジレンマ
正直姫それぞれの結ばれた後の恋人や夫婦としての様子を見たい
- 411 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 06:30:21.56 ID:n5okBuO10
- 乙乙
リアローズとキュイが離れ離れなのは少し残念だけどその後のイベントでの活躍に期待
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 08:00:41.39 ID:Nb+hNv9n0
- ハーレムが一番平和なんだけど、ジークも姫達もそれは否定しそうなんだよなぁ
> その、私はいまいち恋愛小説に興味をもてなかったといいますか
ここからリュノも考え始めると思うとぐっとくるな
- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 08:30:45.07 ID:N+GDtOm90
- というか姫たち仲良すぎて全員諦めちゃいそうなのがな
- 414 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 18:59:58.45 ID:6lC0dGHg0
- エーテルは能力的にも森国防衛ついた方が安心安全なんだよね(妖精爆弾も分身ガードと反射ガードで二発までは耐えられる)
キュイ共々外に出してやりたいけどまずはベルゲどうにかしないとやっぱ危ないか
- 415 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 20:27:09.01 ID:XKegtzH7O
- 森将二人が留まるのはどのルートでも確定で、公国編での補佐って迎撃作戦とかで最終決戦の戦場が森国になった時とかなんじゃないかなと予想してる
- 416 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 22:41:42.43 ID:YllN4VTS0
- こんばんはー
遅くなりましたがゆったり再開です
森国での作戦会議が大きなルート分岐点ではありますね
- 417 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 22:42:47.57 ID:YllN4VTS0
- ――
……
エーテル「……寝込んだ騎士を看病して、手を握りしめながら無事を願うお姫様」
ジーク「今度は俺が横になるのか……さっきと比べたら随分と楽だな」
リュノ「リーチェはジークさんに実際にやってたみたいですよぉ〜?」ウリウリ
ジーク「う……///」
リュノ「まあ、折角ですから私も完治するようにって願いながら握りしめてあげますよ」
ギュ…
リュノ「っ……///」ドキ…
ジーク「……///」
エーテル「……ジークさん、片腕脱力。リュノ様、両手で包み込んで」
ジーク「瀕死の状態ということか……」ダラン…
リュノ「りょ、両手でって……」
ギュゥ…
リュノ(ジ、ジークさんの手大きいですねぇ……///)
リュノ(それに、傷が多くて硬くて……私やリーチェとは全然違う……///)
ジーク(リュノの手も小さくて柔らかいな……)
ジーク(そして、温かい……もう傷は治っている筈なのに、不思議と落ち着けるような……)
エーテル「……♪」カキカキカキ!
リュノ(……ジークさんは、今ここにいる)
リュノ(でも何故でしょう……この手を離したら、どこか遠くへいってしまいそうな……)
リュノ(やだ、なぁ……)ギュッ…
ジーク「……リュノ?」
リュノ「……もう少し我慢してください。絵が描き終わるまでは、このまま……」
……
――
- 418 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 22:43:42.69 ID:YllN4VTS0
- ――
……
エーテル「……お姫様の決意。杖を構えて、騎士との共闘」ワクワク
ジーク「これは一番自然にできそうな気がするな」ジャキン!
リュノ「ええ、演技ではなく今となっては普段の姿になっていますもんねぇ」ブオン!
エーテル「……!」ババババババ!
リュノ「……」
ジーク「……」
リュノ「…………」
ジーク「…………」
リュノ「……この姿勢で杖を掲げ続けるの凄く辛いですぅ!?」プルプル!
ジーク「やはりか。俺も言うべきかどうか悩んだんだが……もう少し、耐えてくれ」
リュノ「はいぃ……」プルプル…
ジーク「……」ジャキン!
リュノ(腕力……だけじゃないですね……)
リュノ(同じ姿勢で重い武器を持ち続けられる持久力もあるんだ……)
リュノ(やっぱり私とは違う、鍛えられた身体なんですねぇ……)
リュノ(……小説の中のお姫様は、勇敢に戦っている)
リュノ(リアローズさんのように、前で)
リュノ(私は……似ているけど、このお姫様のようには戦えない……)ギュッ…!
ジーク「……リュノ、無理はするな」
ジーク「……俺も辛くなってきた」プルプル…
リュノ「ジークさんもですか!?」
エーテル「……!」シャシャシャ!
ジーク「も、もうすぐだ。耐えるぞリュノ……!」プルプル…!
リュノ「はい……!」プルプル…!
……
――
- 419 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 22:44:47.31 ID:YllN4VTS0
- ――
……
エーテル「いっぱい、描けた……!」ホクホク!
ジーク「そ、そうか……」ハァハァ…
リュノ「エーテルさん、描いてて腕が疲れないんでしょうか……?」ハァハァ…
エーテル「……」パラパラ…
エーテル「……もうすぐ、おしまい」
ジーク「延々と続くかと思ったが……小説は、いつか終わりがくるか」フゥ…
リュノ「各場面の抜粋だけでも、色々経験した二人の旅ももうすぐ終わるんですね……」フゥ…
ジーク「敵国を倒し、祖国を奪還……上々な成果だ。この後に挿絵を必要な場面などあるのか?」
リュノ「救国の騎士ともなれば、やっぱり誉れ高い勲章の授与式とかでしょうかね?」
エーテル「次、は……」パラ…
エーテル「……」
エーテル「…………///」ポッ…
リュノ「……んん?」ブル…
リュノ(な、何か嫌な予感が……)
エーテル「――お姫様と騎士の、初夜の場面……///」カアァァ…!
リュノ「ひぎぃっ!?」ビクゥ!
ジーク「そ、それは……!?」ビクッ!
エーテル「あ……ふり、で……大丈夫……」アセアセ
リュノ&ジーク((た、助かった……))ホッ…
エーテル「――服を脱いで見つめあうだけでいいから///」
ジーク「」
リュノ「」
リュノ(私はなんて本をエーテルさんに譲ってしまったんでしょう……?)
リュノ(ふ、服を脱ぐ……?)グルグル…
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
- 420 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:44:53.89 ID:N+GDtOm90
- あ
- 421 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:48:46.67 ID:XKegtzH7O
- 高い
- 422 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 22:58:56.47 ID:YllN4VTS0
- リュノのエーテルへの献身
89>75
※基準値を上回った為、全て脱ぎ捨てます
※追加判定が発生します
――
リュノ「わ、わかりました!? 脱がないと、絵が完成しないんですね!?」グルグル
リュノ「こ、ここまで来たら私も挿絵の入った小説を読みたいですし……」
リュノ「エーテルさんの絵にかける想いに応える為にも、今更服の一枚や二枚がなんですか///」
シュル…
ジーク「お、おいリュノ!? 流石にこの依頼は――」
リュノ「――私は、お酒飲んで全部脱いじゃった女ですよぉ!? 怖くなんてありませんからぁ!///」バッサァ!
ジーク「リュノォォ!?///」
エーテル「……リュノ様の身体、私に似てる……///」
ジーク「エーテル!? どうしてそんなに平然と……!?」
リュノ「……絵を描く上で、裸体は意外と基本だそうですよぉ……?」ユラリ…
ジーク「リュノ、正気になれ。流石にこれはまずい……」ダラダラ…
リュノ「あれあれぇ? 私にだけ脱がせてジークさんは脱いでくれないんですかぁ?」
ジーク「また誤解されかねん言葉を……!」
リュノ「……別に、私の貧相な身体くらい見られても減るもんじゃありませんよ」
リュノ「……ジークさんは、大きな胸の方がお好みのようですし」ボソリ…
ジーク「う……」
リュノ「……ここを乗り切れば、依頼達成です。ジークさんの傭兵精神は、この程度ですか?」
ジーク「くっ……!」ガクリ…
リュノ(ああぁぁぁぁ……! エーテルさんの笑顔のためとはいえ、やっぱり無茶しすぎましたぁぁぁ!///)カアァァァァ!
リュノ(ジークさんに、露出魔とか思われてませんよね……?)ドキドキ…
――
追加特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
- 423 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:00:01.62 ID:X2+/QYKaO
- ほれ
- 424 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:00:12.40 ID:u6JlGhf1o
- んにゃ
- 425 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:02:10.52 ID:WcUyzZGbO
- ムードもへったくれもねえ!
- 426 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 23:14:41.66 ID:YllN4VTS0
- 予期せぬ裸婦(夫)画。惑わされたのはどっち?
1リュノ
コンマ62
2ジーク
コンマ40
62>40
※リュノの方が惑わされたようです
――
パサ…
ジーク「……流石に、下着はつけさせて貰うぞ?///」ホボゼンラ
リュノ「そうですね……///」ホボゼンラ
エーテル「ん……/// ん……!///」コクコク!
エーテル「――上手くはいていないような構図で、ベッドへ……///」ポッ…
ジーク「……リュノ」
リュノ「もう失うものはありませんよ……」
リュノ「で、でも……」
リュノ「……あまり、みないでいただけると嬉しいです///」モジモジ
ジーク「も、勿論だ……!」
ギシ…
リュノ「……///」ドキドキ!
ジーク「……///」ドキドキ!
エーテル「……!!!」フンフンフンフン!
ジーク(……見ては駄目だ見ては駄目だ見ては駄目だ見ては駄目だ)
リュノ(ジークさん……本当に真面目ですねぇ)
リュノ(心ここに在らずといった具合で、遠くを眺めています……)
リュノ(……私のこの身体に、魅力をまるで感じていないだけの気もしますけど)ツルペター!
リュノ(はぁ……私もつい勢いで突っ走っちゃいましたし、これでよかったのかな……)
リュノ(冷静に考えるとジークさんも止めて当然ですよ。これがユージーンさんとかなら、私襲われていたかも……)チラ…
ジーク胸板「……」ムキィ!
リュノ(あ……///)
- 427 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:17:58.81 ID:gHE93FWNO
- リュノはえっちぃなあ
- 428 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 23:34:12.02 ID:YllN4VTS0
- リュノ(ジークさんの身体……すごい……///)
リュノ(痛々しい傷痕だらけですけど……それは、ジークさんが困難を乗り越えてきた証でもある……)
リュノ(何かに抉られたような痕、でもそれ以上に目を惹く鍛えられた身体……///)
リュノ(こ、これは直視し続けたらどうにかなりそう……///)モゾ…
リュノ(ああでも向きを変えれば、やっぱり逞しい腕が……)
リュノ(どこもかしこも、傷だらけの逞しい人……)
リュノ(もし、この人にこのまま押し潰されたら、どうなってしまうのでしょう……?///)
リュノ(さっきの押し倒された構図の比じゃない……もっと、密着した……///)
リュノ(逃げ道なんてどこにもない。腕の中に捕われた獲物……///)
リュノ(……)ゴクリ…
リュノ「ジークさん……」
ジーク「な、なんだ……?」
リュノ「……流石に、あらぬ方向を見過ぎですよ。少しは、私も見て欲しいです……」
ジーク「それは駄目だ……」
リュノ「大丈夫ですよ。だってほら……」シュルリ…
ファサ…
リュノ「私の髪の毛、長いですから。こうすれば、乳首も大事なところも隠せちゃいます……///」ドキドキ!
リュノ「だから……」
リュノ「だから――私も、見てくださいジークさん……」
リュノ「お願い、ですから……」
ジーク「リュ、ノ……」
ジーク「……」
ジーク「……」ファサ…
リュノ「あ……/// 髪、動かしちゃ……///」アセ…
- 429 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:43:02.84 ID:N+GDtOm90
- リュノリュノしてきた
- 430 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/26(月) 23:53:48.32 ID:YllN4VTS0
- ジーク「……綺麗な髪だ」スッ…
リュノ「あ、ありがとうございます……///」
ジーク「――だが、こんな男を惑わすような使い方をするんじゃない」ズイ!
リュノ「ひぅっ!?」ビク!
リュノ(ジ、ジークさんの顔が……!? 身体が……!? ふ、触れちゃ……///)
ジーク「……性に興味を持つことも、生きているならば当然のことだろう」ボソリ…
リュノ(耳元で、ジークさんの声が、息がぁ……!?///)
ジーク「だが不必要に男を惑わせば、癒えぬ傷を負うのは姫の方なんだぞ……?」ボソリ…
ジーク「軽い気持ちで踏み込むな……戻れなくなっても、知らないからな……?」ボソリ…
リュノ「あ……/// あ……///」ゾクゾク…!
ジーク「……俺に見て欲しい、という願いなら……」ソッ…
リュノ「……!」
ジーク「――顔でも、いいだろう?」ジィ…
リュノ「ふあ、あ、ぁっ……///」ドキドキ…!
リュノ(ジークさんの顔が、もっと……!///)ドキドキ…!
リュノ(ふ、触れちゃう……! このままじゃ、唇も……///)
リュノ(全身も触れて、ジークさんに押し潰されちゃう……///)
リュノ(こんな身体で迫られたら、私は……///)ドキドキ!
エーテル「……完成!」シャ!
リュノ(……!)
エーテル「……次が、最後。一番大切な場面……」
リュノ(次……一番、大事……)ドキドキ…
リュノ(私……このままジークさんに……///)ドキドキ!
- 431 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 23:59:02.58 ID:uxvjPj4sO
- 夜レベル高くても知識ばかりで経験ないリュノ可愛い
ジークは経験ありでレベル100だから相当なんだよな……
- 432 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/27(火) 00:10:30.09 ID:WPhC/IXk0
- エーテル「――最後は……幸せな場面。誰もが望むもの……」
リュノ「ジークさん……私……」
ジーク「……」
エーテル「――全ての戦いが終わって、結ばれた二人の平和な時間」
エーテル「――なんでもない平凡な朝食の場面……いつものありふれた日常」
エーテル「――でも、大切な……ずっと続いてほしい時間……」
エーテル「――私が……一番、描きたい場面……」ニコリ
ジーク「……ああ、いい場面だ」
ジーク「……服はもういいな?」
エーテル「……ん」コクリ
エーテル「……裸ご飯……平凡じゃない……」
ジーク「そうだな……」
リュノ「」
リュノ「……」
リュノ「…………」
リュノ「……!!!///」カアアァァァァァ!
リュノ「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!///」ゴロゴロゴロゴロ!
ジーク「!?」ビク!
エーテル「!?」ビク!
ジーク「お、落ち着けリュノ! その髪の守りでも限界がある! これを羽織れ!」バサ!
エーテル「こ、これも……!」バサ!
リュノ「いやあああぁぁぁぁぁぁぁ!/// こ、これは違うんです違うんですぅぅぅぅ///」ゴロゴロ!
ジーク「……これではしばらく描けないな。今の内に朝食……時間的には夜食だが、用意した方がいいか?」
エーテル「お願い……します」ペコリ
……
――
- 433 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/27(火) 00:14:40.20 ID:WPhC/IXk0
- イベント終了間際ですが、今日はここまで
リュノもエーテルも夜レベルは高めですが、本の知識によるところが大きいのです
(フリーデシルトとセレスティアは知識も技能も兼ね備えています)
このイベント後は少し鉄国に場面が代わり判定を取った後、ようやく作戦会議予定です
本日もありがとうございました!
- 434 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:15:13.81 ID:qRFOIJta0
- 乙です
ニヨニヨが止まらない
- 435 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:22:17.87 ID:mzQ/VUTgO
- おつー。ひたすらリュノかわ
もし何かの間違いで女子会で『ジークとあんなことやこんなことしてもらった暴露大会』的なもんがあったら
『お互いほぼ裸でベッドインした(嘘は言ってない)』でリュノ優勝できそう
- 436 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:26:04.57 ID:ywWjA4kaO
- まさかのお泊まりまで!?
- 437 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:44:22.16 ID:TKztq32L0
- 乙
- 438 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:53:06.09 ID:lR3FTXDDO
- 乙
森姫姉妹が(ジークとの親密イベント的な意味で)強い
リアローズとセレスティアは姫達や女子会とかのグループでのイベントが主でジークと二人きりのイベント(特にセレスティア)余り無いから、二人にもこういうイベントいつか出していきたい
- 439 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 00:58:04.90 ID:F3nSKhwH0
- 乙
- 440 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 01:03:35.14 ID:5FPyvk2UO
- 乙乙
リアローズリーチェセレスティアは開始時点で好感度振り切れてたから、惚れているという結果だけが先にあって過程が見れなかったのが残念なんだよなあ……(恋心の自覚云々の描写はあったけども)
やっぱり恋愛ってお互いが惹かれ合うまでの流れが重要だと思うので……
- 441 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 07:15:22.64 ID:evkS0Jy+O
- 姫達の中では一番ジークへの初期好感度が低かった(というかむしろ他が高すぎた)リュノが最初にこうなるとは予想だにしてなかったなぁ
- 442 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 08:16:55.90 ID:F3nSKhwH0
- 両想いに近いけど身分の差で深く踏み込めない恋愛も、初期好感度は低くても交流をを重ねて関係を深めて行く恋愛も、最初は強い片思いに戸惑いながら段々絆されていく恋愛もどれも好き
だからこそ、今更な上>>1の負担が大変なのは重々理解してるけどハーレムの厳しさや今回の絵の参考にした小説の内容見てると、
ヒロインの姫1人につき相手候補1人の疑似的な複数主人公・ヒロイン形式で物語が見たかったと少し思ってしまう
- 443 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 09:10:32.32 ID:aEFWHJJGO
- どうしてもハーレムを狙いたい場合最も障害になってるのは姫達の身分だから、それこそ姫達が『姫』という立場を捨てるしか無いと思われるんよね
(一応後継者として公国はクリス&ユリーカ、鉄国はバレットがいる。森国は……ソウキとカタリナ頑張って)
まぁハーレムじゃなくても姫達には幸せになってもらいたい
ちなみに個人的に姫達以外で結構幸せに、というか報われてほしいキャラはユージーンだったりする
セレスティア浄化展開を公国の説得判定成功で引っ張り出した影の功労者だし
- 444 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 09:46:28.14 ID:Yf1GpVjoO
- 最終的には多数決で結末決めるとは言ってたけど、そこは読者による運命干渉じゃなくて姫たちやジークの意思(コンマ?)で決めて欲しいなあと思う
- 445 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 12:13:55.53 ID:VYZZcY1aO
- セレスティアは公国編に期待
- 446 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 19:04:48.87 ID:+s9bKPtv0
- FE紋章だと、7つくらいあった国が戦争終結後に主人公の国に全部自治権譲渡して大陸統一国家になるんだよね
王女は生き残っていれば村娘になったりシスターになったり失踪(敵騎士に恋して追った?)したり結構自由に動けてる
でもここだと譲渡する国がないから誰かしらは姫の座に残るだろうし、やっぱり難しいな……
- 447 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/27(火) 22:13:29.41 ID:WPhC/IXk0
- もうしわけありません、PCの不調が続いている為本日の更新はおやすみさせていただきます……
割と最近直した筈なのですが……
- 448 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 22:15:09.75 ID:Q2xfLwgKO
- 報告乙です
- 449 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 22:54:09.90 ID:Yo82x4rd0
- 今日も無理そうかな……?
- 450 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:12:10.95 ID:7lNvkhBe0
- こんばんはー
遅くなりましたが、本編ゆっくり再開したいと思います
ファイルの小まめな保存は大切ですね……
- 451 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:13:31.58 ID:7lNvkhBe0
- ――
……
一般的な朝食セット「……」キラキラ!
ジーク「奇妙な気分だが、たまにはこういうものもいいな」
リュノ「……」ゴクリ…
エーテル「……すごい」ゴクリ…
ジーク「別に大したことはしていないぞ?」
ジーク「平凡な朝食の様子を描きたいと言っていたから、それにあわせたつもりなんだが……」
リュノ「いやいや、朝からこれが出てきたら気分上がっちゃうと思いますよ? 実際羞恥心を食欲が上回りましたし……」
エーテル「……いい、匂い」
リュノ「香ばしいパンに瑞々しい彩りサラダ、ぷるんとした目玉焼きにカリっと焼かれたベーコン……」
リュノ「それにとうもろこしのポタージュまで……夜ごはんでも十分お腹一杯になれそうです」
ジーク「一応、食後にフルーツヨーグルトも用意してあるぞ?」
エーテル「……」ホワァ…
エーテル「い、急いで……描かないと……」
ジーク「エーテル、先にこれを食べてからまた作り直すのも手だと思うが」
エーテル「……」フルフル…
エーテル「一番、描きたいもの……この気持ちのまま、描きたい……」
ジーク「そうか……」
ジーク「それなら、エーテルの分はまた後で作っておこう」
リュノ「なんだか申し訳ない気分ですけど、私とジークさんがこの席に座ってご飯食べていればいいんですか?」
エーテル「ん……」コクリ
エーテル「……できれば……幸せそう……楽しそう、に……」
リュノ「い、意外と難しそうです……」
ジーク「だがここまで来たんだ。やれるだけやるとしよう」
……
――
- 452 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:14:27.66 ID:7lNvkhBe0
- ――
……
リュノ「美味しい……簡単だからこそ、料理人の技能の差が如実に出ている気がします」モグモグ
リュノ「やっぱりジークさんの腕前と言いますか、探究心が凄いですよねぇ……」
リュノ「このサラダも、しっかり森国風にしてくれていますし」シャクシャク
ジーク「仕事柄、各地をまわったからな……」モグ…
ジーク「色々と食べて舌で味を覚えたり、安い食材でいかに美味いものを作るかを考えたり……色々あった」
リュノ「いいなぁ……私はこの歳まで、森国というか王都周辺からすらも出たことがなかったんで羨ましいですよ」モグモグ
リュノ「鉄国でいいお店は知れましたけど、ジークさんの知っている各地の味に比べたらまだまだ全然……」
リュノ「それにジークさん達は各地を回ってきたということは、食べ物以外の珍しいものも見てきたのでしょう?」ワクワク!
ジーク「リュノと比べれば、確かに俺の方が見たものは多いのだろうが……」
リュノ「本も面白いですけど、やっぱり直接見聞きする方が楽しいでしょう?」
リュノ「食べながらでいいんで、ちょっと聞かせてくださいよ?」
ジーク「そうだな……」フム…
エーテル「……」カキカキ!
ジーク「――ということがあり、団長が来なければ俺は死んでいたかもしれない」
リュノ「えー? ジークさんがそんな失敗しちゃいますかー?」アハハ!
ジーク「あの頃は俺も子供だったからな……そういえば、その後だが――」
エーテル「……」シャッ! シャッ!
ジーク「――この時に学んだが、あの魚は見た目に惑わされなければ食うにはうってつけだった」
リュノ「う、海にはそんな妙な魚までいるんですか……? 話を聞いている限りかなり怖いんですけど」
ジーク「そうか? それならば森国領で見つけた珍しい生き物――」
エーテル「……!」シュバババババ!
エーテル「――できた!」バッ!
ジーク&リュノ「「!!」」
- 453 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:16:15.19 ID:7lNvkhBe0
- エーテル「……いい出来」ホクホク
リュノ「ちょ、ちょっとだけ見てもいいですか?」ドキドキ
エーテル「……どうぞ」サッ
穏やかな食卓画「……」ジャーン!
リュノ「うわあぁぁ……!」
ジーク「これは、凄いな……」
リュノ「私、笑って……あ!? 髪の毛ちょっと跳ねてる!?」クシクシ
ジーク「転がった時の影響だろう。だが逆に朝らしさはあるんじゃないか?」
リュノ「むむむ……おお、ジークさんの方も見事に笑顔が再現されていますよ?」
ジーク「お、俺はこんな顔をしているか……? 流石にエーテルから何か脚色を……」チラ…
エーテル「……ありのまま」
リュノ「もしかして気づいていません? ジークさんご飯の時は結構表情崩れて笑っていますよ?」
ジーク「く……改めて指摘されるとなんとも言えないな。だが、美味いものを前にすれば誰でも……」ブツブツ…
エーテル「……リュノ様と話している時、も……」
ジーク「そ、そうか……///」
リュノ「な、なんだかそれも恥ずかしいですけど……///」
リュノ「私から一方的にジークさんの経験談聞いてただけなのに……」
エーテル「……私も、楽しかった……」ホワァ…
エーテル「あり、がとう。すごく……自然に、描けた……」
エーテル「この小説の……一番大事なところ……」
エーテル「――そしてこのまま、楽しそうなリュノ様とジークさんの絵でもある……」ギュ…
エーテル「――これで、二人が公国に行っちゃっても……寂しくないの……」ジワァ…
ジーク「エーテル……」
- 454 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:17:47.29 ID:7lNvkhBe0
- リュノ「そうでしたか、それで……」
エーテル「……私、森国を守りたい……」
エーテル「怖いけど……今度こそ……」ブル…
エーテル「リュノ様達には……ついていけない…」
エーテル「だから……絵を、描きたかった……絵なら、一緒にいられる……」
エーテル「この絵を、現実にする為に……私でも、頑張れるかもしれないから……」
エーテル「……大切な、思い出。満足、です……」
ジーク「……この絵は、ありふれた光景を描いたんだろう?」
ジーク「なら、特別なものではない。機会があれば……」
リュノ「いえ、またいつか……今度はもっと大勢で、またエーテルさんに絵を描いて貰いましょう」
エーテル「……!」ジワァ…
ジーク「そうだな。俺達は死なない。生きて、またこんな光景をエーテルに見せよう」
リュノ「私も、目標があった方が頑張れる性格ですからねぇ」
ジーク「絵の中だけに留めない。約束しよう」
エーテル「……あり、がとう……」ゴシ…
エーテル「……」
エーテル「…………///」
エーテル「ジーク、さん……」
ジーク「ん?」
エーテル「……思い出……もう一つ……欲しい……///」
リュノ「んなっ!?///」ガタ!
キュゥー…
エーテル「……ジークさんの、ご飯……食べたい……///」カアァァ!
ジーク「すまない急いで作る!?」バタバタ!
リュノ「エーテルさんすみませんでした!?」バッ!
……
――
- 455 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:20:58.51 ID:7lNvkhBe0
- ――
……
エーテル「……お休み、なさい……」フリフリ…
リュノ「お休みなさいエーテルさん」
ジーク「……リュノ、一人で戻れるか?」
ジーク「俺はやはり、さっきの食器を洗ってから戻ろうと思う」
エーテル「……///」
リュノ「ふふ、エーテルさんも美味しそうに食べていましたからねぇ」ニヤニヤ
リュノ「いっそのこと、今度は私達でエーテルさんの色々な姿を描くのも面白いかも?」
エーテル「!?」ワタワタ!
ジーク「あまり負担になることは避けるべきだと思うが……」
リュノ「冗談ですよぉ。……今はね?」
リュノ「でも実際問題、平和が戻ってくれば……エーテルさんも、みんなも……」
リュノ「きっと、描き残しておきたいと思うほどに笑ってくれると思うんです」
エーテル「リュノ様……」
リュノ「それじゃあ、改めてお疲れ様でした。お休みなさーい」
……
タッタッタッ…
リュノ「……」
リュノ「…………///」
リュノ「うぅぅぅ〜〜〜〜……!///」パタパタ!
リュノ(な、なんとか誤魔化せましたよね……?)
リュノ(あの二人の前で、この顔を見せるわけにはいきません……///)
- 456 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:22:13.34 ID:7lNvkhBe0
- ――リュノ、好感度100突破――
リュノ(……エーテルさんの楽しい思い出作りには成功しました)
リュノ(でも、その代わりに……)
リュノ(私のこの感情は……///)
リュノ(……あのまま、少しでも私が身体を浮かせたら……)
リュノ(私の身体と、ジークさんの身体は……)
リュノ(思い返すだけで、顔を身体が熱くなります……///)
リュノ(……まったく、私は何を考えているんだか)
特殊判定
↓1〜2コンマ二桁
- 457 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:22:29.75 ID:Yo82x4rd0
- あいさ
- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:22:41.79 ID:zh40rWrzO
- はい
- 459 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:23:02.77 ID:3yWYkVgCO
- てい
- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:23:59.78 ID:zh40rWrzO
- ぬわー下の人に譲ればよかった…
- 461 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:33:22.95 ID:7lNvkhBe0
- 好感度100突破ボーナス
1スキル覚醒
コンマ75
失敗……
※以後個別鍛錬、イベント時などのボーナスでゾロ目時、再取得のチャンス発生
2レベルアップ
コンマ79
リュノ:レベル170+9=179
――
リュノ(……ずるいなぁ……)
リュノ(ジークさんが森国に来てから、私は初めてのことばかり経験して……)
リュノ(あ、あんなに私をドキドキさせて……///)
リュノ(でも、ジークさんは慣れた感じの……本当に、大人で……)
リュノ「……」ハァ…
リュノ(……私の身体が、リーチェやリアローズさんくらい育っていればジークさんもドキドキしたのかな……?)
リュノ(……駄目駄目、こんなこと考えちゃ!)ブンブン!
リュノ(リーチェにリアローズさん、それにセレスティアさんもいるんです……私の入る余地なんて……)
リュノ(私のこのすらっとした身体の良さがわかる人を探した方が、ずっと得策ですよね。うん)
リュノ「……」
リュノ(――それでも、ジークさんとのお喋りを楽しむくらいは……許されますよね……?)
リュノ(――もっと、色々話したいな……)
……
――
- 462 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 23:37:59.24 ID:3yWYkVgCO
- こっからよつどもえ、でもそれぞれがそれぞれに負い目や引け目あって遠慮するという大変な構図か……
- 463 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:44:54.91 ID:7lNvkhBe0
- ――
……
【拠点・治療室】
ジーク(まだここを使っていていいのだろうか?)
ジーク(一人落ち着ける個室という面では、重宝するとは言えるが……)
ジーク「……」
ジーク「…………っ」ムラムラァ…
ジーク「――っおぉ!」ブオン!
ジーク「はぁ、はぁ……寝る前に、素振りしておいた方がいいか……」
ジーク(まさか絵を描くうえで、リュノとあんな格好になる羽目になるとは……)
ジーク(……胸は無かったが、透き通るような肌……)
ジーク(それに、あの艶やかな髪の毛で覆い隠された身体が……余計に……)ゴクリ…
ジーク「ふんっ!」ブオン!
ジーク(俺は何を考えているんだ……!)
ジーク(……一応は怪我人という扱いの俺が、まさかここで一人処理するわけにもいかないだろう)
ジーク(何よりエーテルから聞いた、広範囲の索敵魔法の存在……)
ジーク(もし、誰がどこで何をしているのかさえわかる魔法にさえ昇華可能だとすれば……)
ジーク(……とてもではないが醜態を晒せん)ブルブル…
ジーク(エーテル達からは侮蔑の視線を浴び、いずれ団長に素手で去勢される羽目になる……)
- 464 : ◆gEU9La026k [saga]:2021/07/28(水) 23:53:27.32 ID:7lNvkhBe0
- ジーク(……雑念を払え。これまでも、耐えてこれただろう……)
ジーク(リュノはあくまで、エーテルの為に動いていたんだ……)
ジーク(……)
ジーク(……髪、リーチェとは違う甘い匂いがしたな……)
ジーク「――弛んでるぞ、俺っ!」ブオンブオン!
ジーク(このままでは、一晩中素振りをする羽目になりそうだ……)
ジーク(横になれば、睡魔が襲ってくるだろうか……)
ジーク(……そういえば、先日も急に柔らかいものに包まれてゆっくり眠れたような?)
ジーク(あの感じは……リーチェ……?)
チャリ…
ジーク「……ん?」
ジーク(リーチェの蝶羽のお守り……色が濃くなっているような……?)
ジーク「……寝よう。今俺がすべきことは、いちはやく復帰することだ……)モゾモゾ…
――
※双姫のお守りのリーチェ部分が強化!
★『双姫のお守り・癒』★
敗北判定時、一度だけ発動
敵の全ての攻撃を確定停止させ、耐久値2の状態で復活する
発動後、判定表そのものに+10の補正を得る
さらに単独戦闘時、負傷判定を一段階緩和させる
このスキルを持つ者は死亡判定が発生しない
――
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